JP3523766B2 - エレベータ式自動めっき装置の上昇動作異常警報装置 - Google Patents
エレベータ式自動めっき装置の上昇動作異常警報装置Info
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- JP3523766B2 JP3523766B2 JP04764497A JP4764497A JP3523766B2 JP 3523766 B2 JP3523766 B2 JP 3523766B2 JP 04764497 A JP04764497 A JP 04764497A JP 4764497 A JP4764497 A JP 4764497A JP 3523766 B2 JP3523766 B2 JP 3523766B2
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- Control Of Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ式自動
めっき装置の上昇動作異常警報装置に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】エレベータ式自動めっき装置は、図1に
示すように処理槽1に沿って走行する多数のガイド支柱
2にハンガー3を備えた昇降台4をそれぞれ取り付け、
各ハンガー3をホイストビーム5により昇降させるよう
にしたものである。図2に示すようにガイド支柱2は両
側のスプロケット6、6間を循環して走行するため、ホ
イストビーム5も図3に示すようにこの循環経路に沿っ
て環状に設けられており、各ハンガー3を一斉に昇降さ
せるようになっている。 【0003】ワークWはハンガー3の先端につり下げら
れ、上昇した位置で水平方向に横行したうえで処理槽1
中に浸漬される運動を一定周期で繰り返しつつ、図2に
示す経路を1周する間に自動的にめっきされる。このた
めホイストビーム5は所定の高さまで油圧機構7により
持ち上げられ、ハンガー3の横行動作中はそのままの位
置を保つ必要がある。 【0004】そこで従来から、図1、図3に示すような
ホイストビーム5の上昇限を検出する上昇限リミットス
イッチ8a(上昇停止用)及び上昇限リミットスイッチ
8b(上昇遅送り用)が主柱9に取り付けられ、ホイス
トビーム5の上昇高さを検出していた。こららの上昇限
リミットスイッチ8は、ホイストビーム5の最大上昇高
さを規制する役割とともに、ハンガー3の横行動作中ホ
イストビーム5がその高さを維持しているか否かを検出
する役割をも有するものである。そして油圧機構7のパ
ッキン不良等により、ハンガー3の横行動作中にホイス
トビーム5の高さが低下すると、直ちに非常停止装置が
動作してめっき装置の全体を停止させていた。これはハ
ンガー3が所定高さよりも低い位置で横行動作を行う
と、めっき槽1の隔壁に衝突する等の重大な事故を招く
ためである。 【0005】ところが、非常停止のままでワークWが長
時間空中に置かれると、ワークWが腐食する等のトラブ
ルが生ずる。そこで従来は横行動作中に非常停止装置が
動作した場合には、作業員は故障原因が不明なまま急い
で手動操作に切替え、ハンガー3の横行動作及び下降動
作までを手動で行っていた。しかし手動操作によっては
ホイストビーム5の高さを直ちに回復させることができ
ないケースも多く、その場合には故障原因を解明して修
理するまで、めっきラインの長期停止を招くおそれがあ
った。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、ハンガーの横行動作中にホイスト
ビームの高さが低下した場合にも、緊急的な故障回避動
作を自動的に行うことにより、めっきラインの停止を防
止できるようにしたエレベータ式自動めっき装置の上昇
動作異常警報装置を提供するためになされたものであ
る。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、ハンガーを昇降させるホイスト
ビームの上昇限を検出する上昇限リミットスイッチと、
この上昇限リミットスイッチがハンガーの横行動作中に
オフとなったときに直ちにホイストビームを自動的に再
上昇させる油圧機構と、故障警報器とを備えたことを特
徴とするものである。 【0008】本発明によれば、上昇限リミットスイッチ
がハンガーの横行動作中にホイストビームの高さの低下
を検出すると、油圧機構が直ちにホイストビームを自動
的に再上昇させるため、緊急的な故障回避が可能とな
り、例えば1日の作業終了時まではそのまま操業を継続
できる。またこれとともに、故障警報器が油圧機構の故
障を表示するため、作業終了後に修理すればよい。 【0009】 【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施の形
態を示す。既に図1〜図3を用いて説明したように、エ
レベータ式自動めっき装置は多数のハンガー3を一斉に
昇降させるためのホイストビーム5を備えている。そし
てこのホイストビーム5はチェーン10を介して油圧シ
リンダ等の油圧機構7に連結されている。 【0010】本発明では、ホイストビーム5の上昇限を
検出する上昇限リミットスイッチ8は制御装置11に接
続され、以下の通りの制御が行われる。すなわち、油圧
機構7のパッキン不良等によりハンガー3の横行動作中
にホイストビーム5の高さが低下すると、上昇限リミッ
トスイッチ8がオフとなるが、従来のように直ちに装置
全体を非常停止させるのではなく、ハンガー3の横行動
作を一時的に停止させたうえ、油圧機構7に新たに油圧
を供給して直ちにホイストビーム5を自動的に再上昇さ
せる。そして上昇限リミットスイッチ8がオンとなれ
ば、ホイストビーム5の再上昇を停止し、ハンガー3の
横行動作等の自動運転を続行させる。 【0011】また、このようにハンガー3の横行動作中
にホイストビーム5の高さが低下したことが上昇限リミ
ットスイッチ8により検出されると、故障警報器12が
油圧機構7に故障が発生したことを表示する。このよう
なホイストビーム5の高さ低下の回数をカウンター13
によりカウントし、所定回数に達した時には保守点検標
示灯14を点灯させてサービスマンによる油圧機構7の
保守点検を促すことが好ましい。 【0012】上記のように、本発明によれば上昇限リミ
ットスイッチ8がオフとなると直ちにホイストビーム5
を自動的に再上昇させるが、再上昇に要する時間は予測
が可能である。そこで、上昇限リミットスイッチ8がオ
フとなってから再上昇により上昇限リミットスイッチ8
がオンに復帰するまでの時間をタイマー15によりカウ
ントし、もし設定時間内に上昇限リミットスイッチ8が
オンにならない場合には、非常停止を動作させブザーを
鳴らすことが好ましい。 【0013】 【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
ハンガーの横行動作中にホイストビームの高さが低下し
た場合にも、従来のように装置を非常停止するのではな
く、ホイストビームを自動的に再上昇させることにより
自動運転を続行させ、めっきラインの停止を防止でき
る。またこれとともに故障警報器が油圧機構に故障が発
生したことを表示するため、修理を容易に行える等の利
点がある。
めっき装置の上昇動作異常警報装置に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】エレベータ式自動めっき装置は、図1に
示すように処理槽1に沿って走行する多数のガイド支柱
2にハンガー3を備えた昇降台4をそれぞれ取り付け、
各ハンガー3をホイストビーム5により昇降させるよう
にしたものである。図2に示すようにガイド支柱2は両
側のスプロケット6、6間を循環して走行するため、ホ
イストビーム5も図3に示すようにこの循環経路に沿っ
て環状に設けられており、各ハンガー3を一斉に昇降さ
せるようになっている。 【0003】ワークWはハンガー3の先端につり下げら
れ、上昇した位置で水平方向に横行したうえで処理槽1
中に浸漬される運動を一定周期で繰り返しつつ、図2に
示す経路を1周する間に自動的にめっきされる。このた
めホイストビーム5は所定の高さまで油圧機構7により
持ち上げられ、ハンガー3の横行動作中はそのままの位
置を保つ必要がある。 【0004】そこで従来から、図1、図3に示すような
ホイストビーム5の上昇限を検出する上昇限リミットス
イッチ8a(上昇停止用)及び上昇限リミットスイッチ
8b(上昇遅送り用)が主柱9に取り付けられ、ホイス
トビーム5の上昇高さを検出していた。こららの上昇限
リミットスイッチ8は、ホイストビーム5の最大上昇高
さを規制する役割とともに、ハンガー3の横行動作中ホ
イストビーム5がその高さを維持しているか否かを検出
する役割をも有するものである。そして油圧機構7のパ
ッキン不良等により、ハンガー3の横行動作中にホイス
トビーム5の高さが低下すると、直ちに非常停止装置が
動作してめっき装置の全体を停止させていた。これはハ
ンガー3が所定高さよりも低い位置で横行動作を行う
と、めっき槽1の隔壁に衝突する等の重大な事故を招く
ためである。 【0005】ところが、非常停止のままでワークWが長
時間空中に置かれると、ワークWが腐食する等のトラブ
ルが生ずる。そこで従来は横行動作中に非常停止装置が
動作した場合には、作業員は故障原因が不明なまま急い
で手動操作に切替え、ハンガー3の横行動作及び下降動
作までを手動で行っていた。しかし手動操作によっては
ホイストビーム5の高さを直ちに回復させることができ
ないケースも多く、その場合には故障原因を解明して修
理するまで、めっきラインの長期停止を招くおそれがあ
った。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、ハンガーの横行動作中にホイスト
ビームの高さが低下した場合にも、緊急的な故障回避動
作を自動的に行うことにより、めっきラインの停止を防
止できるようにしたエレベータ式自動めっき装置の上昇
動作異常警報装置を提供するためになされたものであ
る。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、ハンガーを昇降させるホイスト
ビームの上昇限を検出する上昇限リミットスイッチと、
この上昇限リミットスイッチがハンガーの横行動作中に
オフとなったときに直ちにホイストビームを自動的に再
上昇させる油圧機構と、故障警報器とを備えたことを特
徴とするものである。 【0008】本発明によれば、上昇限リミットスイッチ
がハンガーの横行動作中にホイストビームの高さの低下
を検出すると、油圧機構が直ちにホイストビームを自動
的に再上昇させるため、緊急的な故障回避が可能とな
り、例えば1日の作業終了時まではそのまま操業を継続
できる。またこれとともに、故障警報器が油圧機構の故
障を表示するため、作業終了後に修理すればよい。 【0009】 【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施の形
態を示す。既に図1〜図3を用いて説明したように、エ
レベータ式自動めっき装置は多数のハンガー3を一斉に
昇降させるためのホイストビーム5を備えている。そし
てこのホイストビーム5はチェーン10を介して油圧シ
リンダ等の油圧機構7に連結されている。 【0010】本発明では、ホイストビーム5の上昇限を
検出する上昇限リミットスイッチ8は制御装置11に接
続され、以下の通りの制御が行われる。すなわち、油圧
機構7のパッキン不良等によりハンガー3の横行動作中
にホイストビーム5の高さが低下すると、上昇限リミッ
トスイッチ8がオフとなるが、従来のように直ちに装置
全体を非常停止させるのではなく、ハンガー3の横行動
作を一時的に停止させたうえ、油圧機構7に新たに油圧
を供給して直ちにホイストビーム5を自動的に再上昇さ
せる。そして上昇限リミットスイッチ8がオンとなれ
ば、ホイストビーム5の再上昇を停止し、ハンガー3の
横行動作等の自動運転を続行させる。 【0011】また、このようにハンガー3の横行動作中
にホイストビーム5の高さが低下したことが上昇限リミ
ットスイッチ8により検出されると、故障警報器12が
油圧機構7に故障が発生したことを表示する。このよう
なホイストビーム5の高さ低下の回数をカウンター13
によりカウントし、所定回数に達した時には保守点検標
示灯14を点灯させてサービスマンによる油圧機構7の
保守点検を促すことが好ましい。 【0012】上記のように、本発明によれば上昇限リミ
ットスイッチ8がオフとなると直ちにホイストビーム5
を自動的に再上昇させるが、再上昇に要する時間は予測
が可能である。そこで、上昇限リミットスイッチ8がオ
フとなってから再上昇により上昇限リミットスイッチ8
がオンに復帰するまでの時間をタイマー15によりカウ
ントし、もし設定時間内に上昇限リミットスイッチ8が
オンにならない場合には、非常停止を動作させブザーを
鳴らすことが好ましい。 【0013】 【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
ハンガーの横行動作中にホイストビームの高さが低下し
た場合にも、従来のように装置を非常停止するのではな
く、ホイストビームを自動的に再上昇させることにより
自動運転を続行させ、めっきラインの停止を防止でき
る。またこれとともに故障警報器が油圧機構に故障が発
生したことを表示するため、修理を容易に行える等の利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】エレベータ式自動めっき装置の部分断面図であ
る。 【図2】エレベータ式自動めっき装置の全体平面図であ
る。 【図3】エレベータ式自動めっき装置の正面図である。 【符号の説明】 W ワーク 1 処理槽 2 ガイド支柱 3 ハンガー 4 昇降台 5 ホイストビーム 6 スプロケット 7 油圧機構 8 上昇限リミットスイッチ 9 主柱 10 チェーン 11 制御装置 12 故障警報器 13 カウンター 14 保守点検標示灯 15 タイマー
る。 【図2】エレベータ式自動めっき装置の全体平面図であ
る。 【図3】エレベータ式自動めっき装置の正面図である。 【符号の説明】 W ワーク 1 処理槽 2 ガイド支柱 3 ハンガー 4 昇降台 5 ホイストビーム 6 スプロケット 7 油圧機構 8 上昇限リミットスイッチ 9 主柱 10 チェーン 11 制御装置 12 故障警報器 13 カウンター 14 保守点検標示灯 15 タイマー
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ハンガーを昇降させるホイストビームの
上昇限を検出する上昇限リミットスイッチと、この上昇
限リミットスイッチがハンガーの横行動作中にオフとな
ったときに直ちにホイストビームを自動的に再上昇させ
る油圧機構と、故障警報器とを備えたことを特徴とする
エレベータ式自動めっき装置の上昇動作異常警報装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04764497A JP3523766B2 (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | エレベータ式自動めっき装置の上昇動作異常警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04764497A JP3523766B2 (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | エレベータ式自動めっき装置の上昇動作異常警報装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10245699A JPH10245699A (ja) | 1998-09-14 |
| JP3523766B2 true JP3523766B2 (ja) | 2004-04-26 |
Family
ID=12780965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04764497A Expired - Fee Related JP3523766B2 (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | エレベータ式自動めっき装置の上昇動作異常警報装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3523766B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6433414B2 (ja) * | 2015-11-18 | 2018-12-05 | 株式会社中央製作所 | エレベータ式めっき装置 |
| JP7648515B2 (ja) * | 2021-12-24 | 2025-03-18 | 株式会社荏原製作所 | めっき装置、めっき装置の制御方法及びプログラムを格納した不揮発性記憶媒体 |
-
1997
- 1997-03-03 JP JP04764497A patent/JP3523766B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10245699A (ja) | 1998-09-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040105 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040206 |
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