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JP3484718B2 - 計算機システムの運用管理システム - Google Patents
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JP3484718B2 - 計算機システムの運用管理システム - Google Patents

計算機システムの運用管理システム

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JP3484718B2
JP3484718B2 JP09106093A JP9106093A JP3484718B2 JP 3484718 B2 JP3484718 B2 JP 3484718B2 JP 09106093 A JP09106093 A JP 09106093A JP 9106093 A JP9106093 A JP 9106093A JP 3484718 B2 JP3484718 B2 JP 3484718B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機システムの運用
管理方法及びその支援システムに関し、特に複数のサブ
システムから構成されている計算機システムの運用管理
を操作方法が異なる複数の運用管理ツール群を用いて行
なっているサイトにおいて、既存の運用管理ツール群を
統一されたインタフェースで機能させ、システムの運用
管理を一元化する支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】計算機システムの運用管理支援ツールに
は、システムの立ち上げや停止などの定型的システム運
転の自動化ツールや業務プログラムの自動実行ツール、
さらにはシステム資源の稼動監視ツールがある。これに
関しては、たとえば、香取他共著「システムの運用と管
理」(オーム社,平成4年1月)27頁から31頁を参照す
ることができる。システム運用の自動化ツールは、シス
テムの立ち上げ/停止スケジュール、業務プログラムの
実行スケジュールや計算機資源の稼動状況に応じて、オ
ペレーティングシステムやDB/DCシステムなどのシ
ステム制御プログラムの操作コマンドを自動発行するし
かけである。したがって、計算機のハードウェアやオペ
レーティングシステムなどのシステム制御プログラムに
大きく依存するため、計算機またはオペレーティングシ
ステムごとに自動運用ツールが提供されている。
【0003】稼動監視ツールもまた、ハードウェアやオ
ペレーティングシステムなどのシステム制御プログラム
に依存したモニタリング機能が必要となるため、提供さ
れている稼動監視ツールは、あるハードウェアまたはあ
るオペレーティングシステムに限った専用ツールであ
る。これら専用の運用管理ツール群は、そのツールごと
に操作方法が異なる。
【0004】最近、ハードウェアやオペレーティングシ
ステムのサポート対象範囲を広げることにより運用管理
ツールのマルチベンダ化が進められている。また、グラ
フィカル ユーザ インタフェースを採用してシステム
の稼動データをビジュアルに表示するツール群が提供さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術での運
用管理ツールは計算機のハードウェアやオペレーティン
グシステムなどのシステム制御プログラムに依存した専
用ツールであるため、ホストコンピュータ、ワークステ
ーション、広域ネットワークやローカルエリアネットワ
ークなどの複数コンピュータ資源をインテグレートして
構築されている金融情報システムなどの情報処理システ
ムにおいては、その運用は複数の運用管理ツールを操作
する必要がある。現状では運用管理ツールごとにその操
作方法が異なるため、オペレータにかかる運用管理の負
荷は大きい。
【0006】また、既存のシステムに新たなサブシステ
ムを導入するたびに、専用の運用管理ツールを導入する
ことになり、それにともない、オペレータはその運用管
理ツールの機能や操作方法を身につけなければならな
い。特に、マルチベンダシステムとなっている情報処理
システムサイトでは、オペレータにかかる負荷は一段と
大きく、高度な運用スキルがオペレータに求められる。
【0007】従来技術で述べたように、運用管理ツール
のマルチベンダ化を図り、トータルシステムの運用管理
を統合しようとしている。しかし、このアプローチは異
なるベンダのハードウェアやオペレーティングシステム
などのシステム制御プログラムの詳細に立ち入り、専用
ツールのその専用守備範囲を広げようとするもので、基
本的に従来技術の範疇である。したがって、上記問題を
根本的に解決するものではない。
【0008】また、このアプローチで開発したマルチベ
ンダ対応ツールのソフトウェア規模は莫大なものとな
り、オペレーティングシステムのバージョンアップのた
びに膨大なソフトウェアのメンテナンスが必要となるこ
とから、運用管理ツール自体の保守・管理が難しくな
る。さらにこの統合化のアプローチでは、同業他社に対
して自社のハードウェアやオペレーティングシステムの
詳細なスペックの開示につながり、営業機密の面から詳
細スペックの開示は望めない。したがって、マルチベン
ダ対応と言っても機能的に不十分なツールとなる可能性
が高い。
【0009】上記問題点は、専用ツールが既に存在する
にもかかわらず他ベンダがその専用ツールと同等なツー
ルを開発しようとしている点にある。本発明は、上記と
は異なる思想で、運用管理の統合化を図るものである。
本発明の思想は、専用ツール開発に必要な情報はそのハ
ードウェアまたはソフトウェアを開発したベンダが一番
良く知っているという立場に立ち、メーカが提供する自
社の専用ツールを積極的に利用しようとするものであ
る。本発明の目的は、既存の操作方法が異なる運用管理
ツール群を統一されたインタフェースで機能させること
により、システムの統合運用管理を実現するところにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、まず、マルチウインド対応の端末装置を持つ計算機
を設け、この計算機と被運用管理対象システムとを通信
手段で結合する。さらにマルチウインド対応の端末装置
を持つ計算機に、各運用管理ツールが動作する端末装置
の動作をソフトウェア的に模擬するエミュレーション手
段、各運用管理ツールが出力するメッセージ群を集約加
工する手段、集約加工された情報のマルチウインドへの
表示を管理する手段、マルチウインド対応の端末装置か
らの操作を各運用管理ツールのコマンド群へ解釈して変
換する手段、および既存のOAツールと連動させてマル
チウインド対応の端末装置の画面インタフェースを作成
