JP3544508B2 - Automatic transmission - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】
変速装置として従来の手動変速機の機構、すなわち、噛み合い歯車式変速機を用い、エンジンと変速機とを締結及び解放するクラッチと、各ギヤと出力軸とを締結及び解放するクラッチを動かすアクチュエータを設け、該クラッチの締結、解放を実施するために該アクチュエータへの油圧を制御して、自動変速を実行する自動変速機が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように構成される従来の自動変速機にあっては、噛み合いクラッチがいずれのギヤにも締結されていない、いわゆる中立の状態がある。
このような中立の状態は、1速から2速へ、2速から3速へ、3速から4速へ、4速から5速へ変速する場合において噛み合いクラッチがいずれのギヤにも締結されていない状態で、車両は加速している状態であるにも拘わらず変速時の噛み合いクラッチがいずれのギヤにも噛み合っていないため、加速の動力が出力軸に伝達されず、運転者に減速したような一種のショック感を与えることになり運転感覚が悪いという問題がある。
【0004】
本発明の目的は、加速時におけるクラッチの締結・解放の際のショック感を和らげることのできる自動変速機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の1つは、エンジンの動力を受けて入力軸を回転し、この入力軸を回転させることによってカウンタシャフトを回転し、このカウンタシャフトの回転を速度に合わせた変速ギヤに噛み合いクラッチの締結・解除を行い自動変速してカウンタギヤを介して出力軸に伝達する噛み合い式の自動変速機にあって、噛み合いクラッチの切替の際、発進クラッチ以外の噛み合いクラッチのいずれもが変速ギヤに締結されていない期間、すなわち、いずれかの噛み合いクラッチが締結するまでの無締結の間に、入力軸の回転動力を出力軸に伝達するアシスト機構を出力軸の最高速段のギヤに設けたものである。
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の他の1つは、アシスト機構を、出力軸の最後部ギヤより車体後方側に設けて構成したものである。
【0007】
上記目的を達成するため、本発明のさらに他の1つは、アシスト機構を、締結することによって前記入力軸の回転動力を前記カウンタシャフトを介して前記出力軸に伝達し、解除することによって前記出力軸への前記入力軸の回転動力の伝達を停止する構成とし、噛み合いクラッチの切替指令が出力されると変速ギヤと現在締結している噛み合いクラッチが完全に解放される以前に締結し始め、この噛み合いクラッチがこの変速ギヤから完全に解放された際に入力軸の回転動力を出力軸に伝達し、切替指令に基づいて締結しようとしている変速ギヤにいずれかの噛み合いクラッチが締結したときに解放するようにしたものである。
【0008】
上記目的を達成するため、本発明のさらに他の1つは、アシスト機構を、出力軸に固着され該出力軸と共に回転するクラッチ板と、出力軸に回転自在に設けられクラッチ板に押圧接することによりクラッチ板にカウンタシャフトの回転を伝達するアシストギヤとによって構成されるアシストクラッチと、このアシストクラッチのアシストギヤに噛合しカウンタシャフトに固着される最高速段のカウンタアシストギヤとからなり、アシスト指令に基づいてカウンタアシストギヤの回転をアシストギヤ、クラッチ板を介して出力軸に伝達するようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図7を用いて本発明に係る自動変速機の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施の形態をなす自動変速機の全体構成図、図2は図1に図示のアシスト機構の拡大図、図3は図1に図示の自動変速機の右側面図、図4は自動車の車体において本発明に係る自動変速機が配置される位置を示す図、図5〜図7は変速時のアシスト機構の締結・解放の動作を説明するための図である。
【0010】
図1において、自動変速機3は、トランスミッションケース30内に収納されている。トランスミッションケース30内には、図示されていない発進クラッチの締結によって回転する入力軸300が回転自在に支持されている。この入力軸300の車両の後ろ方向端部には、ドライブギヤ301が固着されており、入力軸300が回転すると、この入力軸300の回転によって回転するように構成されている。また、このドライブギヤ301に対向して、入力軸300の軸心と軸心が一致するように、入力軸300の延長線上にドライブギヤ301に非接触に出力軸323が回転自在に設けられている。
【0011】
また、出力軸323の下方、出力軸323に平行にカウンタシャフト315が回転自在に支持されている。このカウンタシャフト315の車体前方側端部には、カウンタドライブギヤ314が固着されている。このカウンタドライブギヤ314は、ドライブギヤ301に噛合されており、ドライブギヤ301によって回転するように構成されている。このドライブギヤ301は、発進クラッチの締結によってエンジンの回転が入力軸300に伝達されると、この入力軸300の回転によって回転する。このドライブギヤ301が回転すると、ドライブギヤ301に噛合されるカウンタドライブギヤ314が回転し、カウンタドライブギヤ314が固着しているカウンタシャフト315が回転するように構成されている。このカウンタシャフト315には、カウンタドライブギヤ314から車体後方側に所定間隔を置いてカウンタ3速ギヤ316が固着されており、このカウンタ3速ギヤ316から車体後方側に所定間隔を置いてカウンタ2速ギヤ317が固着されている。
【0012】
また、このカウンタ2速ギヤ317の車体後方側には、カウンタ2速ギヤ317から所定間隔を置いてカウンタ1速ギヤ318が固着されている。さらに、このカウンタ1速ギヤ318の車体後方側には、カウンタ1速ギヤ318から所定間隔を置いてカウンタ5速ギヤ322が固着されている。
