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JP3538109B2 - マイクロマシンスイッチ - Google Patents
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JP3538109B2 - マイクロマシンスイッチ - Google Patents

マイクロマシンスイッチ

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JP3538109B2
JP3538109B2 JP2000073469A JP2000073469A JP3538109B2 JP 3538109 B2 JP3538109 B2 JP 3538109B2 JP 2000073469 A JP2000073469 A JP 2000073469A JP 2000073469 A JP2000073469 A JP 2000073469A JP 3538109 B2 JP3538109 B2 JP 3538109B2
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    • H01H2001/0084Switches making use of microelectromechanical systems [MEMS] with perpendicular movement of the movable contact relative to the substrate
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H59/00Electrostatic relays; Electro-adhesion relays
    • H01H59/0009Electrostatic relays; Electro-adhesion relays making use of micromechanics

Landscapes

  • Micromachines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体の微細加工
技術を利用して極微細でメカニカルな機構を実現したマ
イクロマシンの技術分野に属し、詳しくは電気的な接点
を開閉するためのマイクロマシンスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】図12は特開平9−17300号公報に
開示された従来のマイクロマシンスイッチを示し、図1
2[1]平面図、図12[2]は図[1]におけるXII-
XII線縦断面図である。以下、この図面に基づき説明す
る。
【0003】ガリウム砒素からなる基板112の上に、
熱硬化ポリイミドからなるアンカー構造114、並びに
金からなる下部電極116及び信号線118が設けられ
ている。アンカー構造114の上に設けられたシリコン
酸化膜からなる片持ちアーム120は、下部電極116
及び信号線118の上まで延設されており、これらと空
間的な隙間を介して対向している。片持ちアーム120
の上側には、アンカー構造114から下部電極116に
対向する位置までアルミニウムからなる上部電極124
が設けられている。また、片持ちアーム120の下側に
は、信号線118に対向する位置に金からなる接触電極
122が設けられている。
【0004】信号線118と接触電極122とが対向す
る位置には、隙間が設けられている。このため、電圧が
印加されない状態では信号線118に電流が流れない。
ここで、上部電極124と下部電極116との間に30
[V]の電圧を印加すると、静電気力により上部電極1
24に基板112方向(下側)に引力が働く。このた
め、片持ちアーム120が下側に変形することにより、
接触電極122が信号線118と接触するので、信号線
118に電流が流れる。このようにして、電圧の印加に
よって、信号線118を通る電流又は信号のオン・オフ
を制御することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マイクロマシンスイッチ110には、以下の問題点
(1)〜(3)があった。
【0006】(1)片持ちアーム120が基板112方
向に変形して、最初にその先端の接触電極122が信号
線118に接続し、次に上部電極124が下部電極11
6に吸引される。この際、片持ちアーム120の基端側
にだけ力が加わり、先端側には拘束力が存在しない。す
なわち、接触電極122は、信号線118に対して平行
に接触せず、信号線118に対してある傾斜を持って接
触することとなる。したがって、接触電極122が信号
線118に対して一部の領域のみで接触する、いわゆる
「片当たり」が発生しやすい。この片当たりは、信号線
118の接触抵抗を不安定にさせるとともに、信号線1
18に負荷を印加した寿命試験において接触電極122
や信号線118の一部の接触領域だけが劣化する原因と
なる。このように、接点性能を著しく低下させてしまう
