JP3484032B2 - 電磁フォーカス回路 - Google Patents
電磁フォーカス回路Info
- Publication number
- JP3484032B2 JP3484032B2 JP01748497A JP1748497A JP3484032B2 JP 3484032 B2 JP3484032 B2 JP 3484032B2 JP 01748497 A JP01748497 A JP 01748497A JP 1748497 A JP1748497 A JP 1748497A JP 3484032 B2 JP3484032 B2 JP 3484032B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- current
- focus coil
- focus
- turned
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極線管を使用す
る表示装置の電磁フォーカス回路に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、陰極線管の電磁フォーカス回
路としてスイッチング回路により少ない電力でフォーカ
スコイルを駆動するものが知られている。図10に従来
の電磁フォーカス回路の構成図を示している。同図に示
す電磁フォーカス回路は、可変電圧電源1の両端間にス
イッチ2、フォーカスコイル3およびスイッチ4を直列
に接続している。可変電圧電源1とスイッチ2との中間
点と、フォーカスコイル3とスイッチ4との中間点との
間をスイッチ5を介して接続し、スイッチ2とフォーカ
スコイル3との中間点と、可変電圧電源1の陰極とスイ
ッチ4との中間点との間にダイオード6を逆方向に接続
している。スイッチ2、4、5をスイッチ制御部7から
ON/OFF制御し、このスイッチ制御部7に対してデ
ータ設定部8からON/OFFタイミングを設定する。 【0003】図11に上記電磁フォーカス回路の動作波
形のタイミング図を示す。スイッチ制御部7は水平同期
信号を基準にしてデータ設定部8により設定されたタイ
ミングに従いスイッチ2、スイッチ4、スイッチ5を図
11に示したタイミングでON/OFF制御する。スイ
ッチ2とスイッチ4とが同時にONになるタイミングに
おいて可変電圧電源1からフォーカスコイル3に電源電
圧が印加され、フォーカスコイル3に流れる電流が時間
に比例して直線的に増大する。次にスイッチ2がOFF
となった瞬間にフォーカスコイル3の逆起電力によりダ
イオード6がONし、ダイオード6とスイッチ4により
フォーカスコイル3が短絡され一定の電流が流れ続け
る。次にスイッチ4がOFFしスイッチ5がONすると
フォーカスコイル3はダイオード6とスイッチ5にて可
変電圧電源1に前述の方向と逆の方向に接続され、時間
に逆比例してその電流値は減衰する。フォーカスコイル
3に電流が流れなくなった瞬間フォーカスコイル3の逆
起電力もゼロになりダイオード6がOFFする。 【0004】以上のような、スイッチ2、4、5のON
/OFF制御を繰り返すことによりフォーカスコイル3
に図11に示すような電流を発生させることができる。
フォーカスコイル3に流れる電流を図11に示すように
制御することにより、可変電圧電源1からフォーカスコ
イル3に供給した電力はダイオード6とスイッチ5によ
って可変電圧電源1に回生されるため、可変電圧電源1
から供給する電力の平均値は非常に小さくなる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の電磁フォーカス回路は、回路中に電流を制限す
る機能がないため、水平同期信号S1の周期に対して可
変電圧電源1の電圧が高すぎるとフォーカスコイル3に
大きな電流が流れてしまう問題があった。またスイッチ
4とスイッチ5を同時にONすることがあると可変電圧
電源1を短絡させてしまう問題があった。またスイッチ
の損失により、フォーカスコイル3から可変電圧電源1
に電流を回生する期間の電流が早く減衰してしまう問題
があった。 【0006】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたものであり、フォーカスコイルに過電流が流れた
り、フォーカスコイルの電源が短絡したり、又はフォー
カスコイルの電流波形が理想波形からずれたりするのを
確実に防止できる信頼性の高い電磁フォーカス回路を提
供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の電磁フォーカス回路は、フォーカスコイルに
流れる電流を検出しその値が設定した値を超えたときに
フォーカスコイルに電流を供給する線路上に設けられた
スイッチをOFFさせることで、過大な電流が流れるの
を防止する。 【0008】水平同期信号の周期を測定して、その周期
測定値に適応した基準値を用いてフォーカスコイルに流
れる電流の大小を判断し、電流検出値が基準値を超えた
ときにスイッチをOFFさせて過大な電流が流れるのを
防止する。周期測定値に適応した基準値を用いることか
らフォーカスコイルに過電流が流れることを水平同期信
号の周期によらず安定して防止する事ができる。 【0009】同時にONするとフォーカスコイルの電源
を短絡させる危険のあるスイッチを制御する信号の間で
片方のスイッチがONの時はもう片方のスイッチはON
にならないように制御することにより、電源が短絡する
のを防止する。 【0010】水平同期信号の周期を測定して、その周期
測定値に従ってスイッチ切り替えのタイミングを修正す
る事により、いろいろな水平同期周波数において高い精
度のフォーカス性能を実現する作用を有する。また、フ
ォーカスコイルから電源に回生する期間の電流が早く減
衰してしまうことによるフォーカス電流の誤差を低減す
る。 【0011】スイッチをON/OFFするタイミングを
設定している演算手段に、外部からタイミングを調整で
きる入力手段を取り付け、この入力手段から与えるタイ
ミング調整データで切り替えタイミングを調整する事に
より、フォーカスコイルから電源に回生する期間の電流
