JP3511050B2 - シート表皮用リスティング部材の製造方法及び装置 - Google Patents
シート表皮用リスティング部材の製造方法及び装置Info
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Description
ションパッドに吊込み止着するのに用いられるシート表
皮用リスティング部材の製造方法及び装置に関するもの
である。
吊込み止着するには、布製の吊込み袋をシート表皮の吊
込み個所に沿って縫着し、金属製のリスティングワイヤ
を吊込み袋の袋内に挿通し、リスティングワイヤの挿通
された吊込み袋とクッションパッドの内部に埋込み装着
されたインサートワイヤとをC字リング或いはスプリン
グ等で掛け止めて吊込み袋をクッションパッドに引張固
定することが行なわれている。
吊込み袋が引張固定に耐えられるよう金属製のリスティ
ングワイヤを用いることからコスト高になるばかりでな
く、リスティングワイヤを吊込み袋の袋内に別途に挿入
しなければならず、また、リスティングワイヤが吊込み
袋の袋内でズレ動き或いは抜け外れないようリスティン
グワイヤの両端末を吊込み袋の袋内から各々外側にカー
ル曲げする必要もあるため、組み付けに手間を要する。
側に縫着される吊込み帯部を硬質なポリ塩化ビニル等の
合成樹脂で形成し、この吊込み帯部の長手方向縁辺に沿
って玉縁状の吊込み芯部を硬質なポリ塩化ビニル等の合
成樹脂で一体に押出し成形した合成樹脂製のものも用い
られている。然し、合成樹脂製のリスティング部材では
吊込み帯部がシート表皮と材質的に異なり、また、温度
変化による硬度差等もあって座者に違和感を与える。
の吊込み個所に沿って縫着する吊込み帯部として布部材
を用い、その布部材と一体に玉縁状の吊込み芯部を設け
て簡単な構造で布部材の引張固定にも十分耐えられしか
も簡便に取り扱えるシート表皮用のリスティング部材を
低コストで能率よく製造可能なシート表皮用リスティン
グ部材の製造方法及び装置を提供することを目的とす
る。
シート表皮用リスティング部材の製造方法は、硬質な合
成樹脂から線状の連続した内芯を押出し成形機の吐出口
より押出し成形し、その押出し成形機の吐出口より水平
方向に送り出される内芯に対して帯状の布部材を組付け
装置で側方から内芯の軸線上に繰り出させて二ツ折りに
被せ、この布部材の組付け装置より水平方向に送り出さ
れる布部材の被せられた内芯を第1のサイジング装置の
内部に設けられた挿通路に送り込み、一方、拡開状のス
リットを軸線方向全長に設けて筒状の連続した外芯を押
出し成形機の吐出口より押出し成形し、立上りガイドを
吐出口の出口位置で外芯のスリットに割り込ませ、その
押出し成形機の吐出口より斜め下方に向けて送り出され
る外芯を第1のサイジング装置の上部面に設けられた切
欠斜面で送出し角度に沿って斜め下方に送ると共に、ガ
イドプレートを切欠斜面の中央位置で外芯のスリットに
割り込ませて外芯を第1のサイジング装置の内部に設け
られた挿通路の出口近くに誘導送りし、第1のサイジン
グ装置より外芯のスリットをガイドプレートで拡開した
ままの外芯を第2のサイジング装置の内部に設けられた
挿通路の上側位置に送り込むと共に、布部材の被された
内芯を該挿通路の下側位置に送り込み、この挿通路の入
口側よりも出口側で狭径となる口径により外芯を圧縮さ
せて布部材の被された内芯に加熱接合するようにされて
いる。
ティング部材の製造装置は、硬質な合成樹脂から線状の
連続した内芯を吐出口より押出し成形する内芯の押出し
成形機と、内芯の押出し成形機より水平方向に送り出さ
れる内芯に対して帯状の布部材を側方から内芯の軸線上
に繰り出させて二ツ折りに被せる布部材の組付け装置と
を順次に配設すると共に、拡開状のスリットを軸線方向
全長に設けて筒状の連続した外芯を押出し成形する吐出
口と、吐出口の出口位置で外芯のスリットに割り込んで
外芯を誘導送りする立上りガイドとを有し、外芯を斜め
下方に向けて送り出す外芯の押出し成形機を布部材の組
付け装置より上方に備え、更に、布部材の組付け装置よ
り水平方向に送り出される布部材の被せられた内芯を送
り込む挿通路を内部に有し、外芯の押出し成形機より送
り出される外芯を送出し角度に沿って斜め下方に送る切
欠斜面と、切欠斜面の中央位置で外芯のスリットに割り
込んで外芯を誘導送りするガイドプレートとを挿通路の
出口近くの上部面に設けた第1のサイジング装置と、外
芯のスリットをガイドプレートで拡開したまま外芯を上
側位置に受け入れ、布部材の被された内芯を下側位置に
受け入れる共通の通路で口径を入口側よりも出口側で狭
