JP3570733B2 - 仮想位相フレーム・インタライン転送ccd画像センサ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、全体的にいえば、仮想位相フレーム・インタライン転送CCD画像センサに関する。
【0002】
【従来の技術および問題点】
本発明の背景が、CCD画像装置を例として取り上げて説明される。しかし、この説明は、本発明がこのCCD画像装置に限定されることを意味するものではない。
【0003】
従来、この分野では、周知の技術に従って構成されるCCD画像装置は、多数個のセルのマトリックスを有する。これらのセルのおのおのは、可視光線(または他の波長の光線)に応答し、そしてこれらのセルに入射する光線の強度に基づいて多数個の電子を発生する。その後、マトリックスの各セルの中に集められた電子は出力に移動し、そして逐次に並べられて、画像の一部分に対応するアナログ信号を生ずる。次に、このアナログ信号が増幅され、そしてCRTまたは他の形式の表示装置に再び送ることができる、または、例えば、ビデオテープ・レコーダにより記録することができる。
【0004】
CCD画像装置は、典型的には、ビデオ・カメラに、および可視画像を対応する電気信号に変換する変換器として機能する他の形式の画像処理装置に、利用される。このような用途に適合するCCD画像装置は、本出願人名で受付けられ、そして本出願と同じ譲渡人に譲渡された、米国特許第4,229,752号に詳細に開示されている。この米国特許の内容は、本出願に参考資料として取り込まれている。物体から反射された光は、CCD集積回路のシリコン材料の中で、電気画像に変換される。CCD画像装置は、典型的には、数千個の個別シリコン・セルのマトリックスを有する。これらのシリコン・セルに、物体から反射された光が入射する。反射された光の特性を表す光子が、シリコン・セルに入射し、そして光の強度に対応する数の電子・ホール対を発生する。したがって、強い強度を有する光線の場合、弱い強度を有する光線の場合よりも、より多数個の電子・ホール対を発生するであろう。CCDアレイのセルのおのおのは、それらに隣接するセルから分離され、したがって、セルの中に発生した電子はそれぞれのセルに付随したままで止まる。このようにして、物体の画像を表す電気画像が捕獲される。シリコンCCD画像装置の基板には、電子・ホール対のホールを除去するようにバイアスが加えられ、それにより、これらの捕獲された電子が物体の画像を表す電荷として残留する。
【0005】
図1は、CCDセルを分離する典型的な分離体を示す。この分離体はホウ素拡散体10を有する。ホウ素拡散体10は、セル間の横方向分離を得るために、およびキャリアがP+形仮想ゲート領域16からP形基板14に流れる経路を備えるように、埋め込みチャンネル12を貫いて広がり、かつ、基板14に接触する。チャンネル阻止体10が仮想位相CCD画像装置の中で基板14にまで達するということが要請される結果、分離構造体では、多量の画像センサ表面領域が必要となる。それは、チャンネル阻止拡散体は、垂直方向に広がると共に、横方向にも広がるからである。したがって、このような深い分離注入体を備えることは、集積度を大きくするという努力に対して、またはチップ当りのCCDセルの数を増大する(すなわち、分解能を大きくする)という努力に対して、逆の効果を与える。
【0006】
前記説明から、隣接するセルの間で適切な横方向分離が得られ、かつまた、仮想ゲート電極から基板へ電荷キャリアを転送する経路を備え、一方、最少量のセル表面領域を占有する、CCD画像センサに対するチャンネル阻止体分離方式が必要であるという要請の存在することが分かる。
【0007】
【問題点を解決するための手段】
高集積度の仮想位相CCD画像センサに対する必要性が存在することが分かった。本発明の目的は、これらの要請を満たす仮想位相CCD画像センサを得ることである。
【0008】
一般的にいえば、および本発明の1つの方式では、画像センサの上に配置された導電体によって多数キャリアが仮想ゲートに供給され、および仮想ゲートと導電体のおのおのが導電性チャンネル阻止体領域と接触する、仮想位相画像センサが開示される。
【0009】
本発明のまた別の形式では、第1導電形の半導体基板と、前記基板の上に配置された第2導電形の埋め込みチャンネルと、前記埋め込みチャンネルの上に配置された第1導電形の仮想ゲートと、前記仮想ゲートの表面から前記埋め込みチャンネルの中に広がる第2導電形の少なくとも1つのチャンネル阻止体領域と、前記少なくとも1つのチャンネル阻止体の表面に接触する少なくとも1つの導電体とを有し、前記基板と前記仮想ゲートとの間に多数キャリアを供給するために前記導電体が前記基板にまた接触している、仮想位相画像センサが開示される。
【0010】
本発明のさらに別の形式では、第1クロックド・ゲート電極と、前記第1クロックド・ゲート電極の下の半導体層の中に配置された第1クロックド障壁領域と、前記第1クロックド・ゲート電極の下の半導体層の中に配置されかつ前記第1クロックド障壁に隣接する第1クロックド・ウエル領域と、前記第1クロックド・ウエル領域に隣接する仮想障壁領域と、前記半導体層の上に配置された第2クロックド・ゲート電極と、前記第2クロックド・ゲート電極の下の半導体層の中に配置されかつ前記仮想障壁領域に隣接する第2クロックド障壁領域と、前記第2クロックド・ゲート電極の下の半導体層の中に配置されかつ前記第2クロックド障壁領域に隣接する第2クロックド・ウエル領域とを有し、それにより、第1高レベル・バイアスが前記第1クロックド・ゲート電極に加えられる間電荷が前記第1クロックド・ウエル領域に蓄積され、および第2高レベル・バイアスが前記第2クロックド・ゲート電極に加えられかつ前記第1高レベル・バイアスが前記第1クロックド・ゲート電極から取り去られる時前記電荷が前記第2クロックド・ウエル領域に転送される、デュアル・ゲート仮想位相電荷結合装置(CCD)が開示される。
【0011】
本発明のなおさらに別の形式では、少なくとも1つの画像アレイ・コラムと少なくとも1つのメモリ・レジスタ・コラムとの間に配置された少なくとも1つのアンチブルーミング・ドレイン構造体を有する、フレーム転送電荷結合装置(CCD)画像センサが開示される。前記少なくとも1つのアンチブルーミング・ドレイン構造体のおのおのは、半導体層の中に配置されかつ前記少なくとも1つの画像アレイ・コラムに隣接する第1仮想障壁領域と、前記半導体層の中に配置されかつ前記仮想障壁領域と前記少なくとも1つのメモリ・レジスタ・コラムとに隣接する仮想ウエル領域と、ドレイン領域の中へ電荷を流し込むために前記半導体層の中に配置された前記ドレイン領域と、前記仮想ウエル領域と前記ドレイン領域との間の前記半導体層の中に配置された第2仮想障壁とを有し、それにより、前記少なくとも1つのメモリ・レジスタ・コラムの中への電荷の流れが妨害される時前記仮想ウエル領域の中の電荷が前記ドレイン領域へ溢れて流出する。
【0012】
本発明のまた別の形式では、仮想位相画像センシング・アレイの上に配置された仮想ゲートに多数キャリアが供給される前記仮想位相画像センシング・アレイと、導電性チャンネル阻止体領域とおのおのが接触する前記導電体および前記仮想ゲートと、フィールド・メモリと、画像センシング・アレイと前記フィールド・メモリとの間に結合された複数個のアンチブルーミング・ドレインと、前記フィールド・メモリに結合されかつ並列入力およびシリアル出力および並列出力を有するシリアル・レジスタと、前記シリアル・レジスタの前記並列出力に結合された電荷クリアリング・ドレインとを有する、フレーム・インタライン転送(FIT)電荷結合装置(CCD)画像センサが開示される。
