JP3528100B2 - 自動シャワー入浴装置 - Google Patents
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Description
浴用ストレッチャーに載せてシャワー入浴させるシャワ
ー入浴装置の自動化に関するものである。
有するドーム2を取り付けた浴槽3と、複数個のシャワ
ーノズル4などからなる給湯系5を備えたもので、入浴
者をストレッチャーに載せて浴槽3に入れ、シャワーを
かけてシャワー入浴させるものである。従来の装置で
は、図7のように入浴者の身長方向に一列に3〜4個の
固定のシャワーノズルが、槽の上部と下部に2系統設置
してあり、一定方向、一定圧力のシャワーが入浴者にか
かるようになっている。このような装置では、肩幅の広
い人では肩のあたりにシャワーがかかりにくいこともあ
り、そのため実開H4−40636のように、肩幅方向
にも複数個のシャワーノズルを設けているものもある。
また、ストレッチャーごと上半身を起こして座位に近い
姿勢で入浴させることができる装置もあるが、ノズルが
固定であれば胸元にシャワーがかかり難くなるので、胸
部のシャワーノズルだけは手動で角度を変えるように工
夫されているものもある。
に、シャワーノズルを上半身では体幹に沿って一列にし
て下半身ではそれを分岐して両足に沿って二列に配列
し、ノズルを揺動自在にしたものもある。シャワー入浴
の手順は、図5のように、まず入浴者を入浴用ストレッ
チャーに載せて、浴槽 3 に入れる前に、洗い場でシャワ
ーをかけて予洗し、ボディーシャンプーや石鹸などの洗
浄剤をかけて介助者の手で入浴者の体を洗浄した後、浴
槽3に入れ、シャワーをかけてすすぎ、必要に応じてボ
ディーローションでスキンケアをし、また皮膚の消毒を
し、シャワーですすいだ後、シャワーをかけて温め、出
浴させ、湯を拭き取る、という手順で行われる。入浴者
をストレッチャーに載せてすぐに浴槽 3 に入れ、予洗の
後、洗浄剤をかけ、介助者がドーム 2 の窓から腕を入
れ、入浴者を手で洗浄することもある。入浴者は通常は
寝たきり老人など一人では入浴できない人であり、入浴
には介助を要する。シャワー入浴装置は、従来の一般浴
槽に入浴させる方法に比べて、介助の負担が少なくて済
み、相互感染が少なく、使用する湯量が少なくて済む、
それでいて十分に温まることができ、シャワーによるマ
ッサージ効果も期待できる、などの特徴を有し、最近多
く使用されるようになってきた。
では、槽の長手方向の上下に配列されたシャワーノズル
から、一定方向、一定圧力のシャワーが全身にかかるよ
うになっているので、体の側方や脇部、股間部などシャ
ワーがかかりにくい部分があり、洗浄効果が低く、さら
にシャワーによるマッサージ効果も低い。実新平6−3
8984は下肢部ではシャワーノズルが足に沿って配列
されており、しかもノズルが揺動するので、従来の装置
よりも広い範囲にシャワーがかかり、洗浄効果が向上し
ている。しかし上半身部のシャワーノズルの配列は従来
と同様で、腋窩部や体側部など直接シャワーがかかりに
くい部分があり、シャワーの圧力は一定であるため、洗
浄効果はまだ少ない。そのため、洗浄などのほとんどの
介助を人手で行っており、まだ介助者の負担は大であ
る。
助がし難いという問題もあるので、前述のように入浴者
の洗浄などの介助は槽外で行うことが多かった。ドーム
を開閉できる装置では、ドームを開いた状態で入浴者を
装置に移して洗浄などの介助を行っている。このような
方法では、入浴者の体が冷えたりプライバシーが守れな
いなどの問題もある。介助者にとっては、湯や湯気がか
かり不愉快である、これを避けるためには防水服を着な
ければならず面倒である、などの問題がある。介助窓の
付いた装置では槽内で全ての入浴介助を行うことも可能