する手段を設ける。
【0011】これらの手段により、複数の運用管理ツー
ル群の機能をひとつの窓口(マルチウインド対応の端末
装置を持つ計算機)に統合・集約し、各運用管理ツール
群から送信されるシステム稼動状況や業務処理プログラ
ム実行状況などのメッセージ群の表示や各運用管理ツー
ル群へのコマンド照会をひとつの端末装置から行なえる
ようにしたものである。また、各種メッセージ群を集約
加工してビジュアルに表示できるよう、さらに操作方法
が異なる運用管理ツール群を同一操作インタフェースで
操作できるようにしたものである。
【0012】
【作用】本発明によれば、端末エミュレーション手段に
より複数の運用管理ツールとのメッセージ交換インタフ
ェースが確立でき、ひとつの端末装置への複数の運用管
理ツールのメッセージ群の取り込み、ひとつの端末装置
からの各運用管理ツール群のコマンドの発行が可能とな
る。収集メッセージ群の表示において、メッセージ群の
集約加工手段とマルチウインド表示管理手段により、収
集したメッセージ群をその出所である運用管理ツールの
区別なく関連するメッセージ群を集約し特定のウインド
にビジュアル加工表示する。各運用管理ツール群へのコ
マンド発行においては、マルチウインド対応の端末装置
からの操作を各運用管理ツールのコマンド群へ解釈し変
換する手段により、操作方法が異なる運用管理ツール群
に対して同一の操作でそれぞれのコマンドを発行する。
また、マルチウインド対応の端末装置からのワンオペレ
ーションで複数のコマンド群を発行する。したがって、
複数の運用管理ツール群の機能をひとつの窓口(マルチ
ウインド対応の端末装置を持つ計算機)に統合し集約す
ることができ、各運用管理ツール群からの各種メッセー
ジ群の情報集約加工やその加工情報のビジュアル表示が
可能となる。
【0013】また、操作方法が異なる運用管理ツール群
を同一操作インタフェースで操作することができる。こ
のため、トータルシステムの稼動状況のビジュアル把握
や容易な操作でのシステム運転を、ひとつの端末装置に
統合していくことができる。さらに、端末装置上の画面
を利用者が普段使いなれたOAツールで作成すること
で、利用者すなわち運用管理者が管理しやすい画面イン
タフェースでシステムの統合運用管理を行なうことがで
きる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を、図1から図11を用いて
説明する。図1は本発明である統合運用管理システム1
000を説明する全体システム構成を示したもので、図
2から図3で統合運用管理システム1000の第一の実
施例を記述している。図4から図6で第二の実施例を、
図7から図8で第三の実施例を、図9から図11で第四
の実施例を記述している。
【0015】図1は、発明である統合運用管理システム
1000をとりまく全体システム構成を示したものであ
る。統合運用管理システム1000は、銀行の勘定系シ
ステムや資金証券システムなど各種業務処理を実行する
業務サブシステム群1100の運用管理やシステム資源
の稼動監視を統合化するシステムである。各業務サブシ
ステム1100は、それがサービスする業務に対応した
業務処理プログラム群1111を実行する計算機111
0、業務処理プログラム群1111の実行に必要な業務
データファイル1132を格納する記憶装置1130、
および計算機1110の起動および停止や業務処理プロ
グラム群1111の起動など計算機1110のオペレー
ションを行う端末装置1120から構成されている。
【0016】また、計算機1110に構成された運用管
理ツール1112は、業務サブシステム1100を構成
するシステム資源(計算機1110、記憶装置113
1、業務データファイル1132、端末装置1120)
の稼動状況の監視、業務処理プログラム群1111の実
行スケジューリングやスケジュールに従った自動実行な
ど、業務サブシステム1100の運用を管理している。
運用管理ツール1112とオペレータとのインタフェー
ス(稼動状況データの表示、稼動状況照会などの運用コ
マンドの発行、その応答表示や業務処理プログラム群1
111のスケジュール登録など)は、端末装置1120
を介して行われる。収集した稼動状況データや登録スケ
ジュールは、記憶装置1130内の運用管理用ファイル
群1131に格納し蓄積される。
【0017】運用管理ツール1112はそれが存在する
業務サブシステム1100の運用管理にクローズしてお
り、業務サブシステム1100ごとに運用管理ツール1
112および端末装置1120が存在することになる。
したがって、複数の業務サブシステム1100の運用を
管理している場合、ある業務サブシステム1100に運
用コマンドを発行しようとした時、その業務サブシステ
ム1100専用の端末装置1120から専用の運用コマ
ンドをオペレータが発行しなければならないなど、オペ
レータの操作負荷が大きい。また、業務サブシステム群
1100が地域的に分散している場合は、各サイトにオ
ペレータを配する必要がある。
【0018】本発明である統合運用管理システム100
0は、各業務サブシステム1100の運用管理ツール1
112の機能をひとつの窓口(グラフィカル端末装置1
020)に統合して集約し、業務サブシステム群110
0のシステム資源の稼動監視や業務処理プログラム群1
111の運用を統合管理するシステムである。統合運用
管理システム1000は、計算機1010、マルチウイ
ンド対応のグラフィカル端末装置1020および記憶装
置1030から構成され、業務サブシステム群1100
とは通信網1200で接続されている。
【0019】計算機1010は、業務サブシステム群1
100の運用管理ツール1112へのコマンド発行や運
用ツール1112からのメッセージの加工など行う運用
管理ツール群ハンドリング部1011、業務サブシステ
ム群1100との通信制御を行う通信制御部1012、
グラフィカル端末装置1020へのデータ表示やグラフ
ィカル端末装置1020からのイベントを制御する端末
制御部1013、および記憶装置1030に格納されて
いるファイルとのデータ入出力を制御するファイル管理
部1014から構成されている。運用管理ツール群ハン
ドリング部1011の詳細な構成は、第一の実施例では
図2に、第二の実施例では図4に、第三の実施例では図
7に、第四の実施例では図9に示してあり、その説明は
後述する。
【0020】グラフィカル端末装置1020は、運用管
理ツール群ハンドリング部1011が出力する表示デー
タをマルチウインドに表示する装置であり、業務サブシ
ステム群1100の端末装置群1120を本端末102
0に統合し集約する。記憶装置1030は、運用管理ツ
ール群ハンドリング部1011で必要となるデータを格
納する。本装置1030に格納されるデータについて
