JP3520566B2 - ドライブトランス - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スイッチング電源用
として使用されるU型コア、四ッ足コア、ボビンからな
るドライブトランスに係り、特に、U型コアと四ッ足コ
アの形状による制約を回避するために、両コアを固定す
る金具の形状を改良し、限られたスペース内において両
コアの側面のほぼ真中を均等加圧できるようにしたドラ
イブトランスに関する。より具体的にいえば、U型コア
と四ッ足コアとを均等に加圧することができる固定用金
具を使用することにより、インダクタンスの変動を防止
して、安定動作を可能にしたドライブトランスに関す
る。
として使用されるU型コア、四ッ足コア、ボビンからな
るドライブトランスに係り、特に、U型コアと四ッ足コ
アの形状による制約を回避するために、両コアを固定す
る金具の形状を改良し、限られたスペース内において両
コアの側面のほぼ真中を均等加圧できるようにしたドラ
イブトランスに関する。より具体的にいえば、U型コア
と四ッ足コアとを均等に加圧することができる固定用金
具を使用することにより、インダクタンスの変動を防止
して、安定動作を可能にしたドライブトランスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から各種の電子機器では、その電源
部にドライブトランスが使用されている。一般に、この
ドライブトランスは、U型コアと四ッ足コアとボビンと
から構成されている。
部にドライブトランスが使用されている。一般に、この
ドライブトランスは、U型コアと四ッ足コアとボビンと
から構成されている。
【0003】図5は、ドライブトランスを内蔵した電源
部について、その一使用例を示す図である。図におい
て、TVはテレビジョン受像機、VCはビデオカメラ、
SPはスイッチング電源部、PLは電源プラグ、CNは
コンセントを示す。
部について、その一使用例を示す図である。図におい
て、TVはテレビジョン受像機、VCはビデオカメラ、
SPはスイッチング電源部、PLは電源プラグ、CNは
コンセントを示す。
【0004】この図5に示すように、例えば、テレビジ
ョン受像機TVと、ビデオカメラVCとを接続する場合
には、電源プラグPLを介して、スイッチング電源部S
PをAC電源用のコンセントCNと接続する。このスイ
ッチング電源部SPには、ドライブトランスが内蔵され
ており、コンセントCN側から供給される例えばAC1
00Vの電圧が、必要な電圧に変換されビデオカメラV
Cへ供給される。次に、従来のドライブトランスの構成
について、図で説明する。
ョン受像機TVと、ビデオカメラVCとを接続する場合
には、電源プラグPLを介して、スイッチング電源部S
PをAC電源用のコンセントCNと接続する。このスイ
ッチング電源部SPには、ドライブトランスが内蔵され
ており、コンセントCN側から供給される例えばAC1
00Vの電圧が、必要な電圧に変換されビデオカメラV
Cへ供給される。次に、従来のドライブトランスの構成
について、図で説明する。
【0005】図6は、従来からスイッチング電源用など
に使用されているドライブトランスについて、その外観
の一例を示す斜視図である。図において、1はU型コ
ア、2は四ッ足コア、3はボビンを示し、矢印A,A′
は固定用金具の圧入方向、BとCは押圧個所を示す。
に使用されているドライブトランスについて、その外観
の一例を示す斜視図である。図において、1はU型コ
ア、2は四ッ足コア、3はボビンを示し、矢印A,A′
は固定用金具の圧入方向、BとCは押圧個所を示す。
【0006】この図6に示すように、従来のドライブト
ランスは、U型コア1と、四ッ足コア2と、ボビン3と
の3点の部品から構成されている。ボビン3は中央に配
置され、その両側面に、U型コア1と四ッ足コア2とが
対向して配置されている。
ランスは、U型コア1と、四ッ足コア2と、ボビン3と
の3点の部品から構成されている。ボビン3は中央に配
置され、その両側面に、U型コア1と四ッ足コア2とが
対向して配置されている。
【0007】U型コア1は、上方から見た全体の形状が
U字型に形成された軟磁性体(後出の図3、参照)であ
り、四ッ足コア2は、ボビン3側に「+」型の溝が形成
されており、あたかも四本の足が形成されたような軟磁
性体(後出の図3、参照)である。ドライブトランス
は、中央に配置されたボビン3の形状が複雑であるた
め、このようなU型コア1と四ッ足コア2とが使用され
る。
U字型に形成された軟磁性体(後出の図3、参照)であ
り、四ッ足コア2は、ボビン3側に「+」型の溝が形成