【0013】
本発明のさらにまた別の形式では、第1導電形の半導体基板を作成する段階と、前記基板の中に第2導電形の埋め込みチャンネル領域を作成する段階と、前記埋め込みチャンネル領域の表面に第1導電形の仮想ゲートを作成する段階と、前記仮想ゲートの中に第1導電形の少なくとも1つのチャンネル阻止体領域を注入する段階であって前記少なくとも1つのチャンネル阻止体領域が前記埋め込みチャンネルに接触している前記少なくとも1つのチャンネル阻止体を注入する段階と、前記少なくとも1つのチャンネル阻止体の上側表面におよび前記基板に付加的に結合した少なくとも1つの導電性接触体を作成する段階とを有する、仮想位相画像センサの製造法が開示される。
【0014】
本発明のまた別の形式では、第1導電形の半導体基板を作成する段階と、第2導電形の埋め込みチャンネル領域を作成する段階と、前記埋め込みチャンネル領域の上にゲート絶縁体層を作成する段階と、前記ゲート絶縁体層の上に少なくとも1つの導電性ゲート領域を選択的に作成する段階と、前記少なくとも1つの導電性ゲートの端部の一部分がマスキング層パターンによって露出されるように前記少なくとも1つの導電性ゲートと前記ゲート絶縁体との上に前記マスキング層を沈着する段階およびパターンに作成する段階と、前記マスキング層パターンにより露出された領域内の前記埋め込みチャンネルの中に前記第1導電形の少なくとも1つのチャンネル阻止体領域を注入する段階とを有し、それにより、前記少なくとも1つのチャンネル阻止体領域の少なくとも1つの側辺が前記少なくとも1つの導電性ゲートの側辺部分と自己整合している、仮想位相画像センサの製造法が開示される。
【0015】
本発明の1つの利点は、CCD画像センサ・アレイのさらに高密度の集積化が可能であることである。
【0016】
【実施例】
本発明の前記特徴および他の特徴は、添付図面を参照しての下記説明により明らかになるであろう。添付図面において、同等な素子には同等な番号が付されている。
【0017】
本発明の好ましい実施例の第1製造法が、図2a−図2cに示されている。これらの図面のいずれにおいても、構造体の特定の特徴を強調するために、寸法が拡大または縮小されて示されている。
【0018】
図2aにおいて、基板20は、例えば、P形不純物が約1×1015−5×1015原子/cm3 の濃度に添加されたシリコンで作成することができる。基板20の上に、N形埋込みチャンネル層22が作成される。N形埋込みチャンネル層22は、約1×1016原子/cm3 の濃度に不純物添加されたシリコンでまた作成することができる。これらの層の作成には、当業者には周知の複数個の方法のいずれかにより、例えば、1回の不純物拡散、またはエピタクシャル金属有機物化学蒸気沈着(MOCVD)、などのような方法で作成することができる。次に、埋込み層22の上に、層24が作成される。層24は、後で、CCDセルの仮想ゲートになる層である。仮想ゲート層24はP+形になるように、1×1017−8×1017原子/cm3 の濃度に不純物が添加される。P+形仮想ゲート24のイオン注入が行われる前に、このウエハの上にゲート酸化物層26が成長される。ゲート酸化物層26は、それを光エネルギが透過するように、作成される。次に、このウエハの上にフォトレジスト層28が沈着され、そしてそれがパターンに作成されて、チャンネル阻止体領域の位置が定められる。フォトレジスト層28の開口部を通して、ホウ素イオンが1×1018−8×1018原子/cm3 の濃度にまでイオン注入が行われ、浅いP+形チャンネル阻止領域30が作成される。次に、フォトレジスト層28がウエハから除去され、そして第2のフォトレジスト層(図示されていない)が沈着され、そしてそれがパターンに作成されて、チャンネル阻止体領域30に対する接触体穴の位置が定められる。次に、緩衝されたHF酸エッチング剤を用いて、フォトレジストにより露出されたすべての領域内の酸化物層26の部分が、チャンネル阻止体領域30に達するまで除去される。このエッチング工程の後、フォトレジストがウエハから除去され、その結果、図2bの構造体が得られる。
【0019】
図2cにおいて、ウエハの全表面の上にアルミニューム接触体金属層32が沈着され、それにより、ゲート酸化物層26の中の開口部を通して、チャンネル阻止体領域30との接触体が得られる。また別のフォトレジスト層(図示されていない)がウエハの上に沈着され、そしてそれがパターンに作成されて、導電的接触体だけを残すように被覆される。次に、適切なエッチング工程を用いて露出された金属体32がエッチングされ、その後、レジストが除去され、それにより、図2cの構造体の最終的頂部バス32が作成される。頂部バス32は、図に概略的に示されているように、この装置の周辺部において基板20と接触を行う。
【0020】
図2dはまた別の構造体の図面である。この構造体では、装置の埋込みチャンネルは一連のパターンに作成されたN形イオン注入体34によって作成され、そしてこれらのイオン注入体は、図2aの装置の埋め込みチャンネル22と同じ処理位置に作成される。
【0021】
本発明の好ましい第1実施例では、P+形チャンネル阻止体領域30は、N形埋め込みチャンネル22を貫通して基板20に達することはない。このため、チャンネル阻止体領域30は、先行技術による設計で従来可能であったよりはさらに浅くすることができ、したがって、さらに細くすることができる。このことにより、画像センサ表面領域の中でチャンネル阻止体領域に使用される領域が小さくなり、したがって、より多数個の受光位置ウエルを配置することが可能である(すなわち、より大きな感度が可能である)、または同じ寸法の受光位置の場合、さらに高密度に集積されたアレイが可能になる(すなわち、より小さなダイ寸法が可能になる)。
【0022】
P+形チャンネル阻止体領域30の不純物添加は2つの基準を満たさなければならない。第1の基準は、不純物添加量が、下のN形埋め込みチャンネル22の電位分布を変えるのに十分な程度にのみ大きいことが必要であり、したがって、隣接するウエルの間に良好な横方向分離が得られる程度に大きいことが必要である、ことである。第2の基準は、不純物添加量が、頂部バス32と良好なオーム接触を行うように十分に大きいことがまた必要である、ことである。当業者にはすぐに分かるように、頂部バス32は、アルミニューム、タングステン、タングステン・ケイ化物などのような、妥当な導電体材料で作成することができる。必要なことは、仮想ゲート電極にホールを供給できることだけである。
【0023】
現在ある多くの画像センサ装置設計では、セルの上側表面の上に既に金属が存在し、この金属を転換して、チャンネル阻止体に対する頂部バスとして用いることができる。例えば、標準的なインタライン・アーキテクチャでは、チャンネルの上の所定の位置に金属の光遮蔽体が既に存在する。標準的なフレーム転送アーキテクチャでは、装置のメモリ部分の上の所定の位置に、金属の光遮蔽体が存在する。この時、これらのアーキテクチャのいずれでも、チャンネル阻止体に対し頂部バスを用いることは、それは装置の特性を少しも劣化させる原因とはならないことはすぐに分かる。フレーム転送画像センシング領域では、量子効率はいくらか小さくなるであろうが、しかし、さらによい画素分離が得られるであろう。このことはカラーを検出する応用の場合に利点を有する。すなわち、カラーを検出する応用の場合には、カラー・クロストークが実質的になくなり、したがって、有益な見返りである。
