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JP3556882B2 - 塗布現像処理システム - Google Patents
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JP3556882B2 - 塗布現像処理システム - Google Patents

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,基板の塗布現像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば半導体デバイスの製造プロセスにおけるフォトリソグラフィー工程では,ウェハ表面にレジスト膜を形成するレジスト塗布処理,ウェハにパターンを照射して露光する露光処理,露光後のウェハに対して現像を行う現像処理,塗布処理前,露光処理前後及び現像処理後にする加熱処理,冷却処理等が行われる。これらの処理は,個別に設けられた各処理装置において行われ,これらの各処理装置は,前記一連の処理を連続して行えるように一つにまとめられ,塗布現像処理システムを構成している。
【0003】
通常,前記塗布現像処理システムは,この塗布現像処理システム内に基板を搬入出するローダ・アンローダ部と,塗布処理装置,現像処理装置,熱処理装置等を有し,前記ウェハ処理の大半が行われる処理部と,ウェハの露光処理が行われるシステム外にある露光処理部等と,前記処理部と前記露光処理部に隣接して設けられ,前記処理部と前記露光処理部間でウェハの受け渡しを行うインタフェイス部とで構成されている。
【0004】
そして,この塗布現像処理システムにおいてウェハの処理が行われる際には,ウェハに不純物が付着することを防止するために,前記塗布現像処理システム内には,空気清浄機等で清浄にされた例えば常温の空気がダウンフローとして供給され,その一方で,塗布現像処理システム内の雰囲気を排気するようにして,常温下で,ウェハを清浄な状態で処理できるようにしていた。
【0005】
また,ウェハに形成されたレジスト膜に所定の回路パターンを露光した後では,熱処理装置に搬送し,露光後の加熱であるPEB(ポスト・エクスポージャーベーキング)を行い,パターン形成の向上を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで,近年,より細かく,より精密な回路パターンを形成するために,より短い波長の光を用いた露光技術が開発されつつあり,その短い波長の光を用いた場合には,今まで問題とならなかった分子レベルの不純物,例えば,酸素,塩基性物質,オゾン,水蒸気等が精密な回路パターンの形成に悪影響を与えることが確認されている。特に露光の際に前記不純物がウェハに付着していると,適切なパターンが露光されず,歩留まりの低下は避けられない。
【0007】
したがって,処理中のウェハに前記不純物が付着しないようにする必要があるが,従来のような清浄な空気を用いることは,その空気自体に酸素等の不純物が含有されているため不適切である。
【0008】
また,露光処理装置から搬出してから熱処理装置に搬入するまでの間に,ウェハに前記不純物が付着するのも,回路パターンの形成に悪影響を与える。また,化学増幅型のレジスト膜を使用した場合,露光処理後からPEBに移行するのに時間を要すると,その間に酸の増幅反応が進み回路パターンの線幅に変動を引き起こすおそれがある。さらに塗布現像処理システムでは,複数枚のウェハを処理しているので,ウェハ毎に露光処理後からPEBへの移行時間,即ちPED(ポストエクスポージャーディレイ)が異なっていると,各ウェハの線幅にばらつきが生じてしまう。
【0009】
従来では無視できた程度のパターン変形も,より精密な回路パターンを要求する今日あっては改善する余地があり,従来のような清浄な空気や塗布現像処理システムの構成では,その要求に応えることができない。
【0010】
本発明は,かかる点に鑑みてなされたものであり,ウェハ等の基板に分子レベルの微細な不純物が付着せず,さらに精密な回路パターンを得ることができる,塗布現像処理システムを提供することをその目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の発明は,少なくとも基板に塗布膜を形成する塗布処理装置と,前記基板の現像を行う現像処理装置と,前記基板の熱処理を行う熱処理装置と,これらの塗布処理装置,現像処理装置及び熱処理装置に対して前記基板の搬入出を行う第1の搬送装置とを有する処理部と,前記処理部と前記基板の露光処理を行う露光処理装置との間の経路で基板の搬送が行われるインタフェイス部とがケーシング内に備えられた塗布現像処理を行うシステムであって,前記インタフェイス部に,前記熱処理装置と,該熱処理装置と前記露光処理装置との間の経路で基板の受け渡しを行う第2の搬送装置とを配置し,前記インタフェイス部に不活性気体を供給する気体供給装置と,前記インタフェイス部の雰囲気を排気する排気手段とをまず有している。なお,熱処理装置には,加熱処理装置,冷却処理装置及び加熱・冷却処理装置等が含まれる。
【0012】
