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JP3481082B2 - 遠隔爆破方法および遠隔爆破装置 - Google Patents
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JP3481082B2 - 遠隔爆破方法および遠隔爆破装置 - Google Patents

遠隔爆破方法および遠隔爆破装置

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JP3481082B2
JP3481082B2 JP16779697A JP16779697A JP3481082B2 JP 3481082 B2 JP3481082 B2 JP 3481082B2 JP 16779697 A JP16779697 A JP 16779697A JP 16779697 A JP16779697 A JP 16779697A JP 3481082 B2 JP3481082 B2 JP 3481082B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、投射装置によ
り、アルミニウム箔膜などの金属箔膜を内面に貼り付け
た軽量な燃料用チューブを展開(敷設)し、その後の爆
発により、人工雪崩を発生させたり、岩などの障害物を
爆破するのに採用される遠隔爆破方法および遠隔爆破装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば人工雪崩を起す方法には、機械
的な方法と火薬を使用する方法がある。このうち、機械
的な方法とは、積雪の上部の雪ぴを落下させ、積雪面に
刺激を与えたり、人が人力で雪を積み上げ落して雪崩を
発生させる方法である。
【0003】また火薬類を使用する方法には、直接発破
法と遠隔発破法とがある。直接発破法とは、雪崩を起そ
うとする斜面に人が登り、穿孔し、爆薬を装填して発破
する方法で、我が国で一般的に行われている。遠隔発破
法は、投射器によって爆薬体を雪崩の起りそうな斜面に
撃ち込み、爆発させて雪崩を起す方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術による
と、機械的な方法および直接発破法は、準備作業中に自
然雪崩が発生して、作業者が雪崩に巻こまれる危険性が
高く、また危険性が高すぎるために作業者が接近できず
施工できない場合もある。
【0005】そして遠隔発破法は、投射精度の関係で計
画どおりの人工雪崩を発生させることが難しい。すなわ
ち遠隔発破法は、少ない装薬量の爆薬体を何発も、例え
ば雪ぴに沿って線状に撃ち込む必要があるため、計画ど
おりの人工雪崩を発生させられるか否かは投射精度に大
きく左右される。また爆薬体の価格が高く、経済性も悪
い。なお、爆薬体の起爆には延時発火装置が使用され
る。
【0006】そこで本発明のうち請求項1の発明は、作
業者が近寄れないような場所、地域でも、容易に展開し
て爆発させることのできる遠隔爆破方法を提供すること
を目的としたものである。
【0007】また請求項5記載の発明は、計画どおりの
爆発を容易に確実にかつ経済的に実現し得る遠隔爆破装
置を提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の遠隔爆破方法
は、金属箔膜が内面に貼り付けられた燃料用チューブ
を、投射装置により発射された投射体を介して展開した
のち、この燃料用チューブ内に燃料を注入し、そして燃
料に点火して爆発させることを特徴としたものである。
【0009】したがって請求項1の発明によると、燃料
用チューブとして、金属箔膜が内面に貼り付けられたも
のを使用することで、爆轟伝播性を向上し得、チューブ
径を小さくして重量を軽くし得、以て装置をコンパクト
として輸送は容易に行える。さらに投射装置により発射
された投射体を介しての展開を、遠隔から、作業者が近
寄れない場所、地域に対しても容易に行える。しかも燃
料用チューブを使用するため、線状に、切断予定線に沿
って燃料を敷設し得る。
【0010】また本発明の請求項2記載の遠隔爆破方法
は、上記した請求項1記載の構成において、燃料用チュ
ーブが、電気雷管を取り付けた部分を境目に、投射体側
に連結されかつ金属箔膜が内面に貼り付けられた投射体
側チューブ部と、燃料供給装置側に接続されかつ金属箔
膜が貼り付けられていない燃料供給装置側チューブ部と
に分かれていることを特徴としたものである。
【0011】したがって請求項2の発明によると、投射
体側チューブ部は、爆轟伝播し易くして限界薬径を小さ
くし得、しかも、金属箔膜を施工していない燃料供給装
置側チューブ部では、爆轟伝播し難く逆に不爆になり、
この不爆となる領域を作ることで、爆発による影響で燃
料供給装置側が壊れないことになる。
【0012】そして本発明の請求項3記載の遠隔爆破方
法は、上記した請求項1記載の構成において、燃料が、
難爆性物質、または難爆性物質をベースに気泡含有材と
