JP3487464B2 - ブローオフ装置 - Google Patents
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Description
濃度や、トナーの平均帯電量及び帯電量分布の測定に用
いられるブローオフ装置に関する。
平均帯電量、及びトナーの帯電量分布等を測定する方法
としては、以下のものが従来から知られている。 ファラデーケージ法:ファラデーケージを用いた、最
も良く知られた簡易な測定方法であり、主に一成分現像
剤の帯電トナーの電荷量測定に用いられている。 ブローオフ法:簡便で精度の高い測定法であり、トナ
ーとキャリアのような大きさの異なる粉体間の摩擦帯電
量の標準的な測定法となっており、装置構成や測定条件
に応じて次の3つに大別される。 a)ジェット式ケージブローオフ。 b)低流速ケージブローオフ。 c)マグネット・ブローオフ。 現像分離法:現像されたトナーの帯電量を測定する方
法である。 トナー層表面電位測定法:現像されたトナー層の表面
電位から概略のトナー帯電量を求める方法である。 静止気流法(ミリカン法):外力として電界と重力と
を用いて、個別の帯電粒子の電荷量を求める最も一般的
な測定法である。 層状気流法:トナーへの作用力の大きい、気流と電界
とを用いた測定法であり、次の2つのタイプがある。 a)電界方向補集タイプ。 電界方向にトナー補集部材を設けたタイプ。 b)気流方向補集タイプ。 気流の移動方向にトナー補集部材を設けたタイプ。 単振動気流法:音波による空気振動に追従して振動し
ながら下方に移動する帯電粒子に適当な電界を印加し、
この粒子の位相遅れと偏向量をレーザドップラー法によ
って測定することにより、粒子径と粒子帯電量とを同時
に求める測定法である。
献(1)〜(3)で詳しく解説されている。 (1)木村、”現像剤測定法(2)"、電子写真学会誌 第30
巻 第2号(1991)。 (2)中島、他、”新しいトナー電荷量測定法"、電子写
真学会誌 第18巻 第3号(1980)。 (3)田端、"軌跡の画像処理によるトナー粒子q/m−
分布測定装置”、JapanHardcopy '90 論文集、EP-1,P.
1。
法〜の長所/短所について述べる。 ファラデーケージ法: 長所:簡単。 短所:ケージの中にトナーを入れる方法が難しく、二成
分現像剤のトナー濃度や帯電量測定には用いられない。
一成分トナーの帯電量測定や、現像されたトナーの測定
に用いられる。
正確に測定できる。 短所:現像剤によっては測定時にメッシュやケーシング
との接触で摩擦帯電し、実際より大きな(または小さ
な)結果を得る場合が有る。ブロー圧を変化させブロー
オフを繰り返すことにより、帯電量分布のデータを得る
ことも出来るが再現性に乏しい。 b)低流速ケージブローオフ。 長所:簡単に平均帯電量の測定ができる(但し、大粒径
鉄キャリアの場合)。簡単に帯電量分布の測定ができる
(但し、大粒径鉄キャリアの場合)。 短所:粒径5μmで比帯電量が30μC/gのトナーを
キャリアから分離するには10m/sec の風速が必要で
あるが、現在は軽量の(100μm以下のフェライト)
キャリアを用いるのが主流であり、このような軽量のキ
ャリアは上記の風速で浮き上がってしまい、部分的な現
像剤の撹乱が発生し正確な帯電量分布が計れない。ま
た、低流速では完全にトナーを現像剤から吹き飛ばすこ
とができない。したがってトナー濃度の正確な値も得ら
れない。 c)マグネット・ブローオフ。 長所:簡単に平均帯電量の測定ができる(但し、大粒径
鉄キャリアの場合)。 短所:現在、鉄に比べて磁化の小さなフェライト(鉄の
飽和磁化は190Am2/kgであるのに対し、フェラ
イト60Am2/kg)キャリアを用いるのが主流であ
り、このような軽量のキャリアの中にはエアジェットで
吹き飛ぶものも混じっており、正確なトナー濃度やトナ
ー比帯電量が計れない。
がって、小粒径フェライトキャリアでも測定可能。 短所:現像する工程でトナーの帯電量が変化し正確な帯
