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JP3511066B2 - 混練機 - Google Patents
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JP3511066B2 - 混練機 - Google Patents

混練機

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JP3511066B2
JP3511066B2 JP12417094A JP12417094A JP3511066B2 JP 3511066 B2 JP3511066 B2 JP 3511066B2 JP 12417094 A JP12417094 A JP 12417094A JP 12417094 A JP12417094 A JP 12417094A JP 3511066 B2 JP3511066 B2 JP 3511066B2
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kneading
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inner diameter
toner
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英之 植田
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/36Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
    • B29C48/50Details of extruders
    • B29C48/68Barrels or cylinders
    • B29C48/685Barrels or cylinders characterised by their inner surfaces, e.g. having grooves, projections or threads
    • B29C48/687Barrels or cylinders characterised by their inner surfaces, e.g. having grooves, projections or threads having projections with a short length in the barrel direction, e.g. pins

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は混練機に関し、詳しくは
電子写真、静電記録、静電印刷などにおける静電荷像を
現像するためのトナーの製造に好適な混練機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】静電荷像を現像する方式には、大別して
絶縁性有機液体中に各種の顔料や染料を微細に分散さ
せた現像剤を用いる液体現像方式と、天然樹脂または
合成樹脂に極性制御剤と着色剤を分散含有させた、トナ
ーといわれる微粉末現像剤を用いるカスケード法、磁気
ブラシ法、パウダークラウド法等の乾式現像方式とがあ
る。
【0003】乾式現像方式では、トナーを用いて静電荷
像を現像し、転写シート上に転写した後、これを転写シ
ート上に融着させることによって現像が行われる。その
際、トナー像の融着は溶液蒸気との接触、加圧または加
熱によって行われる。
【0004】しかしながら、静電荷像を現像する際、非
画像部にまでトナーが現像される現象、いわゆる地汚れ
が発生することがある。また、画像部にトナーが現像さ
れにくい現象、いわゆる画像濃度低下が発生することが
ある。さらに、複写機にて多数枚コピーを行うと、現像
剤の寿命よりも早く、画像濃度低下や地汚れが発生する
現象、いわゆるフィルミングによる耐久性低下が生じ
る。
【0005】これらは、いずれもトナー中の着色剤、極
性制御剤、離型性樹脂の分散性が悪いために生じるもの
である。着色剤、極性制御剤、離型性樹脂の分散性が悪
いと帯電能力の低い、あるいは帯電能力のバラツキが大
きいトナーとなり、画像濃度が低くなる。また、帯電能
力低下のため非画像部にトナーが現像され、地汚れが発
生する。また、離型性樹脂の分散が悪いと離型性樹脂が
トナー表面に遊離し、キャリア表面にフィルミングする
ため、耐久性が低下する。
【0006】従来、低地汚れ、高濃度、高寿命のトナー
を製造するために、トナー中の着色剤、極性制御剤、離
型性樹脂の分散性を高める製造技術が採用されてきた。
その一つは、トナー原料を混練機により混練するもので
ある。この混練では、時間当たりの混練処理量を少なく