されており、あたかも四本の足が形成されたような軟磁
性体(後出の図3、参照)である。ドライブトランス
は、中央に配置されたボビン3の形状が複雑であるた
め、このようなU型コア1と四ッ足コア2とが使用され
る。
【0008】このドライブトランスでは、U型コア1と
四ッ足コア2とを固定する必要があり、従来は、両コア
1,2の対向面を接着するか、別個の固定用金具(後出
の図7に示す)を使用している。しかし、両コア1,2
の対向面を接着する方法では、信頼性の高い接着剤を使
用する必要がある。
四ッ足コア2とを固定する必要があり、従来は、両コア
1,2の対向面を接着するか、別個の固定用金具(後出
の図7に示す)を使用している。しかし、両コア1,2
の対向面を接着する方法では、信頼性の高い接着剤を使
用する必要がある。
【0009】ところが、信頼性の高い接着剤は、加熱硬
化処理を必要とするため、オフライン作業を行わなけれ
ばならず、製造リードタイムが長くなる、という不都合
がある。一方、別体の固定用金具を使用する方法は、そ
の固定用金具を大別すると、板バネを使用するものと、
針金(はりがね)を使用するものとの2種類に分類され
る。次に、従来から使用されている固定用金具を、図7
で説明する。
化処理を必要とするため、オフライン作業を行わなけれ
ばならず、製造リードタイムが長くなる、という不都合
がある。一方、別体の固定用金具を使用する方法は、そ
の固定用金具を大別すると、板バネを使用するものと、
針金(はりがね)を使用するものとの2種類に分類され
る。次に、従来から使用されている固定用金具を、図7
で説明する。
【0010】図7は、従来のドライブトランスで使用さ
れる固定用金具の外観を示す図で、(1) はコの字型金
具、(2) は箱型金具、(3) は針金(はりがね)で構成さ
れた金具を示す斜視図である。図において、4はコの字
型金具で、4aは上面部、4bは側面部、4cは押圧
部、5は箱型金具で、5aは平板部、5bは突出押圧
部、6は針金金具で、6aは上面部、6bは側面部、6
cは押圧部を示す。
れる固定用金具の外観を示す図で、(1) はコの字型金
具、(2) は箱型金具、(3) は針金(はりがね)で構成さ
れた金具を示す斜視図である。図において、4はコの字
型金具で、4aは上面部、4bは側面部、4cは押圧
部、5は箱型金具で、5aは平板部、5bは突出押圧
部、6は針金金具で、6aは上面部、6bは側面部、6
cは押圧部を示す。
【0011】すでに述べたように、ドライブトランスで
は、特にU型コア1と四ッ足コア2との2つの部品を固
定する必要があり、この図7(1) 〜(3) に示すような各
種の固定用金具が使用されている。例えば、図7(1) に
示すような、板バネで構成された「コの字型金具4」の
場合には、図6に示した矢印A,A′のように圧入す
る。
は、特にU型コア1と四ッ足コア2との2つの部品を固
定する必要があり、この図7(1) 〜(3) に示すような各
種の固定用金具が使用されている。例えば、図7(1) に
示すような、板バネで構成された「コの字型金具4」の
場合には、図6に示した矢印A,A′のように圧入す
る。
【0012】この場合には、コの字型金具4の押圧部4
cが、U型コア1の位置Bの近辺に接触し、四ッ足コア
2でも、同様に対応する位置に接触して、両コア1,2
を挟持する。このように、ボビン3の形状による制約か
ら、コの字型金具4の場合には、U型コア1と四ッ足コ
ア2の各一端部のみの押圧・挟持が行われる。
cが、U型コア1の位置Bの近辺に接触し、四ッ足コア
2でも、同様に対応する位置に接触して、両コア1,2
を挟持する。このように、ボビン3の形状による制約か
ら、コの字型金具4の場合には、U型コア1と四ッ足コ
ア2の各一端部のみの押圧・挟持が行われる。
【0013】また、図7(2) に示すように、同じく板バ
ネによる「箱型金具5」の場合、U型コア1と四ッ足コ
ア2とを外側から取り囲むように固定する。すなわち、
箱型金具5の一方の突出部5bが、図6に示したU型コ
ア1の位置Cを押圧する。同様に、他方の突出部5b
も、四ッ足コア2の対応する位置(図6の裏側)を押圧
する。
ネによる「箱型金具5」の場合、U型コア1と四ッ足コ
ア2とを外側から取り囲むように固定する。すなわち、
箱型金具5の一方の突出部5bが、図6に示したU型コ
ア1の位置Cを押圧する。同様に、他方の突出部5b
も、四ッ足コア2の対応する位置(図6の裏側)を押圧
する。
【0014】このように、箱型金具5を使用すれば、U
型コア1と四ッ足コア2を外周から押圧することが可能
になるが、トランスの外形が大きくなってしまうので、
