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JP3515466B2 - ディジタルカメラ - Google Patents
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JP3515466B2 - ディジタルカメラ - Google Patents

ディジタルカメラ

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JP3515466B2
JP3515466B2 JP2000040423A JP2000040423A JP3515466B2 JP 3515466 B2 JP3515466 B2 JP 3515466B2 JP 2000040423 A JP2000040423 A JP 2000040423A JP 2000040423 A JP2000040423 A JP 2000040423A JP 3515466 B2 JP3515466 B2 JP 3515466B2
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image signal
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昌彦 西川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタルカメラに
関し、特にたとえば、撮影指示に応答してイメージセン
サから出力されたカメラ信号に基づいてディスプレイに
表示するための表示画像信号および記録媒体に記録する
ための記録画像信号を生成する、ディジタルカメラに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のディジタルカメラの一例
が、平成11年8月31日付けで出願公開された特開平
11−239321号[H04N5/92,5/90
7]に開示されている。この従来技術では、被写体像の
カメラデータ(RAWデータ)がSDRAMのカメラデ
ータエリアに格納され、ディスプレイにフリーズ画像を
表示するための表示画像データ(表示画像信号)ならび
に記録媒体に記録する記録画像データ(記録画像信号)
のいずれも、カメラデータエリアに格納されたカメラデ
ータに基づいて生成されていた。このとき、表示画像信
号を生成するためのYUV変換処理および間引き処理、
ならびに記録画像信号を生成するためのYUV変換処理
が、個別に行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術のよ
うな個別の信号処理では、表示画像信号および記録画像
信号の両方の生成処理が完了するまでに時間がかかると
いう問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に従うディジタ
ルカメラは、撮影指示に応答して撮影された被写体の生
画像信号をメモリの第1エリアに書き込む第1書き込み
手段、第1エリアに格納された生画像信号を読み出す読
み出し手段、読み出し手段によって読み出された生画像
信号に基づいてYUV形式の記録画像信号を生成する
第1生成手段、第1生成手段によって生成された記録
画像信号にズーム処理を施して表示画像信号を生成す
る第2生成手段、第2生成手段によって生成された表示
画像信号をメモリの第2エリアに書き込む第2書き込
み手段、および第1生成手段によって生成された記録
画像信号をメモリの第3エリアに書き込む第3書き込み
手段を備え、メモリへのアクセス速度を第1生成手段お
よび第2生成手段の処理速度の3倍以上にするととも
に、第1生成手段によって生成された記録用画像信号を
メモリを経由することなく第2生成手段に与えるように
した、ディジタルカメラである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、撮影指示に
応答してイメージセンサから出力されたカメラ信号に基
づいてディスプレイに表示するための表示画像信号およ
び記録媒体に記録するための記録画像信号を生成するデ
ィジタルカメラにおいて、カメラ信号をメモリの第1エ
リアに書き込む第1書き込み手段、カメラ信号を第1エ
リアから読み出す読み出し手段、読み出し手段によって
読み出されたカメラ信号に基づいて記録画像信号を生成
する第1生成手段、記録画像信号に基づいて表示画像信
号を生成する第2生成手段、表示画像信号をメモリの第
2エリアに書き込む第2書き込み手段、および記録画像
信号をメモリの第3エリアに書き込む第3書き込み手段
を備え、メモリへのアクセス速度を第1生成手段および
第2生成手段の処理速度の3倍以上にしたことを特徴と
する、ディジタルカメラである。
【0006】
【作用】撮影指示に応答してイメージセンサから出力さ
れたカメラ信号は、第1書き込み手段によってメモリの
第1エリアに書き込まれた後、読み出し手段によって読
み出される。第1生成手段は、読み出されたカメラ信号
に基づいて記録画像信号を生成し、第2生成手段は、記
録画像信号に基づいて表示画像信号を生成する。生成さ
れた表示画像信号は、第2書き込み手段によってメモリ
の第2エリアに書き込まれ、記録画像信号は、第3書き
込み手段によってメモリの第3エリアに書き込まれる。
ここで、メモリへのアクセス速度は、第1生成手段およ
び第2生成手段の処理速度の3倍以上であり、カメラ信
号の読み出しならびに表示画像信号および記録画像信号
の書き込みは、並行して行なわれる。
【0007】この発明のある実施例では、バッファメモ
リが、第1クロックレートおよび第1クロックレートの
3倍以上の第2クロックレートでアクセスされる。メモ
リへのアクセス速度および第1生成手段および第2生成
手段の処理速度の相違は、このバッファメモリによって
吸収される。
【0008】この発明の他の実施例では、第2生成手段
は、記録画像信号に間引き処理を施して表示画像信号を
生成する。
【0009】この発明のその他の実施例では、メモリは
単一のデータ入出力ポートを持つ。
【0010】この発明のさらにその他の実施例では、カ
メラ信号は各画素がいずれか1つの色成分を持つ生画像
信号であり、表示画像信号および記録画像信号はいずれ
もYUV信号である。
【0011】この発明の他の実施例では、出力手段が、
表示画像信号を第2エリアから読み出してディスプレイ
に出力する。また、記録手段が、記録画像信号を第3エ
リアから読み出して記録媒体に記録する。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、メモリの第1エリア
から読み出されたカメラ信号に基づいて記録画像信号が
生成され、さらに記録画像信号に基づいて表示画像信号
が生成される。そして、生成された記録画像信号および
表示画像信号が、同じメモリの第2エリアおよび第3エ
リアに書き込まれる。このため、第1エリアからのカメ
ラ信号の読み出しは1回でよい。また、メモリへのアク
セス速度は第1生成手段および第2生成手段の処理速度
の3倍以上であり、カメラ信号の読み出しならびに表示
画像信号および記録画像信号の書き込みが並行して行な
われる。このため、表示画像信号および記録画像信号の
生成ならびに各画像信号のメモリへの書き込みに要する
時間を短縮することができる。
【0013】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0014】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディジタルカ
メラ10は、CCDイメージャ12を含む。CCDイメ
ージャ12は約120万画素を有し、水平方向および垂
直方向のそれぞれには、1280画素および960画素
が存在する。このため、CCDイメージャ12から全ラ
インのカメラ信号を読み出すためには1/7.5秒の期
間が必要となる。被写体の光像は、図2に示すようにC
y,Ye,MgおよびGがモザイク状に配列された色フ
ィルタ14を介して、CCDイメージャ12の受光面に
照射される。
【0015】オペレータがモード切換スイッチ48をカ
メラモード側に切り換えると、システムコントローラ4
6がカメラモードの設定指令をCPU48に与える。す
ると、CPU48は、被写体の動画像(スルー画像)を
リアルタイムでLCD40に表示すべく、ASIC42
に設けられたタイミングジェネレータ(TG)16に間
引き読み出しを命令する。
【0016】TG16は、間引き読み出し方式でCCD
イメージャ12を駆動し、CCDイメージャ12から
は、垂直方向のライン数が1/4に間引かれたカメラ信
号(生画像信号)が出力される。つまり、垂直方向に連
続する8ラインに注目したとき、最初のCy,Ye,・
・・のラインおよび4番目のMg,G・・・のラインの
画素信号だけが出力され、他のラインの画素信号は掃き
捨てられる。したがって、CCDイメージャ12から出
力される1280画素×240ラインのカメラ信号に
は、Cy,Ye,・・・のラインおよびMg,G・・・
のラインが交互に含まれる。垂直方向のライン数が1/
4に間引かれるため、この1280画素×240ライン
のカメラ信号を出力するために要する時間は、1/30
秒となる。
【0017】CCDイメージャ12から出力されたカメ
ラ信号は、CDS/AGC回路18によって周知のノイ
ズ除去およびレベル調整を施される。そして、このよう
な処理を施されたカメラ信号が、A/D変換器20によ
って、12MHzのクロックレートで、10ビットのデ
ィジタルデータ(カメラデータ)に変換される。スルー
画像出力時、スイッチSW1はA/D変換器20側に接
続され、スイッチSW3は間引き回路(ズーム回路)2
6a側に接続され、さらに間引き回路26aの間引き率
は、水平方向および垂直方向のそれぞれにおいて“1/
2”および“0”に設定される。このため、A/D変換
器20から出力されたカメラデータは、信号処理回路2
4によって色分離およびYUV変換を施され、これによ
って生成されたYUVデータが間引き回路26aに与え
られる。間引き回路26aでは、与えられたYUVデー
タの水平画素数が“640”に間引かれ、640画素×
240ラインのYUVデータが、スイッチSW3を介し
てバッファコントロール回路28に入力される。なお、
また、スイッチSW1およびSW3の切換ならびに間引
き回路26aの間引き率の設定は、CPU48によって
行なわれる。
【0018】バッファコントロール回路28およびバッ
ファ32は、具体的には図3に示すように構成される。
バッファコントロール回路28に、7つのコントローラ
28a〜28gが設けられ、それぞれに、SRAMによ
って形成されたバッファ32a〜32gが割り当てられ
る。また、コントローラ28a〜28gはそれぞれカウ
ンタ29a〜29gを有し、これらのカウンタ29a〜
29gは48MHzのクロックレートでインクリメント
される。
【0019】SDRAM50にアクセスするとき、各コ
ントローラ28a〜28gはまず、アクセス要求信号R
EQUESTをSDRAMコントロール回路30に出力
する。SDRAMコントロール回路30は、承認信号A
CKNOLEGEをバッファ32a〜32gのいずれか
の識別番号(SRAMNo.)とともにコントローラ2
8a〜28gに返送する。各コントローラ28a〜28
gは、返送された識別番号を自分に割り当てられたバッ
ファの識別番号と比較し、両者が一致するコントローラ
だけがSDRAM50にアクセスする。書き込み時は、
所望のデータをアドレスデータとともにSDRAMコン
トロール回路30に出力し、所望のデータはSDRAM
コントローラ30によってSDRAM50に書き込まれ
る。一方、読み出し時は、アドレスデータをSDRAM
コントロール回路30に出力し、所望のデータはSDR
AMコントロール回路30によってSDRAM50から
読み出される。
【0020】なお、コントローラ28aとSDRAMコ
ントロール回路30との間では、いずれの信号ないしデ
ータも、バス66を介してやり取りされる。このような
信号ないしデータのやり取りは、コントローラ28aの
ほか、コントローラ28b〜28gも行い、かつJPE
Gコーデック56との間のやり取りには、バス62また
は64が用いられる。また、SDRAM50は、単一の
データ入出力ポートしか持たない。
【0021】間引き回路26aから出力された640画
素×240ラインのYUVデータは、コントローラ28
aに入力される。同時に、タイミングジェネレータ16
から、CCDイメージャ12の有効エリアを規定するウ
ィンドウ信号が入力される。コントローラ28aは、ウ
ィンドウ信号がハイレベルのときだけ、YUVデータを
12MHzのクロックレートでバッファ32aに書き込
み、同じYUVデータをバッファ32aから48MHz
のクロックレートで読み出す。コントローラ28aはま
た、図5に示す表示データエリアの先頭アドレスデータ
をCPU48から受け、この先頭アドレスデータとカウ
ンタ29aのカウント値とに基づいてYUVデータの書
込アドレスを算出する。そして、上述の要領でアクセス
