JP3496682B2 - 「2−(ωアルコキシカルボニルアルカノイル)−4−ブタノリッド及び長鎖ω−オキシカルボン酸の製造法」 - Google Patents
「2−(ωアルコキシカルボニルアルカノイル)−4−ブタノリッド及び長鎖ω−オキシカルボン酸の製造法」Info
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Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、2−(ω−アルコキシカルボニルアルカノイ
ル)−4−ブタノリッド及び長鎖ω−オキシカルボン酸
の製造法に関する。
ル)−4−ブタノリッド及び長鎖ω−オキシカルボン酸
の製造法に関する。
背景技術
長鎖ω−オキシカルボン酸は分子内環化反応を行わせ大
環状ラクトンに誘導できる。シクロペンタデカノリド、
シクロヘキサデカノリドなどの大環状ラクトンはムスク
香料として価値がある。2−(ω−アルコキシカルボニ
ルアルカノイル)−4−ブタノリッドは、これを加水分
解、脱炭酸、次いでカルボニル基の還元というステップ
を経て長鎖ω−オキシカルボン酸となることが知られて
いる。本発明は、大環状ラクトンの中間体である長鎖ω
−オキシカルボン酸およびその中間体と位置づけられる
2−(ω−アルコキシカルボニルアルカノイル)−4−
ブタノリッドの製造法に関する。
環状ラクトンに誘導できる。シクロペンタデカノリド、
シクロヘキサデカノリドなどの大環状ラクトンはムスク
香料として価値がある。2−(ω−アルコキシカルボニ
ルアルカノイル)−4−ブタノリッドは、これを加水分
解、脱炭酸、次いでカルボニル基の還元というステップ
を経て長鎖ω−オキシカルボン酸となることが知られて
いる。本発明は、大環状ラクトンの中間体である長鎖ω
−オキシカルボン酸およびその中間体と位置づけられる
2−(ω−アルコキシカルボニルアルカノイル)−4−
ブタノリッドの製造法に関する。
従来から15−ヒドロキシペンタデカン酸、16−ヒドロ
キシヘキサデカン酸などの長鎖ω−オキシカルボン酸の
合成法に関しては、種々の方法が知られている。例えば
Dutch Pat.67,458(1951)[Polak&Schwarz]C.A.45
9076(1951)に記載された方法等がある。しかしなが
ら、この方法は、なんと10工程を経て、長鎖ω−ブロモ
カルボン酸を得ており、これを加水分解すると長鎖ω−
オキシカルボン酸となるが、長い合成工程を要すると
か、原料物質が比較的入手し難いとか、したがって工業
的な大量生産に適しないとかいった理由から、工業的な
製造法としては決して満足のいくものではない。
キシヘキサデカン酸などの長鎖ω−オキシカルボン酸の
合成法に関しては、種々の方法が知られている。例えば
Dutch Pat.67,458(1951)[Polak&Schwarz]C.A.45
9076(1951)に記載された方法等がある。しかしなが
ら、この方法は、なんと10工程を経て、長鎖ω−ブロモ
カルボン酸を得ており、これを加水分解すると長鎖ω−
オキシカルボン酸となるが、長い合成工程を要すると
か、原料物質が比較的入手し難いとか、したがって工業
的な大量生産に適しないとかいった理由から、工業的な
製造法としては決して満足のいくものではない。
また、別の方法として、ω−シアノ脂肪酸エステルと
γ−ブチロラクトンとを出発物質とする方法が特開平5
−86013号公報に記載されていて、公知である。すなわ
ち、11−シアノウンデカン酸とメチルとγ−ブチロラク
トンとをアルカリ金属アルコラートの存在下に反応させ
て、α−(11−シアノウンデカノイル)−γ−ブチロラ
クトンを取得し、これを加水分解して15−ヒドロキシ−
12−ケトペンタデカノニトリルを取得し、これを、ゾン
化、二次加水分解、および還元の各工程に供して、15−
ヒドロキシペンタデカン酸を取得している。
γ−ブチロラクトンとを出発物質とする方法が特開平5
−86013号公報に記載されていて、公知である。すなわ
ち、11−シアノウンデカン酸とメチルとγ−ブチロラク
トンとをアルカリ金属アルコラートの存在下に反応させ
て、α−(11−シアノウンデカノイル)−γ−ブチロラ
クトンを取得し、これを加水分解して15−ヒドロキシ−
12−ケトペンタデカノニトリルを取得し、これを、ゾン
化、二次加水分解、および還元の各工程に供して、15−
ヒドロキシペンタデカン酸を取得している。
この方法によるも、原料入手が一般的に困難とされて
おり、しかも比較的高価とされている11−シアノウンデ
カン酸メチルを原料としているので、優れた方法ではあ
るが、いまだ充分満足すべきものではない。また、ωの
位置のニトリル基を最終的にはカルボキシル基にしなけ
ればならない、というのも若干の問題である。
おり、しかも比較的高価とされている11−シアノウンデ
カン酸メチルを原料としているので、優れた方法ではあ
るが、いまだ充分満足すべきものではない。また、ωの
位置のニトリル基を最終的にはカルボキシル基にしなけ
ればならない、というのも若干の問題である。
発明の開示
本発明の目的は、結果的には長鎖ω−オキシカルボン
酸を短い工程で、かつ入手容易な原料から取得すること
になる2−(ω−アルコキシカルボニルアルカノイル)
−4−ブタノリッドの工業的に有利な製造法を提供する
こと、及び、長鎖ω−オキシカルボン酸の工業的に有利
な製造法を提供すること、にある。
酸を短い工程で、かつ入手容易な原料から取得すること
になる2−(ω−アルコキシカルボニルアルカノイル)
−4−ブタノリッドの工業的に有利な製造法を提供する
こと、及び、長鎖ω−オキシカルボン酸の工業的に有利
な製造法を提供すること、にある。
本願発明者らは、鋭意研究の結果、γ−ブチロラクト
ンを次の一般式 ROOC(CH2)nCOOR(但しn=7〜13、Rはアルキル基
またはアルケニル基) を有する、入手が極めて容易であり、かつ安価なジカル
ボン酸エステルと縮合反応させると、予想に反して選択
率、収率ともに良好に2−(ω−アルコキシカルボニル
アルカノイル)−4−ブタノリッドが得られることを見
出し本発明を完成した。また、本願発明者らは、2−
(ω−アルコキシカルボニルアルカノイル)−4−ブタ
ノリッドは、これを加水分解、脱炭酸させ、次いで得ら
れた生成物のカルボニル基を還元してメチレン基とする
と長鎖ω−オキシカルボン酸が提供されるので、長鎖ω
−オキシカルボン酸の工業的に有利な製造法を確立した
のである。
ンを次の一般式 ROOC(CH2)nCOOR(但しn=7〜13、Rはアルキル基
またはアルケニル基) を有する、入手が極めて容易であり、かつ安価なジカル
ボン酸エステルと縮合反応させると、予想に反して選択
率、収率ともに良好に2−(ω−アルコキシカルボニル
アルカノイル)−4−ブタノリッドが得られることを見
出し本発明を完成した。また、本願発明者らは、2−
(ω−アルコキシカルボニルアルカノイル)−4−ブタ
ノリッドは、これを加水分解、脱炭酸させ、次いで得ら
れた生成物のカルボニル基を還元してメチレン基とする
と長鎖ω−オキシカルボン酸が提供されるので、長鎖ω
−オキシカルボン酸の工業的に有利な製造法を確立した
のである。
一般に本発明方法において使用される長鎖のジカルボ
ン酸エステルは、分子内に長いメチレン鎖を介して2個
のエステル官能基を持っているため、シュウ酸のエステ
ルのように近接して2個のエステル官能基を持つ化合物
とは反応性に大きな違いがあり、自己縮合とか分子内環
化反応(Dieckmann縮合,J.P.Schaefer,Organic Reactio
ns,Vol.15,P1 John Wiely & Sons,1967)とかいった副
反応を起こしやすい。
