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JP3486724B2 - 直流モータの駆動装置 - Google Patents
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JP3486724B2 - 直流モータの駆動装置 - Google Patents

直流モータの駆動装置

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JP3486724B2
JP3486724B2 JP28303095A JP28303095A JP3486724B2 JP 3486724 B2 JP3486724 B2 JP 3486724B2 JP 28303095 A JP28303095 A JP 28303095A JP 28303095 A JP28303095 A JP 28303095A JP 3486724 B2 JP3486724 B2 JP 3486724B2
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紳一郎 片桐
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日本電産シバウラ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流モータの駆動
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から自動ドアを駆動する分野などに
おいて、例として3相の直流ブラシレスモータ(以下、
モータと略す)が用いられている。このようなモータに
おいて、固定子として3n個、例として6個のコイルを
備え、回転子として周方向にN極とS極とが交互に着磁
され、例として2つの磁極を有する永久磁石が用いられ
ている。また、このモータには、相数に対応する3個の
ホール素子が設けられ、各相毎の励磁状態を検出するこ
とによってモータの回転数を検出している。また、コイ
ルに駆動用の電流を供給するトランジスタ(以下、上段
トランジスタと称することがある)と、コイルからの該
電流が流れ込むトランジスタ(以下、下段トランジスタ
と称することがある)とを各コイル毎に有するインバー
タ回路が用いられる。よって、前記3相モータに用いら
れるインバータ回路では、上段および下段で各3個のト
ランジスタが用いられている。
【0003】前記各ホール素子からの検出信号は、制御
回路に入力され、この制御回路は、前記検出信号と、予
め定める回転数に対応する速度信号とに基づいて、振幅
変調されたパルス信号を発生する。このパルス信号によ
って、モータの回転数が前記予め定める回転数に一致す
るように、前記インバータ回路の各トランジスタがオン
/オフ駆動される。
【0004】図3は従来例のモータの駆動装置1の電気
的構成を示すブロック図であり、図2はモータの駆動装
置の各部の信号を示すタイムチャートである。図2は、
以下の従来技術の説明で用いられると共に、後述する実
施例の説明においても用いられる。モータ2は3本のコ
イル3、4、5を有する固定子6を備え、各対のコイル
3、4、5は、駆動装置1からのU相、V相及びW相の
駆動信号で励磁、消磁されて駆動される。また、この駆
動装置1では、コイル3、4、5に臨んで、例としてホ
ール素子などからなる3つの磁極検出素子7が設けら
れ、コイル3、4、5の磁束密度を検出し、図2(1)
〜(3)に示されるU相、V相及びW相に対応する検出
信号PS1、PS2、PS3(総称してPSで示すこと
がある)を出力する。また、モータ2は、一対の磁極を
有する永久磁石などからなる回転子11を備えている。
【0005】駆動装置1は、コイル3、4、5に前記U
相、V相及びW相の駆動信号をそれぞれ供給するインバ
ータ回路8を備え、インバータ回路8には6つのトラン
ジスタQ1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6が設けられ
る。トランジスタQ1、Q4は直流電源9に接続され
る。トランジスタQ1、Q4;Q2、Q5;Q3、Q6
の各接続点から前記U相、W相及びV相の駆動信号が取
出される。また、前記トランジスタQ1、Q2及びQ3
のベースに駆動制御信号HU、HV、HWをそれぞれ入