要求を発生し、アクセスが認められたときにYUVデー
タを書込アドレスデータとともにSDRAMコントロー
ル回路30に出力する。なお、SDRAMはバースト転
送方式のメモリであるため、書き込みアドレスデータは
たとえば4アドレスに1回ずつ出力される。
【0022】SDRAMコントロール回路30は、入力
されたYUVデータを、バス60を介してSDRAM5
0の所望のアドレスに書き込む。つまり、SDRAMコ
ントロール回路30は、入力されたアドレスデータが示
すアドレスから続く4つのアドレスに、4アドレス分の
YUVデータを書き込む。また、次のアドレスデータの
入力に応じて、そのデータが示すアドレスから続く4つ
のアドレスに、次の4アドレス分のYUVデータを書き
込む。コントローラ28aには図5に示す表示データエ
リアの先頭アドレスが与えられ、YUVデータは表示デ
ータエリアに書き込まれる。SDRAMコントロール回
路30もまた、48MHzのクロックレートで書き込み
を実行する。
【0023】このように、SDRAM30へのアクセス
には、アドレスデータが常に必要とされることはなく、
間欠的にアドレスデータが与えられればよい。このよう
なSDRAM30の特性と48MHzのクロックレート
によって、高速アクセスを実現できる。
【0024】SDRAM30は、図4に示すように、カ
ラム方向(横方向)に512アドレス、ロウ方向(縦方
向)に8192アドレス有し、各アドレスは16ビット
である。CPU48は、カメラモードの選択時、SDR
AM30を図5に示すようにマッピングする。つまり、
300Kバイトの表示データエリア,約1.5Mバイト
のカメラデータエリア,2.4Mバイトの記録データエ
リア,400KバイトのJPEG用データエリア,40
Kバイトのサムネイル用データエリア,88Kバイトの
ソフト用ワークエリアおよび36Kバイトのキャラクタ
エリアを、SDRAM30に形成する。
【0025】信号処理回路24は、いわゆる4:2:2
変換によってYUVデータを生成する。Yデータ,Uデ
ータおよびVデータはそれぞれ8ビットであるため、4
画素分のYUVデータのデータ量は64ビットつまり4
アドレスとなる。平均すると、YUVデータは1画素あ
たり16ビット(2バイト)であり、間引き回路26a
から出力される640画素×240ラインのYUVデー
タは、307200バイト(300Kバイト)となる。
上述のように、表示データエリアは300Kバイトの容
量を有するため、640画素×240ラインのYUVデ
ータは、表示データエリアに適切に格納される。
【0026】表示データエリアに格納されたYUVデー
タは、バス60が開放されているときに、SDRAMコ
ントロール回路30によって合計2回読み出される。つ
まり、640画素×240ラインのYUVデータから6
40画素×480ラインのスルー画像を作成するため
に、同じYUVデータを2回読み出す。このとき、読み
出しは、図3に示すコントローラ28cからのアドレス
データに応答して行なう。つまり、コントローラ28c
は、表示データエリアの先頭アドレスデータおよびカウ
ンタ29cのカウント値に基づいて読み出しアドレスを
算出し、算出した読み出しアドレスデータを4アドレス
に1回ずつSDRAMコントロール回路30に入力す
る。SDRAMコントロール回路30は、このような読
み出しアドレスデータに応答して、YUVデータを表示
データエリアから48MHzのクロックレートで読み出
す。読み出されたYUVデータはコントローラ28cに
与えられ、クロックレートはバッファ32cを用いて1
2MHzに戻される。
【0027】コントローラ28cから12MHzのクロ
ックレートで出力されたYUVデータは、擬似フレーム
化回路34に入力され、各ラインデータに所定の重み付
けが施される。具体的には、1フレーム期間の前半に入
力されたYUVデータに対する重み付け量を“0.2
5”とし、1フレーム期間の後半に入力されたYUVデ
ータに対する重み付け量を“0.75”とする。これに
よって、図6に示すように、奇数ラインデータおよび偶
数ラインデータがそれぞれの入力ラインデータから擬似
的に生成される。このようにして得られたインタレース
スキャンデータが、エンコーダ36を経た後、D/A変
換器38によってアナログ信号に変換される。このアナ
ログ信号つまりインタレーススキャンされたYUV信号
は、出力端子S1から出力されるとともに、LCD40
に入力され、LCD40にはスルー画像が表示される。
【0028】スルー画像が表示されている状態で、オペ
レータによってシャッタボタン44が押されると、シス
テムコントローラ46は、CPU48に対して撮影指令
を与える。すると、CPU48は、スイッチSW1をバ
ッファコントロール回路28側に接続し、スイッチSW
3を間引き回路(ズーム回路)22側に接続する。CP
U48はまた、全ラインのカメラ信号がインタレースス
キャン方式でCCDイメージャ12から出力されるよう
に、タイミングジェネレータ16を制御する。これによ
って、1画面分のインタレーススキャンカメラ信号が、
1/7.5秒かけてCCDイメージャ12から出力され
る。このカメラ信号は、CDS/AGC回路18を介し
てA/D変換器20に与えられる。シャッタボタン52
が押されてから1/7.5秒経過すると、CPU48に
よってCCDイメージャ12が不能化される。このた
め、シャッタボタン52が押された後は、1画面分のカ
メラ信号しか得られない。
【0029】A/D変換器20から出力された全ライン
のカメラデータは、間引き回路22に入力される。この
とき、間引き回路22の間引き率は、垂直方向および水
平方向のいずれも“0”に設定され、全ラインのカメラ
データはそのままコントローラ28aに与えられる。コ
ントローラ28aにはまた、シャッタボタン52の操作
に応答して、図5に示すカメラデータエリアの先頭アド
レスがロードされる。コントローラ28aは、上述と同
様に、入力されたカメラデータを一旦バッファ32aに
格納し、その後アドレスデータとともに、SDRAMコ
ントロール回路30に与える。このアドレスデータもま
たロードされた先頭アドレスデータを基準に生成され、
カメラデータおよびアドレスデータは48MHzのクロ
ックレートでSDRAMコントロール回路30に出力さ
れる。この結果、カメラデータは、SDRAMコントロ
ール回路30によって48MHzのクロックレートでカ
メラデータエリアに書き込まれる。
【0030】なお、このカメラデータはインタレースス
キャンデータであるため、カメラデータエリアの前半に
奇数フィールドデータが格納され、後半に偶数フィール
ドデータが格納される。つまり、カメラデータエリアの
中に、奇数フィールドエリアおよび偶数フィールドエリ
アが形成される。
【0031】シャッタボタン44の操作に応じて得られ
る全ラインのカメラデータは、1280画素×960ラ
インであり、かつそれぞれの画素は10ビットである。
つまり、この全ラインのカメラデータは、153600
0バイト(=1280画素×960ライン×10ビット
/8ビット)すなわち1.5Mバイトのデータ量を持
ち、カメラデータエリア一杯に格納される。
【0032】全ラインのカメラデータの書き込みが完了
すると、SDRAMコントロール回路30は、コントロ
ーラ28eからのアドレスデータに応答して、このカメ
ラデータの読み出しを実行する。つまり、コントローラ
28eはCPU48からロードされたカメラデータエリ
アの先頭アドレスデータとカウンタ29eのカウント値
とに基づいてアドレスデータを算出し、SDRAMコン
トロール回路30は、このようなアドレスデータに応答
して、カメラデータを奇数フィールドエリアおよび偶数
フィールドエリアから1ラインずつ交互に読み出す。こ
れによって、インタレーススキャンデータがプログレッ
シブスキャンデータに変換される。
【0033】読み出されたプログレッシブスキャンデー
タはコントローラ28eによって周波数変換処理(48
MHz→12MHz)を施された後、スイッチSW1を
通して信号処理回路24に与えられる。信号処理回路2
4は、入力されたプログレッシブスキャンデータつまり
Cy,Ye,MgおよびGのカメラデータに色分離およ
びYUV変換を施し、これによって1280画素×96
0ラインのYUVデータ(記録用YUVデータ)が生成
される。
【0034】CPU48は、全ラインのカメラデータが
カメラデータエリアに書き込まれた時点で、スイッチS
W2を信号処理回路24側に接続し、スイッチSW3を
間引き回路26a側に接続する。CPU48はまた、間
引き回路26aの間引き率を水平方向および垂直方向の
それぞれについて“1/2”および“1/4”に設定す
るとともに、間引き回路(ズーム回路)26bの間引き
率を水平方向および垂直方向のいずれについても“0”
に設定する。
【0035】このため、間引き回路26aからは640
画素×240ラインのYUVデータ(表示用YUVデー
タ)が出力され、出力された表示用YUVデータは、ス
イッチSW3を介してコントローラ28aに入力され
る。コントローラ28aには表示データエリアの先頭ア
ドレスがロードされており、表示用YUVデータはスル
ー画像出力時と同じ要領で表示データエリアに書き込ま
れる。
【0036】一方、間引き回路26bは、スイッチSW
2を通して入力された記録用YUVデータをそのまま出
力する。この記録用YUVデータは、直接コントローラ
28bに入力される。コントローラ28bには図5に示
す記録データエリアの先頭アドレスがCPU48から与
えられ、コントローラ28bは、与えられた先頭アドレ
スデータとカウンタ29bのカウント値とに基づいて書
き込みアドレスを算出する。そして、記録用YUVデー
タおよび書き込みアドレスデータを48MHzのクロッ
クレートでSDRAMコントロール回路30に出力す
る。記録用YUVデータは、SDRAMコントロール回
路30によって48MHzのクロックレートで記録デー
タエリアに書き込まれる。具体的には、後述するJPE
G処理を考慮して、図7に示すようにYデータ,Uデー
タおよびVデータが個別に格納される。640画素×2
40ラインの表示用YUVデータは300Kバイトであ
るため、1280画素×960ラインの記録用YUVデ
ータは2.4Mバイトとなる。このため、記録用YUV
データは、記録データエリア一杯に格納される。
【0037】なお、表示用YUVデータおよび記録用Y
UVデータは、間引き回路26aおよび26bから同時
に出力され、表示データエリアおよび記録データエリア
への各データの書き込み処理は、互いに並行して行なわ
れる。
【0038】表示用YUVデータおよび記録用YUVデ
ータの書き込みが完了すると、コントローラ28cがス
ルー画像出力時と同じ要領で表示用YUVデータを表示
データエリアから読み出し、擬似フレーム化回路34に
出力する。これによって、シャッタボタン52が操作さ
れた時点の画像、すなわち記録画像と同じフリーズ画像
が、LCD40に表示される。
【0039】また、表示用YUVデータおよび記録用Y
UVデータの書き込みが完了した時点で、CPU48
が、スイッチSW2をバッファコントロール回路28側
に接続し、間引き回路26bの間引き率を垂直方向およ
び水平方向のそれぞれについて“1/4”および“1/
2”に設定する。コントローラ28cによって読み出さ
れた表示用YUVデータは、擬似フレーム化回路34に
出力される以外に、1回だけスイッチSW2を介して間
引き回路26bに与えられ、間引き処理を施される。こ
の結果、表示用YUVデータに基づいて、160画素×
120ラインのサムネイルYUVデータが生成される。
【0040】間引き回路26bから出力された12MH
zのサムネイルYUVデータは、コントローラ28bに
与えられる。このとき、コントローラ28bにはサムネ
イル用ワークエリアの先頭アドレスがロードされ、コン
トローラ28bは、ロードされた先頭アドレスデータお
よびカウンタ29bのカウント値に基づいて書き込みア
ドレスを算出する。そして、サムネイルYUVデータを
算出した書き込みアドレスデータとともにSDRAMコ
ントロール回路30に出力する。サムネイルYUVデー
タは、48MHzのクロックレートでSDRAMコント
ロール回路30に与えられ、SDRAMコントロール回
路30は、与えられたサムネイルYUVデータを書き込
みアドレスデータに従ってサムネイル用ワークエリアに
書き込む。160画素×120ラインのサムネイルYU
Vデータは37.5Kバイトであり、サムネイルYUV
データは40Kバイトのサムネイル用ワークエリアに問
題なく格納される。
【0041】コントローラ28fは、CPU48からロ
ードされた記録データエリアの先頭アドレスと48MH
zのクロックレートでインクリメントされるカウンタ2
9fのカウント値とに基づいて、読み出しアドレスデー
タを発生する。SDRAMコントロール回路30は、コ
ントローラ28fからの読み出しアドレスデータに従っ
て、記録データエリアからYデータ,UデータおよびV
データを1ブロック(8画素×8ライン)ずつ読み出
す。Yデータ,UデータおよびVデータは、図7に示す
ように個別に格納されており、さらにY:U:V=4:
