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JP3521885B2 - 航空機騒音監視システム - Google Patents
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JP3521885B2 - 航空機騒音監視システム - Google Patents

航空機騒音監視システム

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JP3521885B2 JP2001169859A JP2001169859A JP3521885B2 JP 3521885 B2 JP3521885 B2 JP 3521885B2 JP 2001169859 A JP2001169859 A JP 2001169859A JP 2001169859 A JP2001169859 A JP 2001169859A JP 3521885 B2 JP3521885 B2 JP 3521885B2
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機騒音監視シ
ステムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】航空機の発する騒音を測定して記録する
ための航空機騒音監視システムは既に多数の空港等に配
備されているが、その殆どは、航空機の識別情報と騒音
との相互関係を人間が識別してコンピュータに入力する
ものに過ぎない。
【0003】この種の作業の自動化を図ったものとして
は、例えば、特開昭63−308523号に開示される
ように、航空機から出力される信号の強度を測定し、そ
の強度が規定値以上となった場合に騒音レベルと航空機
の識別情報とを対応させて経時的に表示するようにした
航空機騒音測定方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した航空
機騒音測定方法においては、騒音レベルと対応させて知
ることのできる情報は、航空機自体から直接に送信され
る信号、例えば、コールサイン等の識別情報に過ぎず、
この航空機に関わる詳細な情報、例えば、航空会社名等
を即時的に知ることができないといった難点があった。
【0005】また、航空機から出力される信号の強度測
定と騒音測定とを同一地点で行う必要があるため、広範
囲に亘って騒音測定を行うことが難しいといった問題も
ある。
【0006】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は前記従来技術の
欠点を解消し、騒音の発生源となっている航空機に関連
する情報を詳細に知ることができ、また、比較的広範囲
に亘って航空機の騒音を正確に測定することのできる航
空機騒音監視システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、2次監視レー
ダ局からの質問信号を受けて航空機が出力する応答信号
を傍受する受信機と該受信機によって受信された応答信
号を解読して前記航空機の識別情報を抽出し受信時刻と
共に出力する応答信号データ処理部を備えた複数の受信
局と、航空機の騒音レベルを測定して測定位置を代表す
るデータと共に出力する騒音データ処理部を備えた複数
の騒音測定局と、周辺を飛行する航空機の識別情報と該
航空機の詳細情報とを対応させて記憶する飛行計画情報
処理装置と、前記受信局および前記騒音測定局と前記飛
行計画情報処理装置の各々にデータ通信可能にリンクさ
れた中央監視局とからなる航空機騒音監視システムであ
って、前記中央監視局には、前記各受信局から出力され
た識別情報の受信時刻の差に基いてマルチラテレーショ
ン測位によって当該識別情報に対応する航空機の位置を
算出すると共に、前記騒音測定局から出力された測定位
置を代表するデータによって特定される測定位置とマル
チラテレーション測位によって算出された航空機の位置
との一致不一致を判定し、両者が一致する場合に限り、
前記各受信局から出力された識別情報に対応した航空機
の詳細情報と前記騒音測定局から出力された騒音レベル
とを対応させて記録する騒音監視制御部を配備したこと
を特徴とする構成を有する。
【0008】このような構成において、各受信局の受信
機は2次監視レーダ局と航空機との間で行われる交信を
傍受し、応答信号データ処理部が航空機の応答信号を解
読して、航空機の識別情報を受信時刻と共に中央監視局
に送信する。一方、中央監視局は、複数の受信局から受
け取った同一識別情報の受信時刻の偏差等に基いて公知
のマルチラテレーション測位により当該識別情報に対応
する航空機の位置を算出する。そして、騒音測定局の騒
音データ処理部は、航空機の騒音レベルを定常的に測定
し、測定位置を代表するデータと共に中央監視局に送信
する。更に、中央監視局の騒音監視制御部は、騒音測定
局から出力された測定位置を代表するデータに基いて騒
音の測定位置を特定し、マルチラテレーション測位によ
って算出された航空機の位置との一致不一致を判定し
て、騒音の測定位置とマルチラテレーション測位によっ
て算出された航空機の位置とが一致する場合に限り、こ
の騒音測定局から送信された騒音レベルのデータが、マ
