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JP3538243B2 - Lanアダプタ装置およびlanシステム - Google Patents
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JP3538243B2 - Lanアダプタ装置およびlanシステム - Google Patents

Lanアダプタ装置およびlanシステム

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JP3538243B2
JP3538243B2 JP27934494A JP27934494A JP3538243B2 JP 3538243 B2 JP3538243 B2 JP 3538243B2 JP 27934494 A JP27934494 A JP 27934494A JP 27934494 A JP27934494 A JP 27934494A JP 3538243 B2 JP3538243 B2 JP 3538243B2
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接続した下流ノ−ドの
パケットの転送権を調停し、下流ノ−ドの送受信の制御
を行なう集線装置(ハブ)を備えたLANシステムに関
し、特に、そのハブ間、エンドノ−ド間の相互接続の技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ハブと呼ばれる集線装置に複数の
エンドノ−ドを接続するスタ−型LANの普及が進んで
いる。また、このようなLANでは、普通の電話器と同
様に、より対線のケ−ブル、モジュラ−ジャックを用い
て、ハブと各エンドノ−ドの接続が行なわれている。
【0003】なお、このようなLANとしては、たとえ
ば、IEEE802.3提案に示される10Base−
Tを挙げることができる。
【0004】また、最近では、このようなスタ−型LA
Nおいて、中央集線装置(ハブ)に、下流ノ−ドのフレ
ームの送受信の制御や転送権の調停を行わせる技術が具
体化されている。
【0005】たとえば、IEEE802.12において
デマンドプライオリティ方式と呼ばれる方式では、ハブ
が、自ハブに接続する各下流ノードからのフレーム転送
要求を調停し、1つの下流ノ−ドを選択して送信許可を
与えるという媒体アクセス制御(MAC;Medium Acces
ss Control)プロトコルが示されている。
【0006】以下、このデマンドプライオリティ方式に
ついて説明する。
【0007】図19に、このデマンドプライオリティ方
式を適用したLANの構成例を示す。
【0008】図中、200〜207はエンドノ−ド、2
11、212、213はハブである。なお、ブリッジ等
のネットワ−ク間接続装置を用いて、他のネットワ−ク
との接続する場合、ネットワ−ク間接続装置はエンドノ
−ドとしてハブに接続される。図中では、207がネッ
トワ−ク間接続装置を表している。ハブ、エンドノ−ド
は、それぞれLAN上のノ−ドであり、図中、より上に
示してあるのが、より上流のノ−ドである。
【0009】図示するように、このLANでは、複数の
ハブを階層的に接続してネットワ−クを構成することが
できる。ハブ間、ハブとエンドノ−ド間、すなわち各ノ
−ド間の接続には、4対のより対線によるケ−ブルが用
いられる。
【0010】さて、各ハブ211、212、213は、
複数の下流ポ−トと一つの上流ポ−トを備えており、上
流のハブ212の下流ポ−トには、それぞれエンドノ−
ドもしくは下流のハブ211、213が下流ノ−ドとし
て接続される。また、下流のハブ211、213の上流
ポ−トには上流のハブ212が上流ノ−ドとして接続さ
れる。ここで、最上流のハブ212をル−トハブと呼
ぶ。
【0011】ここで、各ハブにおいて、あらかじめ、ハ
ブ、ネットワ−ク間接続装置等、全てのフレームを転送
する必要のあるノ−ドを接続した下流ポ−トはプロミス
キュアモ−ドに設定され、その他のポ−トはプライバシ
−モ−ドに設定される。また、プライバシ−モ−ドのポ
−トには、そのポ−トに接続したノ−ド(エンドノ−
ド)に与えられたアドレスが対応付けられる。
【0012】以下、エンドノ−ド200からのフレーム
の転送動作を図20を用いて説明する。
【0013】ハブ211とエンドノ−ド200との間の
フレームの転送権の調停のためのセッションは、ハブ2
11とエンドノ−ド200間で、4対の線を2対ずつ出
力に用いて、相互に、表1に示すように出力に用いる2
対の線上の2つの信号状態の組み合わせによって定まる
制御信号を、やり取りすることにより行なわれる。ハブ
211とエンドノ−ド201、202間についても同様
である。
【0014】
【表1】
【0015】なお、表中、TPはより線の対番号を示
す。また、信号状態としては、938kHzト−ン信号
出力状態、1.875MHz信号出力状態、無出力状態
の3つの状態を用いている。転送要求NPは通常優先転
送要求を、送信要求HPは高優先転送要求を示してい
る。
【0016】初期状態において、ハブ211、212、
213と、これに接続する各エンドノ−ド200〜20
7は、制御信号IDLEを出力している。
【0017】いま、エンドノ−ド200、202におい
て転送要求が生じると、図20(1)のように、転送要
求が生じた各エンドノ−ド200、202は、制御信号
転送要求NPもしくは送信要求HPをハブ211に送
る。これを認識した、ハブ211は、上流ポ−トより上
流のハブ212に、制御信号 転送要求NPもしくは送
信要求HPを送る。そして、上流のハブ212より、受
信可能(Silence)を受け取ると、転送権の調停
を行い、送信要求HPを転送要求NPより優先するよう
に、転送許可を与えるエンドノ−ド200を選択し、そ
のエンドノ−ド200へ受信可能(Silence)を
伝える。また、ハブ211は、その他のエンドノ−ド2
01、202へ制御信号 受信準備要求(Incomi
ng)を送る。
【0018】ハブ211からの制御信号、受信準備要求
を受けたエンドノ−ド201、202は、図20(2)
のように、自らが転送要求を送信しているか否かにかか
わらず、常に、ただちに自身の状態を受信可能状態と
し、ハブ211へ受信可能(Silence)を伝え
る。
【0019】一方、ハブ211より、受信可能(Sil
ence)を伝えられたエンドノ−ド200は、転送許
可を認識し、4対の線すべてを用いてハブ211にフレ
ーム転送を開始する。なお、このプロトコルでは、受信
可能(Silence)として、無出力を用いているの
で、フレーム転送の際に衝突は生じない。
【0020】このフレームを受け取ったハブ211は、
上流のハブ212に、このフレームを送ると共に、入力
したフレームの宛先アドレスを調べ、このフレームの転
送先のエンドノ−ドが接続していれば、4対の線すべて
を用いて、このエンドノ−ドにフレームを送信する。ま
た、同様にして、プロミスキュアモ−ドの下流ポ−トに
接続したノ−ドにも送信する。
【0021】なお、ここで、以上の動作中において、下
流のハブ211から転送要求を受け取った上流のハブ2
12の動作は、エンドノ−ド200から転送要求を受け
取った下流のハブ211の動作と同じである。ただし、
上流のハブ212はル−トハブであり、より上流のハブ
が存在しないので、上流のハブよりの転送許可を待たず
に、下流ポ−トに接続したノ−ドに転送許可を与え、そ
れ以外の下流ノ−ドには受信準備要求を送る。
【0022】さて、ル−トハブ212は、前述したよう
にハブ211に受信可能を与えると共に、下流ポ−トに
接続したハブ213に受信準備要求を送り、ハブ211
より受け取ったフレームをプロミスキュアモ−ドの下流
ポ−トに接続したハブ213に、4対の線すべてを用い
てフレームを送信する。
【0023】ハブ213は、上流のハブ212より受信
準備要求を受け取ると、無条件で、下流ポ−トに接続し
た各エンドノ−ドに受信準備要求を送る。そして、その
後、上流のハブ212より受け取ったフレームの宛先ア
ドレスを調べ、このフレームの転送先のエンドノ−ドが
接続していれば、4対の線すべてを用いて、このエンド
ノ−ドにフレームを送信する。また、同様にして、プロ
ミスキュアモ−ドの下流ポ−トに接続したノ−ド(この
例では、ネットワ−ク間接続装置207)にも送信す
る。
【0024】さて、以上のような動作中において、ハブ
211は、次のようにして、下流ノ−ド間の転送権の調
停を行なう。すなわち、上流のハブより受信可能を受け
取ると、転送要求を送信している下流ノ−ドの一つを、
ラウンドロビン方式により選択し、受信可能を与え、他
の下流ノ−ドには受信準備要求を送る。なお、この選択
の際には、転送要求HPを転送要求NPより優先するよ
うにする。受信可能を与えられた下流ノ−ドは、フレー
ムを送信した後、IDLEを出力し、与えられた転送権
を手放す。これを受け取ったハブ211は、フレームの
転送先を除く、残りの下流ノ−ドにIDLEを出力す
る。そして、他の下流ノ−ドより、転送要求が出力され
たら、下流ノ−ドの一つを、引き続きラウンドロビン方
式により選択し受信可能を与え、他の下流ノ−ドには受
信準備要求を送る。このようにして、各下流ノ−ドにつ
いてのラウンドロビンが一巡したら、上流ハブにIDL
Eを送信し、与えられた転送権を手放す。ただし、最上
流のハブ212はル−トハブであり、より上流のハブが
存在しないので、上流のハブよりの転送許可を待たず
に、また、上流ハブにIDLEを送信せずに、下流ポ−
トに接続した転送要求を出力しているノ−ドにラウンド
ロビン方式により、順次転送許可を連続して与え続け
る。
【0025】なお、ル−トハブ以外の各ハブは、上流ノ
−ドよりIDLEを受信すると、上流、下流のノ−ドに
IDLEを出力する。そして、その後、下流のノ−ドよ
り転送要求を受信したら、上流のノ−ドに転送要求を出
力する。
【0026】このように、デマンドプライオリティ方式
では、エンドノ−ド、ハブを問わずに、各ノ−ドと、そ
の上流ノ−ド間のインタフェ−スは統一されており、同
一のプロトコルに従い、ル−トハブ以外の各ノ−ドは、
上流のハブからの制御信号による指示に従って動作す
る。また、このプロトコルでは、上流のハブが下流のノ
−ドの送受信の制御権を握っている。
【0027】さて、ここで、デマンドプライオリティ方
式におけるプロトコル層と、ISO,OSI参照モデル
のプロトコル層の対応を図21に示す。
【0028】図示するように、IEEE802.12提
案では、OSI参照モデルのデータリンク層を、論理リ
ンク制御副層(LLC副層;Logical Linc contorol su
blayer)と媒体アクセス制御副層(MAC;Medium Acce
sss Control sublayer)に分け、OSI参照モデルの物
