JP3565582B2 - ケーブルの架設方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、斜張橋等における支柱と橋桁との間に多数本張設される斜材、即ちPC鋼より線からなるケーブルを緊張して定着させる際に、ケーブルの交差が生じないように架設する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の斜張橋におけるケーブルの架設手段として、定着部に対するケーブルの挿通技術は、例えば▲1▼特公平4−11683号公報に開示された架設工法、及び▲2▼特開平6−26011号公報に開示されたケーブル装着用案内装置が従来例として公知である。
【0003】
前記▲1▼の従来例においては、支柱と橋桁とに渡って張設されるケーブルの橋桁側の定着部に固定シースが設けられ、該固定シースの端部に設けられたアンカーヘッドにインデックス孔を設け、該インデックス孔に予めリードロープを挿通させておき、該リードロープの先端に設けたリードキャップにケーブルの端部を嵌着し、リードロープの案内によってケーブルをインデックス孔に誘導させるようにしたものである。
【0004】
また、前記▲2▼の従来例においても、前記▲1▼の従来例と同様の外套管ヘビーチューブ及びパイロットワイヤーが使用され、該パイロットワイヤーを予め定着ブロックの貫通孔に挿通して外套管ヘビーチューブ内に配設しておき、そのパイロットワイヤーの先端に設けられたスリーブ内に磁石を設け、該磁石にケーブルの先端を吸着させて外套管ヘビーチューブ内及び定着ブロックの貫通孔にケーブルを挿通させるようにしたものである。
【0005】
そして、いずれの従来例においても、固定シース内又は外套管ヘビーチューブ内においてケーブルの絞り部を有している。これら絞り部の内径寸法は、例えば外径が15.2mmのPC鋼7本より線を用いた場合に、37本を一条としたPC鋼より線が架設される場合には略150mmであり、73本で略200mmである。そして、アンカーヘッド部におけるPC鋼より線の外接円径は、37本で略220mm、73本で略300mmである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記▲1▼の従来例においては、固定シースとアンカーヘッドとの間に、ソケットが設けられていて、張設されたケーブルが固定シース内において絞られる構成になっており、特に外周部に位置するケーブルは、その挿通方向が屈曲するようになり、ケーブルの挿通空間が更に狭めらている。
【0007】
また、前記▲2▼の従来例においても、外套管ヘビーチューブの内部に設けられたトランペット管によって、張設されるケーブルが定着ブロックの手前で屈曲し、絞られる構成になっている。
【0008】
いずれの従来例においても、予め配設したリードロープ又はパイロットワイヤーによって、張設される多数本のケーブルを順次ガイドしてインデックス孔又は定着ブロックの貫通孔に挿通するものであるが、絞り部の存在によってケーブルが屈曲すること、及びケーブルの挿通本数が最終本数に近くなると、先に挿通したケーブルによって絞り部の空間が狭くなっていること、更には絞り部から固定シース又は外套管ヘビーチューブの開口部まで相当な間隔があることにより、ケーブル同士が交差する事態がしばしば生じていた。
【0009】
このようなケーブル同士の交差があると、架設後においてケーブル間で擦れ現象が生じ、その擦れ部分でケーブルが疲労破断すると言う重大な問題点を有している。
【0010】
従って、前記従来例においては、定着部側におけるケーブルが交差しないで適正に挿通されることに解決しなければならない課題を有している。