JP3494589B2 - 孔版印刷装置 - Google Patents
孔版印刷装置Info
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- JP3494589B2 JP3494589B2 JP15733499A JP15733499A JP3494589B2 JP 3494589 B2 JP3494589 B2 JP 3494589B2 JP 15733499 A JP15733499 A JP 15733499A JP 15733499 A JP15733499 A JP 15733499A JP 3494589 B2 JP3494589 B2 JP 3494589B2
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- JP
- Japan
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- plate
- drum
- printing
- making
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製版されたマスタ
を版胴の外周面に巻装して印刷を行う孔版印刷装置に関
し、より詳細には、印刷原稿の機密保持に関するもので
ある。
を版胴の外周面に巻装して印刷を行う孔版印刷装置に関
し、より詳細には、印刷原稿の機密保持に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、感熱孔版原紙(以下マスタと
もいう)を使用して印刷を行う孔版印刷装置が知られて
いる。この孔版印刷装置は、マスタに微細な発熱素子が
1列に並んだサーマルヘッドを接触させ、この発熱素子
に対し通電を行いながらマスタをプラテンローラ等で搬
送することにより、マスタに画像情報に基づいた穿孔画
像を形成した後、この穿孔画像が形成されたマスタを版
胴(以下ドラムともいう)に巻装し、プレスローラ等の
押圧部材によって印刷用紙をドラムの外周面に押圧しつ
つ移動することによりドラムの開孔部およびマスタの穿
孔部からインクを滲出させ、このインクを印刷用紙に転
移させて印刷画像を得るものである。
もいう)を使用して印刷を行う孔版印刷装置が知られて
いる。この孔版印刷装置は、マスタに微細な発熱素子が
1列に並んだサーマルヘッドを接触させ、この発熱素子
に対し通電を行いながらマスタをプラテンローラ等で搬
送することにより、マスタに画像情報に基づいた穿孔画
像を形成した後、この穿孔画像が形成されたマスタを版
胴(以下ドラムともいう)に巻装し、プレスローラ等の
押圧部材によって印刷用紙をドラムの外周面に押圧しつ
つ移動することによりドラムの開孔部およびマスタの穿
孔部からインクを滲出させ、このインクを印刷用紙に転
移させて印刷画像を得るものである。
【0003】このような感熱孔版印刷を行う孔版印刷装
置では、印刷が終了して原稿を変更した後、次の印刷を
行う際に、オペレータが製版スタートキーを押すことに
より、排版部がドラムから使用済みマスタを剥離、廃棄
し、製版部によって新しく製版されたマスタをドラムに
自動的に巻装させるように構成されている。これは、印
刷終了直後にドラムより使用済みマスタを剥離すると、
次の印刷に先立って新しい製版済みマスタが巻装される
まではドラムの外周が大気に晒された状態で放置される
こととなり、この放置状態が長時間に及ぶと、ドラムの
外周面(スクリーン)や開孔部に残留したインクが硬化
し、次版の印刷に際してマスタへのインクの流動が阻害
されて良好な印刷が行われないことがあるため、使用済
みマスタを次回製版時までドラムの外周面に巻装させて
おき、ドラム外周面の乾燥を防止するためである。
置では、印刷が終了して原稿を変更した後、次の印刷を
行う際に、オペレータが製版スタートキーを押すことに
より、排版部がドラムから使用済みマスタを剥離、廃棄
し、製版部によって新しく製版されたマスタをドラムに
自動的に巻装させるように構成されている。これは、印
刷終了直後にドラムより使用済みマスタを剥離すると、
次の印刷に先立って新しい製版済みマスタが巻装される
まではドラムの外周が大気に晒された状態で放置される
こととなり、この放置状態が長時間に及ぶと、ドラムの
外周面(スクリーン)や開孔部に残留したインクが硬化
し、次版の印刷に際してマスタへのインクの流動が阻害
されて良好な印刷が行われないことがあるため、使用済
みマスタを次回製版時までドラムの外周面に巻装させて
おき、ドラム外周面の乾燥を防止するためである。
【0004】一方、上述のように使用済みマスタを次回
製版時までドラムに巻装させたまま放置しておくと、オ
ペレータが交代したときに製版スタートキーを押さずに
印刷スタートキーまたは試し刷りキーを押した場合に
は、前オペレータの原稿内容がそのまま印刷されてしま
う。このことは、例えば学校等における試験問題の印刷
のように、原稿内容が他者に知られては困る内容のもの
や複製されては困る内容のもの等機密を要するものであ
るとき、大きな問題となる。
製版時までドラムに巻装させたまま放置しておくと、オ
ペレータが交代したときに製版スタートキーを押さずに
印刷スタートキーまたは試し刷りキーを押した場合に
は、前オペレータの原稿内容がそのまま印刷されてしま
う。このことは、例えば学校等における試験問題の印刷
のように、原稿内容が他者に知られては困る内容のもの
や複製されては困る内容のもの等機密を要するものであ
るとき、大きな問題となる。
【0005】そこで、原稿内容の機密保持とドラム外周
面等の乾燥防止との両立を図るために、原稿の機密漏洩
を防止する機密保持モードを設けるようにしたものが特
公昭62−30117号、特開昭63−74679号、
特開平8−183238号等に開示されている。
面等の乾燥防止との両立を図るために、原稿の機密漏洩
を防止する機密保持モードを設けるようにしたものが特
公昭62−30117号、特開昭63−74679号、
特開平8−183238号等に開示されている。
【0006】特公昭62−30117号に記載のもの
は、機密保持モード設定時においては、機密原稿を製版
したマスタを先ず廃棄した後に、未製版マスタをドラム
に巻装しなければならないようにすることによって、ド
ラム外周面およびドラム内部にあるインクの乾燥を防止
するようにしたものである。しかし、この特公昭62−
30117号に記載のものは、次回製版時には、ドラム
に着版していた未製版マスタを排版、廃棄することが必
要になりが、マスタの無駄が発生してしまうということ
が指摘されている。
は、機密保持モード設定時においては、機密原稿を製版
したマスタを先ず廃棄した後に、未製版マスタをドラム
に巻装しなければならないようにすることによって、ド
ラム外周面およびドラム内部にあるインクの乾燥を防止
するようにしたものである。しかし、この特公昭62−
30117号に記載のものは、次回製版時には、ドラム
に着版していた未製版マスタを排版、廃棄することが必
要になりが、マスタの無駄が発生してしまうということ
が指摘されている。
【0007】これに対して、特開昭63−74679号
に記載のものは、装置本体にメモリを設け、操作パネル
にて機密保持モードの設定が行われたときには、機密保
持モードが設定されたことをメモリに記憶させ、機密保
持モードが解除されない限り、製版済みマスタをドラム
に着版させた状態のままで印刷動作を規制(禁止)する
ことにより、マスタを無駄にすることなく機密漏洩を防
ぐことができるようにしたものである。しかし、この特
開昭63−74679号に記載のものは、ドラムが装置
本体から脱着可能なものの場合には、ドラムを本体から
離脱し、別の本体に装着したときには、ドラムに着版さ
れている製版済みマスタを使用して印刷を行うことがで
き、機密漏洩を防ぐことができないということが指摘さ
れている。
に記載のものは、装置本体にメモリを設け、操作パネル
にて機密保持モードの設定が行われたときには、機密保
持モードが設定されたことをメモリに記憶させ、機密保
持モードが解除されない限り、製版済みマスタをドラム
に着版させた状態のままで印刷動作を規制(禁止)する
ことにより、マスタを無駄にすることなく機密漏洩を防
ぐことができるようにしたものである。しかし、この特
開昭63−74679号に記載のものは、ドラムが装置
本体から脱着可能なものの場合には、ドラムを本体から
離脱し、別の本体に装着したときには、ドラムに着版さ
れている製版済みマスタを使用して印刷を行うことがで
き、機密漏洩を防ぐことができないということが指摘さ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】これに対して、特開平
8−183238号に記載のものは、ドラムを装置本体
に対して着脱自在とした孔版印刷装置において、機密保
持とドラム外周面の乾燥防止との両立を図るために、機
密保持モードの設定が行われたときには、該機密保持モ
ードが解除されない限り、印刷動作を行わないようにす
ると共に、ドラムの装置本体からの離脱をも禁止するよ
うにしたものである。
8−183238号に記載のものは、ドラムを装置本体
に対して着脱自在とした孔版印刷装置において、機密保
持とドラム外周面の乾燥防止との両立を図るために、機
密保持モードの設定が行われたときには、該機密保持モ
ードが解除されない限り、印刷動作を行わないようにす
ると共に、ドラムの装置本体からの離脱をも禁止するよ
うにしたものである。
【0009】しかし、この特開平8−183238号に
記載のものは、他のオペレータが別の種類のドラムや別
の色のドラムの使用を希望する場合、未製版マスタを新
たにドラムに着版しない限り、ドラムを装置本体から離
脱することができず、マスタの無駄が発生してしまうと
いう問題がある。また用紙ジャムやメンテナンス時に、
ドラムを離脱させたいと思っても、機密保持モードに設
定されていると、前述と同様の問題が起きてしまう。
記載のものは、他のオペレータが別の種類のドラムや別
の色のドラムの使用を希望する場合、未製版マスタを新
たにドラムに着版しない限り、ドラムを装置本体から離
脱することができず、マスタの無駄が発生してしまうと
いう問題がある。また用紙ジャムやメンテナンス時に、
ドラムを離脱させたいと思っても、機密保持モードに設
定されていると、前述と同様の問題が起きてしまう。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、ドラムを装置本体に対して着脱自在とした孔版印
刷装置において、マスタの無駄を発生させることなく、
機密保持とドラム外周面の乾燥防止との両立を図ること
ができる孔版印刷装置を提供するものである。
あり、ドラムを装置本体に対して着脱自在とした孔版印
刷装置において、マスタの無駄を発生させることなく、
機密保持とドラム外周面の乾燥防止との両立を図ること
ができる孔版印刷装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による孔版印刷装
置は、機密保持モードが設定されていることを記憶する
記憶手段を、本体側ではなくドラム側に設け、印刷動作
時には、先ず記憶手段に機密保持モードが設定されてい
るか否かを判断し、機密保持モードが設定されている場
合には、印刷用紙への印刷が行われないようにすること
で、ドラム交換の有無に拘わらず、機密が漏洩する事態
を防止することができるようにしたものである。
置は、機密保持モードが設定されていることを記憶する
記憶手段を、本体側ではなくドラム側に設け、印刷動作
時には、先ず記憶手段に機密保持モードが設定されてい
るか否かを判断し、機密保持モードが設定されている場
合には、印刷用紙への印刷が行われないようにすること
で、ドラム交換の有無に拘わらず、機密が漏洩する事態
を防止することができるようにしたものである。
【0012】即ち、本発明による孔版印刷装置は、孔版
