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JP3529936B2 - 表面燃焼バーナ装置 - Google Patents
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JP3529936B2 - 表面燃焼バーナ装置 - Google Patents

表面燃焼バーナ装置

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JP3529936B2
JP3529936B2 JP07109896A JP7109896A JP3529936B2 JP 3529936 B2 JP3529936 B2 JP 3529936B2 JP 07109896 A JP07109896 A JP 07109896A JP 7109896 A JP7109896 A JP 7109896A JP 3529936 B2 JP3529936 B2 JP 3529936B2
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守 明田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用給湯器やガ
スストーブなどに使用する表面燃焼バーナ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、耐高温酸化性の良い金属細線
(例えば線径20μm〜30μm)を均一に分布させて
厚さ1mm〜4mmのマット状にしたものを家庭用給湯
器やガスストーブなどの表面燃焼バーナ装置に用いるこ
とが考えられている。このような表面燃焼バーナ装置
は、燃焼装置内にて上記マットをケーシングに固定し、
その裏面側から燃焼用混合ガスを供給するようになって
いる。
【0003】図8は従来の金属細線のフェルト状をなす
マットを用いた表面燃焼バーナ装置の要部断面図であ
る。この表面燃焼バーナ装置では、後端に混合ガスの供
給管4が接続されたケーシング43にマット1を筒状の
断熱材42を介して長寸の取付ボルト45をもって締結
し、内部に空室を画定している。この空室内には整流板
8が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、従来は上記し
たようにマット1をボルト45により締結しているが、
燃焼時に燃焼面に露出するボルトから熱がケーシング4
3に伝達されることを防止するべく介在させている筒状
断熱材42はその材質上、締結孔などの機械加工性が悪
く、しかもその強度が低いことからボルトで十分な締め
付けができず、取り付け性が悪いばかりでなくガスのシ
ール性も悪いと云う問題があった。
【0005】本発明は上記したような従来技術の問題点
に鑑みなされたものであり、その主な目的は、表面燃焼
バーナ装置の表面燃焼用マットのケーシングへの取り付
け性及びシール性を向上することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的は本発明に
よれば、裏面側から燃焼ガス及び空気の混合気を通過さ
せてその表面で燃焼させるようにした表面燃焼バーナ装
置であって、多数の繊維を絡ませてなるマットと、前記
マットの燃焼面と相反する基端面側に該マットと一体的
に設けられ、表裏面間の通気性を確保し得る通気孔を有
し、かつ少なくとも展開した状態で該マットよりも広い
支持板とを有し、前記支持板が、その前記マットを支持
していない部分にケーシングへの取り付け部を有し、該
取り付け部をもって前記基端面よりも前記混合気の供給
管側に取り付けられ、該ケーシングと共に内部に前記混
合気拡散用の空室を画定していることを特徴とする表面
燃焼バーナ装置を提供することにより達成される。特
に、前記マットの縁部の厚みを薄くなっていると良い。
【0007】ここで、上記表面燃焼用マットは燃焼面で
は高温になるが、ガス上流側ではガスによって冷却され
るので、200℃以下となる。また、マット自体にボル
トなどの燃焼面から熱を伝達するものを取り付けないこ
とから支持板は高温にならない。従って、断熱材を介さ
ずに支持板を直接ケーシングに取り付けることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
について添付した図面を参照して詳しく説明する。
【0009】図1は、本発明が適用された第1の実施形
態に於ける表面燃焼バーナ装置の要部断面図である。こ
の表面燃焼バーナ装置は、線径が20〜100μmの耐
熱性金属細線からなるマット1と、このマットの基端面
側に該マット1と接着などにより一体化され、しかもマ
ット1よりも広い金属製支持板2と、基端に混合ガスの
供給管4が接続された有底筒状のケーシング3とを有
し、マット1から側方に延出する支持板2の縁部(取り
付け部)をケーシング3の遊端フランジ3aに、取付ボ
ルト5をもって締結し、内部に空室6を画定している。
支持板2の中央には通気性を確保し得る大径の通気孔2
aが開設されている。支持板2の縁部とケーシング3の
遊端フランジ3aとの間には弾性体シール7が介設され
ている。また、空室6内には整流板8が設けられてい
る。
【0010】尚、実際には支持板2の縁部とケーシング
3の遊端フランジ3aとの間のシール性を確保できれば
弾性体シール7を省略することができる。また、支持板
2は200℃程度の耐熱性を有していれば樹脂などの材
料であっても良い。更にマット1の支持板2への取り付
けは接着、溶接、かしめのいずれでも良く、これらを必
要に応じて組み合わせても良い。
【0011】図2は、本発明が適用された第2の実施形
態に於ける図1と同様な表面燃焼バーナ装置の要部断面
図であり、図1と同様な部分には同一の符号を伏し、そ
の詳細な説明を省略する。この例では支持板12に、大
径の通気孔に代えて多数の小孔12aを設けている。こ
のようにすれば、小孔12aが整流板として働くことか
ら整流板を省略することも可能である。また、この構造
ではマット1をその全面に亘り支持することからマット
の変形も防止できる。それ以外の構造は図1の例と同様
である。
【0012】尚、従来はマットを製造するのに金属細線
を圧縮して焼結しており、強度は確保できるものの、焼
結を無酸素状態で行うためにコスト高になっていたが、
本発明では、特に図2に示すように、支持板である程度
の強度を確保できることから必ずしもマットに強度を必
要としない。従って焼結せずに圧縮時にニードルパンチ
などにより細線同士を機械的に絡めるのみのマットを用
いてコストを低廉化することもできる。
【0013】図3は、本発明が適用された第3の実施形
態に於ける図1と同様な表面燃焼バーナ装置の要部断面
図であり、図1と同様な部分には同一の符号を伏し、そ
の詳細な説明を省略する。この例ではケーシング23で
はなく支持板22が筒状部22bを有している。そし
て、この筒状部22bの基端側でケーシング23とボル
ト25をもって締結されている。それ以外の構造は図1
の例と同様である。ここで、この構造では筒状部22b
で締結することから図4に示すように支持板22をマッ
ト1と略等しい広さとすることができ、コンパクト化を
図ることができる。それ以外の構造は図1の例と同様で
ある。
【0014】図5は、本発明が適用された第4の実施形
態に於ける図1と同様な表面燃焼バーナ装置の要部断面
図である。この例では支持板32がケーシングをなして
いる。従って、上記各例よりも一層シール性、取付性に
優れている。それ以外の構造は図1の例と同様である。
【0015】尚、上記各例に於いて、マット1が厚みを
有していることから、通気性の良いマットの側縁からも
混合ガスが流出して燃焼する。これにより、支持板が高
温になる恐れがあるときは、図6に示すようにマット1
の側縁をセラミック粉末、例えば窒化ボロン粉末などで
閉塞して閉塞部1aとし、通気性をなくしてガスが漏れ
ないようにしても良い。また、図7に示すようにマット
1の縁部の厚みを薄くして、通気性をなくしても良い。
【0016】
【発明の効果】上記した説明により明らかなように、本
発明による表面燃焼バーナ装置によれば、多数の繊維を
絡ませてなるマットの燃焼面と相反する基端面側に、表
裏面間の通気性を確保し得る通気孔を有すると共にこの
マットよりも展開した状態で広い支持板を設け、この支
持板のマットを支持していない部分に設けられた取り付
け部をもってケーシングに取り付けるか、支持板がケー
シングと一体をなすような構成とすることにより、支持
板にはマットの熱がほとんど伝わらないことから支持板
の材質、形状取り付け方法の自由度及び耐久性及びシー
ル性を高くでき、即ち表面燃焼用マットのケーシングへ
の取り付け性及びシール性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された第1の実施形態に於ける表
面燃焼バーナ装置の要部断面図。
【図2】本発明が適用された第2の実施形態に於ける表
面燃焼バーナ装置の図1と同様な要部断面図。
【図3】本発明が適用された第3の実施形態に於ける表
面燃焼バーナ装置の図1と同様な要部断面図。
【図4】図3に示す例の応用例を示す表面燃焼バーナ装
置の要部断面図。
【図5】本発明が適用された第4の実施形態に於ける表
面燃焼バーナ装置の図1と同様な要部断面図。
【図6】図1〜図5に示す例の応用例を示す表面燃焼バ
ーナ装置の要部断面図。
【図7】図1〜図5に示す例の応用例を示す表面燃焼バ
ーナ装置の要部断面図。
【図8】従来の表面燃焼バーナ装置の要部断面図。
【符号の説明】
1 表面燃焼用マット 1a 閉塞部 2 金属製支持板 2a 通気孔 3 ケーシング 3a 遊端フランジ 4 混合ガスの供給管 5 取付ボルト 6 空室 7 弾性体シール 8 整流板 12 支持板 12a 小孔 22 支持板 22b 筒状部 23 ケーシング 25 取付ボルト 32 支持板 42 筒状の断熱材 43 ケーシング 45 取付ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−28826(JP,A) 特開 平5−172315(JP,A) 特開 平8−28823(JP,A) 実公 昭39−34745(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23D 14/14 - 14/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面側から燃焼ガス及び空気の混合気を
    通過させてその表面で燃焼させるようにした表面燃焼バ
    ーナ装置であって、 多数の繊維を絡ませてなるマットと、 前記マットの燃焼面と相反する基端面側に該マットと一
    体的に設けられ、表裏面間の通気性を確保し得る通気孔
    を有し、かつ少なくとも展開した状態で該マットよりも
    広い支持板とを有し、 前記支持板が、その前記マットを支持していない部分に
    ケーシングへの取り付け部を有し、該取り付け部をもっ
    て前記基端面よりも前記混合気の供給管側に取り付けら
    れ、該ケーシングと共に内部に前記混合気拡散用の空室
    を画定している ことを特徴とする表面燃焼バーナ装置。
  2. 【請求項2】 前記マットの縁部の厚みを薄くしたこと
    を特徴とする請求項1に記載の表面燃焼バーナ装置。
  3. 【請求項3】 前記支持板が、前記ケーシングに直接ま
    たはシール部材を介して取り付けられていることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の表面燃焼バーナ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記支持板が前記マットの略全面に亘り
    支持していることを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれかに記載の表面燃焼バーナ装置。
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