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JP3512465B2 - 電子的撮像装置 - Google Patents
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JP3512465B2 - 電子的撮像装置 - Google Patents

電子的撮像装置

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JP3512465B2
JP3512465B2 JP09832094A JP9832094A JP3512465B2 JP 3512465 B2 JP3512465 B2 JP 3512465B2 JP 09832094 A JP09832094 A JP 09832094A JP 9832094 A JP9832094 A JP 9832094A JP 3512465 B2 JP3512465 B2 JP 3512465B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ストロボを用いた撮影
に適合する露出制御を行う電子的撮像装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ビデオカメラなどに代表される電
子的撮像装置においては、一般的に、所謂、シャッター
速優先での露出制御が行われていた。その一例として、
NTSC方式に適合するビデオカメラの場合、毎フイー
ルドの露光時間であるシャッター速は、60コマ/se
cのフィールドレートに対応して1/60secに固定
され、この状態で入射光量に応じて得られる輝度信号レ
ベルが所定の定常値となるように、絞りが制御される方
式が採用されていた。 【0003】図12は、上記従来の電子的撮像装置のシ
ステムブロック図である。本撮像装置においては、電源
スイッチ(図示しない)をオン状態にした後、テーキン
グレンズ1および絞り2を通過した光は、CCD3上に
被写体像として結像する。その被写体像を光電変換した
後、CDS回路4で雑音抑圧される。CDS回路4から
LPF5を通過した映像信号は、輝度信号Yとして撮像
プロセス回路6に導入される。一方、LPF5を通過し
ない映像信号は、撮像プロセス回路6でCCD3のカラ
ーコーディング方式に基づき色分離される。更に、撮像
プロセス回路6の出力は、電子ビューファインダーの信
号処理回路(EVF回路)7を通り、表示器8に画像と
して表示される。 【0004】そして、マイコン(マイクロコンピュー
タ)14の指令によりCCDのタイミング発生回路10
によって露光期間タイミングが生成されCCDドライブ
回路11によりCCD3が駆動される。なお、このとき
のシャッター速度、即ち、露光時間は一定とする。 【0005】一方、CDS回路4、LPF5を経過した
Y信号は、ビデオレベル検出回路9に入力するが、例え
ば、Y信号の平均電圧レベルとしてマイコン14に各時
点での露出状態を認知させる。マイコン14は、例え
ば、シャッター速を1/60secに対して、常に一定
の映像信号レベルとなる方向に絞り制御部12を制御す
る。なお、録画SW(スイッチ)13をオンとすると上
記撮像プロセス回路6の映像出力信号が図示しない記録
系に出力され、映像信号の記録が実行される。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで、複数の露出
制御手段の中で、1つの露出制御手段を除いたその他の
手段の制御が固定値に固定された状態で残りの調整値を
決定するにあたり、そのトランジェント期間、即ち、過
渡変化をする不定期間をタイマー手段のタイマ計時によ
りマスクするソフトウェアーシーケンスの方法を採用し
ている場合は、当該制御に入る前の状態によりトランジ
ェント期間は異なったものであるにも係わらず一定期間
の待機状態が存在することになる。従って、上記タイマ
ーによる制御は、存在しうる最長の期間をタイマー期間
