JP3501346B2 - 戸挟み検出装置 - Google Patents
戸挟み検出装置Info
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Description
た際に身体の一部や持ち物などが挟まったことを検出す
る戸挟み検出装置に関する。
においては、乗降客の安全を確保することを目的とし
て、車両用ドアが閉じた際に身体の一部や持ち物などが
挟まったことを検出する戸挟み検出装置が設けられてい
る。この戸挟み検出装置は、例えば、車両用ドアの先端
部に戸先ゴムが設けられ、車両用ドアが閉じた際の戸先
ゴムの押圧状態を検出することにより、戸挟み状態であ
るか否かを検出するものである。すなわち、この戸挟み
検出装置は、車両用ドアが閉じた際に身体の一部や持ち
物などが挟まると、戸先ゴムが通常とは異なった状態で
押圧されることから、その戸先ゴムの押圧状態の変化を
検出することによって、戸挟み状態を検出することがで
きるものである。
いては、戸挟み状態であるか否かを検出する際には、車
体側から車両用ドア側に電力を供給する必要があり、ま
た、車両用ドア側から車体側に戸挟み状態であることを
示す検出信号を送信する必要がある。そのため、従来の
ものは、車体側と車両用ドア側とをケーブルで接続し、
車体側と車両用ドア側との間でケーブルを介して電力の
供給や検出信号の送受信を行っていた。この場合、ケー
ブルとしては、車両用ドアが乗降口を開閉するために頻
繁に往復移動し、それに応じて頻繁に屈曲することか
ら、屈曲に対して十分な耐久性を有するものが採用され
ていた。
耐久性を有するものであっても、疲労や劣化に起因して
断線することがあることは否めず、そのため、このよう
なケーブルを採用した構成のものは、乗降客の安全を確
保するという点では、信頼性に欠けるものである。特
に、戸挟み状態にあるときに、ケーブルが断線した場合
には、例えば身体が挟まれた状態で車両が発進したりす
る虞がある。
体側と車両用ドア側との間における電力の供給や検出信
号の送受信を電磁誘導結合を利用して行う方法が考えら
れる。この場合、具体的な構成としては、車体側と車両
用ドア側との双方に、コンデンサとコイルとからなる共
振回路を設け、それら共振回路により電磁誘導結合を確
立させ、電力の供給や検出信号の送受信を行うことが考
えられる。これにより、車体側と車両用ドア側とを接続
するケーブルを不要とすることができ、これに伴って、
ケーブルが断線することもなく、乗降客の安全を確実に
確保することができるようになる。
うに共振回路が車体側および車両用ドア側にそれぞれ取
付けられるものであり、この場合、車体および車両用ド
アが金属で構成されていることを考慮すると、共振回路
を構成するコイルの電気的特性が金属の影響を受けて変
化してしまうという問題がある。そのため、コイルを車
体側および車両用ドア側に取付ける前に、共振点が最適
な位置となるようにコイルのインダクタンスを調整して
も、コイルを車体側および車両用ドア側に取付けた後で
は、インダクタンスが減少したり、直流抵抗が増加した
りして、共振点が最適な位置からずれてしまうことにな
る。そうなると、コイルに供給される電力が低下して電
力の供給を的確に行うことができなくなったり、検出信
号の通信効率が低下して検出信号の送受信を的確に行う
ことができなくなるという不具合が生じることになる。
ではなく、コイルを取付けた後に、共振点が最適な位置
となるようにコイルのインダクタンスを調整する必要が
あるが、これでは、コイルを取付けた場所を移動しなが
ら調整することになるので、作業効率が極めて悪いこと
になる。また、何らかの原因により異常が発生した場合
には、コイルが取付けられた状態で検査を行うことにな
るので、これでは、極めて不便である。
ものであり、その目的は、戸挟み状態であるか否かを的
確に検出することによって乗降客の安全を確実に確保す
ることができ、しかも、取付けるに際して作業効率が低
下することがなく、さらには、検査を容易に行うことが
できる戸挟み検出装置を提供することにある。
は、車体側に設けられた電力供給手段と、前記車体側の
乗降口近傍の第1の取付箇所に取付けられた第1のケー
スと、この第1のケースに収容され、前記電力供給手段
から交流電力が供給される第1のコイルと、前記車体の
乗降口を開閉する車両用ドア側の第2の取付箇所に取付
けられた第2のケースと、この第2のケースに収容さ
れ、前記第1のコイルとの間で電磁誘導結合する第2の
コイルと、前記車両用ドア側に設けられ、前記第1のコ
イルと第2のコイルとが電磁誘導結合したことに応じ
て、前記第2のコイルにより生成された交流電力から定
電圧を生成する定電圧回路と、前記車両用ドア側に設け
られ、前記定電圧回路により生成された定電圧に基づい
て検出を行い、その検出された検出値を予め決定された
判定値と比較することに基づいて戸挟み状態であるか否
かを判定し、その判定結果を示す検出信号を前記第1の
コイルと第2のコイルとの間の電磁誘導結合により前記
車体側に送信する検出手段とを備え、前記第1のケース
における少なくとも前記第1の取付箇所の側は、その第
1の取付箇所の材質の透磁率以上の透磁率を有する材質
から形成されていると共に、前記第2のケースにおける
少なくとも前記第2の取付箇所の側は、その第2の取付
箇所の材質の透磁率以上の透磁率を有する材質から形成
されているところに特徴を有する(請求項1)。
れた第1のコイルと車両用ドア側に設けられた第2のコ
イルとが電磁誘導結合すると、車両用ドア側において、
定電圧回路は、第1のコイルと第2のコイルとが電磁誘
導結合したことに応じて、第2のコイルにより生成され