実装上の制約が生じると共に、コストアップになる、と
いう問題がある。さらに、図7(3) に示すように、針金
で構成した「針金金具6」の場合も、基本的な問題は、
先の図7(1) に示したコの字型金具4と同様であり、し
かも、製造工程上の問題として、トランスが組み立てに
くいので、結果的にコストアップは免がれない。
型コア1と四ッ足コア2を外周から押圧することが可能
になるが、トランスの外形が大きくなってしまうので、
実装上の制約が生じると共に、コストアップになる、と
いう問題がある。さらに、図7(3) に示すように、針金
で構成した「針金金具6」の場合も、基本的な問題は、
先の図7(1) に示したコの字型金具4と同様であり、し
かも、製造工程上の問題として、トランスが組み立てに
くいので、結果的にコストアップは免がれない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のドライブトラン
スにおいては、ボビンの両側面に配置されたU型コア1
と四ッ足コア2との2つの部品を一体に固定する必要が
あり、接着剤による固定方法や、図7(1) 〜(3) に示し
た固定用の金具を使用する方法では、それぞれコストア
ップになったり、ボビンの形状による制約から、U型コ
ア1と四ッ足コア2との中心を押圧・挟持することがで
きない、という問題があった。この発明では、固定用の
金具の形状を改良することによって、トランスの大型化
やコストアップを生ずることなしに、対向して配置され
たU型コア1と四ッ足コア2との中心を正確に押圧・挟
持できるようにしたドライブトランスを提供することを
目的とする。
スにおいては、ボビンの両側面に配置されたU型コア1
と四ッ足コア2との2つの部品を一体に固定する必要が
あり、接着剤による固定方法や、図7(1) 〜(3) に示し
た固定用の金具を使用する方法では、それぞれコストア
ップになったり、ボビンの形状による制約から、U型コ
ア1と四ッ足コア2との中心を押圧・挟持することがで
きない、という問題があった。この発明では、固定用の
金具の形状を改良することによって、トランスの大型化
やコストアップを生ずることなしに、対向して配置され
たU型コア1と四ッ足コア2との中心を正確に押圧・挟
持できるようにしたドライブトランスを提供することを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
U型コアと四ッ足コアとボビンとを備え、前記U型コア
と四ッ足コアとが上面板と側面板と押圧部とからなる金
具で固定されたドライブトランスにおいて、前記金具の
上面板は前記U型コアと四ッ足コアの上面の一端に位置
し、側面板は前記上面板の上下方向に対して斜め方向に
形成され、該側面板で前記上面板と連接された押圧部は
前記2つのコアの側面のほぼ中心に位置するように構成
している。
U型コアと四ッ足コアとボビンとを備え、前記U型コア
と四ッ足コアとが上面板と側面板と押圧部とからなる金
具で固定されたドライブトランスにおいて、前記金具の
上面板は前記U型コアと四ッ足コアの上面の一端に位置
し、側面板は前記上面板の上下方向に対して斜め方向に
形成され、該側面板で前記上面板と連接された押圧部は
前記2つのコアの側面のほぼ中心に位置するように構成
している。
【0017】第2に、上記第1のドライブトランスにお
いて、上記金具の押圧部は、側面板の一部に形成されて
いる構成である。
いて、上記金具の押圧部は、側面板の一部に形成されて
いる構成である。
【0018】第3に、上記第1のドライブトランスにお
いて、上記金具の押圧部は、側面板と独立に形成された
構成である。
いて、上記金具の押圧部は、側面板と独立に形成された
構成である。
【0019】第4に、上記第1のドライブトランスにお
いて、上記金具の側面板は、側方から見てほぼ直角に形
成された構成である。
いて、上記金具の側面板は、側方から見てほぼ直角に形
成された構成である。
【0020】第5に、上記第1のドライブトランスにお
いて、上記金具の側面板は、側方から見てほぼ円弧状に
形成された構成である。
いて、上記金具の側面板は、側方から見てほぼ円弧状に
形成された構成である。
【0021】
【作用】この発明では、従来の固定用金具を使用するト
ランスでは、限られたスペース内で、両コア1,2の側
面のほぼ真中(センター位置)を押圧・挟持することが
できないために、インダクタンスが変動する、という点
に着目し、金具の上面板の上下方向に対して、両コア
1,2を側面から押圧・挟持する押圧部が、斜めの位置
となるように側面板を形成している(請求項1から請求
項5の発明)。
