JP3522746B2 - 顕微鏡用加温装置 - Google Patents
顕微鏡用加温装置Info
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- JP3522746B2 JP3522746B2 JP2003387842A JP2003387842A JP3522746B2 JP 3522746 B2 JP3522746 B2 JP 3522746B2 JP 2003387842 A JP2003387842 A JP 2003387842A JP 2003387842 A JP2003387842 A JP 2003387842A JP 3522746 B2 JP3522746 B2 JP 3522746B2
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Description
【0001】本発明は顕微鏡のステージに装着し、透明
発熱板に検体を載せて加温する顕微鏡用加温装置に関す
るものである。
発熱板に検体を載せて加温する顕微鏡用加温装置に関す
るものである。
【0002】動物の人工授精等のように、精子や卵子
(検体)を所定温度に保ち、それを顕微鏡で観察しなく
てはならない場合がある。この要求を満たすための装置
として、顕微鏡用加温装置がある。この種の装置の出願
には、特許文献1、2等がある。この種の装置は、基本
的には発熱用透明板、この発熱用透明板の表面に蒸着法
等によって形成された透明導電膜、この透明導電膜に通
電するための電極、さらに発熱用透明板に所定距離離間
して積層される保護用透明板、この発熱用透明板と保護
用透明板との間に充填されるシリコン等の絶縁性透明材
料、発熱用透明板と保護用透明板との間に配置される温
度センサ、発熱用透明板と保護用透明板の外縁部を保持
するハウジングからなる。
(検体)を所定温度に保ち、それを顕微鏡で観察しなく
てはならない場合がある。この要求を満たすための装置
として、顕微鏡用加温装置がある。この種の装置の出願
には、特許文献1、2等がある。この種の装置は、基本
的には発熱用透明板、この発熱用透明板の表面に蒸着法
等によって形成された透明導電膜、この透明導電膜に通
電するための電極、さらに発熱用透明板に所定距離離間
して積層される保護用透明板、この発熱用透明板と保護
用透明板との間に充填されるシリコン等の絶縁性透明材
料、発熱用透明板と保護用透明板との間に配置される温
度センサ、発熱用透明板と保護用透明板の外縁部を保持
するハウジングからなる。
【0003】そして、この顕微鏡用加温装置を顕微鏡の
ステージに装着し、スライドガラス等に載せた検体を保
護用透明板上に置き、透明導電膜に通電することによっ
て発熱させ、これにより検体を加温する。さらに、温度
センサによって温度を検知し、この検知温度に基いて透
明導電膜への通電を調節して温度調節を行う。なお、こ
の種の装置は、顕微鏡の種類(倒立顕微鏡、正立顕微
鏡、実体顕微鏡)や顕微鏡のステージの構造(形状)に
よって、色々なタイプのものがある。
ステージに装着し、スライドガラス等に載せた検体を保
護用透明板上に置き、透明導電膜に通電することによっ
て発熱させ、これにより検体を加温する。さらに、温度
センサによって温度を検知し、この検知温度に基いて透
明導電膜への通電を調節して温度調節を行う。なお、こ
の種の装置は、顕微鏡の種類(倒立顕微鏡、正立顕微
鏡、実体顕微鏡)や顕微鏡のステージの構造(形状)に
よって、色々なタイプのものがある。
【0004】
【特許文献1】特許第2835422号公報
【特許文献2】実用新案登録第3016894号公報
【0005】上記した顕微用加温装置は、どのようなタ
イプのものであっても検体を所定温度に常に保つことが
要求され、それがこの種の装置の性能を決定することに
なる。この種の顕微鏡用加温装置は、発熱用透明板の中
央が高温になる傾向があるが、観察の邪魔にならないよ
うに温度センサは発熱用透明板の端部に配置されてい
る。このため、発熱用透明板の中央の温度より温度セン
サの検知温度が低く、この検知情報に基づいて電極への
通電が行われるので、中央部分の温度が設定温度より高
くなるオーバーシュートを生じてしまうという問題があ
る。その他、色々な原因によって、正確な温度調整を行
うことができないという問題がある。
イプのものであっても検体を所定温度に常に保つことが
要求され、それがこの種の装置の性能を決定することに
なる。この種の顕微鏡用加温装置は、発熱用透明板の中
央が高温になる傾向があるが、観察の邪魔にならないよ
うに温度センサは発熱用透明板の端部に配置されてい
る。このため、発熱用透明板の中央の温度より温度セン
サの検知温度が低く、この検知情報に基づいて電極への
通電が行われるので、中央部分の温度が設定温度より高
くなるオーバーシュートを生じてしまうという問題があ
る。その他、色々な原因によって、正確な温度調整を行
うことができないという問題がある。
【0006】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて為
されたものであり、検体を載せる発熱用透明板または保
護用透明板の温度分布が均一な顕微鏡用加温装置を提供
することを目的とする。
されたものであり、検体を載せる発熱用透明板または保
護用透明板の温度分布が均一な顕微鏡用加温装置を提供
することを目的とする。
【0007】この目的を達成するために、請求項1の発
明は、透明なベース板の表面に透明導電膜が形成され、
且つ透明導電膜に通電するための一対の電極を有する発
熱用透明板と、前記発熱用透明板に所定距離離間して積
層された保護用透明板と、前記発熱用透明板の温度を検
知するための温度センサと、前記発熱用透明板と保護用
透明板の外縁部を保持するハウジングとを有する顕微鏡
用加温装置において、前記発熱用透明板と保護用透明板
との間に熱伝導性の高い材料によって構成される熱伝導
部材を備えたことを特徴とする顕微鏡用加温装置であ
る。
明は、透明なベース板の表面に透明導電膜が形成され、
且つ透明導電膜に通電するための一対の電極を有する発
熱用透明板と、前記発熱用透明板に所定距離離間して積
層された保護用透明板と、前記発熱用透明板の温度を検
知するための温度センサと、前記発熱用透明板と保護用
透明板の外縁部を保持するハウジングとを有する顕微鏡
用加温装置において、前記発熱用透明板と保護用透明板
との間に熱伝導性の高い材料によって構成される熱伝導
部材を備えたことを特徴とする顕微鏡用加温装置であ
る。
【0008】請求項2の発明は、穴を有するベース板の
表面に導電膜が形成され、且つ前記導電膜に通電するた
めの一対の電極を有する発熱板と、前記発熱板の穴に対
応する穴を有し発熱用板に積層された保護板と、発熱板
と保護板の間に配置された絶縁性部材と、前記導電膜の
温度を検知するための温度センサと、前記発熱板と保護
板の外縁部を保持するハウジングとを有する顕微鏡用加
温装置において、前記保護板を熱伝導性の高い材料によ
って構成したことを特徴とする顕微鏡用加温装置であ
る。
表面に導電膜が形成され、且つ前記導電膜に通電するた
めの一対の電極を有する発熱板と、前記発熱板の穴に対
応する穴を有し発熱用板に積層された保護板と、発熱板
と保護板の間に配置された絶縁性部材と、前記導電膜の
温度を検知するための温度センサと、前記発熱板と保護
板の外縁部を保持するハウジングとを有する顕微鏡用加
温装置において、前記保護板を熱伝導性の高い材料によ
って構成したことを特徴とする顕微鏡用加温装置であ
る。
【0009】請求項3の発明は、請求項2に記載した顕
微鏡用加温装置において、保護板は熱伝導性の高い金属
板であることを特徴とする顕微鏡用加温装置である。
微鏡用加温装置において、保護板は熱伝導性の高い金属
板であることを特徴とする顕微鏡用加温装置である。
【0010】本発明によれば、透明導電膜や発熱板が発
熱すると、その熱が熱伝導部材に伝導して蓄積され、ま
た保護用透明板全体へ熱が伝えられる。従って、保護用
透明板の温度が一定に保たれると共に温度分布が均一に
なり、確実に所定温度に加温された検体を観察できる。
熱すると、その熱が熱伝導部材に伝導して蓄積され、ま
た保護用透明板全体へ熱が伝えられる。従って、保護用
透明板の温度が一定に保たれると共に温度分布が均一に
なり、確実に所定温度に加温された検体を観察できる。
【0011】図1から図3によって第1の実施の形態に
係る顕微鏡用加温装置40について説明する。符号39
は発熱用透明板を示し、この発熱用透明板39は四角形
の透明ガラス板からなるベース板41、その表面に形成
された透明導電膜42及びこの透明導電膜42に通電す
るための電極(図示せず)によって構成されている。発
熱用透明板39の表面側には四角形の透明ガラス板から
なる保護用透明板43が所定距離離間して積層されてい
る。そして、発熱用透明板39と保護用透明板43との
間には絶縁性透明材料としてのシリコン45が充填さ
れ、そして発熱用透明板39と保護用透明板43は、固
定用シリコンによってハウジング46に固定され、その
外縁部がハウジング46に保持されている。
係る顕微鏡用加温装置40について説明する。符号39
は発熱用透明板を示し、この発熱用透明板39は四角形
の透明ガラス板からなるベース板41、その表面に形成
された透明導電膜42及びこの透明導電膜42に通電す
るための電極(図示せず)によって構成されている。発
熱用透明板39の表面側には四角形の透明ガラス板から
なる保護用透明板43が所定距離離間して積層されてい
る。そして、発熱用透明板39と保護用透明板43との
間には絶縁性透明材料としてのシリコン45が充填さ
れ、そして発熱用透明板39と保護用透明板43は、固
定用シリコンによってハウジング46に固定され、その
外縁部がハウジング46に保持されている。
【0012】発熱用透明板39は保護用透明板43より
長さ寸法が大きく、積層した状態で発熱用透明板39に
は保護用透明板43に重ならない露出部47が形成され
る。この露出部47にはシリコン45が充填されておら
ず、透明導電膜42が露出している。露出部47上には
温度センサ49が両面テープ51を介して配置されてい
る。両面テープ51は温度センサ49を固定し、且つ透
明導電膜42と電気的に絶縁するためのものである。温
度センサ49の上面には発泡スチロールの小片からなる
断熱部材44が貼り付けられている。また、温度センサ
49はハウジング46によって覆われた位置に備えられ
ている。
長さ寸法が大きく、積層した状態で発熱用透明板39に
は保護用透明板43に重ならない露出部47が形成され
る。この露出部47にはシリコン45が充填されておら
ず、透明導電膜42が露出している。露出部47上には
温度センサ49が両面テープ51を介して配置されてい
る。両面テープ51は温度センサ49を固定し、且つ透
明導電膜42と電気的に絶縁するためのものである。温
度センサ49の上面には発泡スチロールの小片からなる
断熱部材44が貼り付けられている。また、温度センサ
49はハウジング46によって覆われた位置に備えられ
ている。
【0013】この顕微鏡用加温装置40は、顕微鏡のス
テージに装着し、保護用透明板43上に検体を載せたス
ライドガラス等を置く。そして、動力線及び透明導電膜
42上に設けられた電極を介して透明導電膜42に通電
して発熱させ、保護用透明板43を介して検体を加熱
し、検体を所望の温度に保って観察を行う。顕微鏡用加
温装置40では、温度センサ49によって温度を検知
し、この信号線を介して検知情報をコントローラへ送
り、送られた検知情報に基づいて電極への通電を調節し
て温度コントロールを行う。
テージに装着し、保護用透明板43上に検体を載せたス
ライドガラス等を置く。そして、動力線及び透明導電膜
42上に設けられた電極を介して透明導電膜42に通電
して発熱させ、保護用透明板43を介して検体を加熱
し、検体を所望の温度に保って観察を行う。顕微鏡用加
温装置40では、温度センサ49によって温度を検知
し、この信号線を介して検知情報をコントローラへ送
り、送られた検知情報に基づいて電極への通電を調節し
て温度コントロールを行う。
【0014】この際、温度センサ49はシリコン45が
充填されていない露出部47上に配置され、しかも断熱
部材44が貼られているので、透明導電膜42の温度を
正確に検知することができる。即ち、温度センサがシリ
コン45を充填した部分に配置されている従来の顕微鏡
用加温装置では、透明導電膜の熱がシリコンに奪われて
しまい温度センサにストレートに伝導されないので、透
明導電膜の温度が所定温度に達しているにも拘わらず温
度センサが所定温度に達していないと検知してしまう。
そこで、第1の実施の形態に係る顕微鏡用加温装置40
では、温度センサ49を上記のように露出部47に配置
して、シリコンへ熱が伝導しないようにし、しかも断熱
部材44を備えて、熱が逃げにくいようにして透明導電
膜42の温度を正確に検知できるようにした。
充填されていない露出部47上に配置され、しかも断熱
部材44が貼られているので、透明導電膜42の温度を
正確に検知することができる。即ち、温度センサがシリ
コン45を充填した部分に配置されている従来の顕微鏡
用加温装置では、透明導電膜の熱がシリコンに奪われて
しまい温度センサにストレートに伝導されないので、透
明導電膜の温度が所定温度に達しているにも拘わらず温
度センサが所定温度に達していないと検知してしまう。
そこで、第1の実施の形態に係る顕微鏡用加温装置40
では、温度センサ49を上記のように露出部47に配置
して、シリコンへ熱が伝導しないようにし、しかも断熱
部材44を備えて、熱が逃げにくいようにして透明導電
膜42の温度を正確に検知できるようにした。
【0015】また、この顕微鏡用加温装置40は、温度
センサ49がハウジング46によって覆われた部分に配
置されているので、例えばシャーレ53が温度センサ4
9近傍の熱を奪い、正確な温度検知ができなくなるのを
防止できる。即ち、従来の顕微鏡用加温装置では、温度
センサが保護用透明板に覆われる位置に備えられている
ので、例えばシャーレを保護用透明板に載せ、これがち
ょうど温度センサの上側に位置すると、保護用基板を介
してシャーレに熱が伝導して温度センサが配置された部
分の温度が下がってしまう。透明導電膜は極薄い膜なの
で、蓄積している熱量は極めて小さく、シャーレに熱が
伝導すると短時間でその部分の温度が急激に低下し、こ
の温度が低下した部分の温度検知に基づいて電極に通電
すると透明導電膜の中央部分の温度が設定温度より高く
なるオーバーシュートを生じてしまう。この顕微鏡用加
温装置40はシャーレ53を保護用透明板のどの部分に
載せても、温度センサ49がハウジング46によって覆
われているので、上記のようなことは発生せず、オーバ
ーシュートを確実に防止することができる。
センサ49がハウジング46によって覆われた部分に配
置されているので、例えばシャーレ53が温度センサ4
9近傍の熱を奪い、正確な温度検知ができなくなるのを
防止できる。即ち、従来の顕微鏡用加温装置では、温度
センサが保護用透明板に覆われる位置に備えられている
ので、例えばシャーレを保護用透明板に載せ、これがち
ょうど温度センサの上側に位置すると、保護用基板を介
してシャーレに熱が伝導して温度センサが配置された部
分の温度が下がってしまう。透明導電膜は極薄い膜なの
で、蓄積している熱量は極めて小さく、シャーレに熱が
伝導すると短時間でその部分の温度が急激に低下し、こ
の温度が低下した部分の温度検知に基づいて電極に通電
すると透明導電膜の中央部分の温度が設定温度より高く
なるオーバーシュートを生じてしまう。この顕微鏡用加
温装置40はシャーレ53を保護用透明板のどの部分に
載せても、温度センサ49がハウジング46によって覆
われているので、上記のようなことは発生せず、オーバ
ーシュートを確実に防止することができる。
【0016】図4によって請求項1に対応する第2の実
施の形態に係る顕微鏡用加温装置53について説明す
る。符号55はプラスチック製のハウジングを示し、こ
のハウジング55は変則的な八角形で浅い凹部58を有
する箱状をしており、凹部58の底に丸穴57が形成さ
れている。ハウジング55には発熱用透明板59、電気
的絶縁材料によって構成される絶縁シート61、熱伝導
部材としてのアルミニウム板63、絶縁シート61と同
じ構成の絶縁シート65、透明ガラスによって構成され
る保護用透明板67がこの順で収容され、外縁部がハウ
ジング55に保持されている。これらはいずれもハウジ
ング55の凹部58にほぼぴったり収容されるように変
則的な八角形で、ハウジング55の丸穴57に対応して
絶縁シート61,65には丸穴62,66が、アルミニ
ウム板63には丸穴64がそれぞれ形成されている。
施の形態に係る顕微鏡用加温装置53について説明す
る。符号55はプラスチック製のハウジングを示し、こ
のハウジング55は変則的な八角形で浅い凹部58を有
する箱状をしており、凹部58の底に丸穴57が形成さ
れている。ハウジング55には発熱用透明板59、電気
的絶縁材料によって構成される絶縁シート61、熱伝導
部材としてのアルミニウム板63、絶縁シート61と同
じ構成の絶縁シート65、透明ガラスによって構成され
る保護用透明板67がこの順で収容され、外縁部がハウ
ジング55に保持されている。これらはいずれもハウジ
ング55の凹部58にほぼぴったり収容されるように変
則的な八角形で、ハウジング55の丸穴57に対応して
絶縁シート61,65には丸穴62,66が、アルミニ
ウム板63には丸穴64がそれぞれ形成されている。
【0017】発熱用透明板59は透明ガラス板からなる
ベース板69、このベース板69の表面に形成された透
明導電膜71、この透明導電膜71に通電するための一
対の電極73,73によって構成されている。電極7
3,73にはハウジング55に取り付けられた電気コー
ド75に収容される動力線に接続され、図示しない温度
センサの検知情報に基づいて動力線、電極73,73を
介して透明導電膜71に通電される。顕微鏡用加温装置
53を顕微鏡のステージに装着し、保護用透明板67に
検体を載せハウジング55の丸穴57に対応するように
位置させて、検体の観察を行う。
ベース板69、このベース板69の表面に形成された透
明導電膜71、この透明導電膜71に通電するための一
対の電極73,73によって構成されている。電極7
3,73にはハウジング55に取り付けられた電気コー
ド75に収容される動力線に接続され、図示しない温度
センサの検知情報に基づいて動力線、電極73,73を
介して透明導電膜71に通電される。顕微鏡用加温装置
53を顕微鏡のステージに装着し、保護用透明板67に
検体を載せハウジング55の丸穴57に対応するように
位置させて、検体の観察を行う。
【0018】この顕微鏡用加温装置53では透明導電膜
71が発熱すると、その熱がアルミニウム板63に伝導
して蓄積され、また保護用透明板67全体へ熱が伝えら
れる。従って、保護用透明板67の温度が一定に保たれ
ると共に温度分布が均一になり、確実に所定温度に加温
された検体を観察できる。なお、顕微鏡用加温装置53
では熱伝導部材としてアルミニウム板を用いているが、
本発明はこれに限定されず、熱伝導部材を銅、銀等の
板、熱伝導率の高いプラスチック製の板、熱伝導性のシ
リコン(信越化学工業株式会社製の商品型番KE34−
93またはKE4560)等によって構成してもよい。
71が発熱すると、その熱がアルミニウム板63に伝導
して蓄積され、また保護用透明板67全体へ熱が伝えら
れる。従って、保護用透明板67の温度が一定に保たれ
ると共に温度分布が均一になり、確実に所定温度に加温
された検体を観察できる。なお、顕微鏡用加温装置53
では熱伝導部材としてアルミニウム板を用いているが、
本発明はこれに限定されず、熱伝導部材を銅、銀等の
板、熱伝導率の高いプラスチック製の板、熱伝導性のシ
リコン(信越化学工業株式会社製の商品型番KE34−
93またはKE4560)等によって構成してもよい。
【0019】図5に請求項2、3に対応する第3の実施
の形態に係る顕微鏡用加温装置77を示す。符号79は
プラスチック製のハウジングを示し、浅い円形の凹部8
0を有するほぼ円板状に形成されており、凹部80には
穴81が形成されている。ハウジング79には、発熱板
としての発熱用透明板83、電気的絶縁性材料によって
構成される絶縁性部材としての絶縁スペーサ85、保護
板としてのアルミニウム板87が、この順で収容され固
定用シリコンによって固定され、その外縁部がハウジン
グ79に保持されている。絶縁スペーサ85の中央に
は、ほぼ正方形の穴86が、アルミニウム板87の中央
には円形の穴88が形成されている。また、アルミニウ
ム板87の表面はアルマイト加工されている。
の形態に係る顕微鏡用加温装置77を示す。符号79は
プラスチック製のハウジングを示し、浅い円形の凹部8
0を有するほぼ円板状に形成されており、凹部80には
穴81が形成されている。ハウジング79には、発熱板
としての発熱用透明板83、電気的絶縁性材料によって
構成される絶縁性部材としての絶縁スペーサ85、保護
板としてのアルミニウム板87が、この順で収容され固
定用シリコンによって固定され、その外縁部がハウジン
グ79に保持されている。絶縁スペーサ85の中央に
は、ほぼ正方形の穴86が、アルミニウム板87の中央
には円形の穴88が形成されている。また、アルミニウ
ム板87の表面はアルマイト加工されている。
【0020】発熱用透明板83は、円板状の透明ガラス
板によって構成され中心にほぼ正方形の穴を有するベー
ス板89、このベース板89の表面に形成された透明導
電膜91、この透明導電膜91に通電するための一対の
電極93,93によって構成されている。電極93,9
3にはハウジング79に取り付けられた電気コード95
に収容される動力線に接続され、図示しない温度センサ
の検知情報に基づいて動力線、電極93,93を介して
透明導電膜91に通電される。顕微鏡用加温装置77を
顕微鏡のステージに装着し、検体をステージ上で、且つ
アルミニウム板87の丸穴88内の領域に置いて、検体
の観察を行う。
板によって構成され中心にほぼ正方形の穴を有するベー
ス板89、このベース板89の表面に形成された透明導
電膜91、この透明導電膜91に通電するための一対の
電極93,93によって構成されている。電極93,9
3にはハウジング79に取り付けられた電気コード95
に収容される動力線に接続され、図示しない温度センサ
の検知情報に基づいて動力線、電極93,93を介して
透明導電膜91に通電される。顕微鏡用加温装置77を
顕微鏡のステージに装着し、検体をステージ上で、且つ
アルミニウム板87の丸穴88内の領域に置いて、検体
の観察を行う。
【0021】この顕微鏡用加温装置77では透明導電膜
91が発熱すると、その熱がアルミニウム板87に伝導
して蓄積され、また保護用透明板77全体へ熱が伝えら
れる。従って、保護用透明板77の温度が一定に保たれ
ると共に温度分布が均一になり、丸穴88内の領域に置
かれた検体を確実に所定温度に加温できる。なお、顕微
鏡用加温装置77では発熱用透明板83を用いている
が、穴88内に検体を配置して観察するので、発熱板は
透明なものでなくてもよい。また、保護板はアルミニウ
ムに限らず、熱伝導性が高い材料であれば、銅、銀等の
金属、その他プラスチックによって構成してもよい。
91が発熱すると、その熱がアルミニウム板87に伝導
して蓄積され、また保護用透明板77全体へ熱が伝えら
れる。従って、保護用透明板77の温度が一定に保たれ
ると共に温度分布が均一になり、丸穴88内の領域に置
かれた検体を確実に所定温度に加温できる。なお、顕微
鏡用加温装置77では発熱用透明板83を用いている
が、穴88内に検体を配置して観察するので、発熱板は
透明なものでなくてもよい。また、保護板はアルミニウ
ムに限らず、熱伝導性が高い材料であれば、銅、銀等の
金属、その他プラスチックによって構成してもよい。
【0022】図6、図7によって第4の実施の形態に係
る顕微鏡用加温装置95について説明する。符号97は
プラスチック製のハウジングを示し、このハウジング9
7は四角形の枠状に形成されている。このハウジング9
7の穴99の内側へ向かって突出する支持部101が形
成されている。ハウジング97には動力線及び温度セン
サの信号線が収容されている電気コード103が取り付
けられている。
る顕微鏡用加温装置95について説明する。符号97は
プラスチック製のハウジングを示し、このハウジング9
7は四角形の枠状に形成されている。このハウジング9
7の穴99の内側へ向かって突出する支持部101が形
成されている。ハウジング97には動力線及び温度セン
サの信号線が収容されている電気コード103が取り付
けられている。
【0023】符号105は発熱用透明板を示し、この発
熱用透明板105は四角形の透明ガラス板からなるベー
ス板107、その表面に形成された透明導電膜109及
びこの透明導電膜109に通電するための一対の電極1
11,111によって構成されている。発熱用透明板1
05の表面には温度センサ106が両面テープ108を
介して貼り付けられ配置されている。発熱用透明板10
5の表面側には四角形の透明ガラス板からなる保護用透
明板113が、四角形の枠状をした紙製のマスク112
を介して所定距離離間して積層されている。そして、発
熱用透明板105と保護用透明板113との間には絶縁
性透明材料としてのシリコン45が充填され、そして発
熱用透明板105と保護用透明板113は、固定用シリ
コンによってハウジング97に固定され、その外縁部が
ハウジング97に保持されている。
熱用透明板105は四角形の透明ガラス板からなるベー
ス板107、その表面に形成された透明導電膜109及
びこの透明導電膜109に通電するための一対の電極1
11,111によって構成されている。発熱用透明板1
05の表面には温度センサ106が両面テープ108を
介して貼り付けられ配置されている。発熱用透明板10
5の表面側には四角形の透明ガラス板からなる保護用透
明板113が、四角形の枠状をした紙製のマスク112
を介して所定距離離間して積層されている。そして、発
熱用透明板105と保護用透明板113との間には絶縁
性透明材料としてのシリコン45が充填され、そして発
熱用透明板105と保護用透明板113は、固定用シリ
コンによってハウジング97に固定され、その外縁部が
ハウジング97に保持されている。
【0024】保護用透明板113には丸穴115が形成
され、この丸穴115は温度センサ106に対向する位
置に設けられている。符号117は外気温伝達部材とし
てのアルミニウム円板を示し、このアルミニウム円板1
17は丸穴115に、はまり込む大きさになっている。
図7に示すようにアルミニウム円板117はシリコン1
16によって丸穴115に固定されている。アルミニウ
ム円板117の下面が温度センサ106に接触し、上面
が外気に露出している。
され、この丸穴115は温度センサ106に対向する位
置に設けられている。符号117は外気温伝達部材とし
てのアルミニウム円板を示し、このアルミニウム円板1
17は丸穴115に、はまり込む大きさになっている。
図7に示すようにアルミニウム円板117はシリコン1
16によって丸穴115に固定されている。アルミニウ
ム円板117の下面が温度センサ106に接触し、上面
が外気に露出している。
【0025】電極111,111にはハウジング97に
取り付けられた電気コード103に収容される動力線に
接続され、温度センサ106の検知情報に基づいて動力
線、電極111,111を介して透明導電膜109に通
電される。この顕微鏡用加温装置95は、アルミニウム
円板117を介して外気温の変化が温度センサ106へ
伝えられる。従って、温度センサ106は外気温に応じ
た温度を検知することになり、この検知情報に基づいて
透明導電膜109に通電され、外気温に応じた温度調節
ができる。顕微鏡加温装置95では、外気温伝達部材と
してアルミニウム円板を用いているが、本発明はこれに
限定されず、外気温伝達部材を熱伝導性の大きい銅、銀
等の金属、あるいは熱伝導性シリコン等を用いてもよ
い。熱伝導性のシリコンを用いれば、塑性があるので温
度センサ106に容易に密着させることができる。
取り付けられた電気コード103に収容される動力線に
接続され、温度センサ106の検知情報に基づいて動力
線、電極111,111を介して透明導電膜109に通
電される。この顕微鏡用加温装置95は、アルミニウム
円板117を介して外気温の変化が温度センサ106へ
伝えられる。従って、温度センサ106は外気温に応じ
た温度を検知することになり、この検知情報に基づいて
透明導電膜109に通電され、外気温に応じた温度調節
ができる。顕微鏡加温装置95では、外気温伝達部材と
してアルミニウム円板を用いているが、本発明はこれに
限定されず、外気温伝達部材を熱伝導性の大きい銅、銀
等の金属、あるいは熱伝導性シリコン等を用いてもよ
い。熱伝導性のシリコンを用いれば、塑性があるので温
度センサ106に容易に密着させることができる。
【0026】図8、図9によって第5の実施の形態に係
る顕微鏡用加温装置119について説明する。符号12
0はプラスチック製のハウジングを示し、このハウジン
グ120は円形の浅い凹部を有するほぼ円板状をしてお
り、中央に大きな丸穴123が形成されている。発熱用
透明板125は円板状のガラス板からなるベース板12
7、このベース板127の表面に形成され透明導電膜1
29及び導電膜129に通電するための一対の電極13
1,131によって構成されている。発熱用透明板12
5の下面には、発泡スチロール製でリング状の断熱部材
133が貼られている。発熱用透明板125には円板状
のガラス板からなる保護用透明板135が所定距離離間
して積層され、発熱用透明板125と保護用透明板13
5との間にはシリコンが充填され、また図示しない温度
センサが配置されている。
る顕微鏡用加温装置119について説明する。符号12
0はプラスチック製のハウジングを示し、このハウジン
グ120は円形の浅い凹部を有するほぼ円板状をしてお
り、中央に大きな丸穴123が形成されている。発熱用
透明板125は円板状のガラス板からなるベース板12
7、このベース板127の表面に形成され透明導電膜1
29及び導電膜129に通電するための一対の電極13
1,131によって構成されている。発熱用透明板12
5の下面には、発泡スチロール製でリング状の断熱部材
133が貼られている。発熱用透明板125には円板状
のガラス板からなる保護用透明板135が所定距離離間
して積層され、発熱用透明板125と保護用透明板13
5との間にはシリコンが充填され、また図示しない温度
センサが配置されている。
【0027】発熱用透明板125と保護用透明板135
はハウジング120の凹部121に収容され、シリコン
によって固定され、その外縁部がハウジング120に保
持されている。図9に示すように断熱部材133は凹部
121の底に接触している。ハウジング120には動力
線及び温度センサの信号線が収容されている電気コード
137が取り付けられている。電極131,131には
電気コード137に収容される動力線に接続され、温度
センサは信号線に接続されており、温度センサの検知情
報に基づいて動力線、電極131,131を介して透明
導電膜129に通電される。
はハウジング120の凹部121に収容され、シリコン
によって固定され、その外縁部がハウジング120に保
持されている。図9に示すように断熱部材133は凹部
121の底に接触している。ハウジング120には動力
線及び温度センサの信号線が収容されている電気コード
137が取り付けられている。電極131,131には
電気コード137に収容される動力線に接続され、温度
センサは信号線に接続されており、温度センサの検知情
報に基づいて動力線、電極131,131を介して透明
導電膜129に通電される。
【0028】この顕微鏡用加温装置119は断熱部材1
33が設けられているので、発熱用透明板125からハ
ウジング120へ熱が伝わって熱が奪われてしまうのを
防止でき、迅速な温度上昇ができるようになる。即ち、
発熱用導電膜129は極薄い膜なので、蓄積している熱
量は極めて小さく、発熱用透明板がハウジングに直接接
触していると熱が奪われて温度が上昇しにくくなるが、
断熱部材133を設けることでこれを防止できる。顕微
鏡用加温装置119では、断熱部材を発泡スチロールに
よって構成しているが、ウレタン樹脂等他のプラスチッ
クで構成してもよい。さらに断熱部材をセラミック等で
構成することも可能である。
33が設けられているので、発熱用透明板125からハ
ウジング120へ熱が伝わって熱が奪われてしまうのを
防止でき、迅速な温度上昇ができるようになる。即ち、
発熱用導電膜129は極薄い膜なので、蓄積している熱
量は極めて小さく、発熱用透明板がハウジングに直接接
触していると熱が奪われて温度が上昇しにくくなるが、
断熱部材133を設けることでこれを防止できる。顕微
鏡用加温装置119では、断熱部材を発泡スチロールに
よって構成しているが、ウレタン樹脂等他のプラスチッ
クで構成してもよい。さらに断熱部材をセラミック等で
構成することも可能である。
【0029】図10、図11によって第6の実施の形態
に係る顕微鏡用加温装置139ついて説明する。符号1
41はプラスチック製のハウジングを示し、このハウジ
ング141は正方形のほぼ枠状で内側へ向かって突出す
る支持部143が形成されている。この支持部143の
縁には突状部145が形成されている。
に係る顕微鏡用加温装置139ついて説明する。符号1
41はプラスチック製のハウジングを示し、このハウジ
ング141は正方形のほぼ枠状で内側へ向かって突出す
る支持部143が形成されている。この支持部143の
縁には突状部145が形成されている。
【0030】符号147は発熱用透明板を示し、この発
熱用透明板147は四角形のガラス板からなるベース板
149、このベース板149の表面に形成された透明導
電膜151及び透明導電膜151に通電するための一対
の電極153,153によって構成されている。発熱用
透明板147の裏面には、発泡スチロール製で四角形の
枠状の断熱部材155が貼られている。図11に示すよ
うに発熱用透明板147にはガラス製の保護用透明板1
57が所定距離離間して積層され、発熱用透明板147
と保護用透明板157との間にはシリコン159が充填
され、また図示しない温度センサが配置されている。
熱用透明板147は四角形のガラス板からなるベース板
149、このベース板149の表面に形成された透明導
電膜151及び透明導電膜151に通電するための一対
の電極153,153によって構成されている。発熱用
透明板147の裏面には、発泡スチロール製で四角形の
枠状の断熱部材155が貼られている。図11に示すよ
うに発熱用透明板147にはガラス製の保護用透明板1
57が所定距離離間して積層され、発熱用透明板147
と保護用透明板157との間にはシリコン159が充填
され、また図示しない温度センサが配置されている。
【0031】発熱用透明板147と保護用透明板157
はハウジング141に収容され、発熱用透明板147の
裏面が突状部145に支持されシリコンによって固定さ
れて、その外縁部がハウジング141に保持されてい
る。断熱部材155の下面と支持部143の上面との間
には隙間があいており、この隙間が空気層161を構成
している。ハウジング141には動力線及び温度センサ
の信号線が収容されている電気コード163が取り付け
られている。電極153,153には電気コード163
に収容される動力線に接続され、温度センサは信号線に
接続されており、温度センサの検知情報に基づいて動力
線、電極153,153を介して透明導電膜151に通
電される。
はハウジング141に収容され、発熱用透明板147の
裏面が突状部145に支持されシリコンによって固定さ
れて、その外縁部がハウジング141に保持されてい
る。断熱部材155の下面と支持部143の上面との間
には隙間があいており、この隙間が空気層161を構成
している。ハウジング141には動力線及び温度センサ
の信号線が収容されている電気コード163が取り付け
られている。電極153,153には電気コード163
に収容される動力線に接続され、温度センサは信号線に
接続されており、温度センサの検知情報に基づいて動力
線、電極153,153を介して透明導電膜151に通
電される。
【0032】この顕微鏡用加温装置139は断熱部材1
55が設けられているので、顕微鏡用加温装置119と
同様の効果を発揮する。特に、顕微鏡用加温装置139
は断熱部材155とハウジング141の支持部143と
の間に空気層161が形成されているので、高い断熱効
果を得ることができる。顕微鏡用加温装置139では、
断熱部材を発泡スチロールによって構成しているが、ウ
レタン樹脂等他のプラスチックで構成してもよい。さら
に断熱部材をセラミック等で構成することも可能であ
る。
55が設けられているので、顕微鏡用加温装置119と
同様の効果を発揮する。特に、顕微鏡用加温装置139
は断熱部材155とハウジング141の支持部143と
の間に空気層161が形成されているので、高い断熱効
果を得ることができる。顕微鏡用加温装置139では、
断熱部材を発泡スチロールによって構成しているが、ウ
レタン樹脂等他のプラスチックで構成してもよい。さら
に断熱部材をセラミック等で構成することも可能であ
る。
【0033】図12から図14の図面によって第7の実
施の形態に顕微鏡用加温装置165について説明する。
顕微鏡用加温装置165に備えられた電気コード167
の構成について説明する。符号169,169は一対の
信号コードを示し、この信号コード169,169は信
号線171が電気的絶縁性の被覆材173によって被覆
されて構成されている。信号コード169,169の被
覆材173,173の外周部には細い多数の銅線によっ
て構成される動力線175,175巻き付けられてい
る。動力線175,175が巻き付けられた信号コード
169,169は並列に配置され、その状態で外皮17
7によって被覆されている。この外皮177は断面がア
ラビア数字の「8」を横にしたような形状になってい
る。
施の形態に顕微鏡用加温装置165について説明する。
顕微鏡用加温装置165に備えられた電気コード167
の構成について説明する。符号169,169は一対の
信号コードを示し、この信号コード169,169は信
号線171が電気的絶縁性の被覆材173によって被覆
されて構成されている。信号コード169,169の被
覆材173,173の外周部には細い多数の銅線によっ
て構成される動力線175,175巻き付けられてい
る。動力線175,175が巻き付けられた信号コード
169,169は並列に配置され、その状態で外皮17
7によって被覆されている。この外皮177は断面がア
ラビア数字の「8」を横にしたような形状になってい
る。
【0034】図14に示すように電気コード167は、
信号コード169,169が水平方向へ並ぶ姿勢でハウ
ジング179の側面に形成された穴から挿入されてお
り、一対の動力線175,175は発熱用透明板181
の透明導電膜に通電するための一対の電極にそれぞれ接
続され、また一対の信号線171,171は透明導電膜
上に配置された温度センサに接続されている。発熱用透
明板181には保護用透明板183が所定距離離間して
積層され、発熱用透明板181と保護用透明板183と
の間には絶縁性透明材料としてのシリコンが充填されて
いる。
信号コード169,169が水平方向へ並ぶ姿勢でハウ
ジング179の側面に形成された穴から挿入されてお
り、一対の動力線175,175は発熱用透明板181
の透明導電膜に通電するための一対の電極にそれぞれ接
続され、また一対の信号線171,171は透明導電膜
上に配置された温度センサに接続されている。発熱用透
明板181には保護用透明板183が所定距離離間して
積層され、発熱用透明板181と保護用透明板183と
の間には絶縁性透明材料としてのシリコンが充填されて
いる。
【0035】この顕微鏡用加温装置165は、温度セン
サの検知情報が信号線171,171から図示しないコ
ントローラへ伝達され、この検知情報に基づいて動力線
175,175及び電極から透明導電膜に通電される。
そして、スライドガラス182上の検体184を所定温
度に加温した状態で、正立顕微鏡の対物レンズ185に
よって観察する。この観察の際には光源186から発せ
られる光の焦点が検体184がある位置で結ばれるよう
にする必要がある。この顕微鏡用加温装置165は、電
気コード167が上記した構造となっており上記した姿
勢でハウジング179に取り付けられているので高さ寸
法を小さくすることができる。従って、顕微鏡用加温装
置165は従来の電気コードを使用する場合に比べてか
なり薄型にできる。よって光源186の焦点距離がかな
り短くても、検体184の位置に焦点を結ぶことが可能
となる。
サの検知情報が信号線171,171から図示しないコ
ントローラへ伝達され、この検知情報に基づいて動力線
175,175及び電極から透明導電膜に通電される。
そして、スライドガラス182上の検体184を所定温
度に加温した状態で、正立顕微鏡の対物レンズ185に
よって観察する。この観察の際には光源186から発せ
られる光の焦点が検体184がある位置で結ばれるよう
にする必要がある。この顕微鏡用加温装置165は、電
気コード167が上記した構造となっており上記した姿
勢でハウジング179に取り付けられているので高さ寸
法を小さくすることができる。従って、顕微鏡用加温装
置165は従来の電気コードを使用する場合に比べてか
なり薄型にできる。よって光源186の焦点距離がかな
り短くても、検体184の位置に焦点を結ぶことが可能
となる。
【0036】なお、電気コード167の動力線175,
175を電極に接続する場合は、図13に示すように信
号コード169,169に巻き付けられている動力線1
75,175を外し、撚ってから電極に半田付けする。
175を電極に接続する場合は、図13に示すように信
号コード169,169に巻き付けられている動力線1
75,175を外し、撚ってから電極に半田付けする。
【0037】以上、本発明の実施の形態について詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設
計の変更などがあっても本発明に含まれる。
てきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設
計の変更などがあっても本発明に含まれる。
【0038】本発明の顕微鏡用加温装置を用いれば、検
体を所定温度に保ちながら、顕微鏡で観察できる。
体を所定温度に保ちながら、顕微鏡で観察できる。
【0039】
【図1】第1の実施の形態に係る顕微鏡用加温装置の平
面図である。
面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2の部分拡大図である。
【図4】第2の実施の形態に係る顕微鏡用加温装置の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図5】第3の実施の形態に係る顕微鏡用加温装置の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図6】第4の実施の形態に係る顕微鏡加温装置の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図7】第4の実施の形態に係る顕微鏡加温装置の部分
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図8】第5の実施の形態に係る顕微鏡加温装置の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図9】第5の実施の形態に係る顕微鏡加温装置の断面
図である。
図である。
【図10】第6の実施の形態に係る顕微鏡加温装置の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図11】第6の実施の形態に係る顕微鏡加温装置の断
面図である。
面図である。
【図12】第7の実施の形態に係る顕微鏡用加温装置に
搭載される電気コードの内部構造を示す斜視図である。
搭載される電気コードの内部構造を示す斜視図である。
【図13】第7の実施の形態に係る顕微鏡用加温装置に
搭載される電気コードの動力線を撚った状態の内部構造
を示す斜視図である。
搭載される電気コードの動力線を撚った状態の内部構造
を示す斜視図である。
【図14】第7の実施の形態に係る顕微鏡用加温装置の
使用状態を説明するための正面図である。
使用状態を説明するための正面図である。
【0040】
40…顕微鏡用加温装置 41…ベース板 43…保護
用透明板 42…透明導電膜 45…シリコン 46…ハウジング
47…露出部 49…温度センサ 53…顕微鏡用加温装置 55…ハウジング 59…発
熱用透明板 63…アルミニウム板 67…保護用透明板 69…ベ
ース板 71…透明導電膜 73…電極 77…顕微鏡用加温装置 79…ハウジング 83…発
熱用透明板 87…アルミニウム板 89…ベース板 91…透明導
電膜 93…電極 95…顕微鏡用加温装置 97…ハウジング 105…
発熱用透明板 106…温度センサ 107…ベース板 109…透明
導電膜 111…電極 113…保護用透明板 116…シリコ
ン 117…アルミニウム円板 119…顕微鏡用加温装置 120…ハウジング 12
5…発熱用透明板 127…ベース板 129…透明導電膜 133…断熱
シート 135…保護用透明板 139…顕微鏡用加温装置 141…ハウジング 14
7…発熱用透明板 149…ベース板 151…透明導電膜 153…電極 155…断熱部材 157…保護用透明板 159…シ
リコン 161…空気層 165…顕微鏡用加温装置 167…電気コード 16
9…信号コード 171…信号線 173…被覆材 175…動力線 1
77…外皮 179…ハウジング 181…発熱用透明板 183…
保護用透明板
用透明板 42…透明導電膜 45…シリコン 46…ハウジング
47…露出部 49…温度センサ 53…顕微鏡用加温装置 55…ハウジング 59…発
熱用透明板 63…アルミニウム板 67…保護用透明板 69…ベ
ース板 71…透明導電膜 73…電極 77…顕微鏡用加温装置 79…ハウジング 83…発
熱用透明板 87…アルミニウム板 89…ベース板 91…透明導
電膜 93…電極 95…顕微鏡用加温装置 97…ハウジング 105…
発熱用透明板 106…温度センサ 107…ベース板 109…透明
導電膜 111…電極 113…保護用透明板 116…シリコ
ン 117…アルミニウム円板 119…顕微鏡用加温装置 120…ハウジング 12
5…発熱用透明板 127…ベース板 129…透明導電膜 133…断熱
シート 135…保護用透明板 139…顕微鏡用加温装置 141…ハウジング 14
7…発熱用透明板 149…ベース板 151…透明導電膜 153…電極 155…断熱部材 157…保護用透明板 159…シ
リコン 161…空気層 165…顕微鏡用加温装置 167…電気コード 16
9…信号コード 171…信号線 173…被覆材 175…動力線 1
77…外皮 179…ハウジング 181…発熱用透明板 183…
保護用透明板
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G02B 21/00 - 21/36
Claims (3)
- 【請求項1】 透明なベース板の表面に透明導電膜が形
成され、且つ透明導電膜に通電するための一対の電極を
有する発熱用透明板と、前記発熱用透明板に所定距離離
間して積層された保護用透明板と、前記発熱用透明板の
温度を検知するための温度センサと、前記発熱用透明板
と保護用透明板の外縁部を保持するハウジングとを有す
る顕微鏡用加温装置において、前記発熱用透明板と保護
用透明板との間に熱伝導性の高い材料によって構成され
る熱伝導部材を備えたことを特徴とする顕微鏡用加温装
置。 - 【請求項2】 穴を有するベース板の表面に導電膜が形
成され、且つ前記導電膜に通電するための一対の電極を
有する発熱板と、前記発熱板の穴に対応する穴を有し発
熱用板に積層された保護板と、発熱板と保護板の間に配
置された絶縁性部材と、前記導電膜の温度を検知するた
めの温度センサと、前記発熱板と保護板の外縁部を保持
するハウジングとを有する顕微鏡用加温装置において、
前記保護板を熱伝導性の高い材料によって構成したこと
を特徴とする顕微鏡用加温装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載した顕微鏡用加温装置に
おいて、保護板は熱伝導性の高い金属板であることを特
徴とする顕微鏡用加温装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003387842A JP3522746B2 (ja) | 2003-11-18 | 2003-11-18 | 顕微鏡用加温装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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Patent Citations (1)
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