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記従来例の課題を解決する具体的手段として本発明は、ケーブルが定着される支柱又は橋桁の定着部を、外筒管と絞り部を有しない保護管とで構成し、該保護管の一端部に所定数の貫通孔を有する定着ブロックを配設すると共に他端部に前記貫通孔と対応する挿通孔を有する止水機構を設けた構成とし、これら対応する貫通孔と挿通孔とに夫々所定長さで且つ一端にケーブルの連結部を有するリードワイヤーを挿通させた後に、前記保護管を前記外筒管の一端部から挿着して取り付け、該外筒管の他端部において交差防止治具を用い、挿通されている各リードワイヤーの端部を前記定着ブロックの貫通孔の位置関係に従って支持することにより各リードワイヤーを平行状態に維持して支持させ、各リードワイヤー毎にケーブルを連結させて挿通させることを特徴とするケーブルの架設方法を提供するものであり、前記止水機構がケーブルの直線状態を保つためのスペーサーと止水を遂行するための弾性体とからなること;及び前記交差防止治具には、複数枚の板材の隣接位置に円弧状の切欠部からなる丸孔を形成したこと;を含むものである。
【0012】
【作用】
保護管に絞り部がないこと、及び予め保護管にリードワイヤーを適正な状態で配設した後に、外筒管に挿着するようにし、外筒管においてはその他端部で交差防止治具を使用して、各リードワイヤーを平行状態に維持して支持するようにし、各リードワイヤーで対応するケーブルを1本づつ個々に引き出すようにしたことにより、各ケーブルが保護管から外筒管および交差防止治具に渡って、全てが適性に且つ平行状態を維持して挿通されることで、定着部において多数本のケーブルが挿通されても交差することがなくなるのである。
【0013】
【実施例】
次に、本発明を図示の実施例に基づき更に詳しく説明する。図1は斜張橋を略示的に示したものであり、斜張橋は、橋桁1に対して支柱2が上部に所定長さ突出した状態で形成され、その橋桁1と支柱2間に複数条の斜材3が両側に緊張配設され、橋桁1が斜材3を介して支柱2で支持されるようになっている。
【0014】
本発明は、このような斜張橋における斜材3の緊張定着の際に、ケーブルが交差しないように架設する方法に関するものであり、架設される一条の斜材3は多数本のケーブルから構成されている。このケーブルは例えばPC鋼より線であり、その両端部は橋桁1と支柱2とにおいて夫々適宜の定着体で同様の定着手段により固定されるものである。
【0015】
図2に本発明の方法に使用される交差防止治具4を示してある。この交差防止治具4は、一条の斜材3が例えば19本のPC鋼より線、即ちケーブルで構成されている場合に使用されるものである。
【0016】
この交差防止治具4は、コ字状に形成されたフレーム材5と、該フレーム材に着脱自在に装備される複数枚の板材6とから構成されている。フレーム材5は例えばチャンネル材で形成され、その内側に沿って溝7を有する、所謂断面がコ字状を呈するものである。
【0017】
板材6は、所定の幅及び厚さを有し、その両端部が前記フレーム材5の溝7に案内されて複数枚が隣接状態に配設されるようになっている。そして、各板材6の隣接位置、即ち、板材6の長手方向に沿って片側又は両側に円弧状の切欠部8a,8bが所定の間隔及び配列をもって形成され、隣接同士の板材6に設けられたこれら切欠部が、一致したところで丸孔8が形成される。この丸孔8は一条の斜材3を構成する個々のケーブルが挿通できる大きさになっている。
【0018】
図示の実施例においては、19本のケーブルが挿通できるものであるため、例えば7枚の板材6を使用して、19個の丸孔8を形成させたものであり、これら丸孔8はケーブルの端部が固定される定着ブロック等に設けられた貫通孔に、その配列又は座標が略対応するようにしてある。
【0019】
ケーブルが挿通される丸孔8は、複数枚の板材6を組み合わせることにより、一条の斜材3を構成するケーブルの本数に対応させることができるのである。そして、板材6で形成される丸孔8は、ケーブルの本数に対応させることが好ましいが、2〜3個程度多くても使用可能である。この場合の使用に際しては、できるだけ上下の端部に位置する丸孔を残すようにして使用した方が良い。
【0020】
尚、図中の符号9はストッパー板であり、適宜の係止手段9aによりフレーム材5に着脱自在に係止され、板材6が抜け出さないように支持している。また、10は吊垂紐であり、適宜の位置に吊垂して保持することができるようにしてある。そして、必要があれば前記各丸孔に対して定着ブロック等の定着順位を表示する、所謂インデックス番号等を付すこともできる。
【0021】