という問題があった。
【0007】また、このように片持ちアーム120の基
端側にだけ力を加えて、その力によって接触電極122
を信号線118に接触させる構造では、接触部(接触電
極122と信号線118との接触部)で摺動を伴うと予
測される。この摺動は接触領域の材質及び接触力によっ
て決定される粘着力を増長させてしまうので、復旧電圧
のばらつきや動作障害を引き起こすという問題があっ
た。上記公報では、接触領域の材質として金を使用して
いる。金は、導電性が良いため小型化を維持したまま低
挿入損失及び大通電容量を実現できるが、最も粘着係数
が高い材質でもある。そのため、より大きな粘着力を発
生させてしまう。
【0008】(2)動作電圧は、片持ちアーム120に
よるばね復元力と、電極間(上部電極124と下部電極
116との間)に発生する静電気力とのバランスによっ
て決定される。一方、配線部抵抗を除いた信号線間の接
触抵抗特性は、接触部の接触力に主に依存している。そ
の接触力を決定する要因の一つに、接触電極122が信
号線118に接触した後の、片持ちアーム120のばね
定数が挙げられる。つまり、片持ちアーム120の剛性
は、動作電圧特性及び接触抵抗特性を決定することとな
る。したがって、動作電圧特性と接触抵抗特性とのバラ
ンスを考慮した設計が必要である。このように設計の自
由度が狭いことは、その特性を決定する寸法値を厳しく
制限するため、製造プロセスにおいても多大な制約を設
けなければならないという問題があった。
【0009】(3)従来のマイクロマシンスイッチは、
1つの基板112に1つのマイクロマシンスイッチ11
0が形成され、2つの信号線118の導通及び非導通を
制御するものがほとんどであった。つまり、マイクロマ
シンスイッチ110の信号入力部及び信号出力部は、各
々1つだけであった。したがって、複数存在する出力信
号線のうち所定の信号線に入力信号を出力したい場合
は、各々基板112に作製され、各々包装されたマイク
ロマシンスイッチ110を多数個用いて回路を設計する
必要があった。しかし、このように各々基板112に作
製され、包装されたマイクロマシンスイッチ110を多
数個使用することは、顧客のシステムボードを大型化さ
せてしまうとともに、コスト的にも割高にしてしまうと
いう問題があった。
【0010】
【発明の目的】本発明の目的は、このような課題を解決
することにより、安定した動作特性を実現し、かつ多数
の接点組を有し安価に大量生産が可能なマイクロマシン
スイッチを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマイクロマ
シンスイッチは、基板上に設けられた信号線に対して接
触電極を接触又は開離させることにより、信号線の導通
又は非導通を制御するものである。そして、基板上に互
いに離れて設けられた第一及び第二の支持台と、第一及
び第二の支持台の間に、基板から離れた状態かつこの順
序で連結された第一の両持ちばね、第一の上部電極、接
触電極、第二の上部電極及び第二の両持ちばねと、第一
及び第二の上部電極に対向する位置の基板上に設けられ
た第一及び第二の下部電極とを備えている。第一及び第
二の上部電極と第一及び第二の下部電極との間に静電気
力を発生させることにより、信号線に接触電極を接触さ
せる。第一及び第二の両持ちばねの復元力により、信号
線から接触電極を開離させる。
【0012】すなわち、[第一の支持台−第一の両持ち
ばね−第一の上部電極−接触電極−第二の上部電極−第
二の両持ちばね−第二の支持台]という構造になってい
る。そして、第一の両持ちばねから第二の両持ちばねま
でが基板から離れている。また、基板上には、第一及び
第二の上部電極に対向する位置に第一及び第二の下部電
極が設けられている。
【0013】ここで、第一及び第二の上部電極と第一及
び第二の下部電極との間に、電圧を印加することにより
静電気力を発生させる。この電圧を徐々に上げると、静
電気力が増大することにより、第一及び第二の上部電極
が第一及び第二の下部電極に吸い寄せられるので、接触
電極も信号線に近づく。更に電圧を上げると、遂には第
一及び第二の両持ちばねの復元力に静電気力が打ち勝っ
て、接触電極が信号線に接触する。これにより、信号線
が導通となる。この状態で、電圧を下げると、第一及び
第二の両持ちばねの復元力によって接触電極が信号線か
ら開離する。これにより、信号線が非導通となる。
【0014】従来技術では、接触電極が弧を描くように
移動して信号線に接触していたため、片当たりや摺動の
問題が発生していた。これに対し、本発明における接触
電極は、[第一の上部電極−接触電極−第二の上部電
極]の状態すなわち両側を上部電極で挟まれた状態で、
信号線に対して接触又は開離する。つまり、本発明で
は、接触電極が平行に移動して信号線に接触するため、
片当たりや摺動の問題が発生しない。
【0015】換言すると、本発明に係るマイクロマシン
スイッチは、例えば次のような構成及び作用となる。一
つの基板上に設けられた一方の信号線と、当該信号線の
端部より所定のギャップを隔てて設けられた他方の信号
