JP3561895B2 - 分析計ユニット - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車排ガスの測定などに用いられる分析計ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記の分析計ユニットとして、図4(A),(B)に示すように、キュービックタイプのユニット架台21に、各種分析計22〜24、ディスプレイ25、サンプリングユニット26、フローコントローラ27、入力用キーボード28の受け台29、スイッチパネル30を、それぞれ上下方向に配置し、かつ、キーボード受け台29については、これをユニット架台21に出し入れ可能に構成し、更に、前記ディスプレイ25の後部空間にインターフェイスユニット31を配置して成るものがある。
【0003】
或いは、分析計ユニットの規模によっては、二種類の分析計を備えるだけで済むものもあり、この場合は、スイッチパネル内蔵のインターフェイスユニットを分析計などと共に、ユニット架台の上下方向に配置する形態がとられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
即ち、分析計ユニットの規模に応じて、高さの異なるユニット架台を設計製作することは、分析計ユニットのコストアップに繋がることから、ユニット架台を規格化して、これに上記の分析計などを組み込むようにしているのであり、このため、本来ならば、後者の構成のように、スイッチパネル内蔵のインターフェイスユニットをユニット架台に配置することが望ましいのであるが、分析計ユニットの規模によっては、上記の分析計などに加えて、スイッチパネル内蔵のインターフェイスユニットをユニット架台に配置するには、僅かにスペースが足りなくなる場合があり、この際、止むなく前者の構成のように、スイッチパネル30と、このスイッチパネル30とは別体のインターフェイスユニット31とを用意して、このうちのインターフェイスユニット31をディスプレイ25の後部空間に配置しているのである。
【0005】
ところが、この前者の構成による分析計ユニットにあっては、スイッチパネル内蔵のインターフェイスユニットを組み込むにはやゝ小さい空間の内、スイッチパネル30の配置に必要な空間P1を差し引いた残りの空間が遊び空間P2となり、また、スイッチパネル30とは別体のインターフェイスユニット31を必要とすることから、コスト的にも問題があり、更に、インターフェイスユニット31の組み込み並びにメンテナンスが困難になる点で問題があった。
【0006】
一方、分析計やディスプレイ、サンプリングユニット、フローコントローラなどについて考察してみると、これらにしても、そのサイズは規格化されており、規格化されたユニット架台へのインターフェイスユニットの組み込みのために、これら分析計等を新たに設計製作して、その上下寸法を短くすることは、高さの異なるユニット架台を製作することに比較して、更なるコストアップに繋がる点で問題がある。
【0007】
ここで本発明者らは、キーボードの受け台にしても、これが規格化されてはいるものの、これの規格を変更することはコスト的に安価である点に注目したのであり、更に、このキーボード受け台の構成について追求したところ、これまでに用いられている受け台では、これにキーボードをセットしてユニット架台に納める上で、上下寸法の大きな収納空間をユニット架台に確保する必要があり、その上、キーボードの操作性の面でも難点があることを知るに至ったのである。
【0008】
即ち、図5に示すように、従来は、キーボードの受け面板32の前後左右に、それぞれ面板33〜35を下げ降ろして、キーボード受け台29を上面フラットの箱状に形成し、かつ、側面板33として、これを受け台出し入れ用スライダー36の取り付けに必要な高さに設定していたのである。
【0009】
しかし、かゝる構成のキーボード受け台29では、周囲に面板33〜35を下げ降ろしたフラットな受け面板32に、キーボード28を乗せ付けることから、これらをユニット架台21に納めるためには、上下寸法の大きな収納空間をユニット架台21に確保しなければならなかったのである。
【0010】
また、キーボード受け台29が上面フラットであることから、特に受け台29を押し込む際に、この受け台29のフラットな受け面板32に乗せ付けたキーボード28が、それの静止慣性力によって落下し易く、更に、キーボードの操作に際しては、掌を浮かせてキータッチしなければならないもので、操作性が悪い上に疲労をも伴い勝ちであったのである。
【0011】
