JP3528994B2 - 液晶表示装置用平行光源及びそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置用平行光源及びそれを用いた液晶表示装置Info
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Description
行光源及びそれを用いた液晶表示装置に関し、特に、ホ
ログラムカラーフィルターを採用した液晶表示装置用の
奥行きが浅くコンパクトなバックライト用平行光源とそ
れを用いた液晶表示装置に関する。
においては、表示用のバックライトが必要不可欠なもの
となっている。しかしながら、カラーフィルターを用い
た液晶表示装置においては、このバックライトの利用効
率の悪さが問題となっていた。その主な原因には、下記
のような理由があげられる。
の占める面積が広く、そこに当たった光は無駄になる。 各セルに入射する白色光の中、R(赤色)、G(緑
色)、B(青色)のカラーフィルターを透過する色成分
は各々一色に制限されてしまうので、その他の補色成分
は無駄になる。 各カラーフィルターで光の吸収により損失が生じる。
16に示すように、例えばマイクロレンズアレー2をカ
ラーフィルター1の前面に設置し、白色光のバックライ
ト3をそれぞれカラーフィルターセルR、G、Bへ集光
させるようにすることにより、ブラック・マトリックス
4を避けて照明してバックライト3の利用効率を上げる
方法が従来より知られている(例えば、「ディスプレイ
アンド イメージング」,1992,Vol.1,N
o.1,pp.33〜38)。
白色光を効率良くR、G、Bに分け、上記〜に対し
ても、ブラック・マトリックス、カラーフィルターでの
吸収を減らし、効率を上げる方法を、本出願人は、特願
平5−12170〜1号、同5−14573号、同5−
97517号、同5−149211号等において提案し
ている。例えば、回折波長依存性がなく分光機能を持つ
ホログラムと集光機能をもつマイクロレンズアレーを組
み合わせる方法や、多重化あるいは積層された回折波長
及び角度選択性のあるホログラムを用いる方法、分光機
能と集光機能の両方を持つホログラムを用いる方法等が
ある。
ターを用いた液晶表示装置用の奥行きが浅くコンパクト
なバックライト用平行光源として、本出願人は、特願平
5−12554号において、マイクロレンズアレーとそ
の各レンズの焦点に配置された微小二次光源からなるも
のを提案した。
ラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置において、
現行の液晶フラットディスプレイ用のバックライトをそ
のまま用いると、期待した効果が得られない。これは、
ホログラムは、本来、厳しい入射角度選択性を有してい
るにもかかわらず、液晶フラットディスプレイのバック
ライトは凡そ±50°程度の散乱光であるため、高い回
折効率が得られず、また、所定の色のカラーフィルター
セルに本来の色の回折光が入射しなくなる等の現象が生
じ、期待通りにバックライトの利用効果を上げることが
できないためである。
装置等に利用されるバックライトとして平行光が用いら
れているが、これは光源と平行光までの距離が長いの
で、装置が大きく、嵩張ってしまうため、コンパクトで
あるべき液晶フラット型表示装置用としては使用できな
い。
よる平行光源は、1つの提案であり、それ以外にも液晶
表示装置用の奥行きの浅い平行光源を構成できる可能性
がある。
くなされたものであり、その目的は、ホログラムカラー
フィルターを用いた液晶表示装置用の奥行きが浅くコン
パクトなバックライト用平行光源のさらに別の形態とそ
れを用いた液晶表示装置を提案することである。
明の液晶表示装置用平行光源は、カラーフィルターとし
てほぼ平行光を回折分光して対応する色の分光画素に入
射させるホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示
