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JP3533907B2 - 電動ステープラのテーブル駆動装置 - Google Patents
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JP3533907B2 - 電動ステープラのテーブル駆動装置 - Google Patents

電動ステープラのテーブル駆動装置

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JP3533907B2
JP3533907B2 JP29588097A JP29588097A JP3533907B2 JP 3533907 B2 JP3533907 B2 JP 3533907B2 JP 29588097 A JP29588097 A JP 29588097A JP 29588097 A JP29588097 A JP 29588097A JP 3533907 B2 JP3533907 B2 JP 3533907B2
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lever
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信昭 八木
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、電動ステープラ
のテーブル駆動装置に関するものであり、特に、小型化
を図った電動ステープラのテーブル駆動装置に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
電動ステープラのテーブル駆動装置の一例を図18にし
たがって説明する。同図において1はフレームであり、
フレーム1にテーブル2が上下スライド自在に装着さ
れ、テーブル2にガイドピン3が固着されている。ガイ
ドピン3は、フレーム1に枢着したレバー4の先端部の
長穴4aに挿入されて、レバー4にテーブル2が連結さ
れている。 【0003】レバー4の中心軸4bは、フレーム1に形
成された上下方向の長穴1aへ挿入され、レバー4の軸
4bとフレーム1の底板1bに圧縮コイルバネ5を介装
してレバー4全体を上方へ付勢し、レバー4の後端部に
取付けたローラ6をテーブル駆動カム7に圧接させてい
る。 【0004】モータ8がテーブル駆動カム7を、図にお
いて反時計方向へ回転駆動すると、レバー4が軸4bを
中心として時計方向へ回転し、レバー4の先端部がテー
ブル2を上方へ押し上げる。ステープルガイド9とテー
ブル2との間に挿入した紙(図示せず)は、ステープル
ガイド9とテーブル2とにより挟まれ、更にテーブル駆
動カム7がレバー4の後部を押し下げて圧縮コイルバネ
5を圧縮する。 【0005】そして、レバー4のローラ6がテーブル駆
動カム7の山の頂点部に達してテーブル駆動カム7の駆
動負荷が最大となり、続いてドライバ駆動機構によりド
ライバ10が下降駆動されてステープルが紙に打ち込ま
れ、レバー4がドライバ9の圧力を受けて圧縮コイルバ
ネ5をさらに圧縮する。 【0006】この紙圧迫時において、テーブル2とテー
ブル駆動カム7には、圧縮コイルバネ5のばね力をレバ
ー4の中心軸4bからのてこ比で分割した力が作用し、
ばね力がテーブル2とテーブル駆動カム7に分散され
る。したがって、ドライバの打撃力にテーブル2の上昇
力を対抗させるためにばね定数の大きな圧縮コイルバネ
を必要とし、モータの負荷も大きいので大トルクのモー
タを搭載しなければならず、大型モータがテーブル昇降
機構部の後方で相応のスペースを占有して電動ステープ
ラの大型化を招き、消費電力も大きいという問題があ
る。 【0007】そこで、電動ステープラの小型化及び消費
電力を節減するために解決すべき技術的課題が生じてく
るのであり、本発明は上記課題を解決することを目的と
する。 【0008】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、テーブル支持レバ
ーの前部にテーブルを取付け、前記テーブル支持レバー
の後部をステープラのフレームに枢着し、ステープルガ
イドの下面に前記テーブルを対向させ、モータ及びカム
により前記テーブル支持レバーを上下に往復駆動し、テ
ーブルを下方待機位置から上昇させて、テーブルとステ
ープルガイドとにより紙を挟持する電動ステープラのテ
