JP3545641B2 - 埋め戻し方法 - Google Patents
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、道路等の工事現場等に形成された溝の埋め戻し方法に関し、特に、転圧が必要なく、且つ、高強度の埋め戻し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、上下水管や各種ケーブルの埋設工事或いは電柱等の設置工事では、地盤を所定の深さ掘削して溝を形成した後にこの溝内に下水管等を配設し、その後、この溝を埋め戻している。この埋め戻しに際しては、1.山砂や乾式改良土を溝に充填する方法、2.エアーモルタル等の湿式改良土を溝に充填する方法、3.貧配合のコンクリートを用いる方法等が適用されている。これら何れの手法でも、埋め戻した部分が地盤沈下してしまうようなことがなく、各種工事で形成された溝を確実に埋め戻す必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した1の手法では、溝内に山砂や乾式改良土を充填しているため、充填した山砂や乾式改良土を十分に転圧する必要があり、作業性が悪いという問題がある。また、この手法では、十分な転圧がなされない場合、後日地盤沈下を引き起こしてしまうこともある。
【0004】
また、上述した2の手法では、エアーモルタル等の湿式改良土を使用するために埋め戻しにかかる費用が上昇してしまうという問題がある。また、このエアーモルタル等の湿式改良土は、埋め戻しに使用された場合に必要とされる強度を維持できないといった虞がある。
【0005】
さらに、上述した3の手法では、貧配合のコンクリートを用いるため、湿式改良土を使用した場合と同様に埋め戻しに要する費用が上昇してしまうといった問題点があった。
【0006】
そこで、本発明は、このような従来の実情に鑑みで案出されたものであり、低コストで行うことができ、所望の強度を有するように各種工事で形成された溝を埋め戻すことができる埋め戻し方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成した本発明に係る埋め戻し方法は、埋め戻し対象の溝内に、少なくとも高吸水性の山砂及び/又は高吸水性の単粒砕石を主体とする骨材と湿式改良土とを投入し、その後、少なくとも当該骨材と当該湿式改良土とを混合することにより上記溝内を埋め戻すことを特徴とするものである。
【0008】
以上のように構成された本発明に係る埋め戻し方法は、高吸水性の山砂及び/又は高吸水性の単粒砕石を主体とする骨材と湿式改良土とを溝内に投入した後にこれら骨材及び湿式改良土を混合することにより、溝を埋め戻している。この手法では、湿式改良土を使用しているため、溝内に骨材及び湿式改良土を投入した後に転圧する必要がない。また、この手法では、骨材を使用しているため、湿式改良土の機械的強度を向上させることができる。
【0009】
また、本発明に係る埋め戻し方法は、埋め戻し対象の溝内に、少なくとも高吸水性の山砂及び/又は高吸水性の単粒砕石を主体とする骨材を所定の厚さで散布し、その後、上記骨材上に、湿式改良土を所定の厚さで積層することを特徴とするものである。
【0010】
以上のように構成された本発明に係る埋め戻し方法は、高吸水性の山砂及び/又は高吸水性の単粒砕石を主体とする骨材を溝内に散布した後に、散布された骨材上に湿式改良土を積層することにより、骨材と湿式改良土とが混合した状態となる。すなわち、この手法では、湿式改良土が骨材中に浸み込むように作用する。そして、この手法では、湿式改良土を使用しているため、骨材及び湿式改良土に対して転圧する必要がない。また、この手法では、骨材を使用しているため、湿式改良土の機械的強度を向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る埋め戻し方法の具体的な実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
[第1の実施の形態]
本実施の形態で示す埋め戻し方法は、例えば、上下水管や各種ケーブル等を地中に埋設する工事や、電柱等を地面に立設する工事等に際して形成された溝を埋め戻す際に適用される。
【0013】
この手法では、先ず、図1に示すように、工事等で形成された溝1内に山砂や単粒砕石、再生砂、シルト等の骨材2を投入する。このとき、骨材2としては、粘性分を含有しないか含有しても少量であることが好ましく、再生骨材及び建設残土中の砂質土を使用することができる。また、骨材2としては、高い吸湿性を有することが好ましい。
【0014】
次に、図2に示すように、溝1内にエアーモルタル等の湿式改良土3を投入する。この湿式改良土3は、例えば、粘性土と水とセメント系固化材とを混合することにより製造される。なお、この湿式改良土においては、セメント系固化材が必ずしも含有されていなくても良い。すなわち。この湿式改良土3は、粘性土と水とを混合することにより製造されるものであってもよい。
【0015】
