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JP3476121B2 - 情報検出装置および情報検出方法 - Google Patents
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JP3476121B2 - 情報検出装置および情報検出方法 - Google Patents

情報検出装置および情報検出方法

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JP3476121B2
JP3476121B2 JP23138198A JP23138198A JP3476121B2 JP 3476121 B2 JP3476121 B2 JP 3476121B2 JP 23138198 A JP23138198 A JP 23138198A JP 23138198 A JP23138198 A JP 23138198A JP 3476121 B2 JP3476121 B2 JP 3476121B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報検出装置およ
び情報検出方法に関し、特に、画像に埋め込まれた付加
情報を有する画像を処理する情報検出装置および情報検
出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特定の画像データ(静止画像あるいは動
画像シーケンス)に対して、それに付加する情報を画像
データ中に付加し、再生時にその付加情報を検出して利
用する技術がある。この代表的な例として、著作権情報
の付加が挙げられる。
【0003】不特定の利用者が特定の画像データを利用
することが可能である場合、その画像に対して著作権を
持つ者が、その権利を主張するためには、あらかじめ著
作権情報を画像データ中に付加しておく必要がある。著
作権情報を付加することにより、画像の再生装置あるい
は再生方法の処理手順の中で、その画像データを表示不
可とすべき著作権情報が検出された場合には、その画像
データの表示を行わない等の対策を講じることが可能と
なる。
【0004】上述の著作権情報の付加、あるいは検出
は、現在、ビデオテープの不正コピー防止等でよく利用
されている。近頃は、ビデオテープのレンタルを行う店
も多いが、多くの利用者が、店から低価格で借りたビデ
オテープを不正にコピーして楽しんだ場合、そのビデオ
テープの著作権を持つ者およびビデオテープのレンタル
を行う店の損害は甚大である。
【0005】ビデオテープには、画像データがアナログ
的に記録されているため、コピーを行なった場合に画質
が劣化する。そのため、コピーが複数回繰り返された場
合、元々保持されていた画質を維持することは非常に困
難となる。
【0006】これに対し、最近普及しつつあるデジタル
的に画像データを記録し、再生する機器等においては、
不正コピーによる損害はさらに大きなものとなる。それ
は、画像データをデジタル的に扱う機器では、原理的に
コピーによって画質が劣化することがないためである。
そのため、デジタル的に処理を行う機器における不正コ
ピー防止は、アナログの装置の場合と比べてはるかに重
要である。
【0007】画像データに付加する情報をその画像デー
タ中に付加する方法は、主に2通りある。
【0008】第1の方法は、画像データの補助部分に付
加する方法である。例えばビデオテープでは、図11に
示したように、その画像データの補助的情報が、表示画
面1には実質的に表示されない画面上部(補助部分)2
に記録されている。この領域の一部を利用して、付加情
報を付加することが可能である。
【0009】第2の方法は、画像データの主要部分(実
質的に表示される部分)に付加する方法である。これ
は、図12に示したように、ある特定のパターン(ウォ
ータマーク(Water Mark)パターン)(図12では、パ
ーソナルコンピュータの画像WM)を、視覚的に感知で
きない程度に、画像の全体あるいは一部に付加するもの
である。この具体例として、乱数やM系列等を用いて発
生させた鍵パターンを利用して、情報の付加あるいは検
出を行うスペクトラム拡散等がある。
【0010】以下では、ウォータマークパターンを用い
た場合の画像データの主要部分への付加情報の付加ある
いは検出の一例を述べる。図13乃至図16にこの具体
例を示した。
【0011】各画素について、プラスまたはマイナスの
2つのシンボルのいずれかを取る、図13に示されるよ
うな、4n×4n個の画素に対応するウォータマークパ
ターンを用いると仮定する。ウォータマークパターン
は、2つのシンボルのいずれかをランダムに取る方が望
ましく、その領域の形状、大きさは任意で構わない。
【0012】付加情報を付加する際には、付加を行う対
象となる画像上で、ウォータマークパターンの領域と等
しい大きさの領域を設定する。設定された領域とウォー
タマークパターンを重ねて照らし合わせ、プラスのシン
ボルが対応する画素には値aを加算し、マイナスのシン
ボルが対応する画素からは値bを減算する。a,b共
に、任意の値で構わないが、そのウォータマークパター
ンを通じて一定にするべきである。
【0013】図14乃至図16の例では、a=1,b=
1に設定しており、図14に示すように、付加を行う対
象となる領域の画素値が全て100の場合には、ウォー
タマークパターンに対応する埋め込み操作により、プラ
スの領域では画素値が101とされ、マイナス領域では
画素値がとされる。
【0014】付加情報を検出する際には、検出を行う対
象となる画像上で、ウォータマークパターンの領域と等
しい大きさの領域を設定する。この領域の画素値の全て
を合計した値が評価値として用いられる。画素値の全て
を合計する際には、設定された領域とウォータマークパ
ターンを重ねて照らし合わせ、プラスのシンボルが対応
する画素については加算、マイナスのシンボルが対応す
る画素については減算を適用する。図15の例では、画
素値101の画素が加算されて、値101×2n×4n
が得られ、画素値99の画素が減算されて、値(−99
×2n×4n)が得られ、それらの演算結果が加算され
て、値2×2n×4nが得られる。この時、付加情報を
付加する際に用いたウォータマークパターンと同じパタ
ーンを用いなければ、付加情報を正しく検出することは
できない。このような検出操作により、例えば図15に
示すように、付加情報が付加されている場合の評価値は
(4n)^2(領域に含まれる画素数の数と同じ)にな
り、図16に示すように、付加情報が付加されていない
場合の評価値は0(=100×4n×2n−100×4
n×2n)となる。
【0015】ウォータマークパターンの領域が充分に広
く、かつウォータマークパターンが充分にランダムであ
る場合、付加情報が付加されていない場合の評価値は常
にほぼ0となる。そのため、評価値がある一定の閾値を
超えた場合には、付加情報が付加されていると判別する
ことができる。上記の手順により、1ビットの付加情報
を付加することが可能となる。より多くの情報を付加し
たい場合には、画像全体をk個の領域に分けて、それぞ
れ上記の操作を行う等の処理方法により、2^k通り
(kビット)の情報を付加することができる。
【0016】ウォータマークパターンは、例えばM系列
を用いて生成したものを利用することができる。M系列
(最長符号系列)は、0と1の2値のシンボルからなる
数列で、0と1の統計的分布は一定であり、符号相関は
原点で1、その他では符号長に反比例するものである。
もちろん、M系列以外の方法でウォータマークパターン
を生成しても構わない。
【0017】ところで、画像をデジタル信号で記録し、
再生する場合、そのままでは非常に情報量が多いため、
画像は、圧縮されるのが一般的である。画像を圧縮する
方法として、カラー静止画像符号化方式であるJPEG(Joi