ン酸エステルは、分子内に長いメチレン鎖を介して2個
のエステル官能基を持っているため、シュウ酸のエステ
ルのように近接して2個のエステル官能基を持つ化合物
とは反応性に大きな違いがあり、自己縮合とか分子内環
化反応(Dieckmann縮合,J.P.Schaefer,Organic Reactio
ns,Vol.15,P1 John Wiely & Sons,1967)とかいった副
反応を起こしやすい。
したがって長鎖のジカルボン酸エステルとモノカルボ
ン酸エステル(分子内エステルであるラクトンを含む)
の縮合によって異種エステル間の特定の縮合物を得よう
とすれば、その選択性は極めて悪く製法として実用に供
し得ないものと予想される。また、本発明者らの検討に
よると、アジピン酸エステルという炭素数が比較的少な
いジカルボン酸のエステルとγ−ブチロラクトンとの反
応も同様の結果であった。しかしながら、本発明者らは
モノカルボン酸のエステルとしてγ−ブチロラクトンを
使用し、ジカルボン酸エステルとして炭素数9〜15のジ
カルボン酸のエステルを使用すると、上記予想に反し
て、γ−ラクトンのα位において、長鎖のジカルボン酸
エステルの一方のエステル基へ選択的に縮合反応が起こ
り2−(ω−アルコキシカルボニルアルカノイル)−4
−ブタノリッドが収率よく得られることを見出した。
ン酸エステル(分子内エステルであるラクトンを含む)
の縮合によって異種エステル間の特定の縮合物を得よう
とすれば、その選択性は極めて悪く製法として実用に供
し得ないものと予想される。また、本発明者らの検討に
よると、アジピン酸エステルという炭素数が比較的少な
いジカルボン酸のエステルとγ−ブチロラクトンとの反
応も同様の結果であった。しかしながら、本発明者らは
モノカルボン酸のエステルとしてγ−ブチロラクトンを
使用し、ジカルボン酸エステルとして炭素数9〜15のジ
カルボン酸のエステルを使用すると、上記予想に反し
て、γ−ラクトンのα位において、長鎖のジカルボン酸
エステルの一方のエステル基へ選択的に縮合反応が起こ
り2−(ω−アルコキシカルボニルアルカノイル)−4
−ブタノリッドが収率よく得られることを見出した。
周知の如く、長鎖のジカルボン酸はナイロン6,12、ナ
イロン6,10などのいわゆる高級ナイロンの原料として入
手容易であり、安価であり、したがって長鎖のジカルボ
ン酸エステルも入手容易であり、安価である。
イロン6,10などのいわゆる高級ナイロンの原料として入
手容易であり、安価であり、したがって長鎖のジカルボ
ン酸エステルも入手容易であり、安価である。
発明を実施する最良の形態
本発明において、縮合反応は塩基からなる縮合剤の存
在下に行うのが好ましい。ここに言う縮合剤としては、
一般にエステルのクライゼン縮合あるいはデイークマン
縮合に使用されるものが使用され、具体例を挙げるとリ
チウム、ナトリウム、カリウム、などのアルカリ金属、
リチウムハイドライド、ナトリウムハイドライド、カリ
ウムハイドライド、などのアルカリ金属ハイドライド、
リチウムアミド、ナトリウムアミド、カリウムアミド、
などのアンモニアのアルカリ金属塩、リチウムジイソプ
ロピルアミド、ナトリウムジイソプロピルアミド、リチ
ウムN−メチルアニリド、ナトリウムN−メチルアニリ
ドなどのアミン類のアルカリ金属アミド、ジイソプロピ
ルアミノマグネシウムクロリド、N−メチルアニリノマ
グネシウムクロリドなどのアミン類のマグネシウム塩、
ナトリウムメトキサイド、ナトリウムエトキサイド、ナ
トリウムn−プロポキサイド、ナトリウムイソプロポキ
サイド、ナトリウムn−ブトキサイド、カリウムt−ブ
トキサイドなどのアルコール類のアルカリ金属アルコラ
ート、ナトリウムナフタレン、トリフェニルメチルナト
リウムなどの有機アルカリ金属化合物等である。本発明
において、縮合剤は、一般式ROM(Mは炭素数1〜4の
アルキル基であり、Mはアルカリ金属である)を有する
アルカリ金属アルコラートであることが好ましい。ま
た、本発明において、縮合剤の使用量は特に制限はない
が、γ−ブチロラクトン1モルに対して0.1〜5当量、
好ましくは0.5〜3当量である。
在下に行うのが好ましい。ここに言う縮合剤としては、
一般にエステルのクライゼン縮合あるいはデイークマン
縮合に使用されるものが使用され、具体例を挙げるとリ
チウム、ナトリウム、カリウム、などのアルカリ金属、
リチウムハイドライド、ナトリウムハイドライド、カリ
ウムハイドライド、などのアルカリ金属ハイドライド、
リチウムアミド、ナトリウムアミド、カリウムアミド、
などのアンモニアのアルカリ金属塩、リチウムジイソプ
ロピルアミド、ナトリウムジイソプロピルアミド、リチ
ウムN−メチルアニリド、ナトリウムN−メチルアニリ
ドなどのアミン類のアルカリ金属アミド、ジイソプロピ
ルアミノマグネシウムクロリド、N−メチルアニリノマ
グネシウムクロリドなどのアミン類のマグネシウム塩、
ナトリウムメトキサイド、ナトリウムエトキサイド、ナ
トリウムn−プロポキサイド、ナトリウムイソプロポキ
サイド、ナトリウムn−ブトキサイド、カリウムt−ブ
トキサイドなどのアルコール類のアルカリ金属アルコラ
ート、ナトリウムナフタレン、トリフェニルメチルナト
リウムなどの有機アルカリ金属化合物等である。本発明
において、縮合剤は、一般式ROM(Mは炭素数1〜4の
アルキル基であり、Mはアルカリ金属である)を有する
アルカリ金属アルコラートであることが好ましい。ま
た、本発明において、縮合剤の使用量は特に制限はない
が、γ−ブチロラクトン1モルに対して0.1〜5当量、
好ましくは0.5〜3当量である。
本発明において、縮合反応の温度は特に限定はされな
いが0〜200℃特に50〜150℃の範囲が好ましい。
いが0〜200℃特に50〜150℃の範囲が好ましい。
また、本発明において、ジカルボン酸エステルの使用
量は、γ−ブチロラクトンに対して過剰モルであること
が好ましく、2倍モル以上が特に好ましい。2倍モル以
上であると、とりわけ選択率が向上するからである。反
応混合物から未反応のジカルボン酸エステルを回収し、
縮合反応に循環再使用することが効率的な反応のために
好ましく、反応混合物から未反応ジカルボン酸エステル
の回収は単蒸留で容易に行うことが出来る。ジカルボン
酸エステルの過剰モル使用と循環再使用とが相俟ってよ
り効率的な反応を実現する。
量は、γ−ブチロラクトンに対して過剰モルであること
が好ましく、2倍モル以上が特に好ましい。2倍モル以
上であると、とりわけ選択率が向上するからである。反
応混合物から未反応のジカルボン酸エステルを回収し、
縮合反応に循環再使用することが効率的な反応のために
好ましく、反応混合物から未反応ジカルボン酸エステル
の回収は単蒸留で容易に行うことが出来る。ジカルボン
酸エステルの過剰モル使用と循環再使用とが相俟ってよ
り効率的な反応を実現する。
溶媒は特に使用する必要はないが、縮合剤の活性を低
下させない溶媒であれば一般のエステル縮合に使用され
る溶媒を添加して反応を行うこともできる。本発明にお
いて使用される一般式ROOC(CH2)nCOORのRはアルキル
基またはアルケニル基であるが、使用する便利さから炭
素数1〜6のアルキル基またはアルケニル基が特に好ん
で使用される。Rの具体例を挙げるとメチル、エチル、
プロピル、ブチル、イソブチル、ペンチル、ヘキシル、
2−エチルヘキシル、オクチル、アリル、2−ブテニ
ル、5−ヘキセニル基等である。とりわけ、メチル基が
好ましい。
下させない溶媒であれば一般のエステル縮合に使用され
る溶媒を添加して反応を行うこともできる。本発明にお
いて使用される一般式ROOC(CH2)nCOORのRはアルキル
基またはアルケニル基であるが、使用する便利さから炭
