JP3499673B2 - プリント基板回路設計システム - Google Patents
プリント基板回路設計システムInfo
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- JP3499673B2 JP3499673B2 JP03394996A JP3394996A JP3499673B2 JP 3499673 B2 JP3499673 B2 JP 3499673B2 JP 03394996 A JP03394996 A JP 03394996A JP 3394996 A JP3394996 A JP 3394996A JP 3499673 B2 JP3499673 B2 JP 3499673B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板上の
回路設計を行うためのプリント基板回路設計システムに
関するものである。プリント基板に実装された回路によ
って、まとまった機能を提供するためには、LSIや抵
抗、コンデンサなど様々な部品を論理的に適切に配置す
るとともに、各部品間でやりとりされる信号の電気的な
性質を考慮する必要がある。集積回路の規模が小さかっ
た時代においては、プリント基板において、複数の集積
回路を論理的に接続してその連携関係を示すことが、ま
とまった機能を実現する上で重要であったが、現在で
は、LSIなどの大規模集積回路単体により、かなり大
規模な機能が実現されており、プリント基板回路の設計
作業における論理設計作業の重要性は小さくなってい
る。その一方、装置の小型化のために、プリント基板に
対しては高密度の配線が要求されており、更に、回路の
動作速度の高速化を実現するために、信号の遅延時間な
どの電気的な条件を十分に満たすことも必要とされてい
る。これに伴って、プリント基板におけるLSIなどの
部品の配置や配線設計を行う実装設計作業は、著しく困
難になってきており、実装設計に要する時間が長期化す
る傾向にある。この実装設計に要する時間の増大を埋め
合わせるために、プリント基板の回路設計に要する時間
を短縮する技術が必要とされており、また、プリント基
板の回路設計と実装設計との連携を円滑化するために、
プリント基板の仮設計回路を迅速に実装設計のトライア
ルに渡す技術が必要とされている。
回路設計を行うためのプリント基板回路設計システムに
関するものである。プリント基板に実装された回路によ
って、まとまった機能を提供するためには、LSIや抵
抗、コンデンサなど様々な部品を論理的に適切に配置す
るとともに、各部品間でやりとりされる信号の電気的な
性質を考慮する必要がある。集積回路の規模が小さかっ
た時代においては、プリント基板において、複数の集積
回路を論理的に接続してその連携関係を示すことが、ま
とまった機能を実現する上で重要であったが、現在で
は、LSIなどの大規模集積回路単体により、かなり大
規模な機能が実現されており、プリント基板回路の設計
作業における論理設計作業の重要性は小さくなってい
る。その一方、装置の小型化のために、プリント基板に
対しては高密度の配線が要求されており、更に、回路の
動作速度の高速化を実現するために、信号の遅延時間な
どの電気的な条件を十分に満たすことも必要とされてい
る。これに伴って、プリント基板におけるLSIなどの
部品の配置や配線設計を行う実装設計作業は、著しく困
難になってきており、実装設計に要する時間が長期化す
る傾向にある。この実装設計に要する時間の増大を埋め
合わせるために、プリント基板の回路設計に要する時間
を短縮する技術が必要とされており、また、プリント基
板の回路設計と実装設計との連携を円滑化するために、
プリント基板の仮設計回路を迅速に実装設計のトライア
ルに渡す技術が必要とされている。
【0002】
【従来の技術】LSI単体の設計手法としては、膨大な
回路素子の論理関係を記述する必要性から、素子間の論
理的な接続をHDL(Hardware Description Language)
言語などによって記述し、この記述に基づいて設計作業
を自動化する言語設計手法が取り入れられており、設計
作業の省力化に大きな効果を上げている。
回路素子の論理関係を記述する必要性から、素子間の論
理的な接続をHDL(Hardware Description Language)
言語などによって記述し、この記述に基づいて設計作業
を自動化する言語設計手法が取り入れられており、設計
作業の省力化に大きな効果を上げている。
【0003】また、この言語設計の手法を利用して、複
数のLSI間の論理的な接続をHDL言語などによって
記述し、例えば、1枚のプリント基板に実装されるLS
Iの組合せ、またはそれ以上の数のLSIを組み合わせ
た規模の回路について、その論理的な連係動作の検証作
業が行われている。なお、HDL言語の例としては、IE
EEの標準ハードウェア記述言語であるVHDL(VHSIC H
ardware Description Lnguage,VHSIC:Very High Speed
IntegretedCircuit)言語などがある。
数のLSI間の論理的な接続をHDL言語などによって
記述し、例えば、1枚のプリント基板に実装されるLS
Iの組合せ、またはそれ以上の数のLSIを組み合わせ
た規模の回路について、その論理的な連係動作の検証作
業が行われている。なお、HDL言語の例としては、IE
EEの標準ハードウェア記述言語であるVHDL(VHSIC H
ardware Description Lnguage,VHSIC:Very High Speed
IntegretedCircuit)言語などがある。
【0004】このVHDL言語によるハードウェア記述
には、動作レベル、レジスタトランスファレベル、ゲー
トレベルの3つのレベルがあり、もっとも抽象的な動作
レベルによって、LSI全体としての動作および他のL
SIとの接続したときの動作を記述することにより、上
述した複数のLSIの連係動作の検証作業が行われてい
る。
には、動作レベル、レジスタトランスファレベル、ゲー
トレベルの3つのレベルがあり、もっとも抽象的な動作
レベルによって、LSI全体としての動作および他のL
SIとの接続したときの動作を記述することにより、上
述した複数のLSIの連係動作の検証作業が行われてい
る。
【0005】一方、プリント基板回路設計用CADシス
テムとしては、個々の集積回路の集積度が低い時代に確
立されたものが、そのまま利用されている。図12に、
従来のプリント基板回路設計用CADシステムの構成例
を示す。図12において、描画データライブラリ401
には、回路図に配置される様々な素子を示すシンボルを
表すための描画データが登録されている。
テムとしては、個々の集積回路の集積度が低い時代に確
立されたものが、そのまま利用されている。図12に、
従来のプリント基板回路設計用CADシステムの構成例
を示す。図12において、描画データライブラリ401
には、回路図に配置される様々な素子を示すシンボルを
表すための描画データが登録されている。
【0006】このCADシステムの利用者は、描画指示
入力部402を介して、配置すべき素子およびこれらの
素子を結ぶ結線を指定し、これに応じて、描画処理部4
03が、上述したライブラリ401から該当するシンボ
ルに対応する描画データを検索し、この描画データおよ
び結線を示す描画データを組み合わせることにより、回
路図を表す描画データが作成されている。
入力部402を介して、配置すべき素子およびこれらの
素子を結ぶ結線を指定し、これに応じて、描画処理部4
03が、上述したライブラリ401から該当するシンボ
ルに対応する描画データを検索し、この描画データおよ
び結線を示す描画データを組み合わせることにより、回
路図を表す描画データが作成されている。
【0007】このとき、プリント基板回路の設計者は、
上述したLSIの検証作業で用いられたLSI間の接続
情報を参照し、VHDL言語によるLSI間の接続に関
する記述を回路図上の配線に置き換える作業を行ってい
る。また、このようにして作成された描画データは、表
示処理部404の処理に供され、ディスプレイ405や
プリンタ(図示せず)を介して、利用者に回路図として
提供されている。
上述したLSIの検証作業で用いられたLSI間の接続
情報を参照し、VHDL言語によるLSI間の接続に関
する記述を回路図上の配線に置き換える作業を行ってい
る。また、このようにして作成された描画データは、表
示処理部404の処理に供され、ディスプレイ405や
プリンタ(図示せず)を介して、利用者に回路図として
提供されている。
【0008】つまり、従来は、LSIや抵抗、コンデン
サなどの素子およびこれらの素子を結ぶ配線を表す回路
図を描くことによって、各素子の論理的な接続および電
気的な接続の両方が表現されていた。したがって、従来
は、プリント基板の回路を設計する際に、設計者は、信
号の論理的な意味に着目し、必要な機能を部品の組合せ
で実現するための論理設計作業と、信号の物理的な性質
を考慮して、必要な性能を満たすための電気設計作業と
を同時に並行して行っている。
サなどの素子およびこれらの素子を結ぶ配線を表す回路
図を描くことによって、各素子の論理的な接続および電
気的な接続の両方が表現されていた。したがって、従来
は、プリント基板の回路を設計する際に、設計者は、信
号の論理的な意味に着目し、必要な機能を部品の組合せ
で実現するための論理設計作業と、信号の物理的な性質
を考慮して、必要な性能を満たすための電気設計作業と
を同時に並行して行っている。
【0009】また、このようにして設計されたプリント
基板回路は、実装設計作業に渡されて、各LSIの配置
および実際の配線の引き回しなどの実装回路のレイアウ
ト処理に供される。このレイアウト処理の際に、配線の
一部がレイアウトできないなどの不都合が生じた場合に
は、再び、プリント基板の回路設計作業に戻され、LS
Iのピンの配置の変更などの修正作業が行われ、また、
このピンの配置の変更に応じて、LSI単体のレイアウ
ト設計の変更も行われる。
基板回路は、実装設計作業に渡されて、各LSIの配置
および実際の配線の引き回しなどの実装回路のレイアウ
ト処理に供される。このレイアウト処理の際に、配線の
一部がレイアウトできないなどの不都合が生じた場合に
は、再び、プリント基板の回路設計作業に戻され、LS
Iのピンの配置の変更などの修正作業が行われ、また、
このピンの配置の変更に応じて、LSI単体のレイアウ
ト設計の変更も行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、集積回路の
大規模化により、各LSIが高度にまとまった論理的役
割を果たすようになってきており、プリント基板におけ
る論理設計は、単純にLSIとLSIとの端子同士を結
線する単調な作業にすぎなくなっている。特に、個々の
LSIの設計段階において、複数のLSIの連係動作に
ついての検証作業が行われており、この検証作業におい
て、プリント基板に配置されるLSI相互の論理的な配
線からなるネットが決定されていることを考えれば、プ
リント基板における回路の論理的な設計作業はもはや2
度手間でしかない。
大規模化により、各LSIが高度にまとまった論理的役
割を果たすようになってきており、プリント基板におけ
る論理設計は、単純にLSIとLSIとの端子同士を結
線する単調な作業にすぎなくなっている。特に、個々の
LSIの設計段階において、複数のLSIの連係動作に
ついての検証作業が行われており、この検証作業におい
て、プリント基板に配置されるLSI相互の論理的な配
線からなるネットが決定されていることを考えれば、プ
リント基板における回路の論理的な設計作業はもはや2
度手間でしかない。
【0011】このように、論理設計自体は単調化し、形
骸化したにもかかわらず、個々のLSI単体における端
子の増大およびプリント基板に配置するLSIの数の増
大に伴って、LSI間の結線を回路図において表現する
作業自体は複雑化しており、論理設計作業に要する手間
はむしろ増大している。一方、論理設計が単調化する傾
向にあるのとは対照的に、プリント基板の電気設計は、
重要度を増すとともに、非常に煩雑になっている。
骸化したにもかかわらず、個々のLSI単体における端
子の増大およびプリント基板に配置するLSIの数の増
大に伴って、LSI間の結線を回路図において表現する
作業自体は複雑化しており、論理設計作業に要する手間
はむしろ増大している。一方、論理設計が単調化する傾
向にあるのとは対照的に、プリント基板の電気設計は、
重要度を増すとともに、非常に煩雑になっている。
【0012】これは、回路を高速動作させるために、回
路のアナログ的な動作を考慮する必要性が生じたためで
あり、厳しくなった電気的な条件を満たすために、LS
Iの各端子に接続する終端抵抗やダンピング抵抗などの
素子を回路図上に表現したことにより、論理的な結線の
みですら複雑な回路図が、更に複雑になってしまってい
た。
路のアナログ的な動作を考慮する必要性が生じたためで
あり、厳しくなった電気的な条件を満たすために、LS
Iの各端子に接続する終端抵抗やダンピング抵抗などの
素子を回路図上に表現したことにより、論理的な結線の
みですら複雑な回路図が、更に複雑になってしまってい
た。
【0013】また、回路図においては、例えば、バスの
ように論理的にまとまった信号線の集合であっても、そ
れぞれの端子と端子とを結ぶ個々の結線として独立に表
現されている。したがって、バスに終端抵抗などの素子
を追加する場合は、このバスを構成する信号線のビット
数分(例えば、32bit または64bit)の信号線につい
て、それぞれ同じ素子を追加する作業を反復して行う必
要がある。
ように論理的にまとまった信号線の集合であっても、そ
れぞれの端子と端子とを結ぶ個々の結線として独立に表
現されている。したがって、バスに終端抵抗などの素子
を追加する場合は、このバスを構成する信号線のビット
数分(例えば、32bit または64bit)の信号線につい
て、それぞれ同じ素子を追加する作業を反復して行う必
要がある。
【0014】この際に追加される素子などは、動作周波
数などの電気的な条件が決まれば、バスに含まれる全て
の信号線について機械的に一律に決定できるにもかかわ
らず、回路図として表現するために、設計者が個々の信
号線ごとに、該当するシンボルおよびその接続のための
配線を追加する必要があった。また、上述した電気的な
条件を満たすための追加回路などを抵抗素子やバッファ
回路をポーションとして集積した回路素子を利用して実
現する場合には、設計者が、この回路素子の各ポーショ
ンを各信号線に手作業によって割り付ける必要があっ
た。
数などの電気的な条件が決まれば、バスに含まれる全て
の信号線について機械的に一律に決定できるにもかかわ
らず、回路図として表現するために、設計者が個々の信
号線ごとに、該当するシンボルおよびその接続のための