ーブル駆動装置において、テーブル駆動用のカム(3
1)を取り付けた駆動軸(14)をテーブル支持レバー
(15)の前後中間位置に配置し、テーブル支持レバー
(15)の前後中間位置の上または下のフレームにリン
ク板(32)を前後回動自在に枢着し、前記リンク板に
2個のピンまたはガイドローラ等の連結部材(32c,
32d)を設け、テーブル支持レバー(15)の前部側
面に形成したガイド溝(15c)にリンク板の一方の連
結部材(32c)を挿入し、前記リンク板の他方の連結
部材(32d)を前記カム(31)に係合させ、前記リ
ンク板を介してテーブル支持レバー(15)を昇降する
ように構成し、更に、前記リンク板(32)とテーブル
支持レバー(15)の軸を、リンク板(32)をテーブ
ル支持レバー(15)を上昇させる方向に付勢する引張
りコイルバネ(34)により連結すると共に、リンク板
の他方の連結部材(32d)を、テーブル支持レバー
(15)の上昇及び下降行程においてのみカムに係合さ
せて、紙の挟圧時期には、他方の連結部材(32d)と
カム(31)の係合を解除して、引張りコイルバネ(3
4)のバネ力により紙を挟圧するように形成し、且つ、
前記テーブル支持レバー(15)のガイド溝(15c)
の傾斜角度を変化させることにより、テーブル支持レバ
ー(15)を、上昇初期行程において急速上昇して、上
昇後期行程において減速上昇するようにしたことを特徴
とする電動ステープラのテーブル駆動装置を提供するも
のである。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図に従って詳述する。図1乃至図3は電動ステープラ1
1を示し、図1の側面図に示すように、左右のフレーム
12の前後中間よりもやや前方に配置した軸受13によ
って駆動軸14を支持し、駆動軸14の後方にテーブル
支持レバー15の軸15aを取付け、その上方にドライ
バレバー16の軸16aを架設している。ドライバレバ
ー軸16aの前方にモータ17を配置し、モータ17の
軸に取付けたウォームギヤ18と駆動軸14に取付けた
ウォームホイール19が歯合している。 【0010】フレーム12の前部にはドライバガイド2
0を装着し、ドライバガイド20内に挿入したドライバ
ホルダ21のガイドピン22が、ドライバガイド20の
左右両側面のガイド溝20aから突出してドライバレバ
ー16の先端の溝に係合している。 【0011】ドライバホルダ21にはステープルを打撃
する薄板状のドライバ23と、直線状のステープルを門
形にフォーミングするフォーミングプレート24とを前
後に重ねて取り付けてあり、ドライバ23とフォーミン
グプレート24はドライバレバー16によりドライバガ
イド20に沿って昇降駆動される。 【0012】フレーム12の下部にはテーブル支持レバ
ー15が配置され、テーブル支持レバー15の先端部に
テーブル25が取り付けられている。図3に示すよう
に、テーブル25の下部にはクリンチャホルダ26が装
着され、クリンチャホルダ26に回動レバーである左右
一対のクリンチャ27が枢着されている。左右のクリン
チャ27の交差部分の下方には、テーブル支持レバー1
5の後部に枢着したクリンチャアーム28の先端部が位
置している。 【0013】ドライバ23がテーブル25上の紙にステ
ープルを打ち込むと、ステープルの脚部はテーブル25
の穴(図示せず)を通じてクリンチャホルダ26内に進
入し、続いてクリンチャアーム28の先端部が上昇して
左右のクリンチャ27を上方へ回動し、クリンチャ27
がステープルの左右の脚部をそれぞれ内側に折り曲げ
る。 【0014】図1に示すように、ドライバガイド20と
モータ17との間のカートリッジ室29にはステープル
カートリッジ30が装填され、ステープルカートリッジ
30内には直線状のステープルを多数接着して連結した
ロール状ステープルシート(図示せず)が収納されてい
る。ステープルカートリッジ30の底部には、ステープ
ル送りスライダ(図示せず)が前後スライド自在に装着
されてバネにより前方へ付勢されている。 【0015】ステープル送りスライダによるステープル
送り機構は公知の構成であるので、図示は省略するが、
ステープル送りスライダの前部斜面がドライバの通路に
突出していて、ステープル送りスライダはドライバ23
が下降する際にドライバに押されて後退し、ドライバ2
3が上昇すると前進する。ステープル送りスライダには
ラチェット爪が設けられており、後退時にはステープル