た交流電力から定電圧を生成し、検出手段は、定電圧回
路により生成された定電圧に基づいて検出を行い、その
検出された検出値を予め決定された判定値と比較するこ
とに基づいて戸挟み状態であるか否かを判定し、その判
定結果を示す検出信号を第1のコイルと第2のコイルと
の間の電磁誘導結合により車体側に送信する。
イルと車両用ドア側に設けられた第2のコイルとの間の
電磁誘導結合により、車体側から車両用ドア側に交流電
力が供給され、また、車両用ドア側から車体側に検出信
号が送信されるようになるので、従来のものとは異なっ
て、車体側と車両用ドア側とを接続するケーブルを不要
とすることができ、これに伴って、ケーブルが断線する
こともなくなる。これにより、戸挟み状態であるか否か
を的確に検出することができるようになるので、乗降客
の安全を確実に確保することができ、信頼性を高めるこ
とができる。
ケースは、車体側の乗降口近傍の第1の取付箇所に取付
けられるものであり、その第1のケースにおける少なく
とも第1の取付箇所の側の材質の透磁率は、第1の取付
箇所の材質の透磁率以上であることから、第1のケース
を第1の取付箇所に取付ける際には、取付ける前後で、
インダクタンスが減少したり、直流抵抗が増加したりす
ることがなく、共振点がずれることがないものである。
所に取付ける前に、共振点が最適な位置となるようにコ
イルのインダクタンスの調整作業を行えば済むので、取
付けた後に調整作業を行う必要がなく、作業効率が低下
することがない。また、何らかの原因により異常が発生
した場合には、第1のケースを第1の取付箇所から取外
して検査を行うことができるので、検査を容易に行うこ
とができる。
スと車両用ドア側における第2の取付箇所との関係につ
いても、これと同様の関係にあるので、第2のケースを
第2の取付箇所に取付ける前に、共振点が最適な位置と
なるようにコイルのインダクタンスの調整作業を行えば
済み、取付けた後に調整作業を行う必要がなく、作業効
率が低下することがない。また、何らかの原因により異
常が発生した場合には、第2のケースを第2の取付箇所
から取外して検査を行うことができるので、検査を容易
に行うことができる。
いて、前記車体側に設けられ、前記第1のコイルに供給
される交流電力のレベルを制御することにより前記第1
のコイルと第2のコイルとの間の電磁誘導結合のレベル
を制御し、その電磁誘導結合のレベル変化に基づいて信
号パターンを生成する第1の信号パターン生成手段を備
え、前記検出手段を、前記第1の信号パターン生成手段
により生成された信号パターンを判定することにより、
検出を開始するように構成しても良い(請求項2)。
て、第1の信号パターン生成手段は、第1のコイルに供
給される交流電力のレベルを制御することにより第1の
コイルと第2のコイルとの間の電磁誘導結合のレベルを
制御し、その電磁誘導結合のレベル変化に基づいて信号
パターンを生成し、車両用ドア側において、検出手段
は、第1の信号パターン生成手段により生成された信号
パターンを判定して、検出を開始する。
流電力を供給すると共に、電磁誘導結合のレベル変化に
よる信号パターンを利用して検出の開始タイミングを識
別することができるので、別途、検出の開始タイミング
を識別するための信号を生成する構成を設ける必要がな
く、その分、構成の簡素化を図ることができる。
おいて、前記車両用ドア側に設けられ、前記第2のコイ
ルに供給される交流電力のレベルを制御することにより
前記第1のコイルと第2のコイルとの間の電磁誘導結合
のレベルを制御し、その電磁誘導結合のレベル変化に基
づいて信号パターンを生成する第2の信号パターン生成
手段を備え、前記検出手段を、前記検出信号を前記第2
の信号パターン生成手段により生成された信号パターン
により生成するように構成しても良い(請求項3)。
おいて、第2の信号パターン生成手段は、第2のコイル
に供給される交流電力のレベルを制御することにより第
1のコイルと第2のコイルとの間の電磁誘導結合のレベ
ルを制御し、その電磁誘導結合のレベル変化に基づいて
信号パターンを生成し、検出手段は、検出信号を第2の
信号パターン生成手段により生成された信号パターンに
より生成する。
よる信号パターンを利用して検出信号、つまり、戸挟み
状態であるか否かの判定結果を識別することができるの
で、別途、判定結果を識別するための信号を生成する構
成を設ける必要がなく、その分、構成の簡素化を図るこ
とができる。
実施例について図面を参照して説明する。◎まず、図2
において、車両1にあって車体2には、車両用ドア3が
設けられている。車体2の乗降口4は、車両用ドア3が
図2中矢印A1,A2方向に往復移動することに応じて
開閉されるようになっている。この場合、車体2および
車両用ドア3は、鉄材を主体として構成されているもの
である。
ーミナル7およびユニット8を備えて構成されるもの
で、コントローラ6は、車体2の床下に取付けられ、タ
ーミナル7は、乗降口4の上方に取付けられ、また、ユ
ニット8は、車両用ドア3の上部に取付けられている。
このうち、コントローラ6とターミナル7とは、ケーブ
ル9、ナイロンコネクタ10,11およびケーブル12
を介して接続されている。尚、図2では、図中、左側の
車両用ドア3に対応したコントローラ6、ターミナル7
およびユニット8などのみを示しており、図中、右側の
車両用ドア3に対応したコントローラ、ターミナルおよ
びユニットなどは省略している。
について、図3および図4を参照して説明する。図3
は、ターミナル7の平面図(a)および正面図(b)を
示しており、図4は、ターミナル7の分解図を示してい
る。ターミナル7のケース13(本発明でいう第1のケ