線との、導通/非導通を制御するマイクロマシンスイッ
チである。そして、前記基板と接合され、前記ギャップ
の近傍かつ前記信号線に対して概ね対称に設けられた2
つの支持台と、当該各々の支持台から突出し機械的及び
電気的に前記支持台と接続された両持ちばねと、前記基
板に対して略水平方向に所定の空間ギャップを隔てて設
けられた絶縁性部材を下面に備え前記両持ちばねと機械
的及び電気的に接続する2つの上部電極と、当該各々の
上部電極と対向するように前記基板上に配置された下部
電極と、前記基板上に設けられた前記ギャップと概ね対
向して配置され前記絶縁性部材下に配置されている接触
電極とを備えている。また、前記信号線の各々片側に存
在する前記支持台、両持ちばね及び上部電極が一体構成
され、前記2つの上部電極から概ね等距離の位置に前記
接触電極が設けられ、前記上部電極と前記下部電極に電
圧を印加することによって、前記接触電極の両側にて発
生する大きさがほぼ等しい静電気力にて当該接触電極が
前記信号線に対して概ね平行に接触することを特徴とし
ている。更に、駆動電圧を除去した際の復旧時において
も、同様に前記信号線に対して概ね平行に接触電極が開
離することを特徴としている。これにより従来例で生ず
る片当たりや摺動を回避することができるので、良好な
動作特性が得られる。
【0016】また、前記接触電極の材質にルテニウム、
ロジウム又は金コバルトを使用することにより、動作特
性に関与しない程度にまで粘着力を低減できる。更に、
前記接触電極が前記信号線に接触した後は、前記絶縁性
部材にて前記接触電極を両側より押し込む構造となって
いる。そのため、接触抵抗特性を左右する接触力は、前
記絶縁性部材の剛性にて確保できるので、動作電圧特性
を左右する前記両持ちばねの剛性とは無関係である。し
たがって、幅広い設計が可能であり、またプロセスにお
いても自由度が増大する。
【0017】更に、前記1つの基板に複数の信号入力部
と複数の信号出力部とを設け、その各々のギャップ位置
にマイクロマシンスイッチを設けることで、所望の出力
側の信号線に入力信号を出力することが可能となる。し
たがって、システムボードを小型化できる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るマイクロマ
シンスイッチの第一実施形態を示す平面図である。図2
[A]は図1におけるIA−IA線縦断面図、図2
[B]は図1におけるIB−IB線縦断面図である。以
下、これらの図面に基づき説明する。
【0019】本実施形態のマイクロマシンスイッチ1
は、基板2上に設けられた信号線3に対して接触電極1
0を接触又は開離させることにより、信号線3の導通又
は非導通を制御するものである。そして、基板2上に互
いに離れて設けられた支持台5L,5Rと、支持台5
L,5Rの間に、基板2から離れた状態かつこの順序で
連結された両持ちばね6L、上部電極7L、接触電極1
0、上部電極7R及び両持ちばね6Rと、上部電極7
L,7Rに対向する位置の基板2上に設けられた下部電
極4L,4Rとを備えている。上部電極7L,7Rと下
部電極4L,4Rとの間に静電気力を発生させることに
より、信号線3に接触電極10を接触させる。両持ちば
ね6L,6Rの復元力により、信号線3から接触電極1
0を開離させる。
【0020】更に詳しく説明する。ガラスからなる基板
2の上に、導電性材質からなる信号線3と、導電性材質
からなり駆動に関与する2つの下部電極4L,4Rと、
シリコンからなりスイッチの動作を補助する2つの支持
台5L,5Rとが設けられている。支持台5L,5Rの
一側面からは2組の可撓性の両持ちばね6L,6Rが突
出し、これらの両持ちばね6L,6Rがシリコンからな
る上部電極7L,7Rにそれぞれ接続している。上部電
極7L,7Rは、所定の空間ギャップを介して基板2上
に配置された下部電極4L,4Rとそれぞれ対向してい
る。上部電極7L,7Rの下面には、二酸化シリコン膜
又は窒化シリコン膜の多層構造からなる絶縁性部材8が
基板2と略水平に接着している。絶縁性部材8は、上部
電極7L,7Rに対して10〜20[μm]大き目に作
製してある。これは、上部電極7L,7Rと下部電極4
L,4Rとに駆動用電圧を印加した際、放電により駆動
電極部周辺(上部電極7L,7R及び下部電極4L,4
Rの周辺)を損傷する可能性があるため、これを防止す
るためである。絶縁性部材8の下面には、基板2に作製
した信号線3と対向かつ所定の空間ギャップを介して、
導電性材質からなる接触電極10が設けられている。接
触電極10の上面には、絶縁性部材8を介してシリコン
からなる補強板9が設けられている。補強板9は、接触
電極10よりも面積が大きく、かつ接触電極10及び絶
縁性部材8よりも厚さが大きいため、絶縁性部材8と接
触電極10と間に生じる撓みや反りを低減させる。
【0021】図3は図1のマイクロマシンスイッチにお
ける電圧印加時を示し、図3[A]は図1におけるIA
−IA線縦断面図、図3[B]は図1におけるIB−I
B線縦断面図である。以下、図2及び図3に基づき説明
する。
