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JP3532883B2 - 鉄道車両の正面貫通開戸 - Google Patents
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JP3532883B2 - 鉄道車両の正面貫通開戸 - Google Patents

鉄道車両の正面貫通開戸

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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鉄道車両の正面貫通
開戸に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両においては、一般に、その先頭
もしくは最後尾に連結される車両について、例えば非常
時等において乗客等が逃避するための、正面貫通開戸と
称される開戸が設けられている。この正面貫通開戸は、
救援を要する列車の先頭車両もしくは最後尾車両に救援
車両が接近した状態において、その救援車両に対して干
渉しないように、その開放動作においては、正面壁体に
対して平行を維持した状態で、正面壁体から限られた距
離だけ外側に離隔する向きに開いた後に、正面壁体と平
行に移動するようになっている。
【0003】図11および図12は従来のこの種の正面
開戸の構成例を示す図であり、図11は車室内から見た
正面図で、図12はそのA−A拡大断面図を示してい
る。また、図13および図14は、図11のB−B面お
よびC−C面で切断した拡大断面図である。また、図1
5には、図13のD−D拡大断面図を示す。
【0004】正面貫通開戸101は、車両の床面102
の正面壁体103から外方への突出部分に形成されてい
るガイドレール104に沿って開閉するようになってお
り、ガイドレール104は、正面壁体103から遠ざか
る向きに円弧状に伸びる2本の曲線部104aと、その
2本の曲線部104aが合流して正面壁体103に平行
に伸びる1本の直線部104bによって構成されてい
る。
【0005】正面貫通開戸101(以下、単に開戸10
1と称する)の下端部には、ガイドレール104に沿っ
て転動するボールキャスタ105が設けられている。開
戸101の中間部には、互いに上下方向に所定のスパン
をもって2つのガイドリンク106,107が係合して
いる。各ガイドリンク106,107は互いに同じ機構
からなり、これらのガイドリンク106,107は、そ
れぞれの基端部が車体に設けられたガイドリンク支持部
材106a,107aに回動自在に支持された鉛直軸1
06b,107bにそれぞれ固定されている。また、そ
の先端部には、ローラ106c,107cが設けられて
いる。そして、このローラ106c,107cが、開戸
101に固定されている直線的な溝状ガイド108,1
09に移動自在に嵌まり込んでいる。
【0006】各ガイドリンク106,107に対応して
ストッパ110(図14参照、上側のガイドリンク10
6についてのみ図示)が車体に固定されており、このス
トッパ110により、各ガイドリンク106,107の
回動端が規制され、開戸101の開放動作において各ガ
イドリンク106,107は同時にストッパ110に当
接するようになっている。
【0007】そして、各ガイドリンク106,107に
固定され、かつ、ガイドリンク支持部材106a,10
7aに対して回動自在の鉛直軸106b,107bは、
両端部にユニバーサルジョイント111a,111bを
備えた連接棒111によって相互に連結されており、各
ガイドリンク支持部材106a,107aに対する回転
位相が同一となるように構成されている。
【0008】以上の構成において、開戸101を閉鎖状
態から開いていくと、ガイドリンク106,107がス
トッパ110に当接するまでの間、ガイドリンク10
6,107は鉛直軸106b,107bを中心として回
動し、ガイドリンク106,107の先端部のローラ1
06c,107cが円弧状に移動して溝ガイド108,
109を介して開戸101を押し、これによって開戸1
01は正面壁体103と平行状態を保ちながら、ガイド
レール104の曲線部104aに沿って円弧状に移動す
る。ガイドリンク106,107がストッパ110に当
接した後は、停止状態のガイドリンク106,107の
先端のローラ106c,107cが開戸101の溝状ガ
イド108,109に嵌まり込んだ状態で相対的に移動
し、開戸101はガイドレール104の直線部104b
に沿って正面壁体103と平行に移動し、全開状態に至
るようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上の従来
の正面貫通開戸によると、開戸101の開閉時における
上下のガイドリンク106,107の回動動作を、連接
棒111およびユニバーサルジョイント111a,11
1bによって同期させているものの、開戸101が前後
方向に倒れる、いわゆるあおり現象のために、開戸10
1の開閉動作がスムーズなものとはならず、極めて開閉
が困難であるという問題があった。
【0010】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
