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JP3552495B2 - バッテリーケース - Google Patents
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はバッテリーケースに係り、より詳細には電池カバーをケースに取り付けるスライドレールを備えたバッテリーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のバッテリーケースの構造として、携帯用電子機器(例えば、携帯電話機)の機器本体にバッテリーの収納部を一体に形成し、この収納部にスライドレールを設けてカバーを嵌合するバッテリーケースがある。このようなバッテリーケースとしては、例えば特願平9−76517号公報などに開示されている。このバッテリーケースの構造は、特に携帯電話機に適用した場合、携帯に好適な小型化された本体と、バッテリーが容易に外れないカバーの嵌合強度とが必要とされる。
【0003】
図4は、このような携帯電話機に適用した従来のバッテリーケースを示す斜視図である。また、図5は、図4に示したバッテリーケースのY−Y部の断面図である。図4に示すように、携帯電話機に適用した従来のバッテリーケースは、合成樹脂からなるケース40とカバー50とにより構成されており、このケース40にはバッテリー60が収納される。ここで、ケース40は、両側面に形成されたレール46と、先端側に形成された係合凹部41と、後端側の外周側面の2ヶ所に形成された凹部44とを有している。また、カバー50の内側には、対向する両側面に突出するように形成されたレール52と、先端57の中央付近に突出するように形成されたツメ51と、先端57と対向する内側の後端に2ヶ所に形成された突起54とを有している。
【0004】
このような従来のバッテリーケースのケース40とカバー50との嵌合動作は次の通りである。図4に示すように、ケース40にカバー50を取り付ける場合、まず、ケース40にバッテリー60を収納する。バッテリー60が収納されると、カバー50のレール52をケース40のレール46に嵌合し、カバー50をC方向にスライドさせる。この際、図5に示すように、C方向のスライドにより、カバー50のツメ51がバッテリー60と当たることを防止するためにカバー50に高さEの空間を設けてある。これによりカバー50のツメ51がバッテリー60と当接することなくスライドし、カバー50の突起54が対応するケース40の凹部44に差し込まれ、また、カバー50のツメ51が対応するケース40の係合凹部41に係合ロックする。このように、ケース40とカバー50で形成される内部空間にはバッテリーが収納される。
【0005】
次にケース40からカバー50を取り外す際には、カバー50の先端57近傍の上部を下側方向に少し押しながらカバー50をC方向と反対のD方向に引っ張ることにより、カバー50のツメ51が係合凹部41から外れ、引き続きレール46とレール52との嵌合をスライドさせて解除することにより、カバー50をケース40から外すことができる。このように、従来のバッテリーケースは、カバー50をレール46に嵌合させスライドすることにより容易にバッテリーを収納していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ケースにカバーを嵌合するためのレールのストロークが長いため、レールをスライドする間にカバーから突出したツメ51が収納したバッテリーと接触しないように、カバーにツメの高さ(図5に示す高さE)分の空間が必要であった。従って、バッテリーを収納する空間が有効に利用されず、カバーが厚くなるとともに本体全体が大型化してしまう不具合があった。
【0007】
また、ケースとカバーとを嵌合するためのレールのストロークが長いため、バッテリーの着脱の操作性が悪かった。さらに、レールをスライドさせ外す際に、バッテリーがケース内で動いてしまい浮いていると、ツメとバッテリーとが接触してケースのスライド時にツメを破壊してしまうという不具合があった。
【0008】
一方、このような欠点を解決するため、ストロークを短くし、カバーとケースとが嵌合するレールを短くすると、嵌合強度が弱くなるという不具合があった。
【0009】
本発明はこのような従来の問題点を解決して、嵌合されたカバーを短いスライドストロークで容易に取り外すことができ薄型のカバーで強い嵌合強度を有するバッテリーケースを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するために、係合凹部と第1レールとを有するケースと、係合凹部に係合するツメと第1レールに嵌合する第2レールとを有したケースにスライド固定するカバーとからなるバッテリーケースであって、第2レールに所定の間隔で複数の切り欠きを設けて凹部と凸部とを形成したカバーと、第1レールに第2レールの凸部が上部から嵌入できる切り欠きを所定の間隔で複数設けてカバーと同様に凹部と凸部とを形成したケースとを備え、第2レールの各凸部が第1レールの対応する各凹部に上部から挿入し所定の方向にカバーをスライドすることで第1レールと第2レールとが嵌合され係合凹部とツメとが係合しロックするとともに、第1レールに更に傾斜のあるガイドを設けてこのガイドにより取り付け時にカバーが案内されて取り外し時にツメがケースのバッテリーと当接する前にカバーがケースから外れるように設ける