原紙を製版して、この製版された製版済み原紙を着脱自
在な版胴に巻装する製版部と、版胴の外周面から使用済
み原紙を剥離して廃棄する排版部と、版胴の外周面に巻
装された製版済み原紙を用いて印刷用紙に印刷を行う印
刷部と、製版指令が入力されたときには版胴の外周面か
ら使用済み原紙を剥離して廃棄するように排版部を制御
すると共に、版胴の外周面に新しい製版済み原紙を巻装
するように製版部を制御し、機密指令が入力されていな
いときに印刷指令が入力されたときには印刷が行われる
ように印刷部を制御し、機密指令が入力されているとき
には印刷指令を受け付けないようにする制御部とを備え
た孔版印刷装置であって、前記版胴を、機密指令が入力
されてから該機密指令が解除されるまで、機密指令が入
力された状態にあることを記憶すると共に、該記憶の情
報を制御部に伝える記憶手段を有するものとし、制御部
を、記憶手段の記憶情報に応じて、印刷部、製版部およ
び排版部を制御するものとしたことを特徴とするもので
ある。
原紙を製版して、この製版された製版済み原紙を着脱自
在な版胴に巻装する製版部と、版胴の外周面から使用済
み原紙を剥離して廃棄する排版部と、版胴の外周面に巻
装された製版済み原紙を用いて印刷用紙に印刷を行う印
刷部と、製版指令が入力されたときには版胴の外周面か
ら使用済み原紙を剥離して廃棄するように排版部を制御
すると共に、版胴の外周面に新しい製版済み原紙を巻装
するように製版部を制御し、機密指令が入力されていな
いときに印刷指令が入力されたときには印刷が行われる
ように印刷部を制御し、機密指令が入力されているとき
には印刷指令を受け付けないようにする制御部とを備え
た孔版印刷装置であって、前記版胴を、機密指令が入力
されてから該機密指令が解除されるまで、機密指令が入
力された状態にあることを記憶すると共に、該記憶の情
報を制御部に伝える記憶手段を有するものとし、制御部
を、記憶手段の記憶情報に応じて、印刷部、製版部およ
び排版部を制御するものとしたことを特徴とするもので
ある。
【0013】ここで、記憶手段を版胴に設けるに際して
は、該版胴を孔版印刷装置本体から取り外したときに、
本体側ではなく版胴側に記憶手段が設けられるように構
成すれば良く、版胴そのものに記憶手段を配設するよう
にしてもよいし、版胴を支持する支持部材等に記憶手段
を配設してもよい。
は、該版胴を孔版印刷装置本体から取り外したときに、
本体側ではなく版胴側に記憶手段が設けられるように構
成すれば良く、版胴そのものに記憶手段を配設するよう
にしてもよいし、版胴を支持する支持部材等に記憶手段
を配設してもよい。
【0014】「印刷指令を受け付けない」とは、印刷指
令が入力された時点で版胴に着版されている製版済み原
紙を使用して印刷を行わないようにすることを意味し、
印刷指令そのものを受け付けないようにするものに限定
されるものではない。例えば、機密指令が入力されてい
るときに印刷指令が入力されたときには、印刷を行わな
いようにすると共に、印刷指令が入力されたことを検知
して、印刷不可状態にある旨を警告音や表示等によって
オペレータに伝える等してもよい。
令が入力された時点で版胴に着版されている製版済み原
紙を使用して印刷を行わないようにすることを意味し、
印刷指令そのものを受け付けないようにするものに限定
されるものではない。例えば、機密指令が入力されてい
るときに印刷指令が入力されたときには、印刷を行わな
いようにすると共に、印刷指令が入力されたことを検知
して、印刷不可状態にある旨を警告音や表示等によって
オペレータに伝える等してもよい。
【0015】「印刷指令」とは、印刷用紙に印刷を行わ
させる全ての指令を含み、例えば本印刷の指令に限ら
ず、この本印刷に先立って、印刷位置や印刷品位等の確
認のために行われる試し刷りの指令も含むものである。
させる全ての指令を含み、例えば本印刷の指令に限ら
ず、この本印刷に先立って、印刷位置や印刷品位等の確
認のために行われる試し刷りの指令も含むものである。
【0016】これにより、制御部は、製版指令が入力さ
れたときには、機密指令が入力されているか否かを問わ
ず、排版部に排版動作を行わせると共に、製版部に製版
動作を行わせる一方、機密保持モードが設定されている
状態では、例え印刷指令が入力されても、全ての印刷動
作を規制(禁止)し、排版および製版動作のみを受け付
けるように作用する。
れたときには、機密指令が入力されているか否かを問わ
ず、排版部に排版動作を行わせると共に、製版部に製版
動作を行わせる一方、機密保持モードが設定されている
状態では、例え印刷指令が入力されても、全ての印刷動
作を規制(禁止)し、排版および製版動作のみを受け付
けるように作用する。
【0017】本発明による孔版印刷装置においては、制
御部における、少なくとも機密指令が入力されていると
きには印刷指令を受け付けないようにする印刷禁止機能
が、版胴に設けられているものとすることができる。
御部における、少なくとも機密指令が入力されていると
きには印刷指令を受け付けないようにする印刷禁止機能
が、版胴に設けられているものとすることができる。
【0018】ここで、印刷禁止機能を版胴に設けるに際
しては、上記記憶手段と同様に、版胴を孔版印刷装置本
体から取り外したときに、本体側ではなく版胴側に印刷
禁止機能が設けられるように構成すれば良い。
しては、上記記憶手段と同様に、版胴を孔版印刷装置本
体から取り外したときに、本体側ではなく版胴側に印刷
禁止機能が設けられるように構成すれば良い。
【0019】この印刷禁止機能を持たせるには、例え
ば、電磁クラッチや電磁ブレーキ等によって、版胴が回
転しないようにする等の方法を採用することができる。
ば、電磁クラッチや電磁ブレーキ等によって、版胴が回
転しないようにする等の方法を採用することができる。
【0020】本発明による孔版印刷装置に設けられる記
憶手段としては、版胴の離脱時に記憶の情報を保持する
バックアップ機能を有するものとするのが好ましい。
憶手段としては、版胴の離脱時に記憶の情報を保持する
バックアップ機能を有するものとするのが好ましい。
【0021】ここで記憶手段にバックアップ機能を持た
せるには、例えば、記憶手段として不揮発性メモリを使
用したり、或いはバックアップ用電源を備えるようにす
るとよい。
せるには、例えば、記憶手段として不揮発性メモリを使
用したり、或いはバックアップ用電源を備えるようにす
るとよい。
【0022】
【発明の効果】本発明による孔版印刷装置によれば、機
密保持モードが設定されていることを記憶する記憶手段
を、本体側ではなくドラム側に設け、制御部を、印刷指
令が入力された時には、先ず記憶手段に機密保持モード
が設定されているか否かを判断し、機密保持モードが設
定されている場合には、印刷用紙への印刷が行われない
ように作用するように構成したので、機密保持モードが
設定されている状態では、例え印刷指令が入力されて
も、印刷動作が禁止されるようになり、機密が漏洩する
事態を防止することができるようになる。
密保持モードが設定されていることを記憶する記憶手段
を、本体側ではなくドラム側に設け、制御部を、印刷指
令が入力された時には、先ず記憶手段に機密保持モード
が設定されているか否かを判断し、機密保持モードが設
定されている場合には、印刷用紙への印刷が行われない
ように作用するように構成したので、機密保持モードが
設定されている状態では、例え印刷指令が入力されて
も、印刷動作が禁止されるようになり、機密が漏洩する
事態を防止することができるようになる。
【0023】また、ドラム交換時においても、機密保持
モードが設定されている状態では、必ず、ドラム側に設
けられた記憶手段に機密保持モードが設定されているこ
とを判断するように構成されているので、ドラム交換時
に未製版マスタを着版させなくても、他のオペレータに
その画像情報を印刷物として見られる可能性は少なく、
十分に機密性を保つことが可能であり、従来の機密保持
モードのときに使用していた未製版マスタの無駄を防止
することができる。
モードが設定されている状態では、必ず、ドラム側に設
けられた記憶手段に機密保持モードが設定されているこ
とを判断するように構成されているので、ドラム交換時
に未製版マスタを着版させなくても、他のオペレータに
その画像情報を印刷物として見られる可能性は少なく、
十分に機密性を保つことが可能であり、従来の機密保持
モードのときに使用していた未製版マスタの無駄を防止
することができる。
【0024】即ち、本発明による孔版印刷装置によれ
ば、ドラム交換の有無に拘わらず、マスタの無駄を発生
させることなく、機密保持とドラム外周面の乾燥防止と
の両立を図ることができるようになる。
ば、ドラム交換の有無に拘わらず、マスタの無駄を発生
させることなく、機密保持とドラム外周面の乾燥防止と
の両立を図ることができるようになる。
【0025】また、少なくとも機密指令が入力されてい
るときには印刷指令を受け付けないようにする制御部の
印刷禁止機能を、ドラム側に設けるようにすれば、上位
互換性を有するドラムにすることができる。即ち、本発
明による孔版印刷装置において機密保持モードが設定さ
れたドラムを、従来の構成による孔版印刷装置に装着し
た場合、本体側が印刷動作を行うように作用しても、ド
ラム側で機密保持モードが設定されていることを判断
し、本体側の作用とは独立に、印刷動作を禁止すること
ができるので、実際には印刷動作が行われず、機密保持
を図ることができる。
るときには印刷指令を受け付けないようにする制御部の
印刷禁止機能を、ドラム側に設けるようにすれば、上位
互換性を有するドラムにすることができる。即ち、本発
明による孔版印刷装置において機密保持モードが設定さ
れたドラムを、従来の構成による孔版印刷装置に装着し
た場合、本体側が印刷動作を行うように作用しても、ド
ラム側で機密保持モードが設定されていることを判断
し、本体側の作用とは独立に、印刷動作を禁止すること
ができるので、実際には印刷動作が行われず、機密保持
を図ることができる。
【0026】また、記憶手段としてバックアップ機能を
有するものとすれば、版胴の離脱時においても記憶情報
を保持することができるので、機密保持性能を高めるこ
とができる。
有するものとすれば、版胴の離脱時においても記憶情報
を保持することができるので、機密保持性能を高めるこ
とができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明による
孔版印刷装置の一実施の形態を示す概略構成図である。
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明による
孔版印刷装置の一実施の形態を示す概略構成図である。
【0028】図1に示す孔版印刷装置1は、主に、原稿
読取部10、製版部20、印刷部30、給紙部40、排
紙部50、および排版部60から構成されている。
読取部10、製版部20、印刷部30、給紙部40、排
紙部50、および排版部60から構成されている。
【0029】孔版印刷装置1の本体上部に設けられた原
稿読取部10は、具体的にはイメージスキャナであり、
副走査方向に搬送される原稿画像を読み取るラインイメ
ージセンサ12と、原稿送りローラ13と、不図示のA
DFユニット、コンタクトガラス、蛍光灯、ミラー群、
および縮小レンズ等とを有する周知の構成である。
稿読取部10は、具体的にはイメージスキャナであり、
副走査方向に搬送される原稿画像を読み取るラインイメ
ージセンサ12と、原稿送りローラ13と、不図示のA
DFユニット、コンタクトガラス、蛍光灯、ミラー群、
および縮小レンズ等とを有する周知の構成である。
【0030】製版部20は、原紙ロール部21と、横一
列に配置された複数個の点状発熱体により構成されたサ
ーマルヘッド22と、原紙送りローラ23,24と、原
紙案内ローラ25と、原紙カッタ28とを有する周知の
構成である。この製版部20では、サーマルヘッド22
の複数個の点状発熱体(発熱素子)が各々個別に選択的