に設定せねばならず、静止画トリガースイッチがオンし
てから記録までのシャッタタイムラグが長くなってしま
う。そして、該ラグが短ければ短いほどシャッタチャン
スを損なわないことに対して不利な状態になる。 【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、できるだけシャッタタイムラグを少な
く動作させることが可能である電子的撮像装置を提供す
ることを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による電子的撮像装置は、各個の調整状態に
応じて入射光量に対応した映像信号のレベルが調節され
る複数の露出制御手段を備え、該複数の露出制御手段は
夫々の調整が順次のシーケンスで実行されるようになさ
れ、且つ、一の露出制御手段を除く他の露出制御手段の
制御を所定の固有値に保持した条件下で当該一の露出制
御手段による調整動作を行なうことにより上記映像信号
のレベル検出出力の変化率の絶対値が所定の閾値以下に
なったことが検出されたときには、直ちに他の一の露出
制御手段による調整動作のシーケンスに移行するように
構成される。 【0009】 【作用】この処理により種々の状況において最短のタイ
ムラグが保証されるという明確な効果を得ることができ
る。 【0010】 【実施例】以下、図示の実施例に基づいて本発明を説明
する。 【0011】図1は、ある電子的撮像装置のシステムブ
ロック図である。本例の撮像装置としては、一部の構成
が前記図12に示した従来の電子的撮像装置と同様であ
る。従って、該同一構成部は、図12と同一符号で示
し、その構成,動作等の説明は省略する。 【0012】特に、本例の撮像装置においては、マイコ
ン(マイクロコンピュータ)20により、CCD3の露
光時間、即ち、シャッター速度が決定され、該マイコン
20の指令によりCCDのタイミング発生回路21によ
って露光期間タイミングが生成され、CCDドライブ回
路22によりCCD3が駆動されるものとする。 【0013】更に、CDS回路4、LPF5を経過した
Y信号は、ビデオレベル検出回路23に入力するが、例
えば、該Y信号の平均電圧レベルとしてマイコン20に
各時点での露出状態を認知させる。マイコン20は、前
述のようにシャッター速を決定すると同時に、絞り制御
手段である絞り制御部24をコントロールし、例えば、
シャッター速を1/60secとしたとき、ビデオレベ
ル検出出力Vtに応じて、基準レベルVrefと比較し
て、Vt>Vrefのとき、絞り2を絞る方向に制御す
る。また、Vt<Vrefのとき、絞り2を開く方向に
制御する。このようにして、常に一定の映像信号レベル
となる方向にフィードバック制御される。 【0014】また、静止画像の撮影を行うに際しては、
マイコン20に内蔵される弁別手段がビデオレベル検出
出力Vtによりストロボを適用して撮影すべきかをどう
かを弁別する。ストロボ発光を必要と判別したときは、
絞り2を開放状態乃至これに近い状態とし、そして、ス
トロボ回路25を介してストロボ発光部26によりスト
ロボ発光を行って撮影を実行する。また、該ストロボ発
光による被写体からの反射光は、フォトセンサ28によ
り受光され、光量積分回路27を介してその光量が検出
される。そして、該積分光量が適正光量に到達したとき
にストロボ発光が停止される、所謂、普通オート方式の
ストロボ調光が行われる。 【0015】また、動画録画SW(スイッチ)29、ま
たは、静止画録画SW(スイッチ)30をオンしたとき
は、撮像プロセス回路6の出力は電磁変換のための変調
等の処理をされ、磁気記録媒体等に動画、または、静止
画信号が記録される。なお、このとき、後述する図11
に示すように記録の一定期間、メモリの連続読み出しを
行うことにより静止画の連続的出画を行っても良いもの
である。 【0016】以上のような構成をもつ本例装置の撮影動
作について、図2,3,4のフローチャート、および、
図5のタイムチャートを用いて説明する。 【0017】電源スイッチがオンされると、図2のフロ
ーチャートの処理がスタートする。まず、動画記録に設