が早く減衰してしまうことによるフォーカス電流の誤差
を低減する。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態に係る電
磁フォーカス回路の構成を示している。なお、前述した
図10の電磁フォーカス回路の各部と同じ機能を有する
部分については同一符号を付している。 【0013】可変電圧電源1の陰極とスイッチ4との間
に電流検出抵抗10を直列に介挿し、スイッチ制御部7
からスイッチ2を制御するライン上にスイッチ2を強制
的にOFFする常閉スイッチ11を設けている。スイッ
チ2は可変電圧電源1からフォーカスコイル3へ電力を
供給する線路上に設けられており、常閉スイッチ11の
開制御に同期して強制的にOFFされるように設定され
ている。常閉スイッチ11を比較器12の出力によって
ON/OFF制御する。比較器12の一方の比較入力端
子には過電流の発生を検出するための基準電圧を発生す
る基準電源13の陽極が接続され、他方の比較入力端子
には電流検出抵抗10のスイッチ4が接続された端子が
接続される。比較器12はこれら比較入力端子の電圧を
比較して電流検出抵抗10が接続された端子の電圧が基
準電源13の基準電圧を超えた時に常閉スイッチ11を
開成制御する。 【0014】以上のように構成された電磁フォーカス回
路の動作を図2を用いて説明する。スイッチ制御部7は
データ設定部8によって設定されたタイミングに従い水
平同期信号を基準にしてスイッチ2、スイッチ4、スイ
ッチ5を図2に示したタイミングでON/OFF制御す
る。すなわち、スイッチ2とスイッチ4が同時にONに
なるタイミングにおいて可変電圧電源1とフォーカスコ
イル3は接続され、時間に比例して直線的に電流が増大
する。次にスイッチ2がOFFとなった瞬間にフォーカ
スコイル3の逆起電力によりダイオード6がONし、ダ
イオード6とスイッチ4によりフォーカスコイル3が短
絡され一定の電流が流れ続ける。次にスイッチ4がOF
Fしスイッチ5がONするとフォーカスコイル3はダイ
オード6とスイッチ5にて可変電圧電源1に接続され、
時間に逆比例してその電流値は減衰する。フォーカスコ
イル3に電流が流れなくなった瞬間にフォーカスコイル
3の逆起電力もゼロになりダイオード6がOFFする。 【0015】フォーカスコイル3に流れる電流は電流検
出抵抗10によって検出される。この検出結果と基準電
源13の基準電圧とを比較器12により比較して電流検
出抵抗10の出力が基準電圧より大きくなったとき常閉
スイッチ11を開成することでスイッチ2をOFFし過
電流がフォーカスコイル3に流れるのを防止する。この
ようにして、フォーカスコイル3に過電流が流れるのを
防止しつつ図2に示すような電流を発生させることがで
きる。 【0016】(実施の形態2)この実施の形態は、スイ
ッチ2を強制的にOFFさせるか否かの判断機能を持た
せた比較器12に与える基準電圧を水平同期信号の周期
に応じて適正な値に設定する。図3は本実施の形態に係
る電磁フォーカス回路の構成を示している。なお、前述
した図1および図10の電磁フォーカス回路の各部と同
じ機能を有する部分については同一符号を付している。 【0017】比較器12は一方の比較入力端子に電流検
出抵抗10の電流検出値が入力し、他方の比較入力端子
にD/Aコンバータ14の出力する基準電圧値が入力す
る。基準電圧値を決めているD/Aコンバータ14の入
力(基準電圧指令値)はマイクロコンピュータ15から
与える。マイクロコンピュータ15はスイッチ制御部7
に入力する水平同期信号を並列入力しており、その水平
同期信号の周期を測定して測定周期に適応した基準電圧
値をD/Aコンバータ14に指令する。 【0018】以上のように構成された電磁フォーカス回
路の動作を図4を用いて説明する。スイッチ制御部7は
水平同期信号を基準にしてデータ設定部8によって設定
されたタイミングに従いスイッチ2、スイッチ4、スイ
ッチ5を図4に示したようにON/OFF制御する。ス
イッチ2とスイッチ制御部7との間に設けられたスイッ
チ11が比較器12の出力によってスイッチ2を制御す
る信号をON/OFFすることのなる。 【0019】フォーカスコイル3に電流を供給する線路
上にあるスイッチ2、スイッチ5が同時にONになるタ
イミングにおいて可変電圧電源1とフォーカスコイル3
とが接続され時間に比例して直線的に電流が増大する。
次にスイッチ2がOFFとなった瞬間にフォーカスコイ
ル3の逆起電力によりダイオード6がONし、ダイオー
ド6とスイッチ4によりフォーカスコイル3が短絡され
一定の電流が流れ続ける。次にスイッチ4がOFFしス
イッチ5がONするとフォーカスコイル3はダイオード
6とスイッチ5にて可変電圧電源1に接続され、時間に
逆比例してその電流値は減衰する。フォーカスコイル3
に電流が流れなくなった瞬間フォーカスコイル3の逆起
電力もゼロになりダイオード6がOFFする。 【0020】フォーカスコイル3に流れる電流は電流検
出抵抗10によって検出され、この検出結果とD/Aコ
ンバータ14の基準電圧とを比較器12で比較して電流
検出抵抗10の出力が基準電圧より大きくなったときス
イッチ11を開制御することでスイッチ2をOFFし過
電流が流れるのを防止する。 【0021】マイクロコンピュータ15は水平同期信号
の周期を測定して当該周波数に適応した基準電圧値を決
め,D/Aコンバータ14を使って動的に基準電圧値を
設定するため、水平同期信号の周期によらず安定して過
電流保護ができる。 【0022】(実施の形態3)この実施の形態は、同時
にONすると可変電圧電源1を短絡させる危険のあるス
イッチ4、5を制御する信号の間で片方のスイッチ4が
ONの時はもう片方のスイッチ5はONにならないよう
に制御する。 【0023】図5は本実施の形態に係る電磁フォーカス
回路の構成を示している。なお、前述した図10の電磁
フォーカス回路の各部と同じ機能を有する部分について
は同一符号を付している。 【0024】スイッチ制御部7はスイッチ4、5に対し
てそれぞれ線路L1,L2を介してON/OFFの制御
信号を与える。スイッチ5に対して信号を与える線路L
