JP3486551B2 - 現像剤容器およびプロセスカートリッジ - Google Patents
現像剤容器およびプロセスカートリッジInfo
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Description
リンタ等の画像形成装置の現像装置に現像剤を供給する
ために用いられる現像剤容器、プロセスカートリッジお
よび該現像剤容器に用いる現像剤シール部材に関する。
写機等に使用されている。
像剤が使用されており、画像形成プロセスの進行に伴い
消費され、適時に現像剤補給を行う必要がある。この現
像剤補給には、現像剤容器が用いられているが、この現
像剤容器は、複写機等に現像剤を一度に補給する現像剤
容器のほかに、コンピュータ、ファクシミリ、CAD等
の情報機器の端末装置のプリンタに使用されるプロセス
カートリッジの現像剤容器としても用いられている。
性ポリスチレン(HIPS)やアクリロニトリル−ブタ
ジエン−スチレン共重合体(ABS)等が用いられてい
るが、開口をシールするシール部材としては、エチレン
−酢酸ビニル共重合体(EVA)をシーラント層とする
イージーピールフィルムや、カバーフィルムとテアテー
プからなる引き裂きシール部材等が用いられている。
像剤容器の開口フランジ面にヒートシールやインパルス
シール等にてシールされる。
場合、次の点が問題であった。
い、シールヘの物流時の耐圧シール性(以下、「シール
性」と記す)がより必要となり、更に、現像剤容器の材
料として用いられているHIPSやABS等の材料グレ
ードが昨今増え、中にはUL難燃性V2グレードのHI
PSのような、難燃剤や離型剤等に含まれるステアリン
酸金属塩等のシール阻害物質が多く含まれたシール性が
良くないグレードも数多くなってきたため、これに対応
する、より接着性の良好なシールが要望されている。
のEVAは、無極性で結晶し得るメチレン単位と、極性
が大きく結晶化し得ない酢酸ビニル単位とが分子内にラ
ンダムに共重合した分子構造である。この非結晶性であ
る酢酸ビニル成分のシーラント含有比を上げることでシ
ール性を大幅に向上させることが可能であるが、シーラ
ントがベタ付き易くなり、弊害として高温・高湿でのシ
ール原反でのブロッキング(フィルム同士の擬似接着)
現象が発生したり、プロセスカートリッジを同様な高温
・高湿環境に放置した場合、容器と現像フレームに挟ま
れたシールのシーラント表面と端部シールがブロッキン
グし開封強度が著しく上昇して操作性が低下する問題が
あった。
原料として、反応温度200℃前後、圧力1500気圧
以上の高圧条件下でチタン系触媒(チーグラー触媒)に
てラジカル反応によって生成されるが、マルチサイト触
媒であるチーグラー触媒では、活性点がいくつか存在す
るため、ポリエチレンコモノマーの均一な重合ができ
ず、ポリエチレン低分子量物の低密度成分(ベタツキ成
分)が副成され、結果的にシール原反及びプロセスカー
トリッジでのブロッキング現象が根本的に発生し易い問
題があった。
化した現像剤容器及びシール性が良くない材料を用いた
現像剤容器においても、シール性が充分な現像剤容器及
びそのシール方法を提供することにある。
ロセスカートリッジでのブロッキング現象を抑制した、
シール作業性及びプロセスカートリッジの操作性が安定
して良好な現像剤容器及びそのシール方法を提供するこ
とにある。
た現像剤容器を有するプロセスカートリッジを提供する
ことにある。
部をシールして現像剤を収納する現像剤容器において、
シール部材のシーラント主成分が、メタロセン触媒によ
り合成された低分子量ポリオレフィン系重合体であり、
更に、シール部材のシーラント層中に分散含有されてい
る分散材料と相溶する材料が、容器の少なくともシール
部に分散含有されていることを特徴とする現像剤容器に
関する。
んで構成され、画像形成装置本体に対して着脱可能なプ
ロセスカートリッジにおいて、上記現像剤容器を有して
なることを特徴とするプロセスカートリッジに関する。
シーラント層中に分散含有されている分散材料が、容器
のシール部に分散含有されている材料と相溶する性質を
有することから、ヒートシール時に与えられる熱と圧力
により、これらの両材料がシール界面で相溶し、結合力
を生ずる。この結合力がシーラント層と容器のシール面
との間の接着力に加わり、イージーピール性を損わずに
