Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP3533600B2 - 凹版並びに凹版の製造方法及びその装置 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP3533600B2 - 凹版並びに凹版の製造方法及びその装置 - Google Patents

凹版並びに凹版の製造方法及びその装置

Info

Publication number
JP3533600B2
JP3533600B2 JP25435499A JP25435499A JP3533600B2 JP 3533600 B2 JP3533600 B2 JP 3533600B2 JP 25435499 A JP25435499 A JP 25435499A JP 25435499 A JP25435499 A JP 25435499A JP 3533600 B2 JP3533600 B2 JP 3533600B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intaglio
laser beam
manufacturing
irradiation
aperture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25435499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001071451A (ja
Inventor
真言 木下
Original Assignee
リコーマイクロエレクトロニクス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by リコーマイクロエレクトロニクス株式会社 filed Critical リコーマイクロエレクトロニクス株式会社
Priority to JP25435499A priority Critical patent/JP3533600B2/ja
Publication of JP2001071451A publication Critical patent/JP2001071451A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3533600B2 publication Critical patent/JP3533600B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、凹版並びに凹版の
製造方法及びその装置に関し、詳しくは、印刷パターン
としての凹部を有し、該凹部に充填されたペーストを被
印刷体に密着させた後、該ペーストを該凹部から版抜け
させて被印刷体側に転写することによって、被印刷体に
印刷パターンを印刷するための凹版並びに凹版の製造方
法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エキシマレーザやYAGレーザの高調波
を使用したワークの加工は、非常に短い波長(193,
248,266,308,351nm)のレーザビーム
により誘起されるアブレーション反応によってワークを
加工する非熱加工であり、CO レーザ(赤外線域の9
〜11μm)やYAGレーザの基本波(近赤外線域の
1.064μm)などのような長波長のレーザビームに
よって誘起される熱効果による熱加工に比べて、加工精
度の優れたワーク加工が可能である。
【0003】このように非常に短い波長のアブレーショ
ン加工では、例えば、ポリイミド、ポリエステル、エポ
キシ、ポリカーボネート等の合成樹脂に対して、熱的に
溶解させることなく、レーザビームが照射された表面か
ら順次、その高分子の分子の一つ一つを励起させて分子
間結合を開裂させ、固体の状態にある分子を直接飛散さ
せることにより、加工することができる。この加工法
は、通常、アブレーション加工と言われている。このア
ブレーション加工は、CO2レーザや、YAGレーザに
よる基本波〜532,354.7nmの波長での加工に
比べ、高精細な加工を行うことができる。
【0004】このようなアブレーション加工の特質を生
かして、本出願人により、アブレーション加工により樹
脂板に開口を形成することによって、例えば、プリント
基板にクリーム半田を印刷するための印刷用プラスチッ
クマスクなどを製造する技術が提案されている(特開平
7−016924号公報、特開平7−081027号公
報、特開平9−232720号公報など)。
【0005】また、本出願人は、上述のような印刷用プ
ラスチックマスクなどを製造するためのエキシマレーザ
による加工装置として、レーザビームの照射範囲に応じ
た一定の大きさの区画毎に、予め分割して形成された様
々な形状の透過口からなる加工パターンを有するアパー
チャマスクを使用して、該アパーチャマスクの任意の区
画の加工パターンを、該レーザビームにより選択的に照
射し、該アパーチャマスクの選択された区画の加工パタ
ーンを透過したレーザビームをワークに照射して、該ワ
ークに該加工パターンに応じた形状のレーザ加工を行う
レーザによる加工装置を開発した(特願平10−174
100号)。
【0006】このレーザによる加工装置は、一つのアパ
ーチャマスクの各区画に、予め必要な形状の加工パター
ンを形成しておくことができるので、個別の形状の加工
パターンが形成された多数のアパーチャマスクを必要に
応じて交換しながら加工を行う従来の加工装置に比べ、
その加工時間を著しく短縮することができ、また、アパ
ーチャマスクの管理も極めて容易になるなどのメリット
を有している。
【0007】また、上述のアブレーション加工技術を利
用して、樹脂板の表面に印刷パターンとしての凹部を彫
り込むことによって、凹版印刷用のプラスチック製の凹
版を形成することができる。この種の凹版を用いて電子
部品を製造する方法として、従来、可撓性樹脂の表面に
導体パターンに対応した凹部を彫り込んで凹版を形成
し、該凹版の凹部にAgペーストを充填して、被印刷体
としての絶縁性基板上に該凹版を重ね合わせて加圧密着
させた後、絶縁性基板から該凹版を引き剥がして該Ag
ペーストを絶縁性基板上に転写し、該Agペーストを焼
成して絶縁性基板上に導体パターンを形成する電子部品
の製造方法が提案されている(特開平7−169635
号公報、特開平9−330843号公報など)。このよ
うに、上記凹版を用いて絶縁性基板上にAgペーストな
どの導電性ペーストを凹版印刷することで、例えば、セ
ラミックチップの上に配線やコイルなどの導体パターン
を形成することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、エキシマレ
ーザによるアブレーション加工技術を利用して製造され
た凹版は、例えば、図16に示すように、樹脂板からな
る凹版材1Aに、エキシマレーザの発するレーザビーム
Lが照射されて凹部1aが彫り込まれた際に、該凹部1
aの底面と側面で構成されるコーナー部1bが鋭角にな
り、且つ、該コーナー部1bが他の底面よりも深く彫り
込まれて、該コーナー部1bに溝1cが形成される不具
合がある。
【0009】このような溝1cが形成されるのは、次の
ようなことが原因であるといわれている。すなわち、図
17に示すように、エキシマレーザによるアブレーショ
ン加工によって凹版材1Aに形成された凹部1aの内壁
1dは、凹版材1Aに照射されるレーザビームLの単位
面積当たりのエネルギー密度が、加工可能なしきい値を
上回ることができないことによるとされる角度の傾斜面
となることが知られている。これにより、凹版材1Aに
レーザビームLが照射された際に、この凹部1aの内壁
1d(傾斜面)によって反射される反射光L1と、該凹
部1aの底面に直射される直射光L2とが、該凹部1a
のコーナー部1bの付近で重なり合って、該コーナー部
1bに照射されるレーザビームLのエネルギー密度が増
大され、該コーナー部1bが他の底面よりも深く彫り込
まれるためと考えられている。
【0010】また、溝1cが形成される他の原因として
は、エキシマレーザによるアブレーション加工によって
凹版材1Aがガス化する際のインパクトにより該凹部1
aの内壁1dが叩かれて、該凹部1aのコーナー部1b
に応力が集中するため、あるいは、該ガス化によって例
えば6000℃もの高温ガスの溜まりが一瞬(数10n
/sec程度)生成され、この高温ガスによる二次的な
熱加工によって、該コーナー部1bが他の底面よりも深
く彫り込まれるためなどと考えられている。
【0011】このため、このようなエキシマレーザによ
るアブレーション加工技術を利用して製造される凹版で
は、その製造工程で発生したアブレーションガスのイン
パクトによって加工される凹部の内壁が叩かれることに
なり、応力の集中する凹部1aの溝1cにクラック1e
が発生することになる。また、前述したように被印刷体
から該凹版を引き剥がしてペーストを被印刷体上に転写
する際に、該凹版の凹部1aからペーストが版抜けする
ときに生じるストレスが該凹部1aの内壁1dにかかる
ことによって、該凹部1aのコーナー部1bに該ストレ
スによる応力が集中して、該コーナー部1bに形成され
たクラック1eが成長することがあった。このように、
この種の従来の凹版は、ペースト印刷が繰り返し行われ
ることによって、その凹部1aのコーナー部1bに生じ
たクラック1eが次第に成長し、やがて該凹部1aのコ
ーナー部1bが破損されて使用できなくなる(つまり短
寿命である)という欠点があった。特に、ペーストを硬
化させてから版抜けさせる印刷法を行う場合には、凹部
1aのコーナー部1bの破損が顕著に現れる。
【0012】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、凹部のコーナー部に
クラックが発生することがない長寿命な凹版並びに該凹
版の製造方法及びその装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、印刷パターンに対応する凹部を
有し、該凹部に充填されたペーストを被印刷体に密着さ
せた後、該ペーストを該凹部から版抜けさせて被印刷体
側に転写することによって、被印刷体に印刷パターンを
印刷するための凹版であって、上記凹部の内壁の傾斜角
度が順次変化した形状に形成されていることを特徴とす
るものである。
【0014】この凹版においては、その凹部の内壁の傾
斜角度が順次変化した形状に形成されているので、この
凹部の側面と底面で構成されるコーナー部にストレスが
集中しにくく、その機械的強度が増大される。この結
果、ペースト印刷を繰り返し行ってもコーナー部にクラ
ックが発生し難い長寿命な凹版が得られる。
【0015】請求項2の発明は、エキシマレーザの発す
るレーザビームによって加工された印刷パターンに対応
する凹部を有し、該凹部に充填されたペーストを被印刷
体に密着させた後、該ペーストを該凹部から版抜けさせ
て被印刷体側に転写することによって、被印刷体に印刷