【0013】
このカウンタ3速ギヤ316には、3速ギヤ303が噛合しており、この3速ギヤ303は、出力軸323に回転自在に設けられている。そして、この出力軸323には、この3速ギヤ303とドライブギヤ301との間に、噛み合いクラッチ302が設けられており、この噛み合いクラッチ302は、出力軸323と係合しており、出力軸323と共に回転するように構成されている。すなわち、この噛み合いクラッチ302は、出力軸323に係合し、出力軸323上を摺動可能に構成されており、噛み合いクラッチ302を車体前方向にシフトすることによって噛み合いクラッチ302とドライブギヤ301とを締結(4速)して入力軸300の回転を出力軸323に伝達したり、噛み合いクラッチ302を車体後方向にシフトすることによって噛み合いクラッチ302と3速ギヤ303とを締結して入力軸300の回転をカウンタ3速ギヤ316を介して変速して出力軸323に伝達したりする。
【0014】
また、カウンタ2速ギヤ317には、2速ギヤ304が噛合しており、この2速ギヤ304は、出力軸323に回転自在に設けられている。さらに、カウンタ1速ギヤ318には、1速ギヤ306が噛合しており、この1速ギヤ306は、出力軸323に回転自在に設けられている。そして、この出力軸323には、2速ギヤ304と1速ギヤ306との間に、噛み合いクラッチ305が設けられており、この噛み合いクラッチ305は、出力軸323と係合しており、出力軸323と共に回転するように構成されている。すなわち、この噛み合いクラッチ305は、出力軸323に係合し、出力軸323上を摺動可能に構成されており、噛み合いクラッチ305を車体前方向にシフトすることによって2速ギヤ304に係合して、入力軸300の回転をカウンタ2速ギヤ317を介して変速して伝達する。また、噛み合いクラッチ305を車体後方向にシフトすることによって1速ギヤ306と係合して、力軸300の回転をカウンタ1速ギヤ318を介して変速して伝達する。したがって、カウンタシャフト315が回転してカウンタ2速ギヤ317、カウンタ1速ギヤ318が回転していても、噛み合いクラッチ305がカウンタ2速ギヤ317又はカウンタ1速ギヤ318のいずれかのギヤと噛み合わない限りカウンタシャフト315の回転力は、出力軸323に出力されることはない。
【0015】
この噛み合いクラッチ302、噛み合いクラッチ305の操作は、シフトセレクト5のアクチュエータを作動することによって、ストライキングアーム312を介してストライキングロッド311を動かして行われる。このシフトセレクト5は、運転者のアクセル踏み込み量に基づいて出力されるアクセル指令値と、自動車の現在の車速から選択される変速ギヤに切り替える動作をするものである。
【0016】
一方、中間プレート307を挟んでカウンタシャフト315の車両後方側には、リバースカウンタギヤ319が固着されている。このリバースカウンタギヤ319は、車両がバックするときに作用するものである。このリバースカウンタギヤ319には、図3に示す如く、リバースシャフト321に回転自在に取り付けられたリバースアイドラーギヤ320が噛合しており、このリバースアイドラーギヤ320は、カウンタシャフト315の回転と共に回転するリバースカウンタギヤ319によって常時回転している。また、このリバースギヤ309は、出力軸323に回転自在に設けられており、このリバースギヤ309の車両前方には、噛み合いクラッチ308が出力軸323に係合して設けられている。
【0017】
さらに、カウンタシャフト315のリバースカウンタギヤ319から所定間隔置いて車両後方側には、カウンタ5速ギヤ322が固着されている。そして、このカウンタ5速ギヤ322には、5速ギヤ310が噛合しており、この5速ギヤ310は、出力軸323に回転自在に設けられている。この5速ギヤ310は、出力軸323に係合して設けられている噛み合いクラッチ308を締結することによって出力軸323に入力軸300の出力を伝達する。すなわち、この噛み合いクラッチ308は、出力軸323上を摺動可能に構成されており、噛み合いクラッチ308を車体後方向にシフトすることによって5速ギヤ310に係合して入力軸300の出力をカウンタ5速ギヤ322を介して変速して伝達するようになっている。したがって、カウンタシャフト315が回転してカウンタ5速ギヤ322が回転していても、噛み合いクラッチ308が噛み合わない限りカウンタシャフト315の回転力は、出力軸323に出力されることはない。
【0018】
さらに、出力軸323の5速ギヤ310から所定間隔置いて車両後方側には、図2に示す如く、アシストクラッチ6が設けられている。このアシストクラッチ6は、図5に示す如く、クラッチ板61が出力軸323に固着されており、このクラッチ板61は、出力軸323の回転と共に常時回転している。このクラッチ板61に対向してクラッチ板61に押圧接する回転板を備えたアシストギヤ325が出力軸323に回転自在に設けられている。このアシストギヤ325には、カウンタアシストギヤ324が噛合されており、このカウンタアシストギヤ324は、カウンタシャフト315に固着されている。したがって、カウンタシャフト315が回転している限りカウンタシャフト315の回転に同期してカウンタアシストギヤ324は回転しており、このカウンタアシストギヤ324に噛合しているアシストギヤ325は、カウンタアシストギヤ324の回転によって常時回転している。そして、クラッチ板61とアシストギヤ325が締結されると、カウンタシャフト315の回転力がカウンタアシストギヤ324、アシストギヤ325を介してクラッチ板61に伝達され、クラッチ板61を回転させ、このクラッチ板61の回転によって出力軸323を回転せしめ、アシストクラッチ6のアシスト力が出力軸323に付与される。
【0019】
