JP3495175B2 - インクジェットヘッド - Google Patents
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- JP3495175B2 JP3495175B2 JP4016596A JP4016596A JP3495175B2 JP 3495175 B2 JP3495175 B2 JP 3495175B2 JP 4016596 A JP4016596 A JP 4016596A JP 4016596 A JP4016596 A JP 4016596A JP 3495175 B2 JP3495175 B2 JP 3495175B2
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
て記録を行うインクジェットヘッドに関する。近年、コ
ンピュータやワードプロセッサの汎用化に伴い、これら
電子機器の出力装置の一つであるプリンタが数多く使用
されており、このプリンタの一つにインクジェットプリ
ンタが普及してきている。そして、インクジェットプリ
ンタに搭載されるインクジェットヘッドにおける印字品
質の向上、低コスト化が要求されている。
体の概念図を示す。図20に示すインクジェットプリン
タ11は、回動駆動される搬送手段であるプラテンロー
ル12が外面の半周に巻き付けられた記録紙13を用紙
送りするもので、プラテンロール12の軸方向と平行に
2本のステーシャフト14a,14bが固定される。こ
のステーシャフト14a,14bに摺動自在にキャリッ
ジ15が設けられて往復駆動される。このキャリッジ1
5上にインクジェットヘッドユニット16がインク滴を
吐出するノズルを記録紙13側に向かって配置されて構
成される。そして、インク供給手段としてのインク溜ま
り17よりチューブ18を介してインクジェットヘッド
ユニット16にインクが供給されるものである。
ヘッドの分解斜視図を示す。図21に示すインクジェッ
トヘッド21は、複数配列されて上記インクジェットヘ
ッドユニット16を構成するもので、部品ごとに分解し
て示しており、金属又はヤング率が1×1010Pa程度
以上のプラスチック等のような剛性の高い部材(例えは
感光性フィルム)で形成された長方形状の流路板22に
囲まれて、圧力室23が形成されている。
インク液が充填され、その前面側(図において上方)に
は、ノズル孔25が穿設されたノズル板26が接合され
ている(後述する)。ノズル孔25は、外方の印字部
(図示せず)に向いており、圧力室23内のインク液が
ノズル孔25からインク滴となって印字部に向かって吐
出される。
が1×105 〜1×109 Pa程度のゴム又は樹脂等か
らなる弾力性のある弾性体層27を間に挟み込んで、弾
性変形可能な加圧板28が配置されている。加圧板28
は長方形状に形成されて全面で圧力室23に面してお
り、長手方向の両端部において、細いリブ29によって
支持体30に連結されている。それと直角の方向では自
由端になっている。
れると変形する圧電素子であるピエゾ素子31が密着し
て配置されている。加圧板28に対するピエゾ素子31
の当接面は長方形であり、その長手方向は加圧板28の
長手方向と一致している。32は電極である。
ータの構成図を示す。図22(A)は部分斜視図、図2
2(B)は断面図である。図22(A)は圧電アクチュ
エータ33を示したもので、圧電部材の焼成ブロックか
らくり形に加工したピエゾ素子31が2列で所定数形成
され、その対向する面に電極32が形成されたものであ
る。この場合、各ピエゾ素子31の底部に対して深いハ
ーフカットで形成された中央底部34が低く(例えば約
200μm〜300μm)形成され、該各ピエゾ素子3
1の底部より中央底部34にかけて各ピエゾ素子31間
の電極32を分離させる絶縁溝35が形成されたもので
ある。なお、37は、圧電アクチュエータ33を取り付
ける際のガイドとなるホルダである。
エゾ素子31の一方側の電極32を共通電極として共通
リード36aが半田付け等により接着されると共に、他
方側の電極32を個別電極として個別リード36bが同
様に接着されるものである。そこで、図23に、図22
のリードフレームの配置状態の説明図を示す。図23
(A)は部分平面図、図22(B)は側部断面図であ
る。図23(A),(B)に示すように、2列の各ピエ
