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JP3489516B2 - ボール溝の溝形状測定装置および溝形状測定方法 - Google Patents
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JP3489516B2 - ボール溝の溝形状測定装置および溝形状測定方法 - Google Patents

ボール溝の溝形状測定装置および溝形状測定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周面にボール溝が
形成されたワーク、例えばベルト式CVTを構成するシ
ーブ部品のボール溝の形状を測定するときに用いられる
溝形状測定装置および溝形状測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の変速機には、プーリー径が可変
可能な一対のプーリー(プライマリ側、セカンダリ側)
間に環状のベルトを掛け渡して、プーリー径の変化によ
り、無段階に変速比が変えられるようにしたベルト式C
VT(無段変速機)がある。
【0003】CVTに用いられる両プーリーは、図8お
よび図9に示されるように前面側に軸部1aをもつ固定
側シーブ1と、背面側にボス部2aをもつ筒状の可動側
シーブ2とをボールスプライン3を介して摺動可能に組
合わせて、V溝形を構成してなる。
【0004】こうしたCVTのプーリーは、変速比の指
令に追従して、スムーズにプーリー径が変化することが
求められる。これには、ボールスプラインを構成するボ
ール溝が関与する。
【0005】ところで、ボールスプラインを構成する固
定側シーブ1の軸部1aの外周面に形成されているボー
ル溝4、同じく可動側シーブ2のボス部2aの内周面に
形成されているボール溝5は、いずれも所定の仕様にし
たがって楕円の円弧状に加工してある[図9(b)に図
示:ボール6と点接触させるため]。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ボールスプラインの性
能の良否を見るためには、周面に形成されたボール溝
4,5の形状を見ることがある。
【0007】ところが、ボール溝4,5の溝幅両側(左
右)の円弧形状は、複雑な曲面であるので、ボール6と
接触をなす形状を測定することは難しく、簡単には良否
が判定できない。
【0008】特にCVTのボール溝に関しては、特開平
9−210606号公報のようなボール溝が配置されて
いる角度間隔を測定する装置は有るものの、ボール溝の
形状、特に平面方向の細かな断面形状の状態を測定する
ようにした装置は見られない。通常の形状を測定する装
置には、例えば光学式の形状測定装置などがあるが、溝
の内面形状のような奥まった部分の形状の測定する場
合、光学式だと、誤差が発生しやすいので、ボール溝内
面の円弧形状の測定には不適である。しかも、複雑にな
りやすい。
【0009】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、簡単、かつ高い精度で、
ボール溝の溝幅両側の円弧形状を測定することができる
ボール溝の溝形状測定装置および溝形状測定方法を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載のボール溝の溝形状測定装置、請求項
に記載のボール溝の溝形状測定方法は、ボール溝が有
るワークの周面に対して、ボール溝の溝幅より小さな測
定子を、前記周面に対して押し付けるように配置し、同
ボール溝を横切る方向に該測定子を移動させ、このとき
のボール溝の円弧形状にならってボール溝内外方向へ変
位する測定子の軌跡からボール溝の内面の円弧形状を算
し、該円弧形状からボール溝の両側の円弧形状の中心
位置を求め、該中心位置から該ボール溝に組み合うボー
ルが嵌まったときに相当する状態のボール中心位置を求
めるようにしたことにある。
【0011】 これにより、直接、測定子で、ボール溝
の円弧各部を、逐次、連続的に測定子で検出するので、
高い精度で、ボール溝の両側の円弧形状が測定される。
しかも、簡単である。そのうえ、ボール溝に嵌まるボー
ルとの組み合わせ具合の測定が行える。
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1ないし図7に