装置用の平行光源において、微小収束レンズアレーと各
微小レンズの焦点又はその軸外れ位置に配置された微小
二次光源とからなり、前記微小二次光源は、高屈折率コ
アと低屈折率クラッドからなる導波路の低屈折率クラッ
ド中に設けた高屈折率部からなり、前記導波路の一端に
白色光源からの光を導入して前記高屈折率部から漏れた
光を前記微小収束レンズアレーによりホログラムカラー
フィルターに入射させるほぼ平行な光に変換することを
特徴とするものである。
路の材料が、透明で光散乱性があり、屈折率の異なるド
メインが相分離してなる光散乱ポリマーからなることが
望ましい。
ん、ホログラムカラーフィルターを用いない他の液晶表
示装置用にも用いることができる。
側から、平行光源、液晶表示パネルの順で配置され、前
記液晶表示パネルの入射側、前記液晶表示パネルの内
部、前記液晶表示パネルの出射側に拡散板が配置されて
なり、平行光源として、以上の液晶表示装置用平行光源
を用いたことを特徴とするものである。
光源側から、平行光源、ほぼ平行光を回折分光して対応
する色の分光画素に入射させるホログラムカラーフィル
ター、液晶表示パネルの順で配置され、前記液晶表示パ
ネルの内部、前記ホログラムカラーフィルターと前記液
晶表示パネルの間、あるいは、前記液晶表示パネルの出
射側に拡散板が配置されてなり、平行光源として、以上
の液晶表示装置用平行光源を用いたことを特徴とするも
のである。
平板状に構成できるので、これをホログラムカラーフィ
ルターを採用した液晶表示装置に組み込むことにより、
奥行きが浅くコンパクトで視角が広く明るいカラー液晶
表示装置を構成することができる。
光源の実施例の説明に先立って、まず、本出願人が先に
提案したホログラムカラーフィルターの代表的なものの
原理について図面を参照に説明する。まず、図1の液晶
表示装置の断面図を参照にして先に提案した第1の形態
のカラーフィルターの原理と作用について説明する。同
図において、規則的に液晶セル6′に区切られた液晶表
示素子6のバックライト3入射側に先に提案したカラー
フィルターを構成するホログラムアレー5が離間して配
置される。液晶表示素子6背面には、各液晶セル6′と
整列した図16と同様なR、G、Bの着色セル1′及び
その間に設けられたブラック・マトリックス4からなる
カラーフィルター1が配置されるか、又は、着色セル
1′を省き、ブラック・マトリックス4のみが配置され
る。以上の他、図示しない偏光板が液晶表示素子6の両
側に配置される。
画素の繰り返し周期、すなわち、液晶表示素子6の紙面
内の方向に隣接する3つの液晶セル6′の組各々に対応
して、その繰り返しピッチと同じピッチでアレー状に配
置された微小ホログラム5′からなり、微小ホログラム
5′は液晶表示素子6の紙面内の方向に隣接する3つの
液晶セル6′各組に整列して各々1個ずつ配置されてお
り、各微小ホログラム5′は、ホログラムアレー5の法
線に対して角度θをなして入射するバックライト3の中
の緑色の成分の光を、その微小ホログラム5′に対応す
る3つの分色画素R、G、Bの中心の着色セル1′又は
液晶セル6′上に集光するようにフレネルゾーンプレー
ト状に形成されているものである。そして、微小ホログ
ラム5′は、回折効率の波長依存性がないかもしくは少
ない、レリーフ型、位相型、振幅型等の透過型ホログラ
ムからなる。ここで、回折効率の波長依存性がないかも
しくは少ないとは、リップマンホログラムのように、特
定の波長だけを回折し、他の波長は回折しないタイプの
ものではなく、1つの回折格子で何れの波長も回折する
ものを意味し、この回折効率の波長依存性がない回折格
子は、波長に応じて異なる回折角で回折する。
レー5の液晶表示素子6と反対側の面からその法線に対
して角度θをなして入射する白色のバックライト3を入
射させると、波長に依存して微小ホログラム5′による
回折角は異なり、各波長に対する集光位置はホログラム
アレー5面に平行な方向に分散される。その中の、赤の