【0011】
ここで、ガイドは第1レールの所定の凸部から第1レール内に傾斜して仕切るテーパ部であり、このバッテリーケースを携帯電話機のバッテリー部に適用する。また、係合凹部と前記ツメとが係合してロックされたとき、第1レールに設けられた凸部と、第2レールに設けられた凸部とがそれぞれ係合されることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明によるバッテリーケースの実施の形態を詳細に説明する。図1は、携帯電話機に適用した本発明によるバッテリーケースの実施の形態を示す斜視図である。図1に示すように、携帯電話機に適用した本発明によるバッテリーケースの実施の形態は、合成樹脂により形成されたケース10と、このケース10と嵌合するカバー20とからなり、ケース10にはバッテリー30が収納されている。
【0013】
バッテリー30は、ケース10の先端部17から凹形状に形成された収納部18に収納される。ここで凹形状の収納部18は、バッテリー30を収納する周囲に所定の厚みを有する枠19が形成されている。この枠19の両側面には、内側方向にコ字形状の切り欠いたレール16が平行して対称に設けられている。このようにレール16は、収納部18の両側面に沿うように延長されている。
【0014】
またレール16には、スライド方向と直交する上部方向に所定の間隔で複数切り欠いたケース凹部12a、12b、12cと、突出するケース凸部13a、13b、13c、13dとが交互に配列している。このケース凸部13a、13b、13c、13dおよびケース凹部12a、12b、12cとは、レール16と同様に先端部17と直交する枠19の両側面に沿って平行して対称に設けてあり、任意の数だけ設けることができ、数を多くすれば、カバー20をケース10に嵌合後、強度を向上することができる。ケース凸部13cには、ケース凹部12a側のレール16内を傾斜して仕切るガイド15が形成されている。このガイド15もレール16と同様に先端部17と直交する枠19の両側面に対称に設けてある。また、先端部17には、略中央の面に切り欠いた開口部を有する係合凹部11が形成されている。さらに、先端部17と対向するケース10後端の枠19には、側面の左右両側に対称に設けた開口する凹部14が2ヶ所設けてある。
【0015】
カバー20は、凹形状に形成され、外周29が突出するように設けてあり、この外周29は先端27で切り欠いたように設けてある。先端27と直交して両側に対向する外周29には、内側の中心方向に向かい突出するカバー凸部23a、23b、23c、23dと、このカバー凸部23の間に切り欠くように設けたカバー凹部22a、22b、22c、22dとが複数配列されている。このように、カバー凸部、カバー凹部は任意の数だけ設けることができ、数を多くすれば、カバー20をケース10に嵌合後、強度を向上することができる。また、カバー20内側の両側面には、対称にカバー凸部23とカバー凹部22とを交互に複数配列する。またカバー20の先端27の中央近傍には、ケース10の係合凹部11と係合されるツメ21が突出形成されている。さらに、先端27と対向する後端の外周29には、先端27の方向に向かい突出する突起24が左右両側に対称に設けてある。このように、カバー20の先端27がケース10の先端部17に当接することにより、カバー20のツメ21と、ケース10の係合凹部11が係合するとともに、カバー20の突起24がケース10の凹部14に差し込まれる。
【0016】
このような本発明によるバッテリーケースの実施の形態において、ケース10とカバー20とが嵌合する動作は次のようである。ケース10にカバー20を取り付ける場合は、まず、ケース10の収納部18にバッテリー30を収納し、このバッテリー30を覆うように、カバー20のカバー凸部23およびカバー凹部22をケース10のレール16に嵌合する。この際、カバー20のカバー凸部23bを、ケース10のケース凹部12bに合わせて嵌入する。これにより、カバー凸部23bは、ケース凹部12bから延長されたガイド15に案内されて適切な位置に嵌入される。このように、カバー凸部23bがケース凹部12bに嵌入されると、カバー凸部23aはケース凹部12aに嵌入し、カバー凸部23cはケース凹部12cに嵌入する。従って、カバー20のカバー凸部23がケース10のケース凹部12に各々対応して嵌合する。
【0017】
図2は、カバー凸部23とケース凹部12により、カバー20をケース10に取り付ける状態を示した側断面図である。図2に示すように、カバー20のカバー凸部23をケース10のケース凹部12に合わせて嵌合すると、ケース10のケース凹部12a、12b、12cに、カバー20のカバー凸部23a、23b、23cが嵌入する。さらに、カバー凸部23がレール16方向に嵌入すると、カバー凸部23a、23b、23c、23dがレール16と当接し嵌合する。この際、カバー20内側の両側面に設けたカバー凸部23bは、ケース10の両側面に設けたガイド15に当接され、このガイド15の斜面に沿ってカバー凸部23をレール16に嵌合させる。
【0018】
