JP3528704B2 - エアバッグ装置を内蔵した車両用シート - Google Patents
エアバッグ装置を内蔵した車両用シートInfo
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- JP3528704B2 JP3528704B2 JP27889899A JP27889899A JP3528704B2 JP 3528704 B2 JP3528704 B2 JP 3528704B2 JP 27889899 A JP27889899 A JP 27889899A JP 27889899 A JP27889899 A JP 27889899A JP 3528704 B2 JP3528704 B2 JP 3528704B2
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Description
蔵した車両用シートに係り、特にシートバックフレーム
の側部にエアバッグ装置を内蔵した車両用シートに関す
る。
アバッグ装置を内蔵した車両用シートの一例としては、
特開平10−76904号公報が知られている。
置を内蔵した車両用シートでは、シートバック100の
パッド102にエアバッグ袋体104の展開圧を受け
て、パッド102が拡開破断し始める起点部となるパッ
ド拡開起点設定部としての切込溝部106を設け、この
切込溝部106を、エアバッグ袋体104がパッド10
2のシート内側表面に当接するまでのエアバッグ袋体展
開方向にオフセットした位置に設定している。また、こ
の切込溝部106をサイドサポート100Aの頂部とエ
アバッグ装置108内のインフレータ110の軸心部と
を結ぶライン112よりもシート中央側の反対側に設け
ている。
アバッグ装置を内蔵した車両用シートでは、座り心地を
良くするため、パッド102を柔らかく形成すると、エ
アバッグ袋体104が膨張展開する場合に、パッド10
2が風船状に膨張し易くなる。この結果、エアバッグ袋
体104がパッド102及び表皮114を破るまでの過
程で、エアバッグ袋体104の展開性能に関わるエネル
ギーロスが発生する。このため、エアバッグ袋体104
の展開性能が不安定になることが考えられる。
トパッドの変形によるエネルギーロスを抑制することが
できるエアバッグ装置を内蔵した車両用シートを得るこ
とが目的である。
は、シートバックサイドフレームのドア側側部に固定し
たエアバッグ装置を、車両後方に開口したシートパッド
の凹部に収納すると共にそれらをシート表皮で覆ったエ
アバッグ装置を内蔵した車両用シートにおいて、エアバ
ッグ装置のインフレータの軸心部と、シート表皮の破断
用縫製部とを結ぶ平面よりもシート中央寄りでエアバッ
グ袋体展開領域に位置するシートパッドに配設され、該
シートパッドの一般部よりも硬く、且つエアバッグ袋体
の膨張圧で変形してエアバッグ袋体を所定の方向に案内
する案内手段と、前記シートパッドにおけるエアバッグ
装置のドア側側部に面する内側面に配設され、該パッド
の一般部よりも硬く、且つエアバッグ袋体の膨張圧で変
形可能な補助案内手段と、を有し、前記平面を挟んで、
間隔をおいて前記案内手段と前記補助案内手段とが配設
されていることを特徴とする。
手段により、エアバッグ袋体の展開初期はその剛性効果
でエアバッグ袋体の展開方向が偏向されてシート表皮の
破断用縫製部を狙った展開を実現できる。この結果、エ
アバッグ袋体展開時のシートパッドの変形によるエネル
ギーロスを抑制でき、破断用縫製部に圧力を集中させ、
これを瞬時に破断できるため、エアバッグ袋体の展開速
度を向上させることができる。しかも、エアバッグ袋体
の展開にともなって、案内手段がエアバッグ袋体の膨張
圧によって変形し、エアバッグ袋体を所定の方向へ案内
するため、エアバッグ袋体展開完了時間を早めることが
できる。また、エアバッグ装置のインフレータの軸心部