波長成分はカラーフィルターセルR又は赤を表示する液
晶セル6′の位置に、緑の成分はカラーフィルターセル
G又は緑を表示する液晶セル6′の位置に、青の成分は
カラーフィルターセルB又は青を表示する液晶セル6′
の位置にそれぞれ回折集光するように、ホログラムアレ
ー5を構成配置することにより、それぞれの色成分は各
カラーフィルターセルR、G、B及びブラック・マトリ
ックス4でほとんど減衰されずに各液晶セル6′を通過
し、対応する位置の液晶セル6′の状態に応じた色表示
を行うことができる。なお、ホログラムアレー5へのバ
ックライト3の入射角度θは、ホログラム記録条件、ホ
ログラムアレー5の厚み、ホログラムアレー5と液晶表
示素子6との距離等の種々の条件により定まるものであ
る。
フィルターとして用いることにより、従来のカラーフィ
ルター用バックライトの各波長成分を無駄なく各色セル
へ入射させることができるため、その利用効率を大幅に
向上させることができる。
考えられる。これを図2を参照にして説明する。図2の
同様の断面図を参照にして先に提案した第1の形態の変
形のカラーフィルターの原理と作用について説明する。
同図において、規則的に液晶セル6′に区切られた液晶
表示素子6のバックライト3入射側にすでに提案したホ
ログラムを用いたカラーフィルター30が離間して配置
される。液晶表示素子6背面には、各液晶セル6′と整
列した図16と同様なR、G、Bの着色セル1′及びそ
の間に設けられたブラック・マトリックス4からなるカ
ラーフィルター1が配置されるか、又は、着色セル1′
を省き、ブラック・マトリックス4のみが配置される。
以上の他、図示しない偏光板が液晶表示素子6の両側に
配置される。
ィルター30は、ホログラム27とマイクロレンズアレ
ー28とからなり、マイクロレンズアレー28を構成す
るマイクロレンズ28′は、R、G、Bの分色画素の繰
り返し周期、すなわち、液晶表示素子6の紙面内の方向
に隣接する3つの液晶セル6′の組各々に対応して、そ
の繰り返しピッチと同じピッチでアレー状に配置されて
いる。また、ホログラム27は、回折格子の作用をする
一様な干渉縞からなり、回折効率の波長依存性がないか
もしくは少ない、レリーフ型、位相型、振幅型等の透過
型ホログラムからなる。
7の液晶表示素子6と反対側の面からその法線に対して
角度θをなしてバックライト3を入射させると、波長に
依存して異なる角度で回折され、ホログラム27の出射
側に分散される。ホログラム27の入射側又は出射側に
配置されたマイクロレンズ28′により、この分散され
た光は、その焦点面に波長毎に分離されて集光する。そ
の中の、赤の波長成分はカラーフィルターセルR又は赤
を表示する液晶セル6′の位置に、緑の成分はカラーフ
ィルターセルG又は緑を表示する液晶セル6′の位置
に、青の成分はカラーフィルターセルB又は青を表示す
る液晶セル6′の位置にそれぞれ回折集光するように、
カラーフィルター30を構成配置することにより、それ
ぞれの色成分は各カラーフィルターセルR、G、B及び
ブラック・マトリックス4でほとんど減衰されずに各液
晶セル6′を通過し、対応する位置の液晶セル6′の状
態に応じた色表示を行うことができる。なお、ホログラ
ム27へのバックライト3の入射角度θは、ホログラム
記録条件、ホログラム27の厚み、ホログラム27と液
晶表示素子6との距離等の種々の条件により定まるもの
である。
として、集光性でなく一様な干渉縞からなる回折効率の
波長依存性がないかもしくは少ない透過型ホログラムを
用いることができるため、ホログラム27をマイクロレ
ンズアレー28の各マイクロレンズ28′と位置合わせ
する必要がない点、及び、マイクロレンズアレー28の
ピッチが図16の従来の場合の3倍になり、作りやすく
かつ整列しやすい点に特長がある。
に提案した第2の形態のカラーフィルターの原理と作用
について説明する。同図において、規則的に液晶セル
6′に区切られた液晶表示素子6のバックライト3入射