また、溝1内に湿式改良土3を投入する際には、バックボー等の撹拌手段4により、骨材2と湿式改良土3とを混合する。そして、図3に示すように、骨材2と湿式改良土3とを混合してなる埋戻材5を溝1内に均等に均す。なお、本手法は、図3に示すように溝1を埋戻材5により所定の高さまで埋め戻すものであるが、溝1全体を埋戻材5で充填する場合にも同様に適用することができる。
【0016】
このような手法によれば、湿式改良土3に対して骨材2をに混合しているため、湿式改良土3を単独で使用した場合と比較して強度が向上することとなる。言い換えると、上述した埋戻材5は、湿式改良土3単独と比較して優れた強度を有している。このため、上述した手法によれば、所定の期間経過後に地盤沈下を生ずるようなことなく、溝1内を確実に埋め戻すことができる。加えて、本手法によれば、湿式改良土3の単独で使用する場合と比較して、湿式改良土3の使用量を大幅に減少させることができる。このため、本手法によれば、埋め戻しに要するコストを大幅に削減することができる。
【0017】
また、上述した手法では、湿式改良土3を使用しているため、埋戻材5を転圧する必要が無く、単に、埋戻材5を溝1内に充填するだけでよい。これに対して、乾式改良土を用いて埋め戻しをする際には、溝1内に乾式改良土を投入した後に転圧して締固めする必要があるため、作業性が悪くなり、また、確実に埋め戻しが行えないことがあった。しかしながら、上述したような手法によれば、埋戻材5を転圧する必要がないため、優れた作業性で埋め戻しを行うことができ、且つ、溝1を確実に埋め戻すことができる。
【0018】
ところで、上述した手法では、骨材2として再生骨材や建設残土を使用することができるため、骨材2を容易に入手することができ、コストの低減を図ることができる。また、骨材2として高い吸湿性を有するものを使用した場合には、この骨材2が湿式改良土3中の水分を吸収することができる。したがって、この場合、埋戻材5は、骨材2が湿式改良土3の水分を効率よく吸収することができるため、短時間で固化することができる。このため、高い吸湿性を有する骨材2を使用することによって、埋戻材5の乾燥時間を大幅に短縮することができ、作業性が向上することとなる。
【0019】
さらに、上述した手法において、湿式改良土3は、粘性土と水とセメント系固化材とを混合してなるため、比較的大規模の常設プラントで製造される。これに対して、埋戻材5は、少なくとも湿式改良土3と骨材2とを混合すればよいため、上記常設プラントではなく、埋め戻し対象の溝1内で製造されている。
【0020】
このため、常設プラントからは、骨材2と湿式改良土3とを混合してなる埋戻材5を運び込む必要はなく、湿式改良土3のみを運び込めばよい。したがって、この手法によれば、常設プラントから溝1までの輸送コストが湿式改良土3の輸送分でよく、埋戻材5の輸送コストを大幅に低減することができる。言い換えると、多量の埋戻材5が必要な場合であっても、比較的少量の湿式改良土3を常設プラントから輸送すればよいため、コストが低減されるとともに作業性が向上することとなる。特に、骨材2として建設残土を使用した場合には、骨材2自体の輸送コストは殆どかからず、更なるコスト低減を図ることができる。
【0021】
また、上述した手法では、骨材2と湿式改良土3とを溝1内で混合していたが、例えば、溝1に近接して簡易プラントを設置し、この簡易プラント内で骨材2と湿式改良材3とを混合しても良い。この簡易プラントは、骨材2と湿式改良土3とを混合するものであるため、常設プラントと比較して小規模であり簡易な構造となっている。このため、この簡易プラントを設置した場合であっても、埋戻材5の輸送にかかるコストの低減を図ることができる。
【0022】
具体的に、常設プラントにおいて、600Kgの粘性土、400Kgの水、500Kgのセメント系固化材を混合して、約1m3の湿式改良土3を製造する。そして、この約1m3の湿式改良土3を、10000Kgの山砂及び3000Kgの水とともに混合して、約10m3の埋戻材5を製造する。このように、湿式改良土3の約10倍量の埋戻材5を製造することができる。換言すると、湿式改良土3は、埋戻材5に対して1/10量が必要とされるのである。この具体例の場合、常設プラントから湿式改良土3のみを輸送すると、埋戻材5を輸送する場合と比較して約1/10の輸送量で済むこととなる。このように、上述した手法によれば、常設プラントからの輸送量を大幅に低減することができ、コストを削減することができる。
【0023】
さらに、湿式改良土3は、所定距離輸送される場合、流動性を有していることが好ましい。湿式改良土3は、セメント系固化材の添加量を通常の約2倍以上とし、硬化遅延剤及び分離抑制剤としての粘性土を添加することによって、所望の流動性を有することとなる。このように、この湿式改良土3は、単独で使用する場合と比較して約2倍以上のセメント系固化材、遅延硬化剤及び分離抑制剤を含有することによって、長距離の輸送も可能なものとなる。
【0024】