素数1〜6のアルキル基またはアルケニル基が特に好ん
で使用される。Rの具体例を挙げるとメチル、エチル、
プロピル、ブチル、イソブチル、ペンチル、ヘキシル、
2−エチルヘキシル、オクチル、アリル、2−ブテニ
ル、5−ヘキセニル基等である。とりわけ、メチル基が
好ましい。
次に、本発明に係る長鎖ω−オキシカルボン酸の製造
法について説明すると、上記縮合反応によって得られた
2−(ω−アルコキシカルボニルアルカノイル)−4−
ブタノリッドを加水分解し、同時にラクトン部分のカル
ボニル炭素を、脱炭酸反応により除去し、かくして得ら
れた生成物のカルボニル基を還元し、メチレン基とする
ことにより、長鎖ω−オキシカルボン酸を容易に得るこ
とが出来る。その反応経路は次に示す通りである。
法について説明すると、上記縮合反応によって得られた
2−(ω−アルコキシカルボニルアルカノイル)−4−
ブタノリッドを加水分解し、同時にラクトン部分のカル
ボニル炭素を、脱炭酸反応により除去し、かくして得ら
れた生成物のカルボニル基を還元し、メチレン基とする
ことにより、長鎖ω−オキシカルボン酸を容易に得るこ
とが出来る。その反応経路は次に示す通りである。
一般式1の化合物、すなわち2−(ω−アルコキシカ
ルボニルアルカノイル)−4−ブタノリッドをアルカリ
性塩基又は酸により水性溶媒中加水分解すると中間体と
して一般式3(但しn=7〜13)を生成する。一般式3
の化合物はただちに脱炭酸反応を起こして一般式4の化
合物(但しn=7〜13)となる。一般式3の化合物の単
離確認は行っていないが、反応中に一般式3の化合物を
生成することは容易に推察できる。中間体である一般式
3、4の化合物のカルボキシル基はアルカリ性塩基で加
水分解した場合にはカルボン酸塩の形で溶液中に存在す
る。一般式1の化合物の加水分解に使用されるアルカリ
性塩基としてはエステル、ラクトンを加水分解できるも
のであれば特に限定されないが、水酸化リチウム、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムなどの水酸化アルカリ、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸
塩、水酸化バリウムなどのアルカリ土類金属水酸化物な
どが使用できる。酸としては硫酸のような鉱酸が好んで
使用される。一般式4の化合物のケトンをメチレンに還
元するには、一般によく知られているケトンをメチレン
に還元する反応であれば特に限定されない。
ルボニルアルカノイル)−4−ブタノリッドをアルカリ
性塩基又は酸により水性溶媒中加水分解すると中間体と
して一般式3(但しn=7〜13)を生成する。一般式3
の化合物はただちに脱炭酸反応を起こして一般式4の化
合物(但しn=7〜13)となる。一般式3の化合物の単
離確認は行っていないが、反応中に一般式3の化合物を
生成することは容易に推察できる。中間体である一般式
3、4の化合物のカルボキシル基はアルカリ性塩基で加
水分解した場合にはカルボン酸塩の形で溶液中に存在す
る。一般式1の化合物の加水分解に使用されるアルカリ
性塩基としてはエステル、ラクトンを加水分解できるも
のであれば特に限定されないが、水酸化リチウム、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムなどの水酸化アルカリ、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸
塩、水酸化バリウムなどのアルカリ土類金属水酸化物な
どが使用できる。酸としては硫酸のような鉱酸が好んで
使用される。一般式4の化合物のケトンをメチレンに還
元するには、一般によく知られているケトンをメチレン
に還元する反応であれば特に限定されない。
具体例をあげると、Wolff−Kishner還元(David Tod
d,Organic Reactions,Vol4,P378,John Wiley &Son
s,1948)として総称されるHuang−Minlon改良法[Huang
−Minlon J.Am Chem Soc.,68 2487(1946)]をも
含めたヒドラジン類との反応でいったんヒドラゾン類を
生成させ、これを塩基の共存下に加熱してケトンをメチ
レンに還元するものである。
d,Organic Reactions,Vol4,P378,John Wiley &Son
s,1948)として総称されるHuang−Minlon改良法[Huang
−Minlon J.Am Chem Soc.,68 2487(1946)]をも
含めたヒドラジン類との反応でいったんヒドラゾン類を
生成させ、これを塩基の共存下に加熱してケトンをメチ
レンに還元するものである。
ヒドラゾン類は分離する必要はなく、反応系内で発生
させ、そのまま塩基と処理すればよい。
させ、そのまま塩基と処理すればよい。
塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムな
どのアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウムなどのアルカリ金属炭酸塩、アルミン酸ナトリウ
ム、アルミン酸カリウムなどのアルミン酸アルカリ金属
塩、リン酸ナトリウム、リン酸カリウムなどのアルカリ
金属リン酸塩、酢酸ナトリウム、酢酸カリウムなどのア
ルカリ金属酢酸塩、ナトリウムメトキサイドなどのアル
カリ金属アルコラートなどが使用できる。
どのアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウムなどのアルカリ金属炭酸塩、アルミン酸ナトリウ
ム、アルミン酸カリウムなどのアルミン酸アルカリ金属
塩、リン酸ナトリウム、リン酸カリウムなどのアルカリ
金属リン酸塩、酢酸ナトリウム、酢酸カリウムなどのア
ルカリ金属酢酸塩、ナトリウムメトキサイドなどのアル
カリ金属アルコラートなどが使用できる。
還元温度は150〜250℃が好んで使用される。使用する
ヒドラジン類は一般式4の化合物1モルに対して1モル
以上使用すればよい。好ましくは1〜3モルである。使
用するヒドラジン類としては水加ヒドラジン、硫酸ヒド
ラジンなどが好ましい。
ヒドラジン類は一般式4の化合物1モルに対して1モル
以上使用すればよい。好ましくは1〜3モルである。使
用するヒドラジン類としては水加ヒドラジン、硫酸ヒド
ラジンなどが好ましい。
ケトンをメチレンに還元するその他の方法としては、
Clemmensen還元[E.L.Martin Organic Reactions,Vol
1,P155,John Wiley & Sons,(1942)]として総
称される亜鉛又は亜鉛アマルガムと酸による還元であ
る。
Clemmensen還元[E.L.Martin Organic Reactions,Vol
1,P155,John Wiley & Sons,(1942)]として総
称される亜鉛又は亜鉛アマルガムと酸による還元であ
る。
本発明においては、ヒドラジン類還元法が最も好まし
く使用される。
く使用される。
なお、一般式1の化合物をω−オキシカルボン酸へ誘
導するには、中間体である一般式4の化合物をいったん
分離又は単離することなく加水分解後の化合物4ないし
はそのカルボン酸塩を含む反応混合物をそのまま次のケ
トン還元反応に付してω−オキシカルボン酸とすること
も出来る。但し、一般式4の化合物は単離可能な化合物
である。例を挙げて説明すれば、一般式1の化合物を水
性アルカリ中で加水分解、脱炭酸し、一般式4の化合物
(但し、この際一般式4の化合物はカルボン酸のアルカ
リ塩の形で存在する。)を含む反応混合物とした後、ヒ
ドラジン類を添加し、ヒドラゾン類の生成を行った後、