増粘材を混入させた、液状または泡状であることを特徴
としたものである。
【0013】したがって請求項3の発明によると、燃料
として、起爆感度、爆轟伝搬性を向上させたものを使用
し得る。さらに本発明の請求項4記載の遠隔爆破方法
は、上記した請求項3記載の構成において、難爆性物質
がニトロメタンであることを特徴としたものである。
【0014】したがって請求項4の発明によると、爆発
性の低いニトロメタンを使用するため、取扱い上の安全
性を高くしている。また本発明の請求項5記載の遠隔爆
破装置は、発射筒を有する投射装置と、前記発射筒に装
填されかつ展開自在な翼を有する投射体と、この投射体
内に納められ投射体が発射されることで展開される燃料
用チューブと、展開された燃料用チューブ内に液状また
は泡状の燃料を注入させる燃料供給装置とにより構成さ
れ、前記燃料用チューブの内面に金属箔膜を貼り付けた
ことを特徴としたものである。
【0015】したがって請求項5の発明によると、投射
装置の発射筒に投射体を装填したのち、この投射体を発
射させることで、投射体内に納めていた燃料用チューブ
を、作業者が近寄れない場所、地域に対しても遠隔から
容易に展開し得、そして展開した燃料用チューブ内に、
燃料供給装置により液状または泡状の燃料を注入させた
のち、燃料に点火することで、線状の爆発を計画どおり
に行える。
【0016】そして本発明の請求項6記載の遠隔爆破装
置は、上記した請求項5記載の構成において、燃料供給
装置がポンプ圧送式であることを特徴としたものであ
る。したがって請求項6の発明によると、ポンプ圧送に
より燃料の供給を充分に確実に行える。
【0017】さらに本発明の請求項7記載の遠隔爆破装
置は、上記した請求項5記載の構成において、燃料供給
装置が空気圧送式であることを特徴としたものである。
したがって請求項7の発明によると、ポンプ使用形式に
比べて簡単かつ軽量化し得る。
【0018】また本発明の請求項8記載の遠隔爆破装置
は、上記した請求項5記載の構成において、燃料用チュ
ーブには制動索が全長に亘って設けられ、この制動索の
遊端部分は制動索係維架台に連結され、また制動索の先
端部分は投射体に連結されていることを特徴としたもの
である。
【0019】したがって請求項8の発明によると、燃料
用チューブが投射体内から引き出される際に、その張力
は制動索にかかることになり、その結果、発射時に強い
風が吹いていたとき、燃料用チューブは、制動索側を風
上としてなびく状態で、かつ風の影響を受け難い状態で
引き出し得る。そして燃料用チューブの落下は、制動索
を下位として、かつ制動索の重量により速度を速くし
て、すなわち、風の影響を受ける時間を短縮して行われ
る。
【0020】そして本発明の請求項9記載の遠隔爆破装
置は、上記した請求項5記載の構成において、燃料用チ
ューブの先端部分と投射体との結合部分は、燃料用チュ
ーブ側に設定値以上の張力が作用したときに分離される
ことを特徴としたものである。
【0021】したがって請求項9の発明によると、投射
体が、着地時の姿勢あるいは着地点の地形によって、着
地したのち跳飛したり転倒したりしても、分離した燃料
用チューブ側には何ら影響を与えないことになり、燃料
用チューブを、ねじれたり切断したりすることなく敷設
し得る。
【0022】さらに本発明の請求項10記載の遠隔爆破
装置は、上記した請求項5記載の構成において、燃料を
点火させるために、高電圧の放電エネルギーを利用した
点火装置を使用することを特徴としたものである。
【0023】したがって請求項10の発明によると、火
薬を使用する電気雷管などによる点火装置を使用する場
合と比較して、より取り扱い上の制約が少なくなる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第一の実施の形
態を図1〜図11に基づいて説明する。図1、図2におい
て、圧縮空気式投射装置1は、発射筒2と気蓄部駆退装
置3と気蓄部4とが一体化され、そして気蓄部駆退装置
3を介して架台5上に設置されるとともに、架台5に位
置決め装置6が設けられることで構成されている。そし
て気蓄部4には、チャージ用ホース7を介して空気ボン
ベ48が接続され、さらに、チャージ用ホース7の中間
に設けられたパイロットエア制御弁8を介して分岐され
たパイロットエア用ホース9が、気蓄部4に接続されて
いる。
【0025】前記圧縮空気式投射装置1により投射され
る投射体10は、図1〜図4に示すように、先端カバー
11、前翼収納部12、胴体部13、後部蓋14との四
つの部分から構成され、先端カバー11と前翼収納部1
2との間、ならびに前翼収納部12と胴体部13との間
は、それぞれねじ構造により連結される。
【0026】前記先端カバー11は、プラスチックなど
の樹脂で製作され、木や地面などに当たったときの衝撃
で潰れるように形成されている。そして先端カバー11
の中には矢尻体15が設けられ、この矢尻体15は、先
端カバー11が衝撃で潰れたとき木や地面などに刺さっ
てアンカーの役目を成す。
【0027】前翼収納部12に設けられる四枚(複数