ゾ素子31間の中央底部34の上方であって、各電極3
2の一方側の下方に支持部36cに一体に形成された共
通リード36aが接着されると共に、他方側の下方に個
別リード36bが接着されたものである。
の接合状態を示すと共に、図25に図24の要部断面説
明図を示す。上記圧電アクチュエータ33は、図21に
示すインクジェットヘッド21のノズル板26、流路板
22、弾性体層27、加圧板28が所定数一体に連設さ
れたヘッド部21aに接着剤を介して所定圧力で加圧し
ながら接着される。
ズル部26a、流路部22a、弾性体部27a、加圧部
28aによりヘッド部21aが形成され、一方で圧電ア
クチュエータ33のホルダ37及び各ピエゾ素子31の
先端部分に接着剤38が塗布される。そして、図25
(B)に示すように、各加圧板28に対応するピエゾ素
子31が位置合わせされて、所定圧力で加圧しながら接
着を行うものである。
23に示すように圧電アクチュエータ33における電極
32への共通リード36a及び個別リード36bの取り
付けが中央底部34の上方で行われることから、接着が
各一箇所であり、一体形成の支持部36c、共通リード
36aが宙に浮いた状態となって強度が低下し、ブロッ
ク間(圧電アクチュエータ33を複数組設けた場合)の
ピエゾ素子31における固定位置精度や半田付け時の熱
による分極劣化のばらつきによる変位量のばらつきを生
じて印字品質を低下させると共に、その後の工程の歩留
りを低下させてコスト高を生じさせるという問題があ
る。
は平面度、平坦度を要求されるが、圧電アクチュエータ
33の各ピエゾ素子31と各加圧板28とは接着剤38
により直接に接着され、かつホルダ37を加圧すること
から、加圧板28の反りやうねりにより各ピエゾ素子3
1に座屈荷重が加わると共に、弾性体層27に圧縮加重
が加わって電圧印加時に加圧板28の変位量が減少し、
インク粒子の十分な飛翔特性が得られず、印字品質を低
下させるという問題がある。
もので、圧電素子の変位量のばらつきの防止による印字
品質の向上を図るインクジェットヘッドを提供すること
を目的とする。
に、請求項1では、インク液が充填される所定数の圧力
室を所定数形成した流路板の一方に対応するノズル孔を
所定数形成したノズル板が設けられると共に、他方に該
各圧力室に対応する変形自在な加圧板を所定数形成した
加圧部が設けられ、各該加圧板を対応する駆動部が所定
数形成されたアクチュエータにより変形させて該ノズル
孔よりインク滴を吐出させるインクジェットヘッドにお
いて、前記アクチュエータは、くし歯状に形成される所
定数の前記駆動部が少なくとも2列で形成されると共
に、該駆動部の対向する2つの面に折曲面の底部にかけ
て電極部が形成され、該列間の中央底部が、それぞれの
該電極部の一方面で共通で電圧印加を行うために接続さ
れる共通リードを形成した支持部を載置させる高さで形
成されてなることを特徴とするインクジェットヘッドが
構成される。
は、前記各駆動部の底部の高さより高く形成されてな
る。請求項3では、請求項1記載の 中央底部は、前記各駆動
部の底部の高さと略同一高さで形成されてなる。
は、前記各駆動部の底部の高さと略同一高さとするスペ
ーサが設けられて形成されてなる。請求項5では、請求項1〜4の 何れか一項において、前
記それぞれの電極部に電圧印加のための対応するリード
が前記底部を含んで少なくとも2面に当接させて接続さ
れてなる。
数の圧力室を所定数形成した流路板の一方に対応するノ
ズル孔を所定数形成したノズル板が設けられると共に、
他方に該各圧力室に対応する変形自在な加圧板を所定数
形成した加圧部が設けられ、各該加圧板を対応する駆動
部が所定数形成されたアクチュエータにより変形させて
該ノズル孔よりインク滴を吐出させるインクジェットヘ
ッドにおいて、前記アクチュエータは、前記駆動部を2
列に配置すると共に、くし歯状に形成される所定数の前
記駆動部の対向する2つの面に折曲底部にかけて電極部
が形成され、それぞれの該電極部の該底部に電圧印加の
ためのワイヤが電気的接続されてなるインクジェットヘ
ッドが構成される。
駆動部をくし歯状に少なくとも2列に形成して各駆動部
の対向する2面で折曲部の底部にかけて電極部を形成さ
せるもので、列間の中央底部は共通リードが形成された
支持部を載置させる高さであり、適宜底部より高く、又
は底部と略同一高さ、又はスペーサを用いて底部とは略