に発熱することにより、感熱性のマスタMにドットマト
リックス式に感熱穿孔製版を行い、原紙カッタ28によ
り製版済みマスタMの切断を行うようになっている。
列に配置された複数個の点状発熱体により構成されたサ
ーマルヘッド22と、原紙送りローラ23,24と、原
紙案内ローラ25と、原紙カッタ28とを有する周知の
構成である。この製版部20では、サーマルヘッド22
の複数個の点状発熱体(発熱素子)が各々個別に選択的
に発熱することにより、感熱性のマスタMにドットマト
リックス式に感熱穿孔製版を行い、原紙カッタ28によ
り製版済みマスタMの切断を行うようになっている。
【0031】孔版印刷装置1の本体中央に設けられた印
刷部30は、多孔金属板、メッシュ構造体等のインク通
過性材料により構成された多孔構造のインク通過性の円
筒状のドラム31と、該ドラム31の下方に設けられた
プレスローラ32とから構成されている。ドラム31
は、不図示の支軸部材に回動自在に支持されると共に、
本体に対して着脱自在に設けられている。ドラム31の
外周面には製版済みマスタMが巻き付け装着されるよう
になっている。
刷部30は、多孔金属板、メッシュ構造体等のインク通
過性材料により構成された多孔構造のインク通過性の円
筒状のドラム31と、該ドラム31の下方に設けられた
プレスローラ32とから構成されている。ドラム31
は、不図示の支軸部材に回動自在に支持されると共に、
本体に対して着脱自在に設けられている。ドラム31の
外周面には製版済みマスタMが巻き付け装着されるよう
になっている。
【0032】プレスローラ32は、不図示の揺動手段に
支持され、その外周面をドラム31の外周面に対して接
離自在に設けられ、後述する給紙部40より給送される
印刷用紙Pをドラム31に押圧し、印刷用紙Pに印刷画
像を形成させるものである。
支持され、その外周面をドラム31の外周面に対して接
離自在に設けられ、後述する給紙部40より給送される
印刷用紙Pをドラム31に押圧し、印刷用紙Pに印刷画
像を形成させるものである。
【0033】ドラム31の内部には、スキージローラ
(インクローラ)33とドクタローラ34とによるイン
ク供給手段35が配設されている。ドクタローラ34
は、その外周面とスキージローラ33の外周面との間に
僅かな間隙が生じるように配設されており、スキージロ
ーラ33との外周面の近接部において、楔状のインク溜
まりを形成している。不図示のインク供給パイプよりイ
ンク溜まりへと供給されたインクは、スキージローラ3
3とドクタローラ34との間隙を通過することにより均
一な層状とされ、スキージローラ33の外周面に供給さ
れる。
(インクローラ)33とドクタローラ34とによるイン
ク供給手段35が配設されている。ドクタローラ34
は、その外周面とスキージローラ33の外周面との間に
僅かな間隙が生じるように配設されており、スキージロ
ーラ33との外周面の近接部において、楔状のインク溜
まりを形成している。不図示のインク供給パイプよりイ
ンク溜まりへと供給されたインクは、スキージローラ3
3とドクタローラ34との間隙を通過することにより均
一な層状とされ、スキージローラ33の外周面に供給さ
れる。
【0034】印刷部30の一方(図1中左側)に設けら
れた給紙部40は、印刷用紙Pを積み重ね載置される給
紙台41と、給紙台41より印刷用紙Pを一枚ずつ取り
出すピックアップローラ42と、印刷用紙Pをドラム3
1とプレスローラ32との間に送り出すタイミングロー
ラ対43とから構成されている。
れた給紙部40は、印刷用紙Pを積み重ね載置される給
紙台41と、給紙台41より印刷用紙Pを一枚ずつ取り
出すピックアップローラ42と、印刷用紙Pをドラム3
1とプレスローラ32との間に送り出すタイミングロー
ラ対43とから構成されている。
【0035】印刷部30の他方(図中1右側)に設けら
れた排紙部50は、印刷用紙Pをドラム31より剥ぎ取
る剥取り爪51と、排紙送りベルト部52と、印刷済み
の印刷用紙Pが積層される排紙台53とから構成されて
いる。
れた排紙部50は、印刷用紙Pをドラム31より剥ぎ取
る剥取り爪51と、排紙送りベルト部52と、印刷済み
の印刷用紙Pが積層される排紙台53とから構成されて
いる。
【0036】印刷部30の一方(図1中左上側)で、上
記給紙部40の上方に設けられた排版部60は、使用済
みのマスタMをドラム31より引き剥してこれを排版ボ
ックス69内へ送り込む排版ローラ61を有する。内部
に使用済みマスタを貯容する排版ボックス69内には、
排版ローラ61の他に、不図示の上部排版部材、下部排
版部材、圧縮板等が収容されている。
記給紙部40の上方に設けられた排版部60は、使用済
みのマスタMをドラム31より引き剥してこれを排版ボ
ックス69内へ送り込む排版ローラ61を有する。内部
に使用済みマスタを貯容する排版ボックス69内には、
排版ローラ61の他に、不図示の上部排版部材、下部排
版部材、圧縮板等が収容されている。
【0037】図2は上記孔版印刷装置1に使用されるド
ラム31の第1の実施の形態を示す斜視図である。
ラム31の第1の実施の形態を示す斜視図である。
【0038】ドラム31は、特公昭62−28758
号、特公平4−46236号、特開平9−39363号
に示されるように、孔版印刷装置本体に対して交換可能
な構造とされたものであり、図2に示すように、支持板
121より回転可能に支持されてユニット化されてい
る。ドラム31は、支持板121に形成された係合部1
23にて孔版印刷装置本体に引き出し移動可能に設けら
れた可動ドラム支持枠体125に着脱可能に係合し、全
体が孔版印刷装置本体に対して引き出し式に交換可能に
なっている。
号、特公平4−46236号、特開平9−39363号
に示されるように、孔版印刷装置本体に対して交換可能
な構造とされたものであり、図2に示すように、支持板
121より回転可能に支持されてユニット化されてい
る。ドラム31は、支持板121に形成された係合部1
23にて孔版印刷装置本体に引き出し移動可能に設けら
れた可動ドラム支持枠体125に着脱可能に係合し、全
体が孔版印刷装置本体に対して引き出し式に交換可能に
なっている。
【0039】ドラム31内には、支持板121に固定接
続された支持枠体122が設けられている。支持枠体1
22にはスキージローラ33が取り付けられている。ス
キージローラ33は、ドラム31の一つの母線に平行に
設けられ、両端部に設けられた支持軸33aによって支
持枠体122より自身の中心軸線の周りに回転可能に支
持されている。そして、このスキージローラ33は、外
周面の一部にてドラム31の内周面に接触し、ドラム3
1の回転に同期して図2の反時計廻り方向に回転駆動さ
れるようになっている。
続された支持枠体122が設けられている。支持枠体1
22にはスキージローラ33が取り付けられている。ス
キージローラ33は、ドラム31の一つの母線に平行に
設けられ、両端部に設けられた支持軸33aによって支
持枠体122より自身の中心軸線の周りに回転可能に支
持されている。そして、このスキージローラ33は、外
周面の一部にてドラム31の内周面に接触し、ドラム3
1の回転に同期して図2の反時計廻り方向に回転駆動さ
れるようになっている。
【0040】支持枠体122は、スキージローラ33の
斜め上方にてドクタローラ34を固定支持している。ド
クタローラ34は、スキージローラ33の外周面に対
し、所定の微小間隙をおいてスキージローラ33の軸線
に対して実質的に平行に配置されている。ドクタローラ
34は、微小間隙の一方の側にスキージローラ33と共
働して上方が開放された楔形断面のインク溜まり部14
4を郭定している。
斜め上方にてドクタローラ34を固定支持している。ド
クタローラ34は、スキージローラ33の外周面に対
し、所定の微小間隙をおいてスキージローラ33の軸線
に対して実質的に平行に配置されている。ドクタローラ
34は、微小間隙の一方の側にスキージローラ33と共
働して上方が開放された楔形断面のインク溜まり部14
4を郭定している。
【0041】また、支持枠体122には、インク溜まり
部144に向けて垂下して設けられた針状の検出電極1
42を有するインク量検出装置141が取り付けられて
いる。更に、支持枠体122は、インクを貯容したシリ
ンダ型のインクボトル127を交換可能に支持してい
る。インクボトル127は、その一端部に設けられたイ
ンク取出し口を支持枠体122に取り付けられたインク
供給ポンプ129の不図示のインク吸引口に抜き差し可
能に連通接続されている。
部144に向けて垂下して設けられた針状の検出電極1
42を有するインク量検出装置141が取り付けられて
いる。更に、支持枠体122は、インクを貯容したシリ
ンダ型のインクボトル127を交換可能に支持してい
る。インクボトル127は、その一端部に設けられたイ
ンク取出し口を支持枠体122に取り付けられたインク
供給ポンプ129の不図示のインク吸引口に抜き差し可
能に連通接続されている。
【0042】インク溜まり部144のインクは、スキー
ジローラ33の外周面に均一に供給され、又、インクボ
トル127内のインクが空になったとき、インクが空に
なったことをインク量検出装置141が検出するまでの
間、マスタMにインクを途切れることなく供給するため
のストックとして働く。
ジローラ33の外周面に均一に供給され、又、インクボ
トル127内のインクが空になったとき、インクが空に
なったことをインク量検出装置141が検出するまでの
間、マスタMにインクを途切れることなく供給するため
のストックとして働く。
【0043】インク供給ポンプ129は、支持枠体12
2に取り付けられたインクモータ131によって選択的
に駆動されるようになっている。インク供給ポンプ12
9のインク吐出口にはインク供給パイプ134,136
が取り付けられている。インク供給パイプ136は、ス
キージローラ33の軸線方向に沿って延在し、インク供
給パイプ134を介してインク供給ポンプ129よりの
インクを複数個のインク供給口の各々よりインク溜まり
部144へ供給している。
2に取り付けられたインクモータ131によって選択的
に駆動されるようになっている。インク供給ポンプ12
9のインク吐出口にはインク供給パイプ134,136
が取り付けられている。インク供給パイプ136は、ス
キージローラ33の軸線方向に沿って延在し、インク供
給パイプ134を介してインク供給ポンプ129よりの
インクを複数個のインク供給口の各々よりインク溜まり
部144へ供給している。
【0044】ところで、このドラム31は、多孔構造部
にインクを含浸することから、使用されるインクの色を
特定され、各ドラム31は各色のインク毎に、黒色用、
青色用、赤色用の如く、専用化される。
にインクを含浸することから、使用されるインクの色を
特定され、各ドラム31は各色のインク毎に、黒色用、
青色用、赤色用の如く、専用化される。
【0045】図2に示すように、支持板121に取り付
けられているサブ支持板145には、使用するドラム3
1の種類やドラム31に挿着されるインクボトル127
の種類に応じてオンオフ切り替え位置を設定されるディ
ップスイッチ133,135が設けられている。ディッ
プスイッチ133,135は、各々のオンオフの組み合
わせにより、ドラム31の種類やドラム31に挿着され
るインクボトル127の種類、インクの色等をドラム情
報を得るためのインク種類検出手段を構成している。図
示の例では、各々のオンオフによる組み合わせにより四
つのモードによるドラム情報を設定でき、例えばディッ
プスイッチ133と135の双方がオフの場合は黒色イ
ンク、ディップスイッチ133がオフで、ディップスイ
ッチ135がオンの場合は赤インクと言う具合に、各モ
ードに関してインクの色を予め割り付け定義されてい
る。
けられているサブ支持板145には、使用するドラム3
1の種類やドラム31に挿着されるインクボトル127
の種類に応じてオンオフ切り替え位置を設定されるディ
