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JP3565779B2 - 壁面作業用ゴンドラ - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、ビル等の建物の屋上から昇降装置で懸垂支持されて壁面に沿って昇降移動して、壁面の洗浄や塗装、又は壁面補修などの壁面作業を行うための壁面作業用ゴンドラに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
高層ビルや比較的階数の多いビルは、その壁面への作業を屋上から懸垂支持したゴンドラによって行うのが一般的である。この壁面作業としては、壁面に長年にわたり付着した汚れの洗浄や、壁面の再塗装、又は壁面に生じた亀裂や表面材の剥離の補修等がある。
【0003】
このような、洗浄や塗装等においては、洗浄水や塗液を高圧で噴射させる作業方法が用いられていることが多かった。しかし、このような作業方法を行った場合、噴射液である洗浄液や塗液が、壁面に当って作業場所以外の近辺に飛散したりすることは避け難いことであった。
【0004】
また、壁面洗浄の場合では、単に洗浄水を高圧で噴射するだけでは汚れを効率よく落とすことはできないため、ゴンドラ内部の作業者が壁面に対し適当な道具にて適度なブラッシングを行ったりしていたが、このブラッシングはゴンドラ外部への洗浄液の飛散をさらに助長していた。
【0005】
そのため、上述したような洗浄液の飛散は、その付近の建物や存在物を汚したりして、近隣迷惑の原因となっていた。特に、ゴンドラが高い位置にあるときは、この悪影響が広い範囲にわたり、多くの苦情の原因ともなっていた。これらの悪影響を防止するため、予め建物の壁面全体をネットなどで覆っておくことが行われているが、この事前作業は建物壁面処理にかかる全体の費用と工期において、多くの負担となっていた。
【0006】
そこで、これら問題点を解決するべく、本出願人は、特願平8−225554号(平成8年8月27日出願、特開平10−68221号、平成10年3月10日公開)において、ゴンドラ筐体の開放側の両側部縁辺及び底部縁辺に、壁面に接し得る長さの多数の植毛が形成された植毛帯を各辺長に沿って設けて、飛散防止手段とすることを特徴とした発明を提案している。
【0007】
しかしながら、上記先行出願にかかる発明は、所期の目的を十分達成しているが、なお課題が残っていた。
すなわち、強い噴射水や飛散水が植毛帯に当った場合や、横風や作業反動などの揺れにより、植毛帯の壁面への接触度合いに差が生じ、時には植毛先端が壁面から離隔して、飛散水が漏出してしまう場合があった。
【0008】
【目的】
そこで、本願発明はかかる課題に着目してなされたもので、ゴンドラの開放縁部の両側及び底部に、より改良した飛散防止手段を設けることにより、ゴンドラ外側への飛散水の漏出をより完全に阻止すること目的とした新規な壁面作業用ゴンドラを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本願発明の壁面作業用ゴンドラは、建物の屋上に設置された昇降装置に懸垂支持され、壁面に沿って昇降移動する壁面作業用のゴンドラにおいて、少なくとも一人の人間が作業できる程度の空間を有し、壁面(W)側に開放させた箱状の筐体(2)を形成し、該筐体(2)の開放側の両側部縁辺(20)及び底部縁辺(21)に、壁面(W)に接し得る長さの多数の植毛(41、51)が形成された植毛帯(40、50)を各辺長に沿って設けると共に、各植毛(41、51)の太さ寸法を筐体(2)の外側ほど細く形成し、かつ外側ほど密に植設したことを特徴としている。
【0010】
また、筐体(2)の開放側の側部縁辺(20)両側部に、壁面(W)に当接して転動する無限軌道の転動手段(6)を設けたことや、筐体(2)の底部に、集水手段(23)と排水手段(24)を設置したことを特徴としている。
【0011】
さらに、筐体(2)の開放側の側部縁辺(20)に設けられた植毛帯(40)の取り付けにおいて、筐体(2)の側部縁辺(20)に配置した側板(4)を介して植毛帯(40)を取り付けると共に、この側板(4)を着脱可能に、及び(又は)筐体(2)内に収納可能としたことを特徴としている。