インタフェイス部に配置された熱処理装置には,露光処理直前の加熱処理を行う装置と,露光処理直後の加熱処理を行う装置とが含まれている。かかる塗布現像処理システムによれば,気体供給装置によりインタフェイス部に不活性気体を供給する一方で,排気手段によりインタフェイス部の雰囲気を排気することにより,インタフェイス部内から酸素や水蒸気等の不純物を除去し,清浄な状態に維持することができる。したがって,露光処理直前の加熱処理から露光処理を経て,さらに露光処理直後の加熱処理までの間,基板を清浄な雰囲気の中で搬送することができ,不純物が付着することを防止することができる。特に塗布膜が形成された基板が加熱処理された後は,基板上に不純物が付着しやすい状態になっており,さらに露光処理される際に基板に不純物が付着していると,その不純物が露光で用いられるレーザ光等のエネルギーを吸収してしまい,露光処理が好適に行われないおそれがあるが,このようにインタフェイス部に熱処理装置を配置し,露光処理直前に通過する経路を清浄な状態に維持することで,基板の処理を好適に行うことができる。なお,前記不活性気体とは,塗布現像処理システム中で用いられる処理液,例えば塗布液,現像液に対する不活性気体であり,酸素,水分,有機物を含まないもの,例えば窒素ガス,アルゴン,ネオン等である。
【0013】
また,露光処理直後に通過する経路を清浄な状態に維持することで,露光処理後に基板に不純物が付着することが防止することができ,現像処理を好適に行うことができる。特にインタフェイス部に熱処理装置を配置しているので,露光処理後直ちに基板を熱処理装置に搬送することができ,回路パターンの線幅変動を抑制することができる。また,露光処理後から加熱処理への移行時間の管理に優れ,複数枚の基板を処理しても,各基板の移行時間を一定にすることができ,各基板の線幅のばらつきを抑えることができる。したがって,精密な回路パターンを得ることができる。
【0014】
さらにこの請求項1に記載の塗布現像処理システムにおいては,前記インタフェイス部を,前記熱処理装置が配置された熱処理領域と前記第2の搬送装置が配置された受け渡し領域とに分け,かつ前記熱処理領域に不活性気体を供給する第1の気体供給装置と,前記熱処理領域の雰囲気を排気する第1の排気手段と,前記受け渡し領域に不活性気体を供給する第2の気体供給装置と,前記受け渡し領域の雰囲気を排気する第2の排気手段とを有している。
【0015】
このようにインタフェイス部を熱処理領域と受け渡し領域に分け,各領域毎に個別に不活性気体の供給及び排気を行うようにしたので,熱処理領域内を,基板を加熱にするのに最適な雰囲気にすることができ,受け渡し領域内を,露光処理直前・直後において基板を搬送するのに最適な雰囲気にすることができる。
そして請求項1の発明は,前記熱処理領域と前記受け渡し領域間の雰囲気を遮断する第1の仕切板を有し,前記第1の仕切板は,前記熱処理領域と前記受け渡し領域間で基板を受け渡しするための第1の通過口を有し,前記第1の通過口は,この第1の通過口を開閉自在とする第1のシャッタを有している。
このように,熱処理領域と受け渡し領域を第1の仕切板により遮断することにより,各領域の雰囲気が干渉し合うことを防止することができる。また,第1の通過口に開閉自在な第1のシャッタを設けることにより,熱処理領域と受け渡し領域間で基板を搬入出するときのみ第1のシャッタを開放させて基板を通過させることができる。したがって,熱処理領域と受け渡し領域を各領域特有の雰囲気に維持することができる。後述するように,受け渡し領域内を減圧して例えば真空雰囲気にする場合には,このように第1の仕切板を設けることで真空雰囲気に維持することができる。
本発明においては,請求項2のように,前記インタフェイス部に,前記処理部と前記熱処理領域との間の経路で基板の搬送を行う第3の搬送装置を配置しても良い。そうすれば,第3の搬送装置により,処理部と熱処理領域との間の基板の搬送を好適に行うことができる。
【0016】
請求項3に記載したように,前記受け渡し領域内を所定の圧力に減圧する減圧装置を有することが好ましい。
【0017】
請求項3によれば,例えば真空ポンプ等の減圧装置により,受け渡し領域内を減圧し,この受け渡し領域内を例えば真空状態にする。そうなると,露光処理直前・直後において,不純物が殆ど存在しない雰囲気の中で基板を搬送することができ,不純物付着をより確実に防止することができる。
【0020】
請求項に記載したように,前記受け渡し領域内の圧力は,前記露光処理装置内の圧力よりも低く設定されていることが好ましい。このように,前記受け渡し領域内の圧力を前記露光処理装置内の圧力よりも低くすることにより,受け渡し領域内の雰囲気が,雰囲気が厳格に制御されている露光処理装置内に流入することを防止することができる。
【0022】
請求項に記載したように,前記第3の搬送装置が配置された搬送領域に不活性気体を供給する第3の気体供給装置と,前記搬送領域の雰囲気を排気する第3の排気手段とを有しても良い。そうすれば,搬送領域内を清浄な雰囲気に維持することができ,不純物が付着することなく,基板を搬送することができる。
【0023】