枚)の前翼16は、この前翼収納部12に収納できるよ
うに折り畳み自在に構成されている。すなわち図1〜図
7に示すように、前翼収納部12内の四箇所には、ブラ
ケット17などを介して左右方向や上下方向などの支軸
18が配設され、これら支軸18に前翼16の基端が揺
動自在に枢支されている。そして前翼収納部12に納ま
っている前翼16を展開揺動させるために、前翼収納部
12にスリット19が形成されるとともに、揺動付勢す
るためのばね20が支軸18の部分に配設されている。
前翼16は把持装置兼用であり、そのために前翼16の
遊端側には、地面などを把持できるように切り欠き21
が形成されている。
【0028】また胴体部13の後部に設けられる四枚
(複数枚)の後翼22は、この胴体部13の外面に沿う
ように折り畳み自在に構成されている。すなわち図1〜
図5、図8、図9に示すように、胴体部13の外周の四
箇所には、ブラケット23などを介して前後方向の支軸
24が配設され、これら支軸24に後翼22の基端が揺
動自在に枢支されている。これら後翼22は胴体部13
の外面に密状に沿うように円弧板状に形成され、そして
後翼22を展開揺動させるために、支軸24の部分にば
ね25が配設されている。これら後翼22群も把持装置
兼用に構成されている。
【0029】前記後部蓋14は、投射体10を発射する
際に投射体10と発射筒2の間からの圧縮空気が外へ極
力漏れないようにするためのもので、パッキンとしての
Oリング26が設けられている。そして後部蓋14は、
投射体10が発射された後に、空気の抵抗により自然に
外れるように構成されている。
【0030】前記投射体10内には燃料用チューブ30
が納められる。この燃料用チューブ30は図3、図1
0、図11に示すように、電気雷管33を取り付けた部
分を境目に、投射体10側に連結される長尺の投射体側
チューブ部30Aと、燃料供給装置(後述する。)側に
接続される短尺の燃料供給装置側チューブ部30Bとに
分かれている。ここで投射体側チューブ部30Aは、強
度用繊維基布(超高分子量ポリエチレン)などからなる
外皮31の内面に、アルミニウム箔膜などの金属箔膜3
2を貼り付けるなどして形成され、また燃料供給装置側
チューブ部30Bは、強度用繊維基布などからなる外皮
のみ(金属箔膜なし)により形成される。そして燃料用
チューブ30は、筒に納まる幅で折り畳まれ、胴体部1
3に収納されている。
【0031】前記燃料用チューブ30における燃料供給
装置側チューブ部30Bの遊端にはコネクタ34が設け
られ、そして燃料供給装置側チューブ部30Bの遊端部
分は、制動索35などを介して制動索係維架台36に連
結されている。ここで、前記制動索35の筒内部に入る
部分については、樹脂などによるコーティングがしてあ
り、この制動索35が団子になったり、絡まったりしな
いようになっている。
【0032】図11に示すように、前記燃料用チューブ
30に燃料を注入させるための燃料供給装置40が設け
られる。この燃料供給装置40は、燃料注入ポンプ41
と、この燃料注入ポンプ41の吸い込み側に接続された
燃料タンク42と、燃料注入ポンプ41の吐き出し側に
接続された供給ホース43と、この供給ホース43の遊
端に設けられたコネクタ44などにより構成される。そ
して前記電気雷管33に点火母線45を介して接続され
た点火器46が設けられる。
【0033】以下に、上記した第一の実施の形態におけ
る作用を説明する。まず圧縮空気式投射装置1が設置さ
れる。すなわち発射筒2を所望の方向に向けた状態で架
台5が設置され、そして位置決め装置6により位置決め
される。次いで気蓄部4に接続されているチャージ用ホ
ース7が空気ボンベ48に接続される。この状態で、空
気ボンベ48からの圧縮空気が、チャージ用ホース7を
介して気蓄部4に注入され、以て圧縮空気が気蓄部4に
貯められる。このようにして圧縮空気が注入されたの
ち、パイロットエア制御弁8の切り換えにより、空気ボ
ンベ48がパイロットエア用ホース9側へ接続される。
【0034】続いて制動索架台36が、圧縮空気式投射
装置1の少し前方で地面に固定され、そして後部蓋14
により蓋をした投射体10が、圧縮空気式投射装置1の
発射筒2に前面より装填される。装填された後、遠隔操
作によりパイロットエア制御弁8を開放させることで、
気蓄部4に貯められていた圧縮空気が一気に開放され、
以て強力な投射力が発生されて投射体10が発射され
る。
【0035】その際に投射体10の発射後、後部蓋14
が外れ、そして投射体10が発射筒2から出ると同時に
前翼16や後翼22が、それぞればね20,25の弾性
力により自動的に展開され、さらに投射体10は、内部
(胴体内)に納められている燃料用チューブ30を引き
出しながら(展開しながら)飛翔される。これにより投
射体10は、地上付近を少落差で飛翔され、下生え、枝
などの障害物に引っかからずに飛ぶことになり、以て燃
料用チューブ30が、たとえば、雪ぴに沿って線状に敷
設(展開)される。
【0036】このようにして燃料用チューブ30が敷設
されたのち、この燃料用チューブ30は制動索35から