理層を、物理媒体独立副層(PMI副層;Physical Med
ium independent sublayer)と物理媒体依存副層(PM
D副層;Physical Medium dependent sublayer)に分け
ている。
【0029】また、PMD副層の上流層インタフェ−ス
は、MII(Medium independent Interface)として定
義されている。
【0030】次に、エンドノ−ドの従来の構成を図22
に示す。
【0031】図示するように、エンドノ−ドは一般的
に、LANアダプタ300と、これを介してLANを利
用するデータ処理装置301より構成される。
【0032】LANアダプタ300は、PMD制御部
2、MAC/PMI制御部3、インタフェ−ス部302
を備えている。
【0033】インタフェ−ス部302は、データ処理装
置301との間のインタフェ−ス回路である。
【0034】PMD制御部2は、前述したPMD副層を
担い、MAC/PMI制御部3は前述したMAC副層
と、PMI副層を担う。このような構成において、PM
D制御部2とMAC/PMI制御部3との間のインタフ
ェ−ス信号は、前述したMIIとして定義されている。
【0035】さて、PMD制御部2は、所定の機械的、
電気的構造を有しており、伝送路(4対のより線)との
間の信号送受のための物理的なインタフェ−スの整合を
行なう。また、PMD制御部2とMAC/PMI制御部
3との間のインタフェ−ス信号は、前述したMIIとし
て定義されている。また、PMD制御部2は、2対のよ
り線を介してハブから入力するト−ン信号24を対応す
る受信状態通知信号7に変換して、MAC/PMI制御
部3へ伝え、MAC/PMI制御部3から送られる複数
の送信状態信号8を対応するト−ン信号27に変換して
2対のより線を介してハブに出力する。
【0036】一方、MAC/PMI制御部3は、PMI
副層の処理として、インタフェ−ス部302を介して、
データ処理装置より送られた送信フレームの伝送路用符
号化や、受信フレームの復号化等を行なう。また、MA
C/PMI制御部3は、MAC副層の処理として、PM
D制御部2より送られた受信状態通知信号7に基づく制
御信号の認識や、前述したシ−ケンスに従った制御信号
の出力を実現する複数の送信状態信号8の生成を行な
う。また、認識した制御信号のシ−ケンスに応じたフレ
ームの送受信を制御する。
【0037】たとえば、データ処理装置よりインタフェ
ース部302を介して送信フレームが送られると、MA
C/PMI制御部3は、IDLEがハブより送られてい
ることを、受信状態通知信号7より確認した後、転送要
求に対応するト−ン信号をPMD制御部2に生成させる
送信状態信号8を生成し、PMD制御部2に送り、PM
D制御部2より受け取った受信状態通知信号の種別、有
無に応じてハブよりの制御信号の内容を認識し、受信可
能であれば、符号化したフレームをPMD制御部2を介
してを接続するハブに送り、終了したら、IDLEに対
応するト−ン信号をPMD制御部2に生成させる送信状
態信号8を生成し、PMD制御部2に送る。
【0038】また、MAC/PMI制御部3は、接続す
るハブより、受信準備要求をPMD制御部2を介して受
け取ると、即座に受信可能に対応するト−ン信号をPM
D制御部2に生成させる送信状態信号8を生成し、PM
D制御部2に送り、PMD制御部2を介してを受信可能
を接続するハブに伝え、その後、接続するハブより、フ
レームをPMD制御部2を介して受け取ると、これを復
号化し、インタフェース部302を介してデータ処理装
置301に送る。
【0039】次に、ハブの構成を説明する。
【0040】図示するように、ハブは、下流ポ−トおよ
び上流ポ−トの、それぞれについて設けられたPMD制
御部2とフレーム送受信制御/転送権調停部303を備
えている。
【0041】PMD制御部2はエンドノ−ドのPMD制
御部2と同様の部位である。フレーム送受信制御/転送
権調停部は、前述したエンドノ−ドのMAC/PMI制
御部3と同様に、MAC副層、PMI副層の処理を担
い、PMI副層の処理として、データ処理装置より送ら
れた送信フレームの伝送路用符号化や、受信フレームの
復号化等を行なう。また、MAC副層相当の処理とし
て、受信状態通知信号よりの制御信号の認識や、前述し
た送受信シ−ケンスおよび転送権の調停方式に従った各
ポ−トについてのト−ン源信号の生成や、認識した制御
信号に応じたフレームの送受信の制御や、前述したフレ
ームのアドレスと、各ポ−トのモ−ド、種別(下流ポ−
ト、上流ポ−ト)に応じたポ−ト間のフレームの転送等
を行なう。
【0042】
【発明が解決しようとする課題】さて、前述したように
デマンドプライオリティ方式では、エンドノ−ドは、ハ
ブの指示によりフレームの送受信を行う。
【0043】このため、エンドノ−ド間を直接接続する
と正常には動作しない。
【0044】たとえば、直接接続したエンドノ−ド間
で、転送要求NPが競合した場合には、お互いにハブか
らの受信準備要求(Incoming)と認識するた
め、全てのエンドノードが受信可能(Silence)
を出力し、相互に受信を待つ状態に遷移してしまう。
【0045】また、転送要求HPを一方のエンドノ−ド
が送信した場合、受信するエンドノード側では、この信
号は定義されていないので、無視されてしまう。
【0046】これは、ハブ間でも同様で、下流ポ−ト全
てにエンドノ−ドが接続されている2台のハブを接続す
る場合は、もう1台のハブが上流の装置として必要とな
る。
【0047】一方、このようなハブは安価ではないた
め、2〜3台のエンドノ−ド間の接続、あるいは、ハブ
の下流ポート数より1台多いエンドノ−ドを接続したい
場合等には、ハブを、もう1台用意する代わりに、エン
ドノ−ド間を直接接続できることが、コストやシステム
規模の面から望ましい。また、複数のハブの下流ポート
数と同数のエンドノ−ドを接続したい場合にも、同様
に、この複数のハブの上流にハブを、もう1台用意する
のではなくこの複数のハブ間を直接接続できることが望
ましい。
【0048】なお、このような課題は、新たに、さら
に、エンドノ−ド間、ハブ間の直接通信を可能とするM
ACプロトコルを開発し、これを実現する機能を各エン
ドノ−ド、ハブに備えれば解決することができるが、こ
のようにすると、システム、特に各エンドノ−ドの機能
を複雑化してしまうので、低価格なLANの実現上、好
ましくない。
【0049】そこで、本発明は、単純な構成で、ハブに
よって送受信が制御されるエンドノ−ド間、およびハブ
の上流ポ−ト間の直接通信を可能とすることを目的とす
る。
【0050】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明では、デマンド・プライオリティ方式に基づき、
ハブの指示によりフレームの送受信を行うエンドノ−ド
側のLANアダプタ装置に信号処理手段を組み合わせ
る。
【0051】そして、これにより、エンドノ−ド同士、
ハブの上流ポ−ト同士等を直接接続することを可能とす
る。
【0052】すなわち、本発明は、たとえば、たとえ
ば、LANアダプタ装置であって、制御信号およびフレ
−ムを送信すると共に制御信号およびフレ−ムを受信す
る上位装置、もしくは、自身と同種のLANアダプタ装
置の上流ポ−トとのうちの任意の一方に接続する上流ポ
−トと、中継された制御信号の値が転送の要求発生を表
す値に変化した場合には、出力する制御信号を受信可能
を表す値の制御信号に変化させると共に、前記上流ポ−
トで受信したフレ−ムを受け取り、フレ−ムを送信する
場合には、出力する制御信号を転送の要求発生を表す値
の制御信号に変化させ、中継された制御信号の値が受信
可能を表す値に変化したならば、前記上流ポ−トよりフ
レ−ムを送信するフレ−ム送受制御手段と、フレ−ム送
受制御手段の出力する制御信号を前記上流ポ−トに前記
上流ポ−トより送信する制御信号として中継し、前記上
流ポ−トで受信した制御信号をフレ−ム送受制御手段に
中継する信号処理手段とを有し、前記信号処理手段は、
前記上流ポ−トに、前記他のLANアダプタ装置の上流
ポ−トが接続された場合に、当該他の信号処理手段と協
調して、自LANアダプタ装置のフレ−ム送受制御手段
と、前記他のLANアダプタ装置のフレ−ム送受制御手
段とが、転送の要求の発生を表す値の制御信号を出力
し、かつ、転送の要求の発生を表す値の制御信号が入力
している状態に、同時にならないように、前記制御信号
の中継を制御することを特徴とするLANアダプタ装置
を提供する。
【0053】また、たとえば、LANアダプタ装置であ
って、下流向け制御信号およびフレ−ムを送信すると共
に上流向け制御信号およびフレ−ムを受信する上位装
置、および、前記上流向け制御信号とフレ−ムを送信す
ると共に前記下流向け制御信号とフレ−ムを受信する他
のLANアダプタ装置との任意の一方に接続する上流ポ
−トと、入力された下流向け制御信号とフレ−ムとを受
け取ると共に、受け取った下流向け制御信号に応じて前
記上流向け制御信号とフレ−ムとを生成し、前記上流ポ
−トより送信するフレ−ム送受制御手段と、前記上流ポ
−トに前記上位装置が接続された場合に、前記上流ポ−
トで受信した下流向け制御信号とフレ−ムを前記フレ−
ム送受制御手段に入力し、前記上流ポ−トに前記他のL
ANアダプタ装置が接続された場合に、上流ポ−トで受
信した上流向け制御信号を、当該上流向け制御信号と表
す意味が等価もしくは代替可能な下流向け制御信号に変
換して前記フレ−ム送受制御手段に入力する信号処理手
段を有することを特徴とするLANアダプタ装置を提供
する。
【0054】
【作用】本発明に係るLANアダプタ装置の、前記信号
処理手段では、当該他の信号処理手段と協調して、自L
ANアダプタ装置のフレ−ム送受制御手段と、前記他の
LANアダプタ装置のフレ−ム送受制御手段とが、転送
の要求の発生を表す値の制御信号を出力し、かつ、転送
の要求の発生を表す値の制御信号が入力している状態
に、同時にならないように、前記制御信号の中継を制御
する。
【0055】これにより、直接接続した2つのLANア
ダプタ装置において同時に転送要求が競合し、相互に転
送を譲り合うことにより、相互に受信を待つ状態に遷移
してしまうことを避けることができる。
【0056】また、本発明に係るLANアダプタ装置
の、前記信号処理手段では、たとえば、標準のフレ−ム
送受制御手段がサポ−トする標準インタフェ−ス信号
(MII)の変換処理を行うことにより、直接接続する
エンドノ−ドからの上流向け制御信号を、自ノ−ドの標
準のフレ−ム送受制御手段においてハブからの下流向け
制御信号と認識させる。なお、このような標準のフレ−
ム送受制御手段は、LSIとして市販されている。
【0057】したがい、本発明に係るLANアダプタ装
置を、エンドノ−ド、ハブの上流ポ−トに適用すれば、
エンドノ−ド間、およびハブの上流ポ−ト間の直接通信