nt Photographic Experts Group)、あるいはカラー動画
像符号化方式であるMPEG(Moving Picture Experts Grou
p)等の高能率符号化方式が、国際的に標準化され、実用
化に至っている。これらの高能率符号化方式によって圧
縮されたデータは、ビットストリームデータ、あるいは
単にビットストリームと称される。また、対比する表現
として、圧縮する前の画像、および復号した後の画像
は、ベースバンド画像、あるいは単にベースバンドと称
される。
【0018】ウォータマークパターンが付加されたベー
スバンド画像が、そのままベースバンドで配布されて
も、またはJPEG,MPEGなどの高能率符号化を行なった後
のビットストリームとして配布されても、どちらの場合
でも、簡単にウォータマークパターンが検出できれば好
都合である。
【0019】これを実現する方法として、本出願人は、
特願平9−252819号にて、ウォータマークパター
ンをビットストリーム中のDC(Direct Current:直流)
成分から検出できるように付加する方式を提案してい
る。この方式では、8×8画素のDCT(Discrete Cosine
Transformation:離散コサイン変換)ブロックなどの
符号化ブロックのDC成分に反映されるようにウォータマ
ークパターンがベースバンド画像に付加される。前述の
ウォータマークパターンの付加の説明における付加単位
である「画素」を、「符号化ブロックのDC成分」に置き
換えれば、ウォータマークパターンの符号化ブロックの
DC成分への付加が可能になる。
【0020】このようなウォータマークパターンが付加
された画像は、ベースバンド画像のまま配布されても、
MPEGなどで高能率符号化されたビットストリームとして
配布されても、容易にウォータマークパターンが検出さ
れる。すなわち、ベースバンドの画像からの検出の場
合、その符号化ブロックに相当する領域毎に画素値の平
均値を求め、求められた平均値とウォータマークパター
ンの相関をとればウォータマークパターンが検出され
る。ビットストリームからの検出の場合、ビットストリ
ームを走査してその符号化ブロック毎のDC成分の値を復
号し、DC成分の値とウォータマークパターンとの相関を
とればウォータマークパターンが検出される。
【0021】また、MPEG2のような符号化方式では、フ
レームモードとフィールドモードの2つのモードのDCT
が適応的に使用される。図17は、フレームDCTを行な
うブロックを示す。フレームDCTを行なうとき、図17
(A)に示される16×16画素のマクロブロック11
は、図17(B)に示されるトップフィールドおよびボ
トムフィールドが交互に配置される8×8画素のフレー
ムモードブロック12乃至15に分割される。他方、フ
ィールドDCTを行なうとき、図18(A)に示される1
6×16画素のマクロブロック11は、図18(B)に
示されるトップフィールドから構成されるフィールドモ
ードブロック21および22、並びにボトムフィールド
から構成される8×8画素のフィールドモードブロック
23および24に分割される。
【0022】図17および図18で表されるように、フ
レームモードブロック12乃至15、またはフィールド
モードブロック21乃至24の占める画素の範囲は異な
る。そこで縦に2つのDCTブロックを合わせた8×16
画素の領域を1つの単位としてそのDC成分にウォータマ
ークパターンを付加する。これにより、フレームとフィ
ールドのどちらのモードでDCTが行なわれた場合でも、
その2つのブロックのDC成分を復号して平均することに
より8×16画素の領域のDC成分を計算し、ウォータマ
ークパターンの検出ができる。
【0023】ところで、図19に示されるように、画像
のアスペクト比(画像の大きさの横と縦の比)は、通
常、NTSC(National Television Systems Committee)方
式のビデオの画像26(図19(A))は4:3である
が、映画などの画像27(図19(B))は、横長で1
6:9となっている。このようにビデオと映画によって
アスペクト比が異なるため、映画の画像をビデオに記録
する方法として、主に次の2つの方法が使用されてい
る。
【0024】第1の方法は、図20(A)に示される映
画などの画像27を、図20(C)に示されるように、
ビデオの画像の上下を余らせ、中央部分の16:9の領
域に画像27を表示する方法である。上下に余った部分
は、通常、黒で埋められる。この表示方法は、レターボ
ックス(letter box)表示と称され、その画像はレター
ボックス画像29と称される。
【0025】第2の方法は、図20(B)に示されるよ
うに、画像27を、横方向に3/4倍に縮小してビデオ
画像の全域(4:3の領域)に表示する方法である。ビ
デオ画像27は横方向に縮められ、この表示方法はスク
イズ(squeeze)表示と称され、その画像はスクイズ画
像28と称される。
【0026】スクイズ画像28からレターボックス画像
29への変換は、レターボックス変換と称される。レタ
ーボックス変換は、図20(A)および図20(B)で
示されるように、スクイズ画像28を縦方向に3/4倍
に縮小する変換である。スクイズ画像28は、横方向に
縮められており、画像上に表現される物体は、実際より
も細く表現される。このため、画像を観賞するとき、ス
クイズ画像28は、このレターボックス変換される。レ
ターボックス画像29は、そのまま表示すれば観賞でき
る利点を有する。一方、スクイズ画像28は、ビデオの
画枠の縦方向の解像度が有効に使われている分、画質が
よいという利点を有する。これに対し、レターボックス
画像29は、上下に有効に使われていない画素がある
為、スクイズ画像28に比較し、画質は劣る。
【0027】映画の画像は、ビデオに記録するとき、画
質のよいスクイズ画像28で記録することが多い。MPEG
などで符号化するとき、映画の画像から作成されたスク
イズ画像28は、そのままスクイズ画像28として符号
化することも、復号後にそのまま表示して観賞できるよ
うにレターボックス変換を行なってレターボックス画像
29として符号化することもある。
【0028】ここで、ウォータマークパターンが付加さ
れて、記録されたスクイズ画像28は、スクイズ画像2
8として符号化されたときも、レターボックス変換が行
なわれた後で、レターボックス画像29として符号化さ
れたときも、ビットストリームからウォータマークパタ
ーンを検出できれば取り扱いが容易である。
【0029】従来、図21に表されるウォータマークパ
ターンを利用した、符号化装置31および復号装置32
からなる、不正利用防止システムが実現されている。符
号化装置31は、レターボックス画像29であるベース
バンド画像が入力される。ウォータマークパターンを付
加する必要がないとき、入力されたベースバンド画像
は、切替部43を介して、符号化部44に供給される。
ウォータマークパターンを付加する必要があるとき、ベ
ースバンド画像は、ウォータマークパターン付加部41
に入力されてウォータマークパターンが付加される。レ
ターボックス変換されないとき、ウォータマークパター
ンが付加されたベースバンド画像は、切替部43を介し
て、そのまま符号化部44に送られる。レターボックス
変換されるとき、ウォータマークパターンが付加された
ベースバンド画像は、縦方向の縮小フィルタであるレタ
ーボックス変換部42でレターボックス変換され、切替
部43を介して、符号化部44に供給される。符号化部
44は、入力されたベースバンド画像を符号化し、得ら
れたビットストリームを出力する。符号化装置31から
出力されたビットストリームは、所定の伝送経路を介し
て、復号装置32に供給される。
【0030】復号装置32のウォータマークパターン検
出部52は、符号化装置31から出力されたビットスト
リームを受けとり、ビットストリームの画像に付加され