このように構成された本発明の交差防止治具4は、例えば図3に示したように使用される。この場合に、斜張橋の支柱2に斜材3を張設固定するために、予め支柱2には、貫通孔を設けて外筒管11が配設されており、該外筒管11の定着端部側に定着板12と、支持部材13及び定着ブロック14とが取り付けられている。
【0022】
そして、定着ブロック14には、一条の斜材3を構成するケーブルの本数に対応する貫通孔14aが設けられている。また、外筒管11の内側には、前記支持部材13に支持された保護管15が配設され、該保護管15は前記外筒管11の1/2以下の長さであり、その自由端部側に止水機構16が設けられている。
【0023】
この止水機構16は、例えばスペーサー17とゴム等の弾性材18とから構成され、夫々に定着ブロック14に設けられている貫通孔14aに対応した挿通孔16aが設けられている。
【0024】
交差防止治具4は、前記外筒管11の定着ブロック14とは反対側の開口端部側に配設して使用される。即ち、斜材3が張設される前にリードロープ又はリードワイヤー19を配設する必要があり、そのリードワイヤー19を適正な状態に支持するために使用するのである。
【0025】
つまり、リードワイヤー19は、一条の斜材3を構成する多数本のケーブルが適正な状態で挿通され且つ適正な位置関係(配列と座標)に基づいて定着させるために必要なものであり、予め定着ブロック14に設けられている貫通孔14aから止水機構16の挿通孔16aを通し、外筒管11の自由端部まで挿通させて引き出しておく必要がある。
【0026】
ここで使用されるリードワイヤー19は、一端にケーブルの端部が接続又は連結される連結部20を有し、多端に把持部21を有するものであり、外筒管11の長さに対応して中間部のワイヤーの長さを変えるだけで、種々の長さの外筒管11に対応させることができる。
【0027】
予め配設されたリードワイヤー19は、一方の端部の連結部20が定着ブロック14から所定長さ突出して位置しており、その突出状態を維持するために、例えばピン又はクリップ22等を用いて仮止めしておく。そして、他方の端部の把持部21は交差防止治具4に設けてある丸孔8の一つに挿通し支持される。
【0028】
リードワイヤー19の配設に当たっては、外筒管11に対して保護管15を取り付ける前に、保護管15における止水機構16の各挿通孔16aに、夫々リードワイヤー19を予め挿通しておき、これらリードワイヤー19の連結部20側を定着ブロック14の貫通孔14aに夫々挿通させ、所定長さ突出させた状態でピン又はクリップ22により仮固定し、支持部材13に対して定着ブロック14を例えばボルト23等により固定する。
【0029】
この場合に、保護管15を取り付ける前であるから、地上での作業で目視によりリードワイヤー19が、止水機構16の挿通孔16aと定着ブロック14の貫通孔14aとに適性な状態、即ち多数本挿通させたリードワイヤー19が、止水機構16と定着ブロック14との間で、交差することなく略平行に挿通しているかどうかを確認することができ、その確認後に保護管15を外筒管11内に装着して支持部材13を定着板12にボルト24等により固定する。
【0030】
この場合に、保護管15及び定着ブロック14に対してリードワイヤー19が正確にセットされたことを確認後に、各リードワイヤー19の把持部21に固定ブロック14の貫通孔14aの配列又は座標に従った番号等を付した後に、外筒管11内に挿着して取り付ける方が良い。
【0031】
そして、リードワイヤー19の把持部21側が、外筒管11の他方の端部から取り出され、その他方の端部において交差防止治具4の丸孔8に支持させる。この場合に、保護管15以降においてリードワイヤー19自体が交差しているかどうかを確認しながら丸孔8に支持させなければならない。
【0032】
そのために、外筒管11の他端部において取り出されている多数本のリードワイヤー19は、その把持部21に付した配列又は座標の番号等に順じて、1本1本交差していないことを目視により確認しながら丸孔8に挿通支持させる。
【0033】
この挿通支持作業は、交差防止治具4の下段側から順次行うようにした方が良い。例えば、まず下段の二枚の板材6だけをフレーム5に嵌めて下段の三つの丸孔8だけを形成しておき、両側のフレーム5間の空いている部分から外筒管11の他端部を覗き込み、リードワイヤー19の所定の把持部21を持って、他のリードワイヤーと交差していないかどうか、及び止水機構16の挿通孔16a及び定着ブロック14の貫通孔14aを透視して適正な状態にあるか否かを確認しながら、下段の3本のリードワイヤー19を対応する丸孔8に挿通支持させる。
【0034】
次に、三枚目の板材6をフレーム5に嵌め込み、二列目の丸孔8を形成し、前記同様に外筒管11の他端部側から内部を覗き込んで、二列目の丸孔8に挿通支持されるリードワイヤー19が他のリードワイヤーと交差していないかどうかを確認しながら、その把持部21を対応する丸孔8に挿通支持させるのである。
【0035】
このような作業を繰り返しながら、順次上段の板材6をフレーム5に嵌め込み各列の丸孔8に、夫々対応するリードワイヤー19の把持部21が適正な状態で支持され、定着ブロック14の貫通孔14aから止水機構16の挿通孔16aを介し交差防止治具4に至る全てのリードワイヤー19が平行状態を維持して挿通されるようになるのである。
【0036】
特に、定着ブロック14から止水機構16に至るリードワイヤー19は、予め外部において目視により挿通されているので、保護管15内においては適正な状態に挿通されており、保護管15以降から外筒管11の他端部に至る間において交差しないように維持されれば良いのであり、交差防止治具4に挿通支持させる作業は容易に行える。
【0037】
このように交差防止治具4を使用してリードワイヤー19を配設しておき、ケーブルを架設する段階で、例えば定着ブロック14側から一条の斜材3を構成する多数本のケーブルの内、1本づつのケーブル3aの端部を対応するリードワイヤー19の連結部20に連結させ、その連結されたリードワイヤー19のピン又はクリップ22を外してから、交差防止治具4側において把持部21を持って引き出すことにより、ケーブル3aが定着ブロック14の貫通孔14aから止水機構16の挿通孔16aを通し、交差防止治具4の丸孔8から引き出される。
【0038】
この作業を各リードワイヤー19毎に行うことで、全ての貫通孔14a、挿通孔16a及び丸孔8にケーブル3aが挿通され、しかもこれら挿通されたケーブル3aは、定着ブロック14と交差防止治具4との間において全く交差することなく平行に配設される。
【0039】
そして、ケーブル3aの後端側は、一般的に行っている楔材を用いて定着ブロック14の貫通孔14aに定着固定され、交差防止治具4から取り出された各ケーブル3aの先端側は、他方の定着部、即ち、橋桁側の定着部において前記と同様の作業を行って定着固定される。
【0040】
この場合には、橋桁1側の定着部が前述した支柱2の定着部とは逆方向を向いているので、リードワイヤー19の向きが前記とは逆であり、交差防止治具4側にリードワイヤー19の連結部20が位置し、定着ブロック14側に把持部21が位置するように予め挿通しておき、交差防止治具4側においてピン又はクリップ22で仮固定しておく。
【0041】
従って、支柱2側から引き出されたケーブル3aの端部は、橋桁1側においては、交差防止治具4側から挿通されるようになるのであり、前記作業とは逆に、交差防止治具4の丸孔8に挿通してある対応するリードワイヤー19の連結部20にケーブル3aの端部を連結させ、定着ブロック14側においてそのリードワイヤー19の把持部21を引き出し、定着ブロック14の貫通孔14aに挿通させて各ケーブル3aを架設するのである。
【0042】
そして、支柱2と橋桁1間におけるケーブル3aの張設状態は、目視によって交差しているか否かが確認でき、全てのケーブル3aを張設した後において、前記交差防止治具4が取り外される。この場合には、前記とは逆に係止手段9aを外し、ストッパー9及び板材6からフレーム5を抜き取ることにより、各段の板材6は簡単に取り外せるのである。
【0043】
