JP3539616B2 - 波形測定器 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の波形信号を入力し、表示する波形測定器に関し、波形の表示が見やすく、特定の波形を容易に拡大表示できる波形測定器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ディジタルオシロスコープやアナライジングレコーダ等の波形測定器は、複数の波形信号を入力し、この波形信号の表示を行っていた。この複数の波形信号の表示の方法には、表示領域を信号毎に分割して表示する方法と、同じ表示領域に重ね書きして表示する方法とがある。
【0003】
図4は、表示領域を信号毎に分割して表示した例を示した図で、波形の表示領域D1〜D4には、それぞれ異なる波形信号a〜dが表示される。
【0004】
図5は、同じ波形表示領域に重ね書きして表示した例を示した図で、波形の表示領域Daには、異なる波形信号a〜dが重ねて表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
表示領域を信号毎に分割して表示する方法では、すべての波形が均等な大きさで表示されるため、注目した波形信号を大きくすることができなかった。
【0006】
また、同じ表示領域に重ね書きする方法では、波形の表示が重なって表示されるので、見にくい。波形毎に垂直表示位置を調整し、波形を垂直軸方向に拡大縮小が行えるが、操作が複雑で、手間がかかった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、波形の表示が見やすく、特定の波形を容易に拡大表示できる波形測定器を実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、
複数の波形信号を入力し、表示する波形測定器において、
複数の波形信号を垂直軸方向で分割した表示領域毎に表示すると共に、特定の表示領域の垂直軸を拡大し、この特定の表示領域の波形信号を垂直軸方向に拡大して表示すると共に、特定以外の表示領域の垂直軸を縮小し、特定以外の表示領域の波形信号を垂直軸方向に縮小して表示する表示手段を有することを特徴とするものである。
【0009】
このような本発明では、表示手段が、入力した複数の波形信号を分割した表示領域毎に表示する。そして、表示手段は、特定の表示領域の垂直軸を拡大し、この特定の表示領域の波形信号を垂直軸方向に拡大して表示する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図面を用いて本発明を説明する。
図1は本発明の一実施例を示した構成図である。
図2は図1の装置の外観図である。
【0011】
図において、波形測定器1は、測定対象を測定し、複数の波形信号a〜dを表示する。そして、波形測定器1は、測定手段11と記憶部12と表示手段13とロータリエンコーダ14と表示器Dとからなる。
【0012】
測定手段11は、測定対象から複数の波形信号a〜dを入力し、ディジタル値に変換する。記憶部12は、測定手段11からのディジタル値を格納する。表示手段13は、記憶部12から複数の波形信号a〜dのディジタル値を読み込み、複数の波形信号a〜dを垂直軸方向で分割した表示領域D1〜D4毎に表示すると共に、特定の表示領域の垂直軸を拡大し、この特定の表示領域の波形信号を垂直軸方向に拡大して、表示器Dに表示する。ロータリエンコーダ14は選択手段で、表示手段13の垂直軸を拡大する表示領域を特定する。
【0013】
このような装置の動作を以下で説明する。
最初の状態(図2の状態)のとき、表示領域D1が垂直軸方向に広い波形領域を持ち、表示領域D2〜D4は狭い表示領域を持っている。このとき、波形信号aも表示領域D1に対応して垂直軸が拡大して表示されている。
【0014】
そして、ロータリエンコーダ14を操作し、表示領域D2が垂直軸方向が広い波形領域にし、表示領域D1,D3〜D4を狭い表示領域にする。つまり、図3の状態にする。このとき、波形信号aは、波形領域D1に対応して、垂直軸方向が縮小され、波形信号bは、波形領域D2に対応して、垂直軸方向が拡大されて表示される。
【0015】
同様に、ロータリエンコーダ14を操作することにより、垂直軸方向が広い波形領域が、D1→D2→D3→D4→D1と変わる。これに伴って、波形信号も、a→b→c→d→aと垂直軸方向が拡大表示される。
【0016】
また、ロータリエンコーダ14を逆方向に操作することにより、垂直軸方向が広い波形領域が、D1→D4→D3→D2→D1と変わる。これに伴って、波形信号も、a→d→c→b→aと垂直軸方向が拡大表示される。
【0017】
このように、表示手段13が、ロータリエンコーダ14により特定された表示領域の垂直軸を拡大表示し、この特定された表示領域の波形信号も同様に拡大表示するので、波形の表示が見やすく、特定の波形を容易に拡大表示できる。
【0018】
また、ロータリエンコーダ14により、順次表示領域を変更しているので、容易に拡大する表示領域(波形信号)を変えることができる。
【0019】
なお、本発明はこれに限定されるものではなく、選択手段がロータリエンコーダ14の場合を示したが、マウス等でもよい。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、以下のような効果がある。
請求項1,2によれば、表示手段が、選択手段により特定された表示領域の垂直軸を拡大表示し、この特定された表示領域の波形信号も同様に拡大表示するので、波形の表示が見やすく、特定の波形を容易に拡大表示できる。