力し、トランジスタQ4、Q5、Q6に駆動制御信号L
U、LV、LWをそれぞれ入力する3相分配回路10が
設けられる。3相分配回路10は、前記各磁極検出素子
7から出力される各相検出信号PSと、外部から入力さ
れる速度指令信号とから前記駆動制御信号HU、HV、
HW、LU、LV、LWを作成し出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の駆動装置に於い
て、モータ2の駆動時の低騒音化、低振動化のためにオ
ーバーラップ通電を行う場合がある。従来では、このオ
ーバーラップ通電を行うために、オーバーラップ通電制
御信号を作成して、前記トランジスタQ1、Q4;Q
2、Q5;Q3、Q6に供給する専用の回路が必要であ
り、回路構成が大型化するという問題点がある。
【0007】請求項1および請求項2の発明の目的は、
上述の技術的課題を解決し、簡便な構成によって前記オ
ーバーラップ通電を行うことができる直流モータの駆動
装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の直流モ
ータの駆動装置は、複数相の巻線を有する直流モータの
各相毎のコイルに、該直流モータを所定の回転数で回転
させる駆動信号をそれぞれ出力する複数段のスイッチ素
子と、該モータの各相毎の巻線の励磁状態をそれぞれ検
出して該モータの回転状態に対応する検出信号をそれぞ
れ出力する複数の検出素子と、該複数の検出素子からの
各検出信号に基づいて、各段のスイッチ素子を所定の第
1電気角の間毎に導通または遮断させる各相毎の第1制
御信号を発生する第1制御信号発生部、および各段のス
イッチ素子を所定の第2電気角の間毎に導通または遮断
させる各相毎の第2制御信号を発生する第2制御信号発
生部を含む制御信号発生部と、該制御信号発生部に入力
されて、一方レベルのときに該制御信号発生部から該第
1制御信号を出力せしめ、他方レベルのときに該制御信
号発生部から該第2制御信号を出力せしめ、該一方レベ
ルおよび他方レベルが所定のデューティー比で周期的に
変化する切換信号を発生する切換信号発生部とを備え、
該切換信号発生部からの切換信号によって、該制御信号
発生部から該第1制御信号と第2制御信号とを、各相毎
に交互に出力せしめて、該モータに対して各相毎にオー
バーラップ通電を行うようにしており、そのことによっ
て上記目的が達成される。
【0009】請求項2の発明において、前記第1電気角
は180°に、前記第2電気角は120°に選ばれる場
合がある。
【0010】
【作 用】請求項1の発明に従えば、モータの各相毎の
巻線の励磁状態が、複数の検出素子によってそれぞれ検
出され、モータの回転状態に対応する検出信号がそれぞ
れ出力される。制御信号発生部では、第1制御信号発生
部において、複数の検出素子からの各検出信号に基づい
て、各段のスイッチ素子を所定の第1電気角の間毎に導
通または遮断させる各相毎の第1制御信号を発生する。
また、第2制御信号発生部において、各段のスイッチ素
子を所定の第2電気角の間毎に導通または遮断させる各
相毎の第2制御信号を発生する。また、制御信号発生部
において、一方レベルおよび他方レベルが所定のデュー
ティー比で周期的に変化し、一方レベルのときに制御信
号発生部から第1制御信号を出力せしめ、他方レベルの
ときに制御信号発生部から第2制御信号を出力せしめる
切換信号が発生され制御信号発生部に入力される。
【0011】制御信号発生部からの前記第1制御信号お
よび第2制御信号は、切換信号発生部からの切換信号に
よって、制御信号発生部から、各相毎に交互に出力され
て、前記複数段のスイッチ素子の導通/遮断状態を制御
して、モータに対して各相毎にオーバーラップ通電を行
う。これにより、モータの駆動時の低騒音化、低振動化
のためにオーバーラップ通電を行う場合において、専用
の回路は不必要となり、回路構成を簡便にすることがで
きる。
【0012】請求項2の発明において、前記第1電気角
は180°に、前記第2電気角は120°に選ばれる場
合がある。この発明においても、前記作用を実現するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例のモータ
の駆動装置21の電気的構成を示す回路図であり、図2
は本実施例の駆動装置21の動作を示すタイムチャート
である。