取り外され、そしてコネクタ34を燃料供給装置40側
のコネクタ44に繋ぎ換える。この繋ぎ換えを行った
後、燃料注入用ポンプ41の運転により、燃料タンク4
2の燃料が供給ホース43などを介して燃料用チューブ
30内に注入される。ここで燃料は液状または泡状であ
って、たとえば危険物第5類に属するニトロメタンのみ
をベースとし、これに溶解しない膜材質でできた気泡含
有材であるグラスマイクロバルーンなどと増粘材を混入
させ、起爆感度、爆轟伝搬性を向上させたものが使用さ
れる。
【0037】燃料用チューブ30が一杯になるまで燃料
が注入されたのち、ゲル状の非爆発性液体が注入され、
爆発時の衝撃が燃料供給装置40側に及ばないようにす
る。その後、遠隔操作により点火器46を作動させ電気
雷管33を点火動させることにより、燃料に点火され、
以て線状の爆発による人工雪崩が発生される。
【0038】その際に、金属箔膜32を施工した投射体
側チューブ部30Aでは、金属箔膜32により燃料の爆
轟伝播性が向上され、爆轟伝播し易くなり、この特性を
利用して限界薬径を小さくし得る。しかし、金属箔膜3
2を施工していない燃料供給装置側チューブ部30Bで
は、同じ薬径だと爆轟伝播し難くなり逆に不爆になる。
これを利用して電気雷管33の部分から燃料供給装置4
0側の爆発が阻止され、爆発による影響で燃料注入用ポ
ンプ41や燃料タンク42などが壊れないようにしてい
る。
【0039】上記した第一の実施の形態では、投射装置
として圧縮空気投射装置1が示されているが、これは別
の形式であってもよい。上記した第一の実施の形態で
は、燃料用チューブ30が一杯になるまで燃料が注入さ
れたのち、ゲル状の非爆発性液体が注入され、爆発時の
衝撃が燃料供給装置40側に及ばないようにしている
が、たとえば、金属箔膜が貼り付けられていない燃料供
給装置側チューブ部30Bを、限界薬径よりも細くした
ときには、爆轟伝播を確実に遮断できるため、ゲル状の
非爆発性液体はその注入(使用)を不必要とすることも
できる。
【0040】上記した第一の実施の形態では、燃料であ
る難爆性物質として、危険物第5類に属する純粋なニト
ロメタンのみをベースとし、これに溶解しない膜材質で
できた気泡含有材であるグラスマイクロバルーンなどと
増粘材を混入させ、起爆感度、爆轟伝搬性を向上させた
液状または泡状ものが使用されているが、この難爆性物
質としては他に、ニトロメタンに対して、ジエチルエー
テル、ペンタン、ブチルアミン、ベンゼンなどの一種類
または複数種類を混合させたものを採用することも可能
である。
【0041】上記した第一の実施の形態では、ポンプ圧
送式の燃料供給装置40を使用しているが、これは空気
圧送式の燃料供給装置であってもよい。すなわち図12
〜図14は第二の実施の形態であって、空気圧送式の燃
料供給装置50を示す。この燃料供給装置50は、液状
の燃料を入れた燃料タンク51と圧送用空気ボンベ60
などにより構成される。ここで燃料タンク51は三段積
み重ね形式(単段形式または複数段形式)であって、各
燃料タンク51には、上位接続部52と下位接続部53
とが設けられている。そして積み重ね状態においては、
上段の燃料タンク51の下位接続部53と下段の燃料タ
ンク51の上位接続部52とが中継ホース54により接
続される。
【0042】最下段の燃料タンク51の下位接続部53
には、ポリエチレンラミネートチューブなどからなる不
爆性の供給ホース55が接続される。そして供給ホース
55の先端には接続フランジ56が設けられ、この接続
フランジ56に対して燃料用チューブ30が、すなわち
アルミラミネートチューブなどからなる完爆性の投射体
側チューブ部30Aが接続自在に構成される。前記接続
フランジ56に設けられたブースタ57には電気雷管3
3が設けられ、そして電気雷管33は、点火母線45を
介して点火器46に接続される。最上段の燃料タンク5
1の上位接続部52には、圧送用空気ボンベ60からの
空気圧送用ホース61が接続される。
【0043】燃料タンク51は枠体58にセットされ、
そして燃料タンク51群は枠体58を介して積み重ねら
れる。最上段の燃料タンク51側には携帯用バンド59
が設けられ、この携帯用バンド59を利用して燃料タン
ク51は、担いだり提げたりし得る。なお62は、空気
ボンベ48やパイロットエア制御弁(図示せず。)など
がセット化された発射器を示す。
【0044】上記した第二の実施の形態によると、燃料
供給装置50は、燃料タンク51群と圧送用空気ボンベ
60とに分割され、それぞれは携帯用バンド59などを
利用して携帯されて現場まで運ばれ、そして燃料供給時
には、所定位置に設置されたのち、空気圧送用ホース6
1により接続される。その際に、空気圧送式の燃料供給
装置50は、ポンプ使用形式に比べて簡単かつ軽量化し
得、以て携帯による運搬は容易に行える。
【0045】前述した第一の実施の形態と同様にして、
圧縮空気投射装置1により投射体10を発射させて燃料
用チューブ30が敷設されたのち、この燃料用チューブ
30は制動索35から取り外され、そしてコネクタ34
を燃料供給装置50側の接続フランジ56に繋ぎ換える