【0012】
さらにまた、筐体(2)の開放側の底部縁辺(21)に設けられた植毛帯(50)の取り付けにおいて、底部縁辺(21)の略全辺に渡って筐体(2)側に下降傾斜させて配置した回収板(5)を介して植毛帯(50)を取り付けると共に、この回収板(5)を着脱可能に、及び(又は)筐体(2)内に収納可能としたことを特徴としている。
【0013】
加えて、筐体(2)への回収板(5)の取り付けにおいて、回収板(5)を複数個で構成し、隣接する回収板(5)の植毛帯(50)の配置を上下に変位させると共に隣接する植毛帯(50)の端部どうしを接触重複させて配置したことを特徴としている。
【0014】
なお、上記の特許請求の範囲及び課題を解決するための手段の欄で記載した括弧付き符号は、発明の構成の理解を容易にするため参考として図面符号を付記したもので、この図面上の形態に限定するものでないことはもちろんである。
【0015】
【作用】
上記構成により、壁面に当った噴射液飛沫は、両側部縁辺及び底部縁辺に設けられた植毛帯によって洗浄液の飛散水の漏出がより確実に遮られ、ゴンドラ外部への飛散が防止される。これは、植毛帯の植毛が外側ほど植毛の太さ寸法が細く密に植えられているため、植毛間の間隔が小さくなって漏出水の流れ道が断たれると共に、毛細管現象により漏出水を植毛間に吸い上げる機能をより効果的に発揮させることとなるからである。
【0016】
上記作用と同時に、底部縁辺の回収板の植毛帯は、壁面と当接して移動することにより、壁面を伝わって流れてきた洗浄液等を吸収して回収板から筐体内へ導入すると共に、ゴンドラの両側部縁辺に設置した側板の植毛帯から落下してきた洗浄液等も回収する。
【0017】
この回収された洗浄液等は、筐体の底部に設置した集水手段及び排水手段によって筐体外に飛散すること無く排出されることとなる。
【0018】
また、筐体の両側面に取り付けられた転動手段は、壁面に当接してゴンドラの移動を円滑にする作用を有する。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本願発明の具体的実施例を図面に基づき詳細を説明する。
図1は本実施形態のゴンドラの全体外観を示す一部切欠き斜視図であり、図2は本実施形態の側板を示す組立て斜視図であり、図3は本実施形態の植毛帯を拡大して示す斜視図であり、図4は本実施形態の回収板を一部切欠いて示す組立て斜視図であり、図5は本実施形態のゴンドラの壁面での作業状態を示す縦断面図であり、図6は本実施形態のゴンドラの作業時における洗浄液等の流れの状態を示す説明図である。
【0020】
図示する2は、ゴンドラ1の主要骨格を示す筐体であり、壁面W側が略全面に渡って開放され、それ以外の面が塞がれた箱状に形成されてなるものである。その内部は1人の作業員Hが作業できる程度の空間が確保されている。筐体2の両側面板の壁面側端面には、弾性材(例えば、ゴム材、可撓性樹脂材等。)からなる所定長さの緩衝体20aを設置している。なお、必要により、側面板や背面板にのぞき窓程度の開口または透明窓を形成してもよい。
【0021】
また、筐体2には、上面及び下面に配置された支持部材30と、その両端部を上下に連結する連結部材31とから構成される保持枠3が取り付けられている。この保持枠3の上部には、2本の支持ワイヤー32が取り付けられ、その支持ワイヤー32の上端は屋上に配置された昇降装置(図示省略。)に連結している。これにより、ゴンドラ1は昇降装置の起動操作に従って、壁面Wに沿って昇降移動することになる。
【0022】
さらに、筐体2内の底部側には、水を通過させるための多数の通孔22aを形成した床板22を取り付けている。また、床板22の下側には、傾斜した集水板23を配置し、その略中央部には排水口24を形成して、地面まで延びる排水ダクト24aを取り付けている。
【0023】
筐体2の開放側に面した両側の側部縁辺20、20には、それぞれ所定長さの側板4を取り付け、これを介して多数の植毛41を重畳に植設させてなる植毛帯40を取り付けている。
【0024】