示す一実施形態にもとづいて説明する。
【0015】図1は、ワークであるCVTのシーブ部
品、例えば図8および図9中に示してある固定側シーブ
1の軸部1a外周に3条(複数)形成してあるボール溝
4の溝形状を測定する溝形状測定装置を示し、図中10
は同装置のベースである。ベース10は、平面方向に延
びている。
【0016】このベース10の右側上面には、ワークセ
ット部11が据え付けられている。このワークセット部
11は、例えば先端を上向きにしてベース10の上面に
取付けた固定側スピンドル12と、このスピンドル12
の上方に先端を下向きにして配置された可動側スピンド
ル13とを有している。このうち可動側スピンドル13
は、昇降台14aを介して、ベース10の上面に立設し
てあるガイドポスト14に昇降可能に支持されている。
そして、これら固定側スピンドル12と可動側スピンド
ル13との間において、加工を終えた固定側シーブ1
が、例えばプーリー壁1bが下側へ、軸部1aが上側へ
向く立位の姿勢で回転可能にセット(保持)してある。
また昇降台14aには、可動側スピンドル13を介し
て、固定側シーブ1を軸心回りに回転変位させるための
回転装置、例えばモーター15が、ワークの回転変位を
検出するエンコーダー16と共に据え付けてある。
【0017】一方、ベース10の左側上面には、固定側
/可動側スピンドル12,13が有る部位と隣接した地
点に、例えばX−Yテーブルといった電動駆動式の移動
テーブル10a(挿入手段に相当)が設けてある。この
移動テーブル10a上には、ガイドポスト17が立設し
てある。このガイドポスト17には昇降方向に移動可能
な昇降台18が取付けられている。この昇降台18は、
例えばガイドポスト17に組み込まれた駆動源、例えば
モーター18aによって昇降駆動されるようにしてあ
る。この昇降台18の前部には、固定側/可動側スピン
ドル12,13間へ突き出るよう、測定器20が据え付
けてある。この測定器20の概略構成が図3に示されて
いる。
【0018】測定器20は、昇降台18の前部に取付い
た本体部21と、同本体部21から固定側/可動側スピ
ンドル12,13間へ突き出るように配置されたセンサ
ー脱着部22とを有している。このセンサー脱着部22
に対して、ボール溝4の溝幅より小さな測定子、例えば
φ2のボール23aを先端に有する杆状のセンサーホル
ダ23、やボール溝4と組み合うボール6に相当する外
形を有する第2測定子、例えばφ6のボール24aを先
端に有する杆状のセンサーホルダ24が選択的に装着さ
れるようにしてある。図中にはセンサーホルダ23を装
着した状態が示してある。具体的には、センサー脱着部
22により、先端のボール23aが前方、つまり固定側
シーブ1の軸部1aの外周面へ向かって突き出すように
センサーホルダ23を保持させてある。
【0019】センサー脱着部22は、例えば図示しない
支持機構により、軸部1aのボール溝4の深さ方向とな
るスラスト方向(図面中の左右方向)とボール溝4の溝
幅方向となるラジアル方向(図面中の奥行方向)との2
方向に変位可能に支持されている。このセンサー脱着部
22には、中継部材25a,26aを介して、本体部2
1内のラジアル方向に沿って延びる2種類の杆状の押圧
子25,26が連結してある。このうち検知面25bが
上側、すなわちボール溝4の長さ方向に向く押圧子25
の近くには、縦向きにラジアル方向検出器27が設置し
てある。そして、ラジアル方向検出器27の先端に形成
されている入力部27aは、検知面25bに密接させて
あり、センサーホルダ23のボール23aから入力され
るラジアル方向の変位がラジアル方向検出器27から検
出されるようにしてある。また検知面26bが横方向、
すなわちボール溝4の深さ方向に向く押圧子26の近く
には、横向きにスラスト方向検出器28が設置してあ
る。そして、スラスト方向検出器28の先端に形成され
ている入力部28aは、検知面26bに密接させてあ
り、センサーホルダ23のボール23aから入力される
スラスト方向の変位がスラスト方向検出器28から検出
されるようにしてある。なお、中継部材25aには、セ
ンサーホルダ23を所定位置に保つためのスプリング2
9(弾性部材)が取付けられている。そして、例えばこ
のスプリング29の弾性力を利用し、例えば移動テーブ
ル10aの動きを用いて、センサーホルダ23の先端、
すなわちφ2のボール23aが、所定に固定側シーブ1
の軸部1aの外周面,ボール溝4の内面に押し付けられ
るようにしてある。また中継部材25a,26aは、例
えば本体部21内に収めてある移動手段、例えば電動式
のスライド装置20aにより、ボール溝4と直交する方
向に沿って移動されるようにしてある。このスライド装
置20aにより、軸部1aの周面に所定に押し付けられ
たままボール23aが、ボール溝4を横切る方向へ、所
定状態、つまり固定側シーブ1の軸心と平行な状態を保
ちながら移動されるようにしてある。これで、ボール2
3aがボール溝4を横切るように動くと、ボール23a
がボール溝4内へ進入し、続いて該ボール23aがボー
ル溝4の断面(円弧)形状にならってボール溝4の内外
方向へ変位するようになる。そして、このときのボール
23aの変位が各検出器27,28で検出されることに
よって、ボール溝4の溝形状の認識に必要なラジアル方
向とスラスト方向の2方向といった座標的な位置情報が
得られるようにしてある。
【0020】他方、図1中の30は、例えばマイクロコ
ンピュータを有して構成された演算機能を有するコント
ローラー(演算部に相当)である。このコントローラー
30には、溝形状測定装置の各部、すなわち、スライド
装置20a、ワークセット部11のモーター15、エン
コーダー16、移動テーブル10a、昇降用のモーター
18a、測定器20の各検出器27,28と、測定デー
タを出力する測定結果出力部32とが接続されている。
またこのコントローラー30には、以下のような機能が
設定されている。
【0021】a.φ2のボール23aを所定に軸部1a
の外周面に当接させたまま1回転させる機能。
【0022】b.同回転中、測定器20から出力される
ラジアル方向、スラスト方向の検出信号から、各ボール
溝4の位置を割り出す機能。
【0023】c.割り出したボール溝4のあらかじめ指
定された溝高さ位置にφ2のボール23aを位置決め、
ボール溝4を横切る方向へ移動させる機能。
【0024】d.同横切り中、測定器20から出力され
る位置情報(ラジアル方向、スラスト方向の検出信号)
からボール溝4の断面をなす円弧を測定する機能。
【0025】e.同求めた円弧の軌跡に最小二乗法の演
算処理を施す機能。
【0026】f.演算処理を終えた円弧の中心位置を求
める機能。
【0027】g.求めた中心位置の円弧から、ボール6
がボール溝4に嵌まったときに相当する該ボール6のボ
ール中心位置を求める機能。
【0028】h.得られた測定データを出力する機能。
【0029】またコントローラー30には、例えば第1
の自動測定ボタン30a、第2の自動測定ボタン30b
を有する操作部31が接続されている。さらにコントロ
ーラー30には、自動測定ボタン30aが操作される
と、φ2の測定子で、上記a〜hの機能を用いて、ボー
ル溝4のあらかじめ指定された複数個所の溝(断面)形
状の測定が行い、自動測定ボタン30bが操作される
と、φ6の測定子24で上記機能の用いて、3つのボー
ル溝4がなす中心位置と溝以外の研削面との中心のずれ
などの測定を行う設定がなされている。
【0030】図4に示すフローチャートにもとづき溝形
状測定装置の作用、測定方法について説明すれば、今、
スピンドル12,13間に中心部を保持させたシーブ部
品、例えば固定側シーブ1のボール溝4の溝形状を測定
しようとする。
【0031】このときには、まず、図1および図2に示
されるようにφ2の測定子23aをセンサー脱着部22
に装着してから、自動測定ボタン30aを押す。する
と、図4に示すフローチャートが始まる。
【0032】すなわち、まず、ステップS1のように各
ボール溝4の位置を割り出す工程が始まる。
【0033】同工程は、まず、センサーホルダ23のボ
ール23aが、例えば移動テーブル10aにより、固定
側シーブ1の軸部1aに外周、例えばあらかじめ設定さ
れたボール溝4のある地点へ導き、同地点で、固定側シ
ーブ1の軸心(スピンドル12,13を結ぶ延長線)と
向き合うよう、ボール23aの先端を所定に押し付け
る。ついで、モーター15により、固定側シーブ1を軸
心回りに1回転させることで行なわれる。
【0034】このとき、ボール23aは、固定側シーブ
1の1回転中、ボール溝4が有る軸部1aの外周面部分
では落ち込む挙動を示し、それ以外のボール溝4が無い
外周面部分ではそうした挙動が生じない。
【0035】したがって、測定器20の検出信号、さら
にはエンコーダー16の信号から、軸部1aの円周上の
どの地点にボール溝4があるのかが割り出される。
【0036】この工程を終えると、ステップS2へ進
み、あらかじめ指定された溝高さにおいてボール溝4の
平面形状を測定する工程が始まる。
【0037】同工程は、まず、図5および図6中の符号
Aに示されるように軸部1aの外周面に押し付けたまま
ボール23aを、あらかじめ指定された1つのボール溝
4のうち、指定された地点の溝部分を挟んだ一方の縁部
近くの外周面部分にボール23aを待機させる。つい
で、電動式のスライド装置20aが作動して、ボール2
3aを図6中の符号B〜Fに示されるようにボール溝4
を横切るように移動させる。
【0038】ここで、ボール23aは、図1および図2
に示されるようにφ2というように、かなり溝幅より小
さな外形を有しているので、図6中のB〜Fに示される
ようにボール溝4内に次第に進入する。そして、ボール
23aは、ボール溝4を形成している円弧面の形状にな
らってボール溝内外方向へ変位しながら、ボール溝4を
横切る。
【0039】このときのボール23aのラジアル方向
(溝幅方向)、スラスト方向(溝深さ方向)の変位がそ
れぞれラジアル方向検出器27、スラスト方向検出器2
8で検出され、両検出信号からボール溝4の円弧状の平
面形状が得られる。
【0040】ここで、ボール23aで得たボール溝4の
溝幅方向両側の各円弧軌跡は、誤差があり、このままで
は円弧の中心が求まらない。
【0041】そこで、つぎのステップS3において、溝
幅方向片側の円弧づつ最小二乗法の演算処理を施す。こ
れにより、誤差のない円弧が算出され、ボール6と接触
するボール溝4の両側の円弧形状がそれぞれ得られる。
と共に同円弧から、例えば図6に示されるようなボール
溝4の両側における円弧形状の中心位置R1,R2が求ま
る。
【0042】これにより、1つのボール溝4の1地点に
おける溝形状が測定される。
【0043】またステップS3では、この求めた各中心
位置R1,R2に対し、ボール溝4と組み合うボール4
(φ6のボール)が入る(嵌まる)とした際の状態を演
算で実施し、図7に示されるようにボール溝4と組み合
うボール6の中心位置を算出する(固定シーブ1の軸心
Oとボール溝4の溝幅中心とをむすぶ線Xと、ボール溝
4の左右の接触位置Y1,Y2がなす角度θ1,θ2の交
点)。
【0044】こうした測定が、同一のボール溝4の複数
箇所で行なわれ、ボール溝4の全長方向の形状測定が行
われる(ステップS4)。
【0045】このボール溝4の測定が、残る2つのボー
ル溝4でも同様に行なわれる(ステップS5)。
【0046】そして、測定後、測定結果出力部32から
測定データが出力され(ステップS6)、固定側シーブ
1の軸部1aに有るボール溝4の溝形状測定を終える。
【0047】また中心位置のずれを測定するときは、φ
2のボール23aをもつセンサーホルダ23から、φ6
のボール24aをもつセンサーホルダ24に付け替えて
から、自動測定ボタン30bを押す。
【0048】すると、φ6のボール24aが、あらかじ
め指定されているボール溝4の地点に挿入されるととも
に、固定側シーブ1が軸心回りに1回転する。そして、
このときの測定器20の検出信号から、3つのボール溝
4がなす中心位置と溝以外の研削面との中心のずれが測
定され、φ2の測定子23aのときと同様、測定データ
が出力される。むろん、φ6のボール24aを用いて、
他の部分を測定するようにして構わない。
【0049】上記したようなボール溝4に対して小径な
ボール23a(測定子)を横切るように移動させてボー
ル溝4の溝形状を測定する構造、方法は、直接、ボール
溝4の円弧各部を、逐次、連続的にボール23aで検出
するので、高い精度で、ボール6と接触をなすボール溝
4の両側の円弧形状を測定することができる。特にボー
ル23aをボール溝4に横切る方向に移動させるので、
構造的にも方法的にも簡単である。
【0050】しかも、求めた円弧形状を用いて、ボール
6の中心位置を測定するので、ボール溝4に嵌まるボー
ル6の組み合わせ具合も測定できる。
【0051】そのうえ、同測定をボール溝4の長さ方向
の複数箇所で行うようにしたので、ボール溝4の全長方