2:2であるため、まずYデータが1ブロックずつ2回
読み出される。つまり、Yデータは連続して2回読み出
される。次にUデータおよびVデータが1ブロックずつ
読み出される。
【0042】このような読み出し処理がコントローラ2
8fおよびSDRAMコントロール回路30によって繰
り返し実行され、読み出されたそれぞれのブロックデー
タは、コントローラ28fにおける周波数変換処理(4
8MHz→12MHz)の後、バス62を通してJPE
Gコーデック56に入力される。JPEGコーデック5
6には、Yデータ,Yデータ,Uデータ,Vデータの順
で、ブロックデータが繰り返し入力される。JPEGコ
ーデック56は、Yデータ,UデータおよびVデータに
対して、1ブロック毎にJPEGフォーマットに従った
圧縮処理を施す。そして、1ブロック分の圧縮処理が完
了する毎に、圧縮YUVデータをバス64を介してコン
トローラ28gに入力する。
【0043】コントローラ28gには図6に示すJPE
G用ワークエリアの先頭アドレスがロードされ、コント
ローラ28gは、この先頭アドレスデータに基づいて圧
縮YUVデータの書き込みアドレスを算出する。そし
て、算出された書き込みアドレスデータをJPEGコー
デック56から入力されかつ周波数変換(12MHz→
48MHz)を施された圧縮YUVデータとともに、S
DRAMコントロール回路30に出力する。このため、
圧縮YUVデータは、SDRAMコントロール回路30
によって48MHzのクロックレートでJPEG用ワー
クエリアに書き込まれる。
【0044】JPEG用ワークエリアの容量は400K
バイトであるため、JPEGコーデック56の圧縮率が
1/6以下であれば、圧縮YUVデータは問題なくJP
EG用ワークエリアに格納される。
【0045】圧縮YUVデータのJPEG用ワークエリ
アへの書き込み処理が完了すると、CPU48は、SD
RAMコントロール回路30を通して、サムネイルYU
Vデータをサムネイル用ワークエリアから読み出し、圧
縮YUVデータをカメラデータエリアから読み出す。そ
して、読み出された圧縮YUVデータおよびサムネイル
YUVデータを、インタフェース54を通してフラッシ
ュメモリ54に記録する。
【0046】以上の説明から分かるように、コントロー
ラ28a〜28gは次のような役割を担っている。つま
り、コントローラ28aは、スイッチSW2を介して入
力されたデータをSDRAM50に書き込む。コントロ
ーラ28bは、間引き回路26bから出力されたデータ
をSDRAM50に書き込む。コントローラ28cは、
表示データエリアからデータを読み出す。コントローラ
28dは、図5に示すキャラクタエリアからキャラクタ
データを読み出す。コントローラ28eは、カメラデー
タエリアからデータを読み出す。コントローラ28f
は、圧縮処理を施すデータをSDRAM50から読み出
してJPEGコーデック56に入力する。コントローラ
28gは、JPEGコーデック56で圧縮されたデータ
を受け取りSDRAM50に書き込む。
【0047】この実施例によれば、信号処理回路が、S
DRAMのカメラデータエリアから読み出されたカメラ
データに色分離やYUV変換などの処理を施して記録用
YUVデータを生成し、さらに間引き回路が記録用YU
Vデータに間引き処理を施して表示用YUVデータを生
成する。生成された表示用YUVデータおよび記録用Y
UVデータは、SDRAMの表示データエリアおよび記
録データエリアに書き込まれ、その後ディスプレイへの
表示処理およびフラッシュメモリへの記録処理を施され
る。ここで、SDRAMへのアクセス速度は48MHz
であり、信号処理回路および間引き回路の処理速度は1
2MHzであり、このような速度の相違は、バッファメ
モリによって吸収される。このため、カメラデータの読
み出しならびに表示用YUVデータおよび記録用YUV
データの書き込みは、並行して行なわれる。この結果、
表示用データおよび記録用データの生成ならびに生成さ
れた各YUVデータのSDRAMへの書き込みに要する
時間を短縮することができる。
【0048】なお、この実施例では、1フレーム分の記
録用YUVデータを格納できる記録データエリアおよび
1フレーム分の圧縮YUVデータを格納できるJPEG
用ワークエリアをSDRAM内に形成し、JPEG圧縮
によって生成された全ての圧縮YUVデータをJPEG
用ワークエリアに格納するようにしているが、JPEG
圧縮処理は従来技術(特開平11−239321号)と
同じ要領で行なうようにしてもよい。
【0049】つまり、カメラデータに基づく記録用YU
Vデータの生成処理を8ライン毎に行ない、生成された
8ライン分の記録用YUVデータを40KバイトのJP
EG用ワークエリアに格納し、この8ラインの記録用Y
UVデータに基づいて生成された圧縮YUVデータをカ
メラデータエリアの先頭から順に格納するようにしても
よい。このときは、記録用YUVデータに基づく表示用
YUVデータの生成処理も8ライン毎に行なわれ、フリ
ーズ画像の表示処理と記録用YUVデータの圧縮処理と
がほぼ同時に完了することになる。
【0050】また、この実施例では、CCD型のイメー
ジセンサを用いているが、代わりにCMOS型のイメー
ジセンサを用いてもよいことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を示すブロック図である。
【図2】色フィルタを示す図解図である。
【図3】バッファコントロール回路およびバッファを示
すブロック図である。
【図4】SDRAMを示す図解図である。
【図5】カメラモードにおけるSDRAMのマッピング
状態を示す図解図である。
【図6】擬似フレーム化回路の動作を示す図解図であ
る。
【図7】SDRAMに形成される記録データエリアを示
す図解図である。
【符号の説明】
10…ディジタルカメラ 22,26a,26b…間引き回路 28…バッファコントロール回路 30…SDRAMコントロール回路 50…SDRAM 56…JPEGコーデック 58…フラッシュメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 9/07 (56)参考文献 特開 平10−178612(JP,A) 特開 平11−103436(JP,A) 特開 平11−284884(JP,A) 特開2000−354193(JP,A) 特開 平11−239321(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 H04N 5/76 - 5/956 H04N 9/07 H04N 9/79

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影指示に応答して撮影された被写体の生
    画像信号をメモリの第1エリアに書き込む第1書き込み
    手段、前記第1エリアに格納された生画像信号を 読み出す読み
    出し手段、 前記読み出し手段によって読み出された生画像信号に基
    づいてYUV形式の記録画像信号を生成する第1生成
    手段、 前記第1生成手段によって生成された記録画像信号に
    ズーム処理を施して表示画像信号を生成する第2生成
    手段、 前記第2生成手段によって生成された表示画像信号を
    前記メモリの第2エリアに書き込む第2書き込み手段、
    および 前記第1生成手段によって生成された記録画像信号を
    前記メモリの第3エリアに書き込む第3書き込み手段を
    備え、 前記メモリへのアクセス速度を前記第1生成手段および
    前記第2生成手段の処理速度の3倍以上にするととも
    に、前記第1生成手段によって生成された記録用画像信
    号を前記メモリを経由することなく前記第2生成手段に
    与えるようにした、ディジタルカメラ。
  2. 【請求項2】第1クロックレートおよび前記第1クロッ
    クレートの3倍以上の第2クロックレートでアクセスさ
    れるバッファメモリをさらに備え、 前記メモリへのアクセス速度および前記第1生成手段お
    よび前記第2生成手段の処理速度の相違を前記バッファ
    メモリによって吸収するようにした、請求項1記載のデ
    ィジタルカメラ。
  3. 【請求項3】前記メモリは単一のデータ入出力ポートを
    持つ、請求項1または2記載のディジタルカメラ。
  4. 【請求項4】前記表示画像信号を前記第2エリアから
    読み出してディスプレイに出力する出力手段、および 前記記録画像信号を前記第3エリアから読み出して記
    録媒体に記録する記録手段をさらに備える、請求項1な
    いしのいずれかに記載のディジタルカメラ。
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