【0024】
図2eは、サブミクロン寸法に対し、部分的に自己整合したチャンネル阻止体を用いることができる、前記工程を変更した工程による好ましい第2実施例の図である。チャンネル阻止体30の1つの側面はポリシリコン・ゲート56(ゲート56は図3で説明される)の端部と自己整合しているから、約1ミクロンの最小パターン分解能を有するフォトレジスト36を用いて、約0.5ミクロンの幅を有するチャンネル阻止体30を定めることができる。このことは、フォトレジスト・パターンの横方向配置精度が0.25ミクロンの程度であるという事実によるものである。ポリシリコン・ゲート56の端部とフォトレジスト36のパターンの開口部とを重ねることにより、チャンネル阻止体30を最小の寸法にできるだけでなく、またゲート56の端部と完全に整合させることができる。領域30の実際の作成は、図2aで説明された通りである。
【0025】
図3は、本発明の好ましい第1実施例を取り込んだ、フレーム・インタライン転送(FIT)CCD画像センサ・アレイ38の画像センシング領域38の一部分の平面図である。受光位置領域40は、P+形仮想ゲート電極42と同時に作成された、P+形領域である。受光位置40は、3つの側辺上でP+形チャンネル阻止体領域30により分離される。これらのチャンネル阻止体領域はまた、仮想ゲート42および光遮蔽体44と導電性接触を行う。チャンネル阻止体30の各部分は、好ましい第2実施例の部分整合法によって製造することができる。光遮蔽体44は、受光位置40に対する領域以外の大部分の画像センシング領域38を被覆し、そして領域46の中のチャンネル阻止体領域30と導電的に接触する。チャンネル阻止体領域30と隣接していない受光位置40の1つの側辺は、クロックド転送障壁48に隣接する。垂直CCDチャンネルのクロックド部分は、クロックド障壁50と、第1クロックド・ウエル52と、第2クロックド・ウエル54とを有する。クロックド転送障壁48の上にある、クロックド障壁50と、第1クロックド・ウエル52と、第2クロックド・ウエル54は、ポリシリコン・クロックド・ゲートである。これらのクロックド・ゲートは、垂直CCDチャンネルの下に、位相1クロックド・ゲート56と位相2クロックド・ゲート57との間で交代して、対で作成される。2個の位相クロックド・ゲート56および57の動作は、下記で説明される。第1クロックド・ウエル52および第2クロックド・ウエル54は、2つのイオン注入体を用いて作成される。約1×1017−8×1017原子/cm3 の濃度まで不純物添加される第1注入体は、最大可能なウエル容量を達成するために、最大可能な領域(両方のクロックド・ウエルの全領域)を覆う。約2×1017原子/cm3 だけ付加して不純物添加される第2注入体は、第2クロックド・ウエル54の領域を定め、そして高い電荷転送効率(CTE)を達成するために、実質的に楔形の形状にされる。この楔形の形状の第2クロックド・ウエル54は、垂直電荷転送速度を助ける適切な横方向電界を生ずる。図3の装置38の作成は、当業者には周知である多数の標準的半導体処理技術の内のいずれかを用いて、実行することができる。この画像センシング領域38の動作は、下記で説明される。
【0026】
図4は、図3の画像センシング領域38の線A−A′に沿っての横断面図である。一方、図5、は同じ横断面図の対応するチャンネル電位図である。電荷は、予め定められた蓄積時間の間、受光位置40に蓄積され、およびチャンネル阻止体30とクロックド転送障壁48とによって、受光位置40に捕獲される。
予め定められた蓄積時間の後、位相1クロックド・ゲート56に高レベルのバイアスを加えることにより、蓄積された電荷が垂直CCDチャンネルに移動する。このことにより、図5のこれらの領域の中の点線によって示されているように、クロックド転送障壁48と、第1クロックド・ウエル52と、第2クロックド・ウエル54との下の領域のチャンネル電位が増大する。(選定された横断面位置のために、図5のチャンネル電位図において、CCDチャンネルの位相1における第1クロックド・ウエル52は見えない。)受光位置40にそれまでに捕獲された電荷は、最大チャンネル電位の領域に引き寄せられる、すなわち、位相1の第2クロックド・ウエル54に引き寄せられる。この時点で、電荷はチャンネルをさらに下に移動することはできない。それは、仮想ゲート障壁42の下のチャンネル電位が低いからである。次に、位相1クロックド・ゲート56が低電位にされる。このことにより、位相1クロックド・ゲート56の下のチャンネルの電位分布が、図5の実線にまで低下する。ほぼ同時に、位相2クロックド・ゲート57が高電位にされる。このことにより、位相2クロックド・ゲート57の下のチャンネル電位が、図5の点線にまで増大する。差し引き正味の結果は、電荷が、仮想ゲート障壁42を越え、位相2クロックド障壁50と、位相2第1クロックド・ウエル52とを通り、そして最後に位相2第2クロックド・ウエル54の中に流れることができることである。また別の仮想ゲート障壁42により、電荷が、位相2第2クロックド・ウエル54からチャンネルの中をさらに移動することが阻止される。垂直CCDチャンネルの全経路にわたって電荷が転送されるまで、前記サイクルが繰り返される。当業者にはすぐに分かるように、位相1クロックおよび位相2クロックは、必ずしも50%のデューティ・サイクルを有しないけれども、実質的に反対の位相を有する重なったパルスである。
【0027】
図3の画像センシング領域38は、CCDレジスタの上に配置された光遮蔽体44の形式において、本発明の好ましい第1実施例を取り込んでいる。光遮蔽体44は、CCDチャンネルからの入射光を阻止する役割と、相互接続体領域46を通して、仮想ゲート42にホールを供給する基板バスとしての役割と、の2重の役割を果たす。したがって、例として示された仮想位相FITアーキテクチャは、1個の金属層だけを必要とする。このことは、このセンサの最終的コストを小さくする上で、いくつかの重要な処理上の利点の1つである。図3のアーキテクチャで注意すべきまた別の重要な特徴は、ポリシリコン・ゲート56およびポリシリコン・ゲート57は、仮想ウエルを有しない仮想障壁42によってのみ分離されることである。第3の重要な特徴は、第2クロックド・ウエル54注入体の設計である。この領域の傾斜した側辺により、垂直電荷転送速度を増大させる、したがって、電荷転送効率(CTE)を増大させる、横方向電界が生ずる。
【0028】