配線を追加する必要があった。また、上述した電気的な
条件を満たすための追加回路などを抵抗素子やバッファ
回路をポーションとして集積した回路素子を利用して実
現する場合には、設計者が、この回路素子の各ポーショ
ンを各信号線に手作業によって割り付ける必要があっ
た。
【0015】このため、電気設計作業は非常に煩雑とな
り、またその作業量は膨大となるから、その重要性が増
したにもかかわらず、特に、終端抵抗などの素子の追加
作業の漏れなどのミスが発生しやすくなっており、信頼
性が低下するおそれがある。更に、上述したような抵抗
素子やバッファなどを挿入したために、LSI間の配線
からなる論理的なネットが、回路図の見かけ上では分断
されてしまう場合があり、配線長の制限などの実装条件
を論理的なネットに対して与えることが困難となってし
まっていた。
り、またその作業量は膨大となるから、その重要性が増
したにもかかわらず、特に、終端抵抗などの素子の追加
作業の漏れなどのミスが発生しやすくなっており、信頼
性が低下するおそれがある。更に、上述したような抵抗
素子やバッファなどを挿入したために、LSI間の配線
からなる論理的なネットが、回路図の見かけ上では分断
されてしまう場合があり、配線長の制限などの実装条件
を論理的なネットに対して与えることが困難となってし
まっていた。
【0016】また、従来の手法においては、新規のLS
I素子が登場するたびに、単に、これらの素子を回路図
に表現するためだけに、そのシンボルを示す描画データ
をCADのライブラリに登録する作業が必要であり、こ
のような作業に要する手間も設計者の大きな負担となっ
ている。このように、プリント基板の回路を回路図によ
って表現する従来の方式では、各素子を示すシンボルと
それらを結ぶ信号線とからなる図形によって、プリント
基板の回路が持つ論理的な側面と電気的な側面との両方
を同時に表現しているために、回路図が余りにも複雑化
しており、プリント基板に高密度で素子を実装すること
が要求される現在では、設計者の作業負担はもはや限界
に来ている。
I素子が登場するたびに、単に、これらの素子を回路図
に表現するためだけに、そのシンボルを示す描画データ
をCADのライブラリに登録する作業が必要であり、こ
のような作業に要する手間も設計者の大きな負担となっ
ている。このように、プリント基板の回路を回路図によ
って表現する従来の方式では、各素子を示すシンボルと
それらを結ぶ信号線とからなる図形によって、プリント
基板の回路が持つ論理的な側面と電気的な側面との両方
を同時に表現しているために、回路図が余りにも複雑化
しており、プリント基板に高密度で素子を実装すること
が要求される現在では、設計者の作業負担はもはや限界
に来ている。
【0017】したがって、従来の技術を踏襲したので
は、プリント基板の回路設計に要する時間を短縮するこ
とは非常に困難であるから、LSIの設計作業から提供
される情報および実装設計において必要とされる情報を
考慮して、プリント基板の回路設計をより適切に表現す
る手法が必要とされている。本発明は、プリント基板の
回路設計を論理的な側面と電気的な側面とに分離し、そ
れぞれ独立に設計可能とするプリント基板回路設計用の
CADシステムを提供することを目的とする。
は、プリント基板の回路設計に要する時間を短縮するこ
とは非常に困難であるから、LSIの設計作業から提供
される情報および実装設計において必要とされる情報を
考慮して、プリント基板の回路設計をより適切に表現す
る手法が必要とされている。本発明は、プリント基板の
回路設計を論理的な側面と電気的な側面とに分離し、そ
れぞれ独立に設計可能とするプリント基板回路設計用の
CADシステムを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1から請
求項6のプリント基板回路設計システムの原理ブロック
図である。請求項1の発明は、LSIを含む論理部品の
接続関係を所定の形式で記述する論理接続スクリプトを
入力する論理接続情報入力手段111と、論理接続スク
リプトに基づいて、各論理部品に対応するネットリスト
を作成し、各論理部品間で授受される信号の接続関係を
示す論理ネット作成手段112と、各部品に対応するネ
ットリストを格納するネットリスト格納手段113と、
各電気部品の構成を所定の形式で記述した部品マクロス
クリプトを部品名に対応する部品情報として格納する部
品情報格納手段114と、追加する電気部品を示す部品
指定情報とその接続先を示す接続先情報とを所定の形式
で記述した設計情報スクリプトを入力する設計情報入力
手段115と、部品マクロスクリプトと設計情報スクリ
プトとに基づいて、追加する電気部品に対応するネット
リストを作成して、ネットリスト格納手段113に追加
する部品ネット作成手段116と、部品ネット作成手段
116によって追加されたネットリストへの接続関係を
示す情報を用いて、設計情報スクリプトで示される接続
先に対応するネットリストを更新するネットリスト更新
手段117とを備えたことを特徴とする。
求項6のプリント基板回路設計システムの原理ブロック
図である。請求項1の発明は、LSIを含む論理部品の
接続関係を所定の形式で記述する論理接続スクリプトを
入力する論理接続情報入力手段111と、論理接続スク
リプトに基づいて、各論理部品に対応するネットリスト
を作成し、各論理部品間で授受される信号の接続関係を
示す論理ネット作成手段112と、各部品に対応するネ
ットリストを格納するネットリスト格納手段113と、
各電気部品の構成を所定の形式で記述した部品マクロス
クリプトを部品名に対応する部品情報として格納する部
品情報格納手段114と、追加する電気部品を示す部品
指定情報とその接続先を示す接続先情報とを所定の形式
で記述した設計情報スクリプトを入力する設計情報入力
手段115と、部品マクロスクリプトと設計情報スクリ
プトとに基づいて、追加する電気部品に対応するネット
リストを作成して、ネットリスト格納手段113に追加
する部品ネット作成手段116と、部品ネット作成手段
116によって追加されたネットリストへの接続関係を
示す情報を用いて、設計情報スクリプトで示される接続
先に対応するネットリストを更新するネットリスト更新
手段117とを備えたことを特徴とする。
【0019】請求項1の発明は、論理接続情報入力手段
111によって入力された情報に応じて論理ネット作成
手段112が動作することにより、論理設計に対応する
基本的なネットリストの集合を作成し、ネットリスト格
納手段113に格納することができる。また、部品ネッ
ト作成手段116が、設計情報入力手段115によって
入力された設計情報スクリプトおよび部品情報格納手段
114に保持された部品マクロスクリプトに基づいて動
作することにより、設計情報スクリプトで示された部品
に対応する新規のネットリストをネットリストの集合に
追加することができ、更に、ネットリスト更新手段11
7が、設計情報スクリプトに応じて動作することによ
り、追加されたネットリストと接続先のネットリストと
を連係させることができる。
111によって入力された情報に応じて論理ネット作成
手段112が動作することにより、論理設計に対応する
基本的なネットリストの集合を作成し、ネットリスト格
納手段113に格納することができる。また、部品ネッ
ト作成手段116が、設計情報入力手段115によって
入力された設計情報スクリプトおよび部品情報格納手段
114に保持された部品マクロスクリプトに基づいて動
作することにより、設計情報スクリプトで示された部品
に対応する新規のネットリストをネットリストの集合に
追加することができ、更に、ネットリスト更新手段11
7が、設計情報スクリプトに応じて動作することによ
り、追加されたネットリストと接続先のネットリストと
を連係させることができる。
【0020】このように、論理設計を論理素子の接続関
係を示す基本的なネットリストの集合を作成する作業と
して捉え、電気設計を上述した基本的なネットリストの
集合に各部品に対応するネットリストを追加する作業と
して捉えることにより、プリント基板の回路設計を論理
的な側面と電気的な側面とに分離し、それぞれ独立して
進めることが可能となる。
係を示す基本的なネットリストの集合を作成する作業と
して捉え、電気設計を上述した基本的なネットリストの
集合に各部品に対応するネットリストを追加する作業と
して捉えることにより、プリント基板の回路設計を論理
的な側面と電気的な側面とに分離し、それぞれ独立して
進めることが可能となる。
【0021】請求項2の発明は、請求項1に記載のプリ
ント基板回路設計システムにおいて、論理接続情報入力
手段111は、LSI設計段階における複数LSIに関
する動作検証作業の際に作成されたHDL(Hardware De
scription Language) による接続情報を受け取って、論
理接続スクリプトとして入力する構成であることを特徴
とする。
ント基板回路設計システムにおいて、論理接続情報入力
手段111は、LSI設計段階における複数LSIに関
する動作検証作業の際に作成されたHDL(Hardware De
scription Language) による接続情報を受け取って、論
理接続スクリプトとして入力する構成であることを特徴
とする。
【0022】請求項2の発明は、論理接続情報入力手段
111により、LSIの設計段階で得られたLSI相互
の接続情報をそのまま入力して論理ネット作成手段11
2の処理に供することにより、基本的なネットリストの
集合を作成することができるので、論理設計作業を省略
し、設計者を電気設計に専念させることが可能となる。
請求項3の発明は、請求項1に記載のプリント基板回路
設計システムにおいて、設計情報入力手段115は、設
計情報スクリプトを格納する設計情報格納手段121
と、設計情報格納手段121から接続先情報として複数
の信号を指定した設計情報スクリプトを受け取って、複
数の接続先それぞれについての設計情報スクリプトを生
成して部品ネット作成手段116の処理に供するスクリ
プト展開手段122とを備えた構成であることを特徴と
する。
111により、LSIの設計段階で得られたLSI相互
の接続情報をそのまま入力して論理ネット作成手段11
2の処理に供することにより、基本的なネットリストの
集合を作成することができるので、論理設計作業を省略
し、設計者を電気設計に専念させることが可能となる。
請求項3の発明は、請求項1に記載のプリント基板回路
設計システムにおいて、設計情報入力手段115は、設
計情報スクリプトを格納する設計情報格納手段121
と、設計情報格納手段121から接続先情報として複数
の信号を指定した設計情報スクリプトを受け取って、複
数の接続先それぞれについての設計情報スクリプトを生
成して部品ネット作成手段116の処理に供するスクリ
プト展開手段122とを備えた構成であることを特徴と
する。
【0023】請求項3の発明は、スクリプト展開手段1
22によって展開された各設計情報スクリプトに応じ
て、部品ネット作成手段116が動作することにより、
複数の信号のそれぞれに同一の部品を追加することがで
きる。この場合は、複数の信号について一括して部品の
追加を記述した設計情報スクリプトを設計情報格納手段
121に格納しておくことにより、複数の信号のそれぞ
れに同一の部品を追加する作業を自動化することがで
き、設計者が設計情報スクリプトを作成する際の労力を
大幅に軽減することができる。
22によって展開された各設計情報スクリプトに応じ
て、部品ネット作成手段116が動作することにより、
複数の信号のそれぞれに同一の部品を追加することがで
きる。この場合は、複数の信号について一括して部品の
追加を記述した設計情報スクリプトを設計情報格納手段
121に格納しておくことにより、複数の信号のそれぞ
れに同一の部品を追加する作業を自動化することがで
き、設計者が設計情報スクリプトを作成する際の労力を
大幅に軽減することができる。
【0024】請求項4の発明は、請求項1に記載のプリ
ント基板回路設計システムにおいて、部品情報格納手段
114に登録された各部品を示す部品名に対応して、そ
れぞれの特性値を含む特徴情報を格納する部品特徴格納
手段123を備え、設計情報入力手段115は、設計情
報スクリプトを格納する設計情報格納手段121と、設
計情報格納手段121から部品指定情報として部品の特
徴情報を指定した設計情報スクリプトを受け取って、部
品特徴格納手段123から特徴情報に対応する部品名を
検索し、部品ネット作成手段116の処理に供する部品
割付手段124とを備えた構成であることを特徴とす
る。
ント基板回路設計システムにおいて、部品情報格納手段
114に登録された各部品を示す部品名に対応して、そ
れぞれの特性値を含む特徴情報を格納する部品特徴格納
手段123を備え、設計情報入力手段115は、設計情
報スクリプトを格納する設計情報格納手段121と、設
計情報格納手段121から部品指定情報として部品の特
徴情報を指定した設計情報スクリプトを受け取って、部
品特徴格納手段123から特徴情報に対応する部品名を
検索し、部品ネット作成手段116の処理に供する部品
割付手段124とを備えた構成であることを特徴とす
る。
【0025】請求項4の発明は、部品割付手段124
が、部品特徴格納手段123に基づいて特徴情報に対応
する部品を割り付けて、部品ネット作成手段116の処
理に供することにより、設計情報スクリプトにおいて、
特徴情報によって部品を指定することが可能となる。こ
れにより、例えば、抵抗値や動作周波数に応じて、適切
な部品を自動的に割り付けることができるから、設計者
を決まり切ったルーティンワークから解放し、設計者の
作業負担を大幅に軽減することができる。
が、部品特徴格納手段123に基づいて特徴情報に対応
する部品を割り付けて、部品ネット作成手段116の処
理に供することにより、設計情報スクリプトにおいて、
特徴情報によって部品を指定することが可能となる。こ
れにより、例えば、抵抗値や動作周波数に応じて、適切
な部品を自動的に割り付けることができるから、設計者
を決まり切ったルーティンワークから解放し、設計者の
作業負担を大幅に軽減することができる。
【0026】請求項5の発明は、請求項1に記載のプリ
ント基板回路設計システムにおいて、設計情報入力手段
115は、設計情報スクリプトを格納する設計情報格納
手段121と、設計情報格納手段121から部品指定情
報として複数の電気部品をポーションとして含むモジュ
ール部品を指定した設計情報スクリプトを受け取って、
モジュール部品に対応する部品情報とネットリスト格納
手段113に格納されたネットリストの集合に関する情
報とに基づいて、適切なモジュール部品のポーションを
選択し、部品ネット作成手段116の処理に供するポー
ション割付手段125とを備えた構成であることを特徴
とする。
ント基板回路設計システムにおいて、設計情報入力手段
115は、設計情報スクリプトを格納する設計情報格納