ケトン還元に必要な温度まで昇温し、塩基の共存下に還
元を行って化合物2のアルカリ性塩基溶液を得る。これ
を酸性にもどせばω−オキシカルボン酸を遊離する。も
ちろんのことながら本発明はここに述べた方法に限定さ
れるものではない。又一般式1の化合物についても単離
して反応を行う必要はなく、化合物1を含む反応混合物
のまま反応を行ってω−オキシカルボン酸2へ誘導する
ことも可能である。ω−オキシカルボン酸2は高度希釈
法、重合−解重合法、分子内のエステル交換法などによ
り分子内で環化させ、ラクトン化することにより大環状
ラクトン化合物を容易に得ることができる。
導するには、中間体である一般式4の化合物をいったん
分離又は単離することなく加水分解後の化合物4ないし
はそのカルボン酸塩を含む反応混合物をそのまま次のケ
トン還元反応に付してω−オキシカルボン酸とすること
も出来る。但し、一般式4の化合物は単離可能な化合物
である。例を挙げて説明すれば、一般式1の化合物を水
性アルカリ中で加水分解、脱炭酸し、一般式4の化合物
(但し、この際一般式4の化合物はカルボン酸のアルカ
リ塩の形で存在する。)を含む反応混合物とした後、ヒ
ドラジン類を添加し、ヒドラゾン類の生成を行った後、
ケトン還元に必要な温度まで昇温し、塩基の共存下に還
元を行って化合物2のアルカリ性塩基溶液を得る。これ
を酸性にもどせばω−オキシカルボン酸を遊離する。も
ちろんのことながら本発明はここに述べた方法に限定さ
れるものではない。又一般式1の化合物についても単離
して反応を行う必要はなく、化合物1を含む反応混合物
のまま反応を行ってω−オキシカルボン酸2へ誘導する
ことも可能である。ω−オキシカルボン酸2は高度希釈
法、重合−解重合法、分子内のエステル交換法などによ
り分子内で環化させ、ラクトン化することにより大環状
ラクトン化合物を容易に得ることができる。
本発明方法により得られるω−オキシカルボン酸2の
純品はもちろんのことであるが、各反応中間体1,4の分
離精製を行わずに、粗生成物のまま反応を進めて得られ
るω−オキシカルボン酸2を主生成物として含む粗生成
物そのままでも、環化を行いラクトン化することにより
容易に大環状ラクトンを得ることができる。
純品はもちろんのことであるが、各反応中間体1,4の分
離精製を行わずに、粗生成物のまま反応を進めて得られ
るω−オキシカルボン酸2を主生成物として含む粗生成
物そのままでも、環化を行いラクトン化することにより
容易に大環状ラクトンを得ることができる。
次に本発明方法を実施例により詳細に説明する。もっ
とも、下記実施例は例示のためにのみ示すものであり、
いかなる意味においても限定的に解釈してはならない。
とも、下記実施例は例示のためにのみ示すものであり、
いかなる意味においても限定的に解釈してはならない。
実施例1
1,12−ドデカン二酸ジメチルエステル(55.7g、216mm
ole)とγ−ブチロラクトン(4.3g、50mmole)と金属ナ
トリウム(1.20g、52mmole)を室温で混ぜ110〜115℃で
2時間加熱攪拌する。冷却し過剰のメタノールを加えた
後、希塩酸の中へ注ぎ、酢酸エチルで抽出する。有機層
は水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を
留去する。残りの油状物を減圧蒸留(油浴温度170〜180
℃/0.5〜0.2mmHg)して過剰の1,12−ドデカン二酸ジメ
チルエステルを留去する。留分42.17gと蒸留残渣14.48g
を得た。蒸留残渣6gを取りシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにより、ベンゼン−酢酸エチル(10:1)の混合
溶媒で展開して4.13gの一般式1の化合物(n=10,R=M
e)を得た。
ole)とγ−ブチロラクトン(4.3g、50mmole)と金属ナ
トリウム(1.20g、52mmole)を室温で混ぜ110〜115℃で
2時間加熱攪拌する。冷却し過剰のメタノールを加えた
後、希塩酸の中へ注ぎ、酢酸エチルで抽出する。有機層
は水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を
留去する。残りの油状物を減圧蒸留(油浴温度170〜180
℃/0.5〜0.2mmHg)して過剰の1,12−ドデカン二酸ジメ
チルエステルを留去する。留分42.17gと蒸留残渣14.48g
を得た。蒸留残渣6gを取りシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにより、ベンゼン−酢酸エチル(10:1)の混合
溶媒で展開して4.13gの一般式1の化合物(n=10,R=M
e)を得た。
これをエーテル−ヘキサンから再結晶してm.p.43〜45
℃の一般式1の化合物(n=10,R=Me)を3.42gを得
た。IR,NMRおよびマススペクトルにより一般式1の化合
物(n=10,R=Me)であることを確認した。
℃の一般式1の化合物(n=10,R=Me)を3.42gを得
た。IR,NMRおよびマススペクトルにより一般式1の化合
物(n=10,R=Me)であることを確認した。
元素分析 C H
C17H28O5としての計算値(%) 65.36 9.03
実測値(%) 65.53 8.99
蒸留残渣部分についてガスクロマトグラフィーにより分
析した結果、68重量%の一般式1の化合物(n=10,R=
Me)を含むことが判った。γ−ブチロラクトン基準の収
率は64%であった。
析した結果、68重量%の一般式1の化合物(n=10,R=
Me)を含むことが判った。γ−ブチロラクトン基準の収
率は64%であった。
実施例2
1,12−ドデカン二酸ジメチルエステル(55.7g、216mm
ole)とγ−ブチロラクトン(4.3g、50mmole)とナトリ
ウムメトキサイド(2.81g、52mmole)を室温で混ぜ,110
〜115℃で2時間加熱攪拌した後、実施例1と同様に後
処理、蒸留をおこなって43.26gの留分と13.91gの蒸留残
渣を得た。蒸留残渣を調べた結果69重量%の一般式1の
化合物(n=10,R=Me)を含むことが判った。γ−ブチ
ロラクトン基準の収率は62%であった。
ole)とγ−ブチロラクトン(4.3g、50mmole)とナトリ
ウムメトキサイド(2.81g、52mmole)を室温で混ぜ,110
〜115℃で2時間加熱攪拌した後、実施例1と同様に後
処理、蒸留をおこなって43.26gの留分と13.91gの蒸留残
渣を得た。蒸留残渣を調べた結果69重量%の一般式1の
化合物(n=10,R=Me)を含むことが判った。γ−ブチ
ロラクトン基準の収率は62%であった。
以下同様にしてナトリウムメトキサイドの代わりにナ
トリウムハイドライド、ナトリウムアミドを使用して、
各成分のモル比、反応条件を同じにして反応を行った結
果、一般式1の化合物(n=10,R=Me)の収率はナトリ
ウムハイドライドの場合が65%、ナトリウムアミドの場
合が57%であった。
トリウムハイドライド、ナトリウムアミドを使用して、
各成分のモル比、反応条件を同じにして反応を行った結
果、一般式1の化合物(n=10,R=Me)の収率はナトリ
ウムハイドライドの場合が65%、ナトリウムアミドの場
合が57%であった。
実施例3
実施例2と全く同一条件で溶媒としてトルエン60mlを
添加して反応をおこなった。一般式1の化合物(n=1
0,R=Me)の収率は56%であった。
添加して反応をおこなった。一般式1の化合物(n=1
0,R=Me)の収率は56%であった。
実施例4
1,12−ドデカン二酸ジメチルエステル(30.96g、120m
mole)とγ−ブチロラクトン(2.58g、30mmole)とナト
リウムメトキサイド(1.69g、30mmole)を室温で混ぜ,1