電量が得られない。現像剤の中の全てのトナーを現像す
るのが困難なため、正確なトナー濃度の測定ができな
い。
がって、小粒径フェライトキャリアでも測定可能。 短所:現像する工程でトナーの帯電量が変化し正確な帯
電量が得られない。現像剤の中の全てのトナーを現像す
るのが困難なため、正確なトナー濃度の測定ができな
い。
い。トナー濃度の測定は実質的に不可能。測定に膨大な
時間がかかる(実質的に帯電量の分布の測定は不可能)。
像解析装置を用いることができる。 短所:トナーを測定平行平板電極の中に分離導入する構
成が難しい。トナー濃度の測定は実質的に不可能。サン
プリング量(カウント数)に限界が有る。測定に時間が
かかる。 b)気流方向補集タイプ。 長所:トナーの粒径と比帯電量が測定できる。 短所:トナーを装置の中に現像剤から分離導入する構成
が難しい。トナー濃度の測定は実質的に不可能。サンプ
リング量(カウント数)に限界が有る。測定に時間がか
かる。
ング量(カウント数)に限界がない。 短所:トナーを装置の中に現像剤から分離導入する構成
が難しい。トナー濃度の測定は実質的に不可能。測定に
時間がかかる。
ぞれ一長一短が有り、あらゆる要求を満たす測定法はな
い。したがって各測定法の長所を生かし、お互いに相補
う形で使用されているのが現状である。
って、その目的とするところは、前述の測定法のうち特
にブローオフ法を用いて二成分現像剤のトナー濃度とト
ナーの平均帯電量及び帯電量分布を簡便に求めることの
できる装置を提供することにある。更に言えば、トナー
の帯電量分布に関しては精度を多少犠牲にしても簡便さ
を優先させた(装置そのものの簡略さ=コストだけでな
く、毎回の測定時間を短くする)測定装置の提供に有
る。
め、請求項1記載のブローオフ装置は、導電性の筒の上
下に導電性メッシュを張り該導電性の筒と導電性メッシ
ュが電気的に互いに導通し該メッシュの開口を除けば導
電性の筒と導電性メッシュの内部が閉空間をなしている
ブローオフセルと、このブローオフセルの導電性メッシ
ュが略水平になる状態で他から電気的に絶縁状態に支持
する手段とを有し、且つ、上記ブローオフセルの下方か
らエアを吸引する手段と、上記ブローオフセルの上方か
らエアを吹き付ける手段とを有し、且つ、上記エアを吹
き付ける手段は、上記導電性メッシュの一部にエアを吹
き付けるノズルを有し、そのエアを吹き付けるノズルと
導電性メッシュとが、互いの距離を維持したまま相対的
に移動でき、導電性メッシュ全体にエアを吹き付けるこ
とができることを特徴としている。
1記載のブローオフ装置において、下方からのエア吸引
を開始し一定時間経過後に上方からのエアの吹き付けを
開始することを特徴としている。
項1記載のブローオフ装置において、ブローオフセルに
流入する電荷量あるいはブローオフセルから流出する電
荷量を検出する手段を有し、且つ、下方からのエアの吸
引圧を変更可能なことを特徴としている。
項1記載のブローオフ装置において、ブローオフセルに
流入する電荷量あるいはブローオフセルから流出する電
荷量を検出する手段を有し、且つ、上方からのエアの吹
き付け圧を変更可能なことを特徴としている。
下に導電性メッシュを張り該導電性の筒と導電性メッシ
ュが電気的に互いに導通し該メッシュの開口を除けば導
電性の筒と導電性メッシュの内部が閉空間をなしている
ブローオフセルと、このブローオフセルの導電性メッシ
ュが略水平になる状態で他から電気的に絶縁状態に支持
する手段とを有し、且つ、上記ブローオフセルの下方か
らエアを吸引する手段と、上記ブローオフセルの上方か
らエアを吹き付ける手段とを有し、且つ、上記エアを吹
き付ける手段は、上記導電性メッシュの一部にエアを吹
き付けるノズルを有し、そのエアを吹き付けるノズルと
導電性メッシュとが、互いの距離を維持したまま相対的
に移動でき、導電性メッシュ全体にエアを吹き付けるこ
とができることを特徴としており、上記ブローオフセル
内にトナーとキャリアとからなる二成分現像剤を入れ、
上記ブローオフセルの下方からエアを吸引し、且つ上記
