JP3524045B2 - シートマーガリン離型剤 - Google Patents
シートマーガリン離型剤Info
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- JP3524045B2 JP3524045B2 JP2000252354A JP2000252354A JP3524045B2 JP 3524045 B2 JP3524045 B2 JP 3524045B2 JP 2000252354 A JP2000252354 A JP 2000252354A JP 2000252354 A JP2000252354 A JP 2000252354A JP 3524045 B2 JP3524045 B2 JP 3524045B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートマーガリン
離型剤に関する。
離型剤に関する。
【0002】
【従来の技術】製菓、製パン製造業においては、パイ類
を製造する際に、業務用のシート状のロールインマーガ
リン(本明細書中では、シート状のロールインマーガリ
ンを「シートマーガリン」という)が使用されている。
このシートは、例えば、厚さ8.5〜10.5mmで重
量500g〜1kgのものが1枚単位となった、正方形
または長方形のシートである。現在はそのようなシート
マーガリンの離型のために裏表に合成樹脂のフィルム
(PE、PP等)を敷いて、例えば、拾数枚のシートを
ケースに入れて1梱包としている。そして、使用後はこ
の合成樹脂フィルムは廃棄することになるので、この廃
棄物の処理が問題となっている。
を製造する際に、業務用のシート状のロールインマーガ
リン(本明細書中では、シート状のロールインマーガリ
ンを「シートマーガリン」という)が使用されている。
このシートは、例えば、厚さ8.5〜10.5mmで重
量500g〜1kgのものが1枚単位となった、正方形
または長方形のシートである。現在はそのようなシート
マーガリンの離型のために裏表に合成樹脂のフィルム
(PE、PP等)を敷いて、例えば、拾数枚のシートを
ケースに入れて1梱包としている。そして、使用後はこ
の合成樹脂フィルムは廃棄することになるので、この廃
棄物の処理が問題となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、合成樹脂フ
ィルムを使用することなくシートマーガリンの離型を行
うことができる手段を提供することにある。
ィルムを使用することなくシートマーガリンの離型を行
うことができる手段を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)水相部
の必須成分としての水および糖アルコールおよび油相部
の必須成分としての植物性硬化油脂を、乳化剤としての
高HLBのポリグリセリン脂肪酸エステルおよび低HL
Bのポリグリセリン脂肪酸エステルを用いて乳化させて
なる水中油型の乳化物よりなるシートマーガリン離型剤
を提供するものである。
の必須成分としての水および糖アルコールおよび油相部
の必須成分としての植物性硬化油脂を、乳化剤としての
高HLBのポリグリセリン脂肪酸エステルおよび低HL
Bのポリグリセリン脂肪酸エステルを用いて乳化させて
なる水中油型の乳化物よりなるシートマーガリン離型剤
を提供するものである。
【0005】また、本発明は、(2)さらに、水相部の
成分としてのグリセリン、および油相部の成分としての
天然ワックスを含有してなる前記(1)記載のシートマ
ーガリン離型剤を提供するものである。
成分としてのグリセリン、および油相部の成分としての
天然ワックスを含有してなる前記(1)記載のシートマ
ーガリン離型剤を提供するものである。
【0006】また、本発明は、(3)さらに、エタノー
ルを含有してなる前記(1)記載のシートマーガリン離
型剤を提供するものである。
ルを含有してなる前記(1)記載のシートマーガリン離
型剤を提供するものである。
【0007】また、本発明は、(4)植物性硬化油脂が
大豆、菜種および綿実硬化油から選択される少なくとも
1種であり、天然ワックスが蜜蝋、ライスワックスおよ
びカルナバロウから選択される少なくとも1種であり、
糖アルコールが、ソルビトール、マンニトール、還元澱
粉加水分解物および還元乳糖から選択される少なくとも
1種であり、高HLBの乳化剤が重合度6〜10のポリ
グリセリン脂肪酸エステルであって、低HLBの乳化剤
が重合度4〜6のポリグリセリン脂肪酸エステルである
前記(1)〜(3)いずれか1記載のシートマーガリン
離型剤を提供するものである。
大豆、菜種および綿実硬化油から選択される少なくとも
1種であり、天然ワックスが蜜蝋、ライスワックスおよ
びカルナバロウから選択される少なくとも1種であり、
糖アルコールが、ソルビトール、マンニトール、還元澱
粉加水分解物および還元乳糖から選択される少なくとも
1種であり、高HLBの乳化剤が重合度6〜10のポリ
グリセリン脂肪酸エステルであって、低HLBの乳化剤
が重合度4〜6のポリグリセリン脂肪酸エステルである
前記(1)〜(3)いずれか1記載のシートマーガリン
離型剤を提供するものである。
【0008】また、本発明は、(5)シートマーガリン
離型剤全量に対して水分量が25重量%以下である前記
(1)記載のシートマーガリン離型剤を提供するもので
ある。
離型剤全量に対して水分量が25重量%以下である前記
(1)記載のシートマーガリン離型剤を提供するもので
ある。
【0009】また、本発明は、(6)水相部の成分の合
計量60〜95重量部に対して油相部の成分の合計量が
5〜40重量部である前記(1)〜(5)いずれか1記
載のシートマーガリン離型剤を提供するものである。
計量60〜95重量部に対して油相部の成分の合計量が
5〜40重量部である前記(1)〜(5)いずれか1記
載のシートマーガリン離型剤を提供するものである。
【0010】また、本発明は、(7)25℃における粘
度が4000〜10000cpである前記(1)記載の
シートマーガリン離型剤を提供するものである。
度が4000〜10000cpである前記(1)記載の
シートマーガリン離型剤を提供するものである。
【0011】ここに、マーガリン表面は疎水性表面であ
るので、2枚のシートマーガリンを離型させるために
は、その間に親水性の界面を作ることが必要になる。本
発明においては、濃度の濃い糖アルコール、グリセリン
を水相部に、融点が34℃から70℃の植物性硬化油
脂、天然ワックスを油相部として、親水性の乳化物を作
り、この親水性の界面としたものである。そして、本発
明においては、高粘度の水相部に高速乳化により得られ
た油脂の微粉末が均一に分散することにより、これらの
相乗効果による離型性の良い離型剤得られる。
るので、2枚のシートマーガリンを離型させるために
は、その間に親水性の界面を作ることが必要になる。本
発明においては、濃度の濃い糖アルコール、グリセリン
を水相部に、融点が34℃から70℃の植物性硬化油
脂、天然ワックスを油相部として、親水性の乳化物を作
り、この親水性の界面としたものである。そして、本発
明においては、高粘度の水相部に高速乳化により得られ
た油脂の微粉末が均一に分散することにより、これらの
相乗効果による離型性の良い離型剤得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のシートマーガリン離型剤
は水相部の成分および油相部の成分とを乳化剤により乳
化してなるものである。水相部の成分としては水および
糖アルコールが必須成分である。糖アルコールの例とし
てはソルビトール、マンニトール、還元澱粉加水分解
物、還元乳糖が挙げられる。また、所望により、粘度調
整の観点より、グリセリンを水相部の成分として加える
こともできる。
は水相部の成分および油相部の成分とを乳化剤により乳
化してなるものである。水相部の成分としては水および
糖アルコールが必須成分である。糖アルコールの例とし
てはソルビトール、マンニトール、還元澱粉加水分解
物、還元乳糖が挙げられる。また、所望により、粘度調
整の観点より、グリセリンを水相部の成分として加える
こともできる。
【0013】次に、油相部の成分としては、植物性硬化
油脂が必須成分である。植物性硬化油脂の例としては大
豆硬化油、菜種硬化油、綿実硬化油、パーム硬化油、ヤ
シ硬化油が挙げられる。これらの硬化油脂は融点が34
℃〜70℃、好ましくは50℃〜70℃である。融点が
34℃未満であると、融点が低すぎて期待する微粉末が
得られない。他方、融点が70℃を超えると、融点が高
すぎて安定な乳化物を作ることが困難となる。また、所
望により、高融点油脂の物性(硬さ等)の調整をする観
点より、さらに天然ワックスを油相部の成分として加え
ることもできる。天然ワックスの例としては蜜蝋、ライ
スワックス、カルナバロウ、キャンデリラワックス、木
ロウが挙げられる。
油脂が必須成分である。植物性硬化油脂の例としては大
豆硬化油、菜種硬化油、綿実硬化油、パーム硬化油、ヤ
シ硬化油が挙げられる。これらの硬化油脂は融点が34
℃〜70℃、好ましくは50℃〜70℃である。融点が
34℃未満であると、融点が低すぎて期待する微粉末が
得られない。他方、融点が70℃を超えると、融点が高
すぎて安定な乳化物を作ることが困難となる。また、所
望により、高融点油脂の物性(硬さ等)の調整をする観
点より、さらに天然ワックスを油相部の成分として加え
ることもできる。天然ワックスの例としては蜜蝋、ライ
スワックス、カルナバロウ、キャンデリラワックス、木
ロウが挙げられる。
【0014】かかる水相部の成分および油相部の成分に
対し、乳化時には、水相部の成分には高HLB(11〜
14)の乳化剤としてポリグリセリン脂肪酸エステル、
油相部成分には低HLB(4〜5)のポリグリセリン脂
肪酸エステルを加える。高HLBポリグリセリン脂肪酸
エステルの重合度は好ましくは6〜10とする。重合度
がこの範囲を逸脱すると、本発明の要求する乳化力が得
られない。かかる高HLBポリグリセリン脂肪酸エステ
ルは商品名SYグリスターNSW−750、MO−75
0およびMS−500として坂本薬品工業(株)から、
またポエムJ−0081Hとして理研ビタミン(株)か
ら入手できる。低HLBポリグリセリン脂肪酸エステル
の重合度は好ましくは4〜6とする。重合度がこの範囲
を逸脱すると、本発明の要求する乳化力が得られない。
かかる低HLBポリグリセリン脂肪酸エステルは商品名
SYグリスターTS−310、PS−500およびPO
−500として坂本薬品工業(株)から入手できる。
対し、乳化時には、水相部の成分には高HLB(11〜
14)の乳化剤としてポリグリセリン脂肪酸エステル、
油相部成分には低HLB(4〜5)のポリグリセリン脂
肪酸エステルを加える。高HLBポリグリセリン脂肪酸
エステルの重合度は好ましくは6〜10とする。重合度
がこの範囲を逸脱すると、本発明の要求する乳化力が得
られない。かかる高HLBポリグリセリン脂肪酸エステ
ルは商品名SYグリスターNSW−750、MO−75
0およびMS−500として坂本薬品工業(株)から、
またポエムJ−0081Hとして理研ビタミン(株)か
ら入手できる。低HLBポリグリセリン脂肪酸エステル
の重合度は好ましくは4〜6とする。重合度がこの範囲
を逸脱すると、本発明の要求する乳化力が得られない。
かかる低HLBポリグリセリン脂肪酸エステルは商品名
SYグリスターTS−310、PS−500およびPO
−500として坂本薬品工業(株)から入手できる。
【0015】水相部の必須成分としての水はシートマー
ガリン離型剤の全量に対して15重量%以下の量とす
る。ここに、ロールインマーガリンの賞味期限は要冷蔵
(0〜10℃)で3ヵ月〜10ヵ月であるので、低温で
の長期間の離型性、衛生面を含めた品質の安定性が離型
剤に要求される。このため、水相部の水分をできるだけ
少なくし(25%以下)水分活性値を0.85以下に調
整するものである。
ガリン離型剤の全量に対して15重量%以下の量とす
る。ここに、ロールインマーガリンの賞味期限は要冷蔵
(0〜10℃)で3ヵ月〜10ヵ月であるので、低温で
の長期間の離型性、衛生面を含めた品質の安定性が離型
剤に要求される。このため、水相部の水分をできるだけ
少なくし(25%以下)水分活性値を0.85以下に調
整するものである。
【0016】また、水相部の成分の合計量60〜95重
量部に対して油相部の成分の合計量は5〜40重量部と
する。この範囲を逸脱すると、目的とする離型性が劣
る。なお、乳化物には、乳化物の保存性を高めることを
目的として乳化物の全量(100重量部)に対して1〜
10重量部のエタノールを添加することができる。
量部に対して油相部の成分の合計量は5〜40重量部と
する。この範囲を逸脱すると、目的とする離型性が劣
る。なお、乳化物には、乳化物の保存性を高めることを
目的として乳化物の全量(100重量部)に対して1〜
10重量部のエタノールを添加することができる。
【0017】かかる本発明のシートマーガリン離型剤は
以下のごとくに調製することができる。60重量部〜9
5重量部の水相部の各成分を80℃に加熱混合し、80
℃に加熱溶解した5重量部〜40重量部の油相部の各成
分を調製し、TKホモミキサー(特殊機化(株)製)に
て水相部を撹拌しながら油相部を徐々に混合して乳化物
とする(3000から5000回転、10〜30分
間)。この乳化物を45℃以下に冷却し、あるいはさら
に所望によりミキサーでエタノールを乳化物に対して1
重量部から10重量部、発泡しないように低回転で混合
し、本発明の水分活性0.85以下のシートマーガリン
離型剤を得る。
以下のごとくに調製することができる。60重量部〜9
5重量部の水相部の各成分を80℃に加熱混合し、80
℃に加熱溶解した5重量部〜40重量部の油相部の各成
分を調製し、TKホモミキサー(特殊機化(株)製)に
て水相部を撹拌しながら油相部を徐々に混合して乳化物
とする(3000から5000回転、10〜30分
間)。この乳化物を45℃以下に冷却し、あるいはさら
に所望によりミキサーでエタノールを乳化物に対して1
重量部から10重量部、発泡しないように低回転で混合
し、本発明の水分活性0.85以下のシートマーガリン
離型剤を得る。
【0018】かくして得られる本発明のシートマーガリ
ン離型剤は合成樹脂フィルムの代わりに、マーガリンの
品質に影響のない離型剤を使用することにより、廃棄物
を激減させることができる。
ン離型剤は合成樹脂フィルムの代わりに、マーガリンの
品質に影響のない離型剤を使用することにより、廃棄物
を激減させることができる。
【0019】かかる本発明のシートマーガリン離型剤の
使用方法としては、ロールインマーガリン生産ラインの
任意の場所において、離型剤をスプレーまたはローラー
にて塗布するが、衛生面からスプレー塗布が好ましい。
スプレー使用に可能な粘度は12000cp(B型粘度
計4号ローター30rpm、25℃)以下が適当であ
り、後記実施例1〜10、表1の結果から粘度と離型性
との相関関係を考えると、マーガリン表面への離型剤の
濡れを(粘度が低いと疎水性表面での表面張力で濡れが
少ない)よくするために、ある程度の高粘度が要求され
るので、粘度は4000〜10000cp(25℃)が
好ましい。
使用方法としては、ロールインマーガリン生産ラインの
任意の場所において、離型剤をスプレーまたはローラー
にて塗布するが、衛生面からスプレー塗布が好ましい。
スプレー使用に可能な粘度は12000cp(B型粘度
計4号ローター30rpm、25℃)以下が適当であ
り、後記実施例1〜10、表1の結果から粘度と離型性
との相関関係を考えると、マーガリン表面への離型剤の
濡れを(粘度が低いと疎水性表面での表面張力で濡れが
少ない)よくするために、ある程度の高粘度が要求され
るので、粘度は4000〜10000cp(25℃)が
好ましい。
【0020】
【0021】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳し
く説明する。 実施例1〜5 水相部として、下記配合例重量部にて、乳化剤としてデ
カグリセリンモノステアレート、ポエムJ0081H
(商標)理研ビタミン(株)1重量部を用い80℃てに
TKホモミキサー(特殊機化工業(株))で溶解撹拌し
た。油相部として、下記配合例重量部にて、乳化剤とし
てテトラグリセリントリステアレート、SYグリスター
TS−310(商標)阪本薬品工業(株)0.2重量部
を用い80℃にて加熱溶解し、ホモミキサーで水相部を
撹拌しながらこの油相部を水相部に少量ずつ混入し、3
600回転/分で15分間撹拌した。45℃以下に冷却
後、エタノール3重量部を低速にて混入して、水中油型
の乳化物を得た。
く説明する。 実施例1〜5 水相部として、下記配合例重量部にて、乳化剤としてデ
カグリセリンモノステアレート、ポエムJ0081H
(商標)理研ビタミン(株)1重量部を用い80℃てに
TKホモミキサー(特殊機化工業(株))で溶解撹拌し
た。油相部として、下記配合例重量部にて、乳化剤とし
てテトラグリセリントリステアレート、SYグリスター
TS−310(商標)阪本薬品工業(株)0.2重量部
を用い80℃にて加熱溶解し、ホモミキサーで水相部を
撹拌しながらこの油相部を水相部に少量ずつ混入し、3
600回転/分で15分間撹拌した。45℃以下に冷却
後、エタノール3重量部を低速にて混入して、水中油型
の乳化物を得た。
【0022】
配合例
水相部 油相部
重量部 重量部
実施例1 エスイー600 52.0 大豆硬化油 10.0
グリセリン 33.8 (融点68℃)
実施例2 エスイー600 52.0 大豆硬化油 10.0
ソルビットT−70 33.8 (融点68℃)
実施例3 エスイー600 45.0 大豆硬化油 24.8
マルビット 23.0 (融点34℃)
ライスワックスF―1 3.0
(融点75℃)
実施例4 エスイー600 86.0 大豆硬化油 9.8
(融点68℃)
実施例5 エスイー600 76.0 大豆硬化油 19.8
(融点50℃)
※エスイー600(商標)、マルビット(商標)以上日研化学(株)
ソルビットT―70(商標)東和化成工業(株)
大豆硬化油、植田製油(株)
ライスワックスF−1(商標)セラリカ野田
【0023】実施例6〜10
水相部として、下記配合例重量部にて、乳化剤としてデ
カグリセリンモノステアレート、ポエムJ0081H
(商標)理研ビタミン(株)I重量部を用い80℃にT
Kホモミキサー(特殊機化工業(株))で溶解撹拌し
た。油相部として、下記配合例重量部にて、乳化剤とし
てテトラグリセリントリステアレート、SYグリスター
TS−310(商標)阪本薬品工業(株)0.2重量部
を用い80℃に加熱溶解し、ホモミキサーで水相部を撹
拌しながら油相部を水相部に少量ずつ混入し、3600
回転/分で15分間撹拌した。40〜50℃に冷却し
て、水中油型の乳化物を得た。
カグリセリンモノステアレート、ポエムJ0081H
(商標)理研ビタミン(株)I重量部を用い80℃にT
Kホモミキサー(特殊機化工業(株))で溶解撹拌し
た。油相部として、下記配合例重量部にて、乳化剤とし
てテトラグリセリントリステアレート、SYグリスター
TS−310(商標)阪本薬品工業(株)0.2重量部
を用い80℃に加熱溶解し、ホモミキサーで水相部を撹
拌しながら油相部を水相部に少量ずつ混入し、3600
回転/分で15分間撹拌した。40〜50℃に冷却し
て、水中油型の乳化物を得た。
【0024】
配合例
水相部 油相部
重量部 重量部
実施例6 ソルビットT−70 68.0 大豆硬化油 14.0
ソルビトールFP 16.8 (融点50℃)
実施例7 ソルビットT‐70 72.0 大豆硬化油 9.8
ソルビトールFP 17.0 (融点68℃)
実施例8 ソルビットT‐70 46.0 大豆硬化油 12.8
エスイー600 15.0 (融点50℃)
グリセリン 7.0 精製カルナハ゛ワックスR-100 1.0
ソルビトールFP 17.0
実施例9 エスイー600 46.0 大豆硬化油 13.8
ソルビットT―70 15.0 (融点57℃)
グリセリン 7.0
ソルビトールFP 17.0
実施例10 エスイー600 70.0 大豆硬化油 7.0
グリセリン 8.8 (融点68℃)
ラクチトールLC―0 13.0
※エスイー600(商標)、ソルビトールFP(商標)、ラクチトールLC−0
(商標)以上日研化学(株)。ソルビットT−70(商標)東和化成工業(株)
グリセリン食添(商標)阪本薬品工業(株)
大豆硬化油、植田製油(株)
精製カルナバワックスR−100(商標)横関油脂工業(株)
【0025】<離型テスト>シートマーガリン(厚さ9
0mm、500g)を30℃の恒温器に3時間放置した
ものを試料として使用した。電動スプレーにて各々片面
