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JP3526220B2 - 半導体製造装置 - Google Patents
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JP3526220B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP3526220B2
JP3526220B2 JP23440898A JP23440898A JP3526220B2 JP 3526220 B2 JP3526220 B2 JP 3526220B2 JP 23440898 A JP23440898 A JP 23440898A JP 23440898 A JP23440898 A JP 23440898A JP 3526220 B2 JP3526220 B2 JP 3526220B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体製造装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の微細化が進み、半導
体基板上に形成されるパターンの寸法や間隔も微細化す
ることが求められている。それに伴い、パターン加工寸
法のばらつきも低減させることが求められている。加工
寸法のばらつきの一因としてウエハ面内での加工ばらつ
きがあげられる。一方、ウエハの大口径化が進み、ウエ
ハ面内でのばらつきの少ないパターンを形成することが
困難となってきている。以下、従来の技術による半導体
製造装置ついて、図面を参照しながら説明する。
【0003】図6は、従来の技術における半導体製造装
置の断面図を示す。図6において、1は真空容器、2は
真空容器1内に設置されたウエハ支持台、3はウエハ支
持台2上に設置され、あらかじめマスクパターンが加工
された被加工ウエハ、4は熱交換器、5はウエハ支持台
2と熱交換器4を接続し、冷媒を流すための配管であ
る。
【0004】図7は図6において示した半導体製造装置
の平面図を示し、6はウエハ支持台2と配管5を接続す
る入口であり、7はウエハ支持台2と配管5を接続する
出口である。真空容器1内にエッチングで用いるガスと
プラズマを発生させるための電力を外部から供給するこ
とにより、被加工ウエハ3上にあらかじめ加工されたマ
スクパターンをマスクとしてパターンが加工される。熱
交換器4はウエハ支持台2の温度を調節するためのもの
であり、熱交換器4から流出された冷媒は、配管5、入
口6、ウエハ支持台2、出口7、配管5を経由して熱交
換器4へ戻る。この冷媒の循環によりウエハ支持台2の
温度を調節している。ウエハ支持台2と被加工ウエハ3
は密着しており、熱的に伝導している。被加工ウエハ3
はエッチング処理中にプラズマにさらされることによ
り、温度が上昇する。このウエハ温度上昇を制御し、エ
ッチング処理中に所望のウエハ温度が実現できるように
ウエハ支持台2の温度を調整するため、冷媒の温度を熱
交換器4により設定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、エッチング処理中に入口6からウエハ支
持台2内へ入った冷媒は被加工ウエハ3の温度上昇に伴
い、ウエハ支持台2を通して加熱され、出口7から出
る。その結果、ウエハ支持台2は出口6付近から出口7
付近へ向けて温度勾配が発生し、被加工ウエハ3にも同
様な温度勾配が発生する。
【0006】また、エッチングを行うために発生させた
プラズマはウエハ支持台2および被加工ウエハ3に対し
て中心の温度が最も高い分布を有する同心円上の温度勾
配を発生させてしまうことがある。これらのウエハ支持
台2の温度勾配がエッチング処理中の被加工ウエハに温
度勾配を与え、パターン加工寸法のウエハ面内ばらつき
を発生させるという欠点がある。
【0007】この発明の目的は、上記課題について鑑
み、パターン加工寸法のウエハ面内ばらつきを低減させ
る半導体製造装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体製