は、後に実施例を詳細に説明する中で述べる。
【0021】(第一の実施例)図2は、図1の運用管理
ツール群ハンドリング部1011の第一の実施例の構成
を示したものである。また、本図はグラフィカル端末装
置1020のウインド表示部分1021でのウインド群
1022の表示例をも示している。第一の実施例におけ
る運用管理ツール群ハンドリング部1011は、メッセ
ージハンドリング制御部2000、メッセージハンドリ
ングプログラム群2010、ウインド管理テーブル20
20、および端末エミュレータ群2030から構成され
ている。
【0022】メッセージハンドリング制御部2000
は、業務サブシステム群1100の運用管理ツール11
12からのメッセージの加工制御や運用管理ツール11
12へのコマンド発行を行い、応答制御を行う部分であ
り、詳細な処理フローは図3を用いて後述する。メッセ
ージハンドリングプログラム群2010は、業務サブシ
ステム群1100の運用管理ツール1112からのメッ
セージのグラフ加工、作表や統計計算処理など、メッセ
ージの加工プログラムである。ウインド管理テーブル2
020は、業務サブシステム群1100の運用管理ツー
ル1112からのメッセージをどのメッセージハンドリ
ングプログラム2010で加工し、グラフィカル端末装
置1020のウインド表示部分1021のどのウインド
1022に表示するのかに関する情報を規定するテーブ
ルである。端末エミュレータ群2030は、業務サブシ
ステム群1100の端末装置1120の動作をソフトウ
ェア的にまねるためのプログラム群である。本端末エミ
ュレータ2030によって、業務サブシステム1100
側から見ると、統合運用管理システム1000はその業
務サブシステム1100の端末装置1120と同じ機能
を持つひとつの端末装置になる。ウインド管理テーブル
2020は、端末IDエリア2021、ウインドIDエ
リア2022、およびプログラムIDエリア2023か
ら構成されている。端末IDエリア2021は、端末エ
ミュレータ2030によって業務サブシステム1100
の端末装置1120に仮想化された統合運用管理システ
ム1000の端末識別情報を格納するエリアである。端
末識別情報は、計算機と端末を接続する際にシステムジ
ェネレーションで定義する端末ノード名称である。以
下、端末識別情報を端末IDと記述する。ウインドID
エリア2022は、グラフィカル端末装置1020のウ
インド表示部分1021のウインド群1022を識別す
るウインド名称(以下、ウインドIDと記述)を格納す
るエリアである。プログラムIDエリア2023は、端
末IDで取り込んだ業務サブシステム群1100の運用
管理ツール1112からのメッセージを加工するメッセ
ージハンドリングプログラム2010名(以下、プログ
ラムIDと記述)を格納するエリアである。ウインド管
理テーブル2020へのデータセットは、本システム
(統合運用管理システム1000)構築時に設定する。
【0023】以上示した第一の実施例における統合運用
管理システム1000の運用管理ツール群ハンドリング
部1011の動きを、簡単に説明すると次の通りであ
る。業務サブシステム群1100の運用管理ツール11
12のメッセージ群を端末エミュレータ2030を介し
てメッセージハンドリング制御部2000に取り込み、
本制御部2000はウインド管理テーブル2020のプ
ウログラムIDで指定されたメッセージハンドリングプ
ログラム2010を起動してメッセージ加工を行い、そ
の出力データをウインド管理テーブル2020のウイン
ドIDで指定されたグラフィカル端末装置1020のウ
インド表示部分1021のウインド1022に表示す
る。また、メッセージハンドリング制御部2000は、
ウインド1022から入力される運用コマンドを受け取
り、ウインド管理テーブル2020から端末IDを判別
して、端末エミュレータ2030を介し業務サブシステ
ム1100の運用管理ツール1112に対して運用コマ
ンド発行する。そして、業務サブシステム1100の運
用管理ツール1112からの応答メッセージをウインド
1022に表示する。
【0024】図3は、図2における第一の実施例におけ
るメッセージハンドリング制御部2000の処理フロー
を示したものである。本制御部2000は計算機101
0の電源立ち上げとともに起動がかかり、計算機101
0のシャットダウンとともに停止する。メッセージハン
ドリング制御部2000が起動されると、ウインド管理
テーブル2020のウインドIDを参照して、ウインド
ID対応に物理的実体であるウインド1022を、端末
制御部1013を介して、グラフィカル端末装置102
0のウインド表示部分1021に生成する(ステップ3
010)。ウインド生成後、イベント待ちになる(ステ
ップ3020)。
【0025】ここで扱うイベントは、2種類ある。ひと
つは、業務サブシステム1100の運用管理ツール11
12のメッセージを端末エミュレータ2030を介して
の受信イベントである。もうひとつは、グラフィカル端
末装置1020に生成されたウインド1022からの業
務サブシステム1100の運用管理ツール1112への
運用コマンド入力イベントである。
【0026】ステップ3020でメッセージ受信イベン
トを受け取ると、ステップ3030からステップ307
0を順次実行し、実行後ステップ3020に戻って次の
イベントを待つ。ステップ3020で運用コマンド入力
イベントを受け取ると、ステップ3080からステップ
3110を順次実行し、実行後ステップ3020に戻っ
て次のイベントを待つ。
【0027】ステップ3020でメッセージ受信イベン
トを受け取った場合の処理フローは、まず、ステップ3
030で端末エミュレータ2030から端末IDおよび
業務サブシステム1100の運用管理ツール1112の
メッセージを受け取る。ステップ3040で、ウインド
管理テーブル2020から端末IDに対応したウインド
IDおよびプログラムIDを検索する。ステップ305
0で、検索したプログラムIDのメッセージハンドリン
グプログラム2010を起動し、ステップ3030で受
け取ったメッセージを当該プログラム2010に渡す。
ステップ3060で、メッセージハンドリングプログラ
ム2010でのメッセージ加工結果(ウインド1022
への表示データ)を当該プログラム2010より受け取
る。ステップ3070で、前ステップ(ステップ306
0)で受け取ったメッセージ加工結果を、ステップ30
40で検索したウインドIDのウインド1022に端末
制御部1013を介して表示する。
【0028】ステップ3020で運用コマンド入力イベ
ントを受け取った場合の処理フローは、まず、ステップ
3080でウインドIDおよび運用コマンドを、端末制
御部1013を介してグラフィカル端末装置1020か