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態と同様に、例えば、上下水管や各種ケーブル等を地中に埋設する工事や、電柱等を地面に立設する工事等に際して形成された溝を埋め戻す際に適用される。
【0025】
この手法では、先ず、図4に示すように、溝1内に所定量の湿式改良土3を投入する。その後、図5に示すように、湿式改良土3上に山砂や単粒砕石、再生砂、シルト等の骨材2を投入する。そして、図6に示すように、骨材2及び湿式改良土3を撹拌手段4により撹拌して混合することにより埋戻材5を製造する。すなわち、この第2の実施の形態で示す手法では、湿式改良土3を骨材2よりも先に溝1内に充填し、その後、湿式改良土3上に骨材2を散布している。
【0026】
このような手法では、第1の実施の形態と同様に、溝1内に充填された埋戻材5が機械的強度に優れるため、地盤沈下等が発生することなく、溝1を確実に埋め戻すことができる。また、この手法においても、第1の実施の形態と同様に、骨材2と湿式改良土3とを混合して埋戻材5としているため、湿式改良土3の使用量を大幅に減少させることができる。さらに、この手法によれば、埋戻材5を転圧して締固めする必要が無いため、作業性に優れたものとなる。
【0027】
また、この手法においても、第1の実施の形態と同様に、湿式改良土3のみを常設プラントで製造して輸送することが好ましい。これにより、常設プラントから溝1までの輸送コストが湿式改良土3の輸送分でよく、埋戻材5の輸送コストを大幅に低減することができる。言い換えると、多量の埋戻材5が必要な場合であっても、比較的少量の湿式改良土3を常設プラントから輸送すればよいため、コストが低減されるとともに作業性が向上することとなる。特に、骨材2として建設残土を使用した場合には、骨材2自体の輸送コストは殆どかからず、更なるコスト低減を図ることができる。
【0028】
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施の形態は、第1の実施の形態と同様に、例えば、上下水管や各種ケーブル等を地中に埋設する工事や、電柱等を地面に立設する工事等に際して形成された溝を埋め戻す際に適用される。
【0029】
この手法では、先ず、図7に示すように、溝1の底面に満遍なく山砂や単粒砕石、再生砂、シルト等の骨材2を散布する。次に、図8に示すように、骨材2を覆うように、溝1内に湿式改良土3が投入される。この湿式改良土3は、流動性を有するために溝1内に投入されると、骨材2上に一様に広がって溝1内に充填されることとなる。そして、図9に示すように、溝1内に充填された湿式改良土3上に骨材2を所定の厚みで散布し、その後、この骨材2上に湿式改良土3を再び投入する。これにより、溝1内には、所定の厚みで骨材2及び湿式改良土3を充填させることができる。
【0030】
また、図7乃至図9に示した工程では、骨材2及び湿式改良土3をそれぞれ2層としたが、上述した工程を複数回繰り返すことによって、溝1内に所望の厚みで骨材2及び湿式改良土3を充填させることができる。
【0031】
この手法では、骨材2上に湿式改良土3を充填することによって、骨材2からなる層に湿式改良土3が浸み込むこととなる。これにより、湿式改良土3は、単独で使用された場合と比較して、優れた硬度を示すことができる。このため、この手法によれば、地盤沈下等が発生することなく、溝1を確実に埋め戻すことができる。
【0032】
また、この手法においては、骨材2と湿式改良土3とを積層しているため、湿式改良土3を単独で使用する場合と比較して、湿式改良土3の使用量を大幅に減少させることができる。このため、この手法は、湿式改良土3を単独で使用する場合と比較して、大幅にコストの低減が図れることとなる。
【0033】
特に、この手法の場合には、撹拌手段等を用いて骨材2と湿式改良土3と混合する必要がない。このため、この手法は、更に作業性が向上したものとなり、溝1に対する埋め戻しが非常に簡便なものとなる。なお、この手法の場合も、転圧して締固めする必要が無いため、更に作業性に優れたものとなる。
【0034】
さらに、この手法においても、第1の実施の形態と同様に、湿式改良土3のみを常設プラントで製造して輸送することが好ましい。これにより、常設プラントから溝1までの輸送コストが湿式改良土3の輸送分でよく、埋戻材5の輸送コストを大幅に低減することができる。言い換えると、多量の埋戻材5が必要な場合であっても、比較的少量の湿式改良土3を常設プラントから輸送すればよいため、コストが低減されるとともに作業性が向上することとなる。特に、骨材2として建設残土を使用した場合には、骨材2自体の輸送コストは殆どかからず、更なるコスト低減を図ることができる。
【0035】
[第4の実施の形態]
本発明の第4の実施の形態は、第1の実施の形態と同様に、例えば、上下水管や各種ケーブル等を地中に埋設する工事や、電柱等を地面に立設する工事等に際して形成された溝を埋め戻す際に適用される。
【0036】