この側板4は、図2に示すように、筐体2の連結体25に側板4の連結凸部43を挿入して位置決め及び固定することにより着脱自在に構成している。また、この側板4はヒンジ42により開放側に延出する側(以下「回動側」とする。)が、筐体2の内側方向に回動自在としている(矢印a)。なお、本実施形態例では、側板4筐体2の片側に2個配置する構成としているが、上記連結及び回動手段に限定するものではなく、側板4を筐体2内に収納可能な機能であれば別形態の機械要素を採用してもよい。
【0025】
次に、側板4の植毛帯40は、側板4の回動側端面に配設しており、植毛41それぞれは壁面Wにある程度の撓みをもって接することができる程度の弾力性及び耐水性を有する。また、図3に示すように、太さ寸法を筐体2の外側ほど細く形成し、かつ外側ほど密になるように植設している。また、その密度は、側方から当たった噴射水を遮ることができる程度に間隔や幅を設定している
【0026】
筐体2の底部縁辺21には、底部縁辺21の略全辺に渡って回収板5を、ヒンジ55で壁面W側に延びた片持状に支持している。そして、図4に示すように、このヒンジ55をもって回動させることにより、筐体2内側方向に収納可能としている(矢印b)。また、該回収板5も側板4と同様の構成を採っており、筐体2の連結体25と回収板5の連結凸部56によって着脱自在としている。
【0027】
該回収板5には、複数個の通水穴54aを有する当接板54を取り付け、この当接板54に植毛帯50を取り付けている。この植毛帯50の植毛51自体は、前記側板4の植毛41と同様の材質であり、その配置も筐体2の外側ほど細くかつ密としているものである。しかし、この植毛帯50の取り付け構造は、上記側板4の植毛帯40の場合とは異なり、植毛帯50の幹部側を挟持板52にて挟持又は結束して保持するようにし、幹部側の端面を開放状態にしている。この構造を採ることにより、植毛51間の隙間を伝わってきた回収水は、開放された端面から当接板54の通水穴54aへ導かれることになる。
【0028】
また、回収板5の植毛帯50の下側には、該植毛帯50を下から覆うように、弾性板53(例えば、ゴム、可撓性樹脂材等。)を設置している。この弾性板53の先端辺は、植毛帯40の壁面Wへの接触にしたがって壁面Wと接触し、その先端面には壁面へ馴染み易くするための処理を施している。
【0029】
ゴンドラ1の両側面の壁面W側には、壁面Wに接して転動する転動手段としての無限軌道6をそれぞれ取り付けている。この無限軌道6は、壁面Wに沿った両側の外側面にそれぞれ配置した2個の車輪60と、背面側(反壁面側)で軸支持した1個のテンションプーリ61とで略三角形を構成し、それぞれフリーな状態(回転自在)で取付られている。2個の車輪60とテンションプーリ61には、Vベルト62が掛け渡されており、壁面Wに対向するVベルト62の外周面が、ゴンドラ1の縁辺より壁面W側へ露出した状態、かつ側部縁辺の植毛帯40の植毛先端41aよりは前方に露出しない状態で配置している。なお、上記構成の無限軌道6の他に、筐体2の両側縁辺に複数個の車輪60を配列するようにしてもよく、また図面では無限軌道6をゴンドラ1の側面の外側に配置しているが、この他に内側に配置するようにしてもよい。
【0030】
図示する7は筐体2の下方開放付近に幅方向に掛け渡すようにして取り付けた安全帯7であり、作業員Hの転落を防止できる程度の太さと取付位置で、適宜の数本(本実施例では3本)を、適宜の間隔で取り付けている。なお、図面上はこの安全帯7に丸棒を用いているが、これに限らず帯状の板材でもよい。
【0031】
【本実施形態の作用】
以上のように構成した本実施形態のゴンドラ1は、昇降装置により壁面Wに沿って昇降し、作業場所に移動する。
【0032】
そして、洗浄液、塗装液等を使用する作業する場合には、先ず、ゴンドラの側部縁辺20に側板4を取り付け、適宜筐体2の内側方向(収納方向)に回動させて固定する。その植毛帯40の植毛先端41aは壁面Wに対してある程度撓んだ状態で付勢保持される。このときの付勢力は、側板4の回動量に依るため、洗浄又は塗装の作業形態及び使用する液状体の物性を考慮して適宜に調製する。これにより洗浄液等の飛散をより確実に防止する。
【0033】