のみ3g、5g、または7g塗布し、塗布しないシート
と密着させシート2枚を1組とし、5〜7℃の冷蔵庫に
保管し、経時的に離型性を調べた。結果を下記表1に示
す。評価基準は以下の通りである。 ◎;抵抗なくはがれる。 ○;やや抵抗があるが、はがれる。 ×;抵抗があり、マーガリンが折れる。 また、スプレー特性および乳化安定性につき、スプレー
特性は、電動スプレー機(ワグナーハンディペインター
HP−W300)を使用して、噴霧状態を見た。乳化
安定性は35℃の恒温器で保存し、30日後の乳化状態
を見た。評価基準は以下の通りである。 <スプレー特性> ◎;均一なパターンの噴霧。 ○;やや不均一な噴霧。 ×;噴霧しない。 <乳化安定性> ◎;分離なし。 ○;上部にやや分離。 ×;分離。
0mm、500g)を30℃の恒温器に3時間放置した
ものを試料として使用した。電動スプレーにて各々片面
のみ3g、5g、または7g塗布し、塗布しないシート
と密着させシート2枚を1組とし、5〜7℃の冷蔵庫に
保管し、経時的に離型性を調べた。結果を下記表1に示
す。評価基準は以下の通りである。 ◎;抵抗なくはがれる。 ○;やや抵抗があるが、はがれる。 ×;抵抗があり、マーガリンが折れる。 また、スプレー特性および乳化安定性につき、スプレー
特性は、電動スプレー機(ワグナーハンディペインター
HP−W300)を使用して、噴霧状態を見た。乳化
安定性は35℃の恒温器で保存し、30日後の乳化状態
を見た。評価基準は以下の通りである。 <スプレー特性> ◎;均一なパターンの噴霧。 ○;やや不均一な噴霧。 ×;噴霧しない。 <乳化安定性> ◎;分離なし。 ○;上部にやや分離。 ×;分離。
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】本発明により、シートマーガリンの品質
に悪影響することなく、安定性の良いシートマーガリン
離型用乳化剤が提供される。
に悪影響することなく、安定性の良いシートマーガリン
離型用乳化剤が提供される。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A23D 7/00 - 7/06
A21D 8/00 - 8/10
Claims (7)
- 【請求項1】 水相部の必須成分としての水および糖ア
ルコールおよび油相部の必須成分としての植物性硬化油
脂を、乳化剤としての11〜14のHLBのポリグリセ
リン脂肪酸エステルおよび4〜5のHLBのポリグリセ
リン脂肪酸エステルを用いて乳化させてなる水中油型の
乳化物よりなるシートマーガリン離型剤。 - 【請求項2】 さらに、水相部の成分としてのグリセリ
ン、および油相部の成分としての天然ワックスを含有し
てなる請求項1記載のシートマーガリン離型剤。 - 【請求項3】 さらに、エタノールを含有してなる請求
項1記載のシートマーガリン離型剤。 - 【請求項4】 植物性硬化油脂が大豆、菜種および綿実
硬化油から選択される少なくとも1種であり、天然ワッ
クスが蜜蝋、ライスワックスおよびカルナバロウから選
択される少なくとも1種であり、糖アルコールが、ソル
ビトール、マンニトール、還元澱粉加水分解物および還
元乳糖から選択される少なくとも1種であって、11〜
14のHLBの乳化剤が重合度6〜10のポリグリセリ
ン脂肪酸エステルであって、4〜5のHLBの乳化剤が
重合度4〜6のポリグリセリン脂肪酸エステルである請
求項1〜3いずれか1記載のシートマーガリン離型剤。 - 【請求項5】 シートマーガリン離型剤全量に対して水
分量が25重量%以下である請求項1記載のシートマー
ガリン離型剤。 - 【請求項6】 水相部の成分の合計量60〜95重量部
に対して油相部の成分の合計量が5〜40重量部である
請求項1〜5いずれか1記載のシートマーガリン離型
剤。 - 【請求項7】 25℃における粘度が4000〜100
00cpである請求項1記載のシートマーガリン離型
剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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