【0022】図3はマイクロマシンスイッチ1の動作時
を示し、図2はマイクロマシンスイッチ1の復旧時を示
す。マイクロマシンスイッチ1の動作は、上部電極7
L,7Rと下部電極4L,4Rとに、所定の電圧を印加
することによって行われる。電圧が印加されるとこれら
の2組の上部電極7L,7Rと下部電極4L,4Rとの
間(以下、単に「電極間」という。)に静電気力が働
き、その静電気力が2組の両持ちばね6L,6Rの復元
力よりも大きくなると、基板2上に固定された下部電極
4L,4Rに上部電極7L,7Rが吸着しようとする。
このため、2組の両持ちばね6L,6Rは基板2に近づ
く方向に撓み、同時に上部電極7L,7Rと一体となっ
ている絶縁性部材8及び接触電極10も基板2に近づく
方向に変位する。このとき、接触電極10は、その両側
(上部電極7L側及び上部電極7R側)で大きさが等し
い静電気力によって、信号線3に対してほぼ平行に変位
する。
【0023】ここで、電極間の空間ギャップaは、接触
電極10と信号線3との間の空間ギャップbよりも大き
く設計されている(図2)。そのため、最初に接触電極
10が信号線3に接触する。その後、上部電極7L,7
Rは、両持ちばね6L,6Rの支持台5L,5Rとの結
合部及び接触電極10を固定端とした状態で、更に下部
電極4L,4Rに吸着しようとする。このとき、絶縁性
部材8は、可撓性のばねとして基板2に近づく方向に撓
むので、2組の両持ちばね6L,6Rによる復元力とと
もに静電気力とは反対方向、つまり、基板2から遠ざか
る方向に復元力を発生させる。印加した電圧の二乗に比
例した静電気力がこれらの復元力よりも大きい場合、上
部電極7L,7Rは、下部電極4L,4Rに吸引されて
最終的には接触する。この一連の動作の中で、可撓性ば
ねとして働く絶縁性部材8は、接触電極10と信号線3
との間の接触抵抗を良好に保つ接触力を供給することと
なる。
【0024】一方、復旧時、つまり、徐々に印加電圧を
低下させていった場合は、動作時とは反対に上部電極7
L,7Rが下部電極4L,4Rから離れ、続いて接触電
極10が信号線3から離れることによって、信号線3を
非導通にする。この復旧時においては、接触電極10が
信号線3に粘着することにより、復旧が阻害される可能
性がある。しかし、マイクロマシンスイッチ1は、前述
のように基板2に対してほぼ平行に接触電極10が信号
線3に接触又は開離する構造になっているため、粘着を
助長する摺動を回避できる。また、粘着係数の低いロジ
ウム、ルテニウム、金コバルト等を接触電極10の材料
として用いることで、粘着力を最小限に抑える構造とも
なっている。
【0025】図4は、マイクロマシンスイッチ1におけ
る動作特性を示すグラフである。以下、マイクロマシン
スイッチ1の動作特性を決定する要因について、図1乃
至図4に基づき説明する。
【0026】図4では、本発明の電極間における静電気
力と、両持ちばね6L,6Rによる復元力及び絶縁性部
材8のばねによる復元力との、マッチングが示されてい
る。また、実際には、静電気力は基板2に近づく方向
に、ばね復元力は基板2から遠ざかる方向に働くが、図
4では便宜上これらを同一極性として扱っている。更
に、図4において、横軸はばね系の変位量(電極間の空
間ギャップ変化量)を、縦軸は静電気力及びばね復元力
の絶対値を示す。
【0027】前述のように、接触電極10が信号線3に
接触した後に、電極間が接触する構造となっている。そ
のため、図4のばねスチフネスの変極点Aは、接触電極
10が信号線3に接触した状態を示す。つまり、ばね変
位Xの区間0≦X≦dcでは、ばねのスチフネスは2組
の両持ちばね6L,6Rの合成スチフネスδを表し、ば
ね変位Xの区間dc≦X≦doでは、ばねのスチフネス
は2組の両持ちばね6L,6Rと絶縁性部材8によるば
ねとの合成スチフネスβを表し、最大ばね変位量Xma
xは電極間の初期空間ギャップ(Xmax=do)を表
すこととなる。
【0028】このような形態となっているばね系に対し
て、上部電極7L,7Rと下部電極間4L,4Rとに電
圧を印加して静電気力を発生させると、所定の電圧で、
静電気力がばねによる復元力を全変位領域(0≦X≦d
o)にわたって上回る(α)。このような状態となる印
加電圧が動作電圧である。このとき、上部電極7L,7
Rは下部電極4L,4Rに完全に吸着するため、絶縁性
部材8の下面に設けられた接触電極10も信号線3に接
触することとなり、信号線3が導通する。
【0029】逆に、上部電極7L,7Rと下部電極4
L,4Rとに印加する電圧を徐々に低下させていくと、
ばね変位Xの区間dc≦X≦doにわたって、ばねによ
る復元力が静電気力を上回る(γ)。このような状態と
なる印加電圧が復旧電圧であり、このとき上部電極7
L,7Rは下部電極4L,4Rから開離する。そのた
め、接触電極10と信号線3とが非接触となることによ
り、信号線3が非導通となる。
【0030】また、本実施形態においては、信頼性の高
い接触形態を作り出すため、次のような配慮がなされて
いる。動作時において、接触電極10が信号線3に接触
しても、上部電極7L,7Rが下部電極4L,4Rに接