良好なシール性を生ずるものである。
する理由にてブロッキング抑制効果を得ることができ
る。
ングルサイト)であり、従来のチーグラー触媒では得ら
れない極めて狭い分子量分布及び組成分布(即ち、コモ
ノマーの分布が均一である)の重合体が得られ、特にエ
チレン等のポリオレフィン系に対して極めて高い活性を
有する。
は、上記メタロセン触媒により合成された低分子量ポリ
オレフィン系重合体であるため、従来のEVA系シーラ
ントのブロッキング原因(べた付き成分)であった、余
分な酢酸ビニル成分及びポリエチレン低分子量物の低密
度成分を重合時に確実に排除することが可能である。
り繰り出されるフィルム同士のブロッキングによる突発
的なフィルムテンション上昇がなく安定してシール作業
が行える。
環境に保管後でも、シール部材のシーラント層と端部シ
ールとのブロッキングがなく、安定した操作性を得るこ
とが出来る。
はトナー容器ともいう。トナー容器は、一成分現像剤の
場合には、トナー粒子を収納する容器であり、二成分現
像剤の場合には、トナー粒子および必要に応じてキャリ
ア粒子を収納する容器を意味する。
基材およびその上に形成されるシーラント層を有する。
基材としては、ポリエステルフィルム、ポリプロピレン
フィルム、ポリアミドフィルム、ポリイミドフィルム、
ポリエチレンフィルムなど、各種フィルムが用いられ
る。
は、熱可塑性エラストマー(thermoplasti
c elastomer;以下、「TPE」ともいう)
が好適である。
できる一方、室温でゴム弾性を有する材料である。ゴム
弾性としては、室温における可逆的伸び率が50%以
上、特に、100%以上が好適である。
する柔軟性成分(ソフトセグメント)と、加硫ゴムの架
橋点に相当して塑性変形を防止し、補強効果を与える分
子拘束成分ハードセグメント)を含有する。このハード
セグメントが加熱により可塑化し、更に、冷却すると再
硬化する。
散混合することにより、広範囲な温度環境下にてシーラ
ント層全体の動的粘弾特性を向上させることができ、そ
れによって物流時のシールに対する瞬間的な衝撃に対
し、シーラント層の弾性向上によりシール剥がれが起こ
り難くなり、特に低温での耐衝撃性に優れ、大型のトナ
ー容器やシール性がよくないUL規格の難燃V2材等に
対して充分なシール性を備える。
セグメントの割合は、両者を100重量部としたとき、
ソフトセグメントが20〜80重量部であるのが好まし
い。
いるものとしては、ソフトセグメントがポリブタジエン
のものが望ましい。
タジエン−スチレンブロック共重合体、スチレン−エチ
レン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体およびシ
ンジオタクチック1,2−ポリブタジエンが挙げられ
る。
は、0.5〜30wt%が好適である。
学構造種を持つ材料がトナー容器のシール部に相溶材料
として分散含有されているのが好適である。
成形容器が用いられる。特に好ましいトナー容器として
は、少なくともシール部にブタジエン系材料を含むもの
で、耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)、アクリロニト
リル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)、およ
びポリカーボネート−アクリロニトリル−ブタジエン−
スチレン共重合体(PC−ABS)から選ばれる樹脂で
成型された容器である。
ダーとしては、メタロセン触媒を用いて合成された低分
子量ポリオレフィン系重合体が用いられる。
ジルコノセンを用い、助触媒としてメチルアルミノキサ
ンを使用し、単一の活性点を持つ触媒が好適に用いら
れ、特にエチレン等のポリオレフィン系に対して極めて
高い活性を有する。
は、直鎖状低密度ポリエチレン又はその共重合体が好適
に用いられ、共重合体としてはオクテン、プロピレン等
が好適に用いられる。
ノマーであるエチレンに数mol%のα−オレフィン単
量体(コモノマー)を共重合することで製造され、さら
にその共重合体では、更に前述のオクテン、プロピレン
等を共重合させることで製造される。
共重合体の製造方法としては、圧力100気圧以下程度
のいわゆる中低圧法で、気相法または液相法等が用いら
れる。
チレン及びその共重合体は、直鎖状低密度ポリエチレン