向の形状測定もできる。
【0052】なお、本発明では、固定側シーブ1のボー
ル溝4、すなわち軸部1aの外周面に形成されているボ
ール溝4の溝形状を測定したが、これに限らず、図8お
よび図9に示されるような可動側シーブ2のボール溝
5、すなわちボス部2aの内周面に形成されているボー
ル溝5の溝形状を測定するようにしてもよい。この場
合、例えば測定子となるボール23a,24aを筒内に
挿入可能とした形状に形成してあるセンサーホルダを用
いればよい。
【0053】また一実施形態で述べた各部の機器は、本
発明に限定されるものではなく、「特許請求の範囲」に
記載された範囲内で、種々変形可能である。例えば一実
施形態では、φ2のボールを測定子として用いたが、こ
れに限らず、φ3のボールでも構わない。むろん、一実
施形態は、CVTのシーブ部品に有るボール溝の形状を
測定するようにしたが、これ以外の部品の周面に形成さ
れているボール溝の形状を測定するようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明、請求項2に記載の発明によれば、直接、ボール溝の
円弧各部を、逐次、連続的に測定子で検出して、ボール
溝の円弧形状を測定するので、高い精度で、ボールと接
触をなすボール溝の溝幅両側の円弧形状を測定すること
ができる。そのうえ、ボール溝に嵌まるボールとの組み
合わせ具合が測定できる。しかも、測定子をボール溝に
対して横切るように移動させるだけなので、簡単であ
る。
【0055】
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るボール溝の溝形
状測定装置の構成を示す正面図。
【図2】固定側シーブにあるボール溝を、小径な測定子
と一緒に示す図1中のA〜Aに沿う平断面。
【図3】測定器内部の検出器構造を説明するための図。
【図4】同ボール溝の溝形状を測定する測定方法を説明
するためのフローチャート。
【図5】同測定するときの小径な測定子の動きを説明す
るための斜視図。
【図6】同じく平断面図。
【図7】ボール溝と組み合うボールの中心位置の求め方
を説明するための図。
【図8】ベルト式CVTのプーリー構造を説明するため
の断面図。
【図9】(a)は図8中のB〜B線に沿う平断面図。
(b)は同ボールスプラインを拡大して示す断面図。
【符号の説明】
1…固定側シーブ(ワーク) 4…ボール溝 10a…移動テーブル(挿入手段) 20a…スライド装置(移動手段) 22…センサー脱着部 23a…φ2のボール(測定子) 27,28…ラジアル方向検出器,スラスト方向検出器
(検出器) 30…コントローラ(演算部)。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの周面に形成されたボール溝の内
    面形状を測定するボール溝の溝形状測定装置であって、 前記ワークの周面へ向かい押付けるように配置された、
    前記ボール溝の溝幅より小さな測定子と、 前記ボール溝を横切る方向へ前記測定子を移動させる移
    動手段と、 前記ボール溝を横切るときのボール溝内外方向への前記
    測定子の変位を検出する検出器と、 この検出器で検出された測定子の変位にしたがって前記
    ボール溝の内面の円弧形状を算出するとともに該円弧形
    状から前記ボール溝の両側の円弧形状の中心位置を求
    め、該中心位置から該ボール溝に組み合うボールが嵌ま
    ったときに相当する状態のボール中心位置を求める演算
    部と、 を具備してなることを特徴とするボール溝の溝形状測定
    装置。
  2. 【請求項2】 周面にボール溝が形成されたワークの周
    面に、前記ボール溝の溝幅より小さな測定子を押し付け
    るように配置した後、前記ボール溝を横切る方向に沿っ
    て該測定子を移動させ、このときのボール溝内外方向へ
    の測定の軌跡にしたがって前記ボール溝の内面の円弧形
    状を算出し、該円弧形状から前記ボール溝の両側の円弧
    形状の中心位置を求め、該中心位置から該ボール溝に組
    み合うボールが嵌まったときに相当する状態のボール中
    心位置を求めることを特徴とするボール溝の溝形状測定
    方法。
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