CCD画像センサに本発明を用いる時、複雑になる程度を小さくするためにおよび量子効率を大きくするために、アンチブルーミング保護は各セルには組み込まれなく、むしろ、各垂直CCDチャンネルのベースに組み込まれる。典型的なアンチブルーミング装置の平面図が図6の60で全体的に示されている。図6には、センサの画像センシング領域38と画像フィールド・メモリとの間の、インタフェース領域が示されている。画像メモリ領域は、画像センシング領域38でインタフェースされる。画像センシング領域38は、その中に組み込まれた、ゲート作用を受けるN+形ドレインを有する、特別のセルを用る。このドレイン・セルにより、もしメモリ・クロックド・ゲート84が高レベルにバイアスされるならば、電荷がこのメモリの中に流れ込むことができる。もしメモリ・クロックド・ゲート84が低レベルにバイアスされるならば、画像領域38から流れ出る電荷は、自動的に、N+ドレイン領域62の中へ溢れて流出するであろう。したがって、垂直CCDコラムの全体に対し、このセルは横方向流出ドレインとしての役割を果たす。電荷蓄積時間(すべての水平ブランキング時間)の間、垂直CCDは複数個のパルスによりクロックされ、それにより、チャンネルの中の電荷が、画像領域とメモリ領域との間のインタフェースの仮想ウエル領域82の中に転送される。この時間の間、メモリ・ゲート84は負にバイアスされ、それにより、信号電荷はメモリ画素に入ることができない。1個のメモリ画素は、クロックド障壁86と、クロックド・ウエル88と、仮想障壁90と、仮想ウエル92とで形成される。画素のおのおのは、チャンネル阻止体30によって、水平方向に分離される。これらのチャンネル阻止体は、本発明の好ましい第1実施例に詳細に示されたように、光遮蔽体44(図示されていない)に導電的に接続される。このメモリ画素は、本出願人と同じ出願人名で受付けられ、かつ、同じ譲渡人に譲渡された米国特許第4,229,752号に開示されているように、標準的仮想位相CCDの方式に従って(下記で説明されるように2つの小さな例外を有して)動作する。この米国特許の内容は、本出願に参考資料として取り込まれている。電荷は仮想ウエル82の中に蓄積し、そして仮想障壁61から溢れてドレイン62の中に流れ出る。それは、仮想ウエル82のウエル容量が、蓄積ウエル88の容量よりも小さいからである。メモリ動作に対する通常の電荷輸送の期間中は、電荷が、垂直CCDチャンネルから仮想ウエル82を通ってメモリの中へ、仮想ウエル82の中に蓄積せずに流れるように、したがって、ドレイン62の中への電荷の溢れがないように、メモリ・ゲート84がバイアスされる。溢れた電荷を受光位置40から流出ドレイン62に転送するために、垂直CCDコラムを周期的にクロックすることだけが必要である。このことは、水平ブランキング期間の各々の時間間隔内に、好都合に行うことができる。
【0029】
図7は、図6の線A−A′に沿っての横断面での相対チャンネル不純物添加を示す。この横断面に対する対応するチャンネル電位図が、このメモリ・セルの標準的仮想位相クロッキングを示す図8に示されている。
【0030】
図9は、図6の線A−A″に沿っての横断面での、相対チャンネル不純物添加およびドレイン構造体62を示す。この横断面に対する対応するチャンネル電位図が、完全に満たされた仮想ウエル82からドレイン62へ溢れて流出する電荷を示す図10に示されている。
【0031】
前記のように、メモリ画素の形状は、2つの小さな変更はあるけれども、従来の仮想位相CCDセルによく似ている。第1の相違点は、仮想領域90および92とクロックド領域86および88の中の、埋め込みチャンネル電荷蓄積密度に関するものである。電荷蓄積密度が最適化され、かつ、各領域に対して異なる。このことは、クロックド・ウエル88と仮想ウエル92に対する領域の区別の指定に必要である。
【0032】
第2の相違点は、本発明の好ましい第1実施例で説明されたように、仮想ゲートに対する基板バスに関するものである。前記で説明されたように、従来の仮想位相CCDでは、仮想ゲート16は、先行技術の図1に示されたように、チャンネル阻止体10を通して、装置の基板14に接続される。このことは、P+形不純物を大量に添加し、その後、拡散段階または焼鈍段階を行うことにより、チャンネル阻止領域10の注入が実行されることによって達成される。けれども、この方式に付随する問題点は、高濃度のP+形不純物および深い注入は大きな横方向拡散を引き起こし、このことはまた、好ましくない程に多量の貴重な画素領域を取り込んでしまう。図6に説明されたP+形チャンネル阻止体30は、先行技術によるチャンネル阻止体よりも大幅に細く、および先行技術による装置よりも画素領域を犠牲にしない。また、いまの場合、P+形拡散体の深さは遙かに浅く、そして実際、埋め込みチャンネル22に侵入しない。したがって、P+形チャンネル阻止体30は画素領域の中のP形基板20に直接に接続されることはない。添加不純物濃度とその深さが最適化され、それにより、水平方向に画素が分離されるのに十分な電位障壁が得られ、そしてホールの基板20への直接の経路が形成されない。P+形領域30は画素領域において基板20に接続されないから、なにか他の手段により、仮想ゲート42へのアース接続を得ることが必要である。このことは、頂部金属バス44により達成される。この頂部金属バス44は、いまの場合また、装置の画素領域38におけるのと同じメモリ光遮蔽体としての2重の役割を果たす。
【0033】
図11の平面図において、高速クリーニング・ゲートおよびドレインを有するメモリ・シリアル・レジスタ画素構造体が、94で全体的に示されている。この装置のこの領域のレイアウトはほぼ従来のものと同じであるが、仮想ゲートのための頂部バスを備えることが必要であることにより要請される、小さな変更点がある。ここで注意すべき1つの重要な特徴は、2次元電荷転送を助けるための周辺電界を生ずるために、楔形ウエル88および92が再び用いられることである。頂部金属バスに対するこの要請は、設計上なんら複雑さをもたらすことはなく、そして本発明の好ましい第1実施例を用いて、さらに複雑な多重レジスタ構造体さえ可能である。クロックド・ゲート・バス96は、領域100の中のシリアル・レジスタ・ポリシリコン・ゲート98に接続される。仮想ゲート・バス102は、領域46を通して、仮想ゲート領域へのアース接続を有する。クリアリング・ゲート104は、領域108を通して、クリアリング・ゲート・バス106に接続される。クリアリング・ドレインは109で示される。動作の際、クリアリング・ゲート104が低レベルである時、ウエル92aからウエル88bへの電荷の垂直の転送は可能でなく、したがって、シリアル・レジスタ・ゲート98の隣接するチャンネルの領域92aから領域88aへ、右から左へ水平に電荷が転送される。このように、メモリ画素から並行してシリアル・レジスタに入る電荷は、左へ逐次にアレイの外へ転送される。けれども、もしクリアリング・ゲート104が高レベルにバイアスされる時、ウエル92aの中の電荷はウエル88bの中に転送され、それから、電荷クリアリング・ドレイン109の中に直ちに転送される。この動作モードでは、メモリ画素の垂直CCDチャンネルは、電荷をクリアリング・ドレイン109に転送することによって、高速にクリアすることができる。
【0034】
小さな画素寸法を有する画素センサの場合、CCDチャンネル添加不純物分布の最適化が必要である。シリアル・レジスタまたはメモリに用いられたような典型的な仮想位相CCDセルは、2個の主要な領域、すなわち、クロックド・ゲート領域および仮想ゲート領域を有する。これらの2個の領域では、添加不純物分布が大幅に異なる。したがって、それらを最適化するには、異なる方法を用いなければならない。
【0035】