するほど、混練分散は良くなり、低地汚れ、高濃度、高
寿命のトナーが得られる。これは、時間当たりの混練処
理量が少ないほど、混練機内での滞留時間が増え、分散
時間も増大するためと考えられる。
【0007】別の技術として、最初に結着樹脂の一部
と、着色剤、極性制御剤の一部または全部を混練後、冷
却、粉砕し、この混練物を残りの結着樹脂と再度混練す
る、いわゆるマスターバッチ法がある。
【0008】その他の技術としては、混練機中の回転ス
クリュー形状を変更し、混練品の分散力を上げるもの
(特開平2−34307号公報)、混練室内にゲートを
設け、被混練材通路の開度を調整するようにしたもの
(特公平4−22607号公報)などがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、それぞれ以下の問題点があった。すなわち、時
間当たりの混練処理量の調整により分散を促進する場
合、材料の分散はすすむが生産効率が悪い。また、マス
ターバッチ法では分散性は良好であるが、混練工程が2
回必要であり、これも生産効率が悪い。さらに、スクリ
ュー形状を変更することは、特定の混練機を対象として
いるため、材料を別の混練機で混練することはできな
い。
【0010】また、混練室内にゲートを設けた混練機で
は、ゲートを狭くすればするほど、材料の分散がすすむ
と考えられるが、ゲートの設置場所、ゲート開度により
被混練材の相溶性、分散性効果が変わるため、ゲート位
置やゲート開度の適正な調整が非常に難しい。
【0011】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、時間当たりの混練処理量の増大が可能
な混練機を提供すること、特に、高品質の静電潜像現像
用トナーが得られる混練機を提供することにある。
【0012】請求項1に記載の混練機は、混練室内に被
混練材通路の開度調整が可能なゲートを有する混練機に
おいて、前記ゲートを2箇所以上設けてなり、被混練材
の供給口から排出口までの混練部長さをLとするとき、
前記供給口に最寄りのゲートは、前記供給口から0.1
L〜0.5Lの位置に設け、前記排出口に最寄りのゲー
トは、前記供給口から0.5L〜0.9Lの位置に設
け、かつ、前記排出口側のゲート内径を、前記供給口側
のゲート内径より小さくするか、または前記供給口側の
ゲート内径と同等とするとともに、前記供給口に最寄り
のゲートの内径をDa、前記排出口に最寄りのゲートの
内径をDbとするとき、これらの内径の比Da/Dbは
1.0を超え、1.15以下にしたことを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の混練機は、混練室内に被
混練材通路の開度調整が可能なゲートを有する混練機に
おいて、前記ゲートを2箇所以上設けてなり、被混練材
の供給口から排出口までの混練部長さをLとするとき、
前記供給口に最寄りのゲートは、前記供給口から0.1
L〜0.5Lの位置に設け、前記排出口に最寄りのゲー
トは、前記供給口から0.5L〜0.9Lの位置に設
け、かつ、前記排出口側のゲート内径を、前記供給口側
のゲート内径より小さくするか、または前記供給口側の
ゲート内径と同等とするとともに、バレルとスクリュー
シャフトの間の隙間面積をOaとし、前記排出口に最寄
りのゲートとスクリューシャフトの間の隙間面積をOb
とするとき、これらの比Oa/Obを2〜15としたこ
とを特徴とする。
【0014】
【0015】本発明の混練機は、請求項1の混練機にお
いて、前記供給口から前記排出口までの混練設定温度
は、前記排出口側の温度を、前記供給口側の温度より低
いか、または前記供給口側の温度と同等にしたものであ
ってもよい。
【0016】
【実施例】つぎに本発明の構成を図面に示す実施例によ
り詳細に説明し、併せて、この構成による作用・効果に
ついて説明する。 実施例1 図1は、混練機の要部を示す縦断面図、図2は図1のA
−A線による切断端面図、図3は、図1のB−B線によ
る切断端面図、図4は混練作用の説明断面図である。ま
た、これらの図において、1は被混練材の供給ゾーン、
2〜8は混練部、9は混練物の排出口、10はスクリュ
ーシャフト、11はホッパー、12はバレル、13はヒ
ーター、14はゲート、15はネジ部である。
【0017】この混練機は、混練部2〜8のバレル1
2部分にゲート14を2箇所設けたこと、被混練材の
供給口から混練物の排出口9までの混練部長さをLとし
たとき、前記供給口に最寄りのゲート14aの位置が、
前記供給口(これは0.0Lに相当する。図1を参照)
から0.1L〜0.5Lの範囲内にあり、排出口9に最
寄りのゲート14bの位置が、前記供給口から0.5L
〜0.9Lの範囲内にあること、排出口9側のゲート
14の内径が、前記供給口側のゲート14の内径より小
さいか、または該ゲート内径と同等であること(図3を
参照)に特徴がある。
【0018】実施例2 図1の実施例ではゲート14を2箇所設けたのに対し
て、図5の実施例は、ゲート14を6箇所設けものであ
り、その他の点は図1のものと同様である。
【0019】図1,5の実施例では、前記ゲート14を
設けたことにより、図4に示すように、被混練材のゲー
ト通過を困難にすることによる圧縮ならびに、ゲートを
通過する材料の分断および前後の材料との混合による材
料の置換の作用が得られる。このように材料は、ゲート
通過時にゲートにより圧縮・置換されるので、圧縮・分
散効果は、ゲートを1箇所設けた場合よりも2箇所以上
設けた方が高い。
【0020】被混練材の供給口から排出口9までの混練
部長さをLとしたとき、供給口から0.0L(該供給口
に相当する)〜0.1Lの範囲は材料輸送部、0.1L
〜0.5Lの範囲は材料溶融部、0.5L〜0.9Lの
範囲は混練部、0.9L〜1.0Lの範囲は混練物輸送
部として、それぞれ機能別に分けることができる。
【0021】供給口に最寄りのゲートの位置が該供給口
から0.1L〜0.5Lであれば、材料溶融部での相溶
・置換が促進される。また、排出口9側に最寄りのゲー
トの位置が0.5L〜0.9Lであれば、混練部での圧
縮・剪断が促進され、分散が進む。
【0022】しかし、供給口に最寄りのゲートの位置が
該供給口から0.0L以降で0.1Lより前方である
か、または0.5Lより後方であると、材料溶融部での
相溶・置換効果が低く、混練部での分散効果が悪くな
る。また、排出口9に最寄りのゲートの位置が供給口か
ら0.5Lより前か、または0.9Lより後方である
と、混練部での圧縮・剪断効果が低くなり、分散効果が
悪くなる。
【0023】また、ゲート内径については、排出口9側
のゲート内径が供給口側のゲート内径より狭いか、また
は供給口側のゲート内径と同等であると、混練機内の材
料充填率が混練部ゲート前で最高になるので、混練部で
の圧縮・剪断効率が高まり、分散が良くなる。
【0024】しかし、排出口9側のゲート内径が供給口
側のゲート内径より大きいと、材料溶融部での材料充填
率が高くなり、逆に混練部での充填率が低くなるため、
混練部での圧縮・剪断効率が低くなり、排出口9側のゲ
ート内径が供給口側のゲート内径より狭いか、または供
給口側のゲート内径と同等である場合に比べて、材料の
分散性が悪くなる。
【0025】したがって、排出口9側のゲート内径を供
給口側のゲート内径より小さくするか、または供給口側
のゲート内径と同等に設定することで分散が良くなり、
生産性を上げることができる。
【0026】また、供給口に最寄りのゲート内径をD
a、排出口9に最寄りのゲート内径をDbとするとき、
これらの比Da/Dbが1.0を超え、1.15以下で
あれば、材料溶融部での相溶・置換と、混練部での圧縮
・剪断効果が高まるうえ、分散が進む。
【0027】さらに、バレル12とスクリューシャフト
10の間の隙間16の面積をOaとし(図2を参照)、
排出口9に最寄りのゲート14bとスクリューシャフト
10の間の隙間17の面積をObとするとき(図3を参
照)、これらの比Oa/Obが2〜15の範囲内にある
と、材料の分散が進む。
【0028】前記隙間面積は、以下のように算出する。
すなわち、 内径Dbのゲートの空き面積=π×(Db/2)2 、 直径Sのスクリューシャフト10の断面積=π×(S/
2)2 、 内径Rのバレル12の内部断面積=π×(R/2)2
あり、 前記隙間面積Oa=π×〔(R/2)2 −(S/
2)2 〕、 前記隙間面積Ob=π×〔(Db/2)2 −(S/2)
2 〕であるから、 Oa/Ob=〔(R/2)2 −(S/2)2 〕/〔(D
b/2)2 −(S/2)2 〕 となる。
【0029】そして、この隙間面積の比Oa/Obが2
より小さいと、材料がゲート14を通過するときの材料
圧縮が小さくなるため、また、前記比が15より大きい
と、材料がゲート14を通過するときの材料圧縮が大き
すぎて混練機のモーターへの負荷が過大になるため、混
練処理量を増加することができない。
【0030】さらに、材料投入口から排出口9までの混
練設定温度については、排出口9側の温度を供給口側よ
り低くするか、または供給口側と同等とすることで、混
練部における材料粘度が高くなるため、分散が進む。
【0031】本発明の混練機は、回転軸を有する種々の
連続混練機を包含するものであり、その具体例としては
1軸押出機、2軸エクストルーダーなどが挙げられる。
また、本発明の混練機は結着樹脂、離型性樹脂、極性制
御剤および着色剤を含む組成物を原料とする、静電荷像
現像用トナー(静電潜像現像用トナー)の混練用に極め
て有効に適用することができるものである。このトナー
は、前記原料を混練機により混練した後、粉砕、分級し
て製造される。
【0032】前記原料を図1に示す混練機により混練し
た後、上記工程を経てトナーを製造する場合、ホッパー
11から投入された原料は供給ゾーン1から混練部2〜
8を通って、混練物排出口9から排出される。混練部2
〜8の混練温度は、バレル12の外側に設けたヒーター
13で加熱したり、バレル12内部に配管を通し、その
中にオイルや冷却水を流して加熱、冷却するといった公
知の方法で設定される。
【0033】ただし、混練部2〜8内の混練物は、必ず
しも混練設定温度と等しくなるものではない。高温ゾー
ン、低温ゾーンとも材料の剪断すなわち、分子の切断に
よる発熱のため、実測温度は設定温度以上になる。ま
た、混練機の温度制御をバレル12で行うため、低温ゾ
ーンでは混練機内部への伝熱速度より混練物の搬送速度
のほうが早いので、また、混練物搬送速度が遅い場合で
も剪断により発熱するので、実測温度は設定温度以上に
なる。このため混練実測温度は、設定温度が一定であれ
ば、時間当たりの混練処理量、スクリュー回転数により
決まる。
【0034】本発明の混練機によりトナーを製造する場
合、前記結着樹脂、離型性樹脂としては、公知のものが
全て使用できる。
【0035】例えば、ポリスチレン、ポリp−スチレ
ン、ポリビニルトルエン等のスチレンまたはその置換体
の単重合体、スチレン−p−クロルスチレン共重合体、
スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニルトル
エン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、
スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アク
リル酸ブチル共重合体、スチレン−メタアクリル酸メチ
ル共重合体、スチレン−メタアクリル酸エチル共重合
体、スチレン−メタアクリル酸ブチル共重合体、スチレ
ン−α−クロルメタアクリル酸メチル共重合体、スチレ
ン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチ
ルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共
重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イ
ソプレン共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、ス
チレン−マレイン酸エステル共重合体等のスチレン系共
重合体、ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタク
リレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレタン、
エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、ポリアクリル酸
樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、フェノール
樹脂、脂肪族または脂肪族炭化水素樹脂、芳香族系石油
樹脂、塩素化パラフィン、パラフィンワックスなどが単
独あるいは混合して使用できる。
【0036】着色剤としては、公知のトナー用着色剤の
全てが使用できる。黒色の着色剤としては例えば、カー
ボンブラック、アニリンブラック、ファーネスブラッ
ク、ランプブラック等が挙げられる。
【0037】シアンの着色剤としては例えば、フタロシ
アニンブルー、メチレンブルー、ビクトリアブルー、メ
チルバイオレット、アニリンブルー、ウルトラマリンブ
ルー等が使用できる。
【0038】マゼンタの着色剤としては例えば、ローダ
ミン6Gレーキ、ジメチルキナクリドン、ウォッチング
レッド、ローズベンガル、ローダミンB、アリザリンレ
ーキ等が使用できる。
【0039】イエローの着色剤としては例えば、クロム
イエロー、ベンジジンイエロー、ハンザイエロー、ナフ
トールイエロー、モリブデンオレンジ、キノリンイエロ
ー、タートラジン等が使用できる。
【0040】さらにこれらのトナーは、より効率的な帯
電付与を行うために、例えば染顔料、荷電制御剤などを
含有してもよい。極性制御剤としては、例えばモノアゾ
染料の金属錯塩、ニトロフミン酸およびその塩、サリチ
ル酸、ナフトエ酸、ジカルボン酸のCo,Cr,Fe等
の金属錯体、有機染料、四級アンモニウム塩等が挙げら
れる。
【0041】原料混練後のトナー製造方法としては従来
公知の方法が採用できる。原料混練後、例えば冷却固化
し、これをジェットミルで粉砕し、分級することにより
トナーが得られる。
【0042】本発明の混練機によりトナーを製造する場
合、必要に応じて、一般に広く使用されているトナー用
の添加剤、例えばコロイダルシリカのような流動化剤、
酸化チタン、酸化アルミニウム等の金属酸化物や、炭化
ケイ素等の研磨剤、脂肪酸金属塩などの滑剤などを含有
させてもよい。これらの添加剤をトナーに混合するに
は、従来公知の方法によればよく、ヘンシェルミキサ
ー、スピードニーダー等の装置により混合することがで
きる。
【0043】本発明の混練機により製造されるトナー
は、乾式一成分現像剤および乾式二成分現像剤として使
用できる。乾式二成分現像剤として使用する場合、キュ
リアおよびトナーの使用量については、トナー粒子がキ
ャリア粒子の表面に付着して、その表面積の30〜90
%を占める程度に両粒子を混合するのが好ましい。キャ
リアとしは従来公知のものが使用でき、例えば鉄粉、フ
ェライト等のノンコートキャリアや、スチレン−アクリ
ルレジン、シリコンレジン、フッ素変性アクリルレジン
等をコーティングしたキャリア、造粒キャリア等が挙げ
られる。
【0044】以下、本発明の混練機を用いて行ったトナ
ー製造の試験例を挙げるが、本発明の混練機はトナーの
製造用に限らず、粉体等の混練用に広く適用できるもの
である。
【0045】試験例1〜14 〔トナー製造〕 スチレン−アクリル共重合体 95重量部 ポリプロピレン 5重量部 カーボンブラック 10重量部 サリチル酸亜鉛塩 2重量部 上記組成の混合物をスクリューシャフトの直径が32m
m、バレルの内径が46mmである1軸混練機を使用
し、[表1]〜[表4]に示す条件で溶融混練、冷却、
粉砕および分級し、平均粒径11.6μmとトナーを得
た。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
【0049】
【表4】
【0050】[表1]〜[表4]における※印について
説明すると、「混練温度」は「混練設定温度」であり、
この「混練温度」欄において例えば「2〜4」は、混練
部2〜4(図1を参照)を示している。また、「ゲート
の位置」欄において例えば「0.20」は、供給口から
の距離が0.2Lの位置にゲートを設けたことを示して
いる。
【0051】〔評価方法〕トナー5重量部とノンコート
不定形鉄粉キャリア95重量部とをボールミルにて連続
攪拌して現像剤とし、(株)リコー製IMAGIO−3
20デジタル複写機の改造機にセットし、画像濃度、地
汚れ、帯電量について3万枚耐久性の評価を行った。画
像濃度はマクベス濃度計、地汚れは段階見本、帯電量は
ブロー装置を用いて測定した。結果を[表5]、[表
6]に示す。
【0052】
【表5】
【0053】
【表6】
【0054】〔結果〕 試験例1〜4のように、原材料供給ゾーンと混練物排
出口の間の混練部のバレルにゲートが2枚以上あり、供
給口から排出口までの混練部長さLに対して、供給口に
最寄りのゲートが、供給口から0.1L〜0.5Lの位
置にあり、排出口に最寄りのゲートが供給口から0.5
L〜0.9Lの位置にあり、かつ、各ゲートの内径は排
出口側を供給口側より小さくするか、または供給口側と
同等にしたものと、試験例9〜14のようにゲートが
1枚のものや、ゲートが2枚以上あっても、供給口に最
寄りのゲートの位置が、供給口から0.1L〜0.5L
の範囲内にないもの、排出口に最寄りのゲートの位置が
供給口から0.5L〜0.9Lの範囲内にないもの、ま
たは排出口側のゲート内径が供給口側のゲート内径より
大きいものとを比較すると、前者()では後者()
より画像濃度、地汚れ、帯電量変化のいずれも良い結果
を示し、混練処理量を増加できることがわかる。また、
試験例5のように、ゲート内径の比Da/Dbが1.0
より大きく、かつ1.15以下であるものは、試験例1
〜4より画像濃度、地汚れ、帯電量変化のいずれも良く
なっている。さらに、試験例6のように、バレルとスク
リューシャフトの間の隙間面積Oaと、排出口に最寄り
のゲートとスクリューシャフトの間の隙間面積をObと
の比Oa/Obが2〜15の範囲内にあるものでは画像
濃度、地汚れ、帯電量変化のいずれも良い結果を示して
いる。さらに、投入口から排出口までの混練設定温度に
ついてみると、試験例7,8のように、排出口側ゾーン
の温度を供給口側ゾーンの温度より低くするか、または
供給口側ゾーンの温度と同等にしたものでは画像濃度、
地汚れ、帯電量変化のいずれも良い結果を示し、混練処
理量の増加が可能であることがわかる。
【0055】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に記載の混練機によれば、ゲートによる被混練材の置換
・圧縮作用が高く、材料溶融部での相溶・置換、混練部
での圧縮・剪断がそれぞれ促進されるので、材料の分散
が良好となり、被混練材を効率良く混練することがで
き、したがって、時間当たりの混練処理量を増加するこ
とができる。このため、請求項1の混練機でトナー原料
を混練することにより、原料分散性の良いトナーを製造
することができるので、トナーの帯電能力が向上すると
ともに、キャリア表面へのフィルミングが発生しなくな
って、画像濃度低下、地汚れ、耐久性不良等の問題のな
い高品質のトナーが得られる効果がある。請求項2に記
載の混練機では、ゲートの内径Daと、混練物排出口に
最寄りのゲートの内径Dbとの比Da/Dbを1.0よ
り大きく、かつ、1.15以下にしたことにより、被混
練材の分散作用が請求項1の場合に比べて更に向上する
ので、時間当たりの混練処理量を更に増加することがで
きるうえ、より高品質のトナーを製造することができ、
トナーの帯電能力が向上するとともに、キャリア表面へ
のフィルミングが発生しないので画像濃度低下、地汚
れ、耐久性不良等の問題のないトナーが得られる。請求
項3に記載の混練機では、バレル〜スクリューシャフト
間の隙間面積Oaと、混練物排出口に最寄りのゲート〜
スクリューシャフト間の隙間面積Obとの比Oa/Ob
を2〜15としたことにより、バレル容積分の被混練材
がゲートで圧縮されるため、被混練材の分散作用が請求
項1の場合に比べて更に向上し、時間当たりの混練処理
量を更に増加することができるうえ、より高品質のトナ
ーを製造することができる効果がある。請求項4に記載
の混練機では、混練物排出口側の混練設定温度を、原料
供給口側の混練設定温度以下としたことにより、混練が
ある程度進んだ後、更に原料粘度の低下によりその分散
性が高まるので、請求項2,3と同様に極めて優れた混
練作用が得られ、混練処理量を増加することができるう
え、より高品質のトナーを製造することができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る混練機の要部を示す縦
断面図である。
【図2】図1のA−A線による切断端面図である。
【図3】図1のB−B線による切断端面図である。
【図4】混練作用の説明断面図である。
【図5】別の実施例に係る混練機の要部を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1 被混練材の供給ゾーン 2〜8 混練部 9 混練物の排出口 10 スクリューシャフト 11 ホッパー 12 バレル 13 ヒーター 14,14a,14b 15 ネジ部 16,17 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−28505(JP,A) 特開 昭54−100566(JP,A) 特開 昭59−214631(JP,A) 実開 昭57−90733(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29B 7/00 - 7/94 B01F 7/00 - 7/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混練室内に被混練材通路の開度調整が可
    能なゲートを有する混練機において、前記ゲートを2箇
    所以上設けてなり、被混練材供給口側の混練室内のスク
    リューシャフト端部からその先端部までの混練部長さを
    Lとするとき、前記供給口に最寄りのゲートは、前記供
    給口から0.1L〜0.5Lの位置に設け、前記排出口
    に最寄りのゲートは、前記供給口から0.5L〜0.9
    Lの位置に設け、かつ、前記排出口側のゲート内径を、
    前記供給口側のゲート内径より小さくするか、または前
    記供給口側のゲート内径と同等とするとともに、前記供
    給口に最寄りのゲートの内径をDa、前記排出口に最寄
    りのゲートの内径をDbとするとき、これらの内径の比
    Da/Dbは1.0を超え、1.15以下にしたことを
    特徴とする混練機。
  2. 【請求項2】 混練室内に被混練材通路の開度調整が可
    能なゲートを有する混練機において、前記ゲートを2箇
    所以上設けてなり、被混練材供給口側の混練室内のスク
    リューシャフト端部からその先端部までの混練部長さを
    Lとするとき、前記供給口に最寄りのゲートは、前記供
    給口から0.1L〜0.5Lの位置に設け、前記排出口
    に最寄りのゲートは、前記供給口から0.5L〜0.9
    Lの位置に設け、かつ、前記排出口側のゲート内径を、
    前記供給口側のゲート内径より小さくするか、または前
    記供給口側のゲート内径と同等とするとともに、バレル
    とスクリューシャフトの間の隙間面積をOaとし、前記
    排出口に最寄りのゲートとスクリューシャフトの間の隙
    間面積をObとするとき、これらの比Oa/Obを2〜
    15としたことを特徴とする混練機。
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