同一高さに形成する。これにより、支持部を中央底部で
載置させてリード固定することから強度が向上してその
後の工程での歩留り向上、量産性向上による低コスト化
が図られると共に、駆動部の変位量のばらつきが回避さ
れてインク飛翔特性の安定性による印字品質の向上を図
ることが可能となる。
載置し、さらにリードを電極の底部を含んだ2面で接続
する。これにより、接着強度の向上及び位置決め精度が
向上し、ひいては低コスト化と共に駆動部の変位量の安
定性からインク飛翔特性の安定性による印字品質の向上
を図ることが可能となる。
れた各駆動部の対向する2面に折曲底部にかけて電極部
を形成するものであって、該底部でワイヤを電気的接続
させる。これにより、容易に電圧印加のためのリードを
フレキシブルに接続可能であって自由性が向上すると共
に、熱による分極劣化が回避されて安定して駆動部が駆
動され、印字品質を向上させることが可能となる。
部構成図を示す。図1(A)は圧電アクチュエータ41
A の部分斜視図を示したもので、前述の図20及び図2
1に示されるインクジェットプリンタにおけるインクジ
ェットヘッドで使用される駆動手段としてのものであ
る。また、図1(B)は図1(A)の概略断面図、図1
(C)はリードと電極との接合部分の部分拡大図であ
る。
1A は、圧電部材で形成された焼成ブロックを例えば2
列のくし歯状に形成して四隅部分をそれぞれガイド部4
2とし、他の部分を駆動部としての圧電素子43とす
る。そして圧電素子43の対向する広い側面部44a,
44a及びその下部から垂直の折曲面の底部44b,4
4bに電極44,44が形成されると共に、ブロックの
一方向中央部分に該底部44b,44bより低い中央底
部45が形成される。また、各圧電素子43の底部44
b間には絶縁のための溝46が形成される。
圧電素子43の電極44に接続する電極引出しとしての
リードフレーム47が用意され(後述する)、該リード
フレーム47は内側に配置された共通リード47aと両
外側に配置された個別リード47bで構成される。ま
た、共通リード47a及び個別リード47bは例えば断
面矩形状(丸形状、他の多角形状でもよい)で形成され
ており、各圧電素子43の一方面側の電極44を共通と
する共通リード47aが配置され、他方面側の電極44
を各個別とする個別リード47bが配置される。
リード47a及び個別リード47bの先端が、各圧電素
子43の少なくとも側面部44aの下部及び底部44b
の2面に当接状態で半田等の導電接着材48により取り
付けられるものである。そこで、図2に、リードフレー
ムの接続状態の説明図を示す。図2(A)は部分平面
図、図2(B)は側部断面図である。図2(A),
(B)に示すように、まず、所定数の共通リード47a
は支持部47cで一体的に形成され、その両側に所定数
の個別リード47bが配置されて直角に折曲されたもの
で(図1参照)、上述のように各共通リード47a及び
各個別リード47bが各圧電素子43の対向する電極4
4における側面部44aの下部及び底部44bの2面で
接着状態とされたものである。
できると共に、各リードを一定位置で固定可能となって
各ブロック間(複数の圧電アクチュエータが使用される
インクジェットヘッドの場合)の各圧電素子43の変位
量のばらつきを低減することができることから、歩留り
向上による低コスト化及び印字品質の向上を図ることが
できるものである。
タの製造説明図を示す。図3(A)において、ピエゾ部
材等の圧電部材で形成した焼成ブロック51をダイシン
グにより所定方向にハーフカットで所定数の溝52を入
れてくし歯状に形成し、全面に鍍金により例えばNi
(ニッケル)層を下地としてAu(金)めっき53を施
して電極44となる部分を形成する。その後、くし歯の
先端を研磨し、各溝52内に薄いブレードでくし歯の根
本部分に溝46を形成して各Auめっき53を切断して
各くし歯(圧電素子43となる部分)の間の絶縁を図
る。
電アクチュエータ41の中央溝となるハーフカットの溝
54を形成して中央底部45を形成し、圧電素子43が
中央溝54の両側に2列となる分の幅でフルカットして
焼成ブロック51より分離することにより、一個の圧電
アクチュエータ41が製造される。なお、一つの焼成ブ
ロック51より複数個の圧電アクチュエータ41A を分
離する場合には、フルカット前に所定間隔で中央溝54
となるハーフカットを所定数形成して圧電素子43の2
列分幅ごとにフルカットを行うものである。
レームの平面図を示すと共に、図5に図4のリードフレ
ームの折曲状態の説明図を示す。図4は、図1のリード
フレーム47となる元のリードフレーム板55を示して
おり、中央部分の支持部47cより圧電素子43に対応
する数の共通リード47aの部分が両側に一体に形成さ
れ、この共通リード47aと部分とタイバー56を介在
させて対応する個別リード47bが一体に形成される。
ド47aを外部に引き出すための外部リード47dがそ
れぞれ一体形成される。そして、個別リード47b及び
外部リード47dの先端にはそれぞれクレドール57
a,57bが一体に形成されて、圧電アクチュエータ4
1A に取り付けられるまでの強度を確保している。例え
ば、リードフレーム板55は42アロイの薄板をプレス
又はエッチングにより図4に示すパターンを形成し、表
面に半田めっきを施して形成するものである。
(A),(B)に示すようにタイバー56のクレドール
57a,57b側で支持部47c部分を中心として同方
向に直角に折曲する。そこで、図6に、図5のリードフ
レーム板の圧電アクチュエータとの配置状態の説明図を
示す。図3で説明したように形成された圧電アクチュエ
ータ41A における圧電素子43の先端側から、図5の
リードフレーム板55を該圧電アクチュエータ41A の
中央底部45の上方に支持部47cが位置するように、
かつ共通リード47a、個別リード47c及び外部リー
ド47dの先端となる部分を、対応する各圧電素子43
における側面部44aの下部及び底部44bの2面に当
接するように位置させる(図1(C)参照)。
田が盛られており、リフローすることにより電極44に
各リード47a,47b,47dを固着するものであ
る。そして、タイバー56及びクレドール57a,57
bを切断することにより、前述の図24,図25に示す
ような加圧部(28a)に接続する圧電アクチュエータ
41A が形成されるもので、該圧電アクチュエータ41
A を加圧部(ヘッド部)に接着剤で固着することにより
インクジェットヘッドが構成されるものである。
着する際に、上記各リード47a,47b,47dの固
定が強固であることから、加圧等によっても歩留りを向
上させることができ、各リード47a,47b,47d
の固定位置が一定となって各圧電素子43(各ブロック
間の圧電素子を含む)の変位量のばらつきが低減されて
インク飛翔特性の安定による印字品質を向上させること
ができるものである。
構成図を示す。図7(A)は圧電アクチュエータ41B
(リードフレームを除く)の部分斜視図、図7(B)は
リードフレームを接続したときの部分平面図である。図
7(A)に示す圧電アクチュエータ41B は、2列の圧
電素子43間の中央溝で形成した中央底部45aの高さ
(b)を圧電素子43における電極44の底44bの高
さ(a)より高く(b>a)形成させると共に、列方向
に該中央底部45aを独立させる溝46a,46aを形
成させたものである。
ーフカットによる中央溝54の加工を上記高さ(b)で
行った後に溝46a,46aをダイシングにより形成す
るものである。また、リードフレーム47は、図7
(B)に示すように、共通リード47aが一体に形成さ
れた支持部47cに、上記中央底部45aに対応する開
口部47eをエッチング等により形成し、さらに導電性
接着材を印刷により設ける。そして、開口部47eより
中央底部45aを嵌合状態にして上記底部44a上で加
圧して接着させたものである。
図示を省略してあるもので、圧電素子43、電極44等
の形成及びリードフレーム47の他の形成は第1実施例
と同様である。また、リードフレーム47の共通リード
47a、個別リード47b、外部リード47dの接続は
図1(C)と同様でもよく、一面のみの接続でもよい。
すようなブロックを複数使用する場合に、ブロック間の
圧電素子43の変位量のばらつきを減少させることがで
きると共に、該圧電素子43の分極が劣化しない程度の
温度で硬化することから分極劣化を防止することがで
き、インク飛翔特性の安定による印字品質を向上させる
ことができる。またリードフレーム47の位置決めが高
精度で行われて半田付け以外の方法でも電極取り出しを
行うことができるものである。
構成図を示す。図8(A)は圧電アクチュエータ41c
の部分斜視図(リードフレームは省略してある)、図8