などして、投射体側チューブ部30Aに供給ホース55
を接続させる。このような繋ぎ換えを行った後、圧送用
空気ボンベ60の圧縮空気が、空気圧送用ホース61を
介して最上段の燃料タンク51内に圧入される。
【0046】すると、最上段の燃料タンク51内に掛か
る空気圧が順次下段の燃料タンク51内に作用され、以
て最下段の燃料タンク51側の爆薬が供給ホース55な
どを介して燃料用チューブ30内に注入される。ここで
燃料は液状であって、たとえば危険物第5類に属する純
粋なニトロメタンのみが使用される。
【0047】そして、燃料用チューブ30が一杯になる
まで燃料が注入されたのち、遠隔操作により点火器46
を作動させ電気雷管33を点火動させることにより、燃
料に点火され、以て線状の爆発を行える。その際に、供
給ホース55の不爆性を利用して接続フランジ56の部
分から燃料供給装置50側への爆発が阻止され、爆発に
よる影響で燃料タンク51や圧送用空気ボンベ60など
が壊れないようにしている。
【0048】上記した第二の実施の形態によると、空気
圧を、最上段の燃料タンク51内の燃料に直接に掛ける
ことによって、燃料タンク51群の燃料が上段から下段
へと次第に空になって行く形式であり、その過程におい
て、燃料内に気泡が混入され、爆発に不都合が発生する
恐れもある。このような場合、間接的に空気圧を掛ける
形式であってもよい。
【0049】すなわち、図15は第三の実施の形態を示
し、各燃料タンク51内にはゴム製などの可撓隔壁65
が設けられている。そして圧送用空気ボンベ60からの
空気圧送用ホース61に空気分岐管66が接続され、こ
の空気分岐管66の分岐部が、分岐ホース67を介して
各燃料タンク51の上位接続部52に接続されている。
さらに、上下の燃料タンク51は、その下位接続部53
間が中継ホース54により接続されている。なお、各燃
料タンク51においては、可撓隔壁65により区画され
た上下の室のうち、下位接続部53が形成された下位室
内に燃料が充填されている。
【0050】上記した第三の実施の形態によると、圧送
用空気ボンベ60の圧縮空気は、空気圧送用ホース6
1、空気分岐管66、選択された一本の分岐ホース67
を介して、たとえば最上段の燃料タンク51の上位室内
に圧入される。
【0051】すると、上位室内に掛かる空気圧により、
可撓隔壁65が下方へ押し下げられて下位室内の燃料が
圧縮されることになり、下位室内の燃料は、下段の燃料
タンク51における下位室内に圧入され、そして最下段
の燃料タンク51内の燃料が、供給ホース55などを介
して燃料用チューブ30内に注入される。これにより最
上段の燃料タンク51の燃料が空になったとき、最上段
の燃料タンク51側の加圧状態を維持した状態で、次段
の燃料タンク51に対して同様な加圧が行われる。
【0052】このように第三の実施の形態によると、燃
料の注入は、可撓隔壁65を介して燃料に間接的に空気
圧を掛けながら行えることから、燃料内に気泡が混入さ
れる恐れはなく、爆発は常に好適に行える。なお、可撓
隔壁65に代えて風船形式を採用してもよい。
【0053】上記した第一や第二の実施の形態による
と、投射体側チューブ部30Aとしてパイプ形状のもの
が示されているが、このチューブ形状は種々なものでも
よい。すなわち、図16は第四の実施の形態を示し、こ
こではマット状の投射体側チューブ部70が採用されて
いる。この場合に投射体側チューブ部70は、展開し易
いように畳まれて胴体部13に収納されるか、または投
射体10の外にまとめておき、投射体10によって引っ
張られることで展開されることになる。
【0054】この第四の実施の形態によると、展開され
たマット状の投射体側チューブ部70の幅Wによって、
広範囲な面状の爆破が可能になり、爆破効果を向上し得
る。上記した各実施の形態において、パイプ形状の投射
体側チューブ部30Aやマット状の投射体側チューブ部
70は軽量であり、したがって、風が強い日に敷設作業
を実施すると、投射体側チューブ部30A,70が風下
に流されて弓なりに敷設されることになり、予定線に沿
って燃料を敷設できない。特にマット状の投射体側チュ
ーブ部70の場合、顕著となる。このような場合、風の
影響を受けずに敷設し得る形式が望まれる。
【0055】すなわち、図17は第五の実施の形態を示
し、燃料用チューブを構成するマット状の投射体側チュ
ーブ部75における幅方向の片側には、制動索76が全
長に亘って設けられ(通され)、これにより投射体側チ
ューブ部75は、制動索76の存在により重量のバラン
スが崩されている。この制動索76の遊端部分は制動索
係維架台36に連結され、また制動索76の先端部分は
投射体10に連結されている。
【0056】この第五の実施の形態によると、投射体側
チューブ部75は、押しつぶされてテープ状とされたの
ち、蛇腹状に折り畳まれ、かつ圧縮された状態で投射体
10内に収納されており、そして投射体10の発射後、
蛇腹状を解消しながら投射体10内から引き出され、テ
ープ状に展開される。その際に、引き出し時の張力は制
動索76にかかることになる。したがって、発射時にた