【0014】本実施例は、一例として自動ドアを走行駆
動するモータについて説明するが、本発明のモータの駆
動回路はこの例に限られるものではない。本実施例のモ
ータ22は、例として3相であって、3本のコイル2
3、24、25を有する固定子26を備え、各コイル2
3、24、25は、駆動装置21からのU相、V相及び
W相の駆動信号で駆動される。本実施例では、コイル2
3、24、25に臨んで、例としてホール素子などから
なる3つの磁極検出素子27が設けられ、図2(1)〜
同図(3)に示される検出信号PS1、PS2、PS3
を出力する。また、モータ22は、一対の磁極を有する
永久磁石などからなる回転子31を備える。
【0015】駆動装置1は、コイル23、24、25に
前記U相、V相及びW相の駆動信号をそれぞれ供給する
インバータ回路28を備え、インバータ回路28には6
つのトランジスタQ1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6
(記号Qで総称する場合がある)が設けられる。トラン
ジスタQ1、Q4は直流電源29に接続される。トラン
ジスタQ1、Q4;Q2、Q5;Q3、Q6の各接続点
から前記U相、W相及びV相の駆動信号が取出される。
【0016】上段の前記トランジスタQ1、Q2及びQ
3のベースに駆動制御信号HU、HV、HWを入力し、
下段のトランジスタQ4、Q5、Q6に駆動制御信号L
U、LV、LWを入力する3相分配回路30が設けられ
る。制御信号発生回路30は集積回路素子として構成さ
れ、前記各磁極検出素子27から出力される検出信号P
S1、PS2、PS3が入力され、第1電気角(例とし
て、180°)の期間に亘っていずれか一つの相のトラ
ンジスタQを順次、導通または遮断する図2(4)〜同
図(6)に示す第1制御信号を発生する第1制御信号発
生部31を備えている。また、前記各磁極検出素子27
から出力される検出信号PS1、PS2、PS3が入力
され、第2電気角(例として、120°)の期間に亘っ
ていずれか一つの相のトランジスタQを順次、導通また
は遮断する図2(7)〜同図(9)に示す第2制御信号
を発生する第2制御信号発生部32を備えている。
【0017】制御信号発生回路30は、前記第1制御信
号および第2制御信号を交互に切り替えて外部に出力す
る切換スイッチ部33を備えている。切換スイッチ33
は、切換信号発生部34から発生され、図2(11)に
示す切換信号が入力されて、前記切換信号がハイレベル
の期間では前記第1制御信号が出力され、ローレベルの
期間では前記第2制御信号が出力されるように、そのス
イッチング状態が切換えられる。その結果、切換スイッ
チ部33から出力され、インバータ回路28に入力され
る駆動制御信号は図2(12)〜(14)に示されるよ
うなオーバーラップ通電ゲート信号となる。図2(1
0)のステップ信号は、駆動装置21の動作の同期を定
めるクロック信号である。
【0018】以下に、本実施例の駆動装置21の動作を
説明する。各コイル23、24、25は、駆動装置21
からのU相、V相及びW相の駆動信号で駆動される。3
つの検出素子27はコイル23、24、25の磁束密度
を検出し、図2(1)〜(3)に示される検出信号PS
1、PS2、PS3を出力する。
【0019】制御信号発生回路30は、前記各検出素子
27から出力される検出信号PSと、外部から入力され
る速度指令信号と、前記切換信号発生部34から発生さ
れる図2(11)に示される切換信号によって、図2
(12)〜同図(14)に示されるオーバーラップ通電
ゲート信号(以下、通電ゲート信号)HU、HV、H
W、LU、LV、LWを作成し出力する。前記トランジ
スタQ1、Q2及びQ3のベースには通電ゲート信号H
U、HV、HWが入力され、トランジスタQ4、Q5、
Q6のベースには通電ゲート信号LU、LV、LWが入
力される。
【0020】ここで、第1制御信号発生部31では、各
相間で60°の電気角だけずれて、前記第1電気角の期
間に亘っていずれか一つの相のトランジスタQを順次、
導通または遮断する図2(4)〜同図(6)に示す第1
制御信号が発生される。また、第2制御信号発生部32
では、各相間で120°の電気角だけずれて、前記第2
電気角の期間に亘っていずれか一つの相のトランジスタ
Qを順次、導通または遮断する図2(7)〜同図(9)
に示す第2制御信号が発生されている。
【0021】第1制御信号発生部31および第2制御信