ているウォータマークパターンから情報を検出し、検出
された情報に基づいた信号を出力制御部51に出力す
る。出力制御部51は、ウォータマークパターン検出部
52からの信号に基づき、復号部53への符号化装置3
1から供給されたビットストリームの供給を制御する。
復号部53は、入力されたビットストリームを復号し、
ベースバンド画像を出力する。
【0031】以下では、図21に表されるウォータマー
クパターンを利用した、符号化装置31および復号装置
32からなる、不正利用防止システムにおいて行なわれ
る処理についてより詳細に説明する。
【0032】図22(A)に示されるように、スクイズ
画像28においてウォータマークパターンがそのDC係数
に付加される付加ブロック61−1乃至61−nは、図
22(B)に示されるように、レターボックス変換され
た後のレターボックス画像29において縦方向に3/4
に潰れた領域62−1乃至62−nになる。そのため、
レターボックス画像29の付加ブロックは、スクイズ画
像28の付加ブロック61−1乃至61−nとずれ、ス
クイズ画像28の付加ブロック61−1乃至61−nの
DC係数に付加したウォータマークパターンは、レターボ
ックス画像29の付加ブロックのDC係数に直接反映さ
れない。そこでレターボックス変換を行なう前に符号化
を行なった場合、ビットストリームからウォータマーク
パターンを検出できるスクイズ画像28用のウォータマ
ークパターンと、レターボックス変換を行なった後に符
号化を行なった場合、ビットストリームからウォータマ
ークパターンを検出できるレターボックス画像用のウォ
ータマークパターンの双方を、ベースバンドの画像に付
加することが考えられていた。
【0033】スクイズ画像28用のウォータマークパタ
ーンの付加ブロック61−1乃至61−nは、図22
(A)に示されるように、通常のウォータマークパター
ンの付加ブロックと同じ8×16画素の領域である。こ
れに対して、図23(A)に示されるように、レターボ
ックス画像29用のウォータマークパターンの付加ブロ
ック71−1乃至71−nは、8×21.333...(=16×4
/3)画素から構成される。付加ブロック71−1乃至7
1−nは、レターボックス変換された後、図23(B)
の8×16画素のブロック72−1乃至72−nとな
る。
【0034】 図21の従来の不正利用防止システムで
行なわれる処理は、この2つのウォータマークパターン
を付加する処理であり、図24および25の両方の処理
を逐次に行なったものである。なお、付加の処理の順番
は、どちらが先であっても構わない。
【0035】図24は、通常の(スクイズ画像28用
の)ウォータマークパターンを付加する処理を説明する
フローチャートである。まず、ステップS11におい
て、ウォータマークパターン付加部41は、ウォータマ
ークパターンを設定するとともに、付加量a,bの設定を
行なう。ステップS12において、ウォータマークパタ
ーン付加部41は、通常のウォータマークパターン付加
ブロックに対応する8×16画素のブロックを1つ読み
込む。ステップS13において、ウォータマークパター
ン付加部41は、そのブロックがウォータマークパター
ンを付加すべきブロックであるか否かを判定し、そのブ
ロックがウォータマークパターンを付加すべきブロック
であると判定された場合、ステップS14に進む。
【0036】ステップS14において、ウォータマーク
パターン付加部41は、読み込んだブロックが加算する
ブロックであるか否かを判定し、読み込んだブロックが
加算するブロックであると判定された場合、ステップS
15に進み、ブロックのDC値にaを加算し、ステップ
S17に進む。ステップS14において、読み込んだブ
ロックがウォータマークを減算するブロックであると判
定された場合、ステップS16に進み、ウォータマーク
パターン付加部41は、読み込んだブロックのDC値か
らbだけ減算し、ステップS17に進む。ステップS1
7において、ウォータマークパターン付加部41は、全
てのブロックの処理を終了したか否かを判定し、全ての
ブロックの処理をまだ終了していないと判定された場
合、ステップS12に戻り、処理を継続する。
【0037】ステップS13において、そのブロックが
ウォータマークパターンを付加するブロックではないと
判定された場合、ステップS17に進む。
【0038】ステップS17において、全てのブロック
の処理を終了したと判定された場合、ウォータマークパ
ターン付加部41は、処理を終了する。
【0039】図25は、レターボックス画像29用のウ
ォータマークパターンを付加する処理を説明するフロー
チャートである。ステップS21において、ウォータマ
ークパターン付加部41は、レターボックス用のウォー
タマークパターンを設定するとともに、付加量aおよびb
の設定を行なう。ステップS22において、ウォータマ
ークパターン付加部41は、レターボックス用のウォー
タマークパターン付加ブロックに対応する8×21.33
3...画素のブロックを1つ読み込む。以下のステップS
23乃至ステップS27の手続は、ステップS13乃至
ステップS17と、同様であり、その説明は省略する。
【0040】図24および図25に示された手続におい
て、通常のウォータマークパターンを付加すべきブロッ
クとレターボックス用のウォータマークパターンを付加
すべきブロックの選択方法には、以下の2つの方法があ
る。
【0041】第1の方法は、2つのウォータマークパタ
ーンを空間的または時間的に別の符号化ブロックのDC成
分に付加する方法である。例えば、空間的に別の符号化
ブロックのDC成分に付加する方法として、画像の右半分
にスクイズ画像28用のウォータマークパターンを、左
半分にレターボックス画像29用のウォータマークパタ
ーンを、それぞれ付加する方法がある。時間的に別の符
号化ブロックのDC成分に付加する方法として、偶数番目
のフレームにスクイズ画像28用のウォータマークパタ
ーンを、奇数番目のフレームにレターボックス画像29
用のウォータマークパターンを、それぞれ付加する方法
がある。
【0042】第2の方法は、2つのウォータマークパタ
ーンを空間的にも時間的にも同一のDC成分に付加する方
法である。この方法は、どちらのウォータマークパター
ンも画像の全域に付加するが、スクイズ画像28用とレ
ターボックス画像29用とで、別々のウォータマークパ
ターンを用いる必要がある。
【0043】図26は、検出の処理を説明するフローチ
ャートである。まず、ステップS31において、ウォー
タマークパターン検出部52は、W[x,y]にスクイズ画像
28用のウォータマークパターンを設定し、 WL[x,y]に
レターボックス画像29用のウォータマークパターンを
設定し、スクイズ画像28のウォータマークパターンの
検出のための評価値sum、およびレターボックス画像2
9のウォータマークパターンの検出のための評価値sumL
を0に初期化するとともに、スクイズ画像28のウォー
タマークパターンの検出の閾値th、およびレターボック
ス画像29のウォータマークパターンの検出の閾値thL
を設定する。ステップS32において、ウォータマーク
パターン検出部52は、ビットストリームを簡易復号
し、8×16画素のブロックのDC成分を I[x,y]に代入
する。ここで、I[x,y]は画像中で上から y 番目、左か
ら x 番目のブロックのDC成分である。ステップS33
において、ウォータマークパターン検出部52は、sum
に I[x,y]×W[x,y]を加算し、sumL に I[x,y]×WL[x,y]
を加算する。ステップS34おいて、ウォータマークパ
ターン検出部52は、すべてのI[x,y]について処理を実
行したか否かを判定し、すべてのI[x,y]について処理を
実行していないと判定された場合、手続は、ステップS
33に戻り、処理を繰り返す。
【0044】ステップS34おいて、すべてのI[x,y]に