この手法では、図10に示すように、溝1内に、山砂や単粒砕石、再生砂、シルト等の骨材2とエアーモルタル等の湿式改良土3とを略々同時に投入する。このとき、骨材2は、例えば、ダンプ車等の運搬手段10により運搬されるとともに溝1内に投入される。また、湿式改良土3は、例えば、ミキサー車等の撹拌体を有する輸送手段11により常設プラントから輸送されるとともに溝1内に投入される。
【0037】
この手法では、骨材2と湿式改良土3とを略々同時に投入することにより、投入された骨材2及び投入された湿式改良土3とが混合することとなる。すなわち、この手法では、撹拌手段を用いることなく骨材2及び湿式改良土3を溝1内で混合することができる。このため、この手法によれば、作業性が大幅に向上したものとなり、非常に簡易に溝1の埋め戻しを行うことができる。
【0038】
また、この手法においては、骨材2と湿式改良土3とを略々同時に投入することによってこれら骨材2及び湿式改良土3を混合しているため、湿式改良土3を単独で使用する場合と比較して、湿式改良土3の使用量を大幅に減少させることができる。このため、この手法は、湿式改良土3を単独で使用する場合と比較して、大幅にコストの低減が図れることとなる。なお、この手法の場合も、転圧して締固めする必要が無いため、更に作業性に優れたものとなる。
【0039】
さらに、この手法においても、第1の実施の形態と同様に、湿式改良土3のみを常設プラントで製造し、輸送手段11により湿式改良土3のみを輸送することが好ましい。これにより、常設プラントから溝1までの輸送コストが湿式改良土3の輸送分でよく、埋戻材5の輸送コストを大幅に低減することができる。言い換えると、多量の埋戻材5が必要な場合であっても、比較的少量の湿式改良土3を常設プラントから輸送すればよいため、コストが低減されるとともに作業性が向上することとなる。特に、骨材2として建設残土を使用した場合には、骨材2自体の輸送コストは殆どかからず、更なるコスト低減を図ることができる。
【0040】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る埋め戻し方法は、骨材及び湿式改良土を混合することにより、溝を埋め戻している。この手法では、湿式改良土を使用しているため、溝内に骨材及び湿式改良土を充填した後に転圧する必要がない。また、この手法では、骨材を使用しているため、湿式改良土の使用量を減少できるとともに湿式改良土の機械的強度を向上させることができる。したがって、本手法によれば、各種工事で形成された溝を、低コストで、且つ、所望の強度を有するように埋め戻すことができる。
【0041】
また、本発明に係る埋め戻し方法は、骨材を溝内に散布した後に当該骨材上に湿式改良土を積層することにより、骨材と湿式改良土とが混合した状態となる。すなわち、この手法では、湿式改良土が骨材中に浸み込むように作用する。そして、この手法では、湿式改良土を使用しているため、溝内に骨材及び湿式改良土を充填した後に転圧する必要がない。また、この手法では、骨材を使用しているため、湿式改良土の使用量を減少できるとともに湿式改良土の機械的強度を向上させることができる。したがって、本手法によれば、各種工事で形成された溝を、低コストで、且つ、所望の強度を有するように埋め戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態として示す埋め戻し方法の一工程を模式的に示す概念図である。
【図2】第1の実施の形態として示す埋め戻し方法の一工程を模式的に示す概念図である。
【図3】第1の実施の形態として示す埋め戻し方法の一工程を模式的に示す概念図である。
【図4】第2の実施の形態として示す埋め戻し方法の一工程を模式的に示す概念図である。
【図5】第2の実施の形態として示す埋め戻し方法の一工程を模式的に示す概念図である。
【図6】第2の実施の形態として示す埋め戻し方法の一工程を模式的に示す概念図である。
【図7】第3の実施の形態として示す埋め戻し方法の一工程を模式的に示す概念図である。
【図8】第3の実施の形態として示す埋め戻し方法の一工程を模式的に示す概念図である。
【図9】第3の実施の形態として示す埋め戻し方法の一工程を模式的に示す概念図である。
【図10】第4の実施の形態として示す埋め戻し方法を模式的に示す概念図である。
【符号の説明】
1 溝
2 骨材
3 湿式改良土
4 撹拌手段
5 埋戻材
【発明の属する技術分野】
本発明は、道路等の工事現場等に形成された溝の埋め戻し方法に関し、特に、転圧が必要なく、且つ、高強度の埋め戻し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、上下水管や各種ケーブルの埋設工事或いは電柱等の設置工事では、地盤を所定の深さ掘削して溝を形成した後にこの溝内に下水管等を配設し、その後、この溝を埋め戻している。この埋め戻しに際しては、1.山砂や乾式改良土を溝に充填する方法、2.エアーモルタル等の湿式改良土を溝に充填する方法、3.貧配合のコンクリートを用いる方法等が適用されている。これら何れの手法でも、埋め戻した部分が地盤沈下してしまうようなことがなく、各種工事で形成された溝を確実に埋め戻す必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した1の手法では、溝内に山砂や乾式改良土を充填しているため、充填した山砂や乾式改良土を十分に転圧する必要があり、作業性が悪いという問題がある。また、この手法では、十分な転圧がなされない場合、後日地盤沈下を引き起こしてしまうこともある。