触しないため、接触抵抗を良好に保つ接点接触力が供給
できない現象(不完全吸引)が知られている。この現象
を防止するため、ばね変位区間0≦X≦dcにおける静
電気力とばね復元力との最小の差分力は、ばね変位区間
dc≦X≦doにおける同じ静電気力とばね復元力との
最小の差分力よりも小さく設計されている。そのため、
ばね変位区間0≦X≦dcの全領域で静電気力がばね復
元力を上回れば、接触電極10が信号線3に接触し、上
部電極7L,7Rも下部電極4L,4Rに完全に吸引さ
れ、所定の接点接触力を得ることができる。
【0031】また、復旧時に、上部電極7L,7Rが下
部電極4L,4Rから開離しても、接触電極10が信号
線3から開離しない現象(不完全復旧)が知られてい
る。この現象を防止するため、ばね変位X=doで、静
電気力がばね復元力を下回るように設計されている。そ
のため、ばね変位区間0≦X≦doのほぼ全領域につい
て静電気力はばね復元力を下回るので、上部電極7L,
7Rが下部電極4L,4Rから開離すれば、接触電極1
0も信号線3から開離する。
【0032】このようにマイクロマシンスイッチ1の動
作特性を決定する要因は、静電気力とばね復元力との形
態である。これらは各々幅広い値を持たせることができ
るので、市場からの要求に合致した設計が可能である。
【0033】図5乃至図7は、マイクロマシンスイッチ
1の製造方法を示す断面図である。以下、この図面に基
づき説明する。
【0034】まず、シリコン基板11に二酸化シリコン
膜12aからなるパターンを作製して、TMAHなどの
エッチング液を用いてシリコン基板11を約9[μm]
ほどエッチングする(図5[1])。続いて、二酸化シ
リコン膜12aを除去して二酸化シリコン膜12bを形
成し、このパターンをマスクにして、マスクの存在しな
い領域にボロンを拡散することにより、支持台5L,5
R、上部電極7L,7R及び補強板9のパターンを作製
する(図5[2])。ボロンの深い拡散を行うため、例
えば1150[℃]で10時間ほど熱拡散を実施する。
このとき、高濃度のボロンが約10[μm]の深さまで
拡散される。
【0035】続いて、二酸化シリコン膜12bの一部を
除去し、残った二酸化シリコン膜12cのパターンをマ
スクにして、マスクの存在しない領域にボロンを拡散す
ることにより、両持ちばね6L,6Rのパターンを作製
する(図6[3])。今度はボロンの浅い拡散を行うた
めに、例えば1150[℃]で2時間ほど熱拡散を実施
する。このとき高濃度のボロンが約2[μm]の深さま
で拡散される。続いて、中間層を1.3[μm]の二酸
化シリコン膜12d、その上下層を0.03[μm]の
窒化膜12eとした、絶縁性部材8のパターンを作製す
る(図6[4])。
【0036】続いて、接触電極10を形成する部分以外
の箇所にレジスト13を塗布し、メッキ又はスパッタ法
を用いて接触電極10を作製する(図7[5])。続い
て、このようにして作製されたシリコン基板11を、金
パターンが作製されたガラス基板2に接着する。このと
き、シリコン基板11とガラス基板2との静電接着技術
を利用することができる。最後に、エチレンジアミンピ
ロカテコールなどのボロン濃度選択性の大きなエッチン
グ液に互いに接着しているシリコン基板11及びガラス
基板2を入れて、ボロンが拡散された領域以外のシリコ
ン基板11を溶かす(図7[6])。
【0037】以上述べた製造方法は、スイッチ構造体を
ガラス基板2の上に作製する方法である。もし、基板2
がセラミックス又はガリウム砒素などであれば、接着剤
を用いてシリコン基板11と基板2とを接着することが
可能である。又は、基板2の表面にガラスを2〜5[μ
m]程度スパッタしておくと、静電接着技術を用いるこ
とが可能である。
【0038】この製造方法は、シリコン基板11をエッ
チングすることによって、両持ちばね6L,6R等の主
要部分を作製した。このようなエッチング方法では、材
料として単結晶体を利用することができるために、機械
特性として最も信頼性の高い構造体を作製することがで
きる。一方、ここに述べた方法以外にも、例えば前述し
た特開平9−17300号公報で述べられているような
プロセスを用いて、信号線3を作製した基板2の上に種
々の薄膜を堆積して選択エッチングを利用することによ
り、マイクロマシンスイッチ1を作製することが可能で
ある。
【0039】マイクロマシンスイッチ1の典型的な寸法
値及び特性について述べる。無論、これらは例であっ
て、これらに限定するものではない。両持ちばね6L,
6Rは、長さが80〜90[μm]、幅が20〜30
[μm]、厚さが1〜5[μm]である。絶縁性部材8
は、長さが40〜100[μm]、幅が100〜650
[μm]、厚さが1〜3[μm]である。上部電極7
L,7Rと下部電極4L,4Rとは、対向する面積の長
さが300〜600[μm]、幅が800〜900[μ
m]であり、それらの空間ギャップが5〜10[μm]
である。接触電極10と信号線3との空間ギャップは、
3〜10[μm]である。信号線3の幅は100〜20