を実現することができる。しかも、従来の信号送受信手
段、フレ−ム送受制御手段に、何ら変更を加える必要は
ない。
【0058】
【実施例】以下、本発明の実施例を前述したIEEE8
02.12に係るデマンドプライオリティ方式への適用
を例にとり説明する。
【0059】まず、本発明の第1の実施例について説明
する。
【0060】図1に、本第1実施例に係るLANアダプ
タ装置5を備える通信処理装置20の構成を示す。図
中、22はデータ処理部である。
【0061】図示するように、LANアダプタ装置5
は、通信ポ−トに対応するPMD制御部2と、MAC/
PMI制御部3と、これらの間の制御信号の処理を行う
信号処理部1と、LANアダプタ装置5が接続するデー
タ処理部とMAC/PMI制御部3との間のインタフェ
−スの制御を行うインタフェ−ス部4を備えている。ま
た、図示するように、信号処理部1は、出力制御信号処
理部10と入力制御信号処理部11とタイマ23を備え
ている。出力制御信号処理部10は、MAC/PMI制
御部3の出力するMAC/PMI制御部3が送信を意図
するト−ン信号の状態を特定する送信状態信号8と、P
MD制御部2が出力する受信したト−ン信号の状態を通
知する受信状態通知信号7を入力し、送信するト−ン信
号を特定する送信状態信号6をPMD制御部に出力す
る。入力制御信号処理部11は、MAC/PMI制御部
3の出力する送信状態信号8と、PMD制御部2が出力
する受信状態通知信号7を入力し、MAC/PMI制御
部3に、MAC/PMI制御部3に受信したト−ン信号
の状態として認識させるト−ン信号の状態を特定する受
信状態通知信号9を出力する。
【0062】このような構成において、MAC/PMI
制御部3は、信号処理部1より出力された受信状態通知
信号9の特定する状態のト−ン信号を受信したものと認
識し、従来と同様に動作する。ここで、MAC/PMI
制御装置3は従来と同じものであるので、MAC/PM
I制御装置3が認識できる受信状態通知信号は、表1の
ハブからエンドノ−ドに送られるト−ン信号の状態に対
応する受信状態通知信号のみであり、MAC/PMI制
御装置3が出力する送信状態信号は表1のエンドノ−ド
からハブに送られるト−ン信号の状態に対応する送信状
態信号のみである。
【0063】ここで、PMD制御部2及びMAC/PM
I制御部3は、先に図22に示した、従来のLANアダ
プタ装置300のPMD制御部2及びMAC/PMI制
御部3と同じものである。すなわち、本第1実施例に係
るLANアダプタ装置は、図22に示した従来のLAN
アダプタ装置に、信号処理部1を付加した構成となって
いる。
【0064】さて、本第1実施例では、図1に示したL
ANアダプタ装置を用いて、図2、図3に示す構成のL
ANシステムを実現する。
【0065】図2のLANシステムでは、2つのサーバ
20と複数のクライアント70は所定のLANで接続さ
れている。また、2つのサーバ20は、前記LANとは
別に、直接接続されている。この直接の接続は、2つの
サーバ20が各々備えているLANアダプタ装置を介し
て行われている。2つのサーバ20は、共に、本実施例
に係るLANアダプタ5を備えている場合と、一方のみ
が本実施例に係るLANアダプタ5を備え、他方は、従
来のLANアダプタ装置300を備えている場合とがあ
る。
【0066】また、図3のLANシステムでは、ハブ3
0の個々のポ−ト35と複数のエンドノ−ド31が、L
ANアダプタ装置を介して接続されている。ここでハブ
30の個々のポ−トは、本第1実施例に係るLANアダ
プタ装置5と同様の構成であり、エンドノ−ド30は、
本第1実施例に係るLANアダプタ装置5を備えている
る場合と、前述した従来のLANアダプタ装置300を
備えている場合とがある。
【0067】すなわち、本第1実施例では、本第1実施
例に係るLANアダプタ装置5によって、本第1実施例
に係るLANアダプタ装置5を備えたエンドノ−ドとハ
ブとの通信、本第1実施例に係るLANアダプタ装置5
を備えたエンドノ−ド同士の直接通信、本第1実施例に
係るLANアダプタ装置5を備えたエンドノ−ドと従来
のLANアダプタ装置を備えたエンドノ−ドとの直接通
信を実現する。
【0068】さて、ここで、先に示したようにノ−ド間
では、表1に示したト−ン信号を送受する。表1に示す
ように、エンドノ−ドからハブに送られる受信可能とハ
ブからエンドノ−ドに送られる送信許可のト−ン信号は
同じ値であり、エンドノ−ドからハブに送られるIdl
eとハブからエンドノ−ドに送られるIdleのト−ン
信号の状態は同じ状態であり、エンドノ−ドからハブに
送られる転送要求NPとハブからエンドノ−ドに送られ
る受信準備要求のト−ン信号は同じ値でありエンドノ−
ドからハブに送られるTrainig Reqとハブか
らエンドノ−ドに送られるTrainig Idleの
ト−ン信号の状態は同じ状態である。
【0069】また、実際には、受信可能と送信許可、エ
ンドノ−ドからのIdleとハブからのIdle、転送
要求NPと受信準備要求、Trainig ReqとT
rainig Idleに対応する受信状態通知信号、
送信状態信号の値は同じものである。すなわち、PMD
制御部2、信号処理部1は、これらの区別を認識せずに
処理を行う。MAC/PMI制御装置3のみが、受信状
態通知信号の表す意味がハブからエンドノ−ドへのト−
ン信号に対応する方の意味であると認識し、エンドノ−
ドからハブに送信するト−ン信号に対応する方の意味で
送信状態信号を出力する。
【0070】ただし、以下では説明の理解を容易にする
ために、信号処理部1とPMD制御部2で入出力する、
受信可能と送信許可に対応するト−ン信号の状態に対応
する状態通知信号および送信状態信号によって特定され
るト−ン信号の状態を無出力状態と呼ぶ。また、信号処
理部1とPMD制御部2で入出力する、ハブからのId
leとエンドノ−ドからのIdleに対応する状態のト
−ン信号に対応する状態通知信号および送信状態信号に
よって特定されるト−ン信号の状態を単にIdleと呼
ぶ。
【0071】また、信号処理部1とPMD制御部2で入
出力する転送要求NPと受信準備要求に対応する状態の
ト−ン信号に対応する状態通知信号および送信状態信号
の特定するト−ン信号の状態を、転送要求と受信準備要
求との名称のうちのどちらか、その名称を用いて行う説
明に適した方の名称で呼ぶ。また、同様に、信号処理部
1とPMD制御部2で入出力するTrainig Re
qとTrainigIdleのに対応する状態のト−ン
信号に対応する状態通知信号および送信状態信号の特定
するト−ン信号の状態も、Trainig ReqとT
rainigIdleの名称のうち、どちらか、その名
称を用いて行う説明に適した方の名称で呼ぶこととす
る。
【0072】また、信号処理部1とMAC/PMI制御
装置3との間で入出力する状態通知信号と送信状態信号
については次のように呼ぶ。すなわち、状態通知信号の
特定するト−ン信号の状態を、対応するハブからエンド
ノ−ドへのト−ン信号の名称で、送信状態信号の特定す
るト−ン信号の状態を、対応するエンドノ−ドからハブ
へのト−ン信号の名称で呼ぶこととする。
【0073】また、全ての場合において、転送要求NP
と転送要求HPのト−ン信号を特定する受信状態信号お
よび送信状態信号の特定するト−ン信号の状態を、特に
区別する必要がある場合を除き、単に転送要求と呼ぶ。
【0074】以下、本第1実施例に係るLANアダプタ
装置5の詳細について説明する。
【0075】信号処理部5は、相手先ノ−ドに接続され
起動された時に、自LANアダプタ装置に接続された相
手先ノードがハブ/従来のLANアダプタ装置300を
備えたエンドノード/本第1実施例に係るLANアダプ
タ5を備えたエンドノードの何れであるか判定し、相手
先に応じて、エンドノード/ハブ/対等接続の何れかの
モードを設定する、このモ−ドの設定は、信号処理部1
の入力制御信号変換部11と出力信号選択部10が協調
しながら、図4のフロ−チャ−トに従い行う。
【0076】なお、このフロ−チャ−トの処理の実行期
間中、信号処理部1は、MAC/PMI制御装置3へ
は、無出力状態を表す受信状態通知信号を出力する。ま
た、この期間中、MAC/PMI制御装置3の出力する
送信状態信号は無視する。
【0077】さて、このフロ−チャ−トでは、IEEE
802.12に係るデマンドプライオリティ方式の接続
チェック規定に従い、相手先ノ−ドがエンドノ−ドとし
て動作した場合にはハブモ−ドを、相手先ノ−ドがハブ
として動作した場合にはエンドノ−ドモ−ドを、相手先
ノ−ドが接続チェック規定に従わない動作をした場合に
は、対等接続モ−ドを設定する。また、このフロ−チャ
−トにおいて、信号処理部1は、PMD制御部2の出力
する状態通知信号7によって特定されるト−ン信号の状
態によって相手先ノ−ドより受信したト−ン信号の状態
を認識すると共に、送信状態損号6によって特定したト
−ン信号の状態をPMD制御部2に相手先ノ−ドに送信
させる。
【0078】すなわち、初期状態において相手先ノ−ド
より受信したト−ン信号が無出力状態にあるとき(ステ
ップ402)にIdle(ステップ403)を送信し、
これに対して相手先ノ−ドよりIdleを受信した場合
(ステップ404)、もしくは、初期状態において相手
先ノ−ドよりIdleを受信している場合(ステップ4
02)には、相手先ノ−ドはハブではないと判定する。
そして、Training Idleを送信(ステップ
410)し、これに応答して、相手先ノ−ドがTrai
ning Reqを出力したら(ステップ411)、無
出力状態(送信許可)を送信し(ステップ412)、こ
れに応答してトレ−ニング用パケットを受信したら(ス
テップ413)相手先はエンドノ−ドであると判定して
(ステップ414)、ハブモ−ドを設定する(ステップ
415)。
【0079】一方、初期状態において相手先ノ−ドより
受信したト−ン信号が無出力状態にあるとき(ステップ
402)にIdleを送信し(ステップ403)、これ
に対して相手先ノ−ドよりTraining Idle
を受信し(ステップ404)、これに対して、無出力状
態を送信したときに(ステップ405)、無出力状態を
相手先ノ−ドから受信した場合(ステップ406)に
は、相手先ノ−ドはハブであると判定し、Idleを送
信する(ステップ407)と共にエンドノ−ドモ−ドを
設定する(ステップ408)。
【0080】次に、対等接続モ−ドを設定する場合につ
いて説明する。
【0081】図6に、本第1実施例に係るLANアダプ
タ装置5を備えた2つのエンドノ−ドA、B間の通信シ
−ケンスを示す。
【0082】図6a)は、エンドAとBとで、図4のフ
ロ−チャ−トの処理の開始時間がずれた場合を示してい
る。
【0083】この場合には、図示するように、先に図4
のフロ−チャ−トの処理を開始したAの信号処理部1
は、初期状態においてBより受信したト−ン信号が無出
力状態にあるので(ステップ402)、Idleを送信
する(ステップ403)。
【0084】一方、Bの信号処理部1は、これにより初
期状態において、AよりIdleを受信することになる
ので(ステップ402)、Training Idle
をAに対して送信する(ステップ410)。
【0085】そして、Aの信号処理部1は、Train
ing Idleを受信すると(ステップ404)、B
に無出力状態を送信する(ステップ405)。
【0086】Bの信号処理部1は、無出力状態を受信す
ると(ステップ411)Idleを送信し、対等接続モ
−ドを設定する(ステップ420)。
【0087】Aの信号処理部1は、このIdleを受信
すると(ステップ406)、Idleを送信し、対等接
続モ−ドを設定する(ステップ420)。
【0088】これで、共に対等接続モ−ドを設定したこ
とになる。
【0089】次に、図6b)は、エンドAとBとが、図
4のフロ−チャ−トの処理を同時に開始した場合を示し
ている。
【0090】この場合には、図示するように、初期状態
ではA、Bの信号処理部1は共に無出力状態を受信する
ので(ステップ402)、共にIdleを送信し(ステ
ップ403)、共にIdleを受信する(ステップ40
4)。そこで、共にTraining Idleを送信
する(ステップ410)。すると共に、Trainin
g Req(Training Idleとト−ン信号
の状態は同じである)を受信する(ステップ411)こ
とになるので、共に無出力状態を送信する(ステップ4
12)。そうすると、共に無出力状態を受信するので
(ステップ413)、共に、Idleを送信し(ステッ
プ420)、共に対等接続モ−ドを設定する(ステップ
421)。
【0091】さて、このようにして、接続された相手ノ
−ドに応じたモ−ド設定ができたならば、信号処理部1
は、図6に示すように、MAC/PMI制御部3と所定
のトレ−ニングを行う。そして、この後、信号処理部1
は、先に設定した動作モ−ドに応じて、通常の通信処理
を行う。
【0092】先に、対等接続モ−ドを設定した場合に
は、信号処理部は、次のような処理を行う。
【0093】まず、図4のフロ−チャ−トにおいてどの
ような経路で対等接続モ−ドを設定したかを判定する。
【0094】そして、ステップ411で無出力状態を受
信して対等接続モ−ドを設定した場合(図6aのBの場
合)には、相手AよりIdleを受信するのをまって、
図5の「転送要求受付け準備」状態に遷移する。そし
て、以降は図5の状態遷移図に従い遷移する。一方、ス
テップ406を経て対等接続モ−ドを設定した場合(図
6aのAの場合)には、相手Bより無出力状態を受信す
るのを待って、図5の「転送権放棄」状態に遷移する。
そして、以降は図5の状態遷移図に従い遷移する。
【0095】一方、ステップ413を経て対等接続モ−
ドを設定した場合(図6bのA,Bの場合)には、ま
ず、信号処理部1内に備えた、タイマ23を起動する。
タイマ23の構成を図7に示す。
【0096】図7において、n個のレジスタ71には、
それぞれ異なる数値を設定する本実施例では、このレジ
スタとして、通常各々のノ−ドに固有のi×nビットの
アドレスがiビットづつ設定されるn個のMACアドレ
スレジスタを利用する。
【0097】また、図中のi、m、nは、i=log2mか
つi×n=48(i、m、n:整数)を満足するような
値であるが、ここでは、i、m、nをそれぞれ4、1
6、12として説明する。
【0098】さて、m(16)進カウンタ72は、入力
信号の立上りで、カウント値を0より1ずつ増加する。
入力信号には、所定の時間間隔でパルスを発生する基準
タイミング信号を、ANDゲ−トで所定のクロック同期
させたものを使用する。
【0099】一方、m進カウンタ72の出力信号を1ク
ロック遅延させた4ビット信号は、等価比較器74に入
力し、MACアドレスレジスタ1〜12のひとつから選
択される4ビット信号と比較される。そして、比較値が
等しければ切り替えタイミング信号75を出力し、タイ
マをリセットし基準タイミング信号の入力を抑止し停止
させる。そして、切り替えタイミング信号75が出力さ
れたならば(図6b62の期間が経過)、「転送要求受
付け準備」状態に遷移し、相手ノ−ドに無出力状態を送
信する(図6b601)。そして、以降は、図5の状態
遷移図に従い遷移するが、相手ノ−ドに無出力状態を送
信した直後に、相手ノ−ドより無出力状態を受信した場
合には、ノ−ドA、Bが同時に「転送要求受付け準備」
状態に遷移した場合であるので、Idleを送信し、図
5の状態遷移から抜け出し、4ビット信号を選択するM
ACアドレスレジスタ1〜12のひとつを切り替え、以
上の処理を繰り返す。
【0100】一方、また、比較値が一致する前に、すな
わちIdleを送信している状態で、相手ノ−ドから無
出力状態を受信した場合には、タイマをリセットし基準
タイミング信号の入力を抑止し停止させる。そして、図
5の「転送権放棄」状態に遷移し、以降は図5の状態遷
移図に従い状態を遷移する。
【0101】n個のMACアドレスレジスタのうち、少
なくとも1つレジスタの値は、ノ−ドAとBでは異なる
ので、以上の処理により、図6bの場合でも、図6aの
場合と同様に、ノ−ドAとBの2つの信号処理部1の一
方を、「転送要求受付け準備」状態に、他方を「転送権
放棄」状態に遷移させることができる。
【0102】さて、このようにして、信号処理部1が、
「転送要求受付け準備」状態と、「転送権放棄」のいづ
れかの状態に遷移すると、信号処理部1は、前述したよ
うに図5の状態遷移図に従い状態を遷移する。
【0103】図5の状態遷移図では、状態において信号
処理部1の入力制御信号処理部11がMAC/PMI制
御部3に出力する受信状態通知信号9を、状態を表す箱
中の上段に、信号処理部1の出力制御信号処理部10が
PMD制御部2に出力する送信状態信号6を下段に示し
ている。また、状態の遷移を表す矢印の脇には、その遷
移を引き起こす、PMD制御部が出力する受信状態通知
信号7とMAC/PMI制御部3が出力する送信状態信
号8の組合せを示した。
【0104】さて、前述したように初期状態において、
2つのLANアダプタ装置5は、それぞれ「転送要求受
付け準備」と「転送権放棄状態」の状態にある。
【0105】この状態遷移図によれば、両ノ−ドの2つ
の信号処理部1は共に、MAC/PMI制御部3よりの
転送要求がない場合は、同一状態にならないように、各
々、「転送権獲得状態」、「転送権放棄状態」、「転送
要求受付準備状態」、「転送要求待ち状態」の順に遷移
を繰り返す。たとえば、ノ−ドBの信号処理部が「転送
要求受付準備状態」でMAC/PMI制御部3に受信準
備要求を渡すと、MAC/PMI制御部3は無条件に受
信可能を返すのでノ−ドBの信号処理部1は「転送要求
待ち状態」に遷移し、相手先ノ−ドAには無出力状態を
送信する。そして、「転送要求待ち状態」において一定
時間が経過すると、ノ−ドBの信号処理部は「転送権獲
得」状態に遷移し、ノ−ドAにIdleを送信する。
【0106】これを受信した、「転送権放棄」状態にあ
った相手先ノ−ドAの信号処理部1は「転送要求受付け
準備」に遷移し、先程のノ−ドBと同様に「転送要求待
ち状態」に遷移し、無出力状態をノ−ドBに送信する。
これを受信したノ−ドBの信号処理部1は「転送権放
棄」状態に遷移する。
【0107】このように、両ノ−ドの2つの信号処理部
1は共に、MAC/PMI制御部3よりの転送要求がな
い場合は、同一状態にならないように、各々、「転送権
獲得状態」、「転送権放棄状態」、「転送要求受付準備
状態」、「転送要求待ち状態」の順に遷移を繰り返す。
【0108】さて、MAC/PMI制御部3よりの転送
要求は、信号処理部1が、「転送権獲得」状態にある場
合にのみ受付けられる。すなわち、「転送権獲得」状態
にあるときに、MAC/PMI制御部3よりの送信状態
信号8により転送要求を知ると、「転送処理準備」に遷
移し送信状態信号6を「転送要求」に切り換え、受信状
態通知信号7の「受信可能」への変化を確認後、「転送
処理」状態に遷移しフレーム送信を開始させる。
【0109】フレーム転送終了後は「転送要求受付準備
状態」に入り、続いて「転送要求待ち状態」へ遷移後、
相手からの「転送要求」を検知すれば受け付け、そうで
なければ一定時間(図6の時間61)経過後、「転送権
獲得状態」に遷移する。
【0110】一方、「受信準備受付け準備」もしくは
「転送要求待ち状態」のときに、相手からの「転送要
求」を検知した場合は、そのままフレームの入力を待
ち、フレーム受信を開始する。フレーム転送終了後は、
「転送権獲得状態」に入り、相手先が無出力状態に変化
するまでに送信状態信号8が「転送要求」を示せば「転
送処理準備」、「転送処理」へ遷移し、「Idle」の
ままならば、相手先からのト−ン信号が無出力状態に変
化するタイミングで、「転送権放棄状態」へ遷移する。
【0111】また、図5の状態遷移図においては、「転
送権放棄」状態においても、MAC/PMI制御部3よ
り転送要求が出力されるが、この転送要求は信号処理部
によって無視される。
【0112】また、以上の処理において、MAC/PM
I制御部3が認識できない転送要求HPを、信号処理部
1がMAC/PMI制御部3に渡すことはない。
【0113】以上、対等接続モ−ドにおける信号処理部
1の動作について説明した。
【0114】このような対等接続モ−ドによれば、両ノ
−ドの信号処理部は、図5に従い、同時に同じ状態とな
らないように状態を遷移し、かつ、MAC/PMI制御
部3よりの転送要求は「転送権獲得」状態でのみ受付け
るので、転送要求の競合が生じることはない。よって、
2つのサーバ20が共に本実施例に係るLANアダプタ
5を備えた、図2のLANシステムを実現することがで
きる。そして、さらに、ハブ30の接続用ポ−ト35が
本第1実施例に係るLANアダプタ5と同様の構成であ
り、エンドノ−ド31が、本第1実施例に係るLANア
ダプタ5を備えた、図3のLANシステムを実現するこ
とができる。また、転送の機会は、両ノ−ドに平等に与
えられる。
【0115】次に、ハブモ−ドを設定したときの信号処
理部1の動作について説明する。
【0116】図8に、この場合に信号処理部1が従う状
態遷移図を示す。
【0117】この場合、信号処理部1は、まず、図8の
Idle状態に入る。ハブモ−ドにおいて信号処理部1
は、PMD制御部2から受け取った受信状態通知信号7
とMAC/PMI制御部3から受け取った送信状態信号
8が共に転送要求である場合を除き、単に、PMD制御
部2から受け取った受信状態通知信号7を、そのまま状
態通知信号9としてMAC/PMI制御部3に渡し、M
AC/PMI制御部3から受け取った送信状態信号8
を、そのまま送信状態信号6としてPMD制御部2に渡
す。但し、PMD制御部1より転送要求HPを受け取っ
