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JP3512593B2 - 移動通信システムの基地局切換方法 - Google Patents
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JP3512593B2 - 移動通信システムの基地局切換方法 - Google Patents

移動通信システムの基地局切換方法

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JP3512593B2 JP14936997A JP14936997A JP3512593B2 JP 3512593 B2 JP3512593 B2 JP 3512593B2 JP 14936997 A JP14936997 A JP 14936997A JP 14936997 A JP14936997 A JP 14936997A JP 3512593 B2 JP3512593 B2 JP 3512593B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数の基地局を設
け、移動局で通信相手となる基地局を切換えることによ
り通信を継続するようにした移動通信システムに係り、
特に、次の切換候補となる基地局の選択方法に関する。 【0002】 【従来の技術】移動通信システムでは、複雑な電波伝搬
状況のもとで確実に通信を可能にする必要があり、この
ための一方式として、複数の基地局を設け、移動局の位
置などによる電界強度の変化に応じて、通信相手となる
基地局を随時切換えて通信を継続する方式の移動通信シ
ステムが従来から知られている。 【0003】図3は、この従来の移動通信システムを示
したもので、図示のように、予め移動局1の移動範囲を
想定して、基地局2〜4と制御局5を配備し、移動局1
は、これら基地局2〜4による通信エリアA2、A3、A
4 の何れかにあるとき、対応する基地局と通信を行な
い、各通信エリアが重複している部分と、隣接している
部分で一方の通信エリアから他方の通信エリアに切換わ
ることにより、通信が継続されるようにしている。 【0004】ここで、この図3には、移動局1は、基地
局2の通信エリアA2 内で、この基地局2を介して通信
を行ないながら、この通信エリアA2 のゾーン外周に達
している状態が示されており、従って、通信を継続させ
るためには、ここで通信相手を隣接する基地局3又は基
地局4に切換える必要がある。そこで、このため、移動
局1は、以下のようにして、チャネルを切換え、通信相
手となる基地局の切換を行なう。 【0005】すなわち、通信中の移動局1は、そこでの
受信電界強度をRSSIとして常時測定するようになっ
ており、例えば図示のように、通信エリアA2 のゾーン
外周に達して受信電界強度RSSIが低下し、これが、
予め設定してある所定の切換判定レベルLth 以下にな
り、且つ、その状態が、これも予め設定してある所定の
一定時間T1以上継続したしたとき、まず、レベル劣化
と判定するようになっている。 【0006】次に、移動局1は、このレベル劣化と判定
したことにより、周辺ゾーン監視処理として、以下の処
理を実行する。すなわち、各基地局から送信されている
システム情報により報知されている監視用制御チャネル
番号F1、F2、……、Fn(n=基地局数)に基いて、
同じく報知される所定の回数m回、受信信号のレベル測
定を行なって平均化し、最も高い受信信号レベルを示し
た通信エリアの基地局を次の切換候補基地局として選択
し、このあと、その受信信号レベルLmax と、現在通信
中の基地局による受信信号レベルLを比較し、受信信号
レベルLmax の方が受信信号レベルLよりも大きくなっ
たとき、つまり、 Lmax>L となったとき、その通信エリアの基地局に対するチャネ
ル切換を起動させるのである。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、次に
切換候補となる基地局の選択にかなりの時間を要する点
について配慮がされておらず、基地局の切換が遅れ、切
換時に信号レベルが変動してしまう虞れがあるという問
題があった。また、従来技術では、次切換候補となる基
地局の選定が必ずしも適切に得られるという保証がな
く、移動局の移動方向によっては、短時間で再度、基地
局の切換えが必要になってしまうという問題があった。
これらの問題について更に詳しく説明すると、以下の通
りである。 【0008】上記した周辺ゾーン監視処理における受信
信号レベルの検出は、具体的には、図2に示すように、
複数フレームからなるスーパーフレーム上に設定してあ
るフレームS1を用いて行なうようになっている。そし
て、このレベル検出処理を、システム情報で指定される
m回の測定回数にわたって行ない、平均値を求めるので
ある。 【0009】ところで、この図2において、例えば、公
共業務用ディジタル移動通信システムにおける伝送レー
トは40mS/フレームで、1スーパーフレームは18
フレームからなるので、1スーパーフレームの時間は7
20mSで、フレームS1の時間は40mSである。 【0010】そこで、通信回路に含まれている周波数シ
ンセサイザ回路のロックインまでの時間など、ハードウ
エアでの起動時間と、レベル検出に必要な時間を最低限
で10mSとすれば、1スーパーフレーム内でのフレー
ムS1の期間内では、4箇所の基地局について検出する
のが限度になる。従って、監視用制御チャネル数n(=
基地局の数)が4以下の場合には、図2に示すように、
1スーパーフレーム内でのフレームS1の期間内で全て
の基地局のレベル検出を実行できるが、監視用制御チャ
ネル数n(=基地局の数)が4を越えた場合には、1スー
パーフレーム期間で検出可能な時間のn/4倍の検出時
間、すなわち、(n/4×720)mSの検出時間が必要
になり、これを1回の測定期間としてm回の期間測定を
行なって平均化しなければならない。 【0011】なお、このため、基地局の数nが5以上の
場合、1回の測定期間は、nが4を越え、さらに4の倍
数を越える毎に1スーパーフレーム分増加し、n=5〜
8のときは、1回の測定期間は2スーパーフレーム期間
となり、n=9〜12のときは、1回の測定期間は、3
スーパーフレーム期間となる。 【0012】そこで、例えば上記の公共業務用の場合に
は、1システムでの基地局数nの最大値は20と定めら
れているので、n=20とし、測定回数mについては、
m=3とすれば、次候補基地局の選定に必要な時間は、 20/4×720mS×3=10.8秒 となり、従って、従来技術では、この10.8秒もの
間、受信信号レベルが低下してから次候補基地局へ切換
わるまでの時間が遅れ、受信信号レベルが変動するなど
の通信品質の低下が生じてしまうのである。 【0013】また、このとき、図3に示すように、移動
局1が通信エリアA2 から通信エリアA3 の周辺ゾーン
を経由して通信エリアA4 に短時間で移動したとし、こ
のときの経緯で、通信エリアA3 での受信信号レベルの
方が、通信エリアA4 での受信信号レベルよりも僅かで
も高かったとすると、上記従来技術では、通信エリアA
2 から一旦、通信エリアA3 に切換った後、短時間で通
信エリアA4 に切換ってしまうことになり、従って、従
来技術では、短時間で再度、基地局の切換えが必要にな
ってしまうという問題が生じてしまうのである。 【0014】本発明の目的は、移動局の移動に伴う基地
局の切換頻度が抑えられるようにした移動通信システム
の基地局切換方法を提供することにある。 【0015】 【課題を解決するための手段】本発明の目的は、複数の
基地局を備え、移動局における全ての基地局の電界強度
の測定を1回の測定期間として所定の複数回数実行し、
この測定結果に応じて通信相手先となる基地局を切換
え、移動局の通信を継続する方式の移動通信システムに
おける基地局切換方法において、前記複数回の測定期間
での測定処理の結果、電界強度レベルが単純増加してい
る基地局の内で電界強度が最大の基地局を次の切換候補
基地局として選定するようにして達成される。 【0016】 【0017】 【発明の実施の形態】以下、本発明による移動通信シス
テムの基地局切換方法について、図示の実施形態により
詳細に説明する。まず、本発明の一実施形態が適用され
た移動通信システムの一例は、従来技術で説明した図3
のシステムと同じである。従って、基地局2〜4と制御
局5を備え、移動局1は、これら基地局2〜4による通
信エリアA2、A3、A4 の何れかにあるとき、対応する
基地局と通信を行ない、各通信エリアが重複している部
分と、通信エリアが隣接している部分で、一方の通信エ
リアから他方の通信エリアに切換えて、通信が継続され
るようになっている点も、従来技術と同じである。 【0018】さらに、このため、通信中の移動局1は、
そこでの受信電界強度をRSSIとして常時測定するよ
うになっていて、この受信電界強度RSSIが、予め設
定してある所定の切換判定レベルLth 以下になり、且
つ、その状態が、時間T1以上継続したしたとき、レベ
ル劣化と判定し、これにより周辺ゾーン監視処理に進
み、これにより、次の切換候補となる基地局を選定し
て、チャネル切換を起動させるようになっている点も、
従来技術と同じである。 【0019】しかして、ここで説明する本発明の実施形
態では、次の切換候補となる基地局の選定処理である、
周辺ゾーン監視処理における受信信号レベル検出処理の
内容が従来技術とは大きく異なっており、従って、以
下、この本発明の実施形態による受信信号レベル検出処
理について、図1により説明する。まず、図1におい
て、1回目の1スーパーフレーム期間での処理は、図3
で説明した従来技術の場合と同じで、監視用制御チャネ
ル番号F1、F2、……、Fnの全ての基地局による各
受信信号レベルを測定する。従って、基地局数nが5以
上の場合は、nの数値に応じた複数のスーパーフレーム
期間での処理が1回の測定期間になる点も同じである。 【0020】ところで、従来技術では、2回目以降の各
測定期間でも、全て1回目の測定期間での処理と同じに
なっていて、監視用制御チャネル番号F1、F2、…
…、Fnで表される各基地局の受信信号レベルを全部測
定している。しかしながら、本発明の実施形態では、こ
こで、まず、1回目の測定期間で測定した監視用制御チ
ャネル番号F1、F2、……、Fnの全ての基地局によ
る各受信信号レベルLi (i=1、2、……、n)を、現
在通信中の基地局による受信信号レベルLと比較するよ
うになっている。 【0021】そして、ここで、「L<Li」という条件
を満足していた監視用制御チャネル番号だけを対象にし
て、それらの各受信信号レベルの測定処理を実行するの
である。なお、この「L<Li」を満足していた監視用
制御チャネル番号についてだけの受信信号レベルの測定
処理のことを、図1では、「規定レベル以上のF」と記
載してある。 【0022】従って、この実施形態によれば、2回目以
降の測定期間で受信信号レベルの測定対象としなければ
ならない監視用制御チャネルの数を、基地局の局数nよ
りも少なくすることができ、この結果、次に切換候補と
なる基地局の選択に要する時間が確実に短縮でき、基地
局の切換に伴う信号レベルの変動を充分に抑えることが
できる。 【0023】一般に、このような移動通信システムで
は、n局ある基地局からの受信信号レベルの内、或る通
信エリアにある移動局で、現在通信中の基地局による受
信信号レベルLよりも高い受信信号レベルを示す基地局
の数は、図3からも明らかなように、現在通信中の基地
局による通信エリアに隣接する2、3局に過ぎない。 【0024】この結果、本発明の実施形態によれば、基
地局の数nが、例えば上記した公共業務用の通信システ
ムのように、20であった場合には、2回目以降の測定
期間では、監視用制御チャネル数が20から、多くても
3になり、従って、次に切換候補となる基地局の選択に
要する時間を充分に短縮することができる。 【0025】次に、本発明の他の実施形態について説明
する。まず、この本発明の他の実施形態においても、通
信中の移動局の移動などにより、周辺ゾーン監視処理に
進み、これにより、次の切換候補となる基地局を選定
し、チャネル切換を起動させるようになっている点まで
は、図2で説明した従来技術と同じである。しかして、
この他の実施形態が、上記従来技術とは異なる点は、測
定期間での処理により平均化して得た各基地局の受信信
号レベルから、次の切換候補となる基地局を選定する処
理の内容にある。 【0026】まず、従来技術では、既に説明したよう
に、測定期間での処理により平均化して得た各基地局の
受信信号レベルを見て、最も高い受信信号レベルを示し
た通信エリアの基地局を次の切換候補基地局として選択
している。 【0027】一方、この本発明の他の実施形態では、複
数回の測定期間での測定処理結果から、電界強度レベ
ル、すなわち受信信号レベルが単純増加している基地局
だけを選び出し、次いで、それらの中で電界強度が最大
の基地局を次の切換候補基地局として選定するようにし
たものである。 【0028】このような移動通信システムでは、既に図
3で説明したように、移動局1が通信エリアA2 から通
信エリアA3 の周辺ゾーンを経由して通信エリアA4
短時間で移動し、このときの経緯で、通信エリアA3
の受信信号レベルの方が、通信エリアA4 での受信信号
レベルより高くなってしまう場合がある。 【0029】この場合、従来技術では、受信信号レベル
の大小だけをみているので、通信エリアA2 から一旦、
通信エリアA3 に切換った後、短時間で通信エリアA4
に切換ってしまうことになり、従って、このままでは、
短時間で再度、基地局の切換えが必要になって、移動局
の移動に伴う基地局の切換が頻繁に起こってしまう虞れ
がある。 【0030】ところで、図3で、例えば、移動局1が矢
印P方向に移動している場合を想定し、このときでの通
信エリアA3 での受信信号レベルの変化の経緯と、通信
エリアA4 での受信信号レベルの変化の経緯についてみ
ると、以下のようになる。まず、通信エリアA3 では、
移動局1の移動方向が、この通信エリアA3 から外れる
方向になっているので、それによる受信信号レベルは減
少傾向を示す筈である。 【0031】一方、通信エリアA4 では、移動局1の移
動方向が、その中に入り込んでゆく方向になっているの
で、それによる受信信号レベルは増加傾向を示す筈であ
る。そこで、このとき、受信信号レベルが単純増加して
いる基地局だけを選び出したとすると、この場合には通
信エリアA4 の基地局、すなわち、基地局4だけが選び
出される。そして、さらに、受信信号レベルが単純増加
している基地局の中で、受信信号レベルが最大の基地局
を選定したとすると、この場合は、基地局4となる。 【0032】ここで、上記本発明の他の実施形態では、
受信信号レベルが単純増加している基地局だけを選び出
し、次いで、それらの中で電界強度が最大の基地局を次
の切換候補基地局として選定しているので、例えば、こ
の図3の場合には、通信エリアA2 から一旦、通信エリ
アA3 に切換ることなく、通信エリアA2 から直ちに通
信エリアA4 に切換えられることになり、従って、移動
局の移動に伴う無用な基地局の切換を充分に抑えること
ができる。 【0033】 【発明の効果】本発明によれば、次の切換候補となる移
動局の選定に要する時間が短縮できるので、基地局の切
換が短時間で済み、従って、この切換に伴う受信信号レ
ベルの変動が少なく、安定した通信を容易に得ることが
できる。また、本発明によれば、次の切換候補となる移
動局の選定が常に適切に得られるので、移動局の移動に
伴う基地局の切換頻度が抑えられ、安定した通信を容易
に得ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による移動通信システムの基地局切換方
法の一実施形態の動作を説明するためのタイミング図で
ある。 【図2】従来技術による基地局切換動作を説明するため
のタイミング図である。 【図3】本発明の実施形態が適用対象としている移動通
信システムの一例を示す説明図である。 【符号の説明】 1 移動局 2〜4 基地局 5 制御局 A1〜A3 各基地局の通信エリア

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の基地局を備え、移動局における全
    ての基地局の電界強度の測定を1回の測定期間として所
    定の複数回数実行し、この測定結果に応じて通信相手先
    となる基地局を切換え、移動局の通信を継続する方式の
    移動通信システムにおける基地局切換方法において、 前記複数回の測定期間での測定処理の結果、電界強度レ
    ベルが単純増加している基地局の内で電界強度が最大の
    基地局を次の切換候補基地局として選定するようにした
    ことを特徴とする移動通信システムの基地局切換方法。
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