とえば横風77が吹いていたとき、前述したように投射
体側チューブ部75は重量のバランスが崩されているこ
とから、この投射体側チューブ部75は図17の実線で
示されるように、制動索76を風上としてなびく状態
で、かつ横風77の影響を受け難い状態で引き出される
ことになる。
【0057】そして投射体側チューブ部75の落下は、
図17の仮想線で示されるように、制動索76を下位と
して、かつ制動索76の重量により速度を速くして、す
なわち、横風77の影響を受ける時間を短縮して行われ
ることになる。これにより、投射体側チューブ部75は
直線状に敷設されることになり、予定線に沿って燃料を
敷設し得る。なお、マット状の投射体側チューブ部75
の場合に特に好適であるが、パイプ状の投射体側チュー
ブ部の場合も同様である。
【0058】上記した各実施の形態において、投射体1
0の着地時の姿勢あるいは着地点の地形によっては、一
旦着地した投射体10が跳飛したり転倒したりする状況
が発生する。このような場合、たとえば、パイプ状の燃
料用チューブ30の先端部分が投射体10に固定されて
いると、燃料用チューブ30がねじれたり、切断したり
する恐れがあり、このような事態を解決し得る形式が望
まれる。
【0059】すなわち、図18、図19は第六の実施の
形態を示し、パイプ状の燃料用チューブ30の先端部分
に接続索80の一端が接続され、そして接続索80の他
端が係止具81に接続されている。この係止具81は、
ピン82を介して相対回動自在に連結された一対の係止
板83,84と、これら係止板83,84を開き方向に
回動付勢すべくピン82の部分に設けられたねじりばね
85と、ピン82の近くにおいて係止板84に設けられ
た接続体86などにより構成され、この接続体86に接
続索80の他端が接続されている。
【0060】この第六の実施の形態によると、燃料用チ
ューブ30が投射体10内に収納されているとき、その
奥(投射体10の先端側)に係止具81が位置される。
このとき係止具81は、ねじりばね85の弾性付勢力に
よって係止板83,84が開き方向に回動されて、各端
が胴体部13の内面に圧接されることで、投射体10側
に係止されている。
【0061】そして、投射体10が発射されることで、
燃料用チューブ30が投射体10内から引き出されて展
開されるのであるが、その際に、引き出しが終了に近づ
くと、引き出し時の張力が係止具81に作用され、この
張力が係止具81の圧接力に打ち勝つことになって、係
止具81は投射体10内から引き出される。すなわち、
燃料用チューブ30の先端部分と投射体10との結合部
分は、燃料用チューブ30側に設定値以上の張力が作用
したときに、自動的に分離されることになる。
【0062】したがって、投射体10が、その着地時の
姿勢あるいは着地点の地形によっては、一旦着地したの
ち跳飛したり転倒したりしても、分離されている燃料用
チューブ30側には何ら影響を与えない。その結果、燃
料用チューブ30は、ねじれたり切断したりすることな
く敷設され、以て予定線に沿って燃料を敷設し得る。
【0063】上記した第六の実施の形態において、投射
体10は、燃料用チューブ30から分離されたのちに予
定外の遠方まで飛ぶ恐れもある。これに対しては、投射
体10に種々な減速装置を設けることが考えられる。
【0064】すなわち、図20は第七の実施の形態を示
し、投射体10内には、係止具81よりも奥(投射体1
0の先端側)にパラシュート(減速装置の一例)87が
設けられる。このパラシュート87の吊索87Aは、接
続索88を介して投射体10に接続され、そして主傘8
7Bは、接続索89を介して係止具81に接続されてい
る。その際に、主傘87Bと接続索89との結合部分C
は、燃料用チューブ30側に設定値以上の張力が作用し
たときに、自動的に切れるように構成されている。
【0065】この第七の実施の形態によると、投射体1
0が発射されることで、燃料用チューブ30が投射体1
0内から引き出されて展開され、そして引き出しが終了
に近づくと、引き出し時の張力が係止具81に作用さ
れ、この張力が係止具81の圧接力に打ち勝つことにな
って、係止具81は投射体10内から引き出され、さら
にパラシュート87が引き出されて開くことになる(図
20の状態)。
【0066】そして主傘87Bと接続索89との結合部
分Cが、燃料用チューブ30側に設定値以上の張力が作
用したときに自動的に切れることになり、したがって、
燃料用チューブ30は、ねじれたり切断したりすること
なく敷設され、以て予定線に沿って燃料を敷設し得る。
また燃料用チューブ30側から分離された投射体10
は、パラシュート87が開くことで減速され、予定外の
遠方まで飛ぶこともなく、近くに着地される。
【0067】次に、本発明の第八の実施の形態を図21
に基づいて説明する。この第八の実施の形態では、燃料
を点火させるために、高電圧の放電エネルギーを利用し
た点火装置90が使用される。すなわち、点火装置90
は、保持部材91にて保持された一対の電極92を有
し、これら電極92には、所定量の放電エネルギーを得