ら受け取る。ステップ3090で、ウインド管理テーブ
ル2020からウインドIDに対応した端末IDを検索
する。ステップ3100で、検索した端末IDに対応し
た端末エミュレータ2030を介し、業務サブシステム
1100の運用管理ツール1112に対して受け取った
運用コマンドを発行する。ステップ3110で、業務サ
ブシステム1100の運用管理ツール1112からの当
該運用コマンドの応答メッセージを受け取り、ステップ
3080で受け取ったウインドIDのウインド1022
に端末制御部1013を介して表示する。
【0029】以上、本発明である統合運用管理システム
1000の第一の実施例によれば、各業務サブシステム
1100の運用管理ツール1112の機能をひとつの窓
口(グラフィカル端末装置1020)に集約でき、複数
の業務サブシステム群1100のシステム資源の稼動監
視や業務処理プログラム群1111の運用をひとつの端
末装置で統合的に管理していくことができる。したがっ
て、複数の業務サブシステム1100が地域的に分散さ
れていても、運用管理サイトは一ヶ所に集約することが
できる。また、業務サブシステム1100の運用管理の
ための端末装置群1120の集約効果もあり、運用管理
サイト内は小スペースですむ。
【0030】(第二の実施例)図4から図6を用いて、
本発明である統合運用管理システム1000の第二の実
施例を説明する。第二の実施例では、第一の実施例にお
けるグラフィカル端末装置1020からの運用コマンド
入力オペレーションの省力化を狙ったものである。たと
えば、各業務サブシステム1100のCPU利用率をコ
マンド照会するケースを考える場合、第一の実施例では
各ウインド1022から業務サブシステム1100分の
運用コマンドを発行しなければならないが、第二の実施
例ではワンオペレーションで済むようにしたものであ
る。具体的には、一連の運用コマンド群を登録してお
き、グラフィカル端末装置1020のウインド表示部分
1021上のオブジェクト(本実施例ではコマンドボタ
ン)をポインティングすることにより、登録済み運用コ
マンド群を自動的に発行しするようにしたものである。
【0031】図4は、図1の運用管理ツール群ハンドリ
ング部1011の第二の実施例を示したものである。第
一の実施例における構成(図2)と異なる部分は、新た
に、運用管理ツール群ハンドリング部1011にイベン
ト管理テーブル4010と記憶装置1030にコマンド
ファイル群4020を設けた点、メッセージハンドリン
グ制御部4000の処理フローを変更した点である。さ
らに、グラフィカル端末装置1020のウインド表示部
分1021に、コマンドボタン表示ウインド4030、
そのウインド4030上に表示されるコマンドボタンオ
ブジェクト群4031、運用コマンド群の応答メッセー
ジ表示用ウインド4040を、新たに設けた。オペレー
タによってコマンドボタン4031がポインティングさ
れると、当該ボタン4031に対応した運用コマンド群
をコマンドファイル4020から読みだして、自動的に
一連の運用コマンドを各業務サブシステム1100の運
用管理ツール1112に発行し、その応答メッセージを
メッセージ表示ウインド4040に表示するようにした
のが、第二の実施例である。
【0032】まず、図4に示しているイベント管理テー
ブル4010の構成を説明する。本テーブル4010
は、ボタンIDエリア4011、名称エリア4012、
およびコマンドファイル名エリア4013から構成され
ている。ボタンIDエリア4011は、コマンドボタン
オブジェクト4031を識別するボタンオブジェクト名
称(以下、ボタンIDと記述)を格納するエリアであ
る。名称エリア4012は、コマンドボタンオブジェク
ト4031に付ける名称を格納するエリアである。コマ
ンドファイル名エリア4013は、コマンドボタン40
30がポインティングされたとき、当該ボタン4030
に対応した一連の運用コマンド群を格納するコマンドフ
ァイル4020名を格納するエリアである。イベント管
理テーブル4010へのデータセットは、本システム
(統合運用管理システム1000)構築時に設定する。
【0033】図5は、図4に示したコマンドファイル4
020の構成例を示したものである。本ファイル402
0は、複数のレコード5000から構成されており、運
用コマンドごとにひとつのレコード5000が割り当て
られている。各レコード5000は、コマンド記述エリ
ア5010と端末IDエリア5020からなる。コマン
ド記述エリア5010は、業務サブシステム群1100
の運用管理ツール1112へ発行する運用コマンドを記
述するエリアである。端末IDエリア5020は、図2
を用いて説明したウインド管理テーブル2020の端末
IDエリア2021と同様の情報、すなわちコマンド記
述エリア5010に記述した運用コマンドの発行相手で
ある業務サブシステム1100での仮想化された統合運
用管理システム1000の端末識別情報(端末ID)を
格納するエリアである。コマンドファイル群4020の
各レコード群5000のデータセットも、本システム
(統合運用管理システム1000)構築時に設定する。
【0034】図6は、図4における第二の実施例におけ
るメッセージハンドリング制御部4000の処理フロー
を示したものである。本制御部4000は、第一の実施
例と同様、計算機1010の電源立ち上げとともに起動
がかかり、計算機1010のシャットダウンとともに停
止する。
【0035】図6に示すメッセージハンドリング制御部
4000の処理フローは、図3で示した第一の実施例で
のメッセージハンドリング制御部2000の処理フロー
にいくつかのステップ(ステップ6010からステップ
6090)を追加、変更したものである。以下、追加、
変更した部分に限って説明する。
【0036】本制御部4000が起動されると、ステッ
プ3010の実行後ステップ6010で、グラフィカル
端末装置1020のウインド表示部分1021にボタン
表示ウインド4030を生成し、イベント管理テーブル
4010のボタンIDを参照してボタンID対応にボタ
ンオブジェクト4031をその表示名称をイベント管理
テーブル4010の名称エリア4012にセットされた
データとして表示する。ウインド生成およびボタンオブ
ジェクト表示後、イベント待ちになる(ステップ602
0)。
【0037】ステップ6020は、図3のステップ30
20を変更したもので、本ステップ6020で扱うイベ
ントは、3種類ある。ひとつは業務サブシステム110
0の運用管理ツール1112のメッセージを端末エミュ
レータ2030を介しての受信イベント、ふたつめはグ
ラフィカル端末装置1020に生成されたウインド10
22からの業務サブシステム1100の運用管理ツール
1112への運用コマンド入力イベントである。残るも