2上に常閉スイッチ16を設けている。常閉スイッチ1
6はもう一方の線路L1の信号状態と逆の論理でON/
OFF制御される。したがって、スイッチ4に対してO
N制御の信号が出力されているときには常閉スイッチ1
6を開成することによりスイッチ5を強制的にOFF
し、スイッチ4をOFF制御する信号が出力されている
ときには常閉スイッチ16を閉じることによりスイッチ
5をスイッチ制御部7から出力される信号でON/OF
F制御する。 【0025】以上のように構成された電磁フォーカス回
路の動作を図6を用いて説明する。スイッチ制御部7は
水平同期信号を基準にしてデータ設定部8によって設定
されたタイミングに従いスイッチ2、スイッチ4、スイ
ッチ5を図6に示したようにON/OFF制御する。ス
イッチ5をON/OFF制御する信号は線路L2に設け
た常閉スイッチ16を通して供給され、該スイッチ16
の制御によりスイッチ5をOFFにすることができる。
スイッチ2とスイッチ4が同時にONになるタイミング
において可変電圧電源1とフォーカスコイル3は接続さ
れ時間に比例して直線的に電流が増大する。次にスイッ
チ2がOFFとなった瞬間にフォーカスコイル3の逆起
電力によりダイオード6がONし、ダイオード6とスイ
ッチ4によりフォーカスコイル3が短絡され一定の電流
が流れ続ける。次にスイッチ4がOFFしスイッチ5が
ONするとフォーカスコイル3はダイオード6とスイッ
チ5にて可変電圧電源1に接続され、時間に逆比例して
その電流値は減衰する。フォーカスコイル3に電流が流
れなくなった瞬間にフォーカスコイル3の逆起電力もゼ
ロになりダイオード6がOFFする。 【0026】ここで、図5に示す回路ではスイッチ4と
スイッチ5とが同時にONすると可変電圧電源1が短絡
する。スイッチ4とスイッチ5とが同時にONする状態
になることを排除するために、スイッチ5を強制的にO
FFさせる常閉スイッチ16をもう一方のスイッチ4の
制御信号でON/OFF制御している。具体的には、図
6中に示したように常閉スイッチ16をスイッチ4とは
逆の論理でON/OFF制御する。 【0027】したがって、図6に破線で示すようにスイ
ッチ5とスイッチ4が同時にONになる制御信号が発生
したときは、常閉スイッチ16の作用によりスイッチ5
をスイッチ制御部8の出力する制御信号に拘らず強制的
にOFFさせるので、可変電圧電源1が短絡する事を防
止できる。 【0028】(実施の形態4)この実施の形態は、水平
同期信号の周期に適応させて各スイッチのON/OFF
タイミングをずらすことでフォーカスコイルの電流波形
を部分的に補正できるようにしたものである。 【0029】図7は本実施の形態に係る電磁フォーカス
回路の構成を示している。なお、前述した図10の電磁
フォーカス回路の各部と同じ機能を有する部分について
は同一符号を付している。 【0030】スイッチング回路を構成する各スイッチ
2、4、5のON/OFFタイミングを制御するスイッ
チ制御部7はマイクロコンピュータ17から各スイッチ
2、4、5のON/OFFタイミングのデータが与えら
れる。マイクロコンピュータ17は水平同期信号の周期
を測定し、その周期に適合させてフォーカスコイル3か
ら可変電圧電源1へ電流が回生する期間におけるスイッ
チ切り替えのタイミングを修正する。 【0031】以下、マイクロコンピュータ17によるス
イッチ切り替えタイミングの修正内容について図8を用
いて説明する。スイッチ制御部7は水平同期信号を基準
にしてマイクロコンピュータ17によって設定されたタ
イミングに従いスイッチ2、スイッチ4、スイッチ5を
図8に示したようにON/OFF制御する。スイッチ2
とスイッチ4とが同時にONになるタイミングにおいて
可変電圧電源1とフォーカスコイル3は接続され時間に
比例して直線的に電流が増大する。次にスイッチ2がO
FFとなった瞬間にフォーカスコイル3の逆起電力によ
りダイオード6がONし、ダイオード6とスイッチ4に
よりフォーカスコイル3が短絡され一定の電流が流れ続
ける。次にスイッチ4がOFFしスイッチ5がONする
とフォーカスコイル3はダイオード6とスイッチ5にて
可変電圧電源1に接続され、時間に逆比例してその電流
値は減衰する。フォーカスコイル3に電流が流れなくな
った瞬間にフォーカスコイル3の逆起電力もゼロになり
ダイオード6がOFFする。 【0032】ところで、図8にフォーカスコイル3の電
流として実線で示す電流波形は、スイッチに損失がない
理想的な波形である。実際の回路はスイッチの損失等に
より、同図に一点鎖線で示した補正前波形のように、フ
ォーカスコイル3から可変電圧電源1に回生する期間の
電流の減衰が理想波形よりも大きくなる。 【0033】そこで、マイクロコンピュータ17は、水
平同期信号S1の周期を測定し、電流波形が理想波形か
らずれる期間にスイッチ2、4、5の切り替えタイミン
グを図8中に点線で示す位置に修正している。その結
果、フォーカスコイル3の電流波形は、図8のフォーカ
スコイル3の電流波形中に点線で示した補正後波形のよ
うになる。補正後波形は補正前波形に比べて実線で示す
理想波形に近く、フォーカス電流の誤差を低減できるこ
とになる。また、マイクロコンピュータ17に水平同期
信号を入力してその周期に適合するようにスイッチ切り
替えのON/OFF周期を調整するのでいろいろな水平
同期周波数において高い精度のフォーカス精度を実現す
ることができる。 【0034】(実施の形態5)図9に実施の形態に係る
電磁フォーカス回路の構成を示している。スイッチ制御
部7にタイミングを設定するマイクロコンピュータ18
に対して位相調整値入力手段19を接続しスイッチのO
N/OFFタイミングを調整する位相調整値を入力す
る。マイクロコンピュータ18は各スイッチのON/O
FFのタイミングを図8に実線で示す位置から同図に点
線で示す位置までずらしたタイミングを設定する。各ス
イッチのON/OFFのタイミングを基準パターンから
どの程度ずらすか位相調整値入力手段19から位相調整
値の形で入力する。 【0035】図8に本実施の形態の電磁フォーカス回路