と、シート表皮の破断用縫製部とを結ぶ平面を挟んで、
間隔をおいて配設された案内手段と補助案内手段との双
方により、エアバッグ袋体の展開方向を効果的に調整で
きると共に、ケースレスサイドエアバッグ装置の場合、
エアバッグ装置自体が柔らかいため、パッド肉厚が薄い
と外から触ったシートサイド部の剛性不足が心配される
が、補助案内手段の設定によりシートサイド部の剛性感
を損なうことが無い。
エアバッグ装置を内蔵した車両用シートにおいて、前記
案内手段は樹脂プレスフェルトであることを特徴とす
る。
内手段を樹脂プレスフェルトとすることで、製造が容易
となり低コスト化が可能になる。
エアバッグ装置を内蔵した車両用シートにおいて、前記
案内手段はパッドの一般部よりも硬い硬質パッドである
ことを特徴とする。
内手段を硬質パッドとすることで、製造が容易となり低
コスト化が可能になる。
エアバッグ装置を内蔵した車両用シートにおいて、前記
案内手段はシートバックサイドフレームの前端部と所定
量ラップするシート幅方向内側位置まで延設されている
ことを特徴とする。
開するエアバッグ袋体がシートバックサイドフレームの
前端部とシートパッドとの間に入り込み難くなるので、
エアバッグ袋体の展開方向を確実に調整することができ
る。
エアバッグ装置を内蔵した車両用シートにおいて、前記
案内手段はシートバックサイドフレームの前端部に一端
部を固定した変形可能なプレートであることを特徴とす
る。
レートの材質や板厚によりエアバッグ袋体の展開方向の
調整を容易に行うことができる。
イドフレームのドア側側部に固定したエアバッグ装置
を、車両後方に開口したシートパッドの凹部に収納する
と共にそれらをシート表皮で覆ったエアバッグ装置を内
蔵した車両用シートにおいて、エアバッグ装置のインフ
レータの軸心部と、シート表皮の破断用縫製部とを結ぶ
平面よりもシート中央寄りでエアバッグ袋体展開領域に
位置する部位に配設され、前記シートパッドの一般部よ
りも硬い硬質パッドと、前記シートパッドにおけるエア
バッグ装置のドア側側部に面する内側面に配設され、該
パッドの一般部よりも硬く、且つエアバッグ袋体の膨張
圧で変形可能な補助案内手段と、を有し、前記平面を挟
んで、間隔をおいて前記硬質パッドと前記補助案内手段
とが配設されていることを特徴とする。
る硬質パッドにより、エアバッグ袋体の展開初期は、そ
の剛性効果でエアバッグ袋体の展開方向を偏向してシー
ト表皮の破断用縫製部を狙った展開が実現する。この結
果、エアバッグ袋体展開時のシートパッドの変形による
エネルギーロスを防ぎ、破断用縫製部に圧力を集中さ
せ、これを瞬時に破断できるため、エアバッグ袋体の展
開速度を向上させることができる。さらに、エアバッグ
袋体に展開にともなって、エアバッグ袋体展開領域に位
置する硬質パッドがエアバッグ袋体の膨張圧によって変
形し、エアバッグ袋体を所定の方向へ案内するため、エ
アバッグ袋体展開完了時間を早めることができる。ま
た、エアバッグ装置のインフレータの軸心部と、シート
表皮の破断用縫製部とを結ぶ平面を挟んで、間隔をおい
て配設された硬質パッドと補助案内手段との双方によ
り、エアバッグ袋体の展開方向を効果的に調整できると
共に、ケースレスサイドエアバッグ装置の場合、エアバ
ッグ装置自体が柔らかいため、パッド肉厚が薄いと外か
ら触ったシートサイド部の剛性不足が心配されるが、補
助案内手段の設定によりシートサイド部の剛性感を損な
うことが無い。
エアバッグ装置を内蔵した車両用シートにおいて、前記
補助案内手段は、シートバックサイドフレームのドア側
側部に固定され側突時のエアバッグ袋体の展開スペース
を確保するためのプロテクタと、所定量ラップする後方
位置まで延びていることを特徴とする。
エッジとパッドとの干渉を防止できるため、プロテクタ
のエッジによるパッドの破損を防止できる。
イドフレームのドア側側部に固定したエアバッグ装置