号発生部32からそれぞれ発生される第1制御信号およ
び第2制御信号は、切換信号発生部34から、例として
1/3デューティーの図2(11)に示す切換信号によ
って同一デューティーで、第1制御信号発生部31と第
2制御信号発生部32との間で交互に切換えられる前記
切換スイッチ部33を介して、通電ゲート信号としてイ
ンバータ回路28に入力される。インバータ回路28で
は、この通電ゲート信号によってオーバーラップ通電が
行われる。
【0022】これにより、本実施例の駆動装置21にお
いて、モータ22の駆動時の低騒音化、低振動化のため
にオーバーラップ通電を行う場合において、専用の回路
は不必要となり、回路構成を簡便にすることができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明に従えば、
制御信号発生部では、第1制御信号発生部において、複
数の検出素子からの各検出信号に基づいて、各段のスイ
ッチ素子を所定の第1電気角の間毎に導通または遮断さ
せる各相毎の第1制御信号を発生し、第2制御信号発生
部において、各段のスイッチ素子を所定の第2電気角の
間毎に導通または遮断させる各相毎の第2制御信号を発
生する。また、制御信号発生部において、一方レベルお
よび他方レベルが所定のデューティー比で周期的に変化
し、一方レベルのときに制御信号発生部から第1制御信
号を出力せしめ、他方レベルのときに制御信号発生部か
ら第2制御信号を出力せしめる切換信号が発生され制御
信号発生部に入力されるようにした。これにより、モー
タの駆動時の低騒音化、低振動化のためにオーバーラッ
プ通電を行う場合において、専用の回路は不必要とな
り、回路構成を簡便にすることができる。
【0024】請求項2の発明において、前記第1電気角
は180°に、前記第2電気角は120°に選ばれる場
合がある。この発明においても、前記効果を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の駆動装置21のブロック図
である。
【図2】直流モータの駆動装置21の動作を説明するタ
イムチャートである。
【図3】従来技術の駆動装置1のブロック図である。
【符号の説明】
21 駆動装置 22 モータ 23、24、25 コイル 27 磁極検出素子 28 インバータ回路 30 制御信号発生回路 31第1制御信号発生部 32第2制御信号発生部 33切換スイッチ部 34切換信号発生部 Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6 トランジスタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数相の巻線を有する直流モータの各相毎
    のコイルに、該直流モータを所定の回転数で回転させる
    駆動信号をそれぞれ出力する複数段のスイッチ素子と、 該モータの各相毎の巻線の励磁状態をそれぞれ検出して
    該モータの回転状態に対応する検出信号をそれぞれ出力
    する複数の検出素子と、 該複数の検出素子からの各検出信号に基づいて、各段の
    スイッチ素子を所定の第1電気角の間毎に導通または遮
    断させる各相毎の第1制御信号を発生する第1制御信号
    発生部、および各段のスイッチ素子を所定の第2電気角
    の間毎に導通または遮断させる各相毎の第2制御信号を
    発生する第2制御信号発生部を含む制御信号発生部と、 該制御信号発生部に入力されて、一方レベルのときに該
    制御信号発生部から該第1制御信号を出力せしめ、他方
    レベルのときに該制御信号発生部から該第2制御信号を
    出力せしめ、該一方レベルおよび他方レベルが所定のデ
    ューティー比で周期的に変化する切換信号を発生する切
    換信号発生部とを備え、 該切換信号発生部からの切換信号によって、該制御信号
    発生部から該第1制御信号と第2制御信号とを、各相毎
    に交互に出力せしめて、該モータに対して各相毎にオー
    バーラップ通電を行う直流モータの駆動装置。
  2. 【請求項2】前記第1電気角は180°に、前記第2電
    気角は120°に選ばれる請求項1に記載の直流モータ
    の駆動装置。
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