ルチラテレーション測位によって位置を算出された航空
機に関するものであると判定する。位置の一致が確認さ
れた場合、中央監視局の騒音監視制御部は、マルチラテ
レーション測位によって位置を算出した航空機の識別情
報に基いて、飛行計画情報処理装置から当該識別情報に
対応する詳細情報を抽出し、この詳細情報と前記騒音測
定局から送信された騒音レベルとを対応させて記録す
る。このように、航空機の識別情報を仲立ちとして飛行
計画情報処理装置から詳細情報を取り出して騒音レベル
と対応させて記憶するようにしているので、騒音の発生
源となっている航空機に関連する情報を容易かつ詳細に
知ることができるようになる。しかも、騒音測定局から
出力された測定位置を代表するデータに基いて騒音の測
定位置を特定し、マルチラテレーション測位によって算
出された航空機の位置との一致不一致を判定するように
しているので、複数箇所に設置した騒音測定局から騒音
レベルのデータが送信されたような場合であっても、ど
の騒音測定局から送信された騒音レベルのデータが当該
時点で測位対象となっている航空機に関する騒音レベル
であるのかを的確に判定することができる。これによ
り、複数の騒音測定局を設置して広範囲に亘って航空機
の騒音を正確に測定することが可能となる。
【0009】また、航空機の騒音レベルと測定時刻とを
対応させて騒音測定局の騒音データ処理部から送信する
ように構成し、中央監視局の騒音監視制御部により、受
信局から出力された識別情報の受信時刻と騒音測定局か
ら出力された騒音レベルの測定時刻との一致不一致を判
定し、両者が一致する場合に限り、識別情報に対応した
航空機の詳細情報と前記騒音測定局から出力された騒音
レベルとを対応させて記録するようにしてもよい。
【0010】この場合、騒音の測定時刻と受信局によっ
て航空機が検出された時刻とが一致した場合に限り、こ
の騒音測定局から送信された騒音レベルのデータが、受
信局で検出された航空機のものであると判定されること
になる。時刻の一致が確認された場合、中央監視局の騒
音監視制御部は、受信局によって検出された航空機の識
別情報に基いて、飛行計画情報処理装置から当該識別情
報に対応する詳細情報を抽出し、この詳細情報と前記騒
音測定局から送信された騒音レベルとを対応させて記録
する。前記と同様、騒音の発生源となっている航空機に
関連する情報を容易かつ詳細に知ることができ、また、
複数箇所に設置した騒音測定局から騒音レベルのデータ
が送信されたような場合であっても、どの騒音測定局か
ら送信された騒音レベルのデータが当該時点で検出対象
となっている航空機に関する騒音レベルであるのかを判
定することができる。
【0011】更に、航空機の騒音レベルと測定位置を代
表するデータおよび測定時刻を対応させて騒音測定局の
騒音データ処理部から送信するように構成し、中央監視
局の騒音監視制御部により、騒音の測定位置と航空機の
位置との一致不一致、および、識別情報の受信時刻と騒
音レベルの測定時刻との一致不一致を判定し、各々の位
置と時刻が共に一致する場合に限り、識別情報に対応し
た航空機の詳細情報と騒音測定局から出力された騒音レ
ベルとを対応させて記録するようにすることも可能であ
る。
【0012】前記と同様、騒音の発生源となっている航
空機に関連する情報を容易かつ詳細に知ることができ、
しかも、受信時刻と位置によるダブルチェックで騒音と
航空機との間の相関の有無を判定するようにしているの
で、複数箇所に設置した騒音測定局から騒音レベルのデ
ータが送信されたような場合であっても、どの騒音測定
局から送信された騒音レベルのデータが当該時点で測位
対象となっている航空機に関する騒音レベルであるのか
を極めて的確に判定することができる。
【0013】ここで、測定位置を代表するデータとして
は、騒音測定局毎に設定された固有の識別コードを利用
することが可能である。このような構成を適用する場合
には、識別コードと測定領域の位置データとを対応して
記憶したファイル手段を予め騒音監視制御部に登録して
おくようにする。
【0014】この場合、中央監視局の騒音監視制御部
は、騒音測定局から送信された固有の識別コードに基い
て前記ファイル手段を参照し、測定位置を特定すること
になる。
【0015】測定領域の位置データは、基準位置から騒
音測定局に至る方向と距離を示す極座標データと、騒音
測定局を中心とした測定範囲を示す半径データとによっ
て構成することができる。
【0016】無論、この他にも、騒音測定局を示す座標
データと測定範囲を示す半径データとの組み合わせ等を
利用することが可能である。
【0017】飛行計画情報処理装置には、詳細情報とし
て、航空会社名,便名,航空機機種等を記憶させること
が可能である。
【0018】この場合、騒音レベルのデータと対応して
航空会社名,便名,航空機機種等が中央監視局の騒音監
視制御部に記録されることになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は本発明を適用した航空
機騒音監視システムの一実施形態について構成の概要を
示した機能ブロック図である。
【0020】この航空機騒音監視システム1は、図1に
示される通り、複数の受信局2および騒音測定局3と、
1つの飛行計画情報処理装置4および中央監視局5によ
って構成される。各々の構成要素は無線等で通信可能に