もので、従来と同等の限られたスペースにおいて同等の
動作により開閉する開戸で、しかもその開閉動作が極め
てスムーズで容易に開閉することのできる鉄道車両の正
面貫通開戸の提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の鉄道車両の正面貫通開戸は、車体の正面壁
体の近傍の床面に、正面壁体から外側に遠ざかる向きに
円弧状に伸びた後に当該正面壁体に平行に伸びる下ガイ
ドレールに沿って、正面壁体と平行な状態を保ちながら
開閉する鉄道車両の正面貫通開戸において、開戸の下端
部に上記下ガイドレール上で転動する複数のボールキャ
スタが設けられ、開戸の中間部には、基端部が車体に設
けられた鉛直軸の回りに回動するリンクの先端部が摺動
自在に係合しているとともに、開戸の上端部には直線ガ
イドが設けられ、この直線ガイドには、車体の天井部に
設けられた上ガイドレールに一端部が移動自在に係合す
るフローティングリンクの他端部が移動自在に係合し、
このフローティングリンクは、開戸が閉鎖位置から所定
の位置まで開くまでの間、上記開戸の直線ガイド上で定
位置に位置した状態で上記上ガイドレールに対して移動
し、かつ、開戸が所定の位置まで開いた後には車体に設
けられたストッパに当接して停止し、その停止状態で開
戸の直線ガイドに対して相対移動するように構成されて
いることによって特徴づけられる(請求項1)。
【0012】ここで、本発明においては、上記開戸が閉
鎖状態から所定の位置まで開くまでの間、上記フローテ
ィングリンクを上記直線ガイド上で定位置を保たせるた
めの付勢手段を備えた構成(請求項2)を好適に採用す
ることができる。
【0013】本発明は、従来の正面貫通開戸の挙動を鋭
意研究し、その開閉時において「あおり」が生じて開閉
が困難となる原因が、図11に示されるように正面開戸
が直立せずに傾斜していることに起因して、その重心の
位置が床面のガイドレールの直上に位置せずに車室内側
に位置して、常に開戸を車室内側に倒そうとする力が加
わっており、この力の存在により、床面のガイドレール
に沿って移動する際に上下のガイドリンクに作用する荷
重が大幅に相違すると同時に、各ユニバーサルジョイン
トの隙間等に起因して特に上側のガイドリンクが開閉動
作時においてがたつき、ガイドレールを含めた上下方向
3つのガイド位置において開戸がこじるためであること
にあることを見いだした結果としてなされたものであ
る。
【0014】本発明においては、開戸の下端部を床面上
の下ガイドレールにおいてガイドする点は従来と同等で
あり、また、中間部を従来と同等の構造からなる一つの
ガイドリンクでガイドするのであるが、開戸の上端部を
フローティングリンクを介在させて車体の天井部に設け
た上ガイドレールでガイドすることにより、この上ガイ
ドレールにより開戸の傾斜に起因して当該開戸を車室内
側に倒そうとする力を受け止め、開戸を下端部、中間部
および上端部において確実にガイドして、開閉動作をス
ムーズなものとしている。
【0015】ここで、フローティングリンクは、車体の
天井部に設けられた上イドレールに一端側が摺動自在
に係合し、他端側は開戸に摺動自在に係合するものであ
り、開戸の開放動作において当該開戸が所定の位置、例
えば下ガイドレールの円弧状の部分の終端部、に達する
までは開戸の直線ガイド上で一定の位置を保ちつつ開戸
とともに移動し、その位置に達した後は車体に設けられ
たストッパに当接して停止して、その停止状態のフロー
ティングリンクに対して開戸の直線ガイドが移動する。
この機構により、車体天井部の限られたスペースに設け
らるが故に開戸の開閉時における軌跡よりも短くならざ
るを得ない上ガイドレールを用いて、開戸の閉鎖状態か
ら全開状態に至るまでの間、開戸の上端部を支えること
を可能としている。
【0016】請求項2に係る発明のように、開戸が所定
位置にまで開くまでの間、フローティングリンクを開戸
の直線ガイド上の一定の位置に保つべく付勢手段を設け
た構成を採用すると、フローティングリンクの上記した
動作を確実なものとして、開戸の開閉をスムーズなもの
とすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1は車室内から見た本
発明の実施の形態の正面図で、図2はそのA−A拡大断
面図である。また、図3には図1におけるD−D面で切
断した拡大断面図を、図4には同じく図1におけるC−
C面で切断した拡大断面図を、更に図5には同じく図1
におけるB−B面で切断した拡大断面図をそれぞれ示
す。
【0018】この例において、正面貫通開戸1(以下、
単に開戸1と称する)は、従来のものと同様、車両の床
面2の正面壁体3から外側に突出する部分に形成された
ガイドレール4に沿って開閉する。ガイドレール4は、
従来と同様、正面壁体3から遠ざかる向きに円弧状に伸
びる2本の曲線部4aと、その2本の曲線部4aが合流
して正面壁体3に平行に伸びる1本の直線部4bによっ
て構成されている。また、開戸1の下端部には、従来と
同様に、このガイドレール4に沿って転動するボールキ
ャスタ5が設けられている。
【0019】開戸1の中間部には、1つのガイドリンク
6が係合している。この例におけるガイドリンク6は板
状のものであり、開戸1の上下方向に所定の長さを持
ち、その基端部は車体に設けられているガイドリンク支
持部材6aにより鉛直軸6bの回りに回動自在に支持さ
れている。また、このガイドリンク6の先端部には、そ
の上端部および下端部にそれぞれ回動自在のローラ6c
が設けられており、その各ローラ6cは開戸1に固定さ
れている上下の溝状ガイド8a,8bに移動自在に嵌ま
り込んでいる。また、ガイドリンク6は、車体に設けら
れたストッパ10によりその回動端が規制されるように
なっている。
【0020】さて、この実施の形態における最大の特徴
は、開戸1の上端部に水平方向に伸びる直線ガイド11
が取り付けられているとともに、車体の天井部12に上
ガイドレール13が設けられており、これらの双方に係
合するフローティングリンク14を備えている点であ
る。
【0021】フローティングリンク14は、図6に平面
図を示すように、直線部14aの一端側に直角に突出し
た突出部14bを備え、また、その突出部14bには直
線部14aと平行に伸びる当たり部14cが形成されて
いる。直線部14aには3個のローラ14dが回動自在
に支持されており、突出部14bの先端には軸受部bが
形成されている。そして、この軸受部bに、図5に示す
ように、ローラ受金14eが揺動自在に支持され、その
ローラ受金14eに2つのローラ14fが回動自在に支
持される。
【0022】突出部14bの先端の各ローラ14dは、
車体天井部12の上ガイドレール13に嵌めこまれ、か
つ、直線部14aの各ローラ14dは開戸1の直線ガイ
ド11に嵌め込まれている。そして、このフローティン
グリンク14は、直線ガイド11に沿って設けられてい
る引張コイルばね15によって、図4において右方に付
勢されており、これにより、図5に実線で示されるよう
に、通常の状態(開戸1を開放しない状態)においては
フローティングリンク14の右端が直線ガイド11の右
端に設けられているマグネット16に当接して吸引され
た状態となっている。また、突出部14bに設けられて
いる当たり部14cに対向して、車体にはストッパ17
が設けられている。なお、図6において15aは引張コ
イルばね15の一端を引っかけるための金具である。
【0023】図7〜図10は以上の本発明の実施の形態
の開放時におけるフローティングリンク14の挙動の説
明図であり、以下、これらの図を参照しつつ開戸1の開
放時における動作について説明する。
【0024】図7は開戸1が全閉状態を示しており、こ
の状態においては、引張コイルばね15の付勢力によっ
て、フローティングリンク14はその右端が直線ガイド
11のマグネット16に密着した位置(以下、この位置
を定位置と称する)に位置している。
【0025】開戸1を開き始めた当初においては、ガイ
ドリンク6が鉛直軸6bの回りを回動して、その先端の
上下2つのローラ6cがそれぞれ開戸1の溝状ガイド8
a,8bを押圧し、これにより、ボールキャスタ5が車
体床面2に設けられている下ガイドレール4の2本の曲
線部4aに沿って転動して、開戸1は正面壁体3と平行
を保ちながら円弧状に移動する。この間、フローティン
グリンク14は直線ガイド11上で定位置を維持し、突
出部14bの先端に設けられている2個のローラ14f
が車体天井部12の上ガイドレール13内を案内されな
がら移動する。
【0026】やがて図8に示すように、開戸1が開閉軌
跡上において最も正面壁体3から外側に突出した位置に
到達する。この状態では、ガイドリンク6が前記したス
トッパ10に当接し、その回動端に到達した状態とな
る。この状態以降においては、開戸1は正面壁体3に平
行に移動する。すなわち、ガイドリンク6はストッパ1
0に当接してその先端のローラ6cが停止した状態で、
開戸1の溝状ガイド8a,8bがローラ6cに対して移
動し、ボールキャスタ5が下ガイドレール4の直線部4
bに沿って転動する。この間、フローティングリンク1
4は開戸1の直線ガイド11上で定位置を維持し、その
突出部14bの先端のローラ14fが上ガイドレール1
3に案内されて移動する状態が続く。
【0027】やがて図9に示すように、フローティング
リンク14の当たり部14cがストッパ17に当接する
と、このフローティングリンク14は開戸1の移動に追
随せずに停止し、開戸1の直線ガイド11が、停止状態
のフローティングリンク14の直線部14aに設けられ
ている3個のローラ14dに対して移動し、図10に示
す全閉状態に至る。
【0028】以上の動作によれば、開戸1は下端部が下
ガイドレール4に案内され、中間部が上下方向に所定の
長さを有するガイドリンク6に案内され、更に上端部
が、フローティングリンク14を介して上ガイドレール
13に案内されているので、開戸1が鉛直ではなく室内
側に傾斜していても、その傾斜による荷重はフローティ
ングリンク14を介して上ガイドレール13によって確
実に支持されるため、従来のこの種の開戸のように「あ
おり」が生じることがなく、極めてスムーズに開閉する
ことができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、列車の
正面壁体に設けられて当該正面壁体に対して平行状態を
保ちながら、開放時において円弧状に移動した後に正面
壁体に沿って直線に移動することにより、救援車両の接
近状態においてもその救援車両に対して干渉せずに開閉
できるように考慮されている正面貫通開戸において、開
戸の下端を車両床面に形成した下ガイドレールで支持
し、開戸の中間部については、基端部が鉛直軸の回りに
回動するとともに、その回動端に達した後は開戸に設け
られている溝状ガイドに対して先端のローラが相対的に
移動して案内するガイドリンクで支持し、更に、開戸の
上端部については、フローティングリンクを介して車両
天井部に設けられた上ガイドレールで支持し、このフロ
ーティングリンクは、その一端側が車両側の上ガイドレ
ールに、他端側が開戸側の直線ガイドにそれぞれ移動可
能に係合し、開戸が所定の開放状態に達するまでは当該
開戸の直線ガイド上で一定の位置を維持して開戸ととも
に移動し、その後は停止してローラにより開戸の直線ガ
イドを案内するように構成しているので、車両天井部に
設けられる上ガイドレールがスペース上の制約等によっ
て短くならざるを得なくとも、開戸の全閉状態から全開
状態に至るまで、開戸の傾斜に起因する荷重をフローテ
ィングリンクを介して上ガイドレールで支持することが
でき、従来のこの種の正面貫通開戸にのように開閉時に
「あおり」を生じることなく、常にスムーズに開閉する
ことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】車室内から見た本発明の実施の形態の正面図で
ある。
【図2】図1のA−A拡大断面図である。
【図3】図1におけるD−D面で切断した拡大断面図で
ある。
【図4】同じく図1におけるC−C面で切断した拡大断
面図兼動作説明図である。
【図5】同じく図1におけるB−B面で切断した拡大断
面図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるフローティングリ
ンク14の平面図である。
【図7】本発明の実施の形態におけるフローティングリ
ンク14の挙動説明図で、開戸1の全閉状態を示す図で
ある。
【図8】同じく本発明の実施の形態におけるフローティ
ングリンク14の挙動説明図で、開戸1が開閉軌跡上に
おいて最も正面壁体3から外側に突出した位置にまで開
いた状態を示す図である。
【図9】同じく本発明の実施の形態におけるフローティ
ングリンク14の挙動説明図で、フローティングリンク
14の当たり部14cがストッパ17に当接した状態を
示す図である。
【図10】同じく本発明の実施の形態におけるフローテ
ィングリンク14の挙動説明図で、開戸1の全開状態を
示す図である。
【図11】従来の正面貫通開戸の車室内から見た正面図
である。
【図12】図11のA−A拡大断面図である。
【図13】図11のB−B面で切断した拡大断面図であ
る。
【図14】同じく図10のC−C面で切断した拡大断面
図である。
【図15】図13のD−D拡大断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有馬 昌和 大阪府東大阪市稲田新町3丁目9番60号 株式会社ケーエスデザイン内 (72)発明者 磯見 謙二 大阪府東大阪市稲田新町3丁目9番60号 株式会社ケーエスデザイン内 (56)参考文献 特開 昭55−140646(JP,A) 特開 昭64−70260(JP,A) 特開 平4−228360(JP,A) 特開 平2−258466(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61D 19/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の正面壁体の近傍の床面に、正面壁
    体から外側に遠ざかる向きに円弧状に伸びた後に当該正
    面壁体に平行に伸びる下ガイドレールに沿って、正面壁
    体と平行な状態を保ちながら開閉する鉄道車両の正面貫
    通開戸において、 開戸の下端部に上記下ガイドレール上で転動する複数の
    ボールキャスタが設けられ、開戸の中間部には、基端部
    が車体に設けられた鉛直軸の回りに回動するリンクの先
    端部が摺動自在に係合しているとともに、開戸の上端部
    には直線ガイドが設けられ、この直線ガイドには、車体
    の天井部に設けられた上ガイドレールに一端部が移動自
    在に係合するフローティングリンクの他端部が移動自在
    に係合し、このフローティングリンクは、開戸が閉鎖位
    置から所定の位置まで開くまでの間、上記開戸の直線ガ
    イド上で定位置に位置した状態で上記上ガイドレールに
    対して移動し、かつ、開戸が所定の位置まで開いた後に
    は車体に設けられたストッパに当接して停止し、その停
    止状態で開戸の直線ガイドに対して相対移動するように
    構成されていることを特徴とする鉄道車両の正面貫通開
    戸。
  2. 【請求項2】 上記開戸が閉鎖状態から所定の位置まで
    開くまでの間、上記フローティングリンクを上記直線ガ
    イド上で定位置を保たせるための付勢手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両の正面貫通
    開戸。
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