径となる挿通路を有し、外芯を挿通路の口径で圧縮させ
て布部材の被された内芯に加熱接合する第2のサイジン
グ装置とを順次に配設することにより構成されている。
造方法及び装置では、内,外芯を各々連続した所定の軸
状部材として押出し成形すると共に、布部材を二ツ折り
させて内芯の軸線上に被せ、各構成部材を一連の工程内
で一体に加熱接合するものであるから、三者を能率よく
強固に一体化させたリスティング部材を製造できる。ま
た、吊込み芯部となる内,外芯を硬質な合成樹脂で形成
することにより内芯の軸線上に被された布部分と三者を
一体に形成するから、シート表皮の引張固定に十分耐え
られしかも安価なリスティング部材として製造できる。
ると、茲で製造するシート表皮用のリスティング部材
は、図1で示すように線状の内芯1,帯状の布部材2,
筒状の外芯3とから構成されている。この構成部材中、
内芯1並びに外芯3は硬質なポリ塩化ビニル等の合成樹
脂から形成される。外芯3の長手方向軸線に沿っては、
シート表皮に縫着される布部分を外部にはみ出させるス
リット4が設けられる。布部材2としては、葛城布,寒
冷紗等の比較的剛直な綿布または化学繊維,不織布等が
用いられる。
線状に形成される。布部材2は、二ツ折りすることから
内芯1の軸線上に被せる。外芯3は、布部材2の被され
た内芯1の軸線を内部に備える直径5mm程度の連続し
た筒状に形成される。その外芯3は、内芯1の軸線上に
被された布部分2aより伸びる布部分2bをスリット4
より外部に引き出させて内芯1,内芯1の軸線上に被さ
れた布部分2aと一体的に接合される。
ット4より外部に引き出された布部分2bがシート表皮
の裏面側に縫着される吊込み帯部となる。また、内芯
1,内芯1に被された布部分2a,外芯3による三層構
造の吊込み芯部として形成される。
に布部材2の布部分2bを吊込み帯部とし、表皮材,ワ
ディング材,裏打ち材でなるシート表皮5の吊込み個所
に沿って裏面側に縫着することにより取り付けられる。
また、三層構造の吊込み芯部1,2a,3をクッション
パッド6の凹部内に位置し、C字リング,スプリング等
の止め具7を吊込み芯部1,2a,3の軸線上に掛け止
めるよう布部材2の布部分2aに通し、クッションパッ
ド6の凹部内で露出するインサートワイヤ8の軸線と連
結固定し、シート表皮5をクッションパッド6に吊込み
止着するよう用いられる。
材2の吊込み帯部となる布部分2bがシート表皮5の裏
面側に位置することから、シート表皮5との材質差によ
る違和感を座者に与えるのを防げる。また、吊込み芯部
としては内芯1,内芯1の軸線上に被された布部分2
a,外芯3による三層構造でしかも硬質な合成樹脂によ
る内芯1,外芯3で剛直なものに形成されているから、
止め具7によるシート表皮5の引張固定にも十分耐えら
れる。
シート表皮5の裏面側に縫着し或いはクッションパッド
6に組み付けるにあたり、吊込み芯部1,2a,3が三
層構造で布部分2と一体に成形されているから、別途に
組み付ける手間も掛らずしかもズレ動きや抜け外れ等が
生じないことにより簡便に取り扱える。
造するには、図3で示すように内芯の成形工程A,布部
材の組付工程B,外芯の成形工程C,外芯の組付並びに
接合工程Dと連続処理可能な製造装置が適用されてい
る。この製造装置は、各工程に必要な設備を一台の基台
上に配列し、全体が一台の加工機として各工程を連続処
理するよう構成されている。
成樹脂から連続した線状に押出し成形する内芯の押出し
成形機10が備え付けられている。布部材の組付け工程
Bには、帯状の布部材2が連続的に繰り出せるようリー
ルに巻かれて備え付けられている。
向に送り出される内芯1の側方から組付け装置11で繰
り出し、二ツ折りさせて内芯1の軸線上に被される。こ
の布部材の組付け装置11としては、内芯1の軸線を介
して布部材2の片側面を押える縦ローラを片側に配置
し、布部材2の他側面を水平位置から下方に掛け外すガ
イド板を他側に配置したものを備え付けられる。
成樹脂から連続した筒状に形成すると共に、スリット4
を軸線方向全長に付けて押出し成形する外芯の押出し成
形機12が備え付けられている。
ように外芯3のスリット4を3.5mm程度に拡開させ
て外芯3を円筒状に押出し成形する吐出口12aを有す
る金型が備えられている。この金型には、図5で示すよ
うに外芯3のスリット4に割り込んで外芯3を拡開する
ことにより後工程に誘導送りする立上りガイド12bが
吐出口12aの出口側に設けられている。
うに布部材2が被せられた内芯1の水平送り方向に対
し、外芯3を上方から斜め下方に向けて送り出すよう設
置されている。
すように外芯3の送出し角度に応じて斜め下方に傾斜す