次いで、回収板5を床板22に連結体25を介して取り付け、筐体2の内側方向(収納、又は上側方向)に回動させて固定する。これにより、回収板5は壁面Wへ倒れ掛かった状態(傾倒状態)で保持される共に、その重さが加わってその植毛帯50は付勢力をもつて壁面Wへ当接して保持されることになる。また、弾性板53も同様に、付勢力をもって壁面Wへ傾倒して接触した状態となる。回収板5は、ヒンジ55による片持ピン支持であるため、回収板5の回動量の如何により、植毛帯50及び弾性板53の壁面Wへの接触付勢力を調節するものであるが、現実的には回収板5への踏み込み圧を適宜調節することにより行う。また、ゴンドラ1の上昇時には、ヒンジ55で回動させて回収板5をゴンドラ1内に収納して、植毛先端51aの壁面Wとの引っ掛かりを回避している。
【0034】
上述した側板4、回収板5の筐体2への取り付け設定が完了した時点で、壁面Wの洗浄・補修・塗装等の作業を開始する。そして、ゴンドラ1を降下又は上昇毎に、上述した壁面Wへの植毛帯40、50の設置作業を繰り返しながら、壁面W全体への洗浄・補修・塗装等の作業を行う。なお、ゴンドラ1の両側に配設した無限軌道6の機動により、壁面Wに沿った円滑な移動が可能となる。
【0035】
次に、上記作業中の洗浄液等の作用を説明する。
洗浄液の噴射による横方向への飛散沫は、側板4の植毛帯40に当って遮断されて植毛帯40内で液滴となり、また壁面Wに沿った横方向の流れも毛細管現象により植毛先端41aから吸水され、植毛帯40内を伝わって下方に流れて下端部から落下することとなる。
【0036】
この側板4の植毛帯40内を流下する回収液は、回収板5の植毛帯50に伝わって筐体2内に導かれ、当接板54の通水穴54aから床板22の通孔22aを通り(矢印c)、集水板23で集められて排水口24から排水ダクト24aを介してゴンドラ1外に排水されることとなる。また、回収板5の植毛帯50から漏れた回収液は弾性板53によって確実に回収される(矢印d)。
【0037】
【他の実施形態の可能性】
本願発明の植毛帯40、50は、上述したように、各植毛41、51の太さ寸法を筐体2の外側ほど細く形成してかつ外側ほど密に植設しているが、さらに以下のように変更することも可能である。
【0038】
すなわち、植毛帯40、50のより外側に配置する細い植毛41、51を、内側の太い植毛41、51と材質を変えてより弾力性があるものや、細い植毛41、51を長くするようにしてもよい。かかる構成により、外側の細い植毛41、51は壁面Wの凹凸に対して倣い性及び密着性が向上し、内側の植毛41、51から漏出してきた回収液を、外側の植毛41、51で確実に阻止することができる。
【0039】
また、回収板5は上述したように筐体2の底部縁辺21の略全辺に渡る長さでも良いが、筐体2の幅寸法を増加させた場合(例えば実施形態例の2倍等にする場合。)にはその組立性や取扱性を向上させるため、または壁面Wに大きな突出物がある場合にはそれを回避するため、回収板5を複数個に分割するようにしてもよい。その場合は、図7に示すように、洗浄液等の回収漏れを無くすため、隣接する回収板5同士を上下方向に差を設けて回動させると共に、植毛帯50及び弾性板53を一定量ラップ(重ね合わせ)させるようにしてもよい。
【0040】
さらに、筐体2の底部の排水においては、図8に示すように、集水板23を省略し、排水口24を底板の一方側に偏らせて集水するようにしてもよい。この場合の筐体2外への洗浄液等の排水は、洗浄作業終了後に2本の支持ワイヤーを操作してゴンドラ1自体を安全な範囲で若干傾けるようにすればよい(矢印e)。
【0041】
【効果】
本願発明は上記のように構成されているため、以下に列挙する効果を奏する。筐体の側面縁辺に略全辺に渡って植毛帯を設けているため、ゴンドラ内で壁面洗浄として又は塗装作業として通常用いられる高圧液噴射を行っても、その噴射液飛沫は植毛帯で遮られるため、ゴンドラの外部への飛散や漏出をより確実に阻止することができる。そのため、事前作業としての飛散防止ネットの施工を必要せず、工期の短縮と施工費の軽減を図ることができる。
【0042】