リンクされ、飛行計画情報処理装置4には、予め、周辺
を飛行する多数の航空機7の識別情報(コールサイン
等)と該航空機7の詳細情報とが対応して入力され記憶
されている。ここでいう航空機7の詳細情報とは、例え
ば、航空会社名,便名,航空機機種等である。
【0021】2次監視レーダ局6は、航空機7との間で
質問信号および応答信号の受け渡しを行って航空機の航
路を追跡するためのもので、従来公知のように、ダイポ
ールアンテナ,SSR受信機,各種処理装置等で構成さ
れる。
【0022】航空機騒音監視システム1の一部を構成す
る受信局2の各々は、図2に示されるように、航空機7
からの応答信号を傍受するための空中線部8と、2次監
視レーダ局6が備えるものと略同等の機能を有する受信
機(SSR受信機)9、および、受信機9によって傍受
された応答信号を解読して航空機7の識別情報や他の情
報(高度情報等)を抽出する応答信号データ処理部10
と、応答信号データ処理部10の一部である伝送部1
0’、および、システムタイミング発生部11によって
構成される。伝送部10’は、応答信号データ処理部1
0で解読された識別情報や他の情報に応答信号の受信時
刻(絶対時刻)のデータを添付して中央監視局5に送信
するための信号出力部である。また、システムタイミン
グ発生部11は、近傍の2次監視レーダ局6の繰り返し
周波数に受信機9の動作タイミングを同期させるための
手段である。通常、マルチラテレーション測位によって
航空機7の位置を測位する為には、3以上の受信局2が
必要となる。但し、2次監視レーダ局6、あるいは、S
SR受信機を設置した中央監視局5に受信局2の機能を
兼ねさせることも可能である。
【0023】航空機騒音監視システム1の一部を構成す
る騒音測定局3の各々は、図3に示されるように、航空
機7の騒音を収集する集音マイク12と、集音マイク1
2からの出力に基いて騒音レベルを測定する騒音データ
処理部13、および、騒音データ処理部13の一部であ
る伝送部13’によって構成される。伝送部13’は、
騒音データ処理部13で測定された騒音レベルのデータ
に測定位置を代表するデータおよび測定時刻(絶対時
刻)のデータを添付して中央監視局5に送信するための
信号出力部である。本実施形態においては、測定位置を
代表するデータとして、各騒音測定局3毎に固有の識別
コードを利用している。騒音測定局3の設置数に格別な
制限はない。
【0024】航空機騒音監視システム1の一部を構成す
る中央監視局5は、図4に示されるように、受信局2や
騒音測定局3から送信されたデータを受信するための伝
送部14と、マイクロプロセッサおよび各種記憶装置と
モニタディスプレイ等を備えた騒音監視制御部15によ
って構成される。騒音監視制御部15には、各受信局2
から出力された識別情報の受信時刻の差に基いてマルチ
ラテレーション測位で航空機7の位置を算出する機能
と、騒音測定局3から出力された識別コードに基いて測
定位置を特定する機能、および、マルチラテレーション
測位によって算出された航空機7の位置と識別コードに
基いて特定された測定位置との一致不一致を判定する機
能と、受信局2から出力された航空機7の識別情報の受
信時刻と騒音測定局3から出力された騒音レベルの測定
時刻との一致不一致を判定する機能、ならびに、これら
の位置と時刻が共に一致した場合に識別情報に対応する
航空機7の詳細情報を飛行計画情報処理装置4から読み
込んで騒音レベルに対応させて騒音監視制御部15の記
憶装置に記録する機能が与えられている。これらの機能
の各々は、騒音監視制御部15に設けられたマイクロプ
ロセッサと記憶装置とによって実現される。
【0025】騒音測定局3から出力された識別コードに
基いて測定位置を特定するためのデータの一例を図8に
示す。図8に示されるように、本実施形態においては、
各々の騒音測定局3の測定領域を、基準位置となる空港
から各騒音測定局3に至る方向θと、距離r、および、
各騒音測定局3を中心として測定領域を示した半径デー
タdによって表現している。測定領域を定義する(θ,
r,d)のデータの組は騒音測定局3の数だけあり、各
(θ,r,d)の値は、騒音測定局3の識別コードに一
対一に対応している。(θ,r,d)と識別コードとの
対応関係は予め騒音監視制御部15の記憶装置に登録さ
れているので、騒音監視制御部15は、騒音測定局3か
らの識別コードに基い当該騒音測定局3の測定領域を特
定することができる。
【0026】以下、騒音監視制御部15のマイクロプロ
セッサによって実行される処理の概略を示す図5〜図7
のフローチャートを参照して、騒音監視制御部15の各
種機能の詳細について説明する。
【0027】このうち、図5に示す受信処理1は中央監
視局5が受信局2からのデータを受信してマルチラテレ
ーション測位を実行するために必要とされる処理の概略
を示したフローチャート、また、図6に示す受信処理2
は中央監視局5が騒音測定局3からのデータを受信して
記憶するために必要とされる処理の概略を示したフロー
チャートであり、図7に示す騒音レベル登録処理は、中
央監視局5が航空機7の詳細情報と騒音レベルとの関係
を対応させて騒音監視制御部15の記憶装置に保存する
ための処理の概略を示したフローチャートである。これ
らの処理は、騒音監視制御部15のマイクロプロセッサ