る切欠斜面13aと、切欠斜面13aの中央位置で同様
な角度の傾斜面を有する3mm幅程度のガイドプレート
13bとを上部面に設けた第1のサイジング装置13が
配設されている。そのサイジング装置13には、布部材
2が被せられた内芯1を送り込む挿通路13cが水平方
向に連続するよう内部に設けられている。切欠斜面13
a,ガイドプレート13bは、外芯3を挿通路13cの
出口近くに誘導送り可能に設けられている。
7で示すように布部材2が被された内芯1と外芯3とを
共に送り込む共通の挿通路14aを内部に設けた第2の
サイジング装置14が配設されている。
リット4をサイジング装置13のガイドプレート13b
で拡開したままの外芯3を挿通路14aの上側位置に受
け入れ、一方、布部材2の被された内芯1を挿通路14
aの下側位置に受け入れるよう配置されている。このサ
イジング装置14には、図8で示すように挿通路14a
が入口側14bより出口側14bに向かって狭径となる
口径により設けられ、外芯の圧縮接合工程としてヒータ
が内蔵されている。
述した各装置の他に、図3で示す如く内芯1の押出成形
後に軸線を冷却処理する水槽15,外芯3の圧縮成形後
に冷却処理する第3のサイジング装置16,各構成部分
を連続搬送するのに用いられる引取り機17,各構成部
材から連続成形されたリスティング部材を最終的に定寸
切断する切断機18が夫々配設されている。
工程の流れを説明すると、内芯1を押出成形機10で連
続した線状に押出し成形した後、まず、水槽15に通過
させて冷却処理を施す。その押出し成形された内芯1
は、当初は先端側を各装置に通過させて引取り機17に
送り込むことにより布部材2並びに外芯3の連続搬送手
段として用いられる。
Bにおいて内芯1の送り方向側方より繰り出される布部
材2を組付け装置11で二ツ折りさせて被せる。この布
部材2が被された内芯1は、サイジング装置13の挿通
路13cに送り込まれる。また、挿通路13cには押出
し成形機12から押出し成形された外芯3が送り込まれ
る。
サイジング装置13のガイドプレート13bで拡開保持
されたまま、布部材2が被された内芯1の上側に位置す
るようサイジング装置14の挿通路14aに送り込まれ
る。
径が入口側14bより出口側14bに向かって狭径とな
るテーパ状に形成されているから、布部材2が被された
内芯1を挿通路14aの中間辺でスリット4より外芯3
の内部に圧入嵌着させる。また、挿通路14aの中間辺
から出口側14bに至ると、外芯3は挿通路14aの口
径で圧縮されてスリット4を縮小すると共に、布部材2
を内芯1の軸線回りに押え付けるよう圧縮変形されて加
熱圧着される。
6aに送り込んで外芯3を所定形状に保つよう冷却処理
し、更に、引取り機17から切断機18に送り込んで所
定長さに切断することによりシート表皮用のリスティン
グ部材として得られる。この工程中、サイジング装置1
3,14,16においてはシート表皮に縫着される布部
材2の吊込み帯部となる布部分2bも各挿通路13c,
14a,16aで垂下がって布部材2の被された内芯1
と共に追随送りされる(図6参照)。
部材の製造方法及び装置に依れば、シート表皮と布部材
で縫着することから座者に違和感を与えず、シート表皮
の引張固定にも三層構造に形成された吊込み芯部で十分
に耐えられしかも簡便に取り扱えるリスティング部材を
一連の流れ工程で能率よくしかも安価に製造できる。
用のリスティング部材を示す部分斜視図である。
部分断面図である。
製造装置を概略的に示す側断面図である。
芯の押出し成形金型を示す正面図である。
る。
置される各サイジング装置を概略的に示す側面図であ
る。
イジング装置を示す平面図である。
する布部分 3 外芯 4 スリット 10 内芯の押出し成形機 11 布部材の組付け装置 12 外芯の押出し成形機 12a 外芯の吐出口 12b 外芯の立上りガイド 13 第1のサイジング装置 13a 外芯の送出し切欠斜面 13b 外芯の誘導送りガイドプレート 13c 布部材の被せられた内芯の挿通路 14 第2のサイジング装置 14a 外芯並びに布部材の被された内芯の挿
通路 14b 挿通路の入口側 14c 挿通路の出口側
Claims (2)
- 【請求項1】 硬質な合成樹脂から線状の連続した内芯
を押出し成形機の吐出口より押出し成形し、その押出し
成形機の吐出口より水平方向に送り出される内芯に対し
て帯状の布部材を組付け装置で側方から内芯の軸線上に
繰り出させて二ツ折りに被せ、この布部材の組付け装置
より水平方向に送り出される布部材の被せられた内芯を
第1のサイジング装置の内部に設けられた挿通路に送り