手段121と、設計情報格納手段121から部品指定情
報として複数の電気部品をポーションとして含むモジュ
ール部品を指定した設計情報スクリプトを受け取って、
モジュール部品に対応する部品情報とネットリスト格納
手段113に格納されたネットリストの集合に関する情
報とに基づいて、適切なモジュール部品のポーションを
選択し、部品ネット作成手段116の処理に供するポー
ション割付手段125とを備えた構成であることを特徴
とする。
【0027】請求項5の発明は、ポーション割付手段1
25が、部品情報格納手段114およびネットリスト格
納手段113を参照し、適切なポーションを選択して部
品ネット作成手段116の処理に供することにより、モ
ジュール部品のポーションを追加部品として自動的に割
り付けることが可能となる。これにより、設計情報スク
リプトにおいて、個々の部品ごとにあからさまにポーシ
ョンを指定する作業を省略して、設計者の作業負担を軽
減することができる。
25が、部品情報格納手段114およびネットリスト格
納手段113を参照し、適切なポーションを選択して部
品ネット作成手段116の処理に供することにより、モ
ジュール部品のポーションを追加部品として自動的に割
り付けることが可能となる。これにより、設計情報スク
リプトにおいて、個々の部品ごとにあからさまにポーシ
ョンを指定する作業を省略して、設計者の作業負担を軽
減することができる。
【0028】請求項6の発明は、請求項1に記載のプリ
ント基板回路設計システムにおいて、論理的なネットを
指定するネット指定情報とネットに対する実装条件を示
す条件情報とを所定の形式で記述した条件設計スクリプ
トを入力する実装条件入力手段126と、ネット指定情
報で指定されたネットリストをネットリスト格納手段1
13から検索し、条件情報で示される実装条件を付加す
る実装条件設定手段127とを備えたことを特徴とす
る。
ント基板回路設計システムにおいて、論理的なネットを
指定するネット指定情報とネットに対する実装条件を示
す条件情報とを所定の形式で記述した条件設計スクリプ
トを入力する実装条件入力手段126と、ネット指定情
報で指定されたネットリストをネットリスト格納手段1
13から検索し、条件情報で示される実装条件を付加す
る実装条件設定手段127とを備えたことを特徴とす
る。
【0029】請求項6の発明は、実装条件入力手段12
6および実装条件設定手段127の動作により、実装条
件を論理的なネットに対して指定し、対応するネットリ
ストに指定した実装条件を付加することができる。図2
は、請求項7から請求項9のプリント基板回路設計シス
テムの原理ブロック図である。
6および実装条件設定手段127の動作により、実装条
件を論理的なネットに対して指定し、対応するネットリ
ストに指定した実装条件を付加することができる。図2
は、請求項7から請求項9のプリント基板回路設計シス
テムの原理ブロック図である。
【0030】請求項7の発明は、請求項1に記載のプリ
ント基板回路設計システムにおいて、部品情報格納手段
114は、部品の構成を回路図によって表現した回路図
データを格納する回路図格納手段128と、回路図デー
タで表される部品の接続端子に関する端子情報と回路図
データを示す回路図指定情報とを所定の形式で記述する
部品マクロスクリプトを部品を示す部品名に対応して格
納する接続情報格納手段129とを備えた構成であり、
部品ネット作成手段116は、設計情報スクリプトで指
定された部品に対応する部品マクロスクリプトから、回
路図指定情報を検出し、この回路図指定情報を含むネッ
トリストを作成する構成であることを特徴とする。
ント基板回路設計システムにおいて、部品情報格納手段
114は、部品の構成を回路図によって表現した回路図
データを格納する回路図格納手段128と、回路図デー
タで表される部品の接続端子に関する端子情報と回路図
データを示す回路図指定情報とを所定の形式で記述する
部品マクロスクリプトを部品を示す部品名に対応して格
納する接続情報格納手段129とを備えた構成であり、
部品ネット作成手段116は、設計情報スクリプトで指
定された部品に対応する部品マクロスクリプトから、回
路図指定情報を検出し、この回路図指定情報を含むネッ
トリストを作成する構成であることを特徴とする。
【0031】請求項7の発明は、部品ネット作成手段1
16の動作により、接続情報格納手段129格納された
回路図指定情報を介して、回路図格納手段128に格納
された回路図データと部品に対応するネットリストとを
階層的に結合することができるから、回路図によって表
現された部品を他の部品と同等に扱うことが可能であ
る。
16の動作により、接続情報格納手段129格納された
回路図指定情報を介して、回路図格納手段128に格納
された回路図データと部品に対応するネットリストとを
階層的に結合することができるから、回路図によって表
現された部品を他の部品と同等に扱うことが可能であ
る。
【0032】請求項8の発明は、請求項1に記載のプリ
ント基板回路設計システムにおいて、論理ネット作成手
段112および部品ネット作成手段116によって作成
されたネットリストそれぞれに、相異なる部品番号を付
与する番号付与手段131と、ネットリスト格納手段1
13に格納されたネットリストおよび部品情報格納手段
114に格納された部品情報に基づいて、各部品に備え
られた端子の接続先を示す接続表と、全ての部品につい
て部品番号と部品名とを含む情報を示す部品一覧表とを
作成する表作成手段132とを備えたことを特徴とす
る。
ント基板回路設計システムにおいて、論理ネット作成手
段112および部品ネット作成手段116によって作成
されたネットリストそれぞれに、相異なる部品番号を付
与する番号付与手段131と、ネットリスト格納手段1
13に格納されたネットリストおよび部品情報格納手段
114に格納された部品情報に基づいて、各部品に備え
られた端子の接続先を示す接続表と、全ての部品につい
て部品番号と部品名とを含む情報を示す部品一覧表とを
作成する表作成手段132とを備えたことを特徴とす
る。
【0033】請求項8の発明は、部品番号付与手段13
1により各ネットリストにそれぞれの部品を識別する部
品番号を付与し、この部品番号を利用して、表作成手段
132が接続表と部品一覧表とを作成することにより、
従来の回路図と同等の情報を提供し、設計者による検証
作業に供することができる。請求項9の発明は、請求項
8に記載のプリント基板回路設計システムにおいて、各
部品を特定する情報に対応して、前回の設計の際に付与
された部品番号を履歴情報として保持する番号履歴保持
手段133を備え、番号付与手段131は、部品指定情
報とともに部品番号が指定された設計情報スクリプトの
入力に応じて、該当するネットリストに部品番号を付与
する強制付与手段134と、部品番号指定を含まない設
計情報スクリプトの入力に応じて、番号履歴保持手段1
33の履歴情報を参照し、該当する各部品に対応するネ
ットリストに、履歴情報で示された部品番号を優先的に
付与する番号履歴反映手段135とを備えた構成である
ことを特徴とする。
1により各ネットリストにそれぞれの部品を識別する部
品番号を付与し、この部品番号を利用して、表作成手段
132が接続表と部品一覧表とを作成することにより、
従来の回路図と同等の情報を提供し、設計者による検証
作業に供することができる。請求項9の発明は、請求項
8に記載のプリント基板回路設計システムにおいて、各
部品を特定する情報に対応して、前回の設計の際に付与
された部品番号を履歴情報として保持する番号履歴保持
手段133を備え、番号付与手段131は、部品指定情
報とともに部品番号が指定された設計情報スクリプトの
入力に応じて、該当するネットリストに部品番号を付与
する強制付与手段134と、部品番号指定を含まない設
計情報スクリプトの入力に応じて、番号履歴保持手段1
33の履歴情報を参照し、該当する各部品に対応するネ
ットリストに、履歴情報で示された部品番号を優先的に
付与する番号履歴反映手段135とを備えた構成である
ことを特徴とする。
【0034】請求項9の発明は、番号付与手段131に
備えられた強制付与手段134の動作により、LSIな
どの論理素子に特定の部品番号を強制的に付与すること
を可能である。また、番号履歴保持手段133の内容に
基づいて、履歴反映手段135が動作することにより、
実装設計からのフィードバックに応じて、プリント基板
を再設計する際に、以前の設計で用いた部品番号を継承
することができる。
備えられた強制付与手段134の動作により、LSIな
どの論理素子に特定の部品番号を強制的に付与すること
を可能である。また、番号履歴保持手段133の内容に
基づいて、履歴反映手段135が動作することにより、
実装設計からのフィードバックに応じて、プリント基板
を再設計する際に、以前の設計で用いた部品番号を継承
することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施形態について詳細に説明する。図3に、本発明のプ
リント基板回路設計システムの実施形態を示す。図3に
示したプリント基板回路設計システムにおいて、接続情
報読込部211は、接続情報ファイル201からLSI
間の接続を記述した接続情報を読み込んで、図4に示す
ように、各LSIごとに、定義された端子名に対応して
信号名を含む接続情報を格納するネットリストに変換し
て、ネットリスト格納手段113に相当するネットリス
トテーブル212に格納する構成となっている。
実施形態について詳細に説明する。図3に、本発明のプ
リント基板回路設計システムの実施形態を示す。図3に
示したプリント基板回路設計システムにおいて、接続情
報読込部211は、接続情報ファイル201からLSI
間の接続を記述した接続情報を読み込んで、図4に示す
ように、各LSIごとに、定義された端子名に対応して
信号名を含む接続情報を格納するネットリストに変換し
て、ネットリスト格納手段113に相当するネットリス
トテーブル212に格納する構成となっている。
【0036】この接続情報ファイル201は、設計対象
のプリント基板に配置される各LSIについて、それぞ
れに定義された端子と信号との対応関係を記述した論理
接続スクリプトから構成されており、接続情報読込部2
11は、これらの論理接続スクリプトから各LSIに対
応する端子名および信号名を抽出し、それぞれネットリ
ストを作成すればよい。
のプリント基板に配置される各LSIについて、それぞ
れに定義された端子と信号との対応関係を記述した論理
接続スクリプトから構成されており、接続情報読込部2
11は、これらの論理接続スクリプトから各LSIに対
応する端子名および信号名を抽出し、それぞれネットリ
ストを作成すればよい。
【0037】このように、接続情報ファイル201の内
容に基づいて、接続情報読込部211が動作するによ
り、請求項1で述べた論理接続情報入力手段111およ
び論理ネット作成手段112の機能を実現し、接続情報
として与えられたプリント基板の論理設計情報を抽出し
て、後述する電気設計処理に供することができる。な
お、論理接続スクリプトは、LSIの各端子と信号との
対応関係を記述できれば、どのような形式でもよく、例
えば、端子名と信号名とを対応させた接続表をワードプ
ロセッサによって作成したものを使ってもよい。
容に基づいて、接続情報読込部211が動作するによ
り、請求項1で述べた論理接続情報入力手段111およ
び論理ネット作成手段112の機能を実現し、接続情報
として与えられたプリント基板の論理設計情報を抽出し
て、後述する電気設計処理に供することができる。な
お、論理接続スクリプトは、LSIの各端子と信号との
対応関係を記述できれば、どのような形式でもよく、例
えば、端子名と信号名とを対応させた接続表をワードプ
ロセッサによって作成したものを使ってもよい。
【0038】この場合は、従来の論理設計作業は、上述
した接続表のような論理接続スクリプトを作成する作業
に置き換えられている。ここで、LSI相互間の接続を
表す情報としては、従来の回路図に比べて、論理接続ス
クリプトの方がより直感的に把握しやすいので、回路図
の作成作業を上述した論理スクリプト作成作業に置き換
えたことにより、設計者の負担を大幅に削減することが
可能である。
した接続表のような論理接続スクリプトを作成する作業
に置き換えられている。ここで、LSI相互間の接続を
表す情報としては、従来の回路図に比べて、論理接続ス
クリプトの方がより直感的に把握しやすいので、回路図
の作成作業を上述した論理スクリプト作成作業に置き換
えたことにより、設計者の負担を大幅に削減することが
可能である。
【0039】また、特に、請求項2の発明を適用し、接
続情報読込部211が、VHDL言語などLSI単体の
設計システムに利用されている言語で記述された接続情
報から上述した必要な情報を抽出し、図3に示したよう
なネットリストに変換する構成とすれば、LSIの連係
動作検証に用いられた接続情報をそのまま使うことがで
きる。
続情報読込部211が、VHDL言語などLSI単体の
設計システムに利用されている言語で記述された接続情
報から上述した必要な情報を抽出し、図3に示したよう
なネットリストに変換する構成とすれば、LSIの連係
動作検証に用いられた接続情報をそのまま使うことがで
きる。
【0040】これにより、上述した論理接続スクリプト
の作成作業を不要とすることができるので、形骸化した
論理設計作業に費やす労力を極力削減して、プリント基
板回路の電気設計作業に設計者の労力を集中させること
ができる。次に、上述した各LSIに対応するネットリ
ストの集合を利用して、電気設計作業を行う方法につい
て説明する。
の作成作業を不要とすることができるので、形骸化した
論理設計作業に費やす労力を極力削減して、プリント基
板回路の電気設計作業に設計者の労力を集中させること
ができる。次に、上述した各LSIに対応するネットリ
ストの集合を利用して、電気設計作業を行う方法につい
て説明する。
【0041】図5に、本発明による電気設計の基本動作
を表す流れ図を示す。図3に示したプリント基板回路設
計システムにおいて、電気情報読込部213は、まず、
部品マクロファイル202から後述する部品マクロスク
リプトを読み込んで、部品情報格納手段114に相当す
る部品テーブル214に登録し(ステップ301、30
2)、次に、設計スクリプトファイル203から設計情
報スクリプトを順次に読み込んで(ステップ303)、
スクリプト解釈部215の処理に供する構成となってい
る。
を表す流れ図を示す。図3に示したプリント基板回路設
計システムにおいて、電気情報読込部213は、まず、
部品マクロファイル202から後述する部品マクロスク
リプトを読み込んで、部品情報格納手段114に相当す
る部品テーブル214に登録し(ステップ301、30
2)、次に、設計スクリプトファイル203から設計情
報スクリプトを順次に読み込んで(ステップ303)、
スクリプト解釈部215の処理に供する構成となってい