カバー凸部23をレール16に嵌合すると、カバー20をA方向にスライドすることによって、カバー20の先端27とケース10の先端部17とが当接する。この際、カバー20の突起24が対応するケース10の凹部14に差し込まれると同時に、カバー20のツメ21が対応するケース10の係合凹部11に係合されてロックされる。このように、カバー20をケース10に嵌合し、A方向にスライドさせることで、ケース10に形成された収納部18の内部空間にバッテリーが収納された状態でカバー20をケース10に取り付けることができる。
【0019】
次に、図1のX−X断面を示す図3を用いてケース10からカバー20を取り外す動作を詳細に説明する。図3に示すように、ケース10からカバー20を取り外す際には、カバー20表面の先端27近傍を下側方向に少し押しながらカバー20をB方向に引っ張ると、カバー20のツメ21が係合凹部11から外れる。さらに、カバー20をB方向にスライドさせると、図2に示したように、カバー20のカバー凸部23bがケース10のガイド15と当接する。引き続きカバー20をB方向にスライドさせることにより、ガイド15の斜面に沿ってカバー凸部23がケース凹部12bの方向に上昇する。この上昇により、カバー20のカバー凸部23がレール16との嵌合を解除するとともに、カバー20をケース10から外すことができる。
【0020】
このように、カバー20を後方向(B方向)にスライドさせると、カバー凸部23bがガイド15に当接してカバー20が上昇し、レール16でのスライドストロークが図2に示す最小ストロークSで嵌合を解除して、カバー20をケース10から取り外すことができる。この最小ストロークSによる嵌合の解除は、図3に示すように、ツメ21がバッテリー30と当接する前に、カバー20をケース10から外すことができる。従って、図3に示す高さHのバッテリー30とツメ21とが当接することを防止している。
【0021】
以上、本発明によってなされたバッテリーケースの実施の形態を詳細に説明したが、本発明は前述の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。すなわち、本実施の形態では本発明を携帯電話機に適用したが、本発明は特に携帯電話機に限定されるものではなく、携帯端末などに適用してもよい。また、本実施の形態において、合成樹脂により形成されたケース10を例に説明したが、合成樹脂に限定されるものではなく、例えば、ステンレスなどの材質により形成して本体強度を強化してもよい。
【0022】
【発明の効果】
このように本発明のバッテリーケースによれば、カバーに設けたカバーを係合するツメがカバー装着時にバッテリーに当たることが無いので、従来のようなバッテリーとカバー間に形成される余分な空間が不要となり、カバーの形状を薄く形成できるとともに、本体全体を小型化することができる。
【0023】
また、ガイドを設けたことにより最小ストロークでカバーとケースとの着脱を安全にかつ確実にできるので、例えば、カバーを取り外す際にツメがバッテリーに当たってツメが破壊されることが無い。
【0024】
さらに、複数のカバー凸部とケース凸部13とがそれぞれ係合するので、最小ストロークで着脱ができるとともに十分な強度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯電話機に適用した本発明によるバッテリーケースの実施の形態を示す斜視図。
【図2】図1に示したカバーをケースに取り付ける状態を示した側面図。
【図3】図1に示したバッテリーケースのX−X断面を示す断面図。
【図4】携帯電話機に適用した従来のバッテリーケースを示す斜視図。
【図5】図4に示したバッテリーケースのY−Y部の断面図。
【符号の説明】
10 ケース
11 係合凹部
12 ケース凹部
13 ケース凸部
14 凹部
15 ガイド
16 レール
17 先端部
18 収納部
19 枠
20 カバー
21 ツメ
22 カバー凹部
23 カバー凸部
24 突起
27 先端
29 外周
30 バッテリー

Claims (3)

  1. 係合凹部と第1レールとを有するケースと、前記係合凹部に係合するツメと前記第1レールに嵌合する第2レールとを有し前記ケースにスライド固定するカバーとからなるバッテリーケースにおいて、
    前記第2レールに所定の間隔で複数の切り欠きを設けて凹部と凸部とを形成したカバーと、
    前記第1レールに前記第2レールの凸部が上部から嵌入できる切り欠きを所定の間隔で複数設けて前記カバーと同様に凹部と凸部とを形成したケースとを備え、
    前記第2レールの各凸部が前記第1レールの対応する各凹部に上部から挿入し所定の方向に前記カバーをスライドすることで、前記第1レールと前記第2レールとが嵌合され前記係合凹部と前記ツメとが係合しロックするとともに、
    前記第1レールに更に傾斜のあるガイドを設け、このガイドにより取り付け時に前記カバーが案内され、取り外し時に前記ツメが前記ケースのバッテリーと当接する前に前記カバーが前記ケースから外れることを特徴とするバッテリーケース。
  2. 請求項に記載のバッテリーケースにおいて、
    前記ガイドは、前記第1レールの所定の凸部から第1レール内に傾斜して仕切るテーパ部であることを特徴とするバッテリーケース。
  3. 請求項1に記載のバッテリーケースにおいて、
    前記係合凹部と前記ツメとが係合し、ロックされたとき、前記第1レールに設けられた凸部と、前記第2レールに設けられた凸部とがそれぞれ係合されることを特徴とするバッテリーケース。
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