を、車両後方に開口したシートパッドの凹部に収納する
と共にそれらをシート表皮で覆ったエアバッグ装置を内
蔵した車両用シートにおいて、エアバッグ装置のインフ
レータの軸心部と、シート表皮の破断用縫製部とを結ぶ
平面よりもシート中央寄りでエアバッグ袋体展開領域に
位置し、前記シートバックサイドフレームに設けられ、
シートパッドの一般部よりも硬く、且つエアバッグ袋体
の膨張圧で変形してエアバッグ袋体を所定の方向に案内
する案内手段と、前記シートパッドにおけるエアバッグ
装置のドア側側部に面する内側面に配設され、該パッド
の一般部よりも硬く、且つエアバッグ袋体の膨張圧で変
形可能な補助案内手段と、を有し、前記平面を挟んで、
間隔をおいて前記案内手段と前記補助案内手段とが配設
されていることを特徴とする。
けた案内手段により、エアバッグ袋体の展開初期はその
剛性効果でエアバッグ袋体の展開方向が偏向されてシー
ト表皮の破断用縫製部を狙った展開を実現できる。この
結果、エアバッグ袋体展開時のシートパッドの変形によ
るエネルギーロスを抑制でき、破断用縫製部に圧力を集
中させ、これを瞬時に破断できるため、エアバッグ袋体
の展開速度を向上させることができる。しかも、エアバ
ッグ袋体の展開にともなって、案内手段がエアバッグ袋
体の膨張圧によって変形し、エアバッグ袋体を所定の方
向へ案内するため、エアバッグ袋体展開完了時間を早め
ることができる。また、エアバッグ装置のインフレータ
の軸心部と、シート表皮の破断用縫製部とを結ぶ平面を
挟んで、間隔をおいて配設された案内手段と補助案内手
段との双方により、エアバッグ袋体の展開方向を効果的
に調整できると共に、ケースレスサイドエアバッグ装置
の場合、エアバッグ装置自体が柔らかいため、パッド肉
厚が薄いと外から触ったシートサイド部の剛性不足が心
配されるが、補助案内手段の設定によりシートサイド部
の剛性感を損なうことが無い。
項6及び請求項8のいずれか1項に記載のエアバッグ装
置を内蔵した車両用シートにおいて、前記エアバッグ装
置は、エアバッグケースレスタイプのエアバッグ装置で
あることを特徴とする。
アバッグ装置を内蔵した車両用シートにおいても請求項
1、請求項6及び請求項8のいずれか1項に記載の作用
を得られる。
請求項8のいずれか1項に記載のエアバッグ装置を内蔵
した車両用シートにおいて、前記案内手段は、前記シー
トバックサイドフレームの側面部に一端部を固定した変
形可能なプレートであることを特徴とする。
1項に記載の内容に加えて、案内手段をシートバックサ
イドフレームに固定するため、シートバックサイドフレ
ームやシートパッドは従来構造のままで良く、製造が容
易となり、低コスト化が可能になる。
た車両用シートの第1実施形態を図1〜図5に従って説
明する。
し、図中矢印FRは車両前方方向を示し、図中矢印IN
は車幅内側方向を示している。
エアバッグ装置を備えたシート構造では、シート10の
シートバック12のドア側側部に形成されたサイド部1
2A内に、上下方向に伸びるエアバッグ装置14が配設
されている。
ム16は、強度部材である左右一対のシートバックサイ
ドフレーム(以下サイドフレームという)18、20を
備えており、これらのサイドフレーム18、20はシー
ト前後方向へ向けて互いに略平行に配設されている。ま
た、左右一対のサイドフレーム18、20の各上端部
は、コ字状に屈曲されたパイプ材からなるアッパフレー
ム22によって互いに連結されている。さらに、左右一
対のサイドフレーム18、20のシート後側縁部は、複
数のシートワイヤ24によって互いに連結されている。
るエアバッグ装置が固定される。その後、図4に示され
るシートパッド36がシートフレーム16に上方より覆
い被され、シートパッド36の外側に、後述するシート
表皮50が覆い被せれて、本実施形態のシート10が構
成される。
(以下、ドア側という)になるサイドフレーム18の前