る。
【0042】ここで、部品マクロファイル202は、ダ
ンピング抵抗やバイパスコンデンサ、バッファなどの電
気部品それぞれを単体の素子あるいはモジュール素子を
用いて構成する場合について、部品そのものの構成を記
述した部品マクロスクリプトから構成されている。ま
た、各部品に対応する部品マクロスクリプトにおいて
は、例えば、それぞれの部品名と、その特性値や入出力
端子および各素子の部品内部における接続を示すネット
情報からなる構成情報とを記述して、部品そのものを定
義すればよい。
ンピング抵抗やバイパスコンデンサ、バッファなどの電
気部品それぞれを単体の素子あるいはモジュール素子を
用いて構成する場合について、部品そのものの構成を記
述した部品マクロスクリプトから構成されている。ま
た、各部品に対応する部品マクロスクリプトにおいて
は、例えば、それぞれの部品名と、その特性値や入出力
端子および各素子の部品内部における接続を示すネット
情報からなる構成情報とを記述して、部品そのものを定
義すればよい。
【0043】また、設計スクリプトファイル203は、
ダンピング抵抗やバッファなどの部品の追加およびコネ
クタやLSIのピンへの信号の割付などの電気設計条件
を記述した設計情報スクリプトから構成されている。部
品の追加を指定する設計情報スクリプトにおいては、追
加する部品を上述した部品マクロスクリプトで定義され
た部品名を含む部品指定情報によって示すとともに、こ
の部品を付加する信号名を含む接続先情報を記述し、ま
た、コネクタやLSIのピンの割付を指定する設計情報
スクリプトにおいては、割付対象の信号名と割付先のピ
ンとを指定して対応関係を記述すればよい。
ダンピング抵抗やバッファなどの部品の追加およびコネ
クタやLSIのピンへの信号の割付などの電気設計条件
を記述した設計情報スクリプトから構成されている。部
品の追加を指定する設計情報スクリプトにおいては、追
加する部品を上述した部品マクロスクリプトで定義され
た部品名を含む部品指定情報によって示すとともに、こ
の部品を付加する信号名を含む接続先情報を記述し、ま
た、コネクタやLSIのピンの割付を指定する設計情報
スクリプトにおいては、割付対象の信号名と割付先のピ
ンとを指定して対応関係を記述すればよい。
【0044】この設計情報スクリプトの入力に応じて、
スクリプト解釈部215は、まず、設計情報スクリプト
が、電気部品の追加に関する記述であるか否かを判定す
る(ステップ304)。このステップ304の肯定判定
の場合に、スクリプト解釈部215は、部品検索部21
6およびネット検索部217を介して、それぞれ部品テ
ーブル214およびネットリストテーブル212から設
計情報スクリプトで指定された電気部品に対応する部品
マクロスクリプトおよび信号に対応するネットリストを
検索し(ステップ305)、部品追加部218の処理に
供する構成となっている。
スクリプト解釈部215は、まず、設計情報スクリプト
が、電気部品の追加に関する記述であるか否かを判定す
る(ステップ304)。このステップ304の肯定判定
の場合に、スクリプト解釈部215は、部品検索部21
6およびネット検索部217を介して、それぞれ部品テ
ーブル214およびネットリストテーブル212から設
計情報スクリプトで指定された電気部品に対応する部品
マクロスクリプトおよび信号に対応するネットリストを
検索し(ステップ305)、部品追加部218の処理に
供する構成となっている。
【0045】例えば、図4(a)に示したLSIaから
出力されてLSIbに入力される信号S1に、ダンピング
抵抗dを追加する場合は、ネット検索部217により、
この信号S1に基づいて、ネットリストテーブル212か
ら上述したLSIaおよびLSIbに対応するネットリ
ストa,bが検索され、また、部品検索部218によ
り、ダンピング抵抗dに対応する部品マクロスクリプト
が検索されて、部品追加部218の処理に供される。
出力されてLSIbに入力される信号S1に、ダンピング
抵抗dを追加する場合は、ネット検索部217により、
この信号S1に基づいて、ネットリストテーブル212か
ら上述したLSIaおよびLSIbに対応するネットリ
ストa,bが検索され、また、部品検索部218によ
り、ダンピング抵抗dに対応する部品マクロスクリプト
が検索されて、部品追加部218の処理に供される。
【0046】これに応じて、部品追加部218は、追加
部品(例えば、ダンピング抵抗d)の端子それぞれに対
応する新規のネットリストを作成し、ネットリストテー
ブル212に追加すればよい(ステップ306、図4
(b)参照)。このとき、部品追加部218は、追加部
品に新しい部品番号を与え、この部品番号と、部品に備
えられた各ピンに接続される信号を示す情報とを含む新
規のネットリストを作成すればよい。
部品(例えば、ダンピング抵抗d)の端子それぞれに対
応する新規のネットリストを作成し、ネットリストテー
ブル212に追加すればよい(ステップ306、図4
(b)参照)。このとき、部品追加部218は、追加部
品に新しい部品番号を与え、この部品番号と、部品に備
えられた各ピンに接続される信号を示す情報とを含む新
規のネットリストを作成すればよい。
【0047】次に、部品追加部218は、ネットリスト
更新手段117として動作し、接続先情報で指定された
信号に対応するネットリストに、この新規のネットリス
トとの連携関係を示すポインタ情報を付加すればよい
(ステップ307、図4(b)参照)。このように、ス
クリプト解釈部215からの指示に応じて、部品検索部
216、ネット検索部217および部品追加部218が
動作することにより、請求項1で述べた部品ネット作成
手段116の機能を実現し、電気設計情報に対応する設
計情報スクリプトに基づいて、LSIなどの論理部品の
接続を示す基本ネットリストに、抵抗などの電気部品に
対応する新規のネットリストを追加して、論理部品と電
気部品との双方を含んだ全ての部品相互の連携を示すこ
とができる。
更新手段117として動作し、接続先情報で指定された
信号に対応するネットリストに、この新規のネットリス
トとの連携関係を示すポインタ情報を付加すればよい
(ステップ307、図4(b)参照)。このように、ス
クリプト解釈部215からの指示に応じて、部品検索部
216、ネット検索部217および部品追加部218が
動作することにより、請求項1で述べた部品ネット作成
手段116の機能を実現し、電気設計情報に対応する設
計情報スクリプトに基づいて、LSIなどの論理部品の
接続を示す基本ネットリストに、抵抗などの電気部品に
対応する新規のネットリストを追加して、論理部品と電
気部品との双方を含んだ全ての部品相互の連携を示すこ
とができる。
【0048】なお、部品番号の付与動作については、後
に詳しく述べる。その後、スクリプト解釈部215は、
解釈済みでない設計情報スクリプトがあるか否かを判定
し(ステップ308)、肯定判定に応じて、ステップ3
01に戻り、新しい設計情報スクリプトの入力を受けれ
ばよい。一方、例えば、上述したLSIaについてのピ
ン割付を記述した設計情報スクリプトが入力された場合
は、上述したステップ304の否定判定となり、スクリ
プト解釈部215は、ネット検索部217を介して、受
け取った設計情報スクリプトで示されたネットリストを
検索し(ステップ309)、該当するネットリストと割
付対象の信号名および割付先のピン番号を示す情報をピ
ン割付処理部219の処理に供すればよい。
に詳しく述べる。その後、スクリプト解釈部215は、
解釈済みでない設計情報スクリプトがあるか否かを判定
し(ステップ308)、肯定判定に応じて、ステップ3
01に戻り、新しい設計情報スクリプトの入力を受けれ
ばよい。一方、例えば、上述したLSIaについてのピ
ン割付を記述した設計情報スクリプトが入力された場合
は、上述したステップ304の否定判定となり、スクリ
プト解釈部215は、ネット検索部217を介して、受
け取った設計情報スクリプトで示されたネットリストを
検索し(ステップ309)、該当するネットリストと割
付対象の信号名および割付先のピン番号を示す情報をピ
ン割付処理部219の処理に供すればよい。
【0049】これに応じて、ピン割付処理部219によ
り、指定された信号とLSIaのピンとの対応関係を示
す情報が作成され、ネットリストに付加される(ステッ
プ310)。もちろん、設計情報スクリプトによって、
指定した信号に対するコネクタのピンの割付が記述され
ていた場合は、上述したステップ310において、ピン
割付処理部219により、各信号とコネクタピンとの対
応関係を示すネットリストが作成される。
り、指定された信号とLSIaのピンとの対応関係を示
す情報が作成され、ネットリストに付加される(ステッ
プ310)。もちろん、設計情報スクリプトによって、
指定した信号に対するコネクタのピンの割付が記述され
ていた場合は、上述したステップ310において、ピン
割付処理部219により、各信号とコネクタピンとの対
応関係を示すネットリストが作成される。
【0050】このように、ピン割付処理部219が、ス
クリプト解釈部215から受け取った情報に応じてネッ
トリストを追加することにより、スクリプトで与えられ
たピンの割付指示をネットリストの集合として表現され
た回路設計データに加えることができる。このようにし
て、ピンの割付を記述した設計情報スクリプトの処理が
終了した後、ステップ308に進み、全ての設計情報ス
クリプトについての処理が終了するまで、上述したステ
ップ301からステップ310の処理を繰り返せばよ
い。
クリプト解釈部215から受け取った情報に応じてネッ
トリストを追加することにより、スクリプトで与えられ
たピンの割付指示をネットリストの集合として表現され
た回路設計データに加えることができる。このようにし
て、ピンの割付を記述した設計情報スクリプトの処理が
終了した後、ステップ308に進み、全ての設計情報ス
クリプトについての処理が終了するまで、上述したステ
ップ301からステップ310の処理を繰り返せばよ
い。
【0051】上述したようにして、各部品や信号とピン
との対応関係に対応する新規のネットリストをネットリ
ストテーブル212に次々に追加していくことにより、
従来の回路図に含まれている情報を漏れなく含んだネッ
トリストの集合が得られる。したがって、設計者が、部
品マクロスクリプトと設計情報スクリプトを作成し、こ
のプリント基板回路設計システムに投入することによ
り、従来の回路図に各部品を描画する作業を置き換える
ことができ、従来の方式によって作成された回路図と同
等の設計結果を得ることができる。
との対応関係に対応する新規のネットリストをネットリ
ストテーブル212に次々に追加していくことにより、
従来の回路図に含まれている情報を漏れなく含んだネッ
トリストの集合が得られる。したがって、設計者が、部
品マクロスクリプトと設計情報スクリプトを作成し、こ
のプリント基板回路設計システムに投入することによ
り、従来の回路図に各部品を描画する作業を置き換える
ことができ、従来の方式によって作成された回路図と同
等の設計結果を得ることができる。
【0052】ここで、上述したように、設計情報スクリ
プトは、各部品の接続関係についての記述であるから、
設計者は、個々の部品の接続のみに着目して、この設計
情報スクリプトを記述すればよい。この場合には、従来
の回路図による設計の場合のように、各部品を表すシン
ボルを配置するスペースを確保する作業など、回路図を
描画するためだけに必要とされていた無駄な労力を省く
ことができるから、設計者は、本来の電気設計のみに集
中することが可能である。
プトは、各部品の接続関係についての記述であるから、
設計者は、個々の部品の接続のみに着目して、この設計
情報スクリプトを記述すればよい。この場合には、従来
の回路図による設計の場合のように、各部品を表すシン
ボルを配置するスペースを確保する作業など、回路図を
描画するためだけに必要とされていた無駄な労力を省く
ことができるから、設計者は、本来の電気設計のみに集
中することが可能である。
【0053】また、各LSIに電気的な条件を満たすた
めに必要とされる部品を追加する作業は、基本ネットリ
ストに、新規のネットリストを追加する作業として扱う
ことができるから、プリント基板回路の設計作業を論理
設計作業と電気設計作業とに明確に分離することができ
る。このように、論理設計と電気設計とを独立な作業と
して分離し、更に、回路図の描画作業から設計者を解放
することにより、設計者の負担を大幅に軽減して、効率
よくプリント基板回路の設計作業を進めることが可能と
なる。
めに必要とされる部品を追加する作業は、基本ネットリ
ストに、新規のネットリストを追加する作業として扱う
ことができるから、プリント基板回路の設計作業を論理
設計作業と電気設計作業とに明確に分離することができ
る。このように、論理設計と電気設計とを独立な作業と
して分離し、更に、回路図の描画作業から設計者を解放
することにより、設計者の負担を大幅に軽減して、効率
よくプリント基板回路の設計作業を進めることが可能と
なる。
【0054】上述したように、本発明システムによれ
ば、プリント基板回路の論理設計作業および電気設計作
業に要する時間を双方ともに大幅に短縮することができ
るので、実装設計作業に設計データを早期に渡すことが
可能となり、また、実装設計作業側からのフィードバッ
クにも迅速に対応することができる。上述したようにし
て全ての設計情報スクリプトについての処理が完了した
ときに、このステップ308の否定判定として処理を終
了し、このとき、スクリプト解釈部215により、電気
設計作業が終了した旨の終了通知が設計ファイル作成部
221および表作成部222に送出される。
ば、プリント基板回路の論理設計作業および電気設計作
業に要する時間を双方ともに大幅に短縮することができ
るので、実装設計作業に設計データを早期に渡すことが
可能となり、また、実装設計作業側からのフィードバッ
クにも迅速に対応することができる。上述したようにし
て全ての設計情報スクリプトについての処理が完了した
ときに、このステップ308の否定判定として処理を終
了し、このとき、スクリプト解釈部215により、電気
設計作業が終了した旨の終了通知が設計ファイル作成部
221および表作成部222に送出される。
【0055】図3において、設計ファイル作成部204
は、上述したスクリプト解釈部215から終了通知を受
け取ったときに、ネットリストテーブル212の内容に
基づいて、プリント基板回路の実装設計システムへの入
力に適合した形式の設計データファイル205を作成
し、実装設計処理に供する構成となっている。ここで、
上述したようにして、プリント基板回路は、ネットリス
トテーブル212に登録されたネットリストの集合とし
て表されているから、設計ファイル作成部219は、ネ
ットリストのポインタ情報に従って、LSIを含む各部
品の接続関係を論理的に辿ることにより、実装設計シス