底部縁辺の回収板に植毛帯を設けることにより、噴射液飛沫の飛散防止の他に、洗浄液等が壁面を伝わってゴンドラ外の下側へ流れて行くことを阻止し、植毛帯を伝わらせて洗浄液等のほとんどをゴンドラ内へ回収することができる。さらに、側板の植毛帯を伝わって流れてきた回収液は、その下方に配置された回収板の植毛帯で受け、これをゴンドラ内へ取り込むことができる。
【0043】
植毛帯が多数の弾力性、可撓性のある植毛で形成しているため、壁面の僅かな段差やタイル目地の中まで入り込ませることが可能で、より効果的な飛沫の阻止を行うことができる。
【0044】
側部縁辺の側板及び底部縁辺の回収板は、回動可能及び着脱自在に支持されているため、筐体内に回動または取りは外すことにより、ゴンドラ移動時の植毛帯の接触を回避させることが可能で、その移動を円滑に行うことができる。これにより、洗浄水等を使用しない作業にも有効にゴンドラを利用可能となる。
【0045】
ゴンドラ内に回収された洗浄液等は、作業が終わるまでゴンドラ内に溜め置くことも可能であるが、通孔が形成された床板と集水板、及び排水ダクトを介して地上に回収することもできる。
【0046】
以上のように、本願発明によって、洗浄水や塗装液の飛散防止はもちろんのこと、洗浄後の汚水をもほぼ完全に回収することができるため、建物の作業場所以外の部分を汚すことなく各種作業を行うことができる顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のゴンドラの全体外観を示す一部切欠き斜視図である。
【図2】本実施形態の側板を示す組立て斜視図である。
【図3】本実施形態の植毛帯を拡大して示す斜視図である。
【図4】本実施形態の回収板を一部切欠いて示す組立て斜視図である。
【図5】本実施形態のゴンドラの壁面での作業状態を示す縦断面図である。
【図6】本実施形態のゴンドラの作業時における洗浄液等の流れを示す説明図である。
【図7】他の実施形態の回収板を示す斜視図である。
【図8】他の実施形態の排水口配置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ゴンドラ
2 筐体
20 側部縁辺
20a 緩衝体
21 底部縁辺
22 床板
22a 通孔
23 集水板
24 排水口
24a 排水ダクト
25 連結体
3 保持枠
30 支持部材
31 連結部材
32 支持ワイヤー
4 側板
40 植毛帯
41 植毛
41a 植毛先端
42 ヒンジ
43 連結凸部
5 回収板
50 植毛帯
51 植毛
51a 植毛先端
52 挟持板
53 弾性板
54 当接板
54a 通水穴
55 ヒンジ
56 連結凸部
6 無限軌道
60 車輪
61 テンションプーリ
62 Vベルト
7 安全帯
H 作業員
W 壁面

Claims (3)

  1. 建物の屋上に設置された昇降装置に懸垂支持され、壁面に沿って昇降移動する壁面作業用のゴンドラにおいて、
    少なくとも一人の人間が作業できる程度の空間を有し、壁面(W)側に開放させた箱状の筐体(2)を形成し、
    該筐体(2)の開放側の両側部縁辺(20)に側板(4)を介して植毛帯(40)を取り付けると共にこの側板(4)を筐体(2)の内側へ収納可能とし、及び底部縁辺(21)の略全辺に渡って筐体(2)側に下降傾斜させて配置した回収板(5)を介して植毛帯(50)を取り付けると共にこの回収板(5)を筐体(2)の内側へ収納可能とし、
    各植毛(41、51)の太さ寸法を筐体(2)の外側ほど細く形成し、かつ外側ほど密に植設したことを特徴とする壁面作業用ゴンドラ。
  2. 各植毛(41、51)の太さ寸法を筐体(2)の外側ほど細く形成する場合において、外側の植毛の材質を内側より弾力性のあるもの、及び外側の植毛の長さを内側より長くしたことを特徴とする請求項1記載の壁面作業用ゴンドラ。
  3. 筐体(2)への回収板(5)の取り付けにおいて、
    回収板(5)を複数個で構成し、隣接する回収板(5)の植毛帯(50)の配置を上下に変位させると共に隣接する植毛帯(50)の端部どうしを接触重複させて配置したことを特徴とする請求項1、又は2記載の壁面作業用ゴンドラ。
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