端部には、シート内側へ向けてフランジ18Aが形成さ
れており、サイドフレーム18の後端部には、シート内
側へ向けてフランジ18Bが形成されている。サイドフ
レーム18の前後方向中間部には、シート上下方向に沿
って、シート内方へ窪ませたエアバッグ装置格納用凹部
26が形成されている。このエアバッグ装置格納用凹部
26の後部は、さらにシート内方へ窪んでおり、インフ
レータ格納部26Aとなっている。
方には、折り畳んだエアバッグ袋体28が格納されてい
る。インフレータ格納部26Aには、円柱状とされたイ
ンフレータ30が格納されており、インフレータ30の
外周部から車幅内側方向へ立設された上下2本のボルト
29と、これらのボルト29に螺合したナット31によ
って、インフレータ30はサイドフレーム18に固定さ
れている。また、インフレータ30はエアバッグ袋体2
8内に配設されており、エアバッグ袋体28は、インフ
レータ30から噴出されるガスによって車両略前方へ展
開するようになっている。
グ袋体28より外側にプロテクタ32が配設されてお
り、このプロテクタ32により、側突時にエアバッグ袋
体28の展開スペースが確保されるようになっている。
また、プロテクタ32は、上下方向から見た断面形状
が、開口部を前方へ向けたコ字状とされており、車幅方
向内側壁部32Aが、インフレータ格納部26Aに溶着
されている。
ップ材34によって折り畳み状態に保持されており、こ
のラップ材34は、エアバッグ袋体28が展開する場合
に、容易に破けるようになっている。
36は、車両後方側に開口部37を備えており、ドア側
内側部に形成した凹部39にエアバッグ装置14が収納
されている。また、シートパッド36のシート内側面に
は、フェルト38が配設されており、折り畳んだ状態に
あるエアバッグ袋体28のドア側前端部28Aの前方側
となるシートパッド36の部位には略前方へ凹んだ凹部
40が略上下方向に沿って形成されている。この凹部4
0においては、フェルト38に略上下方向へ延びる切欠
42が形成されており、エアバッグ袋体28が展開する
場合に、シートパッド36は凹部40に沿って容易に破
断するようになっている。
ドア側へ延設されたフェルト38の前方側延設部38A
には、シートパッド36の一般部36Aよりも硬く、且
つエアバッグ袋体28の膨張圧で図2に示される如く変
形してエアバッグ袋体28を所定の方向(図2の矢印A
方向)に案内する案内手段としての樹脂プレスフェルト
44が配設されており、この樹脂プレスフェルト44
は、シートパッド36とフェルト38との間に挟持され
ている。なお、樹脂プレスフェルトとは、樹脂廃材等の
樹脂材からなるフェルトをプレス状態とし、これに樹脂
を含浸させ固めたフェルトである。
30の軸心部Pと、後述するシート表皮50の破断用縫
製部54とを結ぶ平面S1よりもシート中央寄り(図1
の右寄り)で、且つエアバッグ袋体28の展開領域に位
置するシートパッド36の内側表面に樹脂プレスフェル
ト44が配設されている。
44Aはエアバッグ袋体28の前方にあり、樹脂プレス
フェルト44の車幅方向内側部44Bはサイドフレーム
18のフランジ18Aと所定量ラップしている。
車両前方側へ延設されたフェルト38の側方側延設部3
8Bには、シートパッド36の一般部としてのサイドカ
マチ部36Bよりも硬く、且つエアバッグ袋体28の膨
張圧で図2に示される如く変形してエアバッグ袋体28
を所定の方向(図2の矢印A方向)に案内する補助案内
手段としての樹脂プレスフェルト46が配設されてお
り、この樹脂プレスフェルト46は、シートパッド36
とフェルト38との間に挟持されている。また、樹脂プ
レスフェルト46の車両前方側部46Aはエアバッグ袋
体28のドア側にあり、樹脂プレスフェルト46の車両
後方側部46Bはプロテクタ32のドア側側壁部32B
と所定量ラップしている。
0で覆われている。このシート表皮50は、数枚の表皮