本発明は、このような実情に鑑みて成されたもので、キーボード受け台の収納空間を上下寸法の小さなものにして、これによって確保される空間を有効に利用して、分析計ユニットの規模によっては、ディスプレイの後部に配置していたインターフェイスユニットを、これにスイッチパネルを内蔵させて、各種分析計などと共に上下に配置可能と成し、更に、キーボードの使い勝手も良くすることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明が講じた技術的手段は、次の通りである。即ち、本発明は、サイズが規格化されたキュービックタイプのユニット架台に、各種分析計と、ディスプレイと、サンプリングユニットと、フローコントローラとを上下方向に配置し、かつ、入力用キーボードの受け台を出し入れ可能に備えた分析計ユニットであって、キーボードの受け面板の周囲に面板を立ち上げて、前記キーボード受け台を面板立ち上げの箱状に形成し、この受け台の左右の側面板の後半部分を、この後半部分とユニット架台側のブラケットとにわたり連結される受け台出し入れ用スライダーの取り付けに必要な最小限の高さに設定する一方、前記側面板の後半部分の高さよりも低い左右の側面板の前半部分と前面板とにより囲われた受け台空間部を、前記側面板の後半部分の高さよりも薄いものから選択されたキーボードの収納部として、この左右の側面板の前半部分と前面板との上縁をキーボードの上面とほゞ同一高さに設定し、更に、前面板とキーボードとの間に、掌の手首近くを支えるためのキーパットを前面板の上縁に連ねる状態で設け、また、スイッチパネル内蔵のインターフェイスユニットを前記分析計、ディスプレイ、サンプリングユニット、フローコントローラと共に前記ユニット架台の上下方向に配置して成る点に特徴がある。
【0013】
上記の構成によれば、受け面板の周囲に面板を立ち上げた箱形状のキーボード受け台に、キーボードを納めるようにしたことで、キーボードの落下防止が成されるのであり、加えて、キーボード受け台の収納空間としては、それの上下寸法が、スライダーの取り付けに必要な側面板の高さ分で済むようになる。
【0014】
従って、これによって浮いた空間と、スイッチパネルの配置に要した空間と、無駄であった遊び空間とを集約することで、分析計ユニットの規模によっては、ディスプレイの後部に配置していたインターフェイスユニットを、これにスイッチパネルを内蔵させて、これを上記の集約空間に配置することが容易に可能となる。
【0015】
また、スイッチパネル内蔵のインターフェイスユニットを用いることができるので、コスト面でも有利となり、かつ、インターフェイスユニットの組み付けの作業性ならびにメンテナンスの向上も達成される。
【0016】
更に、掌の手首近くを支えるためのキーパットを備えたことで、キーボードの操作性が良くなる上に、疲労の度合いも大幅に軽減されることになり、キーボードの使い勝手が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1(A),(B)は分析計ユニットを示し、移動用のキャスタ車輪1とネジ式の位置決め手段2とを備えたキュービックタイプのユニット架台3に、各種分析計4〜6と、ディスプレイ7と、サンプリングユニット8と、フローコントローラ9とを、上下に適宜に配置すると共に、更に、入力用キーボード10の受け台11を出し入れ可能に備えている。
【0018】
そして、上記の受け台11を、これの収納空間の上下寸法を小さくするように構成して、これによって浮いた空間と、図4(A)に示したパネル配置空間P1および遊び空間P2を集約し、分析計ユニットの規模によっては、本来ならば、スイッチパネルを分離して、ディスプレイ後部の空間に配置せざるを得なかったインターフェイスユニットを、スイッチパネル内蔵のインターフェイスユニット12にして、これを集約空間Pに配置している。
【0019】
即ち、キーボード受け台11として、図2及び図3に示すように、キーボード10の受け面板13の周囲に面板14〜16を立ち上げて、キーボード受け台11を面板立ち上げの箱状に形成し、この受け台11の左右の側面板14の後半部分14aを、受け台出し入れ用スライダー17の取り付けに必要な最小限の高さに設定して、この後半部分14aとユニット架台3側のブラケット18とにわたって、前記スライダー17を連結している。
【0020】
そして、キーボード10として、前記側面板14の後半部分14aの高さよりも薄いものを選択し、かつ、左右の側面板14の前半部分14bと前面板15とによって囲われた受け台空間部を、前記キーボード10の収容部にして、この側面板14の前半部分14bと前面板15との上縁を、キーボード10の上面とほゞ同一高さに設定している。
【0021】
更に、前面板15の上縁に連ねるようにして、この前面板15とキーボード10との間に、掌の手首近くを支えるためのキーパット19を設けると共に、受け台出し入れ用の把手20を前面板15に取り付けている。
【0022】
尚、上記の受け台11は、一枚の板金を構成素材にして、これを所定の形状に切り込み、曲げ加工ならびに溶接加工により製作されている。
【0023】
上記の構成によれば、キーボード10を側面板14の高さ範囲内に納めたことで、このキーボード10を備えた受け台11の収納空間としては、それの上下寸法が、スライダー17の取り付けに必要な高さの側面板14の高さ分で済むのであり、これによって浮いた空間と、上記したパネル配置空間P1および遊び空間P2を集約して、この集約空間Pにスイッチパネル内蔵のインターフェイスユニット12を、各種分析計4〜6、ディスプレイ7、サンプリングユニット8、フローコントローラ9と共に上下に配置しているのであって、スイッチパネル内蔵のインターフェイスユニット12を用い得ることから、コスト面で好適であり、加えて、インターフェイスユニット12の組み付けの作業性やメンテナンスの向上も達成される。
【0024】
このようにキーボード受け台11の規格を変更することは、分析計ユニットの規模に応じてユニット架台3を設計製作するに比較してコスト的に安価であり、そして、キーボード10を箱形状のキーボード受け台11に納めているので、キーボード10を不注意で赤化させる懸念はなく、しかも、掌の手首近くを支えるためのキーパット19を備えたことで、キーボード10の操作性が良くなる上に、疲労の度合いも大幅に軽減されるのであって、キーボード10の使い勝手も向上する。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、キーボード受け台として、これの収納空間を上下寸法の小さなものにして、しかも、落下防止を含めて、キーボードの使い勝手を良いものにして提供される。
【0026】
加えて、キーボード受け台の収納空間を小さくしたことで、分析計ユニットの規模によっては、ディスプレイの後部に配置していたインターフェイスユニットを、これをスイッチパネル内蔵のものにして、分析計などと共にユニット架台の上下方向に配置することが可能となり、従って、かゝる配置形態をとれることで、インターフェイスユニットの組み付けの作業性ならびにメンテナンスの向上が、コスト的に有利に達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は分析計ユニットの正面図であり、(B)は分析計ユニットの側面図である。
【図2】キーボードならびにキーボード受け台の斜視図である。
【図3】キーボードを収納したキーボード受け台の縦断側面図である。
【図4】従来例の分析計ユニットを示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図5】従来例のキーボード受け台の斜視図である。
【符号の説明】
3…ユニット架台、4〜6…各種分析計、7…ディスプレイ、8…サンプリングユニット、9…フローコントローラ、10…キーボード、11…受け台、13…受け面板、14…左右の側面板、14a…後半部分、14b…前半部分、15…前面板、17…スライダー、18…ブラケット、19…キーパット。
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車排ガスの測定などに用いられる分析計ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記の分析計ユニットとして、図4(A),(B)に示すように、キュービックタイプのユニット架台21に、各種分析計22〜24、ディスプレイ25、サンプリングユニット26、フローコントローラ27、入力用キーボード28の受け台29、スイッチパネル30を、それぞれ上下方向に配置し、かつ、キーボード受け台29については、これをユニット架台21に出し入れ可能に構成し、更に、前記ディスプレイ25の後部空間にインターフェイスユニット31を配置して成るものがある。
【0003】
或いは、分析計ユニットの規模によっては、二種類の分析計を備えるだけで済むものもあり、この場合は、スイッチパネル内蔵のインターフェイスユニットを分析計などと共に、ユニット架台の上下方向に配置する形態がとられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