ランスでは、限られたスペース内で、両コア1,2の側
面のほぼ真中(センター位置)を押圧・挟持することが
できないために、インダクタンスが変動する、という点
に着目し、金具の上面板の上下方向に対して、両コア
1,2を側面から押圧・挟持する押圧部が、斜めの位置
となるように側面板を形成している(請求項1から請求
項5の発明)。
【0022】
【実施例1】次に、この発明のドライブトランスについ
て、図面を参照しながら、その実施例を詳細に説明す
る。この実施例は、主として請求項1の発明に対応して
いるが、請求項2から請求項5の発明にも関連してい
る。この第1の実施例では、U型コア1と四ッ足コア2
とを固定する金具の側面板の形状を斜めにすることによ
って、U型コア1と四ッ足コア2の上面の一端に位置す
る固定用金具の上面板と、側面板によって上面板と連接
され、両コア1,2の側面のほぼ中心位置(上面板の上
下方向からズレた位置)で、U型コアと四ッ足コアとを
押圧・挟持する両押圧部とを有する固定用金具を使用
し、両コア1,2の側面を均等に加圧する点に特徴を有
している。
て、図面を参照しながら、その実施例を詳細に説明す
る。この実施例は、主として請求項1の発明に対応して
いるが、請求項2から請求項5の発明にも関連してい
る。この第1の実施例では、U型コア1と四ッ足コア2
とを固定する金具の側面板の形状を斜めにすることによ
って、U型コア1と四ッ足コア2の上面の一端に位置す
る固定用金具の上面板と、側面板によって上面板と連接
され、両コア1,2の側面のほぼ中心位置(上面板の上
下方向からズレた位置)で、U型コアと四ッ足コアとを
押圧・挟持する両押圧部とを有する固定用金具を使用
し、両コア1,2の側面を均等に加圧する点に特徴を有
している。
【0023】図1は、この発明のドライブトランスの一
実施例を示す図で、スイッチング電源回路基板に取り付
けた状態を示す斜視図である。図における符号は図6と
同様であり、7はスイッチング電源回路基板、8は電源
プラグ、9はコード、11はドライブトランス、12は
固定用金具を示す。
実施例を示す図で、スイッチング電源回路基板に取り付
けた状態を示す斜視図である。図における符号は図6と
同様であり、7はスイッチング電源回路基板、8は電源
プラグ、9はコード、11はドライブトランス、12は
固定用金具を示す。
【0024】この図1に示すように、この発明のドライ
ブトランス11には、U型コア1と四ッ足コア2の固定
用金具12として、傾斜した金具が使用されている。こ
の発明のドライブトランス11では、このような固定用
金具12を使用することにより、ボビンやU型コア1、
四ッ足コア2等の形状によって両コア1,2の中心を押
圧・挟持することができない、という制約を回避してい
る。
ブトランス11には、U型コア1と四ッ足コア2の固定
用金具12として、傾斜した金具が使用されている。こ
の発明のドライブトランス11では、このような固定用
金具12を使用することにより、ボビンやU型コア1、
四ッ足コア2等の形状によって両コア1,2の中心を押
圧・挟持することができない、という制約を回避してい
る。
【0025】図2は、図1に示した固定用金具12につ
いて、その一実施例の詳細な構造を示す図で、(1) は上
面図、(2) は正面図、(3) は側面図である。図におい
て、12aは上面板、12bと12b′は傾斜形の側面
板、12cと12c′はその押圧部を示す。
いて、その一実施例の詳細な構造を示す図で、(1) は上
面図、(2) は正面図、(3) は側面図である。図におい
て、12aは上面板、12bと12b′は傾斜形の側面
板、12cと12c′はその押圧部を示す。
【0026】この図2(1) 〜(3) に示すように、図1の
固定用金具12は、従来と同様にU型コア1と四ッ足コ
ア2の上方を固定する上面板12aと、U型コア1およ
び四ッ足コア2の側面のぼぼ中心位置にそれぞれ接触さ
れる押圧部12c,12c′と、上面板12aと両押圧
部12c,12c′とを結ぶ傾斜形の側面板12b,1
2b′とから構成されている。このように、ボビン3の
両側に対向して配置されたU型コア1と四ッ足コア2の
側面のぼぼ中心位置を押圧する押圧部12c,12c′
が形成された固定用金具12を使用すれば、両コア1,
2のほぼ中心位置に均等な力が加えられることになり、
従来のような不都合が生じない。
固定用金具12は、従来と同様にU型コア1と四ッ足コ
ア2の上方を固定する上面板12aと、U型コア1およ
び四ッ足コア2の側面のぼぼ中心位置にそれぞれ接触さ
れる押圧部12c,12c′と、上面板12aと両押圧
部12c,12c′とを結ぶ傾斜形の側面板12b,1