うひとつイベントは、ボタンオブジェクト4031のポ
インティング(ボタンプレス)イベントである。
【0038】前者2つのイベントは第一の実施例におけ
るイベントと同じであり、ステップ6020でこれらの
イベントを受け取ると、次に順次実行するステップ群は
第一の実施例と同じく図3に示したステップ3030か
らステップ3070(メッセージ受信イベント時)、ま
たはステップ3080からステップ3110(運用コマ
ンド入力イベント時)である。ステップ3070または
ステップ3110実行後、ステップ6020に戻って次
のイベントを待つ。
【0039】ステップ6020でボタンプレスイベント
を受け取ると、ステップ6030からステップ6090
を順次実行し、実行後ステップ6020に戻って次のイ
ベントを待つ。ステップ6030では、ボタンIDを端
末制御部1013を介してグラフィカル端末装置102
0から受け取る。ステップ6040で、イベント管理テ
ーブル4010からボタンIDに対応したコマンドファ
イル4020名を検索する。ステップ6050で、グラ
フィカル端末装置1020のウインド表示部分1021
にメッセージ表示用ウインド4040を生成する。次に
ステップ6060で、ステップ6040で検索したコマ
ンドファイル4020に未読でステップ6070からス
テップ6090を実行していないレコード5000があ
るか否かをチェックする。
【0040】もし、すべてのレコード5000に対して
処理済みである場合は、ステップ6020に戻って次の
イベントを待つ。
【0041】ステップ6060で未処理のレコード50
00がある場合は、ステップ6070からステップ60
90を順次実行する。ステップ6070では、コマンド
ファイル4020の未処理レコード5000から運用コ
マンドおよび端末IDを読みだす。ステップ6080で
は、ステップ6070で検索した端末IDに対応した端
末エミュレータ2030を介し、業務サブシステム11
00の運用管理ツール1112に対してステップ607
0で読みだした運用コマンドを発行する。ステップ60
90で、業務サブシステム1100の運用管理ツール1
112からの当該運用コマンドの応答メッセージを受け
取り、ステップ6050で生成したメッセージ表示用ウ
インド4040に端末制御部1013を介して表示す
る。ステップ6090実行後、ステップ6060に戻っ
て、次の未処理レコード5000の処理に移る。
【0042】以上、本発明である統合運用管理システム
1000の第二の実施例によれば、第一の実施例で示し
た効果に加え、複数の業務サブシステム群1100に対
する一連の運用コマンド群をワンオペレーション(ボタ
ンプレス)で実行可能となる。したがって、第一の実施
例で運用コマンドの数だけ適切なウインド1022から
のオペレーションをワンオペレーション化により、グラ
フィカル端末装置1020からの運用コマンド入力オペ
レーションの省力効果がある。
【0043】(第三の実施例)図7から図8を用いて、
本発明である統合運用管理システム1000の第三の実
施例を説明する。第三の実施例では、第二の実施例にお
ける自動実行される一連の運用コマンドの応答メッセー
ジを、第一の実施例のようにメッセージハンドリングプ
ログラム2010を起動し一連のメッセージ群をビジュ
アルに加工して表示するようにしたものである。
【0044】図7は、図1の運用管理ツール群ハンドリ
ング部1011の第三の実施例を示したものである。第
二の実施例における構成と異なる部分は、図4のイベン
ト管理テーブル4010にプログラム名エリア7011
を新たに設けて図7に示すイベント管理テーブル701
0とした点、およびメッセージハンドリング制御部70
00の処理フローを図8のように変更した点である。以
下、第二の実施例との相違点を中心に第三の実施例を説
明する。
【0045】まず、図7に示したイベント管理テーブル
7010の構成について説明する。イベント管理テーブ
ル7010は、ボタンIDエリア4011、名称エリア
4012、コマンドファイル名エリア4013、および
プログラム名エリア7011から構成されている。前者
3つのエリア(4011、4012、4013)は、第
二の実施例における図4のイベント管理テーブル401
0のそれぞれのエリアと同じ機能である。プログラム名
エリア7011は、一連の自動実行される運用コマンド
の応答メッセージを加工するメッセージハンドリングプ
ログラム2010名(以下、プログラムIDと記述)を
格納するエリアである。本テーブル7010へのデータ
セットは、本システム(統合運用管理システム100
0)構築時に設定する。
【0046】図8は、図7における第三の実施例におけ
るメッセージハンドリング制御部7000の処理フロー
を示したものである。本制御部7000は、第二の実施
例と同様、計算機1010の電源立ち上げとともに起動
がかかり、計算機1010のシャットダウンとともに停
止する。
【0047】図8に示すメッセージハンドリング制御部
7000の処理フローは、図6で示した第二の実施例で
のメッセージハンドリング制御部4000の処理フロー
にいくつかのステップ(ステップ8010からステップ
8090)を追加、変更したものである。以下、追加、
変更した部分に限って説明する。
【0048】ステップ6050実行後、ステップ801
0で、イベント管理テーブル7010を検索してステッ
プ6030で受け取ったボタンIDに対してプログラム
名エリア7011にメッセージハンドリングプログラム
2010名が設定されているか否かを判定する。もし設
定されていなければ、第二の実施例と同様、ステップ6
060からステップ6090を実行する。もし設定され
ていれば、ステップ8020からステップ8090を実
行する。
【0049】ステップ8020では、イベント管理テー
ブル7010からステップ6030で受け取ったボタン
ID対応のメッセージハンドリングプログラム2010
名を読みだす。次にステップ8030で、ステップ60
40で検索したコマンドファイル4020にステップ8
040からステップ8090を実行していないレコード
5000があるか否かをチェックする。もし、未処理の
レコード5000がある場合は、ステップ8040から
ステップ8060を順次実行して、ステップ8030に
戻り次の未処理レコードの処理に移る。ステップ803
0ですべてのレコード5000に対して処理済みと判定
された場合、ステップ8070からステップ8090を
順次実行して、ステップ6020に戻り次のイベントを
待つ。
【0050】ステップ8030で未処理レコード500
0があると判定された場合の処理フローは、まずステッ
プ8040で、コマンドファイル4020の未処理レコ
ード5000から運用コマンドおよび端末IDを読みだ
す。ステップ8050では、ステップ8040で読みだ