で、入浴者の体の冷えやプライバシー、介助者に湯気が
かかる、などの問題は解決できる。しかし介助窓から手
を入れて体の隅々まで洗浄・介助を行うことは大変であ
り、介助の省力化という点からみると問題は解決されて
いない。従来の装置では図7のように、ボディーシャン
プー(洗浄剤)19や消毒剤22を設置して使用できる
ようにしてある。しかし内部で入浴者の介助を行うこと
はあまりないので、実用的ではない。
なく、槽内の清掃もすべて手で行う必要があったが、槽
内は狭いので、この作業も大変な労力を必要としてい
た。入浴による相互感染のルートにストッチャーを介す
るものがあるので、ストレッチャーも常に洗浄・消毒し
ておく必要がある。これも従来は手作業によっていたの
で、大変な手間がかかっていた。つまり、従来の装置で
は、シャワーの洗浄効果が殆ど期待できないため、入浴
者の体を洗ったり、装置の内部を洗浄したりするには、
人手に頼らなければならなかった。このため、入浴や槽
の清掃を自動化することはできなかった。
るために、請求項1の発明では、図1のように、受槽1
に開口部を有するドーム2を取り付けた浴槽3に、複数
個のシャワーノズル4などからなる給湯系5と、給湯系
5など装置全体を制御する制御部7とを有するシャワー
入浴装置に洗浄モードを設け、洗浄モードでは図4
(a)や図4(b)のようにシャワーノズル4を制御し
て、シャワーの出る角度を自動的に変化させ、入浴者の
体側面や股間や脇部など全身隅々まで、いろいろな角度
からシャワーがかかるようにして、さらに、シャワーを
送るポンプ15を制御して、シャワーの圧力を自動的に
大きく変化させるようにした。このようにすることによ
り、入浴者の体側や脇部、股間部など、従来の装置では
シャワーがかかりにくかった部分にも十分にシャワーが
かかり、しかもシャワーのかかる角度およびシャワーの
強さも変化するので、シャワーによる洗浄効果とマッサ
ージ効果を大幅に向上させることができ、人手によらな
くても、シャワーで人体の汚れを落とすことができるよ
うにした。
ワー入浴装置において、入浴者の体を洗うボディーシャ
ンプーなどを吐出する洗浄系(6)を設け、図5のよう
な、入浴の始めに入浴者にかけ湯をする予洗モードと、
シャワーで入浴者の体を洗って汚れを落とす入浴者洗浄
モードと、洗浄後にシャワーで洗浄剤や汚れを洗い流す
すすぎモードと、入浴者の皮膚をケアするスキンケアモ
ードと、入浴者を温める保温モードなどからなる入浴手
順の中の、少なくとも入浴者洗浄モードとすすぎモード
は設け、設けたモードを実行するようにプログラムして
おき、このプログラムに従って給湯系(5)と洗浄系
(6)などを制御し、例えば図 5 の全モードをプログラ
ムした場合は、まずシャワーを出して体を予洗し、次に
ボディーシャンプー(洗浄剤)をかけて体を洗った後シ
ャワーをかけてすすぎ、続いてボディーローションをか
けてスキンケアをし、その後シャワーをかけてすすぎ、
保温する、というシャワー入浴の手順を自動的に行うよ
うにした。しかも請求項2の発明では、少なくとも入浴
者洗浄モードでは、請求項 1 記載の洗浄モードを用い、
給湯系(5)のポンプ ( 15 ) とシャワーノズル制御部
( 18 )を制御して入浴者の体にあたるシャワーの角度と
強さを大きく変化させることができるようにした。ま
た、このモードの一部又は全部の期間に洗浄剤を吐出す
るようにした。このため洗浄効果が高くなり、体の汚れ
を人手によらずシャワーだけで効果的におとすことがで
きる。このため、介助者の手をかけることなく、全ての
入浴手順を自動的に実行することができる。シャワーの
方向と強さの制御は、シャワー入浴手順のプログラムの
中のどの部分に入れてよい。また、シャワー入浴手順の
プログラムは変更できるようにした。すなわち、入浴手