のタイミング図を示す。マイクロコンピュータ18に対
して位相調整値入力手段19から位相調整値が入力さ
れ、図8に点線で示したタイミングで各スイッチをON
/OFFするタイミングがスイッチ制御部7に設定され
る。したがって、図8に点線で示すように各スイッチの
ON/OFFタイミングが補正され、図8のフォーカス
コイルの電流波形中に破線で示した補正後の波形のよう
にフォーカス電流が補正されてフォーカス電流の理想波
形からの誤差が低減される。 【0036】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、実施の形態1、2、3、4、5を適宜
組み合わせて電磁フォーカス回路を構成してもよいし、
図示している電磁フォーカス回路の回路素子を同じ機能
を有する他の素子で代替させてもよい。 【0037】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、回路に流
れる電流値が所定値を超えたときにはフォーカスコイル
に電流を供給している線路上のスイッチをOFFするこ
とができるのでフォーカスコイルに過電流が流れるのを
確実に防止することができる。また本発明によれば、同
時にONするとフォーカスコイルの電源が短絡状態にな
る一対のスイッチに対して両スイッチのON/OFF動
作を排他的に制御するのでフォーカスコイルの電源が短
絡するのを確実に防止できる。また本発明によれば、水
平同期信号の周期に従って複数のスイッチを制御するタ
イミングを適応的に切り替えることからいろいろな水平
同期周波数において高い精度のフォーカス性能を実現で
きる。
る表示装置の電磁フォーカス回路に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、陰極線管の電磁フォーカス回
路としてスイッチング回路により少ない電力でフォーカ
スコイルを駆動するものが知られている。図10に従来
の電磁フォーカス回路の構成図を示している。同図に示
す電磁フォーカス回路は、可変電圧電源1の両端間にス
イッチ2、フォーカスコイル3およびスイッチ4を直列
に接続している。可変電圧電源1とスイッチ2との中間
点と、フォーカスコイル3とスイッチ4との中間点との
間をスイッチ5を介して接続し、スイッチ2とフォーカ
スコイル3との中間点と、可変電圧電源1の陰極とスイ
ッチ4との中間点との間にダイオード6を逆方向に接続
している。スイッチ2、4、5をスイッチ制御部7から
ON/OFF制御し、このスイッチ制御部7に対してデ
ータ設定部8からON/OFFタイミングを設定する。 【0003】図11に上記電磁フォーカス回路の動作波
形のタイミング図を示す。スイッチ制御部7は水平同期
信号を基準にしてデータ設定部8により設定されたタイ
ミングに従いスイッチ2、スイッチ4、スイッチ5を図
11に示したタイミングでON/OFF制御する。スイ
ッチ2とスイッチ4とが同時にONになるタイミングに
おいて可変電圧電源1からフォーカスコイル3に電源電
圧が印加され、フォーカスコイル3に流れる電流が時間
に比例して直線的に増大する。次にスイッチ2がOFF
となった瞬間にフォーカスコイル3の逆起電力によりダ
イオード6がONし、ダイオード6とスイッチ4により
フォーカスコイル3が短絡され一定の電流が流れ続け
る。次にスイッチ4がOFFしスイッチ5がONすると
フォーカスコイル3はダイオード6とスイッチ5にて可
変電圧電源1に前述の方向と逆の方向に接続され、時間
に逆比例してその電流値は減衰する。フォーカスコイル
3に電流が流れなくなった瞬間フォーカスコイル3の逆
起電力もゼロになりダイオード6がOFFする。 【0004】以上のような、スイッチ2、4、5のON
/OFF制御を繰り返すことによりフォーカスコイル3
に図11に示すような電流を発生させることができる。
フォーカスコイル3に流れる電流を図11に示すように
制御することにより、可変電圧電源1からフォーカスコ
イル3に供給した電力はダイオード6とスイッチ5によ
って可変電圧電源1に回生されるため、可変電圧電源1
から供給する電力の平均値は非常に小さくなる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の電磁フォーカス回路は、回路中に電流を制限す
る機能がないため、水平同期信号S1の周期に対して可
変電圧電源1の電圧が高すぎるとフォーカスコイル3に
大きな電流が流れてしまう問題があった。またスイッチ
4とスイッチ5を同時にONすることがあると可変電圧
電源1を短絡させてしまう問題があった。またスイッチ
の損失により、フォーカスコイル3から可変電圧電源1
に電流を回生する期間の電流が早く減衰してしまう問題
があった。 【0006】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたものであり、フォーカスコイルに過電流が流れた
り、フォーカスコイルの電源が短絡したり、又はフォー
カスコイルの電流波形が理想波形からずれたりするのを
確実に防止できる信頼性の高い電磁フォーカス回路を提
供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の電磁フォーカス回路は、フォーカスコイルに
流れる電流を検出しその値が設定した値を超えたときに
フォーカスコイルに電流を供給する線路上に設けられた
スイッチをOFFさせることで、過大な電流が流れるの
を防止する。 【0008】水平同期信号の周期を測定して、その周期
測定値に適応した基準値を用いてフォーカスコイルに流
れる電流の大小を判断し、電流検出値が基準値を超えた
ときにスイッチをOFFさせて過大な電流が流れるのを
防止する。周期測定値に適応した基準値を用いることか
らフォーカスコイルに過電流が流れることを水平同期信
号の周期によらず安定して防止する事ができる。 【0009】同時にONするとフォーカスコイルの電源
を短絡させる危険のあるスイッチを制御する信号の間で
片方のスイッチがONの時はもう片方のスイッチはON
にならないように制御することにより、電源が短絡する
のを防止する。 【0010】水平同期信号の周期を測定して、その周期