が縫い目52、54等において縫合されており、シート
パッド36のサイドカマチ部36Bの前端縁部に対向す
る縫い目54が、エアバッグ袋体28が展開する場合
に、容易に破断される破断用縫製部としての縫い目54
となっている。また、縫い目54には力布58の一方の
端部58Aが連結されており、力布58の他方の端部5
8Bはサイドフレーム18のインフレータ格納部26A
において、インフレータ固定用のボルト29に共締めさ
れている。なお、力布58の中間部58Cは、シートパ
ッド36のサイドカマチ部36Bのドア側外周部を通過
しており、エアバッグ袋体展開時には、力布58を介し
て縫い目54に破断力が効果的に作用するようになって
いる。
たシート構造では、側突時にエアバッグ装置14のイン
フレータ30が作動すると、インフレータ30から噴出
されるガスによって、エアバッグ袋体28が膨張展開す
る。この際、樹脂プレスフェルト44、46の剛性効果
により、エアバッグ袋体28の展開初期は、図2に実線
で示すように、エアバッグ袋体28の展開方向が車両外
側方向へ偏向されて、シート表皮50の破断用縫製部と
しての縫い目54を狙った、角度α1方向(図1参照)
への展開を実現できる。この結果、エアバッグ袋体展開
時のシートパッド36の変形によるエネルギーロスを抑
制でき、破断用縫製部としての縫い目54に圧力を集中
させ、これを瞬時に破断できるため、エアバッグ袋体2
8の展開速度を向上させることができる。
が破れた後は、図2に一点鎖線で示すように、エアバッ
グ袋体28の膨張圧によって、樹脂プレスフェルト44
が更に変形し、エアバッグ袋体28は車体側部60と乗
員側部62との間を狙った、角度α2(α2<α1)方
向(図1参照)へ展開する。従って、図2の二点鎖線で
示すエアバッグ袋体28の展開完了までの時間を早める
ことができる。
樹脂プレスフェルト44と補助案内手段としての樹脂プ
レスフェルト46との双方を使用したので、エアバッグ
袋体28の展開方向を効果的に調整できる。
レスフェルト44とし、補助案内手段を樹脂プレスフェ
ルト46としたため、製造が容易となり低コスト化が可
能になる。
ト44の車幅方向内側部44Bがサイドフレーム18の
フランジ18Aと所定量ラップする位置まで延設されて
いるため、展開するエアバッグ袋体28が、サイドフレ
ーム18のフランジ18Aとシートパッド36の一般部
36Aとの間に入り込み難くなるので、エアバッグ袋体
28の展開方向を確実に調整することができる。
4のドア側側部に樹脂プレスフェルト46を配設したの
で、本実施形態のようにケースレスのサイドエアバッグ
装置14の場合、エアバッグ装置自体が柔らかいため、
シートパッド36のサイドカマチ部36Bが薄いと外か
ら触ったシート剛性不足が心配されるが、樹脂プレスフ
ェルト46により剛性感を損なうことが無い。
配置したため、プロテクタ32により側突時のエアバッ
グ袋体28の展開スペースを確保することができる。
ト46の車両後方側部46Bがプロテクタ32のドア側
側壁部32Bと所定量ラップする位置まで延設されてい
るため、プロテクタ32のエッジ32Cによる、フェル
ト38及びパッド36の破損を防止できる。
車両用シートの第2実施形態を図6に従って説明する。
は、同一符号を付してその説明を省略する。
1実施形態の樹脂プレスフェルト44に代えて、シート
パッド36の一般部36Aよりも硬い案内手段としての
硬質パッド64を配設すると共に、第1実施形態の樹脂
プレスフェルト46に代えて、シートパッド36のサイ
ドカマチ部36Bよりも硬い補助案内手段としての硬質
パッド66を配設している。
態と同様な効果を得られる。また、案内手段を硬質パッ
ド64とし、補助案内手段を硬質パッド66としたた
め、製造が容易となり低コスト化が可能になる。
車両用シートの第3実施形態を図7に従って説明する。
は、同一符号を付してその説明を省略する。
1実施形態の樹脂プレスフェルト44に代えて、案内手
段としての金属、樹脂等の板材からなる変形可能なプレ
ート68を配設している。プレート68のドア側端部6
8Aは、車両前方に折り返されており、エアバッグ袋体
28がプレート68に当接した際に、エアバッグ袋体2
8とプレート68の板材切り口68Cとが接触しないよ
うになっている。プレート68の車幅方向内側部68B
はサイドフレーム18のフランジ18Aと所定量ラップ
し、リベット、ビス等の固定手段70によって、サイド
フレーム18のフランジ18Aに固定されている。
態と同様な効果を得られる。また、プレート68の材質
や板厚によりエアバッグ袋体28の展開方向の調整を容
易に行うことができる。
車両用シートの第4実施形態を図8に従って説明する。
は、同一符号を付してその説明を省略する。
1実施形態の樹脂プレスフェルト44の代わりに、案内
手段としてのプレート45をフェルト38のエアバッグ
袋体28側に配設し、プレート45をサイドフレーム1
8に沿って後方へ延設し、プレート45の後端部45C
をボルト29とナット31によってインフレータ格納部
26Aのドア側面に共締めしている。なお、プレート4
5は、樹脂、金属等の変形可能な板材からなる。
袋体28の膨張圧でプレート45のドア側部45Aが変
形し、第1実施形態と同様な効果が得られる。また、樹
脂プレート45の材質や板厚によりエアバッグ袋体28
の展開方向の調整を容易に行うことができる。また、プ
レート45は、インフレータ30をサイドフレーム18
に固定するためのボルト29、ナット31によってサイ
ドフレーム18に固定されるため、従来のシート構造に
プレート45を追加するのみで良いため、サイドフレー
ム18やシートパッド36は従来構造のままで良く、製
造が容易となり低コスト化が可能になる。
車両用シートの第5実施形態を図9に従って説明する。
は、同一符号を付してその説明を省略する。
1実施形態の樹脂プレスフェルト44に代えて、エアバ
ッグ装置14のインフレータ30の軸心部Pと、シート
表皮50の破断用縫製部としての縫い目54とを結ぶ平
面S1よりもシート中央寄り(図9の右側)でエアバッ
グ袋体展開領域に位置する部位(図9のハッチングで示
した部位)を、パッド36の他の一般部36A及びサイ
ドカマチ部36Bよりも硬い硬質パッド72で構成し
た。
る硬質パッド72により、第1実施形態と同様に、エア
バッグ袋体展開時のエネルギーロスを防ぎ、シート表皮
50の破断用縫製部としての縫い目54に圧力を集中さ
せ、これを瞬時に破断することで、エアバッグ袋体28
の展開速度を向上させることができる。しかも、硬質パ
ッド72はエアバッグ袋体28の膨張圧によって更に変
形するため、第1実施形態と同様に、エアバッグ袋体2
8は車体側部と乗員側部との間を狙った、方向へ展開す
る。従って、エアバッグ袋体28の展開完了までの時間
を早めることができる。また、硬質パッド72によりシ
ートバックの乗員ホールド性を向上できる。
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、上記各実施形態では、樹脂プレスフェル
ト46または硬質パッド66とから成る補助案内手段を
配設したが、補助案内手段を除いた構成としても良い。
また、エアバッグ袋体28の折り畳み形状は、上記各実
施形態の折り畳み形状には限定されず、カクタス折り、
ロール折り等の他の折り畳み形状でも良い。また、エア
バッグ袋体28の折り畳み形状を保持するための手段
は、上記各実施形態のラップ材34に限定されず、ベル
ト等の他の形状保持部材を使用しても良い。ラップ材3
4は、布袋のほかに、紙材を使用しても良い。また、本
発明のシートパッドは、上記実施形態の如く、シートパ
ッド36のシート内側面にフェルト38が配設された構
成の他に、フェルト38が無い構成とすることも可能で
ある。
ースを有しないエアバッグケースレスのエアバッグ装置
を備えたシートであるが、本発明はこれに限らず、エア
バッグケースを有するエアバッグ装置を備えたシートに
おいても、エアバッグ袋体がその展開時にシートパッド
に当接することによって、シートパッドを拡開破断させ
るタイプのシートであれば、上記実施形態と同様の効果
を秦すことができる。このため、本発明は、エアバッグ
ケースを有するエアバッグ装置を備えたシートに対して
も適用することができる。
を内蔵した車両用シートは、展開時のシートパッドの変
形によるエネルギーロスを抑制し、展開性能を安定させ
ることができるという優れた効果を有する。また、エア
バッグ袋体展開完了時間を早めることができるという優
れた効果を有する。また、エアバッグ袋体の展開方向を
効果的に調整できると共にシートバックの側部の剛性感
が損なわれるこが無いという優れた効果を有する。
効果に加えて、製造が容易となり低コスト化が可能にな
るという優れた効果を有する。
効果に加えて、製造が容易となり低コスト化が可能にな
るという優れた効果を有する。
効果に加えて、エアバッグ袋体の展開方向を確実に調整
することができるという優れた効果を有する。
効果に加えて、エアバッグ袋体の展開方向の調整を容易
に行うことができるという優れた効果を有する。
内蔵した車両用シートは、展開時のシートパッドの変形
によるエネルギーロスを抑制し、展開性能を安定させる
ことができるという優れた効果を有する。また、エアバ
ッグ袋体展開完了時間を早めることができるという優れ
た効果を有する。また、エアバッグ袋体の展開方向を効
果的に調整できると共にシートバックの側部の剛性感が
損なわれるこが無いという優れた効果を有する。
効果に加えて、プロテクタのエッジによるパッドの破損
を防止できるという優れた効果を有する。
内蔵した車両用シートは、展開時のシートパッドの変形
によるエネルギーロスを抑制し、展開性能を安定させる
ことができるという優れた効果を有する。また、エアバ
ッグ袋体展開完了時間を早めることができるという優れ
た効果を有する。また、エアバッグ袋体の展開方向を効
果的に調整できると共にシートバックの側部の剛性感が
損なわれるこが無いという優れた効果を有する。
スレスタイプのエアバッグ装置を内蔵した車両用シート
においても請求項1、請求項6及び請求項8のいずれか
1項に記載の効果を得られるという優れた効果を有す
る。
請求項8のいずれか1項に記載の効果に加えて、製造が
容易となり、低コスト化が可能になるという優れた効果
を有する。
内蔵した車両用シートにおける作用説明図である。
内蔵した車両用シートのシートバックフレームを示す斜
め前方から見た斜視図である。
内蔵した車両用シートのシートパッドを示す斜め前方か
ら見た斜視図である。
内蔵した車両用シートを示す斜め前方から見た斜視図で
ある。
内蔵した車両用シートを示す図1の対応する断面図であ
る。
内蔵した車両用シートを示す図1の対応する断面図であ
る。
内蔵した車両用シートを示す図1の対応する断面図であ
る。
内蔵した車両用シートを示す図1の対応する断面図であ
る。
した車両用シートを示す図1の対応する断面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 シートバックサイドフレームのドア側側
部に固定したエアバッグ装置を、車両後方に開口したシ
ートパッドの凹部に収納すると共にそれらをシート表皮
で覆ったエアバッグ装置を内蔵した車両用シートにおい
て、 エアバッグ装置のインフレータの軸心部と、シート表皮
の破断用縫製部とを結ぶ平面よりもシート中央寄りでエ
アバッグ袋体展開領域に位置するシートパッドに配設さ
れ、該シートパッドの一般部よりも硬く、且つエアバッ
グ袋体の膨張圧で変形してエアバッグ袋体を所定の方向
に案内する案内手段と、 前記シートパッドにおけるエアバッグ装置のドア側側部