【0004】
また、上述した2の手法では、エアーモルタル等の湿式改良土を使用するために埋め戻しにかかる費用が上昇してしまうという問題がある。また、このエアーモルタル等の湿式改良土は、埋め戻しに使用された場合に必要とされる強度を維持できないといった虞がある。
【0005】
さらに、上述した3の手法では、貧配合のコンクリートを用いるため、湿式改良土を使用した場合と同様に埋め戻しに要する費用が上昇してしまうといった問題点があった。
【0006】
そこで、本発明は、このような従来の実情に鑑みで案出されたものであり、低コストで行うことができ、所望の強度を有するように各種工事で形成された溝を埋め戻すことができる埋め戻し方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成した本発明に係る埋め戻し方法は、埋め戻し対象の溝内に、少なくとも高吸水性の山砂及び/又は高吸水性の単粒砕石を主体とする骨材と湿式改良土とを投入し、その後、少なくとも当該骨材と当該湿式改良土とを混合することにより上記溝内を埋め戻すことを特徴とするものである。
【0008】
以上のように構成された本発明に係る埋め戻し方法は、高吸水性の山砂及び/又は高吸水性の単粒砕石を主体とする骨材と湿式改良土とを溝内に投入した後にこれら骨材及び湿式改良土を混合することにより、溝を埋め戻している。この手法では、湿式改良土を使用しているため、溝内に骨材及び湿式改良土を投入した後に転圧する必要がない。また、この手法では、骨材を使用しているため、湿式改良土の機械的強度を向上させることができる。
【0009】
また、本発明に係る埋め戻し方法は、埋め戻し対象の溝内に、少なくとも高吸水性の山砂及び/又は高吸水性の単粒砕石を主体とする骨材を所定の厚さで散布し、その後、上記骨材上に、湿式改良土を所定の厚さで積層することを特徴とするものである。
【0010】
以上のように構成された本発明に係る埋め戻し方法は、高吸水性の山砂及び/又は高吸水性の単粒砕石を主体とする骨材を溝内に散布した後に、散布された骨材上に湿式改良土を積層することにより、骨材と湿式改良土とが混合した状態となる。すなわち、この手法では、湿式改良土が骨材中に浸み込むように作用する。そして、この手法では、湿式改良土を使用しているため、骨材及び湿式改良土に対して転圧する必要がない。また、この手法では、骨材を使用しているため、湿式改良土の機械的強度を向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る埋め戻し方法の具体的な実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
[第1の実施の形態]
本実施の形態で示す埋め戻し方法は、例えば、上下水管や各種ケーブル等を地中に埋設する工事や、電柱等を地面に立設する工事等に際して形成された溝を埋め戻す際に適用される。
【0013】
この手法では、先ず、図1に示すように、工事等で形成された溝1内に山砂や単粒砕石、再生砂、シルト等の骨材2を投入する。このとき、骨材2としては、粘性分を含有しないか含有しても少量であることが好ましく、再生骨材及び建設残土中の砂質土を使用することができる。また、骨材2としては、高い吸湿性を有することが好ましい。
【0014】
次に、図2に示すように、溝1内にエアーモルタル等の湿式改良土3を投入する。この湿式改良土3は、例えば、粘性土と水とセメント系固化材とを混合することにより製造される。なお、この湿式改良土においては、セメント系固化材が必ずしも含有されていなくても良い。すなわち。この湿式改良土3は、粘性土と水とを混合することにより製造されるものであってもよい。
【0015】
また、溝1内に湿式改良土3を投入する際には、バックボー等の撹拌手段4により、骨材2と湿式改良土3とを混合する。そして、図3に示すように、骨材2と湿式改良土3とを混合してなる埋戻材5を溝1内に均等に均す。なお、本手法は、図3に示すように溝1を埋戻材5により所定の高さまで埋め戻すものであるが、溝1全体を埋戻材5で充填する場合にも同様に適用することができる。
【0016】
このような手法によれば、湿式改良土3に対して骨材2をに混合しているため、湿式改良土3を単独で使用した場合と比較して強度が向上することとなる。言い換えると、上述した埋戻材5は、湿式改良土3単独と比較して優れた強度を有している。このため、上述した手法によれば、所定の期間経過後に地盤沈下を生ずるようなことなく、溝1内を確実に埋め戻すことができる。加えて、本手法によれば、湿式改良土3の単独で使用する場合と比較して、湿式改良土3の使用量を大幅に減少させることができる。このため、本手法によれば、埋め戻しに要するコストを大幅に削減することができる。