即ち、分析計ユニットの規模に応じて、高さの異なるユニット架台を設計製作することは、分析計ユニットのコストアップに繋がることから、ユニット架台を規格化して、これに上記の分析計などを組み込むようにしているのであり、このため、本来ならば、後者の構成のように、スイッチパネル内蔵のインターフェイスユニットをユニット架台に配置することが望ましいのであるが、分析計ユニットの規模によっては、上記の分析計などに加えて、スイッチパネル内蔵のインターフェイスユニットをユニット架台に配置するには、僅かにスペースが足りなくなる場合があり、この際、止むなく前者の構成のように、スイッチパネル30と、このスイッチパネル30とは別体のインターフェイスユニット31とを用意して、このうちのインターフェイスユニット31をディスプレイ25の後部空間に配置しているのである。
【0005】
ところが、この前者の構成による分析計ユニットにあっては、スイッチパネル内蔵のインターフェイスユニットを組み込むにはやゝ小さい空間の内、スイッチパネル30の配置に必要な空間P1を差し引いた残りの空間が遊び空間P2となり、また、スイッチパネル30とは別体のインターフェイスユニット31を必要とすることから、コスト的にも問題があり、更に、インターフェイスユニット31の組み込み並びにメンテナンスが困難になる点で問題があった。
【0006】
一方、分析計やディスプレイ、サンプリングユニット、フローコントローラなどについて考察してみると、これらにしても、そのサイズは規格化されており、規格化されたユニット架台へのインターフェイスユニットの組み込みのために、これら分析計等を新たに設計製作して、その上下寸法を短くすることは、高さの異なるユニット架台を製作することに比較して、更なるコストアップに繋がる点で問題がある。
【0007】
ここで本発明者らは、キーボードの受け台にしても、これが規格化されてはいるものの、これの規格を変更することはコスト的に安価である点に注目したのであり、更に、このキーボード受け台の構成について追求したところ、これまでに用いられている受け台では、これにキーボードをセットしてユニット架台に納める上で、上下寸法の大きな収納空間をユニット架台に確保する必要があり、その上、キーボードの操作性の面でも難点があることを知るに至ったのである。
【0008】
即ち、図5に示すように、従来は、キーボードの受け面板32の前後左右に、それぞれ面板33〜35を下げ降ろして、キーボード受け台29を上面フラットの箱状に形成し、かつ、側面板33として、これを受け台出し入れ用スライダー36の取り付けに必要な高さに設定していたのである。
【0009】
しかし、かゝる構成のキーボード受け台29では、周囲に面板33〜35を下げ降ろしたフラットな受け面板32に、キーボード28を乗せ付けることから、これらをユニット架台21に納めるためには、上下寸法の大きな収納空間をユニット架台21に確保しなければならなかったのである。
【0010】
また、キーボード受け台29が上面フラットであることから、特に受け台29を押し込む際に、この受け台29のフラットな受け面板32に乗せ付けたキーボード28が、それの静止慣性力によって落下し易く、更に、キーボードの操作に際しては、掌を浮かせてキータッチしなければならないもので、操作性が悪い上に疲労をも伴い勝ちであったのである。
【0011】
本発明は、このような実情に鑑みて成されたもので、キーボード受け台の収納空間を上下寸法の小さなものにして、これによって確保される空間を有効に利用して、分析計ユニットの規模によっては、ディスプレイの後部に配置していたインターフェイスユニットを、これにスイッチパネルを内蔵させて、各種分析計などと共に上下に配置可能と成し、更に、キーボードの使い勝手も良くすることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明が講じた技術的手段は、次の通りである。即ち、本発明は、サイズが規格化されたキュービックタイプのユニット架台に、各種分析計と、ディスプレイと、サンプリングユニットと、フローコントローラとを上下方向に配置し、かつ、入力用キーボードの受け台を出し入れ可能に備えた分析計ユニットであって、キーボードの受け面板の周囲に面板を立ち上げて、前記キーボード受け台を面板立ち上げの箱状に形成し、この受け台の左右の側面板の後半部分を、この後半部分とユニット架台側のブラケットとにわたり連結される受け台出し入れ用スライダーの取り付けに必要な最小限の高さに設定する一方、前記側面板の後半部分の高さよりも低い左右の側面板の前半部分と前面板とにより囲われた受け台空間部を、前記側面板の後半部分の高さよりも薄いものから選択されたキーボードの収納部として、この左右の側面板の前半部分と前面板との上縁をキーボードの上面とほゞ同一高さに設定し、更に、前面板とキーボードとの間に、掌の手首近くを支えるためのキーパットを前面板の上縁に連ねる状態で設け、また、スイッチパネル内蔵のインターフェイスユニットを前記分析計、ディスプレイ、サンプリングユニット、フローコントローラと共に前記ユニット架台の上下方向に配置して成る点に特徴がある。
【0013】
上記の構成によれば、受け面板の周囲に面板を立ち上げた箱形状のキーボード受け台に、キーボードを納めるようにしたことで、キーボードの落下防止が成されるのであり、加えて、キーボード受け台の収納空間としては、それの上下寸法が、スライダーの取り付けに必要な側面板の高さ分で済むようになる。
【0014】
従って、これによって浮いた空間と、スイッチパネルの配置に要した空間と、無駄であった遊び空間とを集約することで、分析計ユニットの規模によっては、ディスプレイの後部に配置していたインターフェイスユニットを、これにスイッチパネルを内蔵させて、これを上記の集約空間に配置することが容易に可能となる。
【0015】
また、スイッチパネル内蔵のインターフェイスユニットを用いることができるので、コスト面でも有利となり、かつ、インターフェイスユニットの組み付けの作業性ならびにメンテナンスの向上も達成される。
【0016】
更に、掌の手首近くを支えるためのキーパットを備えたことで、キーボードの操作性が良くなる上に、疲労の度合いも大幅に軽減されることになり、キーボードの使い勝手が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1(A),(B)は分析計ユニットを示し、移動用のキャスタ車輪1とネジ式の位置決め手段2とを備えたキュービックタイプのユニット架台3に、各種分析計4〜6と、ディスプレイ7と、サンプリングユニット8と、フローコントローラ9とを、上下に適宜に配置すると共に、更に、入力用キーボード10の受け台11を出し入れ可能に備えている。
【0018】
そして、上記の受け台11を、これの収納空間の上下寸法を小さくするように構成して、これによって浮いた空間と、図4(A)に示したパネル配置空間P1および遊び空間P2を集約し、分析計ユニットの規模によっては、本来ならば、スイッチパネルを分離して、ディスプレイ後部の空間に配置せざるを得なかったインターフェイスユニットを、スイッチパネル内蔵のインターフェイスユニット12にして、これを集約空間Pに配置している。
【0019】
即ち、キーボード受け台11として、図2及び図3に示すように、キーボード10の受け面板13の周囲に面板14〜16を立ち上げて、キーボード受け台11を面板立ち上げの箱状に形成し、この受け台11の左右の側面板14の後半部分14aを、受け台出し入れ用スライダー17の取り付けに必要な最小限の高さに設定して、この後半部分14aとユニット架台3側のブラケット18とにわたって、前記スライダー17を連結している。
【0020】
そして、キーボード10として、前記側面板14の後半部分14aの高さよりも薄いものを選択し、かつ、左右の側面板14の前半部分14bと前面板15とによって囲われた受け台空間部を、前記キーボード10の収容部にして、この側面板14の前半部分14bと前面板15との上縁を、キーボード10の上面とほゞ同一高さに設定している。
【0021】
更に、前面板15の上縁に連ねるようにして、この前面板15とキーボード10との間に、掌の手首近くを支えるためのキーパット19を設けると共に、受け台出し入れ用の把手20を前面板15に取り付けている。
【0022】
尚、上記の受け台11は、一枚の板金を構成素材にして、これを所定の形状に切り込み、曲げ加工ならびに溶接加工により製作されている。
【0023】
上記の構成によれば、キーボード10を側面板14の高さ範囲内に納めたことで、このキーボード10を備えた受け台11の収納空間としては、それの上下寸法が、スライダー17の取り付けに必要な高さの側面板14の高さ分で済むのであり、これによって浮いた空間と、上記したパネル配置空間P1および遊び空間P2を集約して、この集約空間Pにスイッチパネル内蔵のインターフェイスユニット12を、各種分析計4〜6、ディスプレイ7、サンプリングユニット8、フローコントローラ9と共に上下に配置しているのであって、スイッチパネル内蔵のインターフェイスユニット12を用い得ることから、コスト面で好適であり、加えて、インターフェイスユニット12の組み付けの作業性やメンテナンスの向上も達成される。
【0024】
このようにキーボード受け台11の規格を変更することは、分析計ユニットの規模に応じてユニット架台3を設計製作するに比較してコスト的に安価であり、そして、キーボード10を箱形状のキーボード受け台11に納めているので、キーボード10を不注意で赤化させる懸念はなく、しかも、掌の手首近くを支えるためのキーパット19を備えたことで、キーボード10の操作性が良くなる上に、疲労の度合いも大幅に軽減されるのであって、キーボード10の使い勝手も向上する。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、キーボード受け台として、これの収納空間を上下寸法の小さなものにして、しかも、落下防止を含めて、キーボードの使い勝手を良いものにして提供される。
【0026】
加えて、キーボード受け台の収納空間を小さくしたことで、分析計ユニットの規模によっては、ディスプレイの後部に配置していたインターフェイスユニットを、これをスイッチパネル内蔵のものにして、分析計などと共にユニット架台の上下方向に配置することが可能となり、従って、かゝる配置形態をとれることで、インターフェイスユニットの組み付けの作業性ならびにメンテナンスの向上が、コスト的に有利に達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は分析計ユニットの正面図であり、(B)は分析計ユニットの側面図である。
【図2】キーボードならびにキーボード受け台の斜視図である。
【図3】キーボードを収納したキーボード受け台の縦断側面図である。
【図4】従来例の分析計ユニットを示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図5】従来例のキーボード受け台の斜視図である。
【符号の説明】
3…ユニット架台、4〜6…各種分析計、7…ディスプレイ、8…サンプリングユニット、9…フローコントローラ、10…キーボード、11…受け台、13…受け面板、14…左右の側面板、14a…後半部分、14b…前半部分、15…前面板、17…スライダー、18…ブラケット、19…キーパット。
Claims (1)
- サイズが規格化されたキュービックタイプのユニット架台に、各種分析計と、ディスプレイと、サンプリングユニットと、フローコントローラとを上下方向に配置し、かつ、入力用キーボードの受け台を出し入れ可能に備えた分析計ユニットであって、キーボードの受け面板の周囲に面板を立ち上げて、前記キーボード受け台を面板立ち上げの箱状に形成し、この受け台の左右の側面板の後半部分を、この後半部分とユニット架台側のブラケットとにわたり連結される受け台出し入れ用スライダーの取り付けに必要な最小限の高さに設定する一方、前記側面板の後半部分の高さよりも低い左右の側面板の前半部分と前面板とにより囲われた受け台空間部を、前記側面板の後半部分の高さよりも薄いものから選択されたキーボードの収納部として、この左右の側面板の前半部分と前面板との上縁をキーボードの上面とほゞ同一高さに設定し、更に、前面板とキーボードとの間に、掌の手首近くを支えるためのキーパットを前面板の上縁に連ねる状態で設け、また、スイッチパネル内蔵のインターフェイスユニットを前記分析計、ディスプレイ、サンプリングユニット、フローコントローラと共に前記ユニット架台の上下方向に配置して成ることを特徴とする分析計ユニット。
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| JP24263898A JP3561895B2 (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 分析計ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP3561895B2 true JP3561895B2 (ja) | 2004-09-02 |
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ID=17092036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP24263898A Expired - Fee Related JP3561895B2 (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 分析計ユニット |
Country Status (1)
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1998
- 1998-08-28 JP JP24263898A patent/JP3561895B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JP2000070050A (ja) | 2000-03-07 |
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