ース)は、鉄製のメインケース14aと樹脂製のカバー
14bとが組合わされてなるもので、メインケース14
aの内部に、詳しくは後述するようにコンデンサ、抵抗
およびNPN型トランジスタなどの種々の電子部品が実
装されたプリント配線基板15と、ボビン16に巻回さ
れたコイル17(本発明でいう第1のコイル)とが配設
された状態で、カバー14bがメインケース14aにボ
ルト18によりボルト止めされて構成されている。
ケーブル12が接続されており、そのケーブル12の先
端部には上記ナイロンコネクタ11が設けられている
(図2参照)。尚、図4では、ケーブル12は省略して
いる。この場合、コイル17に電力が供給され、コイル
17から電磁界が発生すると、その電磁界は、メインケ
ース14aが鉄製であり、また、カバー14bが樹脂製
であることから、カバー14bを通じて空間に放射され
るようになっている。
ついて、図5および図6を参照して説明する。図5は、
ユニット8の平面図(a)、正面図(b)および側面図
(c)を示しており、図6は、ユニット8の分解図を示
している。ユニット8のケース19(本発明でいう第2
のケース)は、取付部20aが一体に形成された鉄製の
メインケース20bと樹脂製のカバー20cとが組合わ
されてなるもので、メインケース20bの内部に、詳し
くは後述するようにコンデンサ、抵抗およびNPN型ト
ランジスタなどの種々の電子部品が実装されたプリント
配線基板21がボルト22によりナット22aを介して
ボルト止めされると共に、プリント配線基板21に電気
的に接続された圧力センサ23がねじ24によりねじ止
めされ、さらに、ボビン25に巻回されたコイル26
(本発明でいう第2のコイル)が配設された状態で、カ
バー20cがメインケース20bにボルト27によりボ
ルト止めされて構成されている。
してのナイロンコネクタ28,29が設けられており、
それらナイロンコネクタ28,29は、メインケース2
0bから突出している。この場合、コイル26に電力が
供給され、コイル26から電磁界が発生すると、その電
磁界は、メインケース20bが鉄製であり、また、カバ
ー20cが樹脂製であることから、カバー20cを通じ
て空間に放射されるようになっている。
けられている状態およびユニット8が車両用ドア3に取
付けられている状態の平面図(a)、正面図(b)およ
び側面図(c)を示している。車体2を構成する鉄板3
0の内壁面30aには、2個の取付板31が溶接により
取付固定されており、ターミナル7は、それら取付板3
1にねじ止めされていることによって、そのメインケー
ス14aと内壁面30a(本発明でいう第1の取付箇
所)とが対向するように、鉄板30の内壁面30aに取
付固定されている。このとき、ターミナル7におけるメ
インケース14aと鉄板の内壁面30aとは、同じ材質
であるので、それらの透磁率は等しいものである。
取付部20aが車両用ドア3の上部にねじ止めされてい
ることによって、そのメインケース20bと車両用ドア
3の上面部3a(本発明でいう第2の取付箇所)とが対
向するように、車両用ドア3の上面部3aに取付固定さ
れている。このとき、ユニット8におけるメインケース
20bと車両用ドア3の上面部3aとは、同じ材質であ
るので、それらの透磁率は等しいものである。尚、この
場合、車両用ドア3が図2中矢印A1,A2方向に往復
移動すると、ユニット8がターミナル7の長手方向に沿
うように往復移動するようになっている。
る戸閉め位置にあるとき、つまり、上述した図2に示す
状態のときには、ターミナル7とユニット8とは、図8
中(a)に示すように対向する位置関係になり、つま
り、ターミナル7の内部に配設されたコイル17とユニ
ット8の内部に配設されたコイル26とが対向するもの
である。一方、車両用ドア3が乗降口4を開放している
戸開き位置にあるときには、ターミナル7とユニット8
とは、図8中(b)に示すように対向しない位置関係に
なり、つまり、コイル17とコイル26とが対向しない
ものである。
示している。車両用ドア3の先端部(戸先部)には、車
両用ドア3の上端部から下端部の略全体にわたって戸先
ゴム32が設けられている。戸先ゴム32は、その断面
形状を図10に示すように、断面略半円形状の戸当り部
33および断面略矩形状の取付部34を一体に有してい
る。取付部34は、車両用ドア3の先端部に形成された
凹部内に挿入固定されており、これにより、戸先ゴム3
2が車両用ドア3の先端部に固定されている。また、戸
当り部33は、車両用ドア3の端面から突出しており、
これにより、車両用ドア3が閉じられる際、つまり、車
両用ドア3と、それと対になっている車両用ドア3とが
衝突する際の衝撃が和らげられるようになっている。
あって車内側には、第1の連結部33aが一体に形成さ
れていると共に、戸当り部33の内周壁にあって車内側
には、第2の連結部33bが一体に形成されている。こ
れら第1の連結部33aおよび第2の連結部33bの先
端部には、円筒状部33cが一体に形成されており、こ
の円筒状部33cの内部が戸先ゴム32の上端部から下
端部にかけて貫通する中空部33dとされている。ま
た、戸当り部33の内底壁にあって車外側には、規制壁
部33eが一体に形成されている。
「L」字型のシリコンチューブ連結管35の一端部が挿
入されていると共に閉塞され、中空部33dの下端部
は、閉塞部材36,37により二重に閉塞されており、
これにより、中空部33d内の空気が密封されている。
上記シリコンチューブ連結管35の他端部は、シリコン
チューブ38を介してユニット8内に配設された上記圧
力センサ23の一方の圧力ポートとしてのナイロンコネ