請求項に記載したように,前記熱処理領域と前記搬送領域間の雰囲気を遮断する第2の仕切板を有し,前記第2の仕切板は,前記熱処理領域と前記搬送領域間で基板を受け渡しするための第2の通過口を有し,前記第2の通過口は,この第2の通過口を開閉自在とする第2のシャッタを有することが好ましい。このように,熱処理領域と搬送領域間に,第2の仕切板を設け,この第2の仕切板に第2の通過口と第2のシャッタを設けることにより,熱処理領域と搬送領域の雰囲気が干渉し合うことを防止することができ,熱処理領域と搬送領域を各領域特有の雰囲気に維持することができる。
【0024】
請求項に記載したように,前記処理部と前記インタフェイス部間の雰囲気を遮断する第3の仕切板を有し,前記第3の仕切板は,前記処理部と前記インタフェイス部間で基板を受け渡しするための第3の通過口を有し,前記第3の通過口は,この第3の通過口を開閉自在とする第3のシャッタを有することが好ましい。
【0025】
請求項によれば,処理部とインタフェイス部間を第3の仕切板により遮断するので,上述したように不活性気体の供給により清浄な状態に維持された前記インタフェイス部内に,処理部内の雰囲気が流入することを防止することができる。また,第3の仕切板に開閉自在な第3のシャッタを設けることにより,処理部とインタフェイス部間で基板を搬入出するときのみ第3のシャッタを開放させて基板を通過させることができる。したがって,処理部とインタフェイス部の雰囲気が干渉し合うことを防止することができ,少なくともインタフェイス部の熱処理領域と受け渡し領域内を清浄な雰囲気に維持することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は,本実施の形態にかかる塗布現像処理システム1の平面図であり,図2は,塗布現像処理システム1の正面図であり,図3は,塗布現像処理システム1の背面図である。
【0027】
塗布現像処理システム1は,図1に示すように,そのケーシング1a内に,例えば25枚のウェハWをカセット単位で外部から塗布現像処理システム1に対して搬入出したり,カセットCに対してウェハWを搬入出したりするカセットステーション2と,塗布現像処理工程において枚葉式に所定の処理をウェハWに施す各種処理装置を多段に配置している処理部としての処理ステーション3と,この塗布現像処理システム1に隣接して設けられている露光処理装置5との間でウェハWの受け渡しをするインタフェイス部4とを一体に接続した構成を有している。
【0028】
カセットステーション2では,載置部となるカセット載置台6上の所定の位置に,複数のカセットCをX方向(図1中の上下方向)に一列に載置自在となっている。そして,このカセット配列方向(X方向)とカセットCに収容されたウェハWのウェハ配列方向(Z方向;鉛直方向)に対して移送可能なウェハ搬送体7が搬送路8に沿って移動自在に設けられており,各カセットCに対して選択的にアクセスできるようになっている。
【0029】
ウェハ搬送体7は,ウェハWの位置合わせを行うアライメント機能を備えている。このウェハ搬送体7は後述するように処理ステーション3側の第3の処理装置群G3に属するエクステンション装置32及びアドヒージョン装置31に対してもアクセスできるように構成されている。
【0030】
処理ステーション3では,その中心部に第1の搬送装置としての主搬送装置13が設けられており,この主搬送装置13の周辺には各種処理装置が多段に配置されて処理装置群を構成している。該塗布現像処理システム1においては,4つの処理装置群G1,G2,G3,G4が配置されており,第1及び第2の処理装置群G1,G2は塗布現像処理システム1の正面側に配置され,第3の処理装置群G3は,カセットステーション2に隣接して配置され,第4の処理装置群G4は,インタフェイス部4に隣接して配置されている。さらにオプションとして破線で示した第5の処理装置群G5を背面側に別途配置可能となっている。前記主搬送装置13は,これらの処理装置群G1,G2,G3,G4,G5に配置されている後述する各種処理装置に対してウェハWを搬入出可能である。
【0031】
第1の処理装置群G1では,例えば図2に示すように,ウェハWにレジスト液を塗布するレジスト塗布装置17と,露光処理後のウェハWを現像処理する現像処理装置18とが下から順に2段に配置されている。第2の処理装置群G2の場合も同様に,レジスト塗布装置19と,現像処理装置20とが下から順に2段に配置されている。
【0032】
第3の処理装置群G3では,ウェハWを冷却処理するクーリング装置30,レジスト液とウェハWとの定着性を高めるためのアドヒージョン装置31,ウェハWを待機させるエクステンション装置32,現像処理後のウェハWを冷却するクーリング装置33,34及び現像処理後のウェハWに加熱処理を施すポストベーキング装置35,36等が下から順に例えば7段に積み重ねられている。
【0033】
第4の処理装置群G4では,ウェハWを冷却処理するクーリング装置40,エクステンション装置41,42,クーリング装置43,44,露光処理時の定在波を抑制する反射防止膜が形成される場合には,この反射膜防止膜が形成された後にウェハWを加熱処理する加熱処理装置(BAKE)45,46,47等が下から順に例えば8段に積み重ねられている。
【0034】
図4に示すように,インタフェイス部4は,搬送領域50と,熱処理領域51と,受け渡し領域52とに大別される。
【0035】
搬送領域50には,第3の搬送装置としてのウェハ搬送機構54が配置されている。このウェハ搬送機構54は,X,Y方向(図1中の上下方向,左右方向),Z方向(垂直方向)の移動とθ方向(Z軸を中心とする回転方向)の回転が自在にできるように構成されており,後述する第6の処理装置群G6に属する各種処理装置に対してウェハWを搬送できるように構成されている。
【0036】
熱処理領域51には,前述した第6の処理装置群G6が配置されている。第6の処理装置群G6では,図3に示すように,例えばクーリング装置60,エクステンション装置61,62,露光処理後のウェハWを加熱(ポスト・エクスポージャーベーキング処理)し,その後所定温度に冷却する加熱・冷却処理装置63,64,65(図3中のPEB/COL),露光処理前のウェハWを加熱してレジスト液中の溶剤を蒸発させ,その後所定温度に冷却する加熱・冷却処理装置66,67(図3中のPREBAKE/COL)等が下から順に例えば8段に積み重ねられている。
【0037】
前記加熱・冷却処理装置63は,図5に示すように,そのケーシング63a内の基台70上にウェハWを加熱するための円盤状の熱板71と,その熱板71上まで移動し,熱板71上からウェハWを受け取って冷却する冷却板72を有している。そして,同じ装置内でウェハWの加熱・冷却処理を連続して行い,加熱によってウェハWに与える熱履歴を常に一定に保つことができるようになっている。なお,他の加熱・冷却処理装置64〜67も同じ構成を有している。
【0038】
受け渡し領域52には,第2の搬送装置としてのウェハ搬送体80が配置されている。このウェハ搬送体80は,X方向(図1中の上下方向),Z方向(垂直方向)の移動とθ方向(Z軸を中心とする回転方向)の回転が自在にできるように構成されており,前記第6の処理装置群G6に属する各種処理装置,周辺露光装置81,露光処理装置5に対してウェハWを搬送できるように構成されている。
【0039】
搬送領域50及び熱処理領域51と受け渡し領域52との間には,第1の仕切板82が設けられている。この第1の仕切板82により,搬送領域50及び熱処理領域51と受け渡し領域52との雰囲気を遮断する。この第1の仕切板82には,第1の通過口83が設けられており,前記ウェハ搬送体80は,前記第6の処理装置群G6に属する各種処理装置に対してアクセスし,熱処理領域51と受け渡し領域52との間でウェハWを搬入出できるようになっている。さらに,この第1の通過口83には,開閉自在な第1のシャッタ84が設けられており,ウェハWが第1の通過口83を通過する場合にのみ第1のシャッタ84が開放され,それ以外の時は第1のシャッタ84が閉じられるようになっている。
【0040】
搬送領域50と熱処理領域51との間には,第2の仕切板85が設けられている。この第2の仕切板85により,搬送領域50と熱処理領域51との雰囲気を遮断する。第2の仕切板85には,第2の通過口86が設けられており,前記ウェハ搬送機構54は,前記第6の処理装置群G6に属する各種処理装置に対してアクセスし,搬送領域50と熱処理領域51との間でウェハWを搬入出できるようになっている。さらに,この第2の通過口86には,開閉自在な第2のシャッタ87が設けられており,ウェハWが第2の通過口86を通過する場合にのみ第2のシャッタ87が開放され,それ以外の時は第2のシャッタ87が閉じられるようになっている。
【0041】
処理ステーション3とインタフェイス部4との間には,第3の仕切板90が設けられている。第3の仕切板90により,処理ステーション3とインタフェイス部4内の雰囲気との雰囲気を遮断する。この第3の仕切板90の前記第4の処理装置群G4に属するエクステンション装置41,42に対向する位置には,第3の通過口91が設けられており,前記ウェハ搬送機構54は,エクステンション装置41,42に対してアクセスし,処理ステーション3とインタフェイス部4との間でウェハWを搬入出できるようになっている。さらに,この第3の通過口91には,第3の通過口91を開閉自在とする第3のシャッタ92が設けられており,ウェハWが第3の通過口91を通過する場合にのみ第3のシャッタ92が開放され,それ以外の時は第3のシャッタ92が閉じられるようになっている。
【0042】
また,ウェハWの露光処理を行う露光処理装置5は,インタフェイス部4に隣接して設けられている。この露光処理装置5は,その露光処理装置5のケーシング5aにより密閉されており,露光処理装置5内の雰囲気を厳格に制御できるように構成されている。また,ケーシング5aのインタフェイス部4側には,ウェハWをインタフェイス部4から搬入出する通過口95が設けられており,この通過口95には,通過口95を開閉自在とするシャッタ96が設けられている。
【0043】
このように構成されたインタフェイス部4の各領域の上部には,不活性気体を供給する気体供給装置が個別に設けられている。すなわち図6,図7に示すように,搬送領域50の上部に第3の気体供給装置100が,熱処理領域51の上部には,第1の気体供給装置101が,受け渡し領域52の上部には第2の気体供給装置102がそれぞれ設けられている。第3の気体供給装置100から搬送領域50内に,第1の気体供給装置101から熱処理領域51内に,第2の気体供給装置102から受け渡し領域52内に所定の不活性気体を供給できるようになっている。
【0044】
これら各気体供給装置100〜102には,図示しない供給源等から供給された不活性気体を所定の温度,湿度に調節する機能と,不活性気体中の微粒子を除去するULPAフィルタ100a,101a,102aがそれぞれ設けられており,搬送領域50,熱処理領域51,受け渡し領域52には,各領域毎に温湿調され,清浄化された不活性気体を供給できるようになっている。
【0045】
一方,搬送領域50の下部には第3の排気手段としての第3の排気管105が,熱処理領域51の下部には第1の排気手段としての第1の排気管106が,受け渡し領域52の下部には第2の排気手段としての第2の排気管107がそれぞれ設けられており,各領域内の雰囲気が排気されるように構成されている。したがって,上記各気体供給装置100〜102から前記各領域内に供給された不活性気体が,各領域内を通って,各排気管105〜107から排気されるように構成されており,各領域内の不純物,例えば酸素,オゾン,水蒸気等をパージし,各領域内を清浄な雰囲気に維持できるようになっている。
【0046】
また,搬送領域50内の圧力は第3の気体供給装置100の不活性気体の供給量を調整することにより,熱処理領域51内の圧力は第1の気体供給装置101の不活性気体の供給量を調整することにより,それぞれ所定の圧力に制御できるようになっている。また,第2の排気管107は,例えばターボ分子ポンプ等からなる減圧装置110に通じている。この減圧装置110は,受け渡し領域52内を真空引きし,所定の圧力に減圧する。
【0047】
次に,以上のように構成された塗布現像処理システム1で行われるフォトリソグラフィー工程のプロセスを説明する。
【0048】
先ず,ウェハWの処理が開始される前に,各気体供給装置100,101,102によってインタフェイス部4内の各領域,すなわち搬送領域50,熱処理領域51,受け渡し領域52内に所定温度及び湿度,例えば23℃,45%に調節され,微粒子が除去された不活性気体が供給される。そして,各領域内の雰囲気を微粒子及び酸素,塩基性物質等の不純物を含まない清浄な雰囲気に置換し,以後,その状態を維持するようにする。
【0049】
また,減圧装置110の真空引きにより,受け渡し領域52内を例えば200〜300Paに減圧する。このとき,受け渡し領域52内の圧力P1,露光処理装置5内の圧力P2は,P2>P1の関係になるように設定し,受け渡し領域52の雰囲気が,露光処理装置5内に流入することを防止する。また,塗布現像処理システム1の配置されているクリーンルーム内の圧力P0は,塗布現像処理システム1内のカセットステーション2,処理ステーション3等の圧力よりも低く設定され,不純物,微粒子等を含有している不純物,微粒子等を含有しているクリーンルーム内の雰囲気が直接塗布現像処理システム1内に流入することを防止する。なお,各領域に供給される不活性気体の温度,湿度若しくは濃度は,上述したように同じにしてもよいし,必要な場合には,異なるようにしてもよい。
【0050】
そして,ウェハWの処理が開始されると,先ずカセットステーション2において,ウェハ搬送体7がカセットCから未処理のウェハWを1枚取りだし,処理ステーション3のアドヒージョン装置31に搬入する。
【0051】
次いで,アドヒージョン装置31において,レジスト液との密着性を向上させるHMDSなどの密着強化剤を塗布されたウェハWは,主搬送装置13によって,クーリング装置30搬送され,所定の温度に冷却される。その後,ウェハWは,レジスト塗布装置17又は19に搬送され,レジスト塗布処理が施される。そして,レジスト膜が形成されたウェハWは,主搬送装置13によって,エクステンション装置41又は42に搬送される。その後,ウェハWは,ウェハ搬送機54によって,エクステンション装置41又は42から搬送領域50に搬送される。このとき,第3のシャッタ92が一時的に開放され,ウェハWが搬送領域50内に搬送されると,再び第3のシャッタ92は閉じられる。
【0052】
清浄な雰囲気に維持された搬送領域50内に搬入されたウェハWは,ウェハ搬送機54によって,同様に清浄な雰囲気に維持された熱処理領域51の加熱・冷却処理装置66又67に搬送される。このとき,第2のシャッタ87が一時的に開放され,ウェハWが加熱・冷却処理装置66又67に搬送されると,再び第2のシャッタ87は閉じられる。
【0053】
加熱・冷却処理装置66又67では,加熱・冷却処理が施される。このとき,加熱処理及び冷却処理を個別に設けられた各装置で順次行うのではなく,加熱・冷却処理装置66又は67のように単一の装置内で加熱・冷却処理を行うことにより,ウェハWが加熱処理されてから冷却処理されるまでの時間を常に一定にすることができるため,加熱によってウェハWに与えられる熱履歴をウェハW間において同一にすることができる。
【0054】
その後,ウェハ搬送体80によって,ウェハWが加熱・冷却処理装置66又67内から搬出され,清浄かつ減圧雰囲気に維持された受け渡し領域52内に搬入される。このとき,第1のシャッタ84が一時的に開放され,ウェハWが受け渡し領域52内に搬入されると,再び第1のシャッタ84は閉じられる。
【0055】
ウェハWは,ウェハ搬送体80によって周辺露光処理装置81に搬送される。そして,周辺露光装置81でその周辺部が露光されたウェハWは,再びウェハ搬送体80によって保持され,通過口95を通して露光処理装置5に搬送される。このとき,シャッタ96が開放され,ウェハWが露光処理装置5に搬送されると,シャッタ96は再び閉じられる。
【0056】
加熱・冷却処理装置66又67の加熱処理から露光処理直前まで,清浄な雰囲気の中でウェハWの搬送が好適に行われる。特に受け渡し領域52内が例えば真空雰囲気になると,不純物が殆ど存在しない状態になる。また,減圧装置110の真空引きにより,受け渡し領域52には気流が形成され,この気流によりウェハWに付着していた付着物が除去される。また,減圧雰囲気にすることで,レジスト液中の溶剤をウェハWから蒸発させることができる。
【0057】
次いで,露光処理装置5において,ウェハWに所定の回路パターンが露光される。露光が終了したウェハWは,ウェハ搬送体80によって通過口95を通って受け渡し領域52内に搬入される。このとき,シャッタ96が開放され,ウェハWが通過すると,シャッタ96は再び閉じられる。
【0058】
その後,ウェハWは,ウェハ搬送体80によって,第1のシャッタ84が開放された第1の通過口83を通過し,熱処理領域51の加熱・冷却処理装置63,64又65に搬送される。
【0059】
加熱・冷却処理装置63,64又65では,加熱・冷却処理が施される。このときも,加熱処理及び冷却処理を個別に設けられた各装置で順次行うのではないので,加熱によってウェハWに与えられる熱履歴をウェハW間において同一にすることができる。
【0060】
その後,ウェハWは,ウェハ搬送機54によって,第2のシャッタ87が開放された第2の通過口86を通過し,加熱・冷却処理装置63,64又65内から搬出され,搬送領域50内に搬入される。その後,ウェハWは,第3のシャッタ92が開放された第3の通過口91を通過し,搬送領域50内から搬出され,処理ステーション3のエクステンション装置41又は42に搬送される。このようにウェハ搬送機構54により,処理ステーション3と熱処理領域51との間のウェハWの搬送が好適に行われる。
【0061】
露光処理直後から加熱・冷却処理装置63,64又65の加熱処理までの間も,清浄な雰囲気の中でウェハWの搬送が好適に行われる。また,露光処理装置5と加熱・冷却処理装置63,64又65との距離が比較的に近いので,短時間で露光処理後のウェハWを加熱・冷却処理装置63,64又65に搬送することができる。
【0062】
その後,ウェハWは,主搬送装置13によって,現像処理装置18又は20に搬送され,現像処理される。そして,現像処理されたウェハWは,ポストベーキング装置35又は36に搬送されて加熱され,その後クーリング装置33又は34に搬送され,所定温度に冷却される。そして,第3の処理装置群G3のエクステンション装置32に搬送され,そこからウェハ搬送体7によって,カセットステーション2のカセットCに戻される。以上の工程により,一連のフォトリソグラフィー工程が終了する。
【0063】
以上の実施の形態によれば,インタフェイス部4において,搬送領域50,熱処理領域51,受け渡し領域52に不純物及び微粒子が除去された不活性気体を供給し,これら各領域内を清浄な状態に維持するので,露光処理直前の加熱処理(PREBAKE)から露光処理を経て,さらに露光処理直後の加熱処理(PEB)までの間,ウェハWを清浄な雰囲気の中で搬送することができ,不純物が付着することを防止することができる。特にレジスト膜が形成されたウェハWが加熱処理された後は,ウェハW上に不純物が付着しやすい状態になっており,さらに露光処理される際にウェハWに不純物が付着していると,その不純物が露光で用いられるレーザ光等のエネルギーを吸収してしまい,露光処理が好適に行われないおそれがあるが,このように搬送領域50,熱処理領域51及び受け渡し領域52内を清浄な状態に維持することで,ウェハWの露光処理を好適に行うことができる。また,露光処理装置5内で用いられるレーザ光の波長が短ければ短いほど,不純物による影響が大きくなるので,短い波長,例えば157nmのレーザ光を用いた場合にその効果は大きい。
【0064】
また,露光処理後にウェハWに不純物が付着することも防止することができ,現像処理を好適に行うことができる。特にインタフェイス部4に加熱・冷却処理装置63,64,65を配置しているので,露光処理後直ちにウェハWをこれら加熱・冷却処理装置63,64,65に搬送することができ,回路パターンの線幅変動を抑制することができる。また,露光処理後から加熱熱処理(PEB)への移行時間,すなわちPED(ポストエクスポージャーディレイ)の管理に優れ,複数枚のウェハWを処理しても,各ウェハWのPEDを一定にすることができ,各ウェハWの線幅のばらつきを抑えることができる。したがって,精密な回路パターンを得ることができる。
【0065】