ップスイッチ133,135が設けられている。ディッ
プスイッチ133,135は、各々のオンオフの組み合
わせにより、ドラム31の種類やドラム31に挿着され
るインクボトル127の種類、インクの色等をドラム情
報を得るためのインク種類検出手段を構成している。図
示の例では、各々のオンオフによる組み合わせにより四
つのモードによるドラム情報を設定でき、例えばディッ
プスイッチ133と135の双方がオフの場合は黒色イ
ンク、ディップスイッチ133がオフで、ディップスイ
ッチ135がオンの場合は赤インクと言う具合に、各モ
ードに関してインクの色を予め割り付け定義されてい
る。
【0046】またドラム情報としては、色以外に、使用
されるインクの組成、物性、含有比率が異なる成分の種
類に応じて設定してもよい。
されるインクの組成、物性、含有比率が異なる成分の種
類に応じて設定してもよい。
【0047】サブ支持板145には、後述するRAM1
04、およびドラム31が孔版印刷装置本体にセットさ
れることにより孔版印刷装置本体側の電気コネクタ13
7と自動接続される電気コネクタ139が設けられてい
る。このコネクタ接続により、RAM104に記憶され
ている記憶情報、ディップスイッチ133,135のオ
ンオフ情報、およびインク量検出装置141のオンオフ
情報が孔版印刷装置本体側に設けられた後述するメイン
CPU101へ伝送される。
04、およびドラム31が孔版印刷装置本体にセットさ
れることにより孔版印刷装置本体側の電気コネクタ13
7と自動接続される電気コネクタ139が設けられてい
る。このコネクタ接続により、RAM104に記憶され
ている記憶情報、ディップスイッチ133,135のオ
ンオフ情報、およびインク量検出装置141のオンオフ
情報が孔版印刷装置本体側に設けられた後述するメイン
CPU101へ伝送される。
【0048】図3に、ドラム31の駆動機構を示す。ド
ラム31の一方の側板31aの外方には、インク供給パ
イプ136を中心としたギヤ217が、側板31aと僅
かに隙間をもってインク供給パイプ136の不図示の段
部に固着されている。インク供給パイプ136の先端部
は、ギヤ217を貫通して、不図示の支持枠体122
(図2参照)に支持されている。
ラム31の一方の側板31aの外方には、インク供給パ
イプ136を中心としたギヤ217が、側板31aと僅
かに隙間をもってインク供給パイプ136の不図示の段
部に固着されている。インク供給パイプ136の先端部
は、ギヤ217を貫通して、不図示の支持枠体122
(図2参照)に支持されている。
【0049】ギヤ217は、ギヤ部217aとフランジ
部217bとを有しており、ギヤ部217aが側板31
a側に位置するように配設され、フランジ部217bの
一部が切り欠かれている。ギヤ217の近傍には、ギヤ
部217aと噛合するギヤ部218aとフランジ部21
8bとを有し、孔版印刷装置本体に回転自在に支持され
た支軸218cに固着されたギヤ218が配設されてい
る。ギヤ218は、フランジ部218bが側板31a側
に位置するように配設され、フランジ部218bの一部
がフランジ部217bと同様に切り欠かれている。ギヤ
217とギヤ218とは、互いの切り欠き部が一致した
状態において係脱自在となっており、他の状態では噛み
合った各ギヤ部217a,218aが各フランジ部21
7b,218bに挟まれて、係合状態を解除できないよ
うに構成されている。
部217bとを有しており、ギヤ部217aが側板31
a側に位置するように配設され、フランジ部217bの
一部が切り欠かれている。ギヤ217の近傍には、ギヤ
部217aと噛合するギヤ部218aとフランジ部21
8bとを有し、孔版印刷装置本体に回転自在に支持され
た支軸218cに固着されたギヤ218が配設されてい
る。ギヤ218は、フランジ部218bが側板31a側
に位置するように配設され、フランジ部218bの一部
がフランジ部217bと同様に切り欠かれている。ギヤ
217とギヤ218とは、互いの切り欠き部が一致した
状態において係脱自在となっており、他の状態では噛み
合った各ギヤ部217a,218aが各フランジ部21
7b,218bに挟まれて、係合状態を解除できないよ
うに構成されている。
【0050】ドラム31は、図2に示すように、孔版印
刷装置本体に設けられた可動ドラム支持枠体125に、
支持体121に形成された係合部123を係合可能に構
成されており、各フランジ部217b,218bの切り
欠き部が一致する図3の状態において、図3の白抜き矢
印で示す方向に抜き出すことにより、孔版印刷装置1か
らの取り外しが可能となっている。
刷装置本体に設けられた可動ドラム支持枠体125に、
支持体121に形成された係合部123を係合可能に構
成されており、各フランジ部217b,218bの切り
欠き部が一致する図3の状態において、図3の白抜き矢
印で示す方向に抜き出すことにより、孔版印刷装置1か
らの取り外しが可能となっている。
【0051】支軸218cの、孔版印刷装置本体に回転
自在に支持された位置とギヤ218を固着した位置との
間の位置には歯付プーリ219が固着されており、この
歯付プーリ219は、孔版印刷装置本体に取り付けられ
たメインモータ212の出力軸端に固着された歯付プー
リ220と、タイミングベルト221によって連結され
ている。メインモータ212の出力軸にはエンコーダ2
22が設けられており、孔版印刷装置本体に取り付けら
れたパルス検出センサ223によってメインモータ21
2の回転角度が検出され、検出された角度信号は、不図
示のパルスカウンタおよび比較器を通過した後、後述す
る制御部100に入力される。
自在に支持された位置とギヤ218を固着した位置との
間の位置には歯付プーリ219が固着されており、この
歯付プーリ219は、孔版印刷装置本体に取り付けられ
たメインモータ212の出力軸端に固着された歯付プー
リ220と、タイミングベルト221によって連結され
ている。メインモータ212の出力軸にはエンコーダ2
22が設けられており、孔版印刷装置本体に取り付けら
れたパルス検出センサ223によってメインモータ21
2の回転角度が検出され、検出された角度信号は、不図
示のパルスカウンタおよび比較器を通過した後、後述す
る制御部100に入力される。
【0052】図3に示した構成により、メインモータ2
12の回転力が、その出力軸、歯付プーリ220、タイ
ミングベルト221、歯付プーリ219、支軸218
c、ギヤ218、ギヤ217と伝達されて、ドラム31
がインク供給パイプ136を中心に回転駆動される。
12の回転力が、その出力軸、歯付プーリ220、タイ
ミングベルト221、歯付プーリ219、支軸218
c、ギヤ218、ギヤ217と伝達されて、ドラム31
がインク供給パイプ136を中心に回転駆動される。
【0053】孔版印刷装置1には、当該孔版印刷装置1
の全ての動作を総括的に制御する制御部100が設けら
れている。図4は、制御部100の回路ブロック図を操
作パネル89と共に示したものである。なお、図4は、
説明の簡潔化のために、本発明に関係する部分のみを抜
粋して示したものである。
の全ての動作を総括的に制御する制御部100が設けら
れている。図4は、制御部100の回路ブロック図を操
作パネル89と共に示したものである。なお、図4は、
説明の簡潔化のために、本発明に関係する部分のみを抜
粋して示したものである。
【0054】図4において、制御部100は、メインC
PU101と、RAM102と、ROM103と、本発
明に係る記憶手段として機能するRAM104とから構
成されている。メインCPU101、RAM102、お
よびROM103は、1チップマイコンで構成され、孔
版印刷装置本体に設けられている。
PU101と、RAM102と、ROM103と、本発
明に係る記憶手段として機能するRAM104とから構
成されている。メインCPU101、RAM102、お
よびROM103は、1チップマイコンで構成され、孔
版印刷装置本体に設けられている。
【0055】一方、RAM104は、図2に示したよう
に、ドラム31のサブ支持板145に設けられたディッ
プスイッチ133,135の近傍に配設され、電気コネ
クタ139および電気コネクタ137を介して、記憶情
報がメインCPU101に伝送されるように構成されて
いる。
に、ドラム31のサブ支持板145に設けられたディッ
プスイッチ133,135の近傍に配設され、電気コネ
クタ139および電気コネクタ137を介して、記憶情
報がメインCPU101に伝送されるように構成されて
いる。
【0056】RAM104にはバックアップ用の電池1
05が接続されており、書き込まれた印刷禁止情報やそ
の他の記憶情報が、ドラム31が本体から取り外された
ときにも消去されないように、バックアップ機能を有す
るように構成されている。なお、RAM104として不
揮発性メモリを使用することにより、電池105を設け
ることなく、バックアップ機能を持たせるようにしても
よい。
05が接続されており、書き込まれた印刷禁止情報やそ
の他の記憶情報が、ドラム31が本体から取り外された
ときにも消去されないように、バックアップ機能を有す
るように構成されている。なお、RAM104として不
揮発性メモリを使用することにより、電池105を設け
ることなく、バックアップ機能を持たせるようにしても
よい。
【0057】孔版印刷装置本体の上部前面に設けられた
操作パネル89は、その上面に製版スタートキー70、
印刷(本印刷)スタートキー71、試し刷りキー72の
他、機密保持キー83と機密保持モード状態を表示する
LEDからなる機密保持モード表示手段84と、簡易機
密キー85とを有している。なお、図示しないが、操作
パネル89には、これらの他に、ストップキー、テンキ
ー、クリアキー、プログラムキー、拡大縮小キー、印刷
速度設定キー、連写キー、7セグメントLEDからなる
表示装置、およびLCDからなる表示装置等、周知のキ
ーや表示装置が設けられている。操作パネル89からの
キー入力情報は制御部100のメインCPU101に向
けて伝送され、制御部100からは機密保持モード表示
手段84と不図示の各表示装置とへの表示指令が伝送さ
れる。
操作パネル89は、その上面に製版スタートキー70、
印刷(本印刷)スタートキー71、試し刷りキー72の
他、機密保持キー83と機密保持モード状態を表示する
LEDからなる機密保持モード表示手段84と、簡易機
密キー85とを有している。なお、図示しないが、操作
パネル89には、これらの他に、ストップキー、テンキ
ー、クリアキー、プログラムキー、拡大縮小キー、印刷
速度設定キー、連写キー、7セグメントLEDからなる
表示装置、およびLCDからなる表示装置等、周知のキ
ーや表示装置が設けられている。操作パネル89からの
キー入力情報は制御部100のメインCPU101に向
けて伝送され、制御部100からは機密保持モード表示
手段84と不図示の各表示装置とへの表示指令が伝送さ
れる。
【0058】メインCPU101には、操作パネル89
の製版スタートキー70や印刷スタートキー71等によ
るキー入力情報の他に、ドラム31に設けられたRAM
104の記憶情報と、ディップスイッチ133,135
のオンオフ情報と、インク量検出装置141のオンオフ
情報と、画像読取部10で読み取られ、その内部の原稿
画像読取回路で処理された画像データと、パルス検出セ
ンサ223で検出され、不図示のパルスカウンタおよび
比較器を通過したモータ212の角度信号とが入力され
ており、これらの入力された各信号は、ROM103に
記憶された動作プログラムに基づいて演算処理され、印
刷部30、給紙部40および排紙部50を制御する主駆
動回路150と、製版部10を制御する製版駆動回路1
51と、排版部60を制御する排版駆動回路152とに
夫々動作信号として出力される。
の製版スタートキー70や印刷スタートキー71等によ
るキー入力情報の他に、ドラム31に設けられたRAM
104の記憶情報と、ディップスイッチ133,135