シートの下面上を滑り、前進時にはステープル間の凹部
に係合してステープルシートを前方へ送る。 【0016】図4は電動ステープラ11の平面断面を示
し、駆動軸14の中央にウォームホイール19を嵌着
し、左右両端近傍にカム31を嵌着している。同図に示
すように、左右のフレーム12から内側へドライバレバ
ー16、カム31、テーブル支持レバー15、テーブル
リンク板32、クリンチャアーム28、クリンチャアー
ムリンク板33の順に左右対称に配置され、中央のウォ
ームホイール19の左右両側面のカム溝にクリンチャア
ームリンク板33のガイドローラ33aが係合してい
る。 【0017】テーブル支持レバー15とドライバレバー
16は、それぞれ後端部が、前述した軸15a.16a
によってフレーム12の後部に枢着され、クリンチャア
ーム28はテーブル支持レバー15の後部に枢着されて
いる。 【0018】ウォームホイール19と左右のカム31
は、左右両側面にカム溝が成形されていて、カム31に
よりテーブル支持レバー15とドライバレバー16とを
駆動し、ウォームホイール19によりクリンチャアーム
28を駆動する。 【0019】図5はドライバレバー16の駆動機構を示
し、ドライバレバー16に設けたガイドローラ16b
が,カム31の外側面のカム溝31aに係合している。
カム31は同図において反時計方向に回転駆動され、ド
ライバレバー16は同図に示す待機位置から下降して前
部のドライバ23によりステープルを打撃した後に、待
機位置に上昇して停止する1サイクルの動作を行う。 【0020】次に、テーブル駆動装置を説明する。図6
はテーブル支持レバー15と、テーブルリンク板32
と、カム31を示し、(a)に示すように、テーブル支
持レバー15の前後中間部側面には、駆動軸14との干
渉を避けるための穴15bが成形されている。前部側面
には前後方向且つ前上がりに傾斜したガイド溝15cを
成形し、ガイド溝15cは、前部と後部の2段階に傾斜
角度が変化して、後部よりも前部の傾斜角度が大きくな
っている。 【0021】(b)に示すテーブルリンク板32は、下
端部にフレームへ枢着するための軸32aを有し、中央
部には、駆動軸14を貫通させる前後方向の長穴32b
を成形し、前部にガイドピン32cを取付け、後部にガ
イドローラ3dを取付け、上端部にバネ係止ピン32
eを取付けている。 【0022】(c)はカム31の内側面を示し、楕円形
のカム溝31bが形成され、カム溝31bの外周側の壁
面に沿って前記ガイドローラ3dが移動する。図7乃
至図10はテーブル駆動装置の動作を示し、機械的作用
の理解を容易にするために、カム31、テーブル支持レ
バー15、並びにテーブルリンク板32を重ねて図示し
ているが、図4に示したように、駆動軸14の左右両端
側から中央に向かってカム31、テーブル支持レバー1
5、テーブルリンク板32の順に配置されている。 【0023】図7に示すように、テーブルリンク板32
の下端部の軸32aはフレーム12に挿着され、カム3
1のカム溝31bにテーブルリンク板32の後部ガイド
ローラ32bが挿入されている。テーブルリンク板32
の前部ガイドピン32cは、テーブル支持レバー15の
前部ガイド溝15cに挿入され、上端部のバネ係止ピン
32eとテーブル支持レバー軸15aとに引張りコイル
バネ34を架けてテーブルリンク板32を後方へ引張
り、後部ガイドローラ32dをカム溝31bの後部壁面
に圧接させている。 【0024】カム31が、図7に示す初期位置から反時
計方向へ1サイクルの回転を開始すると、図8に示すよ
うにテーブルリンク板32が引張りコイルバネ34に引
かれて後方へ回動し、ガイドピン32cがテーブル支持
レバー15のガイド溝15c内を後方へ移動する。 【0025】テーブル支持レバー15のガイド溝15c
は後部が下降した形状であるので、テーブル支持レバー
15は上方へ押し上げられ、図9に示すように、先端の
テーブル25とドライバガイド20とによって紙を圧迫
する。同図(a)は紙の枚数が極めて少ないときの状態
を示し、(b)は紙の枚数が多いときの状態を示してい
る。 【0026】テーブル25及びテーブル支持レバー15
は、先端のテーブル25が紙に圧接したときに上昇を停
止し、カム31は回転を継続してカム溝31bの壁面が
テーブルリンク板32のガイドローラ32dから離れ、
テーブル支持レバー15はテーブルリンク板32を介し
て作用する引張りコイルバネ34のバネ力によって紙を
