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JP3521138B2 - 表示装置及び表示制御方法 - Google Patents
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JP3521138B2 - 表示装置及び表示制御方法 - Google Patents

表示装置及び表示制御方法

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JP3521138B2
JP3521138B2 JP2001126924A JP2001126924A JP3521138B2 JP 3521138 B2 JP3521138 B2 JP 3521138B2 JP 2001126924 A JP2001126924 A JP 2001126924A JP 2001126924 A JP2001126924 A JP 2001126924A JP 3521138 B2 JP3521138 B2 JP 3521138B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の表示素子か
らなる表示装置及び表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LEDなどの表示素子をドットマトリッ
クス状に多数配置し、文字や画像を表示する表示装置
が、屋内、あるいは屋外で利用されている。
【0003】図19は、従来の表示装置11の表示素子
12の配置を示す図である。従来の表示装置11は、表
示素子12がマトリックス状に所定のピッチaで多数配
置されている。このような従来の表示装置11では、表
示素子数を増やし、ピッチaを短くすることで解像度を
高くすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、表示装
置11の表示素子の数を増やすと、コストが高くなると
いう問題点がある。他方、一定以上の表示品質を満たす
ことも求められている。
【0005】本発明の課題は、表示素子の数を増やさず
に表示品質を保てるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の表
示装置は、表示データにより定まる解像度の画像を表示
するのに必要な表示素子数より少ない複数の表示素子か
らなる第1の配列と、少なくとも前記第1の配列の表示
素子の存在しない位置の横、縦または斜め方向に表示素
子を配列した第2の配列の表示素子と、1画面全体の同
一の表示データを所定の表示期間表示する場合に、前記
表示期間の一部の表示期間に、前記同一の表示データの
中で表示素子が存在する位置の表示データを前記第1及
び第2の配列の該当する表示素子に表示させ、前記表示
期間の残りの表示期間に、前記同一の表示データの中で
表示素子が存在しない位置の表示データを該位置の横、
縦または斜め方向の隣の位置の前記第1及び第2の配列
表示素子に表示させる表示制御手段とを備える。
【0007】この発明によれば、表示データの欠落を少
なくし、少ない表示素子数でより表示品質の高い表示を
実現できる。
【0008】例えば、奇数列及び偶数列をそれぞれ表示
素子を1つおきに配置し、偶数列は奇数列の表示素子が
存在しない位置に表示素子を配置し、奇数列の表示素子
の存在しない位置の表示データを、その隣の偶数列の表
示素子に表示させることで、表示データの欠落が目立た
ず、少ない表示素子数(この場合、1/2の表示素子
数)で一定の表示品質を保つことができる。なお、表示
素子の配列は1つおきに限定されず、奇数列と偶数列で
表示素子の間隔が異なっても良い。
【0009】請求項2記載の発明は、表示制御手段が、
画像を流動表示させる場合に、同じ列または行の偶数段
または奇数段の一方の表示を、同一の表示データを表示
する表示期間の中の1番目の1/4の期間に、前記同一
の表示データの中で現在の列または行の表示素子の存在
しない位置の表示データを、1つ前の列または行の前記
位置の隣接する表示素子に表示させ、2番目の1/4の
期間に、前記同一の表示データの中で現在の列または行
の表示素子の存在する位置の表示データを該当する表示
素子に表示させ、3番目の1/4の期間に、前記同一の
表示データの中で現在の列または行の表示素子の存在す
る位置の表示データを該当する表示素子に表示させ、4
番目の1/4の期間に、前記1番目の期間と同様に前記
同一の表示データの中で現在の列または行の表示素子の
存在しない位置の表示データを、1つ前の列または行の
前記位置の隣接する表示素子に表示させ、偶数段または
奇数段の他方の表示を、前記表示期間の中の前記1番目
の1/4の期間に、前記同一の表示データの中で現在の
列または行の表示素子の存在する位置の表示データを該
当する表示素子に表示させ、前記2番目の1/4の期間
に、前記同一の表示データの中で現在の列または行の表
示素子が存在しない位置の表示データを、1つ前の列ま
たは行の前記位置の隣接する表示素子に表示させ、前記
3番目の1/4の期間に、前記2番目の期間と同様に現
在の列または行の表示素子が存在しない位置の表示デー
タを、1つ前の列または行の前記位置の隣接する表示素
子に表示させ、前記4番目の1/4の期間に、前記1番
目の期間と同様に現在の列または行の表示素子が存在す
る位置の表示データを該当する表示素子に表示させる。
【0010】例えば、同じ表示素子の配列順序を有する
複数の列を第1の配列とし、第1の配列の表示素子の存
在しない位置の横方向に表示素子を配列した1または複
数の列を第2の配列とし、それらを複数列配列して表示
装置を構成する。これにより、表示データの欠落を少な
くし、少ない表示素子数でより表示品質の高い表示を実
現できる。
【0011】上記の発明において、前記表示素子を千鳥
格子状に配置しても良い。このように構成することで、
千鳥格子の横方向、あるいは縦方向の表示素子が存在し
ない位置の表示データを千鳥格子状に配置した表示素子
で表示することができ、少ない表示素子で一定の表示品
質を確保することができる。
【0012】上記の発明において、表示制御手段は、1
サイクルの表示期間の中で前記表示素子の存在する位置
の表示データを該当する表示素子に表示させる期間と、
少なくとも表示素子の存在しない位置の表示データを該