順は変更してもよいし、ボディーローションの使用など
手順の一部を省略してもよい。もちろん、皮膚病などの
薬剤供給およびその手順などを必要に応じて追加しても
よい。こうすることにより全ての入浴手順を浴槽内で自
動的にでき、しかも従来よりも洗浄効果が高いので、体
の汚れを人手をかけないで効果的にとることができる。
さらに、入浴者の体の冷えやプライバシーの問題は解決
でき、介助者の労力は省力化できて湯気を被るという問
題も解決できる。
ワー入浴装置において、浴槽3の内部を洗浄し消毒する
ための洗剤や消毒剤などを吐出する清掃系8を設け、図
6のような、浴槽(3)又は入浴用ストレッチャーに湯
をかけて簡単に洗浄する予洗モードと、浴槽(3)又は
入浴用ストレッチャーに洗浄剤をかけてシャワーで洗浄
する装置洗浄モードと、浴槽(3)又は入浴用ストレッ
チャーに湯をかけて洗剤や汚れ等を洗い流すすすぎモー
ドと、浴槽(3)又は入浴用ストレッチャーに消毒剤を
かけて消毒する浴槽洗浄モードと、浴槽又はストレッチ
ャー消毒後にシャワーをかけて消毒剤をすすぐすすぎモ
ードなどからなる浴槽又はストレッチャー洗浄手順の中
の、少なくとも洗浄モードとすすぎモードは設け、設け
たモードを実行するようにプログラムしておき、浴槽や
ストレッチャーを自動洗浄するときはこのプログラムに
従って給湯系(5)や清掃系(8)などを制御し、シャ
ワーによる槽内部又はストレッチャーを自動的に清掃す
ることができるようにした。しかも請求項3記載の発明
では、少なくとも装置洗浄モードでは、請求項 1 記載の
洗浄モードを用い、給湯系(5)のポンプ ( 15 ) とシャ
ワーノズル制御部( 18 )を制御して浴槽又は入浴用スト
レッチャーにあたるシャワーの角度と強さを大きく変化
させるようにした。また、装置洗浄モードの一部又は全
部の期間に装置を洗浄する洗浄剤を吐出するようにし
た。このため洗浄効果が高くなり、浴槽又は入浴用スト
レッチャーを人手に頼らずシャワーだけで洗浄できるよ
うにした。このため、人手をかけることなく、浴槽やス
トレッチャーの洗浄手順を、自動的に実行することがで
きる。ただし、シャワーの方向と強さの制御は、シャワ
ー入浴手順のプログラムの中で、どの部分に入れてもよ
い。プログラムは変更できる。洗浄・消毒の手順は変更
してもよいし、槽の消毒など手順の一部を省略してもよ
いし、新たな機能を追加してもよい。浴槽の洗浄と浴槽
内に入れた入浴用ストレッチャーの洗浄とでは、シャワ
ーのノズルを制御する範囲が異なるので、別々の洗浄モ
ードを設けてもよい。浴槽に入浴用ストレッチャーをい
れたまま浴槽の洗浄をおこなうと、浴槽底面の洗浄効果
は少し低下するが、浴槽と入浴用ストレッチャーを同時
に洗浄できるので、実用上は浴槽の洗浄モードだけでよ
い。全ての請求項記載の発明において、給湯系5と洗浄
系6と清掃系8とは、一部または全部共通化してもよ
い。
や脇、股間などの体の隅々までシャワーをかけることが
でき、しかもシャワーの角度と強度を強く変えることも
できるので、シャワーの洗浄効果は従来よりも高くなっ
た。このため、人手によらずシャワーだけで入浴者等を
洗浄することができ、マッサージ効果は一段と向上し
た。請求項2記載の発明によると、予洗、体の洗浄、ス
キンケア、すすぎなどのシャワー入浴手順を、介助者の
手をかけないで、自動的に行うことができる。しかも、
入浴者洗浄モードでは請求項 1 記載の発明を用い、シャ
ワーの方向と強さを変化させ、また、このモードの期間
に洗浄剤を吐出するので、体を洗う洗浄効果は従来より
も遥かに高くなるため、人手によらずシャワーだけ自動
的に洗浄をおこなうことができる。このため、入浴者を
浴槽内に入れるだけで全ての入浴手順を自動的に実行す
ることができ、介助の労力を大幅に省力化でき、短時間