側にすでに提案したカラーフィルターを構成するホログ
ラムアレー15が離間して配置される。液晶表示素子6
背面には、各液晶セル6′と整列した図16と同様な
R、G、Bの着色セル1′及びその間に設けられたブラ
ック・マトリックス4からなるカラーフィルター1が配
置されるか、又は、着色セル1′を省き、ブラック・マ
トリックス4のみが配置される。以上の他、図示しない
偏光板が液晶表示素子6の両側に配置される。
ム16、17を重畳したものか、又は、1枚の感光材料
中に2つのホログラム16、17を二重に重ねて多重記
録されてなるものであり、R、G、Bの分色画素の繰り
返し周期、すなわち、液晶表示素子6の紙面内の方向に
隣接する3つの液晶セル6′の組各々に対応して、その
繰り返しピッチと同じピッチでアレー状に配置された微
小ホログラム15′からなっている。微小ホログラム1
5′は液晶表示素子6の紙面内の方向に隣接する3つの
液晶セル6′各組に整列して各々1個ずつ配置されてお
り、各微小ホログラム15′の中のホログラム16に属
する部分は、ホログラムアレー15にほぼ垂直に入射す
る白色のバックライト3の中の赤の波長成分を選択的に
回折して、その微小ホログラム15′に対応する3つの
液晶セル6′の組のカラーフィルターセルR又は赤を表
示する液晶セル6′の位置に集光するように波長選択性
のあるフレネルゾーンプレート状に形成されており、ま
た、各微小ホログラム15′の中のホログラム17に属
する部分は、ホログラムアレー15にほぼ垂直に入射す
る白色のバックライト3の中の青の波長成分を選択的に
回折して、その微小ホログラム15′に対応する3つの
液晶セル6′の組のカラーフィルターセルB又は青を表
示する液晶セル6′の位置に集光するように波長選択性
のあるフレネルゾーンプレート状に形成されている。こ
こで、波長選択性があるホログラムとは、リップマンホ
ログラムのように、特定の波長だけを回折し、他の波長
は回折しないで透過させるタイプのものである。したが
って、液晶表示装置の背後からカラーフィルター15に
垂直に入射する白色のバックライト3の中の青の波長成
分の大部分は青色用ホログラム17により回折集光され
てカラーフィルターセルB又は青を表示する液晶セル
6′の位置に入射し、赤の波長成分の大部分は赤色用ホ
ログラム16により回折集光されてカラーフィルターセ
ルR又は赤を表示する液晶セル6′の位置に入射する。
ホログラム17、16により回折集光されない緑の成分
は、ホログラムアレー15を通過して直進し、カラーフ
ィルターセルR、G、B又はそれらの色を表示する液晶
セル6′に3分の1ずつ入射するが、カラーフィルター
セルR、Bに入射した分はその位置のフィルターにより
遮断され(カラーフィルターの着色セル1′を省く場合
は、緑成分が青及び赤を表示する液晶セル6′の位置に
入射してしまうので、以下に述べるホログラム3枚重ね
又は三重に多重記録する方がより彩度が上がる。)、カ
ラーフィルターセルG又は緑を表示する液晶セル6′の
位置にのみに実効的に入射する。それぞれの波長成分は
ほとんど減衰されずに各液晶セル6′を通過し、対応す
る位置の液晶セル6′の状態に応じた色表示を行うこと
ができる。なお、この代わりに、同様に波長選択性のあ
るフレネルゾーンプレート状の緑色用ホログラムをさら
に加えるか三重に多重記録して、3枚のホログラムそれ
ぞれにより対応するカラーフィルターセル又は液晶セル
6′へ対応する波長成分を回折集光させて入射させるよ
うにしてもよい、この場合は、ホログラムの枚数又は多
重記録の回数は増えるが、バックライト3の各波長成分
を無駄なく各色セルR、G、B又は液晶セル6′へ入射
させることができるため、その利用効率はさらに向上す
る。
紙面内の方向に隣接する3つのカラーフィルターセル
R、G、B又は3つの液晶セル6′の組各々に対応し
て、フレネルゾーンプレート状の微小ホログラム15′
を整列して配置するものであったが、図2の場合と同
様、波長選択性がある一様な回折格子状のホログラムを