測定値に従ってスイッチ切り替えのタイミングを修正す
る事により、いろいろな水平同期周波数において高い精
度のフォーカス性能を実現する作用を有する。また、フ
ォーカスコイルから電源に回生する期間の電流が早く減
衰してしまうことによるフォーカス電流の誤差を低減す
る。 【0011】スイッチをON/OFFするタイミングを
設定している演算手段に、外部からタイミングを調整で
きる入力手段を取り付け、この入力手段から与えるタイ
ミング調整データで切り替えタイミングを調整する事に
より、フォーカスコイルから電源に回生する期間の電流
が早く減衰してしまうことによるフォーカス電流の誤差
を低減する。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態に係る電
磁フォーカス回路の構成を示している。なお、前述した
図10の電磁フォーカス回路の各部と同じ機能を有する
部分については同一符号を付している。 【0013】可変電圧電源1の陰極とスイッチ4との間
に電流検出抵抗10を直列に介挿し、スイッチ制御部7
からスイッチ2を制御するライン上にスイッチ2を強制
的にOFFする常閉スイッチ11を設けている。スイッ
チ2は可変電圧電源1からフォーカスコイル3へ電力を
供給する線路上に設けられており、常閉スイッチ11の
開制御に同期して強制的にOFFされるように設定され
ている。常閉スイッチ11を比較器12の出力によって
ON/OFF制御する。比較器12の一方の比較入力端
子には過電流の発生を検出するための基準電圧を発生す
る基準電源13の陽極が接続され、他方の比較入力端子
には電流検出抵抗10のスイッチ4が接続された端子が
接続される。比較器12はこれら比較入力端子の電圧を
比較して電流検出抵抗10が接続された端子の電圧が基
準電源13の基準電圧を超えた時に常閉スイッチ11を
開成制御する。 【0014】以上のように構成された電磁フォーカス回
路の動作を図2を用いて説明する。スイッチ制御部7は
データ設定部8によって設定されたタイミングに従い水
平同期信号を基準にしてスイッチ2、スイッチ4、スイ
ッチ5を図2に示したタイミングでON/OFF制御す
る。すなわち、スイッチ2とスイッチ4が同時にONに
なるタイミングにおいて可変電圧電源1とフォーカスコ
イル3は接続され、時間に比例して直線的に電流が増大
する。次にスイッチ2がOFFとなった瞬間にフォーカ
スコイル3の逆起電力によりダイオード6がONし、ダ
イオード6とスイッチ4によりフォーカスコイル3が短
絡され一定の電流が流れ続ける。次にスイッチ4がOF
Fしスイッチ5がONするとフォーカスコイル3はダイ
オード6とスイッチ5にて可変電圧電源1に接続され、
時間に逆比例してその電流値は減衰する。フォーカスコ
イル3に電流が流れなくなった瞬間にフォーカスコイル
3の逆起電力もゼロになりダイオード6がOFFする。 【0015】フォーカスコイル3に流れる電流は電流検
出抵抗10によって検出される。この検出結果と基準電
源13の基準電圧とを比較器12により比較して電流検
出抵抗10の出力が基準電圧より大きくなったとき常閉
スイッチ11を開成することでスイッチ2をOFFし過
電流がフォーカスコイル3に流れるのを防止する。この
ようにして、フォーカスコイル3に過電流が流れるのを
防止しつつ図2に示すような電流を発生させることがで
きる。 【0016】(実施の形態2)この実施の形態は、スイ
ッチ2を強制的にOFFさせるか否かの判断機能を持た
せた比較器12に与える基準電圧を水平同期信号の周期
に応じて適正な値に設定する。図3は本実施の形態に係
る電磁フォーカス回路の構成を示している。なお、前述
した図1および図10の電磁フォーカス回路の各部と同
じ機能を有する部分については同一符号を付している。 【0017】比較器12は一方の比較入力端子に電流検
出抵抗10の電流検出値が入力し、他方の比較入力端子
にD/Aコンバータ14の出力する基準電圧値が入力す
る。基準電圧値を決めているD/Aコンバータ14の入
力(基準電圧指令値)はマイクロコンピュータ15から
与える。マイクロコンピュータ15はスイッチ制御部7
に入力する水平同期信号を並列入力しており、その水平
同期信号の周期を測定して測定周期に適応した基準電圧
値をD/Aコンバータ14に指令する。 【0018】以上のように構成された電磁フォーカス回
路の動作を図4を用いて説明する。スイッチ制御部7は
水平同期信号を基準にしてデータ設定部8によって設定
されたタイミングに従いスイッチ2、スイッチ4、スイ
ッチ5を図4に示したようにON/OFF制御する。ス
イッチ2とスイッチ制御部7との間に設けられたスイッ
チ11が比較器12の出力によってスイッチ2を制御す
る信号をON/OFFすることのなる。 【0019】フォーカスコイル3に電流を供給する線路
上にあるスイッチ2、スイッチ5が同時にONになるタ
イミングにおいて可変電圧電源1とフォーカスコイル3
とが接続され時間に比例して直線的に電流が増大する。
次にスイッチ2がOFFとなった瞬間にフォーカスコイ
ル3の逆起電力によりダイオード6がONし、ダイオー
ド6とスイッチ4によりフォーカスコイル3が短絡され
一定の電流が流れ続ける。次にスイッチ4がOFFしス
イッチ5がONするとフォーカスコイル3はダイオード
6とスイッチ5にて可変電圧電源1に接続され、時間に
逆比例してその電流値は減衰する。フォーカスコイル3
に電流が流れなくなった瞬間フォーカスコイル3の逆起
電力もゼロになりダイオード6がOFFする。 【0020】フォーカスコイル3に流れる電流は電流検
出抵抗10によって検出され、この検出結果とD/Aコ
ンバータ14の基準電圧とを比較器12で比較して電流
検出抵抗10の出力が基準電圧より大きくなったときス
イッチ11を開制御することでスイッチ2をOFFし過
電流が流れるのを防止する。 【0021】マイクロコンピュータ15は水平同期信号
の周期を測定して当該周波数に適応した基準電圧値を決
め,D/Aコンバータ14を使って動的に基準電圧値を
設定するため、水平同期信号の周期によらず安定して過