このようにアシストギヤ325が、出力軸323とは無関係に回転するように出力軸323に回転自在に設けられており、クラッチ板61がアシストクラッチ6の設けられた出力軸323に固着され、アシストクラッチ6を作動させてクラッチ板61とアシストギヤ325とを締結することによってカウンタシャフト315の回転がカウンタアシストギヤ324を介して、アシストギヤ325、クラッチ板61を通して出力軸323に伝達されるため、変速の際に、現在締結しているギヤを解除し、新しいギヤを締結するまでの入力軸300の回転が出力軸323に伝達されない間(中立時)、アシストクラッチ6の作動によって出力軸323に入力軸300の回転力をアシストすることができ、変速の際に、締結しているギヤを解除し、新しいギヤを締結するまでの間に生じるショック感を無くすことができる。
【0020】
このようにアシストクラッチ6を出力軸323に設けることにより、出力軸323とアシストクラッチ6の軸芯を一致させることができるため、安定した状態でアシスト力を出力軸323に付与することができる。さらに、アシストクラッチ6を出力軸323に取り付けることにより、トランスミッションケース30の大きさを小さくすることができ、自動変速機3の構造を小型化することができる。また、アシストクラッチ6を出力軸323に設けることにより、組み付けを容易に行うことができる。
【0021】
この実施の形態においては、アシストクラッチ6を設ける位置を出力軸323の5速ギヤ310から所定間隔置いて車両後方側としているが、アシストクラッチ6を設ける位置は、必ずしも5速ギヤ310より車両後方側である必要はなく、出力軸323上であれば何処でも良いが、カウンタシャフト315の長さ等を考慮すると、理想的には、出力軸323の5速ギヤ310から所定間隔置いて車両後方側に設けるのがよい。
【0022】
また、カウンタシャフト315の配設位置は、図3に示す如く、出力軸323の中心軸を含む水平面より下方に位置するように形成されている。このカウンタシャフト315の配設位置は、出力軸323の中心軸を含む水平面より下方に位置するように形成するのであるが、出力軸323の中心軸を含む水平面より下方の位置であればよく、必ずしも特定されるものではないが、理想的には、出力軸323の中心軸に対し垂直の位置、すなわち、中心軸結線A上にカウンタシャフト315の中心軸がくるように構成することにより、カウンタシャフト315に固着されるカウンタギヤをトランスミッションケース30の最下部に設けることができ、車内に出っ張ることなく取り付けられトランスミッションケースの内部の空間を有効に利用することができ、かつトランスミッションケースの内底部に溜まるオイルによる冷却効果を期待することができる。
【0023】
また、リバースギヤ309の切替は、噛み合いクラッチ308によって行われる。この噛み合いクラッチ308は、出力軸323上を摺動可能に構成されており、噛み合いクラッチ308を車体前方向にシフトすることによって出力軸323に係合するリバースギヤ309とリバースアイドラーギヤ320が噛合し、リバースアイドラーギヤ320の回転がリバースギヤ309を介して出力軸323に伝達される。この噛み合いクラッチ308がリバースギヤ309に締結されると車両はバックで走行することになる。
【0024】
このように構成される自動変速機3は、図4に示す如く、車体1の走行方向中央に設けられてある。図中、2はエンジン、4は発進クラッチ、5はシフトセレクト、6はアシストクラッチ、7は油圧ユニット、8は表示装置である。
【0025】
次に、自動変速機3の動作について説明する。
まず、レンジレバーがパーキング(P)位置にあるか、ニュートラル(N)の位置に有るとき、運転者がスタータスイッチをONするとスタータモーターが回転し、エンジン2がスタートする。エンジン2がスタートした後、運転者がレンジレバーをドライブレンジ(D)位置に移動すると、シフトセレクト5がレンジレバーの指令を受けて、アクチュエータを作動し、出力軸323に係合している噛み合いクラッチ305を車両の後方向にシフトさせて1速ギヤ306に締結させる。この噛み合いクラッチ305と1速ギヤ306との締結によつて、噛み合いクラッチ305と1速ギヤ306とカウンタ1速ギヤ318とが噛み合った状態になる。
【0026】
このとき、入力軸300の回転は、ドライブギヤ301からカウンタドライブギヤ314を介してカウンタシャフト315に伝達され、カウンタシャフト315を回転させ、このカウンタシャフト315の回転が、カウンタ1速ギヤ318を介して1速ギヤ306に伝達される。そして、この1速ギヤ306の回転と共に出力軸323が回転し、車輪が回転することになる。
【0027】
いま、噛み合いクラッチ305を車両の後方向にシフトさせて1速ギヤ306に締結させた状態では、入力軸300が回転しておらず、入力軸300に固着されているドライブギヤ301は回転していない。したがって、ドライブギヤ301に噛合されているカウンタシャフト315に固定されているカウンタドライブギヤ314も回転しない。したがって、このようにカウンタシャフト315が回転しないことによって、カウンタシャフト315に固定されているカウンタ1速ギヤ318も回転しない。
【0028】
しかる後、運転者がアクセルを操作すると、発進クラッチ4が徐々に繋がり、入力軸300が回転し始め、この入力軸300の回転は、ドライブギヤ301を回転させ、ドライブギヤ301に噛合されているカウンタドライブギヤ314に伝達され、カウンタシャフト315を回転させる。このカウンタシャフト315の回転は、カウンタ1速ギヤ318を回転させ、このカウンタ1速ギヤ318の回転が1速ギヤ306に伝達され、噛み合いクラッチ305によって締結されている出力軸323を回転させて車輪を回転させる。
【0029】