で効率的な入浴が可能になる。その結果、入浴者のプラ
イバシーを保護することができ、また体の冷えも防止で
きる。一方介助者は湯気を被ることがないので不快感が
なく、防水服を着る必要もない。
手による清掃は大変な労力を要する作業であった。ま
た、入浴用ストレッチャーには入浴者の肌が直接触れる
ので、感染防止のために洗浄と消毒は不可欠であるが、
構造が複雑であるため、この作業は大変な手間がかかっ
ていた。請求項3の発明によると、予洗、洗浄、消毒、
すすぎという、従来は手で行っていた浴槽又は入浴用ス
トレッチャーの清掃作業を自動的に行うことができる。
しかも、装置洗浄モードでは請求項 1 記載の発明を用い
るのでシャワーの方向と強さを変化させることができ、
さらに、この期間には装置用洗浄剤を吐出するので、従
来よりも洗浄効果が遥かに高いため、人手によらずシャ
ワーだけ自動的に洗浄をおこなうことができる。このた
め、清掃作業の労力を大幅に省力化でき、常に清潔な入
浴が可能になる。以上、自動モードの説明を行ったが、
マニュアルモードでは、前述の入浴または清掃の手順の
中の必要な部分だけを実行できるので、効率的な運用が
できる。また、浴槽内で全ての入浴手順を自動的に実行
でき、また浴槽の洗浄も自動化したので、備え付けのボ
ディーシャンプー19や消毒剤22などの入浴者用洗浄
剤や浴槽用清掃剤を、有効に使用できるようになる。
者10を入浴用ストレッチャー11に載せて入浴させて
いる様子を示す。図2は、本発明のシャワーバスの給湯
系5、洗浄系6、清掃系8などの配管系の様子を示す。
これらの各系統は図のように一部共通化してもよいし、
全てを独立させてもよいし、全てを共通化してもよい。
図3は、本発明のブロック図である。外部の給水管12
と給湯管13から供給される水と湯は、ミキシング部1
4で設定湯温になるように混合され、混合された湯はポ
ンプ15で加圧され、配管を通してシャワーノズル4か
らシャワーとして出る。ミキシング部14で混合された
湯の温度は温度検出器16で検出され、湯温が常に設定
温度になるように制御部7でミキシング部14を制御す
る。ポンプ15は、シャワーの圧力が設定値になるよう
に、制御部17で制御される。シャワーノズル4は、シ
ャワーノズル制御部18で、図4(a)や図4(b)な
どのように、ノズルの取付位置、方向、又はその両方が
制御される。請求項1記載の発明では、洗浄モードでは
制御部7でポンプ15を制御してシャワーの圧力を大き
く変化させるようにした。また、シャワーノズル制御部
18を制御して、ノズル4の位置又は方向を制御して、
入浴者の体に当たるシャワーの方向を変化させるように
した。このようにしてシャワーの洗浄効果を高くし、マ
ッサージ効果も高くした。図 2 の19、20、21、2
2、23、24はそれぞれ、ボディーシャンプー、ボデ
ィーローション、浴槽用洗剤、浴槽用消毒剤、洗浄剤供
給部、清掃剤供給部である。例えばボディーシャンプー
19が要求されるステップでは、洗浄剤供給部23はボ
ディーシャンプー19を選択して、必要量を供給する。
ボディーローションや消毒剤なども同様である。25と
26は湯の流れる配管を選択するためのバルブで、例え
ば湯だけのシャワーを出すときはバルブ25を開き、2
6を閉じる。また、入浴者の洗浄では、バルブ25を閉
じて26を開いて、洗浄系6を介して湯を供給し、同時
に、洗浄剤供給部23を制御して、ボディーシャンプー
19を供給する。同様に、ボディーローション、浴槽用
洗剤、浴槽用消毒剤等を供給出来るようにしている。こ
のバルブは湯温に異常が発生した場合に、バルブ25と
26を閉じて、ポンプ15を停止して、シャワーを出さ
なくするためにも使用する。
ーノズル4の制御の様子を示す。この例は、左右に設け
たシャワーノズル4の取り付け位置は固定で、ノズルの