【0021】
請求項3によれば、選択手段をロータリエンコーダにしたことにより、順次表示領域を変更できるので、容易に拡大する表示領域(波形信号)を変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】図1の装置の外観図である。
【図3】図1の装置の外観図である。
【図4】表示領域を信号毎に分割して表示した例を示した図である。
【図5】同じ波形表示領域に重ね書きして表示した例を示した図である。
【符号の説明】
11 測定手段
12 記憶部
13 表示手段
14 ロータリエンコーダ
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の波形信号を入力し、表示する波形測定器に関し、波形の表示が見やすく、特定の波形を容易に拡大表示できる波形測定器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ディジタルオシロスコープやアナライジングレコーダ等の波形測定器は、複数の波形信号を入力し、この波形信号の表示を行っていた。この複数の波形信号の表示の方法には、表示領域を信号毎に分割して表示する方法と、同じ表示領域に重ね書きして表示する方法とがある。
【0003】
図4は、表示領域を信号毎に分割して表示した例を示した図で、波形の表示領域D1〜D4には、それぞれ異なる波形信号a〜dが表示される。
【0004】
図5は、同じ波形表示領域に重ね書きして表示した例を示した図で、波形の表示領域Daには、異なる波形信号a〜dが重ねて表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
表示領域を信号毎に分割して表示する方法では、すべての波形が均等な大きさで表示されるため、注目した波形信号を大きくすることができなかった。
【0006】
また、同じ表示領域に重ね書きする方法では、波形の表示が重なって表示されるので、見にくい。波形毎に垂直表示位置を調整し、波形を垂直軸方向に拡大縮小が行えるが、操作が複雑で、手間がかかった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、波形の表示が見やすく、特定の波形を容易に拡大表示できる波形測定器を実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、
複数の波形信号を入力し、表示する波形測定器において、
複数の波形信号を垂直軸方向で分割した表示領域毎に表示すると共に、特定の表示領域の垂直軸を拡大し、この特定の表示領域の波形信号を垂直軸方向に拡大して表示すると共に、特定以外の表示領域の垂直軸を縮小し、特定以外の表示領域の波形信号を垂直軸方向に縮小して表示する表示手段を有することを特徴とするものである。
【0009】
このような本発明では、表示手段が、入力した複数の波形信号を分割した表示領域毎に表示する。そして、表示手段は、特定の表示領域の垂直軸を拡大し、この特定の表示領域の波形信号を垂直軸方向に拡大して表示する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図面を用いて本発明を説明する。
図1は本発明の一実施例を示した構成図である。
図2は図1の装置の外観図である。
【0011】
図において、波形測定器1は、測定対象を測定し、複数の波形信号a〜dを表示する。そして、波形測定器1は、測定手段11と記憶部12と表示手段13とロータリエンコーダ14と表示器Dとからなる。
【0012】
測定手段11は、測定対象から複数の波形信号a〜dを入力し、ディジタル値に変換する。記憶部12は、測定手段11からのディジタル値を格納する。表示手段13は、記憶部12から複数の波形信号a〜dのディジタル値を読み込み、複数の波形信号a〜dを垂直軸方向で分割した表示領域D1〜D4毎に表示すると共に、特定の表示領域の垂直軸を拡大し、この特定の表示領域の波形信号を垂直軸方向に拡大して、表示器Dに表示する。ロータリエンコーダ14は選択手段で、表示手段13の垂直軸を拡大する表示領域を特定する。
【0013】
このような装置の動作を以下で説明する。
最初の状態(図2の状態)のとき、表示領域D1が垂直軸方向に広い波形領域を持ち、表示領域D2〜D4は狭い表示領域を持っている。このとき、波形信号aも表示領域D1に対応して垂直軸が拡大して表示されている。
【0014】
そして、ロータリエンコーダ14を操作し、表示領域D2が垂直軸方向が広い波形領域にし、表示領域D1,D3〜D4を狭い表示領域にする。つまり、図3の状態にする。このとき、波形信号aは、波形領域D1に対応して、垂直軸方向が縮小され、波形信号bは、波形領域D2に対応して、垂直軸方向が拡大されて表示される。
【0015】
同様に、ロータリエンコーダ14を操作することにより、垂直軸方向が広い波形領域が、D1→D2→D3→D4→D1と変わる。これに伴って、波形信号も、a→b→c→d→aと垂直軸方向が拡大表示される。
【0016】
また、ロータリエンコーダ14を逆方向に操作することにより、垂直軸方向が広い波形領域が、D1→D4→D3→D2→D1と変わる。これに伴って、波形信号も、a→d→c→b→aと垂直軸方向が拡大表示される。
【0017】
このように、表示手段13が、ロータリエンコーダ14により特定された表示領域の垂直軸を拡大表示し、この特定された表示領域の波形信号も同様に拡大表示するので、波形の表示が見やすく、特定の波形を容易に拡大表示できる。