運転者がさらにアクセルを踏むと、エンジン回転数及び車速がさらに上昇し、踏み込んだアクセル量に対応するアクセル指令値が制御装置に入力され、アクセル指令値と車速とからギヤ位置が1速ギヤ306か2速ギヤ304かを判定し、2速ギヤ304の領域と判断すると、制御装置からシフトセレクト5に駆動指令が出力される。このシフトセレクト5の駆動指令に基づいて、アクチュエータを作動し、出力軸323に係合している噛み合いクラッチ305を車両の前方向にシフトさせて1速ギヤ306との噛み合いを解放し、さらに噛み合いクラッチ305を車両の前方向にシフトさせて2速ギヤ304に締結させる。この1速ギヤ306から2速ギヤ304に変速する際に、1速ギヤ306との締結が解除され、2速ギヤ304が締結される際に噛み合いクラッチ305が1速ギヤ306にも2速ギヤ304にも締結されていない一時的に無締結の状態になる。このとき運転者は、アクセルを踏み込んでいるのに加速感がなく、一時減速状態になるショックが生じる。この変速時に運転者が受けるショック感を解消するためにアシスト機構が作用する。
【0030】
このように発進クラッチ4が繋がり、カウンタシャフト315の回転が、カウンタ1速ギヤ318を回転させ、出力軸323が回転して車両が走行しているときに、運転者がアクセルを踏み込みスピードを上げようとすると、エンジン回転数が上昇し、踏み込んだアクセル量に対応するアクセル指令値が制御装置に入力される。制御装置では、アクセルから出力されるアクセル指令値と車両の走行速度(車速)とからギヤ位置が2速ギヤ304か3速ギヤ303かを判定し、3速ギヤ303の領域と判断すると、制御装置からシフトセレクト5に駆動指令が出力され、アクチュエータを作動し、出力軸323に係合している噛み合いクラッチ305をシフトさせて2速ギヤ304との噛み合いを解放する。
【0031】
これと同時に、出力軸323に係合して無締結の位置にある噛み合いクラッチ302を車両の後方向にシフトさせて3速ギヤ303に締結させる。この噛み合いクラッチ302の3速ギヤ303への締結によつて、噛み合いクラッチ302と3速ギヤ303とカウンタ3速ギヤ316とが噛み合った状態になる。このため、入力軸300の回転は、ドライブギヤ301からカウンタドライブギヤ314を介してカウンタシャフト315を回転させ、このカウンタシャフト315の回転が、カウンタ3速ギヤ316を介して3速ギヤ303に伝達され、この3速ギヤ303の回転と共に出力軸323が3速ギヤ303に見合った回転をすることになり、車輪が高速回転し、車速が高くなる。
この1速ギヤ306から2速ギヤ304に変速されると、入力軸300の回転は、ドライブギヤ301からカウンタドライブギヤ314を介してカウンタシャフト315に伝達され、このカウンタシャフト315に伝達された入力軸300の回転力がカウンタ2速ギヤ317を介してカウンタ2速ギヤ317に噛合する2速ギヤ304に伝達され、出力軸323を回転させて車輪に付与される。
【0032】
この2速ギヤ304か3速ギヤ303に変速されるとき、2速ギヤ304と3速ギヤ303のいずれもが出力軸323と係合していない無締結の状態が一時存在する。この無締結の状態のときは、エンジン出力、すなわち、入力軸300の回転力は、一時出力軸323に伝達されない状態のときである。したがって、この無締結の状態のときは、エンジン出力が入力軸300を介して出力軸323に伝達されないため、運転者は、アクセルを踏み込んでいるのに加速感がなく、変速時、一時減速状態になるショック感が生じる。そこで、この変速時には、運転者のショック感を和らげるためにアシスト機構が作用する。
【0033】
この変速ギヤを切り替える変速のときのアシスト機構は、図5〜図7に示す如く動作する。ここでは2速ギヤ304から3速ギヤ303に切り替える場合を例にとって説明する。
【0034】
図5は、噛み合いクラッチ305が車両の前方向にシフトされて2速ギヤ304に締結されている状態を示している。
この図5に示す状態は、カウンタシャフト315に固着され、カウンタシャフト315の回転と共に回転するカウンタ2速ギヤ317に噛合して回転する2速ギヤ304が、噛み合いクラッチ305を車体前方向にシフトすることによって出力軸323と締結され、入力軸300の回転力がカウンタ2速ギヤ317を介して出力軸323に伝達されている状態である。すなわち、入力軸300の回転力がドライブギヤ301からカウンタドライブギヤ314を介してカウンタシャフト315に伝達されカウンタシャフト315を回転し、このカウンタシャフト315の回転が、カウンタ2速ギヤ317を介して変速して伝達されている状態となっている。このとき、出力軸323の回転によってアシストクラッチ6のクラッチ板61は回転しており、さらにカウンタシャフト315の回転によってカウンタアシストギヤ324は回転している。このカウンタアシストギヤ324に噛合するアシストギヤ325は、カウンタアシストギヤ324の回転によって出力軸323の上を空回りしている。
【0035】
したがって、この状態では、カウンタシャフト315に固着されているカウンタアシストギヤ324に噛合し、出力軸323上を空転しているアシストギヤ325は、図5に示す如く、クラッチ板61と締結されておらず、このアシストギヤ325は、カウンタシャフト315の回転によってカウンタアシストギヤ324を介して出力軸323上で、出力軸323とは無関係に回転している。このアシストギヤ325は、カウンタシャフト315が回転している限り、出力軸323上を常時空転した状態となっており、フライホイール330から発進クラッチ4を介して入力軸300に伝達される回転力は、クラッチ板61に供給されていない。
【0036】
この状態から2速ギヤ304から3速ギヤ303に変速する動作指令が出力されると、噛み合いクラッチ305を車両の後方向にシフトして2速ギヤ304との締結を解放し、噛み合いクラッチ302を車両の後方向にシフトして3速ギヤ303と締結する。この変速動作指令が出力されると、アシストクラッチ6を作動する指令が出力され、噛み合いクラッチ305が2速ギヤ304との締結を解放される前にアシストクラッチ6が作動し、図6に示す如く、クラッチ板61を油圧で押圧してアシストギヤ325と締結する。その後、噛み合いクラッチ305と2速ギヤ304との締結が解放される。これによって、カウンタアシストギヤ324の回転がアシストギヤ325を介してクラッチ板61に伝達される。この図6は、噛み合いクラッチ305が2速ギヤ304に締結されておらず、かつ、噛み合いクラッチ302が3速ギヤ303に締結されていない無締結の状態を示している。
【0037】
