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JP3554718B2 - オーダリング装置 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レストラン等で使用されるオーダリング装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
レストラン等で使用されるオーダリング装置は、POS主装置に内蔵または別設のオーダリングコントローラと、入力された料理名等のオーダー情報を前記オーダリングコントローラに送信するための複数のオーダーターミナルと、前記オーダリングコントローラで受信されたオーダー情報に基づく調理指令情報を出力する調理指令機器(キッチンプリンタ)とから構成されている。
【0003】
ファミリーレストラン等の店内において、オーダーターミナルを接客員が携帯し、客テーブルで料理等の注文を受けたときに、その場でもって注文内容、例えば料理名称、飲物名称、数量等をタッチパネルやキーボードでもって入力し、オーダー情報を電波や赤外光を用いた無線送信手段を介してオーダリングコントローラに送信しPOS主装置に伝達している。
【0004】
このようなオーダー情報を受信したオーダリングコントローラは、POS主装置と協働する動作制御の元に調理場に対して調理指令を与えるためのキッチンプリンタに調理内容を印字出力し、調理場ではその指令に基づく調理が開始されることによってオーダーから調理指令までの一連動作を能率的に行うことができる。
【0005】
この場合、オーダーターミナルを用いて行われるオーダー情報の入力は、1つのテーブルを単位としたり、同時的に来店した一団の人々を単位として行われている。
【0006】
従って、オーダー情報を入力中に、当該入力の対象とする人とは異なる来店者からの新オーダーがあった場合には、その場で新オーダーに対応させることができず、当該の新オーダーをする人に待ってもらい、現在入力中の来店者に対する一連の注文取り動作を全て完了させた後に、改めて新オーダーに対応するオーダー情報を入力している。
【0007】
また、新オーダーがあった場合には、自らは新オーダーを受けずに他の接客員に応援を頼み代行してもらう等の対応を取るということも行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来のオーダリング装置は、混雑時に1人の接客員がオーダー情報を入力しているときに、現在入力の対象としていない来店者から同時的にオーダーが入った場合には、その新オーダーに直ちに対応することができず、手隙の接客員がそれに気付いて応援してオーダー入力すれば問題ないが、店内混雑時には手隙の接客員がいない場合が多く、この場合には新オーダーの入力を行えず新オーダーをした人を待たせてしまうという問題が発生する。
【0009】
また、オーダー情報を入力しているときに、近くに手隙の接客員がいない場合には店内放送を使用して手隙の接客員を探す場合もあるが、一般の来店者には関係のない連絡事項であるために他の来店者が騒音と感じたり不快に感じることがある。
【0010】
そこで、本発明の目的は、オーダー取りから調理指令までの一連の動作を能率的に行うことができ、来店者の待ち時間を短縮化し、かつ接客員の作業効率を向上させることができるオーダリング装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明によるオーダリング装置は、次に記載するような特徴的な構成を採用している。
【0012】
(1)POS主装置に内蔵または別設のオーダリングコントローラと、入力された料理名等のオーダー情報を前記オーダリングコントローラに送信するための複数のオーダーターミナルと、前記オーダリングコントローラで受信されたオーダー情報に基づく調理指令情報を出力する調理指令機器とからなるオーダリング装置において、
前記オーダーターミナル、前記オーダリングコントローラ、前記POS主装置の少なくとも1つに内蔵されると共に、テーブル番号データ、メッセージデータ等の設定を管理するデータファイルを格納する記憶手段と、
前記複数のオーダーターミナルの内のひとつから送信された情報を前記オーダリングコントローラで受信し、前記複数のオーダーターミナルの内の情報を送信したオーダーターミナルを除く他のオーダーターミナルへ該受信内容を検索送信すると同時的にタイマを起動し、該タイマに設定された待ち受け時間内に前記複数のオーダーターミナルの内の情報を送信したオーダーターミナルを除く他のオーダーターミナルのひとつから応答があったときに、前記受信内容に対応するメッセージを前記データファイルから引き出して前記オーダリングコントローラから前記応答したオーダーターミナルに対して該当メッセージを送信し得るように制御する制御手段を具備するオーダリング装置。
【0013】
(2)前記(1)の制御手段は、前記複数のオーダーターミナルの内の任意のオーダーターミナルから他のオーダーターミナルに向けてメッセージの送信をし得る個別送信手段を含んで構成するオーダリング装置。
【0014】
(3)前記(1)の制御手段は、前記オーダーターミナルから送信された情報を前記オーダリングコントローラで受信し、該受信内容を検索し、前記複数のオーダーターミナルの内の待機状態にあるオーダーターミナルのみに対して送信する手段を含んで構成するオーダリング装置。
【0015】
(4)前記(1)ないし前記(3)のいずれかのメッセージは、前記オーダーターミナルで入力するように構成するオーダリング装置。
【0016】
(5)前記(1)ないし前記(3)のいずれかのメッセージは、前記オーダーターミナルに予め格納されたデータの中から選択して構成されるオーダリング装置。
【0017】
(6)前記(1)ないし前記(3)のいずれかのメッセージは、前記POS主装置に予め格納されたデータの中から選択して構成されるオーダリング装置。
【0018】
(7)前記(1)ないし前記(3)のいずれかのメッセージは、前記オーダリングコントローラに予め格納されたデータの中から選択して構成されるオーダリング装置。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。尚、この実施形態は、POS主装置とは別設のオーダリングコントローラを有するオーダリング装置に本発明を適用した例である。本形態の全体構成は、図1に示すように、オーダリングコントローラ1が設けられ、これにPOS主装置(図示せず)が接続され、オーダー情報のみならず料理注文の累積情報等々のPOSデータ管理と調理場への調理開始指令を与えるための調理指令機器(図示せず)が接続されている。
【0020】
レストラン等で使用されるオーダリング装置におけるオーダリングコントローラ1は、応答待ち時間データ2とメッセージデータ3と設定ファイルデータ4を格納する記憶手段を有している。また、オーダリングコントローラ1は、応答待ち時間データ2の値に対応する時間情報を有するタイマ周期モジュール5が設けられ、オーダーターミナル8−1、8−2、・・・8−nに対する送受信を送受信部7を通じて行うためのインターフェイス6が設けられている。
【0021】
送受信部7を介してオーダリングコントローラ1に対してデータの送受信を行うことができる複数(n個)のオーダーターミナル8−1、8−2、8−nのそれぞれには、テンキー、送信ボタン、受信ボタン、割込ボタン等々の多数の操作指令キーが機械的スイッチやタッチパネル形式で設けられると共に、後述のメッセージの表示する表示部を含んで構成されている。
【0022】
従って、例えばオーダーターミナル8−nを接客員が携帯し、あるテーブルでオーダー情報の入力、即ち、先ずテーブル番号の入力をテンキーで行い、次にオーダー料理名と数量を入力し、一連の入力動作が完了した後に送信ボタンを押すことによってオーダー情報がオーダリングコントローラ1の送受信部7に送信される。
【0023】
また、オーダー情報がオーダリングコントローラ1に接続されたPOS主装置に取り込まれ、このデータがPOS主装置で処理され調理指令を与えるためにキッチンプリンタに出力され、調理場の係員に対して調理開始の指令を与えることができる。
【0024】
そして、オーダーターミナル8−nを用いてあるテーブルのオーダー情報を入力途中に別テーブルからの新オーダーがあった場合には、現在入力中のオーダーを保留状態とし、新オーダーに該当する顧客番号、例えばテーブル番号を入力してオーダリングコントローラ1に送信する。
【0025】
このテーブル番号を受信したオーダリングコントローラ1は、情報テーブルに設定されているテーブル番号とメッセージを検索し、そのデータを現在待機中のオーダーターミナル、即ち、オーダーターミナル8−1、8−2、・・・8−(n−1)の中の手隙のものに対して送信する。
【0026】
ここで、手隙のものを特定できるのは、n個のオーダーターミナル8−1、〜8−nのそれぞれの現在状態は、オーダリングコントローラ1に対する送信の都度に、その端末番号と入力状態が設定ファイルデータ4として時々刻々と更新データとして最新状態で格納されているので、簡単に見つけ出すことができるからである。
【0027】
また、オーダーターミナル8−1、8−2、8−n、オーダリングコントローラ1、POS主装置の少なくとも1つに内蔵されると共に、テーブル番号データ、メッセージデータ等の設定を管理するデータファイルを格納する記憶手段が設定ファイルデータ4として構成され、オーダーターミナル8−1、8−2、8−nのいずれかから送信された情報をオーダリングコントローラ1の送受信部7で受信し、その受信内容を検索送信すると同時的にタイマ周期モジュール5にてタイマを起動し、このタイマに設定された待ち受け時間内にオーダーターミナル8−1、8−2、8−nの内の特定のものから応答があったときに、その受信内容に対応するメッセージをメッセージデータ3から引き出してオーダリングコントローラ1の送受信部7からオーダーターミナル8−1、8−2、8−nに対して該当メッセージを送信し得るように制御すると共に、タイマ周期モジュール5によるタイマに設定された待ち受け時間内にオーダーターミナル8−1、8−2、8−nのいずれかから応答がなかったときにはオーダー情報を前記データファイルに格納するように制御し得る制御手段が構成される
【0028】
このような設定ファイルデータ4の内容は、図2に示す符号4aに概念的に示すように、メッセージ番号データ4a1、応答待ち時間データ4a2、メッセージ内容データ4a3、デフォルトデータ4aのそれぞれとしてデータ保存されていて、メッセージ番号データ4a1は、3桁の通し番号で形成され、応答待ち時間データ4a2は、その時間が秒(S)単位で形成され、メッセージ内容データ4a3は、「オーダーお願いします。」、「レジお願いします。」、「**さん、至急連絡ください。」等々で構成され、**部分には別途に個別入力される人名が対応され、デフォルトデータ4aは、固定的な情報であるテーブル番号で形成されている。
【0029】
そして、手隙の端末、即ちオーダーターミナル8−1、8−2、8−nのいずれかからの送信が開始されると同時に応答待ち時間データ2がセットされタイマ周期モジュール5が起動されて応答待ち受けの計時が開始される。
【0030】
このときに、オーダーターミナル8−1、8−2、8−nのそれぞれに表示される文字は、図3に示す符号3aのように、店名、時刻、テーブル番号、メッセージ番号、メッセージ、ハンディ番号(オーダーターミナルの固有番号)、担当者の文字が表示され、「お客様がお呼びです。対応お願いします。」旨の問掛けがなされ、対応可能な接客員の応答が求められる。
【0031】
この表示と同時に対応送信ボタン3bと削除送信ボタン3cが合わせて表示され、このような表示がされてから応答待ち時間データ2による時間が経過しても端末からの応答(対応送信ボタン3bの操作)がない場合には、ヘルプデータを送信した全てのオーダーターミナルに対して削除電文を送信する。
【0032】
一方、この表示の内容に対応可能な接客員は、自身のオーダーターミナルオーダーターミナル8−1、8−2、8−nから応答電文を送信した後に通常のオーダー入力と同様にして新オーダーの情報を入力する。
【0033】
この応答電文を受信したオーダリングコントローラ1は、応答待ち受け時にタイムアウトした場合と同様にしてオーダーターミナルに対して応答済みである旨の電文を送信する。
【0034】
また、店内にて離れた場所、例えば倉庫等に居る接客員の呼び出し等を行う場合には自携帯するオーダーターミナルを用いて呼び出すべきオーダーターミナルの番号を入力すると共に、呼出し用のメッセージを直接入力もしくは既存のメッセージ群の中からメッセージ番号を選択することによって該当係員に対してメッセージを送信することができる。
【0035】
この送信に基づいてオーダーターミナル8−1、8−2、8−nの内の特定(指定された接客員)の持っているオーダーターミナル表示は、例えば図4に図3に示す符号3dのように、店名、時刻、テーブル番号、メッセージ番号、メッセージ、ハンディ番号(オーダーターミナルの固有番号)、担当者の文字が表示され「至急、連絡をお願いします。」旨の問掛けが指定された接客員に対して行われる。
【0036】
このメッセージを受信した接客員は、そのメッセージ内容が端末機器に文字表示されるので、その表示を見て応答が必要であった場合には、予め準備されている応答用のメッセージを直接入力もしくは既存のメッセージ群の中からメッセージ番号を選択することによって該当係員に対してメッセージを送信することができる。
【0037】
従って、オーダーターミナル8−1、8−2、8−nから送信された情報をオーダリングコントローラ1の送受信部7で受信し、その受信内容を検索し、複数のオーダーターミナル内の待機状態にあるオーダーターミナルのみに対して送信する手段を含んで前述の制御手段が構成される。
【0038】
また、オーダーターミナル8−1、8−2、8−nのいずれかから送信されるメッセージは、前記オーダーターミナルで直接に入力するように構成したり、オーダーターミナル8−1、8−2、8−nに予め格納されたデータの中から選択して構成されたり、POS主装置に予め格納されたデータの中から選択して構成されたり、オーダリングコントローラ1に予め格納されたデータの中から選択して構成されるようにしてもよいことは勿論である。
【0039】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によるオーダリング装置は、混雑時に1人の接客員がオーダー情報を入力しているときに、現在入力の対象としていない来店者から同時的にオーダーが入った場合、その新オーダーに直ちに対応することができ、場合によっては手隙の接客員が応援してオーダー入力することができるので、新オーダーをした人を待たせることを殆どなくすことができる。
【0040】
また、オーダー情報を入力しているときに、近くに手隙の接客員がいない場合には、店内放送を使用せず、複数のオーダーターミナルの間で送受信を行っているので、一般の来店者に対して騒音を発したり不快に感じさせることがない。
【0041】
従って、オーダー取りから調理指令までの一連の動作を能率的に行うことができ、来店者の待ち時間を短縮化し、かつ接客員の作業効率を向上させることができるオーダリング装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるオーダリング装置の概略回路構成を示すブロック回路図である。
【図2】図1中に示される設定ファイルデータのデータ格納内容を概念的に示す図である。
【図3】図1中に示されるオーダーターミナルへの画面表示内容を示す図である。
【図4】図1中に示されるオーダーターミナルへの表示文字内容を示す図である。
【符号の説明】
1 オーダリングコントローラ
2 応答待ち時間データ
3 メッセージデータ
4 設定ファイルデータ
5 タイマ周期モジュール
6 インターフェイス
7 送受信部7
8−1〜8−n オーダーターミナル

Claims (7)

  1. POS主装置に内蔵または別設のオーダリングコントローラと、入力された料理名等のオーダー情報を前記オーダリングコントローラに送信するための複数のオーダーターミナルと、前記オーダリングコントローラで受信されたオーダー情報に基づく調理指令情報を出力する調理指令機器とからなるオーダリング装置において、
    前記オーダーターミナル、前記オーダリングコントローラ、前記POS主装置の少なくとも1つに内蔵されると共に、テーブル番号データ、メッセージデータ等の設定を管理するデータファイルを格納する記憶手段と、
    前記複数のオーダーターミナルの内のひとつから送信された情報を前記オーダリングコントローラで受信し、前記複数のオーダーターミナルの内の情報を送信したオーダーターミナルを除く他のオーダーターミナルへ該受信内容を検索送信すると同時的にタイマを起動し、該タイマに設定された待ち受け時間内に前記複数のオーダーターミナルの内の情報を送信したオーダーターミナルを除く他のオーダーターミナルのひとつから応答があったときに、前記受信内容に対応するメッセージを前記データファイルから引き出して前記オーダリングコントローラから前記応答したオーダーターミナルに対して該当メッセージを送信し得るように制御する制御手段を具備することを特徴とするオーダリング装置。
  2. 前記制御手段は、前記複数のオーダーターミナルの内の任意のオーダーターミナルから他のオーダーターミナルに向けてメッセージの送信をし得る個別送信手段を含んで構成することを特徴とする請求項1に記載のオーダリング装置。
  3. 前記制御手段は、前記オーダーターミナルから送信された情報を前記オーダリングコントローラで受信し、該受信内容を検索し、前記複数のオーダーターミナルの内の待機状態にあるオーダーターミナルのみに対して送信する手段を含んで構成することを特徴とする請求項1に記載のオーダリング装置。
  4. 前記メッセージは、前記オーダーターミナルで入力するように構成することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のオーダリング装置。
  5. 前記メッセージは、前記オーダーターミナルに予め格納されたデータの中から選択して構成されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のオーダリング装置。
  6. 前記前記メッセージは、前記POS主装置に予め格納されたデータの中から選択して構成されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のオーダリング装置。
  7. 前記前記メッセージは、前記オーダリングコントローラに予め格納されたデータの中から選択して構成されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のオーダリング装置。
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