のオンオフ情報と、インク量検出装置141のオンオフ
情報と、画像読取部10で読み取られ、その内部の原稿
画像読取回路で処理された画像データと、パルス検出セ
ンサ223で検出され、不図示のパルスカウンタおよび
比較器を通過したモータ212の角度信号とが入力され
ており、これらの入力された各信号は、ROM103に
記憶された動作プログラムに基づいて演算処理され、印
刷部30、給紙部40および排紙部50を制御する主駆
動回路150と、製版部10を制御する製版駆動回路1
51と、排版部60を制御する排版駆動回路152とに
夫々動作信号として出力される。
【0059】ROM103には、孔版印刷装置1の各部
を作動させる複数の動作プログラムが記憶されている。
RAM102には、メインCPU101によってROM
103より呼び出された動作プログラムが一時的に書き
込まれる。この書き込まれた動作プログラムは、操作パ
ネル89からの入力に応じて書き換えられる。
を作動させる複数の動作プログラムが記憶されている。
RAM102には、メインCPU101によってROM
103より呼び出された動作プログラムが一時的に書き
込まれる。この書き込まれた動作プログラムは、操作パ
ネル89からの入力に応じて書き換えられる。
【0060】例えば、オペレータによって簡易機密保持
キー85が押された簡易機密保持モード時においては、
ROM103に記憶されている各動作プログラムのう
ち、製版スタートキー70からの入力のみを有効とし、
印刷スタートキー71と試し刷りキー72から印刷指令
が発せられても、印刷動作を禁止する簡易機密保持モー
ドプログラムがROM103より呼び出されてRAM1
02に書き込まれる。この簡易機密保持モード時におい
ては、メインCPU101からの動作信号は、製版駆動
回路151と排版駆動回路152とにのみ出力され、主
駆動回路150には出力されない。操作パネル89には
簡易機密保持モードを解除するキーは設けられておら
ず、RAM102に書き込まれた簡易機密保持モードプ
ログラムを直接書き換えることはできず、製版スタート
キー70が押されたときのみメインCPU101からの
指令によって消去され、簡易機密保持モードが解除され
るようになっている。これにより、機密内容を製版され
た製版済みマスタMが排版部60によってドラム31よ
り剥離、廃棄されないと、簡易機密保持モードが解除さ
れないので、製版済みマスタMから機密が漏洩すること
を防止することができる。
キー85が押された簡易機密保持モード時においては、
ROM103に記憶されている各動作プログラムのう
ち、製版スタートキー70からの入力のみを有効とし、
印刷スタートキー71と試し刷りキー72から印刷指令
が発せられても、印刷動作を禁止する簡易機密保持モー
ドプログラムがROM103より呼び出されてRAM1
02に書き込まれる。この簡易機密保持モード時におい
ては、メインCPU101からの動作信号は、製版駆動
回路151と排版駆動回路152とにのみ出力され、主
駆動回路150には出力されない。操作パネル89には
簡易機密保持モードを解除するキーは設けられておら
ず、RAM102に書き込まれた簡易機密保持モードプ
ログラムを直接書き換えることはできず、製版スタート
キー70が押されたときのみメインCPU101からの
指令によって消去され、簡易機密保持モードが解除され
るようになっている。これにより、機密内容を製版され
た製版済みマスタMが排版部60によってドラム31よ
り剥離、廃棄されないと、簡易機密保持モードが解除さ
れないので、製版済みマスタMから機密が漏洩すること
を防止することができる。
【0061】次に上記構成の孔版印刷装置1の作用につ
いて説明する。最初に、孔版印刷装置1における、製版
から印刷までの基本的な作用について説明する。
いて説明する。最初に、孔版印刷装置1における、製版
から印刷までの基本的な作用について説明する。
【0062】不図示の原稿載置部に原稿がセットされ、
オペレータによって操作パネル89上の各種キーによっ
て製版条件が設定された後に製版スタートキー70が押
されると、原稿読取部10において原稿画像が読み取ら
れ、読み取られた画像は画像データ信号としてメインC
PU101に送られる。
オペレータによって操作パネル89上の各種キーによっ
て製版条件が設定された後に製版スタートキー70が押
されると、原稿読取部10において原稿画像が読み取ら
れ、読み取られた画像は画像データ信号としてメインC
PU101に送られる。
【0063】原稿読取部10での読取動作と並行して、
排版部60では、ドラム31の外周面から使用済みマス
タMを剥離、廃棄する排版動作が行われる。メインCP
U101よりドラム31上の不図示の開閉手段へ動作信
号が送られ、不図示のクランパが反時計回り方向へ回動
し、係止されているマスタMをドラム31より開放す
る。外周面に使用済みマスタMを巻装しているドラム3
1は、メインCPU101からの動作信号によって作動
するメインモータ212により回転駆動され、図1にお
いて反時計回り方向に回転を開始する。ドラム31の外
周面に巻装された使用済みマスタMの後端が排版ローラ
61と対応する所定の排版位置に到達したことを、パル
ス検出センサ223(図2参照)からの信号に基づいて
メインCPU101が判断すると、メインCPU101
からの指令により不図示の移動手段と駆動手段とが作動
し、排版ローラ61が回転すると共に、不図示の下部排
版部材がドラム31側に移動する。排版ローラ61の外
周面がドラム31の外周面上の使用済みマスタMと当接
したときドラム31は反時計回り方向への回転を継続し
ており、使用済みマスタMは、排版ローラ61と当接し
てすくい上げられ、ドラム31の外周面より剥離され
る。剥離された使用済みマスタMは、排版ボックス69
内に収容された後、不図示の圧縮板によって圧縮され、
排版動作が完了する。
排版部60では、ドラム31の外周面から使用済みマス
タMを剥離、廃棄する排版動作が行われる。メインCP
U101よりドラム31上の不図示の開閉手段へ動作信
号が送られ、不図示のクランパが反時計回り方向へ回動
し、係止されているマスタMをドラム31より開放す
る。外周面に使用済みマスタMを巻装しているドラム3
1は、メインCPU101からの動作信号によって作動
するメインモータ212により回転駆動され、図1にお
いて反時計回り方向に回転を開始する。ドラム31の外
周面に巻装された使用済みマスタMの後端が排版ローラ
61と対応する所定の排版位置に到達したことを、パル
ス検出センサ223(図2参照)からの信号に基づいて
メインCPU101が判断すると、メインCPU101
からの指令により不図示の移動手段と駆動手段とが作動
し、排版ローラ61が回転すると共に、不図示の下部排
版部材がドラム31側に移動する。排版ローラ61の外
周面がドラム31の外周面上の使用済みマスタMと当接
したときドラム31は反時計回り方向への回転を継続し
ており、使用済みマスタMは、排版ローラ61と当接し
てすくい上げられ、ドラム31の外周面より剥離され
る。剥離された使用済みマスタMは、排版ボックス69
内に収容された後、不図示の圧縮板によって圧縮され、
排版動作が完了する。
【0064】ドラム31の外周面より使用済みマスタM
が全て剥離されると、ドラム31はさらに回転を継続す
る。そして、ドラム31が給版位置であるホームポジシ
ョンに到達すると、メインCPU101は、メインモー
タ212に動作信号を送り、メインモータ212の回転
を停止させる。メインモータ212の停止により、ドラ
ム31がホームポジションで停止し、ドラム31は給版
待機状態となる。
が全て剥離されると、ドラム31はさらに回転を継続す
る。そして、ドラム31が給版位置であるホームポジシ
ョンに到達すると、メインCPU101は、メインモー
タ212に動作信号を送り、メインモータ212の回転
を停止させる。メインモータ212の停止により、ドラ
ム31がホームポジションで停止し、ドラム31は給版
待機状態となる。
【0065】排版動作が完了すると、これに続いて製版
動作が行われる。即ち、ドラム31が給版待機状態とな
ると、メインCPU101からの動作信号によって不図
示のステッピングモータが作動して原紙送りローラ23
が回転駆動され、原紙ロール部21からマスタMが引き
出される。そして、ステッピングモータのステップ数よ
り、マスタMの画像形成領域がサーマルヘッド22の点
状発熱体と対応する位置に達したことをメインCPU1
01が判断すると、メインCPU101から動作信号が
送られ、原稿読取部10より送られた画像データ信号に
基づいてサーマルヘッド22の点状発熱体が選択的に発
熱し、マスタMに穿孔製版画像が形成される。
動作が行われる。即ち、ドラム31が給版待機状態とな
ると、メインCPU101からの動作信号によって不図
示のステッピングモータが作動して原紙送りローラ23
が回転駆動され、原紙ロール部21からマスタMが引き
出される。そして、ステッピングモータのステップ数よ
り、マスタMの画像形成領域がサーマルヘッド22の点
状発熱体と対応する位置に達したことをメインCPU1
01が判断すると、メインCPU101から動作信号が
送られ、原稿読取部10より送られた画像データ信号に
基づいてサーマルヘッド22の点状発熱体が選択的に発
熱し、マスタMに穿孔製版画像が形成される。
【0066】穿孔製版画像が形成された製版済みマスタ
Mは、原紙送りローラ24によってドラム31へと搬送
される。不図示のステッピングモータのステップ数よ
り、製版済みマスタMの先端がドラム31の外周面に設
けられた不図示のクランプ部まで到達したことをメイン
CPU101が判断すると、クランプ部に動作信号が送
られて、製版済みマスタMの先端がクランプ部に挟持さ
れ、その後、メインCPU101よりメインモータ21
2に動作信号が送られ、ドラム31が製版済みマスタM
の搬送速度と同じ周速度で時計回り方向に回転駆動さ
れ、製版済みマスタMのドラム31への巻装動作が行わ
れる。そして、不図示のステッピングモータのステップ
数より、1版分の製版が完了したことをメインCPU1
01が判断すると、原紙送りローラ23,24の回転が
停止すると共に、原紙カッタ28が作動して製版済みマ
スタMが切断される。切断された製版済みマスタMはド
ラム31の回転動作によって引き出され、ドラム31が
再びホームポジションに到達すると、メインCPU10
1からの指令によってメインモータ212が停止して着
版動作が完了する。
Mは、原紙送りローラ24によってドラム31へと搬送
される。不図示のステッピングモータのステップ数よ
り、製版済みマスタMの先端がドラム31の外周面に設
けられた不図示のクランプ部まで到達したことをメイン
CPU101が判断すると、クランプ部に動作信号が送
られて、製版済みマスタMの先端がクランプ部に挟持さ
れ、その後、メインCPU101よりメインモータ21
2に動作信号が送られ、ドラム31が製版済みマスタM
の搬送速度と同じ周速度で時計回り方向に回転駆動さ
れ、製版済みマスタMのドラム31への巻装動作が行わ
れる。そして、不図示のステッピングモータのステップ
数より、1版分の製版が完了したことをメインCPU1
01が判断すると、原紙送りローラ23,24の回転が
停止すると共に、原紙カッタ28が作動して製版済みマ
スタMが切断される。切断された製版済みマスタMはド
ラム31の回転動作によって引き出され、ドラム31が
再びホームポジションに到達すると、メインCPU10
1からの指令によってメインモータ212が停止して着
版動作が完了する。
【0067】着版動作に引き続き、ファーストプリント
動作が行われる。即ち、ドラム31がホームポジション
で停止すると、メインCPU101より動作信号が送ら
れてメインモータ212が作動し、ドラム31が低速で
回転駆動されると共にピックアップローラ42が回転駆
動される。ピックアップローラ42の回転により、給紙
台41に積載された複数枚の印刷用紙Pのうち、最上位