このカウンタアシストギヤ324の回転によって、カウンタシャフト315の回転は、カウンタアシストギヤ324に噛合するアシストギヤ325に伝達される。そして、アシストギヤ325に締結されるクラッチ板61は、出力軸323に固着されているため、アシストクラッチ6が作動し、クラッチ板61とアシストギヤ325が締結されると、カウンタシャフト315によって回転するカウンタアシストギヤ324の回転がカウンタアシストギヤ324に噛合するアシストギヤ325に伝達され、このアシストギヤ325と締結するクラッチ板61によって出力軸323に伝達される。
【0038】
このように2速ギヤ304から3速ギヤ303に変速する際に、2速ギヤ304、3速ギヤ303のいずれもが締結されていない無締結の状態が一時的に生じても、このアシストクラッチ6の作動によって、フライホイール330から発進クラッチ4を介して入力軸300に伝達される回転は、ドライブギヤ301→カウンタドライブギヤ314→カウンタシャフト315→カウンタアシストギヤ324→アシストギヤ325→クラッチ板61→出力軸323と伝達され、この変速時の無締結の状態のときに出力軸323に駆動力が作用しなくなるのを防止でき、変速時のショック感を和らげることができる。
【0039】
このアシスト機構によるアシストが行われた後、噛み合いクラッチ302が車両の後方向にシフトされ、3速ギヤ303と締結すると共にアシストクラッチ6が作動し、アシストギヤ325とクラッチ板61との締結が解除される。
【0040】
図7は、噛み合いクラッチ305が中立の位置に保持され、噛み合いクラッチ302が3速ギヤ303に締結され、アシストギヤ325とクラッチ板61との締結が解除された状態を示している。このように噛み合いクラッチ302が、3速ギヤ303に締結されると、入力軸300の回転は、ドライブギヤ301からカウンタドライブギヤ314を介してカウンタシャフト315に伝達され、このカウンタシャフト315の回転が、カウンタ3速ギヤ316を介して3速ギヤ303に伝達され、噛み合いクラッチ302によって出力軸323と締結された3速ギヤ303を介して出力軸323に与えられる。
【0041】
運転者がさらにアクセルを踏み込みスピードを上げようとすると、エンジン回転数が上昇し、上昇した回転数がドライブギヤ301を介してカウンタシャフト315の回転を上昇させる。車両の走行速度(車速)が3速ギヤ303で走行する限界にくると、制御装置は、アクセル指令値と車速とからギヤ位置が4速ギヤ301(ドライブギヤ)の領域に入ったことを検出し、制御装置からシフトセレクト5に駆動指令を出力する。そして、アクチュエータを作動し、出力軸323に係合している噛み合いクラッチ302を車両の前方向にシフトさせて3速ギヤ303との噛み合いを解放し、さらに噛み合いクラッチ302を車両の前方向にシフトさせて4速ギヤ301(ドライブギヤ)に締結させる。このように3速ギヤ303から4速ギヤ301(ドライブギヤ)に変速されると、入力軸300の回転は、ドライブギヤ301から直接出力軸323に伝達され、入力軸300の回転そのものによって出力軸323を回転させる。
【0042】
この3速ギヤ303から4速ギヤ301に変速されるとき、3速ギヤ303と4速ギヤ301のいずれもが出力軸323と係合していない無締結の状態が一時あり、この無締結の状態のときは、運転者にアクセルを踏み込んでいるのに加速感がなく、変速時、一時減速状態になるショック感を与える。そこで、この変速時には、運転者のショック感を和らげるために前記同様アシストクラッチ6が作用する。このアシストクラッチ6の作用は、前述と同様である。
【0043】
また同様に、4速ギヤ301から5速ギヤ310に変速されるとき、4速ギヤ301と5速ギヤ310のいずれもが出力軸323と係合していない無締結の状態が一時あり、この無締結の状態のときは、運転者にアクセルを踏み込んでいるのに加速感がなく、変速時、一時減速状態になるショック感を与える。そこで、この変速時には、運転者のショック感を和らげるために前記同様アシストクラッチ6が作用する。このアシストクラッチ6の作用も、前述と同様である。
【0044】
変速ギヤが3速ギヤ303の状態の位置の時に、運転者がアクセルを緩めると、車両の走行速度は低下し、車速が落ちてくる。すると、制御装置は、アクセル指令値と車速とからギヤ位置が3速ギヤ303の領域から、2速ギヤ304の領域に入ったことを検出し、制御装置からシフトセレクト5に駆動指令を出力する。そして、アクチュエータを作動し、出力軸323に係合している噛み合いクラッチ302を車両の前方向にシフトさせて3速ギヤ303との噛み合いを解放する。これと同時に、出力軸323に係合して無締結の位置にある噛み合いクラッチ305を車両の前方向にシフトさせて2速ギヤ304に締結させる。この噛み合いクラッチ305の2速ギヤ304への締結によって、噛み合いクラッチ305と2速ギヤ304とカウンタ2速ギヤ317とが噛み合った状態になる。
このため、入力軸300の回転は、ドライブギヤ301からカウンタドライブギヤ314を介してカウンタシャフト315を回転させ、このカウンタシャフト315の回転が、カウンタ2速ギヤ317を介して2速ギヤ304に伝達され、この2速ギヤ304の回転と共に出力軸323が2速ギヤ304に見合った回転をすることになり、車速が低くなる。このように変速ギヤが3速ギヤ303の状態の時に、運転者がアクセルを緩めることによって、車両の走行速度が低下する場合は、車速が低下してきている状態での変速であるため、3速ギヤ303から2速ギヤ304に切り替わる際に一時的に無締結の状態が生じても変速によるショック感がないのでアシスト機構によるアシストは行われない。
【0045】
また、2速ギヤ304から1速ギヤ306への変速に当たっても3速ギヤ303から2速ギヤ304への変速の場合と同様、運転者がアクセルを緩めることによって車両の走行速度を減速させているわけであるから、2速ギヤ304から1速ギヤ306に切り替わる際に一時的に無締結の状態が生じても変速によるショック感がないのでアシスト機構によるアシストは行われない。
【0046】
本実施の形態によれば、1速から2速へ、2速から3速へ、3速から4速へ、4速から5速へ変速する場合の無締結の状態において、アシストクラッチ6によって出力軸323への回転をアシストするため、加速している状態に無締結の状態でも加速の動力が出力軸323に伝達され、運転者に減速したような一種のショック感を与えるのを和らげることができる。すなわち、変速ギヤと出力軸とを締結及び解放するクラッチを設けた噛み合い式変速機を用いても、加速時におけるクラッチの締結・解放の際のショック感を和らげることができる。
【0047】
また、本実施の形態によれば、複数の噛み合いクラッチ302、305、308を複数の変速ギヤ301、303、304、306、310に締結して入力軸300の動力を出力軸323に伝達する噛み合い式変速機を用い、任意の変速ギヤ301、303、304、306、310と出力軸323とを締結及び解放する複数の噛み合いクラッチ302、305、308をアクセル指令値と車速から決まる変速ギヤに締結制御して自動変速を実行する自動変速機に、噛み合いクラッチを切り替える場合のいずれの噛み合いクラッチも前記複数の変速ギヤのいずれにも締結されない間、入力軸300の回転動力を出力軸323に伝達するアシスト機構を設けているため、加速時におけるクラッチの締結・解放の際のショック感を解消することができる。
【0048】
さらに、本実施の形態によれば、車輪に駆動力を付与する出力軸323に回転自在に設けられる複数の変速ギヤ301、303、304、306、310と、この出力軸323に係合する複数の噛み合いクラッチ302、305、308と、複数の変速ギヤ301、303、304、306、310に噛合しエンジン2の動力を受けて回転する入力軸300の回転を受けて回転するカウンタシャフト315に固着する各速度に対応した複数の変速ギヤ301、303、304、306、310とを備え、アクセル指令値と車速から決まる複数の変速ギヤ301、303、304、306、310の内の任意の変速ギヤ301、303、304、306、310に複数の噛み合いクラッチ302、305、308の内の一を締結制御して自動変速を実行する噛み合い式の自動変速機を用い、複数の噛み合いクラッチ302、305、308の内、締結されている噛み合いクラッチを解除し複数の噛み合いクラッチ302、305、308の内のいずれかの噛み合いクラッチを締結する切替の際、複数の噛み合いクラッチ302、305、308の内のいずれの噛み合いクラッチも複数の変速ギヤ301、303、304、306、310のいずれにも締結されていない無締結の間、カウンタシャフト315の回転を受けて回転するアシストシャフト31を介して入力軸300の回転動力を出力軸323に伝達してアシストするアシスト機構を設けているため、変速ギヤを切り替える際に、噛み合いクラッチと変速ギヤが締結されていない無締結の間、入力軸300(カウンタシャフト315)の回転を出力軸323にアシストでき、変速ギヤ301、303、304、306、310と出力軸323とを締結及び解放するクラッチを設けた噛み合い式変速機を用いても、加速時におけるクラッチの締結・解放の際のショック感を和らげることができる。
【0049】
さらに、本実施の形態によれば、カウンタシャフト315の配設位置を、出力軸323の中心軸を含む水平面より下方に位置するように形成しているため、アシスト機構をトランスミッションケース30の最下部に設けることができ、車内に出っ張ることなく取り付けられトランスミッションケースの内部の空間を有効に利用することができ、かつオイルによる冷却効果を期待することができ、ギヤオイル注入口に邪魔にならない位置に取り付けることができる。
【0050】
さらにまた、本実施の形態によれば、アシストクラッチ6を出力軸323の車体後方側に設けているため、アシストクラッチ6の組み付けを容易に行うことができる。
【0051】
またさらに、アシストクラッチ6を出力軸323に取り付けることにより、トランスミッションケース30の大きさを小さくすることができ、自動変速機3の構造を小型化することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上の説明したように本発明によれば、加速時におけるクラッチの締結・解放の際のショック感を和らげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態をなす自動変速機の全体構成図である。
【図2】図1に図示のアシスト機構の拡大図である。
【図3】図1に図示の自動変速機の右側面図である。
【図4】自動車の車体において本発明に係る自動変速機が配置される位置を示す図である。
【図5】変速時のアシスト機構の締結・解放の動作を説明するための図である。
【図6】変速時のアシスト機構の締結・解放の動作を説明するための図である。
【図7】変速時のアシスト機構の締結・解放の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1…………………車体
3…………………自動変速機
4…………………発進クラッチ
5…………………シフトセレクト
6…………………アシストクラッチ
30………………トランスミッションケース
61………………クラッチ板
300……………入力軸
301……………ドライブギヤ
302……………噛み合いクラッチ
303……………3速ギヤ
304……………2速ギヤ
305……………噛み合いクラッチ
306……………1速ギヤ
308……………噛み合いクラッチ
310……………5速ギヤ
314……………カウンタドライブギヤ
315……………カウンタシャフト
316……………カウンタ3速ギヤ
317……………カウンタ2速ギヤ
318……………カウンタ1速ギヤ
322……………カウンタ5速ギヤ
323……………出力軸
324……………カウンタアシストギヤ
325……………アシストギヤ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an automatic transmission.