10℃で、反応で生成したメタノールを除きながら、2時
間加熱攪拌した。実施例2と同様に後処理、蒸留を行っ
て23.63gの留分と8.36gの蒸留残渣を得た。残渣部分を
調べた結果85.1%の一般式1の化合物(n=10,R=Me)
を含むことが分かった。収率は76%であり、選択率は77
%であった。また、全く同じ反応を、反応で生成したメ
タノールを除かないで行ったところ、収率は62%であ
り、選択率は63%であった。
mole)とγ−ブチロラクトン(2.58g、30mmole)とナト
リウムメトキサイド(1.69g、30mmole)を室温で混ぜ,1
10℃で、反応で生成したメタノールを除きながら、2時
間加熱攪拌した。実施例2と同様に後処理、蒸留を行っ
て23.63gの留分と8.36gの蒸留残渣を得た。残渣部分を
調べた結果85.1%の一般式1の化合物(n=10,R=Me)
を含むことが分かった。収率は76%であり、選択率は77
%であった。また、全く同じ反応を、反応で生成したメ
タノールを除かないで行ったところ、収率は62%であ
り、選択率は63%であった。
1,12−ドデカン二酸ジメチルエステルの使用量をそれ
ぞれ60mmole及び180mmoleに変えて全く同じ反応を行っ
たところ、 前者はメタノールを除きながらの反応で収率62%、選
択率70%、メタノールを除かない反応で収率49%、選択
率56%であり、後者はメタノールを除きながらの反応で
収率79%、選択率79%、メタノールを除かない反応で収
率65%、選択率66%であった。
ぞれ60mmole及び180mmoleに変えて全く同じ反応を行っ
たところ、 前者はメタノールを除きながらの反応で収率62%、選
択率70%、メタノールを除かない反応で収率49%、選択
率56%であり、後者はメタノールを除きながらの反応で
収率79%、選択率79%、メタノールを除かない反応で収
率65%、選択率66%であった。
実施例5
1,13−トリデカン二酸ジメチルエステル(=ブラシル
酸ジメチルエステル)(65.2g、200mmole)とγ−ブチ
ロラクトン(4.3g、50mmole)と金属ナトリウム(1.20
g、52mmole)を室温で混ぜた後、110〜115℃で2時間加
熱攪拌する。冷却し過剰のメタノールを加えた後、希塩
酸の中へ注ぎ、酢酸エチルで抽出する。有機層は水洗
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を留去す
る。残りの油状物を減圧蒸留(油浴温度180〜200℃/0.5
〜0.2mmHg)して過剰のブラシル酸ジメチルエステルを
留去する。残りは更に加熱してb.p.209〜213℃/10-2mmH
gの一般式1の化合物(n=11、R=Me)留分4.2gを得
た。これをカラムクロマトによりさらに精製して一般式
1の化合物(n=11、R=Me)9.8gを単離した。
酸ジメチルエステル)(65.2g、200mmole)とγ−ブチ
ロラクトン(4.3g、50mmole)と金属ナトリウム(1.20
g、52mmole)を室温で混ぜた後、110〜115℃で2時間加
熱攪拌する。冷却し過剰のメタノールを加えた後、希塩
酸の中へ注ぎ、酢酸エチルで抽出する。有機層は水洗
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を留去す
る。残りの油状物を減圧蒸留(油浴温度180〜200℃/0.5
〜0.2mmHg)して過剰のブラシル酸ジメチルエステルを
留去する。残りは更に加熱してb.p.209〜213℃/10-2mmH
gの一般式1の化合物(n=11、R=Me)留分4.2gを得
た。これをカラムクロマトによりさらに精製して一般式
1の化合物(n=11、R=Me)9.8gを単離した。
IR,NMRおよびマススペクトルの結果から構造を確認し
た。
た。
γ−ブチロラクトン基準の収率は60%であった。
元素分析 C H
C18H30O5としての計算値(%) 66.24 9.26
実測値(%) 66.51 9.12
実施例6
1,12−ドデカン二酸ジメチルエステル(55.7g、216mm
ole)とγ−ブチロラクトン(4.3g、50mmole)と金属ナ
トリウム(1.20g、52mmole)を実施例1と全く同様にし
て反応させた。
ole)とγ−ブチロラクトン(4.3g、50mmole)と金属ナ
トリウム(1.20g、52mmole)を実施例1と全く同様にし
て反応させた。
過剰の1,12−ドデカン二酸ジメチルエステルを留去し
た後、一般式1の化合物(n=10,R=Me)を主生成物
(72重量%含まれている)とする蒸留残渣14.50gを得
た。これを150gのメタノールと4%水酸化ナトリウム水
溶液300gと混ぜ、5.5時間加熱還流する。次にアスピレ
ータで吸引し、2/3ほどのメタノール、水を留去する。
残渣に80mlのジエチレングリコールと85%水加ヒドラジ
ン6.5mlを加え110℃で1時間加熱攪拌後系内を195〜200
℃に昇温し、14時間同温度で攪拌する。。冷却し、希塩
酸を加えクロロホルム抽出する。後処理して15−ヒドロ
キシペンタデカン酸2(n=10)を主生成物として含む
結晶性残渣13.7gを得た。これを分子内エステル交換反
応により環化して粗シクロペンタデカノリド5.18gを得
た。このものは97重量%のシクロペンタデカノリドを含
んでいた。
た後、一般式1の化合物(n=10,R=Me)を主生成物
(72重量%含まれている)とする蒸留残渣14.50gを得
た。これを150gのメタノールと4%水酸化ナトリウム水
溶液300gと混ぜ、5.5時間加熱還流する。次にアスピレ
ータで吸引し、2/3ほどのメタノール、水を留去する。
残渣に80mlのジエチレングリコールと85%水加ヒドラジ
ン6.5mlを加え110℃で1時間加熱攪拌後系内を195〜200
℃に昇温し、14時間同温度で攪拌する。。冷却し、希塩
酸を加えクロロホルム抽出する。後処理して15−ヒドロ
キシペンタデカン酸2(n=10)を主生成物として含む
結晶性残渣13.7gを得た。これを分子内エステル交換反
応により環化して粗シクロペンタデカノリド5.18gを得
た。このものは97重量%のシクロペンタデカノリドを含
んでいた。
実施例7
1,13−トリデカン二酸ジメチルエステル(=ブラシル
酸ジメチルエステル)(65.2g、200mmole)とγ−ブチ
ロラクトン(4.3g、50mmole)と金属ナトリウム(1.20
g、52mmole)を実施例5と同様にして反応させ、反応後
過剰のブラシル酸ジメチルエステルを留去して一般式1
の化合物(n=11,R=Me)を主生成物として含む蒸留残
渣、15.3gを得た。これを150gのメタノールと4%水酸
化ナトリウム水溶液300gと混ぜ、5.5時間加熱還流す
る。以下実施例6と全く同様にしてヒドラジン還元し
て、16−ヒドロキシヘキサデカン酸4(n=11)を主生
成物として含む結晶性生成物14.4gを得た。これを環化
して粗シクロヘキサデカノリド5.17gを得た。これを精
製して純粋なシクロヘキサデカノリドを得た。このもの
は標品とスペクトル、物性値が一致した。
酸ジメチルエステル)(65.2g、200mmole)とγ−ブチ
ロラクトン(4.3g、50mmole)と金属ナトリウム(1.20
g、52mmole)を実施例5と同様にして反応させ、反応後
過剰のブラシル酸ジメチルエステルを留去して一般式1
の化合物(n=11,R=Me)を主生成物として含む蒸留残
渣、15.3gを得た。これを150gのメタノールと4%水酸
化ナトリウム水溶液300gと混ぜ、5.5時間加熱還流す
る。以下実施例6と全く同様にしてヒドラジン還元し
て、16−ヒドロキシヘキサデカン酸4(n=11)を主生