位置の近傍の表示素子に表示させる期間を時間的にずら
すようにしても良い。
【0013】なお、表示素子の存在しない位置の表示デ
ータを表示する際に、表示素子の存在する位置の表示デ
ータの一部を含ませて表示させても良い。このように表
示素子が存在しない位置の表示データをその近傍の表示
素子に表示させることで、表示素子数を減らした場合の
表示データの欠落を防止し、表示品質を高めることがで
きる。
【0014】上記の発明において、表示制御手段は、1
サイクルの表示期間の中で奇数行または奇数列の表示素
子を点灯させる期間と、偶数行または偶数列の表示素子
を点灯させる期間を時間的にずらせても良い。
【0015】このように構成することで、例えば、奇数
行の表示素子を点灯させる期間と、偶数行の表示素子を
点灯させる期間が時間的にずれ、点灯期間が平均化され
るので、例えば、流動表示などにおいて列毎の表示の明
るさが不均一になるのを改善できる。
【0016】上記の発明において、表示制御手段は、1
サイクルの表示期間の中で前記表示素子の存在する位置
の表示データを該当する表示素子に表示させる期間と、
少なくとも表示素子の存在しない位置の表示データを該
位置の近傍の表示素子に表示させる期間とを設け、前記
奇数行または奇数列の前記表示素子の存在する位置の表
示データを表示する期間と前記偶数行または偶数列の前
記表示素子の存在する位置の表示データを表示する期
間、あるいは前記奇数行または奇数列の前記表示素子の
存在しない位置の表示データを該位置の近傍の表示素子
に表示させる期間と前記偶数行または偶数列の表示素子
の存在しない位置の表示データを該位置の近傍の表示素
子に表示させる期間を時間的にずらしても良い。
【0017】このように構成することで、例えば、奇数
行の表示素子にその表示素子に本来表示すべき表示デー
タを表示させる期間と、偶数行の表示素子にその表示素
子に本来表示すべき表示データを表示する期間を時間的
にずらすことができるので、特定の列の表示素子の点灯
期間が長くなり、表示の明るさが不均一となるのを改善
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形
態の表示装置21の表示素子22の配置を示す図であ
る。
【0019】第1の実施の形態においては、表示素子2
2はLEDからなり、千鳥格子状に配置され、表示素子
22の縦及び横方向のピッチはbである。表示素子22
を千鳥格子状に配置することにより、表示素子22をマ
トリクス状に配置した図19の従来の表示装置11と比
べて表示素子数を半分に減らすことができる。
【0020】次に、図2は、表示装置21の表示回路3
1の回路ブロック図である。映像切り換え回路32は、
外部から入力される映像・動画、静止画及び文字等の流
動表示のアナログの映像信号を選択して制御部33及び
A/D変換回路34に出力する。
【0021】制御部33は、映像切り換え回路32によ
り選択された映像信号の種類を示すモード情報をデコー
ドするデコーダ35と、映像切り換え回路32から出力
される垂直同期信号(VSYNC)と、水平同期信号
(HSYNC)と、1ドットのデータを書き込みまたは
読み出すためのドットクロック信号(DOTCLK)か
らタイミング信号を生成するタイミング回路36と、メ
モリ制御部37と、表示盤39の表示タイミング等を制
御する転送用クロック信号(SCK)、1画面分の表示
データをラッチするためのラッチ信号(LH)、表示用
イネーブル信号(BLANK)、階調用クロック信号
(GSCK)を生成するユニットコントローラ38とか
らなる。
【0022】メモリ制御部37は、2個のメモリ(メモ
リA)40、メモリ(メモリB)41の書き込み信号
(ライトイネーブル信号)WEB、読み出し信号(アウ
トプットイネーブル信号)OEB、メモリ40の書き込
みまたは読み出しアドレスA、メモリ41の書き込みま
たは読み出しアドレスBを出力する回路である。
【0023】A/D変換回路34でアナログからデジタ
ルに変換されたR,G,Bの8ビットのデータはメモリ
40または41に書き込まれる。そして、メモリ40,
41の一方から読み出されたデータが対応するラッチ回
路42,43にラッチされ、そのラッチ回路42,43
から表示盤39に出力されて動画、静止画、流動表示等
が行われる。
【0024】ここで、メモリ制御部37のより詳細な構
成を、図3を参照して説明する。書き込み用アドレスカ
ウンタ51は、1画面分の表示データの区切りを示す垂
直同期信号VSYNCと、表示画面の1ライン毎に生成
される水平同期信号HSYNCと、ドットクロック信号
DCLKとに基づいて、メモリ40,41の書き込み用
アドレスを生成する。
【0025】読み出し用アドレスカウンタ52も同様
に、垂直同期信号VSYNCと、水平同期信号HSYN
Cと、ドットクロック信号DCLKとに基づいて読み出
し用アドレスを生成しアドレス並び替え回路53に出力
する。
【0026】アドレス並び替え回路53は、読み出し用
アドレスカウンタ52から出力されるアドレスを変換
し、例えば、1サイクルの表示期間の前半の期間に、表
示素子22の存在する位置のアドレスを読み出しアドレ
スとしてマルチプレクサ59,60に出力し、後半の期
間に、表示素子22の存在しない位置のアドレスを読み
出しアドレスとしてマルチプレクサ59,60に出力す
る。
【0027】書き込み用イネーブル信号生成回路54
は、メモリ40,41の書き込み信号(ライトイネーブ
ル信号)WEを生成する回路であり、ORゲート55か
ら出力される垂直同期信号VSYNCまたは水平同期信
号HSYNCに同期し、かつドットクロック信号DCL
Kに同期したタイミングで書き込み信号WEを出力す
る。
【0028】読み出し用クロック信号生成回路56は、
垂直同期信号VSYNCとドットクロック信号DCLK
とに基づいて、表示盤39内部で表示データの転送に使
用される転送用クロック信号SCLKを生成する。
【0029】V周期切換用信号生成回路57は、垂直同
期信号VSYNCに基づいてV周期切換用信号(例え
ば、1画面の表示期間を示すV周期毎に正負が反転する
信号)を生成する。
【0030】A/Bセレクタ58は、V周期切換用信号
生成回路57から出力されるV周期切換用信号に基づい
てマルチプレクサ59,60の一方に対して表示データ