るための電気エネルギー供給回路93が接続されてい
る。
【0068】この電気エネルギー供給回路93は、各電
極92の端子92aに接続された電源装置94と、この
電源装置94と一方の端子92aとの間に直列接続され
て、電源装置94と両端子92aとの間に並列接続され
たコンデンサー95に対し所定量の電気容量を蓄積する
よう制御するための充電制御回路96と、この充電制御
回路96と一方の端子92aとの間に接続された放電ス
イッチ97などから構成されている。
【0069】この第八の実施の形態によると、燃料用チ
ューブ30に、一対の電極92を保持部材91を介して
取り付けて、各電極92の先端部を燃料用チューブ30
内に位置させる。そして、電極92の端子92aに電気
エネルギー供給回路93を接続し、コンデンサー95に
所定の電気容量を蓄積した後、放電スイッチ97をオン
する。そうすると、電極92に所定量の電気エネルギー
が短時間で供給されて、両電極92の先端部間に高電圧
の放電エネルギーが発生し、これが燃料に引火して爆発
することになる。したがって、火薬を使用する電気雷管
などによる点火装置を使用する場合と比較して、より取
り扱い上の制約が少なくなり、爆破を容易に遂行し得
る。
【0070】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、燃
料用チューブとして、金属箔膜が内面に貼り付けられた
ものを使用することで、爆轟伝播性を向上でき、チュー
ブ径を小さくできて重量を軽くでき、以て装置をコンパ
クトとして輸送を容易に行うことができる。さらに投射
装置により発射された投射体を介しての燃料用チューブ
の展開を、作業者が近寄れないような場所、地域に対し
ても容易に行うことができ、以て爆発により、人工雪崩
の発生や、岩などの障害物の爆破などを、容易に経済的
に行うことができる。
【0071】また上記した本発明の請求項2によると、
投射体側チューブ部は、爆轟伝播し易くして限界薬径を
小さくでき、しかも、金属箔膜を施工していない燃料供
給装置側チューブ部は、爆轟伝播し難く不爆となる領域
を作ることができ、これにより、爆発による影響で燃料
供給装置側が破壊されるのを防ぐことができる。
【0072】そして上記した本発明の請求項3による
と、燃料として、起爆感度、爆轟伝搬性を向上させたも
のを使用できる。さらに上記した本発明の請求項4によ
ると、爆発性の低いニトロメタンを使用するため、取扱
い上の安全性を高くできる。
【0073】また上記した本発明の請求項5によると、
人工雪崩の発生や、岩などの障害物の爆破などを、計画
どおりに容易にかつ確実に実現した遠隔爆破装置を提供
できる。
【0074】そして上記した本発明の請求項6による
と、ポンプ圧送により燃料の供給を充分に確実に行うこ
とができる。さらに上記した本発明の請求項7による
と、ポンプ使用形式に比べて簡単かつ軽量化でき、以て
携帯による運搬を容易に行うことができる。
【0075】また上記した本発明の請求項8によると、
燃料用チューブが投射体内から引き出される際に、その
張力は制動索にかかることになり、その結果、発射時に
強い風が吹いていたとき、燃料用チューブは、制動索側
を風上としてなびく状態で、かつ風の影響を受け難い状
態で引き出すことができる。そして燃料用チューブの落
下は、制動索を下位として、かつ制動索の重量により速
度を速くして、すなわち、風の影響を受ける時間を短縮
して行うことができる。これにより、燃料用チューブを
直線状に敷設できることになり、予定線に沿って燃料を
敷設できる。
【0076】そして上記した本発明の請求項9による
と、投射体が、着地時の姿勢あるいは着地点の地形によ
って、着地したのち跳飛したり転倒したりしても、分離
した燃料用チューブ側には何ら影響を与えないことにな
り、燃料用チューブを、ねじれたり切断したりすること
なく敷設でき、以て予定線に沿って燃料を敷設できる。
【0077】さらに上記した本発明の請求項10による
と、高電圧の放電エネルギーを利用した点火装置が使用
することで、火薬を使用する電気雷管などによる点火装
置を使用する場合と比較して、より取り扱い上の制約が
少なくなり、爆破を容易に遂行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示し、遠隔爆破装
置における投射体発射時の斜視図である。
【図2】同遠隔爆破装置における投射体装填時の要部の
一部切り欠き側面図である。
【図3】同遠隔爆破装置における投射体の一部切り欠き
側面図である。
【図4】同遠隔爆破装置における投射体の底面図であ
る。
【図5】同遠隔爆破装置における投射体の正面図であ
る。
【図6】同遠隔爆破装置における投射体の前翼部分の側
面図である。
【図7】同遠隔爆破装置における投射体の前翼部分の背
面図である。
【図8】同遠隔爆破装置における投射体の後翼部分の側
面図である。
【図9】同遠隔爆破装置における投射体の後翼部分の背
面図である。
【図10】同遠隔爆破装置における燃料用チューブの要
部の断面図である。
【図11】同遠隔爆破装置における燃料供給時の側面図
である。
【図12】本発明の第二の実施の形態を示し、遠隔爆破
装置における投射体発射時の斜視図である。
【図13】同遠隔爆破装置における空気圧送式の燃料供
給装置部分の斜視図である。
【図14】同遠隔爆破装置における接続フランジ部分の
断面図である。
【図15】本発明の第三の実施の形態を示し、遠隔爆破
装置における空気圧送式の燃料供給装置部分の一部切り
欠き側面図である。
【図16】本発明の第四の実施の形態を示し、遠隔爆破
装置におけるマット状燃料チューブ部分の斜視図であ
る。
【図17】本発明の第五の実施の形態を示し、遠隔爆破
装置における燃料用チューブ展開時の概略斜視図であ
る。
【図18】本発明の第六の実施の形態を示し、遠隔爆破
装置における投射体の要部の縦断側面図である。
【図19】同遠隔爆破装置における投射体の縦断正面図
である。
【図20】本発明の第七の実施の形態を示し、遠隔爆破
装置における燃料用チューブ展開時の概略斜視図であ
る。
【図21】本発明の第八の実施の形態を示し、遠隔爆破
装置における点火装置の全体構成図である。
【符号の説明】
1 圧縮空気投射装置 2 発射筒 4 気蓄部 10 投射体 13 胴体部 14 後部蓋 16 前翼 22 後翼 30 燃料用チューブ 30A 投射体側チューブ部 30B 燃料供給装置側チューブ部 31 外皮 32 金属箔膜 33 電気雷管 36 制動索係維架台 40 ポンプ圧送式の燃料供給装置 41 燃料注入ポンプ 42 燃料タンク 46 点火器 48 空気ボンベ 50 空気圧送式の燃料供給装置 51 燃料タンク 58 枠体 59 携帯用バンド 60 圧送用空気ボンベ 65 可撓隔壁 70 マット状の投射体側チューブ部 75 マット状の投射体側チューブ部 76 制動索 81 係止具(結合部分) 83 係止板 84 係止板 87 パラシュート 90 点火装置 93 電気エネルギー供給回路 C 結合部分 W 幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−121904(JP,A) 特開 平8−233496(JP,A) 特開 平8−109089(JP,A) 特開 平8−159700(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F42D 1/00 - 3/00 F41H 11/12 E04H 9/16

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属箔膜が内面に貼り付けられた燃料用
    チューブを、投射装置により発射される投射体を介して
    展開したのち、この燃料用チューブ内に燃料を注入し、
    そして燃料に点火して爆発させることを特徴とする遠隔
    爆破方法。
  2. 【請求項2】 燃料用チューブが、電気雷管を取り付け
    た部分を境目に、投射体側に連結されかつ金属箔膜が内
    面に貼り付けられた投射体側チューブ部と、燃料供給装
    置側に接続されかつ金属箔膜が貼り付けられていない燃
    料供給装置側チューブ部とに分かれていることを特徴と
    する請求項1記載の遠隔爆破方法。
  3. 【請求項3】 燃料が、難爆性物質、または難爆性物質
    をベースに気泡含有材と増粘材を混入させた、液状また
    は泡状であることを特徴とする請求項1記載の遠隔爆破
    方法。
  4. 【請求項4】 難爆性物質がニトロメタンであることを
    特徴とする請求項3記載の遠隔爆破方法。
  5. 【請求項5】 発射筒を有する投射装置と、前記発射筒
    に装填されかつ展開自在な翼を有する投射体と、この投
    射体内に納められ投射体が発射されることで展開される
    燃料用チューブと、展開された燃料用チューブ内に液状
    または泡状の燃料を注入させる燃料供給装置とにより構
    成され、前記燃料用チューブの内面に金属箔膜を貼り付
    けたことを特徴とする遠隔爆破装置。
  6. 【請求項6】 燃料供給装置がポンプ圧送式であること
    を特徴とする請求項5記載の遠隔爆破装置。
  7. 【請求項7】 燃料供給装置が空気圧送式であることを
    特徴とする請求項5記載の遠隔爆破装置。
  8. 【請求項8】 燃料用チューブには制動索が全長に亘っ
    て設けられ、この制動索の遊端部分は制動索係維架台に
    連結され、また制動索の先端部分は投射体に連結されて
    いることを特徴とする請求項5記載の遠隔爆破装置。
  9. 【請求項9】 燃料用チューブの先端部分と投射体との
    結合部分は、燃料用チューブ側に設定値以上の張力が作
    用したときに分離されることを特徴とする請求項5記載
    の遠隔爆破装置。
  10. 【請求項10】 燃料を点火させるために、高電圧の放
    電エネルギーを利用した点火装置を使用することを特徴
    とする請求項5記載の遠隔爆破装置。
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