成物として含む結晶性生成物14.4gを得た。これを環化
して粗シクロヘキサデカノリド5.17gを得た。これを精
製して純粋なシクロヘキサデカノリドを得た。このもの
は標品とスペクトル、物性値が一致した。
実施例8
1,12−ドデカン二酸ジメチルエステル(55.7g、216mm
ole)とγ−ブチロラクトン(4.3g、50mmole)と金属ナ
トリウム(1.20g、52mmole)を実施例6と全く同様にし
て反応させ後処理をし、15−ヒドロキシペンタデカン酸
4(n=10)を主生成物として含む結晶性残渣13.2gを
得た。ガスクロ分析によりこのものは61重量%の15−ヒ
ドロキシペンタデカン酸4(n=10)を含むことが判っ
た。
ole)とγ−ブチロラクトン(4.3g、50mmole)と金属ナ
トリウム(1.20g、52mmole)を実施例6と全く同様にし
て反応させ後処理をし、15−ヒドロキシペンタデカン酸
4(n=10)を主生成物として含む結晶性残渣13.2gを
得た。ガスクロ分析によりこのものは61重量%の15−ヒ
ドロキシペンタデカン酸4(n=10)を含むことが判っ
た。
実施例9
1,10−デカン酸ジメチルエステル(セバシン酸ジメチ
ルエステル)(49.7g、216mmole)とγ−ブチロラクト
ン(4.3g、50mmole)と金属ナトリウム(1.20g、52mmol
e)を実施例6と同様にして反応させ後処理をし、13−
ヒドロキシトリデカン酸4(n=8)を主生成物として
含む結晶性残渣11.7gを得た。これを再結晶し、シリカ
ゲルカラムクロマトにより分離を行い、13−ヒドロキシ
トリデカン酸を単離した。m.p.77〜78℃、IR,NMRスペク
トルの結果から構造を確認した。
ルエステル)(49.7g、216mmole)とγ−ブチロラクト
ン(4.3g、50mmole)と金属ナトリウム(1.20g、52mmol
e)を実施例6と同様にして反応させ後処理をし、13−
ヒドロキシトリデカン酸4(n=8)を主生成物として
含む結晶性残渣11.7gを得た。これを再結晶し、シリカ
ゲルカラムクロマトにより分離を行い、13−ヒドロキシ
トリデカン酸を単離した。m.p.77〜78℃、IR,NMRスペク
トルの結果から構造を確認した。
元素分析 C H
C13H26O3としての計算値(%) 67.75 11.38
実測値(%) 67.81 11.36
ガスクロ分析の結果、上記結晶性残渣は60%の13−ヒ
ドロキシトリデカン酸4(n=8)を含むことがわかっ
た。
ドロキシトリデカン酸4(n=8)を含むことがわかっ
た。
比較例1
アジピン酸ジメチルエステル(17.4g,100mmole)とγ
−ブチロラクトン(2.15g、25mmole)とナトリウムメト
キサイド(1.41g,25mmole)を室温で混ぜ、110℃で2時
間加熱し生成したメタノールを除きながら、攪拌する。
実施例1と同様に後処理、蒸留を行ってアジピン酸ジメ
チルエステルを蒸留した。蒸留残渣をシリカゲルクロマ
トグラフィーにより、ベンゼン−酢酸エチル(11:1)の
混合溶媒で展開して0.46gの一般式1の化合物(n=4,R
=Me)を得た。収率は8%であった。
−ブチロラクトン(2.15g、25mmole)とナトリウムメト
キサイド(1.41g,25mmole)を室温で混ぜ、110℃で2時
間加熱し生成したメタノールを除きながら、攪拌する。
実施例1と同様に後処理、蒸留を行ってアジピン酸ジメ
チルエステルを蒸留した。蒸留残渣をシリカゲルクロマ
トグラフィーにより、ベンゼン−酢酸エチル(11:1)の
混合溶媒で展開して0.46gの一般式1の化合物(n=4,R
=Me)を得た。収率は8%であった。
実施例10
一般式1の化合物(n=10,R=Me)(8.37g,26.8mmol
e)と170gの6.5%水酸化ナトリウム水溶液と83gのメタ
ノールを混ぜ、6時間加熱還流して、加水分解、脱炭酸
を行った。
e)と170gの6.5%水酸化ナトリウム水溶液と83gのメタ
ノールを混ぜ、6時間加熱還流して、加水分解、脱炭酸
を行った。
分液ロートに希硫酸と氷とクロロホルムを入れ、ここ
に上記の反応混合物を注ぎ手早く抽出する。クロロホル
ム層は水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶
媒を留去し結晶を得た。これをエーテル−ヘキサンから
再結晶して6.70gの一般式4の化合物(n=10)を得
た。m.p.77〜78℃、構造はIR,NMRスペクトルの結果から
確認した。
に上記の反応混合物を注ぎ手早く抽出する。クロロホル
ム層は水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶
媒を留去し結晶を得た。これをエーテル−ヘキサンから
再結晶して6.70gの一般式4の化合物(n=10)を得
た。m.p.77〜78℃、構造はIR,NMRスペクトルの結果から
確認した。
元素分析 C H
C15H28O4としての計算値(%) 66.14 10.36
実測値(%) 66.24 10.02
実施例11
一般式1の化合物(n=10,R=Me)(150g,4.81mmol
e)を3%硫酸20gと混ぜ、120℃で6時間加熱攪拌す
る。水、クロロホルムを加え、抽出する。クロロホルム
層は水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後溶媒を
留去して結晶性残渣を得た。これをトリメチルシリル化
してガスクロマトグラフィーにより分析した結果一般式
4の化合物(n=10)が収率38%で得られたことがわか
った。
e)を3%硫酸20gと混ぜ、120℃で6時間加熱攪拌す
る。水、クロロホルムを加え、抽出する。クロロホルム
層は水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後溶媒を
留去して結晶性残渣を得た。これをトリメチルシリル化
してガスクロマトグラフィーにより分析した結果一般式
4の化合物(n=10)が収率38%で得られたことがわか
った。
実施例12
一般式4の化合物(n=10)(2.72g,10mmole)を2.0
gの粉砕した水酸化ナトリウムとジエチレングリコール1
6mlと85%水化ヒドラジン1.3mlとメタノール0.6mlと混
ぜ、110℃で30分攪拌する。その後昇温し系内を195〜20
0℃にして15時間加熱攪拌する。この間に留去される部
分はすべて留去し系外へぬき取る。冷却し、希塩酸で酸
性にしたのち、クロロホルムで抽出する。クロロホルム
層は水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後溶媒を
留去して24.4gの結晶を得た。これをベンゼンから再結
晶して15−ヒドロキシペンタデカン酸4(n=10)2.1g
を得た。収率81%である。m.p.84〜86℃、IR、NMRスペ
クトルから15−ヒドロキシペンタデカン酸の構造を確認
した。
gの粉砕した水酸化ナトリウムとジエチレングリコール1
6mlと85%水化ヒドラジン1.3mlとメタノール0.6mlと混
ぜ、110℃で30分攪拌する。その後昇温し系内を195〜20
0℃にして15時間加熱攪拌する。この間に留去される部
分はすべて留去し系外へぬき取る。冷却し、希塩酸で酸
性にしたのち、クロロホルムで抽出する。クロロホルム
層は水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後溶媒を
留去して24.4gの結晶を得た。これをベンゼンから再結
晶して15−ヒドロキシペンタデカン酸4(n=10)2.1g
を得た。収率81%である。m.p.84〜86℃、IR、NMRスペ
クトルから15−ヒドロキシペンタデカン酸の構造を確認