電流保護ができる。 【0022】(実施の形態3)この実施の形態は、同時
にONすると可変電圧電源1を短絡させる危険のあるス
イッチ4、5を制御する信号の間で片方のスイッチ4が
ONの時はもう片方のスイッチ5はONにならないよう
に制御する。 【0023】図5は本実施の形態に係る電磁フォーカス
回路の構成を示している。なお、前述した図10の電磁
フォーカス回路の各部と同じ機能を有する部分について
は同一符号を付している。 【0024】スイッチ制御部7はスイッチ4、5に対し
てそれぞれ線路L1,L2を介してON/OFFの制御
信号を与える。スイッチ5に対して信号を与える線路L
2上に常閉スイッチ16を設けている。常閉スイッチ1
6はもう一方の線路L1の信号状態と逆の論理でON/
OFF制御される。したがって、スイッチ4に対してO
N制御の信号が出力されているときには常閉スイッチ1
6を開成することによりスイッチ5を強制的にOFF
し、スイッチ4をOFF制御する信号が出力されている
ときには常閉スイッチ16を閉じることによりスイッチ
5をスイッチ制御部7から出力される信号でON/OF
F制御する。 【0025】以上のように構成された電磁フォーカス回
路の動作を図6を用いて説明する。スイッチ制御部7は
水平同期信号を基準にしてデータ設定部8によって設定
されたタイミングに従いスイッチ2、スイッチ4、スイ
ッチ5を図6に示したようにON/OFF制御する。ス
イッチ5をON/OFF制御する信号は線路L2に設け
た常閉スイッチ16を通して供給され、該スイッチ16
の制御によりスイッチ5をOFFにすることができる。
スイッチ2とスイッチ4が同時にONになるタイミング
において可変電圧電源1とフォーカスコイル3は接続さ
れ時間に比例して直線的に電流が増大する。次にスイッ
チ2がOFFとなった瞬間にフォーカスコイル3の逆起
電力によりダイオード6がONし、ダイオード6とスイ
ッチ4によりフォーカスコイル3が短絡され一定の電流
が流れ続ける。次にスイッチ4がOFFしスイッチ5が
ONするとフォーカスコイル3はダイオード6とスイッ
チ5にて可変電圧電源1に接続され、時間に逆比例して
その電流値は減衰する。フォーカスコイル3に電流が流
れなくなった瞬間にフォーカスコイル3の逆起電力もゼ
ロになりダイオード6がOFFする。 【0026】ここで、図5に示す回路ではスイッチ4と
スイッチ5とが同時にONすると可変電圧電源1が短絡
する。スイッチ4とスイッチ5とが同時にONする状態
になることを排除するために、スイッチ5を強制的にO
FFさせる常閉スイッチ16をもう一方のスイッチ4の
制御信号でON/OFF制御している。具体的には、図
6中に示したように常閉スイッチ16をスイッチ4とは
逆の論理でON/OFF制御する。 【0027】したがって、図6に破線で示すようにスイ
ッチ5とスイッチ4が同時にONになる制御信号が発生
したときは、常閉スイッチ16の作用によりスイッチ5
をスイッチ制御部8の出力する制御信号に拘らず強制的
にOFFさせるので、可変電圧電源1が短絡する事を防
止できる。 【0028】(実施の形態4)この実施の形態は、水平
同期信号の周期に適応させて各スイッチのON/OFF
タイミングをずらすことでフォーカスコイルの電流波形
を部分的に補正できるようにしたものである。 【0029】図7は本実施の形態に係る電磁フォーカス
回路の構成を示している。なお、前述した図10の電磁
フォーカス回路の各部と同じ機能を有する部分について
は同一符号を付している。 【0030】スイッチング回路を構成する各スイッチ
2、4、5のON/OFFタイミングを制御するスイッ
チ制御部7はマイクロコンピュータ17から各スイッチ
2、4、5のON/OFFタイミングのデータが与えら
れる。マイクロコンピュータ17は水平同期信号の周期
を測定し、その周期に適合させてフォーカスコイル3か
ら可変電圧電源1へ電流が回生する期間におけるスイッ
チ切り替えのタイミングを修正する。 【0031】以下、マイクロコンピュータ17によるス
イッチ切り替えタイミングの修正内容について図8を用
いて説明する。スイッチ制御部7は水平同期信号を基準
にしてマイクロコンピュータ17によって設定されたタ
イミングに従いスイッチ2、スイッチ4、スイッチ5を
図8に示したようにON/OFF制御する。スイッチ2
とスイッチ4とが同時にONになるタイミングにおいて
可変電圧電源1とフォーカスコイル3は接続され時間に
比例して直線的に電流が増大する。次にスイッチ2がO
FFとなった瞬間にフォーカスコイル3の逆起電力によ
りダイオード6がONし、ダイオード6とスイッチ4に
よりフォーカスコイル3が短絡され一定の電流が流れ続
ける。次にスイッチ4がOFFしスイッチ5がONする
とフォーカスコイル3はダイオード6とスイッチ5にて
可変電圧電源1に接続され、時間に逆比例してその電流
値は減衰する。フォーカスコイル3に電流が流れなくな
った瞬間にフォーカスコイル3の逆起電力もゼロになり
ダイオード6がOFFする。 【0032】ところで、図8にフォーカスコイル3の電
流として実線で示す電流波形は、スイッチに損失がない
理想的な波形である。実際の回路はスイッチの損失等に
より、同図に一点鎖線で示した補正前波形のように、フ
ォーカスコイル3から可変電圧電源1に回生する期間の
電流の減衰が理想波形よりも大きくなる。 【0033】そこで、マイクロコンピュータ17は、水
平同期信号S1の周期を測定し、電流波形が理想波形か
らずれる期間にスイッチ2、4、5の切り替えタイミン
グを図8中に点線で示す位置に修正している。その結
果、フォーカスコイル3の電流波形は、図8のフォーカ
スコイル3の電流波形中に点線で示した補正後波形のよ
うになる。補正後波形は補正前波形に比べて実線で示す
理想波形に近く、フォーカス電流の誤差を低減できるこ
とになる。また、マイクロコンピュータ17に水平同期
信号を入力してその周期に適合するようにスイッチ切り
替えのON/OFF周期を調整するのでいろいろな水平
同期周波数において高い精度のフォーカス精度を実現す
ることができる。 【0034】(実施の形態5)図9に実施の形態に係る
