JP3498930B2 - 自動検査機能を備えた自動車用電子制御装置及びその検査装置 - Google Patents
自動検査機能を備えた自動車用電子制御装置及びその検査装置Info
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- JP3498930B2 JP3498930B2 JP08250596A JP8250596A JP3498930B2 JP 3498930 B2 JP3498930 B2 JP 3498930B2 JP 08250596 A JP08250596 A JP 08250596A JP 8250596 A JP8250596 A JP 8250596A JP 3498930 B2 JP3498930 B2 JP 3498930B2
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- Japan
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- inspection
- test flag
- microcomputer
- vehicle control
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用電子制御
装置に関し、特に、自動的に検査プログラムを実行する
自動検査機能を備えた自動車用電子制御装置及びその検
査装置に関する。
装置に関し、特に、自動的に検査プログラムを実行する
自動検査機能を備えた自動車用電子制御装置及びその検
査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、マイクロコンピュータを用
いて自動車に搭載された各種機器、例えば内燃エンジ
ン、ブレーキ、カーオーディオ、メータ類を制御する自
動車用電子制御装置が種々開発されている。かかる自動
車用電子制御装置は、デジタル信号によって信号処理を
行なっており、その機能が正しく維持されかつ実行され
ていることを検査することは各部の電圧あるいは電流を
監視することだけでは困難である。まして、かかる自動
車用電子制御装置が実装された後は、十分な検査を行な
うことは不可能であると言える。
いて自動車に搭載された各種機器、例えば内燃エンジ
ン、ブレーキ、カーオーディオ、メータ類を制御する自
動車用電子制御装置が種々開発されている。かかる自動
車用電子制御装置は、デジタル信号によって信号処理を
行なっており、その機能が正しく維持されかつ実行され
ていることを検査することは各部の電圧あるいは電流を
監視することだけでは困難である。まして、かかる自動
車用電子制御装置が実装された後は、十分な検査を行な
うことは不可能であると言える。
【0003】そこで、通常の各種制御ルーチンプログラ
ムの他にテストルーチンプログラムを予めマイクロコン
ピュータにローディングしておいて、所定条件が充足さ
れると、このテストルーチンを実行する自動車用電子制
御装置が特公昭63−58735号公報において開示さ
れている。上記した公報に開示された装置においては、
上記所定条件として被制御対象の通常の動作においては
生起し得ない異常状態にあるときを挙げている。
ムの他にテストルーチンプログラムを予めマイクロコン
ピュータにローディングしておいて、所定条件が充足さ
れると、このテストルーチンを実行する自動車用電子制
御装置が特公昭63−58735号公報において開示さ
れている。上記した公報に開示された装置においては、
上記所定条件として被制御対象の通常の動作においては
生起し得ない異常状態にあるときを挙げている。
【0004】この通常動作中には生じ得ない異常状態と
しては実際のエンジンでは起り得ない 9000r.p.m.程度
の超高速回転あるいは超高温、超低温状態、更には、同
時には生じ得ない状態例えば、トランスミッションのギ
アシフト位置として、トップとニュートラルの両方が共
にシフト位置になっていることを示す状態等である。か
かる自動検査機能を備えた自動車用制御装置を検査する
場合、該自動車用制御装置の入力回路へ、擬似パラメー
タ信号を供給することによりマイクロコンピュータ内の
テストルーチンを実行させることにより検査を行なうの
である。
しては実際のエンジンでは起り得ない 9000r.p.m.程度
の超高速回転あるいは超高温、超低温状態、更には、同
時には生じ得ない状態例えば、トランスミッションのギ
アシフト位置として、トップとニュートラルの両方が共
にシフト位置になっていることを示す状態等である。か
かる自動検査機能を備えた自動車用制御装置を検査する
場合、該自動車用制御装置の入力回路へ、擬似パラメー
タ信号を供給することによりマイクロコンピュータ内の
テストルーチンを実行させることにより検査を行なうの
である。
【0005】ところが、かかる従来の自動車用制御装置
を実機に搭載した場合、自動車の内燃エンジンの回転
数、吸入空気量、エンジン温度、スロットル開度、マニ
ホールド負圧等のエンジンパラメータのみならず、車両
走行速度傾斜信号、等々を含むいわゆる走行パラメータ
を検知するセンサが故障したような場合、超高速、超高
温等の異常状態を示すような出力信号がマイクロコンピ
ュータに供給されて、マイクロコンピュータは、テスト
ルーチンを実行してしまい、本来の自動車の制御プログ
ラムの実行が停止されて不具合が生じ得る。
を実機に搭載した場合、自動車の内燃エンジンの回転
数、吸入空気量、エンジン温度、スロットル開度、マニ
ホールド負圧等のエンジンパラメータのみならず、車両
走行速度傾斜信号、等々を含むいわゆる走行パラメータ
を検知するセンサが故障したような場合、超高速、超高
温等の異常状態を示すような出力信号がマイクロコンピ
ュータに供給されて、マイクロコンピュータは、テスト
ルーチンを実行してしまい、本来の自動車の制御プログ
ラムの実行が停止されて不具合が生じ得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、走
行パラメータセンサが異常となっても、テストルーチン
を実行しないようになされた自動検査機能を備えた自動
車用電子制御装置を提供することを目的とする。
行パラメータセンサが異常となっても、テストルーチン
を実行しないようになされた自動検査機能を備えた自動
車用電子制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、検査ルーチンプログラム及び自動車
制御ルーチンプログラムを備えたマイクロコンピュータ
を含む自動車用電子制御装置であって、前記マイクロコ
ンピュータの記憶手段として、バッテリ電圧が供給され
ている限り記憶機能を維持するバックアップRAMを有
し、前記マイクロコンピュータは、イグニッションスイ
ッチオン情報を検知すると、テストフラグが前記バック
アップRAMの所定アドレスに書き込まれているや否や
を判別する第1判別手段と、前記第1判別手段が、前記
テストフラグが書き込まれていることを判別した場合前
記検査ルーチンを実行する手段と、前記第1判別手段が
前記テストフラグが未だ書き込まれていないことを判別
した場合、前記自動車制御ルーチンプログラムの実行を
許容する一方、操作によるテストフラグ書込コマンドが
供給されたや否やを判別する第2判別手段と、前記第2
判別手段が前記テストフラグ書込コマンドの供給を判別
した場合、前記バックアップRAMの前記所定アドレス
に前記テストフラグを書き込む書込手段と、を有するこ
とを特徴とする自動車用電子制御装置を提供する。
ために、本発明は、検査ルーチンプログラム及び自動車
制御ルーチンプログラムを備えたマイクロコンピュータ
を含む自動車用電子制御装置であって、前記マイクロコ
ンピュータの記憶手段として、バッテリ電圧が供給され
ている限り記憶機能を維持するバックアップRAMを有
し、前記マイクロコンピュータは、イグニッションスイ
ッチオン情報を検知すると、テストフラグが前記バック
アップRAMの所定アドレスに書き込まれているや否や
を判別する第1判別手段と、前記第1判別手段が、前記
テストフラグが書き込まれていることを判別した場合前
記検査ルーチンを実行する手段と、前記第1判別手段が
前記テストフラグが未だ書き込まれていないことを判別
した場合、前記自動車制御ルーチンプログラムの実行を
許容する一方、操作によるテストフラグ書込コマンドが
供給されたや否やを判別する第2判別手段と、前記第2
判別手段が前記テストフラグ書込コマンドの供給を判別
した場合、前記バックアップRAMの前記所定アドレス
に前記テストフラグを書き込む書込手段と、を有するこ
とを特徴とする自動車用電子制御装置を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による自動車用電
子制御装置ECU及びこれを検査するための検査装置T
STをコネクタCNNによって接続した状態を示してい
る。検査装置TSTは、車載バッテリ電圧にほぼ等しい
バッテリ電圧を電源端子Bを介して受け、これを電源出
力端子BTTに中継する。また、電源回路1はバッテリ
電圧を降圧して定電圧化してこれをマイクロコンピュー
タ2等の電子回路に供給する。マイクロコンピュータ2
は、図示しないCPU(中央演算ユニット)、ROM及
びRAMからなり、コマンド入力手段としてのキーボー
ド3からの操作者による諸コマンド入力に応じて、RO
MあるいはRAMに記憶したプログラムを実行して所定
の動作をなす。
子制御装置ECU及びこれを検査するための検査装置T
STをコネクタCNNによって接続した状態を示してい
る。検査装置TSTは、車載バッテリ電圧にほぼ等しい
バッテリ電圧を電源端子Bを介して受け、これを電源出
力端子BTTに中継する。また、電源回路1はバッテリ
電圧を降圧して定電圧化してこれをマイクロコンピュー
タ2等の電子回路に供給する。マイクロコンピュータ2
は、図示しないCPU(中央演算ユニット)、ROM及
びRAMからなり、コマンド入力手段としてのキーボー
ド3からの操作者による諸コマンド入力に応じて、RO
MあるいはRAMに記憶したプログラムを実行して所定
の動作をなす。
【0009】 また、マイクロコンピュータ2は、キー
ボード3を介して検査開始コマンドを受信すると、イグ
ニッションオンコマンドを、イグニッションスイッチI
GSWに供給してこれをオンとする。IGSWがオンと
なるとバッテリ電圧が端子IGTを介してECUの端子
IGEに供給される。通信ユニット4は、端子CT1,
CT2及びECU側の端子CE1,CE2を介してEC
U内の通信ユニット10と接続されている。よって、検
査装置TST内のマイクロコンピュータ2とECU内の
マイクロコンピュータ11とは、通信ユニット4,10
を介してシリアルデータの送受により通信をなすことが
出来るのである。また、検査装置にTSTにおける入力
/出力インターフェース回路5は、ECU内の入力/出
力インターフェース回路12にコネクタCNNを介して
接続されている。よって、マイクロコンピュータ2は、
入力/出力インターフェース回路5,12を介してマイ
クロコンピュータ11への擬似パラメータ信号の供給及
びマイクロコンピュータ11の出力監視をなすことが出
来る。更に、検査装置TSTは、マイクロコンピュータ
2によって制御されて、検査結果等の諸情報を操作者の
目視可能に表示するCRT等の表示装置6を含んでい
る。
ボード3を介して検査開始コマンドを受信すると、イグ
ニッションオンコマンドを、イグニッションスイッチI
GSWに供給してこれをオンとする。IGSWがオンと
なるとバッテリ電圧が端子IGTを介してECUの端子
IGEに供給される。通信ユニット4は、端子CT1,
CT2及びECU側の端子CE1,CE2を介してEC
U内の通信ユニット10と接続されている。よって、検
査装置TST内のマイクロコンピュータ2とECU内の
マイクロコンピュータ11とは、通信ユニット4,10
を介してシリアルデータの送受により通信をなすことが
出来るのである。また、検査装置にTSTにおける入力
/出力インターフェース回路5は、ECU内の入力/出
力インターフェース回路12にコネクタCNNを介して
接続されている。よって、マイクロコンピュータ2は、
入力/出力インターフェース回路5,12を介してマイ
クロコンピュータ11への擬似パラメータ信号の供給及
びマイクロコンピュータ11の出力監視をなすことが出
来る。更に、検査装置TSTは、マイクロコンピュータ
2によって制御されて、検査結果等の諸情報を操作者の
目視可能に表示するCRT等の表示装置6を含んでい
る。
【0010】ECU内においては、電源入力端子BTE
を経て供給されるバッテリ電圧を電源回路13により降
圧安定化してバックアップRAM14に供給する。ま
た、ECU内においては、電源回路15が、入力端子I
GEを経て供給されるイグニッションオン電圧を降圧安
定化して電源電圧を得てこれをマイクロコンピュータ1
1に供給するようになっている。
を経て供給されるバッテリ電圧を電源回路13により降
圧安定化してバックアップRAM14に供給する。ま
た、ECU内においては、電源回路15が、入力端子I
GEを経て供給されるイグニッションオン電圧を降圧安
定化して電源電圧を得てこれをマイクロコンピュータ1
1に供給するようになっている。
【0011】かかる構成により、マイクロコンピュータ
11は端子IGEを経たイグニッションオン電圧すなわ
ちバッテリ電圧が供給されているときのみ、活性化され
るようになっており、後述するが如く通常制御サブルー
チンを実行し、所定条件において、テストルーチンを実
行するのである。次に、図2のフローチャートを参照し
つつ、図1に示した自動車用電子制御装置ECU及び検
査装置TSTの動作について、説明する。
11は端子IGEを経たイグニッションオン電圧すなわ
ちバッテリ電圧が供給されているときのみ、活性化され
るようになっており、後述するが如く通常制御サブルー
チンを実行し、所定条件において、テストルーチンを実
行するのである。次に、図2のフローチャートを参照し
つつ、図1に示した自動車用電子制御装置ECU及び検
査装置TSTの動作について、説明する。
【0012】まず、作業者は、ECUとTSTとの接続
をコネクタCNNによって完了すると、バッテリ電圧が
電源回路1,2に供給されて、準備が完了する。この状
態において、作業者がキーボード3を操作して検査開始
コマンドを入力すると、マイクロコンピュータ2は、イ
グニッションスイッチIGSWのオンを指令して、これ
をオンとする。そうすると、マイクロコンピュータ11
は、内蔵発振器(図示せず)によって得られるクロック
パルスに従って図2のルーチンを実行するのである。
をコネクタCNNによって完了すると、バッテリ電圧が
電源回路1,2に供給されて、準備が完了する。この状
態において、作業者がキーボード3を操作して検査開始
コマンドを入力すると、マイクロコンピュータ2は、イ
グニッションスイッチIGSWのオンを指令して、これ
をオンとする。そうすると、マイクロコンピュータ11
は、内蔵発振器(図示せず)によって得られるクロック
パルスに従って図2のルーチンを実行するのである。
【0013】すなわち、まずイグニッションスイッチオ
ン電圧を検知すると、マイクロコンピュータ11は、諸
プログラム実行に必要な走行パラメータの初期値設定、
等の初期化を行う(ステップS1)。次いで、テストフ
ラグFがバックアップRAM14の所定アドレスに1と
して書き込まれているかどうかを判別する(ステップS
2)。もし、F=1を判別した場合、直ちにテストルー
チンの実行を行なう(ステップS3)。このテストルー
チンは、例えば、上記した特公昭63−58735号公
報に記載されたチェックプログラムと同様なプログラム
によって実行されるルーチンであるが、ここでは、その
内容については詳述しない。なお、このテストルーチン
の実行が終了したら、Fを0とし(ステップS4)、通
常制御ルーチン(ステップS5)の上流に戻る。しかし
乍ら通常、初期化直後においては、F=0であり、マイ
クロコンピュータ11は通常制御ルーチンを実行する
(ステップS5)。この場合入力/出力インターフェー
ス5を介して、入力/出力インターフェース12に走行
パラメータ等の擬似信号が供給されている。通常制御ル
ーチンの実行が終了すると、テストフラグ書込コマンド
がマイクロコンピュータ2から通信ユニット4,10を
介して供給されたか否かを判別する(ステップS6)。
なお、マイクロコンピュータ11はテストフラグ書込コ
マンドの書込を予め図示しないサブルーチンによって取
り込んでおくこととしても良い。
ン電圧を検知すると、マイクロコンピュータ11は、諸
プログラム実行に必要な走行パラメータの初期値設定、
等の初期化を行う(ステップS1)。次いで、テストフ
ラグFがバックアップRAM14の所定アドレスに1と
して書き込まれているかどうかを判別する(ステップS
2)。もし、F=1を判別した場合、直ちにテストルー
チンの実行を行なう(ステップS3)。このテストルー
チンは、例えば、上記した特公昭63−58735号公
報に記載されたチェックプログラムと同様なプログラム
によって実行されるルーチンであるが、ここでは、その
内容については詳述しない。なお、このテストルーチン
の実行が終了したら、Fを0とし(ステップS4)、通
常制御ルーチン(ステップS5)の上流に戻る。しかし
乍ら通常、初期化直後においては、F=0であり、マイ
クロコンピュータ11は通常制御ルーチンを実行する
(ステップS5)。この場合入力/出力インターフェー
ス5を介して、入力/出力インターフェース12に走行
パラメータ等の擬似信号が供給されている。通常制御ル
ーチンの実行が終了すると、テストフラグ書込コマンド
がマイクロコンピュータ2から通信ユニット4,10を
介して供給されたか否かを判別する(ステップS6)。
なお、マイクロコンピュータ11はテストフラグ書込コ
マンドの書込を予め図示しないサブルーチンによって取
り込んでおくこととしても良い。
【0014】ステップS6において、テストフラグ書込
コマンドの供給があったと判別したときはF←1をバッ
クアップRAM14の所定アドレスに書き込むのである
(ステップS7)。この状態において、検査装置TST
のマイクロコンピュータ2は、一旦、IGSWのオフを
命じ、次いで、再度のIGSWのオンを命じる。そうす
ると、マイクロコンピュータ11は、再び図2のルーチ
ンを実行する。そして、この場合はF=1なので、テス
トルーチンを実行するのである(ステップS3)。
コマンドの供給があったと判別したときはF←1をバッ
クアップRAM14の所定アドレスに書き込むのである
(ステップS7)。この状態において、検査装置TST
のマイクロコンピュータ2は、一旦、IGSWのオフを
命じ、次いで、再度のIGSWのオンを命じる。そうす
ると、マイクロコンピュータ11は、再び図2のルーチ
ンを実行する。そして、この場合はF=1なので、テス
トルーチンを実行するのである(ステップS3)。
【0015】上記した如く、本発明による自動車用電子
制御装置によれば、イグニッションスイッチンオン電圧
を受けると、第2図に示したルーチンを繰り返し実行す
るのであり、このルーチンにおいては、検査装置TST
から供給されるバッテリ電圧の存在下において記憶内容
を保持するバックアップRAMにテスト実行フラグFを
保持するようになっている。
制御装置によれば、イグニッションスイッチンオン電圧
を受けると、第2図に示したルーチンを繰り返し実行す
るのであり、このルーチンにおいては、検査装置TST
から供給されるバッテリ電圧の存在下において記憶内容
を保持するバックアップRAMにテスト実行フラグFを
保持するようになっている。
【0016】従って、検査装置によって自動車用電子制
御装置を検査するとき、検査装置からテストフラグ書込
コマンドが通信ユニット4,10を介して供給される
と、テストルーチンを1回だけ実行するのである。そし
て、一旦、自動車用電子制御装置ECUを検査装置TS
Tから切り離すと、バックアップRAM13の内容はF
=0と初期化され、再度検査装置TSTを接続してバッ
テリ電圧供給及びテストフラグ書込コマンドの供給がな
い限りテストルーチンは実行されることはないのであ
る。
御装置を検査するとき、検査装置からテストフラグ書込
コマンドが通信ユニット4,10を介して供給される
と、テストルーチンを1回だけ実行するのである。そし
て、一旦、自動車用電子制御装置ECUを検査装置TS
Tから切り離すと、バックアップRAM13の内容はF
=0と初期化され、再度検査装置TSTを接続してバッ
テリ電圧供給及びテストフラグ書込コマンドの供給がな
い限りテストルーチンは実行されることはないのであ
る。
【0017】なお、検査装置TST内のマイクロコンピ
ュータ2は、キーボード3からの所定コマンドにより、
あるいは、検査開始コマンドからの所定時間を計時し
て、上述したテストフラグ書込コマンドを通信ユニット
4,10を介して、ECU内のマイクロコンピュータ1
1に供給するのである。なお、ステップS6及びS7
は、通常制御ルーチン(ステップS5)の直前に実行す
ることとする変形例も考えられ、更には、ステップS6
及びS7を通常制御ルーチン(ステップS5)の途中に
おいて実行するような変形も可能である。図3は、本発
明によるマイクロコンピュータによって実行さるべきル
ーチンの別の例を示している。
ュータ2は、キーボード3からの所定コマンドにより、
あるいは、検査開始コマンドからの所定時間を計時し
て、上述したテストフラグ書込コマンドを通信ユニット
4,10を介して、ECU内のマイクロコンピュータ1
1に供給するのである。なお、ステップS6及びS7
は、通常制御ルーチン(ステップS5)の直前に実行す
ることとする変形例も考えられ、更には、ステップS6
及びS7を通常制御ルーチン(ステップS5)の途中に
おいて実行するような変形も可能である。図3は、本発
明によるマイクロコンピュータによって実行さるべきル
ーチンの別の例を示している。
【0018】すなわち、検査装置TSTを被検査装置で
ある自動車用電子制御装置ECUをコネクタCNNによ
って接続した後、キーボード3によって検査開始コマン
ドを与えると、所定時間後にIGSWがオンとなり、イ
グニッションスイッチ電圧が電源回路15に与えられ
て、電源回路15はこれを降圧して、マイクロコンピュ
ータに供給する。
ある自動車用電子制御装置ECUをコネクタCNNによ
って接続した後、キーボード3によって検査開始コマン
ドを与えると、所定時間後にIGSWがオンとなり、イ
グニッションスイッチ電圧が電源回路15に与えられ
て、電源回路15はこれを降圧して、マイクロコンピュ
ータに供給する。
【0019】これによって、マイクロコンピュータ11
による図3のフローの実行が開始されるのである。すな
わち、まず、諸プログラム実行に必要な走行パラメータ
の初期値設定、等の初期化を行う(ステップS1)。次
いで、テストフラグF1がバックアップRAM14の所
定アドレスに1として書き込まれているかどうかを判別
する(ステップS2)。もし、F1=1を判別した場
合、直ちにテストルーチンの実行を行なう(ステップS
3)。なお、このテストルーチンの実行が終了したら、
F1を0とし(ステップS4)、テスト終了フラッグF
2を1としてステップS2の上流に戻る(ステップS1
0)。
による図3のフローの実行が開始されるのである。すな
わち、まず、諸プログラム実行に必要な走行パラメータ
の初期値設定、等の初期化を行う(ステップS1)。次
いで、テストフラグF1がバックアップRAM14の所
定アドレスに1として書き込まれているかどうかを判別
する(ステップS2)。もし、F1=1を判別した場
合、直ちにテストルーチンの実行を行なう(ステップS
3)。なお、このテストルーチンの実行が終了したら、
F1を0とし(ステップS4)、テスト終了フラッグF
2を1としてステップS2の上流に戻る(ステップS1
0)。
【0020】もし、ステップS2において、F1=0で
あることを判別したときは、テスト終了フラッグF2が
1であるかどうかを判別して(ステップS11)、F2
=1であることを判別した場合は、通常制御サブルーチ
ンのための割込フラッグが立っているかどうかを判別し
て(ステップS12)、立っていれば通常の制御サブル
ーチンを実行する(ステップS13)。もし、割込フラ
ッグが何も立っていないときは、そのまま、ステップS
2の上流に戻り、IGSWオフとなるまで、このルーチ
ンを繰り返すのである。
あることを判別したときは、テスト終了フラッグF2が
1であるかどうかを判別して(ステップS11)、F2
=1であることを判別した場合は、通常制御サブルーチ
ンのための割込フラッグが立っているかどうかを判別し
て(ステップS12)、立っていれば通常の制御サブル
ーチンを実行する(ステップS13)。もし、割込フラ
ッグが何も立っていないときは、そのまま、ステップS
2の上流に戻り、IGSWオフとなるまで、このルーチ
ンを繰り返すのである。
【0021】一方、ステップS11において、テスト終
了フラッグF2がゼロであることを判別したならば、テ
ストフラグ書込コマンドが入力されたかどうかを判別す
る(ステップS14)。そして、テストフラグ書込コマ
ンドが入力されたことを判別した場合F1を1として、
これをバックアップRAMの所定アドレスに書込むので
ある(ステップS15)。
了フラッグF2がゼロであることを判別したならば、テ
ストフラグ書込コマンドが入力されたかどうかを判別す
る(ステップS14)。そして、テストフラグ書込コマ
ンドが入力されたことを判別した場合F1を1として、
これをバックアップRAMの所定アドレスに書込むので
ある(ステップS15)。
【0022】上記した如く、本発明による自動車用電子
制御装置によれば、イグニッションスイッチンオンの情
報を受信すると、第3図に示したメインルーチンを繰り
返し実行するのであり、このルーチンにおいては、検査
装置TSTから供給されるバッテリ電圧の存在下におい
て記憶内容を保持するバックアップRAMにテスト実行
フラグF1及びテスト終了フラグF2を保持するように
なっている。
制御装置によれば、イグニッションスイッチンオンの情
報を受信すると、第3図に示したメインルーチンを繰り
返し実行するのであり、このルーチンにおいては、検査
装置TSTから供給されるバッテリ電圧の存在下におい
て記憶内容を保持するバックアップRAMにテスト実行
フラグF1及びテスト終了フラグF2を保持するように
なっている。
【0023】 従って、検査装置によって自動車用電子
制御装置を検査するとき、検査装置からテストフラグ書
込コマンドが通信ユニット4,10を介して供給される
と、テストルーチンを1回だけ実行するのである。そし
て、一旦、自動車用電子制御装置を検査装置TSTから
切り離すとバックアップRAM13の内容は初期化され
F1=0,F2=0となって、再度の検査装置TSTを
接続して上記した検査手順を実行しない限りテストルー
チンが実行されることはない。
制御装置を検査するとき、検査装置からテストフラグ書
込コマンドが通信ユニット4,10を介して供給される
と、テストルーチンを1回だけ実行するのである。そし
て、一旦、自動車用電子制御装置を検査装置TSTから
切り離すとバックアップRAM13の内容は初期化され
F1=0,F2=0となって、再度の検査装置TSTを
接続して上記した検査手順を実行しない限りテストルー
チンが実行されることはない。
【0024】なお、検査装置TSTは、自動車用制御装
置ECUからのテスト終了フラッグ等の検査終了情報を
受け取ってから検査結果を表示することとしても良い。
置ECUからのテスト終了フラッグ等の検査終了情報を
受け取ってから検査結果を表示することとしても良い。
【図1】 本発明による自動車用電子制御装置及びその
検査装置を示すブロック図。
検査装置を示すブロック図。
【図2】 本発明による第1の実施例としての自動車用
電子制御装置によって実行されるべきサブルーチンを示
すフローチャート。
電子制御装置によって実行されるべきサブルーチンを示
すフローチャート。
【図3】 本発明による第2の実施例としての自動車用
電子制御装置によって実行さるべきルーチンを示すフロ
ーチャート。
電子制御装置によって実行さるべきルーチンを示すフロ
ーチャート。
TST 検査装置
ECU 自動車用電子制御装置
CNN コネクタ
IGSW イグニッションスイッチ
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平7−43255(JP,A)
特開 昭62−188933(JP,A)
特開 平1−301139(JP,A)
特開 平8−76830(JP,A)
特開 平8−75616(JP,A)
特開 平7−175502(JP,A)
特開 平6−102148(JP,A)
特開 昭63−228081(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G05B 19/048 - 19/05
G01M 17/00 - 17/007
Claims (6)
- 【請求項1】 検査ルーチンプログラム及び自動車制御
ルーチンプログラムを備えたマイクロコンピュータを含
む自動車用制御装置であって、 前記マイクロコンピュータの記憶手段として、バッテリ
電圧が供給されている限り記憶機能を維持するバックア
ップRAMを有し、 前記マイクロコンピュータは、イグニッションスイッチ
オン情報を検知すると、テストフラグが前記バックアッ
プRAMの所定アドレスに書き込まれているや否やを判
別する第1判別手段と、前記第1判別手段が、前記テス
トフラグが書き込まれていることを判別した場合前記検
査ルーチンを実行する手段と、前記第1判別手段が前記
テストフラグが未だ書き込まれていないことを判別した
場合、前記自動車制御ルーチンプログラムの実行を許容
する一方、操作によるテストフラグ書込コマンドが供給
されたや否やを判別する第2判別手段と、前記第2判別
手段が前記テストフラグ書込コマンドの供給を判別した
場合、前記バックアップRAMの前記所定アドレスに前
記テストフラグを書き込む書込手段と、を有することを
特徴とする自動車用制御装置。 - 【請求項2】 前記マイクロコンピュータは、データ通
信手段を介して、前記テストフラグ書込コマンドを受信
することを特徴とする請求項1記載の自動車用制御装
置。 - 【請求項3】 請求項1記載の自動車用制御装置の検査
装置であって、 前記自動車用制御装置に接続されたとき、前記自動車用
制御装置のバッテリ電圧端子にバッテリ電圧を供給する
第1手段と、前記自動車用制御装置のイグニッションス
イッチオン端子にイグニッションオン電圧を供給する第
2手段と、前記マイクロコンピュータに前記テストフラ
グ書込コマンドを供給する第3手段と、を備えたことを
特徴とする検査装置。 - 【請求項4】 前記第3手段は、前記テストフラグ書込
コマンドをデータ通信手段を介して供給することを特徴
とする請求項3記載の検査装置。 - 【請求項5】 前記第2手段は、前記第3手段による前
記テストフラグ書込コマンドの発生の後に前記イグニッ
ションオン電圧の供給を一旦停止した後に再度前記イグ
ニッションオン電圧を前記自動車用制御装置に供給する
ことを特徴とする請求項3記載の検査装置。 - 【請求項6】 前記第3手段による前記テストフラグ書
込コマンドの供給の後に前記自動車制御装置に擬似パラ
メータ信号を供給しかつ前記自動車制御装置からの出力
信号を取り込む第4手段を有することを特徴とする請求
項3記載の検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08250596A JP3498930B2 (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 自動検査機能を備えた自動車用電子制御装置及びその検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08250596A JP3498930B2 (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 自動検査機能を備えた自動車用電子制御装置及びその検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09274510A JPH09274510A (ja) | 1997-10-21 |
| JP3498930B2 true JP3498930B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=13776371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08250596A Expired - Fee Related JP3498930B2 (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 自動検査機能を備えた自動車用電子制御装置及びその検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3498930B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4715732B2 (ja) * | 2006-11-24 | 2011-07-06 | ミツミ電機株式会社 | 情報処理装置、及び、情報処理装置の検査方法 |
| JP5985416B2 (ja) * | 2013-02-27 | 2016-09-06 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 自動車用電子制御装置 |
-
1996
- 1996-04-04 JP JP08250596A patent/JP3498930B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09274510A (ja) | 1997-10-21 |
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