ブローオフセルの上方からエアを吹き付けることによ
り、トナーとキャリアとを分離し、吸引手段によりトナ
ーのみをセル外に取り出すことができる。この時、エア
の吹き付けと吸引とが同時に行われているため、ブロー
オフセル内を気流が一方向に流れトナーを周囲にまき散
らすことがない。特に、下方からのエア吸引を開始し一
定時間経過後に上方からのエアの吹き付けを開始するよ
うにすれば、トナーの飛散が防止され確実にトナーを吸
引することができる。
トナーは通過できるが、キャリアは通過できない大きさ
となっており、エアブローによって分離した帯電トナー
は上述したように導電性メッシュの目を通過して吸引手
段により吸引されるが、キャリアはセル内に残る。従っ
て、吸引手段によって吸引したトナーの量、あるいはエ
アブロー後のキャリア重量を計測することにより、トナ
ー濃度が測定できる。また、ブローオフセルは、支持手
段により導電性メッシュが略水平になる状態で他から電
気的に絶縁状態に支持されているため、エアブロー後の
セル内のキャリアには、帯電トナーが持ち去ったと等量
で逆極性の電荷Qが残る。従って、エアブロー前後のブ
ローオフセルの電位の変化を測定すれば、これにブロー
オフセルとグランド間の静電容量を掛けることで、ブロ
ーでトナーによって持ち去られた電荷量qを知ることが
できる。そして、この電荷量qをエアブロー前後のブロ
ーオフセル(現像剤込み)の重量差で割ることでトナー
の比帯電量(の平均)q/mが求まる。さらに、エアブ
ロー時の下方からのエアの吸引圧や上方からのエアの吹
き付け圧を、低い値から高い値へ徐々に大きくしながら
上記の測定を繰り返すことにより、トナーの帯電量分布
を測定することができる。
に説明する。図1に本発明によるブローオフ装置の基本
構成の概念図を示す。図1において、符号1はブローオ
フセル2の導電性メッシュ2bが略水平になる状態で他
から電気的に絶縁状態に支持するためのホルダであり、
このホルダ1は樹脂等の絶縁体でできていて、円筒状胴
部1bの上に円形台状の保持部1aを固定した形状をし
ており、ブローオフセル2が載置される円形台状の保持
部1aの一部にはセル2とエレクトロメータ7を電気的
に接続するための触針が付いている。また図示しない
が、場合によってはホルダ1とセル2を被うシールド
(パンチメタル等)が設けられる。このホルダ1の保持
部1aの中央部には円筒状胴部1bの中空部に連通する
開口が設けられており、円筒状胴部1bの他端側に連結
されたエア吸引装置3のホース部3aを介してブローオ
フセル2の下方からエアを吸引できるようになってい
る。尚、エア吸引装置3には、エアクリーナーやその他
の排気(吸引)装置が利用でき、エア吸引装置の電源電
圧の可変手段、またはエアーバイパスを設けることによ
り吸引力(吸引圧)を変えられるようになっている。
二成分現像剤を入れる筒状の導電性容器2aであり、該
導電性容器2aの上下に所定の開口長さで所定の開口率
の導電性メッシュ(例えば、#635メッシュ,開口2
0μm,開口率25%)2bを張り、該導電性の筒2a
と導電性メッシュ2bが電気的に互いに導通し該メッシ
ュの開口を除けば導電性の筒と導電性メッシュの内部が
閉空間をなしているものであり、例えば、容積は約1c
m3である。
の上方には、ブローオフセル2の上方からエアを吹き付
ける手段としてのエアブローワー4のノズル4aが配置
されている。また、このエアブローワー4のノズル4a
の支持部(図示せず)には、ブローオフセル2のメッシ
ュ面に対してノズル4aを回転(旋回)させエアージェ
ットがメッシュ面をスイープするようにするための回転
(旋回)機構4bと、ノズル4aを上下に移動してノズ
ル4aとセル2のメッシュ面との距離を変えることがで
きるようにする接離機構4cとが設けられており、上方
からのエアの吹き付け圧や吹き付け位置を変更できるよ
うになっている。
チューブ等を介して水銀マノメータ5が接続されてお
り、エア吸引力(圧)が測定できるようになっている。
また、エア吸引装置3の吸引力調整手段、エアブローワ
ー4、及びノズル4aの移動機構(旋回、接離機構)は
コントローラ6により制御されるようになっている。
ア吸引装置3による吸引圧を水銀マノメータ5を用いて
測定している。そして、コントローラ6により測定者が
手動で吸引圧のレベル調整やエアジェットを吹き付ける
強さをノズル4aの高さを変えて調整している。また、
ノズル4aはブローオフセル2のメッシュ上で旋回しエ
アジェットを満遍なくメッシュに吹き付けることができ
るようになっている。
とキャリアとからなる二成分現像剤の試料を入れ、エア
吸引装置3によりブローオフセル2の下方からエアを吸
引し、且つ上記ブローオフセル2の上方からエアブロー
ワー4のノズル4aによってエアを吹き付けることによ
り、ブローオフセル2の上方から下方に向かう気流を生
じさせることができ、この気流によってトナーをキャリ
アから分離し、吸引圧によりトナーのみをセル2の導電
性メッシュ2bを介してセル外に取り出すことができ
る。この時、エアの吹き付けと吸引とが同時に行われて
いるため、ブローオフセル内を気流が一方向に流れトナ
ーを周囲にまき散らすことがない。
の目はトナーは通過できるが、キャリアは通過できない
大きさとなっており、エアブローによって分離した帯電
トナーは上述したように導電性メッシュ2bの目を通過
してエア吸引装置3により吸引されるが、キャリアはセ
ル内に残る。従って、吸引装置3によって吸引したトナ
ーの量、あるいはエアブロー後のセル内のキャリア重量
を計測することにより、トナー濃度が測定できる。ま
た、ブローオフセル2は、ホルダ1の保持部1aにより
導電性メッシュ2bが略水平になる状態で他から電気的
に絶縁状態に支持されているため、エアブロー後のセル
内のキャリアには、帯電トナーが持ち去ったと等量で逆
極性の電荷Qが残る。従って、エアブロー前後のブロー
オフセル2に流入する電荷量あるいはブローオフセルか
ら流出する電荷量を測定する、すなわちエレクトロメー
タ7によりエアブロー前後のブローオフセル2の電位の
変化を測定すれば、これにブローオフセルとグランド間
の静電容量を掛けることで、ブローでトナーによって持
ち去られた電荷量qを知ることができる。そして、この
電荷量qをエアブロー前後のブローオフセル(現像剤込
み)の重量差で割ることでトナーの比帯電量(の平均)
q/mを求めることができる。
ローオフ装置の斜視図、図3は図2に示すブローオフ装
置のブローオフセルの周囲の基本構成を示す断面図であ
る。図2,3に示す実施例では、X−Yテーブル8上に
密閉構造のAl製のボックス9が載置されており、Al
ボックス9の上面に絶縁体(例えばPTFE樹脂等)よ
りなる円筒状のホルダ1が固定されている。このAlボ
ックス9の上面には開口が設けられ、ホルダ1の中空部
と連通されている。また、Alボックス9の一側面には
吸引口が設けられており、該吸引口にはエアクリーナ等
のエア吸引装置(図示せず)のホース3aが接続されて
いる。尚、Alボックス9、ホルダ1、セル2等は、四
方をシルード部材11によって囲われている。
が保持されており、ブローオフセル2は、被測定試料で
ある二成分現像剤を入れる筒状の導電性容器であり、該
筒状導電性容器2aの上下に所定の開口長さで所定の開
口率の導電性メッシュ(例えば、#635メッシュ,開
口20μm,開口率25%)2bを張り、該導電性容器
2aと導電性メッシュ2bが電気的に互いに導通し該メ
ッシュの開口を除けば導電性容器2aと導電性メッシュ
2bの内部が閉空間をなしているものである。また、ホ
ルダ1の上面部には、ブローオフセル2とエレクトロメ
ータ7を電気的に接続するための接触指が三箇所に設け
られており、エレクトロメータ7によりブローオフセル
2の電位を計測することができる。また、ホルダ1の側
壁には小径の孔が穿設されており、該孔には硬質のゴム
チューブが接続されおり、該ゴムチューブの他端側は電
子式のマノメータ(図示せず)に接続されている。従っ
て、ブローオフセル下方の吸引圧が電子式のマノメータ