(B)は概略側断面図である。図8(A)に示す圧電ア
クチュエータ41cは中央底部45bを、圧電素子43
における電極44の底部44bと略同じ高さに形成した
もので他の構成は図7(A)と同様である。
フレーム47の共通リード47aが一体形成される支持
部47cには図7(B)のような開口部47eの形成は
不要となり、該中央底部45bの電極形成時の鍍金部分
が施されている部分と施されていない部分上に支持部4
7cが載置状態となり、接着剤等により加圧接着され
る。なお、共通リード47a、個別リード47b、外部
リード47dの電極44への接着(半田付け)は図1
(C)と同様に2面でもよく、一面のみであってもよ
い。半田付けは、例えば高周波電磁ウェルダや近赤外線
等により行う。
47を中央底部45b上に固定されることから、アセン
ブリ組立て時の歩留りの向上、量産性の向上を図ること
ができ、集積化が可能であると共に、強度的に有利とす
ることができる。また、上述と同様に圧電素子43の変
位量のばらつきの減少、分極劣化及び変位量のばらつき
を減少させることができ、インク飛翔特性の安定による
印字品質を向上させることができる。さらに各リード4
7a,47b,47dの接着を近赤外線で行うことによ
り、非接触で半田付けを行うことができるものである。
の要部構成図を示す。図9(A),(B)に示す圧電ア
クチュエータ41D は、図1に示す圧電アクチュエータ
41 A の中央底部45上に、該中央底部45から圧電素
子43における電極44の底部44bまでの高さと略同
一厚さのスペーサ58を取り付けたもので、上述の図8
と同様の機能をさせたものである。このスペーサ58
は、厚さ例えば0.5mmの高硬度、高加工性、耐熱性
の部材により、例えばセラミックスで形成される。
ム(47)は省略してあるが、配置状態や接続は図8
(B)と同様である。これによって、上記図8と同様の
効果を奏することができるものである。次に、図10
に、本発明の第4実施例の要部構成図を示す。図10
(A)は圧電アクチュエータ41E の部分平面図、図1
0(B)は部分断面図である。図10(A),(B)に
示す圧電アクチュエータ41E は、2列に配置された圧
電素子43に電極44が形成されることは、図1(A)
のリードフレーム47(共通リード47a、個別リード
47b)を除いた状態と同様であり、この電極44の底
部44b上でAu(金)等のワイヤ59でそれぞれボン
ディングにより電極取り出しを行ったものである。
電極取り出しを行うことができると共に、熱による分極
劣化が防止されて各圧電素子43間のばらつきが減少し
てインク飛翔特性が安定し、印字品質を向上させること
ができるものである。また、圧電アクチュエータの良
品、不良品を容易に判別することができるものである。
部断面図を示す。図11は、本発明のインクジェットヘ
ッド61の部分断面図を示したもので、ノズル板62に
テーパ部63a、ストレート部63bで形成されたノズ
ル孔63が所定数形成され、このノズル板62上に流路
板64が配置される。流路板64は、ノズル孔63に対
応する開口部が形成されると共に、開口部と連通するイ
ンク供給路(図に表われず)が形成される。上記開口部
が圧力室65となる。
66が形成され、該弾性体層66上に加圧部67が取り
付けられる。加圧部67は圧力室65に対応する加圧板
67aが支持枠よりリブを介して(図に表われず)一体
的に形成されたもので、該リブによる撓みで該加圧板6
7aが圧力室65に対して正圧力、負圧力を加える。
れるが、この構成は従来からの構成(図25参照)と同
様である。上記加圧部67上に圧電アクチュエータ41
F が配置される。この圧電アクチュエータ41F は両端
のガイド部42間に圧電素子43が所定数くし歯状に形
成されたもので、各圧電素子43の先端部分と加圧板6
7aとが位置対応する。この場合、圧電素子43の端面
の位置は、ガイド部42の端面の位置より段差dだけ短
かく形成されており、各加圧板67aに対して例えばエ
ポキシ系接着剤の接着層69が介在される。
以上の高さの接着部材による接着層69が盛られた圧電
アクチュエータ41F を加圧部67に加圧して接着する
ものである。例えば、上記段差dは、接着層69となる
接着部材の塗布の高さ、該接着層69を介した圧電アク
チュエータ41F と加圧板67aの剛性とから設定され
るもので、例えば5μm〜50μmで設定される。この