【0017】
また、上述した手法では、湿式改良土3を使用しているため、埋戻材5を転圧する必要が無く、単に、埋戻材5を溝1内に充填するだけでよい。これに対して、乾式改良土を用いて埋め戻しをする際には、溝1内に乾式改良土を投入した後に転圧して締固めする必要があるため、作業性が悪くなり、また、確実に埋め戻しが行えないことがあった。しかしながら、上述したような手法によれば、埋戻材5を転圧する必要がないため、優れた作業性で埋め戻しを行うことができ、且つ、溝1を確実に埋め戻すことができる。
【0018】
ところで、上述した手法では、骨材2として再生骨材や建設残土を使用することができるため、骨材2を容易に入手することができ、コストの低減を図ることができる。また、骨材2として高い吸湿性を有するものを使用した場合には、この骨材2が湿式改良土3中の水分を吸収することができる。したがって、この場合、埋戻材5は、骨材2が湿式改良土3の水分を効率よく吸収することができるため、短時間で固化することができる。このため、高い吸湿性を有する骨材2を使用することによって、埋戻材5の乾燥時間を大幅に短縮することができ、作業性が向上することとなる。
【0019】
さらに、上述した手法において、湿式改良土3は、粘性土と水とセメント系固化材とを混合してなるため、比較的大規模の常設プラントで製造される。これに対して、埋戻材5は、少なくとも湿式改良土3と骨材2とを混合すればよいため、上記常設プラントではなく、埋め戻し対象の溝1内で製造されている。
【0020】
このため、常設プラントからは、骨材2と湿式改良土3とを混合してなる埋戻材5を運び込む必要はなく、湿式改良土3のみを運び込めばよい。したがって、この手法によれば、常設プラントから溝1までの輸送コストが湿式改良土3の輸送分でよく、埋戻材5の輸送コストを大幅に低減することができる。言い換えると、多量の埋戻材5が必要な場合であっても、比較的少量の湿式改良土3を常設プラントから輸送すればよいため、コストが低減されるとともに作業性が向上することとなる。特に、骨材2として建設残土を使用した場合には、骨材2自体の輸送コストは殆どかからず、更なるコスト低減を図ることができる。
【0021】
また、上述した手法では、骨材2と湿式改良土3とを溝1内で混合していたが、例えば、溝1に近接して簡易プラントを設置し、この簡易プラント内で骨材2と湿式改良材3とを混合しても良い。この簡易プラントは、骨材2と湿式改良土3とを混合するものであるため、常設プラントと比較して小規模であり簡易な構造となっている。このため、この簡易プラントを設置した場合であっても、埋戻材5の輸送にかかるコストの低減を図ることができる。
【0022】
具体的に、常設プラントにおいて、600Kgの粘性土、400Kgの水、500Kgのセメント系固化材を混合して、約1m3の湿式改良土3を製造する。そして、この約1m3の湿式改良土3を、10000Kgの山砂及び3000Kgの水とともに混合して、約10m3の埋戻材5を製造する。このように、湿式改良土3の約10倍量の埋戻材5を製造することができる。換言すると、湿式改良土3は、埋戻材5に対して1/10量が必要とされるのである。この具体例の場合、常設プラントから湿式改良土3のみを輸送すると、埋戻材5を輸送する場合と比較して約1/10の輸送量で済むこととなる。このように、上述した手法によれば、常設プラントからの輸送量を大幅に低減することができ、コストを削減することができる。
【0023】
さらに、湿式改良土3は、所定距離輸送される場合、流動性を有していることが好ましい。湿式改良土3は、セメント系固化材の添加量を通常の約2倍以上とし、硬化遅延剤及び分離抑制剤としての粘性土を添加することによって、所望の流動性を有することとなる。このように、この湿式改良土3は、単独で使用する場合と比較して約2倍以上のセメント系固化材、遅延硬化剤及び分離抑制剤を含有することによって、長距離の輸送も可能なものとなる。
【0024】
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態と同様に、例えば、上下水管や各種ケーブル等を地中に埋設する工事や、電柱等を地面に立設する工事等に際して形成された溝を埋め戻す際に適用される。
【0025】
この手法では、先ず、図4に示すように、溝1内に所定量の湿式改良土3を投入する。その後、図5に示すように、湿式改良土3上に山砂や単粒砕石、再生砂、シルト等の骨材2を投入する。そして、図6に示すように、骨材2及び湿式改良土3を撹拌手段4により撹拌して混合することにより埋戻材5を製造する。すなわち、この第2の実施の形態で示す手法では、湿式改良土3を骨材2よりも先に溝1内に充填し、その後、湿式改良土3上に骨材2を散布している。
【0026】