の1枚の印刷用紙Pのみが引き出され、タイミングロー
ラ対43にくわえ込まれる。ドラム31に巻装されたマ
スタMの画像領域の、ドラム31の回転方向における先
端部が、プレスローラ32と対応する位置に到達したこ
とを、パルス検出センサ223からの信号に基づいてメ
インCPU101が判断すると、メインCPU101よ
りタイミングローラ対43に動作信号が送られて、該タ
イミングローラ対43が回転を開始し、印刷用紙Pをド
ラム31とプレスローラ32との間に給送する。メイン
CPU101は、タイミングローラ対43への動作信号
に続いてプレスローラ32を支持する不図示の揺動手段
へ動作信号を送り、プレスローラ32を揺動させる。タ
イミングローラ対43より給送された印刷用紙Pは、プ
レスローラ32によってドラム31に巻装された製版済
みマスタMに押圧される。この押圧動作により、プレス
ローラ32と印刷用紙Pと製版済みマスタMとドラム3
1の外周面とが圧接し、スキージローラ33によってド
ラム31の内周面に供給されたインクは、ドラム31の
外周面の開孔部とメッシュスクリーンより滲出した後、
ドラム31の外周面と製版済みマスタMとの空隙部に充
填され、製版済みマスタMの穿孔部を介して印刷用紙P
に転移される。インクを転移された印刷用紙Pは、剥取
り爪51の先端でドラム31の外周面より剥離されて下
方へと落下し、不図示の吸引ファンの吸引力によって排
紙送りベルト部52の上面に引き付けられつつ、図中右
下方へと搬送され、排紙台53に排出される。この一連
の行程によってファーストプリント動作が完了し、孔版
印刷装置1は印刷待機状態となる。
動作が行われる。即ち、ドラム31がホームポジション
で停止すると、メインCPU101より動作信号が送ら
れてメインモータ212が作動し、ドラム31が低速で
回転駆動されると共にピックアップローラ42が回転駆
動される。ピックアップローラ42の回転により、給紙
台41に積載された複数枚の印刷用紙Pのうち、最上位
の1枚の印刷用紙Pのみが引き出され、タイミングロー
ラ対43にくわえ込まれる。ドラム31に巻装されたマ
スタMの画像領域の、ドラム31の回転方向における先
端部が、プレスローラ32と対応する位置に到達したこ
とを、パルス検出センサ223からの信号に基づいてメ
インCPU101が判断すると、メインCPU101よ
りタイミングローラ対43に動作信号が送られて、該タ
イミングローラ対43が回転を開始し、印刷用紙Pをド
ラム31とプレスローラ32との間に給送する。メイン
CPU101は、タイミングローラ対43への動作信号
に続いてプレスローラ32を支持する不図示の揺動手段
へ動作信号を送り、プレスローラ32を揺動させる。タ
イミングローラ対43より給送された印刷用紙Pは、プ
レスローラ32によってドラム31に巻装された製版済
みマスタMに押圧される。この押圧動作により、プレス
ローラ32と印刷用紙Pと製版済みマスタMとドラム3
1の外周面とが圧接し、スキージローラ33によってド
ラム31の内周面に供給されたインクは、ドラム31の
外周面の開孔部とメッシュスクリーンより滲出した後、
ドラム31の外周面と製版済みマスタMとの空隙部に充
填され、製版済みマスタMの穿孔部を介して印刷用紙P
に転移される。インクを転移された印刷用紙Pは、剥取
り爪51の先端でドラム31の外周面より剥離されて下
方へと落下し、不図示の吸引ファンの吸引力によって排
紙送りベルト部52の上面に引き付けられつつ、図中右
下方へと搬送され、排紙台53に排出される。この一連
の行程によってファーストプリント動作が完了し、孔版
印刷装置1は印刷待機状態となる。
【0068】上述の、原稿読取、排版、製版、ファース
トプリントの各動作が完了して、印刷待機状態となった
孔版印刷装置1において、印刷画像の濃度や位置を確認
する場合は、試し刷りキー72が押される。操作パネル
89上の試し刷りキー72が押されると、ROM104
に印刷禁止情報が記憶されているか否かを判定した後に
(詳細は後述する)、ファーストプリント動作と同様
に、給紙台41上の最上位の1枚の印刷用紙がピックア
ップローラ42によって引き出され、タイミングローラ
対43にくわえ込まれると共に、メインCPU101よ
り動作信号が送られてメインモータ212が作動し、ド
ラム31が高速で回転駆動される。タイミングローラ対
43は、ファーストプリント動作と同じタイミングで、
高速回転しているドラム31とプレスローラ32との間
に印刷用紙Pを給送する。給送された印刷用紙Pは、プ
レスローラ32によってドラム31に巻装された製版済
みマスタMに押圧されてインクを転移され、その上面に
印刷画像を形成された後、剥取り爪51によってドラム
31の外周面より剥離され、排紙送りベルト部52によ
って右下方へと搬送されて、排紙台53に排出される。
ドラム31は再びホームポジションに戻り、試し刷り動
作が完了する。
トプリントの各動作が完了して、印刷待機状態となった
孔版印刷装置1において、印刷画像の濃度や位置を確認
する場合は、試し刷りキー72が押される。操作パネル
89上の試し刷りキー72が押されると、ROM104
に印刷禁止情報が記憶されているか否かを判定した後に
(詳細は後述する)、ファーストプリント動作と同様
に、給紙台41上の最上位の1枚の印刷用紙がピックア
ップローラ42によって引き出され、タイミングローラ
対43にくわえ込まれると共に、メインCPU101よ
り動作信号が送られてメインモータ212が作動し、ド
ラム31が高速で回転駆動される。タイミングローラ対
43は、ファーストプリント動作と同じタイミングで、
高速回転しているドラム31とプレスローラ32との間
に印刷用紙Pを給送する。給送された印刷用紙Pは、プ
レスローラ32によってドラム31に巻装された製版済
みマスタMに押圧されてインクを転移され、その上面に
印刷画像を形成された後、剥取り爪51によってドラム
31の外周面より剥離され、排紙送りベルト部52によ
って右下方へと搬送されて、排紙台53に排出される。
ドラム31は再びホームポジションに戻り、試し刷り動
作が完了する。
【0069】この試し刷りによって印刷画像の濃度や位
置を確認した後、不図示のテンキーで印刷枚数を不図示
の表示装置に置数し、不図示の印刷速度設定キーで印刷
速度を設定し、印刷スタートキー71を押すことによ
り、給紙部40より印刷用紙Pが連続的に送られて印刷
動作(本印刷動作)が行われる。印刷動作完了後にも、
ドラム31は再びホームポジションに戻る。
置を確認した後、不図示のテンキーで印刷枚数を不図示
の表示装置に置数し、不図示の印刷速度設定キーで印刷
速度を設定し、印刷スタートキー71を押すことによ
り、給紙部40より印刷用紙Pが連続的に送られて印刷
動作(本印刷動作)が行われる。印刷動作完了後にも、
ドラム31は再びホームポジションに戻る。
【0070】次に、本発明に係る、簡易機密保持モード
が設定された場合の動作について、図5に示すフローチ
ャートを参照して説明する。なお、図5において、ステ
ップ番号は、STを付して示す。
が設定された場合の動作について、図5に示すフローチ
ャートを参照して説明する。なお、図5において、ステ
ップ番号は、STを付して示す。
【0071】オペレーターは、上述と同様に、製版、着
版、試し刷り、印刷の各行程を経て印刷物を得る。そし
て、この印刷物の内容が機密を要する場合、印刷動作完
了後に機密保持キー83或いは簡易機密保持キー85を
押す。
版、試し刷り、印刷の各行程を経て印刷物を得る。そし
て、この印刷物の内容が機密を要する場合、印刷動作完
了後に機密保持キー83或いは簡易機密保持キー85を
押す。
【0072】簡易機密保持キー85が押されると、操作
パネル89よりメインCPU101に信号が送られる。
メインCPU101は簡易機密保持キー85が押された
ことを判断して、RAM104に印刷禁止情報を書き込
む。
パネル89よりメインCPU101に信号が送られる。
メインCPU101は簡易機密保持キー85が押された
ことを判断して、RAM104に印刷禁止情報を書き込
む。
【0073】上記構成の孔版印刷装置1は、簡易機密保
持モードが設定されているか否かに拘わらず、製版スタ
ートキー70が押された場合には、上述した製版動作を
行うように構成されている。
持モードが設定されているか否かに拘わらず、製版スタ
ートキー70が押された場合には、上述した製版動作を
行うように構成されている。
【0074】一方、印刷スタートキー71や試し刷りキ
ー72が押されると、メインCPU101は、ドラム3
1の支持部121に設けられたRAM104から、記憶
情報を読み込む(ST10)。メインCPU101は、
RAM104から読み出した記憶情報の中に、印刷禁止
情報が含まれているかを判定し(ST11)、印刷禁止
情報が含まれていない場合には、印刷用動作プログラム
をROM103から呼び出してRAM102に書き込
み、該製版用動作プログラムにしたがって、上述した印
刷動作や試し刷り動作に移行する(ST20)。
ー72が押されると、メインCPU101は、ドラム3
1の支持部121に設けられたRAM104から、記憶
情報を読み込む(ST10)。メインCPU101は、
RAM104から読み出した記憶情報の中に、印刷禁止
情報が含まれているかを判定し(ST11)、印刷禁止
情報が含まれていない場合には、印刷用動作プログラム
をROM103から呼び出してRAM102に書き込
み、該製版用動作プログラムにしたがって、上述した印
刷動作や試し刷り動作に移行する(ST20)。
【0075】これに対して、RAM104から読み出し
た記憶情報の中に印刷禁止情報が含まれている場合に
は、メインCPU101は、ROM103から簡易機密
保持モードプログラムを呼び出してRAM102に書き
込み、該簡易機密保持モードプログラムにしたがって、
操作パネル89に設けられた不図示の表示装置に簡易機
密中であることを表示すると共に(ST30)、印刷動
作や試し刷り動作を継続することを禁止する(ST31
−NO)。
た記憶情報の中に印刷禁止情報が含まれている場合に
は、メインCPU101は、ROM103から簡易機密
保持モードプログラムを呼び出してRAM102に書き
込み、該簡易機密保持モードプログラムにしたがって、
操作パネル89に設けられた不図示の表示装置に簡易機
密中であることを表示すると共に(ST30)、印刷動
作や試し刷り動作を継続することを禁止する(ST31
−NO)。
【0076】この簡易機密保持モード状態は、製版スタ
ートキー70が押されるまで継続される。即ち、ST3
0において簡易機密中であることを表示しているとき
に、製版スタートキー70が押されたときには、メイン
CPU101は、RAM102に書き込まれている簡易
機密保持モードプログラムを消去すると共に、製版用動
作プログラムをROM103から呼び出してRAM10
2に書き込み、該製版用動作プログラムにしたがって、
RAM104の印刷禁止情報を消去して簡易機密保持モ
ードを解除すると共に、操作パネル89に設けられた不
図示の表示装置に製版できることを表示して(ST3
2)、製版駆動回路151と排版駆動回路152とに動
作信号を送り、孔版印刷装置1に、製版動作と排版動作
を実行させて孔版印刷装置1を印刷待機状態とさせる。
ートキー70が押されるまで継続される。即ち、ST3
0において簡易機密中であることを表示しているとき
に、製版スタートキー70が押されたときには、メイン
CPU101は、RAM102に書き込まれている簡易
機密保持モードプログラムを消去すると共に、製版用動
作プログラムをROM103から呼び出してRAM10
2に書き込み、該製版用動作プログラムにしたがって、
RAM104の印刷禁止情報を消去して簡易機密保持モ
ードを解除すると共に、操作パネル89に設けられた不
図示の表示装置に製版できることを表示して(ST3
2)、製版駆動回路151と排版駆動回路152とに動
作信号を送り、孔版印刷装置1に、製版動作と排版動作
を実行させて孔版印刷装置1を印刷待機状態とさせる。
【0077】この状態で、引き続き、試し刷りキー72
や印刷スタートキー71が押されると、メインCPU1
01は、RAM104から読み出した記憶情報の中に、
印刷禁止情報が含まれていないことを判断し、上述のよ
うに印刷動作や試し刷り動作に移行する(ST20)。
や印刷スタートキー71が押されると、メインCPU1
01は、RAM104から読み出した記憶情報の中に、
印刷禁止情報が含まれていないことを判断し、上述のよ
うに印刷動作や試し刷り動作に移行する(ST20)。
【0078】したがって、上記構成の孔版印刷装置1に
よれば、ドラム31側に設けられたRAM104から記
憶情報を読み出して、記憶情報の中に無簡易機密保持モ
ードであることを示す印刷禁止情報が含まれているか否
かを判断するようにしたので、簡易機密保持モードが設
定されている場合には、印刷動作と試し刷り動作とを禁
止することで、機密が漏洩する事態を防止することがで
きる。
よれば、ドラム31側に設けられたRAM104から記
憶情報を読み出して、記憶情報の中に無簡易機密保持モ
ードであることを示す印刷禁止情報が含まれているか否
かを判断するようにしたので、簡易機密保持モードが設
定されている場合には、印刷動作と試し刷り動作とを禁
止することで、機密が漏洩する事態を防止することがで
きる。
【0079】また、色替えドラム等多数のドラムを所有
している場合、ドラムが当該孔版印刷装置から取り外さ
れ、別の孔版印刷装置に装着されることが考えられる
が、本発明に係る孔版印刷装置においては、必ず、ドラ
ム31側に設けられたバックアップ機能付きのRAM1
04から記憶情報を読み出して、記憶情報の中に印刷禁
止情報が含まれているか否かを判断するので、RAM1
04に書き込まれた印刷禁止情報は本体からドラムが取
り外されても有効であり、印刷禁止情報がRAM104
に書き込まれたドラム31では、現在着版している製版
済みマスタMを使用して印刷が行われる動作は全て禁止
され、排版動作および製版動作のみが有効となる。
している場合、ドラムが当該孔版印刷装置から取り外さ
れ、別の孔版印刷装置に装着されることが考えられる
が、本発明に係る孔版印刷装置においては、必ず、ドラ
ム31側に設けられたバックアップ機能付きのRAM1
04から記憶情報を読み出して、記憶情報の中に印刷禁
止情報が含まれているか否かを判断するので、RAM1
04に書き込まれた印刷禁止情報は本体からドラムが取
り外されても有効であり、印刷禁止情報がRAM104
に書き込まれたドラム31では、現在着版している製版
済みマスタMを使用して印刷が行われる動作は全て禁止
され、排版動作および製版動作のみが有効となる。
【0080】したがって、ドラム交換時に未製版マスタ
を着版させなくても、他のオペレータにその画像情報を
印刷物として見られる可能性は少なく、十分に機密性を
保つことが可能であり、従来の機密保持モードのときに
使用していた未製版マスタの無駄を防止することができ
る。
を着版させなくても、他のオペレータにその画像情報を
印刷物として見られる可能性は少なく、十分に機密性を
保つことが可能であり、従来の機密保持モードのときに
使用していた未製版マスタの無駄を防止することができ
る。
【0081】なお、上記構成の本発明に係る孔版印刷装
置においては、ドラム交換時には、ドラムに製版済みマ
スタが装着されたままであるので、ドラムから製版済み
マスタを剥離させ、マスタそのものを解読することで機
密が漏洩する事態を防止することはできない。
置においては、ドラム交換時には、ドラムに製版済みマ
スタが装着されたままであるので、ドラムから製版済み
マスタを剥離させ、マスタそのものを解読することで機
密が漏洩する事態を防止することはできない。
【0082】しかしながら、図4に示すように、機密保
持キー83や表示装置84を設け、特開平8−1832
38号に記載の従来からの機密保持モードにおける機密
動作の処理と、本発明に係る簡易機密保持モードとを、
選択可能な構成とすることによって、原稿の機密性に合
わせて機密動作を選択することが可能な装置にすること
ができる。例えば、学校の期末テスト問題等は従来どお
りの機密動作を選択し、学級新聞やお知らせなどは本発
明に係る簡易機密を行うようにするとよい。
持キー83や表示装置84を設け、特開平8−1832
38号に記載の従来からの機密保持モードにおける機密
動作の処理と、本発明に係る簡易機密保持モードとを、
選択可能な構成とすることによって、原稿の機密性に合
わせて機密動作を選択することが可能な装置にすること
ができる。例えば、学校の期末テスト問題等は従来どお
りの機密動作を選択し、学級新聞やお知らせなどは本発
明に係る簡易機密を行うようにするとよい。
【0083】次に、本発明による孔版印刷装置にて使用
されるドラムの第2の実施の形態について説明する。図
6は、上記孔版印刷装置1に使用されるドラムの第2の
実施の形態を示す斜視図、図7は、第2の実施の形態に
よるドラム31’を使用する制御部100’の回路ブロ
ック図を操作パネル89と共に示したものである。な
お、この図6および図7において、図3および図4に示
す第1の実施の形態による要素と同等の要素には同番号
を付し、それらについての説明は特に必要のない限り省
略する。
されるドラムの第2の実施の形態について説明する。図
6は、上記孔版印刷装置1に使用されるドラムの第2の
実施の形態を示す斜視図、図7は、第2の実施の形態に
よるドラム31’を使用する制御部100’の回路ブロ
ック図を操作パネル89と共に示したものである。な
お、この図6および図7において、図3および図4に示
す第1の実施の形態による要素と同等の要素には同番号
を付し、それらについての説明は特に必要のない限り省
略する。
【0084】図6に示すドラム31’は、従来の孔版印
刷装置に装着することができる形態とされた、上位互換
性を有するものであり、ドラム31’が従来の孔版印刷
装置に装着されたときに、RAM104に印刷禁止情報
が書き込まれているときには、孔版印刷装置本体側に設
けられたメインCPU101’の動作プログラムに拘わ
らず、ドラム31’側において、現在着版しているマス
タを使用しての印刷動作を全て禁止し、製版動作のみを
有効とするようにされたものである。
刷装置に装着することができる形態とされた、上位互換
性を有するものであり、ドラム31’が従来の孔版印刷
装置に装着されたときに、RAM104に印刷禁止情報
が書き込まれているときには、孔版印刷装置本体側に設
けられたメインCPU101’の動作プログラムに拘わ
らず、ドラム31’側において、現在着版しているマス
タを使用しての印刷動作を全て禁止し、製版動作のみを
有効とするようにされたものである。
【0085】ドラム31’は、図3におけるギヤ217
に代わる構成がインク供給パイプ136に連結されてい
る。即ち、図6に示すように、インク供給パイプ136
の不図示の段部には、電磁クラッチ300が固設されて
いる。ドラム31’の一方の側板31aの外方には、イ
ンク供給パイプ136を中心としたギヤ217’が、電
磁クラッチ300を介してインク供給パイプ136と連
結されるように、また電磁クラッチ300が切断モード
時に空回り可能に設けられている。電磁クラッチ300
は、図7に示すように、ドラム31’側に設けられたド
ラムCPU310からの動作指令に基づいて、ギヤ21
7’の回転力がインク供給パイプ136に伝達されるの
を断接するように構成されている。なお、電磁クラッチ
300としては、ギヤ217’からインク供給パイプ1
36への回転力を断接することができるものである限
り、どのようなものを使用してもよい。
に代わる構成がインク供給パイプ136に連結されてい
る。即ち、図6に示すように、インク供給パイプ136
の不図示の段部には、電磁クラッチ300が固設されて
いる。ドラム31’の一方の側板31aの外方には、イ
ンク供給パイプ136を中心としたギヤ217’が、電
磁クラッチ300を介してインク供給パイプ136と連
結されるように、また電磁クラッチ300が切断モード
時に空回り可能に設けられている。電磁クラッチ300
は、図7に示すように、ドラム31’側に設けられたド
ラムCPU310からの動作指令に基づいて、ギヤ21
7’の回転力がインク供給パイプ136に伝達されるの
を断接するように構成されている。なお、電磁クラッチ
300としては、ギヤ217’からインク供給パイプ1
36への回転力を断接することができるものである限
り、どのようなものを使用してもよい。
【0086】また、図7に示すように、ドラムCPU3
10は、孔版印刷装置本体側に設けられたメインCPU
101’と電気コネクタ137,139を介して接続さ
れている。
10は、孔版印刷装置本体側に設けられたメインCPU
101’と電気コネクタ137,139を介して接続さ
れている。
【0087】上記ドラム31’を使用する本発明による
孔版印刷装置2に電源が投入されると、ドラムCPU3
10は、先ず、電磁クラッチ300を接続モードに設定
し、ギヤ217’の回転力がインク供給パイプ136に
伝達することができるようにされる。
孔版印刷装置2に電源が投入されると、ドラムCPU3
10は、先ず、電磁クラッチ300を接続モードに設定
し、ギヤ217’の回転力がインク供給パイプ136に
伝達することができるようにされる。
【0088】一方、上述のように、印刷動作完了後に簡
易機密保持キー85が押されると、操作パネル89より
メインCPU101’に信号が送られ、メインCPU1
01’は簡易機密保持キー85が押されたことを判断し
て、このキー情報をドラムCPU310に伝送する。ド
ラムCPU310は、メインCPU101’から簡易機
密保持キー85が押されたことを示すキー情報が入力さ
れると、RAM104に印刷禁止情報を書き込む。
易機密保持キー85が押されると、操作パネル89より
メインCPU101’に信号が送られ、メインCPU1
01’は簡易機密保持キー85が押されたことを判断し
て、このキー情報をドラムCPU310に伝送する。ド
ラムCPU310は、メインCPU101’から簡易機
密保持キー85が押されたことを示すキー情報が入力さ
れると、RAM104に印刷禁止情報を書き込む。
【0089】以下、上述の第1の実施の形態によるドラ
ム31を使用した場合と同様の動作をする。即ち、本発
明による孔版印刷装置2にドラム31’が装着されると
きには、電磁クラッチ300が常に接続モードに設定さ
れており、RAM104に印刷禁止情報を書き込む作用
がドラムCPU310を介して行われるという点を除い
て、上述した孔版印刷装置1と同じ動作をし、簡易機密
保持モードが設定されている場合には、製版動作のみを
受け付け、印刷動作と試し刷り動作とを禁止すること
で、機密が漏洩する事態を防止することができる。
ム31を使用した場合と同様の動作をする。即ち、本発
明による孔版印刷装置2にドラム31’が装着されると
きには、電磁クラッチ300が常に接続モードに設定さ
れており、RAM104に印刷禁止情報を書き込む作用
がドラムCPU310を介して行われるという点を除い
て、上述した孔版印刷装置1と同じ動作をし、簡易機密
保持モードが設定されている場合には、製版動作のみを
受け付け、印刷動作と試し刷り動作とを禁止すること
で、機密が漏洩する事態を防止することができる。
【0090】これに対して、従来の孔版印刷装置に本発
明に係るドラム31’が装着された状態で電源が投入さ
れると、ドラム31’側に設けられたドラムCPU31
0は、ドラム31’が従来の孔版印刷装置に装着されて
いることを判断する。そして、RAM104に印刷禁止
情報が書き込まれているときには電磁クラッチ300を
切断モードに設定し、ギヤ217’が空回りして、その
回転力がインク供給パイプ136に伝達されないように
し、逆にRAM104に印刷禁止情報が書き込まれてい
ていないときにのみ、電磁クラッチ300を接続モード
に設定し、ギヤ217’の回転力がインク供給パイプ1
36に伝達されるようにする。
明に係るドラム31’が装着された状態で電源が投入さ
れると、ドラム31’側に設けられたドラムCPU31
0は、ドラム31’が従来の孔版印刷装置に装着されて
いることを判断する。そして、RAM104に印刷禁止
情報が書き込まれているときには電磁クラッチ300を
切断モードに設定し、ギヤ217’が空回りして、その
回転力がインク供給パイプ136に伝達されないように
し、逆にRAM104に印刷禁止情報が書き込まれてい
ていないときにのみ、電磁クラッチ300を接続モード
に設定し、ギヤ217’の回転力がインク供給パイプ1
36に伝達されるようにする。
【0091】一方、孔版印刷装置本体側に設けられたメ
インCPUは、ドラム31’側のRAM104に印刷禁
止情報が書き込まれていているか否かを判断して印刷動
作や製版動作等を制御するようにプログラムされていな
いので、上述のように作用することはできない。つま
り、例えドラム31’側のRAM104に印刷禁止情報
が書き込まれていても、印刷スタートキー71が入力さ
れると、印刷動作を開始し、メインモータ212を回転
させ、ギヤ217’を回転させる。しかしながら、上述
のように、RAM104に印刷禁止情報が書き込まれて
いているときには電磁クラッチ300が切断モードに設
定されているので、ギヤ217’の回転力がインク供給
パイプ136に伝達されることがなく、結果としてドラ
ム31’が回転しないので、実際には印刷は行われな
い。この場合、機密保持モードに設定されているので、
印刷スタートキー71が押されても印刷が行われないこ
とをオペレータに伝えるために、ドラム31’にブザー
等を設けて、所定の警告音を発するようにするのが好ま
しい。
インCPUは、ドラム31’側のRAM104に印刷禁
止情報が書き込まれていているか否かを判断して印刷動
作や製版動作等を制御するようにプログラムされていな
いので、上述のように作用することはできない。つま
り、例えドラム31’側のRAM104に印刷禁止情報
が書き込まれていても、印刷スタートキー71が入力さ
れると、印刷動作を開始し、メインモータ212を回転
させ、ギヤ217’を回転させる。しかしながら、上述
のように、RAM104に印刷禁止情報が書き込まれて
いているときには電磁クラッチ300が切断モードに設
定されているので、ギヤ217’の回転力がインク供給
パイプ136に伝達されることがなく、結果としてドラ
ム31’が回転しないので、実際には印刷は行われな
い。この場合、機密保持モードに設定されているので、
印刷スタートキー71が押されても印刷が行われないこ
とをオペレータに伝えるために、ドラム31’にブザー
等を設けて、所定の警告音を発するようにするのが好ま
しい。
【0092】これにより、本発明に係るドラム31’を
従来の孔版印刷装置に装着して使用する場合において
も、予めRAM104に印刷禁止情報が書き込まれてい
る場合には、製版動作のみが作動し、印刷動作と試し刷
り動作とを禁止することができ、機密が漏洩する事態を
防止することができる。
従来の孔版印刷装置に装着して使用する場合において
も、予めRAM104に印刷禁止情報が書き込まれてい
る場合には、製版動作のみが作動し、印刷動作と試し刷
り動作とを禁止することができ、機密が漏洩する事態を
防止することができる。
【0093】なお、本発明に係るドラム31’を従来の
孔版印刷装置に装着して使用する場合には、従来の孔版
印刷装置本体側において簡易機密モードを設定すると言
うことは勿論できないので、本体側において機密保持キ
ー83を押しても、このキー情報をRAM104に書き
込むことはできず、機密保持モードが設定されたドラム
31’を、従来の孔版印刷装置ではなく本発明に係る孔
版印刷装置本体に装着しても、上述のような簡易機密モ
ードの動作を行なわせることはできない。
孔版印刷装置に装着して使用する場合には、従来の孔版
印刷装置本体側において簡易機密モードを設定すると言
うことは勿論できないので、本体側において機密保持キ
ー83を押しても、このキー情報をRAM104に書き
込むことはできず、機密保持モードが設定されたドラム
31’を、従来の孔版印刷装置ではなく本発明に係る孔
版印刷装置本体に装着しても、上述のような簡易機密モ
ードの動作を行なわせることはできない。
【0094】しかしながら、例えば、図7に示すよう
に、ドラム31’側にコネクタ320を設け、機密保持
キー83が押されたことを信号線321を介してドラム
CPU310に伝送するように改造することで、少なく
とも機密保持の必要があることを、RAM104に印刷
禁止情報として書き込むことができる。このようにし
て、従来の孔版印刷装置の本体側において機密保持キー
83が押されたことが、RAM104に印刷禁止情報と
して書き込まれたドラム31’を、本発明に係る孔版印
刷装置本体に装着したときには、上述のような簡易機密
モードの動作を行なわせることができるようになり、機
密が漏洩する事態を防止することができるようになる。
に、ドラム31’側にコネクタ320を設け、機密保持
キー83が押されたことを信号線321を介してドラム
CPU310に伝送するように改造することで、少なく
とも機密保持の必要があることを、RAM104に印刷
禁止情報として書き込むことができる。このようにし
て、従来の孔版印刷装置の本体側において機密保持キー
83が押されたことが、RAM104に印刷禁止情報と
して書き込まれたドラム31’を、本発明に係る孔版印
刷装置本体に装着したときには、上述のような簡易機密
モードの動作を行なわせることができるようになり、機
密が漏洩する事態を防止することができるようになる。
【0095】なお、上述した第2の実施の形態によるド
ラム31’は、電磁クラッチ300によって、ギヤ21
7’の回転力がインク供給パイプ136に伝達されるこ
とを断接し、結果としてドラム31’が回転しないよう
にしたものであるが、これに限らず、例えば、電磁クラ
ッチ300に代えて電磁ブレーキを設け、該電磁ブレー
キ作動時には、メインモータ212がドラム31を回転
させようとしても、ドラム31の回転を禁止するように
構成してもよい。
ラム31’は、電磁クラッチ300によって、ギヤ21
7’の回転力がインク供給パイプ136に伝達されるこ
とを断接し、結果としてドラム31’が回転しないよう
にしたものであるが、これに限らず、例えば、電磁クラ
ッチ300に代えて電磁ブレーキを設け、該電磁ブレー
キ作動時には、メインモータ212がドラム31を回転
させようとしても、ドラム31の回転を禁止するように
構成してもよい。
【図1】本発明による孔版印刷装置の一実施の形態を示
す概略構成図
す概略構成図
【図2】図1に示した孔版印刷装置に使用されるドラム
の第1の実施の形態を示す斜視図
の第1の実施の形態を示す斜視図
【図3】第1の実施の形態によるドラムの駆動機構を示
す斜視図
す斜視図
【図4】図1に示した孔版印刷装置の制御部を操作パネ
ルと共に示した回路ブロック図
ルと共に示した回路ブロック図
【図5】簡易機密保持モードが設定された場合の動作示
すフローチャート
すフローチャート
【図6】本発明による孔版印刷装置にて使用されるドラ
ムの第2の実施の形態を示す斜視図
ムの第2の実施の形態を示す斜視図
【図7】第2の実施の形態によるドラムを使用する制御
部を操作パネルと共に示した回路ブロック図
部を操作パネルと共に示した回路ブロック図
1,2 孔版印刷装置
10 原稿読取部
20 製版部
30 印刷部
31 ドラム(版胴)
40 給紙部
50 排紙部
60 排版部
100 制御部
101 メインCPU
104 RAM(記憶手段)
105 電池(バックアップ用)
300 電磁クラッチ
310 ドラムCPU
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B41L 13/04
B41L 13/14
B41L 13/16
Claims (3)
- 【請求項1】 孔版原紙を製版して、この製版された製
版済み原紙を着脱自在な版胴に巻装する製版部と、前記
版胴の外周面から使用済み原紙を剥離して廃棄する排版
部と、前記版胴の外周面に巻装された製版済み原紙を用
いて印刷用紙に印刷を行う印刷部と、製版指令が入力さ
れたときには前記版胴の外周面から前記使用済み原紙を
剥離して廃棄するように前記排版部を制御すると共に、
前記版胴の外周面に新しい製版済み原紙を巻装するよう
に前記製版部を制御し、機密指令が入力されていないと
きに印刷指令が入力されたときには印刷が行われるよう
に前記印刷部を制御し、機密指令が入力されているとき
には前記印刷指令を受け付けないようにする制御部とを
備えた孔版印刷装置において、 前記版胴が、前記機密指令が入力されてから該機密指令
が解除されるまで、機密指令が入力された状態にあるこ
とを記憶すると共に、該記憶の情報を前記制御部に伝え
る記憶手段を有するものであり、 前記制御部が、前記記憶の情報に応じて、前記印刷部、
製版部および排版部を制御するものであることを特徴と
する孔版印刷装置。 - 【請求項2】 前記制御部における、少なくとも前記機
密指令が入力されているときには印刷指令を受け付けな
いようにする機能が、前記版胴に設けられていることを
特徴とする請求項1記載の孔版印刷装置。 - 【請求項3】 前記記憶手段が、前記版胴の離脱時に前
記記憶の情報を保持するバックアップ機能を有するもの
であることを特徴とする請求項1または2記載の孔版印
刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15733499A JP3494589B2 (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 孔版印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15733499A JP3494589B2 (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 孔版印刷装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000343803A JP2000343803A (ja) | 2000-12-12 |
| JP3494589B2 true JP3494589B2 (ja) | 2004-02-09 |
Family
ID=15647433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15733499A Expired - Fee Related JP3494589B2 (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 孔版印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3494589B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4469163B2 (ja) * | 2003-11-21 | 2010-05-26 | 東北リコー株式会社 | 印刷装置 |
| JP2020179614A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-05 | 株式会社Screenホールディングス | 印刷システムおよび印刷方法 |
-
1999
- 1999-06-04 JP JP15733499A patent/JP3494589B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000343803A (ja) | 2000-12-12 |
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