クタ28に接続されており、これにより、圧力センサ2
3は、戸当り部33の中空部33d内の空気の圧力を、
シリコンチューブ連結管35、シリコンチューブ38を
通じて検出することができるようになっている。
端部から下端部にかけて貫通する中空部34aが形成さ
れている。取付部34の中空部34aの上端部は、
「L」字型のシリコンチューブ連結管39の一端部が挿
入されていると共に閉塞され、中空部34aの下端部
は、閉塞部材40,41により二重に閉塞されており、
これにより、中空部34a内の空気が密封されている。
上記シリコンチューブ連結管39の他端部は、シリコン
チューブ42を介して上記圧力センサ23の他方の圧力
ポートとしてのナイロンコネクタ29に接続されてお
り、これにより、圧力センサ23は、取付部34の中空
部34a内の空気を圧力を、シリコンチューブ連結管3
9、シリコンチューブ42を通じて検出することができ
るようになっている。
43が設けられていると共に、戸先ゴム32の下部に
は、芯ゴム44(図10参照)が設けられている。これ
ら芯ゴム43,44は、戸先ゴム32における戸当り部
33の補強部材として作用するものである。
ては、戸当り部33に車外側への力が作用すると、戸当
り部33が弾性変形し、円筒状部33cが第2の連結部
33bを介して車外側へ大きく引張られるが、このと
き、規制壁部33eにより移動が規制されるようになる
ので、円筒状部33cが押潰される格好となり、つま
り、中空部33d内の空気の圧力が大きく変化するよう
になる。一方、戸当り部33に車内側への力が作用する
と、円筒状部33cが第2の連結部33bを介して車内
側へ引張られるが、このとき、移動が規制されることが
ないので、円筒状部33cが押潰されることはなく、つ
まり、中空部33d内の空気の圧力が大きく変化するこ
とはない。
する場合であっても、また、車内側への力が作用する場
合であっても、取付部34は、上記したように、車両用
ドア3の凹部内に挿入固定されているので、弾性変形す
ることはなく、つまり、中空部34a内の空気の圧力が
変化することはない。
4が設けられている区間では、戸当り部33に車外側へ
の力が作用する場合であっても、また、車内側への力が
作用する場合であっても、戸当り部33が何ら弾性変形
することがなく、この区間以外の区間、つまり、戸先ゴ
ム32にあって芯ゴム43,44が設けられていない区
間が、詳しくは後述する戸挟み状態であるか否かを検出
可能な区間となっている。
およびユニット8の電気的な構成について、図1を参照
して説明する。まず、上記コントローラ6は、車体2の
所定位置に配設された電源装置45(本発明でいう電力
供給手段)から電力が供給されるようになっている。入
力回路46は、車掌が戸開き操作することに応じて「戸
開信号」が与えられると、「戸開信号」をCPU47に
出力すると共に、車掌が戸閉め操作することに応じて
「戸閉信号」が与えられると、「戸閉信号」をCPU4
7に出力するようになっている。
態であることを示す「戸挟み検出信号」が与えられる
と、「戸挟み検出信号」を例えば車掌室の出力手段(L
EDなど)に出力するようになっている。フィルタ回路
49は、ターミナル7の復調回路50から復調データが
与えられると、復調データからノイズ成分を除去し、ノ
イズ成分が除去された復調データをターミナル7の発振
回路51から出力される発振周波数に同期してCPU4
7に出力するようになっている。
り構成されているもので、記憶されているプログラムを
実行することによって、詳しくは後述する処理を実行す
るようになっている。
様にして、電源装置45から電力が供給されるようにな
っている。発振回路51は、所定の発振周波数により電
力を生成し、その与えられた電力を分周回路52に出力
するようになっている。分周回路52は、発振回路51
から電力が与えられると、その与えられた電力を分周
し、分周した電力をブースタ53に出力するようになっ
ている。
れた電力が与えられると、その電力を増幅し、増幅した
電力をコンデンサ54と上記コイル17とが直列接続さ
れてなる直列共振回路55に出力するようになってい
る。直列共振回路55は、ブースタ53から増幅された
電力が与えられると、コイル17により電磁界を発生す
るようになっている。尚、直列共振回路55の他方は、
抵抗56を介して接地されている。
ラ6のCPU47からバッファ58を介してベース電流
が与えられると、オン状態となり、直列共振回路55の
コンデンサ54に充電されている電力の一部を抵抗59
を介してコレクタ電流とし、これにより、直列共振回路
55のコイル17に供給される電力を低下させるように
なっている。
ローラ6のCPU47は、NPN型トランジスタ57に
供給するベース電流をオンオフ制御し、直列共振回路5
5のコイル17に供給される電力を制御することによっ
て、電磁誘導結合のレベルを制御することができ、例え
ば、レベルが所定レベルよりも大きい状態をデータ
「1」に対応させると共に、レベルが所定レベルよりも
小さい状態をデータ「0」に対応させることにより、そ
れらデータ「1」,「0」からなる信号パターンを電磁
誘導結合により送信させることができるようになってい
る。すなわち、本発明でいう第1の信号パターン生成手
段60は、これらコントローラ6のCPU47、ターミ
ナル7のNPN型トランジスタ57および直列共振回路
55から構成されているものである。
に、直列共振回路55のコイル17が受信した受信デー
タを復調処理して復調データを生成し、復調データをコ
ントローラ6のフィルタ回路49に出力するようになっ
ている。
ンデンサ61とが並列接続されてなる並列共振回路62
(本発明でいう定電圧回路)は、上記ターミナル7の直
列共振回路55との間で電磁誘導結合するようになって
おり、電磁誘導結合の際にコイル26により生成された
交流電力をコンデンサ61に充電するようになってい
る。
電された交流電力を整流して直流電力を生成し、直流電
力を定電圧回路64に出力するようになっている。定電
圧回路64は、全波整流回路61から直流電力が与えら
れると、その与えられた直流電力を一定電圧に変換し、
その一定電圧に変換した電力をCPU65に出力するよ
うになっている。
2のコンデンサ61に充電された交流電力に同期したク
ロック信号を生成し、クロック信号をAND回路67に
出力するようになっている。また、復調回路68は、電
磁誘導結合の際に、並列共振回路62のコイル26が受
信した受信データを復調処理して復調データを生成し、
その復調データをCPU65に出力するようになってい
る。
から上記したAND回路67を介してベース電流が与え
られると、オン状態となり、並列共振回路62のコンデ
ンサ61に充電されている電力の一部を抵抗70を介し
てコレクタ電流とし、これにより、並列共振回路62の
コイル26に供給される電力を低下させるようになって
いる。
65は、NPN型トランジスタ69に供給するベース電
流をオンオフ制御し、並列共振回路62のコイル26に
供給される電力を制御することによって、電磁誘導結合
のレベルを制御することができ、例えば、レベルが所定
レベルよりも大きい状態をデータ「1」に対応させると
共に、レベルが所定レベルよりも小さい状態をデータ
「0」に対応させることにより、それらデータ「1」,
「0」からなる信号パターンを電磁誘導結合により送信
させることができるようになっている。すなわち、本発
明でいう第2の信号パターン生成手段71は、これらC
PU65、NPN型トランジスタ69および並列共振回
路62から構成されているものである。
ポートとしての2つのナイロンコネクタ28,29を備
えているもので、戸先ゴム32にあって戸当り部33の
中空部33d内の空気の圧力を検出すると共に、取付部
34の中空部34a内の空気の圧力を検出し、それら検
出結果をCPU65に出力するようになっている。
られているもので、詳しくは後述するように、CPU6
5は、この可変抵抗72により設定された値を判定値と
して採用し、所定の処理を実行するようになっている。
り構成されているもので、記憶されているプログラムを
実行することによって、詳しくは後述する処理を実行す
るようになっている。尚、本発明でいう検出手段73
は、以上に説明したユニット8内の各電子部品から構成
されているものである。
よび図12を参照して説明する。図11は、コントロー
ラ6のCPU47が実行する処理の内容を示し、図12
は、ユニット8のCPU65が実行する処理の内容を示
しているものである。
「戸開信号」を入力したか否かを判断する(ステップS
1)。ここで、車掌が車両用ドア3を開放する操作を行
うと、コントローラ6のCPU47は、「戸開信号」を
入力するようになるので、ステップS1において「YE
S」と判断し、所定時間待機する(ステップS2)。こ
こで、この所定時間とは、車両用ドア3が戸閉め位置か
ら戸開き位置への移動を開始してから、ある程度経過す
るまでの時間のことである。
が経過したことを検出すると、ターミナル7の直列共振
回路55に電力を供給することによって、直列共振回路
55のコイル17から電磁界を発生させる(ステップS
3)。尚、このとき、車両用ドア3は、戸閉め位置から
戸開き位置に移動中である。
55のコイル17から電磁界が発生されたことを受け
て、直列共振回路55のコイル17とユニット8におけ
る並列共振回路62のコイル26との間で電磁誘導結合
が確立されると、コイル26に交流電力が誘起されるよ
うになり、その交流電力が全波整流回路63で整流され
て直流電力が生成され、直流電力が定電圧回路64で一
定電圧に変換され、ユニット8のCPU65に与えられ
るようになる。
4から所定レベル以上の一定電圧が与えられると、つま
り、電源電圧がOKとなると、ステップS21において
「YES」と判断し、電磁誘導結合により「ウェイクア
ップ信号」を送信させる(ステップS22)。このと
き、ユニット8のCPU65は、上述したように、NP
N型トランジスタ69に供給するベース電流をオンオフ
制御することによって、データ「1」,「0」からなる
信号パターンを生成し、それを「ウェイクアップ信号」
として送信させる。
イクアップ信号」が電磁誘導結合によりターミナル7に
受信データとして受信され、その受信データが復調処理
され、復調データがコントローラ6のCPU47に与え
られると、コントローラ6のCPU47は、ステップS
4において「YES」と判断し、電磁誘導結合により
「ティーチング開始信号」を送信させる(ステップS
5)。このとき、コントローラ6のCPU47は、上述
したように、NPN型トランジスタ57に供給するベー
ス電流をオンオフ制御することによって、データ
「1」,「0」からなる信号パターンを生成し、それを
「ティーチング開始信号」として送信させる。
ィーチング開始信号」が電磁誘導結合によりユニット8
に受信データとして受信され、その受信データが復調処
理され、復調データがユニット8のCPU65に与えら
れると、ユニット8のCPU65は、ステップS23に
おいて「YES」と判断し、このときの戸先ゴム32に
おける戸当り部33の中空部33d内の空気圧と、取付
部34の中空部34a内の空気圧とを測定し、その差圧
を検出値Pとして検出し(ステップS24)、その検出
値Pを基準値P0として記憶する(ステップS25)。