クロックド位相の電荷蓄積密度を増大するために、埋め込みチャンネルの添加不純物濃度を増大すること、チャンネル不純物をシリコン・二酸化シリコン界面の近くに配置すること、およびゲート酸化物の厚さを小さくすること、が重要である。この方法に対する限定条件は、シリコンまたは二酸化シリコンの中の最大可能な電界強度と、完全ウエル状態の中のチャンネル電位と表面電位との間に要求される最小電位障壁である。界面に対する不適切な電位障壁は、表面状態捕獲体での電荷捕獲を生じ、したがって、CTEの劣化を生ずるであろう。
【0036】
一方、仮想位相領域はもう少し複雑な構造を有し、最適化には付加的制約がある。仮想ゲート領域のP+形不純物添加はできるだけ浅いことが好ましい。このことは、用いられる添加不純物の物理的性質と、後での処理工程中に行われる必要な熱処理とによって決定される。それ以上小さくすることができない必要なP+形不純物添加量によって決定される、最小接合深さが存在する。この領域の中のチャンネル電荷蓄積密度は、埋め込みチャンネル不純物添加と仮想ゲートに対する不純物距離とに再び依存する。制限は再び、シリコン内の最大許容電界強度である。
【0037】
従来の仮想位相装置が有している1つの困難な問題点は、クロックド・ゲートと仮想ゲート領域との間の界面における電位分布であった。これらの領域の中の埋め込みチャンネルの深さが異なることにより、P+形ゲートの2次元効果によって、もし対応策が取られないならば、これらの界面に寄生電位ウエルが形成されることがよくある。このことが図12に示されている。この問題点は、埋め込みチャンネルに対し適切な添加不純物分布を用いることにより、完全になくすることができることが、実験的におよび2次元の数値計算により分かっている。本発明の装置に用いられる埋め込みチャンネルは、2つの異なる不純物分布によって作成される。第1の不純物分布は低濃度を有し、かつ、堆積領域の内部に深く広がっている。一方、第2の不純物分布は高濃度を有し、かつ、シリコン表面の近くに分布する。不純物分布の中の多量に不純物が添加された部分により、必要な高電荷蓄積密度が得られ、一方、体積領域の内部に広がった低濃度の添加不純物分布部分により、ゲートが負にクロックされる時、電位最大点が表面の近くから体積領域の内部深くへ移動する。埋め込みチャンネル添加不純物がこの分布を有することにより、電荷は画素から画素へさらに複雑な方法で転送される。電荷は先ず、表面近傍の領域から体積領域の内部の深い領域へ流れ、そして次に、仮想ゲート領域の中へ横方向に流れる。いまの場合、強い横方向周辺電界を有する寄生電位ウエルがなく、1つの領域から他の領域への滑らかな電位の遷移があり、このことは、CTEを大幅に改良する。
【0038】
画像アレイの画素寸法が小さければ小さい程、ますます装置の感度が低下し、したがって、受光位置ウエルに蓄積する電荷は少なくなる。画像アレイ特性に及ぼすこの好ましくない効果の影響をできるだけ小さくするために、背景雑音を改良すること、および、アレイから一群の電荷を受け取りそしてそれを電流に変換する、電荷変換増幅器の感度を改良することが必要である。
【0039】
図13は、110で全体的に示された従来の電荷検出ノードの横断面図、および対応するチャンネル電位図である。電荷検出ノード110は、仮想位相CCDと共に典型的に用いられる従来のゲート作用を受ける不動拡散構造体であり、および電荷検出ノード110は外部的に駆動されるリセット・ゲート112を有する。基準電圧発生器114は、検出ノード110の中のチャンネル電位を自動的に追跡する接合FETトランジスタを用いて、チップの上に組み込まれる。リセット・ゲート112がパルスを受け取る時、基準電圧Vref が検出ノードに加えられ、それが名目レベルにリセットされる。
【0040】
図13には、116で全体的に示された、増幅器回路がまた示されている。この増幅器回路は、その第1段階において、MOSトランジスタ118および120のカスケード構成体を使用する。この方式は、ミラー・フィードバック効果の利点を取り入れることにより、従来の回路のゲートからドレインへの寄生静電容量Cgdを最小にする。したがって、検出ノード110に結果的に生ずるさらに小さな寄生負荷は、電荷変換利得を改良するのに寄与し、およびしたがって、さらに小さな電子等価背景雑音に寄与する。予想される相互に関連する2重サンプリング(CDS)動作に対し最適特性を得るために、結果として生ずる増幅器116の入力静電容量が検出ノード110の静電容量と整合するように、第1段階トランジスタ寸法が選定される。第2段階トランジスタ寸法は、要求される負荷駆動性能のために、および与えられたクロッキング周波数において電力消費を最小にするために、最適化されている。
【0041】
頂部バスFIT装置に対する基本的センサ装置アーキテクチャの概要ブロック線図表示が、図14の130で全体的に示されている。図14には、図3、図6、図11および図13の構造体が取り込まれている。センサ130は、主として、2つの大きなブロック、すなわち、画像センシング領域38と、フィールド・メモリ領域60とを有する。これらのブロックの機能は、前記で詳細に説明された。シリアル・レジスタ150は、フィールド・メモリ60から並行して電荷を受け取り、そしてそれを電荷検出増幅器116に逐次に転送する。
【0042】
好ましい実施例では、画像センシング領域38は、490個のラインを有する。その中の486個のラインは活性であり、そして4個のラインは光遮蔽体によって覆われる。暗ライン131は、フィールド・メモリ60とのインタフェースである、画像センシング領域38の端部に配置される。これは、2つの領域の間の分離を得るためである。各ラインは、合計で684個の画素を有する。その中の668個の画素は活性であり、そして16個の画素は光遮蔽体によって遮蔽される。暗画素は、暗基準領域132の中の画素センシング領域38の右端部に配置される。暗基準領域132の動作は、下記で説明される。画素センシング領域38は、頂部においてドレイン134によって、および端部のおのおのにおいて2個のダミー・コラム(図示されていない)によって、周辺部で発生するキャリアの漏洩に対抗するように保護される。ダミー・コラムは、図6に関連して前記で説明したように、画像センシング領域38とフィールド・メモリ60との間の界面に配置されたアンチブルーミング・ドレイン62の中に、それらの電荷を送る。入力ダイオード136が、画像センシング領域38の頂部端部にまた配置される。入力ダイオード136は、一定量の電荷が最後の暗基準コラムの中に入力されるのを可能にする。この特性は、センサ130の自動検査のために重要である。
【0043】
仮想位相FIT画像センサ130のフィールド・メモリ60は、245個のラインを有し、そしてこれらのラインのおのおのは684個の画素を有する。周辺電荷の漏洩に対抗して保護を行うために、メモリ60の各側辺に、2個のバッファ・コラムが組み込まれる。これらのバッファ・コラムは、画像領域38バッファ・コラムと同じように、アンチブルーミング・ドレイン62の中へ逆方向にクロックされる。
【0044】
メモリ60からの信号は、1個のシリアル・レジスタ150の中へ並行して転送される。このレジスタ150の中の電荷は、増幅器116の中へ逐次に転送される、または、クリアリング・ゲート104を通して電荷クリアリング・ドレイン109の中へ転送される、ことのいずれかが可能である。増幅器116は、メモリ60の端部から必要な距離に広がる付加的な18個のダミー画素140を通して、シリアル・レジスタ150から電荷を受け取る。ダミー画素140は、領域132の中の画像センシング領域の右端部で発生する暗基準信号を記憶するのに用いられ、したがって、電荷クリアリング・ドレイン109とインタフェースの作用を行わない。暗基準信号は、当業者には周知の方式でそれが一旦画像センサ130から離れると、出力信号の信号処理回路の中で利用される。
【0045】
図15は、図14の画像センサ・アーキテクチャのクロッキングに対するタイミング図である。垂直ブランキング時間間隔の間、垂直駆動信号に同期して、図15の中で「レベル1」で示されたパルスが、位相1クロックド・ゲート56に送られる。このレベル1パルスは十分に大きく、それにより、受光位置40からの電荷を、位相1領域の中の垂直CCDチャンネルに転送することができる。レベル1パルスが終了した後、位相1領域の下の受光位置40が、電荷の蓄積を再開する。それから、垂直CCDレジスタの中の電荷は、位相1クロックド・ゲート56の「レベル3」パルスとメモリ・クロックド・ゲート84との連鎖により、メモリの中にクロックされる。これらのパルス列の終端部で、位相1領域の中の受光位置40からの電荷が、メモリ60に完全に転送される。この後、レベル3パルスよりは高いがしかしレベル1パルス程には大きくない一連の「レベル2」パルスが、溢れた電荷をアンチブルーミング・ドレイン62の中に転送するために、位相1クロックド・ゲート56と位相2クロックド・ゲート57とに送られる。垂直ブランキング時間間隔の終端の後、一連の水平ブランキング時間間隔が起こり、この水平ブランキング時間間隔の間、メモリ・ゲート84の1個のパルスがシリアル・レジスタ150の中に並行して電荷を移動させる。それから、シリアル・レジスタ・ゲート98の一連のパルスが、画像センサから逐次に電荷を移動させる。次の垂直ブランキング時間間隔の間、全シーケンスが位相2クロックド・ゲート57で繰り返される。
【0046】
選定された受光位置40から垂直CCDコラムへの電荷の転送は、対応するゲートの振幅を、その名目上の高クロッキング・レベル以上に一時的に増大することにより、達成される。図3の受光位置転送障壁48は垂直転送障壁50よりさらに高い閾値を有し、それにより、電荷が転送障壁48により受光位置40に閉じ込められるのと同時に、電荷が垂直CCDチャンネルをクロック・ダウンすることが可能である。転送パルスが加えられるクロックド・ゲート56および57のいずれかを選定することにより、電荷が転送される受光位置40を選定することが可能である。この柔軟性により、センサ130が複数個の有用なモードで動作することが可能である。
【0047】
1/60秒蓄積時間を有する標準的なTVインタレース動作は、すべての受光位置40からの信号を、各TVフィールドの中の垂直CCDチャンネルの中に転送することによって、達成される。その後、第1TVフィールドの中の位相2クロックド・ゲート57の下の電荷と位相1クロックド・ゲート56の下の電荷とを加算し、および、第2TVフィールドの中の位相1クロックド・ゲート56の下の電荷と位相2クロックド・ゲート57の下の電荷とを加算する。その度に、データの245個のラインのみが生じ、そしてメモリの中に転送される。
【0048】
垂直CCDチャンネルは、標準的2位相CCDと同じような方式で、クロックされる。クロックド・ゲート56および57にそれぞれ加えられるクロックド・パルスφP1およびφP2は、図15に示されているように、重畳するタイミングを有しなければならない。このことは、垂直CCDチャンネルの中に仮想ウエルが存在しないという事実から、および電荷が位相1のクロックド・ウエル54から位相2のクロックド・ウエル54へ転送されるという事実から分かる。仮想障壁42は、近傍のラインのポリシリコン・ゲート56および57を分離するためだけに用いられ、そして電荷を蓄積しない。
【0049】
標準的インタレース動作を変更することにより、前記で説明したように、受光位置40の245個のラインだけからの信号が選定され、そしてメモリ60に転送される、という結果が得られる。この場合、蓄積時間は1/30秒であり、そしてこの動作モードでは、垂直分解能が改良される。けれども、欠点は、カメラの高速移動の期間中、または高速移動する物体の画像において、移動に好ましくない不連続があることである。
【0050】
図14の装置において、電子シャッタの特徴をまた組み込んで実施することができる。この場合には、受光位置転送パルス(レベル1パルス)が、電荷蓄積期間中それらを一定にクリアするために選定された瞬間まで、クロックド位相ゲート56および57の両方に持続的に加えられる。それから、蓄積期間の残りの部分の時間間隔の間だけ、小さな信号が蓄積され、そしてこの蓄積された小さな信号がメモリ60に転送される。活性ビデオ信号との相互干渉を避けるために、水平ブランキング時間間隔の間だけ、クリア・パルスがクロックド・ゲート56および57に送られる。
【0051】
したがって、図14の装置の垂直CCDチャンネルは、多重の目的を果たす。垂直CCDチャンネルは、受光位置40からの溢れた電荷を排出するために、必要な信号をメモリ60に転送するのに用いられ、およびまた、電子シャッタ動作の期間中、電荷クリアリングのためのドレインとして用いられる。けれども、この多重利用は、ゲート56および57のクロッキングに、複雑さを少しもたらす。垂直CCDチャンネルはアンチブルーミング・ドレインとしての役割を果たすから、受光位置40からの正しい信号を転送する前に、残留している電荷を完全にクリアすることが必要である。この期間中、過負荷状態の受光位置40から溢れる電荷の転送を一時的に阻止するまた別の高クロック・レベル・バイアスを、ゲート56および57に対して用いることが必要である。もしこのことが行われないならば、過負荷状態の受光位置40から溢れた電荷は、画像の滲みの原因となる。したがって、垂直CCDチャンネルのクロッキングは、4個の異なるレベルのクロッキング信号を有し、さらに複雑である。メモリ60とシリアル・レジスタ150に対するすべての重要なクロッキング信号の詳細は、図15のタイミング図に示されている。
【0052】
いくつかの好ましい実施例が、前記で詳細に説明された。本発明の範囲には、前記で説明された実施例とは異なるが、なお請求の範囲内に入る実施例が包含されることを理解すべきである。
【0053】
例えば、包含という用語は、本発明の範囲を考察する際、非網羅的として解釈すべきである。
【0054】
内部接続および外部接続は、オーム的接続、静電容量的接続、介在回路を通しての直接接続または間接接続、またはその他の接続であることができる。本発明は、シリコン、ヒ化ガリウム、または他の電子材料群で作成された個別部品または完全な集積回路で、および光学的方式に基づくまたは他の技術的方式に基づく実施例により、実施することができる。
【0055】
本発明は例示された実施例に基づいて説明されたけれども、この説明は、本発明がこれらの実施例に限定されることを意味するものではない。例示された実施例およびその他の実施例を種々に変更した実施例、およびこれらを組み合わせた実施例が可能であることは、前記説明により当業者には明らかであろう。したがって、このような実施例およびこのような変更実施例はすべて、本発明の範囲内に包含されるものである。
【0056】
以上の説明に関して更に以下の項を開示する。
(1) 画像センサの上に配置された導電体により多数キャリアが仮想ゲートに供給され、かつ、前記仮想ゲートおよび前記導電体のおのおのが導電的チャンネル阻止体領域に接触する、仮想位相画像センサ。
【0057】
(2) 第1項に記載された画像センサにおいて、前記導電体がまた光遮蔽体として機能する、前記画像センサ。
【0058】
(3) 第1導電形の半導体基板と、
前記基板の上に配置された第2導電形の埋め込みチャンネルと、
前記埋め込みチャンネルの上に配置された前記第1導電形の仮想ゲートと、
前記仮想ゲートの表面から前記埋め込みチャンネルの中まで広がる前記第2導電形の少なくとも1個のチャンネル阻止領域と、
前記少なくとも1個のチャンネル阻止領域の表面と接触し、かつ、前記基板と前記仮想ゲートとの間に多数キャリアを供給するために前記基板にまた接触する、少なくとも1個の導電体と、
を有する仮想位相画像センサ。
【0059】
(4) 第3項に記載された画像センサにおいて、前記埋め込みチャンネルが連続体でない、前記画像センサ。
【0060】
(5) 第3項に記載された画像センサにおいて、前記埋め込みチャンネルと前記仮想ゲートとの間の界面近傍においておよび前記埋め込みチャンネルと絶縁体層との間の界面近傍において前記埋め込みチャンネルがより大きな添加不純物量を示す不均一添加不純物分布を有する、前記画像センサ。
【0061】
(6) 第3項に記載された画像センサにおいて、前記少なくとも1個の導電体が前記画像センサの周辺において前記基板に接触する、前記画像センサ。
【0062】
(7) 第3項に記載された画像センサにおいて、前記導電体がまた光遮蔽体として機能する、前記画像センサ。
【0063】
(8) 第1クロックド・ゲート電極と、
前記第1クロックド・ゲート電極の下の半導体層の中に配置された第1クロックド障壁領域と、
前記第1クロックド・ゲート電極の下の前記半導体層の中に配置され、かつ、前記第1クロックド障壁に隣接する、第1クロックド・ウエル領域と、
前記第1クロックド・ウエル領域に隣接する前記半導体層の中の仮想障壁領域と、
前記半導体層の中に配置された第2クロックド・ゲート電極と、
前記第2クロックド・ゲート電極の下の前記半導体層の中に配置され、
かつ、前記仮想障壁領域に隣接する、第2クロックド障壁領域と、
前記第2クロックド・ゲート電極の下の前記半導体層の中に配置され、かつ、前記第2クロックド障壁領域に隣接する、第2クロックド・ウエル領域であって、それにより第1高レベル・バイアスが前記第1クロックド・ゲート電極に加えられる間電荷が前記第1クロックド・ウエル領域の中に蓄積され、かつ、第2高レベル・バイアスが前記第2クロックド・ゲート電極に加えられおよび前記第1高レベル・バイアスが前記第1クロックド・ゲート電極から取り除かれる時前記電荷が前記第2クロックド・ウエル領域の中に転送される、前記第2クロックド・ウエル領域と、
を有するデュアル・ゲート仮想位相電荷結合装置(CCD)。
【0064】
(9) 第8項に記載されたCCDにおいて、
前記第1クロックド・ウエル領域が、前記第1クロックド・ウエル領域全体の中に、第1添加不純物注入体と、実質的に楔形の形状を有する第2添加不純物注入体とを有し、前記第2添加不純物注入体が前記第1クロックド・ウエル領域の一部分を占め、
前記第2クロックド・ウエル領域が、前記第2クロックド・ウエル領域全体の中に、第3添加不純物注入体と、実質的に楔形の形状を有する第4添加不純物注入体とを有し、前記第4添加不純物注入体が前記第2クロックド・ウエル領域の一部分を占める、
前記CCD。
【0065】
(10) 第8項に記載されたCCDにおいて、
前記第1クロックド・ゲート電極の下の前記半導体層の中に配置され、かつ、前記第1クロックド・ウエル領域に隣接する、第1クロックド転送障壁と、
前記半導体層の中に配置され、かつ、前記第1クロックド転送障壁に隣接する、第1受光位置と、
前記第2クロックド・ゲート電極の下の前記半導体層の中に配置された第2クロックド転送障壁と、
前記半導体層の中に配置され、かつ、前記第2クロックド転送障壁に隣接する、第2受光位置であって、それにより前記第1クロックド・ゲート電極に加えられた第3高レベル・バイアスによって前記第1受光位置に蓄積された電荷が前記第1クロックド・ウエル領域に流れ、かつ、前記第3高レベル・バイアスの大きさが前記第1高レベル・バイアスの大きさよりも大きく、および、前記第2クロックド・ゲート電極に加えられた第4高レベル・バイアスによって前記第2受光位置に蓄積された電荷が前記第2クロックド・ウエル領域に流れ、かつ、前記第4高レベル・バイアスの大きさが前記第2高レベル・バイアスの大きさよりも大きい、前記第2受光位置と、
をさらに有する、前記CCD。
【0066】
(11) 少なくとも1個の画像アレイ・コラムと少なくとも1個のメモリ・レジスタ・コラムとの間に配置された少なくとも1個のアンチブルーミング・ドレイン構造体を有するフレーム転送電荷結合装置(CCD)画像センサであって、前記少なくとも1個のアンチブルーミング・ドレイン構造体のおのおのが
半導体層の中に配置され、かつ、前記少なくとも1個の画像アレイ・コラムに隣接する、第1仮想障壁領域と、
前記半導体層の中に配置され、かつ、前記仮想障壁領域と前記少なくとも1個のメモリ・レジスタ・コラムとに隣接する、仮想ウエル領域と、
ドレイン領域の中に電荷を流出させるために前記半導体層の中に配置された前記ドレイン領域と、
前記仮想ウエル領域と前記ドレイン領域との間の前記半導体層の中に配置された第2仮想障壁であって、それにより、前記少なくとも1個のメモリ・レジスタ・コラムへの電荷の流れが妨害される時、前記仮想ウエル領域の中の電荷が前記ドレイン領域の中へ溢れて流れる、前記第2仮想障壁と、を有する、前記フレーム転送電荷結合装置(CCD)画像センサ。
【0067】
(12) その上に配置された導電体によって多数キャリアが仮想ゲートに供給され、かつ、前記仮想ゲートおよび前記導電体のおのおのが導電的チャンネル阻止体領域と接触する、仮想位相画像センシング・アレイと、
フィールド・メモリと、
画像センシング・アレイと前記フィールド・メモリとの間に結合された複数個のアンチブルーミング・ドレインと、
前記フィールド・メモリに結合され、かつ、並列入力と、シリアル出力と、並列出力とを有する、シリアル・レジスタと、
前記シリアル・レジスタの前記並列出力に結合された電荷クリアリング・ドレインと、
を有する、フレーム・インタライン転送(FIT)電荷結合装置(CCD)画像センサ。
【0068】
(13) 第12項に記載された画像センサにおいて、前記画像センシング・アレイが
少なくとも1個の暗基準コラムと、
前記複数個のアンチブルーミング・ドレインのインタフェース作用をする前記画像センシング・アレイの端部における少なくとも1個の暗ラインと、
をさらに有する、前記画像センサ。
【0069】
(14) 第12項に記載された画像センサにおいて、前記シリアル・レジスタの前記シリアル出力に動作可能に結合された電荷変換増幅器をさらに有する、前記画像センサ。
【0070】
(15) 第1導電形の半導体基板を作成する段階と、
前記基板の中に第2導電形の埋め込みチャンネル領域を作成する段階と、
前記埋め込みチャンネル領域の表面に前記第1導電形の仮想ゲートを作成する段階と、
前記仮想ゲートの中に、かつ、前記埋め込みチャンネルと接触する、前記第1導電形の少なくとも1個のチャンネル阻止領域を注入する段階と、
前記少なくとも1個のチャンネル阻止体の上側表面に、かつ、前記基板と付加的に結合する、少なくとも1個の導電的接触体を作成する段階と、
を有する、仮想位相画像センサの製造法。
【0071】
(16) 第15項に記載された製造法において、前記埋め込みチャンネル領域が連続体でない、前記製造法。
【0072】
(17) 第15項に記載された製造法において、前記埋め込みチャンネル領域と前記仮想ゲートとの間の界面の近傍でさらに大きな濃度の不純物添加を行う前記埋め込みチャンネル領域の不純物添加段階をさらに有する、前記製造法。
【0073】
(18) 第15項に記載された製造法において、少なくとも1個の導電的接触体を作成する前記段階が前記画像センサの周辺で結合するように前記基板を作成する段階をさらに有する、前記製造法。
【0074】
(19) 第1導電形の半導体基板を作成する段階と、
第2導電形の埋め込みチャンネル領域を作成する段階と、
前記埋め込みチャンネル領域の上にゲート絶縁体層を作成する段階と、
前記絶縁体層の上に少なくとも1個の導電的ゲート領域を選択的に作成する段階と、
前記少なくとも1個の導電的ゲートと前記ゲート絶縁体層との上に前記少なくとも1個の導電的ゲートの端部の一部分が露出するようにマスキング層を沈着する段階およびパターンに作成する段階と、
前記マスキング層パターンによって露出された領域内の前記埋め込みチャンネルの中に前記第1導電形の少なくとも1個のチャンネル阻止領域を注入する段階であって、その際、前記少なくとも1個のチャンネル阻止体領域の少なくとも1つの側辺が前記少なくとも1個の導電的ゲートの端部の前記一部分に自己整合している、前記注入段階と、
を有する、仮想位相画像センサの製造法。
【0075】
(20) 第19項に記載された製造法において、前記少なくとも1個のチャンネル阻止体領域の上側表面に、前記基板に付加的に結合する、少なくとも1個の導電的接触体を作成する段階をさらに有する、前記製造法。
【0076】
(21) 第19項に記載された製造法において、前記埋め込みチャンネル領域が連続体でない、前記製造法。
【0077】
(22) 第19項に記載された製造法において、前記埋め込みチャンネル領域と前記仮想ゲートとの間の界面の近傍でさらに大きな濃度の不純物添加を行う前記埋め込みチャンネル領域の不純物添加段階をさらに有する、前記製造法。
【0078】
(23) 第20項に記載された製造法において、少なくとも1個の導電的接触体を作成する前記段階が前記画像センサの周辺で結合するように前記基板を作成する段階をさらに有する、前記製造法。
【0079】
(24) 第10項に記載されたCCDにおいて、
前記第3高レベル・バイアスおよび前記第4高レベル・バイアスを加える前に、前記第1高レベル・バイアスおよび前記第2高レベル・バイアスを加えることが、前記CCDをクリアするのに効果的であり、
前記第1クロックド・ゲート電極に第5高レベル・バイアスを加えることおよび前記第2クロックド・ゲート電極に第6高レベル・バイアスを加えることが、前記CCDの中の滲み出た電荷をクリアするのに効果的であり、
少なくとも1つの前記第5高レベル・バイアスの代わりに少なくとも1つの前記第3高レベル・バイアスを加えること、および少なくとも1つの前記第6高レベル・バイアスの代わりに少なくとも1つの前記第4高レベル・バイアスを加えることが、前記電荷結合装置に対し可変シャッタ制御として効果的に作用する、前記CCD。
【0080】
(25) 仮想位相画像センサが、全体的におよび本発明の1つの形式において、開示される。画像センサの上に配置された導電体32により、多数キャリアが仮想ゲート24に供給される。仮想ゲート24と導電体32のおのおのは、導電的チャンネル阻止領域30と接触する。
その他の装置、およびその他の方法もまた開示される。
【0081】
注意
(C) 著作権、“M”テキサス・インスツルメンツ・インコーポレイテッド、1991年。この特許書類の開示の一部分は、著作権およびマスク・ワーク保護の下にある資料を含んでいる。著作権およびマスク・ワーク所有権者は、特許および商標局が特許資料または特許記録を公表する時、何人による特許書類または特許開示の複写再生に対し異議はない。しかし、そうでない場合には、あらゆる著作権およびマスク・ワーク権が留保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術によるCCD画像セルの横断面図。
【図2】本発明の好ましい第1実施例および第2実施例の製造段階の横断面図であって、a−eは製造の各段階の横断面図。
【図3】本発明を取り込んだ画像センサの画像センシング領域の一部分の平面図。
【図4】図3の線A−A′に沿っての横断面図。
【図5】図4の横断面に対応するチャンネル電位図。
【図6】本発明を取り込んだ画像センサの画像センシング領域と画像センサ・アレイのメモリ領域との間のインタフェース領域の一部分の平面図。
【図7】図6の線A−A′に沿っての横断面図。
【図8】図7の横断面に対応するチャンネル電位図。
【図9】図6の線A−A′に沿っての横断面図。
【図10】図9の横断面に対応するチャンネル電位図。
【図11】本発明を取り込んだ画像センサ・アレイのメモリ領域とクリアリング・ドレインの一部分の平面図。
【図12】チャンネルの横断面図および対応するチャンネル電位図であって、aは先行技術のチャンネル添加不純物分布の横断面図および対応するチャンネル電位図、bは本発明の画像センサ・アレイの中に用いられるチャンネル添加不純物分布の横断面図および対応するチャンネル電位図。
【図13】本発明の画像センサ・アレイの中の電荷検出ノードの横断面図および対応するチャンネル電位図、および本発明の電荷変換増幅器の概要図。
【図14】本発明を取り込んだ画像センサ・アレイの種々の部分の構成の概要ブロック線図。
【図15】本発明を取り込んだ画像センサ・アレイを動作させるのに必要な種々のクロッキング信号を示すタイミング図。
【符号の説明】
20 半導体基板
22 埋め込みチャンネル層
24 仮想ゲート層
30 チャンネル阻止体領域
32 導電体
Claims (2)
- 第1導電形の半導体基板と、
前記半導体基板の上に配置された第2導電形の埋め込みチャンネルと、
前記埋め込みチャンネルの上に配置された前記第1導電形の仮想ゲートと、
前記仮想ゲートの表面から前記埋め込みチャンネルの中まで広がる前記第1導電形の少なくとも1個のチャンネル阻止領域と、
前記少なくとも1個のチャンネル阻止領域の表面と接触し、かつ、前記仮想ゲートに多数キャリアを供給するために前記基板と付加的に結合をする、少なくとも1個の導電的接触体と、
を有する仮想位相画像センサ。 - 第1導電形の半導体基板を作成する段階と、
前記基板の中に第2導電形の埋め込みチャンネル領域を作成する段階と、
前記埋め込みチャンネル領域の表面に第1導電形の仮想ゲートを作成する段階と、
前記仮想ゲートの中にかつ前記埋め込みチャンネルと接触する、第1導電形の少なくとも1個のチャンネル阻止領域を注入する段階と、
前記少なくとも1個のチャンネル阻止領域の上側表面にかつ前記基板と付加的に結合する、少なくとも1個の導電的接触体を作成する段階と、
を有する、仮想位相画像センサの製造法。
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