段差dが例えば5μm未満の場合には、ヘッド部68の
うねりが約±2μmであり、弾性体層66に圧縮荷重が
加わるからであり、また段差dが50μmを越える場合
にはヤング率が3GPaとなって他の構成部材より低
く、剛性が低下して伝達効率が低下するからである。因
みに、ガイド部42のヤング率は約20GPa、圧電素
子43のヤング率は約50GPaである。
42が加圧部67に接合されることとなり、圧電素子4
3と加圧板67aとの間に介在させた接着層69により
加圧部67の接着時に生じる弾性体層66への圧縮荷重
及び該圧電素子43自体への座屈荷重が加えられないよ
うにすることができ、この結果、インク飛翔特性が安定
されると共に、印字品質を向上させることができるもの
である。
エータの製造説明図を示す。図12(A)に示すピエゾ
部材のような圧電部材の焼成ブロック71の一端面を、
図12(B)に示すように、ガイド部42となる部分を
残して段差dの深さでダイシングソー又はスライサによ
り切削加工を行い、段差部72を形成する。そして、図
12(C)に示すように、段差部72aを形成した部分
を所定間隔でダイシングソーによりハーフカットして溝
73を形成することにより、両端のガイド部42間で所
定数の圧電素子43が形成されるものである。なお、各
圧電素子43は上述の図1(A)に示すような電極(図
示せず)が形成されると共に、リードフレームやワイヤ
ボンディングにより電極取り出しが行われるものであ
る。
図を示す。図13に示すインクジェットヘッド61は、
図12に示す圧電アクチュエータ41F を4列で使用し
たものであり、4列にノズル孔63が形成されたノズル
板62と、ノズル孔63に対応する圧力室65及び該圧
力室65にインクを供給するための共通のインク供給路
64aが形成された流路板64と、圧力室65に対応し
た開口部66aが形成された弾性部材の弾性体層66
と、圧力室65に対応した加圧板67aがリブによって
可撓自在に形成された加圧部67とで順次組み合わせる
ことでヘッド部68が構成される。
F が、加圧板67aに圧電素子43を対応させてヘッド
ホルダ74内に設置される。この場合、ヘッドホルダ7
4には圧電アクチュエータ41F の位置合わせをすべく
ガイド部42を支持するようにストロット75が設けら
れる。そして、図示されないが各圧電素子43の先端に
上記接着層69を塗布して各加圧板67aに位置させて
加圧することにより接着が行われ、4列ノズル孔のイン
クジェットヘッド61が構成されるものである。
作説明図を示す。図14(A)は圧電素子43に電圧を
印加していない状態を示しており、圧力室65内は無負
荷状態である。そして、図14(B)に示すように、圧
電素子43に電圧を印加すると、該圧電素子43が変位
し、接着層69を介して加圧板67aを引き、弾性体層
66を変形させる。このとき、圧力室65内は負圧とな
り、インク供給路64aよりインク液70が供給され
る。
すると、該圧電素子43は元の状態に復帰して圧力室6
5内に圧力を加える。これにより、インク粒子70aが
ノズル孔63より噴射されるものである。続いて、図1
5に第5実施例の他の実施例の要部断面図を示すと共
に、図16に図15のX方向からの部分断面図を示す。
図15及び図16に示すインクジェットヘッド61は、
圧電アクチュエータ41G をガイド部42aと圧電部4
3aに分離したものでプリント基板76にガイド部42
aが固着されると共に、各圧電素子43の対向する電極
から取り出される共通リード47a及び個別リード47
bが半田77により実装されたもので他の構成は図11
と同様である。
とを分離させて圧電アクチュエータ41G を構成するこ
とにより、全部をピエゾ部材のような高価な圧電部材で
形成するよりも安価とすることができるものである。次
に、図17に、第5実施例の他の実施例の要部断面図を
示す。図17に示すインクジェットヘッド61は、圧電
アクチュエータ41H のガイド部42の端面を圧電素子
43の端面の位置と同列とし、該ガイド部42の端面上
に積層部78を介在させたもので、他の構成は図11と
同様である。この積層部78の高さは、加圧部67のう
ねり±2μmであることを考慮して5μm以上とし、ま
た接着層69の塗布可能な高さ(加圧板67aと圧電素
子43との濡れ性)、及び接着層69のヤング率から5
0μm以下とする必要がある。
率が3GPa)69よりも高いヤング率のものが選択さ
れ、例えば液状ポリイミド(ヤング率4GPa)、樹脂
フィルム(PET(ポリエチレンテレフタレート):P
EN(ポリエチレンナフタレート)でヤング率6〜7G
Pa)、及び液状レジスト(ヤング率4GPa)が使用
される。
エータの製造説明図を示す。図18はセラミックス等の
圧電部材を焼成したブロック79の一つの面上に液状レ
ジストやDFR(ドライフィルムレジスト)等のパター
ニング可能な積層部材80を積層し、図18(B)に示
すようにガイド部42となる部分を残すパターニングで
露光、映像を行って積層部78,78を形成する。そし
て、図18(C)に示すように、積層部78間で所定間
隔にダイシングソーによりハーフカットで溝73を形成
して各圧電素子43を所定数形成するものである。
(A)に示すような電極(図示せず)が形成されると共
に、リードフレームやワイヤボンディングにより電極取
り出しが行われるものである。また、積層部78の他の
形成方法として、スクリーン印刷を用いたり、金属めっ
き(無電解メッキ)を用いる方法等がある。
を形成することによっても図11に示すインクジェット
ヘッド61と同様の効果を得ることができるものであ
る。続いて、図19に、第5実施例の圧電アクチュエー
タの他の構成図を示す。図19(A)に示すように、例
えばヤング率50GPa以上のセラミックスを「コ」の
字状に形成したホルダ部81を用意し、またピエゾ部材
等の圧電部材を焼成したブロック(ヤング率が例えば5
0GPa以上)82を用意する。このブロック82はホ
ルダ部80の凹部に嵌合する大きさであり、かつ図19
(B)に示すように嵌合したときにホルダ部81の端面
と段差を形成させる大きさで形成される。
ック82をダイシングソーにより所定間隔でハーフカッ
トして溝73を形成することにより所定数の圧電素子4
3が形成される。これにより、全体形状は図12及び図
18に示す形状と同様に、ホルダ部81の両端をガイド
部42として、その端面と該圧電素子43の端面とに段
差を有する圧電アクチュエータ41I を形成できるもの
で、上述と同様の効果を得ることができるものである。
クチュエータ41F は圧電素子43を形成する部分が他
の部分の約50%となっていることに鑑み、図19
(C)に示すように圧電素子43と形成するブロック8
2のみを圧電部材で形成し、他の部分のホルダ部81を
安価な部材(セラミックス等)で形成することにより、
全体として安価な圧電アクチュエータ41I を得ること
ができるものである。また、ホルダ部81をブロック8
2と同等のヤング率の部材で形成することから、圧電素
子43の駆動時に全体が振動することを防止することが
でき、インク粒子の飛翔の安定性を図ることができるも
のである。
ば、駆動部をくし歯状に少なくとも2列に形成して各駆
動部の対向する2面で折曲部の底部にかけて電極部を形
成させるもので、列間の中央底部を共通リードが形成さ
れた支持部を載置させる高さであり、適宜底部より高
く、又は底部と略同一高さ、又はスペーサを用いて底部
とは略同一高さに形成することにより、支持部を中央底
部で載置させてリード固定することから強度が向上して
その後の工程での歩留り向上、量産性向上による低コス
ト化が図られると共に、駆動部の変位量のばらつきが回
避されてインク飛翔特性の安定性による印字品質の向上
を図ることができる。
部に載置し、さらにリードを電極の底部を含んだ2面で
接続することにより、接着強度の向上及び位置決め精度
が向上し、ひいては低コスト化と共に駆動部の変位量の
安定性からインク飛翔特性の安定性による印字品質の向
上を図ることができる。
成された各駆動部の対向する2面に折曲底部にかけて電
極部を形成するものであって、該底部でワイヤを電気的
接続させることにより、容易に電圧印加のためのリード
をフレキシブルに接続可能であって自由性が向上すると
共に、熱による劣化が回避されて安定して駆動部が駆動
され、印字品質を向上させることができる。
る。
る。
ある。
ある。
との配置状態の説明図である。
ある。
である。
である。
ある。
図である。
る。
ある。
である。
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 インク液が充填される所定数の圧力室を
所定数形成した流路板の一方に対応するノズル孔を所定
数形成したノズル板が設けられると共に、他方に該各圧
力室に対応する変形自在な加圧板を所定数形成した加圧
部が設けられ、各該加圧板を対応する駆動部が所定数形
成されたアクチュエータにより変形させて該ノズル孔よ
りインク滴を吐出させるインクジェットヘッドにおい
て、前記アクチュエータは、くし歯状に形成される所定数の
前記駆動部が少なくとも2列で形成されると共に、該駆
動部の対向する2つの面に折曲面の底部にかけて電極部
が形成され、 該列間の中央底部が、それぞれの該電極部の一方面で共
通で電圧印加を行うために接続される共通リードを形成
した支持部を載置させる高さで形成されてなること を特
徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項2】 請求項1記載の中央底部は、前記各駆動
部の底部の高さより高く形成されてなることを特徴とす
るインクジェットヘッド。 - 【請求項3】 請求項1記載の中央底部は、前記各駆動
部の底部の高さと略同一高さで形成されてなることを特
徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項4】 請求項1記載の中央底部は、前記各駆動
部の底部の高さと略同一高さとするスペーサが設けられ
て形成されてなることを特徴とするインクジェットヘッ
ド。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れか一項において、前
記それぞれの電極部に電圧印加のための対応するリード
が前記底部を含んで少なくとも2面に当接させて接続さ
れてなることを特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項6】 インク液が充填される所定数の圧力室を
所定数形成した流路板の一方に対応するノズル孔を所定
数形成したノズル板が設けられると共に、他方に該各圧
力室に対応する変形自在な加圧板を所定数形成した加圧
部が設けられ、各該加圧板を対応する駆動部が所定数形
成されたアクチュエータにより変形させて該ノズル孔よ
りインク滴を吐出させるインクジェットヘッドにおい
て、 前記アクチュエータは、前記駆動部を2列に配置すると
共に、くし歯状に形成される所定数の前記駆動部の対向
する2つの面に折曲底部にかけて電極部が形成 され、そ
れぞれの該電極部の該底部に電圧印加のためのワイヤが
電気的接続されてなること を特徴とするインクジェット
ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4016596A JP3495175B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | インクジェットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4016596A JP3495175B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | インクジェットヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09226124A JPH09226124A (ja) | 1997-09-02 |
| JP3495175B2 true JP3495175B2 (ja) | 2004-02-09 |
Family
ID=12573160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4016596A Expired - Fee Related JP3495175B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | インクジェットヘッド |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3495175B2 (ja) |
-
1996
- 1996-02-27 JP JP4016596A patent/JP3495175B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09226124A (ja) | 1997-09-02 |
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