2ないし3枚重ねるか多重記録したものに同様のマイク
ロレンズアレーを組み合わせて、同様に、ホログラムの
回折の波長選択性を利用して、液晶表示用バックライト
の利用効率を大幅に向上させることができる。
フィルター5、30、15を背後から照明するための白
色バックライト3に要求される光束の平行度としては、
カラーフルターのR、G、Bの分色画素の2次元配置が
ストライプ型の場合は、同じ色の分色画素が並んだX方
向については±40°程度でもよいが、R、G、Bの分
色画素が周期的に繰り返すY方向については±10°以
下、望ましくは5°以下であることが好ましい。また、
R、G、Bの分色画素の2次元配置がデルタ型あるいは
その他の型の場合は、X、Y何れの方向にも±10°以
下、望ましくは5°以下であることが好ましい。さて、
このような平行度を有する白色バックライト3用の本発
明による奥行きが浅くコンパクトな平行光源の実施例に
ついて、以下に説明する。
る平行光源は、マイクロレンズアレーの各レンズの焦点
に、光ファイバーの先端、導波路の反射面に設けた微小
開口を微小二次光源として配置し、マイクロレンズアレ
ーからバックライト用の白色平行光を発生させるもので
あったが、図4の例では、マイクロレンズアレー31の
背後に特殊な導波路32を平行に配置する。この導波路
32は、高屈折率のコア33をなす平板の両側に低屈折
率のクラッド34を被覆してなるものであるが、マイク
ロレンズアレー31の二次元ピッチと同じピッチでマイ
クロレンズアレー31側のクラッド34に、周期的に高
屈折率部35が設けられている。この高屈折率部35の
屈性率はコア33の屈性率と同じかより高くしておく。
こうすると、白色光源10から導波路32の一端に導入
された光は、コア33とクラッド34の界面で全反射さ
れ、外部に漏れないで導波路32中をコア33に沿って
ガイドされるが、マイクロレンズアレー31側のクラッ
ド34の高屈折率部35からそのガイド光が外に漏れ、
その高屈折率部35が二次光源となる。したがって、こ
の各高屈折率部35をマイクロレンズアレー31の各レ
ンズの焦点に一致させることにより、マイクロレンズア
レー31前方に平行なバックライト3を発生させること
ができる。
光伝送性があり光散乱性がある、屈折率の異なる数十μ
m以下の大きさのドメインが相分離してなるブロックポ
リマー、ポリマーブレンドのような光散乱ポリマーを用
いると、損失なくかつ一様で輝度の高い二次光源が高屈
折率部35に得られ、より明るいバックライト3を発生
させることができる。
ー31の背後に配置する導波路36として、透明板37
の両面に、マイクロレンズアレー31の二次元ピッチと
同じピッチで、かつ、両面で半ピッチずれて微小凸面3
8を設け、マイクロレンズアレー31側のその各レンズ
の焦点に一致される谷部39を除いて、両面にアルミニ
ウム等の金属反射層40を蒸着してなる導波路36を用
いる例である。この場合も、白色光源10から導波路3
6の一端に導入された光は、導波路36中を透明板37
に沿ってガイドされるが、マイクロレンズアレー31側
の金属反射層40間の谷部39からそのガイド光が外に
漏れ、その谷部39がバックライト3用の二次光源とな
る。しかも、この場合、微小凸面38表面に設けた金属
反射層40が集光面となり、より効率的に谷部39から
光が漏れることになる。なお、この場合にも、透明板3
7の材料として、透明で光伝送性があり光散乱性があ
る、屈折率の異なる数十μm以下の大きさのドメインが
相分離してなるブロックポリマー、ポリマーブレンドの
ような光散乱ポリマーを用いると、損失なくかつ一様で
輝度の高い二次光源が谷部39に得られ、より明るいバ
ックライト3を発生させることができる。
ズの焦点に、光ファイバーの先端、導波路の反射面に設
けた微小開口、上記のような高屈折率部35、谷部39
等の微小二次光源の代わりに、直接微小一次光源を配置
するようにしても、奥行きが浅くコンパクトな平行光源
を構成することができる。以下、この微小一次光源をマ
イクロレンズアレーの背後に配置するいくつかの例を示
す。
つのLEDを近接して配置して構成した白色LED42
を基板41上にマイクロレンズアレー31の二次元ピッ
チと同じピッチで配置し、この白色LED42をマイク
ロレンズアレー31の各レンズの焦点に配置して平行光
の白色バックライト3を得るものである。
光体44、又は、(Y,Ge)BO3 :Eu等のR色蛍
光体とZn2 SiO4 :Mn等のG色蛍光体とBaMg
Al14O23:Eu等のB色蛍光体とを混合した白色蛍光
体44を、基板43上にマイクロレンズアレー31の二
次元ピッチと同じピッチで配置し、この白色蛍光体44
をマイクロレンズアレー31の各レンズの焦点に配置し
て平行光の白色バックライト3を得るものである。
元ピッチと同じピッチを有するピンホールアレー47を
各ピンホールがマイクロレンズアレー31の各レンズの
焦点に位置するように配置し、このピンホールアレー4
7を介してその背後の基板46上に設けた白色蛍光体層
48からの白色光をマイクロレンズアレー31に入射さ
せ、平行光の白色バックライト3を得るものである。
セノンガス中に保ち、その両側から電極51、51で挟
んで、キセノンガスから発生した紫外線により白色蛍光
体50を発光させる薄膜蛍光体アレー52を、基板49
上にマイクロレンズアレー31の二次元ピッチと同じピ
ッチで配置し、この薄膜蛍光体アレー52をマイクロレ
ンズアレー31の各レンズの焦点に合わせて配置して平
行光の白色バックライト3を得るものである。
る、マイクロレンズアレーの各レンズの焦点に、光ファ
イバーの先端、導波路の反射面に設けた微小開口を微小
二次光源として配置する場合、及び、上記の図4〜図9
の場合を含め、用いた微小凸レンズからなるマイクロレ
ンズアレーの代わりに、商品名セルフォックとして知ら
れている屈折率分布レンズ(GRINレンズ)をアレー
状に配置したGRINレンズアレーを用いてもよい。図
10は、光ファイバー53の先端を二次光源とする場合
にGRINレンズアレー54を用いる例を示すもので、
光ファイバー53の一端をGRINレンズアレー54の
各レンズの焦点に合わせて配置し、その他端を他の光フ
ァイバー53の他端と共にまとめて白色光源10前面に
配置し、白色光源10から各光ファイバー53の他端に
導入された光は、各光ファイバー53中をガイドされ、
各光ファイバー53の一端から出射した光はGRINレ
ンズアレー54の各GRINレンズにより平行光に変換
され、白色の平行バックライト3を得るものである。
ィルター5、30のように、バックライト3をその法線
に対して角度θをなして入射させる必要がある場合は、
レンズアレー31、54の各レンズの焦点に配置すべき
一次光源ないし二次光源は、偏心して軸外れで配置すれ
ば、レンズアレー31、54はホログラムカラーフィル
ター5、30に平行に配置することができる。
31、54を用いる例であったが、次にルーバーを用い
て平行なバックライト3を得る例を図11に示す。ルー
バー55は、空気中又はガラス等の透明媒体中に光吸収
層56を僅かな間隔を置いて平行に一次元状又は二次元
状に配置したものであり、この光吸収層56に沿う直進
成分のみを通過させ、光吸収層56と交差する成分を吸
収して通過させないものである。したがって、ルーバー
55の一方の側に発光面積の大きな蛍光灯等の白色光源
57を配置すると、ルーバー55の他方の側にはその光
吸収層56が向いている方向の直進成分、すなわち、平
行光のみが得られるので、これを白色平行バックライト
3として利用することができる。
めに、フレネル反射鏡を用いることもできる。図12は
放物面をフレネル反射鏡として構成した放物面フレネル
反射鏡58を用いる例を示す図であり、図(a)は平行
光源の断面図、図(b)は放物面フレネル反射鏡58の
平面図である。図に示すように、放物面フレネル反射鏡
58は、放物面反射鏡を多数の輪帯状の微小反射面59
に切断して断面が鋸の歯状になるように組み合わせてな
るもので、放物面反射鏡と同様に点状の白色光源10か
ら発散する光を平行光3に変換して反射するものであ
る。したがって、この反射光を白色平行バックライト3
として利用することができる。
ス等の透明体からなるテーパー状導光体65の斜面に断
面鋸歯状の全反射フレネル面66を設け、焦線に配置し
た直線状白色光源11からの光を樋状のパラボラ反射鏡
12により平行光にして、テーパー状導光体65の側面
からこの平行光を導入し、全反射フレネル面66で前方
へ反射させ、テーパー状導光体65のもう1つの側面か
ら所定の角度θで射出させて白色平行バックライト3と
することができる。
れかと、図1〜図3に示したようなホログラムカラーフ
ィルター5、30、15を用いた液晶表示装置とを組み
合わせて、カラー液晶表示装置を構成すると、以下のよ
うになる。なお、以下の説明において、図4〜図13に
示したような平行光源の何れかのものを平行光源60、
図1〜図3に示したような、液晶表示素子6、その背面
に整列して設けられたカラーフィルター1(又は、ブラ
ック・マトリックス4のみ)及びそれらの両側に配置さ
れた偏光板からなる表示パネルをLCDパネル61と呼
ぶことにする。また、ホログラムカラーフィルター5、
30、15(変形を含めて)の何れかをホログラムカラ
ーフィルター62と呼ぶことにする。
ター62が斜め方向からのバックライト3を必要とする
場合に、平行光源60としてその出射面から斜めの方向
に平行光3を出射させるものを利用する場合のカラー液
晶表示装置全体の構成を示す配置を示す図であり、平行
光源60側から順に、平行光源60、ホログラムカラー
フィルター62、LCDパネル61、拡散板63を平行
に配置して奥行きを浅く、全体の厚さを薄く構成するこ
とができる。なお、拡散板63は、LCDパネル61の
内部あるいはホログラムカラーフィルター62とLCD
パネル61の間に配置してもよい。
ター62が斜め方向からのバックライト3を必要とする
場合に、平行光源60としてその出射面から垂直方向に
平行光3を出射させるものを利用する場合の同様の図で
あり、平行光源60、ホログラムカラーフィルター6
2、LCDパネル61、拡散板63の配置順は同図
(a)と同様であるが、平行光源60とホログラムカラ
ーフィルター62は平行でなく、その間にくさび状のス
ペースを配置しなければならない。その分、全体の厚さ
は若干厚くなる。
ター62が垂直方向からのバックライト3を必要とする
場合、又は、特願平5−225614号で提案したよう
に、屈折又は反射を用いた偏向光学素子を利用してバッ
クライト3をホログラムカラーフィルター61に垂直に
入射させる構成の場合に、平行光源60としてその出射
面から垂直方向に平行光3を出射させるものを利用する
場合の同様の図であり、平行光源60、ホログラムカラ
ーフィルター62、LCDパネル61、拡散板63の配
置順は同図(a)と同様である。この場合は、平行光源
60はホログラムカラーフィルター62に平行に配置で
き、同図(a)と同様に、奥行きを浅く、全体の厚さを
薄く構成することができる。
わせた液晶表示装置は、ホログラムカラーフィルター6
2からの0次光を遮断してLCDパネル61に入射しな
いようにすることもできる。図15はその1つの手段を
示しており、ホログラムカラーフィルター62とLCD
パネル61の間、すなわち、ホログラムカラーフィルタ
ー62の射出側に、所定方向の光のみをカットする構成
の0次光遮断ルーバー64を配置する。このような構成
にすると、不要な光が観察側に達しないため明るくコン
トラストの高い表示ができる。
びそれを用いた液晶表示装置をいくつかの実施例に基づ
いて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限定され
ず種々の変形が可能である。
の液晶表示装置用平行光源によると、平行光源を奥行き
の浅い平板状に構成できるので、これをホログラムカラ