つまり、ユニット8のCPU65は、車両用ドア3が戸
閉め位置から戸開き位置に移動している移動中における
戸当り部33の中空部33d内の空気圧と取付部34の
中空部34a内の空気圧との差圧を、基準値P0として
記憶する。
「戸閉信号」を入力したか否かを判断する(ステップS
6)。ここで、車掌が車両用ドア3を閉鎖する操作を行
うと、コントローラ6側のCPU47は、「戸閉信号」
を入力するようになるので、ステップS6において「Y
ES」と判断し、タイマをスタートさせる(ステップS
7)。尚、このとき、車両用ドア3は、戸開き位置から
戸閉め位置に移動することになる。
イクアップ信号」が電磁誘導結合によりターミナル7に
受信データとして受信され、その受信データが復調処理
され、復調データがコントローラ6のCPU47に与え
られると、コントローラ6のCPU47は、ステップS
8において「YES」と判断し、電磁誘導結合により
「測定開始信号」を送信させる(ステップS9)。この
とき、コントローラ6のCPU47は、NPN型トラン
ジスタ57に供給するベース電流をオンオフ制御するこ
とによって、上述した「ティーチング開始信号」とは異
なるデータ「1」,「0」からなる信号パターンを生成
し、それを「測定開始信号」として送信させる。
定開始信号」が電磁誘導結合によりユニット8に受信デ
ータとして受信され、その受信データが復調処理され、
復調データがユニット8のCPU65に与えられると、
ユニット8のCPU65は、ステップS26において
「YES」と判断し、このときの戸先ゴム32における
戸当り部33の中空部33d内の空気圧と、取付部34
の中空部34a内の空気圧とを測定し、その差圧を検出
値Pとして算出する(ステップS27)。つまり、ユニ
ット8のCPU65は、車両用ドア3が閉鎖していると
きにおける戸当り部33の中空部33d内の空気圧と取
付部34の中空部34a内の空気圧との差圧を、検出値
Pとして検出する。
抵抗72の抵抗値を読込み、その読込んだ抵抗値を判定
値P1として演算し(ステップS28)、上述した基準
値P0と検出値Pとの差と、判定値P1とを比較する
(ステップS29)。
ドア3が移動中、つまり、車両用ドア3が閉鎖する前に
おける値である基準値P0と、車両用ドア3が閉鎖して
いるときの値である検出値Pとの差は、判定値P1以下
となるので、ユニット8のCPU65は、ステップS2
9において「NO」と判断し、電磁誘導結合により「検
出オフ信号」を送信させる(ステップS30)。このと
き、ユニット8のCPU65は、NPN型トランジスタ
57に供給するベース電流をオンオフ制御することによ
って、上述した「ウェイクアップ信号」とは異なるデー
タ「1」,「0」からなる信号パターンを生成し、それ
を「検出オフ信号」として送信させる。
オフ信号」が電磁誘導結合によりターミナル7に受信さ
れ、その受信データが復調処理され、復調データがコン
トローラ6のCPU47に与えられると、コントローラ
6のCPU47は、ステップS10において「NO」と
判断し、ステップS11において「YES」と判断し、
「戸挟み検出信号」の出力をオフとし、つまり、「戸挟
み検出信号」を出力することはない(ステップS1
2)。
は、基準値P0と検出値Pとの差は、判定値P1を越え
るようになるので、ユニット8のCPU65は、ステッ
プS29において「YES」と判断し、電磁誘導結合に
より「検出オン信号」を送信させる(ステップS3
1)。このとき、ユニット8のCPU65は、NPN型
トランジスタ57に供給するベース電流をオンオフ制御
することによって、上述した「ウェイクアップ信号」や
「検出オフ信号」とは異なるデータ「1」,「0」から
なる信号パターンを生成し、それを「検出オン信号」と
して送信させる。
オン信号」が電磁誘導結合によりターミナル7に受信さ
れ、その受信データが復調処理され、復調データがコン
トローラ6のCPU47に与えられると、コントローラ
6のCPU47は、ステップS10において「YES」
と判断し、「戸挟み検出信号」の出力をオンとし、つま
り、「戸挟み検出信号」を出力回路48に出力する(ス
テップS13)。
タイマがタイムアップとなったか否かを判断し(ステッ
プS14)、タイムアップでないときには、ステップS
14において「NO」と判断し、上述したステップS1
0に戻る。一方、タイムアップであるときには、ステッ
プS14において「YES」と判断し、ターミナル7の
直列共振回路55に電力を供給することを停止し(ステ
ップS15)、上述したステップS1に戻る。
源電圧としての電力が保持されている間は、上述したよ
うな判定処理を繰返し実行して「検出オン信号」もしく
は「検出オフ信号」を送信し(ステップS27〜S3
1)、コントローラ6のCPU47は、タイマがタイム
アップするまで間は、「検出オン信号」もしくは「検出
オフ信号」が受信されたか否かを監視し(ステップS1
0〜S13)、タイマがタイムアップしたときに、その
監視を停止してターミナル7の直列共振回路55に電力
を供給することを停止するようになっている(ステップ
S15)。
設けられたターミナル7と車両用ドア3側に設けられた
ユニット8との間で、電磁誘導結合により、電力を供給
すると共に、戸挟み状態であるか否かを示す信号(検出
オン信号、検出オフ信号)を送受信するように構成した
ので、従来のものとは異なって、車体2側と車両用ドア
3側とを接続するケーブルを不要とすることができ、こ
れに伴って、ケーブルが断線することもなくなる。これ
により、戸挟み状態であるか否か的確に検出することが
できるようになるので、乗降客の安全性を確実に確保す
ることができ、信頼性を高めることができる。