した。
元素分析 C H
C15H30O3としての計算値(%) 69.72 11.70
実測値(%) 69.85 11.57
実施例13
一般式1の化合物(n=10,R=Me)(2.00g,6.41mmol
e)と水酸化ナトリウム(1.75g,43.7mmole)と水40gと
メタノール20gを混ぜ、4時間加熱還流する。油浴を130
℃にしてメタノール、水を半分ほど留去する。留去後ジ
エチレングリコール11mlを添加し更に留去を続ける。1
時間後に85%水化ヒドラジン1.1mlを加え110℃で40分攪
拌する。その後昇温して系内が195〜200℃になってから
16時間加熱攪拌する。実施例12と同様に後処理をして1.
57gの結晶を得た。このものをトリメチルシリル化して
ガスクロマトグラフィーにより分析した結果99%の15−
ヒドロキシペンタデカン酸2(n=10)を含むことがわ
かった。一般式1の化合物(n=10,R=Me)からの収率
は94%である。
e)と水酸化ナトリウム(1.75g,43.7mmole)と水40gと
メタノール20gを混ぜ、4時間加熱還流する。油浴を130
℃にしてメタノール、水を半分ほど留去する。留去後ジ
エチレングリコール11mlを添加し更に留去を続ける。1
時間後に85%水化ヒドラジン1.1mlを加え110℃で40分攪
拌する。その後昇温して系内が195〜200℃になってから
16時間加熱攪拌する。実施例12と同様に後処理をして1.
57gの結晶を得た。このものをトリメチルシリル化して
ガスクロマトグラフィーにより分析した結果99%の15−
ヒドロキシペンタデカン酸2(n=10)を含むことがわ
かった。一般式1の化合物(n=10,R=Me)からの収率
は94%である。
実施例14
粒状亜鉛(2.14g)を取り、3.57mlの水と0.1mlの濃塩
酸を加え、そこへ塩化第二水銀(0.21g)を加え5分間
よくふってアマルガム化する。デカンテーションして上
澄を除去する。ここへ1.34mlの水と3.1mlの濃塩酸を加
え、1.5mlのトルエンと一般式4の化合物(n=10)
(1.36m mole)を添加し、11時間加熱還流する。6時
間後に1mlの濃塩酸を追加した。反応後、水、クロロホ
ルムを加え抽出する。クロロホルム層は水洗し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し1.10gの結晶性
残渣を得た。ガスクロ分析の結果、15−ヒドロキシペン
タデカン酸2(n=10)の収率は51%であった。
酸を加え、そこへ塩化第二水銀(0.21g)を加え5分間
よくふってアマルガム化する。デカンテーションして上
澄を除去する。ここへ1.34mlの水と3.1mlの濃塩酸を加
え、1.5mlのトルエンと一般式4の化合物(n=10)
(1.36m mole)を添加し、11時間加熱還流する。6時
間後に1mlの濃塩酸を追加した。反応後、水、クロロホ
ルムを加え抽出する。クロロホルム層は水洗し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し1.10gの結晶性
残渣を得た。ガスクロ分析の結果、15−ヒドロキシペン
タデカン酸2(n=10)の収率は51%であった。
実施例15
一般式4の化合物(n=10)(1.00g,3.68mmole)を5
0mlのメタノールに溶かし、トルエンスルホニルヒドラ
ジド(1.4g)を加え、3時間加熱還流する。冷却し攪拌
しつつ1.4gのナトリウムボロハイドライドを少しずつ加
えた後、更に4時間加熱還流する。反応後、希塩酸中へ
注ぎ、クロロホルム抽出した。後処理して1.47gの一部
結晶性の残渣を得た。ガスクロ分析の結果、15−ヒドロ
キシペンタデカン酸2(n=10)の収率は62%であっ
た。
0mlのメタノールに溶かし、トルエンスルホニルヒドラ
ジド(1.4g)を加え、3時間加熱還流する。冷却し攪拌
しつつ1.4gのナトリウムボロハイドライドを少しずつ加
えた後、更に4時間加熱還流する。反応後、希塩酸中へ
注ぎ、クロロホルム抽出した。後処理して1.47gの一部
結晶性の残渣を得た。ガスクロ分析の結果、15−ヒドロ
キシペンタデカン酸2(n=10)の収率は62%であっ
た。
実施例16
一般式1の化合物(n=11,R=Me)(2.00g,6.13mmol
e)を実施例13と全く同様にして加水分解、脱炭酸し、
ヒドラジンにより還元して、16−ヒドロキシヘキサデカ
ン酸2(n=11)を主生成物として含む結晶を1.59g得
た。これをベンゼンから再結晶させて1.2gの16−ヒドロ
キシヘキサデカン酸2(n=11)を得た。m.p.92〜94℃
であり、IR,NMRスペクトルから構造を確認した。
e)を実施例13と全く同様にして加水分解、脱炭酸し、
ヒドラジンにより還元して、16−ヒドロキシヘキサデカ
ン酸2(n=11)を主生成物として含む結晶を1.59g得
た。これをベンゼンから再結晶させて1.2gの16−ヒドロ
キシヘキサデカン酸2(n=11)を得た。m.p.92〜94℃
であり、IR,NMRスペクトルから構造を確認した。
元素分析 C H
C16H32O3としての計算値(%) 72.93 10.88
実測値(%) 73.11 10.69
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 江頭 武顕
千葉県野田市船形1573−4 曽田香料株
式会社 野田支社内
(72)発明者 伊藤 信彦
千葉県野田市船形1573−4 曽田香料株
式会社 野田支社内
(56)参考文献 特開 平3−11046(JP,A)
特開 平3−11036(JP,A)
J.Chem.Re search
(S),(1985),p226−227
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C07D 307/00 - 307/94
C07C 51/00 - 51/64
C07C 59/00 - 59/115
CA(STN)
REGISTRY(STN)
Claims (10)
- 【請求項1】γ−ブチロラクトンを次の一般式 ROOC(CH2)nCOOR(但しn=7〜13、Rはアルキル基ま
たはアルケニル基) を有するジカルボン酸エステルと縮合反応させることを
特徴とする次の一般式 を有する2−(ω−アルコキシカルボニルアルカノイ
ル)−4−ブタノリッドの製造法。 - 【請求項2】塩基からなる縮合剤の存在下に行う請求項
1記載の2−(ω−アルコキシカルボニルアルカノイ
ル)−4−ブタノリッドの製造法。 - 【請求項3】塩基からなる縮合剤の存在量がγ−ブチロ
ラクトン1モルに対して0.5〜3当量である請求項2記
載の2−(ω−アルコキシカルボニルアルカノイル)−
4−ブタノリッドの製造法。 - 【請求項4】塩基からなる縮合剤が一般式ROM(Rは炭
素数1〜4のアルキル基であり、Mはアルカリ金属であ
る)を有するアルカリ金属アルコラートであることを特
徴とする請求項3記載の2−(ω−アルコキシカルボニ
ルアルカノイル)−4−ブタノリッドの製造法。 - 【請求項5】反応温度50〜150℃で行う請求項1〜4記
載の2−(ω−アルコキシカルボニルアルカノイル)−
4−ブタノリッドの製造法。 - 【請求項6】γ−ブチロラクトンに対してジカルボン酸
エステルを過剰モル使用することを特徴とする請求項1
〜5記載の2−(ω−アルコキシカルボニルアルカノイ
ル)−4−ブタノリッドの製造法。 - 【請求項7】γ−ブチロラクトン1モルに対してジカル
ボン酸エステルを2モル以上使用することを特徴とする
請求項6記載の2−(ω−アルコキシカルボニルアルカ
ノイル)−4−ブタノリッドの製造法。 - 【請求項8】ジカルボン酸エステルがジカルボン酸メチ