パターンを印刷するための凹版の製造方法であって、上
記凹版を製造するためのワークとしての凹版材に、上記
レーザビームを照射して該凹版材に上記凹部を形成する
際に、該凹版材に対する該レーザビームの照射面積及び
照射時間を順次変化させて、該レーザビームの照射面積
に応じた加工パターン及び該レーザビームの照射時間に
応じた深さの凹部を該凹版材に順次形成することによっ
て、該凹部の底面と側面で構成されるコーナー部を面取
り形状またはアール形状に形成することを特徴とするも
のである。
【0016】この凹版の製造方法においては、上記凹版
材にレーザビームを照射して該凹版材に凹部を形成する
際に、該凹版材に対する該レーザビームの照射面積及び
照射時間が順次変化される。これにより、該レーザビー
ムの照射面積に応じた加工パターン及び該レーザビーム
の照射時間に応じた深さの凹部が該凹版材に順次形成さ
れる。つまり、この製造方法によれば、該凹版材に対す
る該レーザビームの照射面積と、該凹版材に照射される
レーザビームの照射時間との関係によって、凹版に形成
される凹部の底面側のコーナー部の形状を、階段状の面
取り形状あるいはほぼアール形状に近い形状に形成する
ことが可能になる(詳しくは後述する)。この結果、凹
版に形成される凹部のコーナー部の機械的強度が増大さ
れ、コーナー部にクラックが発生し難い長寿命な凹版が
得られる。
【0017】請求項3の発明は、請求項2の凹版の製造
方法において、上記凹版材に対するレーザビームの照射
面積を、順次増大させることを特徴とするものである。
【0018】この凹版の製造方法においては、上記凹版
材に対するレーザビームの照射面積が順次増大されるの
で、該レーザビームの照射により凹版材に形成される加
工パターンのパターン面積が、小さな状態から大きな状
態となるように次第に増大される。これにより、該凹版
材に対する該レーザビームの照射面積と、該凹版材に照
射されるレーザビームの照射時間との関係によって、凹
版に形成される凹部の底面側のコーナー部の形状が、滑
らかな階段状の面取り形状あるいはよりアール形状に近
い形状に形成される(詳しくは後述する)。この結果、
凹版に形成される凹部のコーナー部の機械的強度が更に
増大され、コーナー部にクラックが発生し難い、より長
寿命な凹版が得られる。
【0019】請求項4の発明は、請求項2又は3の凹版
の製造方法において、上記レーザビームの照射経路に、
上記印刷パターンに対応し且つパターン面積が段階的に
異なった形状の複数種のアパーチャを有するアパーチャ
マスクを配置し、該アパーチャマスクの各アパーチャを
該レーザビームの照射経路に順次選択的に臨ませ、該レ
ーザビームの照射経路に順次臨む各アパーチャを通して
上記凹版材に該レーザビームを順次照射することによ
り、該凹版材に対するレーザビームの照射面積を段階的
に変化させることを特徴とするものである。
【0020】この凹版の製造方法においては、上記アパ
ーチャマスクに形成された複数種のアパーチャが、レー
ザビームの照射経路に順次選択的に臨むことによって、
上記凹版材に対するレーザビームの照射面積が段階的に
変化される。すなわち、凹版材に照射されるレーザビー
ムの照射面積は、該レーザビームの照射経路に臨んでい
るアパーチャのパターン面積によって決定される。従っ
て、アパーチャマスクに形成された複数種のアパーチャ
が、該レーザビームの照射経路に順次選択的に臨むこと
により、該レーザビームの照射経路に臨んでいるアパー
チャのパターン面積に応じて、凹版材に照射されるレー
ザビームの照射面積が変化される。この結果、各アパー
チャのパターン面積と、各アパーチャを通して凹版材に
照射されるレーザビームの照射時間との関係によって、
凹版に形成される凹部の底面側のコーナー部の形状を、
階段状の面取り形状あるいはほぼアール形状に近い形状
に形成することが可能になる。
【0021】請求項5の発明は、請求項4の凹版の製造
方法において、上記複数種のアパーチャを1つのアパー
チャマスク上に形成し、該アパーチャマスクを上記レー
ザビームの照射経路に対してほぼ直交する平面に沿って
回転移動又は直線移動させることにより、該照射経路に
各アパーチャを選択的に臨ませることを特徴とするもの
である。
【0022】この凹版の製造方法においては、上記アパ
ーチャマスクが上記レーザビームの照射経路に対してほ
ぼ直交する平面に沿って回転移動又は直線移動すること
によって、1つのアパーチャマスク上に形成された複数
種のアパーチャが、該照射経路に臨むように入れ替えら
れる。これにより、1つのアパーチャマスクの各区画
に、予め必要な印刷パターンに対応し且つパターン面積
が段階的に異なった形状の複数種のアパーチャを形成し
ておくことができるので、複数種のアパーチャが個別に
形成された多数のアパーチャマスクを加工の都度入れ替
える必要がなく、加工時間を著しく短縮することがで
き、また、アパーチャマスクの管理を容易化したりアパ
ーチャの入れ替え機構を簡素化したりすることができ
る。
【0023】請求項6の発明は、請求項2又は3の凹版
の製造方法において、上記レーザビームの照射経路に、
上記印刷パターンに対応した形状の開口を有し且つ該開
口のパターン面積を任意の値に設定できるシャッタを配
置し、該シャッタの開口のパターン面積を変化させなが
ら、該シャッタの開口を通して上記凹版材に該レーザビ
ームを照射することにより、該凹版材に対するレーザビ
ームの照射面積を変化させることを特徴とするものであ
る。
【0024】この凹版の製造方法においては、上記シャ
ッタの開口のパターン面積が変化されることによって、
上記凹版材に対するレーザビームの照射面積が変化され
る。すなわち、凹版材に照射されるレーザビームの照射
面積は、該レーザビームの照射経路に配置されたシャッ
タの開口のパターン面積によって決定される。従って、
該シャッタの開口のパターン面積が変化されることによ
り、該シャッタの開口を通して上記凹版材に照射される
レーザビームの照射面積が変化される。この結果、該シ
ャッタの開口のパターン面積と、該シャッタの開口を通
して凹版材に照射されるレーザビームの照射時間との関
係によって、凹版に形成される凹部の底面側のコーナー
部の形状を、階段状の面取り形状あるいはほぼアール形
状に近い形状に形成することが可能になる。
【0025】請求項7の発明は、エキシマレーザの発す
るレーザビームによって加工された印刷パターンに対応
する凹部を有し、該凹部に充填されたペーストを被印刷
体に密着させた後、該ペーストを該凹部から版抜けさせ
て被印刷体側に転写することによって、被印刷体に印刷
パターンを印刷するための凹版の製造方法であって、上
記凹版を製造するためのワークとしての凹版材に、上記
レーザビームを照射して該凹版材に上記凹部を形成する
際に、該レーザビームのエネルギー密度を変化させて、
該レーザビームによって該凹版材に彫り込まれる凹部の
内壁の傾斜角度を順次変化させることにより、該レーザ
ビームのエネルギー密度に応じた形状の凹部を該凹版材
に形成することを特徴とするものである。
【0026】エキシマレーザの発するレーザビームのエ
ネルギー密度と、凹版材に彫り込まれる凹部の内壁の傾
斜角度とあいだには、エネルギー密度が大きい場合には
該傾斜角度が小、エネルギー密度が小さい場合には該傾
斜角度が大となる関係があることが知られている。従っ
て、上記レーザビームのエネルギー密度を所定の値に調
整して、該レーザビームによるアブレーション加工を行
うことにより、上記凹版材に彫り込まれる凹部の内壁の
傾斜角度を容易に変化させることが可能となる。そこ
で、この凹版の製造方法においては、レーザビームを照
射して凹版材に凹部を形成する際に、該レーザビームの
エネルギー密度を変化させて、該レーザビームによって
該凹版材に彫り込まれる凹部の内壁の傾斜角度を順次変
化させる。これにより、凹版に形成される凹部の底面側
のコーナー部の形状が、該レーザビームのエネルギー密
度に応じて段階的に傾斜した面取り形状に形成され、凹
版に形成される凹部のコーナー部の機械的強度が増大さ
れて、コーナー部にクラックが発生し難い長寿命な凹版
が得られる。
【0027】請求項8の発明は、請求項7の凹版の製造
方法において、上記レーザビームのエネルギー密度を順
次増大させることを特徴とするものである。
【0028】この凹版の製造方法においては、凹版材に
照射されるレーザビームのエネルギー密度が順次増大さ
れて、該レーザビームによって該凹版材に凹部が彫り込
まれるので、内壁の傾斜角度が凹部の深さ方向に向かっ
て次第に大きくなるように凹部が形成される。これによ
り、凹版に形成される凹部の底面側のコーナー部の形状
が、より傾斜した面取り形状に形成され、凹版に形成さ
れる凹部のコーナー部の機械的強度が更に増大されて、
コーナー部にクラックが発生し難い、より長寿命な凹版
が得られる。
【0029】請求項9の発明は、請求項7の凹版の製造
方法において、上記レーザビームの照射経路に、集光率
の異なった集光レンズを、順次交換しながら配置して、
該レーザビームのエネルギー密度を変化させることを特
徴とするものである。
【0030】凹版材に照射されるレーザビームのエネル
ギー密度は、レーザビームの照射経路に配置された集光
レンズの集光率を変えることで変化することが知られて
いる。そこで、この凹版の製造方法においては、集光率
の異なった集光レンズを複数個用意し、各集光レンズを
レーザビームの照射経路に順次交換しながら配置して、
凹版材に照射されるレーザビームのエネルギー密度を変
化させる。これにより、凹版材に内壁の傾斜角度が順次
変化した形状の凹部が形成される。
【0031】請求項10の発明は、請求項7の凹版の製
造方法において、上記エキシマレーザの駆動電圧を制御
して、上記レーザビームのエネルギー密度を変化させる
ことを特徴とするものである。
【0032】エキシマレーザの発するレーザビームのエ
ネルギー密度は、エキシマレーザの駆動電圧を変えるこ
とにより変化することが知られている。そこで、この凹
版の製造方法においては、エキシマレーザの駆動電圧を
制御して、凹版材に照射されるレーザビームのエネルギ
ー密度を変化させる。これにより、凹版材に内壁の傾斜
角度が順次変化した形状の凹部が形成される。
【0033】請求項11の発明は、請求項7の凹版の製
造方法において、上記レーザビームの照射経路にアッテ
ネータを配置し、該アッテネータにより該レーザビーム
の透過率を制御して、該レーザビームのエネルギー密度
を変化させることを特徴とするものである。
【0034】エキシマレーザの発するレーザビームのエ
ネルギー密度は、レーザビームの照射経路にアッテネー
タを配置し、該アッテネータにより該レーザビームの透
過率を制御することによって変化することが知られてい
る。そこで、この凹版の製造方法においては、該アッテ
ネータによりレーザビームの透過率を制御して、凹版材
に照射されるレーザビームのエネルギー密度を変化させ
る。これにより、凹版材に内壁の傾斜角度が順次変化し
た形状の凹部が形成される。
【0035】請求項12の発明は、エキシマレーザの発
するレーザビームによって加工された印刷パターンに対
応する凹部を有し、該凹部に充填されたペーストを被印
刷体に密着させた後、該ペーストを該凹部から版抜けさ
せて被印刷体側に転写することによって、被印刷体に印
刷パターンを印刷するための凹版の製造装置であって、
エキシマレーザと、上記凹版を製造するためのワークと
しての凹版材を載置するワーク載置台と、該ワーク載置
台上に載置された凹版材に対して、該エキシマレーザの
発するレーザビームを照射させる照射光学系と、上記印
刷パターンに対応し且つパターン面積比率が段階的に異
なった形状の複数種のアパーチャを有するアパーチャマ
スクを、該レーザビームの照射経路に対して該アパーチ
ャが対応するように保持するアパーチャマスク保持手段
と、該凹版材への該レーザビームの照射時に、該アパー
チャマスクの各アパーチャを、該レーザビームの照射経
路に対して順次選択的に入れ替えて対応させるアパーチ
ャ入れ替え手段と、該照射経路に順次対応した各アパー
チャを通して該凹版材に該レーザビームを順次照射する
レーザ駆動回路と、を有することを特徴とするものであ
る。
【0036】この凹版の製造装置においては、請求項4
の凹版の製造方法によって形成される凹部のコーナー部
の形状が階段状の面取り形状あるいはほぼアール形状に
近い形状に形成されたコーナー部にクラックが発生し難
い長寿命な凹版を製造することができる。
【0037】請求項13の発明は、請求項12の凹版の
製造装置において、上記アパーチャ入れ替え手段は、上
記照射経路に、パターン面積が小さなアパーチャからパ
ターン面積が大きなアパーチャの順に、各アパーチャを
入れ替えて配置するように制御されることを特徴とする
ものである。
【0038】この凹版の製造装置においては、請求項4
の凹版の製造方法によって形成される凹部のコーナー部
の形状が、よりアール形状に近い形状に形成されたコー
ナー部にクラックが発生し難い、より長寿命な凹版を製
造することができる。
【0039】請求項14の発明は、請求項12又は13
の凹版の製造装置において、上記複数種のアパーチャ
は、1つのアパーチャマスク上に形成されており、上記
アパーチャ入れ替え手段は、上記照射経路に対してほぼ
直交する平面に沿って該アパーチャマスクを回転移動又
は直線移動させて該照射経路に入れ替えるように構成さ
れていることを特徴とするものである。
【0040】この凹版の製造装置においては、上記アパ
ーチャ入れ替え手段により、上記アパーチャマスクが上
記レーザビームの照射経路に対してほぼ直交する平面に
沿って回転移動又は直線移動することによって、1つの
アパーチャマスク上に形成された複数種のアパーチャ
が、該照射経路に臨むように入れ替えられる。これによ
り、1つのアパーチャマスクの各区画に、予め必要な印
刷パターンに対応し且つパターン面積が段階的に異なっ
た形状の複数種のアパーチャを形成しておくことで、複
数種のアパーチャが個別に形成された多数のアパーチャ
マスクを加工の都度入れ替える必要がなくなり、加工時
間を著しく短縮することができ、また、アパーチャマス
クの管理が容易化され、アパーチャ入れ替え手段の構造
が簡素化される。
【0041】請求項15の発明は、エキシマレーザの発
するレーザビームによって加工された印刷パターンに対
応する凹部を有し、該凹部に充填されたペーストを被印
刷体に密着させた後、該ペーストを該凹部から版抜けさ
せて被印刷体側に転写することによって、被印刷体に印
刷パターンを印刷するための凹版の製造装置であって、
エキシマレーザと、上記凹版を製造するためのワークと
しての凹版材を載置するワーク載置台と、該ワーク載置
台上に載置された凹版材に対して、該エキシマレーザの
発するレーザビームを照射させる照射光学系と、該レー
ザビームの照射経路に配置され、上記印刷パターンに対
応した形状の開口を有し且つ該開口のパターン面積を任
意の値に設定できるシャッタと、該凹部材への該レーザ
ビームの照射時に、該シャッタの開口のパターン面積を
変化させるシャッタ駆動手段と、該シャッタの開口を通
して上記凹版材に該レーザビームを照射するレーザ駆動
回路と、を有することを特徴とするものである。
【0042】この凹版の製造装置においては、請求項6
の凹版の製造方法により形成される凹部のコーナー部の
形状が階段状の面取り形状あるいはほぼアール形状に近
い形状に形成されたコーナー部にクラックが発生し難い
長寿命な凹版を製造することができる。
【0043】請求項16の発明は、請求項15の凹版の
製造装置において、上記シャッタ駆動手段は、シャッタ
の開口のパターン面積を順次増大させるように制御され
ることを特徴とするものである。
【0044】この凹版の製造装置においては、請求項6
の凹版の製造方法により形成される凹部の底面側のコー
ナー部の形状が、よりアール形状に近い形状に形成され
たコーナー部にクラックが発生し難い、より長寿命な凹
版を製造することができる。
【0045】請求項17の発明は、エキシマレーザの発
するレーザビームによって加工された印刷パターンに対
応する凹部を有し、該凹部に充填されたペーストを被印
刷体に密着させた後、該ペーストを該凹部から版抜けさ
せて被印刷体側に転写することによって、被印刷体に印
刷パターンを印刷するための凹版の製造装置であって、
エキシマレーザと、上記凹版を製造するためのワークと
しての凹版材を載置するワーク載置台と、該ワーク載置
台上に載置された凹版材に対して、該エキシマレーザの
発するレーザビームを照射させる照射光学系と、該エキ
シマレーザを駆動するレーザ駆動回路と、該凹版材への
該レーザビームの照射時に、該レーザビームのエネルギ
ー密度を変化させるエネルギー密度可変手段と、を有す
ることを特徴とするものである。
【0046】この凹版の製造装置においては、請求項7
の凹版の製造方法により形成される凹部の内壁の形状が
多面体状の面取り形状あるいはほぼアール形状に近い形
状に形成されたコーナー部にクラックが発生し難い長寿
命な凹版を製造することができる。
【0047】請求項18の発明は、請求項17の凹版の
製造装置において、上記エネルギー密度可変手段は、上
記レーザビームのエネルギー密度を順次増大させるよう
に制御されることを特徴とするものである。
【0048】この凹版の製造装置においては、請求項8
の凹版の製造方法により形成される凹部のコーナー部の
形状が、より傾斜した面取り形状に形成されたコーナー
部にクラックが発生し難い、より長寿命な凹版を製造す
ることができる。
【0049】請求項19の発明は、請求項17の凹版の
製造装置において、上記エネルギー密度可変手段は、上
記レーザビームの照射経路に配置される集光率の異なっ
た複数の集光レンズと、該凹版材への該レーザビームの
照射時に、該照射経路に該集光レンズを順次選択的に交
換して配置するレンズ交換手段と、で構成されているこ
とを特徴とするものである。
【0050】この凹版の製造装置においては、上記エネ
ルギー密度可変手段により、レーザビームの照射経路に
配置される集光レンズを、集光率の異なった他の集光レ
ンズと順次交換しながら、レーザビームの照射経路に配
置して、凹版材に照射されるレーザビームのエネルギー
密度を変化させる。これにより、凹部内壁の傾斜角度が
順次変化した形状の凹部を有するコーナー部にクラック
が発生し難い長寿命な凹版を製造することができる。
【0051】請求項20の発明は、請求項17の凹版の
製造装置において、上記エネルギー密度可変手段は、上
記エキシマレーザの駆動電圧を制御する駆動電圧制御手
段で構成されていることを特徴とするものである。
【0052】この凹版の製造装置においては、上記エネ
ルギー密度可変手段により、エキシマレーザの駆動電圧
を制御して、凹版材に照射されるレーザビームのエネル
ギー密度を変化させる。これによって、凹部内壁の傾斜
角度が順次変化した形状の凹部を有するコーナー部にク
ラックが発生し難い長寿命な凹版を製造することができ
る。
【0053】請求項21の発明は、請求項17の凹版の
製造方法において、上記エネルギー密度可変手段は、上
記レーザビームの照射経路に配置された該レーザビーム
の透過率を制御するためのアッテネータで構成されてい
ることを特徴とするものである。
【0054】この凹版の製造装置においては、上記エネ
ルギー密度可変手段としてのアッテネータにより、レー
ザビームの透過率を制御して、凹版材に照射されるレー
ザビームのエネルギー密度を変化させる。これによっ
て、凹部内壁の傾斜角度が順次変化した形状の凹部を有
するコーナー部にクラックが発生し難い長寿命な凹版を
製造することができる。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、セラミックなど
からなるチップに導電体コイルをペースト印刷するため
の、PETやポリイミド等のプラスチック材からなる凹
版材に、該導電体コイルの印刷パターンに対応する凹部
(加工パターン)を形成した印刷用の凹版、並びに、該
凹版の製造方法及びその装置に適用した実施形態につい
て説明する。
【0056】図1は、本実施形態に係る凹版の製造装置
の全体構成の一例を示す概略図である。図1に示すよう
に、この凹版の製造装置は、光源としてのエキシマレー
ザ10、照射光学系20、シャッタ30、カード型のア
パーチャマスク40、結像光学系50、加工対象物であ
る凹版材1Aが載置される加工対象物駆動手段としての
ワーク載置台62及びX−Yステージ63、制御手段と
してのコントローラ100等により構成されている。
【0057】上記エキシマレーザ10は、コントローラ
100により制御されたレーザ駆動回路11から出力さ
れる駆動トリガ信号に基づいて、所定の繰り返し周波数
(例えば200Hz)で紫外領域(例えば、波長=24
8nm)のパルスレーザビームLを出射する。図2
(a)に示すように、エキシマレーザ10から出射され
るレーザビームLの断面形状Lp1は、a=9〜12m
m、b=20〜27mm程度の長円形状になっている。
【0058】上記照射光学系20は、光学アッテネータ
21、アパーチャマスク40に照射される光の断面形状
を調整する断面形状調整手段としてのビーム形状調整光
学系22、照射レンズ群23、反射ミラー24等により
構成されている。光学アッテネータ21は、面対称とな
るように互いに対向する表面に多層膜が形成された2枚
1組の石英ガラス板により構成され、該石英ガラス板の
傾きにより通過するレーザビームLのエネルギー密度を
変化できる。この光学アッテネータ21により、レーザ
ビームのエネルギー密度が、凹版材1Aに加工される凹
部1aの加工形状に適したエネルギー密度に調整される
(詳しくは後述する)。
【0059】ビーム形状調整光学系22は、上記光学ア
ッテネータ21のレーザビーム光路下流側に配置されて
おり、図2(b)に示す断面が半月状のシリンドリカル
レンズ22aや、凹レンズ22b等からなるコリメータ
光学素子等により構成されている。このビーム形状調整
光学系22により、レーザビームの断面形状が、図2
(c)に示すような、一辺の寸法cが約11〜12mm
程度のほぼ正方形の形状に整形される。
【0060】上記照射レンズ群23は、ビーム形状調整
光学系22によって断面形状がほぼ正方形にされたレー
ザビームをアパーチャマスク40上に集光するものであ
る。この照射レンズ群23からのレーザビームは、反射
ミラー24により下方のアパーチャマスク40に向けて
反射される。
【0061】上記シャッタ30は、アパーチャマスク4
0に形成されている光通過パターンであるアパーチャP
aのうちの使用しないものを覆うものであり、図3に示
すように、レーザビームLの光軸に垂直で互いに直交す
る2方向(X方向およびY方向)において外側から挟み
込むように移動可能な2組のシャッタ部材31a,31
b及び32a,32bと、該シャッタ部材の移動を制御
する駆動制御手段としての駆動モータなどからなる駆動
系33とにより構成されている。この駆動系33は、駆
動回路34を介してコントローラ100により制御さ
れ、各シャッタ部材31a,31b及び32a,32b
を独立に移動できるようになっている。ここで、Y方向
に移動するシャッタ31a,31b同士がリンクして移
動し、X方向に移動するシャッタ部材32a,32b同
士がリンクして移動するように構成してもよい。また、
上記4枚のシャッタ部材31a,31b及び32a,3
2bを用いる代わりに、L字形状や三日月形状の複数枚
のシャッタ部材を組み合わせて、各シャッタ部材をそれ
ぞれ所定の方向に移動させることにより、光が通過する
範囲(照射スポット)を、菱形やほぼ円形状に形成する
ように構成してもよい。更に、凹版材1Aに形成する凹
部1aの開口形状が、矩形や菱形及び円形状などの比較
的単純な形状である場合には、上記アパーチャマスク4
0のアパーチャPa代わりに、上述したシャッタ部材に
よって形成される開口Psを、光通過パターンとして使
用するようにしてもよい。
【0062】上記シャッタ部材31a,31b及び32
a,32bの材質としてはステンレス材をエッチングし
たものを用いているが、このほかに、アパーチャマスク
40と同じ材料やモリブデンなどの耐久性に優れた材料
を用いたり、必要に応じてニッケルメッキしたものを用
いたりしてもよい。また、上記シャッタ部材31a,3
1b及び32a,32bとして、ガラス板上に高反射率
の誘電体多層膜からなる遮光パターンを形成したものを
用いてもよい。また、各シャッタ部材31a,31b及
び32a,32bの光入射側の面は、レーザビームに対
して高い反射率を有する光反射面にするのが好ましい。
これにより、該シャッタ部材の照射光の吸収を抑制し、
該シャッタ部材の照射光吸収による損傷を防止すること
ができる。また、各シャッタ部材31a,31b及び3
2a,32bの光出射側の面の色は黒色にするのが好ま
しい。これにより、該シャッタ部材の光出射側の面から
の熱輻射を促進させ、該シャッタ部材の昇温を抑え、該
シャッタ部材の昇温を抑えて温度上昇による損傷を防止
することができる。また、シャッタ部材の昇温を抑える
には、シャッタ部材を冷却用エアーが通過しうるエアー
カーテン型空気流路中にセットすることも有効である。
また、レーザビームが通過する光路に面する各シャッタ
部材の内壁面は、光出射側に行くしたがって広がったテ
ーパ面にしておくのが好ましい。これにより、各シャッ
タ部材の該光路側の端部によるレーザビームの散乱を小
さくすることができる。また、シャッタ部材31a,3
1bとシャッタ部材32a,32bとの間隙は、できる
だけ狭い方が好ましい。本実施形態の場合、該間隙を5
〜6mm程度以下に設定した。
【0063】上記シャッタ30の開口を通過したレーザ
ビームは、アパーチャマスク40に照射される。このア
パーチャマスク40は、レーザビームの照射に対する耐
熱性及び耐摩耗性等が優れたステンレス板やガラス基板
上に誘電体多層膜を形成したものなどで構成することが
でき、ガイド部材41上に固定部材42で保持されてい
る。このガイド部材41及び固定部材42により、アパ
ーチャマスクを保持する保持手段が構成されている。ま
た、このガイド部材41及び固定部材42は、光軸周り
に回転駆動することができるように駆動モータ等からな
る駆動系43で駆動される。この駆動は、駆動回路44
を介してコントローラ100により制御される。
【0064】また、上記アパーチャマスク40には、図
4(a)に示すように、レーザビームLの光通過領域
(照射スポット)40aに、凹版材1Aに形成される凹
部1aに対応した光通過パターンとしてのアパーチャP
aが形成されている。本実施形態に係る製造装置のアパ
ーチャPaは、前述のセラミックなどからなるチップに
ペースト印刷される導電体コイルに対応した渦巻き形状
の光通過パターンである。ここで、該光通過パターン
は、図4(a)に示すように、1つのアパーチャマスク
40に、1個のみ形成するようにしてもよいし、1つの
アパーチャマスク40に、複数個形成するようにしても
よい。また、寸法が大きい光通過パターン(例えば、凹
版材1A上の複数の照射区画にまたがるような光通過パ
ターン)の場合は、該光通過パターンを分割したアパー
チャPaが形成されている複数のアパーチャマスク40
を用いて、該光通過パターンを凹版材1A上に形成すれ
ばよい。本実施形態に係る製造装置においては、光通過
パターンのパターン面積が、例えば、図4(a)、
(b)、(c)に示すように、段階的に大きくなるよう
に異なったアパーチャPa,Pb,Pcが形成された複
数枚のアパーチャマスク40,40’,40"が、凹版
材1Aに形成される凹部1aの加工パターン形成に必要
な枚数(例えば、数十〜数百枚)用意される。
【0065】また、本実施形態では、上記光通過領域4
0aを10mm角の正方形に設定している。このように
光通過領域を正方形の形状にすることにより、アパーチ
ャマスク40を90°ずつ回転させた場合でも、レーザ
ビームLの断面形状を該光通過領域に合わせて整形しな
おす必要がない。
【0066】また、このアパーチャマスク40は、上記
固定部材42で所定の位置に固定するために、固定部材
42のピン42aに係合するかぎ孔40bを有し、端部
には、識別マークとしての2次元バーコード45が形成
されている。この2次元バーコード45は、図4(d)
に示すように1辺dが2mm程度の正方形の形状をして
おり、25区画に分割されている。この2次元バーコー
ド45により、20桁の英数字の識別が可能である。装
置本体には、2次元バーコード45を読み取る読取手段
としての光学センサ(不図示)が設けられている。ま
た、図4(e)に示すように、固定部材42の中央には
レーザビームが通過するための開口42bを有してい
る。
【0067】上記結像光学系50は、アパーチャマスク
40の光通過パターンとしてのアパーチャPaを通過し
た光を、凹版材1A上に所定の縮小率(例えば、1/
5)で結像するものであり、複数の反射ミラー51,5
2,53,55及び結像光学素子としての結像レンズ群
54等により構成されている。
【0068】上記複数の反射ミラーのうち反射ミラー5
2及び53は、図1の紙面の左右方向に移動可能に取り
付けられ、図5に示すように、アパーチャマスク40と
結像レンズ群54の中心と間の上流側の光路長L1(=
L11+L12+L13+L14)と、該結像レンズ群
54の中心と凹版材1Aとの間の下流側の光路長L2
(=L11+L12)との光路長比L2/L1を変える
光路長比可変手段を構成している。
【0069】ここで、上記下流側の光路長L2は固定さ
れている。そして、上記反射ミラー52及び53を同時
に、例えば図1(図5)のX方向の右側に移動させ、反
射ミラー51,52間の距離L12’及び反射ミラー5
3と結像レンズ群54の中心との距離L14’を長く
し、上記上流側の光路長L1を長くすると、光路長比L
2/L1が小さくなる。したがって、図5に示す凹版材
1Aの1照射区画の1辺の長さを、アパーチャマスク4
0上の1光通過領域40aの1辺の長さで割った値であ
る縮小率を大きく、該縮小率の逆数であるM値を小さく
することができる。本実施形態では、上記アパーチャマ
スク40上の1光通過領域40aの1辺の長さを10m
m、上記凹版材1Aの1照射区画の1辺の長さを2mm
とし、上記縮小率が1/5になるように、上記結像レン
ズ群54の焦点距離及び上記下流側の光路長L2を設定
するとともに、上記反射ミラー52及び53の位置を調
整している。
【0070】図6は、上記反射ミラー52及び53を移
動させるための駆動機構の一例を示す平面図である。こ
の駆動機構は、反射ミラー52及び53が所定の角度で
固定配置された可動ステージ56、該可動ステージ56
を矢印X方向に移動自在にガイドするガイド枠体57、
該可動ステージ56の下側に形成された雌ねじ部に螺合
しモータ58で回転駆動される棒状のねじ部材59等に
より構成されている。
【0071】上記凹版材1Aは枠体61に取り付けら
れ、略水平な載置面を有するワーク載置台62上に載置
される。このワーク載置台62は、載置面を、図1の紙
面に対して直交する水平な平面のX方向と、Y方向とに
移動させることができるX−Yテーブル63上に配設さ
れている。このX−Yテーブル63は、リニアモータ、
超音波モータあるいはピエゾ素子などで構成された駆動
系64を介して、X−Y方向に駆動される。この駆動系
64は、駆動モータ(サーボモータ、ステッピングモー
タなど)と、ラックとピニオンあるいはワイヤーとプー
リとを組み合わせて構成してもよい。上記駆動系64
は、コントローラ100からの駆動指令に基づいて駆動
系の駆動モータに駆動電力を供給する駆動回路65によ
り駆動制御される。上記X−Yテーブル63及び駆動系
64等により、加工対象物である凹版材1Aを駆動する
加工対象物駆動手段が構成されている。
【0072】上記構成の凹版の製造装置において、上記
凹版材1Aに加工される加工パターンの要素形状に対応
する光通過パターンとしてのアパーチャPaが形成され
たアパーチャマスク40に、上記照射光学系20からの
レーザビームLが照射される。このアパーチャマスク4
0のアパーチャPaを透過したレーザビームLの光像
が、結像光学系50により、上記X−Yテーブル63に
より所定の照射区画(加工部位)が該レーザビームLの
照射スポットに臨むように移動された該凹版材1Aの加
工面に結像される。この凹版材1Aの加工面に結像され
る光像により、該アパーチャマスク40のアパーチャP
aに対応した形状の凹部1aが、アブレーション加工に
より凹版材1Aの加工面に彫り込まれる。
【0073】ここで、アパーチャマスク40の光通過パ
ターンを光軸を中心に90°単位で傾けた軸対称の加工
パターンを、凹版材1A上に形成する場合は、X−Y−
θテーブル42を回転駆動することにより、アパーチャ
マスク40を該光軸を中心に回転させる。
【0074】また、上記構成の凹版の製造装置における
アパーチャマスク40の切り替えは次のようにして行
う。図7(a)に示すように、アパーチャマスク40を
レーザビームLの照射位置で保持するガイド部材41
は、その照射位置の両側で他のアパーチャマスク4
0’、40"を凸状の支持部41aで中間的に保持する
中間保持手段を兼ねている。中央に位置するアパーチャ
マスク40による加工が終了すると、図7(b)に示す
ように固定部材42が下降し、ピン42aの係合が解除
され、アパーチャマスク40を図示しない搬送機構で移
動させる。ここで、現在の加工中のアパーチャマスク4
0の隣に、次の加工に用いるアパーチャマスク40が待
機しているので、速やかに次のアパーチャマスク40に
よる加工プロセスに移行できる。
【0075】また、図8に示すように、ガイド部材41
の両側には、複数のアパーチャマスク40を収納する収
納手段としてのカセット46,47を備えている。図中
の左側のカセット46が供給用のカセットであり、右側
のカセット47が使用後のアパーチャマスク40が収納
させる回収用のカセットである。各カセット46,47
とも、図示しないカセット駆動機構により上下方向に駆
動制御可能になっており、所定の位置でガイド部材への
アパーチャマスク40の受け渡しをする。このカセット
駆動機構及びその制御部により、加工パターンに基づい
てアパーチャマスク40を選択する選択手段が構成され
ている。
【0076】また、図9に示すように、本実施形態の凹
版の製造装置と、多数のアパーチャマスク40を格納す
る格納手段としての格納棚70と、それらの間の搬送手
段としての搬送機構とを組み合わせることにより、更に
他品種の凹版の製造が可能となる凹版製造システムを構
成することができる。この凹版製造システムでは、アパ
ーチャマスク40のカセット46,47へのセットをよ
り速やかに行うために、頻繁に使用するアパーチャマス
ク40を格納棚70のピッキング位置に近い箇所70a
に格納し、使用頻度の低いアパーチャマスク40を該ピ
ッキング位置から遠い箇所70bに格納しておくのが好
ましい。また、カセット46,47から格納棚70へア
パーチャマスク40を格納するときに、アパーチャマス
ク40の外観を図示しない検査手段で検査し、変形など
の不良品となっている場合は格納棚70に格納せずに廃
棄処分するように、アパーチャマスク40の搬送を制御
してもよい。
【0077】次に、上述のように構成した凹版の製造装
置を使用して、凹部の底面と側面で構成されるコーナー
部が面取り形状またはアール形状に形成される凹版の製
造方法について説明する。このような凹版の製造方法と
しては、 (1)凹版材に対するレーザビームの照射面積及び照射
時間を順次変化させる方法。 (2)凹版材に照射されるレーザビームのエネルギー密
度を変化させる方法。がある。
【0078】また、(1)の、凹版材に対するレーザビ
ームの照射面積を順次変化させる方法としては、 パターン面積が段階的に異なった形状の複数種のアパ
ーチャを用いる方法。 開口のパターン面積を任意の値に設定できるシャッタ
を用いる方法。 がある。
【0079】更に、(2)の、凹版材に照射されるレー
ザビームのエネルギー密度を変化させる方法としては、 レーザビームの照射経路に集光率の異なった集光レン
ズを順次交換しながら配置する方法。 エキシマレーザの駆動電圧を制御する方法。 アッテネータによりレーザビームの透過率を制御する
方法。 がある。
【0080】まず、上記複数種のアパーチャを用いて、
凹版材に対するレーザビームの照射面積を順次変化させ
ることにより、凹部の底面側のコーナー部を面取り形状
またはアール形状に形成する凹版の製造方法について説
明する。この凹版の製造方法では、例えば、図4
(a)、(b)、(c)に示したように、光通過パター
ンのパターン面積が、段階的に大きくなる複数種のアパ
ーチャPa,Pb,Pcが形成された加工に必要な数枚
(個々では、説明の便宜上3枚とする)のアパーチャマ
スク40が用意される。まず、図10(a)に示すよう
に、光通過パターンのパターン面積が最小のアパーチャ
Paが形成されたアパーチャマスク40’を、上記レー
ザビームの照射経路に配置する。そして、該アパーチャ
マスク40'のアパーチャPaを通して凹版材1Aにレ
ーザビームL’を照射する。これにより、アパーチャP
aのパターン面積と、アパーチャPaを通して凹版材1
Aに照射されるレーザビームL’の照射時間とに応じた
凹部1a’が凹版材1Aに形成される。次いで、図10
(b)に示すように、光通過パターンのパターン面積が
中間のアパーチャPbが形成されたアパーチャマスク4
0"を、上記レーザビームの照射経路に配置する。そし
て、該アパーチャマスク40"のアパーチャPbを通し
て凹版材1AにレーザビームL"を照射する。これによ
り、アパーチャPbのパターン面積と、アパーチャPb
を通して凹版材1Aに照射されるレーザビームL"の照
射時間とに応じた凹部1a"が凹版材1Aに形成され
る。次いで、図10(c)に示すように、光通過パター
ンのパターン面積が最大のアパーチャPcが形成された
アパーチャマスク40を、上記レーザビームの照射経路
に配置する。そして、該アパーチャマスク40のアパー
チャPcを通して凹版材1AにレーザビームLを照射す
る。これにより、アパーチャPcのパターン面積と、ア
パーチャPcを通して凹版材1Aに照射されるレーザビ
ームLの照射時間とに応じた凹部1aが凹版材1Aに形
成される。
【0081】このように、この凹版の製造方法において
は、各アパーチャマスク40’,40",40がレーザ
ビームLの照射経路に順次配置され、各アパーチャマス
ク40’,40",40の3種のアパーチャPa,P
b,Pcを通して、レーザビームL’,L",Lが凹版
材1Aに照射されるので、凹版材1Aに照射されるレー
ザビームLの照射面積が段階的に変化される。この結
果、各アパーチャマスク40’,40",40に形成さ
れた3種のアパーチャPa,Pb,Pcのパターン面積
と、各アパーチャPa,Pb,Pcを通して凹版材1A
に照射されるレーザビームL’,L",Lの照射時間と
の関係によって、凹版材1Aに形成される凹部1aの底
面側のコーナー部1bの形状が、図10(c)に示すよ
うな階段状の面取り形状に形成される。なお、凹部1a
のコーナー部1bの形状は、実際には、図10(a)、
(b)、(c)の順に、凹部1a’,1a",1aが次
第に彫り広げられることにより、この彫り広げられる際
のアブレーション加工によって発生する高温ガスによっ
て、各凹部1a’,1a"のエッジ部が次第に削り取ら
れることにより、図10(c)に破線で示すような比較
的滑らかな傾斜面もしくはアール形状に形成されること
になる。
【0082】ここで、上記アパーチャマスクとしては、
図11又は図12に示すように、上記複数種のアパーチ
ャPa,Pb,Pcを1つのアパーチャマスク40上に
形成し、該アパーチャマスク40を上記レーザビームL
の照射経路に対してほぼ直交する平面に沿って、回転移
動又は直線移動させることにより、該レーザビームLの
照射経路に各アパーチャPa,Pb,Pcを選択的に臨
ませるようにしてもよい。この場合には、1つのアパー
チャマスク40の各区画に、予め必要な印刷パターンに
対応し且つパターン面積が段階的に異なった形状の複数
種のアパーチャPa,Pb,Pcを形成しておくことが
できるので、図3(a)、(b)、(c)に示したよう
に、複数種のアパーチャPa,Pb,Pcが個別に形成
された多数のアパーチャマスクを加工の都度入れ替える
必要がなく、加工時間を著しく短縮することができ、ま
た、アパーチャマスク40の管理を容易化したりアパー
チャの入れ替え機構を簡素化したりすることができる。
【0083】次に、上記シャッタを用いて凹版材に対す
るレーザビームの照射面積を順次変化させることによ
り、凹部の底面側のコーナー部を面取り形状またはアー
ル形状に形成する凹版の製造方法について説明する。こ
の製造方法に用いられるシャッタ30は、上記印刷パタ
ーンに対応した形状の開口Psを有し且つ該開口Psの
パターン面積を任意の値に設定できるように構成されて
いる。この凹版の製造方法では、まず、図13(a)に
示すように、シャッタ30の開口が、パターン面積が最
小になるような開口Ps’に設定される。そして、該シ
ャッタ30の開口Ps’を通して凹版材1Aにレーザビ
ームL’を照射する。これにより、開口Ps’のパター
ン面積と、開口Ps’を通して凹版材1Aに照射される
レーザビームL’の照射時間とに応じた凹部1a’が凹
版材1Aに形成される。次いで、図13(b)に示すよ
うに、シャッタ30の開口が、パターン面積が中間にな
るような開口Ps"に設定される。そして、該シャッタ
30の開口Ps"を通して凹版材1AにレーザビームL"
を照射する。これにより、開口Ps"のパターン面積
と、開口Ps"を通して凹版材1Aに照射されるレーザ
ビームL"の照射時間とに応じた凹部1a"が凹版材1A
に形成される。次いで、図13(c)に示すように、シ
ャッタ30の開口が、パターン面積が最大になるような
開口Psに設定される。そして、該シャッタ30の開口
Psを通して凹版材1AにレーザビームLを照射する。
これにより、開口Psのパターン面積と、開口Psを通
して凹版材1Aに照射されるレーザビームLの照射時間
とに応じた凹部1aが凹版材1Aに形成される。
【0084】このように、この凹版の製造方法において
は、レーザビームLの照射経路に配置された該シャッタ
30の開口Ps’,Ps",Psを通して、レーザビー
ムL’,L",Lが凹版材1Aに照射されるので、凹版
材1Aに照射されるレーザビームLの照射面積が段階的
に変化される。この結果、該シャッタ30の開口P
s’,Ps",Psのパターン面積と、該シャッタ30
の開口Ps’,Ps",Psを通して凹版材1Aに照射
されるレーザビームL’,L",Lの照射時間との関係
によって、凹版に形成される凹部1aのコーナー部1b
の形状を、階段状の面取り形状あるいはほぼアール形状
に近い形状に形成することが可能になる。なお、凹部1
aのコーナー部1bの形状は、実際には、図13
(a)、(b)、(c)の順に、凹部1a’,1a",
1aが次第に彫り広げられることにより、この彫り広げ
られる際のアブレーション加工によって発生する高温ガ
スによって、各凹部1a’,1a"のエッジ部が次第に
削り取られるものと考えられるので、図13(c)に破
線で示すような比較的滑らかな傾斜面もしくはアール形
状に形成されるものと思われる。
【0085】次に、レーザビームの照射経路に集光率の
異なった集光レンズを順次交換しながら配置して、凹版
材に照射されるレーザビームのエネルギー密度を変化さ
せることにより、凹部の底面側のコーナー部を面取り形
状またはアール形状に形成する凹版の製造方法について
説明する。前述したように、エキシマレーザ10の発す
るレーザビームLのエネルギー密度と、凹版材1Aに彫
り込まれる凹部1bの内壁1dの傾斜角度θとあいだに
は、例えば、図14に示すように、エネルギー密度が大
きい場合には該傾斜角度が小、エネルギー密度が小さい
場合には該傾斜角度が大となる関係があることが知られ
ている。また、凹版材1Aに照射されるレーザビームL
のエネルギー密度は、レーザビームLの照射経路に配置
された集光レンズ(この集光レンズは、例えば、図1に
示す結像レンズ群54に配置される)の集光率を変える
ことで変化することが知られている。
【0086】そこで、この凹版の製造方法においては、
図15(a)に示すように、集光率の異なった複数個の
集光レンズ54a、54b、54cを用意し、各集光レ
ンズ54a、54b、54cを、レーザビームLの照射
経路に順次交換しながら配置して、凹版材1Aに照射さ
れるレーザビームLのエネルギー密度を変化させる。こ
れにより、図15(b)に示すように、凹版材1Aに内
壁1dの傾斜角度が順次変化した形状の凹部1aが形成
される。この結果、凹部1aのコーナー部1bの機械的
強度が増大されて、コーナー部1bにクラック1eが発
生し難い長寿命な凹版が得られる。
【0087】次に、エキシマレーザの駆動電圧を制御し
て、凹版材に照射されるレーザビームのエネルギー密度
を変化させることにより、凹部の底面側のコーナー部を
面取り形状またはアール形状に形成する凹版の製造方法
について説明する。周知のように、エキシマレーザ10
の発するレーザビームLのエネルギー密度は、エキシマ
レーザ10の駆動電圧を変えることにより変化すること
が知られている。そこで、この凹版の製造方法において
は、エキシマレーザ10の駆動電圧を制御して、凹版材
1Aに照射されるレーザビームのエネルギー密度を変化
させる。これにより、図15(b)に示した凹部1aと
同様に、凹版材1Aに内壁1dの傾斜角度が順次変化し
た形状の凹部1aが形成される。
【0088】次に、図1に示したアッテネータ21によ
り、該レーザビームLの透過率を制御して、該レーザビ
ームLのエネルギー密度を変化させることにより、凹部
の底面側のコーナー部を面取り形状またはアール形状に
形成する凹版の製造方法について説明する。周知のよう
に、エキシマレーザ10の発するレーザビームLのエネ
ルギー密度は、レーザビームLの照射経路に配置したア
ッテネータ21により、該レーザビームLの透過率を制
御することによって変化することが知られている。そこ
で、この凹版の製造方法においては、該アッテネータ2
1によりレーザビームLの透過率を制御して、凹版材1
Aに照射されるレーザビームLのエネルギー密度を変化
させる。これにより、図15(b)に示した凹部1aと
同様に、凹版材1Aに内壁1dの傾斜角度が順次変化し
た形状の凹部1aが形成される。
【0089】上述のように、この凹版の製造方法によっ
て製造された凹版は、その凹部1aのコーナー部1bが
面取り形状またはアール形状に形成されているので、該
コーナー部1bの機械的強度が増大される。これによ
り、ペースト印刷を繰り返し行ってもコーナー部1b
に、図17に示したようなクラック1eが発生し難い長
寿命な凹版が得られる。
【0090】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、凹部の内壁の
傾斜角度が順次変化した形状に形成されているので、
の凹部の側面と底面で構成されるコーナー部の機械的強
度が増大され、ペースト印刷を繰り返し行ってもコーナ
ー部にクラックが発生し難い長寿命な凹版が得られると
いう優れた効果がある。
【0091】請求項2乃至6の発明によれば、凹版材に
対するレーザビームの照射面積と、該凹版材に照射され
るレーザビームの照射時間との関係によって、凹版に形
成される凹部の底面側のコーナー部の形状を、階段状の
面取り形状あるいはほぼアール形状に近い形状に形成す
ることが可能になるので、凹版に形成される凹部のコー
ナー部にストレスが集中しにくく、その機械的強度が増
大され、コーナー部にクラックが発生し難い長寿命な凹
版が得られるという優れた効果がある。
【0092】特に、請求項3の発明によれば、凹版に形
成される凹部の底面側のコーナー部の形状が、滑らかな
階段状の面取り形状あるいはよりアール形状に近い形状
に形成されるので、凹版に形成される凹部のコーナー部
の機械的強度が更に増大され、コーナー部にクラックが
発生し難い、より長寿命な凹版が得られるという優れた
効果がある。
【0093】また、請求項4の発明によれば、各アパー
チャのパターン面積と、各アパーチャを通して凹版材に
照射されるレーザビームの照射時間との関係によって、
凹版に形成される凹部の底面側のコーナー部の形状を、
階段状の面取り形状あるいはほぼアール形状に近い形状
に形成することが可能になるという優れた効果がある。
【0094】また、請求項5の発明によれば、1つのア
パーチャマスクの各区画に、予め必要な印刷パターンに
対応し且つパターン面積が段階的に異なった形状の複数
種のアパーチャを形成しておくことができるので、複数
種のアパーチャが個別に形成された多数のアパーチャマ
スクを加工の都度入れ替える必要がなく、加工時間を著
しく短縮することができ、また、アパーチャマスクの管
理を容易化したりアパーチャの入れ替え機構を簡素化し
たりすることができるという優れた効果がある。
【0095】また、請求項6の発明によれば、シャッタ
の開口のパターン面積と、該シャッタの開口を通して凹
版材に照射されるレーザビームの照射時間との関係によ
って、凹版に形成される凹部の底面側のコーナー部の形
状を、階段状の面取り形状あるいはほぼアール形状に近
い形状に形成することが可能になるという優れた効果が
ある。
【0096】請求項7乃至11の発明によれば、凹版材
に照射されるレーザビームのエネルギー密度に応じて、
該レーザビームによって該凹版材に彫り込まれる凹部内
壁の傾斜角度が順次変化された形状の凹部が形成される
ので、凹版に形成される凹部のコーナー部の機械的強度
が増大され、コーナー部にクラックが発生し難い長寿命
な凹版が得られるという優れた効果がある。
【0097】特に、請求項8の発明によれば、凹版に形
成される凹部の底面側のコーナー部の形状が、より傾斜
した面取り形状に形成されるので、凹版に形成される凹
部のコーナー部の機械的強度が更に増大されて、コーナ
ー部にクラックが発生し難い、より長寿命な凹版が得ら
れるという優れた効果がある。
【0098】請求項12の発明によれば、請求項4の凹
版の製造方法によって形成される凹部のコーナー部の形
状が階段状の面取り形状あるいはほぼアール形状に近い
形状に形成されたコーナー部にクラックが発生し難い長
寿命な凹版を製造することができるという優れた効果が
ある。
【0099】請求項13の発明によれば、請求項4の凹
版の製造方法によって形成される凹部のコーナー部の形
状が、よりアール形状に近い形状に形成されるので、コ
ーナー部にクラックが発生し難い、より長寿命な凹版を
製造することができるという優れた効果がある。
【0100】請求項14の発明によれば、1つのアパー
チャマスクの各区画に、予め必要な印刷パターンに対応
し且つパターン面積が段階的に異なった形状の複数種の
アパーチャを形成しておくことで、複数種のアパーチャ
が個別に形成された多数のアパーチャマスクを加工の都
度入れ替える必要がなくなり、加工時間を著しく短縮す
ることができ、また、アパーチャマスクの管理が容易化
され、アパーチャ入れ替え手段の構造が簡素化されると
いう優れた効果がある。
【0101】請求項15の発明によれば、請求項6の凹
版の製造方法により形成される凹部のコーナー部の形状
が階段状の面取り形状あるいはほぼアール形状に近い形
状に形成されたコーナー部にクラックが発生し難い長寿
命な凹版を製造することができるという優れた効果があ
る。
【0102】請求項16の発明によれば、請求項6の凹
版の製造方法により形成される凹部の底面側のコーナー
部の形状が、よりアール形状に近い形状に形成されるの
で、コーナー部にクラックが発生し難い、より長寿命な
凹版を製造することができるという優れた効果がある。
【0103】請求項17の発明によれば、請求項7に示
したような凹部の内壁の形状が多面体状の面取り形状あ
るいはほぼアール形状に近い形状に形成されたコーナー
部にクラックが発生し難い長寿命な凹版を製造すること
ができるという優れた効果がある。
【0104】請求項18の発明によれば、請求項8の凹
版の製造方法により形成される凹部のコーナー部の形状
が、より傾斜した面取り形状に形成されたコーナー部に
クラックが発生し難い、より長寿命な凹版を製造するこ
とができるという優れた効果がある。
【0105】請求項19の発明によれば、レーザビーム
の照射経路に配置される集光レンズを、集光率の異なっ
た他の集光レンズと順次交換しながら、レーザビームの
照射経路に配置して、凹版材に照射されるレーザビーム
のエネルギー密度を変化させるので、凹部内壁の傾斜角
度が順次変化した形状の凹部を有するコーナー部にクラ
ックが発生し難い長寿命な凹版を製造することができる
という優れた効果がある。
【0106】請求項20の発明によれば、エキシマレー
ザの駆動電圧を制御して、凹版材に照射されるレーザビ
ームのエネルギー密度を変化させるので、凹部内壁の傾
斜角度が順次変化した形状の凹部を有するコーナー部に
クラックが発生し難い長寿命な凹版を製造することがで
きるという優れた効果がある。
【0107】請求項21の発明によれば、アッテネータ
によりレーザビームの透過率を制御して、凹版材に照射
されるレーザビームのエネルギー密度を変化させるの
で、凹部内壁の傾斜角度が順次変化した形状の凹部を有
するコーナー部にクラックが発生し難い長寿命な凹版を
製造することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る凹版の製造装置の全体
構成の一例を示す概略図。
【図2】(a)は、同凹版の製造装置のエキシマレーザ
から出射されるレーザビームの整形前の断面形状を示す
説明図。(b)は、同加工装置のビーム形状整形光学系
の斜視図。(c)は、同レーザビームの整形後の断面形
状を示す説明図。
【図3】同凹版の製造装置のシャッタ部材の斜視図。
【図4】(a)は、同凹版の製造装置に用いるアパーチ
ャマスクの一例を示す平面図。(b)は、同アパーチャ
マスク上に形成した2次元バーコードの説明図。(c)
は、同アパーチャマスクの固定部材の斜視図。
【図5】同凹版の製造装置の結像光学系の光路を示す説
明図。
【図6】同結像光学系の反射ミラーの駆動機構の一例を
示す平面図。
【図7】(a)は、ガイド部材上のアパーチャマスクの
斜視図。(b)は、同アパーチャマスクの固定解除の説
明図。
【図8】アパーチャマスクの供給及び回収の説明図。
【図9】光加工システムの概略図。
【図10】アパーチャを用いた本実施形態に係る凹版の
製造方法を示す概略工程図。
【図11】上記アパーチャが形成されるアパーチャマス
クの該略斜視図。
【図12】上記アパーチャが形成される他のアパーチャ
マスクの該略斜視図。
【図13】シャッタを用いた本実施形態に係る凹版の製
造方法を示す概略工程図。
【図14】レーザビームのエネルギ密度と凹版に形成さ
れる凹部内壁の傾斜角度との関係を示すグラフ。
【図15】集光レンズを用いた本実施形態に係る凹版の
製造方法を示す概略工程図。
【図16】従来の凹版材に凹部が加工される工程を説明
するための概略断面図。
【図17】従来の凹版材に凹部が加工される際にクラッ
クが発生する過程を説明するための概略断面図。
【符号の説明】
1A 凹版材 1a 凹版材に形成される凹部 1b 凹部のコーナー部 1c コーナー部に生じる溝 1d 凹部の内壁 1e コーナー部に生じるクラック 10 エキシマレーザ 11 エキシマレーザの駆動回路 20 照射光学系 21 アッテネー 23 照射レンズ群 30 シャッタ 40 アパーチャマスク 40a アパーチャマスク上の光通過領域 40b 駆動用かぎ穴 41 ガイド部材 42 固定部材 42a ピン 43 ガイド部材及び固定部材の駆動系 44 ガイド部材及び固定部材の駆動回路 46,47 カセット 50 結像光学系 54a,54b,54c 集光レンズ 60 印刷マスク材 70 格納棚 100 コントローラ L レーザビーム Pa,Pb,Pc アパーチャ Ps シャッタの開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−77823(JP,A) 特開 平11−347778(JP,A) 特開 平10−291293(JP,A) 特開 平9−330843(JP,A) 特開 平10−100553(JP,A) 特開 平9−76459(JP,A) 特開 平8−48086(JP,A) 特開 平8−1899(JP,A) 特開 昭51−77998(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41C 1/05 B41N 1/12 B41N 1/06

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷パターンに対応する凹部を有し、該凹
    部に充填されたペーストを被印刷体に密着させた後、該
    ペーストを該凹部から版抜けさせて被印刷体側に転写す
    ることによって、被印刷体に印刷パターンを印刷するた
    めの凹版であって、上記凹部の内壁の傾斜角度が順次変
    化した形状に形成されていることを特徴とする凹版。
  2. 【請求項2】レーザビームによってアブレーション加工
    された印刷パターンに対応する凹部を有し、該凹部に充
    填されたペーストを被印刷体に密着させた後、該ペース
    トを該凹部から版抜けさせて被印刷体側に転写すること
    によって、被印刷体に印刷パターンを印刷するための凹
    版の製造方法であって、 上記凹版を製造するためのワークとしての凹版材に上記
    レーザビームを照射して該凹版材に上記凹部を形成する
    際に、該凹版材に対する該レーザビームの照射面積及び
    照射時間を順次変化させて、該レーザビームの照射面積
    に応じた加工パターン及び該レーザビームの照射時間に
    応じた深さの凹部を該凹版材に順次形成することによっ
    て、該凹部の底面と側面で構成されるコーナー部を面取
    り形状またはアール形状に形成することを特徴とする凹
    版の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項2の凹版の製造方法において、 上記凹版材に対するレーザビームの照射面積を、順次増
    大させることを特徴とする凹版の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項2又は3の凹版の製造方法におい
    て、 上記レーザビームの照射経路に、上記印刷パターンに対
    応し且つパターン面積が段階的に異なった形状の複数種
    のアパーチャを有するアパーチャマスクを配置し、該ア
    パーチャマスクの各アパーチャを該レーザビームの照射
    経路に順次選択的に臨ませ、該レーザビームの照射経路
    に順次臨む各アパーチャを通して上記凹版材に該レーザ
    ビームを順次照射することにより、該凹版材に対するレ
    ーザビームの照射面積を段階的に変化させることを特徴
    とする凹版の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項4の凹版の製造方法において、 上記複数種のアパーチャを1つのアパーチャマスク上に
    形成し、該アパーチャマスクを上記レーザビームの照射
    経路に対してほぼ直交する平面に沿って回転移動又は直
    線移動させることにより、該照射経路に各アパーチャを
    選択的に臨ませることを特徴とする凹版の製造方法。
  6. 【請求項6】請求項2又は3の凹版の製造方法におい
    て、 上記レーザビームの照射経路に、上記印刷パターンに対
    応した形状の開口を有し且つ該開口のパターン面積を任
    意の値に設定できるシャッタを配置し、該シャッタの開
    口のパターン面積を変化させながら、該シャッタの開口
    を通して上記凹版材に該レーザビームを照射することに
    より、該凹版材に対するレーザビームの照射面積を変化
    させることを特徴とする凹版の製造方法。
  7. 【請求項7】エキシマレーザの発するレーザビームによ
    って加工された印刷パターンに対応する凹部を有し、該
    凹部に充填されたペーストを被印刷体に密着させた後、
    該ペーストを該凹部から版抜けさせて被印刷体側に転写
    することによって、被印刷体に印刷パターンを印刷する
    ための凹版の製造方法であって、 上記凹版を製造するためのワークとしての凹版材に、上
    記レーザビームを照射して該凹版材に上記凹部を形成す
    る際に、該レーザビームのエネルギー密度を変化させ
    て、該レーザビームによって該凹版材に彫り込まれる凹
    部の内壁の傾斜角度を順次変化させることにより、該レ
    ーザビームのエネルギー密度に応じた形状の凹部を該凹
    版材に形成することを特徴とする凹版の製造方法。
  8. 【請求項8】請求項7の凹版の製造方法において、 上記レーザビームのエネルギー密度を順次増大させるこ
    とを特徴とする凹版の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項7の凹版の製造方法において、 上記レーザビームの照射経路に、集光率の異なった集光
    レンズを、順次交換しながら配置して、該レーザビーム
    のエネルギー密度を変化させることを特徴とする凹版の
    製造方法。
  10. 【請求項10】請求項7の凹版の製造方法において、 上記エキシマレーザの駆動電圧を制御して、上記レーザ
    ビームのエネルギー密度を変化させることを特徴とする
    凹版の製造方法。
  11. 【請求項11】請求項7の凹版の製造方法において、 上記レーザビームの照射経路にアッテネータを配置し、
    該アッテネータにより該レーザビームの透過率を制御し
    て、該レーザビームのエネルギー密度を変化させること
    を特徴とする凹版の製造方法。
  12. 【請求項12】エキシマレーザの発するレーザビームに
    よって加工された印刷パターンに対応する凹部を有し、
    該凹部に充填されたペーストを被印刷体に密着させた
    後、該ペーストを該凹部から版抜けさせて被印刷体側に
    転写することによって、被印刷体に印刷パターンを印刷
    するための凹版の製造装置であって、 エキシマレーザと、 上記凹版を製造するためのワークとしての凹版材を載置
    するワーク載置台と、 該ワーク載置台上に載置された凹版材に対して、該エキ
    シマレーザの発するレーザビームを照射させる照射光学
    系と、 上記印刷パターンに対応し且つパターン面積比率が段階
    的に異なった形状の複数種のアパーチャを有するアパー
    チャマスクを、該レーザビームの照射経路に対して該ア
    パーチャが対応するように保持するアパーチャマスク保
    持手段と、 該凹版材への該レーザビームの照射時に、該アパーチャ
    マスクの各アパーチャを、該レーザビームの照射経路に
    対して順次選択的に入れ替えて対応させるアパーチャ入
    れ替え手段と、 該照射経路に順次対応した各アパーチャを通して該凹版
    材に該レーザビームを順次照射するレーザ駆動回路と、
    を有することを特徴とする凹版の製造装置。
  13. 【請求項13】請求項12の凹版の製造装置において、 上記アパーチャ入れ替え手段は、上記照射経路に、パタ
    ーン面積が小さなアパーチャからパターン面積が大きな
    アパーチャの順に、各アパーチャを入れ替えて配置する
    ように制御されることを特徴とする凹版の製造装置。
  14. 【請求項14】請求項12又は13の凹版の製造装置に
    おいて、 上記複数種のアパーチャは、1つのアパーチャマスク上
    に形成されており、 上記アパーチャ入れ替え手段は、上記照射経路に対して
    ほぼ直交する平面に沿って該アパーチャマスクを回転移
    動又は直線移動させて該照射経路に入れ替えるように構
    成されていることを特徴とする凹版の製造装置。
  15. 【請求項15】エキシマレーザの発するレーザビームに
    よって加工された印刷パターンに対応する凹部を有し、
    該凹部に充填されたペーストを被印刷体に密着させた
    後、該ペーストを該凹部から版抜けさせて被印刷体側に
    転写することによって、被印刷体に印刷パターンを印刷
    するための凹版の製造装置であって、 エキシマレーザと、 上記凹版を製造するためのワークとしての凹版材を載置
    するワーク載置台と、 該ワーク載置台上に載置された凹版材に対して、該エキ
    シマレーザの発するレーザビームを照射させる照射光学
    系と、 該レーザビームの照射経路に配置され、上記印刷パター
    ンに対応した形状の開口を有し且つ該開口のパターン面
    積を任意の値に設定できるシャッタと、 該凹部材への該レーザビームの照射時に、該シャッタの
    開口のパターン面積を変化させるシャッタ駆動手段と、 該シャッタの開口を通して上記凹版材に該レーザビーム
    を照射するレーザ駆動回路と、を有することを特徴とす
    る凹版の製造装置。
  16. 【請求項16】請求項15の凹版の製造装置において、 上記シャッタ駆動手段は、シャッタの開口のパターン面
    積を順次増大させるように制御されることを特徴とする
    凹版の製造装置。
  17. 【請求項17】エキシマレーザの発するレーザビームに
    よって加工された印刷パターンに対応する凹部を有し、
    該凹部に充填されたペーストを被印刷体に密着させた
    後、該ペーストを該凹部から版抜けさせて被印刷体側に
    転写することによって、被印刷体に印刷パターンを印刷
    するための凹版の製造装置であって、 エキシマレーザと、 上記凹版を製造するためのワークとしての凹版材を載置
    するワーク載置台と、 該ワーク載置台上に載置された凹版材に対して、該エキ
    シマレーザの発するレーザビームを照射させる照射光学
    系と、 該エキシマレーザを駆動するレーザ駆動回路と、 該凹版材への該レーザビームの照射時に、該レーザビー
    ムのエネルギー密度を変化させるエネルギー密度可変手
    段と、を有することを特徴とする凹版の製造装置。
  18. 【請求項18】請求項17の凹版の製造装置において、 上記エネルギー密度可変手段は、上記レーザビームのエ
    ネルギー密度を順次増大させるように制御されることを
    特徴とする凹版の製造装置。
  19. 【請求項19】請求項17の凹版の製造装置において、 上記エネルギー密度可変手段は、 上記レーザビームの照射経路に配置される集光率の異な
    った複数の集光レンズと、 該凹版材への該レーザビームの照射時に、該照射経路に
    該集光レンズを順次選択的に交換して配置するレンズ交
    換手段と、で構成されていることを特徴とする凹版の製
    造装置。
  20. 【請求項20】請求項17の凹版の製造装置において、 上記エネルギー密度可変手段は、 上記エキシマレーザの駆動電圧を制御する駆動電圧制御
    手段で構成されていることを特徴とする凹版の製造装
    置。
  21. 【請求項21】請求項17の凹版の製造方法において、 上記エネルギー密度可変手段は、 上記レーザビームの照射経路に配置された該レーザビー
    ムの透過率を制御するためのアッテネータで構成されて
    いることを特徴とする凹版の製造装置。
JP25435499A 1999-09-08 1999-09-08 凹版並びに凹版の製造方法及びその装置 Expired - Fee Related JP3533600B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25435499A JP3533600B2 (ja) 1999-09-08 1999-09-08 凹版並びに凹版の製造方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25435499A JP3533600B2 (ja) 1999-09-08 1999-09-08 凹版並びに凹版の製造方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001071451A JP2001071451A (ja) 2001-03-21
JP3533600B2 true JP3533600B2 (ja) 2004-05-31

Family

ID=17263836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25435499A Expired - Fee Related JP3533600B2 (ja) 1999-09-08 1999-09-08 凹版並びに凹版の製造方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3533600B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102431279A (zh) * 2010-09-07 2012-05-02 株式会社则武 凹版印刷版

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10044711A1 (de) * 2000-09-08 2002-03-21 Giesecke & Devrient Gmbh Wertdokument
ATE282527T1 (de) * 2001-05-25 2004-12-15 Stork Prints Austria Gmbh Verfahren und vorrichtund zur herstellung einer druckform
ATE282526T1 (de) * 2001-05-25 2004-12-15 Stork Prints Austria Gmbh Verfahren und vorrichtung zur herstellung einer druckform
KR100790431B1 (ko) 2003-06-25 2008-01-02 가부시키가이샤 리코 액체 컨테이너, 서브 탱크, 액체 방출 장치, 액체 공급장치 및 이미징 장치
JP2007203335A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Sumitomo Heavy Ind Ltd レーザ加工装置及び加工方法
JP5064778B2 (ja) * 2006-12-11 2012-10-31 オリンパス株式会社 レーザ加工装置
CN103465525B (zh) * 2006-12-27 2015-10-21 日立化成株式会社 凹版和使用该凹版的带有导体层图形的基材
US7691550B2 (en) * 2007-06-20 2010-04-06 E.I. Du Pont De Nemours And Company Method for making a relief printing form
JP5151376B2 (ja) * 2007-10-05 2013-02-27 パナソニック株式会社 印刷用凹版およびその製造方法
EP2119527A1 (en) 2008-05-16 2009-11-18 Kba-Giori S.A. Method and system for manufacturing intaglio printing plates for the production of security papers
JP5489611B2 (ja) * 2009-09-17 2014-05-14 株式会社東芝 レーザ照射装置、レーザ加工装置、およびフラットパネルディスプレイの製造方法
JP2017024295A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 富士通コンポーネント株式会社 印刷版、印刷物及び印刷方法
CN115843362B (zh) * 2020-07-03 2025-07-04 陶瓷数据解决方案有限公司 用于长期存储信息的方法和信息存储介质的提高存储能力
JP2023532545A (ja) * 2020-07-03 2023-07-28 セラミック・データ・ソリューションズ・ゲーエムベーハー 多ビット符号方式により記憶密度が向上した情報の記憶方法および情報記憶媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102431279A (zh) * 2010-09-07 2012-05-02 株式会社则武 凹版印刷版
CN102431279B (zh) * 2010-09-07 2016-08-10 株式会社则武 凹版印刷版

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001071451A (ja) 2001-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3533600B2 (ja) 凹版並びに凹版の製造方法及びその装置
KR100268681B1 (ko) 세라믹 그린시트에 관통홀을 형성하는 방법 및 장치
TWI829703B (zh) 雷射加工設備、其操作方法以及使用其加工工件的方法
CN104105569B (zh) 用于在介电基片中形成精细尺度结构的方法和设备
JP7146770B2 (ja) レーザ加工装置における光学部品の寿命を延ばすための方法及びシステム
US8950217B2 (en) Method of cutting object to be processed, method of cutting strengthened glass sheet and method of manufacturing strengthened glass member
EP1162509A2 (en) A system, method and article of manufacture for improved laser direct imaging a printed circuit board utilizing a mode locked laser and scophony operation
US6300594B1 (en) Method and apparatus for machining an electrically conductive film
CN102318451A (zh) 用于激光加工相对窄和相对宽的结构的方法和设备
EP0577260B1 (en) A defect compensation method for smoothing a surface of a transparent plate
JP2005532170A (ja) レーザーを使用して対象物を機械加工するためのシステムおよび方法
CN112384323B (zh) 激光加工装置、激光加工方法以及成膜掩模的制造方法
JP2000280225A (ja) セラミックグリーンシートの加工方法及び加工装置
JP3458759B2 (ja) セラミックグリーンシートの加工方法
JP2005088045A (ja) レーザ穴あけ方法及び装置
JP7692797B2 (ja) 照明光学系及びレーザ加工装置
JP7692796B2 (ja) 照明光学系及びレーザ加工装置
JPH11347778A (ja) アパーチャーマスク、光加工装置及び光加工システム
KR102813356B1 (ko) 조명 광학계 및 레이저 가공 장치
JP2004114068A (ja) 光加工装置
JP2003340819A (ja) セラミックグリーンシートの加工方法
JPH11342486A (ja) アパーチャーマスク並びに光加工方法及びその装置
JP2008000782A (ja) プロセスステージ及び該プロセスステージを備えたレーザ加工装置
JP2005258233A (ja) マイクロレンズ作成方法およびその装置、その方法によって作成した光学素子
JP2004025281A (ja) レーザー加工対象物載置台、及びこれを備えるレーザー加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3533600

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 9

S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees