JP3557778B2 - 往復式電気かみそり - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、多数の刃孔が設けられた仕上げ用の主刃と、主刃の近傍に配され、且つ刃先は主刃から遠ざかる方向に向けられたトリマー刃と、トリマー刃の刃先の方向にトリマー刃の肌に対する面圧を規制する肌当たりガイドとを有した往復式電気かみそりに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、往復式電気かみそりとして例えば、特開平4−231994号公報に示されるように主刃とトリマー刃の肌への密着を良くするためにトリマー刃を上下動自在にフロート支持するようにしたものがある。このものは一定の当て角度で使用した場合には確かにトリマー刃と主刃が肌に密着し、肌当たりも良いものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来では肌当たりガイドが刃フレームと一体に形成されているため、トリマー刃がフロートすることによって肌当たりガイドとの最適な高さ関係が保たれなくなり、毛の導入性能が悪くなってしまうという問題があった。
本発明は上記問題点の解決を目的とするものであり、トリマー刃と肌当たりガイドが一体にフロートするため肌当たりが良く、肌面の傾斜や凹凸にもトリマー刃が追従するため、粗剃りと主刃による仕上げ剃りが容易にでき、際剃りも毛が狙い易く仕上がりが良好な往復式電気かみそりを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、多数の刃孔が設けられた仕上げ用の主刃1と、主刃1の近傍に配され、且つ刃先は主刃1から遠ざかる方向に向けられたトリマー刃2と、トリマー刃2の刃先の方向にトリマー刃2の肌に対する面圧を規制する肌当たりガイド3と、前記主刃1、トリマー刃2及び肌当たりガイド3が取り付けられる刃フレーム4とを有し、主刃1の頂部と、トリマー刃2の刃先と、肌当たりガイド3の頂部とが略同一直線上に配置された往復式電気かみそりにおいて、トリマー刃2と肌当たりガイド3が、刃フレーム4に対して、主刃1とは独立して一体にフロート自在であり、且ついずれか一方が上下方向に移動してトリマー刃2が独立して突出状態になることを特徴とするものであり、トリマー刃2が独立して突出状態となることによって、肌面の凹凸や傾斜にトリマー刃2・主刃1が追従するために剃り残しがなく、速く短く剃ることができるものであり、また、トリマー刃2が肌当たりガイド3に対して独立して突出するようにしたので、毛が狙い易く際剃りを容易にすることができる。
【0005】
請求項2の発明では、請求項1において肌当たりガイド3がトリマー刃2に対して独立して下方へ下がるようにしたことを特徴とするものであり、毛が狙い易く際剃りを容易にすることができる。
【0006】
請求項3の発明では、請求項1において肌当たりガイド3とトリマー刃2がフック3aで結合されていることを特徴とするものであり、トリマー刃2を独立して突出させる際のボタンにおける操作力を小さくすることができ、容易にトリマー刃2を上下操作することができる。
請求項4の発明では、請求項1において肌当たりガイド3とトリマー刃2がリンク50で結合されていることを特徴とするものであり、突出されたトリマー刃2を下げる際に肌当たりガイド3がそれに連動されて一緒に下がることなく、確実にトリマー刃2の上下操作をさせることができる。
【0007】
請求項5の発明では、請求項1においてトリマー刃2が突出した状態で肌当たりガイド3とトリマー刃2の間に隙間を設けたことを特徴とするものであり、仕上げ剃りをする際のトリマー刃2を下げて使用する時に、トリマー刃2と肌当たりガイド3間に毛屑が溜まっていないため、良好な切れ味とすることができる。
請求項6の発明では、請求項1において刃フレーム4と肌当たりガイド3の接触面よりも、肌当たりガイド3とトリマー刃2の接触面を小さくしたことを特徴とするものであり、石鹸剃りをした後、その石鹸がトリマー刃2・肌当たりガイド3間と肌当たりガイド3・刃フレーム4間に固着しても、接触面の小さなトリマー刃2・肌当たりガイド3間の方が先に固着より外れるため肌当たりガイド3がトリマー刃2に連結されることなく確実にトリマー刃2の上下動作をさせることができる。
【0008】
請求項7の発明では、請求項1において肌当たりガイド3がコーム形状からなることを特徴とするものであり、トリマー刃2への毛の導入が良くなるため、より速く短く仕上げることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明における往復式電気かみそりは、図1乃至図11に示されるようにモータを内蔵した本体5の上端に刃フレーム4を介して主刃1における外刃10と、その内面に摺接する内刃8と、一対のトリマー刃2,2が取り付けられたものであり、各トリマー刃2,2は後述するトリマー基台35上でトリマーカバー22の下面に固定刃20と可動刃21及び固定刃20の可動刃21を押し付ける押さえばね23とを取り付けることで構成されており、これら主刃1とトリマー刃2とをそれぞれ独立して上下フロート自在に支持されたものとして構成されている。
【0010】
主刃1の外刃10は矩形枠状に形成された外刃枠9に取り付けられていて、この取り付けは外刃枠9から突設した複数個のボス91を外刃10の両側に設けた取り付け孔に挿入してシールすることで行われている。
このように外刃10が取り付けられた外刃枠9は図3、図5に示されるように刃フレーム4に取り付けられる。この刃フレーム4は図5、図6に示されるように上下に開口する長方形状の矩形筒状に形成され、その長手方向の両端の内壁面には係止突起13と、この係止突起13の下方に位置するストッパ14とを備えている。
【0011】
そして、長手方向両端に弾性片15を有すると共に両端上面に平面部16を有している外刃枠9を該刃フレーム4の下方側から押し込むことにより、外刃枠9の弾性片15の先端がストッパ14に接するようにして外刃枠9が刃フレーム4に対してがたつきなくフロート自在に取り付けられるものである。
一方、主刃1の内刃8は多数の内刃ブレード81が内刃基台88の上面に平行に並設されており、この内刃8は駆動子200と連結駆動子210とによって往復駆動されるようになっている。
【0012】
外刃枠9の側面にはボス18が突設されており、このボス18がトリマー刃2のトリマー基台35に設けた係止溝65に挿入されることにより、トリマー刃2のフロート時にボス18が係止溝65の上端に係止することで主刃1とトリマー刃2とが一体的にフロートできる構造となっている。尚、図5中符号17は外刃枠9の取り外しを容易にするための指掛け突起であり、ボス18と反対側に設けられている。
【0013】
駆動子200の上端部には連結駆動子210が連結されるようになっている。この連結駆動子210の両側面(各刃1,2の往復動方向の両面)には図7に示されるようにフック孔30がそれぞれ形成されており、このフック孔30に駆動子200より突設したフック28を上下方向に係合させることにより連結駆動子210は駆動子200に対して上下フロート自在に連結されると共に、駆動子200内には連結駆動子210を上方に常にバネ付勢するための圧縮コイルバネ29が収納配置される。
【0014】
また、連結駆動子210の上端部には筒状の孔部33aが形成されており、内刃基台88から突設させた球状の連結ボス31を該連結駆動子210の孔部33aに上方から差し込んだ状態で連結駆動子210の上端に設けたフック33が連結ボス31に係止することで連結駆動子210は駆動子200に対して抜け止め状態で連結され、これにより駆動子200の揺動を連結駆動子210を介して内刃8に伝達して内刃8を往復駆動させるようになっている。さらに、連結駆動子210の両端面(各刃1,2の往復動方向と直交する方向の両面)には後述するトリマー刃2を駆動するための一対のU字状のリブ状となった伝達部211,211がそれぞれ一体に突設されており、この伝達部211はトリマー刃2が上下方向に所定量以上移動した際にこのトリマー刃2に追随して上下フロート自在の連結駆動子210を主刃1と共に上下移動させるようになっている。
【0015】
次に、主刃1の両側に配される一対のトリマー刃2と、トリマー刃2の主刃1とは反対側に形成される肌当たりガイド3について説明する。
トリマー刃2は、図5に示されるようにトリマー基台35と、トリマー基台35の上面に嵌合突起36との嵌合で固定される固定刃20と、この固定刃20の上面側に配されると共に嵌合突起36によってスライド自在にガイドされる可動刃21と、可動刃21を固定刃20側に押さえる押さえバネ23と、カバー22とから構成される。カバー22には、肌伸ばし用の弾性体で構成されたリブ22aが一体に形成されている。押さえバネ23は、その垂直平板部39がカバー22にばね止め突起40との係合で取り付けられており、トリマー基台35の両端の突起351がカバー22の孔22bにシールをされて取り付けられる時、垂直平板部39がカバー22とトリマー基台35との間で挟持固定された状態で複数のばね片42を可動刃21の上面に接触させるようになっている。
【0016】
肌当たりガイド3は図5に示されるように両端に一対のフック3a,3aとL字形の一対のリブ3b,3bと肌当たりガイド3を上方へ付勢するための押し上げバネ100を取り付けるための一対のリブ101,101とを備えたものであり、図5、図6における刃フレーム4の短手方向の内壁面に形成されている二対の係止溝4aにフック3aを差し込むようにしてある。ここで、フック3aは上方向への抜け止めとなっている。また、肌当たりガイド3の両端リブ101,101に取り付けられ、上方への付勢力を与えている押し上げばね100の他方は、刃フレーム4に設けられた突起41にそれぞれ係合されている。
【0017】
また、トリマー基台35は、図5に示されるように下方に向けて一対の係止片43,43と一対の係止溝352,352と中央部に一対の薄肉弾性片353,353で支持された平板部35aと後述の肌当たりガイド3に係合される一対のフック354,354とを備えたものであり、刃フレーム4における短手方向の内壁面に形成されている二対の係止溝4b,4bに係止片43,43が差し込まれ、さらに、一方が刃フレーム4の上部側の係止溝4aに差し込まれた肌当たりガイド3のフック3aの他方がトリマー基台35の係止溝351に差し込まれるようになっており、これにより肌当たりガイド3によってトリマー刃2も上方へ付勢されるようになっている。
【0018】
ここで、肌当たりガイド3の一対のリブ3bにトリマー基台35のフック354,354が肌当たりガイド3の下面で係合されることで上方への抜け止めがされ、下方への抜け止めは、刃フレーム4の係止片47を係止片43の上端の壁に当てることで行われる。これによりトリマー基台35が肌当たりガイド3のフック3aとリブ3bに係合されることでトリマー刃2と肌当たりガイド3の一体となったフロートが可能となっている。
【0019】
さらに、可動刃21を往復駆動させるためのトリマー駆動子6は、その上端部がトリマー基台35に設けられた長孔355と固定刃20に設けられた長孔20aを介して可動刃21の角孔21aに係合される。一方、トリマー基台35の略中央部に設けられたボス356にトリマー駆動子6の略中央にある孔6aが係合される。尚、トリマー基台35のボス356の両端にあるフック357,357はトリマー駆動子6に係合され、トリマー駆動子6の抜け止めをしている。
【0020】
上記トリマー駆動子6の可動刃21と反対側は、連結駆動子210のU字状のリブ211に上下方向に摺動自在に且つ着脱自在に係合されており、連結駆動子210が揺動を行う時、トリマー駆動子6の連結駆動子210に係合されているところは同方向の揺動をするが、トリマー基台35のボス356を支点として可動刃21は連結駆動子210とは反対方向に揺動される。
【0021】
刃フレーム4のトリマー刃2が取り付けられるどちらか一方の外壁面には凹部4cが形成されており、この凹部4cには図5に示されるように中央に後述のロックボタン7をスライドさせるための長孔4dと、トリマースライドボタン70のL字状のリブ70aとフック70bをスライドさせるための一対の長孔4e,4fが設けられている。
【0022】
トリマースライドボタン70には中央に丸孔71が設けられ、丸孔71の刃フレーム4側の面の周囲には丸孔71の径だけカットされた円状の溝72が形成され、さらに一対のフック70bとL字状のリブ70aが備えられている。この丸孔70にはロックボタン7がスライド自在に嵌め込まれているが、ロックボタン7にもトリマースライドボタン70に設けられた円状の溝72と同形状のリブ7bが設けられており、これがロックボタン7の回転方向の動きを止めている。
【0023】
トリマースライドボタン70は刃フレーム4を介してトリマー基台35の係止片43,43にフック70bで連結される。
ここで、トリマー基台35の係止片43に連結されたフック70bと係止片43の可動刃21の往復動方向と直交する方向にはトリマー刃2のフロートをスムースにさせるための隙間を設けている。
【0024】
トリマースライドボタン70にスライド自在に取り付けられたロックボタン7は、常時トリマー基台35の平板部350の薄肉弾性片353によって刃フレーム4に対して外側へ付勢され、トリマー刃2のフロート時にはリブ353aによって付勢されている。
このとき、ロックボタン7の一対のリブ7aが刃フレーム4の長孔4dの内側面に設けられたリブ4gによってトリマースライドボタン70の上方へのスライドを止めている。
【0025】
ロックボタン7を押すと平板部35aが図12に示されるように内側に撓み、同時にロックボタン7の一対のリブ7aも刃フレーム4のリブ4gから外れる。このとき、トリマースライドボタン70のL字状のリブ70aが平板部の突起353aに係合される。トリマースライドボタン70を上方へスライドさせると、肌当たりガイド3のリブ3bに略半分係合されているトリマー基台35のフック354の残りの略半分が刃フレーム4の内側面に設けられたリブ4hの上にフック354が乗り上げられて図13に示されるように肌当たりガイド3のリブ3bからの係合が外れて肌当たりガイド3を上方へと押し上げることなくトリマー刃2のみ突出される。トリマー刃2が狙いの高さまで上がり、ロックボタン7とトリマースライドボタン70の押圧がなくなると、刃フレーム4のリブ4gがロックボタン7のリブ7aと係合され、トリマースライドボタン70の下方へのスライドを止める。ここで、肌当たりガイド3は、トリマー基台35の係止溝352の下端に設けられたフック352aにより、下方へのスライドを阻止されている。
【0026】
トリマー刃2を下げて肌当たりガイド3と一体のフロート状態とさせるためには再びロックボタン7を押すとロックボタン7のリブ7aが刃フレーム4のリブ4gより外れてトリマースライドボタン70を下方へスライドさせるとトリマースライドボタン70のフック70bがトリマー基台35の係止片43を押し下げる。このとき、トリマー基台35のフック354は上げた時と同様に刃フレーム4のリブ4hに乗り上げられるため肌当たりガイドのリブ3bを押し下げることなく肌当たりガイド3とトリマー刃2を連結させることができる。
【0027】
以上のようにトリマー刃2を肌当たりガイド3にフック354で係合させることにより肌当たりガイド3とトリマー刃2が一体にフロートするものであっても、トリマー刃2を肌当たりガイド3に対して独立して突出させることを容易にさせることができる。
これによって、仕上げ剃り時には肌当たりガイド3とトリマー刃2の一体フロートによってトリマー刃2による刺激や肌当たりが悪くなることがなく、図14乃至図16に示されるように肌面の凹凸や傾斜にトリマー刃2、主刃1が追従し、また、粗剃りや際剃り時にも毛が狙い易く剃り易いため、剃り残しがなくて速く短く剃ることができる。
【0028】
また、図17に示されるようにトリマー刃2のトリマー基台35の肌当たりガイド3側に凹部360を設けて肌当たりガイド3との間に隙間を設けることによって毛屑がその隙間を通り刃フレーム4内に入るため、トリマー刃2に毛屑が溜まることがなく、常に切れ味の良好なものとすることができる。
また、図18に示されるように肌当たりガイド3と刃フレーム4の接触面積S1(図18中紙面左側の斜線部分)よりも肌当たりガイド3とトリマー刃2の接触面積S2(図18中紙面右側の斜線部分)を小さくすることでトリマー刃2が突出された状態で石鹸剃り後放置されて石鹸が固まったとしてもトリマー刃2を肌当たりガイド3と一体にさせるためにトリマー刃2を下げるとき接触面積の小さいトリマー刃2と肌当たりガイド3が先に固着より外れるため、肌当たりガイド3と連動せずにトリマー刃2だけを下げて肌当たりガイド3と一体とさせることができる。
【0029】
また、図19に示されるように肌当たりガイド3の肌と接するところをコーム形状にすることによって仕上げ剃りのときに、長い毛やくせ毛でも導入しやすくなるために速く短く剃ることができる。
次に図20、図21には肌当たりガイド3とトリマー刃2がリンク50で係合されている実施形態を示しているが、これは、肌当たりガイド3にボス51によって所定の範囲での回転が可能に軸52によって取り付けられたリンク50がトリマー基台35のボス333と係合されており、トリマー刃2をフロートさせようとするとボス51によって右回りの回転が不可能なリンク50とトリマー基台35が係合されて肌当たりガイド3と一体にフロート可能となっている。トリマー刃2を突出させようとすると(ロックボタン7とトリマースライドボタン70の動作説明省略)左回りの回転が可能なリンク50が図21(b)に示されるように回転し、トリマー基台35のボス333より外れてトリマー刃2が独立して突出される。トリマー刃2を下げるときは肌当たりガイド3は刃フレーム4に設けられたリブ444にリンク50が当たり、下方へ移動する動きを止められるため、図21(c)に示されるようにトリマー刃2の下方への移動に連動されることなくトリマー刃2を肌当たりガイド3に係合することができる。
【0030】
以上のように肌当たりガイド3とトリマー刃2をリンク50で係合させることでトリマー刃2と肌当たりガイド3が一体にフロートでき、トリマー刃2を上方へ独立して突出させることができる。
また、図22乃至図25には肌当たりガイド3が独立して下方へ移動し、トリマー刃2が突出状態となる実施形態を示している。
【0031】
以下、この実施形態につき詳述すると、先ずトリマー基台35にはトリマー刃2を上方へ付勢させフロート自在とさせるための押し上げばね100がトリマー基台35のリブ101と刃フレーム4の突起41によって取り付けられており、トリマー基台35の刃フレーム4への取り付けはトリマー基台35の一対の係止片43が刃フレーム4の係止部46を構成する係止溝4bへ差し込まれ、さらに両端フック3aが刃フレーム4の二対の係止溝4aに差し込まれる。このフック3aが係止溝4aの上面に当たることで上方への抜け止めがされ下方への抜け止めはトリマー基台35の係止片43の上面が刃フレーム4の係止溝4bの上面に当たることでなされている。
【0032】
肌当たりガイド3には一対のフック390と弾性を有する一対のフック391と、中央に孔392aの開いた係止片392が備えられている。
肌当たりガイド3のトリマー刃2への係合は、肌当たりガイド3の一対のフック390がトリマー基台35の係止片43に取り付けられ、これが肌当たりガイド3の上方への抜け止めとなる。さらに、一対の弾性を有するフック391がトリマー基台35の係止片43に設けられたリブ43aの上面に係合される。
【0033】
これらの係合によって肌当たりガイド3とトリマー刃2の一体フロートが可能となっている。
次に肌当たりガイド3の独立した下方への移動について説明すると、肌当たりガイド3を下方へ独立して移動させるために刃フレーム4にはロックボタン7とトリマースライドボタン70が取り付けられている。トリマースライドボタン70は一対のフック70bが備えられ、これが刃フレーム4のリブ444に係合される。ロックボタン7はトリマースライドボタン70の中央にある孔に回転方向の動作が不可能で可動刃21の往復方向に対し直角な方向には摺動自在に取り付けられている。
【0034】
ロックボタン7には、刃フレーム4の長手方向に一対のボス77bと中央にはボス77bよりも低いボス77aが刃フレーム4の内面へ向かって設けられている肌当たりガイド3を下げるために先ずロックボタン7を押圧するとボス77bがトリマー基台35の係止片392を図24に示されるように内側に倒す。
内側に倒れたトリマー基台35のリブ392は刃フレーム4のL形のリブ444aに係合され下方への移動が可能となる。同時にロックボタン7の中央に設けられたボス77aが肌当たりガイド3の係止片392の孔392aに挿入され、トリマースライドボタン70を下げると肌当たりガイド3もトリマー刃2に対し独立して下方へ下がる。このとき、トリマー基台35のリブ43aの上面に係合されていた肌当たりガイド3の弾性を有したフック391が中央に沿って係合が外れるようになっている。
【0035】
以上のように肌当たりガイド3が独立して下方へ移動してトリマー刃2が突出状態となっても、図25に示されるように長い毛や際剃りが容易にできるだけでなく、トリマー刃2と肌当たりガイド3が一体となってフロートするために肌の凹凸や傾斜にも主刃1とトリマー刃2が肌に追従し速く短く剃り上げることができる。
【0036】
【発明の効果】
請求項1の発明は、トリマー刃と肌当たりガイドが、刃フレームに対して、主刃とは独立して一体にフロート自在であり、且ついずれか一方が上下方向に移動してトリマー刃が独立して突出状態になるようになっているので、トリマー刃が独立して突出状態となることによって、際剃り時に毛が狙い易く剃り易いというだけでなく、仕上げ剃り時においても、肌当たりガイドとトリマー刃の一体フロートによってトリマー刃による刺激や肌当たりが悪くなることがなく、肌の凹凸や傾斜にトリマー刃・主刃が肌面に追従するために剃り残しがなく、速く短く剃ることができるものである。
【0037】
また、トリマー刃が肌当たりガイドに対して独立して突出するようにしてあるので、毛が狙い易く際剃りを容易にすることができるものである。
請求項2の発明のように、肌当たりガイドがトリマー刃に対して独立して下方へ下がるようにしても毛が狙い易く際剃りを容易にすることができるものである。
【0038】
請求項3の発明は、請求項1において肌当たりガイドとトリマー刃がフックで結合されているので、請求項1の効果に加えてトリマー刃を独立して突出させる際のボタンにおける操作力を小さくすることができるため、容易にトリマー刃の上下操作をすることができるものである。
請求項4の発明は、請求項1において肌当たりガイドとトリマー刃がリンクで結合されているので、請求項1の効果に加えて肌当たりガイドとトリマー刃がリンクで結合されていても、特に、突出されたトリマー刃を下げる際に肌当たりガイドがそれに連動されて一緒に下がることなく、確実にトリマー刃の上下操作をさせることができるものである。
【0039】
請求項5の発明は、請求項1においてトリマー刃が突出した状態で肌当たりガイドとトリマー刃の間に隙間を設けてあるので、請求項1の効果に加えて従来はトリマー刃と肌当たりガイド間に溜まっていた毛屑が刃フレーム内に落としこまれることとなり、仕上げ剃りをする際のトリマー刃を下げて使用する時に、トリマー刃と肌当たりガイド間に毛屑が溜まっていないために良好な切れ味とすることができるものである。
【0040】
請求項6の発明は、請求項1において刃フレームと肌当たりガイドの接触面よりも、肌当たりガイドとトリマー刃の接触面と小さくしたので、請求項1の効果に加えて石鹸剃りをした後、その石鹸がトリマー刃・肌当たりガイド間と肌当たりガイド・刃フレーム間に固着しても、接触面の小さなトリマー刃・肌当たりガイド間の方が先に固着より外れるため肌当たりガイドがトリマー刃に連結されることなく確実にトリマー刃の上下動作をさせるころができるものである。
【0041】
請求項7の発明は、請求項1において肌当たりガイドがコーム形状からなるものであるので、請求項1の効果に加えてトリマー刃への毛の導入が良くなるため、より速く短く仕上げることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す斜視図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の上部の側断面図である。
【図4】上部の一部破断した正面図である。
【図5】上部の分解斜視図である。
【図6】トリマースライドボタンの取り付け状態を説明する一部破断した斜視図である。
【図7】駆動子と連結駆動子を示す斜視図である。
【図8】トリマー刃の作用を示す側断面図である。
【図9】トリマー刃と主刃の作用を示す側断面図である。
【図10】トリマー刃と主刃の作用を示す側断面図である。
【図11】トリマー刃と主刃の作用を示す側断面図である。
【図12】トリマー刃と主刃の作用を示す側断面図である。
【図13】トリマー刃の作用を示す部分拡大断面図である。
【図14】トリマー刃と主刃の作用を説明する説明図である。
【図15】トリマー刃と主刃の作用を説明する説明図である。
【図16】トリマー刃と主刃の作用を説明する説明図である。
【図17】トリマー刃の作用を説明する説明図である。
【図18】接触面積を説明する説明図である。
【図19】他の実施形態を示す斜視図である。
【図20】上部の一部破断した正面図である。
【図21】(a)(b)(c)はリンクの作用を説明する説明図である。
【図22】上部の一部破断した正面図である。
【図23】トリマー刃の作用を示す側断面図である。
【図24】トリマー刃の作用を示す部分拡大断面図である。
【図25】トリマー刃と主刃の作用を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 主刃
2 トリマー刃
3 肌当たりガイド
3a フック
4 刃フレーム
50 リンク
Claims (7)
- 多数の刃孔が設けられた仕上げ用の主刃と、主刃の近傍に配され、且つ刃先は主刃から遠ざかる方向に向けられたトリマー刃と、トリマー刃の刃先の方向にトリマー刃の肌に対する面圧を規制する肌当たりガイドと、前記主刃、トリマー刃及び肌当たりガイドが取り付けられる刃フレームとを有し、主刃の頂部と、トリマー刃の刃先と、肌当たりガイドの頂部とが略同一直線上に配置された往復式電気かみそりにおいて、トリマー刃と肌当たりガイドが、刃フレームに対して、主刃とは独立して一体にフロート自在であり、且ついずれか一方が上下方向に移動してトリマー刃が肌当たりガイドに対して独立して突出状態になることを特徴とする往復式電気かみそり。
- 肌当たりガイドがトリマー刃に対して独立して下方へ下がるようにしたことを特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそり。
- 肌当たりガイドとトリマー刃がフックで結合されていることを特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそり。
- 肌当たりガイドとトリマー刃がリンクで結合されていることを特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそり。
- トリマー刃が突出した状態で肌当たりガイドとトリマー刃の間に隙間を設けたことを特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそり。
- 刃フレームと肌当たりガイドの接触面よりも、肌当たりガイドとトリマー刃の接触面を小さくしたことを特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそり。
- 肌当たりガイドがコーム形状からなることを特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそり。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP07069796A JP3557778B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 往復式電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07069796A JP3557778B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 往復式電気かみそり |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09253354A JPH09253354A (ja) | 1997-09-30 |
| JP3557778B2 true JP3557778B2 (ja) | 2004-08-25 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP07069796A Expired - Fee Related JP3557778B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 往復式電気かみそり |
Country Status (1)
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|---|---|
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-
1996
- 1996-03-26 JP JP07069796A patent/JP3557778B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09253354A (ja) | 1997-09-30 |
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