ついて処理を実行したと判定された場合、ステップS3
5に進み、ウォータマークパターン検出部52は、sum
がthより大きいか否かを判定し、sumがthより大きくな
いと判定された場合、ステップS36に進む。ステップ
S36おいて、ウォータマークパターン検出部52は、
sumLがthLより大きいか否かを判定し、sumLがthLより大
きくないと判定された場合、手続は、ステップS37に
進み、ウォータマークパターン検出部52は、ウォータ
マークパターンが付加されていないときの処理を実行
し、処理を終了する。
【0045】ステップS35において、sumがthより大
きいと判定された場合、およびステップS36おいて、
sumLがthLより大きいと判定された場合、ウォータマー
クパターン検出部52は、ステップS38においてウォ
ータマークパターンが付加されているときの処理を実行
し、処理を終了する。
【0046】各ブロックにどちらのウォータマークパタ
ーンが入っているかは、ウォータマークパターンを検出
する前は分からないので、どちらのウォータマークパタ
ーンについてもすべてのブロックと相関をとる必要があ
る。
【0047】
【発明が解決しようとする課題】従来の第1の方法は、
ウォータマークパターンを検出するのに用いるDC成分を
取り出す符号化ブロックを、レターボックス画像29か
らの検出用の符号化ブロックおよびスクイズ画像28か
らの検出用の符号化ブロックの2つの用途に分けて用い
るため、レターボックス画像29(またはスクイズ画像
28)のみを対象にしての検出と検出時間を同じにする
には、検出に使えるDC成分の数が半分になり、検出精度
が悪くなる。逆に、レターボックス画像29(またはス
クイズ画像28)のみを対象にしての検出と検出精度を
同じにするには、レターボックス画像29およびスクイ
ズ画像28で検出に使えるDC成分の数を別々に確保す
るために検出時間が2倍必要になる。
【0048】また、従来の第2の方法は、2つのウォー
タマークパターンの信号が画像に重ねて加えられるた
め、ウォータマークパターンのパターンが本来の画像に
加えられたノイズとして見えやすくなり、画質が劣化す
る。
【0049】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、検出精度の低下、検出時間の増加、画質の
劣化、または検出の処理量の増加なしにウォータマーク
パターンを検出することを目的とする。
【0050】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報検
出装置は、解像度変換もしくは画枠変換に対応して、ウ
ォータマークパターンを変換し、解像度変換または画枠
変換された画像における符号化ブロックと解像度変換も
しくは画枠変換されたウォータマークパターンとの間で
相互に対応する部分の積和演算を行うことにより、評価
値を生成する演算手段と、評価値と所定の閾値とを比較
してウォータマークが付加されているか否かを判定する
判定手段とを備え、演算手段は、変換されたウォータマ
ークパターンと、解像度変換もしくは画枠変換された画
像における符号化ブロックとの対応付けられる画素数
ある所定の割合より小さい場合には、評価値に対応しな
い部分のウォータマークパターンの演算を省略すること
を特徴とする。
【0051】 請求項3に記載の情報検出方法は、解像
度変換もしくは画枠変換に対応して、ウォータマークパ
ターンを変換し、解像度変換または画枠変換された画像
における符号化ブロックと解像度変換もしくは画枠変換
されたウォータマークパターンとの間で相互に対応する
部分の積和演算を行うことにより、評価値を生成し、評
価値と所定の閾値とを比較してウォータマークが付加さ
れているか否かを判定し、評価値を演算する場合、変換
されたウォータマークパターンと、解像度変換もしくは
画枠変換された画像における符号化ブロックとの対応付
られる画素数がある所定の割合より小さいときには、
評価値に対応しない部分のウォータマークパターンの演
算を省略することを特徴とする。
【0052】
【0053】 請求項1に記載の情報検出装置および請
求項3に記載の情報検出方法においては、解像度変換も
しくは画枠変換に対応して、ウォータマークパターンを
変換し、解像度変換または画枠変換された画像における
符号化ブロックと解像度変換もしくは画枠変換された
ォータマークパターンとの間で相互に対応する部分の積
和演算を行うことにより、評価値が生成され、評価値と
所定の閾値とを比較してウォータマークが付加されてい
るか否かが判定され、評価値を演算する場合、変換され
たウォータマークパターンと、解像度変換もしくは画枠
変換された画像における符号化ブロックとの対応付け
れる画素数がある所定の割合より小さいときには、評価
値に対応しない部分のウォータマークパターンの演算が
省略される。
【0054】
【0055】
【0056】
【発明の実施の形態】 以下、フレームとフィールドのDC
Tを適応的に使うMPEG2を想定し、ウォータマークパター
ンの付加または検出を行なうブロックとして8×16画
素のブロックを用いて記述する。
【0057】本発明の不正利用防止システムの構成は、
図21に示した不正利用防止システムの構成と同様であ
る。
【0058】図1は、レターボックス変換のとき、スク
イズ画像28を縦方向に縮小した後、画面の上部をつめ
て余白を下部のみにとった場合の図である。図1(A)
は、スクイズ画像28でウォータマークパターンを付加
する、8×16画素の付加ブロック81(水平方向にx
番目、垂直方向にy番目のブロック)を示す図である。
付加ブロック81を含むスクイズ画像28をレターボッ
クス変換すると(縦方向に3/4倍すると)、付加ブロッ
ク81は、図1(B)に示すレターボックス画像29上
の8×12画素の付加ブロック82となる。また、図1
(C)は、レターボックス画像29を符号化するとき
の、8×16画素の符号化ブロック83−1乃至83−
3を示す図である。なお、図中のy'は、整数を表してい
る。
【0059】図2は、レターボックス変換のとき、スク
イズ画像28を縦方向に縮小した後、余白を画面の上下
にとったときの図である。図2(A)は、スクイズ画像
28でウォータマークパターンを付加する、8×16画
素の付加ブロック81を示す図である。ブロック81を
含むスクイズ画像28をレターボックス変換すると、付
加ブロック81は、図2(B)に示すレターボックス画
像29上の8×12画素の付加ブロック82となる。ま
た、図2(C)は、レターボックス画像29を符号化す
るときの、8×16画素の符号化ブロック83−1乃至
83−3を示す図である。
【0060】以下、図1の場合について、ウォータマー
クパターンの検出方法を図3を用いて説明する。図3
は、図1に示された画像から、1つの縦方向の付加ブロ
ック81の列を取り出して示したものである。図3
(A)は、スクイズ画像28でのウォータマークパター
ンが付加される付加ブロック81−1乃至81−4を示
し、8×16画素毎に区切られた付加ブロック81−1
乃至81−4のDC成分には、それぞれにウォータマーク
パターンのシンボルが割り当てられる。W[x,y]は、ウォ
ータマークパターンの座標x,y(ブロックの座標であ
り、そのx座標は画素のx座標で割ったときの整数部
で、また、そのy座標は、画素のy座標を16で割った
ときの整数部で、それぞれ表される)の部分のシンボル
を表す。座標は画面の左上を原点とし、縦横とも0から
はじまる。例えば、画面の左上の8×16画素のブロッ
クに対応するウォータマークパターンのシンボルは、W
[0,0]であり、その下のブロックに対応するウォータマ
ークパターンのシンボルは、W[0,1]である。
【0061】スクイズ画像28がレターボックス変換さ
れると、縦の解像度は3/4になる。そのため、図1
(A)または図2(A)におけるスクイズ画像28での