方向をそれぞれ左右に、図に示した矢印Aのように揺動
させる方法である。体表面の1点には左右のシャワーノ
ズル4の両方から、異なる角度でシャワーがかかるよう
にしている。左右のシャワーが交差してぶつかるとそれ
ぞれのシャワーの効果が低下するから、ぶつからないよ
うに同期をとった方がよい。シャワーノズルの数を、図
の左右2列からさらに増加させると、体表の1点にかか
るシャワーの角度はより変化に富み、体の側面にもシャ
ワーをかけることができ、洗浄効果を一層向上させるこ
とができる。図4(b)はシャワーノズルの取り付け位
置が図の矢印Bのように往復変化するようにした例で、
体表面にかかるシャワーの位置と角度は様々に変化す
る。図4(a)、図4(b)では頭側から見た図で、身
長方向のシャワーの変化は見られないが、身長方向へシ
ャワーの角度も変化するとより洗浄効果は向上する。図
4(a)、図4(b)、および身長方向のシャワーの角
度変化を組み合わせると、体側部など従来はシャワーが
当たり難かった部分にも、様々な角度からシャワーをか
けることができ、これにシャワーの圧力変化を組み合わ
せると、シャワーの洗浄効果とマッサージ効果は大幅に
向上する。以上の説明では、入浴者の上部からかかるシ
ャワーのノズルの制御について記載したが、下部のシャ
ワーノズルについても同様である。入浴者の洗浄をおこ
なう洗浄用ノズルと、浴槽内部を清掃する清掃用ノズル
は、洗浄剤や消毒剤が入浴者または浴槽内部に十分にか
かるように制御されている。
順をフローチャートにしたものである。これは代表例で
あり、他の作業を入れてもよいし、一部を省略してもよ
いし、順番を変えてもよい。従来はこの中の入浴者洗浄
等の一部の作業は浴槽外で、一部を浴槽内で行ってい
た。請求項2記載の発明では、図5のような入浴手順を
プログラムし、全ての入浴手順を自動的に行うことがで
きるようにした。また、少なくとも入浴者洗浄のモード
では、請求項 1 記載の発明を用いてシャワーノズル制御
部を制御してシャワーの方向と強さを変化させ、また、
ボディーシャンプー 19 を選択して洗浄剤を吐出させ、洗
浄効果を高くしている。このため、入浴者を入浴用スト
レッチャー11に載せて浴槽内に入れ、自動入浴のスイ
ッチを押すと予洗モードに入り、バルブ25を開いて2
6を閉じ、湯は給湯系5を介して入浴者にかけられ、予
洗をおこなう。このときは、シャワーの方向と強さは一
定のままでもよいし制御してもよい。次に入浴者洗浄モ
ードに移り、バルブ25と26を切り替えて、湯は洗浄
系6を通る。洗浄剤供給部23を制御してボディーシャ
ンプー19を選択し、湯とミックスされて体にかけられ
る。洗浄モードでは、まずボディーシャンプー19を入
浴者にかけ、その後請求項 1 記載の発明を用いてシャワ
ーの方向と強さを変化させてシャンプーと汚れを効果的
に落とす。洗浄モードでボディーシャンプー19を体に
かけるときも、シャワーの方向と強さを変化させてもよ
い。続いてすすぎモードになると、シャンプーの供給を
止め、湯だけのシャワーをかけてすすぎを行う。このと
きもシャワーの方向と強さは一定のままでもよいし制御
してもよい。続いてスキンケアモードになると、バルブ
25と26を切り替えて、湯は洗浄系6を通り、洗浄剤
供給部23を制御してボディーローション20を選択
し、湯とミックスされて体にかけられ、スキンケアを行
なう。最後にバルブ25と26を切り替え、湯のシャワ
ーをかけてすすぎを行い、最後にシャワーをかけて保温
をおこない、入浴を終了する。この間、シャワーの方向
と強さは一定のままでもよいし制御してもよい。本請求
項記載の発明では、請求項 1 記載の発明を利用し、洗浄
剤を併用することで洗浄効果を高くして人手によらない
で装置だけで入浴者を洗浄できるようにした。また、入