2b′とから構成されている。このように、ボビン3の
両側に対向して配置されたU型コア1と四ッ足コア2の
側面のぼぼ中心位置を押圧する押圧部12c,12c′
が形成された固定用金具12を使用すれば、両コア1,
2のほぼ中心位置に均等な力が加えられることになり、
従来のような不都合が生じない。
【0027】図3は、図2に示した固定用金具12を、
ドライブトランス11へ組み込む作業手順を説明する図
で、(1) は組み込み前の正面図、(2) は組み込み後の斜
視図である。図における符号は図2および図6と同様で
あり、矢印Dは固定用金具12の押圧方向を示す。
ドライブトランス11へ組み込む作業手順を説明する図
で、(1) は組み込み前の正面図、(2) は組み込み後の斜
視図である。図における符号は図2および図6と同様で
あり、矢印Dは固定用金具12の押圧方向を示す。
【0028】図3(1) に示す正面図は、先の図6におい
ては、右側面の方向から見た図に相当し、また、図3
(2) の斜視図は、先の図6と同一の方向から見た状態を
示しており、図ではボビンが省略されている。この発明
のドライブトランスでも、U型コア1と四ッ足コア2と
を固定するために、固定用金具12を押圧する矢印Dの
方向は、従来の金具とほぼ同一の方向であるが、上面板
12aと両押圧部12c,12c′との位置関係が斜め
になっているので、上面板12aが固定される真下の方
向ではなく、やや斜めの方向になる。
ては、右側面の方向から見た図に相当し、また、図3
(2) の斜視図は、先の図6と同一の方向から見た状態を
示しており、図ではボビンが省略されている。この発明
のドライブトランスでも、U型コア1と四ッ足コア2と
を固定するために、固定用金具12を押圧する矢印Dの
方向は、従来の金具とほぼ同一の方向であるが、上面板
12aと両押圧部12c,12c′との位置関係が斜め
になっているので、上面板12aが固定される真下の方
向ではなく、やや斜めの方向になる。
【0029】固定用金具12が押圧されると、図3(2)
に示すように、上面板12aは従来と同様の位置に固定
されるが、両押圧部12c,12c′は、U型コア1と
四ッ足コア2のそれぞれほぼ中心の位置で接触される。
以上のように、この第1の実施例では、固定用金具12
として、上面板12aと、U型コア1と四ッ足コア2の
側面のぼぼ中心位置を押圧する押圧部12c,12c′
と、上面板12aと両押圧部12c,12c′とを結ぶ
傾斜形の側面板12b,12b′とからなる金具の場合
を説明した(請求項1の発明)。
に示すように、上面板12aは従来と同様の位置に固定
されるが、両押圧部12c,12c′は、U型コア1と
四ッ足コア2のそれぞれほぼ中心の位置で接触される。
以上のように、この第1の実施例では、固定用金具12
として、上面板12aと、U型コア1と四ッ足コア2の
側面のぼぼ中心位置を押圧する押圧部12c,12c′
と、上面板12aと両押圧部12c,12c′とを結ぶ
傾斜形の側面板12b,12b′とからなる金具の場合
を説明した(請求項1の発明)。
【0030】なお、側面板12b(12b′)と、押圧
部12c(12c′)との関係を説明すれば、この図2
では、側面板12b(12b′)の一部に押圧部12c
(12c′)を形成する場合(請求項2の発明)を示し
た。しかし、側面板から独立した押圧部を設け、側面板
によって上面板と接続することも可能である(請求項3
の発明、後出の図4参照)。
部12c(12c′)との関係を説明すれば、この図2
では、側面板12b(12b′)の一部に押圧部12c
(12c′)を形成する場合(請求項2の発明)を示し
た。しかし、側面板から独立した押圧部を設け、側面板
によって上面板と接続することも可能である(請求項3
の発明、後出の図4参照)。
【0031】
【実施例2】次に、第2の実施例を説明する。この実施
例は、主として請求項3から請求項5の発明に対応して
いる。先の第1の実施例では、上面板12aと両押圧部
12c,12c′とを結ぶ傾斜形の側面板12b,12
b′が、ほぼ直線の場合を説明した。
例は、主として請求項3から請求項5の発明に対応して
いる。先の第1の実施例では、上面板12aと両押圧部
12c,12c′とを結ぶ傾斜形の側面板12b,12
b′が、ほぼ直線の場合を説明した。
【0032】この第2の実施例でも、上面板12aと両
押圧部12c,12c′とがU型コア1と四ッ足コア2
上の所定の位置で接触・押圧する点は同様であるが、側
面板12b,12b′の形状を変更した点に特徴を有し
ている(請求項4と請求項5の発明)。そして、基本的
な構成と作用は、先の第1の実施例と同様であるが、側
面板の形状を変形している。
押圧部12c,12c′とがU型コア1と四ッ足コア2
上の所定の位置で接触・押圧する点は同様であるが、側
面板12b,12b′の形状を変更した点に特徴を有し
ている(請求項4と請求項5の発明)。そして、基本的
な構成と作用は、先の第1の実施例と同様であるが、側
面板の形状を変形している。
【0033】図4は、この発明のドライブトランスで使
用する固定用金具について、他の実施例を示す側面図で
ある。図において、13は第2の金具で、13aはその
上面板、13bは側面板、13cは押圧部、14は第3
の金具で、14aはその上面板、14bは側面板、14
cは押圧部、15は第4の金具で、15aはその上面
板、15bは側面板、15cは押圧部を示す。
用する固定用金具について、他の実施例を示す側面図で
ある。図において、13は第2の金具で、13aはその
上面板、13bは側面板、13cは押圧部、14は第3
の金具で、14aはその上面板、14bは側面板、14
cは押圧部、15は第4の金具で、15aはその上面
板、15bは側面板、15cは押圧部を示す。
【0034】この図4には、先の図1と図2に示した固
定用金具12について、他の実施例を示している。例え
ば、第2の金具13の場合には、側面板13bは「カギ
型」であるが、上面板13aと押圧部13cとの位置関
係は、先の第1の実施例と同様で、押圧部13cがU型
コア1と四ッ足コア2上の中心位置で接触・押圧する
(請求項4の発明)。また、第3の金具14の場合に
は、側面板14bは「円弧状」であり、押圧部14cが
U型コア1と四ッ足コア2上の中心位置で接触・押圧す
る(請求項4の発明)。
定用金具12について、他の実施例を示している。例え
ば、第2の金具13の場合には、側面板13bは「カギ
型」であるが、上面板13aと押圧部13cとの位置関
係は、先の第1の実施例と同様で、押圧部13cがU型
コア1と四ッ足コア2上の中心位置で接触・押圧する
(請求項4の発明)。また、第3の金具14の場合に
は、側面板14bは「円弧状」であり、押圧部14cが
U型コア1と四ッ足コア2上の中心位置で接触・押圧す
る(請求項4の発明)。
【0035】第4の金具15の場合には、側面板15b
は斜めに形成されており、広めの押圧部15cがU型コ
ア1と四ッ足コア2上の中心位置で接触・押圧する(請
求項3の発明)。以上のように、側面板13a,14
a,15aは、任意の形状にすることができるが、いず
れの場合でも、第1の実施例と同様に、上面板(例えば
13a)と押圧部(例えば13c)とはトランスの上下
方向に対して傾斜されており、押圧部(例えば13c)
がU型コア1と四ッ足コア2上の中心位置で接触・押圧
する点は共通している。
は斜めに形成されており、広めの押圧部15cがU型コ
ア1と四ッ足コア2上の中心位置で接触・押圧する(請
求項3の発明)。以上のように、側面板13a,14
a,15aは、任意の形状にすることができるが、いず
れの場合でも、第1の実施例と同様に、上面板(例えば
13a)と押圧部(例えば13c)とはトランスの上下
方向に対して傾斜されており、押圧部(例えば13c)
がU型コア1と四ッ足コア2上の中心位置で接触・押圧
する点は共通している。
【0036】
【発明の効果】この発明のドライブトランスで、U型コ
アと四ッ足コアとを固定する金具を改良し、上面板の上
下方向からズレた位置(斜め方向の位置)で、かつ、両
コアの側面のほぼ中心位置(センター位置)で、金具の
押圧部が両コアを押圧・挟持するようにしている。した
がって、両コアを、均等に加圧することが可能となり、
インダクタンスが安定し、高信頼性が得られる。
アと四ッ足コアとを固定する金具を改良し、上面板の上
下方向からズレた位置(斜め方向の位置)で、かつ、両
コアの側面のほぼ中心位置(センター位置)で、金具の
押圧部が両コアを押圧・挟持するようにしている。した
がって、両コアを、均等に加圧することが可能となり、
インダクタンスが安定し、高信頼性が得られる。
【0037】しかも、構成等は簡単であり、部品点数も
増加しないので、小型化も実現される。その上、組み立
て作業も容易であるから、コスト面でも有利である、等
の効果が得られる。
増加しないので、小型化も実現される。その上、組み立
て作業も容易であるから、コスト面でも有利である、等
の効果が得られる。
【図1】この発明のドライブトランスの一実施例を示す
図で、スイッチング電源回路基板に取り付けた状態を示
す斜視図である。
図で、スイッチング電源回路基板に取り付けた状態を示
す斜視図である。
【図2】図1に示した固定用金具12について、その一