0[μm]であり、厚さは1〜5[μm]である。この
ような寸法値にて作製したサンプルの電気的特性値測定
を行ったところ、20〜40[V]程度で動作し、15
〜30[V]で復旧することが確認できた。また、大気
中での測定にもかかわらず、200[μs]以内で動作
し、100[μs]以内で復旧することも確認できた。
また、1億回までサンプルを動作させたところ、両持ち
ばね7L,7Rや絶縁性部材8の機械的損傷も無いこと
も確認された。
【0040】図8は、本発明に係るマイクロマシンスイ
ッチの第二実施形態を示す平面図である。この図面にお
いて、マイクロマシンスイッチ1a,1bの各構成要素
については、図1のマイクロマシンスイッチ1と同じで
あるので図1を参照することとし、それぞれの符号を省
略する。以下、図1、図2及び図8に基づき説明する。
【0041】本実施形態のマイクロマシンスイッチ1s
は、マイクロマシンスイッチ1a,1bを組み合わせ
て、信号線3aと信号線3bとの導通/非導通、及び信
号線3aと信号線3cとの導通/非導通を制御する。
【0042】信号線3a〜3c、及びマイクロマシンス
イッチ1a,1bは、一つの基板2上に各々配置されて
いる。信号線3a〜3cは導電性材質にて作製され、信
号線3aの端部から所定のギャップを隔てて信号線3
b,3cが配置され、各ギャップ位置にマイクロマシン
スイッチ1a,1bが各々配置されている。信号線3a
と信号線3bとの間の導通/非導通はマイクロマシンス
イッチ1aにて制御し、信号線3aと信号線3cとの間
の導通/非導通はマイクロマシンスイッチ1bにて制御
する。
【0043】また、駆動電圧印加箇所を減らし、効率よ
く外部パッケージ(図示せず)と接続できるように、マ
イクロマシンスイッチ1a,1bのそれぞれにおいて、
上部電極7L,7R間及び下部電極4L,4R間がワイ
ヤー14で電気的に接続されている。基板2上には、外
部パッケージとの電気的接続を得るためのパッド150
〜156が設けられている。パッド150は信号線3
a、パッド151はマイクロマシンスイッチ1aの下部
電極4L,4R、パッド152は信号線3b、パッド1
53はマイクロマシンスイッチ1aの上部電極7L,7
R、パッド154はマイクロマシンスイッチ1bの下部
電極4L,4R、パッド155は信号線3c、パッド1
56はマイクロマシンスイッチ1bの上部電極7L,7
Rにそれぞれ導通している。ただし、パッド153は、
支持台5R及び両持ちばね6Rを介して上部電極7Rと
導通している。パッド156も同様である。パッド15
0〜156と外部パッケージ端子とは、ワイヤーでボン
デイングすることにより電気的接続が得られる。
【0044】図8では、信号線3a〜3cの配置をT分
岐構造としてある。これらの配置は、スイッチ全体の大
きさや伝送線路特性の要求に合致できるよう、幅広くま
た最適に設計することが可能である。また、上記構造
は、図5乃至図7で述べたマイクロマシンスイッチの製
造方法において、製造手順を変更することなく、ガラス
基板2とシリコン基板11とのパターン変更だけで容易
に作製できる。したがって、マイクロマシンスイッチ1
sを多数設けることにより、多数の信号線間の導通/非
導通を制御することも可能である。本発明では、多数個
のマイクロマシンスイッチを一体製造できる利点を利用
することにより、製品を小型化する工夫をすることも可
能である。詳しくは、次の実施形態で説明する
【0045】図9は、本発明に係るマイクロマシンスイ
ッチの第三実施形態を示す平面図である。この図面にお
いて、マイクロマシンスイッチ1c〜1fの各構成要素
については、図1のマイクロマシンスイッチ1と同じで
あるので図1を参照することとし、それぞれの符号を省
略する。また、パッド、ワイヤ等も図8のものと同じ機
能であるので符号を省略する。以下、図1、図2及び図
9に基づき説明する。
【0046】本実施形態では、マイクロマシンスイッチ
1c〜1fの動作を補助する支持台5を共通化してい
る。つまり、隣り合うマイクロマシンスイッチ1c,1
dの支持台5を共通化するとともに、隣り合うマイクロ
マシンスイッチ1e,1fの支持台5を共通化してい
る。これにより、製品を小型化することと、駆動電圧を
供給する配線数を削減することとが可能となる。
【0047】この際、個々のマイクロマシンスイッチ1
c〜1fの動作制御は、下部電極4L,4Rに印加する
電圧にて行う。上部電極7L,7Rは両持ちばね6L,
6Rを介して支持台5と電気的に接続されているため、
1つの支持台5を接地しておけば全てのマイクロマシン
スイッチ1c〜1fの支持台5が接地されることとな
る。したがって、動作させたいマイクロマシンスイッチ
1c〜1fの下部電極4L,4Rに電圧を印加/非印加
することによって、そのマイクロマシンスイッチ1c〜
1fを動作/復旧させることができる。例えば、マイク
マシンスイッチ1cを動作させたい場合は、マイクマシ
ンスイッチ1cの下部電極4L,4Rに電圧を印加す
る。このとき、他のマイクロマシンスイッチ1d〜1f
は、駆動電極間に静電気力が働かないため動作しない。