定され、ステップS1でシャッタ速が、例えば、1/6
0sec固定される。その後、タイマ1の計時をスター
トさせ、トランジェント期間の画像変動期間の経過を待
つ(ステップS2,3)。そして、露出が安定した後、
EVF表示を行う(ステップS4)。 【0018】ここで、記録の待機状態となり、動画録画
SW29がオンしたときにはフィールドタイミングに同
期して記録が行われ、該録画SW29オフによって記録
を終了する(ステップS5〜S9)。 【0019】一方、フロー接続部J1を介して図3のス
テップS11に進んだ場合、静止画録画SW30のオン
オフ判別処理を行い、該静止画録画SW30がオンされ
たことを検出したときは、ステップS12において現在
の絞りの値と後述する基準の比較絞り値とを比較し、現
在の絞り値が比較絞り値より小さいときにはストロボ発
光処理を適用するため、ステップS13に進む。また、
比較絞り値より大きいときには、ステップS16にジャ
ンプする。本装置においては、ビデオレベル検出の内、
全体エリアの平均値の他に中央部の小エリアの平均値を
別途出力するように構成してあり、該ステップS16で
は、上記両者の出力の差レベルにより逆光判定をする。
即ち、全体の平均レベルに対して中央エリアの平均が所
定値より小さいとき逆光状態を判別する。そして、ステ
ップS13にジャンプし、ストロボ発光処理を適用す
る。また、上記の判別で逆光状態ではないと判別された
ときは、ストロボ発光は不必要として、ステップS16
以降ステップS21に進み、絞りとシャッター速を固定
後記録動作に推移する。ステップS21で記録を終了し
た後は、フローの接続部J2を介して図2のステップS
5に戻る。 【0020】なお、上記ステップS12の基準の比較絞
り値には、低照度時にストロボ発光させたい照度閾値に
対応する絞り値、例えば、F=2.8を対応させる。従っ
て、現在の絞り値が上記基準の比較絞り値2.8より小さ
いときにストロボ発光を適用することになる。 【0021】ストロボ発光処理を適用すべきであると弁
別し、ステップS13に進んだ場合、絞りを開放、およ
び、AGCゲインの固定を行うと同時に、シャッター速
を低速、および、高速限界内で可変設定することを許可
する。これによりビデオレベル検出出力Vtを一定値、
即ち、基準の比較値Vrefと等しくするために、後述
するステップS14,15でのタイマ2のカウント期間
中はビデオレベル検出出力Vtの値と基準の比較値Vr
efとの比較に基づき、フィードバック制御の処理によ
りVt>Vrefのときにはシャッタ速を高速側にシフ
トするように、Vt<Vrefのときにはシャッタ速を
低速側にシフトするようにそれぞれ設定される。この動
作中ビデオレベルが安定するまでは実効のシャッタ速が
得られないため、その期間はタイマ2により待機状態と
する(ステップS14,15、図5のタイムチャート参
照)。その後、図4のステップS31に進む。 【0022】上記一定時間経過後、ビデオレベル検出出
力VtがVt≦Vrefのときは、シャッター速を固定
保持し、ストロボ発光の露出条件が決定される(ステッ
プS32)。また、Vt>Vrefのときは、絞りが開
放で且つ高速限界のシャッター速となっている状態であ
るため、シャッター速をその限界値に固定して絞りの可
変許可をする(ステップS38)。このときVt=Vr
efに向かって絞りが制御されるが、前述同様にビデオ
レベル安定迄の時間をタイマ3の計時により待機させる
(ステップS39,40)。ステップS41で絞りを固
定し、ストロボ発光による露出条件を決定し、ステップ
S33に進む。 【0023】その後、ステップS33〜37において、
ストロボ発光と露光を実行する。更に、ステップS42
〜45において、記録媒体への映像信号の記録を実行す
る。その後、フロー接続部J2を介して、前記図2のス
テップS5に戻る。 【0024】なお、ストロボ発光を行った場合、前述し
たように発光タイミング信号をマイコン20から送出
し、ストロボ発光を開始させるが、その後、ストロボ発
光の被写体反射光をフォトセンサー28で受光して、適
正な露光量に一致した光電流積分値に到達したときに該
ストロボ発光が停止される。 【0025】ストロボ発光を弁別後、ストロボ発光に至
るまでの各制御タイミングおよびビデオレベル検出出力
Vtの変化の様子は図5に示すが、レベル検出出力のV
t<Vref、Vt=Vref、Vt>Vrefの3形
態の代表例に関して、タイマ2のカウント期間が終了後
の映像信号レベル判定であるVt≦Vref(基準比較
値)の判定の結果を具体的な値を用いて詳細に説明す
る。 【0026】まず、Vt<Vrefの場合は、その絞
り,シャッタ速,ゲインアップの変化を表1に示す。 【0027】 【表1】【0028】この場合、上記表1に示すようにタイマ2
がスタートする時刻T1以前のEVF出力状態で絞り値
がF1.4(開放)、シャッタ速が1/60sec、A
GCのゲインアップ量が+6dBの状態のもとでVt=
Vrefであったとする。絞りおよびゲイン固定後、タ
イマー2のカウント期間に入るが絞りは開放状態に固定
され、ゲイン量は+6dBから0dBに変更固定される
ため、ビデオレベル検出出力Vtのレベルは一旦下降す
る。シャッタ速は、Vt=Vrefの方向に変化可能で
あるが1/60secを低速限界としているため変化し
ないこととなる。この結果、時刻T2時点で検出出力V
tは、安定レベルとなりシャッタ速を固定し、その後、
ストロボ発光が行われる。 【0029】また、Vt=Vrefの場合は、その絞
り,シャッタ速,ゲインアップの変化を表2に示す。 【0030】 【表2】 【0031】この場合、上記表2に示すようにタイマ2
がスタートする時刻T1以前のEVF出力状態で絞り値
がF2、シャッタ速が1/60sec、AGCのゲイン
アップ量が0dBの状態のもとでVt=Vrefであっ
たとする。絞りおよびゲイン固定後、タイマー2のカウ
ント期間に入るが絞りはF1.4に変更して固定され、
ゲイン量はそのまま0dBに固定されるため、ビデオレ
ベル検出出力Vtのレベルは一旦上昇する。シャッタ速
は、Vt=Vrefの方向に変化可能であるため、高速
側に推移する。時刻T2のとき上記検出出力Vtは安定
レベルとなり、シャッタ速1/120secに固定され
る。その後、ストロボ発光が行われる。 【0032】また、Vt>Vrefの場合は、その絞
り,シャッタ速,ゲインアップの変化を表3に示す。 【0033】 【表3】 【0034】上記表3に示すようにタイマ2がスタート
する時刻T1以前のEVF出力状態で絞り値がF5.
6、シャッタ速が1/60sec、AGCのゲインアッ
プ量が0dBの状態のもとでVt=Vrefであったと
する。 【0035】絞りおよびゲイン固定後、タイマー2のカ
ウント期間に入るが、絞りはF=1.4に変更固定され、
ゲイン量は0dBで固定されるためVtは一旦上昇す
る。シャッタ速はVt=Vrefの方向に変化可能であ
るが高速側シャッタ速は1/500secを限界速度と
しているため、Vt≦Vrefを満足しない。そこで、
シャッタ速を高速限界の1/500secに固定し、絞
り固定の状態を解除後タイマー3のカウント期間に入
る。Vtは、一旦、下降し、絞りはVt=Vrefとな
る方向に推移する。この結果、T3時点で検出レベルV
tは、安定レベルとなり、その後、絞りを固定し、スト
ロボ発光が行われる。 【0036】以上の説明したように本例の撮像装置は、
動画撮影時には、映像信号の輝度情報により絞り,シャ
ッタ速,映像信号増幅度が閉ループ内で自動的に制御さ
れ、更に、静止画撮影時には、弁別手段によりストロボ
発光を必要と判別したときは開放乃至これに比較的近い
絞りに自動制御され、ストロボ発光の光量のロスを減ら
し、効率を向上させる。 【0037】次に、本発明の一実施例にかかる電子的撮
像装置について、図6,7,8を用いて説明する。 【0038】本実施例の説明の前に、本発明の目的を再
度説明する。すなわち、上記図1の例にあっては、図2
〜図4のフローチャートに示すように、1つの露出制御
手段を除いたその他の手段の制御が固定値に固定された
状態で残りの調整値を決定するにあたり、そのトランジ
ェント期間、即ち、過渡変化をする不定期間をタイマー
手段、例えば、ステップS2,3、また、ステップS1
4,15、また、ステップS39,40等のタイマ1,
2,3計時によりマスクするソフトウェアーシーケンス
の方法を採っている。この手段では当該制御に入る前の
状態によりトランジェント期間は異なったものであるに
も係わらず一定期間の待機状態が存在することになる。
従って、上記例の装置のタイマーによる制御は、可能性
のある最長の期間をタイマー期間に設定せねばならず、
静止画トリガースイッチがオンしてから実際に記録が行
われるまでのシャッタタイムラグが長くなってしまう。
そして、このようなシャッタタイムラグが長ければ長い
ほどシャッタチャンスを的確に捉えることに対して不利
な状態になる。 【0039】そこで、本発明の撮像装置は、上述のよう
な問題点を解決することを目的とするものである。 【0040】即ち、本実施例の装置においては、例え
ば、図6のシャッタ速固定後のフローチャートに示すよ
うに、時刻n−1でのビデオレベル検出出力データDn
−1とこの時刻から微少時間経過した時刻nでのデータ
Dnとの差分を所定値kと逐次比較し、当該差分(即
ち、ビデオ信号の検出レベルの変化率)が所定値kに一
致、あるいは、kより小さくなったときに次のシーケン
スに移行することによりできるだけシャッタタイムラグ
を少なく動作させることが可能である。 【0041】図7は、上記調整制御のタイムチャートを
示し、図8は、調整信号出力部回りのブロック図を示
す。これらの図に示すように、ビデオレベル検出回路4
1からの出力であるビデオレベル検出出力Vtを、例え
ば、シャッタ速を固定したときに演算スタートパルスを
発生し、データー演算期間に入ると同時にnおよびn−
1のラッチ回路43,44にリセットを掛ける。ビデオ
レベル検出回路41からの出力であるビデオレベル検出
出力Vtは、サンプリングクロック信号によりA/D回
路42によりA/D変換され、時刻nおよびn−1にて
該データDn,Dn−1がラッチされる。そして、減算
回路45によるデータDn,Dn−1の減算結果が比較
回路46に逐次送出される。 【0042】図7のタイムチャートで説明すると、時刻
nに対応するクロックのタイミングでのデータと時刻n
−1に対応するクロックのタイミングのデータとの差分
のデータDn−D(n−1)の演算結果が経時的に逐次
比較回路46に供給されることとなる。上記比較回路4
6では予め設定される閾値となるデータが格納された比
較データROM47内のデータkと上記順次の演算結果
とを逐次比較して当該両データの差分値が|Dn−D
(n−1)|≦kとなった時に、調整終了を示すコント
ロール信号を出力し、データ演算を終了する。 【0043】このように本実施例の装置では、トランジ
ェント期間において常にVtを監視し、Vtの変動がほ
ぼ無いと判定されたときには、即刻、次のシーケンスに
移行する。この処理により種々の状況において最短のタ
イムラグが保証されると言う明確な効果を得ることがで
きる。 【0044】なお、|Dn−D(n−1)|≦kの判別
にあたっては、判定結果が連続して数回条件を満足する
ことにより次のシーケンスに移行するようにして、判断
ミスを防止することも可能である。 【0045】次に、別の例である電子的撮像装置につい
て、図9を用いて説明する。 【0046】前記図1の例の撮像装置では、図4のフロ
ーチャートに示すように、ストロボ適用を弁別した後、
ステップS31の映像信号レベルVt≦Vref?の判
定結果、当条件に該当しない場合、ステップS38にジ
ャンプして、絞り固定の解除をすると同時にシャッタ速
を高速側限界値に固定している。それに対して本例の装
置では、上記高速限界値を決定するにあたり、当該装置
のストロボ最大発光の発光波形の有効期間に対して、そ
れより長い期間をストロボおよび定常光の露光期間とす
るようにシャッタ速の高速側限界値を設定してなる。 【0047】図9のタイムチャートに従いストロボ発光
のシーケンス例を説明すると、まず、CCDの光電変換
部に相当するホトセルは電荷排出タイミング期間によ
り、それ以前の電荷を排出する。該排出の後からが実際
の露光期間となるがストロボトリガータイミングにより
ストロボ発光がされ、ストロボ発光の有効期間を経てホ
トセルから垂直シフトレジスターに転送するトランスフ
ァーゲートタイミングにより露光期間の終了となる。そ
の後、垂直および水平シフトレジスターの転送によって
画像転送が行われることとなる。 【0048】以上のように本例の撮像装置では、ストロ
ボトリガータイミングからトランスファーゲートまでの
期間を最低でも確保することによって、ストロボ発光光
量が効率的に利用できるように処理される。当然ながら
このような限界シャッタの制御が為されないときには露
光期間外までストロボ発光の有効期間が延びることにな
り無駄なエネルギーを費やすことになる。 【0049】また、ここでは、露光終了タイミングをス
トロボ最大発光の有効期間限界とし、長時間側をストロ
ボ発光タイミングより手前に電荷排出タイミングを発生
するようにし、限界タイミングとして電荷排出後、即時
にストロボトリガーを与えるようにしているが、同様の
考え方として電荷排出とストロボトリガーをほぼ同時刻
に実施し、トランスファーゲートのタイミングを長時間
の露光時には遅れて発生するようにしても同様の結果が
得られる。 【0050】次に、また別の例である電子的撮像装置に
ついて、図10,11を用いて説明する。 【0051】本例の撮像装置は、静止画撮影指示スイッ
チがオンとなった後、当該撮影にストロボ撮影を適用す
べきことを弁別したときは、それ以前に動画出力から静
止画出力に切り換えてEVF表示を行うことを特徴とす
るものである。 【0052】即ち、図10は、上記本例の撮像装置にお
けるEVF表示関連部のブロック構成図であり、図10
に示す以外の構成要素は、前記図1の例のブロック構成
図に示されるものと共通とする。また、図10に示す構
成要素であっても前記例のものと同一の構成要素のもの
は同一の符号を付して説明する。 【0053】上記図10に示すように撮像プロセス回路
6から出力される映像信号は、A/D変換回路51を経
てメモリーコントローラー54の制御により1フィール
ドの画像情報がフィールドメモリ52上に記録されるよ
うになっている。同時に、フィールドメモリ52の出力
を巡回して取り出すことができる構成になっている。 【0054】該メモリ52の出力は、D/A変換回路5
3を経て切り換えSW(スイッチ)55の一端側に入
り、他の一端側は、撮像プロセス回路6の直接入力側と
なっている。この切り換えSW55のコモン端子側は、
EVF回路7に接続され、表示器8に画像表示を可能と
なっている。更に、上記コモン端子側は、変調記録系へ
の画像信号出力をコントロールするコントロールSW
(スイッチ)56にも接続されている。 【0055】マイコン60は、メモリコントローラー5
4のタイミング制御と、EVF出力の撮像プロセス回路
6からの直接動画とフィールドメモリ52からの連続的
な静止画との切り換え、記録動作の制御等を実行する。 【0056】以上のように構成された本例の撮像装置に
おけるEVF表示動作を前記例の撮像装置により図3,
図4の撮像処理フローチャートの各処理タイミングに従
って図11のタイムチャートにより説明すると、まず、
ストロボ撮影を弁別した後の図3のステップS13のタ
イミングTaにおいて、トランジェント期間の画像変動
を表示器8に出力しないために、前記切り換えSW55
により撮像プロセス回路6からの動画出力状態からフィ
ールドメモリ52からの静止画出力状態に切り換えられ
る。このとき、フィールドメモリ52は新たな書き込み
を禁止して、読み出しのみを繰り返す。その表示タイミ
ングは、図11のタイムチャートで静止画1の出力期間
で示される。 【0057】次に、図4のフローチャートのステップS
34のタイミングTbでストロボ発光の指令とともにス
トロボ発光し、ステップS37のタイミングTcで露光
を完了する。ステップS43において、当該フィールド