製のメインケース14aと樹脂製のカバー14bとから
構成し、メインケース14aと車体2の鉄板30の内壁
面30aとが対向するようにターミナル7を取付ける構
成としたので、メインケース14aと鉄板30の内壁面
30aとが同じ透磁率であることから、ターミナル7を
取付ける前後で、インダクタンスが減少したり、直流抵
抗が増加したりすることがなく、共振点がずれることが
なくなる。これにより、ターミナル7を取付ける前に、
共振点が最適な位置となるようにコイル17のインダク
タンスの調整作業を行えば済むので、取付けた後に調整
作業を行う必要がなく、作業効率が低下することがな
い。また、何らかの原因により異常が発生した場合に
は、ターミナル7を車体2から取外して検査を行うこと
ができるので、検査を容易に行うことができる。
であり、ユニット8のケース19を鉄製のメインケース
20bと樹脂製のカバー20cとから構成し、メインケ
ース20bと車両用ドア3の上面部3aとが対向するよ
うにユニット8を取付ける構成としたので、メインケー
ス20bと車両用ドア3の上面部3aとが同じ透磁率で
あることから、ユニット8を取付ける前後で、インダク
タンスが減少したり、直流抵抗が増加したりすることが
なく、共振点がずれることがなくなる。これにより、ユ
ニット8を取付ける前に、共振点が最適な位置となるよ
うにコイル26のインダクタンスの調整作業を行えば済
むので、取付けた後に調整作業を行う必要がなく、作業
効率が低下することがない。また、何らかの原因により
異常が発生した場合には、ユニット8を車両用ドア3か
ら取外して検査を行うことができるので、検査を容易に
行うことができる。
電力を供給することができると共に、戸挟み状態である
か否かを示す信号を送受信することができ、つまり、車
両用ドア3が移動中であるか否かに拘らず、戸挟み状態
であるか否か検出することができるので、乗降客の安全
性をより確実に確保することができ、信頼性をより高め
ることができる。
ラ6のCPU47がNPN型トランジスタ57に供給す
るベース電流をオンオフ制御することによって、「ティ
ーチング開始信号」および「測定開始信号」を互いに異
なる信号パターンにより生成し、それらの信号パターン
を利用して圧力センサ23による検出の開始タイミング
を識別するように構成したので、別途、検出の開始タイ
ミングを識別するための信号を生成する構成を設ける必
要がなく、その分、構成の簡素化を図ることができる。
がNPN型トランジスタ69に供給するベース電流をオ
ンオフ制御することによって、「検出オン信号」および
「検出オフ信号」を互いに異なる信号パターンにより生
成し、それらの信号パターンを利用して戸挟み状態であ
るか否かを識別するように構成したので、別途、戸挟み
状態であるか否かを識別するための信号を生成する構成
を設ける必要がなく、その分、構成の簡素化を図ること
ができる。
るものでなく、次のように変形または拡張することがで
きる。ターミナルのメインケースを、それを取付ける鉄
板の内壁面の透磁率よりも高い透磁率を有する材質から
構成しても良く、また、ユニットのメインケースを、そ
れを取付ける車両用ドアの上面部の透磁率よりも高い透
磁率を有する材質から構成しても良い。
ては、戸先ゴム内の空気圧の圧力変化を検出するものに
限らず、戸先ゴムに作用する押圧力の変化を検出するも
のであれば良く、例えば、機械的接点を有するテープス
イッチによるもの、圧電ゴムによるもの、投光素子およ
び受光素子を利用する光電式によるもの、超音波センサ
を利用する超音波式によるものなどであっても良い。
で双方向通信する構成に限らず、少なくともユニットか
らターミナルに戸挟み状態であることを示す「検出オン
信号」を送信する単方向通信する構成であっても良い。
車両用ドアが戸閉め位置にあるときに電力の供給を停止
する構成に限らず、常に、電力を供給する構成であって
も良い。
車両用ドアが戸閉め位置にあるときに対向し、且つ、車
両用ドアが戸開き位置にあるときに対向しない構成とす
ることにより、車両用ドアの移動範囲における限られた
範囲でのみ電磁誘導結合を確立させる構成に限らず、車
両用ドアが戸閉め位置にあるときに対向し、且つ、車両
用ドアが戸開き位置にあるときにも対向する構成とする
ことにより、車両用ドアの移動範囲における全域にわた
る範囲で電磁誘導結合を確立させる構成であっても良
い。
る構成に限らず、それらを一体に設ける構成であっても
良く、また、コントローラとターミナルとを1対1に設
ける構成に限らず、1対n(nは複数)に設ける構成と
しても良く、つまり、集中制御する構成であっても良
い。
発明の戸挟み検出装置によれば、車体側に設けられた第
1のコイルと車両用ドア側に設けられた第2のコイルと
の電磁誘導結合により、車体側から車両用ドア側に電力
が供給され、また、車両用ドア側から車体側に検出信号
が送信されるように構成したので、従来のものとは異な
って、車体側と車両用ドア側とを接続するケーブルを不
要とすることができ、これに伴って、ケーブルが断線す
ることもなくなる。これにより、戸挟み状態であるか否
かを的確に検出することができるようになるので、乗降
客の安全性を確実に確保することができ、信頼性を高め
ることができる。
も第1の取付箇所の側を、第1の取付箇所の材質の透磁
率以上となる透磁率の材質から構成し、第2のケースに
おける少なくとも第2の取付箇所の側を、第2の取付箇
所の材質の透磁率以上となる透磁率の材質から構成した
ので、第1のケースおよび第2のケースを取付ける際に
は、取付ける前後で、インダクタンスが減少したり、直
流抵抗が増加したりすることがなく、共振点がずれるこ