によって所定周期毎のマルチタスク処理として繰り返し
実行されるようになっている。
【0028】受信処理1を開始したマイクロプロセッサ
は、まず、受信局2からの識別情報の読み込みを一時停
止させる値2が識別情報読込調整フラグF1にセットさ
れているか否かを判定するが(ステップa1)、識別情
報読込調整フラグF1の初期値は0であるから、マイク
ロプロセッサの起動直後の段階では必然的にステップa
1の判定結果は偽となる。
【0029】従って、マイクロプロセッサは、初期値0
の受信局検索指標iの現在値に基いて、受信局RX
(i)からのデータが入力されているか否かを判定する
(ステップa2)。そして、受信局RX(i)からのデ
ータが入力されていなければ、マイクロプロセッサは、
受信局検索指標iの値を1インクリメントし(ステップ
a9)、該指標iの値が設定値nを越えているか否かを
判定する(ステップa10)。ここで、指標iの値が設
定値nを越えていなければ、マイクロプロセッサは該指
標iの値をそのまま保持して当該処理周期の受信処理1
を終了し、また、指標iの値が設定値nを越えていれ
ば、マイクロプロセッサは、指標iの値を初期値0に再
設定してから(ステップa11)、当該処理周期の受信
処理1を終了する。
【0030】この実施形態においてはRX(0)〜RX
(n)までのn+1個の受信局2が存在することを前提
としているが、図1に示されるように、通常、受信局2
は3個あれば足りるので、nの実質的な値は2である。
【0031】前述したように、この受信処理1は所定周
期毎に繰り返し実行され、その都度、受信局検索指標i
の値は0〜nの範囲で1ずつ自動的に変動されるので、
RX(0)〜RX(n)の全ての受信局2からのデータ
送信の有無が確認されることになる。
【0032】このような処理が繰り返し実行される間に
ステップa2の判定処理で受信局RX(i)からのデー
タ入力が確認されると、マイクロプロセッサは、識別情
報読込調整フラグF1に初期値0がセットされているか
否か、要するに、今回のデータ入力が、最初に航空機7
の接近を検出した受信局2からのものであるか否かを判
定する(ステップa3)。仮に、n+1個の受信局2が
図1に示されるような配列状態で一列に並んでいるとす
れば、航空機7が紙面上方から接近した場合では受信局
RX(0)から最初にデータが送信され、また、航空機
7が紙面下方から接近した場合には受信局RX(n)か
ら最初にデータが送信されることになる。
【0033】ステップa3の判定結果が真となった場合
には、今回のデータ入力が最初に航空機7の接近を検出
した受信局2からのものであることを意味するので、マ
イクロプロセッサ7は、まず、この受信局RX(i)か
ら送信されたデータに含まれる航空機7の識別情報を、
マルチラテレーション測位の対象となる航空機7の識別
情報として識別情報記憶レジスタCに更新して記憶し
(ステップa4)、マルチラテレーション測位のための
データ収集が開始されたことを示す値1を識別情報読込
調整フラグF1にセットする(ステップa5)。
【0034】マイクロプロセッサは、更に、この受信局
RX(i)から送信されたデータに含まれる受信時刻を
受信時刻記憶レジスタT(i)に更新して記憶し(ステ
ップa6)、受信時刻の取得数を記憶する初期値0のカ
ウンタXの値を1インクリメントし(ステップa7)、
該カウンタXの現在値が設定値n未満であるか否か、要
するに、n+1個ある受信局2の全てから、測位対象と
なっている航空機7に関するデータの入力が行われてい
るか否かを判定する(ステップa8)。
【0035】ステップa8の判定結果が真となった場合
には、測位対象となっている航空機7に関するデータの
送信を行っていない受信局2が未だ残っていることを意
味するので、マイクロプロセッサは、前記と同様にして
受信局検索指標iの値を更新し、所定周期毎の受信処理
1を繰り返し実行して、測位対象となっている航空機7
に関するデータの送信を行っていない受信局2から当該
航空機7に関するデータが入力されるのを待機する。こ
の間、識別情報読込調整フラグF1の値は1に保持され
るので、識別情報記憶レジスタCに記憶されている識別
情報の値が不用意に書き替えられることはない。
【0036】そして、このような処理が繰り返される間
に、測位対象となっている航空機7に関するデータが、
n+1個ある受信局2の全てから送信され、カウンタX
の値が設定値nに達してステップa8の判定結果が偽と
なると、マイクロプロセッサは、i=0〜nの受信時刻
記憶レジスタT(i)に記憶された受信時刻を平均して
測位対象となっている航空機7の実質的な検出時刻T
RXを求め(ステップa12)、更に、i=0〜nの受
信時刻記憶レジスタT(i)に記憶された受信時刻から
各受信局2の間で生じている応答信号の受信時刻のズレ
を求め、従来公知のマルチラテレーション測位を適用し
て、測位対象となっている航空機7の現在位置
(θRX,rRX)を算出する(ステップa13)。各
受信局2の座標位置は予め騒音監視制御部15の記憶装
置に保存されており、また、各受信局2毎の受信時刻
も、受信局検索指標iの値をパラメータとする受信時刻
記憶レジスタT(i)によって特定されるので演算は確
実である。マルチラテレーション測位に関する演算処理
に関しては既に公知であるので説明を省略する。