の書き込みを指示する選択信号を出力し、マルチプレク
サ59,60の他方に対して表示データの読み出しを指
示する選択信号を出力する。
【0031】マルチプレクサ59及び60には、A/B
セレクタ58から出力される選択信号と、書き込み用ア
ドレスカウンタ51から出力される書き込みアドレス
と、アドレス並び替え回路53から出力される読み出し
アドレスと、書き込み用イネーブル信号生成回路54か
ら出力されるライトイネーブル信号WEが入力してい
る。
【0032】マルチプレクサ59は、A/Bセレクタ5
8からメモリ(メモリA)40への書き込みを指示する
選択信号が入力されたときには、書き込み用アドレスカ
ウンタ51から出力される書き込みアドレスをメモリ4
0の書き込みアドレスAとして出力し、同時にライトイ
ネーブル信号(Aライトイネーブル信号)WEAを出力
する。これによりメモリ40にA/D変換回路34から
出力されるデジタルの表示データが書き込まれる。
【0033】また、マルチプレクサ59は、A/Bセレ
クタ58からメモリ40からの読み出しを指示する選択
信号が出力されたときには、アドレス並び替え回路53
から出力される読み出しアドレスをメモリ40の読み出
しアドレスAとして出力し、同時にリードイネーブル信
号(Aリードイネーブル信号)OEAを出力する。これ
により、メモリ40に記憶されている表示データが順に
読み出されてラッチ回路42に出力される。
【0034】マルチプレクサ60は、A/Bセレクタ5
8からメモリ(メモリB)41からの読み出しを指示す
る選択信号が出力されたときには(このとき、マルチプ
レクサ59には、メモリ40への表示データの書き込み
を指示する選択信号が出力されている)、アドレス並び
替え回路53から出力される読み出しアドレスをメモリ
41のアドレスBとして出力し、同時にメモリ41にリ
ードイネーブル信号(リードイネーブルB信号)OEB
を出力する。
【0035】また、マルチプレクサ60は、A/Bセレ
クタ58からメモリ41への表示データの書き込みを指
示する選択信号が出力されたときには(このとき、マル
チプレクサ59には、メモリ40からの表示データの読
み出しを指示する選択信号が出力されている)、書き込
み用アドレスカウンタ51から出力される書き込みアド
レスをメモリ41の書き込みアドレスBとして出力し、
同時にメモリ41にライトイネーブル信号WEBを出力
する。
【0036】上記のメモリ制御部37によりメモリ4
0,41に1画面分の表示データが書き込まれ、1Vの
表示期間の前半の期間にメモリ40または41から表示
素子22の位置の表示データが読み出され、1Vの表示
期間の後半の期間に表示素子22が存在しない位置の表
示データが読み出される。そして、それらの表示データ
が表示盤39に出力されて画像が表示される。
【0037】ここで、表示盤39の個々の表示素子22
に割り当てられているアドレスとメモリ40,41のア
ドレスとの対応関係を、図4を参照して説明する。図4
は、表示盤39が10×10の表示素子22から構成さ
れている例を示している。表示盤39の左上隅の表示素
子22を基準にして右方向に順に「00」、「01」・
・・「09」のアドレスが割り当てられ、以下、2行目
の左端の表示素子22から右方向に順に「10」、「1
1」・・・のアドレスが割り当てられている。なお、同
図に丸印で囲まれたアドレスは、表示素子22が存在す
る位置を示し、丸印で囲まれていないアドレスは表示素
子22が存在しない位置を示しており、この実施の形態
では、表示素子22が千鳥格子状に配置されている。
【0038】メモリ40,41には、表示ユニット39
のアドレスに対応させて階調を有する表示データが格納
される。従って、例えば、アドレス「00」、「0
2」、・・・というようにアドレスを1つおきに読み出
すことで表示素子22が存在する位置の表示データを、
あるいはアドレス「01」、「03」、・・・というよ
うにアドレスを1つおきに読み出すことで表示素子22
が存在しない位置の表示データを読み出すことができ
る。
【0039】次に、メモリ40,41に対する表示デー
タの書き込みと、メモリ40,41からの表示データの
読み出しタイミングを図5を参照して説明する。この表
示装置21は、垂直同期信号VSYNCがローになって
から次に再びローとなる1Vの周期で、表示データ(映
像データ)の書き込みをメモリ(A)40とメモリ
(B)41に対して交互に行っている。
【0040】最初にメモリ(A)40に対して書き込み
を行う場合について説明する。この場合、表示データの
書き込みは、1Vの期間にメモリ制御部37からメモリ
40に、ライトイネーブル信号WEAと、書き込みアド
レスAが順に出力され1画面分の表示データの書き込み
が行われる。このとき並行して、1Vの期間の前半の期
間に、メモリ制御部37から他方のメモリ41に対し
て、アウトプットイネーブル信号OEBと表示素子22
の存在する位置のアドレスが読み出しアドレスBとして
出力され、後半の期間に表示素子22の存在しない位置
のアドレスが読み出しアドレスBとして出力される。
【0041】次の1Vの期間では、1つ前の周期で読み
出しが行われたメモリ(B)41に対して、メモリ制御
部37からライトイネーブル信号WEBと、書き込みア
ドレスBが順に出力され、1画面分の表示データの書き
込みが行われる。このとき並行して、他方のメモリ
(A)40に対して、1Vの期間の前半の期間に、アウ
トプットイネーブル信号WEAと表示素子22の位置の
アドレスが出力され、後半の期間に表示素子22の存在
しない位置のアドレスが出力される。
【0042】これらの動作により、メモリ40または4
1に1画面分の表示データが交互に書き込まれ、それと
並行してメモリ40または41の他方から1Vの表示期
間の前半と後半にそれぞれ該当するアドレスの表示デー
タが読み出される。
【0043】次に、以上のような構成の表示装置21に
おいて、1Vの表示期間を2つの表示期間に分割して表
示する場合について、図6を参照して説明する。1番目
のデータ転送期間に、メモリ制御部37から表示素子2
2の存在する位置の読み出し用アドレス(例えば、アド
レス「00」、「02」、「04」・・・)がメモリ4
0に出力され、表示素子22が存在する位置の表示デー
タ「FF」、「FB」、・・・がメモリ40から読み出
される。メモリ40から読み出された表示データは表示