電磁フォーカス回路の構成を示している。スイッチ制御
部7にタイミングを設定するマイクロコンピュータ18
に対して位相調整値入力手段19を接続しスイッチのO
N/OFFタイミングを調整する位相調整値を入力す
る。マイクロコンピュータ18は各スイッチのON/O
FFのタイミングを図8に実線で示す位置から同図に点
線で示す位置までずらしたタイミングを設定する。各ス
イッチのON/OFFのタイミングを基準パターンから
どの程度ずらすか位相調整値入力手段19から位相調整
値の形で入力する。 【0035】図8に本実施の形態の電磁フォーカス回路
のタイミング図を示す。マイクロコンピュータ18に対
して位相調整値入力手段19から位相調整値が入力さ
れ、図8に点線で示したタイミングで各スイッチをON
/OFFするタイミングがスイッチ制御部7に設定され
る。したがって、図8に点線で示すように各スイッチの
ON/OFFタイミングが補正され、図8のフォーカス
コイルの電流波形中に破線で示した補正後の波形のよう
にフォーカス電流が補正されてフォーカス電流の理想波
形からの誤差が低減される。 【0036】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、実施の形態1、2、3、4、5を適宜
組み合わせて電磁フォーカス回路を構成してもよいし、
図示している電磁フォーカス回路の回路素子を同じ機能
を有する他の素子で代替させてもよい。 【0037】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、回路に流
れる電流値が所定値を超えたときにはフォーカスコイル
に電流を供給している線路上のスイッチをOFFするこ
とができるのでフォーカスコイルに過電流が流れるのを
確実に防止することができる。また本発明によれば、同
時にONするとフォーカスコイルの電源が短絡状態にな
る一対のスイッチに対して両スイッチのON/OFF動
作を排他的に制御するのでフォーカスコイルの電源が短
絡するのを確実に防止できる。また本発明によれば、水
平同期信号の周期に従って複数のスイッチを制御するタ
イミングを適応的に切り替えることからいろいろな水平
同期周波数において高い精度のフォーカス性能を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における電磁フォーカス
回路の構成図。 【図2】実施の形態1における電磁フォーカス回路の各
部の波形を示す図。 【図3】本発明の実施の形態2における電磁フォーカス
回路の構成図。 【図4】実施の形態2における電磁フォーカス回路の各
部の波形を示す図。 【図5】本発明の実施の形態3における電磁フォーカス
回路の構成図。 【図6】実施の形態3における電磁フォーカス回路の各
部の波形を示す図。 【図7】本発明の実施の形態4における電磁フォーカス
回路の構成図。 【図8】実施の形態4及び5における電磁フォーカス回
路の各部の波形を示す図。 【図9】本発明の実施の形態5における電磁フォーカス
回路の構成図。 【図10】従来の電磁フォーカス回路の構成図。 【図11】従来の電磁フォーカス回路の各部の波形を示
す図。 【符号の説明】 1 可変電圧電源 2,4,5 スイッチ 3 フォーカスコイル 6 ダイオード 7 スイッチ制御部 8 データ設定部 10 電流検出抵抗 11,16 常閉スイッチ 12 比較器 13 基準電源 14 D/Aコンバータ 15、17,18 マイクロコンピュータ 19 位相調整値入力手段
回路の構成図。 【図2】実施の形態1における電磁フォーカス回路の各
部の波形を示す図。 【図3】本発明の実施の形態2における電磁フォーカス
回路の構成図。 【図4】実施の形態2における電磁フォーカス回路の各
部の波形を示す図。 【図5】本発明の実施の形態3における電磁フォーカス
回路の構成図。 【図6】実施の形態3における電磁フォーカス回路の各
部の波形を示す図。 【図7】本発明の実施の形態4における電磁フォーカス
回路の構成図。 【図8】実施の形態4及び5における電磁フォーカス回
路の各部の波形を示す図。 【図9】本発明の実施の形態5における電磁フォーカス
回路の構成図。 【図10】従来の電磁フォーカス回路の構成図。 【図11】従来の電磁フォーカス回路の各部の波形を示
す図。 【符号の説明】 1 可変電圧電源 2,4,5 スイッチ 3 フォーカスコイル 6 ダイオード 7 スイッチ制御部 8 データ設定部 10 電流検出抵抗 11,16 常閉スイッチ 12 比較器 13 基準電源 14 D/Aコンバータ 15、17,18 マイクロコンピュータ 19 位相調整値入力手段
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 フォーカスコイルとその電源とを複数個
のスイッチを含んで構成されるスイッチング回路を介し
て接続し、前記スイッチを水平同期信号に同期してON
/OFF制御することにより前記フォーカスコイルに電
流を供給する電磁フォーカス回路において、水平同期信
号の周期を測定してその周期測定値に従って前記スイッ
チをON/OFF制御するタイミングを切り替える演算
手段と、この演算手段が設定したタイミングに基づいて
スイッチをON/OFF制御するスイッチ制御手段とを
具備したことを特徴とする電磁フォーカス回路。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01748497A JP3484032B2 (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 電磁フォーカス回路 |
| US09/003,811 US6011365A (en) | 1997-01-14 | 1998-01-07 | Electromagnetic focus apparatus |
| EP98100326A EP0854640B1 (en) | 1997-01-14 | 1998-01-09 | Electromagnetic focus apparatus |