の映像信号は、A/D変換回路51を通りフィールドメ
モリ52にタイミングTdで書き込まれると同時に繰り
返し読み出し、モードとしてEVF回路7に繰り返し出
力する。その表示タイミングは、図11のタイムチャー
トで静止画2の出力期間として示される。 【0058】EVF回路7の出力は、タイミングTa時
点の画像からストロボ発光した記録画像と等価な画像に
切り換えられ、撮影者が確認できる。その後、図4のス
テップS45のタイミングTeで静止画記録が終了し、
EVF回路7の出力も初期状態の動画出力時と同様の撮
像プロセス回路6の直接出力信号が出力され、表示され
る。 【0059】以上のように、本例の撮像装置は、EVF
表示において静止画撮影時にストロボ撮影を適用すべき
ことを弁別したとき、若しくは、それに先だって動画出
力から静止画出力に切り替えることにより、例えば、上
記タイミングTaからTbの期間における前記図5のタ
イムチャートに示すようなビデオレベル検出出力Vtの
変化による画像変動、更に、上記タイミングTcからT
dの間に生じる定常光のみの画像からストロボ発光を含
む画像への瞬間的な変化に対して、適時先頭画面を静止
画として表示することにより撮影者に違和感を与えるこ
とのないEVF表示が可能となる。 【0060】 【発明の効果】上述のように本発明の電子的撮像装置
は、例えば、トランジェント期間において常にVtを監
視し、Vtの変動がほぼ無いと判定されたときには、即
刻、次のシーケンスに移行する。この処理により種々の
状況において最短のタイムラグが保証されるという明確
な効果を得ることができる。 【0061】なお、上記実施例の|Dn−D(n−1)
|≦kの判別にあたって、判定結果が連続して数回条件
を満足することにより次のシーケンスに移行するように
した場合は、判断ミスを防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】 【図1】ある電子的撮像装置のシステムブロック図。 【図2】上記図1の撮像装置における撮影処理のフロー
チャートの一部。 【図3】上記図1の撮像装置における撮影処理のフロー
チャートの一部。 【図4】上記図1の撮像装置における撮影処理のフロー
チャートの一部。 【図5】上記図1の撮像装置における撮影動作における
タイムチャート。 【図6】本発明の一実施例にかかる電子的撮像装置にお
けるシャッタ速固定後のフローチャート。 【図7】上記図6の撮像装置の調整制御のタイムチャー
ト。 【図8】上記図6の撮像装置の調整信号出力部回りのブ
ロック図。 【図9】別の例の電子的撮像装置のストロボ発光動作の
タイムチャート。 【図10】更に別の例の電子的撮像装置のEVF表示関
連部のブロック構成図。 【図11】上記図10の撮像装置のEVF表示動作のタ
イムチャート。 【図12】従来の電子的撮像装置のブロック構成図。 【符号の説明】 3 CCD(撮像素子) 20 マイコン 23 ビデオレベル検出回路 24 絞り制御部 41 ビデオレベル検出回路 42 A/D回路 43、44 ラッチ回路 45 演算回路 46 比較回路 Vt ビデオレベル検出出力 Dn,Dn−1 データ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】各個の調整状態に応じて入射光量に対応し
    た映像信号のレベルが調節される複数の露出制御手段を
    備え、該複数の露出制御手段は夫々の調整が順次のシー
    ケンスで実行されるようになされ、且つ、一の露出制御
    手段を除く他の露出制御手段の制御を所定の固有値に保
    持した条件下で当該一の露出制御手段による調整動作を
    行なうことにより上記映像信号のレベル検出出力の変化
    率の絶対値が所定の閾値以下になったことが検出された
    ときには、直ちに他の一の露出制御手段による調整動作
    のシーケンスに移行するように構成されたことを特徴と
    する電子的撮像装置。
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