【0048】図10は、本発明に係るマイクロマシンス
イッチの第四実施形態を示す平面図である。図11は、
図10におけるXI-XI線縦断面図である。図10におい
て、マイクロマシンスイッチ1g〜1jの各構成要素に
ついては、図1のマイクロマシンスイッチ1と同じであ
るので図1を参照することとし、それぞれの符号を省略
する。また、パッド、ワイヤ等も図9のものと同じ機能
であるので符号を省略する。以下、図1、図10及び図
11に基づき説明する。
【0049】高周波信号を伝送するため信号線3a〜3
cがコプレナーラインの場合、信号線3a〜3cの両側
の接地部17と下部電極4L,4Rとを一体化すること
により、下部電極4L,4Rへの電圧供給配線数を省略
できる。このとき、下部電極4L,4Rは接地されてい
るため、マイクロマシンスイッチ1g〜1jの駆動は上
部電極7L,7Rに電圧を印加することによって行われ
る。例えば、マイクロマシン1gを動作させるために
は、マイクロマシン1gの上部電極7L,7Rに両持ち
ばね6L,6Rを介して電気的に接続された支持台5
L,5Rに電圧を印加することによって、マイクロマシ
ンスイッチ1gの電極間に静電気力を発生させる。この
とき、他のマイクロマシンスイッチ1h〜1jは、下部
電極4L,4Rが接地されているものの、上部電極7
L,7Rに電圧が印加されないため、動作しない。
【0050】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
ず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施形態は
適宜変更され得ることは明らかである。
【0051】
【発明の効果】本発明に係るマイクロマシンスイッチに
よれば、基板上に設けられた第一及び第二の支持台の間
に、基板から離れた状態で連結された第一の両持ちば
ね、第一の上部電極、接触電極、第二の上部電極及び第
二の両持ちばねと、第一及び第二の上部電極に対向する
第一及び第二の下部電極とを備えたことにより、接触電
極が平行に移動して信号線に接触するので、従来問題と
なっていた接触電極の片当たりや摺動を防止できる。し
たがって、安定した動作特性を実現できる。
【0052】換言すると、本発明によれば、動作に必要
な静電気力を接触電極について対称にかつ復旧に必要な
ばね復元力を同じく接触電極について対称に発生させる
基本構造とすることによって、信号線に対してほぼ平行
に信号線に接触させることができるので、動作時及び復
旧時における接触電極の片当たりや摺動を防止できる。
【0053】また、復旧電圧のばらつきや動作障害につ
いても、粘着係数の低いロジウム、ルテニウム、金コバ
ルト等を接触電極に用いることによって、接触部の粘着
を最小限に抑えることができるので、動作特性をより向
上できる。
【0054】更に、動作電圧は両持ちばねのスチフネス
により、接触部の接触力は絶縁性部材のスチフネスによ
り、各々確保することによって、設計の自由度を広げる
ことができるので、厳しい寸法制限も緩和することがで
きる。
【0055】更にまた、多数の共通信号線、出力信号線
及びマイクロマシンスイッチを一つの基板に形成するこ
とにより、多信号線間の導通/非導通を制御する装置を
小型かつ安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマイクロマシンスイッチの第一実
施形態を示す平面図である。
【図2】図2[A]は図1におけるIA−IA線縦断面
図、図2[B]は図1におけるIB−IB線縦断面図で
ある。
【図3】図1のマイクロマシンスイッチにおける電圧印
加時を示し、図3[A]は図1におけるIA−IA線縦
断面図、図3[B]は図1におけるIB−IB線縦断面
図である。
【図4】図1のマイクロマシンスイッチにおける動作特
性を示すグラフである。
【図5】図1のマイクロマシンスイッチの製造方法を示
す断面図であり、図5[1]、図5[2]の順に工程が
進行する。
【図6】図1のマイクロマシンスイッチの製造方法を示
す断面図であり、図6[3]、図6[4]の順に工程が
進行する。
【図7】図1のマイクロマシンスイッチの製造方法を示
す断面図であり、図7[5]、図7[6]の順に工程が
進行する。
【図8】本発明に係るマイクロマシンスイッチの第二実
施形態を示す平面図である。
【図9】本発明に係るマイクロマシンスイッチの第三実
施形態を示す平面図である。
【図10】本発明に係るマイクロマシンスイッチの第四
実施形態を示す平面図である。
【図11】図10におけるXI-XI線縦断面図である。
【図12】従来のマイクロマシンスイッチを示し、図1
2[1]平面図、図12[2]は図[1]におけるXII-
XII線縦断面図である。
【符号の説明】
1,1a〜1j,1s マイクロマシンスイッチ 2 基板 3,3a,3b,3c 信号線 4L,4R 下部電極 5,5L,5R 支持台 6L,6R 両持ちばね 7L,7R 上部電極 10 接触電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 義典 岩手県一関市柄貝1番地 東北日本電気 株式会社内 (72)発明者 井手 立身 岩手県一関市柄貝1番地 東北日本電気 株式会社内 (56)参考文献 特開 平11−250792(JP,A) 特開 平10−162713(JP,A) 特開 平11−355003(JP,A) 特開 平11−273529(JP,A) 特開 平9−17300(JP,A) 特開 平7−220605(JP,A) 特開 平8−36962(JP,A) 特開 平9−147721(JP,A) 特開2000−188049(JP,A) 特開2000−188050(JP,A) 特開2000−113792(JP,A) 特開2001−143595(JP,A) 特開 平8−213803(JP,A) 特表 平8−509093(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 59/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に設けられた信号線に対して接触
    電極を接触又は開離させることにより、当該信号線の導
    通又は非導通を制御するマイクロマシンスイッチにおい
    て、 前記基板上に互いに離れて設けられた第一及び第二の支
    持台と、 これらの第一及び第二の支持台の間に、前記基板から離
    れた状態かつこの順序で連結された第一の両持ちばね、
    第一の上部電極、絶縁性部材、第二の上部電極及び第二
    の両持ちばねと、 前記第一及び第二の上部電極に対向する位置の前記基板
    上に設けられた第一及び第二の下部電極とを備え、前記第一及び第二の上部電極並びに前記絶縁性部材の間
    において、 前記第一及び第二の上部電極が前記絶縁性部
    材によって電気的に分離されるとともに、当該絶縁性部
    材の前記基板に対向する面に前記接触電極が設けられ、 前記第一及び第二の上部電極と前記第一及び第二の下部
    電極との間に静電気力を発生させることにより、前記信
    号線に前記接触電極を接触させ、 前記第一及び第二の両持ちばねの復元力により前記信号
    線から前記接触電極を開離させせ、前記第一及び第二の上部電極はそれぞれ、前記基板に設
    けられた一つのパッドにワイヤーを介して電気的に接続
    された、 マイクロマシンスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記第一及び第二の下部電極はそれぞ
    れ、前記基板に設けられた一つのパッドにワイヤーを介
    して電気的に接続された、請求項1 記載のマイクロマシンスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記信号線は、前記基板に設けられた接
    地部によって所定幅のスリットを介して囲まれ、 前記接地部と前記下部電極とが電気的に接続された、請求項1又は2 記載のマイクロマシンスイッチ。
  4. 【請求項4】 前記基板がガラスである、請求項1乃至3 のいずれかに記載のマイクロマシンスイ
    ッチ。
  5. 【請求項5】 前記基板がシリコンである、請求項1乃至3 のいずれかに記載のマイクロマシンスイ
    ッチ。
  6. 【請求項6】 前記接触電極及び前記信号線の少なくと
    も一方の、少なくとも表面がルテニウム、ロジウム又は
    金コバルトからなる、請求項1乃至3 のいずれかに記載のマイクロマシンスイ
    ッチ。
  7. 【請求項7】 前記接触電極及び前記信号線の少なくと
    も一方の少なくとも表面がルテニウム、ロジウム又は金
    コバルトからなり、当該表面の下が金からなる、請求項1乃至3 のいずれかに記載のマイクロマシンスイ
    ッチ。
  8. 【請求項8】 基板上に設けられた第一及び第二の請求
    項1乃至7のいずれかに記載のマイクロマシンスイッチ
    と、前記基板上に設けられた第一及び第二の信号線並び
    に共通の信号線とを備え、 前記第一のマイクロマシンスイッチは、前記第一の信号
    線と前記共通の信号線との間での導通又は非導通を制御
    し、 前記第二のマイクロマシンスイッチは、前記第二の信号
    線と前記共通の信号線との間での導通又は非導通を制御
    する、 マイクロマシンスイッチ。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載のマイ
    クロマシンスイッチが一枚の基板上に複数配設された、 マイクロマシンスイッチ。
  10. 【請求項10】 少なくとも一つの前記マイクロマシン
    スイッチの前記支持台が他の前記マイクロマシンスイッ
    チの前記支持台と共通化されている、請求項8又は9 記載のマイクロマシンスイッチ。
  11. 【請求項11】 前記信号線の両側に、接地された接地
    部が設けられた、請求項10 記載のマイクロマシンスイッチ。
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