| DE69804874T DE69804874T2 (de) | 1997-01-14 | 1998-01-09 | Elektromagnetische Fokussiereinrichtung |
| CA002227080A CA2227080C (en) | 1997-01-14 | 1998-01-14 | Electromagnetic focus apparatus |
| CN98103981.2A CN1130082C (zh) | 1997-01-14 | 1998-01-14 | 电磁聚焦装置 |
| CNA031386148A CN1516478A (zh) | 1997-01-14 | 1998-01-14 | 电磁聚焦装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01748497A JP3484032B2 (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 電磁フォーカス回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10200835A JPH10200835A (ja) | 1998-07-31 |
| JP3484032B2 true JP3484032B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=11945285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01748497A Expired - Fee Related JP3484032B2 (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 電磁フォーカス回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3484032B2 (ja) |
-
1997
- 1997-01-14 JP JP01748497A patent/JP3484032B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10200835A (ja) | 1998-07-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6642690B2 (en) | Method for measuring phase current for inverter control apparatus using single current sensor and apparatus therefor | |
| US5293027A (en) | Electronic welding current generator for impulse arc welding | |
| JP3198944B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
| US11165355B2 (en) | Clamping switch abnormality detection method, clamping switch abnormality detection circuit and switch circuit | |
| GB2151377A (en) | Load voltage control switching circuits | |
| KR20070002005A (ko) | 스위칭 전원용 제어 회로 | |
| US10886900B2 (en) | Multi-phase multi-frequency pulse width modulation | |
| JP3484032B2 (ja) | 電磁フォーカス回路 | |
| EP0080691B1 (en) | A failure detection circuit for an x-ray tube | |
| JP2003189598A (ja) | スイッチング電源装置 | |
| US5629616A (en) | Circuit for measuring current in class-d amplifiers | |
| KR102613496B1 (ko) | 릴레이 구동 장치 | |
| EP1829435A2 (en) | Method of calibrating a lamp ballast | |
| JPH097784A (ja) | 放電灯点灯装置 | |
| JP3480085B2 (ja) | デッドタイム補償回路 | |
| JP4647752B2 (ja) | 電圧制御方法及び装置 | |
| JP2001318721A (ja) | 定電流制御回路 | |
| JP2001343402A (ja) | 直流電流検出器 | |
| JP2548928Y2 (ja) | 定電圧定電流電源装置 | |
| KR20180056337A (ko) | 스위칭 회로를 위한 데드-타임 컨트롤 방법 및 그 방법을 수행하는 장치 | |
| ES2971307T3 (es) | Aparato de alimentación y método de control del mismo | |
| JP3272219B2 (ja) | 自動輝度調整装置 | |
| JPH06273476A (ja) | 電圧印加電流測定回路 | |
| US6011365A (en) | Electromagnetic focus apparatus | |
| JPS5841709B2 (ja) | コウソクドウサノ チヨクリユウクランプカイロソウチ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071017 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081017 Year of fee payment: 5 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |