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JP3552500B2 - 論理振幅レベル変換回路,液晶装置及び電子機器 - Google Patents
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JP3552500B2 - 論理振幅レベル変換回路,液晶装置及び電子機器 - Google Patents

論理振幅レベル変換回路,液晶装置及び電子機器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば0〜3V程度の低(狭)論理振幅の入力信号を例えば0〜12V程度の高(広)論理振幅の出力信号に変換するための論理振幅レベル変換回路、また、それを基板に内蔵する液晶装置、並びにその液晶装置を用いた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
アクティブマトリクス型液晶表示装置の液晶パネル(薄膜トランジスタ集積回路装置)は比較的高い動作電圧を有し、電源電圧は12V程度となっている。この液晶パネルの入力クロック信号は外部タイミングジェネレータ(TG)から供給されるものであるが、このタイミングジェネレータは通常シリコンチップにトランジスタを作り込んだCMOSゲートアレイから成り、その電源電圧は比較的低く、3V又は3.3V〜5V程度となっている。このため、液晶パネルには0〜3V程度の低(狭)論理振幅の入力信号を0〜12V程度の高(広)論理振幅の出力信号に変換するための論理振幅レベル変換回路が内蔵されており、クロックインターフェースとして機能する。
【0003】
従来、このような液晶表示装置に内蔵された論理振幅レベル変換回路としては、例えば特開平6−216753号公報に記載のものが知られている。その論理振幅レベル変換回路は、図11に示す如く、逆極性の低論理振幅の2相クロック信号CLK1,CLK2を入力とするディテクタ/オフセッタ1A,1Bと、オフセットさせた信号をパルス増幅して高論理振幅の出力クロック信号Vout を得る差動型カレントミラー回路のレベルシフター(レベル変換部)2と、後段側からの影響を緩衝する出力段バッファ回路の出力インバータ3と、定電流源4とから構成されている。
【0004】
定電流源4と共にディテクタ/オフセッタ1A,1BのPチャネル型トンラジスタP2,P6とはそれぞれカレントミラー回路を構成しており、ダイオード接続のNチャネル型の検出トランジスタN2,N6に定電流IA,を流し込むため、ダイオード接続された検出トランジスタN2,N6のドレイン電圧は、そのソース電圧たるクロック信号CLK1,CLK2の論理レベル電圧よりも定電流IA,に応じたオフセット電圧(検出トランジスタN2,N6の閾値電圧Vthを超える電圧)Voffsett だけ必ず高くなる。検出トランジスタN2,N6の閾値電圧Vthとレベルシフター2のNチャネル型の入力トランジスタN3,N5の閾値電圧とが等しくなるように、それぞれのトランジスタが予め形成されていると、クロック信号CLK1が閾値電圧Vthよりも低いハイレベル(例えば+2V)の場合でも、入力トランジスタN3のゲートにはその電圧にオフセット電圧が重畳されたゲート電圧(=2+Voffsett )が加わることになるため、その入力トランジスタN3が確実に導通すると共に、他方、入力トランジスタN5のゲートにはオフセット電圧だけが加わることから、入力トランジスタN5は遮断状態へ近づく。このため、Pチャネル型の負荷トランジスタP5が導通してそのドレインを電源電圧VGG(=+12V)側に引き上げる。
【0005】
クロック信号CLK1がローレベル(0V)へ遷移すると、入力トランジスタN3のゲートにはオフセット電圧Voffsett だけが加わるため、入力トランジスタN3が遮断状態へ近づくと共に、逆に入力トランジスタN5が導通し、Pチャネル型の負荷トランジスタP5が遮断してそのドレインを接地電圧VSS(=0V)側に引き下げる。
【0006】
出力インバータ3はCMOSインバータからなり、高論理振幅の出力クロック信号Vout を受けて高論理振幅の反転出力クロック信号Vout を出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の論理振幅レベル変換回路にあっては、次のような問題点があった。
【0008】
検出トランジスタN2はゲートSとドレインDが接続(ダイオード接続)されているため、常に飽和領域で動作し、電圧電流特性は、図12に示すようにダイオード特性(2乗曲線)に似る。即ち、そのドレイン電流をI、ソース・ドレイン電圧をVDS、電流増幅率をβとすると、電圧電流特性は、
=β(VDS−Vth/2 (1)
で与えられる。
【0009】
また、電流源のトランジスタP2のオン抵抗(チャネル抵抗)をRonとすると、ドレイン電流Iは次式で与えられる。
=(VGG−VDS)/Ron (2)
従って、オフセット電圧Voffsett は、(1)の電圧電流特性と(2)の負荷直線から図12の交点に相当している。ここに、電流源のトランジスタP2のオン抵抗Ronを大きくすると、負荷直線の傾きが小さくなり、オフセット電圧Voffsett は閾値電圧Vthを超えた値からその近傍値に上から近づけることができるが、薄膜トランジスタ(TFT)を回路素子として用いた薄膜半導体回路ではスペース効率の点で高抵抗素子が得難いため、トランジスタP2のオン抵抗や抵抗素子のバラツキの無い高抵抗化は難しい。従って、一般にオン抵抗Ronは小さいものであるので、オフセット電圧Voffsett は閾値電圧Vthを超える値(Vth+v)となっている。
【0010】
ところが、入力クロックCLK1がローレベル(0V)の場合、そのオフセット電圧Voffsett は略(Vth+v)である。このため、入力トランジスタN3のゲートには常にオフセット電圧Voffsett 以上の電圧が掛かった状態にあり、レベルシフター2は入力クロックCLK1のハイレベル側の極性を偏って強くパルス増幅する結果となり、パルス増幅された出力クロック信号Vout の論理閾値はローレベル側に大きくずれており、出力インバータ3の論理閾値に一致しないので、出力インバータ3から出力される反転出力クロック信号Vout のデューティー比は入力クロックCLK1,CLK2のデューティー比から歪んだものとなっている。
【0011】
そこで、上記問題点に鑑み、本発明の課題は、パルス増幅で得た高論理振幅の論理閾値を出力段バッファ回路の論理閾値に整合させることにより、低論理振幅の入力信号のデューティー比に対して高論理振幅のバッファ出力のデューティ比の歪みを抑制できる論理振幅レベル変換回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の講じた手段は、低論理振幅の入力信号の高低レベル変化に応じて出力段バッファ回路の論理閾値電圧を基準に振幅する被増幅信号を得るための電圧励振手段をパルス増幅回路に前置したところにある。
【0013】
即ち、本発明に係る論理振幅レベル変換回路は、図1に示す如く、低論理振幅の入力信号(CLK)の高低レベル変化に応じて出力段バッファ回路の論理閾値電圧(VthL )を基準に振幅する被増幅信号(Vin)を得る電圧励振手段と、この被増幅信号をパルス増幅して高論理振幅信号(Vout )を得るパルス増幅回路と、この高論理振幅信号を入力としてその反転信号(Vout )を得る上記出力段バッファ回路とを有することを特徴とする。
【0014】
低論理振幅の入力信号がハイレベルになると、電圧励振手段が出力段バッファ回路の論理閾値電圧を超える電圧を出力するため、これをパルス増幅回路がパルス増幅してハイレベルの高論理振幅信号に変換し、出力段バッファ回路がローレベルの高論理振幅信号を出力する。逆に、低論理振幅の入力信号がローレベルになると、電圧励振手段が出力段バッファ回路の論理閾値電圧を下回る電圧を出力するため、これをパルス増幅回路がパルス増幅してローレベルの高論理振幅信号に変換し、出力段バッファ回路がハイレベルの高論理振幅信号を出力する。
【0015】
パルス増幅回路への被増幅信号が予め出力段バッファ回路の論理閾値電圧を基準にして振られているため、パルス増幅回路の出力信号は出力段バッファ回路の論理閾値電圧を基準に振られることになる。このため、低論理振幅の入力信号のデューティー比に対して高論理振幅のバッファ出力のデューティー比の歪みを抑制できる。それ故、本発明の論理振幅レベル変換回路はクロックインターフェイスに用いるに適している。
【0016】
この電圧励振手段としては、図1に示す如く、出力段バッファ回路の論理閾値電圧を生成する論理閾値生成回路と、生成された論理閾値電圧を直流バイアスとし、低論理振幅の入力信号の高低レベル変化に応じて上記直流バイアスにオフセット電圧を加減して上記被増幅信号を得る論理閾値シフト回路とを有する構成を採用できる。
【0017】
図11に示す従来例のように、低論理振幅の入力信号の高低レベル変化に応じて低論理振幅の論理レベルに対しオフセット電圧をただ重畳して出力するのではなく、確定された基準たる直流バイアス(VthL )のレベルに対しオフセット電圧を加減(加算と減算)して出力するようになっているため、論理閾値シフト回路の出力信号(被増幅信号)は低論理振幅の論理閾値(略振幅中心)を高論理振幅の論理閾値へシフトした論理閾値シフト信号の意義を持つ。
【0018】
上記論理閾値検出回路は、図1に示す如く、上記出力段バッファ回路と実質的同等に作り込まれたCMOSのダミー・インバータをダイオード接続して成る。
【0019】
CMOSのダミー・インバータのNチャネル型MOSトランジスタ(N1)の閾値電圧をVthn とし、Pチャネル型MOSトランジスタ(P1)の閾値電圧Vthp とすると、Nチャネル型MOSトランジスタ(N1)に流れるドレイン電流IDnは、次式で与えられる。
Dn=β(VDSn −Vthn /2 (3)
但し、VDSn はNチャネル型MOSトランジスタ(N1)のソース・ドレイン電圧、βは電流増幅率である。また、Pチャネル型MOSトランジスタ(P1)に流れるドレイン電流IDpは、次式で与えられる。
Dp=β(VDSp +Vthp /2 (4)
但し、VDSP はPチャネル型MOSトランジスタ(P1)のソース・ドレイン電圧、βは電流増幅率である。
【0020】
Dn=IDp であり、電源電圧をVSS=0,VGGとすると、VDSp =VGG−VDSn であるから、ダミー・インバータの論理閾値電圧VthL は、これらの関係と式(3),式(4)から、図2の交点で与えられる。
【0021】
上記論理閾値シフト回路としては、図1に示す如く、論理閾値生成回路と共にカレントミラー回路を構成するミラー電流用トランジスタ(P2)と、ソースを低論理振幅の入力信号CLKの入力端(P)とすると共にドレインを出力端(P)とし、ミラー電流用トランジスタ(P2)に直列接続したダイオード接続のオフセット電圧発生用トランジスタ(N2)と、オフセット電圧発生用トランジスタ(N2)に並列接続した直流バイアス設定手段rとを有する構成を採用できる。
【0022】
この直流バイアス設定手段としては、図1に示す抵抗素子rやトランジスタのオン抵抗とすることができる。
【0023】
論理閾値電圧がVthL のときダミー・インバータに貫通電流Iが源電流として流れるが、素子構成が同等に作り込まれていると、ミラー係数が1ではミラー電流用トランジスタ(P2)にはミラー電流Iが流れる。直流バイアス設定手段の抵抗値rをVthL /Iとしておくと、仮にオフセット電圧発生用トランジスタ(N2)が完全遮断のときは出力端(P)に論理閾値電圧VthL が直流バイアスとして再現される。
【0024】
実際は、トランジスタ(N2)がダイオード接続されているため、常に飽和状態で動作するので、多少の電流が流れている。今、入力信号CLKがローレベル(0V)のとき、トランジスタ(N2)に流れる電流をILow とすれば、その分、直流バイアス設定手段に流れる電流が少なくなるため、出力端(P)の電圧VinはVthL よりも低く、(VthL −ILow ・r)となる。これはトランジスタ(N2)のソース・ドレイン電圧に等しい。即ち、入力信号CLKがローレベル(0V)のときは、直流バイアスVthL に対してオフセット電圧(ILow ・r)を減算することになる。
【0025】
また、入力信号CLKがハイレベル(例えば低論理振幅値A=2V)のとき、トランジスタ(N2)に流れる電流をIHIGHとすれば、その分、直流バイアス設定手段に流れる電流が少なくなるものの、入力端(P)がハイレベルに底上げされているため、出力端(P)の電圧VinはVthL よりも高く、(VthL −IHIGH・r+2)となる。即ち、入力信号CLKがハイレベル(0V)のときは、直流バイアスVthL に対してオフセット電圧(−IHIGH・r+2)を加算することになる。勿論、低論理振幅電圧2VよりもIHIGH・rの値は小さいものとする。入力信号CLKがローレベルのときよりもハイレベルの方がトランジスタ(N2)に流れる電流は小さくなるため(IHIGH<ILow )、IHIGH・r<2の条件は成立し易い。また半導体プロセス上、低抵抗素子の作り込みが容易である点も好都合である。
【0026】
ところで、図11に示す従来の回路では、入力クロックCLK1がローレベル(0V)に立ち下がると、実際は、ドレイン電流Iがやや増加するため、そのオフセット電圧Voffsett もハイレベルのときよりもやや増加し、(Vth+v+Δv)となるので、入力トランジスタN3のゲート電圧はハイレベルのときから立ち下がり難い。しかし、本発明ではトランジスタ(N2)と直流バイアス設定手段rが並列接続して分流回路を構成しているため、上記のIHIGH・r<2の条件、即ち、直流バイアス設定手段の電圧降下分(IHIGH・r)を低論理振幅値A(2V)よりも小さくすることは容易である。
【0027】
そして、本発明では、図1に示すように、上記論理閾値電圧VthL を保持するための電圧保持手段を有する。論理振幅レベル変換回路において、高速の信号を振幅レベル変換する場合、パスル増幅後の高論理振幅の高低レベル変化毎にノイズが発生し易く、それが論理閾値生成回路の出力配線層に帰還し、その電位変動を招く虞れがあるが、電圧保持手段で生成された論理閾値電圧を保持しているため、そのノイズの影響を低減でき、論理閾値電圧の変動を抑制できる。
【0028】
この電圧保持手段としては、論理閾値生成回路の出力配線層と電源配線層との間に形成したキャパシタ(C)とすることができる。特に、上記キャパシタは、層間絶縁膜を挟んで上記出力配線層の幅広配線部と上記電源配線層とが重なり並走する領域を含む配線間キャパシタとすることができる。配線層の引回しと形状変更だけで構成でき、プロセスの追加を招かないため、製造上有利となる。
【0029】
上記の論理振幅レベル変換回路に用いるパルス増幅回路は、電流源トランジスタを流れる電流を可変制御する入力トランジスタ及びミラー電流用トランジスタを流れるミラー電流を可変制御する負荷トランジスタを含むカレントミラー型パルス増幅回路であって、上記出力端が上記入力トランジスタのゲートに接続すると共に上記入力端が上記負荷トランジスタのソースに接続して成る。かかる場合、上記出力端の電圧を高低レベル反転してその反転信号を上記負荷トランジスタのゲートに制御信号として加える負荷値可変制御回路を有する。
【0030】
低論理振幅の入力信号がハイレベルになると、前述したように、出力端の電圧が論理閾値電圧を超えたレベルになるため、カレントミラー回路の源電流が増加すると共にミラー電流も増加し、また負荷値可変制御回路により負荷トランジスタが高負荷となるため、電圧降下が高まり、パルス増幅回路の出力は高論理振幅のハイレベルになる。逆に、低論理振幅の入力信号がローレベルになると、前述したように、出力端の電圧が論理閾値電圧を下回るレベルになるため、カレントミラー回路の源電流が減少すると共にミラー電流も減少し、また負荷値可変制御回路により負荷トランジスタが低負荷となるので、電圧降下が減少し、パルス増幅回路の出力は高論理振幅のローレベルになる。
【0031】
高速の立ち上がりや立ち下がりを実現するカレントミラー回路のパルス増幅回路では、出力のハイレベルは電源電圧(VGG)へ完全にはプルアップせず、またローレベルも電源電圧(VSS)へ完全にはプルダウンし難い。しかし、パルス増幅された信号の論理閾値電圧が出力段バッファ回路のそれに合致しているため、論理レベルと電源電圧との乖離(電圧降下)は出力段バッファ回路において電源電圧まで一杯に振ることができることから自然に解消される。このようなパルス増幅回路によれば、低論理振幅の単相入力でレベルシフトが可能となり、またクロック信号等の高速信号のレベルシフトに適している。なお、出力段バッファ回路は1段のインバータのみではなく、2段以上のインバータで構成しても良い。
【0032】
上記負荷値可変制御回路としては、上記論理閾値生成回路と共にカレントミラー回路を構成するミラー電流用トランジスタと、上記ミラー電流用トランジスタに直列接続し、上記出力端の電圧をゲート電圧とすると共にドレイン電圧を上記制御信号とする駆動トランジスタとを有して成る。
【0033】
また、別のパルス増幅回路としては、電流源トランジスタに流れる電流を可変制御する入力トランジスタ及びミラー電流トランジスタに流れるミラー電流を可変制御する負荷トランジスタを含むカレントミラー型パルス増幅回路であって、上記出力端が上記入力トランジスタのゲートに接続すると共に前記入力信号とは逆極相の低論理振幅の入力信号が前記入力トランジスタのソースに接続して成る。かかる場合、上記逆極相の入力信号の電圧をオフセットさせて上記負荷トランジスタのゲートに制御信号として加える負荷値可変制御回路を有する。これは、2相入力の差動型カレントミラー回路のパルス増幅回路であり、高速信号のレベルシフトに適している。
【0034】
更に、別のパルス増幅回路としては、フリップ・フロップの一方のトランジスタを開閉制御する第1トランジスタと、上記フリップ・フロップの他方のトランジスタを開閉制御する第2トランジスタとを含むフリップ・フロップ型パルス増幅回路であって、上記出力端が前記第1トランジスタのゲートに接続してなる。
【0035】
かかる場合、上記逆極相の入力信号の電圧をオフセットさせて上記第2トランジスタのゲートに制御信号として加える負荷値可変制御回路を有する。2相入力のフリップ・フロップ型のパルス増幅回路であり、低消費電力化に適している。
【0036】
これらの負荷値可変制御回路としては、上記論理閾値生成回路と共にカレントミラー回路を構成するミラー電流用トランジスタと、ソースを前記逆極相の入力信号の入力端とすると共にドレインを上記制御信号の出力端とし、前記ミラー電流用トランジスタに直列接続したダイオード接続のオフセット電圧発生用トランジスタと、当該オフセット電圧発生用トランジスタに並列接続した直流バイアス設定用トランジスタとを有する。
【0037】
以上のような構成の論理振幅レベル変換回路はクロックインターフェースに用いるに適している。例えば、本発明は、一対の基板間に液晶を挟持し、これらの基板の一方に、トランジスタとそのトランジスタに接続された画素電極とをマトリクス状に配列した画素部と、その画素部に対する信号の供給を制御する駆動回路部と、その駆動回路部にクロック信号を供給するクロックインターフェース部とが形成された液晶装置において、当該クロックインターフェース部は上記の論理振幅レベル変換回路を用いて成ることを特徴とする。かかる液晶装置においては、高速クロックの歪みを抑制でき、画像品質が向上する。そしてまた、本発明はこのような液晶装置を具備する電子機器も含む。
【0038】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0039】
〔実施形態1〕
図3は本発明に係る論理振幅レベル変換回路の実施形態1を示す回路図で、図4(A)〜(C)はそれぞれ動作を説明するための波形図である。
【0040】
本例の論理振幅レベル変換回路10は、出力バッファ回路の出力CMOSインバータ15の論理閾値電圧VthL を生成するための論理閾値生成回路11と、生成された論理閾値電圧VthL を直流バイアスとし、低論理振幅のクロック入力信号CLKの高低レベル変化に応じて上記直流バイアスにオフセット電圧Voffsetを加減して被増幅信号Vinを得る論理閾値シフト回路12と、被増幅信号Vinをパルス増幅して高論理振幅信号Vout を得るパルス増幅回路13と、クロック入力信号CLKの高低レベル変化に応じてパルス増幅回路13の負荷トランジスタN5のゲートに制御信号を加える負荷値可変制御回路14と、高論理振幅信号Vout を入力としてその反転信号Vout を得る出力段インバータ回路のCMOSインバータ15とを有する。論理閾値生成回路11と論理閾値シフト回路12とが、低論理振幅の入力信号CLKの高低レベル変化に応じて論理閾値電圧VthL を基準に振幅する被増幅信号を得る電圧励振手段に相当している。
【0041】
本例の論理閾値生成回路11は、出力CMOSインバータ15と実質的同等に作り込まれたCMOSのダミー・インバータをダイオード接続して成る。前述したように、Pチャネル型トランジスタP1とNチャネル型トランジスタN1の共通ドレインにはCMOSインバータ15の論理閾値電圧VthL が常時生成されている。ダミー・インバータの共通ドレイン(出力配線)には論理閾値電圧VthL を保持する電圧保持手段のキャパシタC,Cが接続されている。
【0042】
本例の論理閾値シフト回路12は、論理閾値生成回路11と共にカレントミラー回路を構成するミラー電流用トランジスタP2と、ソースを低論理振幅のクロック入力信号CLKの入力端Pとすると共にドレインを出力端Pとし、ミラー電流用トランジスタP2に直列接続したダイオード接続のオフセット電圧発生用トランジスタN2と、オフセット電圧発生用トランジスタN2に並列接続した直流バイアス設定手段のMOSトランジスタN8とを有する。
【0043】
本例のパルス増幅回路13は、電流源トランジスタP3を流れる源電流を可変制御する入力トランジスタN3及びミラー電流用トランジスタP5を流れるミラー電流を可変制御する負荷トランジスタN5を含むカレントミラー型パルス増幅回路である。出力端Pが入力トランジスタN3のゲートに接続すると共に入力端Pが負荷トランジスタN5のソースに接続して成る。負荷値可変制御回路14は出力端Pの電圧Vinを高低レベル反転してその反転信号を負荷トランジスタN5のゲートに制御信号として加える。この負荷値可変制御回路14は、論理閾値生成回路11と共にカレントミラー回路を構成するミラー電流用トランジスタP6と、ミラー電流用トランジスタP6に直列接続し、出力端Pの電圧Vinをゲート電圧とすると共にドレイン電圧を上記の制御信号とする駆動トランジスタN6とを有する。
【0044】
なお、出力CMOSインバータ15はPチャネル型トランジスタP7とNチャネル型トランジスタN7とから成る。
【0045】
論理閾値生成回路11には貫通電流Iが源電流として流れるが、本例のトランジスタの素子構成は同等に作り込まれているので、論理閾値シフト回路12のミラー電流用トランジスタP2にもミラー電流Iが流れる。直流バイアス設定手段のトランジスタN8のゲートにも論理閾値電圧VthL が印加されているため、トランジスタN8のオン抵抗ronは略VthL /Iとなっている。ここに、仮にオフセット電圧発生用トランジスタ(N2)が完全遮断のときは出力端Pに論理閾値電圧VthL が直流バイアスとして再現される。
【0046】
ところで、トランジスタN2はダイオード接続されているため、常に飽和状態で動作するので、多少の電流が流れる。今、クロック入力信号CLKがローレベル(0V)のとき、トランジスタ(N2)に流れる電流をILow とすれば、その分、トランジスタN8に流れる電流が少なくなるため、図4(A)に示す如く、出力端Pの電圧VinはVthL よりも低く、(VthL −ILow ・ron)となり、オフセット電圧Voffset=ILow ・ronだけVthL より下回る。勿論、電圧Vinはトランジスタ(N2)のソース・ドレイン電圧に等しい。
【0047】
また、クロック入力信号CLKがハイレベル(例えば2V)のとき、トランジスタ(N2)に流れる電流をIHIGHとすれば、その分、トランジスタN8に流れる電流が少なくなるものの、入力端Pがハイレベルに底上げされているため、図4(A)に示す如く、出力端Pの電圧VinはVthL よりも高く、(VthL −IHIGH・ron+2)となる。勿論、低論理振幅2VよりもIHIGH・ronの値は小さいものとする。クロック入力信号CLKがローレベルのときよりもハイレベルの方がトランジスタ(N2)に流れる電流は小さくなるため(IHIGH<ILow )、IHIGH・ron<2の条件は成立し易い。半導体プロセス上、トランジスタのオン抵抗を低くするように作り込むことは容易である。
【0048】
低論理振幅のクロック入力信号CLKがハイレベルになると、出力端Pの電圧Vinが論理閾値電圧VthL を超えたレベルになるため、パルス増幅回路の入力トランジスタN3に流れる源電流が増加すると共にミラー電流用トランジスタP5に流れるミラー電流も増加し、また負荷値可変制御回路14の駆動トランジスタN6のドレイン電圧が降下するため負荷トランジスタN5が高負荷となり、そのドレイン電圧が上昇し、図4(B)に示す如く、パルス増幅回路13の出力は高論理振幅のハイレベルになる。
【0049】
逆に、低論理振幅のクロック入力信号CLKがローレベルになると、出力端Pの電圧Vinは論理閾値電圧VthL を下回るレベルになるため、パルス増幅回路の入力トランジスタN3に流れる源電流が減少すると共にミラー電流用トランジスタP5に流れるミラー電流も減少し、また負荷値可変制御回路14の駆動トランジスタN6のドレイン電圧が上昇するため負荷トランジスタが低負荷となり、そのドレイン電圧が降下し、図4(B)に示す如く、パルス増幅回路13の出力は高論理振幅のローレベルになる。
【0050】
このように、パルス増幅回路13への被増幅信号Vinが予め出力インバータ15の論理閾値電圧VthL を基準にして振られているため、パルス増幅回路13の出力信号Vout は出力インバータ15の論理閾値電圧を基準に振られることになる。このため、低論理振幅の入力信号CLKのデューティー比に対して高論理振幅のインバータ出力Vout のデューティー比の歪みを抑制できる。
【0051】
ここで、パルス増幅回路13のハイレベルは電源電圧(VGG)へ完全にはプルアップせず、またローレベルも電源電圧(VSS)へ完全にはプルダウンしていない。高速の立ち上がりや立ち下がり(高速応答性)を実現するカレントミラー回路のパルス増幅回路13では、貫通電流を流し続けておく必要性からである。しかし、その論理閾値電圧が出力インバータ15の論理閾値電圧VthL に合致しているため、図4(C)に示す如く、このような論理レベルと電源電圧との乖離(電圧降下)ΔV,ΔVは出力段バッファ回路のCMOSインバータ15において電源電圧まで一杯に振ることができることから自然に解消される。かかる場合、ハイレベル側の電圧降下ΔVはPチャネル型MOSトランジスタP7の閾値電圧Vthp よりも低く、ローレベル側の電圧降下ΔVはNチャネル型MOSトランジスタの閾値電圧Vthn よりも低いことが要求される。
【0052】
なお、パルス増幅回路13のCMOS回路(P3とN3),(P5とN5),(P6とN6)の論理閾値電圧も出力段バッファ回路のインバータ15の論理閾値電圧VthL に一致させるように、各トランジスタ・サイズを調整(Pチャネル型同士,Nチャネル型同士のサイズが同一でなくとも、電流増幅率の比(β:β)が各対同士で等しければ良い。)しておくことが好ましく、これによると、論理閾値電圧VthL を基準に出力信号Vout が振幅し易い。
【0053】
このようなパルス増幅回路13によれば、低論理振幅の単相入力でレベルシフトが可能となり、また高速信号のレベルシフトに適している。
【0054】
図5は上記の論理振幅レベル変換回路10を薄膜トランジスタ(TFT)で構成した例を示す平面パターン図である。Pチャネル型TFT(P1,P6,P3,P2,P5)とNチャネル型TFT(N1,N6,N3,N8,N2,N5)とが並行2列に配列されている。これらのTFTは、絶縁基板上にチャネル領域等を形成する第1層目の多結晶シリコン層(矩形状の散点領域で示す)L1,L1′と、その上の中央部分をゲート絶縁膜を挟んで重ねたゲート電極を形成する第2層目の多結晶シリコン層L2とを有し、そのゲート電極をマスクとして自己整合的に不純物をドープしたものである。第2層目の多結晶シリコン層L2の上には層間絶縁膜を介して第3層目のアルミニウム層L3が形成されている。
【0055】
アルミニウム層L3のうち、TFTの2列の一方の側端には幅広状の電源配線層VGGが延在しており、TFT(P1,P6,P3,P2,P5)のソースとコンタクトホールを介して接続している。他方の側端には電源配線層VSSと低論理振幅の入力信号の配線層CLKとが延在しており、電源配線層VSSはTFT(N1,N6,N3)のソースとコンタクトホールを介して接続し、また入力信号の配線層CLKはTFT(N8,N2,N5)のソースとコンタクトホールを介して接続している。更に、TFT(P1,N1)の共通ドレイン配線、TFT(P6,N6)の共通ドレイン配線、TFT(P3,N3)の共通ドレイン配線、TFT(P2,N2)の共通ドレイン配線及びTFT(P5,N5)の共通ドレイン配線もアルミニウム層L3でコンタクトホールを介して接続されている。
【0056】
論理閾値検出回路11を構成するTFT(P1,N1)の共通ドレインはアルミニウム層L3で接続されているが、それにコンタクトホールを介して接続する第2層目の多結晶シリコン層L2は分岐配線B1とB2に分岐している。その一方の分岐配線B1は幅広状の電源配線層VSSと幅広状に重なり並走する領域を有しており、配線間キャパシタCを形成している。また、他方の分岐配線B2は電源配線層VGGと幅広状に重なり並走する領域を有しており、配線間キャパシタCを形成している。
【0057】
カレントミラー型のパルス増幅回路は源流側のCMOS回路(P3,N3)とミラー電流側のCMOS回路(P5,N5)とで構成されるものであるが、本例のレイアウトでは、両CMOS回路は隣接せず、その間に論理閾値シフト回路12を構成すべき直流バイアス設定用のTFT(N8),ミラー電流用のTFT(P2)及びオフセット電圧発生用のTFT(N2)が介在している。かかるレイアウトによれば、分岐配線B1と電源配線層VSSの重なり長さや分岐配線B2と電源配線層VGGと重なり長さが必然的に延長されることにより、キャパシタC,Cの十分な静電容量を確保できる。
【0058】
高速信号の論理振幅レベルを変換する場合、パスル増幅後の高論理振幅の高低レベル変化毎にノイズが発生し易く、論理閾値検出回路11の出力配線層(B1,B2)に帰還し、電位変動を招く虞れがあるが、このような十分な容量のキャパシタC,Cが存在すると、生成された論理閾値電圧VthL が保持されるため、そのノイズの影響を低減でき、論理閾値電圧の変動を抑制できる。本例のキャパシタC,CはTET配置,配線層の引回し及び形状変更だけで構成でき、プロセスの追加を招かないため、製造上有利となる。
【0059】
なお、各Nチャネル型TFTは同一プロセスにより同一トランジスタ・サイズ(チャネル幅W/チャネル長L)で作り込むのが好ましく、各Pチャネル型TFTも同一プロセスにより同一トランジスタ・サイズ(チャネル幅W/チャネル長L)で作り込むのが好ましい。なお、第1層目の多結晶シリコン層L1′はトランジタP2とP3との間に形成されたダミー領域であり、トランジタP8と同様な環境をトランジタP2とP3に与えることができる。
【0060】
〔実施形態2〕
図6は本発明に係る論理振幅レベル変換回路の実施形態2を示す回路図である。図6において図3に示す部分と同一部分には同一参照符号を付し、その説明は省略する。
【0061】
本例の論理振幅レベル変換回路20は2相入力型であり、実施形態1に対してパルス増幅回路13′と負荷値可変制御回路14′が異なっている。
【0062】
パルス増幅回路13′は、電流源トランジスタP3に流れる源電流を可変制御する入力トランジスタN3及びミラー電流トランジスタP5に流れるミラー電流を可変制御する負荷トランジスタN5を含むカレントミラー型パルス増幅回路であって、出力端Pが入力トランジスタN3のゲートに接続すると共に低論理振幅のクロック入力信号CLK1とは逆極相の低論理振幅のクロック入力信号CLK2が入力トランジスタN3のソースに接続して成る。
【0063】
負荷値可変制御回路14′は、逆極相の入力信号CLK2の電圧をオフセットさせて負荷トランジスタN5のゲートに制御信号として加えるものであり、論理閾値生成回路11と共にカレントミラー回路を構成するミラー電流用トランジスタP6と、ソースを逆極相の入力信号CLK2の入力端とすると共にドレインを上記制御信号の出力端とし、ミラー電流用トランジスタP6に直列接続したダイオード接続のオフセット電圧発生用トランジスタN6と、直流バイアス設定用トランジスタN8と同様に論理閾値電圧VthL をゲートに入力される直流バイアス設定用トランジスタN9とを有している。
【0064】
CLK1がハイレベルのとき、CLK2がローレベルとなるため、オフセット電圧発生用トランジスタN6で生じるオフセット電圧は降下するので、負荷トランジスタN5は高負荷となり、そのドレイン電圧の上昇により、高論理振幅の出力Vout はハイレベルとなる。逆に、CLK1がローレベルのとき、CLK2がハイレベルとなるため、オフセット電圧発生用トランジスタN6で生じるオフセット電圧は上昇するので、負荷トランジスタN5は低負荷となり、そのドレイン電圧の降下により、高論理振幅の出力Vout はローレベルとなる。
【0065】
このように、パルス増幅回路13′への被増幅信号Vinが予め出力CMOSインバータ15の論理閾値電圧VthL を基準にして振られているため、パルス増幅回路13′の出力信号Vout は出力インバータ15の論理閾値電圧を基準に振られることになる。このため、低論理振幅の入力信号CLK1,CLK2,のデューティー比に対して高論理振幅のインバータ出力Vout のデューティー比の歪みを抑制できる。
【0066】
なお、論理閾値シフト回路12を構成するトランジスタ・サイズ(チャネル幅/チャネル長)の比と、負荷値可変制御回路14′を構成するトランジスタ・サイズ(チャネル幅/チャネル長)の比を互いに等しくすると、その対称性が良好になる。特に、対応するトランジスタ同士(P2とP6,N2とN6,N8とN9)のサイズが等しくなると、より好ましい。また、この実施形態2においても、各トランジスタのサイズはNチャネル同士,Pチャネル同士で等しければ、回路全体のバランスが良くなる。
【0067】
本例に用いたパルス増幅回路13′は2相入力の差動型カレントミラー回路型であり、クロック信号等の高速信号のレベルシフトに適している。
【0068】
〔実施形態3〕
図7は本発明に係る論理振幅レベル変換回路の実施形態3を示す回路図である。図7において図6に示す部分と同一部分には同一参照符号を付し、その説明は省略する。
【0069】
本例の論理振幅レベル変換回路30は2相入力型であり、実施形態2に対してパルス増幅回路13″が異なっている。
【0070】
このパルス増幅回路13″はフリップ・フロップの一方のトランジスタP5を開閉制御する第1トランジスタN3と、上記フリップ・フロップの他方のトランジスタP3を開閉制御する第2トランジスタN5とを含むフリップ・フロップ型パルス増幅回路であって、出力端Pが第1トランジスタN3のゲートに接続して成り、負荷値可変制御回路14′のオフセット電圧発生用トランジスタN6のドレイン電圧が第2トランジスタN5のゲートに制御信号として加わっている。
【0071】
クロック入力信号CLK1がハイレベルのとき、クロック入力信号CLK2がローレベルとなるため、第1トランジスタN3は低負荷となり、トランジスタP5が開成し、またオフセット電圧発生用トランジスタN6で生じるオフセット電圧は降下するので、第2トランジスタN5は高負荷となり、トランジスタP3が閉成する。従って、高論理振幅の出力Vout は電源電圧VGGにプルアップされてハイレベルとなる。
【0072】
逆に、クロック入力信号CLK1がローレベルのとき、クロック入力信号CLK2がハイレベルとなるため、第1トランジスタN3は高負荷となり、トランジスタP5が閉成し、またオフセット電圧発生用トランジスタN6で生じるオフセット電圧は下降するので、負荷トランジスタN5は高負荷となり、トランジスタP3が開成する。従って、高論理振幅の出力Vout は電源電圧VSSにプルダウンされてローレベルとなる。
【0073】
このように、パルス増幅回路13″への被増幅信号Vinが予め出力CMOSインバータ15の論理閾値電圧VthL を基準にして振られているため、パルス増幅回路13″の出力信号Vout は出力CMOSインバータ15の論理閾値電圧を基準に振られることになる。このため、低論理振幅の入力信号CLK1,CLK2,のデューティー比に対して高論理振幅のインバータ出力Vout のデューティー比の歪みを抑制できる。
【0074】
なお、論理閾値シフト回路12を構成するトランジスタ・サイズ(チャネル幅/チャネル長)の比と、負荷値可変制御回路14′を構成するトランジスタ・サイズ(チャネル幅/チャネル長)の比を互いに等しくすると、その対称性が良好になる。特に、対応するトランジスタ同士(P2とP6,N2とN6,N8とN9)のサイズが等しくなると、より好ましい。また、この実施形態2においても、各トランジスタのサイズはNチャネル同士,Pチャネル同士で等しければ、回路全体のバランスが良くなる。
【0075】
本例に用いたパルス増幅回路13″は2相入力のフリップ・フロップ型であり、貫通電流を抑制できることから、低消費電力化を実現できる。
【0076】
〔実施形態4〕
図8は実施形態1,2又は3の論理振幅レベル変換回路をクロックインターフェースとして適用したアクティブマトリクス型液晶表示装置を示す平面図である。
【0077】
本例のアクティブマトリクス型液晶表示装置40の液晶パネル41は、一対の基板間に液晶LCを封入して構成されており、一方の基板には、マトリクス状に画素を配列したアクティブマトリクス画素部41aと、垂直系ドライバー44と、水平系ドライバー48と、レベルシフター51〜54とが形成され、他方の基板(対向基板)にはカラーフィルタR,G,B及びこの上に配置される対向電極COMとが形成されて成る。マトリクス状に配列した多数の画素液晶LCとこれを駆動するTFTとを含んでいる。なお、個々の液晶LCには付加容量CSが並列に接続されている。各TFTのドレインは対応する液晶LCに画像信号を印加する画素電極に接続され、ソースは信号ライン42に接続され、ゲートはゲートライン43に接続されている。また、各液晶LCの他端は画素電極と液晶LCを挟んで対向する対向電極COMに電気的に接続されている。
【0078】
複数のゲートライン43は垂直系ドライバー(垂直シフトレジスタ)44に接続されており、選択信号の供給を受ける。同じカラーフィルタを持つ信号ライン42はそれぞれサンプリングスイッチSWを介して対応するデータライン45,46,47に接続されており、画像信号の供給を受ける。各サンプリングスイッチSWは水平系ドライバー48の中の対応するゲート回路を介して水平シフトレジスタに接続されている。垂直系ドライバー44や水平系ドライバー48等は周辺駆動回路部を構成する。
【0079】
垂直系ドライバー44は線順次でゲートライン43を選択する。水平系ドライバー48はサンプリングスイッチSWを導通させ、色相映像信号を対応する信号ライン42に分配する。1本のゲートライン43が選択されると、そのライン上のTFTが一斉に導通状態となり、各信号ラインン42からサンプルされた色相画像信号が液晶LC及び付加容量CSに書き込まれる。このゲートラインの選択が解除されると、液晶LC及び付加容量CSに書き込まれた映像信号は、次の選択動作までそのまま保持される。なお、液晶パネル41はモノクロ表示又は単色光の変調に用いられる場合はカラーフィルタは不要である。
【0080】
水平系ドライバー48は水平スタート信号HSTにより起動し、互いに逆相の水平クロック信号HCK1,HCK2に同期して水平スタート信号HSTを順次転送し、サンプリングスイッチSWを駆動する。また、垂直系ドライバー44は垂直スタート信号VSTに応じて起動し、互いに逆相の垂直クロック信号VCK1,VCK2に同期して垂直スタート信号VSTを順次転送し、複数のゲートライン43を線順次で選択する。水平スタート信号HSTは前述した実施形態1の論理振幅レベル変換回路10の単相レベルシフター51により内部的に形成され、垂直スタート信号VSTも論理振幅レベル変換回路10の単相レベルシフター52により内部的に形成される。また、水平クロック信号HCK1,HCK2は前述した実施形態2(又は実施形態3)の論理振幅レベル変換回路20(又は30)の2相レベルシフター53により内部的に形成され、垂直クロック信号VCK1,VCK2も論理振幅レベル変換回路20(又は30)の2相レベルシフター54により内部的に形成される。上記のレベルシフター51〜54には、外部タイミングジェネレータ(TG)55から低論理振幅のクロック信号が供給される。
【0081】
液晶パネル41の電源電圧は12V程度であるが、クロックインターフェースとして、論理振幅レベル変換回路10,20(又は30)を用いると、変換後の高論理振幅のクロック信号が外部タイミングジェネレータ55から発生する低論理振幅のクロック信号に対して歪み難い。特に、液晶パネル41の光源からの光照射により温度上昇を招くが、出力インバータとダミー・インバータとは略同等に温度変化するため、論理閾値電圧を常に等しくできる。
【0082】
なお、上記実施形態においては、パルス増幅回路の入力トランジスタとしてNチャネル型を用いてあるが、Pチャネル型を用い、他のトランジスタの極性を逆にしても良い。またトンラジスタの極性を適宜変更することにより、例えば0〜−3V程度の低(狭)論理振幅信号を例えば0〜−12V程度の高論理振幅信号や例えば0〜+12V程度の高(広)論理振幅信号にも変換できる。
【0083】
また、各実施形態においては、絶縁性(例えばガラス)基板上に形成したTFTを回路素子として説明してきたが、上記した一方の基板を半導体基板に置換しても良く、その場合は、TFTは半導体基板表面にソース,ドレイン,チャネルが形成された電界効果トランジスタに置き換えて本発明を適用できる。
【0084】
〔実施形態5〕
図9は上記実施形態4の液晶装置を用いた電子機器を示すブロック図である。
【0085】
この電子機器は、表示情報出力源1000,表示情報処理回路1002,表示駆動回路1004,液晶パネル1006,クロック発生回路1008,及び電源回路1010などを含んで構成される。
【0086】
表示情報出力源1000は、ROM,RAMなどのメモリ,テレビ信号を同調して出力する同調回路などを含んで構成され、クロック発生回路1008からのクロックに基づいて、ビデオ信号などの表示情報を出力する。表示情報処理回路1002は、クロック発生回路1008からのクロックに基づいて表示情報を処理して出力する。この表示情報処理回路1002は、例えば、増幅・極性反転回路,相展開回路,ローテーション回路,ガンマ回路あるいはクランプ回路等を含むことができる。表示駆動回路1004は、水平系駆動回路及び垂直系駆動回路を含んで構成され、表示情報処理回路1002からの画像信号DATA及びクロック信号CLKを供給されて、液晶パネル1006を表示駆動する。液晶パネル1006及び表示駆動回路1004は実施形態4の液晶装置が採用される。電源回路1010は、上述の各回路に電力を供給する。
【0087】
このような構成の電子機器としては、図10に示す液晶プロジェクタや、マルチメディア対応のパーソナルコンピュータ(PC)及びエンジニアリング・ワークステーション(EWS)、ページャーあるいは携帯電話器、ワードプロセッサ、テレビ受像器、ビューファインダ又はモニタ付きのビデオカメラ、電子手帳、電子卓上計算機、カーナビゲーション装置、POS端末機、タッチパネルを備えた電子装置などを挙げることができる。
【0088】
図10は投写型表示装置の要部を示す概略構成図である。図中、110は光源、113はダイクロイックミラー、115,116,117は反射ミラー、118,119,120はリレーレンズ、122,123,124は実施形態4の液晶装置を用いた液晶ライトバルブ、125はクロスダイクロイックプリズム、126は投写レンズ、スクリーン127を示す。
【0089】
光源110はメタルハライド等のランプ111とランプの光を反射するリフレクタ112とから成る。青色光・緑色光反射のダイクロイックミラー113は、光源110からの白色光束のうちの赤色光を透過させると共に、青色光と緑色光を反射する。透過した赤色光は反射ミラー117で反射され、赤色光用液晶ライトバルブ122に入射される。一方、ダイクロイックミラー113で反射された色光のうち緑色光は緑色光反射のダイクロイックミラー114によって反射され、緑色光用液晶ライトバルブ123に入射される。また一方、青色光は第2のダイクロイックミラー114も透過する。青色光に対しては、長い光路による光損失を防ぐため、入射レンズ118、リレーレンズ119、出射レンズ120を含むリレーレンズ系から成る入射手段121が設けられ、これを介して青色光が青色光用液晶ライトバルブ124に入射される。各ライトバルブにより変調された3つの色光はクロスダイクロイックプリズム125に入射する。このプリズムは4つの直角プリズムが貼り合わされ、その内面に赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが十字状に形成されている。これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成されて、カラー画像を表す光が形成される。合成された光は、投写光学系である投写レンズ126によってスクリーン127上に投写され、画像が拡大されて表示される。
【0090】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る論理振幅レベル変換回路は、低論理振幅の入力信号の高低レベル変化に応じて出力段バッファ回路の論理閾値電圧を基準に振幅する被増幅信号を得るための電圧励振手段をパルス増幅回路に前置したことを特徴とするものであるから、次のような効果を奏する。
【0091】
▲1▼ パルス増幅回路への被増幅信号が予め出力段バッファ回路の論理閾値電圧を基準にして振られているため、パルス増幅回路の出力信号は出力段バッファ回路の論理閾値電圧を基準に振られることになる。このため、低論理振幅の入力信号のデューティー比に対して高論理振幅の出力段バッファ回路の出力のデューティー比の歪みを抑制できる。それ故、本発明の論理振幅レベル変換回路はクロックインターフェイスに用いるに適している。
【0092】
▲2▼ 電圧励振手段が、出力段バッファ回路の論理閾値電圧を生成する論理閾値生成回路と、生成された論理閾値電圧を直流バイアスとし、低論理振幅の入力信号の高低レベル変化に応じて上記直流バイアスにオフセット電圧を加減して上記被増幅信号を得る論理閾値シフト回路とを有する構成では、生成された基準たる直流バイアスのレベルに対しオフセット電圧を加減して出力するようになっているため、論理閾値シフト回路の出力信号(被増幅信号)は低論理振幅の論理閾値(略振幅中心)を高論理振幅の論理閾値へシフトした論理閾値シフト信号の意義を持つので、論理閾値を確実に整合させることができ、デューティー比の歪みを抑制できる。
【0093】
▲3▼ 論理閾値シフト回路としては、論理閾値生成回路と共にカレントミラー回路を構成するミラー電流用トランジスタと、ソースを低論理振幅の入力信号の入力端とすると共にドレインを出力端とし、ミラー電流用トランジスタに直列したダイオード接続のオフセット電圧発生用トランジスタと、オフセット電圧発生用トランジスタに並列した直流バイアス設定手段とを有する構成を採用できる。出力インバータの論理閾値電圧を基準に振幅する被増幅信号を確実に生成できる。半導体プロセス上、直流バイアス設定手段たる低抵抗素子の作り込みが容易である点で好都合である。
【0094】
▲4▼ 論理閾値電圧を保持するための電圧保持手段を有する場合、ノイズの影響を低減でき、論理閾値電圧の変動を抑制できる。
【0095】
▲5▼ この電圧保持手段としては、論理閾値生成回路の出力配線層と電源配線層との間に形成したキャパシタとすることができる。特に、上記キャパシタは、層間絶縁膜を挟んで上記出力配線層の幅広配線部と上記電源配線層とが重なり並走する領域を含む配線間キャパシタとすることができる。配線層の引回しと形状変更だけで構成でき、プロセスの追加を招かないため、製造上有利となる。
【0096】
▲6▼ 本発明の論理振幅レベル変換回路を液晶装置のクロックインターフェースとして用いる場合、高速クロックの歪みを抑制できる。特に、液晶装置は光照射により温度上昇を招くが、出力段バッファ回路と論理閾値生成回路とは略同等に温度変化するため、論理閾値電圧を常に等しくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る論理振幅レベル変換回路の基本構成を示す回路図である。
【図2】同論理振幅レベル変換回路における論理閾値生成回路の論理閾値で電圧の生成動作を理解するための電圧電流特性を示すグラフである。
【図3】本発明に係る論理振幅レベル変換回路の実施形態1を示す回路図である。
【図4】(A)〜(C)はそれぞれ実施形態1の動作を説明するための波形図である。
【図5】実施形態1を薄膜トランジスタ(TFT)で構成した例を示す平面パターン図である。
【図6】本発明に係る論理振幅レベル変換回路の実施形態2を示す回路図である。
【図7】本発明に係る論理振幅レベル変換回路の実施形態3を示す回路図である。
【図8】本発明の実施形態4において、実施形態1,2又は3の論理振幅レベル変換回路をクロックインターフェースとして適用したアクティブマトリクス型液晶表示装置を示す平面図である。
【図9】本発明の実施形態5において、実施形態4の液晶装置を用いた電子機器の一例を示すブロック図である。
【図10】投写型表示装置の要部を示す概略構成図である。
【図11】従来の論理振幅レベル変換回路を示す回路図である。
【図12】図11に示す論理振幅レベル変換回路において、オフセット電圧発生用トランジスタの電圧電流特性を示すグラフである。
【符号の説明】
10,20,30…論理振幅レベル変換回路
11…論理閾値生成回路
12…論理閾値シフト回路
13…単相入力カレントミラー型パルス増幅回路
13′…2相入力カレントミラー型パルス増幅回路
13″…2相入力フリップ・フロップ型パルス増幅回路
14,14′…負荷値可変制御回路
15…出力バッファ回路の出力CMOSインバータ
C,C1,…論理閾値電圧保持用キャパシタ
P1,P2,P3,P5,P6,P7…Pチャネル型MOSトンジスタ
N1,N2,N3,N5,N6,N7,N8,N9…Nチャネル型MOSトンジスタ
L1,L1′…第1層目の多結晶シリコン層
L2…第2層目の多結晶シリコン層
L3…第3層目のアルミニウム層
CLK,CLK1,CLK2…低論理振幅の入力信号
thL …出力段バッファ回路の論理閾値電圧
in…被増幅信号
out …高論理振幅信号
out …反転信号
…オフセット電圧発生用トランジスタの入力端
…オフセット電圧発生用トランジスタの出力端
40…アクティブマトリクス型液晶表示装置
41…液晶パネル
41a…アクティブマトリクス画素部
42…信号ライン
43…ゲートライン
44…垂直系ドライバー
45,46,47…データライン
48…水平系ドライバー
51,52…単相レベルシフター
53,54…2相レベルシフター
55…外部タイミングジェネレータ(TG)
LC…画素液晶
CS…付加容量
SW…サンプリングスイッチ
110…光源
111…ランプ
112…リフレクタ
113…ダイクロイックミラー
115,116,117…反射ミラー
118,119,120…リレーレンズ
121…入射手段
122,123,124…液晶ライトバルブ
125…クロスダイクロイックプリズム
126…投写レンズ
127…スクリーン
1000…表示情報出力源
1002…表示情報処理回路
1004…表示駆動回路
1006…液晶パネル
1008…クロック発生回路
1010…電源回路。

Claims (16)

  1. 低論理振幅の入力信号の高低レベル変化に応じて出力段バッファ回路の論理閾値電圧を基準に振幅する被増幅信号を得る電圧励振手段と、前記被増幅信号をパルス増幅して高論理振幅信号を得るパルス増幅回路と、前記高論理振幅信号を入力としてその反転信号を得る前記出力段バッファ回路とを有して成ることを特徴とする論理振幅レベル変換回路。
  2. 請求項1において、前記電圧励振手段は、前記出力段バッファ回路の論理閾値電圧を生成する論理閾値生成回路と、生成された前記論理閾値電圧を直流バイアスとし、低論理振幅の入力信号の高低レベル変化に応じて前記直流バイアスにオフセット電圧を加減して前記被増幅信号を得る論理閾値シフト回路とを有することを特徴とする論理振幅レベル変換回路。
  3. 請求項2において、前記論理閾値生成回路は、前記出力段バッファ回路と実質的同等に作り込まれたCMOSのダミー・インバータをダイオード接続して成ることを特徴とする論理振幅レベル変換回路。
  4. 請求項2又は請求項3において、前記論理閾値シフト回路は、前記論理閾値生成回路と共にカレントミラー回路を構成するミラー電流用トランジスタと、ソースを前記低論理振幅の入力信号の入力端とすると共にドレインを出力端とし、前記ミラー電流用トランジスタに直列接続したダイオード接続のオフセット電圧発生用トランジスタと、前記オフセット電圧発生用トランジスタに並列接続した直流バイアス設定手段とを有することを特徴とする論理振幅レベル変換回路。
  5. 請求項4において、前記直流バイアス設定手段は、抵抗素子であることを特徴とする論理振幅レベル変換回路。
  6. 請求項4において、前記直流バイアス設定手段は、トランジスタのオン抵抗であることを特徴とする論理振幅レベル変換回路。
  7. 請求項2乃至請求項6のいずれか一項において、前記論理閾値電圧を保持する電圧保持手段を有することを特徴とする論理振幅レベル変換回路。
  8. 請求項7において、前記電圧保持手段は、前記論理閾値生成回路の出力配線層と電源配線層との間に形成したキャパシタであることを特徴とする論理振幅レベル変換回路。
  9. 請求項8において、前記キャパシタは、層間絶縁膜を挟んで前記出力配線層の幅広配線部と前記電源配線層とが重なり並走する領域を含む配線間キャパシタであることを特徴とする論理振幅レベル変換回路。
  10. 請求項4乃至請求項9のいずれか一項において、前記パルス増幅回路は、電流源トランジスタを流れる電流を可変制御する入力トランジスタ及びミラー電流用トランジスタを流れるミラー電流を可変制御する負荷トランジスタを含むカレントミラー型パルス増幅回路であって、前記出力端が前記入力トランジスタのゲートに接続すると共に前記入力端が前記負荷トランジスタのソースに接続して成り、前記出力端の電圧を高低レベル反転してその反転信号を前記負荷トランジスタのゲートに制御信号として加える負荷値可変制御回路を有することを特徴とする論理振幅レベル変換回路。
  11. 請求項10において、前記負荷値可変制御回路は、前記論理閾値生成回路と共にカレントミラー回路を構成するミラー電流用トランジスタと、前記ミラー電流用トランジスタに直列接続し、前記出力端の電圧をゲート電圧とすると共にドレイン電圧を前記制御信号とする駆動トランジスタとを有することを特徴とする論理振幅レベル変換回路。
  12. 請求項4乃至請求項9のいずれか一項において、前記パルス増幅回路は、電流源トランジスタに流れる電流を可変制御する入力トランジスタ及びミラー電流トランジスタに流れるミラー電流を可変制御する負荷トランジスタを含むカレントミラー型パルス増幅回路であって、前記出力端が前記入力トランジスタのゲートに接続すると共に前記入力信号とは逆極相の低論理振幅の入力信号が前記入力トランジスタのソースに接続して成り、前記逆極相の入力信号の電圧をオフセットさせて前記負荷トランジスタのゲートに制御信号として加える負荷値可変制御回路を有することを特徴とする論理振幅レベル変換回路。
  13. 請求項4乃至請求項9のいずれか一項において、前記パルス増幅回路は、フリップ・フロップの一方のトランジスタを開閉制御する第1トランジスタと、前記フリップ・フロップの他方のトランジスタを開閉制御する第2トランジスタとを含むフリップ・フロップ型パルス増幅回路であって、前記出力端が前記第1トランジスタのゲートに接続して成り、前記逆極相の入力信号の電圧をオフセットさせて前記第2トランジスタのゲートに制御信号として加える負荷値可変制御回路を有することを特徴とする論理振幅レベル変換回路。
  14. 請求項12又は請求項13において、前記負荷値可変制御回路は、前記論理閾値生成回路と共にカレントミラー回路を構成するミラー電流用トランジスタと、ソースを前記逆極相の入力信号の入力端とすると共にドレインを前記制御信号の出力端とし、前記ミラー電流用トランジスタに直列接続したダイオード接続のオフセット電圧発生用トランジスタと、当該オフセット電圧発生用トランジスタに並列接続された直流バイアス設定用トランジスタとを有することを特徴とする論理振幅レベル変換回路。
  15. 一対の基板間に液晶を挟持し、前記基板の一方に、トランジスタと該トランジスタに接続された画素電極とをマトリクス状に配列した画素部と、該画素部に対する信号の供給を制御する駆動回路部と、該駆動回路部にクロック信号を供給するクロックインターフェース部とが形成された液晶装置において、前記クロックインターフェース部は請求項1乃至請求項14のいずれか一項に規定する論理振幅レベル変換回路を用いて成ることを特徴とする液晶装置。
  16. 請求項15に規定された液晶装置を備えて成ることを特徴とする電子機器。
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