造装置は、一側に第1の入口を設け他側に第1の出口を
設けた第1の冷媒用通路を内部に形成し、前記第1の出
口の近傍に第2の入口を設け、前記第1の入口の近傍に
第2の出口を設けた第2の冷媒用通路を内部に形成した
ウエハ支持台と、第1の冷媒が循環するように前記第1
の入口および前記第1の出口に、第1の配管を介して連
結された第1の熱交換器と、第2の冷媒が循環するよう
に前記第2の入口および前記第2の出口に、第2の配管
を介して連結された第2の熱交換器とを備え、前記第1
の入口と前記第1の出口は、前記ウエハ支持台の面内の
第1の対称線をはさんで対向する位置に配置され、前記
第2の入口と前記第2の出口は、前記ウエハ支持台の面
内の前記第1の対称線をはさんで対向する位置に配置さ
れ、前記第1の冷媒用通路と前記第2の冷媒用通路は、
同心円状に配置された互いに独立した冷媒用通路であっ
て、前記第2の冷媒用通路は、前記第1の冷媒用通路の
外側に配置され、前記第1の冷媒用通路の長さと前記第
2の冷媒用通路の長さは、前記第1の入口と前記第1の
出口を結ぶ線、あるいは、前記第2の入口と前記第2の
出口を結ぶ線と平行な前記ウエハ支持台の面内の第2の
対称軸の両側において同一であり、前記第1の熱交換器
の設定温度は、前記第2の熱交換器の設定温度と異なる
温度に設定されていることを特徴するものである。
【0009】請求項1記載の半導体製造装置によれば、
ウエハ支持台の側部の第1の入口と第2の出口を互いに
近傍に配置し、また第1の出口と第2の入口を互いに近
傍に設置することによって、お互いの冷媒の温度差を相
殺することができ、ウエハ支持台の面内の温度分布を均
一に制御することができるので、パターン加工寸法のウ
エハ面内ばらつきを低減することができる。また一方の
冷媒がウエハ支持台の中心付近を通り、他方の冷媒がウ
エハ支持台の周辺付近を通るように構成された二系統の
冷却機構を備え、それらの冷媒温度を独立に制御するこ
とによって、エッチング処理時に生じる被加工ウエハの
面内温度差を低減することができ、パターン加工寸法の
ウエハ面内ばらつきを低減することができる。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】請求項2記載の半導体製造装置は、請求項
において、第1の熱交換器の設定温度が第2の熱交換
器の設定温度よりも低く設定されているものである。
【0014】請求項2記載の半導体製造装置によれば、
請求項1と同様な効果のほか、ウエハ支持台の中心付近
の設定温度が周辺付近の設定温度よりも低く設定されて
いるので、より一層ウエハ支持台の温度の均一性を図る
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の半導体製造装置におけ
る第1の実施の形態について、図面を参照しながら説明
する。図1は、この発明の第1の実施の形態の半導体製
造装置における平面図を示す。図1において、11は真
空容器、12は真空容器11内に設置され内部に第1の
冷媒用通路(図示せず)および第2の冷媒用通路(図示
せず)を形成したウエハ支持台、13は第1の熱交換
器、14はウエハ支持台12と第1の熱交換器13を接
続し、冷媒を流すための第1の配管、15はウエハ支持
台12と第1の配管14を接続する第1の入口、16は
ウエハ支持台12と第1の配管14を接続する第1の出
口、17は第2の熱交換器、18はウエハ支持台12と
第2の熱交換器17を接続する第2の配管、19はウエ
ハ支持台12と第2の配管18を接続し、第1の出口1
6の近傍に設置された第2の入口、20はウエハ支持台
12と第2の配管18を接続し、第1の入口15の近傍
に設置された第2の出口である。
【0016】エッチング処理を実施する際には、ウエハ
支持台12の上に被加工ウエハを設置し、真空容器11
内にエッチングで用いるガスとプラズマを発生させるた
めの電力を外部から供給する。そして、被加工ウエハ上
にあらかじめ加工されたマスクパターンをマスクとして
パターンが加工される。第1の熱交換器13および第2
の熱交換器17はウエハ支持台12の温度を調節するた
めのものであり、第1の熱交換器13から流出された冷