浴手順をプログラムして、全ての入浴手順を自動的にお
こなうことができるようにした。以上の説明では、給湯
系と洗浄系を別にしたが、前述のように、一部又は全部
を共通化してもよい。この場合、装置の構造も制御方法
は変わる。また、湯は給湯系5または洗浄系6に切り替え
て流す例を説明したが、本発明では湯の流れについては
問わない。これは請求項3でも同様である。
トである。従来はこの作業は全て人手によって行ってい
たが、請求項3の発明では、この手順をプログラムし、
人手をかけないで、自動的に行うことができるようにし
た。自動清掃のスイッチを押すと予洗モードになり、ノ
ズル4を制御して、シャワーを浴槽内部にかけて予洗す
る。この場合、シャワーが浴槽内全体にかかるように、
シャワーの方向を制御する。このときシャワーの圧力制
御は行なってもよいし行なわなくてもよい。続いて装置
洗浄モードになり、浴槽用洗剤21を選択して清掃剤供
給部24から供給し、シャワーと組み合わせて吐出さ
せ、浴槽内部に洗剤をかけて洗浄する。このモードで
は、請求項 1 記載の発明を用い、シャワーの方向と圧力
を大きく変化させているので洗浄効果 が高く、人手に頼
らずに、槽内部の自動洗浄ができる。その後シャワーで
すすぎをおこなった後、同様な手順で、消毒剤を浴槽内
にかけて消毒して、最後にシャワーをかけてすすぎをお
おなって、終了する。図6の手順は、必要に応じて一部
手順の変更、省略、新たな手順の追加などの変更は可能
である。以上の説明では浴槽の洗浄について説明した
が、請求項3記載の発明では、入浴用ストレッチャーの
自動洗浄もできる。このフローチャートは図6とほぼ同
様である。しかし、ストレッチャーだけを洗浄しようと
する場合、シャワーノズルは人の入浴と同程度の制御量
でよく、浴槽の場合と異なる。このため、浴槽の洗浄モ
ードとストレッチャーの洗浄モードを別々に設けてもよ
い。実際には浴槽を洗浄するときストレッチャーを入れ
ておけば、動時に洗浄できるので、ストレッチャー洗浄
モードを追加する必要性は少ない。このようにして装置
を常に清潔に保つことができる。
ずつのシャワーノズルから、一定方向で一定圧力のシャ
ワーが出るだけであった。一部の装置では、シャワーの
ノズルを動かして、シャワーのかかる範囲を広くしてい
るものも有ったが、あくまでもシャワーをかけるだけで
あり、シャワーの圧力を制御して洗浄効果を高くしたも
のは無かった。このため、お湯に浸かる入浴法に比べる
と多少の省力化と感染防止の効果はあったが、前述のよ
うに、シャワーだけでは洗浄効果は殆ど無かった。この
ため、入浴者の体は介助者が手で洗う必要があった。し
かも浴槽内では全ての入浴手順を実行できないため、洗
いは槽外部でおこなっていた、このため介助の手間がか
かり、そのため入浴者の体が冷える、プライバシーが保
護できない、介助者に湯気がかかり不愉快である、介助
者は防水服を付ける必要がある、などの問題があった。
そのため実際には、シャワー入浴装置は入浴介助の最後
に単にシャワーをかけて温める程度にしか使用されてい
ないというのが実状であった。請求項1の発明により、
洗浄モードでは、全身隅々までシャワーをかけることが
でき、また入浴者の体にかかるシャワーの角度と強度が
変化するため、シャワーによる洗浄効果とマッサージ効
果が向上し、人手に頼らないで、装置だけで自動的に洗
浄できるようになった。請求項2の発明により、入浴者
を浴槽に入れるだけで、自動的に入浴手順を実行するこ
とができる。また、人体洗浄モードでは、請求項 1 記載
の発明を用いてシャワーの角度と圧力を大きく変化さ
せ、しかもこのモードでは洗浄剤を吐出するので、洗浄
効果の高いシャワー入浴ができ。このため、人手による
入浴者の体洗いの必要が無くなる。この結果、予洗、石