成分をシーラント全量に対し、好ましくは50〜99重
量%含有し、また、低分子量ポリオレフィン系重合体が
ゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)によ
る分子量分布において、メタロセン触媒を用いたことに
より狭い分子量分布を得ることができ、分子量分散(M
w/Mn)としては1〜3の範囲が望ましく、好ましく
は2〜3の範囲のものが好適に用いられる。
分子量1×103以下の低分子量成分を含まず、分子量
分布としては1×104〜1×106の領域に1つの極大
値を有することが好ましく、更に好ましくは1×104
〜1×105の領域に1つの極大値を有することが好ま
しい。
インダーとしては、低分子量成分を含まず、狭い分子量
分布で1つの極大値を高分子量側に備えた直鎖状低密度
ポリエチレンとする。
剤シールXの断面図である。図1に示すシールXは、第
1基材Aと第2基材B、クッション層C及びシーラント
層Dで構成される多層構造を有している。
μm程度の二軸延伸ポリエステルフィルム、又は一軸延
伸ポリプロピレンフィルム、延伸ポリアミドフィルム等
が用いられるが、フィルムに吸湿性があるとシールXが
カールしやすくなり、ヒートシール時の作業性が低下す
る点から、二軸延伸ポリエステルフィルム、又は一軸延
伸ポリプロピレンフィルムが好ましく用いられ、フィル
ム強度の点から、最も好ましくは二軸延伸ポリエステル
フィルムが好ましく用いられる。
(高靭性)を持たせるため、厚さ10μm〜30μm程
度の延伸ポリアミド層を用いるか、又は同様な厚さの二
軸延伸ポリエステルフィルムを用いることが好ましい。
開封する方向等をユーザーに的確に指示するように矢印
等の印刷を施してもよい。
は、第1基材A及び第2基材Bの一方を省略してもよ
い。
30μm程度のポリエチレン層を用いるが、ヒートシー
ル時のクッション効果を大きくするために、1万程度の
低分子量のものが好ましく用いられる。
量成分を含まず、狭い分子量分布で1つの極大値を高分
子量側に備えた直鎖状低密度ポリエチレンをベースとす
ることができる。
は、酸化防止剤、滑剤等も適宜用いられる。
封力のバランスより、厚さ30μm〜50μm程度が好
ましく、更に好ましくは厚さ40μm〜50μm程度が
好ましい。
ミネート処理した後、両基材A,Bとシーラント層D
を、溶融されたクッション層Cによって接着(ドライラ
ミネート)するか、又はシーラント層を3層完成後、最
後に押し出しラミネートを行い3層と接着し、その後、
冷却して巻き取ることによって作製される。
るHIPS、ABS、PC−ABSなどが好適である
が、シーラント層のTPE自体による効果だけを期待す
る場合には、変性ポリフェニルオキサイド(変性PP
O)、ポリカーボネート(PC)などの相溶材料を含ん
でいないものであってもよい。但し、シール性は相溶効
果がない分、低下する。
上述したトナー容器Yのフランジ部Fに設けられたシー
ル面Sにヒートシールを行う。
シールホーン100のシールバー101の幅は、図6に
示すようなトナー容器Yの内部のトナーtが落下や衝
撃、あるいは圧力に対して充分にシールされるよう、あ
る程度の大きさが必要であり、具体的には2mm〜4m
m程度が望ましい。
は、ヒートシールのほか、インパルスシール等を用いる
ことができる。
ー容器Yにヒートシールした後、該トナーシールXを開
封する際、トナー容器Yのシール剥離面S’にシーラン
ト残りが発生しないようにする必要がある。因に、シー
ラント残りが発生すると、トナー容器Y内のトナーtに
シーラントが混入し、白スジ等の画像不良の原因となっ
てしまう。
厚の調整の他、図8に示すシールバー101のシール圧
力及び熱の調整が非常に重要となる。
シール時間が過多の場合、トナー容器Yのシール面Sの
押し込み量が通常は0.1mm〜0.5mm程度である
が、1mm程度まで押し込み量があると、シーラント層
Dがシールバー101のエッジよりはみ出し、シーラン
ト溜りとなって開封時のシーラント残りの原因となって
しまうため、シール条件の設定は押し込みすぎない程度
にバランスよく調整を行う必要がある。
ィルムとしてトナーシールXを4層構成としたが、基材
を一層として3層構造、もしくはクッション層Cをなく
して、基材とシーラント層Dのみの2層構造としても何