媒は、第1の配管14、第1の入口15、ウエハ支持台
12の第1の冷媒用通路、第1の出口16、第1の配管
14を経由して第1の熱交換器13へ戻る。他方、第2
の熱交換器17から流出された冷媒は、第2の配管1
8、第2の入口19、ウエハ支持台12の第2の冷媒用
通路、第2の出口20、第2の配管18を経由して第2
の熱交換器17へ戻る。これらの冷媒の循環系は互いに
独立しており、ウエハ支持台12内でも第1の冷媒用通
路と第2の冷媒用通路に分離されている。また、これら
の冷媒の循環系のコンダクタンスも同一であることが望
ましい。ウエハ支持台12と被加工ウエハは密着してお
り、熱的に伝導している。被加工ウエハはエッチング処
理中にプラズマにさらされることにより、温度が上昇し
ていく。このウエハ温度上昇を制御し、エッチング処理
中に所望のウエハ温度が実現できるようにウエハ支持台
12の温度を調節するため、冷媒の温度を第1の熱交換
器13および第2の熱交換器17にて設定する。第1の
熱交換器13と第2の熱交換器17の冷媒に対する温度
制御性能が同一であれば設定温度は同一にする。エッチ
ング処理中にウエハ支持台12内へ入った冷媒は被加工
ウエハの温度上昇に伴い、ウエハ支持台12を通して加
熱される。第1の熱交換器13から流出された冷媒は第
1の入口15付近から第1の出口16付近へ向けて温度
勾配が発生する。第2の熱交換器17から流出された冷
媒は第2の入口19付近から第2の出口20付近へ向け
て温度勾配が発生する。しかし、この発明の第1の実施
の形態の半導体装置の構造上、第1の入口15と第2の
出口20が近傍に設置されているため、互いの冷媒の温
度差が相殺され、第1の入口15および第2の出口20
付近のウエハ支持台12の温度は中間的な温度で熱的平
衡状態となる。同様に第1の出口16と第2の入口19
が近傍に設置されているため、互いの冷媒の温度差が相
殺され、第1の出口16および第2の入口19付近のウ
エハ支持台12の温度は中間の温度で熱的平衡状態とな
る。その結果、ウエハ支持台12の全面において均一な
温度が実現できる。
【0017】以上のように、二系統の冷却機構を逆並列
に配置し、ウエハ支持台12への互いの入口と出口を近
傍に設置することで、プラズマにさらされている間のウ
エハ支持台12の温度勾配を抑制することができ、被加
工ウエハの温度も面内で均一にすることができる。そし
て、ウエハ面内の温度分布が均一になれば、パターン加
工寸法のばらつきを低減した加工が実現できる。
【0018】具体的な一例としてアルミニウム合金のパ
ターンを加工する場合を示す。アルミニウム合金のパタ
ーン形成をドライエッチングにより実施する場合、ウエ
ハ支持台12の設定温度とパターン加工寸法の関係は非
常に敏感である。図2にウエハ支持台12の設定温度と
パターン加工寸法の関係を示す。図2より、ウエハ支持
台12の設定温度を故意に変化させるとパターン加工寸
法が変化することがわかる。
【0019】被加工ウエハを真空容器11内のウエハ支
持台12上に設置する。被加工ウエハはパターンとなる
アルミニウム合金が全面に堆積された後、フォトリソグ
ラフィ法等によりマスクパターンが形成されている。被
加工ウエハは静電吸着方式や機械的圧着方式等によりウ
エハ支持台12に密着している。ウエハ支持台12と被
加工ウエハの間に少量のヘリウムガスを流すことによ
り、相互の熱伝導性を向上させることが望ましい。真空
容器11内に塩素系ガスを導入し、真空容器11内を1
0mTorr程度の圧力に調整する。外部よりアンテナ
や電極を用いて、RF電力を印加することにより、塩素
系ガスをプラズマ化させる。ウエハ支持台12の温度は
最初50度になるように、第1の熱交換器13と第2の
熱交換器17の設定温度を50度とする。第1の配管1
4および第2の配管18には保温材を設置し、外部温度
と熱的に遮蔽することが望ましい。プラズマにさらされ
た被加工ウエハの表面は加工が終了するまでに90度程
度まで上昇する。それに伴い、被加工ウエハと密着して
いるウエハ支持台12も加熱され、温度が上昇してい
く。ここで、図3(a)に従来例の半導体製造装置にお
けるウエハ支持台の温度勾配の様子Q1 とパターン加工
寸法のウエハ面内分布Q2 を示す。図3(a)中のA−
A’は図7中のA−A’に対応する。循環している冷媒
はウエハ支持台2への入口6付近では50度であるが、
出口7付近では60度程度まで上昇する。すなわち、ウ
エハ支持台の温度勾配も同様となる。そして図2の関係
にしたがい、ウエハ支持台2の入口6付近のパターン加
工寸法と出口7付近のパターン加工寸法は異なってしま
う。温度の高い方がパターン加工寸法は細く仕上がり、
温度の低い方がパターン加工寸法は太く仕上がる。その
結果として、ウエハ面内でパターン加工寸法がばらつく
ことになる。次に、図3(b)にこの発明の第1の実施
の形態の半導体製造装置におけるウエハ支持台の温度勾
配の様子Q3 とパターン加工寸法のウエハ面内分布Q4
を示す。図3(b)中のB−B’は図1中のB−B’に
対応する。この発明の第1の実施の形態の半導体製造装
置の構造上、第1の入口15と第2の出口20が近傍に
設置されているため、互いの冷媒の温度差が相殺され
る。第1の入口15付近の冷媒の温度は50度、第2の
出口20付近の冷媒の温度は60度となると、第1の入
口15および第2の出口20付近のウエハ支持台12の
温度はほぼ中間的な温度である55度で熱的平衡状態と
なる。同様なことが第1の出口16および第2の入口1
9付近のウエハ支持台12で発生する。その結果、ウエ
ハ支持台12の全面において均一な温度が実現できる。
そして図3(b)に示すようにパターン加工寸法のウエ
ハ面内分布が均一になり、パターン加工寸法のばらつき
を低減した加工が実現できる。
【0020】この発明の第2の実施の形態の半導体製造
装置について、図面を参照しながら説明する。図4は、
この発明の第2の半導体製造装置における平面図を示
す。図4において、21は真空容器、22は真空容器2
1内に設置され、お互いに分離した二系統の冷媒が流れ
る同心円状の冷媒用通路を備えたウエハ支持台、23は
第1の熱交換器、24はウエハ支持台22と第1の熱交
換器23を接続し、冷媒を流すための第1の配管、25
はウエハ支持台22と第1の配管24を接続する第1の
入口、26はウエハ支持台22と第1の配管24を接続
する第1の出口、27は第2の熱交換器、28はウエハ
支持台22と第2の熱交換器27を接続する第2の配
管、29はウエハ支持台22と第2の配管28を接続
し、第1の出口26の近傍に設置された第2の入口、3
0はウエハ支持台22と第2の配管28を接続し、第1
の入口25の近傍に設置された第2の出口である。
【0021】エッチング処理を実施する際には、ウエハ
支持台22の上に被加工ウエハを設置し、真空容器21
内にエッチングで用いるガスとプラズマを発生させるた
めの電力を外部から供給する。そして、ウエハ上にあら
かじめ加工されたマスクパターンをマスクとしてパター
ンが加工される。第1の熱交換器23および第2の熱交
換器27はウエハ支持台22の温度を調節するためのも
のであり、第1の熱交換器23から流出された冷媒は、
第1の配管24、第1の入口25、ウエハ支持台22、
第1の出口26、第1の配管24を経由して第1の熱交
換器23へ戻る。ウエハ支持台22中の冷媒はウエハ支
持台22の中心部分の冷媒用通路32を経由する。他
方、第2の熱交換器27から流出された冷媒は、第2の
配管28、第2の入口29、ウエハ支持台22、第2の
出口30、第2の配管28を経由して第2の熱交換器2
7へ戻る。ウエハ支持台22中の冷媒はウエハ支持台2
2の周辺部分の冷媒用通路33を経由する。ウエハ支持
台22と被加工ウエハは密着しており、熱的に伝導して
いる。被加工ウエハはエッチング処理中にプラズマにさ
らされることにより、温度が上昇していく。しかも、被
加工ウエハの温度上昇はウエハの中心が最も大きく、周
辺が最も小さい。このウエハ温度上昇を制御し、エッチ
ング処理中に所望のウエハ温度が実現できるようにウエ
ハ支持台22の温度を調節するため、冷媒の温度を第1
の熱交換器23および第2の熱交換器27にて設定す
る。さらに、第1の熱交換器23の設定温度を第2の熱
交換器27より低く設定すると、ウエハ支持台22の中
心の熱交換効率を高く、ウエハ支持台22の周辺の熱交
換効率を低くすることができる。その結果、ウエハ支持
台22の全面において均一な温度が実現できる。
【0022】以上のように被加工ウエハに対して二系統
の冷却機構を同心円上に配置することにより、ウエハ支
持台22の中心部と周辺部の温度抑制を独立にすること
ができ、被加工ウエハの温度も面内で均一にすることが
できる。そして、ウエハ面内の温度分布が均一になれ
ば、パターン加工寸法のばらつきを低減した加工が実現
できる。
【0023】具体的な一例としてアルミニウム合金のパ
ターンを加工する場合を示す。アルミニウム合金のパタ
ーン形成をドライエッチングにより実施する場合、ウエ
ハ支持台の設定温度とパターン加工寸法の関係は非常に
敏感である。上記したが、図2に示したウエハ支持台2
2の設定温度とパターン加工寸法の関係より、ウエハ支
持台22の設定温度を故意に変化させるとパターン加工
寸法が変化する。
【0024】被加工ウエハを真空容器21内のウエハ支
持台22上に設置する。被加工ウエハはパターンとなる
アルミニウム合金が全面に堆積された後、フォトリソグ
ラフィ法等によりマスクパターンが形成されている。被
加工ウエハは静電吸着方式や機械的圧着方式等によりウ
エハ支持台22に密着している。ウエハ支持台22と被
加工ウエハの間に少量のヘリウムガスを流すことによ
り、相互の熱伝導性を向上させることが望ましい。真空
容器内に塩素系ガスを導入し、真空容器21内を10m
Torr程度に圧力調整する。外部よりアンテナや電極
を用いて、RF電力を印加することにより、塩素系ガス
をプラズマ化させる。第1の熱交換器23の設定温度を
45度、第2の熱交換器27の設定温度を55度とす
る。第1の配管24および第2の配管28には保温材を
設置し、外部温度と熱的に遮蔽することが望ましい。こ
こで、図5(a)に従来例の半導体製造装置における被
加工ウエハの温度分布の様子Q5 とパターン加工寸法の
ウエハ面内分布Q6 を示す。図5(a)中のC−C’は
図7中のウエハ支持台2上ではC−C’の位置に対応す
る。プラズマにさらされた被加工ウエハの表面は加工が
終了するまでに被加工ウエハの中心で90度程度、周辺
で80度まで上昇する。この原因はプラズマの密度が中
心部分で高く、周辺で低いためである。そして図2の関
係にしたがい、温度の高い方がパターン加工寸法は細く
仕上がり、温度の低い方がパターン加工寸法は太く仕上
がる。その結果として、ウエハ面内でパターン加工寸法
がばらつくことになる。次に、図5(b)にこの発明の
第2の実施の形態の半導体製造装置における被加工ウエ
ハの温度分布の様子Q7 とパターン加工寸法のウエハ面
内分布Q8 を示す。図5(b)中のD−D’は図4中ウ
エハ支持台22上ではD−D’の位置に対応する。この
発明の第2の実施の形態の半導体製造装置の構造上、二
系統の冷却機構を被加工ウエハに対して同心円状に配置
することにより、ウエハ支持台22の中心部と周辺部の
温度抑制を独立にすることができ、被加工ウエハの温度
も面内で均一にすることができる。そして、図5(b)
に示すようにパターン加工寸法のウエハ面内分布が均一
になり、パターン加工寸法のばらつきを低減した加工が
実現できる。
【0025】また、第2の実施の形態は、入口25、2
9および出口26、30をウエハ支持第22の側部に設
け、かつ第2の入口29を第1の出口26の近傍に配置
し、第2の出口30を第1の入口25の近傍に配置した
構成であるので、入口と出口を結ぶ方向の温度分布の均
一化も図れ、第1の実施の形態と同様な効果も得ること
ができる。
【0026】なお、上記の実施の形態では、真空容器中
のドライエッチングついて示したが、ウエハ支持台を有
する半導体製造装置による加工であれば、同様の効果が
得られることは言うまでもない。ここで、特許請求の範
囲に示された発明は上記の実施の形態で説明した態様に
限られるものではない。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の半導体製造装置によれ
ば、ウエハ支持台の側部の第1の入口と第2の出口を互
いに近傍に配置し、また第1の出口と第2の入口を互い
に近傍に設置することによって、お互いの冷媒の温度差
を相殺することができ、ウエハ支持台の面内の温度分布
を均一に制御することができるので、パターン加工寸法
のウエハ面内ばらつきを低減することができる。また一
方の冷媒がウエハ支持台の中心付近を通り、他方の冷媒
がウエハ支持台の周辺付近を通るように構成された二系
統の冷却機構を備え、それらの冷媒温度を独立に制御す
ることによって、エッチング処理時に生じる被加工ウエ
ハの面内温度差を低減することができ、パターン加工寸
法のウエハ面内ばらつきを低減することができる。
【0028】
【0029】請求項2記載の半導体製造装置によれば、
請求項1と同様な効果のほか、ウエハ支持台の中心付近
の設定温度が周辺付近の設定温度よりも低く設定されて
いるので、より一層ウエハ支持台の温度の均一性を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態における半導体製
造装置の概略平面図である。
【図2】ウエハ支持台の設定温度とパターン加工寸法の
関係図である。
【図3】半導体製造装置のウエハ支持台の温度分布の様
子とパターン加工寸法の関係図であり、(a)は従来
例、(b)は第1の実施の形態を示す。
【図4】この発明の第2の実施の形態における半導体製
造装置の概略平面図である。
【図5】半導体装置の被加工ウエハの温度分布の様子と
パターン加工寸法の関係図であり、(a)は従来例、
(b)は第2の実施の形態を示す。
【図6】従来の半導体製造装置の概略断面図である。
【図7】その概略平面図である。
【符号の説明】
1 真空容器 2 ウエハ支持台 3 被加工ウエハ 4 熱交換器 5 配管 6 入口 7 出口 11 真空容器 12 ウエハ支持台 13 第1の熱交換器 14 第1の配管 15 第1の入口 16 第1の出口 17 第2の熱交換器 18 第2の配管 19 第2の入口 20 第2の出口 21 真空容器 22 ウエハ支持台 23 第1の熱交換器 24 第1の配管 25 第1の入口 26 第1の出口 27 第2の熱交換器 28 第2の配管 29 第2の入口 30 第2の出口

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側に第1の入口を設け他側に第1の出
    口を設けた第1の冷媒用通路を内部に形成し、前記第1
    の出口の近傍に第2の入口を設け、前記第1の入口の近
    傍に第2の出口を設けた第2の冷媒用通路を内部に形成
    したウエハ支持台と、第1の 冷媒が循環するように前記第1の入口および前記
    第1の出口に、第1の配管を介して連結された第1の熱
    交換器と、第2の 冷媒が循環するように前記第2の入口および前記
    第2の出口に、第2の配管を介して連結された第2の熱
    交換器とを備え 前記第1の入口と前記第1の出口は、前記ウエハ支持台
    の面内の第1の対称線をはさんで対向する位置に配置さ
    れ、 前記第2の入口と前記第2の出口は、前記ウエハ支持台
    の面内の前記第1の対称線をはさんで対向する位置に配
    置され、 前記第1の冷媒用通路と前記第2の冷媒用通路は、同心
    円状に配置された互いに独立した冷媒用通路であって、 前記第2の冷媒用通路は、前記第1の冷媒用通路の外側
    に配置され、 前記第1の冷媒用通路の長さと前記第2の冷媒用通路の
    長さは、前記第1の入口と前記第1の出口を結ぶ線、あ
    るいは、前記第2の入口と前記第2の出口を結ぶ線と平
    行な前記ウエハ支持台の面内の第2の対称軸の両側にお
    いて同一であり、 前記第1の熱交換器の設定温度は、前記第2の熱交換器
    の設定温度と異なる温度に設定されていることを特徴す
    半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の熱交換器の設定温度が前記
    2の熱交換器の設定温度よりも低く設定されている請求
    記載の半導体製造装置。
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