JP3553626B2 - 宅内用カード課金アダプター - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、電話利用者の入れ替わりが頻繁な病院、寮、ホテル、旅館などの施設、または複数利用者が複数電話を共同利用する会社、事務所、事業所などの施設等が施設内(構内)機器たとえば構内電話機、テレビ、洗濯機、冷蔵庫、FAX、AV、ファミコン、その他機器使用のオフライン化のために設置して好適且つ有効に利用できる、構内管理者が提供するタイプの特定プリペイドカードで使用する構内用電話回線に関する。
【0002】
なお、本文中に記す、特定プリペイドカードとは、病院、会社等が管理するプリペイドカード販売機から供給される私的なプリペイドカードである。なお当該特定プリペイドカードはその一枚でテレビ、洗濯機、冷蔵庫、FAX、AV、ファミコン、その他機器などの使用にも対応して度数計算(減算、加算)する。
【0003】
【従来の技術】
従来の電話は、市販の公的なテレホンカードを利用するものであり、このテレホンカード利用可能の電話機は上記施設の入口やその他特定の場所にしかないので、利用者には足労を煩わすものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、電話利用者の足労を軽減すべく構内の各部屋や個人向けに設置できるようにした、構内管理者が提供するタイプの特定プリペイドカードで構内機器使用を可能にする新規の構内用電話回線を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明に係わる構内用電話回線は、構内電話機、テレビ、洗濯機、冷蔵庫、FAX、AV、ファミコン、その他機器などの使用に対応して度数計算するために構内管理者が提供するタイプの特定プリペイドカードにより、病院、ホテル、事業所等構内において構内電話、テレビ、洗濯機、FAX等機器使用をオフラインで有料化するために用いるものであつて、オンフック、オフフック、回線極性、リング信号およびダイヤル信号等検出、さらに電話回線の接続・切断をなす回路制御部と、構内管理者が提供するタイプの特定プリペイドカードの度数計算をなすカードリーダー部とを備えた宅内用カード課金アダプターを介して、構内用電話機をNTT電話回線に接続したものである。
【0006】
【作用】
即ち、上記のような構成であるので例えば構内用カード課金アダプターに特定プリペイドカードを入れることで、個室や個人向けに設置された構内用電話機による外線発信・外線着信が可能になり且つ当該構内用電話機(内線電話機)ごとに特定プリペイドカードによる通話料金の徴収が可能になる。
【0007】
【実施例】
図1に示す実施例は、構内管理者が提供する特定プリペイドカードの一枚でテレビ2、冷蔵庫3、洗濯機4などの動作に対応した度数減算をなすカードシステム管理装置5に、オンフック、オフフック、回線極性、リング信号およびダイヤル信号等検出、さらに電話回線の接続・切断をなす回路制御部と、上記特定プリペイドカードの度数減算をなすカードリーダー部とより構成された構内用カード課金アダプター6を挿入し、これ等カードシステム管理装置5、構内カード課金アダプター6を介してNTT電話回線7に構内用電話機8を接続したものである。なお、図中9はPBXを示す。
【0008】
実施に際しては、図2に示すように構内用カード課金アダプター6をNTT電話網10に直に、またはPBX9を介して接続することも可能である。
【0009】
上記実施例の構内用電話回線の動作を詳述すると次の通りである。
(1)アイドル状態/リセット状態;
アイドル状態では、リング信号とカードリーダーからのコネクト命令を常時監視し、リング信号を検出すると受信モードが、またコネクト命令を受信すると発信モードが起動される。なおこの状態では回線と電話機は接続されない。
【0010】
(2)発信モード;
発信モードが起動されると、次の順序で動作が進行する。
▲1▼ 回線と電話機を接続する。
▲2▼ 受話器がオフフックが検出されるまで回線を監視する。
20秒待経過してもオフフックが検出されない場合は、発信キャンセル とみなしハングアップ検出通知を送信して回線を切断し、アイドル状態に戻る。
また回線監視中にブレーク命令を受信した場合も、直ちに回線を切断しアイドル状態に戻る。ただしこの場合はハングアップ検出通知は送信しない。
なおオフフックの検出は、回線のパルスノイズによる誤検出を避けるため500ms間のオフフック状態を確認後、有効なオフフック検出と見なす。
▲3▼ ダイヤル番号を検出するまで回線を監視する。
ダイヤル番号列の終了は下記のいずれかの条件を満たす事によって判別する。
−ダイヤル番号を15桁検出した。
−ダイヤル入力が無い状態が20秒間を超えた。
−極性反転(相手の応答)を検出した。
回線監視中に、オンフック(ダイヤル中断)を検出した場合は、発信キャンセルとみなしハングアップ検出通知は送信して回線を切断し、アイドル状態に戻る。またブレーク命令を受信した場合も、直ちに回線を切断しアイドル状態に戻る。ただしこの場合はハングアップ検出通知は送信しない。
ダイヤル番号検出中常に発信規制番号リストを検索しており、該当する番号を検出するとその時点でハングアップ検出通知を送信して回線を切断し、アイドル状態に戻る。またダイヤル有効桁数が3桁未満(PBXモードでは計4桁、NTTダイレクトの場合は3桁)の場合も同様にエラーと見なしてハングアップする。
これは、外線発信0のあと20秒経過した後(ダイヤル検出終了後)
続く電話番号をダイヤルするような不正使用を防止するためである。
なお極性反転やオフフックの検出は、回線のパルスノイズによる誤検出を避けるため500ms間の状態経過を確認する。
▲4▼ ダイヤルした相手の応答(極性反転)検出するまで回線を監視する。相手の応答検出後、最初にペナルティー番号リストを検索し、該当する場合は「UO{CR}」を送出、0.5秒経過後ハングアップ検出通知を送信して回線を切断し、アイドル状態に戻る。次にフラットレート(固定料金)テーブルを検索し、該当すればその固定レートを「Ux{CR}」の形式で送信する。最後に市外局番リストを検索し、該当する単位課金時間を「Tx{CR}」の形式で送信する。
回線監視中に、オンフック(ダイヤル中断)を検出した場合は、発信キャンセルとみなしハングアップ検出通知を送信して回線を切断し、アイドル状態に戻る。またブレーク命令を受信した場合も、直ちに回線を切断しアイドル状態な戻る。ただしこの場合はハングアップ検出通知は送信しない。
なお極性反転の検出は、回線のパルスノイズによる誤検出を避けるため500ms間の反転状態を確認後、有効な反転検出と見なす。
ここでペナルティー番号リストとは発信規制番号の一種で、例えば115の様に3桁検出した時点で既に相手が応答してしまっているような発信規制番号リストを指す。このような番号を検出した場合、まず「UO{CR}」で一度数カード課金を行い、(ペナルティー)、その後直ちに電話線を切断する(発信規制)処理を行う。
▲5▼ 通話が終了するまで回線を監視する。通話の終了は、極性反転(相手が先にハングアップした場合)または発信側のオンフックで検出する。通話の終了を検出するとハングアップ検出通知を送信して回線を切断し、アイドル状態に戻る。
またブレーク命令を受信した場合も、直ちに回線を切断しアイドル状態に戻る。ただしこの場合はハングアップ検出通知は送信しない。
なお極性反転やオンフックの検出は、回線のパルスノイズによる誤検出を避けるため500ms間の状態経過を確認する。
上記いずれの状態に於ても、送信した命令に対するアクノレッジが無い場合は、システム異常とみなして、直ちに回線を切断しアイドル状態に戻る。
【0011】
(3)受信モード;
受信モードが起動されると、次の順序で動作が進行する。
▲1▼ リング信号を確認後、リング検出通知を送信し回線を接続する。これによって電話機のベルが鳴り始める。リング信号は回線のパルスノイズによる誤検出を避けるために、リング信号の最初の3サイクル(200ms程度)の検出で有効なリング信号とみなす。リング信号の確認がエラーになった場合は、パルスノイズによるものとみなして、アイドル状態へ戻る。
▲2▼ 自局の応答(オフフック)が検出されるまで回線を監視する。応答の検出後、応答検出通知を通知を送信し、次のステップへ進む。応答する前にリング信号が無くなった(発信側からキャンセルしてハングアップした)場合は、ハングアップ検出通知の検出は、3秒の確認時間(リング周期が1秒オン・2秒オフのため)によって誤検出を防止する。
なおこの着信検出中は、制御命令を監視しない。
▲3▼ 通話が終了するまで回線を監視する。通話の終了は、自局のオンフックで検出する(受信の場合は極性反転しない)。通話の終了を検出するとハングアップ検出通知を送信して回線を切断し、アイドル状態に戻る。またブレーク命令を受信した場合も、直ちに回線を切断しアイドル状態に戻る。ただしこの場合はハングアップ検出通知は送信しない。
なお極性反転やオンフックの検出は、回線のパルスノイズによる誤検出を避けるため500ms間の状態経過を確認する。
上記いずれの状態に於ても、送信した命令に対するアクノレッジが無い場合は、システム異常とみなして、直ちに回線を切断しアイドル状態に戻る。
【0012】
【発明の効果】
本発明に係わる構内用電話回線は、上記のように構内電話機、テレビ、洗濯機、冷蔵庫、FAX、AV、ファミコン、その他機器などの使用に対応して度数計算するために構内管理者が提供するタイプの特定プリペイドカードにより、病院、ホテル、事業所等構内における構内電話、テレビ、洗濯機、FAX等構内機器使用をオフラインで有料化するものであつて、オンフック、オフフック、回線極性、リング信号およびダイヤル信号等検出、さらに電話回線の接続・切断をなす回路制御部と、構内管理者が提供するタイプの特定プリペイドカードの度数計算をなすカードリーダー部とを備えた宅内用カード課金アダプターを介して、構内用電話機をNTT電話回線に接続したことを特徴とするので、構内用カード課金アダプターに構内管理者が提供するタイプの特定プリペイドカードを入れることによって、個室や個人向けに設置された構内用電話機等構内機器を利用することができるものであって、利用者に足労を煩わさないようにすることを可能とするものであり、所期の目的を充分に達成できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる構内用電話回線の実施例を示す構造図である。
【図2】別異の実施例を示す構造図である。
【符号の説明】
2 テレビ
3 冷蔵庫
4 洗濯機
5 カードシステム管理装置
6 構内用カード課金アダプター
7 電話回線
8 構内用電話機
9 PBX
10 NTT電話網
Claims (3)
- テレビ、洗濯機、冷蔵庫、FAX、AV、ファミコン、その他機器などの構内機器使用に対応して度数計算するために構内管理者が提供するタイプの特定プリペイドカードにより、病院、ホテル、事業所等構内における構内用電話機使用をPBX側からの課金データに依らずにオフラインで有料化する宅内用カード課金アダプターであつて、
回線極性、ダイヤル信号検出、さらに電話回線の接続・切断をなす回路制御部と、前記特定プリペイドカードの度数計算をなすカードリーダー部とを備え、前記構内用電話機とPBXとの接続経路に介装され、当該構内用電話機による発信モードにおいて、発信規制番号リストを検索して、該当する場合には前記特定プリペイドカードによる度数計算をすることなく回線を遮断することを特徴とする宅内用カード課金アダプター。 - テレビ、洗濯機、冷蔵庫、FAX、AV、ファミコン、その他機器などの構内機器使用に対応して度数計算するために構内管理者が提供するタイプの特定プリペイドカードにより、病院、ホテル、事業所等構内における構内用電話機使用をPBX側からの課金データに依らずにオフラインで有料化する宅内用カード課金アダプターであつて、
回線極性、ダイヤル信号検出、さらに電話回線の接続・切断をなす回路制御部と、前記特定プリペイドカードの度数計算をなすカードリーダー部とを備え、前記構内用電話機とPBXとの接続経路に介装され、当該構内用電話機による発信モードにおいて、発信規制番号リストを検索して、該当する場合には前記特定プリペイドカードによる度数計算をすることなく回線を遮断し、該当しない場合には回線接続されると市外局番リストを検索して特定プリペイドカードに対する度数計算をすることを特徴とする宅内用カード課金アダプター。 - テレビ、洗濯機、冷蔵庫、FAX、AV、ファミコン、その他機器などの構内機器使用に対応して度数計算するために構内管理者が提供するタイプの特定プリペイドカードにより、病院、ホテル、事業所等構内における構内用電話機使用をPBX側からの課金データに依らずにオフラインで有料化する宅内用カード課金アダプターであつて、
回線極性、ダイヤル信号検出、さらに電話回線の接続・切断をなす回路制御部と、前記特定プリペイドカードの度数計算をなすカードリーダー部とを備え、前記構内用電話機とPBXとの接続経路に介装され、当該構内用電話機による発信モードにおいて、ペナルティー番号リストを検索して、該当する場合には前記特定プリペイドカードに対する度数計算をして回線を遮断することを特徴とする宅内用カード課金アダプター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16524693A JP3553626B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 宅内用カード課金アダプター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16524693A JP3553626B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 宅内用カード課金アダプター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06350751A JPH06350751A (ja) | 1994-12-22 |
| JP3553626B2 true JP3553626B2 (ja) | 2004-08-11 |
Family
ID=15808659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16524693A Expired - Lifetime JP3553626B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 宅内用カード課金アダプター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3553626B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP16524693A patent/JP3553626B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06350751A (ja) | 1994-12-22 |
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