最終的には、一条の斜材3を構成する各ケーブル3aをバランス良く仕上げ緊張させた後に、外筒管11の開口部側端部近傍、即ち交差防止治具4が配設されていた位置近傍において、ケーブル3aを所定の径に絞り込み、その絞り込み部を外筒管11内にずらして位置させ、外筒管11の開口部を適宜材料で塞ぐと共に、絞られたケーブル3aの外周面に保護カバー等を被着させてケーブルの架設が終了する。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るケーブルの架設方法は、ケーブルが定着される支柱又は橋桁の定着部を、外筒管と絞り部を有しない保護管とで構成し、該保護管の一端部に所定数の貫通孔を有する定着ブロックを配設すると共に他端部に前記貫通孔と対応する挿通孔を有する止水機構を設けた構成とし、これら対応する貫通孔と挿通孔とに夫々所定長さで且つ一端にケーブルの連結部を有するリードワイヤーを挿通させた後に、前記保護管を前記外筒管の一端部から挿着して取り付け、該外筒管の他端部において交差防止治具を用い、挿通されている各リードワイヤーの端部を前記定着ブロックの貫通孔の位置関係に従って支持することにより各リードワイヤーを平行状態に維持して支持させ、各リードワイヤー毎にケーブルを連結させて挿通させるようにしたことにより、架設される多数本のケーブルが定着端部側において、定着ブロックの貫通孔から交差することなく平行に位置するようになり、従来交差によって生じていた、擦れ現象による疲労破断が解消されると言う優れた効果を奏する。
【0045】
また、保護管に設けた前記止水機構がケーブルの直線状態を保つためのスペーサーと止水を遂行するための弾性体とから構成されていることによって、架設されたケーブルの定着部側が防水状態に維持され、長期に渡っても定着のための裸線部が錆びないと言う優れた効果を奏する。
【0046】
更に、前記交差防止治具には、複数枚の板材の隣接位置に円弧状の切欠部からなる丸孔を形成したことによって、リードワイヤーの挿通作業が容易であると共に、リードワイヤーによって引き出されたケーブルを交差しないように確実に維持できると言う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るケーブルの架設方法が適用できる斜張橋の一部を略示的に示した側面図である。
【図2】本発明に係るケーブルの架設方法に使用される交差防止治具の正面図である。
【図3】本発明に係るケーブルの架設方法を説明するための、ケーブルの定着部の要部のみの略示的に示した断面図である。
【符号の説明】
1 橋桁
2 支柱
3 斜材
3a ケーブル
4 交差防止治具
5 フレーム
6 板材
7 溝
8 丸孔
8a,8b 切欠部
9 ストッパー
9a 係止手段
10 吊垂紐
11 外筒管
12 定着板
13 支持部材
14 定着ブロック
14a 貫通孔
15 保護管
16 止水機構
16a 挿通孔
17 スペーサー
18 弾性材
19 リードワイヤー
20 連結部
21 把持部
22 ピン又はクリップ
23,24 ボルト
Claims (5)
- ケーブルが定着される支柱又は橋桁の定着部を、外筒管と絞り部を有しない保護管とで構成し、該保護管の一端部に所定数の貫通孔を有する定着ブロックを配設すると共に他端部に前記貫通孔と対応する挿通孔を有する止水機構を設けた構成とし、これら対応する貫通孔と挿通孔とに夫々所定長さで且つ一端にケーブルの連結部を有するリードワイヤーを挿通させた後に、前記保護管を前記外筒管の一端部から挿着して取り付け、該外筒管の他端部において交差防止治具を用い、挿通されている各リードワイヤーの端部を前記定着ブロックの貫通孔の位置関係に従って支持することにより各リードワイヤーを平行状態に維持して支持させ、各リードワイヤー毎にケーブルを連結させて挿通させることを特徴とするケーブルの架設方法。
- 止水機構がケーブルの直線状態を保つためのスペーサーと止水を遂行するための弾性体とからなる請求項1に記載のケーブルの架設方法。
- 交差防止治具には、複数枚の板材の隣接位置に円弧状の切欠部からなる丸孔を形成した請求項1に記載のケーブルの架設方法。
- 保護管に挿通させたリードワイヤーは、その一端が仮止めされている請求項1に記載のケーブルの架設方法。
- ケーブルがPC鋼より線である請求項1、2、3又は4に記載のケーブルの架設方法。
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