ルエステルである請求項1〜7記載の2−(ω−メトキ
シカルボニルアルカノイル)−4−ブタノリッドの製造
法。 - 【請求項9】反応混合物から未反応のジカルボン酸エス
テルを回収し、縮合反応に循環再使用することを特徴と
する請求項1〜8記載の2−(ω−アルコキシカルボニ
ルアルカノイル)−4−ブタノリッドの製造法。 - 【請求項10】γ−ブチロラクトンを次の一般式 ROOC(CH2)nCOOR(但しn=7〜13、Rはアルキル基ま
たはアルケニル基) を有するジカルボン酸エステルと縮合反応させて、次の
一般式 を有する2−(ω−アルコキシカルボニルアルカノイ
ル)−4−ブタノリッドとし、これを加水分解、脱炭酸
させ、次いで得られた生成物のカルボニル基を還元して
メチレン基とすることを特徴とする長鎖ω−オキシカル
ボン酸の製造法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| PCT/JP1995/001555 WO1997006156A1 (en) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | PROCESS FOR PRODUCING 2-(φ-ALKOXYCARBONYLALKANOYL)-4-BUTANOLIDE AND LONG-CHAIN φ-HYDROXY CARBOXYLIC ACID |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002072078A Division JP2002275173A (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 2−(ω−アルコキシカルボニルアルカノイル)−4−ブタノリッド及び長鎖ω−オキシカルボン酸の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPWO1997006156A1 JPWO1997006156A1 (ja) | 1997-10-28 |
| JP3496682B2 true JP3496682B2 (ja) | 2004-02-16 |
Family
ID=14126149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50828697A Expired - Fee Related JP3496682B2 (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 「2−(ωアルコキシカルボニルアルカノイル)−4−ブタノリッド及び長鎖ω−オキシカルボン酸の製造法」 |
Country Status (5)
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|---|---|
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| US6291688B1 (en) * | 1997-06-30 | 2001-09-18 | Soda Aromatic Co., Ltd. | Processes for preparing 2-(omega-alkoxycarbonylalkanoyl)-4- butanolides omega-hydroxy-(omega-3)-keto fatty esters, and derivatives thereof |
| US6475133B2 (en) | 1997-06-30 | 2002-11-05 | Soda Aromatic Co., Ltd. | Methods for making 2-(ω-alkoxycarbonylalkanoyl)-4-butanolide, ester of omega-hydroxy-(ω-3)-ketoaliphatic acid, and derivatives thereof |
| JP3850637B2 (ja) * | 1999-11-08 | 2006-11-29 | 花王株式会社 | 大環状ラクトンの製造法 |
| JP4751823B2 (ja) * | 2004-04-30 | 2011-08-17 | 曽田香料株式会社 | 11−メチル−13−トリデカノリド、12−メチル−14−テトラデカノリドおよび13−メチル−15−ペンタデカノリド、およびそれらを含む香料組成物、およびそれらを含む化合物の製造方法 |
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|---|---|---|---|---|
| JP2647717B2 (ja) * | 1989-06-06 | 1997-08-27 | 宇部興産株式会社 | α―(ω―シアノアルカノイル)―γ―ブチロラクトンおよびその製法 |
| JP2595094B2 (ja) * | 1989-06-06 | 1997-03-26 | 宇部興産株式会社 | ω―ヒドロキシ―(ω―3)―ケト脂肪酸の製法 |
| US5693828A (en) * | 1996-05-09 | 1997-12-02 | International Flavors & Fragrances Inc. | Process for preparing lactones and intermediates therefor |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP50828697A patent/JP3496682B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1995-08-04 DE DE69519388T patent/DE69519388T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-08-04 WO PCT/JP1995/001555 patent/WO1997006156A1/ja not_active Ceased
- 1995-08-04 US US08/809,751 patent/US5808106A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-08-04 EP EP95927971A patent/EP0794182B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-06-23 US US09/103,324 patent/US6222049B1/en not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| J.Chem.Re search(S),(1985),p226−227 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69519388T2 (de) | 2001-05-03 |
| DE69519388D1 (de) | 2000-12-14 |
| US5808106A (en) | 1998-09-15 |
| EP0794182A1 (en) | 1997-09-10 |
| US6222049B1 (en) | 2001-04-24 |
| WO1997006156A1 (en) | 1997-02-20 |
| EP0794182B1 (en) | 2000-11-08 |
| EP0794182A4 (en) | 1998-11-04 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |