JP3524286B2 - 自動改札装置及び精算システム - Google Patents
自動改札装置及び精算システムInfo
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- JP3524286B2 JP3524286B2 JP24293096A JP24293096A JP3524286B2 JP 3524286 B2 JP3524286 B2 JP 3524286B2 JP 24293096 A JP24293096 A JP 24293096A JP 24293096 A JP24293096 A JP 24293096A JP 3524286 B2 JP3524286 B2 JP 3524286B2
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Description
ステムに関する。 【0002】 【従来の技術】従来の自動改札装置は、券片に接触して
磁気を読み取らなければならなかった。また、発券装置
と自動改札装置は別の場所に設置されてあった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】券片に接触して磁気を
読むため券片を搬送するメカが不可欠であり、高価であ
った。また、乗客は発券装置と自動改札装置の両方を使
用するためには装置から装置までの距離を移動しなけれ
ばならなかった。 【0004】本発明の目的は、搬送機構のない安価な自
動改札装置および自動精算システムを提供することにあ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】 本願発明は、特に、乗
車駅及び下車駅が乗車区間外であることを判定し、乗車
駅から第1駅までの運賃と第2駅から下車駅までの運賃
との和と、乗車駅から下車駅までの運賃とを比較し、安
い方の運賃をプリペイドされた金額から減額するという
構成を採用する。 【0006】 【発明の実施の形態】図1を用いて第1の実施例の説明
をする。図1は、券片を搬送するメカ機構を不要とする
自動改札機のブロック図である。定期券の情報を非接触
ICカードに記憶し、リーダ/ライタ10でその内容を
読んだり、書き込んだりする。乗車、下車ができる内容
(乗車区間、有効期間等)であるか否かを制御部16が
判断し、OKであればゲート11を開けて、乗客が通過
できるようにする。逆に乗車、下車を認めない、と制御
部16が判断した時は、ブザー14を鳴動させ、ゲート
11を閉じる。この自動改札機の状況(ゲートを開け
た、閉めた、ブザーを鳴動中等)を駅員に知らせるた
り、記録をとっておくために、通信部17を経由して他
のコンピュータに前記状況、情報を送信する。ランプ1
2、スピーカ13、音声ガイダンス記憶部15は図2で
説明する。乗客は定期券である非接触ICカードをリー
ダ/ライタ11にかざすだけで、自動改札機の機能を有
しているので、従来の搬送メカを有する自動改札機より
も安価に作成できる。 【0007】第2の実施例では不正乗車の疑いのある場
合の対策を述べる。乗車区間の範囲が限られた私鉄で
は、「乗車記録のない定期券で下車は認めない」という
施策が行われている。例えば、阪急電鉄のフェアライド
システム(H7年9月5日東京新聞参照)がある。この
方法を日本全国どこから乗車してくるか分からないJR
に適用するのは、無理がある。例えば東京近郊の定期券
を持っている人が関西地方に行った帰り、新幹線で東京
まで乗車し、東京駅で在来線に乗り換えて、定期券で下
車しようとした時、「乗車の記録がないから下車を認め
ない」という理由で、自動改札機のゲートを閉めれば、
正常な乗車をした乗客を不正乗車をしたと疑い、迷惑を
かけることになる。このような行為は公共性の強い鉄道
機関には許されないことであろう。とはいえ、初乗り運
賃や入場券で入場し、中間の乗車券を持たず、定期券で
下車するといういわゆるキセル乗車の対策も考えなけれ
ばならない。乗車記録のない定期券での下車を無条件で
許すと、キセル乗車を防止することはできない。初乗り
運賃の切符、入場券の何割かが回収できない(販売した
切符がどこかで捨てられている)現状からも、キセル乗
車が行われている、と容易に想像できる。 【0008】正常な乗車をした乗客には迷惑をかけず、
不正乗車を抑止する方法を述べる。前提として、乗車時