た場合には、受信準備要求(転送要求NPと同じト−ン
信号の状態を特定している)に変換してMAC/PMI
制御部3に渡し、MAC/PMI制御部3から転送要求
HPを受け取った場合には、転送要求NPに変換してP
MD制御部1に渡す。
【0118】一方、PMD制御部2から受け取った受信
状態通知信号7とMAC/PMI制御部3から受け取っ
た送信状態信号8が共に転送要求である場合には、自ノ
−ド優先、相手先優先、交互の3つのモ−ドのいづれか
に従った処理を行う。このモ−ドは、あらかじめ信号処
理部1に設定しておくようにする。
【0119】自ノ−ド優先モ−ドが設定されている場合
には、PMD制御部2から受け取った受信状態通知信号
7とMAC/PMI制御部3から受け取った送信状態信
号8が共に転送要求である場合、PMD制御部2には転
送要求を渡すが、MAC/PMI制御部3には転送要求
に代えてIdleを渡す。(但し、MAC/PMI制御
部3から転送要求HPを受け取った場合には、転送要求
NPに変換してPMD制御部1に渡す。)一方、相手先
優先モ−ドが設定されている場合には、PMD制御部2
から受け取った受信状態通知信号7とMAC/PMI制
御部3から受け取った送信状態信号8が共に転送要求で
ある場合、MAC/PMI制御部3には受信準備要求
(転送要求NPと同じト−ン信号の状態を特定してい
る)を渡すが、PMD制御部2には転送要求に代えてI
dleを渡す。
【0120】また、交互モ−ドが設定されている場合に
は、自ノ−ド優先モ−ドと、相手先優先モ−ドを、転送
要求が競合する度に切り替えて交互に行う。
【0121】このようにすることにより、相手先ノ−ド
とのあいだで転送要求が競合した場合に、自身もしくは
相手の転送要求を優先させることにより相手ノ−ドと自
ノ−ドが共に受信準備状態となるのを解消することがで
きる。なお、ハブモ−ド時には、相手ノ−ドは通常のエ
ンドノ−ドであるので、本実施例に係るLANアダプタ
装置を備えたエンドノ−ドをハブと認識し、転送要求の
競合時には受信した転送要求の方を優先させる。
【0122】このようなハブモ−ドによれば、2つのサ
ーバ20の一方のみが本実施例に係るLANアダプタ5
を備えた、図2のLANシステムを実現することができ
る。さらに、ハブ30の0接続用ポ−ト35が、本第1
実施例に係るLANアダプタ5と同様の構成であり、エ
ンドノ−ド31が、従来のLANアダプタ装置300を
備えた、図3のLANシステムを実現することができ
る。
【0123】次の残るエンドノ−ドモ−ドを設定した場
合には、信号処理部1は、PMD制御部2から受け取っ
た受信状態通知信号7を、そのまま状態通知信号9とし
てMAC/PMI制御部3に渡し、MAC/PMI制御
部3から受け取った送信状態信号8を、そのまま送信状
態信号6としてPMD制御部2に渡す。この場合、アダ
プタ装置5は、信号処理部1が無い、従来の場合と同様
に動作する。
【0124】以上で説明したように本実施例によれば、
本実施例に係る信号処理部1を備えるエンドノードは、
相手先ノードがハブ/エンドノード/本実施例に係る信
号処理部1を備えるエンドノードの何れであっても直接
通信が可能となる。
【0125】以上、本発明の第1実施例について説明し
た。
【0126】以下、本発明の第2の実施例について説明
する。
【0127】図9に、本第2実施例に係るエンドノ−ド
の構成を示す。
【0128】図中22はデータ処理装置、90は2ポ−
トLANアダプタである。
【0129】また、図示するように、2ポ−トLANア
ダプタ90は、2個の通信ポ−トに対応する2個のPM
D制御部2aおよび2bと、1個のMAC/PMI制御
部3と、これらの間の制御信号の、変換・遅延処理を行
う信号処理部1と、2ポ−トLANアダプタ90が接続
するデータ処理装置とMAC/PMI制御部3との間の
インタフェ−スの制御を行うインタフェ−ス部4を備え
ている。
【0130】なお、PMD制御部2aおよび2bのそれ
ぞれ、MAC/PMI制御部3は、先に図22に示し
た、PMD制御部2、MAC/PMI制御部3と同じも
のである。
【0131】すなわち、本第2実施例に係るエンドノ−
ドは、図22に示した従来エンドノ−ドに、PMD制御
部2bと信号処理部1を追加した構成となっている。
【0132】また、図示するように、信号処理部1は、
入力制御信号変換部11と、2つの出力制御信号選択部
12、3つのセレクタ1401、1403、1403を
備えている。
【0133】さて、本第2実施例では、図9に示したエ
ンドノ−ドによって、図10、図11に示す構成のLA
Nシステムを実現する。
【0134】図10は、図9に示したエンドノ−ド25
0をディジ−チェイン接続したものである。
【0135】また、図11は、図19に示した従来のL
ANシステムにおいて、エンドノ−ド250を用いて、
エンドノ−ドにディジ−チェイン接続により他のエンド
ノ−ド装置を接続したものである。
【0136】図中、210はハブ、200、250はエ
ンドノ−ドである。ハブ210、エンドノ−ド200
は、先に図22に示した従来のハブ、エンドノ−ドと同
じものである。
【0137】以下、エンドノ−ド250の動作について
説明する。
【0138】まず、図10に示した構成におけるエンド
ノ−ド250の動作について説明する。 さて、信号処
理部1は、図9に示した構成によって、PMD制御部2
a、2bの出力する受信状態通知信号7a、7b、およ
び、MAC/PMI制御部3の出力する送信状態信号8
の変換・遅延処理を行うものである。
【0139】以下、その詳細について説明する。
【0140】図9において出力制御信号選択部92a、
92bは、PMD制御部2aおよびPMD制御部2bの
先に接続している各々の相手先ノ−ドに対して、もう一
方のノ−ドからのト−ン信号をPMD制御部2aおよび
PMD制御部2bが変換した受信状態通知信号7a、7
bと、送信状態信号8のいずれかを選択して伝える。
【0141】すなわち、出力制御信号選択部92aは、
PMD制御部2aに対して、PMD制御部2bが変換し
た受信状態通知信号7bと、送信状態信号8のいずれか
を、受信状態通知信号7bと送信状態信号8の組み合わ
せに応じて選択して伝える。また、出力制御信号選択部
92bは、PMD制御部2bに対して、PMD制御部2
aが変換した受信状態通知信号7aと、送信状態信号8
のいずれかを、受信状態通知信号7aと送信状態信号8
の組み合わせに応じて選択して伝える。
【0142】また、この選択は、表2に従い行なう。表
2は受信状態通知信号7bと送信状態信号8の組み合わ
せと、出力制御信号選択部92aが選択した信号の対応
を示したものである。なお、出力制御信号選択部92b
の選択は、表中の、PMD制御部2aとPMD制御部2
bを交換して得られる表に従い行なう。
【0143】
【表2】
【0144】表2に示すように、出力制御信号選択部9
2a、92bは、受信状態通知信号7aまたは7bと送
信状態信号8が異なる信号の組合せの場合は、「転送要
求」>「受信可能」>「Idle」の優先順位で選択す
る。
【0145】次に、入力制御信号変換部91は、PMD
制御部2b、2bからの受信状態通知信号7a、7b
と、MAC/PMI制御部3からの送信状態信号8の組
合せに応じて、MAC/PMI制御部3において適切な
送信状態信号8の出力を誘導する受信状態通知信号93
を生成し、MAC/PMI制御部3に出力する。
【0146】この入力制御信号変換部91の受信状態通
知信号93の生成は、図12に示す状態遷移図に従って
行なわれる。
【0147】なお、図12の状態遷移図の各状態は、入
力制御信号変換部91が出力する受信状態通知信号93
の内容を示している。また、状態の遷移を表す矢印の脇
には、遷移の条件となる受信状態通知信号7a、7b、
送信状態信号8の組合せを記している。
【0148】さて、まず、MAC/PMI制御部3が
「転送要求」を出していない場合は、両PMD制御部2
a、2bいずれかからの「転送要求NP」もしくは「転
送要求HP」を検知すると、ハブからの「受信準備要
求」を示す受信状態通知信号93を生成し、MAC/P
MI制御部3へ伝える。
【0149】一方、MAC/PMI制御部3が「転送要
求NP」もしくは「転送要求HP」を示す送信状態信号
8を出している場合は、この時点で、入力制御信号変換
部91からの受信状態通知信号93が「Idle」を示
している。この状態で、入力制御信号変換部91は、次
の3つの場合に、受信状態通知信号93を「Idle」
から変化させる。
【0150】第2の場合は、両PMD制御部2a、2b
からの受信状態通知信号が、共に「受信可能」(無出力
状態)変化した場合であり、この場合、入力制御信号変
換部91は、受信状態通知信号93をハブからの「受信
可能」(無出力状態)に変化させる。
【0151】第2の場合は、PMD制御部2a、2bの
少なくとも一方から、MAC/PMI制御部3の出力し
ている「転送要求NP」より優先度の高い「転送要求H
P」が出された場合で、このときは、受信状態通知信号
93をハブからの「受信準備要求」(無出力状態)に変
化させる。
【0152】第3の場合は、MAC/PMI制御部3の
出力する「転送要求NP」と同レベルの「転送要求N
P」が、PMD制御部2a、2bの少なくとも一方から
出力された場合、もしくは、MAC/PMI制御部3の
出力する「転送要求HP」と同レベルの「転送要求H
P」が、PMD制御部2a、2bの少なくとも一方から
出力された場合である。
【0153】この場合は、入力制御信号変換部91内に
備えた、後述する信号マスク時間設定手段を用いて信号
マスク時間を設定し、PMD制御部2aまたは/および
2bからの「転送要求NP」もしくは「転送要求HP]
を示す受信状態通知信号入力後、信号マスク時間経過し
てから、受信状態通知信号93を「受信準備要求」を示
すように変化させる。ただし、信号マスク時間経過前
に、PMD制御部2aおよび2bからの受信状態通知信
号が共に「受信可能」(無出力状態)に変化した場合に
は、「Idle」状態の受信状態通知信号93を、直ち
にハブからの「受信可能」(無出力状態)を示す受信状
態通知信号に変化させる。
【0154】いま、この第3の場合の動作によって実現
される、3台のエンドノ−ド250ディジ−チェ−ン接
続した3台のエンドノ−ド250間の通信シ−ケンスを
説明する。
【0155】図13では、エンドノ−ドAおよびBの
「転送要求NP」同士が競合している。競合した各々の
装置のLANアダプタでは、入力制御信号変換部91内
に備える信号マスク時間設定手段を用いて信号マスク時
間41および42を、それぞれ設定する。
【0156】一方、エンドノ−ドCの入力制御信号変換
部91は、ただちに受信状態通知信号93を「受信準備
要求」を示すように変化させ、MAC/PMI制御部3
は、出力している送信状態信号8を、「転送要求NP」
から「受信可能」(無出力状態)を示す送信状態信号に