挟圧する。 【0027】そして、カム31が紙圧迫行程を過ぎてテ
ーブル下降行程に回転すると、図10に示すように、カ
ム溝31bの壁面がテーブルリンク板32のガイドロー
ラ32dに再び接触し、テーブルリンク板32を前方へ
回動してテーブル支持レバー15及びテーブル25を下
降し、図7の初期位置に復帰したときに駆動軸14が回
転を停止する。 【0028】図示したように、テーブル支持レバー15
のガイド溝15cは、テーブルリンク板32の軸32a
を中心とした前部ガイドピン32cの回動軌跡に対して
前上がりに傾斜し、後部よりも前部の傾斜角度が大きく
なっている。したがって、テーブル支持レバー15は、
ガイドピン32cがガイド溝15cの前部内を後退する
初期行程において急速に上昇し、中間部から減速して引
張りコイルバネ34のバネ力によるテーブル支持レバー
15の上昇回転トルクが増大する。 【0029】このように、ガイド溝15cの前部の傾斜
角度を後部の傾斜角度よりも大きくすることによって回
転トルクが増加する後半の行程で紙を圧迫することにな
り、紙を安定して挟持することができる。また、ステー
プル打ち込み時にドライバ23からテーブル支持レバー
15を介して引張りコイルバネ34に作用する反力は、
逆に軽減される。したがって、従来形よりもばね定数が
低いバネによって十分な紙圧迫性能が得られ、ばね定数
の低下に伴ってモータの駆動負荷も低下するので、より
小型のモータの使用が可能となり、装置全体を小型化す
ることができる。 【0030】図11はガイド溝の他の実施形態を示し、
テーブル支持レバー15のガイド溝15eは、前部Fと
中間部Mと後部Rの3段階に傾斜角度が変化して、中間
部M、後部R、前部Fの順に傾斜角度が大きくなってい
る。したがって、テーブル支持レバー15は、ガイドピ
ン32cがガイド溝15eの前部F内を後退する初期行
程において急速に上昇し、中間部Mで減速して引張りコ
イルバネ34のバネ力によるテーブル支持レバー15の
上昇回転トルクを増大させ、後部Rにおいて再びやや加
速する。 【0031】このように、ガイド溝15eの前部と後部
の傾斜角度を中間部の傾斜角度よりも大きくすることに
よって、図6(a)のテーブル支持レバー15よりも昇
降ストロークを延長し、且つ、紙の枚数が多い場合は、
回転トルクが最大の中間行程で紙を圧迫することにな
り、紙の枚数にかかわらず紙を安定して挟持することが
できる。 【0032】次に、クリンチャアーム駆動装置を説明す
る。図12はクリンチャアーム駆動装置の構成部品であ
るクリンチャアーム28と、クリンチャアームリンク板
33と、テーブル支持レバー15に固着されるカム板3
5を示し、(a)に示すクリンチャアーム28は、後部
に上下方向のガイド溝28aと、前部には前後方向且つ
前上がりに傾斜したガイド溝28bを有し、前後中間部
に設けた上下方向の長穴28cを駆動軸14が貫通す
る。 【0033】(b)に示すクリンチャアームリンク板3
3の中間部には、駆動軸14を貫通させる前後方向のガ
イド溝33aが形成され、後部に設けたガイドローラ3
3bはウォームホイール19の側面のカム溝に係合す
る。前部に取付けたガイドピン33cは、(c)に示す
カム板35のカム溝35aと、クリンチャアーム28の
前部ガイド溝28bとに挿通される。 【0034】図13乃至図17はクリンチャアーム駆動
装置の動作を示し、図13に示すように、クリンチャア
ーム28の後部ガイド溝28aには、テーブル支持レバ
ー15の後部に軸着したクリンチャアーム支持軸15d
が挿通され、クリンチャアーム28の後部はガイド溝2
8aの範囲で昇降自在となっているが、クリンチャアー
ム28の後端下部の底板部28dとクリンチャアーム支
持軸15dに圧縮コイルバネ36を介装して、クリンチ
ャアーム28の後部を下降位置に付勢している。 【0035】駆動軸14は、クリンチャアーム28の長
穴28cとクリンチャアームリンク板33の中間部ガイ
ド溝33aを貫通し、クリンチャアームリンク板33の
後部ガイドローラ33bがウォームホイール19の側面
のカム溝19aに係合している。クリンチャアームリン
ク板33の前部ガイドピン33cは、テーブル支持レバ
ー15の前部に固定したカム板35のカム溝35aと、
クリンチャアーム28の前部ガイド溝28bとに挿通さ
れている。 【0036】クリンチャアーム28の前部ガイド溝28
bは、テーブル支持レバー15に固着したカム板35の
カム溝35aに対して前上がりに傾斜している。したが