により計測される。このマノメータの検出信号を例えば
図1に示したようなコントローラにフィードバックする
ことにより、エア吸引装置による吸引圧の自動制御を行
うことができる。すなわち、エア吸引装置の電源部にス
ライダック等の可変電源を用い、マノメータの検出信号
に応じてコントローラで可変電源を制御すれば吸引圧の
制御が可能となる。
の上方には、ブローオフセル2の上方からエアを吹き付
ける手段としてのエアブローワーのノズル4aが配置さ
れている。尚、図ではノズル部分のみを図示しており、
このノズル4aはゴムチューブを介してエアブローワー
に接続されているがエアブローワーの図示は省略してい
る。このエアジェット吹き付け用のノズル4aは該ノズ
ルを上下に移動するための接離機構10に支持されてお
り、ブローオフセル2のメッシュ面との間隔を変えられ
るようになっている。また、ホルダ1が固定されたAl
ボックス9のベース部はX−Yテーブル上に載置されて
いるため、鉛直にエアジェットを吹き付けるノズル4a
に対して水平方向にブローオフセル2を相対運動するこ
とができる。尚、ノズル4aの接離機構10や、X−Y
テーブルの移動機構はコントローラ(図示せず)によっ
て自動制御することができる。
置を用いた測定時の動作例について説明する。 (動作例1)図4はブローオフ装置の動作例を示すタイ
ミングチャートである。図4において、t0〜t10の動
作は次の通りである。 t0 :スタートボタン”ON”(ノズルがホームポジシ
ョンから降下・エア吸引開始、動作中コントローラのイ
ンジケータ点灯)。 t1 :ノズル設定高さh3に到着。 t2 :エアブロー"ON"(3sec:エア吸引安定所要時間
に応じて変更可能)。 t3 :X−Yテーブル渦巻き運動A→B開始(t2と同
時でも可)。 t4 :X−Yテーブル渦巻き運動A→B終了。 t5 :ノズル再降下開始。 t6 :ノズル設定高さh5に到着。 t7 :X−Yテーブル渦巻き運動B→A開始(t6と同
時でも可)。 t8 :X−Yテーブル渦巻き運動B→A終了。 t9 :ノズル上昇開始、エアブロー・エア吸引”OF
F”。 t10:ノズルがホームポジションに到着、動作中インジ
ケータ消灯。 尚、上記の動作例でエアーノズルの高さh3,h5は予め
設定された値である。
ンを押したと同時にエアの吸引を開始する。また、ノズ
ルが所定の高さに向かって移動を開始する。次に、t1
でノズルは所定の高さh3に達するがエアブローは行わ
れない。そして、t2(エア吸引圧が所定の値に達した
後)でエアブローを開始する。すなわち、この動作例で
は、ブローオフセルの下方からのエア吸引を開始し一定
時間経過後に上方からのエアの吹き付けを開始するもの
である(請求項2)。
とエアブローを同時に行った場合は、現像剤の表面にト
ナーが多く存在する状態でエアが吹き付けられることに
なるが、一般に吸引より吹き付けがより早く立ち上が
り、場合によっては吹き付けられたエアが現像剤層で跳
ね返されてトナーを舞き上げることがある。これは機械
装置の周囲を汚すだけでなく、計測作業を行う人の健康
を阻害することも考えられる。従って、本動作例のよう
に、吸引側を先にスタートさせ、吸引圧が十分高くなり
吸引のみで収集できるトナーは現像剤から取り去った状
態でブローを開始することで、トナーが飛散するのを防
ぐことができる。
動作例を示すタイミングチャートである。この動作例
は、ノズル位置はホームポジションに固定し、エアの吸
引圧をP1〜P5の5段階(ステップ1〜5)に変化させ
て同じ動作を繰返し行った場合の例であり、図5におい
て、t0〜t7の動作は次の通りである。 t0 :スタート/リスタートボタン”ON”(エア吸引
開始、動作中コントローラのインジケータ点灯)。 t1 :エア吸引安定(約3sec)後、エア吸引装置の可
変電源のスライダック駆動”ON”(昇圧)。 t2 :エア吸引圧のマノメータによる計測値が設定値に
一致した時、スライダック駆動”OFF”(設定圧でエ
ア吸引)。 t3 :X−Yテーブル渦巻き運動A→B開始(t2と同
時でも可)。 t4 :X−Yテーブル渦巻き運動A→B終了。 t5 :X−Yテーブル渦巻き運動B→A開始(t4と同
時でも可)。 t6 :X−Yテーブル渦巻き運動B→A終了。 t7 :エア吸引”OFF”、動作中インジケータ消灯。
5)はコントローラの操作パネルで設定(変更)可能で
ある。また、図5では簡単のため3回目の動作(設定圧
P3)を実線で表し、エア吸引圧が所定の値に達する時
刻t2及び、エア吸引を停止する時刻t7のみを記入して
いる。また、ノズルは動かないが、X−Yテーブルは動
く場合の例を表している。しかし、これらの動作は本発
明に必須ではない。すなわち、X−Yテーブルは試料に
微振動を与える目的で動かす場合もあれば、次の図6の
例に示すように静的な状態で吸引のみを行う場合もあ
る。
イミングチャートを示す。この例では、ノズル及びX−
Yテーブルを固定して、エアの吸引圧を図5と同様にP
1〜P5の5段階(ステップ1〜5)に変化させて同じ動
作を繰返し行った場合の例である。図6において、t0
〜t3の動作は次の通りである。 t0 :スタート/リスタートボタン”ON”(エア吸引
開始、動作中コントローラのインジケータ点灯)。 t1 :エア吸引安定(約3sec)後、エア吸引装置の可
変電源のスライダック駆動”ON”(昇圧)。 t2 :エア吸引圧のマノメータによる計測値が設定値に
一致した時、スライダック駆動”OFF”(設定圧でエ
ア吸引)。 t3 :所定時間経過後(例えばt3−t2=10sec)、
エア吸引”OFF”、動作中インジケータ消灯。
引圧を変更可能とした例(請求項3)であるが、本実施
例ではエア吸引装置(バキュウムクリーナー等)の駆動
電圧を変化させて吸引圧を変えている。しかし、これに
限らず、圧力調整弁を吸気路に設けて調整するようにし
ても良い。
電量の少ないトナーのみが吸引でき、吸引圧を上げるに
従ってより高い帯電量のトナーを吸引することができ
る。従って、吸引圧の低い所で吸引できたトナーの重量
を計り、且つその時の電荷の流失(または流入)量をエ
レクトロメータで計ることにより、現像剤中のトナーの
帯電量分布を概略して知ることができる。
に別の動作例を示すタイミングチャートである。この動
作例は、エア吸引圧は一定とし、ノズル高さをh1〜h5
と変化させてエア吹き付け圧を5段階に変化させて同じ
動作を繰返し行った場合の例である(請求項4)。図7
において、t0〜t11の動作は次の通りである。 t0 :スタートボタン”ON”(ノズルがホームポジシ
ョンから降下・エア吸引開始、動作中コントローラのイ
ンジケータ点灯)。 t1 :ノズル設定高さhi(i=1〜5)に到着。 t2 :エアブロー"ON"(3sec:エア吸引安定所要時間
に応じて変更可能)。 t3 :X−Yテーブル渦巻き運動A→B開始(t2と同
時でも可)。 t4 :X−Yテーブル渦巻き運動A→B終了。 t7 :X−Yテーブル渦巻き運動B→A開始(t4と同
時でも可)。 t8 :X−Yテーブル渦巻き運動B→A終了。エアブロ
ー”OFF”、エア吸引装置のスライダック駆動(減
圧)開始。 t9 :ノズル上昇開始、エア吸引”OFF”。 t10:ノズルがホームポジションに到着。 t11:スライダック出力電圧0V位置で停止、動作中イ
ンジケータ消灯。
したと同時にエアの吸引を開始する。また、ノズルが所
定の高さに向かって移動を開始する。そして、t1 でノ
ズルは所定の高さに達するが、エアブローしない。そし
て、t2 (エア吸引圧が所定の値に達した後)でエアブ
ローが開始される。尚、本動作例ではノズル高さをh1
〜h5と変え、エア吹き付け圧を変化させているが、hi
(i=1〜5)はコントローラの操作パネルで設定(変
更)可能である。また、ノズルの高さを変える代わり
に、ノズルへのエア供給路に圧力調整弁を用いて吹き付
け圧を直接調整しても良い。
帯電量の少ないトナーのみが吹き飛ばされ、ブロー圧を
上げるに従ってより高い帯電量のトナーを吹き飛ばすこ
とができる。従って、所定のブロー圧で吹き飛ばし吸引
できたトナーの重量を計り、且つその時の電荷の流失
(または流入)量を、ブロー圧の低い所(h1)から徐
々にブロー圧を上げながら(〜h5)繰返しエレクトロ
メータで計ることにより、現像剤中のトナーの帯電量分
布を概略して知ることができる。
テーブル8を移動して、ブローオフセル2に張ったメッ
シュ表面全体に略一定量のエアが吹き付けられるように
ブローオフセル2とノズル4aの相対位置を変化させる
場合の動作例として、図8にブローオフセルに対するノ
ズルのXY平面での軌跡(相対位置)を示す。
の開始点でB点(16,0)が終点である。ブローオフ
セルのメッシュ面の直径をφ25とすると、A点(0,
16)はメッシュ面の外側に在る。一般に圧搾ガスをタ
ンクに蓄え、弁の開閉でエアブローを制御する装置で
は、エアブローを開始した直後の流速は安定時の流速よ
り大きい。つまり突出現象がある。従って、設定圧はこ
のA点で開始するようにしている。このようにすること
で、エアの突出によりブローオフされるトナーの帯電量
が場所により変化するのを防ぐことができる。
の線速度は一定であり、軌跡間の距離はほぼ一定であ
る。また、戻り:中心から外側へ向かう時の軌跡は、往
き:外側から中心へ向かう時の軌跡のほぼ中心を通る。
前述の図4,5,7のタイミングチャートで内巻きとし
たのは往きの外側から中心へ向かう時の動きを表し、外
巻きとしたのは戻りの中心から外側へ向かう時の動きを
表している。更に、位置AからBへの動きのみでなく、
位置BからAへの動きもある。この位置BからAへは図
8の軌跡をY=Xの直線で鏡面反転した軌跡に従って移
動する。尚、本実施例ではX−Yテーブルを用いてブロ
ーオフセルを動かしているが、図1の構成例で述べたよ
うに、ノズルの方を旋回機構で動かしても良い。
イープ期間ではブローオフセルの上面のメッシュ面に向
けて略一定量のエアジェットを吹き付けることができ
る。その結果、試料現像剤層の中を流速と流量が略一定
の空気が流れ、試料現像剤全体から概略等しい(キャリ
アに対する)吸着力のトナーを引きはがすことができ
る。従ってトナーの平均帯電量や帯電量分布の測定を確
実に行うことができる。
較的簡単な構成で二成分現像剤のトナー濃度とトナーの
平均帯電量及び帯電量分布を簡便に求めることのできる
ブローオフ装置を提供することができる。しかも、本発
明によるブローオフ装置では、ブローオフセルの下方か
らエアを吸引する手段と、ブローオフセルの上方からエ
アを吹き付ける手段とを備えているため、気流がブロー
オフセル内を一方向に流れ、トナーを周囲にまき散らす
ことがなく、また、ブローオフセルのメッシュを通過し
たトナーを吸引手段側で確実に収集することができる。
また、請求項2のように、吸引側を先にスタートさせ、
吸引圧が十分高くなり吸引のみで収集できるトナーを現
像剤から取り去った状態でブローを開始することで、ト
ナーが飛散するのを防ぐことができる。
量あるいはブローオフセルから流出する電荷量を測定す
る手段を設け、請求項3のようにエアの吸引圧を変更可
能とする、あるいは請求項4のようにエアの吹き付け圧
を変更可能とすることにより、トナーの帯電量分布の概
略を簡便に測定することができる。また、ブローオフセ
ルに張ったメッシュ表面全体に略一定量のエアが吹き付
けられるようにブローオフセルとノズルの相対位置を変
化させる手段を有することにより、試料現像剤層の中を
流速と流量が略一定の空気が流れ、試料現像剤全体から
略等しい(キャリアに対する)吸着力のトナーを引きは
がすことができ、トナーの平均帯電量や帯電量分布の測
定を確実に行うことができる。
構成の概念図である。
視図である。
周囲の基本構成を示す断面図である。
イミングチャートである。
すタイミングチャートである。
例を示すタイミングチャートである。
例を示すタイミングチャートである。
であって、ブローオフセルに対するノズルのXY平面で
の軌跡(相対位置)を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】導電性の筒の上下に導電性メッシュを張り
該導電性の筒と導電性メッシュが電気的に互いに導通し
該メッシュの開口を除けば導電性の筒と導電性メッシュ
の内部が閉空間をなしているブローオフセルと、このブ
ローオフセルの導電性メッシュが略水平になる状態で他
から電気的に絶縁状態に支持する手段とを有し、且つ、
上記ブローオフセルの下方からエアを吸引する手段と、
上記ブローオフセルの上方からエアを吹き付ける手段と
を有し、且つ、上記エアを吹き付ける手段は、上記導電
性メッシュの一部にエアを吹き付けるノズルを有し、そ
のエアを吹き付けるノズルと導電性メッシュとが、互い
の距離を維持したまま相対的に移動でき、導電性メッシ
ュ全体にエアを吹き付けることができることを特徴とす
るブローオフ装置。 - 【請求項2】請求項1記載のブローオフ装置において、
下方からのエア吸引を開始し一定時間経過後に上方から
のエアの吹き付けを開始することを特徴とするブローオ
フ装置。 - 【請求項3】請求項1記載のブローオフ装置において、
ブローオフセルに流入する電荷量あるいはブローオフセ
ルから流出する電荷量を検出する手段を有し、且つ、下
方からのエアの吸引圧を変更可能なことを特徴とするブ
ローオフ装置。 - 【請求項4】請求項1記載のブローオフ装置において、
ブローオフセルに流入する電荷量あるいはブローオフセ
ルから流出する電荷量を検出する手段を有し、且つ、上
方からのエアの吹き付け圧を変更可能なことを特徴とす
るブローオフ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12386295A JP3487464B2 (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | ブローオフ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12386295A JP3487464B2 (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | ブローオフ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08313487A JPH08313487A (ja) | 1996-11-29 |
| JP3487464B2 true JP3487464B2 (ja) | 2004-01-19 |
Family
ID=14871233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12386295A Expired - Lifetime JP3487464B2 (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | ブローオフ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3487464B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005300831A (ja) * | 2004-04-09 | 2005-10-27 | Bridgestone Corp | 画像表示用パネル、それに用いる粒子群の組合せ決定方法及び画像表示装置 |
| JP6318955B2 (ja) | 2014-07-31 | 2018-05-09 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
-
1995
- 1995-05-23 JP JP12386295A patent/JP3487464B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08313487A (ja) | 1996-11-29 |
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