切り替え、受信準備に入り、出力制御信号選択部92
a、92bは、送信状態信号94aおよび94bを「受
信可能」に変化させる。
【0157】さて、信号マスク時間41は、同42より
短く設定しているので、エンドノ−ドAの入力制御信号
変換部91は、PMD制御部からの「転送要求NP」を
示す受信状態通知信号入力後、信号マスク時間41を経
過してから、受信状態通知信号93を「受信準備要求」
を示すように変化させる。MAC/PMI制御部3は、
これを認識し、受信準備に入る。
【0158】「受信準備要求」を示す受信状態通知信号
を入力したエンドノ−ドAのMAC/PMI制御部3
は、出力している送信状態信号8を、「転送要求NP」
から「受信可能」(無出力状態)を示す送信状態信号に
切り替える。そして、それに伴い出力制御信号選択部
は、前述したように、送信状態信号94aおよび94b
を「受信可能」に変化させる。
【0159】エンドノ−ドBの入力制御信号変換部91
は、信号マスク時間42が経過する前に、受信状態通知
信号が全て「受信可能」(無出力状態)に変化するの
で、「Idle」状態の受信状態通知信号93を、直ち
にハブからの「受信可能」(無出力状態)を示す受信状
態通知信号に変化させる。
【0160】したがって、競合する「転送要求NP」を
出力している複数のノ−ドの中で、最も長い信号マスク
時間を設定したものが転送権を得ることになる。図13
では、エンドノ−ドBが転送権を得る。MAC/PMI
制御部3は、これを認識し、フレームをPMD制御部2
a、2bを介して受信準備に入っているエンドノ−ド
A、Cに出力する。なお「転送要求HP」同士が競合し
た場合も同様である。
【0161】このようにすることにより、エンドノ−ド
間で「転送要求NP」同士もしくは「転送要求HP」同
士が競合した場合も、一つのエンドノ−ドにのみ転送権
を与えることができる。
【0162】ところで、このエンドノ−ド間で「転送要
求NP」同士もしくは「転送要求HP」同士が競合した
場合、前記第3の場合の動作によっても、信号処理部1
の回路および伝送ケ−ブル上の信号遅延の影響により、
MAC/PMI制御部3が出力している送信状態信号8
を、「転送要求NP」もしくは「転送要求HP」から
「受信可能」(無出力状態)を示す送信状態信号に切り
替えるタイミングと、受信状態通知信号7aおよび7b
が「受信可能」(無出力状態)に変化するタイミングが
一致することがある。
【0163】そこで、このような場合のために、入力制
御信号変換部91は、全入力の「受信可能」を検知した
場合には、受信状態通知信号93を「Idle」状態に
切り替えるようにする。この処理により、MAC/PM
I制御部3のMAC/PMI制御部3は、再度「転送要
求NP」もしくは「転送要求HP」を出力することにな
る。
【0164】なお、この他、図12中のフレーム受信状
態およびフレーム送信状態では、フレームデ−タの振り
分けを行う。フレーム受信状態では、「受信可能」(無
出力状態)を出力したPMD制御部2aまたは2bから
入力したフレームをMAC/PMI制御部3へ伝え、同
時にもう一方のPMD制御部へ送信する。このとき、
「受信可能」(無出力状態)を出力したPMD制御部に
は何も出力しない。MAC/PMI制御部3は、受け取
ったフレームをインタフェ−ス部4を介してデータ処理
装置22に転送する。データ処理装置は、転送されたフ
レームのアドレスを調べ、自身宛のものであれば、これ
を取り込み、そうでなければ、廃棄する。
【0165】また、フレーム送信状態では、データ処理
装置22からインタフェース部4を介して送られたフレ
ームを、MAC/PMI制御部3から両PMD制御部2
aおよび2bに送り送信する。
【0166】なお、以上の動作において、ディジ−チェ
イン接続されたエンドノ−ドの端のエンドノ−ドの出力
制御信号出力部92a、92bは、常に自ノ−ドのMA
C/PMI制御部3からの送信状態信号を選択し、入力
制御信号変換部91は、図12に示した遷移条件におい
て、他のエンドノ−ドに接続していない方のPMD制御
部2aまたは2bからの受信状態通知信号の値は用いな
い。すなわち、図18に示す状態遷移図に従い、状態を
遷移する。
【0167】さて、ここで、前述した入力制御信号変換
部91内の信号マスク時間設定手段について説明する。
【0168】さて、前記信号マスク時間設定手段におい
ては、ネットワ−ク全体の実効伝送速度(一定時間内に
伝送可能な有効デ−タ量)を向上させるために、全ノ−
ド無出力状態が発生する確率および前記状態が連続して
発生する確率が小さくなるようにする必要がある。
【0169】図14に、信号マスク時間設定手段の構成
を示す。
【0170】図示するように、信号マスク時間設定手段
は、2組のカウンタで構成される。m進クロックカウン
タ50は、n進カウンタ51のカウントアップする時間
間隔を規定する。ここで、mおよびnは整数値であり、
回路設計時に決定する。
【0171】n進カウンタ51は、m進クロックカウン
タ50の出力値が“0”になる毎にカウントアップされ
る。m進クロックカウンタ50は、出力値を外部設定す
るレジスタ52の値と等しくなるとリセットされるの
で、レジスタ52に設定する値により、n進カウンタ5
1のカウントアップする時間間隔をm段階の範囲で調整
する。
【0172】信号マスク時間は、入力制御信号変換部9
1において、前述した「転送要求NP」もしくは「転送
要求HP」の競合が判明した時点のn進カウンタ51の
出力値を元に、n段階の設定時間の中から選択される。
【0173】具体的に、mおよびnをそれぞれ8で設計
した前記信号処理部を使用する2つの2ポ−トLANア
ダプタ90の場合を例として、競合が発生した時に、同
タイミングで両方共「受信可能」(無出力状態)となる
確率および前記状態が連続して発生する確率を計算す
る。
【0174】両アダプタ内の前記レジスタ52の設定値
をそれぞれ1と5にすると、各々の信号マスク時間は、
図15のように切り替わっていく。各々のアダプタ内の
クロックは独立なので、カウンタ51の始動タイミング
のずれは一定ではない。
【0175】この始動タイミングのずれを考慮した場合
に、競合が発生した時に同タイミングで両方共「受信可
能」(無出力状態)となる確率の期待値は、12.5%
である。さらに、前記状態が連続して発生する確率の期
待値は、1.56%である。mの値を予め大きく設計す
ることにより、複数のアダプタ使用時も各々のレジスタ
52に設定する値の組合せ数を増やし、信号マスク時間
が一致する確率が低くなるような組合せを選択すること
ができる。
【0176】なお、以上の説明では、信号マスク時間設
定レジスタ1〜nへのn段階の設定値を、各LANアダ
プタについて等しくしたが、各々のLANアダプタで
の、n個の信号マスク時間設定レジスタ54への設定値
を、相対的に短い方や長い方へ偏らせることにより、各
LANアダプタ間で転送権を得る優先順位を設定するよ
うにしてもよい。
【0177】以上のように、信号処理部1の働きによ
り、図9に示す2ポ−トLANアダプタ90を用いて、
ハブを介さずに、エンドノ−ド同士の直接通信が可能と
なる。
【0178】次に、図11に示した構成におけるエンド
ノ−ド250の動作について説明する。
【0179】この場合のエンドノ−ド250の動作も、
図10に示した構成における動作とほぼ同様であり、L
ANシステム全体の動作も、従来とほぼ同様であるが以
下の点のみが異なる。
【0180】すなわち第2点は、エンドノ−ド250を
接続するハブの下流ポ−トはプロミスキュアモ−ドに設
定する点である。これは、ハブに直接接続するエンドノ
−ド250の信号処理部1が、ネットワ−ク立ち上げ時
のハブによる接続チェックに対し、自エンドノ−ドがハ
ブと認知されるように対応すること等により実現でき
る。このようにすることにより、上流のハブのプロミス
キュアモ−ドに設定された下流ポ−トから、全フレーム
が、このエンドノ−ド250に送られる。
【0181】第2の点は、ハブに直接接続するエンドノ
−ドの信号処理部1の出力制御信号選択部、入力制御信
号変換部が、ハブからの「受信準備要求」を全て、高優
先の「転送要求HP」を示す受信状態通知信号に変換し
た後、前述した処理を行ない、他のエンドノ−ドを介し
てハブに接続するエンドノ−ドの信号処理部1の出力制
御信号選択部が、MAC/PMI制御部3が出力した高
優先の「転送要求HP」を通常優先の「転送要求NP」
に変換した後、前述した処理を行なう点である。このよ
うにすることにより、ハブからの「受信準備要求」は常
に最優先となるので、ハブで規定される時間内に「受信
可能」の応答を返すことができる。
【0182】なお、ハブに接続しているPMD制御部2
aの指定や、他のエンドノ−ドを介してハブに接続して
いるか否かの設定は、たとえば、マニュアルスイッチ等
により、信号処理部1に設定するようにする。または、
データ処理装置22よりの指示によって設定することも
できる。または、前述した第1実施例で説明した図4の
判定手順によって設定することもできる。
【0183】以上説明してきように、本第2実施例によ
れば、信号処理部1を備えた2ポ−トLANアダプタに
よって、ディジーチェーンで接続される複数のエンドノ
−ドを、標準品ハブによるスタ−型LANに組み入れる
ことができる。また、複数のエンドノドを直接、ディジ
ーチェーンで接続することができる。また、2ポ−トL
ANアダプタの一方のポ−トのみを用い、このポ−トに
対応する出力制御信号選択部と、入力制御信号変換部が
常に透過的に受信状態通知信号、送信状態信号を出力す
ることにより従来のエンドノ−ド同様、単独でスタ−型
LANに接続することもできる。
【0184】以下、本発明の第3の実施例について説明
する。
【0185】図16に、本第3実施例に係るエンドノ−
ドの構成を示す。
【0186】図示するように、本第3実施例に係るエン
ドノ−ド400は、LANアダプタ300に、第2実施
例と同様に、PMD制御部2とMAC/PMI制御部3
の間の受信状態通知信号および送信状態信号の変換・遅
延処理を行う信号処理装置161を設けたものである。
【0187】そして、本第3実施例では、図16に示し
たエンドノ−ド400によって、図17に示すような1
対1のエンドノ−ド400間接続と、従来の同様のエン
ドノ−ド400とハブ間の接続を実現する。
【0188】まず、図17に示した1対1のエンドノ−
ド間接続時のエンドノ−ドの動作について説明する。
【0189】本第3実施例に係る信号処理装置161
は、前記第2実施例で示した出力制御信号選択部92
a、92bは備えておらず、入力制御信号変換部のみを
備えている。
【0190】そして、本第3実施例では、入力制御信号
変換部は、図18に示す状態遷移図に従い、受信状態通
知信号を変化させ、MAC/PMI制御部3へ伝える。
【0191】すなわち、MAC/PMI制御部3が「転
送要求NP」もしくは「転送要求HP」を出していない
場合は、PMD制御部2からの「転送要求NP」もしく
は「転送要求HP」を検知すると、ハブからの「受信準
備要求」を示す受信状態通知信号162を生成し、MA
C/PMI制御部3へ伝える。
【0192】一方、MAC/PMI制御部3が「転送要
求NP」もしくは「転送要求HP」を示すト−ン源信号
15を出力している場合は、この時点で、入力制御信号
変換部からの受信状態通知信号162が「Idle」を
示している。この状態で、入力制御信号変換部は、次の
3つの場合に、受信状態通知信号162を「Idle」
から変化させる。
【0193】第2の場合は、PMD制御部2からの受信
状態通知信号が、共に「受信可能」(無出力状態)変化
した場合であり、この場合、入力制御信号変換部は、受
信状態通知信号162をハブからの「受信可能」(無出
力状態)に変化させる。
【0194】第3の場合は、PMD制御部2から、MA
C/PMI制御部3の出力している「転送要求NP」よ
り優先度の高い「転送要求HP」が出された場合で、こ
のときは、受信状態通知信号162をハブからの「受信
準備要求」(無出力状態)に変化させる。
【0195】第3の場合は、MAC/PMI制御部3の
出力する「転送要求NP」もしくは「転送要求HP」と
同優先レベルの「転送要求NP」もしくは「転送要求H
P」が、PMD制御部2から出力された場合である。
【0196】この場合は、入力制御信号変換部内に備え
た、前述した信号マスク時間設定手段を用いて信号マス
ク時間を設定し、PMD制御部2からの「転送要求N
P」もしくは「転送要求HP」を示す受信状態通知信号
入力後、信号マスク時間経過してから、受信状態通知信
号162を「受信準備要求」を示すように変化させる。
ただし、信号マスク時間経過前に、PMD制御部2から
の受信状態通知信号が「受信可能」(無出力状態)に変
化した場合には、「Idle」状態の受信状態通知信号
162を、直ちにハブからの「受信可能」(無出力状
態)を示す受信状態通知信号に変化させる。
【0197】このようにすることにより、前述したよう
に、エンドノ−ド間で競合が発生した場合も、一つのエ
ンドノ−ドにのみ転送権を与えることができる。
【0198】また、前述した理由より、入力制御信号変
換部は、全入力の「受信可能」を検知した場合には、受
信状態通知信号162を「Idle」状態に切り替える
ようにする。この処理により、MAC/PMI制御部3
のMAC/PMI制御部3は、再度「転送要求」を出力
することになる。
【0199】なお、この他、図18中のフレーム受信状
態およびフレーム送信状態では、フレームデ−タの送受
信を行う。
【0200】すなわち、フレーム受信状態では、「受信
可能」(無出力状態)を出力したPMD制御部2から入
力したフレームをMAC/PMI制御部へ伝える。MA
C/PMI制御部3は、受け取ったフレームをインタフ
ェース部4を介してデータ処理装置301に転送する。
データ処理装置は、転送されたフレームのアドレスを調
べ、自身宛のものであれば、これを取り込み、そうでな
ければ、廃棄する。また、フレーム送信状態では、デー
タ処理装置301からインタフェース部4を介して送ら
れたフレームを、MAC/PMI制御部3からPMD制
御部2に送り送信する。
【0201】以上の動作により、図17に示した1対1
接続が実現できる。
【0202】また、信号処理装置161において、PM
D制御部2からの受信状態通知信号7を、そのまま何の
処理もせずに受信状態通知信号162としてMAC/P
MI制御部3へ伝えれば、従来のエンドノ−ド同様、ハ
ブに接続することができる。なお、1対1接続かハブへ
の接続かの指定は、マニュアルスイッチ等により、信号
処理装置1に設定するようにする。または、データ処理
装置301よりの指示によって設定することもできる。
【0203】なお、本第3実施例で示したエンドノ−ド
は、前記第2実施例におけるディジ−チェイン接続され
た複数のエンドノ−ドのうちの、端(一つのポ−トのみ
を用いているもの)のエンドノ−ドとして用いることも
できる。
【0204】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、単純な
構成で、ハブによって送受信が制御されるエンドノ−ド
間、およびハブの上流ポ−ト間の直接通信を可能とする
ことができる。
【0205】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るエンドノ−ドの構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るLANシステムの構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るLANシステムの構
成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る信号処理部が行う動
作モ−ド設定の処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明の第1実施例に係る信号処理部の対等接
続モード時の状態遷移を表す状態遷移図である。
【図6】本発明の第1実施例に係るノ−ド間の通信シ−
ケンスを表すタイミングチャ−ト。
【図7】本発明の第1実施例に係るタイマの構成を示す
ブロック図である。
【図8】本発明の第1実施例に係る信号処理部のハブモ
ード時の状態遷移を表す状態遷移図である。
【図9】本発明の第2実施例に係るエンドノ−ドの構成
を示すブロック図である。
【図10】本発明の第2実施例に係るエンドノ−ドの第
1の接続例を示す図である。
【図11】本発明の第2実施例に係るエンドノ−ドの第
2の接続例を示す図である。
【図12】本発明の第2実施例に係る信号処理部の動作
を示す状態遷移図である。
【図13】本発明の第2実施例に係るエンドノ−ド間の
通信シ−ケンスを示す図である。
【図14】本発明の第2実施例に係る信号マスク時間設
定手段の構成を表すブロック図である。
【図15】本発明の第2実施例に係る信号マスク時間設
定手段の動作例を示す図である。
【図16】本発明の第3実施例に係るエンドノ−ドの構
成を示すブロック図である。
【図17】本発明の第3実施例に係るエンドノ−ドの接
続例を示す図である。
【図18】本発明の第3実施例に係る信号処理部の動作
を示す状態遷移図である。
【図19】従来のLANシステムの構成を示すブロック
図である。
【図20】従来のハブとエンドノ−ド間のフレーム転送
動作を示す図である。
【図21】従来のデマンドプライオリティ方式における
プロトコル層と、ISO,OSI参照モデルのプロトコ
ル層の対応を示す図である。
【図22】従来のエンドノ−ドとハブより構築されるL
ANの構成をを示すブロック図である。
【符号の説明】
1、90、161…信号処理部 5…LANアダプタ装置 35…LAN接続部 10…出力制御信号処理部 11…入力制御信号処理部 91…入力制御信号変換部 92…出力制御信号選択部 96…2ポ−トLANアダプタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 A. Albrecht et a l.,An overview of IEEE802.11 Demand Pr iority,IEEE GLOBEO M ’94,1994年11月28日 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】LANアダプタ装置であって、 下流向け制御信号およびフレ−ムを送信すると共に上流
    向け制御信号およびフレ−ムを受信する上位装置、およ
    び、前記上流向け制御信号とフレ−ムを送信すると共に
    前記下流向け制御信号とフレ−ムを受信する他のLAN
    アダプタ装置との任意の一方に接続する上流ポ−トと、 入力された下流向け制御信号とフレ−ムとを受け取ると
    共に、受け取った下流向け制御信号に応じて前記上流向
    け制御信号とフレ−ムとを生成し、前記上流ポ−トより
    送信するフレ−ム送受制御手段と、 前記上流ポ−トに前記上位装置が接続された場合に、前
    記上流ポ−トで受信した下流向け制御信号とフレ−ムを
    前記フレ−ム送受制御手段に入力し、前記上流ポ−トに
    前記他のLANアダプタ装置が接続された場合に、上流
    ポ−トで受信した上流向け制御信号を、当該上流向け制
    御信号と表す意味が等価もしくは代替可能な下流向け制
    御信号に変換して前記フレ−ム送受制御手段に入力する
    信号処理手段を有することを特徴とするLANアダプタ
    装置。
  2. 【請求項2】LANアダプタ装置であって、 下流向け制御信号およびフレ−ムを送信すると共に上流
    向け制御信号およびフレ−ムを受信する上位装置、およ
    び、前記上流向け制御信号とフレ−ムを送信すると共に
    前記下流向け制御信号とフレ−ムを受信する他のLAN
    アダプタ装置との任意の一方に接続する上流ポ−トと、 前記上流ポ−トで受信した下流向け制御信号に応じて前
    記上流向け制御信号とフレ−ムとを生成し出力するフレ
    −ム送受制御手段と、 前記上流ポ−トに前記上位装置が接続された場合に、前
    記フレ−ム送受制御手段より出力された上流向け制御信
    号を前記上流ポ−トより送信し、前記上流ポ−トに前記
    他のLANアダプタ装置が接続された場合に、前記フレ
    −ム送受制御手段より出力された上流向け制御信号を、
    当該上流向け制御信号と表す意味が等価もしくは代替可
    能な下流向け制御信号に変換して前記上流ポ−トより送
    信する信号処理手段を有することを特徴とするLANア
    ダプタ装置。
  3. 【請求項3】請求項1および2のいずれか一項に記載の
    LANアダプタ装置であって、 前記信号処理手段は、 あらかじめ定めた循環的に遷移すべき、転送を許可する
    状態を含む複数の状態を有し、 前記上流ポ−トで受信した制御信号によって示される前
    記他のLANアダプタ装置の信号処理手段の状態の遷移
    に伴い、前記他のLANアダプタ装置の信号処理手段
    状態が転送を許可する状態にあるときに、自己の状態が
    転送を許可する状態にならないように、自己の状態を前
    記他のLANアダプタ装置の信号処理手段の状態と所定
    の関係を保ちながら循環的に遷移させる共に、自己の状
    態を遷移させたときに自己の状態が遷移したことを示す
    制御信号を前記上流ポ−トに、当該上流ポ−トより送信
    する制御信号として中継する手段と、 自己の状態が転送を許可する状態にある場合にのみ、前
    記フレ−ム送受制御手段が出力した転送の要求を表す値
    の制御信号を、前記上流ポ−トに、当該上流ポ−トより
    送信する制御信号として中継する手段とを有することを