した端末IDに対応した端末エミュレータ2030を介
し、業務サブシステム1100の運用管理ツール111
2に対してステップ8040で読みだした運用コマンド
を発行する。ステップ8060で、業務サブシステム1
100の運用管理ツール1112からの当該運用コマン
ドの応答メッセージを受け取り、メッセージバッファ内
に蓄積する。ステップ8060実行後、ステップ803
0に戻って次の未処理レコード5000の処理に移る。
【0051】ステップ8030ですべてのレコード50
00が処理済みと判定された場合の処理フローは、まず
ステップ8070で、ステップ8020で読みだしたプ
ログラム名のメッセージハンドリングプログラム201
0を起動し、メッセージバッファに蓄積した応答メッセ
ージ群を当該プログラム2010に渡す。ステップ80
80では、メッセージハンドリングプログラム2010
でのメッセージ加工結果(メッセージ表示用ウインド4
040への表示データ)を当該プログラム2010より
受け取る。ステップ8090で、前ステップ(ステップ
8080)で受け取ったメッセージ加工結果を、メッセ
ージ表示用ウインド4040に端末制御部1013を介
して表示する。
【0052】以上、本発明である統合運用管理システム
1000の第三の実施例によれば、第二の実施例におい
て自動実行される一連の運用コマンドの応答メッセージ
を、メッセージハンドリングプログラム2010によっ
てビジュアルに加工して表示できるようになる。
【0053】(第四の実施例)図9から図11を用い
て、本発明である統合運用管理システム1000の第四
の実施例を説明する。第四の実施例では、第二または第
三の実施例におけるコマンドボタンオブジェクト群40
31をユーザが任意に普段使いなれたOAツール904
0で作成したテキストや絵図(たとえば、システム構成
図など)上に配し、第二または第三の実施例と同等のコ
マンドボタンオブジェクト群4031機能を機能させる
ようにしたものである。
【0054】図9は、図1の運用管理ツール群ハンドリ
ング部1011の第四の実施例を示したものである。第
三の実施例における構成と異なる部分は、ボタンレイア
ウトテーブル9000と管理画面レイアウト設定部90
20を新たに設け、メッセージハンドリング制御部90
10の処理フローを図11に示すように変更した点であ
る。また、統合運用管理システム1000の計算機10
10内に、システム構成図など管理用のテキストや絵図
を描画するOAツール9030を設け、本OAツール9
030で描画したテキストや絵図データを格納する管理
図ファイル9040を記憶部1030に設けた点であ
る。
【0055】さらに、グラッフィク端末装置1020の
ウインド表示部分1021に管理画面ウインド905
0、本ウインド9050内に管理図表示領域9051と
ボタン表示領域9052を設けた点である。管理図表示
領域9051は、OAツール9030で描画し管理図フ
ァイル9040に格納されている管理用のテキストや絵
図を表示する領域である。ボタンオブジェクト群403
1は、管理図表示領域9051に表示された管理用のテ
キストや絵図上、またはボタン表示領域9052に表示
される。ボタンオブジェクト群4031の機能は、第二
または第三の実施例と同様、ボタンプレスによって当該
ボタンIDに対応したコマンドファイル4020に格納
されている運用コマンド群を順次実行する。ボタンオブ
ジェクト群4031を管理図表示領域9051とボタン
表示領域9052のどちらに表示するかは、管理画面レ
イアウト設定部9020によって設定される。本設定部
9020の処理フローについては、図10を用いて後述
する。
【0056】図9に示してあるボタンレイアウトテーブ
ル9000の構成を説明する。本テーブル9000は、
ボタンIDエリア9001、X座標エリア9002およ
びY座標エリア9003から構成されている。ボタンI
Dエリア9001は、第三の実施例における図7のイベ
ント管理テーブル7010のボタンIDエリア4011
と同じ機能である。X座標エリア9002およびY座標
エリア9003は、それぞれ、ボタンIDに対応したボ
タンオブジェクト4031の管理図表示領域9051に
おけるX(横)方向、およびY(縦)方向の座標位置を
格納するエリアである。本テーブルへのデータセット
は、管理画面レイアウト設定部9020が行う。
【0057】図10は、管理画面レイアウト設定部90
20の処理フローを示したものである。本設定部902
0は、グラフィカル端末装置1020から端末制御部1
013を介して起動される。起動がかかるとステップ1
0010で、グラッフィク端末装置1020のウインド
表示部分1021に管理画面ウインド9050を生成
し、本ウインド9050に管理図表示領域9051とボ
タン表示領域9052を生成する。本ステップ(ステッ
プ10010)では、さらにOAツール9030で描画
し管理図ファイル9040に格納されている管理用のテ
キストや絵図を管理画面ウインド9050に表示する。
【0058】次にステップ10020で、イベント管理
テーブル7000にエントリされているすべてのボタン
IDに関し、ステップ10030からステップ1006
0を実行したか否かを判定する。もし未処理ボタンID
がある場合は、ステップ10030からステップ100
60を実行する。すべてのボタンIDについて処理済み
である場合は、ステップ10070からステップ101
50を実行してボタンオブジェクト群4031を管理図
表示領域9051に表示された管理用のテキストや絵図
上に貼付け処理を行う。
【0059】ステップ10020で未処理ボタンIDが
あると判定された場合の処理フローは、まずステップ1
0030で、未処理のボタンIDをイベント管理テーブ
ル7000から取り出す。ステップ10040で、当該
ボタンIDがボタンレイアウトテーブル9000にエン
トリされているかチェックする。もしエントリされてい
なければステップ10050を、エントリされていれば
ステップ10060を実行する。ステップ10050で
は、当該ボタンIDに対応したボタンオブジェクト40
31をボタン表示領域9052に表示する。ステップ1
0050実行後、ステップ10020に戻って次のボタ
ンIDの処理に移る。ステップ10060では、当該ボ
タンIDの管理図表示領域9051における座標位置を
ボタンレイアウトテーブル9000から読み出し、管理
図表示領域9051のその座標位置に当該ボタンIDに
対応したボタンオブジェクト4031を表示する。ステ
ップ10060実行後、ステップ10020に戻って次
のボタンIDの処理に移る。
【0060】ステップ10020ですべての処理ボタン
IDについて処理済みと判定された場合、ステップ10
070でイベント待ちになる。ここではグラッフィク端
