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JP3544764B2 - 浮力を利用して管を弧状に地中敷設する方法 - Google Patents
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JP3544764B2 - 浮力を利用して管を弧状に地中敷設する方法 - Google Patents

浮力を利用して管を弧状に地中敷設する方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、泥水を用いながら地中を掘削し、鋼管等の管を弧状に地中敷設する方法に関するものであり、管の敷設軌道の掘削孔の孔壁の状況変化に対して的確に対応し、管を円滑に敷設軌道に配設することに供することができる。
【0002】
【従来の技術】
ガス、水道、工業用水等の管を非開削で地中に敷設する方法は、各種の工法が実用されている。このうち、比較的大口径管を長距離に渡って弧状に地中敷設する工法として、特公昭60−59398号公報による技術が開示されている。
特公昭60−59398号公報において示される、水路等の地表面障害部の下に大口径の埋設管を据え付ける方法について、図6、図7用いて説明すると、
(1)後部にパイロツト管19を取り付けたドリル20を用い、水路21下に弧状のパイロット孔22を貫通させ、
(2)パイロツト管19にパイロツト孔22の全長を占居させながら、リーマ23の先行端をパイロツト管19の一端に取付け、
(3)埋設管24の一端をリーマ23の後尾端に、埋設管24がリーマ23に関して相対的に回転しないようにして取付け、
(4)埋設管24及びリーマ23に対して回転力及び推進力を加え、その際前記のパイロツト管19を通してリーマ23に掘削用泥水を与えて該リーマ23がパイロツト孔22沿いにパイロツト管19により案内され、パイロツト孔22の拡大とともに埋設管24がパイロツト孔22沿いに埋設される。
と記述される。
この特公昭60−59398号公報の技術は、埋設管に対する掘削用泥水の浮力を有利に利用するため、内部の空間を含めた場合の埋設管の密度と、掘削用の泥水の比重との関係に着目し、より大なる埋設管に対しては、中立状態の浮力を確保するため、管の中に重量物を置く、等の手段を講ずる(特公昭60−59398号公報4頁左欄下から第2行〜下から第1行)。
即ち、地中の掘削用泥水中に置かれた中空状態の埋設管の浮力が埋設管の自重と相殺するように、重量物を付加して中立状態とすることによって、孔壁との摩擦力を低減させ、埋設管の押し込み、又は引き込みを容易にするものである。
【0003】
このような中立状態の浮力にする手段として提示される中に、特開平4−119279号公報がある。
この特開平4−119279号公報は、図8に示すように、水29を充填した既設老朽管26内に内部に浮力調整管27を挿通した新管28を挿入し((イ))、新管28の挿入完了後浮力調整管27を回収する方法である。浮力調整管27を引き出し、回収する場合には、新管28と浮力調整管27間に水29を充填し、浮力調整管27を浮力中立の状態とする((ロ))。また、(イ)とは別の方法として、(ハ)に示すように、浮力調整管27内に水30を充填して自重付加し、新管28について浮力調整を図る場合が示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、管の推進距離が長大となる場合、また管が大径となる場合、或いは管の推進作業を中断した場合、掘削孔の孔壁と管の外周面に吸着現象(スタック)による過大な摩擦力を生じることがある。かかる事態が発生すると、管の円滑なる推進を妨げることになり、推進作業を続行させるためには、より強力な押込み力、又は引込み力を作用させて、増大した摩擦力に対抗する必要がある。そのため、押込み・引込み装置を大規模にする必要があった。
【0005】