盤39内部で転送用クロック信号SCKに同期したタイ
ミングで転送され、それらの表示データが表示盤39内
部のドライバにラッチされて2番目のデータ転送期間に
表示される(図6の期間(I))。すなわち、1Vの1
/2の期間(I)に表示される表示データは、図6の1
番目のデータ転送期間に転送される階調を有する表示デ
ータの「FF」、「FB」、・・・となる。
【0044】なお、この例では、1番目のデータ転送期
間が、メモリ40及び41に対する最初の書き込みであ
り、それ以前にメモリ40及び41には表示データが存
在しないので、1番目のデータ転送期間には表示盤39
には何も表示されない。
【0045】次に2番目のデータ転送期間に、メモリ制
御部37から表示素子22の存在しない位置のアドレス
が読み出し用アドレス(例えば、アドレス「01」、
「03」、「05」・・)として出力され、表示素子2
2の存在しない位置の表示データ(例えば、「FD」、
[F9」・・)がメモリ40または41から読み出され
る。メモリ40または41から読み出された表示データ
は、3番目のデータ転送期間に表示盤39に表示される
(図6の期間(II))。
【0046】すなわち、1Vの残りの1/2の期間(I
I)に表示盤39に表示される表示データは、図6の2
番目のデータ転送期間に転送される階調を有する表示デ
ータの「FD」、「F9」、・・となる。
【0047】次に、3番目のデータ転送期間に、メモリ
制御部37から表示素子22の存在する位置の読み出し
用アドレス(例えば、アドレス「00」、「02」、
「04」・・・)がメモリ40に出力され、表示素子2
2が存在する位置の表示データ「FF」、「FB」、・
・・がメモリ40から読み出される。メモリ40から読
み出された表示データは表示盤39内部で転送用クロッ
ク信号SCKに同期したタイミングで転送され、それら
の表示データが表示盤39内部のドライバにラッチされ
て2番目のデータ転送期間に表示される(図6の2番目
の期間(I))。
【0048】次に、4番目のデータ転送期間に、メモリ
制御部37から表示素子22の存在しない位置のアドレ
スが読み出し用アドレスとして出力され、表示素子22
の存在しない位置の表示データがメモリ40から読み出
される。メモリ40または41から読み出された表示デ
ータは、次の5番目のデータ転送期間に表示盤39に表
示される(図6の2番目の期間(II))。
【0049】図7は、1サイクルの表示期間(1Vの期
間)を前半の期間と後半の2つの期間に分け、前半の期
間(I)で表示素子22の存在する位置の表示データを
表示させ、後半の期間(II)で表示素子22の存在し
ない位置の表示データを表示させる場合の表示状態を示
す図である。
【0050】図7において、小さな白丸は表示素子22
の中で非点灯状態のものを示し、大きな白丸は点灯状態
のものを示している。また、△印は、表示素子22の存
在しない位置に表示すべき表示データの表示位置を示し
たものである。
【0051】図7(a)は、表示装置21に入力される
1画面分の表示データを示しており、この表示データが
メモリ40または41に書き込まれる。図7(b)は、
1サイクルの表示期間の前半の1/2の期間(図6の期
間(I))の表示状態、つまり表示素子22の存在する
位置の表示データを表示させたときの表示状態を示して
いる。
【0052】図7(c)は、1サイクルの表示期間の後
半の1/2の期間(図6の期間(II))の表示状態を
示している。この表示期間では、表示素子22の存在し
ない位置の表示データ(同図に△印で示す位置の表示デ
ータ)を、アドレスが1つ前の位置の表示素子22、つ
まり表示すべき位置の左横(正面から見て)の表示素子
22に表示させている。
【0053】図7(d)は、1サイクルの表示期間(1
Vの期間)、つまり期間(I)と期間(II)の合成画
像を示す図である。この第1の実施の形態では、図7
(b)に示す表示素子22の位置の表示データを表示し
たときの画像と、図7(c)に示す表示素子22の存在
しない位置の表示データをその左隣の表示素子22に表
示したときの画像が合成されて表示される。従って、図
7(a)に示す入力映像データを欠落させずに表示させ
ることができるので、映像データを表示させるために必
要な表示素子数より少ない数の表示素子22で表示品質
をほとんど低下させずに表示させることができる。
【0054】次に、図8及び図9は、1サイクルの表示
期間を3つに分けて表示させる本発明の第2の実施の形
態の表示状態を示す図である。この第2の実施の形態の
表示回路31の構成は、上述した第2の実施の形態と基
本的には同じである。異なる点は、メモリ制御部37
が、表示素子22が存在する本来の位置を指定する読み
出し用アドレスと、本来の位置の1ドット横に表示させ
る表示データの読み出し用アドレスと、本来の表示位置
の縦方向に1ドット上の位置の表示素子22に表示させ
表示データの読み出し用アドレスを出力する機能を有す
ることである。
【0055】図8(a)は、表示装置21に入力される
映像データを示している。図8(b)は、1画面分の表
示データを表示する1サイクルの表示期間の最初の1/
3の期間(これを期間(I)と呼ぶ)の表示状態を示し
ている。この期間(I)では、表示素子22の位置に表
示すべき表示データが本来の表示位置である表示素子2
2に表示される。
【0056】図8(c)は、2番目の1/3の期間(こ
れを期間(II)と呼ぶ)の表示状態を示している。こ
の期間(II)では、本来表示すべき位置の1ドット左
横にある表示素子22に、それぞれの表示データを表示
させる。つまり、図8(c)に△印で示す位置の表示デ
ータを、その1ドット左横の表示素子22に表示させ
る。
【0057】図8(d)は、3番目の1/3の期間(こ
れを期間(III)と呼ぶ)の表示状態を示している。
この期間(III)では、本来表示すべき位置の縦方向
に1ドット上にある表示素子22にそれぞれの表示デー
タを表示させる。
【0058】図9は、期間(I)〜(III)の合成画
像を示す図である。この第2の実施の形態では、図8
(b)に示す表示素子22の位置の表示データを表示し
たときの画像と、図8(c)に示す表示素子22の存在
しない位置の表示データをその左隣の表示素子22に表
示したときの画像と、図8(d)に示す表示素子22の
存在しない位置の表示データを、その縦方向の上隣の表