って、カム溝35aと前部ガイド溝28bの二つの溝に
挿通したクリンチャアームリンク板33のガイドピン3
3cが、カム溝35aの前部位置から後退するときはテ
ーブル支持レバー15に対してクリンチャアーム28が
上昇する。 【0037】カム板35のカム溝35aは、前記クリン
チャアーム28が上昇して紙を挟圧したときにほぼ駆動
軸14の方向を向くように形成され、綴り可能な紙枚数
の最大値と最小値との中間においてカム溝35aの長手
方向中心線の延長線が駆動軸14の軸心を通るように設
定されている。これにより、紙の枚数に係わらず、クリ
ンチ時のクリンチャアームリンク板33の引張り反力の
方向を駆動軸14の軸心とほぼ直交させて、駆動負荷の
軽減を図っている。 【0038】図13に示す初期位置から駆動軸14が反
時計方向へ1サイクルの回転を開始すると、前述したよ
うにテーブル支持レバー15が上昇するが、ウォームホ
イール19のカム溝19aの形状により、図14に示す
ように、クリンチャアーム28はテーブル支持レバー1
5に対して相対的に停止したまま、テーブル支持レバー
15と一体に上昇する。 【0039】テーブル支持レバー15が紙をドライバガ
イド20の下面に圧迫し、ドライバによりステープルが
打撃されて紙を貫通した後に、図15に示すように、ウ
ォームホイール19のカム溝19aによりクリンチャア
ームリンク板33が後方へ引かれ、前部のガイドピン3
3cがカム溝35aと前部ガイド溝28b内を後退する
ことにより、クリンチャアーム28が上昇を開始する。 【0040】図16(a)は、紙の枚数が少ない場合
で、テーブル支持レバー15がほぼ最上位置まで上昇し
た状態を示し、図16(b)は、紙の枚数が多い場合で
あり、テーブル支持レバー15が昇降範囲の中間で停止
した状態を示しているが、いずれの状態であっても、ク
リンチャアームリンク板33が後方へ引かれ、クリンチ
ャアーム27の先端が上昇して、図3に示したクリンチ
ャ27を押し上げ、クリンチャ27がステープルの脚部
を内側へ平坦に折り曲げる。 【0041】クリンチャ27がステープルを折り曲げて
紙の下面に圧接すると、クリンチャアーム28は上昇を
阻止されて停止するが、クリンチャアームリンク板33
の前部ガイドピン33cがカム溝35aと前部ガイド溝
28b内の後部に達し、このとき、図16(a)(b)
に示すように、クリンチャアーム28の後部は、クリン
チャ27の下面に圧接している先端部を支点として
へ回動して圧縮コイルバネ36を圧縮し、圧縮コイルバ
ネ36によってクリンチャ27の反力を吸収している。 【0042】そして、ウォームホイール19の回転が進
行してクリンチャアームリンク板33が移動方向を反転
し、図17に示すように、前部ガイドピン33cがカム
溝35aと前部ガイド溝28b内を前進してクリンチャ
アーム28が下降し、図13に示す待機位置に戻ったと
きに、駆動軸14及びウォームホイール19が回転を停
止して1サイクルを終了する。 【0043】尚、この発明は上記の実施形態に限定する
ものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の
改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたもの
に及ぶことは当然である。 【0044】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の電動ステ
ープラのテーブル駆動装置は、テーブル昇降機構のカム
及びカム軸をテーブル支持レバーの前後中間部位に配置
したので、電動ステープラの高さ並びに前後長を短縮で
きる。 【0045】また、カムによって前後往復駆動するリン
ク板と、テーブル支持レバーに形成したガイド溝とを組
み合わせ、バネによりテーブル支持レバーを上昇させる
ので、ガイド溝の減速作用によりテーブル支持レバーの
回転トルクが増大し、従来形よりもバネのばね定数を低
く設定でき、モータの駆動負荷を低下させることができ
る。したがって、従来形よりも小型のモータの使用が可
能となり、小型化及び消費電力の節減に効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態を示し、電動ステープラの側
面図。 【図2】図1に示す電動ステープラの平面図。 【図3】図1に示す電動ステープラの正面図。 【図4】図1に示す電動ステープラの平面拡大断面図。 【図5】ドライバレバー駆動機構の側面解説図。 【図6】(a)はテーブル支持レバーの側面図、(b)
はテーブルリンク板の側面図、(c)はカムの内側面図
である。 【図7】テーブル駆動装置の待機状態の解説図。 【図8】テーブル駆動装置のカムが45°回転した行程
解説図。 【図9】テーブル駆動装置のカムが90°回転した状態
を示し、(a)は紙の枚数が少ない場合を示し、(b)
は紙の枚数が多い場合を示す行程解説図である。 【図10】テーブル駆動装置のカムが270°回転した
行程解説図。 【図11】ガイド溝の他の実施形態を示し、テーブル支
持レバーの側面図。 【図12】(a)はクリンチャアームの側面図、(b)
はクリンチャアームリンク板の側面図、(c)はテーブ
ル支持レバーに固定されるカム板の側面図である。 【図13】クリンチャアーム駆動装置の待機状態の解説
図。 【図14】クリンチャアーム駆動装置のカムが90°回
転した行程解説図。 【図15】クリンチャアーム駆動装置のカムが190°
回転した行程解説図。 【図16】クリンチャアーム駆動装置のカムが230°
回転した状態を示し、(a)は紙の枚数が少ない場合を
示し、(b)は紙の枚数が多い場合を示す行程解説図。 【図17】クリンチャアーム駆動装置のカムが270°
回転した行程解説図。 【図18】従来例を示し、テーブル駆動装置の解説図。 【符号の説明】 11 電動ステープラ 12 フレーム 14 駆動軸 15 テーブル支持レバー 15a 軸 15b 穴 15c ガイド溝 15d クリンチャアーム支持軸 16 ドライバレバー 17 モータ 19 ウォームホイール 19a カム溝 25 テーブル 27 クリンチャ 28 クリンチャアーム 30 ステープルカートリッジ 31 カム 31a 外側カム溝 31b 内側カム溝 32 テーブルリンク板 32a 軸 32b 長穴 32c 前部ガイドピン 32d 後部ガイドローラ 32e バネ係止ピン 33 クリンチャアームリンク板 33a 中央ガイド溝 33b 後部ガイドーラ 33c 前部ガイドピン 34 引張りコイルバネ 35 カム板 35a カム溝 36 圧縮コイルバネ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 テーブル支持レバーの前部にテーブルを
    取付け、前記テーブル支持レバーの後部をステープラの
    フレームに枢着し、ステープルガイドの下面に前記テー
    ブルを対向させ、モータ及びカムにより前記テーブル支
    持レバーを上下に往復駆動し、テーブルを下方待機位置
    から上昇させて、テーブルとステープルガイドとにより
    紙を挟持する電動ステープラのテーブル駆動装置におい
    て、 テーブル駆動用のカム(31)を取り付けた駆動軸(1
    4)をテーブル支持レバー(15)の前後中間位置に配
    置し、テーブル支持レバー(15)の前後中間位置の上
    または下のフレームにリンク板(32)を前後回動自在
    に枢着し、前記リンク板に2個のピンまたはガイドロー
    ラ等の連結部材(32c,32d)を設け、テーブル支
    持レバー(15)の前部側面に形成したガイド溝(15
    c)にリンク板の一方の連結部材(32c)を挿入し、
    前記リンク板の他方の連結部材(32d)を前記カム
    (31)に係合させ、前記リンク板を介してテーブル支
    持レバー(15)を昇降するように構成し、更に、 前記リンク板(32)とテーブル支持レバー(15)の
    軸を、リンク板(32)をテーブル支持レバー(15)
    を上昇させる方向に付勢する引張りコイルバネ(34)
    により連結すると共に、リンク板の他方の連結部材(3
    2d)を、テーブル支持レバー(15)の上昇及び下降
    行程においてのみカムに係合させて、紙の挟圧時期に
    は、他方の連結部材(32d)とカム(31)の係合を
    解除して、引張りコイルバネ(34)のバネ力により紙
    を挟圧するように形成し、且つ、前記テーブル支持レバ
    ー(15)のガイド溝(15c)の傾斜角度を変化させ
    ることにより、テーブル支持レバー(15)を、上昇初
    期行程において急速上昇して、上昇後期行程において減
    速上昇するようにした ことを特徴とする電動ステープラ
    のテーブル駆動装置。
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