テムに適した設計データを容易に作成することができ
る。
は、上述したスクリプト解釈部215から終了通知を受
け取ったときに、ネットリストテーブル212の内容に
基づいて、プリント基板回路の実装設計システムへの入
力に適合した形式の設計データファイル205を作成
し、実装設計処理に供する構成となっている。ここで、
上述したようにして、プリント基板回路は、ネットリス
トテーブル212に登録されたネットリストの集合とし
て表されているから、設計ファイル作成部219は、ネ
ットリストのポインタ情報に従って、LSIを含む各部
品の接続関係を論理的に辿ることにより、実装設計シス
テムに適した設計データを容易に作成することができ
る。
【0056】一方、表出力部206は、上述した終了通
知に応じて、ネットリストテーブル212の内容に基づ
いて、各部品およびコネクタに備えられたピンに接続さ
れる信号を示す接続表およびプリント基板に配置される
部品を示す部品一覧表を作成し、それぞれプリンタ(図
示せず)を介して出力する構成となっている。ここで、
表作成部206は、例えば、各LSIについて、ピン番
号およびピン名称に対応して、信号名を示すLSI接続
表を作成するとともに、電気的な条件が指定された各信
号名に対応して、指定された電気的条件を示す電気条件
接続表を作成し、プリンタの出力処理に供すればよい。
知に応じて、ネットリストテーブル212の内容に基づ
いて、各部品およびコネクタに備えられたピンに接続さ
れる信号を示す接続表およびプリント基板に配置される
部品を示す部品一覧表を作成し、それぞれプリンタ(図
示せず)を介して出力する構成となっている。ここで、
表作成部206は、例えば、各LSIについて、ピン番
号およびピン名称に対応して、信号名を示すLSI接続
表を作成するとともに、電気的な条件が指定された各信
号名に対応して、指定された電気的条件を示す電気条件
接続表を作成し、プリンタの出力処理に供すればよい。
【0057】また、表出力部206は、部品一覧表とし
て、例えば、各部品を示す部品番号に対応して、その部
品の特徴を示す部品名称や部品マクロスクリプト名など
を示す表を作成し、プリンタによる出力処理に供すれば
よい。このようにして得られた接続表および部品一覧表
は、プリント基板の回路設計をチェックするために必要
な情報を漏れなく含んでいる。
て、例えば、各部品を示す部品番号に対応して、その部
品の特徴を示す部品名称や部品マクロスクリプト名など
を示す表を作成し、プリンタによる出力処理に供すれば
よい。このようにして得られた接続表および部品一覧表
は、プリント基板の回路設計をチェックするために必要
な情報を漏れなく含んでいる。
【0058】この場合は、回路図によって表した場合比
べて、部品の特徴や接続関係を直感的に把握することは
難しいが、接続表と部品一覧表とを対照させることによ
り、論理的に接続関係を辿ることができ、膨大な数の信
号の接続関係を表す方法としては、むしろ優れている。
更に、請求項3から請求項5の発明を適用すれば、プリ
ント基板回路の設計作業を更に高度に自動化することが
できる。
べて、部品の特徴や接続関係を直感的に把握することは
難しいが、接続表と部品一覧表とを対照させることによ
り、論理的に接続関係を辿ることができ、膨大な数の信
号の接続関係を表す方法としては、むしろ優れている。
更に、請求項3から請求項5の発明を適用すれば、プリ
ント基板回路の設計作業を更に高度に自動化することが
できる。
【0059】図6は、請求項3から請求項5の発明を適
用したプリント基板回路設計システムの実施形態の要部
構成図である。図6において、スクリプト判別部221
は、電気情報読込部213から受け取った設計情報スク
リプトの特徴を判別し、この判別結果に応じて、各設計
情報スクリプトをスクリプト解釈部215、スクリプト
展開部222および部品割付部223の処理にそれぞれ
供する構成となっている。
用したプリント基板回路設計システムの実施形態の要部
構成図である。図6において、スクリプト判別部221
は、電気情報読込部213から受け取った設計情報スク
リプトの特徴を判別し、この判別結果に応じて、各設計
情報スクリプトをスクリプト解釈部215、スクリプト
展開部222および部品割付部223の処理にそれぞれ
供する構成となっている。
【0060】また、図6において、部品ライブラリ22
4は、請求項3で述べた部品特徴格納手段123に相当
するものであり、様々な電気部品を示す部品名に対応し
て、それぞれの特性値や信頼性などの仕様情報およびそ
れぞれの部品に対応する部品マクロスクリプトを登録し
ている。この場合は、図3に示した部品テーブル214
を設ける代わりに、電気情報電気情報読込部213によ
り、部品マクロファイル202から読み込んだ部品マク
ロスクリプトを新規の部品として部品ライブラリ224
に登録し、部品検索部216は、この部品ライブラリ2
24から適切な部品マクロスクリプトを検索すればよ
い。
4は、請求項3で述べた部品特徴格納手段123に相当
するものであり、様々な電気部品を示す部品名に対応し
て、それぞれの特性値や信頼性などの仕様情報およびそ
れぞれの部品に対応する部品マクロスクリプトを登録し
ている。この場合は、図3に示した部品テーブル214
を設ける代わりに、電気情報電気情報読込部213によ
り、部品マクロファイル202から読み込んだ部品マク
ロスクリプトを新規の部品として部品ライブラリ224
に登録し、部品検索部216は、この部品ライブラリ2
24から適切な部品マクロスクリプトを検索すればよ
い。
【0061】また、上述した部品割付部223は、スク
リプト判別部221から受け取った設計情報スクリプト
に基づいて、この部品ライブラリ224を検索し、検索
結果に基づいて、後述する部品割付処理を行う構成とな
っている。ここで、電気部品の挿入を指示する設計情報
スクリプトは、電気部品そのものを指定する部品指定情
報と、この電気部品を挿入する信号を示す信号指定情報
とを含んでいる。
リプト判別部221から受け取った設計情報スクリプト
に基づいて、この部品ライブラリ224を検索し、検索
結果に基づいて、後述する部品割付処理を行う構成とな
っている。ここで、電気部品の挿入を指示する設計情報
スクリプトは、電気部品そのものを指定する部品指定情
報と、この電気部品を挿入する信号を示す信号指定情報
とを含んでいる。
【0062】したがって、スクリプト判別部221は、
この部品指定情報および信号指定情報に基づいて、設計
情報スクリプトの特徴を判別すればよい。図7に、プリ
ント基板回路の自動設計動作を表す流れ図を示す。設計
情報スクリプトの入力に応じて、まず、スクリプト判別
部221により、複数の信号を示す信号指定情報が含ま
れているか否かが判定され(ステップ321)、肯定判
定の場合は、設計情報スクリプトの展開処理が必要であ
ると判断されて、該当する設計情報スクリプトがスクリ
プト展開部222に送出される。
この部品指定情報および信号指定情報に基づいて、設計
情報スクリプトの特徴を判別すればよい。図7に、プリ
ント基板回路の自動設計動作を表す流れ図を示す。設計
情報スクリプトの入力に応じて、まず、スクリプト判別
部221により、複数の信号を示す信号指定情報が含ま
れているか否かが判定され(ステップ321)、肯定判
定の場合は、設計情報スクリプトの展開処理が必要であ
ると判断されて、該当する設計情報スクリプトがスクリ
プト展開部222に送出される。
【0063】例えば、入力された設計情報スクリプトに
おいて、複数の信号からなるデータバスを示す信号指定
情報に対応して、バッファを挿入する旨の部品指定情報
が記述されていた場合に、スクリプト判別部221は、
上述したステップ321の肯定判定として、この設計情
報スクリプトをスクリプト展開部222に送出すればよ
い。
おいて、複数の信号からなるデータバスを示す信号指定
情報に対応して、バッファを挿入する旨の部品指定情報
が記述されていた場合に、スクリプト判別部221は、
上述したステップ321の肯定判定として、この設計情
報スクリプトをスクリプト展開部222に送出すればよ
い。
【0064】これに応じて、スクリプト展開部222に
より、受け取った設計情報スクリプトの信号指定情報で
示された複数の信号について、それぞれ設計情報スクリ
プトが作成される(ステップ322)。このとき、スク
リプト展開部222は、各信号について、個々の信号を
示す信号指定情報と受け取った設計情報スクリプトで指
定された部品指定情報を含む設計情報スクリプトを作成
すればよい。
より、受け取った設計情報スクリプトの信号指定情報で
示された複数の信号について、それぞれ設計情報スクリ
プトが作成される(ステップ322)。このとき、スク
リプト展開部222は、各信号について、個々の信号を
示す信号指定情報と受け取った設計情報スクリプトで指
定された部品指定情報を含む設計情報スクリプトを作成
すればよい。
【0065】このように、スクリプト判別部221から
の指示に応じて、スクリプト展開部222が動作するこ
とにより、請求項3で述べたスクリプト展開手段122
の機能を実現し、複数の信号についての部品指定情報を
一括して記述した設計情報スクリプトを展開し、個々の
信号についての設計情報スクリプトとして、解釈処理に
供することが可能となる。
の指示に応じて、スクリプト展開部222が動作するこ
とにより、請求項3で述べたスクリプト展開手段122
の機能を実現し、複数の信号についての部品指定情報を
一括して記述した設計情報スクリプトを展開し、個々の
信号についての設計情報スクリプトとして、解釈処理に
供することが可能となる。
【0066】これにより、設計情報スクリプトにより、
複数の信号線について一括して電気的条件を設定可能と
なり、これらの信号について電気部品を繰り返して追加
する作業を自動化することができ、設計情報スクリプト
を作成する際の設計者の作業負担を更に軽減するととも
に、電気条件の設定漏れなどのミスを防ぐことができ
る。
複数の信号線について一括して電気的条件を設定可能と
なり、これらの信号について電気部品を繰り返して追加
する作業を自動化することができ、設計情報スクリプト
を作成する際の設計者の作業負担を更に軽減するととも
に、電気条件の設定漏れなどのミスを防ぐことができ
る。
【0067】また、ここで、図6に示すように、上述し
たスクリプト展開部222による展開結果をスクリプト
判別部221に送出する構成とすれば、ステップ322
で展開された各信号についての設計情報スクリプトを再
びステップ321の処理に供し、更に、部品指定情報に
ついての判別処理を行うことができる。例えば、設計ス
クリプトファイル203から読み込まれた設計情報スク
リプトにおいて、データバスを指定する信号指定情報と
ともに、バッファの特性値などの仕様情報が部品指定情
報として含まれている場合は、上述したステップ322
の処理により、データバスを構成する各信号について、
上述した仕様情報を部品指定情報として含んだ設計情報
スクリプトがそれぞれ作成される。
たスクリプト展開部222による展開結果をスクリプト
判別部221に送出する構成とすれば、ステップ322
で展開された各信号についての設計情報スクリプトを再
びステップ321の処理に供し、更に、部品指定情報に
ついての判別処理を行うことができる。例えば、設計ス
クリプトファイル203から読み込まれた設計情報スク
リプトにおいて、データバスを指定する信号指定情報と
ともに、バッファの特性値などの仕様情報が部品指定情
報として含まれている場合は、上述したステップ322
の処理により、データバスを構成する各信号について、
上述した仕様情報を部品指定情報として含んだ設計情報
スクリプトがそれぞれ作成される。
【0068】これらの設計情報スクリプトがスクリプト
判別部221に順次に入力されると、ステップ321の
否定判定となり、これに応じて、スクリプト判別部22
1は、今度は、部品指定情報として仕様情報が含まれて
いるか否かを判定し(ステップ323)、肯定判定の場
合は、具体的な部品の割付が必要であると判断し、該当
する設計情報スクリプトを部品割付部223に送出すれ
ばよい。
判別部221に順次に入力されると、ステップ321の
否定判定となり、これに応じて、スクリプト判別部22
1は、今度は、部品指定情報として仕様情報が含まれて
いるか否かを判定し(ステップ323)、肯定判定の場
合は、具体的な部品の割付が必要であると判断し、該当
する設計情報スクリプトを部品割付部223に送出すれ
ばよい。
【0069】ここで、図6に示した部品割付部223に
おいて、ライブラリ検索部225は、受け取った設計情
報スクリプトに部品指定情報として含まれている仕様情
報に基づいて、上述した部品ライブラリ224から具体
的な部品を示す部品情報を検索し(ステップ324)、
検索結果を部品情報置換部226に送出する構成となっ
ている。
おいて、ライブラリ検索部225は、受け取った設計情
報スクリプトに部品指定情報として含まれている仕様情
報に基づいて、上述した部品ライブラリ224から具体
的な部品を示す部品情報を検索し(ステップ324)、
検索結果を部品情報置換部226に送出する構成となっ
ている。
【0070】このとき、ライブラリ検索部225は、部
品情報として、ダンピング抵抗d1などの部品名称および
利用するモジュール素子の仕様などの具体的な部品の実
現方法を示す情報を検索し、部品情報置換部226に送
出すればよい。これに応じて、部品情報置換部226
は、スクリプト判別部221から受け取った設計情報ス
クリプトに含まれている部品指定情報に代えて、上述し
たステップ324で得られた部品情報を付加して部品指
定情報の置換を行い(ステップ325)、置換結果とし
て得られた設計情報スクリプトをスクリプト解釈部21
5の処理に供して、処理を終了すればよい。
品情報として、ダンピング抵抗d1などの部品名称および
利用するモジュール素子の仕様などの具体的な部品の実
現方法を示す情報を検索し、部品情報置換部226に送
出すればよい。これに応じて、部品情報置換部226
は、スクリプト判別部221から受け取った設計情報ス
クリプトに含まれている部品指定情報に代えて、上述し
たステップ324で得られた部品情報を付加して部品指
定情報の置換を行い(ステップ325)、置換結果とし
て得られた設計情報スクリプトをスクリプト解釈部21
5の処理に供して、処理を終了すればよい。
【0071】このように、スクリプト判別部221によ
る判別結果に応じて、部品割付部223の各部が動作す
ることにより、請求項4で述べた部品割付手段124の
機能を実現し、特性値から自動的に具体的な部品を割り
付けることが可能である。これにより、例えば、ダンピ
ング抵抗などのように、動作周波数などに応じて抵抗値
や精度などの部品の特徴が一意に決定される部品につい
て、特性値の指定に応じて具体的な部品の割付を自動化
することにより、それぞれについて部品名称をあからさ
まに特定する作業を不要とすることができるから、設計
者の作業負担を更に軽減することができる。
る判別結果に応じて、部品割付部223の各部が動作す
ることにより、請求項4で述べた部品割付手段124の
機能を実現し、特性値から自動的に具体的な部品を割り
付けることが可能である。これにより、例えば、ダンピ
ング抵抗などのように、動作周波数などに応じて抵抗値
や精度などの部品の特徴が一意に決定される部品につい
て、特性値の指定に応じて具体的な部品の割付を自動化
することにより、それぞれについて部品名称をあからさ
まに特定する作業を不要とすることができるから、設計
者の作業負担を更に軽減することができる。
【0072】また、図6において、ポーション割付部2
31は、スクリプト解釈部215による解釈結果に応じ
て、後述するようにして、部品として割り付けるモジュ
ール素子のポーションを特定し、割付結果を部品追加部
218の処理に供するとともに、ポーションを割り付け
たモジュール素子に関するモジュール情報をモジュール
情報蓄積部232に蓄積し、以降のポーションの割付処
理に供する構成となっている。
31は、スクリプト解釈部215による解釈結果に応じ
て、後述するようにして、部品として割り付けるモジュ
ール素子のポーションを特定し、割付結果を部品追加部
218の処理に供するとともに、ポーションを割り付け
たモジュール素子に関するモジュール情報をモジュール
情報蓄積部232に蓄積し、以降のポーションの割付処
理に供する構成となっている。
【0073】このポーション割付部231は、スクリプ
ト解釈部215により、モジュール素子に含まれる抵抗
素子を部品として追加する旨が指示されたときに、ま
ず、モジュール情報蓄積部232を参照して、該当する
ポーションを含むモジュール素子を検索し、この検索結
果に応じて、適切なポーションを割り付ければよい。こ
こで、少なくとも1つのポーションが割り付けられてい
るモジュールについて、各モジュールのポーションが接
続されているネットを示す情報および割付可能なポーシ
ョンの数を含むモジュール情報をモジュール情報蓄積部
232に蓄積しておけば、このモジュール情報と設計情
報スクリプトで指定された信号指定情報とに基づいて、
ポーション割付部231が、検索結果を採用するか否か
を判定することができる。
ト解釈部215により、モジュール素子に含まれる抵抗
素子を部品として追加する旨が指示されたときに、ま
ず、モジュール情報蓄積部232を参照して、該当する
ポーションを含むモジュール素子を検索し、この検索結
果に応じて、適切なポーションを割り付ければよい。こ
こで、少なくとも1つのポーションが割り付けられてい
るモジュールについて、各モジュールのポーションが接
続されているネットを示す情報および割付可能なポーシ
ョンの数を含むモジュール情報をモジュール情報蓄積部
232に蓄積しておけば、このモジュール情報と設計情
報スクリプトで指定された信号指定情報とに基づいて、
ポーション割付部231が、検索結果を採用するか否か
を判定することができる。
【0074】このとき、ポーション割付部231は、モ
ジュール情報で示されるネットと設計情報スクリプトの
信号指定情報で示される信号とが、物理的に十分に近接
していると予想できる場合に、該当するモジュール素子
への割付が適切であると判定すればよい。例えば、デー
タバスのいずれかの信号に挿入するバッファを割り付け
る際に、検索されたモジュール情報に同じデータバスの
他の信号を示す情報が含まれていれば、このモジュール
素子に対応するネットと挿入対象の信号に対応するネッ
トとが、物理的に充分に近接していると期待できるか
ら、該当するモジュール素子のポーションを割り付けれ
ばよい。一方、適切なモジュール素子が検索されなかっ
た場合は、新規のモジュール素子からポーションの割付
を行えばよい。
ジュール情報で示されるネットと設計情報スクリプトの
信号指定情報で示される信号とが、物理的に十分に近接
していると予想できる場合に、該当するモジュール素子
への割付が適切であると判定すればよい。例えば、デー
タバスのいずれかの信号に挿入するバッファを割り付け
る際に、検索されたモジュール情報に同じデータバスの
他の信号を示す情報が含まれていれば、このモジュール
素子に対応するネットと挿入対象の信号に対応するネッ
トとが、物理的に充分に近接していると期待できるか
ら、該当するモジュール素子のポーションを割り付けれ
ばよい。一方、適切なモジュール素子が検索されなかっ
た場合は、新規のモジュール素子からポーションの割付
を行えばよい。
【0075】このように、スクリプト解釈部215から
の指示に応じて、ポーション割付部231がモジュール
情報蓄積部232を参照しながら動作することにより、
請求項5で述べたポーション割付手段125の機能を実
現し、モジュール素子内の各ポーションを自動的に追加
部品として割り付けることができる。これにより、設計
情報スクリプトにおいて、各部品に割り付けるポーショ
ンを明示する煩雑な作業を省くことができるので、設計
者の作業負担を更に軽減し、設計作業に要する時間を短
縮することができる。
の指示に応じて、ポーション割付部231がモジュール
情報蓄積部232を参照しながら動作することにより、
請求項5で述べたポーション割付手段125の機能を実
現し、モジュール素子内の各ポーションを自動的に追加
部品として割り付けることができる。これにより、設計
情報スクリプトにおいて、各部品に割り付けるポーショ
ンを明示する煩雑な作業を省くことができるので、設計
者の作業負担を更に軽減し、設計作業に要する時間を短
縮することができる。
【0076】ところで、プリント基板の実装設計からの
フィードバックに応じて、回路を再設計する場合などに
は、以前の回路設計において付与された部品番号を継承
することが必要とされる場合がある。また、LSIなど
の主要部品には、それぞれ特定の部品番号を付与したい
という要望もある。以下、部品番号の付与動作を設計情
報スクリプトによって制御する方法について説明する。
フィードバックに応じて、回路を再設計する場合などに
は、以前の回路設計において付与された部品番号を継承
することが必要とされる場合がある。また、LSIなど
の主要部品には、それぞれ特定の部品番号を付与したい
という要望もある。以下、部品番号の付与動作を設計情
報スクリプトによって制御する方法について説明する。
【0077】図8に、請求項9の発明を適用したプリン
ト基板回路設計システムの実施例構成を示す。図8にお
いて、部品番号ファイル207は番号履歴保持手段13
3に相当するものであり、以前の回路設計において、プ
リント基板回路に配置された各部品についてそれぞれ付
与された部品番号を格納する構成となっており、電気情
報読込部213は、この部品番号ファイル207の内容
を読み出して、番号履歴格納部241を介して番号割付
部242の処理に供する構成となっている。
ト基板回路設計システムの実施例構成を示す。図8にお
いて、部品番号ファイル207は番号履歴保持手段13
3に相当するものであり、以前の回路設計において、プ
リント基板回路に配置された各部品についてそれぞれ付
与された部品番号を格納する構成となっており、電気情
報読込部213は、この部品番号ファイル207の内容
を読み出して、番号履歴格納部241を介して番号割付
部242の処理に供する構成となっている。
【0078】この番号割付部242は、スクリプト解釈
部215による解釈結果に基づいて、ネットリストテー
ブル212内の該当するネットリストに対して、直接に
あるいは、部品追加部218を介して適切な部品番号を
付与する構成となっている。
部215による解釈結果に基づいて、ネットリストテー
ブル212内の該当するネットリストに対して、直接に
あるいは、部品追加部218を介して適切な部品番号を
付与する構成となっている。
【0079】また、設計スクリプトファイル203は、
LSIなどの論理部品に付与する備品番号を特定するた
めの設計情報スクリプトとして、部品番号付与の対象と
なる部品を特定する識別情報と割り付けるべき特定の番
号とを含む設計情報スクリプトを格納している。図9
に、部品番号付与動作を表す流れ図を示す。
LSIなどの論理部品に付与する備品番号を特定するた
めの設計情報スクリプトとして、部品番号付与の対象と
なる部品を特定する識別情報と割り付けるべき特定の番
号とを含む設計情報スクリプトを格納している。図9
に、部品番号付与動作を表す流れ図を示す。
【0080】例えば、LSIにおけるピンの割付に関す
る設計情報スクリプトに番号割付に関する情報が含まれ
ていた場合に、番号割付部242は、指定番号を含んだ
解釈結果の入力に応じて、部品番号の強制指定であると
判断する(ステップ331の肯定判定)。この場合は、
番号割付部242は請求項9で述べた強制付与手段13
4として動作し、ネット検索部217による検索に基づ
いて、ネットリストテーブル212に直接にアクセス
し、この検索結果で示されるネットリストに指定された
部品番号を書き込んで(ステップ332)、この部品番
号を該当する部品に付与すればよい。
る設計情報スクリプトに番号割付に関する情報が含まれ
ていた場合に、番号割付部242は、指定番号を含んだ
解釈結果の入力に応じて、部品番号の強制指定であると
判断する(ステップ331の肯定判定)。この場合は、
番号割付部242は請求項9で述べた強制付与手段13
4として動作し、ネット検索部217による検索に基づ
いて、ネットリストテーブル212に直接にアクセス
し、この検索結果で示されるネットリストに指定された
部品番号を書き込んで(ステップ332)、この部品番
号を該当する部品に付与すればよい。
【0081】次に、番号割付部242は、割付結果を番
号履歴格納部241に反映し(ステップ333)、番号
割付処理を終了し、コネクタピンの割付処理に供すれば
よい。一方、上述したステップ331の否定判定の場合
に、番号割付部242は、対象となる部品に既に部品番
号が付与されているか否かを判定し(ステップ33
4)、このステップ334の否定判定の場合に、上述し
た番号履歴格納部241を参照し、以前の回路設計にお
いて付与された部品番号があるか否かを判定する(ステ
ップ335)。
号履歴格納部241に反映し(ステップ333)、番号
割付処理を終了し、コネクタピンの割付処理に供すれば
よい。一方、上述したステップ331の否定判定の場合
に、番号割付部242は、対象となる部品に既に部品番
号が付与されているか否かを判定し(ステップ33
4)、このステップ334の否定判定の場合に、上述し
た番号履歴格納部241を参照し、以前の回路設計にお
いて付与された部品番号があるか否かを判定する(ステ
ップ335)。
【0082】ここで、例えば、追加する電気部品を記述
した設計情報スクリプトについての処理を行う場合は、
この解釈結果に応じて、部品追加部218により、新規
のネットリストが作成されるので、上述したステップ3
34の否定判定となり、ステップ335の判定処理が行
われる。
した設計情報スクリプトについての処理を行う場合は、
この解釈結果に応じて、部品追加部218により、新規
のネットリストが作成されるので、上述したステップ3
34の否定判定となり、ステップ335の判定処理が行
われる。
【0083】該当する部品が以前の回路設計結果に含ま
れていた場合は、上述したステップ335の肯定判定と
なり、これに応じて、番号割付部242は請求項9で述
べた番号履歴反映手段135として動作し、番号履歴格
納部241から得られた部品番号を部品追加部218に
送出し(ステップ336)、その後、ステップ333に
おいて、割付結果を番号履歴格納部241に反映した後
に、部品番号割付処理を終了すればよい。
れていた場合は、上述したステップ335の肯定判定と
なり、これに応じて、番号割付部242は請求項9で述
べた番号履歴反映手段135として動作し、番号履歴格
納部241から得られた部品番号を部品追加部218に
送出し(ステップ336)、その後、ステップ333に
おいて、割付結果を番号履歴格納部241に反映した後
に、部品番号割付処理を終了すればよい。
【0084】このとき、部品追加部218が、該当する
部品に対応して作成したネットリストに、番号割付部2
42から得られた部品番号を書き込むことにより、該当
する部品の部品番号として、以前の電気設計における部
品番号を継承することができる。一方、回路設計を新規
に行う場合や、以前の回路に新規の部品を付加する場合
などには、ステップ355の否定判定となり、番号割付
部242は、追加部品に新しい部品番号を作成して部品
追加部218に送出し(ステップ357)、ステップ3
53において、割付結果を番号履歴格納部241に反映
した後に、部品番号割付処理を終了すればよい。
部品に対応して作成したネットリストに、番号割付部2
42から得られた部品番号を書き込むことにより、該当
する部品の部品番号として、以前の電気設計における部
品番号を継承することができる。一方、回路設計を新規
に行う場合や、以前の回路に新規の部品を付加する場合
などには、ステップ355の否定判定となり、番号割付
部242は、追加部品に新しい部品番号を作成して部品
追加部218に送出し(ステップ357)、ステップ3
53において、割付結果を番号履歴格納部241に反映
した後に、部品番号割付処理を終了すればよい。
【0085】この場合に、番号割付部242は、例え
ば、追加する部品の種類を示す符号に、出現順を示す番
号をつけて新しい部品番号を作成し、部品追加部218
に送出すればよい。このとき、番号割付部242は、番
号履歴格納部241を参照し、該当する符号を含む部品
番号の中から最大の番号を含むものを検索し、この番号
に続く番号を用いて、新しい部品番号を作成すればよ
い。
ば、追加する部品の種類を示す符号に、出現順を示す番
号をつけて新しい部品番号を作成し、部品追加部218
に送出すればよい。このとき、番号割付部242は、番
号履歴格納部241を参照し、該当する符号を含む部品
番号の中から最大の番号を含むものを検索し、この番号
に続く番号を用いて、新しい部品番号を作成すればよ
い。
【0086】また、これに応じて、部品追加部218
が、新規に作成したネットリストに上述した新規の部品
番号を書き込むことにより、追加された部品に、以前の
電気設計に含まれる部品と重複しない部品番号を与える
ことができる。このようにして、部品番号の強制付与や
部品番号履歴の継承などを考慮して、部品番号を自動的
に付与することを可能としたことにより、設計者の作業
負担をより軽減するとともに、番号の付け間違いなどの
ミスの発生を防ぐことができ、プリント基板回路の設計
作業をより一層効率的に進めることが可能となる。
が、新規に作成したネットリストに上述した新規の部品
番号を書き込むことにより、追加された部品に、以前の
電気設計に含まれる部品と重複しない部品番号を与える
ことができる。このようにして、部品番号の強制付与や
部品番号履歴の継承などを考慮して、部品番号を自動的
に付与することを可能としたことにより、設計者の作業
負担をより軽減するとともに、番号の付け間違いなどの
ミスの発生を防ぐことができ、プリント基板回路の設計
作業をより一層効率的に進めることが可能となる。
【0087】また、上述したようにして、プリント基板
回路をネットリストの集合として表すことにより、配線
長や許容遅延時間などの実装条件を論理的なネットに対
して指定することが可能となる。以下、実装条件を論理
的なネットについて指定する方法について説明する。図
10に、請求項6のプリント基板回路設計システムの実
施形態を示す。
回路をネットリストの集合として表すことにより、配線
長や許容遅延時間などの実装条件を論理的なネットに対
して指定することが可能となる。以下、実装条件を論理
的なネットについて指定する方法について説明する。図
10に、請求項6のプリント基板回路設計システムの実
施形態を示す。
【0088】図10において、実装条件設定部243は
請求項6で述べた実装条件設定手段127に相当するも
のであり、スクリプト解釈部215から実装条件に関す
る情報を受け取り、指定されたネットリストにこの実装
条件を付加する構成となっている。この場合には、実装
条件を指定するために設計情報スクリプトとして、実装
条件そのものを示す条件情報と、実装条件を適用する対
象となる論理的なネットを指定する対象情報とを含んだ
設計情報スクリプトを作成し、設計スクリプトファイル
204に格納しておけばよい。
請求項6で述べた実装条件設定手段127に相当するも
のであり、スクリプト解釈部215から実装条件に関す
る情報を受け取り、指定されたネットリストにこの実装
条件を付加する構成となっている。この場合には、実装
条件を指定するために設計情報スクリプトとして、実装
条件そのものを示す条件情報と、実装条件を適用する対
象となる論理的なネットを指定する対象情報とを含んだ
設計情報スクリプトを作成し、設計スクリプトファイル
204に格納しておけばよい。
【0089】また、実装条件を含んだ設計情報スクリプ
トの入力に応じて、スクリプト解釈部215は、上述し
た対象情報で指定されたネットリストの検索をネット検
索部217に指示するとともに、条件情報を実装条件設
定部243に送出すればよい。すなわち、設計スクリプ
トファイル203に格納された実装条件を含んだ設計情
報スクリプトが、電気情報読込部213およびスクリプ
ト解釈部215を介して実装条件設定部243に入力さ
れる構成となっており、これらの各部によって、実装条
件入力手段126の機能を実現する構成となっている。
トの入力に応じて、スクリプト解釈部215は、上述し
た対象情報で指定されたネットリストの検索をネット検
索部217に指示するとともに、条件情報を実装条件設
定部243に送出すればよい。すなわち、設計スクリプ
トファイル203に格納された実装条件を含んだ設計情
報スクリプトが、電気情報読込部213およびスクリプ
ト解釈部215を介して実装条件設定部243に入力さ
れる構成となっており、これらの各部によって、実装条
件入力手段126の機能を実現する構成となっている。
【0090】ここで、設計情報スクリプトにおいて、例
えば、プリント基板回路の論理設計で用いられる信号名
を対象情報として指定することにより、論理的な信号線
そのものを示すことができ、また、LSIなどの論理素
子の端子名の組合せを示すことにより、論理的なネット
の始点と終点とを指定することができる。
えば、プリント基板回路の論理設計で用いられる信号名
を対象情報として指定することにより、論理的な信号線
そのものを示すことができ、また、LSIなどの論理素
子の端子名の組合せを示すことにより、論理的なネット
の始点と終点とを指定することができる。
【0091】また、上述したように、ネットリストは、
各LSIの端子名と接続された信号名とを対応付けたも
のであるから、指定された対象情報に基づいて、ネット
検索部217が動作することにより、ネットリストテー
ブル212から該当するネットリストを検索し、実装条
件設定部243の処理に供することが可能である。この
ようにしてネット検索部217によって得られた検索結
果に応じて、実装条件設定部243が、ネットリストテ
ーブル212にアクセスし、スクリプト解釈部215か
ら受け取った条件情報を該当するネットリストに付加す
れば、論理的なネットについて、実装条件を指定するこ
とができる。
各LSIの端子名と接続された信号名とを対応付けたも
のであるから、指定された対象情報に基づいて、ネット
検索部217が動作することにより、ネットリストテー
ブル212から該当するネットリストを検索し、実装条
件設定部243の処理に供することが可能である。この
ようにしてネット検索部217によって得られた検索結
果に応じて、実装条件設定部243が、ネットリストテ
ーブル212にアクセスし、スクリプト解釈部215か
ら受け取った条件情報を該当するネットリストに付加す
れば、論理的なネットについて、実装条件を指定するこ
とができる。
【0092】これにより、途中に挿入されている様々な
部品にかかわらず、論理的な信号線全体としての実装条
件を指定することが可能となり、例えば、特定の信号名
から辿ることができるネットを信号が伝送される際に許
容される遅延時間などを指定することができる。このよ
うに、論理的なネットに対して実装条件を指定すること
により、実装設計作業に課せられる制限を削減して自由
度を拡大することができるから、実装設計に要する時間
の短縮を図ることができる。
部品にかかわらず、論理的な信号線全体としての実装条
件を指定することが可能となり、例えば、特定の信号名
から辿ることができるネットを信号が伝送される際に許
容される遅延時間などを指定することができる。このよ
うに、論理的なネットに対して実装条件を指定すること
により、実装設計作業に課せられる制限を削減して自由
度を拡大することができるから、実装設計に要する時間
の短縮を図ることができる。
【0093】更に、設計情報スクリプトにおいて、例え
ば、データバスを構成する複数の信号名を対象情報で指
定すれば、これらの信号からなるグループに対して、一
括して実装条件を指定することができる。この場合は、
ネット検索部217によって検索された各ネットリスト
に対して、実装条件設定部243は、同一の条件情報を
設定すればよい。
ば、データバスを構成する複数の信号名を対象情報で指
定すれば、これらの信号からなるグループに対して、一
括して実装条件を指定することができる。この場合は、
ネット検索部217によって検索された各ネットリスト
に対して、実装条件設定部243は、同一の条件情報を
設定すればよい。
【0094】これにより、多数の信号線から構成される
データバスなどに対する実装条件を簡潔に記述すること
が可能であるから、設計者の作業負担を更に軽減するこ
とができる。
データバスなどに対する実装条件を簡潔に記述すること
が可能であるから、設計者の作業負担を更に軽減するこ
とができる。
【0095】ところで、プリント基板に搭載される部品
の中には、発光ダイオードと受光素子との組合せのよう
に、回路図による表現を用いなければ、その機能を表現
することが難しい部品もある。次に、回路図によって表
現された部品を扱う方法について説明する。図11に、
請求項7のプリント基板回路設計システムの実施形態を
示す。
の中には、発光ダイオードと受光素子との組合せのよう
に、回路図による表現を用いなければ、その機能を表現
することが難しい部品もある。次に、回路図によって表
現された部品を扱う方法について説明する。図11に、
請求項7のプリント基板回路設計システムの実施形態を
示す。
【0096】図11において、回路図データベース24
4は請求項7で述べた回路図格納手段128に相当する
ものであり、上述したような部品を表す回路図が部品名
に対応して登録いる。また、回路図読込部245は、こ
の回路図データベース244に格納された各部品に対応
する回路図を読み込み、これらの部品の接続に関する情
報を抽出し、部品テーブル214に登録する構成となっ
ている。
4は請求項7で述べた回路図格納手段128に相当する
ものであり、上述したような部品を表す回路図が部品名
に対応して登録いる。また、回路図読込部245は、こ
の回路図データベース244に格納された各部品に対応
する回路図を読み込み、これらの部品の接続に関する情
報を抽出し、部品テーブル214に登録する構成となっ
ている。
【0097】このとき、回路図読込部245は、各部品
の回路図から、例えば、入力端子および出力端子を示す
端子情報を抽出し、これらの情報と回路図データベース
244における対応する回路図データを示す回路図指定
情報とを含む部品マクロスクリプトを作成し、部品テー
ブル214に送出すればよい。また、部品追加部218
は、部品検索部216を介して、回路図指定情報を含ん
だ部品マクロスクリプトを受け取った場合に、該当する
部品に対応して作成したネットリストにこの回路図指定
情報を付加し、この部品の詳細が回路図によって表され
る旨を示せばよい。
の回路図から、例えば、入力端子および出力端子を示す
端子情報を抽出し、これらの情報と回路図データベース
244における対応する回路図データを示す回路図指定
情報とを含む部品マクロスクリプトを作成し、部品テー
ブル214に送出すればよい。また、部品追加部218
は、部品検索部216を介して、回路図指定情報を含ん
だ部品マクロスクリプトを受け取った場合に、該当する
部品に対応して作成したネットリストにこの回路図指定
情報を付加し、この部品の詳細が回路図によって表され
る旨を示せばよい。
【0098】この場合に、表出力部204は、ネットリ
ストに付加された回路図指定情報に基づいて、回路図デ
ータベース244から該当する回路図を検索し、上述し
た部品一覧表や接続表とともに、この回路図を印刷出力
すればよい。上述したようにして、回路図読込部245
が、回路図データベース244に登録された各部品の回
路図に対応する部品マクロスクリプトを作成して、部品
テーブル214に格納することにより、この部品テーブ
ル214により、請求項7で述べた接続情報格納手段1
29の機能を実現することができ、回路図で表現された
部品をネットリストに挿入することができる。
ストに付加された回路図指定情報に基づいて、回路図デ
ータベース244から該当する回路図を検索し、上述し
た部品一覧表や接続表とともに、この回路図を印刷出力
すればよい。上述したようにして、回路図読込部245
が、回路図データベース244に登録された各部品の回
路図に対応する部品マクロスクリプトを作成して、部品
テーブル214に格納することにより、この部品テーブ
ル214により、請求項7で述べた接続情報格納手段1
29の機能を実現することができ、回路図で表現された
部品をネットリストに挿入することができる。
【0099】これにより、発光ダイオードと受光素子と
の組合せ部品などを従来と同様の回路図で表現した部品
をそのまま利用することができ、しかも、このような部
品を部品マクロスクリプトで記述された他の部品と同様
にネットリストに組み入れることができる。この場合
は、回路図で表現した方が容易である部品については、
部品マクロスクリプトへの変換作業を省略することがで
きるので、設計者の負担を更に軽減することが可能であ
る。
の組合せ部品などを従来と同様の回路図で表現した部品
をそのまま利用することができ、しかも、このような部
品を部品マクロスクリプトで記述された他の部品と同様
にネットリストに組み入れることができる。この場合
は、回路図で表現した方が容易である部品については、
部品マクロスクリプトへの変換作業を省略することがで
きるので、設計者の負担を更に軽減することが可能であ
る。
【0100】また、回路図読込部245を設ける代わり
に、設計者が、回路図で表された部品のうち必要なもの
について、上述したような回路図に対応する部品マクロ
スクリプトを作成しておき、これらの回路図に対応する
部品マクロスクリプトを他の部品マクロスクリプトと一
緒に読み込んで、部品テーブル214に格納してもよ
い。
に、設計者が、回路図で表された部品のうち必要なもの
について、上述したような回路図に対応する部品マクロ
スクリプトを作成しておき、これらの回路図に対応する
部品マクロスクリプトを他の部品マクロスクリプトと一
緒に読み込んで、部品テーブル214に格納してもよ
い。
【0101】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、各部品および部品相互の接続関係を記述したスクリ
プトに基づいて、各部品の接続関係をネットリストの集
合として表すことが可能である。これにより、プリント
基板回路を表す回路図を作成する作業を上述したスクリ
プトの作成作業に置き換えて、設計者の作業負担を大幅
に軽減することができ、また、プリント基板回路におけ
る各部品の接続関係をより論理的に利用者に提示するこ
とが可能となる。
ば、各部品および部品相互の接続関係を記述したスクリ
プトに基づいて、各部品の接続関係をネットリストの集
合として表すことが可能である。これにより、プリント
基板回路を表す回路図を作成する作業を上述したスクリ
プトの作成作業に置き換えて、設計者の作業負担を大幅
に軽減することができ、また、プリント基板回路におけ
る各部品の接続関係をより論理的に利用者に提示するこ
とが可能となる。
【0102】更に、請求項2の発明を適用し、LSI設
計で得られた接続情報を利用すれば、プリント基板回路
の論理設計作業を省略することが可能となり、設計者
は、電気設計作業に集中することができるから、プリン
ト基板回路の設計作業に要する時間を大幅に短縮するこ
とができる。また、請求項3から請求項5の発明を適用
すれば、同一部品をデータバスなどの信号群に追加する
作業や特性値に応じた部品の割付作業、また、モジュー
ル部品からのポーション割付作業などを自動的に行うこ
とができ、電気設計の自動化を進めて、設計者の作業負
担を大幅に軽減することができる。
計で得られた接続情報を利用すれば、プリント基板回路
の論理設計作業を省略することが可能となり、設計者
は、電気設計作業に集中することができるから、プリン
ト基板回路の設計作業に要する時間を大幅に短縮するこ
とができる。また、請求項3から請求項5の発明を適用
すれば、同一部品をデータバスなどの信号群に追加する
作業や特性値に応じた部品の割付作業、また、モジュー
ル部品からのポーション割付作業などを自動的に行うこ
とができ、電気設計の自動化を進めて、設計者の作業負
担を大幅に軽減することができる。
【0103】また、請求項6の発明を適用し、実装条件
を含んだ設計情報スクリプトの入力に応じて、該当する
ネットリストに実装条件を設定することにより、各信号
に挿入された電気部品の有無にかかわらず、信号に対応
する論理的なネットに対して実装条件を設定することが
可能となり、実装設計作業に課せられる制約を除去し
て、最大限の自由度を与えることができる。
を含んだ設計情報スクリプトの入力に応じて、該当する
ネットリストに実装条件を設定することにより、各信号
に挿入された電気部品の有無にかかわらず、信号に対応
する論理的なネットに対して実装条件を設定することが
可能となり、実装設計作業に課せられる制約を除去し
て、最大限の自由度を与えることができる。
【0104】一方、請求項7の発明を適用し、部品をス
クリプトと回路図とで階層的に表現することにより、発
光ダイオードと受光素子との組合せ部品のように、回路
図による表現の方が適切な部品を他の部品と同等に扱う
ことができる。また、請求項8の発明を適用し、各部品
に部品番号を与えて、接続表および部品一覧表を作成す
れば、設計者にプリント基板回路の検証作業に充分な情
報を提供することができ、特に、請求項9の発明を適用
し、各部品に付与する部品番号を制御することにより、
実装設計からのフィードバックに応じて、再設計した場
合におけるプリント基板回路の検証作業をより容易とす
ることができる。
クリプトと回路図とで階層的に表現することにより、発
光ダイオードと受光素子との組合せ部品のように、回路
図による表現の方が適切な部品を他の部品と同等に扱う
ことができる。また、請求項8の発明を適用し、各部品
に部品番号を与えて、接続表および部品一覧表を作成す
れば、設計者にプリント基板回路の検証作業に充分な情
報を提供することができ、特に、請求項9の発明を適用
し、各部品に付与する部品番号を制御することにより、
実装設計からのフィードバックに応じて、再設計した場
合におけるプリント基板回路の検証作業をより容易とす
ることができる。
【図1】請求項1から請求項6のプリント基板回路設計
システムの原理ブロック図である。
システムの原理ブロック図である。
【図2】請求項7から請求項9のプリント基板回路設計
システムの原理ブロック図である。
システムの原理ブロック図である。
【図3】請求項1のプリント基板回路設計システムの実
施形態を示す図である。
施形態を示す図である。
【図4】ネットリストの説明図である。
【図5】電気設計の基本動作を表す流れ図である。
【図6】請求項3から請求項6の発明を適用したプリン
ト基板回路設計システムの要部構成図である。
ト基板回路設計システムの要部構成図である。
【図7】プリント基板回路の自動設計動作を表す流れ図
である。
である。
【図8】請求項9のプリント基板回路設計システムの実
施形態を示す図である。
施形態を示す図である。
【図9】部品番号付与動作を表す流れ図である。
【図10】請求項6のプリント基板回路設計システムの
実施形態を示す図である。
実施形態を示す図である。
【図11】請求項7のプリント基板回路設計システムの
実施形態を示す図である。
実施形態を示す図である。
【図12】従来のプリント基板回路設計用CADシステ
ムの構成例を示す図である。
ムの構成例を示す図である。
111 論理接続情報入力手段
112 論理ネット作成手段
113 ネットリスト格納手段
114 部品情報格納手段
115 設計情報入力手段
116 部品ネット作成手段
117 ネットリスト更新手段
121 設計情報格納手段
122 スクリプト展開手段
123 部品特徴格納手段
124 部品割付手段
125 ポーション割付手段
126 実装条件入力手段
127 実装条件設定手段
128 回路図格納手段
129 接続情報格納手段
131 番号付与手段
132 表作成手段
133 番号保持手段
134 強制付与手段
135 番号履歴反映手段
201 接続情報ファイル
202 部品マクロファイル
203 設計スクリプトファイル
204 設計ファイル作成部
205 設計データファイル
206 表出力部
207 部品番号ファイル
211 接続情報読込部
212 ネットリストテーブル
213 電気情報読込部
214 部品テーブル
215 スクリプト解釈部
216 部品検索部
217 ネット検索部
218 部品追加部
219 ピン割付部
221 スクリプト判別部
222 スクリプト展開部
223 部品割付部
224 部品ライブラリ
225 ライブラリ検索部
226 部品情報置換部
231 ポーション割付部
232 モジュール情報蓄積部
241 番号履歴格納部
242 番号割付部
243 実装条件設定部
244 回路図データベース
245 回路図読込部
401 描画データライブラリ
402 描画指示入力部
403 描画処理部
404 表示処理部
405 ディスプレイ
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平7−152824(JP,A)
特開 平3−48971(JP,A)
川北浩孝,Verilog−HDLに
よるシステム/ボードの開発,インター
フェース,CQ出版社,1995年 7月
1日,Vol.21、No.7,p.91−
102
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G06F 17/50
JICSTファイル(JOIS)
Claims (9)
- 【請求項1】 LSIを含む論理部品の接続関係を所定
の形式で記述する論理接続スクリプトを入力する論理接
続情報入力手段と、 前記論理接続スクリプトに基づいて、前記各論理部品間
で授受される信号の接続関係を示すために、各論理部品
に対応するネットリストを作成する論理ネット作成手段
と、論理ネット作成手段で作成された ネットリストを格納す
るネットリスト格納手段と、論理を表現できない 各電気部品の構成を所定の形式で記
述した部品マクロスクリプトを部品名に対応する部品情
報として格納する部品情報格納手段と、 追加する前記電気部品を示す部品指定情報とその接続先
を示す接続先情報とを所定の形式で記述した設計情報ス
クリプトを入力する設計情報入力手段と、 前記部品マクロスクリプトと設計情報スクリプトとに基
づいて、前記追加する電気部品に対応するネットリスト
を作成して、前記ネットリスト格納手段に追加する部品
ネット作成手段と、 前記部品ネット作成手段によって追加されたネットリス
トへの接続関係を示す情報を用いて、前記設計情報スク
リプトで示される接続先に対応するネットリストを更新
するネットリスト更新手段と、 実装設計処理を実施するために、前記ネットリスト格納
手段に格納されたネットリストに基づいて、プリント基
板回路の実装設計システムへの入力に適合した形式の設
計データファイルを作成する設計ファイル作成部と を備
えたことを特徴とするプリント基板回路設計システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載のプリント基板回路設計
システムにおいて、 論理接続情報入力手段が入力する論理接続スクリプト
は、LSI設計段階における複数LSIに関する動作検
証作業の際に作成されたHDL(Hardware Description
Language) による接続情報であり、 論理ネット作成手段は、前記接続情報から論理部品の各
端子と信号との対応関係を抽出し、これら論理部品に対
応するネットリストを作成する ことを特徴とするプリン
ト基板回路設計システム。 - 【請求項3】 請求項1に記載のプリント基板回路設計
システムにおいて、 設計情報入力手段は、 設計情報スクリプトを格納する設計情報格納手段と、 前記設計情報格納手段から接続先情報として複数の信号
を指定した設計情報スクリプトを受け取ったときに、複
数の信号にそれぞれ同じ前記電気部品をネットリストに
追加するために、前記複数の接続先それぞれについての
設計情報スクリプトを生成して部品ネット作成手段の処
理に供するスクリプト展開手段とを備えた構成であるこ
とを特徴とするプリント基板回路設計システム。 - 【請求項4】 請求項1に記載のプリント基板回路設計
システムにおいて、 部品情報格納手段に登録された前記各電気部品を示す部
品名に対応して、それぞれの特性値を含む特徴情報を格
納する部品特徴格納手段を備え、 設計情報入力手段は、 設計情報スクリプトを格納する設計情報格納手段と、 前記設計情報格納手段から部品指定情報として前記電気
部品の特徴情報を指定した設計情報スクリプトを受け取
ったときに、特徴情報に対応する前記電気部品をネット
リストに追加するために、前記部品特徴格納手段から前
記特徴情報に対応する部品名を検索し、部品ネット作成
手段の処理に供する部品割付手段とを備えた構成である
ことを特徴とするプリント基板回路設計システム。 - 【請求項5】 請求項1に記載のプリント基板回路設計
システムにおいて、 設計情報入力手段は、 設計情報スクリプトを格納する設計情報格納手段と、 前記設計情報格納手段から部品指定情報として複数の前
記電気部品をポーションとして含むモジュール部品を指
定した設計情報スクリプトを受け取ったときに、ポーシ
ョンをネ ットリストに追加するために、前記モジュール
部品に対応する部品情報とネットリスト格納手段に格納
されたネットリストの集合に関する情報とに基づいて、
モジュール部品のポーションを選択し、部品ネット作成
手段の処理に供するポーション割付手段とを備えた構成
であることを特徴とするプリント基板回路設計システ
ム。 - 【請求項6】 請求項1に記載のプリント基板回路設計
システムにおいて、ネットリストの各ネットのうち 論理的なネットを指定す
るネット指定情報と前記ネットに対する実装条件を示す
条件情報とを所定の形式で記述した条件設計スクリプト
を入力する実装条件入力手段と、 前記ネット指定情報で指定された論理ネットに対応する
ネットリストをネットリスト格納手段から検索し、検索
したネットリストに前記条件情報で示される実装条件を
付加する実装条件設定手段とを備えたことを特徴とする
プリント基板回路設計システム。 - 【請求項7】 請求項1に記載のプリント基板回路設計
システムにおいて、 部品情報格納手段は、 部品の構成を回路図によって表現した回路図データを格
納する回路図格納手段と、 前記回路図データで表される前記部品の接続端子に関す
る端子情報と前記回路図データを示す回路図指定情報と
を所定の形式で記述する部品マクロスクリプトを前記部
品を示す部品名に対応して格納する接続情報格納手段と
を備えた構成であり、 部品ネット作成手段は、設計情報スクリプトで指定され
た部品に対応する部品マクロスクリプトから、前記回路
図指定情報を検出し、この回路図指定情報をネットリス
トに付加する構成であることを特徴とするプリント基板
回路設計システム。 - 【請求項8】 請求項1に記載のプリント基板回路設計
システムにおいて、 論理ネット作成手段および部品ネット作成手段によって
作成されたネットリストそれぞれに、相異なる部品番号
を付与する番号付与手段と、 ネットリスト格納手段に格納されたネットリストおよび
部品情報格納手段に格納された部品情報に基づいて、各
部品に備えられた端子の接続先を示す接続表と、全ての
部品について部品番号と部品名とを含む情報を示す部品
一覧表とを作成する表作成手段とを備えたことを特徴と
するプリント基板回路設計システム。 - 【請求項9】 請求項8に記載のプリント基板回路設計
システムにおいて、 各部品を特定する情報に対応して、前回の設計の際に付
与された部品番号を履歴情報として保持する番号履歴保
持手段を備え、 番号付与手段は、 部品指定情報とともに部品番号が指定された設計情報ス
クリプトの入力に応じて、該当するネットリストに前記
部品番号を付与する強制付与手段と、 部品番号指定を含まない設計情報スクリプトの入力に応
じて、前記番号履歴保持手段の履歴情報を参照し、入力
された設計情報スクリプトに対応する部品の履歴情報が
存在するときに、該当する部品に対応するネットリスト
に履歴情報で示された部品番号を付与し、入力された設
計情報スクリプトに対応する部品の履歴情報が存在しな
いときに、該当する部品に対応するネットリストに新し
い部品番号を付与する番号履歴反映手段とを備えた構成
であることを特徴とするプリント基板回路設計システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03394996A JP3499673B2 (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | プリント基板回路設計システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03394996A JP3499673B2 (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | プリント基板回路設計システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09231249A JPH09231249A (ja) | 1997-09-05 |
| JP3499673B2 true JP3499673B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=12400763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03394996A Expired - Fee Related JP3499673B2 (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | プリント基板回路設計システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3499673B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5365321B2 (ja) * | 2009-04-14 | 2013-12-11 | 富士通株式会社 | 設計データ併合装置、設計データ併合方法および設計データ併合プログラム |
| US10796044B2 (en) * | 2018-09-28 | 2020-10-06 | Mentor Graphics Corporation | Interface connectivity for printed circuit board schematic |
-
1996
- 1996-02-21 JP JP03394996A patent/JP3499673B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 川北浩孝,Verilog−HDLによるシステム/ボードの開発,インターフェース,CQ出版社,1995年 7月 1日,Vol.21、No.7,p.91−102 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09231249A (ja) | 1997-09-05 |
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