とがなくなる。これにより、第1のケースおよび第2の
ケースを取付ける前に、共振点が最適な位置となるよう
にコイルのインダクタンスの調整作業を行えば済むの
で、取付けた後に調整作業を行う必要がなく、作業効率
が低下することがない。また、何らかの原因により異常
が発生した場合には、第1のケースおよび第2のケース
を取外して検査を行うことができるので、検査を容易に
行うことができる。
側面図(c)
面図(a)、正面図(b)および側面図(c)
ローチャート
チャート
上面部(第2の取付箇所)、4は乗降口、5は戸挟み検
出装置、13はケース(第1のケース)、17はコイル
(第1のコイル)、19はケース(第2のケース)、2
6はコイル(第2のコイル)、30aは内壁面(第1の
取付箇所)、45は電源装置(電力供給手段)、60は
第1の信号パターン生成手段、62は並列共振回路(定
電圧回路)、71は第2の信号パターン生成手段、73
は検出手段である。
Claims (3)
- 【請求項1】 車体側に設けられた電力供給手段と、 前記車体側の乗降口近傍の第1の取付箇所に取付けられ
た第1のケースと、 この第1のケースに収容され、前記電力供給手段から交
流電力が供給される第1のコイルと、 前記車体の乗降口を開閉する車両用ドア側の第2の取付
箇所に取付けられた第2のケースと、 この第2のケースに収容され、前記第1のコイルとの間
で電磁誘導結合する第2のコイルと、 前記車両用ドア側に設けられ、前記第1のコイルと第2
のコイルとが電磁誘導結合したことに応じて、前記第2
のコイルにより生成された交流電力から定電圧を生成す
る定電圧回路と、 前記車両用ドア側に設けられ、前記定電圧回路により生
成された定電圧に基づいて検出を行い、その検出された
検出値を予め決定された判定値と比較することに基づい
て戸挟み状態であるか否かを判定し、その判定結果を示
す検出信号を前記第1のコイルと第2のコイルとの間の
電磁誘導結合により前記車体側に送信する検出手段とを
備え、 前記第1のケースにおける少なくとも前記第1の取付箇
所の側は、その第1の取付箇所の材質の透磁率以上の透
磁率を有する材質から形成されていると共に、前記第2
のケースにおける少なくとも前記第2の取付箇所の側
は、その第2の取付箇所の材質の透磁率以上の透磁率を
有する材質から形成されていることを特徴とする戸挟み
検出装置。 - 【請求項2】 前記車体側に設けられ、前記第1のコイ
ルに供給される交流電力のレベルを制御することにより
前記第1のコイルと第2のコイルとの間の電磁誘導結合
のレベルを制御し、その電磁誘導結合のレベル変化に基
づいて信号パターンを生成する第1の信号パターン生成
手段を備え、 前記検出手段は、前記第1の信号パターン生成手段によ
り生成された信号パターンを判定することにより、検出
を開始するように構成されていることを特徴とする請求
項1記載の戸挟み検出装置。 - 【請求項3】 前記車両用ドア側に設けられ、前記第2
のコイルに供給される交流電力のレベルを制御すること
により前記第1のコイルと第2のコイルとの間の電磁誘
導結合のレベルを制御し、その電磁誘導結合のレベル変
化に基づいて信号パターンを生成する第2の信号パター
ン生成手段を備え、 前記検出手段は、前記検出信号を前記第2の信号パター
ン生成手段により生成された信号パターンにより生成す
るように構成されていることを特徴とする請求項1また
は2記載の戸挟み検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27206198A JP3501346B2 (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 戸挟み検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27206198A JP3501346B2 (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 戸挟み検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000095106A JP2000095106A (ja) | 2000-04-04 |
| JP3501346B2 true JP3501346B2 (ja) | 2004-03-02 |
Family
ID=17508560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27206198A Expired - Fee Related JP3501346B2 (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 戸挟み検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3501346B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010111338A (ja) * | 2008-11-10 | 2010-05-20 | Showa Aircraft Ind Co Ltd | 車輌ドアの戸挟み防止装置 |
-
1998
- 1998-09-25 JP JP27206198A patent/JP3501346B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000095106A (ja) | 2000-04-04 |
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