には自動改札機で乗車駅名と乗車した日時を定期券に記
録するものとする。また、第2の実施例では定期券は非
接触ICカードである必要はない。従来の磁気化された
定期券でも実現可能である。図2に下車駅の自動改札機
の処理フローを示し、以下各ステップを説明する。 【0009】ステップ201:この駅(自動改札機が設
置されている駅)が定期券の乗車区間内に含まれている
か否か判断する。含まれていれば、ステップ202へ、
含まれていなければステップ204へ進む。 【0010】ステップ202:この定期券は有効期間内
か否か判断する。有効期間内であればステップ203
へ、有効期間外であればステップ204へ進む。 【0011】ステップ203:定期券に記録された乗車
日時を読み、所定の時間以内であるか否かを判断する。
所定時間以内に記録されていれば、ステップ207へ進
み、そうでなければ(乗車日時が書き込まれていない場
合も含む)ステップ205へ進む。 【0012】ステップ204:正常な乗車ではないの
で、ゲート11を閉め、ブザー14を鳴動させる。 【0013】ステップ205:乗車の記録がない、もし
くは所定時間より前に記録されている原因は、上記で述
べたように、長距離乗車をしたからか、それともキセル
乗車をしているからか不明である。そこで「乗車の記録
がない」ことを示すランプ12を点灯させる。 【0014】ステップ206:音声ガイダンス記憶部1
5に記録した文言(例えば「乗車の記録がありませ
ん」)をスピーカ13から流す。 【0015】ステップ207:定期券に下車したことを
記す(下車駅名、下車日時等) ステップ208:ゲート11を開け、乗客の下車を許
す。 【0016】本発明によれば、正常な乗車をした乗客に
対してゲート11を開けて下車を許すので、迷惑をかけ
ることはない。逆に不正乗車をした乗客に対しては、ラ
ンプ12を点灯させたり、音声を発したりするので、抑
止効果がある。また、ランプや音声で駅員に知らせるこ
とができるので、場合によっては駅員が定期券を拝見
し、どこから乗車したのか乗客に質問することもでき
る。 【0017】長距離の乗車券で乗車し、その乗車券と区
間の連続した定期券で下車する場合は、下車時に乗車券
と定期券を2枚自動改札機に入力すれば第2の実施例の
ようにランプ12を点灯させたり、スピーカ13から音
声を発する必要はない。正常な乗車として取り扱えば良
い。乗車券と定期券の乗車区間が連続しているか否かを
判断する方法を表1、表2を用いて説明する。まず、表
1を以下に示す。 【0018】 【表1】【0019】表1は乗車券が名古屋市内から東京都内ま
で、定期券が中央線の西荻窪から国分寺まで有効で、自
動改札機を国分寺駅に設置した場合の判定表である。A
を名古屋駅、Bを東京駅、Cを西荻窪、Dを国分寺とす
る。現在の運賃規則によるとこの乗車券はAからCまで
有効であるので、乗車券の行は、1、1、0となる(1
は有効、0は無効を意味する)。一方、定期券はCから
Dまで有効であるので、0、0、1となる。この2行の
論理和を計算すると、3行目のように1が連続して3つ
並ぶので、この乗車券と定期券は連続している、と判定
しランプ12は点灯せず、スピーカ13から音声も発生
させない。次に表2を以下に示す。 【0020】 【表2】 【0021】表2は乗車券が小田原駅から東京駅(東京
都内ではない)まで有効、定期券と自動改札機の設置駅
は表1と同様の例である。Aを小田原駅とし、あとは表
1の例と同じとする。乗車券はA−B間だけで有効であ
るので、1、0、0となる。一方、定期券は表1と同様
であるので、これらの論理和を計算すると、1、0、1
となり、1が連続しない。この場合は乗車券と定期券は
連続しない、と判定する。区間の連続しない乗車券と定
期券の2枚が入力された時は、ゲート11を閉め、下車
を認めない。また、乗車の記録のないこの定期券だけが
入力された時は、ランプ12を点灯させ、スピーカ13
から音声を発生させればよい。 【0022】また、磁気化された切符と非接触ICカー
ドの定期券を組み合わせた不正乗車防止方法もある。乗
車時に不正乗車の疑いがあれば(切符と定期券の乗車区
間が連続していなければ)乗車駅を定期券に書き込み、
下車時、定期券の乗車区間外から乗車していれば、ゲー
トを閉めて下車を認めない、という方法である。これは
特開平6ー290320で述べられているのでここでは
省略する。 【0023】第3の実施例では、定期券(磁気化、非接
触ICカードどちらでも可)にプリペイド機能を付加
し、乗降するシステムについて述べる。定期券の乗車区
間外から乗車する時は、初乗り運賃を減額し、下車する
時に差額を計算し、減額する。定期券の乗車区間内から
乗車する時は、減額せず、下車する時に乗り越したか否
かを判断する。図3、図4に下車時の自動改札機の処理
フローを示す。ここではステップ301のことをS30
1と略する。以下、各ステップの説明をする。 【0024】ステップ301:乗客が提示した定期券は
有効期間内であるか否かを判断する。有効期間内であれ
ばステップ302へ、有効期間外であればステップ31
1へ進む。 【0025】ステップ302:定期券の乗車区間内/外
のどちらから乗車したか?また、乗車区間内/外のどち
らから下車しようとしているか?乗車パターンを特定す
る。 【0026】ステップ303:乗車も下車も定期券の乗
車区間内であれば、減額せずにステップ310へ進む。
自動改札機の表示部に「精算の必要はありません」等の
案内をしてもよい。 【0027】ステップ304:定期券の乗車区間内から
乗車し、乗車区間外で下車しようとしている場合は、乗
り越した区間の運賃を調べ、自動改札機の表示部に「○
○円減額します」等の案内をする。この方法を図5、表
1を用いて説明する。A−C間で有効な定期券を持った
乗客がA,B,C駅のいずれかから乗車し、X駅で下車
しようとした時、この自動改札機はA−X,B−X,C
−X間の運賃を表1から調べ、その最小値が150円で
あることを求める。 【0028】ステップ305:上記金額(150円)を
カードから減算する。 【0029】ステップ306:定期券の乗車区間外から
乗車し、乗車区間内で下車しようとしている場合は、乗
車駅から乗車区間内の複数の駅までのうち、最少の金額
となる駅、運賃を調査する。A−C間で有効な定期券を
持った乗客がE駅から乗車した時、E−A、E−B、E
−C間の運賃を表1から調べ、その最小値が150円で
あることを求める。 【0030】ステップ307:初乗り運賃(100円)
を乗車時に減額しているので、あと差額の50円をカー
ドから減算する。 【0031】ステップ308:乗車駅も下車駅も定期券
の乗車区間外の駅である場合は、乗車駅から下車駅まで
の経路に、定期券の乗車区間の少なくとも一部が含まれ
ているか否かを調べる。一部分でも含まれていればステ
ップ401へ、まったく含まれていなければステップ3
09へ進む。 【0032】ステップ309:乗車駅から下車駅までの
運賃を調べ、その額をカードから減額する。 【0033】ステップ310:定期券に下車したことを
記す(下車駅名、下車日時等) ステップ311:有効期間外の定期券であるので、ゲー
トを閉め、ブザーを鳴動させる。 【0034】ステップ312:ゲートを開ける。 【0035】ステップ401:乗車した区間の中に定期
券の乗車区間の少なくとも一部分が含まれている場合
は、本ステップの処理を行う。「乗車した区間の中に定
期券の乗車区間が含まれるか否か」の意味を図5を用い
て説明する。乗車区間がB駅からC駅まで有効な定期券
を有する乗客が、A駅から乗車しD駅で下車する場合
は、乗車した区間(A−D間)の中に定期券の乗車区間
(B−C間)が含まれる、と表現する。乗車駅(A駅)
から定期券の所定乗車区間の駅(B駅、C駅)までの運
賃の中で最も安い運賃(この場合ではA−B間の運賃)
をR1とする。また、C駅からX駅まで有効な定期券を
有する乗客が、B駅から乗車しV駅で下車する場合は、
乗車した区間(B−V間)の中に定期券の乗車区間の一
部(C−D間)が含まれる、と表現する。この場合B−
C間の運賃をR1とする。 【0036】ステップ402:定期券の乗車区間の駅か
ら下車駅までの運賃の中で最も安い運賃ををR2とす
る。上記の例ではC−D間、D−V間の運賃がR2とな
る。 【0037】ステップ403:乗車駅から下車駅までの
運賃をR3とする(上記の例では、A−D間、B−V間
の運賃をR3とする)。 【0038】ステップ404:R1+R2とR3の小さ
い方を選択する。 【0039】ステップ405:R3の方が小さければ、
R3をカードから減額する。 【0040】ステップ406:R1+R2の方が小さけ
れば、R1+R2をカードから減額する。この例では¥
100+¥100>¥180であるので、切符2枚と定
期券を使って乗車するよりも1枚の切符(A−D、B−
V)で乗車した方が、乗客に有利な決算となるので、1
80円を減額する。B−C間、C−D間の距離が長くな
れば、R1+R2<R3となる。この場合は、切符を2
枚に分けた方が乗客に有利な決算方法となるので、その
額を減額する。高い方の金額を減額する、という方法は
乗客の意向を無視し、鉄道会社のシステムの都合だけで
運用することになり、社会では受け入れられないと考え
られる。本システムのように乗客から不満の出ない公正
なシステムが要求される。また、ステップ305、30
7、309で残高不足で減額できない場合は、ゲート1
1を開けずに「金額が不足しています」等の案内を自動
改札機の表示部に出力する。カードに金額をチャージす
る方法は、チャージする装置にカードと現金を入力し、
該装置は入金額を認識した後、カードに書き込めばよ
い。または、MONDEX等の電子マネーシステムで実
現されているように自分の口座からカードに金額を移し
てもよい。 【0041】定期券の乗車区間内か外かを調べる方法を
図5、図6、表3、表4を用いて説明する。図5に路線
図を示す。表3を以下に示す。 【0042】 【表3】【0043】表3の1つの項目の上段は路線名、中段は
経由駅、下段は運賃を表わす。また図6に定期券のフォ
ーマットを示す(氏名、年齢、有効期間は省略)。B−
D間で有効な定期券と、B−X間(D駅経由)で有効な
定期券を示す。次に、表4を以下に示す。 【0044】 【表4】 【0045】表4は路線毎に駅を地理的な設置順に表わ
した表である。B−D間で有効な定期券で乗車、下車を
する時は、表3から乗車する路線名はアであることがわ
かるので、表4を参照し、路線名アのB駅からD駅まで
の駅を参照し、実際に乗客が乗車、下車した駅がこの中
(B,C,D)に含まれているか否かで、定期券の所定
の乗車区間の中か外かを判断する。この定期券ではB,
C,D駅が所定の乗車区間であることがわかる。例え
ば、この定期券を使って、A駅で乗車し、E駅で下車し
た場合は、表3、表4より、A−Eの中にB−Dが含ま
れていることが分かり、ステップ401の処理を行う。
この定期券を使って、V駅からW駅まで乗車した時は、
実際の乗車区間の中にB−Dは含まれないことが表3、
表4から分かるので、ステップ309の処理を行う。同
様にA駅で乗車、C駅で下車した場合は、ステップ30
6の処理を、B駅で乗車し、E駅で下車した場合は、ス
テップ304の処理を行う。 【0046】B−X間で有効な定期券の場合は、経由駅
であるD駅で、分割して考える。路線名アのB駅からD
駅と路線名イのD駅からX駅までが所定の乗車区間であ
るので、表4を参照し、実際に乗車、下車した駅がこれ
らの区間の中に含まれているか否かで、定期券の所定の
乗車区間の中か外かを判断する。この定期券を使用し
て、A駅からY駅まで乗車した時は、表3から路線名ア
でA−D,路線名イでD−Yを乗車したことが分かるの
で、表4を参照し、実際に乗車したA−D間、D−Y間
はそれぞれ定期券の乗車区間B−D、D−Xを含むこと
が分かる。従ってこの場合は、ステップ401の処理を
行う。この定期券を持った乗客がA−V間を乗車した場
合は、その中に定期券の乗車区間の一部であるB−Dが
含まれるので、この場合もステップ401の処理を行
う。またこの定期券を所有した乗客が、E−W間を乗車
した場合は、表4より路線アでは乗車区間E−Dの中に
定期券の乗車区間(B−D)は含まれず、路線イについ
ても乗車区間D−Wの中に定期券の乗車区間(D−X)
は含まれないので、ステップ309の処理を行う。 【0047】第4の実施例では、券売機と一体になった
自動改札機を説明する。図7にその外観を、図8にブロ
ック図を示す。発券部70は、非接触ICカードを読み
書きするリーダ/ライタ10、ディスプレイ71、切符
を発券するプリンタ72からなる。また、ディスプレイ
71の上には、列車選択部81と下車駅選択部82を表
示し乗客はタッチパネル(図示せず)を介して、列車と
下車駅を選択する。非接触ICカードにはプリペイドさ
れた金額をチャージする機能や、クレジット機能を持た
せて、発券に対する決済を実現する。決済ができれば切
符をプリンタ72から発券し、乗客がそれを抜き取れば
ゲート11を開け、通過することを認める。また非接触
ICカードに定期券の機能があり、設置駅が定期券の乗
車区間であれば、プリンタ72で発券せずにゲート11
を開けることもある。図9に列車、下車駅を選択して乗
車する処理フローを示す。以下、各ステップの説明を行
う。 【0048】ステップ901:ディスプレイ71に表示
された下車駅選択部82で、下車する駅を選択する。 【0049】ステップ902:ディスプレイ71に、こ
の駅(本装置の設置駅)と下車駅の両方に停車する列車
を表示する。乗客はその中から乗りたい列車と、設備
(普通、グリーン、禁煙、喫煙等)を列車選択部81で
選択する。 【0050】ステップ903:選択された乗車区間に基
づき、列車、設備を予約するために、通信部17を通し
てホストコンピュータと通信する。 【0051】ステップ904:ホストコンピュータの回
答を受信し、指定席が予約できればステップ905へ、
予約できなければステップ902へ進む。 【0052】ステップ905:予約することができたの
で、非接触ICカードをリーダ/ライタ10に近づけ
る。 【0053】ステップ906:プリペイドしてあればそ
の金額を減額する。またクレジットカードの機能があれ
ば、ディスプレイ71から乗客に暗証番号を入力しても
らい、決済を行う。 【0054】ステップ907:決済が終われば、切符を
プリンタ72から発券する。 【0055】ステップ908:乗客が切符をプリンタ7
2から抜き取れば、所定の時間だけゲート11を開けて
おく。または、ゲート11近辺にセンサを設けて、乗客
が通過したのを確認すればゲート11を閉じる。 【0056】本実施例によれば、乗客は切符を事前に購
入することなく自動改札機を通ることができるので、従
来よりも早く乗車することが可能となる。 【0057】第5の実施例では乗客が入力する項目の中
で列車名を不必要とした実現方法を述べる。図10にそ
の自動改札機を示す。図7の自動改札機に案内表示部1
00を追加した。自動改札機ごとに予約する列車が明示
してあるので、第4の実施例で必要であった列車名、設
備の選択が不要となる。図9のステップ902の処理は
不要となる。従って、乗客が自動改札機に到着してから
切符を受け取るまでの時間が短縮できる。 【0058】第4、第5の実施例では決算手段としての
カードは非接触ICカードとは限らない。従来の磁気カ
ードやプリペイドカードをリーダ/ライタ10の代わり
にカードリーダに入力して決済しても構わない。また、
カードを持たない乗客に対しては、発券部に現金処理部
を設けた自動改札機を作成しても良い。 【0059】第6の実施例では、非接触ICカードのメ
モリを利用した応用例を述べる。ビジネスマンの中には
東京ー名古屋や、東京ー新大阪のように同じ区間を何度
も利用するリピータが少なくない。新幹線用回数券が良
く利用されていることからも想像できる。非接触ICカ
ードのメモリに、「東京ー名古屋、普通車、禁煙」とい
う情報を記憶させて、図10の自動改札機を利用すれ
ば、第5の実施例から下車駅の選択を省略することがで
き、さらに高速な発券処理が可能となる。その処理フロ
ーを図11に示す。以下、各ステップの説明を行う。た
だし図9で説明したステップと同じ処理を行う場合は説
明を省略する。 【0060】ステップ905:乗客は非接触ICカード
をリーダ/ライタ10に近づけ、発券部70は該カード
の中に記憶されている乗車区間、設備を読み取る。 【0061】ステップ903:案内表示部100に示し
た列車名、ステップ905で読み取った乗車区間、設備
に基づいて、座席の予約をとるためにホストコンピュー
タと通信する。 【0062】ステップ904:席が予約できればステッ
プ906へ、予約できなければステップ1101へ進
む。 【0063】ステップ1101:案内表示部100に示
していた列車は満席で予約ができなかったので、ホスト
コンピュータから示される代案の列車をディスプレイ7
1に表示する。 【0064】ステップ1102:乗客は列車を選択す
る。 【0065】案内表示部100で案内する列車は、売り
切れるまで(座席が満席になる)表示するわけではな
く、ある一定数以下になれば別の列車を案内するように
すれば、ステップ904で席が予約できない、という確
率は極めて低くなる。本実施例では乗客は非接触ICカ
ードをリーダ/ライタ10にかざした後(ステップ90
5とステップ903の間で)暗証番号を入力するだけ
で、切符が発券されるので、乗客1人が本自動改札機の
中に滞留する時間は他の実施例よりも短い。 【0066】第4から第6に実施例では、プリンタ72
から切符を発券することを述べたが、紙の切符を出す代
わりに、カードの裏に切符の内容を印字したり、カード
の中に切符の内容を記憶させる方法でも実現可能であ
る。また、切符を既に持っている人が通れるように、図
7、図10に切符を搬送するメカを追加してもよい。ま
た、第5、第6の実施例で案内表示部100で予約でき
る列車名を案内すると述べたが、繁忙期等、空席のある
列車がない、あっても何時間も後、という場合は案内表
示部100に列車名を案内せず、自由席特急券を案内す
ることもできる。どの列車を案内するか、自由席を案内
するかは駅で駅員が決定してもよいし、現在時刻からあ
る所定時間内に発車する列車に空席があればその列車を
案内し、所定時間内に空席のある列車がなければ自由席
を案内するように自動改札機と接続されたコンピュータ
に設定し、案内表示部100に表示する列車を自動的に
案内できるようにすることもできる。 【0067】さらに鉄道機関のみならず、航空業にも適
用可能である。第7の実施例として、事前予約、チェッ
クイン不要の搭乗手続きの例を述べる。ある特定の航空
会社の磁気カードを有した乗客が、便を予約せず空港ま
で来て、チェックインカウンタを通らずに搭乗ゲートで
案内表示部100を見て、自分の乗りたい便の自動改札
機で予約と搭乗手続きを行うことができる。図12にそ
の装置、図13に処理フローを示す。以下、各ステップ
の説明を行う。ただし、図9と同じ処理は説明を省略す
る。 【0068】ステップ1301:会員カードをカードリ
ーダ120に入力する。カードリーダ120は会員番号
等を読み取る。暗証番号の入力が必要な場合は、ここで
乗客に入力してもらう。 【0069】ステップ1302:プリンタ72から搭乗
券を発券する場合は発券し、そうでない場合は、カード
の裏に便名、座席番号を印字する。 【0070】ステップ1303:会員カードをカードリ
ーダ120から返却する。 【0071】ステップ1304:会員カードがカードリ
ーダ120から抜き取られれば(切符を発券した場合
は、該カードと切符が抜き取られれば)ゲート11を開
けて、通過を許す。 【0072】ステップ1305:満席で予約できない場
合は、ディスプレイ71にその旨を表示し、会員カード
を返却する。 【0073】チェックインを行い、搭乗券を持っている
乗客もこのゲートを通れるように、図12に搭乗券を搬
送し、読み取る機構を追加してもよい。 【0074】本実施例によれば、乗客は短時間で搭乗手
続きすることが可能となる。 【0075】第8の実施例で、回数券を1枚のカードに
記憶させ、図10の自動改札機を通って、座席を予約す
る例について述べる。図14にカードの裏面、図15に
自動改札機の処理フローを示す。図14に示すようにカ
ードの裏面に印字するので、図10のリーダ/ライタ1
0よりも、図12で示したカードリーダ120の方が良
い。またカードに直接印字するので、回数券用のカード
が入力されたときは、プリンタ72からは切符は発券し
ない。使用するカードは、ICカードでも磁気カードで
もどちらでもよい。図14は6枚綴りの回数券で、3回
目の予約をとって、7時50分に名古屋駅の自動改札機
を通った例を示している。図15に自動改札機を通って
乗車するときの処理フローを示す。図15ではじめて出
てくるステップの説明を行う。 【0076】ステップ1501:予約ができれば、カー
ドの裏面に日付、列車名、乗車駅、下車駅、乗車下車予
定時刻、自動改札機を通過した時刻を書く。 【0077】ステップ1502:あと使用できる回数を
1だけ減算する。 【0078】ステップ1503:カードが抜き取られれ
ば、ゲート11を開け、乗車を認める。 【0079】ステップ1504:予約が取れなかったの
で、列車と設備(禁煙OR喫煙)をディスプレイ71で選
択する。 【0080】本実施例によれば回数券を入力するので、
暗証番号を入力する必要がなく、短時間で指定席の予約
と改札が実現できる。また、1枚の回数券を会社等の複
数人のグループで共用して所有、使用することが可能と
なる。 【0081】 【発明の効果】 プリペイドカード機能が付加された定
期券であっても、利用者に有利な精算金額を減額するこ
とができる、との特有の効果を奏する。
の自動改札機の内部構成を示すブロック図である。 【図2】本発明の一実施例の不正乗車を抑止するための
下車時の処理の流れ図である。 【図3】本発明の一実施例のプリペイド機能を有する定
期券を使用した場合の自動精算システムの処理の流れ図
である。 【図4】本発明の一実施例のプリペイド機能を有する定
期券を使用した場合の自動精算システムの処理の流れ図
である。 【図5】本発明の一実施例における路線図の一例であ
る。 【図6】本発明の一実施例で使われる定期券のフォーマ
ットである。 【図7】本発明の一実施例の券売機と一体となった自動
改札機の外観図である。 【図8】図7の券売機と一体となった自動改札機の内部
構成を示すブロック図である。 【図9】図7の券売機と一体となった自動改札機の乗車
時の処理の流れ図である。 【図10】本発明の一実施例の券売機と一体となった案
内表示付き自動改札機の外観図である。 【図11】図10の券売機と一体となった案内表示付き
自動改札機の乗車時の処理フロー 【図12】本発明の一実施例の搭乗ゲートの外観図であ
る。 【図13】本発明の一実施例の予約、チェックイン不要
の搭乗方法の処理の流れ図である。 【図14】本発明の一実施例で使われる回数券の裏面を
示す図である。 【図15】本発明の一実施例の回数券を使用した乗車の
処理の流れ図である。 【符号の説明】 10:非接触ICカードのリーダ/ライタ、11:ゲー
ト、12:ランプ、13:スピーカ、14:ブザー、1
5:音声ガイダンス記憶部、16:制御部、17:通信
部、70:発券部、71:ディスプレイ、72:プリン
タ、81:列車選択部、82:下車駅選択部、100:
案内表示部、120:カードリーダ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】下車駅に設置される自動改札装置におい
て、 定期券に記憶された第1駅から第2駅の区間を含む乗車
区間を示す定期券情報、乗車駅情報およびプリペイドさ
れた金額を読み取る読み取り手段と、 前記乗車駅情報の示す乗車駅および前記下車駅が前記乗
車区間外であることを判定し、前記乗車駅から前記第1
駅までの運賃と前記第2駅から前記下車駅までの運賃と
の和と、前記乗車駅から前記下車駅までの運賃とを比較
し、安い方の運賃を前記プリペイドされた金額から減額
する制御手段とを有することを特徴とする自動改札装
置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP24293096A JP3524286B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 自動改札装置及び精算システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24293096A JP3524286B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 自動改札装置及び精算システム |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002207693A Division JP2003085602A (ja) | 2002-07-17 | 2002-07-17 | 自動改札装置、および運賃精算方法 |
Publications (2)
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|---|---|
| JPH1091823A JPH1091823A (ja) | 1998-04-10 |
| JP3524286B2 true JP3524286B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=17096337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24293096A Expired - Fee Related JP3524286B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 自動改札装置及び精算システム |
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-
1996
- 1996-09-13 JP JP24293096A patent/JP3524286B2/ja not_active Expired - Fee Related
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