    特徴とするLANアダプタ装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のLANアダプタ装置であっ
    て、 前記信号処理手段は、自己の状態が転送を許可する状態
    にある場合にのみ、上流ポ−トで受信した受信可能を表
    す値の制御信号を前記フレ−ム送受制御手段に中継する
    手段を有することを特徴とするLANアダプタ装置。
  5. 【請求項5】2つの上流ポ−トと、 上流ポ−ト毎に設けられた2つの信号送受手段と、 信号処理手段と、 フレ−ム送受制御手段とを有し、 前記信号送受手段は、対応する上流ポ−トより受信した
    制御信号およびフレ−ムを前記信号処理手段に渡し、前
    記信号処理手段から渡された制御信号およびフレ−ムを
    対応する前記上流ポ−トより送信し、 前記フレ−ム送受制御手段は、渡された制御信号とフレ
    −ムとを受け取ると共に、受け取った制御信号に応じて
    制御信号とフレ−ムとを生成して出力し、 前記信号処理手段は、前記2つの上流ポ−トの両方に他
    のLANアダプタ装置の上流ポ−トが接続された場合、
    および、一方の上流ポ−トに上位装置が接続され他方の
    上流ポ−トに他のLANアダプタ装置の上流ポ−トが接
    続された場合に、一方の信号送受手段から渡されたフレ
    −ムを、他方の信号送受手段とフレ−ム送受制御手段に
    入力し、フレ−ム送受制御手段が出力したフレ−ムを両
    方の信号送受手段に渡し、各信号送受手段に、他方の信
    号送受手段から渡された制御信号とフレ−ム送受制御手
    段から出力された制御信号の値に応じて定まる値の制御
    信号を渡し、両方の信号送受手段から渡された2つの制
    御信号と前記フレ−ム送受制御手段から出力された制御
    信号の値に応じて定まる値の制御信号を前記フレ−ム送
    受制御手段に渡すことを特徴とするLANアダプタ装
    置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のLANアダプタ装置であ
    って、 前記信号処理手段は、 前記2つの上流ポ−トの何れか一方に、前記他のLAN
    アダプタ装置の上流ポ−トが接続された場合であって、
    フレ−ム送受制御手段が前記2つの上流ポートの他方の
    上流ポートより転送の要求発生を表す値の制御信号を送
    信しているときに、前記何れか一方の上流ポ−トで受信
    した制御信号の値が転送の要求発生を表す値に変化した
    場合には、前記フレ−ム送受制御手段に中継する制御信
    号の値を、所定時間が経過するまで、前記転送の要求発
    生を表す値の制御信号を受信する以前に中継していた値
    に維持し、その後、前記フレーム送受制御手段に中継す
    る制御信号の値を、受信した前記転送の要求発生を表す
    値の制御信号に応じた値に変化させることを特徴とする
    LANアダプタ装置。
  7. 【請求項7】LANに接続された情報処理装置であっ
    て、 前記LANを介して他の装置と接続されるポートと、 前記ポートが前記LANを介して前記他の装置に設けら
    れる他のポートに対して接続されるとき、前記他の装置
    から送信される制御信号の内容に応じて、前記他のポー
    トのポート種別を判断する手段と、 前記他のポートが、上位方向制御信号を上流の装置に対
    して前記LANを介して出力し、前記LANを介して前
    記上流の装置から出力される下位方向制御信号を受信す
    る上位接続ポートである場合、前記ポートが、前記LA
    Nを介して下流の装置に対して下位方向制御信号を出力
    し、前記LANを介して前記下流の装置から出力される
    上位方向制御信号を受信する下位接続ポートとして認識
    されるように前記他の装置に対して制御信号を出力し、
    または前記他のポートが前記下位接続ポートである場
    合、前記ポートが前記上位接続ポートとして認識される
    ように前記他の装置に対して制御信号を出力する手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の情報処理装置において、 前記判断する手段は、前記ポートが前記LANを介して
    前記他のポートに対して接続されるとき、前記他の装置
    から送信される制御信号の内容をもとにして、前記他の
    ポートのポート種別を、前記上位接続ポート、前記下位
    接続ポート、または自身と同機能を備えるポートの何れ
    かか判断するものであり、 前記出力する手段は、前記他のポートが前記自身と同機
    能を備えるポートである場合、前記ポートが対等接続ポ
    ートとして認識されるように前記他の装置に対して制御
    信号を出力するものであることを特徴とする情報処理装
    置。
  9. 【請求項9】LANに接続されたノードであって、 前記LANを介して他の装置と接続され、前記LANを
    介して下流の装置に対して下位方向制御信号を出力し、
    前記LANを介して前記下流の装置から出力された上位
    方向制御信号を受信する下位接続ポート、または上位方
    向制御信号を上流の装置に対して前記LANを介して出
    力し、前記LANを介して前記上流の装置から出力され
    た下位方向制御信号を受信する上位接続ポートとして、
    前記他の装置に認識されるポートと、 前記ポートが前記下位接続ポートとして前記他の装置の
    前記上位接続ポートに接続された場合であって、自ノー
    ド内で生成された転送要求と前記他の装置から入力され
    た転送要求を表す制御信号との間で競合が生じた場合、
    予め定義された制御手順に応じてどちらの転送要求が優
    先するかを決定する手段と、 優先すると決定された転送要求から先に実行されるため
    に、前記他の装置に対して制御信号を出力する手段とを
    有することを特徴とするノード。
  10. 【請求項10】伝送媒体を介して送受信相手装置と接続
    する装置間接続装置であって、 前記伝送媒体に接続される接続部と、 前記接続部を介して前記送受信相手装置との間で送受信
    される信号を制御するポート部とを有し、 前記接続部が前記伝送媒体に接続される場合、前記ポー
    ト部は、前記送受信相手装置が自装置間接続装置に対す
    る下流の装置として動作するように設定されている場
    合、自装置間接続装置が前記送受信相手装置に対する上
    流の装置として動作するように下位接続ポート部とな
    り、前記送受信相手装置が自装置間接続装置に対する上
    流の装置として動作するように設定されている場合、自
    装置間接続装置が前記送受信相手装置に対する下流の装
    置として動作するように上位接続ポート部となるもので
    あることを特徴とする装置間接続装置。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の装置間接続装置にお
    いて、 前記ポート部は、前記下位接続ポート部として、前記接
    続部を介して前記送受信相手装置から送信される転送要
    求を表す制御信号を受信し、自装置間接続装置内で生成
    された転送要求と前記送受信相手装置から送信された転
    送要求を表す制御信号との間で競合が生じた場合、予め
    設定された制御過程に応じて優先的な転送要求を決定す
    るものであることを特徴とする装置間接続装置。
  12. 【請求項12】請求項10および11のいずれか一項に
    記載の装置間接続装置において、 前記ポート部は、前記ポート部と前記送受信相手装置と
    の間の予め定められた関係を保ちつつ循環的に遷移する
    複数の状態を有し、前記送受信相手装置が転送要求を表
    す制御信号を送信する状態にない場合に、前記接続部を
    介して転送要求を表す制御信号を送信するように制御す
    るものであることを特徴とする装置間接続装置。
  13. 【請求項13】少なくとも一つの伝送媒体を介して送受
    信相手装置と接続する装置間接続装置であって、 前記少なくとも一つの伝送媒体に接続される接続部と、 前記接続部を介して前記送受信相手装置との間で送受信
    される信号を制御するポート部とを有し、 前記接続部が前記伝送媒体に接続される場合、前記ポー
    ト部は、前記送受信相手装置に設けられる他のポート部
    が前記ポート部に対する下流のポート部として動作する
    ように設定されている場合、前記ポート部が前記他のポ
    ート部に対する上流のポート部として動作する下位接続
    ポート部となり、前記他のポート部が前記ポート部に対
    する上流のポート部として動作するように設定されてい
    る場合、前記ポート部が前記他のポート部に対する下流
    のポート部として動作する上位接続ポート部となるもの
    であることを特徴とする装置間接続装置。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の装置間接続装置にお
    いて、 前記ポート部は、前記接続部を介して前記送受信相手装
    置から送信される制御信号の内容に応じて、前記上位接
    続ポート部または前記下位接続ポート部の何れかに設定
    されるものであることを特徴とする装置間接続装置。
  15. 【請求項15】送受信相手装置に備えられる他のポート
    部と少なくとも一つの伝送媒体を介して接続する少なく
    とも一つのポート部を有する装置間接続装置において実
    行されるポート部制御方法であって、 前記少なくとも一つのポート部が前記少なくとも一つの
    伝送媒体を介して前記他のポート部と接続されたき、前
    記送受信相手装置が自装置間接続装置に対する下流の装
    置として動作するように設定されているか、または、前
    記送受信相手装置が自装置間接続装置に対する上流の装
    置として動作するように設定されているかを判断するス
    テップと、 前記送受信相手装置が自装置間接続装置に対する下流の
    装置として動作するように設定されている場合、自装置
    間接続装置が前記送受信相手装置に対する上流の装置と
    して動作するステップと、 前記送受信相手装置が自装置間接続装置に対する上流の
    装置として動作するように設定されている場合、自装置
    間接続装置が前記送受信相手装置に対する下流の装置と
    して動作するステップとを有することを特徴とするポー
    ト部制御方法。
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