ら問題はなく、本発明のシーラント層Dを用いたもので
あれば、何ら限定されない。
なる引き裂きシール部材X1とすることもできる。この
1枚からなる引き裂きシール部材X1は、開口部分のみ
をハーフカットH等にて裂け易くしており、シールのコ
ストダウンも可能となる。
3485号,特開平3−39763号及び特開平7−5
6428号公報等で公知であるテアテープTとカバーフ
ィルムKからなる引き裂きシール部材を構成することも
できる。この場合、本発明のトナーシールをテアテープ
Tとして用いることができる。
を公知であるプロセスカートリッジに部品として組み込
んだ場合、シール性が非常に良好で、特に大型サイズの
プロセスカートリッジの物流時のトナー漏れ対策とし
て、非常に有効な手段となる。
繰り出されるフィルム同士のブロッキングによる突発的
なフィルムテンション上昇がなく、安定してシール作業
が行える。
環境に保管後でも、シール部材のシーラント層と端部シ
ールとのブロッキングがなく、安定した操作性を得るこ
とが出来る。
ある二塩化ジルコノセンを主触媒、助触媒にメチルアル
ミノキサンを使用し、重合法は圧力100気圧以下での
気相重合法を用いた。
量分布で、分子量分散(Mw/Mn)が2.11、分子
量1×103以下の低分子量成分を含まず、分子量分布
の極大値は、9.95×104に1つのみ極大を示し
た。
おりである。 ・装置:ゲル浸透クロマトグラフ、GPC−150C WATERS社製 ・カラム:AD806MS(3本) 昭和電工社製 ・溶媒:オルトジクロロベンゼン ・流速:1.0mil/min ・温度:140℃ ・検出器:紫外線(IR)吸収:3.42μm(即ちポリエチレンの吸収感度検 出式) ・試料:濃度 20mg/10ml 溶解性 加熱時完全溶解 ろ過 金属焼成フィルター ・注入量:200μl
あたっては単分散ポリエチレン標準試料により作成した
分子量較正曲線を使用する。
ント層を凍結し100nm程度に薄く切った切片を四酸
化ルテニウムで染色した後、その押し出し方向と直交す
る断面を透過電子顕微鏡(TEM)撮影した写真(倍率
2万倍)である。また、図10は同じ切片の押し出し方
向と平行する断面の写真(倍率2万倍)である。いずれ
の写真も、黒い部分が分散材料のSEBSであり、分散
・混合されたSEBS粒子は均一にシーラント層D中に
分散されており、SEBS粒子形態は棒状で、太さは
0.05〜0.2μmである。
巻き取った原反(幅500mm、巻き長さ1000m)
を40℃・90%の高温・高湿の環境に48時間放置
後、フィルムの巻き出しテストを行い、フィルム同士
(第1基材A側とシーラント層D側で)のブロッキング
の確認を行った結果、特に突発的なフィルムテンション
の上昇もなく、スムーズに巻き出し及び巻き取りが可能
であったため、シール原反のブロッキングはないことが
確認できた。
レードのHIPSとして、ステアリン酸塩を全重量に対
して1.3重量%含み、難燃剤として臭素系難燃剤を
5.9重量%、無機系難燃剤を1.6重量%および相溶
材料として均一に分散含有されているブタジエン粒子
(平均粒子径0.65μm)を含むHIPSを射出成型
して形成されたものである。
大きなものとし、内容積としては約1000cc、充填
するトナー量を約500gと、大型のトナー容器であ
る。
たTEM写真撮影を図11に示す。
EM撮影した結果、PS中にポリブタジエン粒子がほぼ
均一に海島構造状に分散されており、およそ0.1〜1
μmの粒子径であることが確認出来た。図中白部がPS
であり、網目状の島部がポリブタジエン粒子である。
に示すように次の条件でヒートシールを行った。
ジ部Fに設けられたシール面Sにヒートシールされる。
この際、シール面Sのシール幅、すなわちシールホーン
100のシールバー101の幅は3mmとした。
ール面圧を10kgf/cm2、シール時間を2秒とし
た。この条件にてシールXにヒートシールした場合、シ
ール面との食い込みとしては、10μmであった。
すような先端、後端を山形シールパターンとし、開封強
度の上昇を抑制した。
面写真である。図13は4万倍、図14は10万倍でT
EM写真撮影した。
のシーラント層D中に分散、混合された写真下側のSE
BS粒子と、トナー容器YのHIPS中に分散・混合さ
れた写真上側のポリブタジエン粒子は、シール界面であ
たかも粒子同士がヒートシール時の熱と圧力にて融着を