このような手法では、第1の実施の形態と同様に、溝1内に充填された埋戻材5が機械的強度に優れるため、地盤沈下等が発生することなく、溝1を確実に埋め戻すことができる。また、この手法においても、第1の実施の形態と同様に、骨材2と湿式改良土3とを混合して埋戻材5としているため、湿式改良土3の使用量を大幅に減少させることができる。さらに、この手法によれば、埋戻材5を転圧して締固めする必要が無いため、作業性に優れたものとなる。
【0027】
また、この手法においても、第1の実施の形態と同様に、湿式改良土3のみを常設プラントで製造して輸送することが好ましい。これにより、常設プラントから溝1までの輸送コストが湿式改良土3の輸送分でよく、埋戻材5の輸送コストを大幅に低減することができる。言い換えると、多量の埋戻材5が必要な場合であっても、比較的少量の湿式改良土3を常設プラントから輸送すればよいため、コストが低減されるとともに作業性が向上することとなる。特に、骨材2として建設残土を使用した場合には、骨材2自体の輸送コストは殆どかからず、更なるコスト低減を図ることができる。
【0028】
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施の形態は、第1の実施の形態と同様に、例えば、上下水管や各種ケーブル等を地中に埋設する工事や、電柱等を地面に立設する工事等に際して形成された溝を埋め戻す際に適用される。
【0029】
この手法では、先ず、図7に示すように、溝1の底面に満遍なく山砂や単粒砕石、再生砂、シルト等の骨材2を散布する。次に、図8に示すように、骨材2を覆うように、溝1内に湿式改良土3が投入される。この湿式改良土3は、流動性を有するために溝1内に投入されると、骨材2上に一様に広がって溝1内に充填されることとなる。そして、図9に示すように、溝1内に充填された湿式改良土3上に骨材2を所定の厚みで散布し、その後、この骨材2上に湿式改良土3を再び投入する。これにより、溝1内には、所定の厚みで骨材2及び湿式改良土3を充填させることができる。
【0030】
また、図7乃至図9に示した工程では、骨材2及び湿式改良土3をそれぞれ2層としたが、上述した工程を複数回繰り返すことによって、溝1内に所望の厚みで骨材2及び湿式改良土3を充填させることができる。
【0031】
この手法では、骨材2上に湿式改良土3を充填することによって、骨材2からなる層に湿式改良土3が浸み込むこととなる。これにより、湿式改良土3は、単独で使用された場合と比較して、優れた硬度を示すことができる。このため、この手法によれば、地盤沈下等が発生することなく、溝1を確実に埋め戻すことができる。
【0032】
また、この手法においては、骨材2と湿式改良土3とを積層しているため、湿式改良土3を単独で使用する場合と比較して、湿式改良土3の使用量を大幅に減少させることができる。このため、この手法は、湿式改良土3を単独で使用する場合と比較して、大幅にコストの低減が図れることとなる。
【0033】
特に、この手法の場合には、撹拌手段等を用いて骨材2と湿式改良土3と混合する必要がない。このため、この手法は、更に作業性が向上したものとなり、溝1に対する埋め戻しが非常に簡便なものとなる。なお、この手法の場合も、転圧して締固めする必要が無いため、更に作業性に優れたものとなる。
【0034】
さらに、この手法においても、第1の実施の形態と同様に、湿式改良土3のみを常設プラントで製造して輸送することが好ましい。これにより、常設プラントから溝1までの輸送コストが湿式改良土3の輸送分でよく、埋戻材5の輸送コストを大幅に低減することができる。言い換えると、多量の埋戻材5が必要な場合であっても、比較的少量の湿式改良土3を常設プラントから輸送すればよいため、コストが低減されるとともに作業性が向上することとなる。特に、骨材2として建設残土を使用した場合には、骨材2自体の輸送コストは殆どかからず、更なるコスト低減を図ることができる。
【0035】
[第4の実施の形態]
本発明の第4の実施の形態は、第1の実施の形態と同様に、例えば、上下水管や各種ケーブル等を地中に埋設する工事や、電柱等を地面に立設する工事等に際して形成された溝を埋め戻す際に適用される。
【0036】
この手法では、図10に示すように、溝1内に、山砂や単粒砕石、再生砂、シルト等の骨材2とエアーモルタル等の湿式改良土3とを略々同時に投入する。このとき、骨材2は、例えば、ダンプ車等の運搬手段10により運搬されるとともに溝1内に投入される。また、湿式改良土3は、例えば、ミキサー車等の撹拌体を有する輸送手段11により常設プラントから輸送されるとともに溝1内に投入される。
【0037】
この手法では、骨材2と湿式改良土3とを略々同時に投入することにより、投入された骨材2及び投入された湿式改良土3とが混合することとなる。すなわち、この手法では、撹拌手段を用いることなく骨材2及び湿式改良土3を溝1内で混合することができる。このため、この手法によれば、作業性が大幅に向上したものとなり、非常に簡易に溝1の埋め戻しを行うことができる。
【0038】
また、この手法においては、骨材2と湿式改良土3とを略々同時に投入することによってこれら骨材2及び湿式改良土3を混合しているため、湿式改良土3を単独で使用する場合と比較して、湿式改良土3の使用量を大幅に減少させることができる。このため、この手法は、湿式改良土3を単独で使用する場合と比較して、大幅にコストの低減が図れることとなる。なお、この手法の場合も、転圧して締固めする必要が無いため、更に作業性に優れたものとなる。
【0039】
さらに、この手法においても、第1の実施の形態と同様に、湿式改良土3のみを常設プラントで製造し、輸送手段11により湿式改良土3のみを輸送することが好ましい。これにより、常設プラントから溝1までの輸送コストが湿式改良土3の輸送分でよく、埋戻材5の輸送コストを大幅に低減することができる。言い換えると、多量の埋戻材5が必要な場合であっても、比較的少量の湿式改良土3を常設プラントから輸送すればよいため、コストが低減されるとともに作業性が向上することとなる。特に、骨材2として建設残土を使用した場合には、骨材2自体の輸送コストは殆どかからず、更なるコスト低減を図ることができる。
【0040】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る埋め戻し方法は、骨材及び湿式改良土を混合することにより、溝を埋め戻している。この手法では、湿式改良土を使用しているため、溝内に骨材及び湿式改良土を充填した後に転圧する必要がない。また、この手法では、骨材を使用しているため、湿式改良土の使用量を減少できるとともに湿式改良土の機械的強度を向上させることができる。したがって、本手法によれば、各種工事で形成された溝を、低コストで、且つ、所望の強度を有するように埋め戻すことができる。
【0041】
また、本発明に係る埋め戻し方法は、骨材を溝内に散布した後に当該骨材上に湿式改良土を積層することにより、骨材と湿式改良土とが混合した状態となる。すなわち、この手法では、湿式改良土が骨材中に浸み込むように作用する。そして、この手法では、湿式改良土を使用しているため、溝内に骨材及び湿式改良土を充填した後に転圧する必要がない。また、この手法では、骨材を使用しているため、湿式改良土の使用量を減少できるとともに湿式改良土の機械的強度を向上させることができる。したがって、本手法によれば、各種工事で形成された溝を、低コストで、且つ、所望の強度を有するように埋め戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態として示す埋め戻し方法の一工程を模式的に示す概念図である。
【図2】第1の実施の形態として示す埋め戻し方法の一工程を模式的に示す概念図である。
【図3】第1の実施の形態として示す埋め戻し方法の一工程を模式的に示す概念図である。
【図4】第2の実施の形態として示す埋め戻し方法の一工程を模式的に示す概念図である。
【図5】第2の実施の形態として示す埋め戻し方法の一工程を模式的に示す概念図である。
【図6】第2の実施の形態として示す埋め戻し方法の一工程を模式的に示す概念図である。
【図7】第3の実施の形態として示す埋め戻し方法の一工程を模式的に示す概念図である。
【図8】第3の実施の形態として示す埋め戻し方法の一工程を模式的に示す概念図である。
【図9】第3の実施の形態として示す埋め戻し方法の一工程を模式的に示す概念図である。
【図10】第4の実施の形態として示す埋め戻し方法を模式的に示す概念図である。
【符号の説明】
1 溝
2 骨材
3 湿式改良土
4 撹拌手段
5 埋戻材
Claims (9)
- 埋め戻し対象の溝内に、少なくとも高吸水性の山砂及び/又は高吸水性の単粒砕石を主体とする骨材と湿式改良土とを投入し、
その後、少なくとも当該骨材と当該湿式改良土とを混合することにより上記溝内を埋め戻すこと
を特徴とする埋め戻し方法。 - 上記骨材を上記湿式改良土よりも先に上記溝内に投入することを特徴とする請求項1記載の埋め戻し方法。
- 上記湿式改良土を上記骨材よりも先に上記溝内に投入し、その後、当該湿式改良土上に上記骨材を散布することを特徴とする請求項1記載の埋め戻し方法。
- 上記骨材と上記湿式改良土とを上記溝内に同時に投入することを特徴とする請求項1記載の埋め戻し方法。
- 上記湿式改良土を上記溝内に流し込みながら上記骨材を適量投入することを特徴とする請求項4記載の埋め戻し方法。
- 埋め戻し対象の溝内に、少なくとも骨材を所定の厚さで散布し、その後、上記骨材上に、湿式改良土を所定の厚さで積層することを特徴とする埋め戻し方法。
- 上記骨材は、高吸水性の山砂及び/又は高吸水性の単粒砕石を主体とすることを特徴とする請求項6記載の埋め戻し方法。
- 上記湿式改良土が常設プラントで作製され、当該湿式改良土と上記骨材とを、上記溝に隣接して設けられた簡易プラントで混合することを特徴とする請求項1又は請求項6記載の埋め戻し方法。
- 上記骨材としては、上記埋め戻し対象の溝を形成した際に発生した建設残土を主として用いることを特徴とする請求項1又は請求項6項記載の埋め戻し方法。
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