[0002]
[Prior art]
A conventional manual transmission mechanism as a transmission, that is, a meshing gear type transmission, a clutch for engaging and disengaging an engine and a transmission, and an actuator for moving a clutch for engaging and releasing each gear and an output shaft. 2. Description of the Related Art There is known an automatic transmission that controls the hydraulic pressure applied to an actuator in order to perform engagement and disengagement of the clutch to execute automatic shifting.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional automatic transmission configured as described above, there is a so-called neutral state in which the dog clutch is not engaged with any gear.
In such a neutral state, the dog clutch is engaged with any of the gears when shifting from first gear to second gear, second gear to third gear, third gear to fourth gear, and fourth gear to fifth gear. In this state, the vehicle was accelerating, but the engaging clutch during shifting was not engaged with any of the gears, so that the power for acceleration was not transmitted to the output shaft and the driver decelerated. There is a problem that a kind of shock feeling is given and driving feeling is bad.
[0004]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide an automatic transmission that can reduce a shock at the time of engagement and release of a clutch during acceleration.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, one aspect of the present invention is to rotate an input shaft under the power of an engine, rotate a counter shaft by rotating the input shaft, and adjust the rotation of the counter shaft to the speed. In a meshing type automatic transmission in which the transmission gear is engaged / disengaged and automatically shifted to transmit the output shaft via a counter gear to the output gear, and when the meshing clutch is switched, any of the meshing clutches other than the starting clutch is used. During the period when the gear is not engaged with the transmission gear, that is, during the period of non-engagement until one of the meshing clutches is engaged, an assist mechanism that transmits the rotational power of the input shaft to the output shaft is provided. Highest speed gear It is provided in.
[0006]
In order to achieve the above object, another aspect of the present invention is that the assist mechanism is provided on the rear side of the vehicle body with respect to the rearmost gear of the output shaft.
[0007]
In order to achieve the above object, still another embodiment of the present invention provides an assist mechanism, By transmitting the rotational power of the input shaft to the output shaft via the counter shaft by fastening, the transmission of the rotational power of the input shaft to the output shaft is stopped by canceling, and When the meshing clutch switching command is output, engagement is started before the meshing clutch currently engaged with the transmission gear is completely released, this Meshing clutch this Completely released from transmission gear Occasionally The rotational power of the input shaft is transmitted to the output shaft, and the transmission gear to be engaged based on the switching command Any The clutch is released when the dog clutch is engaged.
[0008]
In order to achieve the above object, still another aspect of the present invention is that an assist mechanism is fixed to an output shaft and rotates with the output shaft, and a clutch plate rotatably provided on the output shaft and pressed against the clutch plate. The assist command includes an assist gear constituted by an assist gear for transmitting the rotation of the counter shaft to the clutch plate, and a highest-speed counter assist gear engaged with the assist gear of the assist clutch and fixed to the counter shaft. , The rotation of the counter assist gear is transmitted to the output shaft via the assist gear and the clutch plate.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of an automatic transmission according to the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is an overall configuration diagram of an automatic transmission according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is an enlarged view of an assist mechanism shown in FIG. 1, FIG. 3 is a right side view of the automatic transmission shown in FIG. FIG. 4 is a view showing a position where the automatic transmission according to the present invention is arranged on the body of the automobile, and FIGS. 5 to 7 are views for explaining the operation of engaging and releasing the assist mechanism at the time of shifting.