【0037】測位対象となっている航空機7の現在位置
(θRX,rRX)を求めたマイクロプロセッサは、受
信時刻の取得数を記憶するカウンタXの値を0に初期化
し(ステップa14)、受信局2からの識別情報の読み
込みを一時停止させる値2を識別情報読込調整フラグF
1にセットして(ステップa15)、当該処理周期の受
信処理1を終了する。
【0038】最終的に、後述する騒音レベル登録処理に
おいて、この受信処理1と後述の受信処理2を利用して
取得したデータを用いて最終的な騒音データの登録処理
が行われることになるが、この登録処理が完了するまで
の間、受信処理1におけるステップa1の判定結果が真
の状態に保持されるので、前述のようにして求められた
測位対象航空機7の識別情報Cの値と、この航空機7に
関するデータの受信時刻TRXの値、および、位置(θ
RX,rRX)の値は書き替えられることなく保持され
ることになる。なお、識別情報読込調整フラグF1が初
期値0にリセットされるタイミングは、この時点で測位
対象とされている航空機7に関する騒音の記録が後述の
騒音レベル登録処理において完了した時点である。
【0039】一方、図6に示される受信処理2におい
て、マイクロプロセッサは、まず、初期値0の騒音監視
局検索指標jの現在値に基いて、騒音監視局VX(j)
からのデータが入力されているか否かを判定する(ステ
ップb1)。そして、騒音監視局VX(j)からのデー
タが入力されていなければ、マイクロプロセッサは、騒
音監視局検索指標jの値を1インクリメントし(ステッ
プb5)、該指標jの値が設定値mを越えているか否か
を判定する(ステップb6)。ここで、指標jの値が設
定値mを越えていなければ、マイクロプロセッサは該指
標jの値をそのまま保持して当該処理周期の受信処理2
を終了し、また、指標jの値が設定値mを越えていれ
ば、マイクロプロセッサは、指標jの値を初期値0に再
設定してから(ステップb7)、当該処理周期の受信処
理2を終了する。
【0040】この実施形態においては、図1に示される
ように、騒音監視局VX(0)〜VX(m)までのm+
1個の騒音監視局3が存在することを前提としている。
【0041】前述したように、この受信処理2は所定周
期毎に繰り返し実行され、その都度、騒音監視局検索指
標jの値は0〜mの範囲で1ずつ自動的に変動されるの
で、VX(0)〜VX(m)の全ての騒音監視局3から
のデータ送信の有無が確認されることになる。
【0042】このような処理が繰り返し実行される間に
ステップb1の判定処理で騒音監視局VX(j)からの
データ入力が確認されると、マイクロプロセッサは、ま
ず、この騒音監視局VX(j)から送信されたデータに
含まれる識別データを騒音監視局識別データ記憶レジス
タS(j)に更新して記憶し(ステップb2)、また、
その測定時刻を測定時刻記憶レジスタt(j)に、更
に、その騒音レベルの値を騒音レベル記憶レジスタV
(j)に各々更新して記憶する(ステップb3,ステッ
プb4)。
【0043】以上の処理が繰り返し実行される結果、V
X(0)〜VX(m)の騒音監視局3からのデータを記
憶する各測定時刻記憶レジスタt(0)〜t(m)およ
び騒音レベル記憶レジスタV(0)〜V(m)の各々に
は、常に最新の騒音の測定時刻と騒音レベルのデータが
逐次更新して保存されることになる。
【0044】図7に示す騒音レベル登録処理は、前述の
受信処理1および受信処理2で得られた各種のデータを
利用して行われる処理である。
【0045】騒音レベル登録処理を開始したマイクロプ
ロセッサは、まず、測位対象となっている航空機7の現
在位置を記憶するレジスタ(θRX,rRX)にデータ
が記憶されているか否かを判定する(ステップc1)。
【0046】ここで、レジスタ(θRX,rRX)にデ
ータが記憶されていない場合、つまり、ステップc1の
判定結果が真となった場合には、騒音の測定対象となる
航空機7の位置の算出が完了していないことを意味する
ので、マイクロプロセッサはステップc2以降の処理を
スキップして、当該処理周期の騒音レベル登録処理を終
了する。この場合、航空機7の詳細情報と騒音の関連付
けに関わる登録処理は実質的に非実行とされる。
【0047】一方、レジスタ(θRX,rRX)にデー
タが記憶されている場合には、騒音の測定対象となる航
空機7の位置の算出が完了していることを意味するの
で、マイクロプロセッサは、引き続き騒音レベル登録処
理を継続する。
【0048】この場合、マイクロプロセッサは、まず、
測位対象の航空機7の識別情報Cと該航空機7の現在位
置(θRX,rRX)および該航空機7の実質的な検出
時刻TRXを各レジスタから読み込み(ステップc
2)、測定時刻検索指標kを0に初期化し(ステップc
3)、該指標kの現在値に基いて測定時刻記憶レジスタ
t(k)に記憶された測定時刻の値を読み込んで(ステ
ップc4)、該測定時刻t(k)が測位対象の航空機7
に関する識別情報Cの実質的な検出時刻TRXと略一致
しているか否か、つまり、識別情報Cを有する測位対象
の航空機7の飛行時刻と騒音の測定時刻とが略一致して
いるか否かを判定する(ステップc5)。
【0049】ここで、ステップc5の判定結果が偽とな
った場合には、識別データS(k)を有する騒音測定局
3によってt(k)の時刻に測定された騒音データV
(k)が、識別情報Cを有する測位対象の航空機7のも
のではないことを意味するので、マイクロプロセッサ
は、測定時刻検索指標kの値を1インクリメントした後
(ステップc9)、指標kの値が設定値nに達している
か否かを判定し(ステップc10)、該指標kの値が設
定値nに達していなければ、指標kの現在値に対応する
測定時刻記憶レジスタt(k)の値を読み込んで(ステ
ップc4)、前記と同様の処理を繰り返し実行する。
【0050】そして、このような処理を繰り返す間に、
識別情報Cを有する測位対象の航空機7の飛行時刻T
RXと略一致する時刻で騒音を測定した騒音測定局VX
(k)が検出され、ステップc5の判定結果が真となる
と、マイクロプロセッサは、測定時刻検索指標kの現在
値に基いて、飛行時刻TRXと略一致する時刻で騒音を
測定した騒音監視局3の識別データS(k)の値を読み
込み(ステップc6)、識別データS(k)に対応する
騒音監視局3の測定領域を示すデータ(θ,r,d)を
騒音監視制御部15の記憶装置から読み込み(ステップ
c7)、識別情報Cを有する測位対象の航空機7の現在
位置(θRX,rRX)が、識別データS(k)に対応
する騒音監視局3の測定領域内に入っているか否かを判
定する(ステップc8)。
【0051】ここで、ステップc8の判定結果が偽とな
った場合には、識別データS(k)を有する騒音測定局
3によってt(k)の時刻に測定された騒音データV
(k)が識別情報Cを有する測位対象の航空機7のもの
ではないことを意味するので、マイクロプロセッサは、
測定時刻検索指標kの値を1インクリメントした後(ス
テップc9)、指標kの値が設定値nに達しているか否
かを判定し(ステップc10)、該指標kの値が設定値
nに達していなければ、前記と同様の処理を繰り返し実
行して、測位対象の航空機7の現在位置(θRX,r
RX)を含む測定領域(θ,r,d)を有する騒音測定
局3を検索する。
【0052】このようにして、騒音測定時刻と測定領域
の関係を考慮して航空機7と騒音との対応関係がダブル
チェックされるので、同一時刻に複数の騒音監視局3で
騒音が測定されたような場合であっても、別の航空機の
騒音等が誤って測位対象の航空機7の騒音として登録さ
れることはない。
【0053】そして、このような処理を繰り返す間に、
識別情報Cを有する測位対象の航空機7の飛行時刻T
RXと略一致する測定時刻t(k)を有し、かつ、測位
対象の航空機7の現在位置(θRX,rRX)を含む測
定領域(θ,r,d)を有する騒音測定局VX(k)が
検出され、ステップc8の判定結果が真となると、マイ
クロプロセッサは、測定時刻検索指標kの現在値に基い
て、識別情報Cを有する測位対象の航空機7に対応する
騒音レベルのデータV(k)を読み込み(ステップc1
3)、更に、識別情報Cに基いて、この識別情報Cに対
応して飛行計画情報処理装置4に記憶されている詳細情
報、つまり、測位対象である航空機7に対応した航空会
社名,便名,航空機機種等を読み込んで(ステップc1
4)、該航空機7の識別情報Cに対応させて、詳細情
報,測定時刻t(k),騒音監視局3の識別データS
(k)(騒音の測定位置),騒音レベルの値V(k)を
騒音監視制御部15の記憶装置のデータファイルに追加
して登録する(ステップc15)。
【0054】但し、前述した処理においてステップc1
0の判定結果が真となってしまった場合には、その時点
で位置を検出されている航空機7の騒音が著しく低いた
めにj=0〜mの何れの騒音監視局3によっても実際の
騒音が検出されていないか、あるいは、航空機7がj=
0〜mの何れの騒音監視局3の測定領域にも入っていな
いことを意味するので、ステップc13〜ステップc1
5の処理は非実行とされ、騒音レベルの登録は行われな
い。
【0055】前述のようにして航空機7の詳細情報と騒
音レベルとの対応関係の登録が終わるか、あるいは、ス
テップc10の判定結果が真となった後、マイクロプロ
セッサは、航空機7の現在位置を記憶するレジスタ(θ
RX,rRX)をヌル状態にリセットし(ステップc1
1)、更に、識別情報読込調整フラグF1を初期値0に
リセットして前述した受信処理1における識別情報の読
み込みを再開させ(ステップc12)、当該周期の騒音
レベル登録処理を終了する。
【0056】騒音レベル登録処理における実質的な処
理、つまり、ステップc2以降の処理が再び実行される
のは、前述した受信処理1において改めて次の航空機7
の識別情報Cが検出され、当該航空機7の現在位置(θ
RX,rRX)の値が算出されてからのことである。
【0057】但し、ここでいう次の航空機7とは、必ず
しも、前述した騒音レベル登録処理におけるステップc
15の処理で騒音の登録を行った航空機7と別の航空機
である必要はない。例えば、同一の識別情報を有する航
空機7が受信局2によって連続的に検出され続けた場
合、この航空機7が同じ騒音測定局3の測定領域内に留
まっていれば、前述した識別情報C,詳細情報,測定時
刻t(k),騒音監視局3の識別データS(k)(騒音
の測定位置),騒音レベルの値V(k)のうち、測定時
刻t(k)と騒音レベルの値V(k)のみが変化したデ
ータが騒音監視制御部15の記憶装置に続けて登録さ
れ、また、この航空機7が別の騒音測定局3の測定領域
に移動していれば、前述した識別情報C,詳細情報,測
定時刻t(k),騒音監視局3の識別データS(k)
(騒音の測定位置),騒音レベルの値V(k)のうち、
測定時刻t(k)と騒音監視局3の識別データS(k)
(騒音の測定位置)および騒音レベルの値V(k)のみ
が変化したデータが騒音監視制御部15の記憶装置に続
けて登録されることになる。
【0058】なお、前述した受信処理1におけるステッ
プa4の処理では航空機7の識別情報に加え、航空機7
からの応答信号に含まれる他のデータ、例えば、高度デ
ータ等も受信するようにしているので、騒音レベル登録
処理におけるステップc15の処理では、識別情報Cに
対応させて高度データ等も同時に登録することが可能で
ある。
【0059】このようにして騒音監視制御部15の記憶
装置に登録されたデータは、従来公知の処理で適宜ソー
ティングされてデータベースに保存され、例えば、航空
会社名,便名,航空機機種等の条件指定、あるいは、騒
音レベルの大小や測定時間帯に関わる範囲指定等の条件
を騒音監視制御部15に入力することにより、騒音監視
制御部15のモニタディスプレイに表示したりプリント
アウトしたりすることができ、また、必要とあれば統計
処理を行うことも可能である。
【0060】
【発明の効果】本発明の航空機騒音監視システムは、航
空機の識別情報を仲立ちとして飛行計画情報処理装置か
ら詳細情報を取り出し、騒音測定局で測定された騒音レ
ベルと対応させて自動的に記憶するようにしているの
で、騒音の発生源となっている航空機に関連する情報、
例えば、航空会社名,便名,航空機機種等を容易かつ詳
細に知ることができる。
【0061】しかも、騒音測定局から出力された測定位
置を代表するデータに基いて騒音の測定位置を特定し、
マルチラテレーション測位によって算出された航空機の
位置との一致不一致を判定するか、あるいは、受信局か
ら出力された識別情報の受信時刻と騒音測定局から出力
された騒音レベルの測定時刻との一致不一致を判定する
ようにしているので、複数箇所に設置した騒音測定局か
ら騒音レベルのデータが送信されたような場合であって
も、どの騒音測定局から送信された騒音レベルのデータ
が測位対象となっている航空機に関する騒音レベルであ
るのかを的確に判定することができ、複数の騒音測定局
を設置して広範囲に亘って航空機の騒音を正確に測定す
ることが可能となる。
【0062】また、測定位置を代表するデータとして騒
音測定局毎に設定された固有の識別コードを利用し、識
別コードと測定領域の位置データとを対応して記憶した
ファイル手段を用いて実質的な測定領域を求めるように
しているため、騒音測定局の増設や廃止あるいは移転が
あったような場合でも中央監視局内部でデータの更新作
業を行うだけでよく、システムを柔軟に対応させること
が可能である。
【0063】測定領域の位置データは、基準位置から騒
音測定局に至る方向と距離を示す極座標データと、騒音
測定局を中心とした測定範囲を示す半径データとによっ
て構成しているので、騒音測定局の移転や騒音測定局に
設置された集音マイクの特性変化(測定領域の大きさの
変化)にも簡単に対応可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した航空機騒音監視システムの一
実施形態について構成の概要を示した機能ブロック図で
ある。
【図2】同実施形態の航空機騒音監視システムにおける
受信局の構成の概略を示した機能ブロック図である。
【図3】同実施形態の航空機騒音監視システムにおける
騒音測定局の構成の概略を示した機能ブロック図であ
る。
【図4】同実施形態の航空機騒音監視システムにおける
中央監視局の構成の概略を示した機能ブロック図であ
る。
【図5】中央監視局が受信局からのデータを受信してマ
ルチラテレーション測位を実行するために必要とされる
処理の概略を示したフローチャートである。
【図6】中央監視局が騒音測定局からのデータを受信し
て記憶するために必要とされる処理の概略を示したフロ
ーチャートである。
【図7】中央監視局が航空機の詳細情報と騒音レベルと
の関係を対応させて記憶装置に保存するための処理の概
略を示したフローチャートである。
【図8】騒音測定局から出力された識別コードに基いて
測定位置を特定するためのデータの一例について示した
概念図である。
【符号の説明】
1 航空機騒音監視システム 2 受信局 3 騒音測定局 4 飛行計画情報処理装置 5 中央監視局 6 2次監視レーダ局 7 航空機 8 空中線部 9 受信機(SSR受信機) 10 応答信号データ処理部 10’ 伝送部 11 システムタイミング発生部 12 集音マイク 13 騒音データ処理部 13’ 伝送部 14 伝送部 15 騒音監視制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01H 3/00 G01S 5/18 G01S 13/78

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次監視レーダ局からの質問信号を受け
    て航空機が出力する応答信号を傍受する受信機と該受信
    機によって受信された応答信号を解読して前記航空機の
    識別情報を抽出し受信時刻と共に出力する応答信号デー
    タ処理部を備えた複数の受信局と、 航空機の騒音レベルを測定して測定位置を代表するデー
    タと共に出力する騒音データ処理部を備えた複数の騒音
    測定局と、 航空機の識別情報と該航空機の詳細情報とを対応させて
    記憶する飛行計画情報処理装置と、 前記受信局および前記騒音測定局と前記飛行計画情報処
    理装置の各々にデータ通信可能にリンクされた中央監視
    局とからなる航空機騒音監視システムであって、 前記中央監視局には、前記各受信局から出力された識別
    情報の受信時刻の差に基いてマルチラテレーション測位
    によって当該識別情報に対応する航空機の位置を算出す
    ると共に、前記騒音測定局から出力された測定位置を代
    表するデータによって特定される測定位置とマルチラテ
    レーション測位によって算出された航空機の位置との一
    致不一致を判定し、両者が一致する場合に限り、前記各
    受信局から出力された識別情報に対応した航空機の詳細
    情報と前記騒音測定局から出力された騒音レベルとを対
    応させて記録する騒音監視制御部を配備したことを特徴
    とする航空機騒音監視システム。
  2. 【請求項2】 2次監視レーダ局からの質問信号を受け
    て航空機が出力する応答信号を傍受する受信機と該受信
    機によって受信された応答信号を解読して前記航空機の
    識別情報を抽出し受信時刻と共に出力する応答信号デー
    タ処理部を備えた複数の受信局と、 航空機の騒音レベルを測定して測定時刻と共に出力する
    騒音データ処理部を備えた複数の騒音測定局と、 航空機の識別情報と該航空機の詳細情報とを対応させて
    記憶する飛行計画情報処理装置と、 前記受信局および前記騒音測定局と前記飛行計画情報処
    理装置の各々にデータ通信可能にリンクされた中央監視
    局とからなる航空機騒音監視システムであって、 前記中央監視局には、前記各受信局から出力された識別
    情報の受信時刻と前記騒音測定局から出力された騒音レ
    ベルの測定時刻との一致不一致を判定し、両者が一致す
    る場合に限り、前記各受信局から出力された識別情報に
    対応した航空機の詳細情報と前記騒音測定局から出力さ
    れた騒音レベルとを対応させて記録する騒音監視制御部
    を配備したことを特徴とする航空機騒音監視システム。
  3. 【請求項3】 2次監視レーダ局からの質問信号を受け
    て航空機が出力する応答信号を傍受する受信機と該受信
    機によって受信された応答信号を解読して前記航空機の
    識別情報を抽出し受信時刻と共に出力する応答信号デー
    タ処理部を備えた複数の受信局と、 航空機の騒音レベルを測定して測定位置を代表するデー
    タおよび測定時刻と共に出力する騒音データ処理部を備
    えた複数の騒音測定局と、 航空機の識別情報と該航空機の詳細情報とを対応させて
    記憶する飛行計画情報処理装置と、 前記受信局および前記騒音測定局と前記飛行計画情報処
    理装置の各々にデータ通信可能にリンクされた中央監視
    局とからなる航空機騒音監視システムであって、 前記中央監視局には、前記各受信局から出力された識別
    情報の受信時刻の差に基いてマルチラテレーション測位
    によって当該識別情報に対応する航空機の位置を算出す
    ると共に、前記騒音測定局から出力された測定位置を代
    表するデータによって特定される測定位置とマルチラテ
    レーション測位によって算出された航空機の位置との一
    致不一致、および、前記各受信局から出力された識別情
    報の受信時刻と前記騒音測定局から出力された騒音レベ
    ルの測定時刻との一致不一致を判定し、各々の位置と時
    刻が共に一致する場合に限り、前記各受信局から出力さ
    れた識別情報に対応した航空機の詳細情報と前記騒音測
    定局から出力された騒音レベルとを対応させて記録する
    騒音監視制御部を配備したことを特徴とする航空機騒音
    監視システム。
  4. 【請求項4】 前記測定位置を代表するデータは騒音測
    定局毎に固有の識別コードによって構成され、前記騒音
    監視制御部は、前記識別コードと測定領域の位置データ
    とを対応して記憶したファイル手段を有し、前記騒音測
    定局から出力された前記識別コードに基いて測定領域の
    位置データを特定するように構成されていることを特徴
    とする請求項1または請求項3記載の航空機騒音監視シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記測定領域の位置データは、基準位置
    から騒音測定局に至る方向と距離を示す極座標データ
    と、騒音測定局を中心とした測定範囲を示す半径データ
    とによって構成されていることを特徴とする請求項4記
    載の航空機騒音監視システム。
  6. 【請求項6】 前記詳細情報は、少なくとも、航空会社
    名,便名,航空機機種を含んで構成されていることを特
    徴とする請求項1,請求項2,請求項3,請求項4また
    は請求項5記載の航空機騒音監視システム。
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