インタフェイス部4を搬送領域50と,熱処理領域51と,受け渡し領域52に分け,各領域毎に個別に不活性気体の供給及び排気を行うようにしたので,搬送領域50を,ウェハWを搬送するのに最適な雰囲気にすることができ,熱処理領域51内を,ウェハWを加熱にするのに最適な雰囲気にすることができ,受け渡し領域52内を,露光処理直前・直後においてウェハWを搬送するのに最適な雰囲気にすることができる。
【0066】
特に受け渡し領域52内を減圧し,この受け渡し領域52内を例えば真空状態にするので,露光処理直前・直後において,不純物が殆ど存在しない雰囲気の中でウェハWを搬送することができ,不純物付着をより確実に防止することができる。また,ウェハWに不純物が付着することがあっても,真空引きにより発生した気流により,この不純物を除去してウェハW表面を清浄にすることができる。また,残存したレジスト液中の溶剤を除去することができる。
【0067】
搬送領域50及び熱処理領域51と受け渡し領域52の間を第1の仕切板82により遮断し,熱処理領域51と受け渡し領域52間でウェハWを搬入出するときのみ第1のシャッタ84を開放させてウェハWを通過させることができる。また,搬送領域50と熱処理領域51の間を第2の仕切板85により遮断し,搬送領域50と熱処理領域51間でウェハWを搬入出するときのみ第2のシャッタ87を開放させてウェハWを通過させることができる。したがって,各領域間の雰囲気が干渉し合うことを防止することができ,搬送領域50,熱処理領域51及び受け渡し領域52をそれぞれ領域特有の雰囲気に維持することができる。特に受け渡し領域52内を真空雰囲気にする場合には,このように各仕切板82,85を設けることで真空雰囲気に維持することができる。
【0068】
処理ステーション3とインタフェイス部4との間を第3の仕切板90により遮断するので,不活性気体の供給により清浄な状態に維持されたインタフェイス部4の搬送領域50,熱処理領域51と受け渡し領域52内に,処理ステーション3内の雰囲気が流入することを防止することができる。また,処理ステーション3とインタフェイス部4間でウェハWを搬入出するときのみ第3のシャッタ92を開放させてウェハWを通過させることができる。したがって,処理ステーション3とインタフェイス部4の雰囲気が干渉し合うことを防止することができ,搬送領域50,熱処理領域51,受け渡し領域52内を清浄な雰囲気に維持することができる。
【0069】
さらに受け渡し領域52内の圧力P1を露光処理装置5内の圧力P2よりも低くすることにより,受け渡し領域52内の雰囲気が,雰囲気が厳格に制御されている露光処理装置5内に流入することを防止することができる。
【0070】
なお,本発明の実施の形態の一例について説明したが,本発明はこの例に限らず種々の態様を採りうるものである。例えばインタフェイス部4の上部に各気体供給装置100〜102を設け,下部に各排気管105〜107を設け,各領域をそれぞれ清浄な状態に維持するだけでなく,カセットステーション2の上部及び処理ステーション3の上部に,それぞれ気体供給装置を設け,これらの下部に,それぞれ排気管を設けて,カセットステーション2及び処理ステーション3内も,清浄な状態に維持すると良い。そうすれば,塗布現像処理システム1全体を清浄な状態に維持することができ,一連のフォトリソグラフィー工程を好適に行うことができる。
【0071】
また,不活性気体の消費量を節約するために,例えば各領域から排気された不活性気体の一部又は全部を回収し,その後に清浄化し,各気体供給装置100〜102に送って不活性気体として再利用しても良い。
【0072】
なお,以上で説明した実施の形態は,半導体ウェハデバイス製造プロセスのフォトリソグラフィー工程におけるウェハWの塗布現像処理システムについてであったが,本発明は半導体ウェハ以外の基板例えばLCD基板の塗布現像処理システムにおいても応用できる。
【0073】
【発明の効果】
本発明によれば,塗布現像処理システム内に不活性気体を供給して,酸素,塩基性物質,オゾン,有機物等の分子レベルの不純物が基板に付着することが防止できるため,その不純物に影響されることなく基板の処理が好適に行われ,歩留まりの向上を図ることができる。また,露光処理後から加熱処理への移行時間を短縮かつ一定にすることができるので,回路パターンの線幅変動を抑制することができ,各基板の線幅のばらつきを抑えることができる。したがって,精密な回路パターンを得ることができ,例えば高品質な半導体デバイスを製造することができる。
【0074】
また熱処理領域,受け渡し領域をそれぞれ最適な雰囲気に維持することができ,例えば受け渡し領域内を真空雰囲気にし,露光処理の直前・直後において,基板に不純物が付着することをより確実に防止することができる。また,請求項によれば,露光処理装置内の雰囲気を厳格に制御することができる。
【0075】
そして請求項2,5,6によれば,処理部と熱処理領域との間の基板の搬送を,清浄な雰囲気の中で好適に行うことができる。また請求項7によれば,処理部内の雰囲気が,インタフェイス部内に流入することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる塗布現像処理システムの外観を示す平面図である。
【図2】図1の塗布現像処理システムの正面図である。
【図3】図1の塗布現像処理システムの背面図である。
【図4】インタフェイス部の外観を拡大して示す平面図である。
【図5】図1の塗布現像処理システム内の加熱・冷却処理装置の概略を示す横断面図である。
【図6】インタフェイス部に供給される不活性気体の流れの状態を塗布現像処理システムの側方からみた場合の説明図である。
【図7】インタフェイス部の搬送領域及び熱処理領域に供給される不活性気体の流れの状態を示す縦断面の説明図である。
【符号の説明】
1 塗布現像処理システム
4 インタフェイス部
5 露光処理装置
50 搬送領域
51 熱処理領域
52 受け渡し領域
54 ウェハ搬送機構
82 第1の仕切板
83 第1の通過口
84 第1のシャッタ
85 第2の仕切板
86 第2の通過口
87 第2のシャッタ
90 第3の仕切板
91 第3の通過口
92 第3のシャッタ
100 第3の気体供給装置
101 第1の気体供給装置
102 第2の気体供給装置
105 第3の排気管
106 第1の排気管
107 第2の排気管
110 減圧装置
W ウェハ

Claims (7)

  1. 少なくとも基板に塗布膜を形成する塗布処理装置と,前記基板の現像を行う現像処理装置と,前記基板の熱処理を行う熱処理装置と,これらの塗布処理装置,現像処理装置及び熱処理装置に対して前記基板の搬入出を行う第1の搬送装置とを有する処理部と,
    前記処理部と前記基板の露光処理を行う露光処理装置との間の経路で基板の搬送が行われるインタフェイス部とがケーシング内に備えられた塗布現像処理を行うシステムであって,
    前記インタフェイス部に,前記熱処理装置と,該熱処理装置と前記露光処理装置との間の経路で基板の受け渡しを行う第2の搬送装置とを配置し,
    前記インタフェイス部を,前記熱処理装置が配置された熱処理領域と前記第2の搬送装置が配置された受け渡し領域とに分け,
    かつ前記熱処理領域に不活性気体を供給する第1の気体供給装置と,前記熱処理領域の雰囲気を排気する第1の排気手段と,前記受け渡し領域に不活性気体を供給する第2の気体供給装置と,前記受け渡し領域の雰囲気を排気する第2の排気手段と,前記熱処理領域と前記受け渡し領域間の雰囲気を遮断する第1の仕切板を有し,
    前記第1の仕切板は,前記熱処理領域と前記受け渡し領域間で基板を受け渡しするための第1の通過口を有し,
    前記第1の通過口は,この第1の通過口を開閉自在とする第1のシャッタを有することを特徴とする,塗布現像処理システム。
  2. 少なくとも基板に塗布膜を形成する塗布処理装置と,前記基板の現像を行う現像処理装置と,前記基板の熱処理を行う熱処理装置と,これらの塗布処理装置,現像処理装置及び熱処理装置に対して前記基板の搬入出を行う第1の搬送装置とを有する処理部と,
    前記処理部と前記基板の露光処理を行う露光処理装置との間の経路で基板の搬送が行われるインタフェイス部とがケーシング内に備えられた塗布現像処理を行うシステムであって,
    前記インタフェイス部に,前記熱処理装置と,該熱処理装置と前記露光処理装置との間の経路で基板の受け渡しを行う第2の搬送装置とを配置し,
    前記インタフェイス部を,前記熱処理装置が配置された熱処理領域と前記第2の搬送装置が配置された受け渡し領域とに分け,
    かつ前記熱処理領域に不活性気体を供給する第1の気体供給装置と,前記熱処理領域の雰囲気を排気する第1の排気手段と,前記受け渡し領域に不活性気体を供給する第2の気体供給装置と,前記受け渡し領域の雰囲気を排気する第2の排気手段とを有
    さらに前記インタフェイス部に,前記処理部と前記熱処理領域との間の経路で基板の搬送を行う第3の搬送装置を配置したことを特徴とする,塗布現像処理システム。
  3. 前記受け渡し領域内を所定の圧力に減圧する減圧装置を有することを特徴とする,請求項1又は2のいずれかに記載の塗布現像処理システム。
  4. 前記受け渡し領域内の圧力は,前記露光処理装置内の圧力よりも低く設定されていることを特徴とする,請求項1,2又は3のいずれかに記載の塗布現像処理システム。
  5. 前記第3の搬送装置が配置された搬送領域に不活性気体を供給する第3の気体供給装置と,前記搬送領域の雰囲気を排気する第3の排気手段とを有することを特徴とする,請求項2に記載の塗布現像処理システム。
  6. 前記熱処理領域と前記搬送領域間の雰囲気を遮断する第2の仕切板を有し,
    前記第2の仕切板は,前記熱処理領域と前記搬送領域間で基板を受け渡しするための第2の通過口を有し,
    前記第2の通過口は,この第2の通過口を開閉自在とする第2のシャッタを有することを特徴とする,請求項2又は5のいずれかに記載の塗布現像処理システム。
  7. 前記処理部と前記インタフェイス部間の雰囲気を遮断する第3の仕切板を有し,
    前記第3の仕切板は,前記処理部と前記インタフェイス部間で基板を受け渡しするための第3の通過口を有し,
    前記第3の通過口は,この第3の通過口を開閉自在とする第3のシャッタを有することを特徴とする,請求項1,2,3,4,5又は6のいずれかに記載の塗布現像処理システム。
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