ウォータマークの付加ブロック81は、図3(B)で表
される8×12画素のウォータマークの付加ブロック8
2−1乃至82−4に変換される(ブロックのy座標
は、画素のy座標を12で割ったときの整数部とな
る)。
【0062】レターボックス画像29を符号化すると、
レターボックス画像29の8×16画素毎にフレームモ
ードのDCTが2回か、またはフィールドモードのDCTが2
回行なわれる(それぞれ、8×8画素毎にDCTが行われ
るので)。いま、図3(C)に示された、符号化ブロッ
ク83−1乃至83−3の2回のDCTのDC係数の平均値
を、I[x,y] で表すものとする。すなわち、I[x,y]は、
8×16画素毎のブロックの、座標 x,y の部分のDCT係
数のDCの値を表すものとする。
【0063】この例では、図3(B)に示された付加ブ
ロック82−1乃至82−4と、図3(C)に示された
符号化ブロック83−1乃至83−3の間で、相互に対
応する部分を積和演算し、ウォータマークパターンの検
出が行なわれる。すなわち、ウォータマークパターンの
成分は、次の式(1)で算出される。
【0064】 sum=Σ(I[x,0]×W[x,0])+Σ(I[x,0]×W[x,1]) +Σ(I[x,1]×W[x,1])+Σ(I[x,1]×W[x,2]) +Σ(I[x,2]×W[x,2])+Σ(I[x,2]×W[x,3]) (1) 上記式において、Σは、すべてのxについての積和演算
を意味する。
【0065】符号化ブロック83−1に含まれる画素の
うち全体の12/16の画素が、ウォータマークシンボルW
[x,0]によって影響を受け、全体の4/16の画素がウォー
タマークシンボルW[x,1] によって影響を受けた結果、
スクイズ画像28のDC成分の値I0[x,y]がI[x,y]に変化
したものとすると、I[x,0]は、 I[x,0] = I0[x,0]+12/16×W[x,0]+4/16×W[x,
1] と表現できる。従って、式(1)の第1項は、式(2)
のように変形できる。
【0066】 Σ(I[x,0]×W[x,0]) =Σ((I0[x,0]+12/16×W[x,0]+4/16×W[x,1])×W[x,0]) Σ((12/16×W[x,0]+4/16×W[x,1])×W[x,0]) Σ(12/16×W[x,0]×W[x,0]) =3/4 Σ (W[x,0]×W[x,0]) (2)
【0067】Σ((12/16×W[x,0]+4/16×W[x,1])×W[x,
0])への変形は、ΣI0[x,0]×W[x,0]0が成立するこ
と、すなわち、画像のDC成分とウォータマークは一般的
に相関がないことに基ずくものである。また、Σ(12/16
×W[x,0]×W[x,0])への変形は、ΣW[x,1]×W[x,0]0、
つまり、ウォータマークは位相をずらしたウォータマー
クと相関がないことに基ずくものである。
【0068】同様に、式(1)の他の項も、変形する
と、式(3)が得られる。
【0069】 sum = Σ(I[x,0]*W[x,0]) +Σ(I[x,0]*W[x,1]) +Σ(I[x,1]*W[x,1]) +Σ(I[x,1]*W[x,2]) +Σ(I[x,2]*W[x,2]) +Σ(I[x,2]*W[x,3]) 3/4Σ(W[x,0]*W[x,0]) +1/4Σ(W[x,1]*W[x,1]) +1/2Σ(W[x,1]*W[x,1]) +1/2Σ(W[x,2]*W[x,2]) +1/4Σ(W[x,2]*W[x,2]) +3/4Σ(W[x,3]*W[x,3]) = 3/4Σ(W[x,0]*W[x,0]) +3/4Σ(W[x,1]*W[x,1]) +3/4Σ(W[x,2]*W[x,2]) +3/4Σ(W[x,3]*W[x,3]) (3)
【0070】以上のように、付加したウォータマークパ
ターンの評価値は、各符号化ブロック83−1乃至83
−3について、そのDC成分と、その符号化ブロック83
−1乃至83−3の少なくとも一部分に付加がなされて
いるウォータマークパターンのシンボルとの積をとって
総和する(積和演算を行う)ことにより得られる。ウォ
ータマークの評価値が3/4に減少しているのは、レタ
ーボックス変換により縦に 3/4に縮小されているた
めである。
【0071】続いて、図2の場合、すなわち、レターボ
ックス変換のときに縦方向に3/4に縮小した後、画面
の上下に余白をとった場合のウォータマークの評価値の
算出について説明する。図2(B)に示されるように、
画面上部の余白の画素数はy0であるとする。図4(A)
は、レターボックス画像29でのウォータマークの付加
ブロック82である。図4(B)は、この付加ブロック
82の縦1列の画素91を取り出したものを示す図であ
る。
【0072】レターボックス画像29の1つの付加ブロ
ック82に含まれる、縦1列の画素91のy座標は、y0
+12y から y0+12y+11 の範囲である。図4(C)は、レ
ターボックス画像29として符号化するときの符号化ブ
ロック83−1乃至83−3の範囲の画素を表す図であ
る。縦1列の画素91は、符号化ブロック83−1乃至
83−3が8×16画素から構成されるため、縦方向に
16画素毎に異なる符号化ブロック83−1乃至83−
3に含まれる。そのため、例えば、y座標(画素座標)
がy0+12yである画素は、y座標(ブロック座標)が(y0+
12y)//16の符号化ブロック83に含まれる。また、y座
標が、y0+12y+11である画素は、y座標が(y0+12y+11)//
16 の符号化ブロック83に含まれる。ここで // は、
小数点以下を切り捨てる除算を表す。
【0073】符号化ブロック83の大きさが縦方向に1
6画素の広がりを持つのに対して、同一の値のウォータ
マークシンボル W[x,y] が付加されている付加ブロック
の画素は縦方向に12画素しか連続していないため、y
座標がy0+12yからy0+12y+11の間の付加ブロックの画素
は、y座標が(y0+12y)//16の符号化ブロック83か、ま
たはy座標が(y0+12y+11)//16の符号化ブロック83に
含まれる。したがって、W[x,y]と相関をとるべき符号化
ブロック83のDC成分は、(y0+12y)//16=(y0+12y+11)//
16である(1個の付加ブロックが1個の符号化ブロック
に対応する)ならば、I[x,(y0+12y)//16]のみであり、
(y0+12y)//16≠(y0+12y+11)//16である(1個の付加ブ
ロックが2個の符号化ブロックに対応する)ならば、I
[x,(y0+12y)//16]とI[x,(y0+12y+11)//16]の2つであ
る。
【0074】次に、ウォータマークパターンの付加の処
理、および検出の処理を説明する。図24および図25
のフローチャートに示される従来例では、スクイズ画像
28用とレターボックス画像29用の2つの異なるウォ
ータマークを付加したのに対し、本発明は、ただ1つの
ウォータマークを付加する点で簡略化されており、どち
らのウォータマークを付加するかの判断をする必要がな
い点も、簡略化されている。
【0075】図5は、ウォータマークパターンの付加の
処理を説明するフローチャートである。ステップS41
において、ウォータマークパターン付加部41は、ウォ
ータマークパターンを設定するとともに、付加量a,bの
設定を行なう。ステップS42において、ウォータマー
クパターン付加部41は、通常のウォータマークパター
ン付加ブロックに対応する8×16画素のブロックを1
つ読み込む。ステップS43において、ウォータマーク
パターン付加部41は、読み込んだブロックがウォータ
マークを加算するブロックであるか否かを判定し、読み
込んだブロックがウォータマークを加算するブロックで
あると判定された場合、ステップS44に進み、ブロッ
クのDC値にaを加算し、ステップS46に進む。
【0076】ステップS43において、読み込んだブロ
ックがウォータマークを減算するブロックであると判定
された場合、ステップS45に進み、ウォータマークパ
ターン付加部41は、読み込んだブロックのDC値をbだ
け減算し、ステップS46に進む。ステップS46にお
いて、ウォータマークパターン付加部41は、全てのブ
ロックの処理を終了したか否かを判定し、全てのブロッ
クの処理をまだ終了していないと判定された場合、ステ
ップS42に戻り、処理を継続する。
【0077】ステップS46において、全てのブロック
の処理を終了したと判定された場合、ウォータマークパ
ターン付加部41は、処理を終了する。
【0078】図6は、ウォータマーク検出の処理を説明
するフローチャートである。まず、ステップS51にお
いて、ウォータマークパターン検出部52は、ウォータ
マークパターンをW[x,y]に設定し、スクイズ画像28の
ウォータマークパターンの検出のための評価値sum、お
よびレターボックス画像29のウォータマークパターン
の検出のための評価値sumLを0に初期化するとともに、
スクイズ画像28のウォータマークパターンの検出の閾
値th、およびレターボックス画像29のウォータマーク
パターンの検出の閾値thLを設定する。ステップS52
において、ウォータマークパターン検出部52は、ビッ
トストリームを簡易復号し、8×16画素のブロックの
DC成分を I[x,y]に代入する。ステップS53におい
て、ウォータマークパターン検出部52は、最初の(x,
y)の組として(0,0)を選択し、sumにI[x,y]×W[x,y]を加
算し、sumLにI[x,(y0+12y)//16]×W[x,y]を加算する。
いま、y0=0であるとすれば、これにより、図3のI[x,0]
×W[x,0]が演算される。
【0079】ステップS54において、ウォータマーク
パターン検出部52は、(y0+12y)//16が(y0+12y+11)//1
6と等しいか否かを判定し、(y0+12y)//16が(y0+12y+11)
//16と等しくないと判定された場合(すなわち、1個の
付加ブロック82が2個の符号化ブロックに対応する場
合)、ステップS55に進み、sumLにI[x,(y0+12y+11)/
/16]×W[x,y]を加算し、ステップS56に進む。
【0080】ステップS54において、(y0+12y)//16が
(y0+12y+11)//16と等しいと判定された場合(すなわ
ち、1個の付加ブロック82が1個の符号化ブロックに
対応する場合)、ステップS56に進む。
【0081】ステップS56おいて、ウォータマークパ
ターン検出部52は、すべての組について処理を実行し
たか否かを判定し、まだ処理していない組が存在すると
判定された場合、手続は、ステップS53に戻り、それ
以降の処理を繰り返す。図3の例の場合、ステップS5
4で、式の左右の項の値がいずれも0であるのでYESの判
定が行われ、ステップS56において、y=1とされ(xの
インクリメントの処理についてはここでは省略する)、
ステップS53で、I[x,0]×W[x,1]が、sumLに加算され
る(sumの処理の説明もここでは省略する)。ステップ
S54で、式の左の項の値が0、かつ、右の項の値が1な
るので、NOの判定が行われ、ステップS55で、I[x,1]
×W[x,1]が、sumLに加算される
【0082】ステップS56おいて、すべての(x,y)の
組について処理を実行したと判定された場合、ステップ
S57に進み、ウォータマークパターン検出部52は、
sumがthより大きいか否かを判定し、sumがthより大きく
ないと判定された場合、ステップS58に進む。ステッ
プS58おいて、ウォータマークパターン検出部52
は、sumLがthLより大きいか否かを判定し、sumLがthLよ
り大きくないと判定された場合、手続は、ステップS5
9に進み、ウォータマークパターン検出部52は、ウォ
ータマークパターンが付加されていないときの処理を実
行し、処理を終了する。
【0083】ステップS57において、sumがthより大
きいと判定された場合、およびステップS58おいて、
sumLがthLより大きいと判定された場合、ウォータマー
クパターン検出部52は、ウォータマークパターンが付
加されているときの処理を実行し、処理を終了する。
【0084】以上のように、本発明では、スクイズ画像
28に1個のウォータマークを付加するだけで、スクイ
ズ画像からも、レターボックス画像からもウォータマー
を検出することができる。従って、2つのウォータマ
ークを空間的または時間的に別の符号化ブロックのDC成
分に付加する必要がない。また、本発明では、ウォータ
マークを検出するのに用いるDC成分を取り出す符号化ブ
ロック83を、レターボックス画像29からの検出用の
符号化ブロック83、およびスクイズ画像28からの検
出用の符号化ブロック83の2つに分ける必要が無く、
検出精度の低下、および検出時間の増加がほとんどな
い。さらに、2つのウォータマークを同一のDC成分に付
加する必要がないので、画質が劣化しない。
【0085】図6の、アルゴリズムにパラメータkを付
加することで、より処理を簡略することができる。 図
7を用いて、このパラメータkを利用したアルゴリズム
について説明する。
【0086】図7の処理のステップは、ステップS6
1、ステップS63、ステップS64、およびステップ
S65を除き、図6のフローチャートにおける番号の下
一桁が同じステップと処理内容が同じであり、その説明
は省略し、以下に図6の処理と異なる部分についてのみ
説明する。ステップS61において、ウォータマークパ
ターン検出部52は、ステップS51の処理に加え、k
パラメータを設定する。ステップS63において、ウォ
ータマークパターン検出部52は、sumにI[x,y]×W[x,
y]を加算し、sumLにI[x,(y0+12y+k)//16]×W[x,y]を加
算する。
【0087】ステップS64において、ウォータマーク
パターン検出部52は、(y0+12y+k)//16が(y0+12y+11-
k)//16と等しいか否かを判定し、(y0+12y+k)//16が(y0+
12y+11-k)//16と等しくないと判定された場合(すなわ
ち、1個の付加ブロック82が2個の符号化ブロック8
3と対応する場合)、ステップS65に進み、sumLにI
[x,(y0+12y+11-k)//16]×W[x,y]を加算し、ステップS
66に進む。
【0088】ステップS64において、(y0+12y+k)//16
が(y0+12y+11-k)//16と等しいと判定された場合(すな
わち、1個の付加ブロック82が1個の符号化ブロック
と対応する場合)、ステップS66に進む。
【0089】このアルゴリズムでは、例えばk=2と設定
した場合、比較される画素の属する符号化ブロック83
は、式(4)、および式(5)で算出される。 (y0+12y+k)//16=(16i+15)//16=i (4) (y0+12y+11-k)//16=(16(i+1)+6)//16=i+1 (5)
【0090】この場合、図8(B)に図示されているy
座標がyである付加ブロックと相関をとるのに使われる
のは、図8(C)の右上がりの斜線で示されているy座
標がi の符号化ブロック83のDC成分と、図8(C)の
右下がりの斜線で示されているy座標がi+1 の符号化ブ
ロック83のDC成分となる。
【0091】また、k=3 と設定した場合、比較される画
素の属する符号化ブロック83は、式(6)、および式
(7)で算出される。 (y0+12y+k)//16=16(i+1)//16=i+1 (6) (y0+12y+11-k)//16=(16(i+1)+5)//16=i+1 (7)
【0092】すなわち、この場合、y座標がyである付
加ブロックと相関をとるのに使われるのは、図8(C)
の右上がりの斜線で示されているy座標がi+1の符号化
ブロックのDC成分のみとなり、この符号化ブロックのDC
成分は相関値の演算に用いられなくなる。
【0093】図9は、k=3 と設定したときの、付加ブロ
ック82−1乃至82−4と、符号化ブロック83−1
乃至83−4の間の積和演算を説明する図である。この
例において、符号化ブロック83−1乃至83−4は、
付加ブロック82−1乃至82−4に対して、上に1画
素ずれている。付加ブロック82−2と符号化ブロック
83−1が重なる部分についての積和演算I[x,0]×W[x,
1]は、省略される。同様に、付加ブロック82−4と符
号化ブロック83−4が重なる部分についての積和演算
I[x,3]×W[x,3]も、省略される。
【0094】kが他の値の場合についても同様に、y座
標がyである付加ブロック82(図8(B)の付加ブロ
ック)と、y座標がiである符号化ブロック83(図8
(C)の画素16i+12乃至16i+15が属する符号化ブロッ
ク)のDC成分との相関を求めるのは、kが2以下のとき
である。図8の例で、y座標がyである付加ブロック8
2と、y座標がiである符号化ブロック83で対応する
(重なる)画素の数は、3画素(16i+13,16i+14,16i+1
5)である。換言すると、付加ブロック82の画素と符
号化ブロック83の画素で対応する画素の数がパラメー
タkの値以下であるとき、その画素は対応していない
(重なっていない)ものとされ、相関を求めるのに使用
されないようになされる。
【0095】ウォータマークの成分は、符号化ブロック
83中の付加ブロックと重なる画素だけが有する。kパ
ラメータを利用する場合、符号化ブロック83の中でk/
16以下の画素にしかウォータマークの成分を持たない場
合、相関の計算を実行しないようにすることで、ウォー
タマークの成分を検出する可能性の少ない部分につい
て、相関を計算する処理を省くことができ、算出される
相関値をほとんど変化させずに処理量を減らすことがで
きる。
【0096】例えば、k=6と設定すれば、付加ブロック
82の半分以上の部分が符号化ブロック83と対応して
いるときにのみ、相関の計算が行なわれることになる。
【0097】このように、kパラメータを利用した処理
は、ウォータマークの成分を検出する可能性の少ない部
分について、相関を計算する処理を省き、算出される相
関値をほとんど変化させずに処理量を減らすことができ
る。
【0098】図10は、図6のフローチャートに示され
る処理に、正規化処理を加えたウォータマークの成分を
検出する処理を説明するフローチャートである。この処
理は、符号化ブロック83中のk/16の割合の画素にし
か、ウォータマークの成分が含まれない場合に、検出値
にk/16を乗じるというものである。図10の処理のステ
ップは、ステップS73、およびステップS75を除
き、図6のフローチャートにおける番号の下一桁が同じ
ステップと処理内容が同じであり、その説明は省略し、
以下に図6の処理と異なる部分についてのみ説明する。
【0099】ステップS73において、ウォータマーク
パターン検出部52は、sumにI[x,y]×W[x,y]を加算
し、sumLにI[x,(y0+12y)//16]×W[x,y]×NOTMAX(12,16-
(y0+12y)%16)/16を加算する。ステップS75におい
て、ウォータマークパターン検出部52は、sumLに I
[x,(y0+12y+11)//16]×W[x,y]×((y0+12y+11)%16+1)/1
6を加算する。なお、NOTMAX(A,B)は、AとBのうち、大き
くない方を表し、%は、除算したときの余りを表す。
【0100】以上のように、図10の処理は、ウォータ
マークとDC成分の相関を計算して得られるウォータマー
クの評価値を、符号化ブロック83の付加ブロックとの
重なりの割合によって補正することにより、より信頼度
の高い検出を可能にする。また、レターボックス画像2
9用の評価値sumLを求めるときに加える各値は、必ず1
6で除されているので、あらかじめ閾値を16倍に設定
しておけば、16で割るという操作は不要である。
【0101】図4からも明らかなように、ある付加ブロ
ック82と対応している符号化ブロック83の画素の割
合は、符号化ブロック83の 1/16 から 12/16 の間の
値である。付加ブロック82と対応している符号化ブロ
ック83の画素の割合が、符号化ブロック83の1/16で
あるときと12/16であるときとでは、相関をとったとき
に取り出せるウォータマークの成分の量は12倍の差が
ある。このため、付加ブロック82と対応している符号
化ブロック83の画素の割合が、符号化ブロック83の
1/16であるとき、ノイズの影響が大きくなり、判定が困
難となる。そこで、この処理例では、付加ブロック82
に対応している符号化ブロック83の画素の割合を、そ
の符号化ブロック83との相関で得られた値に乗ずる。
これにより、付加ブロックと対応している符号化ブロッ
クの画素の割合によって、ウォータマークの成分の信頼
度が異なるのを補正することができる。
【0102】以上の説明では、符号化ブロックの大きさ
および、スクイズ画像での付加ブロック83の大きさ
を、8×16画素としたが、他の画素数にしてもよい。
例えば、ブロックの大きさを4×16画素にするには、
画像にウォータマークを付加するときには、8×16画
素でなく4×16画素の領域毎に付加処理を行い、そし
て、画像のウォータマークを検出するときには、DCに加
えて、横方向についてのみ最低次のAC(Alternating Cu
rrent: 交流)係数(DC成分の右横の係数であり、8×
16画素のブロックの右半分と左半分の平均値の差に対
応している)を復号することで、ウォータマークの検出
をすることができる。
【0103】また、ブロックの大きさを8×8画素にす
るには、ウォータマークは、8×8画素の領域毎に付加
するようにする。そして、検出時においては、フィール
ドモードのDCTのブロックについては、DCに加えて、縦
方向についてのみ最低次のAC係数(DC係数の下に位置す
る係数で、ブロックの上半分と下半分の平均値の差に対
応している)を復号し、8×8画素の範囲のDC値を求れ
ばよい。フレームモードのDCTブロックについては、8
×8画素の領域毎にDC値があるので特別な処理は必要な
い。
【0104】ウォータマークの付加を行なう単位(付加
ブロックの大きさ)は、従来のレターボックス変換が行
なわれてもウォータマークを検出できるような方式で、
スクイズ画像28用のウォータマークを付加する場合の
単位と同じである。そのため、従来のレターボックス変
換が行なわれてもウォータマークを検出できるような方
式でウォータマークの付加を行なった画像は、本発明の
画像処理装置および方法で検出ができ、互換性がある。
【0105】従って、従来の方式でレターボックス変換
が行なわれ、ウォータマークが付加してある画像には、
ウォータマークを再び付加し直す必要がないという利点
がある。
【0106】ウォータマークのシンボルは、+1、−1
以外にもどのようなシンボルを用いても構わない。ま
た、2種類ではなく、3種類以上のシンボルを用いても
構わない。例えば、+1、0、−1の3種類のシンボル
を用い、ウォータマークパターンとの照合を行なった際
にシンボルが0である画素については、評価値sumに影
響を与えない(その画素値を評価値 sum に足しも引き
もしない)ようにするなど、各シンボルにどのような意
味を与えても良い。
【0107】ウォータマークパターンを画像上に付加す
る領域は、任意の形状及び範囲で構わない。また、付加
したウォータマークパターンとの整合が取れている限
り、検出時に評価値を求める領域の形状及び範囲は任意
で構わない。更に、空間的あるいは時間的に広い範囲の
情報を用いて、付加あるいは検出を行なうことにしても
構わない。すなわち、フレーム内の前後や左右との相関
を用いても構わないし、時間的に前後のフレームを用い
ても構わない。
【0108】なお、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものとす
る。
【0109】また、上記したような処理を行うコンピュ
ータプログラムをユーザに提供する提供媒体としては、
磁気ディスク、CD-ROM、固体メモリなどの記録媒体の
他、ネットワーク、衛星などの通信媒体を利用すること
ができる。
【0110】
【発明の効果】請求項1に記載の情報検出装置および請
求項3に記載の情報検出方法によれば、解像度変換もし
くは画枠変換に対応して、ウォータマークパターンを変
換し、解像度変換または画枠変換された画像における符
号化ブロックと解像度変換もしくは画枠変換されたウォ
ータマークパターンとの間で相互に対応する部分の積和
演算を行うことにより、評価値が生成され、評価値と所
定の閾値とを比較してウォータマークが付加されている
か否かが判定され、評価値を演算する場合、変換された
ウォータマークパターンと、解像度変換もしくは画枠変
換された画像における符号化ブロックとの対応付けられ
る画素数がある所定の割合より小さいときには、評価値
対応しない部分のウォータマークパターンの演算が省
略されるようにしたので、検出精度の低下、検出時間の
増加、画質の劣化、または検出の処理量の増加なしにウ
ォータマークパターンを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レターボックス変換された画像を説明する図で
ある。
【図2】レターボックス変換された画像を説明する図で
ある。
【図3】付加ブロックと符号化ブロックの関係を説明す
る図である。
【図4】付加ブロックと符号化ブロックの画素の関係を
説明する図である。
【図5】ウォータマークパターンの付加の処理を説明す
るフローチャートである。
【図6】ウォータマーク検出の処理を説明するフローチ
ャートである。
【図7】ウォータマーク検出の処理を説明するフローチ
ャートである。
【図8】付加ブロックと符号化ブロックの画素の関係を
説明する図である。
【図9】付加ブロックと符号化ブロックの関係を説明す
る図である。
【図10】ウォータマーク検出の処理を説明するフロー
チャートである。
【図11】画像への付加情報を説明する図である。
【図12】画像への付加情報を説明する図である。
【図13】ウォータマークパターンを説明する図であ
る。
【図14】ウォータマークパターンの付加を説明する図
である。
【図15】ウォータマークパターンの検出を説明する図
である。
【図16】ウォータマークパターンの検出を説明する図
である。
【図17】画像の符号化の範囲を説明する図である。
【図18】画像の符号化の範囲を説明する図である。
【図19】画像のアスペクト比を説明する図である。
【図20】画像のアスペクト比の変換を説明する図であ
る。
【図21】従来の不正利用防止システムの構成例を説明
する図である。
【図22】ウォータマークパターンの付加ブロックを説
明する図である。
【図23】ウォータマークパターンの付加ブロックを説
明する図である。
【図24】従来のウォータマークパターンの付加の処理
を説明するフローチャートである。
【図25】従来のウォータマークパターンの検出の処理
を説明するフローチャートである。
【図26】従来のウォータマークパターンの検出の処理
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
28 スクイズ画像, 29 レターボックス画像,
41 ウォータマークパターン付加部, 52 ウォー
タマークパターン検出部, 81 付加ブロック, 8
2 付加ブロック, 83 符号化ブロック
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−191017(JP,A) Walter Bender, Da niel Gruhl, 森本 典繁, Anthony Lu,電子透かしを 支えるデータ・ハイディング技術 (上),日経エレクトロニクス,日本, 1997年 2月24日,No.683,p.149 −162 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/00 - 7/088 H04N 1/38 - 1/393 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の一部の縦×横=M×N(M,Nは
    正の整数)個の画素からなる小領域毎にウォータマーク
    パターンと画像とを照合し、前記ウォータマークパター
    ンに基づいて、情報をウォータマークとして埋め込んだ
    画像に対して、解像度変換もしくは画枠変換を施して構
    成された画像から、前記解像度変換もしくは画枠変換さ
    れた情報を検出する情報検出装置において、 前記解像度変換もしくは画枠変換に対応して、前記ウォ
    ータマークパターンを変換し、前記解像度変換または画
    枠変換された画像における符号化ブロック前記解像度
    変換もしくは画枠変換されたウォータマークパターンと
    の間で相互に対応する部分の積和演算を行うことによ
    り、評価値を生成する演算手段と、 前記評価値と所定の閾値とを比較してウォータマークが
    付加されているか否かを判定する判定手段と を備え、 前記演算手段は、前記変換されたウォータマークパター
    ンと、前記解像度変換もしくは画枠変換された画像にお
    ける符号化ブロックとの対応付けられる画素数がある所
    定の割合より小さい場合には、評価値に対応しない部分
    ウォータマークパターンの演算を省略することを特徴
    とする情報検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報検出装置におい
    て、 前記演算手段は、前記変換されたウォータマークパター
    ンと、前記解像度変換もしくは画枠変換された画像にお
    ける符号化ブロックとの対応付けられる画素の割合を前
    記評価値に乗じることを特徴とする情報検出装置。
  3. 【請求項3】 画像の一部の縦×横=M×N(M,Nは
    正の整数)個の画素からなる小領域毎にウォータマーク
    パターンと画像とを照合し、前記ウォータマークパター
    ンに基づいて、情報をウォータマークとして埋め込んだ
    画像に対して、解像度変換もしくは画枠変換を施して構
    成された画像から、前記解像度変換もしくは画枠変換さ
    れた情報を検出する情報検出方法において、 前記解像度変換もしくは画枠変換に対応して、前記ウォ
    ータマークパターンを変換し、前記解像度変換または画
    枠変換された画像における符号化ブロック前記解像度
    変換もしくは画枠変換されたウォータマークパターンと
    の間で相互に対応する部分の積和演算を行うことによ
    り、評価値を生成し、 前記評価値と所定の閾値とを比較してウォータマークが
    付加されているか否かを判定し、 前記評価値を演算する場合、前記変換されたウォータマ
    ークパターンと、前記解像度変換もしくは画枠変換され
    た画像における符号化ブロックとの対応付けられる画素
    がある所定の割合より小さいときには、評価値に対応
    しない部分のウォータマークパターンの演算を省略する
    ことを特徴とする情報検出方法。
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Walter Bender, Daniel Gruhl, 森本 典繁, Anthony Lu,電子透かしを支えるデータ・ハイディング技術(上),日経エレクトロニクス,日本,1997年 2月24日,No.683,p.149−162

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