末装置1020から発生されるふたつのイベントを扱
い、ひとつはボタンオブジェクト群4031のドラッキ
ングイベント、もうひとつは設定終了イベントである。
【0061】ステップ10070で設定終了イベントを
受け取ると、本設定部9020の処理を終了する。
【0062】ステップ10070でボタンオブジェクト
群4031のドラッキングイベントを受け取ると、ドラ
ッキングされたボタンオブジェクト4031をドラッキ
ングに追従して移動表示する(ステップ10080)。
ドラッキングは、グラッフィク端末装置1020に接続
されているマウスなどのポインティングデバイスによっ
て行われる。ボタンオブジェクト4031のドラッキン
グが終了するまでステップ10080を実行する(ステ
ップ10090)。ドラッキングが終了すると、ステッ
プ10100で、ドラッキングが終了した位置に当該ボ
タンオブジェクト4031を表示する。
【0063】次にステップ10110で、当該ボタンオ
ブジェクト4031の表示座標を取得する。取得する座
標は、ボタンオブジェクト4031の重心位置、あるい
は左上の角位置など、あらかじめどこを基準とするか決
め、決められたポイントの座標とする。表示位置が管理
図表示領域9051であるかチェックし(ステップ10
120)、もし本領域9051内であればステップ10
130からステップ10150を実行する。管理図表示
領域9051外であれば、ステップ10070に戻って
次のイベントを待つ。
【0064】ステップ10130で、当該ボタンオブジ
ェクト4031に対応したボタンIDがボタンレイアウ
トテーブルに9000にエントリされているかチェック
する。エントリされていればステップ10140、エン
トリされていなければステップ10150を実行する。
ステップ10140では、ボタンレイアウトテーブル9
000の当該ボタンIDの座標(X座標エリア9002
とY座標エリア9003の値)を、読みだした新しい座
標に更新する。ステップ10140実行後、ステップ1
0070に戻って次のイベントを待つ。ステップ101
50では、ボタンレイアウトテーブル9000に新たに
当該ボタンIDをエントリし、X座標エリア9002と
Y座標エリア9003に読みだした座標をセットする。
ステップ10150実行後、ステップ10070に戻っ
て次のイベントを待つ。
【0065】図11は、図9おける第四の実施例におけ
るメッセージハンドリング制御部9010の処理フロー
の一部を示したものである。図11で示している処理フ
ローは、図8に示したメッセージハンドリング制御部7
000の処理フローのステップ6010の変更内容を示
している。すなわち、第四の実施例におけるメッセージ
ハンドリング制御部9010の処理フローは、図8に示
したメッセージハンドリング制御部7000の処理フロ
ーのステップ6010を図11に示す処理フローに変更
したものである。
【0066】したがって、本制御部9010は、前述の
実施例と同様、計算機1010の電源立ち上げとともに
起動がかかり、計算機1010のシャットダウンととも
に停止する。以下、変更した部分につき説明する。
【0067】図8のステップ3010実行後、ステップ
11010で、グラッフィク端末装置1020のウイン
ド表示部分1021に管理画面ウインド9050を生成
し、本ウインド9050に管理図表示領域9051とボ
タン表示領域9052を生成する。本ステップ(ステッ
プ11010)では、さらにOAツール9030で描画
し管理図ファイル9040に格納されている管理用のテ
キストや絵図を管理画面ウインド9050に表示する。
【0068】次ステップ11020で、イベント管理テ
ーブル7000にエントリされているすべてのボタンI
Dに関し、ステップ11030からステップ11060
を実行したか否かを判定する。もし未処理ボタンIDが
ある場合は、ステップ11030からステップ1106
0を実行する。
【0069】ステップ11030で、未処理のボタンI
Dをイベント管理テーブル7000から取り出す。ステ
ップ11040で、当該ボタンIDがボタンレイアウト
テーブル9000にエントリされているかチェックす
る。もしエントリされていなければステップ11050
を、エントリされていればステップ11060を実行す
る。ステップ11050では、当該ボタンIDに対応し
たボタンオブジェクト4031をボタン表示領域905
2に表示する。
【0070】ステップ11050実行後、ステップ11
020に戻って次のボタンIDの処理に移る。ステップ
11060では、当該ボタンIDの管理図表示領域90
51における座標位置をボタンレイアウトテーブル90
00から読み出し、管理図表示領域9051のその座標
位置に当該ボタンIDに対応したボタンオブジェクト4
031を表示する。
【0071】ステップ11060実行後、ステップ11
020に戻って次のボタンIDの処理に移る。ステップ
11020ですべての処理ボタンIDについて処理済み
と判定された場合、図8のステップ6020へ移り、以
下図8に示す各ステップ群を実行する。
【0072】以上、本発明である統合運用管理システム
1000の第四の実施例によれば、第二または第三の実
施例におけるコマンドボタンオブジェクト群4031を
ユーザが任意に普段使いなれたOAツール9040で作
成したテキストや絵図(たとえば、システム構成図な
ど)上に配し、第二または第三の実施例と同等のコマン
ドボタンオブジェクト群4031機能を機能させること
ができる。これによって、業務サブシステム群1100
の運用管理者は自分でわかりやすい画面インタフェース
を定義でき、その画面インタフェースで業務サブシステ
ム群1100の統合運用管理が可能となる。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、複数の運用管理ツール
群をの機能をひとつの端末装置に集約でき、複数の業務
サブシステム群のシステム資源の稼動監視、システム運
転や業務処理プログラム群の運用管理をひとつの端末装
置で統合的に管理していくことができる。したがって、
複数の業務サブシステムが地域的に分散されていても、
運用管理サイトは一ヶ所に集約することができる。
【0074】また、業務サブシステムの運用管理のため
の端末装置群の集約効果から、運用管理サイト内は小ス
ペースかつ小人数ですむ。運用管理ツール群の統合にお
いては、操作方法が異なる運用管理ツール群を同一イン
タフェースで操作可能であり、また一連の運用コマンド
群をワンオペレーションで実行可能となるため、運用管
理オペレーションの省力効果がある。ひとつの端末装置
に集まるメッセージ群をハンドリングしてビジュアルか
つ適切なウインドに表示するため、システム稼動状況や
業務プログラムの実行状況の把握が容易になり、オペレ