示素子22に表示させたときの画像が合成されて表示さ
れる。この場合、表示素子22の存在しない位置の表示
データを、その表示データの左隣横、縦方向の隣の表示
素子22に表示させるようにしたので、表示データを欠
落させずに、元の映像の表示品質を低下させずに少ない
表示素子数で表示させることができる。
【0059】次に、図10は、画像を流動表示させる場
合の説明図である。図10の表示例は、3列の中央の列
の全て表示素子22を点灯させる表示データが入力され
たときに、その表示を左方向に流動表示させる場合であ
る。
【0060】流動表示の1画面を表示する場合も上述し
た映像データを表示する場合と同様に、流動表示の1画
面を表示する1サイクルの期間を2つに分け、1/2の
期間である列(図10では中央の列)の表示素子22の
表示データを表示し、残りの1/2の期間でその列の表
示素子22の存在しない位置の表示データを1ドット右
横の表示素子22に表示させる。
【0061】図10の3列の表示素子22を例に取り説
明すると、最初の1サイクルの表示期間(1V期間)の
前半の期間に、3列の中央のの列の表示素子22に表
示すべき表示データを表示し、後半の期間に、中央の列
の表示素子22の存在しない位置(図10の中央の列の
△印で示す位置)の表示データを、右側のの列の本来
表示すべき位置の右隣の表示素子22に表示させる。
【0062】次の1サイクルの表示期間の前半の期間
に、左側の’の列の表示素子22の位置の表示データ
を表示し、後半の期間で左側の列の表示素子22の存在
しない位置の表示データを、その右側の’の列の本来
表示すべき位置の右横の表示素子22に表示させる。
【0063】このように、1画面の表示期間の1/2の
期間に表示素子22の存在する位置の表示データを表示
させ、残りの1/2の期間に表示素子22の存在しない
位置の表示データを、本来表示すべき位置の横隣の表示
素子22に表示させることで、画像を表示させるために
本来必要な表示素子数より少ない数の表示素子で、一定
の表示品質を保ちながら画像を流動表示させることがで
きる。
【0064】なお、図10に移動画素として示している
数値の「1」、「2」は、例えば、の列からの列に
表示を切り換えるときの表示位置の移動量が1ドット
(表示素子1個分)であること、あるいはの列から
’の列に表示を切り換えるときの表示位置の移動量が
2ドットであることを示している。
【0065】次に、図11は、画像を流動表示する場合
に、奇数段と偶数段で表示順序を異ならせた本発明の第
3の実施の形態の流動表示の説明図である。上述した図
10に示す表示制御方法では、最初の1Vの表示期間の
後半に、図10のの列の表示素子22を点灯させ、次
の1Vの表示期間の前半で図10の’の列の表示素子
22を点灯させている。従って、図10のの列から
’の列に2ドット分表示位置が移動するので、その分
滑らかに流動表示されない可能性がある。
【0066】図11は、その点を改善した第3の実施の
形態の流動表示の説明図である。図11も、図10と同
様に3列の中央の列の表示を左方向に流動表示させる場
合である。
【0067】第3の実施の形態は、1画面の表示期間を
4つの期間に分けて1列の表示データを4つの期間で表
示させ、かつ奇数段(この場合は奇数行、縦方向の流動
表示の場合には、奇数列)と偶数段(同様に偶数列を含
む)の表示順序を異ならせている。すなわち、図11に
示すように、奇数段は、1サイクルの表示期間の最初の
1/4の期間に右側のの列の表示素子22を点灯さ
せ、次の1/4の期間に中央のの列の表示素子22を
点灯させ、3番目の1/4の期間に同じ中央の列の表示
素子22を点灯させ、最後の4番目の1/4の期間に右
側のの列の表示素子22を点灯させている。
【0068】偶数段については、最初の1/4の期間に
中央のの列の表示素子22を点灯させ、2番目の1/
4の期間に右側のの列の表示素子22を点灯させ、3
番目の1/4の期間に同じ右側の列の表示素子22を点
灯させ、4番目の1/4の期間に中央の列の表示素子2
2を点灯させている。
【0069】以下、奇数段及び偶数段の表示制御方法を
より詳細に説明する。最初に奇数段の表示順序を説明す
る。奇数段の表示は、1サイクルの表示期間の1番目の
1/4の期間に、中央の列の表示素子22が存在しない
位置(図11に△印で示す位置)の表示データを、右側
のの列の本来表示すべき位置の右隣の表示素子22に
表示させる。次の2番目の1/4の期間に、中央のの
列の表示素子22に表示させるべきデータをその表示素
子22に表示させる。
【0070】次の3番目の1/4の期間に、同じ表示デ
ータを中央のの列の同じ表示素子22に表示させる。
最後の4番目の1/4の期間に、中央の列の表示素子2
2の存在しない位置の表示データを、右側のの列の表
示すべき位置の右隣の表示素子22に表示させる。
【0071】中央の列の表示データを流動表示させるた
めに、次の1Vの期間(次の1サイクルの表示期間)で
は、1番目の1/4の期間に、左側の’の列の表示素
子22の存在しない位置の表示データを、中央の’の
列の本来表示すべき位置の右隣の表示素子22に表示さ
せる。2番目の1/4の期間に、左側の’の列の表示
素子22のの表示データを’の列の本来表示すべき
位置の表示素子22に表示させる。
【0072】次の3番目の1/4の期間は、上記の同じ
表示データ、つまり左側の列の表示素子22に表示すべ
き表示データを同じ表示素子22に表示させる。4番目
の1/4の期間に、左側の’の列の表示素子の存在し
ない位置の表示データを、中央の’の列の本来表示す
べき位置の右隣の表示素子22に表示させる。
【0073】次に、偶数段の表示について説明する。偶
数段の表示では、1画面分の表示期間の1番目の1/4
の期間に、中央のの列の表示素子22に表示すべき表
示データを表示させる。次の2番目の1/4の期間に、
その中央の列の表示素子22の存在しない位置の表示デ
ータを、本来表示すべき位置の右隣の表示素子22に表
示させる。
【0074】次の3番目の1/4の期間は、上記の表示
データを同じ表示素子22に表示させる。最後の4番目
の1/4の期間に、中央のの列の表示素子22に表示
すべき表示データをその表示素子22に表示させる。
【0075】偶数段の次の1Vの期間(次の1サイクル
の表示期間)の1番目の1/4の期間に、左側の’の