鹸やシャンプーによる体の洗浄、すすぎ、スキンケア、
すすぎ、保温、という入浴手順を、ほとんど介助無しに
自動的に実施できる。このため介助者にとっては介助の
省力化となり、湯気を被る不快さも防水服を着る煩わし
さもなくなった。一方入浴者にとっては、体がよく洗え
て、冷えを防止でき、プライバシーも保護できる。つま
りシャワー入浴の問題は殆どが解決でき、快適な入浴
を、効率よく行うことができるようになった。
をプログラムしているので、浴槽内を自動的に洗浄・消
毒できる。しかも、装置洗浄モードでは請求項 1 記載の
洗浄モードを用いてシャワーの方向と圧力を大きく変化
させ、同時に洗浄剤も吐出するので、浴槽内を自動的に
十分に洗浄することができる。このため、人手に頼ら
ず、全ての槽内部の洗浄・消毒を自動的におこなうこと
ができる。また、入浴用ストレッチャーも同様に、浴槽
内に入れて自動洗浄・消毒を行うこともできる。そのた
め、浴槽および入浴用ストレッチャーを洗浄・消毒する
労力を大幅に省力化でき、また装置を常に清潔に保つこ
とができる。その結果、従来以上に相互感染を少なくで
きる。
ている様子
はシャワーノズルの取付位置を、(b)はシャワーノズ
ルの方向を、それぞれ変化させる例である。
のフローチャート
系の様子を示す。
4・・・・シャワーノズル、5・・・・給湯系 6・・・・洗浄系、7・・・・制御部、8・・・・清掃
系、10・・・・入浴者、11・・・・入浴用ストレッ
チャー、12・・・・外部給水管、13・・・・外部給
湯管、14・・・・ミキシング部、15・・・・ポン
プ、16・・・・温度検出器、18・・・・シャワーノ
ズル制御部、19・・・・ボディーシャンプー、20・
・・・ボディーローション、21・・・・浴槽用洗剤、
22・・・・消毒剤、23・・・・洗浄剤供給部、24
・・・・清掃剤供給部、25・・・・バルブ、26・・
・・バルブ
Claims (3)
- 【請求項1】受槽(1)に開口部を有するドーム(2)
を取り付けた浴槽(3)と、複数個のシャワーノズル
(4)などからなる給湯系(5)と、装置各部の制御を
おこなう制御部(7)とを有するシャワー入浴装置に洗
浄モードを設け、 洗浄モードでは 給湯系(5)のポンプ( 15 )とシャワー
ノズル制御部( 18 )を制御し、シャワーの方向と強さを
大きく変化させてシャワーの洗浄効果を高くし、シャワ
ーで汚れを洗い落とすことができるようにしたことを特
長とするシャワー入浴装置。 - 【請求項2】請求項 1 記載のシャワー入浴装置におい
て、 入浴者の体を洗うためのボディーシャンプーや石鹸など
の洗浄剤を吐出する洗浄系(6)を設け、 入浴の始めに入浴者にかけ湯をする予洗モードと、シャ
ワーで 入浴者の体を洗う入浴者洗浄モードと、洗浄後に
シャワーで洗浄剤や汚れを洗い流すすすぎモードと、入
浴者の皮膚をケアするスキンケアモードと、入浴者を温
める保温モードなどからなるシャワー入浴手順の中の、
少なくとも入浴者洗浄モードとすすぎモードは設け、 設けたモードを実行するように プログラムしておき、こ
のプログラムに従って給湯系(5)と洗浄系(6)など
を制御し、シャワーや、入浴者洗浄モードではボディー
シャンプーなどの洗浄剤を、スキンケアモードではスキ
ンケア剤などを順番に吐出させるようにし、少なくとも
入浴者洗浄モードでは請求項 1 記載の洗浄モードを用い
て給湯系(5)のポンプ ( 15 ) とシャワーノズル制御部
( 18 )を制御して入浴者の体にあたるシャワーの方向と
強さを大きく変化させて、また、入浴者洗浄モードの一
部又は全部の期間に洗浄剤を吐出させ、洗浄効果を高く
し、入浴者を介助者の手によらないでシャワーだけで洗
浄できるようにして、 シャワー入浴手順を自動的に実行するようにした、シャ
ワー入浴装置。 - 【請求項3】請求項 1 記載のシャワー入浴装置におい