ーフィルターを採用した液晶表示装置に組み込むことに
より、奥行きが浅くコンパクトで視角が広く明るいカラ
ー液晶表示装置を構成することができる。
原理と作用を説明するための断面図である。
作用を説明するための断面図である。
原理と作用を説明するための断面図である。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
である。
である。
とそれに用いる放物面フレネル反射鏡の平面図である。
図である。
面図である。
らの0次光を遮断する構成の液晶表示装置の断面図であ
る。
図である。
案) 15′…微小ホログラム 16、17…ホログラム 27…ホログラム 28…マイクロレンズアレー 28′…マイクロレンズ 30…カラーフィルター(先の提案) 31…マイクロレンズアレー 32…導波路 33…コア 34…クラッド 35…高屈折率部 36…導波路 37…透明板 38…微小凸面 39…谷部 40…金属反射層 41…基板 42…白色LED 43…基板 44…白色蛍光体 46…基板 47…ピンホールアレー 48…白色蛍光体層 49…基板 50…白色蛍光体 51…電極 52…薄膜蛍光体アレー 53…光ファイバー 54…屈折率分布レンズ(GRINレンズ)アレー 55…ルーバー 56…光吸収層 57…白色光源 58…放物面フレネル反射鏡 59…微小反射面 60…平行光源 61…LCDパネル 62…ホログラムカラーフィルター 63…拡散板 64…0次光遮断ルーバー 65…テーパー状導光体 66…全反射フレネル面
Claims (5)
- 【請求項1】 微小収束レンズアレーと各微小レンズの
焦点又はその軸外れ位置に配置された微小二次光源とか
らなり、前記微小二次光源は、高屈折率コアと低屈折率
クラッドからなる導波路の低屈折率クラッド中に設けた
高屈折率部からなり、前記導波路の一端に白色光源から
の光を導入して前記高屈折率部から漏れた光を前記微小
収束レンズアレーにより液晶表示装置に入射させるほぼ
平行な光に変換することを特徴とする液晶表示装置用平
行光源。 - 【請求項2】 カラーフィルターとしてほぼ平行光を回
折分光して対応する色の分光画素に入射させるホログラ
ムカラーフィルターを用いた液晶表示装置用の平行光源
において、微小収束レンズアレーと各微小レンズの焦点
又はその軸外れ位置に配置された微小二次光源とからな
り、前記微小二次光源は、高屈折率コアと低屈折率クラ
ッドからなる導波路の低屈折率クラッド中に設けた高屈
折率部からなり、前記導波路の一端に白色光源からの光
を導入して前記高屈折率部から漏れた光を前記微小収束
レンズアレーによりホログラムカラーフィルターに入射
させるほぼ平行な光に変換することを特徴とする液晶表
示装置用平行光源。 - 【請求項3】 前記高屈折率コアの材料が、透明で光散
乱性があり、屈折率の異なるドメインが相分離してなる
光散乱ポリマーからなることを特徴とする請求項1又は
2記載の液晶表示装置用平行光源。 - 【請求項4】 光源側から、平行光源、液晶表示パネル
の順で配置され、前記液晶表示パネルの入射側、前記液
晶表示パネルの内部、あるいは、前記液晶表示パネルの
出射側に拡散板が配置されてなり、前記平行光源とし
て、請求項1から3の何れか1項記載の液晶表示装置用
平行光源を用いたことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項5】 光源側から、平行光源、ほぼ平行光を回
折分光して対応する色の分光画素に入射させるホログラ
ムカラーフィルター、液晶表示パネルの順で配置され、
前記液晶表示パネルの内部、前記ホログラムカラーフィ
ルターと前記液晶表示パネルの間、あるいは、前記液晶
表示パネルの出射側に拡散板が配置されてなり、前記平
行光源として、請求項1から3の何れか1項記載の液晶
表示装置用平行光源を用いたことを特徴とする液晶表示
装置。
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