ータ運用負荷の軽減効果がある。さらに、運用管理者は
自分でわかりやすい画面インタフェースを定義でき、そ
の画面インタフェースでシステムの統合運用管理が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である統合運用管理システムをとりまく
全体システム構成を示す図。
【図2】図1における統合運用管理システムを構成する
運用管理ツール群ハンドリング部の第一の実施例の構成
を示す図。
【図3】図2における運用管理ツールハンドリング部を
構成するメッセージハンドリング制御部の処理フローを
示す図。
【図4】図1における統合運用管理システムを構成する
運用管理ツール群ハンドリング部の第二の実施例の構成
を示す図。
【図5】図4におけるコマンドファイルのファイル構成
を示す図。
【図6】図4における運用管理ツール群ハンドリング部
を構成するメッセージハンドリング制御部の処理フロー
を示す図。
【図7】図1における統合運用管理システムを構成する
運用管理ツール群ハンドリング部の第三の実施例の構成
を示す図。
【図8】図7における運用管理ツール群ハンドリング部
を構成するメッセージハンドリング制御部の処理フロー
を示す図。
【図9】図1における統合運用管理システムを構成する
運用管理ツール群ハンドリング部の第四の実施例の構成
を示す図。
【図10】図9における運用管理ツール群ハンドリング
部を構成する管理画面レイアウト設定部の処理フローを
示す図。
【図11】図9における運用管理ツール群ハンドリング
部を構成するメッセージハンドリング制御部の処理フロ
ーの一部を示す図。
【符号の説明】
1000…統合運用管理システム、1011…運用管理
ツール群ハンドリング部、1020…グラフィカル端末
装置、2000,4000,7000,9010…メッ
セージハンドリング制御部、2020…ウインド管理テ
ーブル、4010,7010…イベント管理テーブル、
9000…ボタンレイアウトテーブル、2010…メッ
セージハンドリングプログラム群、4020…コマンド
ファイル群、9020…管理画面レイアウト設定部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田代 勤 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株式会社 日立製作所システム開発研究 所内 (72)発明者 清水 ▲高▼年 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社 日立製作所情報システム事 業部内 (56)参考文献 特開 平5−40664(JP,A) 特開 平1−142952(JP,A) 特開 平1−162970(JP,A) 特開 昭63−163923(JP,A) 特表 平6−501118(JP,A) 国際公開92/005485(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/00 G06F 11/28 - 11/34 G06F 13/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運用コマンドに基づいて運用管理ツール
    を実行する複数の実行装置に接続され、該運用コマンド
    を該実行装置へ発行する運用管理計算機であって、 表示装置と、 前記実行装置各々が前記運用管理ツールを実行すること
    により発行される、発行元IDと前記運用管理ツールごと
    異なる形式のメッセージとを、前記実行装置各々から
    受信する通信制御部と、 前記発行元IDに基づいて、前記メッセージを所定の加工
    を実行し、前記表示装置に所定の形式で該メッセージを
    表示するハンドリングを有し、前記ハンドリング部は、 前記運用コマンドを受付け、 前記運用コマンドの発行先IDと、受付けた前記運用コマ
    ンドを前記各実行装置で実行可能な運用コマンドへ変換
    するプログラムとに基づいて、前記運用コマンドを発行
    する前記実行装置を特定し、該特定された実行装置で実
    行可能な運用コマンドを発行することを特徴とする運用
    管理計算機
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の運用管理計算機であっ
    て、 前記ハンドリング部は、一連の前記運用コマンドを受付け、 前記運用コマンド運用コマンドの発行先IDと、受付けた
    前記運用コマンドを前記各実行装置で実行可能な運用コ
    マンドへ変換するプログラムと に基づいて、前記一連の
    運用コマンドを発行する前記実行装置を複数特定し、該
    特定された実行装置各々で実行可能な運用コマンドを発
    行することを特徴とする運用管理計算機。
  3. 【請求項3】 請求項に記載の運用管理計算機であっ
    て、前記 通信制御部は、前記運用コマンドに対する応答メッ
    セージを前記実行装置から受信することを特徴とする運
    用管理計算機。
  4. 【請求項4】 請求項に記載の運用管理計算機であっ
    て、 前記ハンドリング部は、 前記応答メッセージを、所定の加工を実行し、前記表示
    装置に所定の形式で表示することを特徴とする運用管理
    計算機。
  5. 【請求項5】 請求項1又は4に記載の運用管理計算機
    であって、 前記ハンドリング部は、 前記メッセージを、既存のOAツールで作成されたシス
    テム構成図を含む運用管理図上で前記実行装置と対応付
    けて前記表示装置へ表示することを特徴とする運用管理
    計算機。
  6. 【請求項6】 運用コマンドに基づいて運用管理ツール
    を実行する複数の実行装置に対して、該運用コマンドを
    発行する運用管理方法であって、 前記実行装置各々が前記運用管理ツールを実行すること
    により発行される、発行元IDと前記運用管理ツールごと
    に異なる形式のメッセージとを、前記実行装置各々から
    受信するステップと、 前記発行元IDに基づいて、前記メッセージを所定の加工
    を実行し、前記表示装置に所定の形式で該メッセージを
    表示するステップと、 前記運用コマンドを受付けるステップと、 前記運用コマンドの発行先IDと、受付けた前記運用コマ
    ンドを前記各実行装置で実行可能な運用コマンドへ変換
    するプログラムとに基づいて、前記運用コマンドを発行
    する前記実行装置を特定し、該特定された実行装置で実
    行可能な運用コマンドを発行するステップとを有する運
    用管理方法。
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