【0018】
また、ロータリエンコーダ14により、順次表示領域を変更しているので、容易に拡大する表示領域(波形信号)を変えることができる。
【0019】
なお、本発明はこれに限定されるものではなく、選択手段がロータリエンコーダ14の場合を示したが、マウス等でもよい。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、以下のような効果がある。
請求項1,2によれば、表示手段が、選択手段により特定された表示領域の垂直軸を拡大表示し、この特定された表示領域の波形信号も同様に拡大表示するので、波形の表示が見やすく、特定の波形を容易に拡大表示できる。
【0021】
請求項3によれば、選択手段をロータリエンコーダにしたことにより、順次表示領域を変更できるので、容易に拡大する表示領域(波形信号)を変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】図1の装置の外観図である。
【図3】図1の装置の外観図である。
【図4】表示領域を信号毎に分割して表示した例を示した図である。
【図5】同じ波形表示領域に重ね書きして表示した例を示した図である。
【符号の説明】
11 測定手段
12 記憶部
13 表示手段
14 ロータリエンコーダ
Claims (3)
- 複数の波形信号を入力し、表示する波形測定器において、
複数の波形信号を垂直軸方向で分割した表示領域毎に表示すると共に、特定の表示領域の垂直軸を拡大し、この特定の表示領域の波形信号を垂直軸方向に拡大して表示すると共に、特定以外の表示領域の垂直軸を縮小し、特定以外の表示領域の波形信号を垂直軸方向に縮小して表示する表示手段を有することを特徴とする波形測定器。 - 複数の波形信号を入力し、表示する波形測定器において、
複数の波形信号を入力し、ディジタル値に変換する測定手段と、
この測定手段からのディジタル値を格納する記憶部と、
この記憶部から複数の波形信号のディジタル値を読み込み、複数の波形信号を垂直軸方向で分割した表示領域毎に表示すると共に、特定の表示領域の垂直軸を拡大し、この特定の表示領域の波形信号を垂直軸方向に拡大して表示すると共に、特定以外の表示領域の垂直軸を縮小し、特定以外の表示領域の波形信号を垂直軸方向に縮小して表示する表示手段と、
この表示手段の垂直軸を拡大する表示領域を特定する選択手段と
を有することを特徴とする波形測定器。 - 選択手段を順次表示領域を特定するロータリエンコーダにしたことを特徴とする請求項2記載の波形測定器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12452098A JP3539616B2 (ja) | 1998-05-07 | 1998-05-07 | 波形測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12452098A JP3539616B2 (ja) | 1998-05-07 | 1998-05-07 | 波形測定器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11326392A JPH11326392A (ja) | 1999-11-26 |
| JP3539616B2 true JP3539616B2 (ja) | 2004-07-07 |
Family
ID=14887527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12452098A Expired - Fee Related JP3539616B2 (ja) | 1998-05-07 | 1998-05-07 | 波形測定器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3539616B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4579661B2 (ja) * | 2004-12-07 | 2010-11-10 | 日置電機株式会社 | 測定結果表示装置および測定結果表示方法 |
| JP2015125681A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-06 | パイオニア株式会社 | 情報提供装置 |
| JP6698789B2 (ja) * | 2018-11-05 | 2020-05-27 | パイオニア株式会社 | 情報提供装置 |
| JP2020144890A (ja) * | 2020-04-27 | 2020-09-10 | パイオニア株式会社 | 情報提供装置 |
| JP7814750B2 (ja) * | 2022-08-23 | 2026-02-17 | 株式会社リガク | 熱分析装置及び熱分析装置用制御ソフトウェア |
-
1998
- 1998-05-07 JP JP12452098A patent/JP3539616B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11326392A (ja) | 1999-11-26 |
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Legal Events
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