に面する内側面に配設され、該パッドの一般部よりも硬
く、且つエアバッグ袋体の膨張圧で変形可能な補助案内
手段と、 を有し、前記平面を挟んで、間隔をおいて前記案内手段
と前記補助案内手段とが配設されている ことを特徴とす
るエアバッグ装置を内蔵した車両用シート。 - 【請求項2】 前記案内手段は樹脂プレスフェルトであ
ることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置を
内蔵した車両用シート。 - 【請求項3】 前記案内手段はパッドの一般部よりも硬
い硬質パッドであることを特徴とする請求項1に記載の
エアバッグ装置を内蔵した車両用シート。 - 【請求項4】 前記案内手段はシートバックサイドフレ
ームの前端部と所定量ラップするシート幅方向内側位置
まで延設されていることを特徴とする請求項1に記載の
エアバッグ装置を内蔵した車両用シート。 - 【請求項5】 前記案内手段はシートバックサイドフレ
ームの前端部に一端部を固定した変形可能なプレートで
あることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置
を内蔵した車両用シート。 - 【請求項6】 シートバックサイドフレームのドア側側
部に固定したエアバッグ装置を、車両後方に開口したシ
ートパッドの凹部に収納すると共にそれらをシート表皮
で覆ったエアバッグ装置を内蔵した車両用シートにおい
て、 エアバッグ装置のインフレータの軸心部と、シート表皮
の破断用縫製部とを結ぶ平面よりもシート中央寄りでエ
アバッグ袋体展開領域に位置する部位に配設され、前記
シートパッドの一般部よりも硬い硬質パッドと、 前記シートパッドにおけるエアバッグ装置のドア側側部
に面する内側面に配設され、該パッドの一般部よりも硬
く、且つエアバッグ袋体の膨張圧で変形可能な補助案内
手段と、 を有し、前記平面を挟んで、間隔をおいて前記硬質パッ
ドと前記補助案内手段とが配設されている ことを特徴と
するエアバッグ装置を内蔵した車両用シート。 - 【請求項7】 前記補助案内手段は、シートバックサイ
ドフレームのドア側側部に固定され側突時のエアバッグ
袋体の展開スペースを確保するためのプロテクタと、所
定量ラップする後方位置まで延設されていることを特徴
とする請求項6に記載のエアバッグ装置を内蔵した車両
用シート。 - 【請求項8】 シートバックサイドフレームのドア側側
部に固定したエアバッグ装置を、車両後方に開口したシ
ートパッドの凹部に収納すると共にそれらをシート表皮
で覆ったエアバッグ装置を内蔵した車両用シートにおい
て、 エアバッグ装置のインフレータの軸心部と、シート表皮
の破断用縫製部とを結ぶ平面よりもシート中央寄りでエ
アバッグ袋体展開領域に位置し、前記シートバックサイ
ドフレームに設けられ、シートパッドの一般部よりも硬
く、且つエアバッグ袋体の膨張圧で変形してエアバッグ
袋体を所定の方向に案内する案内手段と、 前記シートパッドにおけるエアバッグ装置のドア側側部
に面する内側面に配設され、該パッドの一般部よりも硬
く、且つエアバッグ袋体の膨張圧で変形可能な補助案内
手段と、 を有し、前記平面を挟んで、間隔をおいて前記案内手段
と前記補助案内手段とが配設されている ことを特徴とす
るエアバッグ装置を内蔵した車両用シート。 - 【請求項9】 前記エアバッグ装置は、エアバッグケー
スレスタイプのエアバッグ装置であることを特徴とする
請求項1、請求項6及び請求項8のいずれか1項に記載
のエアバッグ装置を内蔵した車両用シート。 - 【請求項10】 前記案内手段は、前記シートバックサ
イドフレームの側面部に一端部を固定した変形可能なプ
レートであることを特徴とする請求項1及び請求項8の
いずれか1項に記載のエアバッグ装置を内蔵した車両用
シート。
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