込み、 一方、拡開状のスリットを軸線方向全長に設けて筒状の
連続した外芯を押出し成形機の吐出口より押出し成形
し、立上りガイドを吐出口の出口位置で外芯のスリット
に割り込ませ、その押出し成形機の吐出口より斜め下方
に向けて送り出される外芯を第1のサイジング装置の上
部面に設けられた切欠斜面で送出し角度に沿って斜め下
方に送ると共に、ガイドプレートを切欠斜面の中央位置
で外芯のスリットに割り込ませて外芯を第1のサイジン
グ装置の内部に設けられた挿通路の出口近くに誘導送り
し、 第1のサイジング装置より外芯のスリットをガイドプレ
ートで拡開したままの外芯を第2のサイジング装置の内
部に設けられた挿通路の上側位置に送り込むと共に、布
部材の被された内芯を該挿通路の下側位置に送り込み、
この挿通路の入口側よりも出口側で狭径となる口径によ
り外芯を圧縮させて布部材の被された内芯に加熱接合す
るようにしたことを特徴とするシート表皮用リスティン
グ部材の製造方法。 - 【請求項2】 硬質な合成樹脂から線状の連続した内芯
を吐出口より押出し成形する内芯の押出し成形機と、内
芯の押出し成形機より水平方向に送り出される内芯に対
して帯状の布部材を側方から内芯の軸線上に繰り出させ
て二ツ折りに被せる布部材の組付け装置とを順次に配設
すると共に、 拡開状のスリットを軸線方向全長に設けて筒状の連続し
た外芯を押出し成形する吐出口と、吐出口の出口位置で
外芯のスリットに割り込んで外芯を誘導送りする立上り
ガイドとを有し、外芯を斜め下方に向けて送り出す外芯
の押出し成形機を布部材の組付け装置より上方に備え、 更に、布部材の組付け装置より水平方向に送り出される
布部材の被せられた内芯を送り込む挿通路を内部に有
し、外芯の押出し成形機より送り出される外芯を送出し
角度に沿って斜め下方に送る切欠斜面と、切欠斜面の中
央位置で外芯のスリットに割り込んで外芯を誘導送りす
るガイドプレートとを挿通路の出口近くの上部面に設け
た第1のサイジング装置と、 外芯のスリットをガイドプレートで拡開したまま外芯を
上側位置に受け入れ、布部材の被された内芯を下側位置
に受け入れる共通の通路で口径を入口側よりも出口側で
狭径となる挿通路を有し、外芯を挿通路の口径で圧縮さ
せて布部材の被された内芯に加熱接合する第2のサイジ
ング装置とを順次に配設したことを特徴とするシート表
皮用リスティング部材の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34773693A JP3511050B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | シート表皮用リスティング部材の製造方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP34773693A JP3511050B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | シート表皮用リスティング部材の製造方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07177954A JPH07177954A (ja) | 1995-07-18 |
| JP3511050B2 true JP3511050B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=18392243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34773693A Expired - Lifetime JP3511050B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | シート表皮用リスティング部材の製造方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3511050B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP34773693A patent/JP3511050B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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| JPH07177954A (ja) | 1995-07-18 |
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