列の表示素子22に表示すべき表示データを本来表示す
べき表示素子22に表示させる。2番目の1/4の期間
に、左側の’列の表示素子22の存在しない位置の表
示データを、本来表示すべき位置の右隣の位置の表示素
子22に表示させる。
【0076】次の3番目の1/4の期間に、上記の表示
データを同じ表示素子22、つまり中央の’の列の表
示すべき位置の右隣の表示素子22に表示させる。4番
目の1/4の期間に、左側の列の表示素子22に表示す
べき表示データをその表示素子22に表示させる。
【0077】なお、図11において、移動画素の
「1」、「0」は、の列の表示素子を点灯させから次
にの列を点灯させるときの表示位置の移動量が1ドッ
トであり、の列を点灯させてから再びの列を点灯さ
せるときの表示位置の移動量が0ドットであることを示
している。このことからも表示位置の移動量が少ないこ
とが分かる。
【0078】この第3の実施の形態の表示制御方法は、
流動表示において、1画面の表示期間を4つに分け、表
示素子22の存在しない位置の表示データをその近傍の
表示素子22に表示させ、かつ奇数段と偶数段の表示順
番を異ならせている。これにより、流動を表示を行う場
合の表示位置の移動量、あるいは1つの画面から次の画
面に切り換えるときの表示位置の移動量を小さくするこ
とができ、より滑らかな流動表示を実現できる。さら
に、奇数段と偶数段の表示素子22の点灯順序を異なら
せることで、特定の列または行の表示時間が長くなって
輝度が列または行毎に不均一となるのを改善できる。
【0079】次に、図12及び図13は、奇数段と偶数
段の列の表示順序を異ならせて画像(文字等を含む)を
表示させた場合の表示素子22のアドレスとメモリ4
0,41から読み出される表示データのアドレスとの関
係を示す図である。また、図14は、そのときの表示の
一例を示す図である。
【0080】第3の実施の形態の表示盤39は、図12
(A)に示すように10×10の表示素子22から構成
されており、表示盤39の左上隅を基準点として右方向
に順に「00」から「99」のアドレスが割り当てられ
ている。図12(A)に丸印で囲まれたアドレスは表示
素子22が存在する位置を示し、丸印で囲まれていない
アドレスは表示素子22が存在しない位置を示してい
る。
【0081】1Vの表示期間の最初の1/4の期間に
は、奇数段については、メモリ制御部37からメモリ4
0または41に対して、表示素子22の存在する位置の
アドレスが出力され、そのアドレスで指定される表示デ
ータが読み出されて表示盤39に表示される。
【0082】偶数段については、メモリ制御部37から
表示素子22が存在しない位置のアドレスが出力され、
そのアドレスで指定される表示データが読み出され、そ
の表示データが本来表示すべき位置の1ドット左横の位
置に表示される。この本来の表示位置の1ドット左横の
位置に表示する制御は表示盤39内部の駆動回路により
行われ、例えば、入力された表示データが順にシフトさ
れることで千鳥格子の該当する位置の表示素子22に表
示される。
【0083】図12(B)は、このとき表示盤39に表
示される表示データの本来のアドレスを示している。表
示盤39の奇数段の表示素子22には、それぞれのアド
レスで指定される位置に本来の表示データが表示され、
偶数段の表示素子22にはその1ドット右横のアドレス
の表示データが表示される。すなわち、偶数段は、表示
素子22の存在しない位置の表示データが、その左横の
位置の表示素子22に表示されている。
【0084】1Vの表示期間の次の1/4の期間は、奇
数段については、メモリ制御部37から表示素子22の
存在しない位置のアドレスが出力され、そのアドレスで
指定される表示データが読み出され、表示盤39のその
左横の位置の表示素子22に表示される。
【0085】偶数段については、メモリ制御部37から
メモリ40または41に対して表示素子22のアドレス
が出力されて表示データが読み出され、表示盤39のそ
れらのアドレスで指定される位置に本来の表示データが
表示される。
【0086】図13は、このとき表示盤39に表示され
る表示データのアドレスを示している。表示盤39の奇
数段の表示素子22には、その1ドット右横のアドレス
の表示データが表示され、偶数段の表示素子22にはそ
れぞれのアドレスで指定される本来の表示データが表示
される。すなわち、奇数段は、表示素子22が存在しな
い位置の表示データがその1ドット左横の表示素子22
に表示される。
【0087】図14は、偶数段と奇数段で表示データの
列の表示順序を異ならせた上述した第3の実施の形態の
表示例を示す図である。図14(a)に示すような画像
を流動表示する場合に、1Vの表示期間の最初の1/4
の期間は、図14(b)に示すように、奇数段の表示素
子22に本来表示すべき表示データを表示させ、偶数段
の表示素子22には、表示素子22が存在しない1ドッ
ト右横の位置の表示データを表示させる。
【0088】2番目の1/4の期間は、図14(c)に
示すように奇数段の表示素子22にその1ドット右横の
位置の表示データを表示させ、偶数段の表示素子22に
その位置に本来表示すべき表示データを表示させる。
【0089】3番目の1/4の期間は、2番目の期間と
同じ条件で表示させ、4番目の1/4の期間は、上記の
1番目の期間と同じ条件で表示させる。この結果、図1
4(d)に示すように人間の目には、表示すべき元画像
(図14(a))と類似した画像を、格子状に配置した
少ない表示素子数で流動表示させることができる。
【0090】すなわち、1/4に分割した中の同じ表示
期間では、奇数段と偶数段の一方の表示素子22に本来
表示すべき位置の表示データが表示され、奇数段と偶数
段の他方の表示素子22に、本来表示すべき位置の近傍
の表示素子22に表示データが表示されるので、流動表
示の場合に、表示データの欠落を減少させ、さらに特定
の列、あるいは行の点灯期間が長くなり表示が不均一に
見えるのを改善できる。また、流動表示における表示位
置の移動量を少なくして、より滑らかな流動表示を実現
できる。
【0091】次に、図15は本発明の第4の実施の形態
の表示素子22の配置を示す図である。この実施の形態
は、第1の実施の形態の千鳥格子状の配置において、水
平方向、垂直方向及び対角線方向に表示素子22を1個
づつ間引いたものである。
【0092】図15に実線で示す四角は表示素子22の
存在する位置を示し、点線で示す四角は表示素子22が
存在しない位置を示している。ドットマトリックス状に
表示素子22を配置した場合の表示素子22間のピッチ
をaとすると、この場合の水平及び垂直方向のピッチは
4a、対角線方向のピッチは1個の表示素子22の対角
線方向の長さとなる。
【0093】この場合、対角線方向にも表示素子22が
間引かれているので、一列または一行に表示素子22が
全く存在しない列または行が存在する。例えば、図15
のライン1には表示素子22が存在せず、ロウ1にも表
示素子22が存在しないので、表示品質を向上させるた
めにはこれらの列及び行の表示データを何らかの方法で
表示させる方が望ましい。
【0094】図16は、図15に示すように表示素子2
2を配置した場合に、表示素子22が存在しない列及び
行の表示データを、隣接する上下左右の表示素子22に
表示させるようにした本発明の第4の実施の形態の表示
制御方法の説明図である。
【0095】この例では、1Vの表示期間を5つの期間
に分割して表示素子22の点灯を制御している。駆動方
法Aは、1Vの表示期間の1番目の1/5の期間に表示
素子22に本来表示すべき表示データを表示し、2番目
の1/5の期間にそれぞれの表示素子22の縦方向の1
ドット上の位置の表示データを表示する。3番目の1/
5の期間にそれぞれの表示素子22の横方向1ドット左
の位置の表示データを表示し、4番目の1/5の期間に
それぞれの表示素子22の縦方向1ドット下の位置の表
示データを表示する。最後に5番目の1/5の期間に、
それぞれの表示素子22の横方向1ドット右の位置の表
示データを表示する。
【0096】すなわち、表示素子22の縦方向1ドット
上の位置を始点として反時計方向に隣接する4ドットの
表示データを順に表示する。次に、駆動方法Bは、同様
に1Vの表示期間の1番目の1/5の期間に表示素子2
2に本来表示すべき表示データを表示し、2番目の1/
5の期間にそれぞれの表示素子22の縦方向1ドット上
の位置の表示データを表示する。3番目の1/5の期間
にそれぞれの表示素子22の横方向1ドット右の位置の
表示データを表示し、次の4番目の1/5の期間にそれ
ぞれの表示素子22の縦方向1ドット下の位置の表示デ
ータを表示する。さらに、5番目の1/5の表示期間に
それぞれの表示素子22の横方向1ドット左の位置の表
示データを表示する。
【0097】すなわち、表示素子22の縦方向1ドット
上の位置を始点として、隣接する4つの位置の表示デー
タを時計方向に順に表示する。駆動方法Cは、1Vの表
示期間の1番目の1/5の期間に表示素子22に表示す
べき表示データを表示し、次の2番目の1/5の期間に
表示素子22の縦方向1ドット上の位置の表示データを
表示する。3番目の1/5の期間に表示素子22の縦方
向1ドット下の位置の表示データを表示し、4番目の1
/5の期間に表示素子22の横方向1ドット左の位置の
表示データを表示する。最後に5番目の1/5の期間に
それぞれの表示素子22の横方向1ドット右の位置の表
示データを表示する。
【0098】すなわち、駆動方法Cでは、表示素子22
の上、下、左、右の順で隣接する4つの位置の表示デー
タが表示される。次に、図17は、本発明の第5の実施
の形態の表示制御方法の説明図である。この実施の形態
は、図15のように表示素子22を配置した場合に、そ
れぞれの表示素子22が隣接する対角線方向の位置の表
示データを表示するようにしている。
【0099】図17に黒丸で示す位置はLED表示素子
22が存在する位置を示し、△印は表示素子22に表示
させる表示データの位置を示し、空白の部分はその位置
の表示データは無視することを示している。
【0100】1Vの表示期間の1番目の1/5の期間
に、同図右下の拡大図の中央の表示素子22aに本来表
示すべき位置の表示データを表示し(図17の表示素子
22aにで示す位置)、2番目の1/5の期間に、表
示素子22aの右斜め上の位置(図17の表示素子22
aにに示す位置)の表示データを表示素子22aに表
示する。同様に、3番目の1/5の期間に、表示素子2
2aの左斜め上の位置(図17の表示素子22aにで
示す位置)の表示データを表示し、4番目の1/5の期
間に、表示素子の左斜め下の位置(図17の表示素子2
2aにで示す位置)の表示データを表示する。最後
に、5番目の1/5の期間に、右斜め下の位置(図17
の表示素子22aにで示す位置)の表示データを表示
素子22aに表示する。
【0101】この場合、対角線上に隣接して配置されて
いる5個の表示素子22a〜22eが、それぞれ左右の
斜め上下方向の位置の表示データを表示することによ
り、表示素子22が存在しない位置の表示データは、1
Vの表示期間の中で別の表示素子22により2回表示さ
れることになるが、表示タイミングが時間的にずれてい
るので、その部分の明るさが他の部分と不均衡になるこ
とはない。
【0102】図18は、表示盤39の広告の一例を示す
図である。表示盤39の表示素子22の存在しない部分
に、広告用の文字、あるいは広告用のキャラクタの絵を
塗装等により記録することで、表示盤39を点灯させて
いないときにも広告装置として利用できる。
【0103】昼間など周囲が明るくLED表示素子22
を点灯させても明瞭に画像等を表示させることができな
い場合にも、表示盤39に塗装等に記録した絵や文字に
より広告効果があげることができる。これにより、塗装
等による看板広告と、LED表示素子22により任意の
文字及び静止画、動画及び流動表示との両方の利点を持
った広告媒体を提供できる。
【0104】上述した実施の形態は、表示素子22を千
鳥格子状に配置した場合を例にとり説明したが、表示素
子22の配置方法はこれに限定されず、必要とする表示
品質を実現できるものであれば、表示素子数及びその配
置はどのようなものでも良い。また、1サイクルの表示
期間を幾つに分割するかは必要とする表示品質に応じて
適宜決めれば良い。また、1画面が複数のフレームから
構成されている場合にも本発明は適用できる。その場
合、複数フレームの表示データを複数の期間に分割して
表示させても良いし、全体として複数の期間に分割して
も良い。
【0105】なお、本発明は、LED表示素子22を用
いた表示装置に限らず、ランプ、放電管、LCD、EL
等どのような表示素子を用いた装置にも適用できる。さ
らに、表示制御部と表示盤とを別に構成した装置であっ
ても良い。
【0106】
【発明の効果】本発明によれば、表示品質を保ちながら
表示素子の数を減らし、より低コストの表示装置を実現
できる。また、奇数行または列の表示素子を点灯させる
期間と、偶数行または列の表示素子を点灯させる期間を
時間的にずらすことで、流動表示等における表示品質を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の表示素子の配置を示す図で
ある。
【図2】表示回路のブロック図である。
【図3】メモリ制御部のブロック図である。
【図4】表示素子のアドレスとメモリのアドレスの対応
関係を示す図である。
【図5】メモリの書き込み及び読み込み期間の説明図で
ある。
【図6】第1の実施の形態の表示期間の説明図である。
【図7】1サイクルの表示期間を2つに分けた場合の表
示状態を示す図である。
【図8】1サイクルの表示期間を3つに分けた場合の表
示状態を示す図である。
【図9】1サイクルの表示期間を3つに分けた場合の合
成画像を示す図である。
【図10】流動表示の説明図である。
【図11】第3の実施の形態の流動表示の説明図であ
る。
【図12】表示素子のアドレスと表示データのアドレス
との対応関係を示す図(その1)。
【図13】表示素子のアドレスと表示データのアドレス
との対応関係を示す図(その2)。
【図14】第3の実施の形態の表示例を示す図である。
【図15】第4の実施の形態の表示素子の配置を示す図
である。
【図16】第4の実施の形態の表示制御方法の説明図で
ある。
【図17】第5の実施の形態の表示制御方法の説明図で
ある。
【図18】表示盤の広告の一例を示す図である。
【図19】従来の表示装置の表示素子の配置を示す図で
ある。
【符号の説明】
21 表示装置 22 表示素子 31 表示回路 32 切り換え回路 33 制御部 35 デコーダ 36 タイミング信号発生回路 38 ユニットコントロール 37 メモリ制御部 40,41 メモリ 39 表示盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/20 G09F 9/30 - 9/46 H04N 5/66 - 5/74

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示データにより定まる解像度の画像を
    表示するのに必要な表示素子数より少ない複数の表示素
    子からなる第1の配列と、少なくとも前記第1の配列の
    表示素子の存在しない位置の横、縦または斜め方向に表
    示素子を配列した第2の配列の表示素子と、1画面全体の同一の表示データを所定の表示期間表示す
    る場合に、前記表示期間の一部の表示期間に、前記同一
    の表示データの中で 表示素子が存在する位置の表示デー
    タを前記第1及び第2の配列の該当する表示素子に表示
    させ、前記表示期間の残りの表示期間に、前記同一の表
    示データの中で表示素子が存在しない位置の表示データ
    を該位置の横、縦または斜め方向の隣の位置の前記第1
    及び第2の配列の表示素子に表示させる表示制御手段と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、画像を流動表示さ
    せる場合に、同じ列または行の偶数段または奇数段の一
    方の表示を、同一の表示データを表示する表示期間の中
    1番目の1/4の期間に、前記同一の表示データの中
    現在の列または行の表示素子の存在しない位置の表示
    データを、1つ前の列または行の前記位置の隣接する表
    示素子に表示させ、2番目の1/4の期間に、前記同一
    の表示データの中で現在の列または行の表示素子の存在
    する位置の表示データを該当する表示素子に表示させ、
    3番目の1/4の期間に、前記同一の表示データの中で
    現在の列または行の表示素子の存在する位置の表示デー
    タを該当する表示素子に表示させ、4番目の1/4の期
    間に、前記1番目の期間と同様に前記同一の表示データ
    の中で現在の列または行の表示素子の存在しない位置の
    表示データを、1つ前の列または行の前記位置の隣接す
    る表示素子に表示させ、偶数段または奇数段の他方の表
    示を、前記表示期間の中の前記1番目の1/4の期間
    に、前記同一の表示データの中で現在の列または行の表
    示素子の存在する位置の表示データを該当する表示素子
    に表示させ、前記2番目の1/4の期間に、前記同一の
    表示データの中で現在の列または行の表示素子が存在し
    ない位置の表示データを、1つ前の列または行の前記位
    置の隣接する表示素子に表示させ、前記3番目の1/4
    の期間に、前記2番目の期間と同様に現在の列または行
    の表示素子が存在しない位置の表示データを、1つ前の
    列または行の前記位置の隣接する表示素子に表示させ、
    前記4番目の1/4の期間に、前記1番目の期間と同様
    に現在の列または行の表示素子が存在する位置の表示デ
    ータを該当する表示素子に表示させる請求項1記載の表
    示装置。
  3. 【請求項3】 表示装置に1画面全体の同一の表示デー
    タを所定の表示期間表示させる表示制御方法であって、 表示データにより定まる解像度の画像を表示するのに必
    要な表示素子数より少ない複数の表示素子からなる第1
    の配列と、少なくとも前記第1の配列の表示素子の存在
    しない位置の横、縦または斜め方向に表示素子を配列し
    た第2の配列の表示素子を前記表示装置に配置し、1画面全体の同一の表示データを前記表示期間表示する
    場合に、前記表示期間の一部の表示期間に、前記同一の
    表示データの中で表示素子が存在する位置の表示データ
    を前記第1及び第2の配列の該当する表示素子に表示さ
    せ、前記表示期間の残りの表示期間に、前記同一の表示
    データの中で表示素子が存在しない位置の表示データを
    該位置の横、縦または斜め方向の隣の位置の前記第1及
    び第2の配列の 表示素子に表示させる表示制御方法。
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