[0010]
In FIG. 1, the
[0011]
A
[0012]
A counter
[0013]
The
[0014]
The
[0015]
The operation of the
[0016]
On the other hand, a
[0017]
Further, a counter
[0018]
Further, an assist clutch 6 is provided on the rear side of the vehicle at a predetermined distance from the
[0019]
As described above, the
[0020]
By providing the assist clutch 6 on the
[0021]
In this embodiment, the position at which the assist clutch 6 is provided is on the vehicle rear side at a predetermined distance from the
[0022]
Further, as shown in FIG. 3, the arrangement position of the
[0023]
The switching of the
[0024]
The
[0025]
Next, the operation of the
First, when the driver turns on the starter switch when the range lever is at the parking (P) position or at the neutral (N) position, the starter motor rotates and the engine 2 starts. When the driver moves the range lever to the drive range (D) position after the start of the engine 2, the shift select 5 receives a command from the range lever, activates the actuator, and engages with the
[0026]
At this time, the rotation of the
[0027]
Now, in a state where the
[0028]
Thereafter, when the driver operates the accelerator, the starting
[0029]
When the driver further steps on the accelerator, the engine speed and the vehicle speed further increase, and an accelerator command value corresponding to the depressed accelerator amount is input to the control device, and the gear position is determined based on the accelerator command value and the vehicle speed in the
[0030]
Thus, when the starting
[0031]
At the same time, the
When the speed is shifted from the
[0032]
When shifting to the
[0033]
The assist mechanism at the time of shifting the gears operates as shown in FIGS. Here, a case where the
[0034]
FIG. 5 shows a state where the
In the state shown in FIG. 5, the
[0035]
Therefore, in this state, the
[0036]
When an operation command for shifting from the
[0037]
By the rotation of the counter assist
[0038]
When shifting from the
[0039]
After the assist by the assist mechanism is performed, the
[0040]
FIG. 7 shows a state in which the
[0041]
When the driver further steps on the accelerator to increase the speed, the engine speed increases, and the increased speed increases the rotation of the
[0042]
When shifting from the
[0043]
Similarly, when shifting from the
[0044]
If the driver releases the accelerator when the transmission gear is in the position of the
Therefore, the rotation of the
[0045]
Further, even when shifting from the
[0046]
According to the present embodiment, the power is output by assist clutch 6 in the non-engagement state when shifting from first gear to second gear, second gear to third gear, third gear to fourth gear, and fourth gear to fifth gear. In order to assist the rotation to the
[0047]
According to the present embodiment, the plurality of meshing
[0048]
Furthermore, according to the present embodiment, a plurality of speed change gears 301, 303, 304, 306, 310 rotatably provided on
[0049]
Further, according to the present embodiment, since the arrangement position of
[0050]
Furthermore, according to the present embodiment, the assist clutch 6 is provided on the rear side of the vehicle body with respect to the
[0051]
Further, by attaching the assist clutch 6 to the
[0052]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to reduce a shock feeling when engaging / disengaging the clutch during acceleration.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration diagram of an automatic transmission according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged view of the assist mechanism shown in FIG.
FIG. 3 is a right side view of the automatic transmission shown in FIG.
FIG. 4 is a diagram showing a position where an automatic transmission according to the present invention is arranged on a vehicle body of an automobile.
FIG. 5 is a diagram for explaining the operation of engaging and releasing the assist mechanism during gear shifting.
FIG. 6 is a diagram for explaining the operation of engaging and releasing the assist mechanism during shifting.
FIG. 7 is a diagram for explaining the operation of engaging and releasing the assist mechanism during shifting.
[Explanation of symbols]
1 …………… Car body
3. Automatic transmission
4 Start clutch
5. Shift select
6. Assist clutch
30 Transmission case
61 …………… Clutch plate
300 Input shaft
301 ...... Drive gear
302 ... meshing clutch
303 ………… 3rd gear
304 ………… Second gear
305 ... mesh clutch
306 ...... First gear
308 ... mesh clutch
310 5th gear
314 ………… Counter drive gear
315 ………… Counter shaft
316 ………… Counter 3rd gear
317 ………… Counter 2nd gear
318 ………… Counter 1st gear
322 ………… Counter 5th gear
323 Output shaft
324 ………… Counter assist gear
325 ………… Assist gear
Claims (4)
前記変速の際に前記噛み合いクラッチとギヤとの締結を解除し、新しいギヤと前記いずれかの噛み合いクラッチとが締結するまでの無締結の間、前記入力軸の回転動力を前記カウンタシャフトとアシストギヤを介して前記出力軸に伝達するアシスト機構を前記出力軸の最高速段のギヤに設けたことを特徴とする自動変速機。An input shaft for introducing the power of the engine, a plurality of transmission gears, a plurality of meshing clutches, an output shaft for outputting a driving force, a counter shaft, and a counter gear are provided. By rotating the input shaft, the countershaft is rotated, the rotation of the countershaft is engaged with a transmission gear adjusted to the speed, the clutch is engaged / disengaged, the automatic transmission is shifted, and the output shaft is transmitted via the counter gear to the output shaft. A transmission-type automatic transmission,
During the shift, the engagement between the meshing clutch and the gear is released, and the rotational power of the input shaft is transmitted to the countershaft and the assist gear during a non-engagement period until the new gear and any of the meshing clutches are engaged. An automatic transmission, wherein an assist mechanism for transmitting to the output shaft via a gear is provided in the highest-speed gear of the output shaft.
前記噛み合いクラッチの切替指令が出力されると変速ギヤと現在締結している噛み合いクラッチが完全に解放される以前に締結し始め、該噛み合いクラッチが該変速ギヤから完全に解放された際に前記入力軸の回転動力を前記出力軸に伝達し、前記切替指令に基づいて締結しようとしている変速ギヤに前記いずれかの噛み合いクラッチが締結したときに解放するようにしたものである請求項1又は2に記載の自動変速機。The assist mechanism transmits the rotational power of the input shaft to the output shaft via the counter shaft by fastening, and stops transmitting the rotational power of the input shaft to the output shaft by canceling. And
When the meshing clutch switching command is output, engagement is started before the meshing clutch currently engaged with the transmission gear is completely disengaged, and the input is performed when the meshing clutch is completely disengaged from the transmission gear. 3. The method according to claim 1, wherein the rotational power of a shaft is transmitted to the output shaft and released when any of the meshing clutches is engaged with a transmission gear to be engaged based on the switching command. Automatic transmission as described.
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