起こすかのように、相溶即ち、両粒子の界面の少なくと
も一部が壊れて結合している状態が確認できた。
た後のトナー容器Yのシール面Sのシール剥離面を断面
観察した。
(2万倍)である。図15に示すように、シール剥離面
のポリブタジエン粒子の相溶、結合部は、シールを剥離
する際に、引き延ばされた状態となっていることが確認
できた。
ー容器Yのシール性を評価するため、物流テストのほ
か、開封強度の確認、更にシーラント残り確認、更に現
像フレームと合体後に高温・高湿環境放置後のブロッキ
ング後の確認を行った。結果は表1に示す。
(一成分磁性トナー;平均粒径7μm)を充填したトナ
ー容器Yを個装箱に入れ、約−5℃環境下に24時間放
置後、80cm高さより1角3綾6面自由落下後、トナ
ー漏れ確認を行った。
トナー漏れはなく、シール性としては非常に良好であっ
た。また、開封強度のも3kgf程度と操作性良好で、
開封後のシーラント残りもなく、シールXとしての性能
は非常に優秀であった。
17に示すように、トナー容器Yと現像フレームZとを
シールXの自由端を折り返して両フレームの長手部分の
み超音波溶着にて合体・固定した。また、トナー容器と
現像フレームZとの間からトナーが漏れるのを防止する
ために、現像フレームZの裏面の長手方向両端には発泡
ポリウレタンからなる厚さ2mmの端部シールGが貼着
してあり、両フレーム合体後には約1/2の厚さ(1m
m)に圧縮されており、これによって開封後のトナー漏
れを防止する。
0℃・90%の高温・高湿の環境に48時間放置後、開
封強度を測定した結果、同様に作製し室温環境に放置し
た現像器ユニットの開封強度と変わらず、5kgf以下
と操作性は良好であった。
表面と端部シールGとのブロッキングがないことが確認
できた。
として、シーラント層に添加するSEBS粒子のシーラ
ント層中における添加量を、それぞれ1重量%(実施例
2)、29.5重量%(実施例3)とし、他は全く実施
例1と同様にしてシールX、トナー容器及び現像器ユニ
ットを作製し、原反の巻きだし(ブロッキング)テス
ト、シール性評価、及び現像器ユニットのブロッキング
確認を行った。
とが判った。
して、シーラントに添加する分散材料を、スチレン−ブ
タジエン−スチレンエラストマー(SBS)とし、SB
S粒子のシーラント層中における添加量を、それぞれ1
0重量%(実施例4)、1重量%(実施例5)、29.
5重量%(実施例6)とし、他は全く実施例1と同様と
してシールX、トナー容器及び現像器ユニットを作製
し、原反の巻きだし(ブロッキングテスト)、シール性
評価、及び現像器ユニットのブロッキング確認を行っ
た。
とが判った。
して、シーラントに添加する分散材料を、結晶化度20
%のシンジオタクチック1,2−ポリブタジエン(1,
2−PB)とし、1,2−PB粒子のシーラント層中に
おける添加量を、それぞれ10重量%(実施例7)、1
重量%(実施例8)、29.5重量%(実施例9)と
し、他は全く実施例1と同様としてシールX、トナー容
器及び現像器ユニットを作製し、原反の巻きだし(ブロ
ッキング)テスト、シール性評価及び現像器ユニットの
ブロッキング確認を行った。
とが判った。
として、同様なHIPSであるが、図16に示すような
TEM断面観察(倍率2万)でも明らかなような、ポリ
ブタジエン粒子径としては平均粒子径は0.75μmだ
が3〜4μm程度の大粒子と0.5〜1.5μm程度の
小粒径の混合品を使用し、尚且つゴム分散状態が完全に
均一でないHIPSを射出成型したものを用い、他は全
く同様にして作製したトナー容器を作製し、シール性評
価を行った。
とが判った。
として、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重
合体(ABS)に相溶材料としてブタジエン粒子(平均
粒子径が0.62μm)を使用し、射出成型してトナー
容器Yとし、他は全く同様にして作製したトナー容器を
作製し、シール性評価を行った。
とが判った。
として、ポリカーボネート−アクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレン共重合体(PC−ABS)に相溶材料と
してブタジエン粒子(平均粒子径が0.60μm)を使
用し、射出成型してトナー容器Yとし、他は全く同様に
して作製したトナー容器を作製し、シール性評価を行っ
た。
とが判った。
ルXとして、シーラント層のLLDPEを以下のLLD
PE共重合体とした。
て溶液重合法にてエチレン−オクテン共重合体を作製
し、 E:オクテン=80:20(重量比)のものを実施例1
3、 E:オクテン=60:40(重量比)のものを実施例1
4 とし、エチレン−オクテン共重合体のシーラント層全量
に対して98重量部、SEBSを2重量部とした。
量分布で、 分子量分散(Mw/Mn):2.61(実施例13)、
2.98(実施例14) 分子量1×103以下の低分子量成分を含まず(実施例
13、14) 分子量分布の極大値:4.61×104(実施例1
3)、4.98×104(実施例13)に1つのみ極大
を示した。
実施例1と同様としてトナー容器及び現像器ユニットに
ついても作製し、原反の巻きだし(ブロッキング)テス
ト、シール性評価及び現像器ユニットのブロッキング確
認を行った。
とが判った。
層にSEBSを添加せず、他は全く実施例1と同様とし
て作製したシールX、トナー容器及び現像器ユニットを
作製し、原反の巻きだし(ブロッキング)テスト、シー
ル性評価及び現像器ユニットのブロッキング確認を行っ
た。
よるトナー漏れが発生し、明らかにシール性は実施例1
よりも劣ることが確認された。
ポリブタジエンを含まないポリスチレンを用いて射出成
型により形成し、他は全く同様としてシールX、トナー
容器及び現像器ユニットを作製し、原反の巻きだし(ブ
ロッキング)テスト、シール性評価及び現像器ユニット
のブロッキング確認を行った。
よるトナー漏れが発生し、明らかにシール性は実施例1
よりも劣ることが確認された。
て、シーラント層のLLDPEを従来のチタン系触媒を
使用し圧力100気圧以下での溶液重合にて、いわゆる
チーグラー法によるLLDPEを作製した。
量分布で、分子量分散(Mw/Mn):4.80、分子
量1×103以下の低分子量成分を含み、分子量分布の
極大値:1.63×105に1つのみ極大を示した。
は全く実施例1と同様としてトナー容器及び現像器ユニ
ットについても作製し、原反の巻きだし(ブロッキン
グ)テスト、シール性評価及び現像器ユニットのブロッ
キング確認を行った。
キング及び現像器ユニットのブロッキングが確認され
た。
て、シーラント層のLLDPEに代えて、エチレンと酢
酸ビニルを原料として、反応温度210℃,圧力200
0気圧にてチタン系触媒を用いた(即ちチーグラー法)
塊状重合にて、EVAを作製した。尚、PE:VA=8
5:15(重量比)とした。
布で、分子量分散(Mw/Mn):12.38、分子量
1×103以下の低分子量成分を含み、分子量分布の極
大値:1.51×105及び8.82×103の2つの極
大を示した。
実施例1と同様としてトナー容器及び現像器ユニットに
ついても作製し、原反の巻きだし(ブロッキング)テス
ト、シール性評価及び現像器ユニットのブロッキング確
認を行った。
キング及び現像器ユニットのブロッキングが確認され
た。
明に係わる現像剤容器は、シール部材のシーラント層中
に分散含有されている分散材料が、容器のシール部に分
散含有されている材料と相溶する性質を有することか
ら、ヒートシール時に与えられる熱と圧力により、これ
らの両材料がシール界面で相溶し、結合力を生ずる。こ
の結合力がシーラント層と容器のシール面との間の接着
力に加わり、イージーピール性を損なわずに良好なシー
ル性を生ずる。
メタロセン触媒により合成された低分子量ポリオレフィ
ン系重合体であるため、従来のEVA系シーラントのブ
ロッキング原因(べた付き成分)であった、余剰な酢酸
ビニル成分及びポリエチレン低分子量物の低密度成分を
重合時に確実に排除することが可能であることにより、
シール作業時には、シール原反より繰り出されるフィル
ム同士のブロッキングによる突発的なフィルムテンショ
ン上昇がなく安定してシール作業が行え、更に、プロセ
スカートリッジを高温・高湿環境に保管後でも、シール
部材のシーラント層と端部シールとのブロッキングがな
く、安定した操作性を得ることが出来る。
である。
す平面図である。
た引き裂きシール部材の一例を示す平面図である。
る。
方法を説明するための図である。
示す断面図である。
である。
EM観察写真である。
面のTEM観察写真である。
M観察写真である。
図である。
ナー容器シール部の相溶材料との相溶、結合を示すシー
ル界面の断面のTEM観察写真である。
である。
ら剥離した後のシール面断面のTEM観察写真である。
のTEM観察写真である。
図である。
Claims (17)
- 【請求項1】 開口部をシールして現像剤を収納する現
像剤容器において、シール部材のシーラント主成分が、
メタロセン触媒により合成された低分子量ポリオレフィ
ン系重合体であり、更に、シール部材のシーラント層中
に分散含有されている分散材料と相溶する材料が、容器
の少なくともシール部に分散含有されていることを特徴
とする現像剤容器。 - 【請求項2】 低分子量ポリオレフィン系重合体が直鎖
状低密度ポリエチレン又はその共重合体であり、直鎖状
低密度ポリエチレン成分をシーラント全量に対し50〜
99重量%含有することを特徴とする請求項1に記載の
現像剤容器。 - 【請求項3】 低分子量ポリオレフィン系重合体がゲル
パーミエーションクロマトグラフィ(GPC)による分
子量分布において、分子量分散(Mw/Mn)が1〜3
であり、分子量1×103以下の成分を含まず、分子量
分布が1×104〜1×106の領域に極大値を有するこ
とを特徴とする請求項1に記載の現像剤容器。 - 【請求項4】 シーラント層中の分散材料が熱可塑エラ
ストマーである請求項1に記載の現像剤容器。 - 【請求項5】 容器のシール部に分散含有されている相
溶材料がブタジエン系材料であり、シーラント層中の分
散材料がブチレンを含むスチレン系エラストマーおよび
ポリブタジエンから選ばれるエラストマーである請求項
1に記載の現像剤容器。 - 【請求項6】 スチレン系エラストマーが、スチレン−
ブタジエン−スチレンブロック共重合体、スチレン−エ
チレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体及びシ
ンジオタクチック1,2−ポリブタジエンからなる群か
ら選ばれる請求項5に記載の現像剤容器。 - 【請求項7】 シーラント層中の分散材料が低分子量ポ
リオレフィン系重合体中に分散されている請求項1に記
載の現像剤容器。 - 【請求項8】 容器の少なくともシール部に分散含有さ
れている相溶成分が、ブタジエン系材料である請求項1
に記載の現像剤容器。 - 【請求項9】 シーラント層中の分散材料がブタジエン
を含むエラストマーである請求項8に記載の現像剤容
器。 - 【請求項10】 分散材料がシーラント層中に0.5〜
30wt%含有されている請求項1に記載の現像剤容
器。 - 【請求項11】 容器が耐衝撃性ポリスチレン(HIP
S)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体(ABS)、およびポリカーボネート−アクリロニト
リル−ブタジエン−スチレン共重合体(PC−ABS)
からなる群から選ばれる樹脂で成型された容器である請
求項1に記載の現像剤容器。 - 【請求項12】 シーラント層中の分散材料と容器のシ
ール部の相溶材料とが相溶した状態でシール部材が、容
器の開口部をシールしている請求項1に記載の現像剤容
器。 - 【請求項13】 シール部材が熱圧着により容器の開口
部に接着されている請求項12に記載の現像剤容器。 - 【請求項14】 シール部材がシール界面で界面剥離す
るイージーピールフィルムである請求項12に記載の現
像剤容器。 - 【請求項15】 シール部材が容器の開口部分に相当す
る部位においてハーフカットされているものである請求
項1に記載の現像剤容器。 - 【請求項16】 少なくとも像担持体を含んで構成さ
れ、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカー
トリッジにおいて、請求項1に記載の現像剤容器を有し
てなることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 【請求項17】 容器のシール部材を挟むと共に、シー
ル部材の自由端を突出させて結合する現像フレームを有
し、前記シール部材の自由端が突出した側の容器又は現
像フレームの端部に、容器と現像フレームをシールする
ための端部シールを設けた現像装置を備えたことを特徴
とする請求項16に記載のプロセスカートリッジ。
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