て、 浴槽(3)又は入浴用ストレッチャーを洗浄し消毒する
ための洗剤や消毒剤などを吐出する清掃系(8)を設
け、 浴槽(3)又は入浴用ストレッチャーに湯をかけて簡単
に洗浄する予洗モードと、 浴槽(3)又は入浴用ストレ
ッチャーに洗浄剤をかけてシャワーで洗浄する装置洗浄
モードと、浴槽(3)又は入浴用ストレッチャーに湯を
かけて洗剤や汚れ等を洗い流すすすぎモードと、浴槽
(3)又は入浴用ストレッチャーに消毒剤をかけて消毒
する消毒モードと、浴槽(3)又はストレッチャー消毒
後にシャワーをかけて消毒剤をすすぐすすぎモードなど
からなる浴槽又はストレッチャー洗浄手順の中の、少な
くとも装置洗浄モードとすすぎモードは設け、 設けたモードを実行するようにプログラムしておき、 こ
のプログラムに従って給湯系(5)や清掃系(8)など
を制御し、装置洗浄モードでは洗剤、消毒モードでは消
毒剤、シャワーなどを順番に吐出させ、少なくとも装置洗浄モードでは請求項 1 記載の洗浄モー
ドを用いて 給湯系(5)のポンプ ( 15 ) とシャワーノズ
ル制御部( 18 )を制御して浴槽又は入浴用ストレッチャ
ーにあたるシャワーの角度と強さを大きく変化させ、ま
た、装置洗浄モードの一部又は全部の期間に洗浄剤を吐
出させ、洗浄効果を高くして、浴槽又は入浴用ストレッ
チャーを人手によらないでシャワーで洗浄できるように
し、浴槽やストレッチャーの 洗浄手順を自動的に実行するよ
うにした、シャワー入浴装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30332894A JP3528100B2 (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 自動シャワー入浴装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30332894A JP3528100B2 (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 自動シャワー入浴装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08154996A JPH08154996A (ja) | 1996-06-18 |
| JP3528100B2 true JP3528100B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=17919658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30332894A Expired - Fee Related JP3528100B2 (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 自動シャワー入浴装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3528100B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8057413B2 (en) * | 2004-02-02 | 2011-11-15 | Toto Ltd. | Foot water jetting device |
-
1994
- 1994-12-07 JP JP30332894A patent/JP3528100B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08154996A (ja) | 1996-06-18 |
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