本発明の目的は、上述の従来技術の問題点に鑑み、掘削孔の孔壁と管の外周面との吸着現象に対応して、大規模な押込み・引込み装置を必要とすることなく円滑に管を配設する、浮力を利用して管を弧状に地中敷設する方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の、浮力を利用して管を弧状に地中敷設する方法は、外管と内管からなる管の該外管と掘削孔との間隙に泥水を満たすとともに、該外管と該内管の間、又は該内管内に水を充填して、該外管に作用する泥水による浮力と、前記管と前記充填された水との重量とを釣り合わせ、管を弧状に地中敷設する方法において、管を押し込み又は引き込み敷設する過程において、該外管と該内管の間と該内管内の一方又は双方において水を排除又は充填することにより、前記した泥水による浮力と管、水との釣合い状態を崩して該管の長さ方向に沿って該管を浮揚又は沈降させて前記掘削孔の孔壁を押圧し、上方又は下方に掘削孔を拡大し、最終的には該外管と該内管の間、又は該内管内に水を充填して、前記泥水による浮力と、該管と該充填された水との重量とを釣り合わせ、管を敷設軌道に配設することにより構成される。
【0007】
本発明において、掘削孔の孔壁と管の外周面に吸着現象が発生した場合に、泥水による浮力と管、水との釣合い状態を崩して対処するために、管を浮揚傾向又は沈降傾向の挙動をとらせる手段として、次のようなものが包含される。
(1)該外管に作用する泥水による浮力と、前記管と前記充填された水との重量とを釣り合わせるために、該外管と該内管の間に充填した水、又は該内管内に充填した水を排出することにより、前記した泥水による浮力と管、水との釣合い状態を崩して該管の長さ方向に沿って該管を浮揚させて前記掘削孔の孔壁を押圧し、次いで該外管と該内管の間、又は該内管内に水を充填して、前記泥水による浮力と、該管と該充填された水との重量とを釣り合わせる状態に復帰させることを一度、又は数度行い、管を敷設軌道に配設する。
(2)該外管に作用する泥水による浮力と、前記管と前記充填された水との重量とを釣り合わせるために、該外管と該内管の間に水を充填した場合には該充填された水を排出するか、該内管内にも水を充填し、また該内管内に水を充填した場合には該充填された水を排出するか、該外管と該内管の間にも水を充填することにより、前記した泥水による浮力と管、水との釣合い状態を崩して該管の長さ方向に沿って該管を浮揚又は沈降させて前記掘削孔の孔壁を押圧し、次いで該外管と該内管の間、又は該内管内に水を充填して、前記泥水による浮力と、該管と該充填された水との重量との釣合い状態に復帰させ、管を敷設軌道に配設する。
(3)該外管に作用する泥水による浮力と、前記管と前記充填された水との重量とを釣り合わせるために、該外管と該内管の間に水を充填した場合には該充填された水を排出するか、該内管内にも水を充填し、該内管内に水を充填した場合には該充填された水を排出するか、該外管と該内管の間にも水を充填することにより、該外管と該内管の間、及び該内管内の双方に水が存在しない状態、又は該外管と該内管の間、及び該内管内の双方に水を充填した状態にすることに続いて、該外管と該内管の間、及び該内管内の双方に水を充填し、又は該外管と該内管の間、及び該内管内の双方の水を排除することを一度又は数度行って前記した泥水による浮力と管との釣合い状態を崩して該管の長さ方向に沿って該管を浮揚又は沈降させて前記掘削孔の孔壁を押圧し、次いで前記泥水による浮力と、該管と該充填された水との重量との釣合い状態に復帰させ、管を敷設軌道に配設する。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面とともに説明する。
図1において、既にドリルパイプ4が到達側に到達し、掘進機5によりドリルパイプ4を介してカッター6とリーマ7に回転力を付与して掘削孔8を形成するとともに、リーマ7に後続してユニバーサルジョイント9により非回転に接続された外管2を引き込んでいる状態を示す。カッター6とリーマ7とによる掘削孔8の形成に際し、発進側からドリルパイプ4内に泥水10を送給し、カッター6及びリーマ7から排出する。排出された泥水10は、外管2と掘削孔8の間隙を流通して、管の地中での推進を容易にする。
管1は、外管2と内管3からなり、外管2内に内管3が挿通され、外管2と内管3の間に水13aを充填して、掘削孔8内の泥水10による浮力と、外管2と内管3との自重と充填された水13aの重量とが平衡するようにする。
本例では、外管2と内管3とが、発進側から並行して配設されているが、外管2を先行させて進行させた後、外管2内に内管3を挿入し、内管3を外管2の先端に到達させ、その後に水13aを充填させるようにしてもよい。
【0009】
図1において、外管2と内管3の間に水13aを充填して、泥水10の浮力に対して釣合いの状態を保ち、管1の敷設作業を行っている。
管1の先端が敷設径路の中央を過ぎ、上向きの径路の途中において((イ))、管を引き込む掘進機5の負荷が異常に大きくなり、掘削孔8の吸着現象(スタック)を発生した。
この現象を、掘進機5の負荷から検知したので、高圧空気を送って、外管2と内管3の間に充填された水13aを排出した((ロ))。この作業により、管1の浮力に対して釣合いは崩れ、管1に上向きの浮揚力が作用して、管1は長さ方向に沿って掘削孔8の孔壁を押圧し、上方に掘削孔8を拡大するようにする。
次いで、外管2と内管3の間だけでなく、内管3内にも水13bを充填して((ハ))、(ロ)の場合とは逆方向に管1の浮力に対する釣合いを崩し、管1に下向きの沈降力が作用して、管1は長さ方向に沿って掘削孔8の孔壁を押圧し、下方に掘削孔8を拡大するようにする。
続いて、内管3内の水13bを排出して、元の釣合いの状態を復帰させる。
【0010】
この作業は、吸着現象の程度によっては、図1の(ハ)の状態から(ロ)の状態に移行し、次いで(ロ)の状態から(ハ)の状態に移行する作業を、一度又は数度繰り返して後、元の釣合いの状態を復帰させるようにしてもよい。
また、浮力に対する釣合いを崩し、また元に復帰させる仕方として、図1の(イ)の状態から(ロ)の状態へ、そして(ロ)の状態から(イ)の状態へ復帰する。また、この作業を繰り返してもよい。
また、(イ)の状態から、次のステップとして内管3内にも水を充填し、次いでこの充填した水だけを排出すること、或いはこれらのステップを繰り返すこともできる。この他として、(イ)の状態から、次のステップとして内管3内にも水を充填し、次いで外管2と内管3の間に及び内管3内にある双方の水を排出すること、或いは続いて外管2と内管3の間に及び内管3内の双方に水を充填させる等のステップを適宜介入させ、元の釣合いの状態を復帰させるようにしてもよい。
【0011】
次に、図2において、内管3内に水13bを充填して、泥水10の浮力に対して釣合いの状態を保ち、管1の敷設作業を行っている。
管1の先端が敷設径路の中央を過ぎ、上向きの径路の途中において((イ))、管を引き込む掘進機5の負荷が異常に大きくなり、掘削孔8の吸着現象(スタック)を発生した。
この現象を、掘進機5の負荷から検知したので、高圧空気を送って、内管3内に充填された水13bを排出した(ロ)。この作業により、管1の浮力に対して釣合いは崩れ、管1に上向きの浮揚力が作用して、管1は長さ方向に沿って掘削孔8の孔壁を押圧し、上方に掘削孔8を拡大するようにする。
次いで、内管3内にだけでなく、外管2と内管3の間にも水13aを充填((ハ))して、(ロ)の場合とは逆方向に管1の浮力に対する釣合いを崩し、管1に下向きの沈降力が作用して、管1は長さ方向に沿って掘削孔8の孔壁を押圧し、下方に掘削孔8を拡大するようにする。
続いて、外管2と内管3間の水13aを排出して、元の釣合いの状態を復帰させる。
【0012】
この作業は、吸着現象の程度によっては、図2(ハ)の状態から(ロ)の状態に移行し、(ロ)の状態から(ハ)の状態に移行することを、一度又は数度繰り返して後元の釣合いの状態を復帰させるようにしてもよい。
また、浮力に対する釣合いを崩し、また元に復帰させる仕方として、(イ)の状態から(ロ)の状態へ、そして(ロ)の状態から(イ)の状態へ復帰する。また、この作業を繰り返してもよい。
また、(イ)の状態から、次のステップとして外管2と内管3の間にも水13aを充填し、次いでこの充填した水だけを排出すること、或いはこれらのステップを繰り返すこともできる。
図1、図2により示した作業のステップは、管の釣合い状態を崩して孔壁による抵抗を緩和、減少させ、或いは管を浮揚又は沈降させて孔壁を拡大するということで、上記に準じてその他の各種のステップをとることができる。
【0013】
図3に管1への注・排水管12と注・排気管11を取り付けた状態を示す。注・排水管12aは外管2と内管3間の水の注・排水を行い、注・排水管12bは内管3内の水の注・排水を行う。また、注・排気管11aは外管2と内管3間の空気の注・排気を行い、注・排気管11bは内管3内の空気の注・排気を行う。外管2と内管3の先端には、それぞれ蓋14、15を設けて、水封を保ち、外管2と内管3間の後端、及び内管3の後端を密封するための蓋16、17を設けて、注・排気管から高圧空気を送った際の注・排水管からの水の排出を可能とする。16a、17bはそれぞれ蓋16、17における注・排気孔である。
【0014】
図4、図5は管が吸着状態になり、管内への水の給・排水により管の釣合い状態を崩して吸着現象を除去し、管の釣合い状態に復帰する各ステップでの管の挙動を断面図により例示する。
図4は外管2と内管3間に水13aを充填して釣合い状態にあった管が吸着状態になり((イ))、水13aを排水して上向きの浮揚力を付与し((ロ))、次いで外管2と内管3間、及び内管3内に水13a、13bを充填して下向きの浮揚力を付与し((ハ))、内管3内の水13bを排除し、元の管の釣合い状態に復帰させる。
図5は内管3内に水13bを充填して釣合い状態にあった管が吸着状態になり((イ))、水13bを排水して上向きの浮揚力を付与し((ロ))、次いで外管2と内管3間、及び内管3内に水13a、13bを充填して下向きの浮揚力を付与し((ハ))、外管2と内管3間の水13aを排除し、元の管の釣合い状態に復帰させる((ニ))。
図4、図5のいずれの場合も、管の浮揚、沈降により掘削孔8の孔壁を押圧し、掘削孔8の孔壁の大きさを拡大するように働く。
【0015】
【実施例】
本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1により実施例を説明する。
管1は、外径127mmのドリルパイプ4の後端にカッター6、リーマ7、ユニバーサルジョイント9を介して結合される。ここで、管1は外径800mmの本管2と、外径600mmの内管3からなる。
(1)外管2と内管3の間に予め水13aを注水し、泥水10による浮力と、管1と充填した水13aの重量とが釣合い状態になるようにする。注水には、外径50mmの注・排水管を用いる。
(2)推進距離1000mのうち、700mの地点で、推力が200tonから徐々に上昇し、300tonに達したため、推進作業を中断した。
(3)管1の後端部から注・排水管(図3で12a、12b)を管1の敷設軌道最下点まで挿入し、注・排気孔16a、17bを備えた蓋16、17を管1の後端部に接続した。詳細は図3において示す。
(4)蓋の接続後、コンプレッサー(図示せず)により空気の注・排気孔16aから空気を注入し、外管2と内管3の間の水13aを管1外に排出する。排水により浮力の釣合い状態は崩れ、管1は浮力勝ちとなって上方に浮揚する挙動を呈する。
(5)次いで、外管2と内管3の間、及び内管3内に注・排水管12a、12bを介して水を注水する。注水により自重勝ちとなり、管1は下方に沈降する挙動を呈する。
(6)続いて、上記(4)、(5)の作業を5回繰り返した後、最終的には外管2と内管3の間に水を注水、充填して元の(1)の状態とし、管1の引込み作業を再開した。その時の推力は200tonであり、管1の外周の吸着現象は解消し、管を円滑に軌道敷設することができた。
【0016】
図2により他の実施例を説明する。
管1は、外径127mmのドリルパイプ4の後端にカッター6、リーマ7、ユニバーサルジョイント9を介して結合される。ここで、管1は外径1000mmの外管2と、外径600mmの内管3からなる。
(1)内管3内に予め水13bを注水し、泥水10による浮力と、管1と充填した水13bの重量とが釣合い状態になるようにする。注水には、外径50mmの注・排水管を用いる。
(2)推進距離1000mのうち、500mの地点で、推進作業を一時中断し、24hr後に推進作業を再開したところ、推力が300tonに達したため、推進作業再開を中止した。
(3)管1の後端部から注・排水管(図3で12a、12b)を管1の敷設軌道最下点まで挿入し、注・排気孔16a、17bを備えた蓋16、17を管1の後端部に接続した。詳細は図3において示す。
(4)蓋の接続後、コンプレッサー(図示せず)により空気の注・排気孔17bから空気を注入し、内管3内の水13bを管1外に排出する。排水により浮力の釣合い状態は崩れ、管1は浮力勝ちとなって上方に浮揚する挙動を呈する。
(5)次いで、内管3内に水を注水、充填して元の(1)の状態とし、管1の引込み作業を再開した。その時の推力は200tonであり、管1の外周の吸着現象は解消することができた。
【0017】
【発明の効果】
本発明によって、次のような効果を奏する。
本発明は、管の外周面において生起する掘削孔の孔壁の吸着現象に対処して、管が孔壁から受ける摩擦抵抗を減少し、また掘削孔を拡大し、地下における管の推進を容易にし、管を円滑に配設することができる。また、管内への水の充填、或いは排出ということで、吸着現象を解消可能となるので、掘進機を大容量にする必要がなく、設備上の観点からも有利であることがいえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明においる実施例を説明する図である。
【図2】本発明における他の実施例を説明する図である。
【図3】管へ注・排水管と注・排気管を取り付けた状態を説明する図である。
【図4】吸着現象を解消する場合の管への注・排水と、管の挙動を説明する図である。
【図5】図4とは別の、吸着現象を解消する場合の管への注・排水と、管の挙動を説明する図である。
【図6】従来の技術を示す図である。
【図7】図6の部分の詳細図である。
【図8】他の従来の技術を示す図である。
【符号の説明】
1 管
2 外管
3 内管
4 ドリルパイプ
5 掘進機
6 カッター
7 リーマ
8 掘削孔
9 ユニバーサルジョイント
10 泥水
11 注・排気管
12 注・排水管
13、13a、13b 水
14 蓋
15 蓋
16 蓋
17 蓋
18 姿勢計測装置
19 パイロット管
20 ドリル
21 水路
22 パイロット孔
23 リーマ
24 埋設管
25 水
26 既設老朽管
27 浮力調整管
28 新管
29 水
30 水

Claims (4)

  1. 外管と内管からなる管の該外管と掘削孔との間隙に泥水を満たすとともに、該外管と該内管の間、又は該内管内に水を充填して、該外管に作用する泥水による浮力と、前記管と前記充填された水との重量とを釣り合わせ、管を弧状に地中敷設する方法において、管を押し込み又は引き込み敷設する過程において、該外管と該内管の間と該内管内の一方又は双方において水を排除又は充填することにより、前記した泥水による浮力と管、水との釣合い状態を崩して該管の長さ方向に沿って該管を浮揚又は沈降させて前記掘削孔の孔壁を押圧し、上方又は下方に掘削孔を拡大し、最終的には該外管と該内管の間、又は該内管内に水を充填して、前記泥水による浮力と、該管と該充填された水との重量とを釣り合わせ、管を敷設軌道に配設することを特徴とする浮力を利用して管を弧状に地中敷設する方法。
  2. 該外管に作用する泥水による浮力と、前記管と前記充填された水との重量とを釣り合わせるために、該外管と該内管の間に充填した水、又は該内管内に充填した水を排出することにより、前記した泥水による浮力と管、水との釣合い状態を崩して該管の長さ方向に沿って該管を浮揚させて前記掘削孔の孔壁を押圧し、次いで該外管と該内管の間、又は該内管内に水を充填して、前記泥水による浮力と、該管と該充填された水との重量とを釣り合わせる状態に復帰させることを一度、又は数度行い、管を敷設軌道に配設することを特徴とする請求項1記載の浮力を利用して管を弧状に地中敷設する方法。
  3. 該外管に作用する泥水による浮力と、前記管と前記充填された水との重量とを釣り合わせるために、該外管と該内管の間に水を充填した場合には該充填された水を排出するか、該内管内にも水を充填し、また該内管内に水を充填した場合には該充填された水を排出するか、該外管と該内管の間にも水を充填することにより、前記した泥水による浮力と管、水との釣合い状態を崩して該管の長さ方向に沿って該管を浮揚又は沈降させて前記掘削孔の孔壁を押圧し、次いで該外管と該内管の間、又は該内管内に水を充填して、前記泥水による浮力と、該管と該充填された水との重量との釣合い状態に復帰させ、管を敷設軌道に配設することを特徴とする請求項1記載の浮力を利用して管を弧状に地中敷設する方法。
  4. 該外管に作用する泥水による浮力と、前記管と前記充填された水との重量とを釣り合わせるために、該外管と該内管の間に水を充填した場合には該充填された水を排出するか、該内管内にも水を充填し、また該内管内に水を充填した場合には該充填された水を排出するか、該外管と該内管の間にも水を充填することにより、該外管と該内管の間、及び該内管内に水が存在しない状態、又は該外管と該内管の間、及び該内管内に水を充填した状態にすることに続いて、該外管と該内管の間、及び該内管内に水を充填し、又は該外管と該内管の間、及び該内管内の水を排除することを一度又は数度行って前記した泥水による浮力と管との釣合い状態を崩して該管の長さ方向に沿って該管を浮揚又は沈降させて前記掘削孔の孔壁を押圧し、次いで前記泥水による浮力と、該管と該充填された水との重量との釣合い状態に復帰させ、管を敷設軌道に配設することを特徴とする請求項1記載の浮力を利用して管を弧状に地中敷設する方法。
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