実施例の詳細な構造を示す図である。
実施例の詳細な構造を示す図である。
【図3】図2に示した固定用金具12を、ドライブトラ
ンス11へ組み込む作業手順を説明する図である。
ンス11へ組み込む作業手順を説明する図である。
【図4】この発明のドライブトランスで使用する固定用
金具について、他の実施例を示す側面図である。
金具について、他の実施例を示す側面図である。
【図5】ドライブトランスを内蔵した電源部について、
その一使用例を示す図である。
その一使用例を示す図である。
【図6】従来からスイッチング電源用などに使用されて
いるドライブトランスについて、その外観の一例を示す
斜視図である。
いるドライブトランスについて、その外観の一例を示す
斜視図である。
【図7】従来のドライブトランスで使用される固定用金
具の外観を示す図である。
具の外観を示す図である。
7 スイッチング電源回路基板
8 電源プラグ
9 コード
11 ドライブトランス
12 固定用金具
12a 上面板
12bと12b′ 傾斜形の側面板
12cと12c′ 押圧部
Claims (5)
- 【請求項1】 U型コアと四ッ足コアとボビンとを備
え、前記U型コアと四ッ足コアとが上面板と側面板と押
圧部とからなる金具で固定されたドライブトランスにお
いて、 前記金具の上面板は前記U型コアと四ッ足コアの上面の
一端に位置し、側面板は前記上面板の上下方向に対して
斜め方向に形成され、該側面板で前記上面板と連接され
た押圧部は前記2つのコアの側面のほぼ中心に位置して
いることを特徴とするドライブトランス。 - 【請求項2】 請求項1のドライブトランスにおいて、 上記金具の押圧部は、側面板の一部に形成されているこ
とを特徴とするドライブトランス。 - 【請求項3】 請求項1のドライブトランスにおいて、 上記金具の押圧部は、側面板と独立に形成されているこ
とを特徴とするドライブトランス。 - 【請求項4】 請求項1のドライブトランスにおいて、 上記金具の側面板は、側方から見てほぼ直角に形成され
ていることを特徴とするドライブトランス。 - 【請求項5】 請求項1のドライブトランスにおいて、 上記金具の側面板は、側方から見てほぼ円弧状に形成さ
れていることを特徴とするドライブトランス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13964894A JP3520566B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | ドライブトランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13964894A JP3520566B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | ドライブトランス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07326523A JPH07326523A (ja) | 1995-12-12 |
| JP3520566B2 true JP3520566B2 (ja) | 2004-04-19 |
Family
ID=15250172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13964894A Expired - Fee Related JP3520566B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | ドライブトランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3520566B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5603640B2 (ja) * | 2010-04-23 | 2014-10-08 | パナソニック株式会社 | 電源装置 |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP13964894A patent/JP3520566B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07326523A (ja) | 1995-12-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040126 |
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